JP7560997B2 - トナー及び画像形成方法 - Google Patents
トナー及び画像形成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7560997B2 JP7560997B2 JP2020180037A JP2020180037A JP7560997B2 JP 7560997 B2 JP7560997 B2 JP 7560997B2 JP 2020180037 A JP2020180037 A JP 2020180037A JP 2020180037 A JP2020180037 A JP 2020180037A JP 7560997 B2 JP7560997 B2 JP 7560997B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- particles
- acid
- less
- fine particles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Description
また、特許文献2ではトナー外添剤として一次粒径が30nm以上100nm以下、一次粒子の平均円形度が0.82以上0.94以下、一次粒子の累積84%となる円形度が0.92超のチタン酸ストロンチウムを使用することで分散性に優れ、帯電性を保持し、画像の白地部のかぶりを抑制している。
結着樹脂を含有するトナー粒子と前記トナー粒子の表面にシリカ微粒子を有するトナーであって、前記シリカ微粒子は、鉄原子を200ppm以上2000ppm以下含有するシリカ微粒子Aを含有し、前記シリカ微粒子Aは、一次粒子の個数平均粒径が80nm以上200nm以下であり、かつ温度23℃相対湿度50%の環境において帯電させた状態から1800秒後の電荷減衰定数αが、0.0005以上0.0100以下であり、
前記トナー粒子の重量平均粒径(D4)が3.0μm以上5.7μm以下であることを特徴とするトナーである。
本発明の一実施形態は、結着樹脂を含有するトナー粒子と前記トナー粒子の表面にシリカ微粒子を有するトナーであって、
前記シリカ微粒子は、鉄原子を200ppm以上2000ppm以下含有するシリカ微粒子Aを含有し、
前記シリカ微粒子Aは、一次粒子の個数平均粒径が80nm以上200nm以下であり、かつ
温度23℃相対湿度50%の環境において帯電させた状態から1800秒後の電荷減衰定数αが、0.0005以上0.0100以下であり、
前記トナー粒子の重量平均粒径(D4)が3.0μm以上5.7μm以下であることを特徴とするトナーに関する。
本発明においてその目的を達成するための各構成要素を以下に詳述する。
本発明のトナーには、酸化ケイ素(シリカ)微粒子をトナー粒子表面に有し、一次粒子の個数平均粒径が80nm以上200nm以下のシリカ微粒子Aが好ましく使用できる。シリカ微粒子Aの粒径が前記範囲にあることで現像装置内での機械的負荷を受けた際にもトナー表面で凸部を維持でき、トナー帯電量が低下しにくく、反射濃度のバラツキと非画像部カブリの低減に寄与する。
また、溶融法は、金属シリコン微粒子スラリーを火炎中に噴霧して酸化反応させながら球形化させてシリカ粒子を得る方法である。
シロキサン化合物としては、ヘキサメチルシクロトリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン等が挙げられる。金属原子をシリカ微粒子Aに含有させる方法としては、シロキサン化合物の純度を調整して含有させることが可能である。
シロキサン化合物の純度を調整しながらこれら金属原子をシリカ微粒子Aに含有させる方法がある。
トナー流動性を確保し、トナー凝集と、現像器内汚染や画像の白地部のかぶりの発生を防止するという観点から、シリカ微粒子Aは、鉄原子を20ppm以上2000ppm以下含有し、アルミニウム原子を200ppm以上2000ppm以下含有することが好ましい。
さらに、トナー流動性を確保し、トナー凝集と、現像器内汚染や画像の白地部のかぶりの発生を防止するという観点から、シリカ微粒子Aは、温度23℃相対湿度50%の環境において帯電させた状態から1800秒後の電荷減衰定数αが、0.0005以上0.0100以下であることが好ましい。
