JP7601507B2 - 処理装置及び基板搬送方法 - Google Patents
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Description
本開示は、処理装置及び基板搬送方法に関する。
半導体ウエハ収納容器と電気的な測定を行なうための載置台との間で半導体ウエハを搬送可能とされたウエハ搬送機構を備えるプローブ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
本開示は、反りのある基板を吸着して搬送できる技術を提供する。
本開示の一態様による処理装置は、基板を保持して搬送するピックと、前記ピックにおける凹状に湾曲する基板と接触する位置に配置される第1の吸着パッドと、前記ピックにおける凸状に湾曲する基板と接触する位置に設けられる第2の吸着パッドと、前記第1の吸着パッドに接続される第1の吸引路の圧力及び前記第2の吸着パッドに接続される第2の吸引路の圧力を検出する圧力センサと、前記圧力センサの検出値に基づいて、前記第1の吸着パッド及び前記第2の吸着パッドによる吸引動作を制御する制御部と、を有する。
本開示によれば、反りのある基板を吸着して搬送できる。
以下、添付の図面を参照しながら、本開示の限定的でない例示の実施形態について説明する。添付の全図面中、同一又は対応する部材又は部品については、同一又は対応する参照符号を付し、重複する説明を省略する。
〔検査装置〕
図1~図3を参照し、実施形態の検査装置の一例について説明する。図1は、実施形態の検査装置の一例を示す正面図である。図2は、実施形態の検査装置の一例を示す上面図である。図3は、ローダ部の一例を示す図である。
図1~図3を参照し、実施形態の検査装置の一例について説明する。図1は、実施形態の検査装置の一例を示す正面図である。図2は、実施形態の検査装置の一例を示す上面図である。図3は、ローダ部の一例を示す図である。
検査装置1は、ローダ部10、検査部20、装置コントローラ30等を有する。検査装置1は、装置コントローラ30の制御の下、ローダ部10から検査部20へ検査対象の基板Wを搬送し、基板Wに形成された被検査デバイス(DUT:Device Under Test)に電気信号を与えて種々の電気特性を検査する。基板Wは、例えば矩形状の基板であってよい。矩形状の基板としては、例えばPLP(Panel Level Package)が挙げられる。ただし、基板Wは、例えば円形状の基板であってもよい。
ローダ部10は、ロードポート11、アライナ12、基板搬送機構13等を有する。
ロードポート11は、検査装置1の正面(-Y方向)側に設けられている。ロードポート11は、基板Wを収容したカセットCを載置する。
アライナ12は、検査装置1の背面(+Y方向)側に設けられている。アライナ12は、基板Wを位置決めする。
基板搬送機構13は、ロードポート11に載置されたカセットC、アライナ12及び後述する載置台21の間で基板Wを搬送する。基板搬送機構13は、ピック131,132、回転駆動機構133、上下駆動機構134等を含む。
ピック131,132は、上下二段に設けられている。各ピック131,132は、基板Wを保持する。ピック131,132は、フォーク、エンドエフェクタとも称される。
回転駆動機構133は、ピック131,132の下部に設けられており、ピック131,132を回転駆動させる。回転駆動機構133は、例えばステッピングモータを含む。
上下駆動機構134は、回転駆動機構133の下部に設けられており、ピック131,132及び回転駆動機構133を上下駆動させる。上下駆動機構134は、例えばステッピングモータを含む。なお、基板搬送機構13は、図3に示される形態に限定されず、例えば多関節アーム及び上下駆動機構を有する形態であってもよい。
検査部20は、ローダ部10に隣接して配置されている。検査部20は、載置台21、昇降機構22、XYステージ23、プローブカード24、アライメント機構25等を有する。
載置台21は、基板Wを載置して保持する。載置台21は、例えば真空チャックを含む。
昇降機構22は、載置台21の下部に設けられており、載置台21をXYステージ23に対して昇降させる。昇降機構22は、例えばステッピングモータを含む。
