JP7565694B2 - 再生アスファルト混合物の製造方法及び製造装置 - Google Patents
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Description
例えば、従来の再生アスファルト混合物の製造方法では、図5に示すように、アスファルト再生骨材(以下、単に再生骨材という)100をドライヤ101で加熱する。そして、加熱した再生骨材100を、加熱した新規の細骨材102及び粗骨材103、新規のアスファルト104と共にミキサー105に投入して攪拌混合することで再生アスファルト混合物を製造し、再生アスファルト舗装として路面に敷設している。
本発明によれば、分離機によって第一の再生骨材の表面の旧アスファルトを剥離させて粒径の小さいものとして分離することで流動性を向上させると共に、第一の再生骨材を骨材として再利用できる。
第一の再生骨材を分離機を介して分級することで、粒径の小さい旧アスファルトの流動性を向上させると共に、第一の再生骨材を骨材として再利用し易くなる。
粒径の比較的小さい第二の再生骨材及び第四の再生骨材を混合すると、粒径が同程度であるため流動性が高く旧アスファルトの再生効率が高まる。
第二の再生骨材及び第四の再生骨材を混合したものに施工性改善剤、再生用添加剤、新規アスファルトの少なくともいずれかを混合することで油性成分が追加されるため、旧アスファルトに柔軟性と流動性を回復させることができ、高品質のアスファルトモルタルを製造できる。
柔軟性と流動性の高いアスファルトモルタルに比較的粒径の大きい第三の再生骨材を粗骨材として加えることで、柔軟性と疲労耐久性の高い再生アスファルト混合物を製造できる。
本発明によれば、分離機によって第一の再生骨材の表面の旧アスファルトを剥離させることで旧アスファルトを粒径の小さいものに分離することができて流動性を向上させると共に、第一の再生骨材を骨材として再利用できる。
分離された旧アスファルトを含む第一の再生骨材を、分級手段によって第三の再生骨材と第四の再生骨材に分級することで、疲労耐久性の高い再生アスファルト混合物を容易に製造できる。
粒径の比較的大きい第一の再生骨材を分離機にかけた後で分級手段によって分級させ、同程度に粒径が小さい第二の再生骨材及び第四の再生骨材を混合釜で混合することで、旧アスファルトの流動性が高まり、更に施工性改善剤、再生用添加剤、新規アスファルトの少なくともいずれかを混合することで旧アスファルトに油性成分を付加して柔軟性と流動性を回復できてアスファルトモルタルを製造できる。更にミキサー内でアスファルトモルタルと第三の再生骨材を混合することで疲労耐久性の高いアスファルト混合物を製造できる。
先ず、再生アスファルト混合物Aを製造するために添加する再生骨材として、既設のアスファルト舗装の補修時や打ち換え時等に掘り起こしたアスファルト廃材を適当な大きさに破砕してアスファルト再生骨材を製造する。破砕されたアスファルト再生骨材は適宜範囲の粒径、例えば粒径(R)13mm~0mmの範囲を有する母材とされている。
図1は本発明の実施形態による再生アスファルト混合物Aの製造装置1を示すものである。再生アスファルト混合物Aの製造装置1において、アスファルトを含む再生骨材を母材として、母材のアスファルト再生骨材Bは例えば6.3mmの網目の篩2からなる分級装置によって粒径5mm超、即ち粒径13mm~5mm超の第一の再生骨材(粗骨材)aと、粒径5mm~0mmの第二の再生骨材(細骨材)bとに分級するものとする。
なお、第一の再生骨材aは粒径5mm~0mmの範囲のものが含まれていてもよい。第一の再生骨材aには旧アスファルトが例えば2質量%程度含まれ、第二の再生骨材bには旧アスファルトが例えば8質量%程度含まれている。
飛散させられた第一の再生骨材aは破砕室10の内壁にデッドストックされ、次に飛散する第一の再生骨材aと衝突することで、表面の旧アスファルトが破砕され、剥離されて粒径が球体に近づく形状に調整される。剥離された旧アスファルトは小径の粒体や粉体になる。また、第一の再生骨材aは表面の旧アスファルトだけでなく骨材部分も一部破砕されて石粉等として分離することがある。整粒機3を通すことで、第一の再生骨材aは表面の旧アスファルトの一部が破砕され、或いは剥離され、はく奪されることで、分離される。
整粒機3を通過した第一の再生骨材aは、篩4によって再度分級されて、粒径13mm~5mm超の第三の再生骨材(粗骨材)abと、粒径5mm~0mmの第四の再生骨材(細骨材)bbとに分級される。第三の再生骨材abと第四の再生骨材bbのアスファルト量は例えば2~8質量%、好ましくは3~6質量%とされている。
また、製造装置1には、混合釜14で攪拌されて製造されるアスファルトモルタルと第三の再生骨材abとを攪拌羽根19によって攪拌混合するミキサー18が設けられている。ミキサー18によって再生アスファルト混合物Aが製造される。
