以下、架台ユニットが、物品の仕分け及び搬送を行う物品搬送設備に備えられている場合を例示して、架台ユニットの実施形態について説明する。
〔物品搬送設備の概要〕
図1に示すように、物品搬送設備Fは、物品Wを搬送する物品搬送車Vと、物品搬送車Vが走行する走行面Ffと、搬送対象の物品Wを物品搬送車Vに供給する物品供給部9と、物品搬送車Vによって搬送された物品Wを受け取る受取部Iと、を備えている。走行面Ffは、平面状に広がるように形成されている。走行面Ffには、物品搬送車Vが走行するための通路R(図3等参照)が規定されている。受取部Iは、走行面Ffにおける複数箇所に設けられており、物品搬送車Vにより搬送された物品Wを受け取るように構成されている。本実施形態では、複数箇所に設けられた受取部Iのそれぞれは、走行面Ffよりも下方に物品Wを導く受取口Iaを備えている。
図2に示すように、物品搬送設備Fは、少なくとも1つの物品Wを収容するための容器Cを搬送する搬送部Tと、物品Wが収容されていない空の容器C(以下、「空容器Ce」と称する。)を供給する空容器供給部8と、少なくとも1つの物品Wが収容された容器C(以下、「実容器Cf」と称する。)を出荷する出荷部7と、を備えている。搬送部Tは、走行面Ff(図1参照)よりも下方に配置されている。本実施形態では、搬送部Tは、空容器供給部8から供給された空容器Ceを搬入する空容器搬入部80と、受取部Iにおいて受け取られた物品Wを収容した実容器Cfを搬出する実容器搬出部70と、空容器搬入部80と実容器搬出部70とを接続するように設けられた受入搬送部Tiと、を備えている。本実施形態では、搬送部Tは、複数の受入搬送部Tiを備えており、複数の受入搬送部Tiのそれぞれが、空容器搬入部80と実容器搬出部70とを接続するように設けられている。本例では、複数の受入搬送部Tiは、平面視で平行に並んで配置されている。本実施形態では、空容器搬入部80、実容器搬出部70、及び複数の受入搬送部Tiは、コンベヤにより構成されている。
図1及び図2に示すように、受取部Iは、受入搬送部Tiに対して平面視で重複するように配置されている。そして、受入搬送部Tiにおける受取部Iに対応する位置には、容器Cが配置される。これにより、受取部Iにおいて物品搬送車Vから受け取られた物品Wは、受取口Iaを通って走行面Ffよりも下方へ導かれた後、受入搬送部Tiに配置された容器Cに収容される(図3及び図4も参照)。本実施形態では、複数の受入搬送部Tiのそれぞれに対応して、複数の受取部Iが並んで配置されている。そして、複数の受取部Iのそれぞれに対応する位置、より詳細には、複数の受取部Iのそれぞれの直下の位置に、容器Cが配置される。
本実施形態では、空容器搬入部80は、1つの受入搬送部Tiに対応して配置された受取部Iの数と同じ数の容器Cを容器群として、当該容器群単位で複数の容器Cを同期させて搬送するように構成されている。受入搬送部Ti及び実容器搬出部70についても同様に、上記容器群単位で複数の容器Cを同期させて搬送するように構成されている。図示の例では、1つの受入搬送部Tiに対応して21個の受取部Iが設けられており、空容器搬入部80及び実容器搬出部70は、21個の容器Cを容器群として、当該容器群単位で21個の容器Cを同期させて搬送している。この場合、受入搬送部Tiは、容器群を構成する21個の容器Cの全てに物品Wが収容された後に、当該21個の容器Cを搬送する。
この物品搬送設備Fでは、例えば、複数の受取部Iのうち、物品Wの種類、数量、出荷先などの仕分け情報に基づいて指定された特定の受取部Iにおいて物品Wが受け取られることによって、複数の物品Wが仕分けられる。仕分けられた物品Wは、容器Cに収容されて、搬送部Tによって搬送される。
本実施形態では、物品搬送設備Fは、受取口Iaの開放及び閉鎖を行うシャッタSを備えている(図3及び図4参照)。シャッタSは、上記仕分け情報に基づいて仕分けられるべき少なくとも1つの物品Wが受取部Iに受け取られるまで受取口Iaを閉鎖状態に維持する。そして、シャッタSは、上記仕分け情報に基づいて仕分けられるべき少なくとも1つの物品Wが受取部Iに受け取られた後に、受取口Iaを開放状態にする。これにより、物品搬送車Vによって複数の受取部Iのそれぞれに仕分けられた少なくとも1つの物品Wが、受取口Iaを通って走行面Ffよりも下方へ導かれて、受入搬送部Tiに配置された容器Cに収容される。
物品供給部9では、例えば、上記仕分け情報に基づいて、搬送先として特定の受取部Iを指定された物品Wが、作業者やロボットなどの供給主体によって、物品搬送車Vに供給される。そして、物品供給部9において物品Wの供給を受けた物品搬送車Vは、走行面Ffに規定された通路R(図3等参照)に沿って走行して、上記仕分け情報に基づいて指定された受取部Iへ当該物品Wを搬送する。
複数の受取部Iのそれぞれの周囲には、各受取部Iに対応する位置を示す位置情報を保持した位置情報保持部(不図示)が設けられている。物品搬送車Vは、搬送先として指定された特定の受取部Iへ向かって走行し、当該受取部Iに対応する位置情報保持部に保持された位置情報を位置情報検出部(不図示)によって検出することで、その位置に停止して(或いは低速走行の状態で)当該受取部Iに物品Wを引き渡す。位置情報保持部としては、例えば、位置情報を表示したバーコード(例えば二次元バーコード)等の表示体、位置情報を記憶したRFIDタグ(radio frequency identifier tag)等の記憶素子、位置情報を示す信号を発信するビーコン等の信号発信器等として構成される。例えば、位置情報保持部がバーコードである場合には、位置情報検出部はバーコードリーダとして構成され、位置情報保持部がRFIDタグである場合には、位置情報検出部はRFIDリーダとして構成され、位置情報保持部がビーコンである場合には、位置情報検出部は受信機として構成される。