XYステージ23は、昇降機構22の下部に設けられており、載置台21及び昇降機構22を2軸方向(図中のX方向及びY方向)に移動させる。XYステージ23は、検査部20の底部に固定されている。XYステージ23は、例えばステッピングモータを含む。
プローブカード24は、載置台21の上方に配置されている。プローブカード24の載置台21側には、複数のプローブ24aが形成されている。プローブカード24は、ヘッドプレート24bに着脱自在に取り付けられている。プローブカード24には、テストヘッドTを介してテスタ(図示せず)が接続されている。
アライメント機構25は、カメラ25a、ガイドレール25b、アライメントブリッジ25c等を含む。カメラ25aは、アライメントブリッジ25cの中央に下向きに取り付けられており、載置台21、基板W等を撮像する。カメラ25aは、例えばCCDカメラやCMOSカメラである。ガイドレール25bは、アライメントブリッジ25cを水平方向(図中のY方向)に移動可能に支持する。アライメントブリッジ25cは、左右一対のガイドレール25bによって支持されており、ガイドレール25bに沿って水平方向(図中のY方向)に移動する。これにより、カメラ25aは、アライメントブリッジ25cを介して、待機位置とプローブカード24の中心の真下(以下「プローブセンタ」という。)との間を移動する。プローブセンタに位置するカメラ25aは、アライメントの際、載置台21がXY方向に移動する間に載置台21上の基板Wの電極パッドを上方から撮像し、画像処理して表示装置40に撮像画像を表示する。
装置コントローラ30は、載置台21の下方に設けられており、検査装置1の全体の動作を制御する。装置コントローラ30に設けられたCPUは、ROM、RAM等のメモリに格納された品種パラメータに従って、所望の検査を実行する。所望の検査は、後述する基板搬送方法、検査方法等を含む。なお、品種パラメータは、ハードディスクやROM、RAM以外の半導体メモリに記憶されてもよい。また、品種パラメータは、コンピュータにより読み取り可能な、CD-ROM、DVD等の記録媒体に記録された状態で所定位置に挿入され、読み出されるようにしてもよい。
〔ピック〕
図4及び図5を参照し、実施形態の検査装置1が備えるピック131の一例について説明する。図4は、ピック131の一例を示す上面図である。図5は、ピック131の一例を示す断面図であり、図4における一点鎖線V-Vで切断した断面を示す。図5(a)は反りのない基板Wを保持したピック131を示し、図5(b)は凹状に湾曲した基板Wを保持したピック131を示し、図5(c)は凸状に湾曲した基板Wを保持したピック131を示す。なお、ピック132は、ピック131と同じ構成であってよい。
図4及び図5を参照し、実施形態の検査装置1が備えるピック131の一例について説明する。図4は、ピック131の一例を示す上面図である。図5は、ピック131の一例を示す断面図であり、図4における一点鎖線V-Vで切断した断面を示す。図5(a)は反りのない基板Wを保持したピック131を示し、図5(b)は凹状に湾曲した基板Wを保持したピック131を示し、図5(c)は凸状に湾曲した基板Wを保持したピック131を示す。なお、ピック132は、ピック131と同じ構成であってよい。
ピック131は、基板Wを保持可能に構成される。ピック131は、先端側が略U字形状を有する。ピック131の上面には、第1の吸着パッド211a,211b、第2の吸着パッド221a,221b、第1の支持パッド231a,231b及び第2の支持パッド241a,241bが設けられている。第1の吸着パッド211a,211b及び第2の吸着パッド221a,221bは、基板Wを真空吸着して保持する。第1の支持パッド231a,231b及び第2の支持パッド241a,241bは、基板Wを真空吸着することなく支持する。