本発明のトナーには、前述したシリカ微粒子のほかに、帯電量や流動性を調整するために必要に応じて他の無機微粉末を含有させることもできる。無機微粉末は、トナー粒子に内添しても良いし外添剤としてトナー粒子と混合してもよい。外添剤としては、シリカ、酸化チタン、チタン酸ストロンチウム、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、炭酸カルシウムのような無機微粉末が好ましい。無機微粉末は、ステアリン酸系化合物、シラン化合物、シリコーンオイル又はそれらの混合物のような疎水化剤で疎水化されていてもよい。
本発明のトナーに使用される結着樹脂としては、特に限定されず、下記の重合体又は樹脂を用いることが可能である。
本発明のトナーで現像してフルカラー画像を形成する場合、着色剤を含有させて、黒色トナー、マゼンタトナー、シアントナー、イエロートナーのカラートナーを調製して使用する。本発明のトナーに含有できる着色剤としては、以下のものが挙げられる。
シアン着色染料としては、C.I.ソルベントブルー70がある。
イエロー着色染料としては、C.I.ソルベントイエロー162がある。
本発明のトナーに用いられる離型剤として、例えば以下のようなワックスが挙げられる。
低分子量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレン、アルキレン共重合体、マイクロクリスタリンワックス、パラフィンワックス、フィッシャートロプシュワックスなどの炭化水素系ワックス;酸化ポリエチレンワックスなどの炭化水素系ワックスの酸化物又はそれらのブロック共重合物;カルナバワックスなどの脂肪酸エステルを主成分とするワックス類;脱酸カルナバワックスなどの脂肪酸エステル類を一部又は全部を脱酸化したもの。
ワックスの結着樹脂への分散性を向上させるために、ワックス成分に近い極性部位と樹脂極性に近い部位を併せ持つ樹脂をワックス分散剤として添加してもよい。具体的には、炭化水素化合物でグラフト変性されたスチレンアクリル系樹脂が好ましい。
トナーには、必要に応じて荷電制御剤を含有させることもできる。トナーに含有される荷電制御剤としては、公知のものが利用できるが、特に、無色でトナーの帯電スピードが速くかつ一定の帯電量を安定して保持できる芳香族カルボン酸の金属化合物が好ましい。
本発明のトナーは、一成分系現像剤としても使用できるが、ドット再現性をより向上させるために、磁性キャリアと混合して、二成分系現像剤として用いることが好ましい。また、長期にわたり安定した画像が得られるという点でも二成分系現像剤として用いることが好ましい。
本発明のトナーの製造方法は、乳化凝集法、溶融混練法、溶解懸濁法など従来公知のトナー製造方法であれば特に限定されないが、原材料の分散性を高めるという観点から溶融混練法が好ましい。
本発明のトナーに着色剤を含有させたカラートナーと黒色トナーとを有するトナーセットは、公知の画像形成方法に適用できる。具体的には、静電荷像担持体を帯電する工程、帯電している静電荷像担持体に静電荷像を形成する工程、形成された静電荷像をトナーで現像してトナー画像を形成する工程、形成されたトナー画像を転写材に転写する工程、及び転写されたトナー画像を転写材に定着して定着画像を形成する工程、を含む画像形成方法に好適に使用できる。
トナー粒子の重量平均粒径(D4)は、100μmのアパーチャーチューブを備えた細孔電気抵抗法による精密粒度分布測定装置「コールター・カウンター Multisizer 3」(登録商標、ベックマン・コールター(株)製)と、測定条件設定及び測定データ解析をするための付属の専用ソフト「ベックマン・コールター Multisizer 3 Version3.51」(ベックマン・コールター(株)製)を用いて、実効測定チャンネル数2万5千チャンネルで測定し、測定データの解析を行い、算出する。
前記専用ソフトの「標準測定方法(SOM)を変更画面」において、コントロールモードの総カウント数を50,000粒子に設定し、測定回数を1回、Kd値は「標準粒子10.0μm」(ベックマン・コールター(株)製)を用いて得られた値を設定する。閾値/ノイズレベルの測定ボタンを押すことで、閾値とノイズレベルを自動設定する。また、カレントを1,600μAに、ゲインを2に、電解液をISOTON IIに設定し、測定後のアパーチャーチューブのフラッシュにチェックを入れる。
