JP7599095B2 - 室外機 - Google Patents
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Description
発明者らが本開示に想到するに至った当時、空気調和装置の室外機には、圧縮機とアキュムレータとを備え、アキュムレータにより圧縮機に気体冷媒を供給することが一般的であった。そうした状況下において、発明者らは、アキュムレータに結露する結露水が、アキュムレータを底板に固定するための孔を介して底板から漏れ出すという課題があることを発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
以下、図1~図9を用いて、実施の形態1を説明する。なお、図中に記載のFR、UP、LHの符号を付与した矢印は、それぞれ文章中の前方、上方、左方と対応し、文章中の前後、上下、左右等の方向は、特に説明がない限りはこれらを基準とする。また、説明の都合上、要部に重なる位置にある部材や、必要以上に詳細な部分については、図中での描画を省略する場合がある。
図1は、実施の形態1に係る室外機1の正面図である。図2は、室外機1を左後方から見た斜視図である。
室外機1は、図示しない冷媒配管によって図示しない室内機と接続されることで冷凍サイクル回路を形成する室外機である。室外機1は、主に建造物の外壁面に掛けて使用される壁掛け式の室外機であり、略直方体の筐体10を備える。図2に示すように、筐体10はその内部を仕切板11により左右に二分割されている。これにより、仕切板11の右側に位置する送風機室30と、仕切板11の左側に位置する機械室50と、が形成される。
送風機31は、軸流式の送風機であり、筐体10の前面13に設けられた吹出口13aに向けて設けられる。送風機31の駆動により、筐体10の外部の空気は、筐体10の右側面14及び背面16の開口を介して送風機室30の内部に吸引される。送風機室30に吸引された空気は、熱交換器33を通過する際に熱交換器33内部の冷媒と熱交換を行う。熱交換器33内の冷媒と熱交換を行った空気は、吹出口13aから吹き出す。
熱交換器33は、図示しない室内機の熱交換器や、機械室50に設けられた圧縮機51、及びアキュムレータ53等と冷媒配管を介して接続することで、冷凍サイクル回路を形成する。熱交換器33は、冷凍サイクル回路内において、室内機が冷房運転をする場合は凝縮器として、室内機が暖房運転をする場合は蒸発器として、それぞれ機能する。
圧縮機51は、気体冷媒を圧縮し、高温高圧の気体冷媒として吐出する。圧縮機51は、吐出側を図示しない四方弁に接続される。圧縮機51の吐出側は、四方弁を介して熱交換器33及び室内熱交換器に接続される。
アキュムレータ53は、圧縮機51の吸入側に接続され、気液混合の冷媒から気体冷媒を分離し、分離した気体冷媒を圧縮機51に供給する。アキュムレータ53は、円柱形状であり、上下方向を軸とするように配置される。
仕切板11の上部には、機械室50と送風機室30とを連通する図示しないダクトが形成される。送風機31が駆動した場合、機械室50内の空気は制御用基板40を冷却し、ダクトを介して送風機室30に流入する。
第2のスリット孔86は、幅、高さともにスリット孔82よりも小さく、スリット孔82の上方に複数形成される。
配管用蓋部84は、第2壁面部83の一部であり、取り外すことにより機械室50と筐体10の外部とが連通する。後述するアキュムレータ脚60の高さは、配管用蓋部84を取り外した際に形成される開口から、アキュムレータ53の下方を介して配管を通すことができる程度の高さに設定される。また、後述する板部材70についても、配管用蓋部84を取り外した際に形成される開口から配管を通した際に、配管と板部材70とが干渉しないように、板部材70は略水平に設けられる。従って、本実施の形態においては、配管用蓋部84を取り外した際に形成される開口から機械室50内での配管が可能である。
板部材70は、略水平に設けられる平板状の部分である水平板部71と、左方から立ち上がり、左側面18にねじ留めによって固定される導風板80接続部73と、を備える。板部材70は、アキュムレータ脚60と導風板80とを固定することで、アキュムレータ53の筐体10に対する固定を補強する。
図4に示すように、水平板部71の前後方向の幅W1はスリット孔82の前後方向の幅W2よりも大きい。後述するように、板部材70はスリット孔82から機械室50に侵入する粉雪や埃等のパウダーを遮蔽する。