図1に示すように、本実施形態に係る架台ユニット100は、物品搬送設備Fの一部を構成している。図1において参照符「100」で示した部分が、架台ユニット100である。本例では、複数の架台ユニット100が、平面視で格子状に並んで配置され、1つの走行面Ffを形成している。なお、図1では、1つの架台ユニット100の区切りを分かり易くするため、1つの走行面Ffを形成する複数の架台ユニット100のうち1つに、参照符「100」を付している。
図3~図6は、1つの架台ユニット100を示している。詳細には、図3及び図4は架台ユニット100の走行方向視図であり、図5は架台ユニット100の斜視図であり、図6は架台ユニット100の分解図である。以下、これらの図面を主に参照して説明を続ける。
〔物品搬送車〕
図3及び図4に示すように、物品搬送車Vは、走行面Ff(図1参照)に規定された通路Rを走行して、物品供給部9から受取部Iへ物品Wを搬送するように構成されている。以下では、通路Rに沿って物品搬送車Vが走行する方向を「走行方向X」とし、平面視で走行方向Xに直交する方向を「幅方向Y」とする。また、幅方向Yにおける一方側を「幅方向第1側Y1」とし、他方側を「幅方向第2側Y2」とする。
本実施形態では、物品搬送車Vは、車輪を有する台車本体Vaと、物品Wを支持する物品支持部Vbと、物品支持部Vbを動作させて物品Wの移載を行う移載部Vcと、を備えている。
本実施形態では、物品支持部Vbは、物品Wを載置するように構成されている。本例では、物品支持部Vbは、板状に形成されており、その上面に物品Wが載置される。また、本例では、物品支持部Vbは、台車本体Vaの上部に設けられており、台車本体Vaに対して走行方向Xに沿う軸心まわりに揺動するように構成されている。
移載部Vcは、モータ等の駆動源を含んで構成されている。本実施形態では、移載部Vcは、物品支持部Vbを台車本体Vaに対して走行方向Xに沿う軸心まわりに揺動させるように構成されている。そして、図3に示すように、移載部Vcは、物品支持部Vbを幅方向Yに傾斜させることによって物品支持部Vb上で物品Wを幅方向Yに滑らせ、物品搬送車Vに対して幅方向Yの外側に配置された移載箇所へ当該物品Wを移載するように構成されている。本例では、移載部Vcは、物品支持部Vbを揺動させることにより、物品搬送車Vに対して幅方向第1側Y1及び幅方向第2側Y2のそれぞれに配置された受取部I(移載箇所)に対して、物品Wを引き渡すように構成されている。なお、図3は、物品搬送車Vに対して幅方向第1側Y1に配置された受取部Iへ物品Wを移載している様子を示している。
〔架台ユニット〕
架台ユニット100は、天板部1と、天板部1を下方から支持する支持脚部2と、コンベヤユニット3と、を備えている。天板部1は、支持脚部2の上部に連結されており、床面から上方に距離を置いた位置に配置されている。コンベヤユニット3は、天板部1よりも下方に配置されている。
天板部1には、物品搬送車Vが走行する通路Rが設けられた通路領域A0と、物品搬送車Vから物品Wを受け入れる第1受入部110(「受入部」に相当する。)が設けられた第1受入領域A1(「受入領域」に相当する。)と、が設けられている。本実施形態では、天板部1には、第1受入領域A1とは別に、物品搬送車Vから物品Wを受け入れる第2受入部120が設けられた第2受入領域A2が設けられている。そして、第1受入領域A1と第2受入領域A2とは、通路領域A0を挟んで幅方向Yの両側に分かれて配置されている。ここでは、第1受入領域A1が、通路領域A0に対して幅方向第1側Y1に配置され、第2受入領域A2が、通路領域A0に対して幅方向第2側Y2に配置されている。なお、第1受入部110及び第2受入部120は、物品搬送車Vによって搬送された物品Wを受け取る部分であり、上述の受取部Iに含まれる。
本実施形態では、天板部1は、通路領域A0を構成する通路天板部材10と、第1受入領域A1を構成する第1天板部材11と、第2受入領域A2を構成する第2天板部材12と、を備えている。すなわち本例では、通路天板部材10に物品搬送車Vの通路Rが設けられており、第1天板部材11に第1受入部110が設けられており、第2天板部材12に第2受入部120が設けられている。
第1天板部材11は、通路天板部材10に対して幅方向第1側Y1に配置されている。第2天板部材12は、通路天板部材10に対して幅方向第2側Y2に配置されている。そして、通路天板部材10は、第1天板部材11と第2天板部材12とを幅方向Yに連結するように構成されている。通路天板部材10と第1天板部材11とは、ボルト等の締結部材によって着脱自在に連結されている。同様に、通路天板部材10と第2天板部材12とは、ボルト等の締結部材によって着脱自在に連結されている。
図5に示すように、本実施形態では、第1受入領域A1には、複数の第1受入部110が走行方向Xに沿って並んで配置されている。また、第2受入領域A2には、複数の第2受入部120が走行方向Xに沿って並んで配置されている。本例では、第1受入領域A1に設けられた第1受入部110の数と、第2受入領域A2に設けられた第2受入部120の数とは、同じになっている。図示の例では、1つの天板部1に3つの第1受入部110が第1受入領域A1に設けられ、それと同数の3つの第2受入部120が第2受入領域A2に設けられている。また本例では、複数の第1受入部110のそれぞれに対して走行方向Xの同じ位置に、第2受入部120が配置されている。これにより、物品搬送車Vは、通路Rにおける移載位置で停止した状態において、第1受入部110及び第2受入部120の何れに対しても物品Wを移載することが可能となっている。
