JP7604663B2 - 薄膜潤滑剤を有する薬剤注射ストッパ - Google Patents
薄膜潤滑剤を有する薬剤注射ストッパ Download PDFInfo
- Publication number
- JP7604663B2 JP7604663B2 JP2023539781A JP2023539781A JP7604663B2 JP 7604663 B2 JP7604663 B2 JP 7604663B2 JP 2023539781 A JP2023539781 A JP 2023539781A JP 2023539781 A JP2023539781 A JP 2023539781A JP 7604663 B2 JP7604663 B2 JP 7604663B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- barrel
- thin film
- lubricant
- film lubricant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/178—Syringes
- A61M5/31—Details
- A61M5/315—Pistons; Piston-rods; Guiding, blocking or restricting the movement of the rod or piston; Appliances on the rod for facilitating dosing ; Dosing mechanisms
- A61M5/31511—Piston or piston-rod constructions, e.g. connection of piston with piston-rod
- A61M5/31513—Piston constructions to improve sealing or sliding
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M2205/00—General characteristics of the apparatus
- A61M2205/02—General characteristics of the apparatus characterised by a particular materials
- A61M2205/0216—Materials providing elastic properties, e.g. for facilitating deformation and avoid breaking
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M2205/00—General characteristics of the apparatus
- A61M2205/02—General characteristics of the apparatus characterised by a particular materials
- A61M2205/0222—Materials for reducing friction
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M2205/00—General characteristics of the apparatus
- A61M2205/02—General characteristics of the apparatus characterised by a particular materials
- A61M2205/0238—General characteristics of the apparatus characterised by a particular materials the material being a coating or protective layer
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M2207/00—Methods of manufacture, assembly or production
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/178—Syringes
- A61M5/28—Syringe ampoules or carpules, i.e. ampoules or carpules provided with a needle
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/178—Syringes
- A61M5/28—Syringe ampoules or carpules, i.e. ampoules or carpules provided with a needle