第1の吸着パッド211a,211bは、凹状に湾曲する基板Wに接触する位置に配置される。本実施形態において、第1の吸着パッド211a,211bは、ピック131が保持する基板Wの中心Oよりもピック131の先端側に配置されている。第1の吸着パッド211aと第1の吸着パッド211bとは、ピック131の略U字形状の異なる先端側に配置されている。第1の吸着パッド211aは、第1の吸引路212a,212cを介して吸引される。第1の吸着パッド211bは、第1の吸引路212b,212cを介して吸引される。第1の吸引路212cには、第1のバルブ213が設けられている。第1のバルブ213は、装置コントローラ30の指令に基づいて、第1の吸引路212cを開閉する。第1のバルブ213により第1の吸引路212cが開かれると、第1の吸着パッド211a,211bによる吸着が開始される。一方、第1のバルブ213により第1の吸引路212cが閉じられると、第1の吸着パッド211a,211bによる吸着が停止される。第1のバルブ213は、例えば電磁弁であってよい。また、第1の吸引路212cには、第1の圧力センサ214が設けられている。第1の圧力センサ214は、第1の吸引路212cの圧力を検出し、検出値を装置コントローラ30に送信する。
第2の吸着パッド221a,221bは、凸状に湾曲する基板Wに接触する位置に配置される。本実施形態において、第2の吸着パッド221a,221bは、ピック131が保持する基板Wの中心Oよりもピック131の基端側に配置されている。第2の吸着パッド221a,221bは、第1の吸着パッド211a,211bよりも基板Wの中心Oから離れた位置に設けられている。第2の吸着パッド221aは、第2の吸引路222a,222cを介して吸引される。第2の吸着パッド221bは、第2の吸引路222b,222cを介して吸引される。第2の吸引路222cには、第2のバルブ223が設けられている。第2のバルブ223は、装置コントローラ30の指令に基づいて、第2の吸引路222cを開閉する。第2のバルブ223により第2の吸引路222cが開かれると、第2の吸着パッド221a,221bによる吸着が開始される。一方、第2のバルブ223により第2の吸引路222cが閉じられると、第2の吸着パッド221a,221bによる吸着が停止される。第2のバルブ223は、例えば電磁弁であってよい。また、第2の吸引路222cには、第2の圧力センサ224が設けられている。第2の圧力センサ224は、第2の吸引路222cの圧力を検出し、検出値を装置コントローラ30に送信する。
第1の支持パッド231a,231bは、凹状に湾曲する基板Wを支持する位置に配置される。本実施形態において、第1の支持パッド231a,231bは、ピック131が保持する基板Wの中心Oよりもピック131の基端側に配置されている。第1の支持パッド231a,231bは、ピック131の進退方向において、基板Wの中心Oから第1の支持パッド231a,231bまでの距離L3が、基板Wの中心Oから第1の吸着パッド211a,211bまでの距離L1と等しくなるように配置されている。例えば、距離L1,L3は75mmであってよい。
第2の支持パッド241a,241bは、凸状に湾曲する基板Wを支持する位置に配置される。本実施形態において、第2の支持パッド241a,241bは、ピック131が保持する基板Wの中心Oよりもピック131の先端側に配置されている。第2の支持パッド241aと第2の支持パッド241bとは、ピック131の略U字形状の異なる先端側に配置されている。第2の支持パッド241a,241bは、第1の支持パッド231a,231bよりも基板Wの中心Oから離れた位置に設けられている。第2の支持パッド241a,241bは、ピック131の進退方向において、基板Wの中心Oから第2の支持パッド241a,241bまでの距離L4が、基板Wの中心Oから第2の吸着パッド221a,221bまでの距離L2と等しくなるように配置されている。例えば、距離L2,L4は115mmであってよい。
以上に説明した実施形態のピック131は、凹状に湾曲する基板Wに接触する位置に配置される第1の吸着パッド211a,211b及び第1の支持パッド231a,231bを有する。また、ピック131は、凸状に湾曲する基板Wに接触する位置に配置される第2の吸着パッド221a,221b及び第2の支持パッド241a,241bを有する。これにより、凹状に湾曲する基板Wと凸状に湾曲する基板Wとで接触するパッドを分けることができる。その結果、パッドの高さを低くすることができる。また、基板Wの中心Oに対してパッドを均等に配置できることから、ピック131で基板Wを保持したときの基板Wの傾きを抑制できる。その結果、ピック131が挿入されるエリアやピック131が移動するエリアの制限を少なくできる。