また、詳細は後述するが、水平板部71は、アキュムレータ53に結露する結露水を受ける露受け板として機能する。
水平板部71は、第1壁面部81から、延長線L1と交わる位置よりも右方まで延伸する。換言すれば、水平板部71の左右方向の寸法Sは、水平板部71を含む平面及び延長線L1が交わる位置と、左側面18と、の距離Dよりも大きい。
従って、最下部のスリット孔82を介して機械室50に流入された空気は、スリット孔82の傾斜方向に流れ、水平板部71の下面に当たる。同様に、複数設けられたスリット孔82について、全てのスリット孔82を介して機械室50に流入された空気は、水平板部71に当たる。
アキュムレータ脚60は、本体部61と、第1の曲げ部63と、第2の曲げ部65と、を備える。
取付部67は、本体部61の下部である取付部本体67aと、第1の曲げ部63の下部である取付部後部67bと、第2の曲げ部65の下部である取付部前部67cと、を備える。
取付部後部67bは、その下端がアキュムレータ載置台17に密着し、左方に延伸する。取付部後部67bは、突起状の爪64を備える。爪64は、取付部後部67bの下端から水平方向後方に曲げ形成されている。爪64が、後述の取付孔17aからアキュムレータ載置台17の下面側に挿入されることで、アキュムレータ脚60はアキュムレータ載置台17に位置決め及び固定される。
取付部前部67cは、その下端がアキュムレータ載置台17に密着し、左方に延伸している。取付部前部67cは、水平方向前方に曲げられた固定部66を備える。固定部66は、アキュムレータ載置台17に接し、固定孔66aを介してアキュムレータ載置台17にねじ留めで固定される。
このように、アキュムレータ脚60は、一箇所を爪64の挿入により固定され、もう一箇所をねじ留めによって固定される。これにより、アキュムレータ脚60は、底板15に対して容易に位置決めして固定可能であるとともに、十分な強度で固定される。
取付孔17aは、底板15を貫通する孔であり、アキュムレータ載置台17に形成された上方に凸形状の被覆部17bから、水平方向前方に開口する。取付孔17aに爪64が前方から挿入されることにより、取付部後部67bの後面と取付孔17aの縁とは隙間なく密着する。
被覆部17bは、取付孔17aに挿入された爪64を、上方から覆う。これにより、水平に曲げられた爪64は凸形状の被覆部17b内部に収まり、爪64は底板15の下方に突出しない。
図9に示すように、取付部67は、平面視で左方が開放した枠状である。爪64は、平面視では取付部67の外側に向けて曲げられる。
以上のように構成された室外機1について、以下その動作、作用を説明する。
アキュムレータ脚60がアキュムレータ載置台17に固定される場合、始めに、爪64が前方から後方に向けて取付孔17aに挿入される。これにより、取付部後部67bの後面と取付孔17aの縁とが接触し、アキュムレータ脚60はアキュムレータ載置台17に対して位置決めされる。
ここで、固定孔66aが上方からねじ留めされることで、固定部66とアキュムレータ載置台17とが固定される。
室外機1を含む空気調和装置が稼働した場合、室外機1においては、送風機室30に設けられた送風機31が駆動する。送風機31の駆動により、筐体10の外部の空気は筐体10の右側面14及び背面16に設けられた開口から送風機室30に取り込まれる。ここで、送風機室30に取り込まれた空気は熱交換器33と熱交換し、熱交換した外気は吹出口13aから筐体10の外部に吹き出す。
また、アキュムレータ53の側面に結露した水滴は、アキュムレータ53の下方に設けられた水平板部71の上面にも落下する。水平板部71は、平面視で取付部67の外側まで延伸する。従って、水平板部71の上面に付着した水滴は、取付部67の外側に落下する。
このように、アキュムレータ53に結露した結露水は、アキュムレータ脚60の取付部67の外側に滴下される。従って、結露水は取付部67の内側に溜まりにくくなる。
以上のように、本実施の形態において、室外機1は、底板15と、底板15に形成される上方に凸形状のアキュムレータ載置台17と、アキュムレータ載置台17に固定されるアキュムレータ脚60と、アキュムレータ脚に載置されるアキュムレータ53と、アキュムレータ53の下方に略水平方向に設けられる水平板部71と、を備え、水平板部71の少なくとも一部は、平面視でアキュムレータ脚60よりも外側まで延伸する。