- A61M5/281—Syringe ampoules or carpules, i.e. ampoules or carpules provided with a needle using emptying means to expel or eject media, e.g. pistons, deformation of the ampoule, or telescoping of the ampoule
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Anesthesiology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Hematology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
Description
本開示は、限定的に読まれるようには意図されない。例えば、本出願において使用される用語は、当業者がこのような用語を帰属させるであろう意味に照らして幅広く読まれるべきである。
当業者には明らかなように、所期機能を発揮するように構成された任意の数の方法及び装置によって、本開示の種々の態様を実現することができる。なお、本明細書中に言及される添付の図面は必ずしも原寸に比例するものではなく、本開示の種々の態様を例示するために誇張されることもある。その点において、図面は制限的なものと解釈されるべきではない。
先ず図1を参照すると、少なくとも1種の治療薬150を患者へ送達するための薬剤注射デバイス(例えばシリンジ)100の実施態様が提供されている。好適な治療薬150の一例としては、小分子薬剤、生物製剤、抗体、アンチセンス薬、RNA干渉薬、遺伝子治療薬、一次及び胚幹細胞、ワクチン、並びに任意の生物活性化合物、及びこれらの組み合わせが挙げられる。本開示の範囲に含まれる他の好適な薬剤注射デバイスは、例えば自己注射器を含む。
次に図2を参照すると、ストッパ200がより詳細に示されており、ストッパはエラストマー本体210と、エラストマー本体210の外面の少なくとも一部に配置された固形潤滑剤220と、固形潤滑剤220とバレル110の内面115との間に配置された薄膜潤滑剤230とを含んでいる。ストッパ200は、バレル110(図1)内部の液漏れ、及び治療薬150の装填及び/又は排出時にストッパ200とバレル110の内面115(図1)との間の空気の導入を最小限に抑えるために、低い空気・液体透過性を有するべきである。このようにすると、ストッパ200は、バレル110内の細菌汚染に抵抗することができる。ストッパ200はまた、以下に詳述するように、バレル110内部の治療薬150の装填及び/又は放出を容易にするために、バレル110に対して低摩擦スライド可能性を有するべきである。
ここで図3を参照すると、ストッパ200をバレル110内へ挿入する方法300が示されている。方法300は、ストッパを圧縮することを伴う圧縮ステップ305と、ストッパ200をベント管又は挿入管(図示せず)内へ挿入することを伴う第1挿入ステップ310と、ベント管をバレル110内に位置決めすることを伴う位置決めステップ315と、ストッパ200をバレル110内へ挿入することを伴う第2挿入ステップ320とを含む。方法300はまた1つ又は2つ以上の潤滑ステップを含有する。これらの潤滑ステップは、ストッパ200を薄膜潤滑剤230で潤滑することを伴う潤滑ステップ302、ベント管を薄膜潤滑剤230で潤滑することを伴う潤滑ステップ303、及び/又はバレル110を薄膜潤滑剤230で潤滑することを伴う潤滑ステップ304を含む。ストッパ200は、これが圧縮ステップ305中にベント管内部に嵌め込まれるように先ず圧縮される。ストッパ200は任意には、潤滑ステップ302中に潤滑されるか、又は圧縮ステップ305前に薄膜潤滑剤230で被覆されてよい。
言うまでもなく、ある特定の方法及び設備が以下に説明されるが、当業者によって好適と判断されたその他の方法又は設備がその代わりに利用されてもよい。
ストッパ上に存在するシリコーンの量を判定するために、ストッパを適宜な有機溶媒、この場合にはn-ヘプタンで抽出した(すなわち高温における還流抽出又は超音波処理)。次いで、標準添加法を用いたグラファイトファーネス原子吸光分光分析法(GF-AAS)によって、全体的に抽出可能なシリコーンを判定した。有機的に可溶性のケイ素(Si)をGF-AASによって測定し、Si含有率38wt%のポリジメチルシロキサン(PDMS)として計算した。試験されたストッパの各タイプ毎に、複数のストッパのデータを平均した。
Instron UTMで挿入力を測定した(圧縮試験、20mm/minでプレロード0.02N、試験速度40mm/s、試験基準終端70N、データ取得速度1ms)。各プランジャタイプの6つを、ベント管を通したバレル内への挿入による挿入力に関して試験した。