図3及び図4に示すように、第1受入部110は、上下方向に貫通する第1開口110a(「開口」に相当する。)を備えている。本例では、第1開口110aは、第1天板部材11を上下方向に貫通するように形成されている。第2受入部120は、第1受入部110が備える第1開口110aとは別に、上下方向に貫通する第2開口120aを備えている。本例では、第2開口120aは、第2天板部材12を上下方向に貫通するように形成されている。これらの第1開口110a及び第2開口120aは、物品搬送車Vから物品Wを受け入れる開口であり、上述の受取口Iaに含まれる。なお、本例では、第1開口110a及び第2開口120aには、物品搬送車Vによって物品Wが投入(移載)される。
本実施形態では、第1受入部110は、物品搬送車Vから受け入れた物品Wを第1開口110aへ導く第1案内部材110b(「案内部材」に相当する。)を備えている。第2受入部120は、物品搬送車Vから受け入れた物品Wを第2開口120aへ導く第2案内部材120bを備えている。これにより、物品搬送車Vからの物品Wの受け入れを適切に行うことができる。
本実施形態では、第1案内部材110bは、第1開口110aに対して幅方向第2側Y2に隣接して配置されると共に、幅方向第2側Y2から幅方向第1側Y1へ向かうに従って下方に傾斜する傾斜部110b1を備えている。傾斜部110b1は、第1開口110aよりも上側かつ幅方向第2側Y2の位置で物品搬送車Vから受け入れた物品Wを、下側かつ幅方向第1側Y1へ向かって移動させるように案内し、第1開口110aへ導く。
図3~図5に示すように、本実施形態では、第1案内部材110bは、物品搬送車Vから受け入れた物品Wを走行方向Xにおける適正位置に導く一対の案内壁部110b2を備えている。一対の案内壁部110b2は、第1開口110aに対して幅方向第2側Y2に隣接した位置において、互いに走行方向Xに離間して配置されている。本例では、一対の案内壁部110b2は、幅方向第2側Y2から幅方向第1側Y1へ向かうに従って互いの走行方向Xの間隔が小さくなるテーパ状に配置されている。より詳細には、一対の案内壁部110b2における幅方向第2側Y2の端部同士の走行方向Xの間隔は、第1開口110aの走行方向Xの寸法よりも大きく、一対の案内壁部110b2における幅方向第1側Y1の端部同士の走行方向Xの間隔は、第1開口110aの走行方向Xの寸法と同等(或いは、それ以下)となっている。これにより、物品搬送車Vから受け入れた物品Wを適切に第1開口110aへ導くことができる。本例では、案内壁部110b2は、傾斜部110b1における走行方向Xの両端部のそれぞれに接続されていると共に、上下方向に沿って延在するように形成されている。
更に、本実施形態では、第1案内部材110bは、第1開口110aの周囲を囲む周壁部110b3を備えている。周壁部110b3は、第1開口110aの周囲から上方に立ち上がるように形成されている。これにより、物品搬送車Vから受け入れた物品Wが第1開口110aの外部へはみ出さないようにでき、当該物品Wを適切に第1開口110aへ導くことができる。このように、第1案内部材110bは、物品Wを第1開口110aへ案内するシュートとして機能する。
第2案内部材120bについても、第1案内部材110bと同様に構成されている。すなわち、本実施形態では、第2案内部材120bは、第2開口120aに対して幅方向第1側Y1に隣接して配置されると共に、幅方向第1側Y1から幅方向第2側Y2へ向かうに従って下方に傾斜する傾斜部120b1を備えている。傾斜部120b1は、第2開口120aよりも上側かつ幅方向第1側Y1の位置で物品搬送車Vから受け入れた物品Wを、下側かつ幅方向第2側Y2へ向かって移動させるように案内し、第2開口120aへ導く。
本実施形態では、第2案内部材120bは、物品搬送車Vから受け入れた物品Wを走行方向Xにおける適正位置に導く一対の案内壁部120b2を備えている。一対の案内壁部120b2は、第2開口120aに対して幅方向第1側Y1に隣接した位置において、互いに走行方向Xに離間して配置されている。本例では、一対の案内壁部120b2は、幅方向第1側Y1から幅方向第2側Y2へ向かうに従って互いの走行方向Xの間隔が小さくなるテーパ状に配置されている。より詳細には、一対の案内壁部120b2における幅方向第1側Y1の端部同士の走行方向Xの間隔は、第2開口120aの走行方向Xの寸法よりも大きく、一対の案内壁部120b2における幅方向第2側Y2の端部同士の走行方向Xの間隔は、第2開口120aの走行方向Xの寸法と同等(或いは、それ以下)となっている。これにより、物品搬送車Vから受け入れた物品Wを適切に第2開口120aへ導くことができる。本例では、案内壁部120b2は、傾斜部120b1における走行方向Xの両端部のそれぞれに接続されていると共に、上下方向に沿って延在するように形成されている。
更に、本実施形態では、第2案内部材120bは、第2開口120aの周囲を囲む周壁部120b3を備えている。周壁部120b3は、第2開口120aの周囲から上方に立ち上がるように形成されている。これにより、物品搬送車Vから受け入れた物品Wが第2開口120aの外部へはみ出さないようにでき、当該物品Wを適切に第2開口120aへ導くことができる。このように、第2案内部材120bは、物品Wを第2開口120aへ案内するシュートとして機能する。
本実施形態では、架台ユニット100は、第1開口110aの開放及び閉鎖を行う第1シャッタ111と、第2開口120aの開放及び閉鎖を行う第2シャッタ121と、を備えている。なお、第1シャッタ111及び第2シャッタ121は、上述のシャッタSに相当する。換言すれば、シャッタSは、第1シャッタ111と第2シャッタ121とを含む。