なお、図4及び図5の例では、第1の吸着パッド211a,211bが中心Oよりもピック131の先端側に配置され、第2の吸着パッド221a,221bが中心Oよりもピック131の基端側に配置されている場合を説明した。ただし、パッドの位置関係はこれに限定されない。
例えば、第1の吸着パッド211a,211bが中心Oよりもピック131の基端側に配置され、第2の吸着パッド221a,221bが中心Oよりもピック131の先端側に配置されていてもよい。この場合、第1の支持パッド231a,231bは中心Oよりもピック131の先端側に配置され、第2の支持パッド241a,241bは中心Oよりもピック131の基端側に配置される。
また、例えば、第1の吸着パッド211a,211bと第2の吸着パッド221a,221bの両方が中心Oよりもピック131の基端側に配置されていてもよい。この場合、第1の支持パッド231a,231bと第2の支持パッド241a,241bの両方が中心Oよりもピック131の先端側に配置される。
また、例えば、第1の吸着パッド211a,211bと第2の吸着パッド221a,221bの両方が中心Oよりもピック131の先端側に配置されていてもよい。この場合、第1の支持パッド231a,231bと第2の支持パッド241a,241bの両方が中心Oよりもピック131の基端側に配置される。
また、図4及び図5の例では、ピック131上に2つの第1の吸着パッド211a,211b及び2つの第2の吸着パッド221a,221bが配置されている場合を説明した。ただし、第1の吸着パッド211a,211b及び第2の吸着パッド221a,221bの数はこれに限定されない。例えば、ピック131上に第1の吸着パッド及び第2の吸着パッドをそれぞれ4つ配置してもよい。この場合、2つの第1の吸着パッド及び第2の吸着パッドを中心Oよりもピック131の先端側に配置し、残りの2つの第1の吸着パッド及び第2の吸着パッドを中心Oよりもピック131の基端側に配置することが好ましい。この場合、第1の支持パッド231a,231b及び第2の支持パッド241a,241bを配置しなくてもよい。
〔基板搬送方法〕
図6を参照し、前述した基板搬送機構13により基板Wを搬送する方法の一例について説明する。図6は、実施形態の基板搬送方法の一例を示すフローチャートである。以下、装置コントローラ30が、第1の圧力センサ214及び第2の圧力センサ224の検出値に基づいて、第1の吸着パッド211a,211b及び第2の吸着パッド221a,221bによる吸引動作を制御してピック131で基板Wを搬送する場合を説明する。ただし、装置コントローラ30に代えて、別のコントローラを用いてもよい。また、ピック132で基板Wを搬送する場合も同様であってよい。
図6を参照し、前述した基板搬送機構13により基板Wを搬送する方法の一例について説明する。図6は、実施形態の基板搬送方法の一例を示すフローチャートである。以下、装置コントローラ30が、第1の圧力センサ214及び第2の圧力センサ224の検出値に基づいて、第1の吸着パッド211a,211b及び第2の吸着パッド221a,221bによる吸引動作を制御してピック131で基板Wを搬送する場合を説明する。ただし、装置コントローラ30に代えて、別のコントローラを用いてもよい。また、ピック132で基板Wを搬送する場合も同様であってよい。
まず、装置コントローラ30は、基板搬送機構13を制御して、ピック131で基板Wを保持する(ステップS11)。
次いで、装置コントローラ30は、第1のバルブ213及び第2のバルブ223を開くことで、第1の吸着パッド211a,211b及び第2の吸着パッド221a,221bによる吸着を開始させる(ステップS12)。
次いで、装置コントローラ30は、第1の圧力センサ214及び第2の圧力センサ224の検出値に基づいて、第1の吸引路212cの圧力及び第2の吸引路222cの圧力を取得する(ステップS13)。