ベント管ストッパ挿入機械を使用してストッパを空のシリンジ(「乾式」測定のため)内、又は0.96mLの注射用水(WFI)を充填されたシリンジ(「湿式」測定のため)内へストッパを挿入することにより、離脱力及び平均スライド力を測定した。使用したシリンジは29ゲージ1/2インチ針を有するステイク型針(staked needle)デザインであった。ストッパと調和するのに適したプランジャロッドを、ストッパを動かす又は妨害することなしに、集成済みシリンジシステム内へ嵌め込んだ。システムを力・変位分析装置上のホルダ内に入れ、そして試験速度250mm/分を確立した。その後、力・変位データを得た。得られた最大力を記録した。使用した力・変位機器は、TA 270Nシリンジ試験フィクスチャを有するTA XT Plus テクスチャ分析装置(マサチューセッツ州ハミルトン)又はZwick UTMであった。
各シリンジにWFIを公称値まで充填した。シリンジ内のWFIは青色(溶液又は着色剤)の痕跡を全く含有しなかった。被験ストッパをシリンジ内へ嵌め込んだ。次いでシリンジを0.1%(1L当たり1g)メチレンブルーの溶液中に浸漬し、そしてUSP 1207にしたがって、Haug Pack Vac チャンバ/システムを使用して、10分間にわたって外圧を27kPaまで低下させた。次いで圧力を大気圧に戻し、そしてシリンジを30分間にわたって浸漬したままにした。次いでバイアルの外側を濯いだ。シリンジが青色溶液の痕跡を全く含有しなければ、ストッパは試験に合格したと考えた。
シリコーンを含むサブビジブル粒子を、マイクロ流体画像化(MFI)を介して特徴付けした。シリンジバレルにWFIを充填し、そしてストッパを前述のように挿入した。試料を20回反転させ、そして10X対物レンズを有するFlowCAM VS-1マイクロ流体画像化機械、10Xコリオメータ、及び10Xに対応するFC100x2 100μmフローセルを利用して、放出されたWFIを分析した。
1mLロング・シリンジストッパを以下の実施例すべてのために使用した。薄膜潤滑剤としてシリコーン油を使用して、各ストッパを試験した。試験するストッパを以下のように分類した。すなわち、対照1及び対照2ストッパはシリコーンを添加されていないが、下記表2に示されているように、対照2ストッパ上には微量のシリコーンが見出された。「SA」ストッパには、このストッパを他のシリコーン被覆済みストッパと接触させ、そしてストッパを撹拌することにより、シリコーン薄膜を被覆した。「SV」ストッパには、このストッパと一緒にそれぞれのバレル内へ挿入されるベント管を潤滑することにより、シリコーン薄膜を被覆した。SA及びSVの両ストッパを供給元1のベント管と一緒に挿入したが、しかしSVベント管は挿入前に微量のシリコーンで処理しておいた。「SVT」ストッパはSVと同様にシリコーンで潤滑したが、しかし供給元2のベント管を用いた。両供給元のステンレス鋼管は、概ねLaRoseの米国特許第10,369,292号明細書の教示内容にしたがって調製した。ストッパのそれぞれに存在するシリコーンの量を、上記手順を用いて判定し、そしてその結果を下記表2に示す。この手順のための定量化の限界は、対照1に関しては0.6μg/ストッパであり、ストッパの残りに関しては1.3μg/ストッパであり、そして不確実なものはk=2で計算した。
薄膜潤滑剤を備えたストッパを組み込んだ20個のシリンジを、容器完全性に関して試験した。青色色素侵入の証拠を示す試料はなかった。
この実施例のために、薄膜潤滑剤(すなわちシリコーン油)を有する、そして有しないストッパを、ベントチューブを介してバレル内へ挿入し、そして挿入力を測定した。試験されるストッパはGORE ImproJect 1mLロングであった。ストッパ(n=108)を小型容器内へ入れ、そして1μLのDow Corning 360シリコーン油を容器内へ添加することにより、薄膜潤滑剤の存在から低シリコーンレベルを有するストッパ試料を調製した。すべてのストッパが均一に被覆されるまで、容器をタンブルした。「ジェネリック(generic)」ストッパ(West FluroTec(登録商標)から入手可能)を、比較例として試験する目的で使用した。しかしジェネリック・ストッパは、機器の最大挿入力を超え、同じベントチューブ(同じベントチューブ・ジオメトリを有する)を使用してバレル内へ挿入することができなかった。結果を下記表3に要約し、ベントチューブを通した対応する力・変位データを図6に示す。
この実施例では、複数のストッパ及びバレルを、離脱力及びグライド力に関して試験した。ストッパは、非潤滑ストッパ、薄膜潤滑剤で潤滑されたストッパ、又は「ジェネリック」ストッパであった(非潤滑又は潤滑プランジャはGORE ImproJect 1mLロングであった。ジェネリック・プランジャはB2被膜を備えたWest FluroTec(登録商標)であった)。ストッパを非潤滑バレル又は潤滑バレル内へ挿入した(バレルは、ZebraSci Flex FP噴霧システム及びDow Corning 360シリコーン油を使用することによってシリコーン処理されたSchott 1 mLロング・バレルであった)。ストッパ・バレルシステムは、下記表4に示されているようにラベル付けした。被着された薄膜潤滑剤はシリコーン油であり、したがって薄膜潤滑剤を含むストッパ及び/又はバレルは以後「シリコーン処理済み」と呼ばれることもある。