(1)Multisizer 3専用のガラス製250mL丸底ビーカーに前記電解水溶液約200mLを入れ、サンプルスタンドにセットし、スターラーロッドの撹拌を反時計回りで24回転/秒にて行う。そして、解析ソフトの「アパーチャーのフラッシュ」機能により、アパーチャーチューブ内の汚れと気泡を除去しておく。
(2)ガラス製の100mL平底ビーカーに前記電解水溶液約30mLを入れ、この中に分散剤として下記の希釈液を約0.3mL加える。
・希釈液:「コンタミノンN」(非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、有機ビルダーからなるpH7の精密測定器洗浄用中性洗剤の10質量%水溶液、和光純薬工業(株)製)をイオン交換水で3質量倍に希釈した希釈液
(3)発振周波数50kHzの発振器2個を、位相を180度ずらした状態で内蔵し、電気的出力が120Wである下記の超音波分散器の水槽内に所定量のイオン交換水を入れ、この水槽中に前記コンタミノンNを約2mL添加する。
・超音波分散器:「UltrAsonic Dispension System TetorA150」(日科機バイオス(株)製)
(4)前記(2)のビーカーを前記超音波分散器のビーカー固定穴にセットし、超音波分散器を作動させる。そして、ビーカー内の電解水溶液の液面の共振状態が最大となるようにビーカーの高さ位置を調整する。
(5)前記(4)のビーカー内の電解水溶液に超音波を照射した状態で、トナー約10mgを少量ずつ前記電解水溶液に添加し、分散させる。そして、さらに60秒間超音波分散処理を継続する。なお、超音波分散にあたっては、水槽の水温が15℃以上40℃以下となる様に適宜調節する。
(6)サンプルスタンド内に設置した前記(1)の丸底ビーカーに、ピペットを用いてトナーを分散した前記(5)の電解水溶液を滴下し、測定濃度が約5%となるように調整する。そして、測定粒子数が50,000個になるまで測定を行う。
(7)測定データを装置付属の前記専用ソフトにて解析を行い、重量平均粒径(D4)を算出する。なお、専用ソフトでグラフ/体積%と設定したときの、分析/体積統計値(算術平均)画面の「平均径」が重量平均粒径(D4)である。
<シリカ微粒子の製造例>
シリカの製造には、燃焼炉は、内炎と外炎が形成できる二重管構造の炭化水素-酸素混合型バーナーを用いた。バーナー中心部にスラリー噴射用の二流体ノズルが接地され、原料の珪素化合物が導入される。二流体ノズルの周囲から炭化水素-酸素の可燃性ガスが噴射され、還元雰囲気である内炎及び外炎を形成する。可燃性ガスと酸素の量及び流量の制御により、雰囲気と温度、火炎の長さ等が調整される。火炎中において珪素化合物からシリカ微粒子が形成され、さらに所望の粒径になるまで融着させる。その後、冷却後、バグフィルター等により捕集することによって得られる。
(ポリエステル樹脂の製造例)
・ポリオキシプロピレン(2.2)-2,2-ビス(4-ヒドロキシフェニル)プロパン:多価アルコール総モル数に対して80.0mol%
・ポリオキシエチレン(2.2)-2,2-ビス(4-ヒドロキシフェニル)プロパン:多価アルコール総モル数に対して20.0mol%
・テレフタル酸:多価カルボン酸総モル数に対して80.0mol%
・無水トリメリット酸:多価カルボン酸総モル数に対して20.0mol%
冷却管、撹拌機、窒素導入管、及び、熱電対のついた反応槽に、上記材料を投入した。そして、モノマー総量100質量部に対して、触媒として2-エチルヘキサン酸錫(エステル化触媒)を1.5質量部添加した。次にフラスコ内を窒素ガスで置換した後、撹拌しながら徐々に昇温し、200℃の温度で撹拌しつつ、2.5時間反応させた。
温度計及び撹拌機の付いたオートクレーブ反応槽中に、キシレン300.0質量部、ポリプロピレン(融点75℃)10.0質量部を入れ充分溶解し、窒素置換後、スチレン73.0質量部、メタクリル酸シクロヘキシル5.0質量部、ブチルアクリレート12.0質量部、及びキシレン250.0質量部の混合溶液を180℃で3時間滴下し重合した。さらにこの温度で30分間保持し、脱溶剤を行い、ワックス分散剤を得た。
以下カラートナーの代表例として、シアントナーの製造例を示す。
・3,5-ジ-t-ブチルサリチル酸アルミニウム化合物 0.1質量部
・フィッシャートロプシュワックス(最大吸熱ピーク温度90℃) 5.0質量部
・ワックス分散剤 6.5質量部
・C.I.ピグメントブルー15:3 5.0質量部