図3において、アスファルト再生骨材Bは例えば6.3mmの網目の篩2によって、粒径13mm~5mm超の第一の再生骨材(粗骨材)aと粒径5mm~0mmの第二の再生骨材(細骨材)bとに分級する(ステップS1)。なお、第一の再生骨材aには粒径5mm~0mmの範囲のものが含まれていてもよい。第一の再生骨材aには旧アスファルトが例えば2質量%程度含まれ、第二の再生骨材bには旧アスファルトが例えば8質量%程度含まれている。
次に、混合釜14において、それぞれ同程度(粒径5mm~0mm)に分級された第二の再生骨材bと第四の再生骨材bbを混合する(ステップS4)。この場合、第四の再生骨材bbは第一の再生骨材aから旧アスファルトが整粒機3で剥離されているため旧アスファルトの粉体等が含まれている。そのため、第二の再生骨材bと第四の再生骨材bbの混合物は粒度が細かく流動性が向上し、アスファルトの再生効率が高い。
或いは、新規アスファルトcに代えて再生用添加剤d及び施工性改善剤eの一方か両方を添加して混合する。これによっても、油性成分が追加されることで粒度が細かくて柔軟性と流動性の高い良質なアスファルトモルタルを製造できる(ステップS5)。
更に、旧アスファルトをほとんど含まない第三の再生骨材abと混合することで柔軟性と疲労耐久性の高い高品質の再生アスファルト混合物Aを製造できる。
図4において、母材としてのアスファルト再生骨材Bは例えば粒径13mm~0mmであり、含有するアスファルト量は5.4質量%とした。この再生骨材を篩2で粒径の大きい第一の再生骨材a(粒径13mm~5超mm)と粒径の小さい第二の再生骨材b(粒径5mm~0mm)とに分級した。粒径の大きい第一の再生骨材aは40質量%、粒径の小さい第二の再生骨材bは60質量%である。第二の再生骨材bの量に占める旧アスファルト量の比率は6.5質量%、全体の再生骨材に対しては3.9質量%であり、分級前の再生骨材の旧アスファルト量は5.4質量%であるため、その含有比率は72%になる。
この試験例におけるアスファルト量の変化を表で示すと、下記の表1に示すものになった。アスファルト量はAs量で表示している。
また、上述した実施形態では、第一の再生骨材aを整粒機3によって表面の旧アスファルトを剥離し分離したが、旧アスファルトを分離する手段として、整粒機3に限定されることなく破砕機やクラッシャー等、適宜の分離機を採用することができる。
2、4 篩
3 整粒機
5 分離装置
13 アスファルト貯蔵サイロ
14 混合釜
18 ミキサー
A 再生アスファルト混合物
a 第一の再生骨材
B アスファルト再生骨材
b 第二の再生骨材
ab 第三の再生骨材
bb 第四の再生骨材
c 新規アスファルト
d 再生用添加剤
e 施工性改善剤
Claims (2)
- アスファルト再生骨材を粒径13mm~5mm超の第一の再生骨材と、粒径5mm~0mmの第二の再生骨材と、に分級し、
旧アスファルトを含む前記第一の再生骨材について、分離機によって前記第一の再生骨材から表面の旧アスファルトを剥離させて分離し、
分離された前記旧アスファルトを含む前記第一の再生骨材を、分級手段によって粒径13mm~5mm超の第三の再生骨材と、粒径5mm~0mmの第四の再生骨材と、に分級し、
前記第四の再生骨材を、母材である前記アスファルト再生骨材を分級した前記第二の再生骨材と混合し、
前記第二の再生骨材及び前記第四の再生骨材を混合したものに、施工性改善剤、再生用添加剤、新規アスファルトの少なくともいずれかを混合釜で混合することでアスファルトモルタルを製造し、
製造された前記アスファルトモルタルに、前記第三の再生骨材をミキサーで混合することで再生アスファルト混合物を製造することを特徴とする再生アスファルト混合物の製造方法。 - アスファルト再生骨材を粒径13mm~5mm超の第一の再生骨材と、粒径5mm~0mmの第二の再生骨材と、に分級する篩と、
旧アスファルトを含む前記第一の再生骨材から旧アスファルトを剥離し分離する分離機と、
分離された前記旧アスファルトを含む前記第一の再生骨材を、粒径13mm~5mm超の第三の再生骨材と、粒径5mm~0mmの第四の再生骨材と、に分級する分級手段と、
前記第二の再生骨材及び前記第四の再生骨材を混合すると共に、施工性改善剤、再生用添加剤、新規アスファルトの少なくともいずれかを混合することでアスファルトモルタルを製造する混合釜と、
前記アスファルトモルタルと前記第三の再生骨材とを攪拌混合することで再生アスファルト混合物を製造するミキサーと、
を備えたことを特徴とする再生アスファルト混合物の製造装置。
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| JP2020034616A JP7565694B2 (ja) | 2020-03-02 | 2020-03-02 | 再生アスファルト混合物の製造方法及び製造装置 |
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