次いで、装置コントローラ30は、ステップS13で取得した第1の吸引路212cの圧力及び第2の吸引路222cの圧力に基づいて、第1の吸着パッド211a,211b及び第2の吸着パッド221a,221bのリークの有無を判断する(ステップS14)。例えば、装置コントローラ30は、第1の吸引路212cの圧力が第1閾値以上、第2の吸引路222cの圧力が第2閾値以上の場合、第1の吸着パッド211a,211b及び第2の吸着パッド221a,221bのリークがないと判断する。例えば、装置コントローラ30は、第1の吸引路212cの圧力が第1閾値以上、第2の吸引路222cの圧力が第2閾値未満の場合、第1の吸着パッド211a,211bのリークはなく、第2の吸着パッド221a,221bのリークがあると判断する。例えば、装置コントローラ30は、第1の吸引路212cの圧力が第1閾値未満、第2の吸引路222cの圧力が第2閾値以上の場合、第1の吸着パッド211a,211bのリークがあり、第2の吸着パッド221a,221bのリークがないと判断する。例えば、装置コントローラ30は、第1の吸引路212cの圧力が第1閾値未満、第2の吸引路222cの圧力が第2閾値未満の場合、第1の吸着パッド211a,211b及び第2の吸着パッド221a,221bのリークがあると判断する。なお、第1閾値と第2閾値とは同じ値であってもよく、異なる値であってもよい。
次いで、装置コントローラ30は、ステップS14で判断された結果に基づいて、第1の吸着パッド211a,211bのリークがあるか否かを判定する(ステップS15)。
ステップS15において、第1の吸着パッド211a,211bのリークがないと判定した場合、装置コントローラ30は、ステップS14で判断された結果に基づいて、第2の吸着パッド221a,221bのリークがあるか否かを判定する(ステップS16)。ステップS16において、第2の吸着パッド221a,221bのリークがないと判定した場合、装置コントローラ30は、基板搬送機構13を制御して、基板Wの搬送を開始する(ステップS22)。このとき、基板Wは第1の吸着パッド211a,211b及び第2の吸着パッド221a,221bで吸着して保持され、第1の支持パッド231a,231b及び第2の支持パッド241a,241bで支持された状態で搬送される。一方、ステップS16において、第2の吸着パッド221a,221bのリークがあると判定した場合、装置コントローラ30は、第2のバルブ223を閉じることで第2の吸着パッド221a,221bによる吸着を停止する(ステップS17)。その後、装置コントローラ30は、基板搬送機構13を制御して、基板Wの搬送を開始する(ステップS22)。このとき、基板Wは第1の吸着パッド211a,211bで吸着して保持され、第1の支持パッド231a,231bで支持された状態で搬送される。
一方、ステップS15において、第1の吸着パッド211a,211bのリークがあると判定した場合、装置コントローラ30は、第1のバルブ213を閉じることで第1の吸着パッド211a,211bによる吸着を停止する(ステップS18)。その後、装置コントローラ30は、ステップS14で判断された結果に基づいて、第2の吸着パッド221a,221bのリークがあるか否かを判定する(ステップS19)。ステップS19において、第2の吸着パッド221a,221bのリークがないと判定した場合、装置コントローラ30は、基板搬送機構13を制御して、基板Wの搬送を開始する(ステップS22)。このとき、基板Wは第2の吸着パッド221a,221bで吸着して保持され、第2の支持パッド241a,241bで支持された状態で搬送される。一方、ステップS19において、第2の吸着パッド221a,221bのリークがあると判定した場合、装置コントローラ30は、第2のバルブ223を閉じることで第2の吸着パッド221a,221bによる吸着を停止する(ステップS20)。その後、装置コントローラ30は、アラームを発報し(ステップS21)、処理を終了する。
以上に説明した実施形態の基板搬送方法によれば、基板Wに接触している吸着パッドと基板Wに接触していない吸着パッドとを識別し、基板Wに接触していない吸着パッドの吸着を停止した状態で基板Wを搬送する。これにより、基板Wに接触していない吸着パッドからのリークを抑制できるので、基板Wに接触している吸着パッドによる吸引する力が高まる。その結果、すべての吸着パッドに接触しない基板W、例えば反りのある基板Wであっても、吸着パッドで吸着して保持した状態で搬送できる。