前記処方で示した原材料をヘンシェルミキサー(FM75J型、三井三池化工機(株)製)を用いて、回転数20s-1、回転時間5分で混合した後、温度130℃、バレル回転数200rpmに設定した二軸混練機(PCM-30型、株式会社池貝製)にて混練した。得られた混練物を冷却し、ハンマーミルにて1mm以下に粗粉砕し、粗砕物を得た。得られた粗砕物を、機械式粉砕機(T-250、ターボ工業(株)製)にて微粉砕した。さらに回転型分級機(200TSP、ホソカワミクロン社製)を用い、分級を行い、トナー粒子を得た。回転型分級機(200TSP、ホソカワミクロン社製)の運転条件は、分級ローター回転数を50.0s-1とした。得られたトナー粒子は、重量平均粒径(D4)が4.9μmであった。
以上説明した製造例において、トナー粒子の重量平均粒径、トナー外添剤(シリカ)の個数平均粒径、電荷減衰定数、表面疎水化処理の有無を表1に記載したようになるよう調整して製造し、トナー1の製造例と同様にして、トナー2~22を得た。
(工程1:秤量・混合工程)
・Fe2O3 62.7質量部
・MnCO3 29.5質量部
・Mg(OH)2 6.8質量部
・SrCO3 1.0質量部
上記材料を上記組成比となるようにフェライト原材料を秤量した。その後、直径1/8インチのステンレスビーズを用いた乾式振動ミルで5時間粉砕・混合した。
得られた粉砕物をローラーコンパクターにて、約1mm角のペレットにした。このペレットを目開き3mmの振動篩にて粗粉を除去し、次いで目開き0.5mmの振動篩にて微粉を除去した。その後、バーナー式焼成炉を用いて、窒素雰囲気下(酸素濃度0.01体積%)で、温度1,000℃で4時間焼成し、仮焼フェライトを作製した。得られた仮焼フェライトの組成は、下記のとおりである。
(MnO)A(MgO)b(SrO)c(Fe2O3)d
上記式において、A=0.25.7、b=0.117、c=0.007、d=0.393である。
得られた仮焼フェライトをクラッシャーで0.3mm程度に粉砕した後に、直径1/8インチのジルコニアビーズを用い、仮焼フェライト100質量部に対し、水を30質量部加え、湿式ボールミルで1時間粉砕した。そのスラリーを、直径1/16インチのアルミナビーズを用いた湿式ボールミルで4時間粉砕し、フェライトスラリー(仮焼フェライトの微粉砕品)を得た。
フェライトスラリーに、仮焼フェライト100質量部に対して分散剤としてポリカルボン酸アンモニウム1.0質量部、バインダーとしてポリビニルアルコール2.0質量部を添加した。そして、スプレードライヤー(製造元:大川原化工機(株))を用いて、球状粒子に造粒した。得られた粒子を粒度調整した後、ロータリーキルンを用いて、温度650℃で2時間加熱し、分散剤やバインダーの有機成分を除去した。
焼成雰囲気をコントロールするために、電気炉にて窒素雰囲気下(酸素濃度1.00体積%)で、室温から温度1,300℃まで2時間で昇温し、その後、温度1,150℃で4時間焼成した。その後、4時間をかけて、温度60℃まで降温し、窒素雰囲気から大気に戻し、温度40℃以下で焼成物を取り出した。
焼成物の凝集した粒子を解砕した後に、磁力選鉱により低磁力品をカットし、目開き250μmの篩で篩分して粗大粒子を除去し、体積分布基準のメジアン径が37.0μmの磁性コア粒子1を得た。
・シクロヘキシルメタクリレートモノマー 26.8質量%
・メチルメタクリレートモノマー 0.2質量%
・メチルメタクリレートマクロモノマー 8.4質量%
(片末端にメタクリロイル基を有する重量平均分子量5,000のマクロモノマー)
・トルエン 31.3質量%
・メチルエチルケトン 31.3質量%
・アゾビスイソブチロニトリル 2.0質量%
上記材料のうち、シクロヘキシルメタクリレート、メチルメタクリレート、メチルメタクリレートマクロモノマー、トルエン、メチルエチルケトンを、還流冷却器、温度計、窒素導入管及び撹拌装置を取り付けた四つ口のセパラブルフラスコに入れ、窒素ガスを導入して窒素ガスで系内を置換した。その後、温度80℃まで加温し、アゾビスイソブチロニトリルを添加して5時間還流し重合させた。得られた反応物にヘキサンを注入して共重合体を沈殿析出させ、沈殿物を濾別後、真空乾燥して被覆樹脂1を得た。得られた被覆樹脂1を30質量部、トルエン40質量部、メチルエチルケトン30質量部に溶解させて、重合体溶液1(固形分30質量%)を得た。
・重合体溶液1(樹脂固形分濃度30%) 33.3質量%
・トルエン 66.4質量%
・カーボンブラック 0.3質量%