この構成によれば、アキュムレータ53に結露した結露水は、水平板部71によって受けられ、アキュムレータ脚60の外側に落ちる。従って、アキュムレータ53からの結露水を排水しやすくなり、底板15から結露水が漏れ出しにくくなる。
この構成によれば、爪64を取付孔17aに挿入することにより、アキュムレータ脚60をアキュムレータ載置台17に容易に取り付けることができる。また、アキュムレータ53に結露した結露水は、水平板部71によりアキュムレータ脚60の外側に落ちるため、取付孔17aから底板15の下面側に漏れ出しにくい。従って、アキュムレータ53に結露する結露水が底板15から漏れ出すことを抑制しながら、室外機1の組み立ての工数を削減することができる。
この構成によれば、爪64は取付部67の外側に曲げられるため、取付部67の外面と取付孔17aの縁とが密着する。従って、取付部67の外側において、取付孔17aから結露水が漏れ出すことを抑制できる。
この構成によれば、爪64が被覆部17bの内側に収納され、底板15の下方に突出しない。従って、室外機1を移動させる際などに爪64が建造物などに衝突しにくくなる。これにより、爪64の変形を抑制できる。
この構成によれば、アキュムレータ53から流れ落ちた結露水は、水平板部71によって受けられ、アキュムレータ載置台17の外側に落ちる。従って、結露水がより排水されやすくなり、底板15から結露水が漏れ出すことを抑制できる。
この構成によれば、壁掛け式とすることで、室外機1を設置するスペースを小さくすることができる。また、アキュムレータ53に結露する結露水は底板15から漏れ出しにくいので、室外機1を壁掛け式として高い位置に設置した場合であっても、室外機1の下方を濡らすことを抑制できる。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略等を行った実施の形態にも適用できる。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
10 筐体
11 仕切板
13 前面
13a 吹出口
14 右側面
15 底板
15a 排水孔
16 背面
17 アキュムレータ載置台
17a 取付孔
17b 被覆部
18 左側面
30 送風機室
31 送風機
33 熱交換器
40 制御用基板
50 機械室
51 圧縮機
53 アキュムレータ
60 アキュムレータ脚
61 本体部
63 第1の曲げ部
64 爪
65 第2の曲げ部
66 固定部
66a 固定孔
67 取付部
67a 取付部本体
67b 取付部後部
67c 取付部前部
70 板部材
71 水平板部
73 導風板接続部
80 導風板
81 第1壁面部
82 スリット孔
83 第2壁面部
84 配線用蓋部
86 第2のスリット孔
Claims (6)
- 底板と、
前記底板に形成される上方に凸形状のアキュムレータ載置台と、
前記アキュムレータ載置台に固定されるアキュムレータ脚と、
前記アキュムレータ脚に載置されるアキュムレータと、
前記アキュムレータの下方に略水平方向に設けられる水平板部と、を備え、
前記水平板部の少なくとも一部は、平面視で前記アキュムレータ脚よりも外側まで延伸する
ことを特徴とする室外機。 - 前記アキュムレータ脚は、下端部に突起状の爪を備え、
前記アキュムレータ載置台は、前記爪が前記アキュムレータ載置台の下面側に挿入される取付孔を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の室外機。 - 前記アキュムレータ脚は、前記アキュムレータ載置台に接する取付部を備え、
前記取付部は、平面視で一方向が開放した枠状であり、
前記爪は、前記取付部の下端に設けられ、平面視で前記取付部の外側に曲げられる
ことを特徴とする請求項2に記載の室外機。 - 前記取付孔は、前記アキュムレータ載置台に形成された上方に凸形状の被覆部から略水平方向に開口し、
前記爪は、略水平方向に曲げられ、前記被覆部の下方に挿入される
ことを特徴とする請求項3に記載の室外機。 - 前記水平板部の少なくとも一部は、前記アキュムレータ載置台の外側まで延伸する
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の室外機。 - 壁掛け型の室外機であることを特徴とする
請求項1乃至5の何れか一項に記載の室外機。
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