第1シャッタ111は、第1開口110aを開放する開位置と第1開口110aを閉鎖する閉位置との間で移動するシャッタ本体111aと、シャッタ本体111aを開位置と閉位置との間で駆動するシャッタ駆動部111bと、を備えている。本実施形態では、シャッタ本体111aは、第1天板部材11よりも下方において、幅方向Yに沿ってスライドするように構成されている。また、シャッタ駆動部111bは、モータ等の駆動源と、駆動源が発生する駆動力をシャッタ本体111aに伝達する伝達機構と、を備えている。伝達機構は、例えば、軸部材、スプロケット、及びチェーン等を含む。
図3に示すように、本実施形態では、第1シャッタ111は、物品搬送車Vによって第1受入部110に物品Wが搬送されるまでの間、シャッタ本体111aを閉位置に配置して第1開口110aを閉鎖した状態を維持する。これにより、第1受入部110に受け入れられた物品Wは、第1受入部110において一定期間保持される。そして、図4に示すように、第1シャッタ111は、任意に定められる設定タイミングで、シャッタ本体111aを開位置に配置して第1開口110aを開放した状態にする。これにより、第1受入部110で保持されていた物品Wが第1開口110aを通って下方に落下する。落下した物品Wは、後述するように、コンベヤユニット3に配置された容器Cに収容される。なお、上述の「設定タイミング」は、設備の運用等に応じて任意に設定される。本例では、第1受入部110には、種類、数量、出荷先などの仕分け情報に基づいて仕分けられるべき少なくとも1つの物品Wが物品搬送車Vによって搬送される。そして、「設定タイミング」は、上記仕分け情報に基づいて仕分けられるべき物品Wが全て第1受入部110に受け入れられたタイミング、或いは、それよりも遅いタイミングに設定されると好適である。
第2シャッタ121についても、第1シャッタ111と同様に構成されている。すなわち、第2シャッタ121は、第2開口120aを開放する開位置と第2開口120aを閉鎖する閉位置との間で移動するシャッタ本体121aと、シャッタ本体121aを開位置と閉位置との間で駆動するシャッタ駆動部121bと、を備えている。本実施形態では、シャッタ本体121aは、第2天板部材12よりも下方において、幅方向Yに沿ってスライドするように構成されている。また、シャッタ駆動部121bは、モータ等の駆動源と、駆動源が発生する駆動力をシャッタ本体121aに伝達する伝達機構と、を備えている。伝達機構は、例えば、軸部材、スプロケット、及びチェーン等を含む。
本実施形態では、第2シャッタ121は、物品搬送車Vによって第2受入部120に物品Wが搬送されるまでの間、シャッタ本体121aを閉位置に配置して第2開口120aを閉鎖した状態を維持する。これにより、第2受入部120に受け入れられた物品Wは、第2受入部120において一定期間保持される。そして、第2シャッタ121は、任意に定められる設定タイミングで、シャッタ本体121aを開位置に配置して第2開口120aを開放した状態にする。これにより、第2受入部120で保持されていた物品Wが第2開口120aを通って下方に落下する。落下した物品Wは、後述するように、コンベヤユニット3に配置された容器Cに収容される。
上述のように、支持脚部2は、天板部1を下方から支持するように構成されている。支持脚部2は、平面視で第1受入領域A1と重複するように配置された第1脚部材21(「脚部材」に相当する。)を備えている。本実施形態では、支持脚部2は、第1脚部材21とは別に、平面視で第2受入領域A2と重複するように配置された第2脚部材22を備えている。
第1天板部材11は、第1脚部材21により下方から支持されている。また、第2天板部材12は、第2脚部材22により下方から支持されている。本実施形態では、通路天板部材10は、第1天板部材11を介して第1脚部材21により支持されると共に、第2天板部材12を介して第2脚部材22により支持されている。すなわち本実施形態では、通路天板部材10を支持するための専用の支持部材は設けられていない。なお、本例では、第1シャッタ111は、第1脚部材21に連結されている。また、第2シャッタ121は、第2脚部材22に連結されている。
本実施形態では、第1脚部材21は、第1天板部材11を支持する複数の支柱部材21aと、複数の支柱部材21a同士を連結する複数の梁部材21bと、を備えている。本例では、平面視で矩形状に形成された第1天板部材11の四隅に対応する位置に、支柱部材21aが設けられている。すなわち、第1天板部材11に対して、少なくとも4つの支柱部材21aが設けられている。そして、第1天板部材11における走行方向Xの両端部のそれぞれに対応した位置において幅方向Yに隣り合って配置された一対の支柱部材21aを連結するように、梁部材21bが幅方向Yに沿って設けられている。すなわち本例では、一対の梁部材21bが、幅方向Yに沿う姿勢で、走行方向Xに離間して設けられている。一対の梁部材21bは、互いに同じ高さに配置されている。但し、上記のような構成に限定されることなく、第1脚部材21が備える支柱部材21a及び梁部材21bの数は、任意に設定することができる。
第2脚部材22についても、第1脚部材21と同様に構成されている。すなわち、本実施形態では、第2脚部材22は、第2天板部材12を支持する複数の支柱部材22aと、複数の支柱部材22a同士を連結する複数の梁部材22bと、を備えている。本例では、平面視で矩形状に形成された第2天板部材12の四隅に対応する位置に、支柱部材22aが設けられている。すなわち、第2天板部材12に対して、少なくとも4つの支柱部材22aが設けられている。そして、第2天板部材12における走行方向Xの両端部のそれぞれに対応した位置において幅方向Yに隣り合って配置された一対の支柱部材22aを連結するように、梁部材22bが幅方向Yに沿って設けられている。すなわち本例では、一対の梁部材22bが、幅方向Yに沿う姿勢で、走行方向Xに離間して設けられている。一対の梁部材22bは、互いに同じ高さに配置されている。但し、上記のような構成に限定されることなく、第2脚部材22が備える支柱部材22a及び梁部材22bの数は、任意に設定することができる。