(一次粒径25nm、窒素吸着比表面積94m2/g、DBP吸油量75mL/100g)
上記材料を、直径0.5mmのジルコニアビーズを用いて、ペイントシェーカーで1時間分散を行った。得られた分散液を、5.0μmのメンブランフィルターで濾過を行い、被覆樹脂溶液1を得た。
(樹脂被覆工程)
常温で維持されている真空脱気型ニーダーに被覆樹脂溶液1を磁性コア粒子1の100質量部に対して樹脂成分として2.5質量部になるように投入した。投入後、回転速度30rpmで15分間撹拌し、溶媒が一定以上(80質量%)揮発した後、減圧混合しながら温度80℃まで昇温し、2時間かけてトルエンを留去した後冷却した。得られた磁性キャリアを、磁力選鉱により低磁力品を分別し、開口70μmの篩を通した後、風力分級器で分級し、体積分布基準のメジアン径が38.2μmの磁性キャリアを得た。
トナー1と磁性キャリアで、トナー濃度が10質量%になるようにV型混合機(V-10型:(株)徳寿製作所)で0.5s-1、回転時間5分で混合し、二成分系現像剤1を得た。また、同様に表1に記載のトナー2~22と磁性キャリアを混合し、二成分系現像剤2~22を得た。
画像形成装置として、キヤノン製デジタル商業印刷用プリンターimAgeRUNNER ADVANCE C5560改造機を用い、ブラック位置の現像器に二成分系現像剤1を入れた。装置の改造点としては、定着温度、プロセススピード、現像剤担持体の直流電圧VDC、静電潜像担持体の帯電電圧VD、及び、レーザーパワーを自由に設定できるように変更した。画像出力評価は、所望の画像比率のFFh画像(ベタ画像)を出力し、FFh画像のトナーの載り量が所望になるようにVDC、VD、及びレーザーパワーを調整して、後述の評価を行った。
(1)かぶり測定
紙:CS-680(680g/m2)
(キヤノンマーケティングジャパン株式会社)
評価画像:上記A4用紙の全面に00h画像
VbAck:150V
(現像剤担持体の直流電圧VDC、静電潜像担持体の帯電電圧VD、及びレーザーパワーにより調整)
試験環境:高温高湿環境(温度30℃/湿度80%RH)
定着温度:170℃
プロセススピード:377mm/sec
上記評価画像を出力し、かぶりを評価した。かぶりの値をかぶりの評価指標とした。リフレクトメータ(REFLECTOMETER MODEL TC-6DS:東京電色製)を用い、通紙前の評価紙の平均反射率Ds(%)を測定する。次に、通紙後の評価紙の平均反射率Dr(%)を測定する。そして、下記式を用いてかぶりの値を算出した。得られたカブリの値を下記の評価基準に従って評価した。
かぶり = Dr(%)-Ds(%)
(評価基準)
ランクA:かぶり1.0%未満
ランクB:かぶり1.0%以上、1.5%未満
ランクC:かぶり1.5%以上、2.0%未満
ランクD:かぶり2.0%以上、2.5%未満
ランクE:かぶり2.5%以上、3.0%未満
ランクF:かぶり3.0%以上
凝集度の測定は、パウダーレオメーター(FT4、フリーマンテクノロジー社)を使用し、所定の容器にトナーを10g秤量し、撹拌後、一定の圧力で押し固め、高温高湿環境(室温度30℃、湿度80%)に72時間保管した。保管後、専用の針状冶具でトナーを突き刺す際の力を測定した。この時の値の大小を凝集度の評価とし、得られた値に基づいて以下のような判定とした。凝集度の値の単位は[mJ/mm]である。
ランクA:20未満
ランクB:20以上、22未満
ランクC:22以上、24未満
ランクD:24以上、26未満
ランクE:26以上、30未満
ランクF:30以上
高温高湿環境(室温度30℃、湿度80%)に72時間保管したトナーを円柱形状の容器(底面直径15cm、高さ30cm)に100g入れ、容器が90度/秒に向きが変更になる振動を加えることを30秒間行った直後に容器を垂直に立て、容器底に設けてある5cm×5cmの穴をふさいでいるふたを取り外し、容器から排出されたトナー量を計測し、この排出量の割合(%)の大小を流動性の評価として以下のような判定とした。
ランクA:72%以上
ランクB:68%以上、72%未満
ランクC:64%以上、68%未満
ランクD:60%以上、64%未満
ランクE:50%以上、59%未満
ランクF:50%未満
得られたトナーの性能評価の結果を表2に示す。
Claims (4)
- 結着樹脂を含有するトナー粒子と前記トナー粒子の表面にシリカ微粒子を有するトナーであって、