実施例3及び4におけるストッパ及びバレルのそれぞれに存在するシリコーンの量を、上記手順を用いて判定し、その結果を計算して表8及び9にそれぞれ示す。この実施例のシリコーン定量化の限界は0.3μg/ストッパ及び0.5μg/バレルであった。
薄膜潤滑剤(試料B)を備えたストッパを組み込んだシリンジを、上記MFIによって粒子に関して試験した。表10に示された結果は3回の反復ランの平均である。シリコーン粒子は画像分析を介して識別した。
(態様1)
治療薬を保持するように構成されたバレルと、
該バレル内部に少なくとも部分的に位置決めされたプランジャロッドと
を含んでなるシリンジであって、
該プランジャロッドはストッパを含み、
該ストッパは、
エラストマー本体と、
該エラストマー本体の外側の少なくとも一部に設けられた固形潤滑剤と、
該固形潤滑剤と前記バレルの内側との間に位置決めされた薄膜潤滑剤と
を含み、かつ、該ストッパ上の該薄膜潤滑剤の質量が約0.3μg~約100μgであることを特徴とする、シリンジ。
(態様2)
前記薄膜潤滑剤がシリコーンであり、前記固形潤滑剤がフルオロポリマーである、態様1に記載のシリンジ。
(態様3)
前記ストッパ上の前記固形潤滑剤と前記薄膜潤滑剤とがシリンジ内の総潤滑剤を構成する、態様1又は2に記載のシリンジ。
(態様4)
前記ストッパが、約15N未満の乾燥離脱力で、前記バレル内部をスライド可能に動かされるように構成されている、態様1~3のいずれか1項に記載のシリンジ。
(態様5)
治療薬を保持するように構成されたバレルと、
該バレル内部に少なくとも部分的に位置決めされたプランジャロッドと
を含んでなるシリンジであって、
該プランジャロッドはストッパを含み、
該ストッパは、
エラストマー本体と、
該エラストマー本体の外側の少なくとも一部に設けられた固形潤滑剤と、
該固形潤滑剤と前記バレルの内側との間に位置決めされた薄膜潤滑剤と
を含み、かつ、前記ストッパ上の前記薄膜潤滑剤の面密度が約0.15μg/cm 2 ~約50μg/cm 2 であることを特徴とする、シリンジ。
(態様6)
前記薄膜潤滑剤がシリコーンであり、前記固形潤滑剤がフルオロポリマーである、態様5に記載のシリンジ。
(態様7)
前記薄膜潤滑剤が、前記ストッパを前記バレル内へ挿入するために必要とされる挿入力を少なくとも約10%低減する、態様5又は6に記載のシリンジ。
(態様8)
前記薄膜潤滑剤が、前記ストッパを前記バレル内で動かすために必要とされる離脱力を少なくとも約10%低減する、態様5~7のいずれか1項に記載のシリンジ。
(態様9)
前記薄膜潤滑剤が、前記ストッパを前記バレル内で動かすために必要とされる平均グライド力を少なくとも約2%低減する、態様5~8のいずれか1項に記載のシリンジ。
(態様10)
前記ストッパと前記バレルとの間の平均湿潤グライド力が5N未満である、態様5~8のいずれか1項に記載のシリンジ。
(態様11)
前記薄膜潤滑剤の質量が約0.3μg~約50μgの量で存在する、態様5~9のいずれか1項に記載のシリンジ。
(態様12)
治療薬を保持するように構成されたバレルと、
該バレル内部に少なくとも部分的に位置決めされたプランジャロッドと
を含んでなる注射デバイスであって、
該プランジャロッドはストッパを含み、
該ストッパは、
エラストマー本体と、
該エラストマー本体の外側の少なくとも一部に設けられた固形潤滑剤と、
該固形潤滑剤と前記バレルの内側との間に位置決めされた薄膜潤滑剤と
を含み、そして
該治療薬中に存在する、直径10μm以上である粒子の平均数が約600以下であり、かつ、直径25μm以上である粒子の平均数が約60以下であることを特徴とする、注射デバイス。
(態様13)
前記薄膜潤滑剤がシリコーンであり、前記固形潤滑剤がフルオロポリマーである、態様12に記載の注射デバイス。
(態様14)
前記ストッパ上に存在する前記薄膜潤滑剤の量が約0.3μg~約100μgである、態様12又は13に記載の注射デバイス。
(態様15)
ストッパをシリンジ内へ挿入する方法であって、
該ストッパ、ベント管、及びバレルの少なくとも1つを、薄膜潤滑剤で潤滑し、
該ストッパの直径が該ベント管の直径よりも小さくなるように該ストッパを圧縮し、
該ストッパを該ベント管内へ挿入し、
該ベント管を該バレル内部に少なくとも部分的に位置決めし、そして
該ストッパを該バレル内へ挿入する各工程を含んでなり、
該ストッパは、該バレル内へ挿入されると約0.3μg~約100μgの薄膜潤滑剤を含むことを特徴とする、ストッパをシリンジ内へ挿入する方法。
(態様16)
前記薄膜潤滑剤がシリコーンである、態様15に記載の方法。
(態様17)
前記潤滑工程が、潤滑工程なしの方法と比較して、挿入工程のうちの少なくとも1つの工程中に挿入力を少なくとも約5%低減する、態様15又は16に記載の方法。
(態様18)
前記バレルの少なくとも一部に治療薬を充填する工程を含み、該治療薬中に存在する粒子の平均数が、直径10μm以上のものは約600を超えることがなく、かつ、直径25μm以上のものは約60を超えることがない、態様15~17のいずれか1項に記載の方法。
(態様19)