上述のように、コンベヤユニット3は、天板部1よりも下方に配置されている。そして、コンベヤユニット3は、天板部1よりも下方において、物品Wを搬送するように構成されている。本実施形態では、コンベヤユニット3は、容器Cを搬送することにより、当該容器Cに収容された物品Wを搬送するように構成されている。本例では、コンベヤユニット3は、搬送部T(図2も参照)の一部として構成されており、空容器搬入部80と実容器搬出部70との搬送経路の間に設けられている。
コンベヤユニット3は、第1開口110aの直下を通るように配置されていると共に、第1脚部材21により支持されている。本実施形態では、コンベヤユニット3は、第1開口110aの直下を通るように配置されていると共に第1脚部材21により支持されている部分に加えて、第2開口120aの直下を通るように配置されていると共に第2脚部材22により支持されている部分を備えている。
本実施形態では、コンベヤユニット3は、第1コンベヤ31と第2コンベヤ32とを備えている。そして、第1コンベヤ31は、複数の第1受入部110のそれぞれにおける第1開口110aの直下を通るように配置されていると共に、第1脚部材21により支持されている。そのために、本例では、第1コンベヤ31は、複数の第1受入部110が並ぶ配列方向(本例では走行方向X)に沿って配置されており、第1脚部材21及び第2脚部材22のうち第1脚部材21のみによって支持されている。第2コンベヤ32は、複数の第2受入部120のそれぞれにおける第2開口120aの直下を通るように配置されていると共に、第2脚部材22により支持されている。そのために、本例では、第2コンベヤ32は、複数の第2受入部120が並ぶ配列方向(本例では走行方向X)に沿って配置されており、第1脚部材21及び第2脚部材22のうち第2脚部材22のみによって支持されている。
本実施形態では、第1コンベヤ31は、受入搬送部Tiの一部を構成しており、複数の容器Cを走行方向Xに沿って並べて配置可能となっている(図2も参照)。詳細には、第1コンベヤ31は、第1受入部110における第1開口110aに対応する位置に、空容器搬入部80から搬入される容器C(空容器Ce)を配置可能に構成されている。本例では、第1コンベヤ31は、複数の第1開口110a(第1受入部110)のそれぞれに対して平面視で重複する位置に、容器C(空容器Ce)を配置するように構成されている。そして、第1コンベヤ31は、第1受入部110により受け入れられた物品Wが容器Cに収容されると、当該容器C(実容器Cf)を搬送する。本例では、第1コンベヤ31は、走行方向Xに沿って並べて配置された全ての容器Cに、上記仕分け情報に基づいて仕分けられた物品Wが収容された後、当該全ての容器Cをまとめて搬送する。
図3及び図4に示すように、本実施形態では、第1コンベヤ31は、搬送部材31aと、搬送部材31aを支持する搬送支持部材31bと、を備えている。本例では、第1コンベヤ31は、ローラコンベヤにより構成されており、搬送部材31aは、ローラにより構成されている。そして、搬送支持部材31bは、搬送部材31aが連結されるフレームにより構成されている。本例では、搬送支持部材31bは、搬送部材31aとしてのローラを回転自在に支持している。
本実施形態では、第1コンベヤ31は、第1脚部材21の梁部材21bに支持されている。具体的には、第1コンベヤ31は、第1脚部材21の梁部材21bに載置された状態で支持されている。本例では、第1コンベヤ31における搬送支持部材31bが、第1脚部材21の梁部材21bに対して上方から当接した状態で、当該梁部材21bに固定されている。このような構成により、架台ユニット100に対する第1コンベヤ31の取り付けを容易に行うことができる。
第2コンベヤ32についても、第1コンベヤ31と同様に構成されている。すなわち、本実施形態では、第2コンベヤ32は、受入搬送部Tiの一部を構成しており、複数の容器Cを走行方向Xに沿って並べて配置可能となっている(図2も参照)。詳細には、第2コンベヤ32は、第2受入部120における第2開口120aに対応する位置に、空容器搬入部80から搬入される容器C(空容器Ce)を配置可能に構成されている。本例では、第2コンベヤ32は、複数の第2開口120a(第2受入部120)のそれぞれに対して平面視で重複する位置に、容器C(空容器Ce)を配置するように構成されている。そして、第2コンベヤ32は、第2受入部120により受け入れられた物品Wが容器Cに収容されると、当該容器C(実容器Cf)を搬送する。本例では、第2コンベヤ32は、走行方向Xに沿って並べて配置された全ての容器Cに、上記仕分け情報に基づいて仕分けられた物品Wが収容された後、当該全ての容器Cをまとめて搬送する。
図3及び図4に示すように、本実施形態では、第2コンベヤ32は、搬送部材32aと、搬送部材32aを支持する搬送支持部材32bと、を備えている。本例では、第2コンベヤ32は、ローラコンベヤにより構成されており、搬送部材32aは、ローラにより構成されている。そして、搬送支持部材32bは、搬送部材32aが連結されるフレームにより構成されている。本例では、搬送支持部材32bは、搬送部材32aとしてのローラを回転自在に支持している。
本実施形態では、第2コンベヤ32は、第2脚部材22の梁部材22bに支持されている。具体的には、第2コンベヤ32は、第2脚部材22の梁部材22bに載置された状態で支持されている。本例では、第2コンベヤ32における搬送支持部材32bが、第2脚部材22の梁部材22bに対して上方から当接した状態で、当該梁部材22bに固定されている。このような構成により、架台ユニット100に対する第2コンベヤ32の取り付けを容易に行うことができる。