該シリカ微粒子は、鉄原子を200ppm以上2000ppm以下含有するシリカ微粒子Aを含有し、
該シリカ微粒子Aは、一次粒子の個数平均粒径が80nm以上200nm以下であり、かつ
温度23℃相対湿度50%の環境において帯電させた状態から1800秒後の電荷減衰定数αが、0.0005以上0.0100以下であり、
該トナー粒子の重量平均粒径(D4)が3.0μm以上5.7μm以下であることを特徴とするトナー。 - 前記トナーの重量平均粒径(D4)が3.0μm以上5.3μm以下である請求項1に記載のトナー。
- 前記シリカ微粒子Aは、アルミニウム原子を200ppm以上2000ppm以下含有する請求項1に記載のトナー。
- 前記シリカ微粒子Aは、疎水化処理されたシリカ粒子である請求項1~3のいずれか1項に記載のトナー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020180037A JP7560997B2 (ja) | 2020-10-27 | 2020-10-27 | トナー及び画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020180037A JP7560997B2 (ja) | 2020-10-27 | 2020-10-27 | トナー及び画像形成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2022070772A JP2022070772A (ja) | 2022-05-13 |
| JP7560997B2 true JP7560997B2 (ja) | 2024-10-03 |
Family
ID=81534944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2020180037A Active JP7560997B2 (ja) | 2020-10-27 | 2020-10-27 | トナー及び画像形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7560997B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024029899A (ja) * | 2022-08-23 | 2024-03-07 | キヤノン株式会社 | トナー用外添剤、及びトナー |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005536611A (ja) | 2002-08-28 | 2005-12-02 | デグサ アクチエンゲゼルシャフト | シリカ |
| JP2009520667A (ja) | 2005-12-23 | 2009-05-28 | エボニック デグサ ゲーエムベーハー | シラン化されたヒュームドシリカ |
| JP2009134073A (ja) | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Konica Minolta Business Technologies Inc | トナー |
| JP2010527882A (ja) | 2007-05-22 | 2010-08-19 | エボニック デグサ ゲーエムベーハー | 疎水性のフュームドシリカおよびそのフュームドシリカを含有するシリコーンゴム材料 |
| JP2015084095A (ja) | 2013-09-20 | 2015-04-30 | キヤノン株式会社 | トナーおよび二成分系現像剤 |
| JP2017003659A (ja) | 2015-06-05 | 2017-01-05 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 複数色のトナー、画像形成装置、及び画像形成方法 |
-
2020
- 2020-10-27 JP JP2020180037A patent/JP7560997B2/ja active Active
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005536611A (ja) | 2002-08-28 | 2005-12-02 | デグサ アクチエンゲゼルシャフト | シリカ |