前記潤滑工程が前記ストッパを前記薄膜潤滑剤で潤滑することを含み、前記薄膜潤滑剤が、約0.15μg/cm 2 ~約50μg/cm 2 の前記ストッパ上の表面積密度を有している、態様15~18のいずれか1項に記載の方法。
(態様20)
前記ストッパを前記バレル内へ挿入する工程が必要とする挿入力が、30N未満である、態様15~19のいずれか1項に記載の方法。
Claims (3)
- 治療薬を保持するように構成されたシリコーン処理なしのバレルと、
該バレル内部に少なくとも部分的に位置決めされたプランジャロッドと
を含んでなるシリンジであって、
該プランジャロッドはストッパを含み、
該ストッパは、
エラストマー本体と、
該エラストマー本体の外側の少なくとも一部に設けられた固形潤滑剤と、
該固形潤滑剤に被着され、かつ、該固形潤滑剤と前記バレルの内側との間に位置決めされた薄膜潤滑剤と
を含み、かつ、該ストッパ上の該薄膜潤滑剤の質量が0.3μg~100μgであること、
該バレルはガラス材料、セラミック材料、ポリマー材料、金属材料又はプラスチック材料から選択されること、
該薄膜潤滑剤はシリコーン又はシリコーン油であること、
該固形潤滑剤はポリテトラフルオロエチレン、延伸ポリテトラフルオロエチレン又はポリエチレンから選択されること、及び
該ストッパ上の該固形潤滑剤と該薄膜潤滑剤とが、該シリンジ内の総潤滑剤を構成すること
を特徴とする、シリンジ。 - 前記ストッパが、15N未満の乾燥離脱力で、前記バレル内部をスライド可能に動かされるように構成されている、請求項1に記載のシリンジ。
- 治療薬を保持するように構成されたシリコーン処理なしのバレルと、
該バレル内部に少なくとも部分的に位置決めされたプランジャロッドと
を含んでなる注射デバイスであって、
該プランジャロッドはストッパを含み、
該ストッパは、
エラストマー本体と、
該エラストマー本体の外側の少なくとも一部に設けられた固形潤滑剤と、
該ストッパに被着され、かつ、該固形潤滑剤と前記バレルの内側との間に位置決めされた薄膜潤滑剤と
を含み、そして
該治療薬中に存在する、直径10μm以上である粒子の平均数が600以下であり、かつ、直径25μm以上である粒子の平均数が60以下であること、
該薄膜潤滑剤はシリコーン又はシリコーン油であること、
該ストッパ上の該薄膜潤滑剤の質量が0.3μg~100μgであること、
該バレルはガラス材料、セラミック材料、ポリマー材料、金属材料又はプラスチック材料から選択されること、
該固形潤滑剤はポリテトラフルオロエチレン、延伸ポリテトラフルオロエチレン又はポリエチレンから選択されること、及び
該ストッパ上の該固形潤滑剤と該薄膜潤滑剤とが、該シリンジ内の総潤滑剤を構成すること
を特徴とする、注射デバイス。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US202063131371P | 2020-12-29 | 2020-12-29 | |
| US63/131,371 | 2020-12-29 | ||
| PCT/US2021/073016 WO2022147408A1 (en) | 2020-12-29 | 2021-12-17 | Drug injection stopper with thin film lubricant |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2024501050A JP2024501050A (ja) | 2024-01-10 |
| JP7604663B2 true JP7604663B2 (ja) | 2024-12-23 |
Family
ID=79686766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2023539781A Active JP7604663B2 (ja) | 2020-12-29 | 2021-12-17 | 薄膜潤滑剤を有する薬剤注射ストッパ |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20240189517A1 (ja) |
| EP (1) | EP4271450A1 (ja) |
| JP (1) | JP7604663B2 (ja) |
| KR (1) | KR20230124717A (ja) |
| CN (1) | CN116782969A (ja) |
| AU (1) | AU2021413356B2 (ja) |
| CA (1) | CA3200817A1 (ja) |
| WO (1) | WO2022147408A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IL318143A (en) * | 2022-08-30 | 2025-03-01 | Amgen Inc | System and method for limiting sub-visible particles in a syringe |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014028114A (ja) | 2012-07-03 | 2014-02-13 | Novartis Ag | 注射器 |