本実施形態では、架台ユニット100は、通路領域A0が設けられた通路形成ユニットU0と、第1受入領域A1が設けられた第1ユニットU1と、第2受入領域A2が設けられた第2ユニットU2と、を備えている。図6に示すように、通路形成ユニットU0と第1ユニットU1と第2ユニットU2とは、分解可能に連結されている。このような構成により、架台ユニット100を、通路形成ユニットU0と第1ユニットU1と第2ユニットU2とに分解して、ユニット毎に運搬することができる。従って、架台ユニット100を工場等から設置場所まで運搬する場合の運搬の容易性を向上させることができる。
本実施形態では、通路形成ユニットU0は、通路天板部材10を含んで構成されている。第1ユニットU1は、第1天板部材11と第1脚部材21と第1コンベヤ31とを含んで構成されており、本例ではさらに第1シャッタ111を含んでいる。第2ユニットU2は、第2天板部材12と第2脚部材22と第2コンベヤ32とを含んで構成されており、本例ではさらに第2シャッタ121を含んでいる。
上述のように、本実施形態では、通路天板部材10は、第1天板部材11と第2天板部材12とを幅方向Yに連結するように構成されている。そして、これらの部材は、ボルト等の締結部材によって着脱自在に連結されている。従って、通路天板部材10に対して、第1天板部材11と第2天板部材12とのそれぞれをボルト等の締結部材で連結することで、通路形成ユニットU0と第1ユニットU1と第2ユニットU2とを連結して架台ユニット100を容易に組み立てることができる。反対に、架台ユニット100を、通路形成ユニットU0と第1ユニットU1と第2ユニットU2とに分解する場合には、ボルト等の締結部材を取り除くことで、通路天板部材10に対する第1天板部材11及び第2天板部材12の連結を解除すれば良い。
以上説明した架台ユニット100によれば、物品搬送車Vによる物品Wの搬送経路を天板部1に設定することができ、また、コンベヤユニット3(第1コンベヤ31及び第2コンベヤ32)による物品W(詳細には容器Cに収容された物品W)の搬送経路を天板部1よりも下方に設定することができる。これにより、物品Wの搬送経路を異なる高さに複数設定することができ、上下方向の空間を有効利用することができる。
また、架台ユニット100は、支持脚部2に支持された天板部1によって物品搬送車Vを支持すると共に、支持脚部2に備えられた第1脚部材21及び第2脚部材22によってコンベヤユニット3(第1コンベヤ31及び第2コンベヤ32)を支持するように構成されている。従って、物品搬送車Vの支持とコンベヤユニット3の支持との双方を支持脚部2により行うことができ、これらの搬送装置それぞれについて専用の支持構造を用いる場合に比べて、各搬送装置の支持構造の簡略化を図ることができている。
また、第1受入部110及び第2受入部120が物品搬送車Vから受け入れた物品Wは、第1開口110a及び第2開口120aを通って、天板部1よりも下方に配置されたコンベヤユニット3(第1コンベヤ31及び第2コンベヤ32)に搬送される。そして、当該物品Wは、コンベヤユニット3(第1コンベヤ31及び第2コンベヤ32)によって更に搬送される。すなわち、物品Wが搬送される段階を、物品搬送車Vにより搬送される段階とコンベヤユニット3(第1コンベヤ31及び第2コンベヤ32)により搬送される段階とに分けることができる。そのため、例えば、複数回に亘って物品搬送車Vにより搬送された複数の物品Wを、コンベヤユニット3(第1コンベヤ31及び第2コンベヤ32)によってまとめて1回で搬送することもでき、本実施形態のように物品Wの仕分け及び搬送を行う物品搬送設備Fに好適に利用できる。
〔その他の実施形態〕
次に、架台ユニットのその他の実施形態について説明する。
(1)上記の実施形態では、第1コンベヤ31が、複数の第1受入部110が並ぶ配列方向に沿って配置されており、第2コンベヤ32が、複数の第2受入部120が並ぶ配列方向に沿って配置されている例について説明した。しかし、このような例に限定されることなく、例えば、第1コンベヤ31は、複数の第1受入部110の配列方向に対して平面視で直交する方向に沿って配置されていても良い。また、第2コンベヤ32は、複数の第2受入部120の配列方向に対して平面視で直交する方向に沿って配置されていても良い。この場合、第1コンベヤ31及び第2コンベヤ32のそれぞれは、第1受入領域A1と第2受入領域A2とに跨って配置され、第1脚部材21と第2脚部材22との双方によって支持される。このようにすることで、例えば図7に示すように、第1コンベヤ31及び第2コンベヤ32により構成される受入搬送部Tiを、複数の第1受入部110の配列方向及び複数の第2受入部120の配列方向に対して平面視で直交する方向に沿って配置することができる。このような設備のレイアウトも好適に採用することができる。なお、上記実施形態では、21個の容器Cを容器群として当該容器群単位で21個の容器Cを同期させて搬送する例について説明した。一方、図7に示す例では、架台ユニット100の設置数や配列を上記実施形態と同じにしたまま、受入搬送部Tiによる搬送方向を変更するだけで、1つの受入搬送部Tiに対応して10個の受取部Iが配置される構成としている。この構成では、10個の容器Cを容器群として、当該容器群単位で10個の容器Cを同期させて搬送する運用とされる。この場合、受入搬送部Tiは、容器群を構成する10個の容器C全てに物品Wが収容された後に、当該10個の容器Cを搬送すると良い。このように、容器群を構成する容器Cの数を少なくすることにより、仕分け後の物品Wの実容器搬出部70への搬送をより早く行うことが可能となる。