| JP2009520667A (ja) | 2005-12-23 | 2009-05-28 | エボニック デグサ ゲーエムベーハー | シラン化されたヒュームドシリカ |
| JP2010527882A (ja) | 2007-05-22 | 2010-08-19 | エボニック デグサ ゲーエムベーハー | 疎水性のフュームドシリカおよびそのフュームドシリカを含有するシリコーンゴム材料 |
| JP2009134073A (ja) | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Konica Minolta Business Technologies Inc | トナー |
| JP2015084095A (ja) | 2013-09-20 | 2015-04-30 | キヤノン株式会社 | トナーおよび二成分系現像剤 |
| JP2017003659A (ja) | 2015-06-05 | 2017-01-05 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 複数色のトナー、画像形成装置、及び画像形成方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2022070772A (ja) | 2022-05-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6900245B2 (ja) | トナー | |
| JP7229701B2 (ja) | トナー | |
| JP7373321B2 (ja) | トナー | |
| JP7433869B2 (ja) | トナー | |
| JP6942614B2 (ja) | トナー | |
| JP6914741B2 (ja) | トナーおよび画像形成方法 | |
| US10274851B2 (en) | Toner | |
| US10401748B2 (en) | Toner | |
| JP6938345B2 (ja) | トナー | |
| JP6532315B2 (ja) | トナー | |
| JP6821388B2 (ja) | トナー | |
| JP2021032981A (ja) | トナー | |
| CN113168124A (zh) | 白色调色剂 | |
| JP6700779B2 (ja) | トナー | |
| JP7560997B2 (ja) | トナー及び画像形成方法 | |
| JP7630981B2 (ja) | トナー | |
| JP7077124B2 (ja) | イエロートナー | |
| JP2018045006A (ja) | トナー | |
| JP2021071612A (ja) | トナーセット及び画像形成方法 | |
| JP7207984B2 (ja) | トナー | |
| JP7551436B2 (ja) | トナー | |
| JP7171505B2 (ja) | トナー | |
| JP2020027276A (ja) | トナー | |
| JP7654448B2 (ja) | トナー | |
| JP7562370B2 (ja) | トナー |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20220630 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20231016 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240611 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20240612 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240808 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240822 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240920 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7560997 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