例えば、凹状に湾曲する基板Wを搬送する場合、基板Wを、第1の吸着パッド211a,211bで吸着して保持し、第1の支持パッド231a,231bで支持した状態で搬送できる。例えば、凸状に湾曲する基板Wを搬送する場合、基板Wを、第2の吸着パッド221a,221bで吸着して保持し、第2の支持パッド241a,241bで支持した状態で搬送できる。例えば、反りがない基板Wを搬送する場合、基板Wを、第1の吸着パッド211a,211b及び第2の吸着パッド221a,221bで吸着して保持し、第1の支持パッド231a,231b及び第2の支持パッド241a,241bで支持した状態で搬送できる。また、反りが小さい基板Wについても、反りがない基板Wと同様に搬送できる。
〔検査方法〕
図7を参照し、前述した検査装置1において基板Wを検査する場合の検査方法の一例について説明する。図7は、実施形態の検査方法の一例を示すフローチャートである。
図7を参照し、前述した検査装置1において基板Wを検査する場合の検査方法の一例について説明する。図7は、実施形態の検査方法の一例を示すフローチャートである。
ステップS1では、ローダ部10において検査前の基板Wの位置決めを行う。本実施形態において、まず、装置コントローラ30は、基板搬送機構13を制御して、カセットCに収容された基板Wをアライナ12に搬送する。このとき、前述の基板搬送方法で基板Wを搬送する。次いで、装置コントローラ30は、アライナ12を制御して、基板Wを位置決めする。
ステップS2では、ステップS1にて位置決めされた検査前の基板Wを検査部20に搬送する。本実施形態において、装置コントローラ30は、基板搬送機構13を制御して、アライナ12にて位置決めされた基板Wを検査部20に搬送し、載置台21上に載置する。このとき、前述の基板搬送方法で基板Wを搬送する。
ステップS3では、検査部20において基板Wを検査する。本実施形態において、装置コントローラ30は、アライメント機構25を制御して、載置台21上の基板Wに形成された被検査デバイスの電極パッドと、プローブカード24の複数のプローブ24aとの位置を合わせる。次いで、装置コントローラ30は、昇降機構22を制御して、載置台21を上昇させて、プローブカード24の複数のプローブ24aを対応する電極パッドに接触させる。次いで、装置コントローラ30は、テスタからの検査用信号をテストヘッドT及びプローブカード24の複数のプローブ24aを介して基板Wに形成された被検査デバイスに印加することにより、被検査デバイスの電気特性を検査する。被検査デバイスの電気特性の検査が終了した後、装置コントローラ30は、昇降機構22を制御して、載置台21を下降させて、プローブ24aを電極パッドから離間させる。
ステップS4では、ローダ部10において検査後の基板Wの位置決めを行う。検査後の基板Wの位置決めは、ステップS1における検査前の基板Wの位置決めと同じ方法で実施できる。
ステップS5では、検査後の基板WをカセットCに収容する。本実施形態において、装置コントローラ30は、基板搬送機構13を制御して、ローダ部10において位置決めされた検査後の基板WをカセットCに搬送して収容する。このとき、前述の基板搬送方法で基板Wを搬送する。
以上に説明した実施形態の検査方法によれば、基板搬送機構13が基板Wを搬送する際、前述の実施形態の基板搬送方法により基板Wを搬送する。すなわち、基板Wに接触している吸着パッドと基板Wに接触していない吸着パッドとを識別し、基板Wに接触していない吸着パッドの吸着を停止した状態で基板Wを搬送する。これにより、基板Wに接触していない吸着パッドからのリークを抑制できるので、基板Wに接触している吸着パッドによる吸引する力が高まる。その結果、すべての吸着パッドに接触しない基板W、例えば反りのある基板Wであっても、吸着パッドで吸着して保持した状態で搬送できる。その結果、検査装置1において反りのある基板Wを検査できる。
なお、図7の例では、検査前の基板Wに対する位置決め(ステップS1)及び検査後の基板Wに対する位置決め(ステップS4)を行う場合を説明したが、これに限定されない。例えば、検査前の基板Wに対する位置決め(ステップS1)及び検査後の基板Wに対する位置決め(ステップS4)のいずれかを省略してもよい。