(2)上記の実施形態では、1つの架台ユニット100において、第1受入領域A1に設けられた第1受入部110の数と、第2受入領域A2に設けられた第2受入部120の数とが、同じになっている例について説明した。しかし、このような例に限定されることなく、第1受入部110の数と第2受入部120の数とは、異なっていても良い。
(3)上記の実施形態では、複数の第1受入部110のそれぞれに対して走行方向Xの同じ位置に、第2受入部120が配置されている例について説明した。しかし、このような例に限定されることなく、第1受入部110と第2受入部120とは、走行方向Xにおける異なる位置に配置されていても良い。
(4)上記の実施形態では、第1受入領域A1には、複数の第1受入部110が配置され、第2受入領域A2には、複数の第2受入部120が配置されている例について説明した。しかし、このような例に限定されることなく、第1受入領域A1には、第1受入部110が1つのみ配置されていても良い。また、第2受入領域A2には、第2受入部120が1つのみ配置されていても良い。
(5)上記の実施形態では、天板部1が、通路領域A0を構成する通路天板部材10と、第1受入領域A1を構成する第1天板部材11と、第2受入領域A2を構成する第2天板部材12と、を備えている例について説明した。しかし、このような例に限定されることなく、天板部1は、単一の部材により構成され、当該単一の部材に、通路領域A0と第1受入領域A1と第2受入領域A2とが設けられていても良い。
(6)上記の実施形態では、第1受入部110が、物品搬送車Vから受け入れた物品Wを第1開口110aへ導く第1案内部材110bを備え、第2受入部120が、物品搬送車Vから受け入れた物品Wを第2開口120aへ導く第2案内部材120bを備えている例について説明した。しかし、このような例に限定されることなく、第1受入部110は、第1案内部材110bを備えていなくても良い。この場合、第1受入部110は、第1開口110aのみを備えた構成であっても良い。また、第2受入部120は、第2案内部材120bを備えていなくても良い。この場合、第2受入部120は、第2開口120aのみを備えた構成であっても良い。
(7)上記の実施形態では、第1シャッタ111のシャッタ本体111aが、第1天板部材11よりも下方において、幅方向Yに沿ってスライドするように構成されている例について説明した。しかし、シャッタ本体111aは、第1開口110aの開放及び閉鎖を行うように構成されていれば良く、例えば、第1天板部材11よりも上方に配置されていても良い。また、シャッタ本体111aは、幅方向Yではなく走行方向Xに沿ってスライドするように構成されていても良いし、或いは、基準軸まわりに揺動するような構成であっても良い。第2シャッタ121のシャッタ本体121aについても同様である。
(8)上記の実施形態では、架台ユニット100が、第1開口110aの開放及び閉鎖を行う第1シャッタ111と、第2開口120aの開放及び閉鎖を行う第2シャッタ121と、を備えている例について説明した。しかし、このような例に限定されることなく、架台ユニット100は、第1シャッタ111及び第2シャッタ121のうち少なくとも一方を備えていなくても良い。
(9)上記の実施形態では、コンベヤユニット3が、容器Cを搬送することにより、当該容器Cに収容された物品Wを搬送するように構成されている例について説明した。しかし、このような例に限定されることなく、コンベヤユニット3は、容器Cを用いることなく、直接的に物品Wを搬送するように構成されていても良い。この場合、受取部Iにおいて物品搬送車Vから受け取られた物品Wは、コンベヤユニット3の搬送面に直接載置される。そして、受入搬送部Ti(図2等参照)は、容器Cを用いることなく、直接的に物品Wを搬送する。
(10)上記の実施形態では、第1コンベヤ31が、ローラコンベヤにより構成されており、搬送部材31aが、ローラにより構成されている例について説明した。しかし、このような例に限定されることなく、第1コンベヤ31は、ベルトコンベヤやチェーンコンベヤなどにより構成されていても良い。第1コンベヤ31がベルトコンベヤにより構成される場合には、搬送部材31aは、ベルトにより構成される。第1コンベヤ31がチェーンコンベヤにより構成される場合には、搬送部材31aは、チェーンにより構成される。第2コンベヤ32についても同様である。
(11)上記の実施形態では、天板部1には、第1受入領域A1とは別に、物品搬送車Vから物品Wを受け入れる第2受入部120が設けられた第2受入領域A2が設けられており、支持脚部2は、第1脚部材21とは別に、平面視で第2受入領域A2と重複するように配置された第2脚部材22を備えている例について説明した。しかし、このような例に限定されることなく、天板部1には、第2受入領域A2は設けられていなくても良い。また、支持脚部2は、第2脚部材22を備えていなくても良い。この場合、コンベヤユニット3は、第2コンベヤ32を備えることなく、第1コンベヤ31のみを備えていると好適である。
(12)なお、上述した実施形態で開示された構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示された構成と組み合わせて適用することも可能である。その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で単なる例示に過ぎない。従って、本開示の趣旨を逸脱しない範囲内で、適宜、種々の改変を行うことが可能である。
〔上記実施形態の概要〕
以下、上記において説明した架台ユニットについて説明する。
天板部と、前記天板部を下方から支持する支持脚部と、コンベヤユニットと、を備えた架台ユニットであって、
前記天板部には、物品搬送車が走行する通路が設けられた通路領域と、前記物品搬送車から物品を受け入れる受入部が設けられた受入領域と、が設けられ、