| JP2019518500A (ja) | 2016-06-22 | 2019-07-04 | メルツ ファルマ ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲーアーアー | ボツリヌス毒素プレフィルドシリンジシステム |
| WO2020112612A1 (en) | 2018-11-27 | 2020-06-04 | W. L. Gore & Associates, Inc. | A method of inserting a lubricant free stopper into a lubricant free barrel or a lubricant free cartridge tube and a system for assembling same |
| JP2020146465A (ja) | 2019-03-15 | 2020-09-17 | ショット シュヴァイツ アー・ゲーSCHOTT Schweiz AG | 医薬容器および液体組成物 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0534669Y2 (ja) * | 1988-03-16 | 1993-09-02 | ||
| US5338312A (en) * | 1992-10-02 | 1994-08-16 | Becton, Dickinson And Company | Article having multi-layered lubricant and method therefor |
| JP4460278B2 (ja) * | 2003-12-17 | 2010-05-12 | 株式会社大協精工 | 注射器用密封栓及びプレフィルド注射器 |
| EP3308816B1 (en) * | 2009-10-29 | 2020-02-12 | W.L. Gore & Associates, Inc | Syringe stopper coated with densified expanded ptfe |
| KR101802045B1 (ko) | 2013-01-30 | 2017-11-27 | 더블유.엘. 고어 앤드 어소시에이트스, 인코포레이티드 | 초고분자량 폴리에틸렌으로부터의 다공성 물품의 제조 방법 |
| US10369292B2 (en) | 2016-01-15 | 2019-08-06 | W. L. Gore & Associates, Inc. | Syringe plunger assemblies |
| US10493207B2 (en) * | 2017-02-27 | 2019-12-03 | W. L. Gore & Associates, Inc. | Medical delivery devices having low lubricant syringe barrels |
| CN111359058B (zh) * | 2020-04-10 | 2025-10-31 | 山东威高普瑞医药包装有限公司 | 一种具有自身润滑功能的注射器 |
-
2021
- 2021-12-17 KR KR1020237025453A patent/KR20230124717A/ko active Pending
- 2021-12-17 EP EP21844596.3A patent/EP4271450A1/en active Pending
- 2021-12-17 WO PCT/US2021/073016 patent/WO2022147408A1/en not_active Ceased
- 2021-12-17 CN CN202180087941.1A patent/CN116782969A/zh active Pending
- 2021-12-17 US US18/039,389 patent/US20240189517A1/en active Pending
- 2021-12-17 CA CA3200817A patent/CA3200817A1/en active Pending
- 2021-12-17 AU AU2021413356A patent/AU2021413356B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2021-12-17 JP JP2023539781A patent/JP7604663B2/ja active Active
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014028114A (ja) | 2012-07-03 | 2014-02-13 | Novartis Ag | 注射器 |
| JP2019518500A (ja) | 2016-06-22 | 2019-07-04 | メルツ ファルマ ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲーアーアー | ボツリヌス毒素プレフィルドシリンジシステム |