なお、上記の実施形態において、装置コントローラ30は制御部の一例である。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。上記の実施形態は、添付の請求の範囲及びその趣旨を逸脱することなく、様々な形態で省略、置換、変更されてもよい。
上記の実施形態では、検査装置1を例に挙げて説明したが、本開示はこれに限定されない。検査装置1に代えて、基板Wに膜を形成する成膜装置、基板Wに形成された膜をエッチングするエッチング装置等の別の処理装置においても適用できる。
1 検査装置
30 装置コントローラ
131,132 ピック
211a,211b 第1の吸着パッド
212a~212c 第1の吸引路
214 第1の圧力センサ
221a,221b 第2の吸着パッド
222a~222c 第2の吸引路
224 第2の圧力センサ
W 基板
30 装置コントローラ
131,132 ピック
211a,211b 第1の吸着パッド
212a~212c 第1の吸引路
214 第1の圧力センサ
221a,221b 第2の吸着パッド
222a~222c 第2の吸引路
224 第2の圧力センサ
W 基板
Claims (9)
- 基板を保持して搬送するピックと、
前記ピックにおける凹状に湾曲する基板と接触する位置に配置される第1の吸着パッドと、
前記ピックにおける凸状に湾曲する基板と接触する位置に設けられる第2の吸着パッドと、
前記第1の吸着パッドに接続される第1の吸引路の圧力及び前記第2の吸着パッドに接続される第2の吸引路の圧力を検出する圧力センサと、
前記圧力センサの検出値に基づいて、前記第1の吸着パッド及び前記第2の吸着パッドによる吸引動作を制御する制御部と、
を有する、処理装置。 - 前記制御部は、前記圧力センサの検出値に基づいて、前記第1の吸着パッド及び前記第2の吸着パッドのいずれか一方による吸着を停止する、
請求項1に記載の処理装置。 - 前記第2の吸着パッドは、前記第1の吸着パッドよりも前記基板の中心から離れた位置に配置される、
請求項1又は2に記載の処理装置。 - 前記第1の吸着パッドは、前記基板の中心よりも前記ピックの先端側に配置され、
前記第2の吸着パッドは、前記基板の中心よりも前記ピックの基端側に配置される、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の処理装置。 - 前記ピックに設けられ、凹状に湾曲する基板を支持する第1の支持パッドと、
前記ピックに設けられ、凸状に湾曲する基板を支持する第2の支持パッドと、
を更に有する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の処理装置。 - 前記第1の吸着パッド及び前記第1の支持パッドは、前記基板の中心からの距離が等しい位置に配置される、
前記第2の吸着パッド及び前記第2の支持パッドは、前記基板の中心からの距離が等しい位置に配置される、
請求項5に記載の処理装置。 - 前記基板は、矩形状を有する、
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の処理装置。 - 前記第1の吸引路を開閉する第1のバルブと、
前記第2の吸引路を開閉する第2のバルブと、
を更に有し、
前記制御部は、前記第1のバルブを閉じることで前記第1の吸着パッドによる吸着を停止し、前記第2のバルブを閉じることで前記第2の吸着パッドによる吸着を停止する、
請求項1乃至7のいずれか一項に記載の処理装置。 - 凹状に湾曲する基板と接触する位置に配置される第1の吸着パッド及び凸状に湾曲する基板と接触する位置に配置される第2の吸着パッドが設けられたピックにより基板を搬送する方法であって、
前記第1の吸着パッドに接続される吸引路の圧力及び前記第2の吸着パッドに接続される吸引路の圧力に基づいて、前記第1の吸着パッド及び前記第2の吸着パッドによる吸引動作を制御する、
基板搬送方法。
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