前記通路に沿って前記物品搬送車が走行する方向を走行方向とし、平面視で前記走行方向に直交する方向を幅方向として、
前記支持脚部は、平面視で前記受入領域と重複するように配置された脚部材を備え、
前記受入部は、上下方向に貫通する開口を備え、
前記コンベヤユニットは、前記開口の直下を通るように配置されていると共に、前記脚部材により支持されている。
本構成によれば、物品搬送車による物品の搬送経路を天板部に設定することができ、また、コンベヤユニットによる物品の搬送経路を天板部よりも下方に設定することができる。これにより、物品の搬送経路を異なる高さに複数設定することができ、上下方向の空間を有効利用することができる。そして、本構成によれば、支持脚部に支持された天板部によって物品搬送車を支持することができると共に、支持脚部に備えられた脚部材によってコンベヤユニットを支持することができる。従って、本構成によれば、物品搬送車の支持とコンベヤユニットの支持との双方を支持脚部により行うことができ、これらの搬送装置それぞれについて専用の支持構造を用いる場合に比べて、各搬送装置の支持構造の簡略化を図ることが可能となる。また、本構成によれば、受入部が物品搬送車から受け入れた物品は、開口を通って、天板部よりも下方に配置されたコンベヤユニットに搬送される。そして、当該物品は、コンベヤユニットによって更に搬送される。すなわち、本構成によれば、物品が搬送される段階を、物品搬送車により搬送される段階とコンベヤユニットにより搬送される段階とに分けることができる。そのため、例えば、複数回に亘って物品搬送車により搬送された複数の物品を、コンベヤユニットによってまとめて1回で搬送することも可能となり、例えば物品の仕分け及び搬送を行う設備に好適に利用できる。
ここで、前記受入領域を第1受入領域とし、前記受入部を第1受入部とし、前記開口を第1開口とし、前記脚部材を第1脚部材として、
前記天板部には、前記第1受入領域とは別に、前記物品搬送車から前記物品を受け入れる第2受入部が設けられた第2受入領域が設けられ、
前記第1受入領域と前記第2受入領域とは、前記通路領域を挟んで前記幅方向の両側に分かれて配置され、
前記支持脚部は、前記第1脚部材とは別に、平面視で前記第2受入領域と重複するように配置された第2脚部材を備え、
前記第2受入部は、前記第1受入部が備える前記第1開口とは別に、上下方向に貫通する第2開口を備え、
前記コンベヤユニットが、前記第1開口の直下を通るように配置されていると共に前記第1脚部材により支持されている部分に加えて、前記第2開口の直下を通るように配置されていると共に前記第2脚部材により支持されている部分を備える、と好適である。
本構成によれば、物品搬送車によって物品を搬送することが可能な箇所(第1受入部、第2受入部)を、通路領域を挟んだ幅方向の両側に複数配置することができる。また、物品搬送車から第1受入部に受け入れられた物品、及び、物品搬送車から第2受入部に受け入れられた物品を、天板部よりも下方においてコンベヤユニットにより搬送することができる。従って、本構成によれば、例えば、物品搬送車によって仕分けられた物品をコンベヤユニットにより搬送するような仕分け設備に適用する場合に、物品の仕分け効率の向上を図ることができる。
また、上記構成において、
前記第1受入領域には、複数の前記第1受入部が前記走行方向に沿って並んで配置され、
前記第2受入領域には、複数の前記第2受入部が前記走行方向に沿って並んで配置され、
前記コンベヤユニットは、第1コンベヤと第2コンベヤとを備え、
前記第1コンベヤが、複数の前記第1受入部のそれぞれにおける前記第1開口の直下を通るように配置されていると共に、前記第1脚部材により支持され、
前記第2コンベヤが、複数の前記第2受入部のそれぞれにおける前記第2開口の直下を通るように配置されていると共に、前記第2脚部材により支持されている、と好適である。
本構成によれば、物品搬送車から第1受入部に受け入れられた物品を、天板部よりも下方において第1コンベヤにより搬送することができる。また、物品搬送車から第2受入部に受け入れられた物品を、天板部よりも下方において第2コンベヤにより搬送することができる。そして、第1脚部材は、平面視で第1受入領域と重複するように配置されているため、第1受入領域の複数の第1開口(第1受入部)の直下を通るように配置された第1コンベヤを適切に支持できる。同様に、第2脚部材は、平面視で第2受入領域と重複するように配置されているため、第2受入領域の複数の第2開口(第2受入部)の直下を通るように配置された第2コンベヤを適切に支持できる。
また、上記構成において、
前記天板部は、前記通路領域を構成する通路天板部材と、前記第1受入領域を構成する第1天板部材と、前記第2受入領域を構成する第2天板部材と、を備え、
前記第1天板部材は、前記第1脚部材により下方から支持され、
前記第2天板部材は、前記第2脚部材により下方から支持され、
前記通路天板部材は、前記第1天板部材と前記第2天板部材とを前記幅方向に連結するように構成されている、と好適である。
本構成によれば、天板部を、通路天板部材と第1天板部材と第2天板部材とに分解して運ぶことができるため、施工が容易となる。また、本構成によれば、通路天板部材は、第1天板部材を介して第1脚部材により支持されると共に、第2天板部材を介して第2脚部材により支持されるため、通路天板部材を支持するための専用の支持部材が不要となる。さらに、この通路天板部材を、第1天板部材と第2天板部材との位置決めや連結に好適に用いることができる。
また、前記受入部は、前記物品搬送車から受け入れた前記物品を前記開口へ導く案内部材を備えている、と好適である。
本構成によれば、物品搬送車から受け入れた物品を、開口へ適切に導くことができる。