| WO2020112612A1 (en) | 2018-11-27 | 2020-06-04 | W. L. Gore & Associates, Inc. | A method of inserting a lubricant free stopper into a lubricant free barrel or a lubricant free cartridge tube and a system for assembling same |
| JP2020146465A (ja) | 2019-03-15 | 2020-09-17 | ショット シュヴァイツ アー・ゲーSCHOTT Schweiz AG | 医薬容器および液体組成物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2024501050A (ja) | 2024-01-10 |
| US20240189517A1 (en) | 2024-06-13 |
| EP4271450A1 (en) | 2023-11-08 |
| CA3200817A1 (en) | 2022-07-07 |
| KR20230124717A (ko) | 2023-08-25 |
| WO2022147408A1 (en) | 2022-07-07 |
| AU2021413356B2 (en) | 2024-09-19 |
| CN116782969A (zh) | 2023-09-19 |
| AU2021413356A1 (en) | 2023-07-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6968050B2 (ja) | 切り替え可能なプランジャー、および医療用筒内でのその組み立て方法 | |
| US8668972B2 (en) | Coating methods and coated syringe | |
| US8802603B2 (en) | Medical components having coated surfaces exhibiting low friction and low reactivity | |
| US8816022B2 (en) | Sealing members, articles using the same and methods of reducing sticktion | |
| KR102814655B1 (ko) | 의약품 용기 및 액체 조성물 | |
| JP2024147693A (ja) | 伸縮自在のプランジャーアセンブリ | |
| JP2021102127A5 (ja) | ||
| JP2020096969A (ja) | 切り替え可能なプランジャー、フィルムコーテッドプランジャー及び関連のシリンジアセンブリ | |
| US11896807B2 (en) | Convertible plungers and methods for assembling the same in a medical barrel | |
| WO2015016170A1 (ja) | シリンジの外筒内にガスケットを装着するガスケット挿入方法及びその装着されるガスケット | |
| CN116457043A (zh) | 止挡件和使止挡件平移通过管的方法 | |
| JP7604663B2 (ja) | 薄膜潤滑剤を有する薬剤注射ストッパ | |
| KR20200110629A (ko) | 의약품 용기 및 액체 조성물 | |
| JP2004321614A (ja) | 医療用具 | |
| JP2025507965A (ja) | 改善されたシリンジおよびガスケットシステム | |
| JP2002291888A (ja) | 医療用ゴム及びこれを用いた薬液注入器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230824 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20240614 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240709 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240911 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20241112 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20241211 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7604663 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |









