JP7620636B2 - 粘着テ-プ及びその製造方法 - Google Patents

粘着テ-プ及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7620636B2
JP7620636B2 JP2022543925A JP2022543925A JP7620636B2 JP 7620636 B2 JP7620636 B2 JP 7620636B2 JP 2022543925 A JP2022543925 A JP 2022543925A JP 2022543925 A JP2022543925 A JP 2022543925A JP 7620636 B2 JP7620636 B2 JP 7620636B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
mass
styrene
adhesive tape
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022543925A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2022039108A1 (ja
Inventor
佳明 山本
洋亮 楯
大輔 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denka Co Ltd
Original Assignee
Denka Co Ltd
Denki Kagaku Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denka Co Ltd, Denki Kagaku Kogyo KK filed Critical Denka Co Ltd
Publication of JPWO2022039108A1 publication Critical patent/JPWO2022039108A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7620636B2 publication Critical patent/JP7620636B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B27/00Layered products comprising a layer of synthetic resin
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J11/00Features of adhesives not provided for in group C09J9/00, e.g. additives
    • C09J11/08Macromolecular additives
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J153/00Adhesives based on block copolymers containing at least one sequence of a polymer obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Adhesives based on derivatives of such polymers
    • C09J153/02Vinyl aromatic monomers and conjugated dienes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J5/00Adhesive processes in general; Adhesive processes not provided for elsewhere, e.g. relating to primers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J7/00Adhesives in the form of films or foils
    • C09J7/20Adhesives in the form of films or foils characterised by their carriers
    • C09J7/21Paper; Textile fabrics
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J7/00Adhesives in the form of films or foils
    • C09J7/30Adhesives in the form of films or foils characterised by the adhesive composition
    • C09J7/38Pressure-sensitive adhesives [PSA]

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

本発明は、粘着テ-プ及びその製造方法に関する。
基材に対し、スチレン系ブロック共重合体と粘着付与剤等を含む粘着剤を塗布した粘着テ-プが様々な用途に用いられている。
また、基材として不織布は、多孔質体であることから消音性を示し、さらに引張り強度に代表される機械強度が優れ、安価である事からテ-プ基材として広く使われている。
特開2015-203032号公報
一方で、不織布は多孔質のため塗布液の基材裏周りがある事から溶剤系粘着剤や、水系粘着剤は粘度が低く直接塗布は難しいとされてきた。そこで比較的高粘度なホットメルト粘着剤を使用し、基材に直接塗工する方法が考えられる。
しかし、不織布等、凹凸の大きい多孔質基材にホットメルト粘着剤を塗布すると、粘着剤の基材裏回りはしないが粘着剤塗工面が凹凸になり、被着体に対する粘着剤の接触面積が小さくなるため、粘着力や保持力が十分発現しない問題があった。
この問題を解決するには、例えば粘着剤の厚みを厚くすることが考えられるが、必要な粘着特性を得るには粘着剤を2倍程度以上に塗布する必要があり非効率である。さらにテ-プ自体の重量も重くなり取り扱いが悪くなる。この問題を解決するには、粘着剤の接触面積が小さくても必要な粘着特性を得ることができるように粘着剤自体を、強粘着、高保持力にする必要がある。
粘着力は強いほど被着体によく貼り付いて良いが、あまり強すぎるとテ-プ状に巻いたときに基材を繰り出すのが困難になる。
巻き戻し力を軽くするには、基材背面に剥離剤を塗布すればよいが、不織布のような多孔質基材に剥離剤を塗布するのは、例えばトルエン等の有機溶剤に剥離剤を溶解させた剥離剤溶液を塗布しなければならず、溶液の粘度が低いため、前記の粘着剤を塗布した場合と同様に基材の裏回りの問題がある。
そこで、剥離剤が不要で、被着体にも良く貼り付く強粘着力、高保持力を発現する粘着剤が必要である。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、不織布を用いた被着体に対する強粘着力、高保持力を有する粘着テ-プを提供するものである。
本発明によれば、基材と、前記基材上に設けられた粘着剤層とを備え、前記基材は、不織布であり、前記粘着剤層は、粘着剤を含み、前記粘着剤は、スチレン-イソプレン-スチレンブロック共重合体と粘着付与剤を含有し、前記粘着付与剤は、JIS K2207 6.4軟化点試験方法(環球法)における軟化点が100℃以上であり、前記スチレン-イソプレン-スチレンブロック共重合体は、スチレンコンテントが14~30質量%であり、 カップリング率が30~90質量%であり、前記スチレン-イソプレン-スチレンブロック共重合体に対する前記粘着付与剤の質量比が0.5~1.5である、粘着テ-プが提供される
本発明者らは、鋭意検討を行ったところ、基材に不織布を用いた場合でも、所定の組成を有するスチレン-イソプレン-スチレンブロック共重合体及び所定の熱特性を有する粘着付与剤を適切な比率で含有する粘着剤を用いた場合には、強粘着力、高保持力を有する粘着テ-プが得られることを見出し、本発明の完成に至った。
以下、本発明の種々の実施形態を例示する。以下に示す実施形態は互いに組み合わせ可能である。
好ましくは、前記粘着付与剤は、C5石油樹脂、C9石油樹脂、C5C9石油樹脂、水添C9石油樹脂、脂環族系石油樹脂、脂環族/芳香族系石油樹脂、テルペン系樹脂、ロジン系樹脂、ロジンエステル系樹脂、テルペンフェノ-ル樹脂、アルキルフェノ-ル樹脂からなる群から選ばれる少なくとも1つである、粘着テ-プである。
好ましくは、前記粘着剤は、前記スチレン-イソプレン-スチレンブロック共重合体100質量部に対し、可塑剤を、5~25質量部含み、前記可塑剤はDINAである、粘着テ-プである。
好ましくは、前記スチレンコンテントが16~20質量%である、粘着テ-プである。
好ましくは、前記カップリング率が40~85質量%である、粘着テ-プである。
好ましくは、JISZ0237 10.粘着力における粘着力が1.5N/cm以上であり、JISZ0237 13.保持力における保持力が10分以上である、粘着テ-プである。
別の観点によれば、上記粘着テ-プの製造方法であって、前記粘着剤を前記基材上に非接触塗工方式により塗工する工程を含む、粘着テ-プの製造方法が提供される。
以下、本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。また、各特徴事項について独立して発明が成立する。
1.粘着テ-プ
本発明の一実施形態に係る粘着テ-プは、基材と、基材上に設けられた粘着剤層とを備える。基材は、不織布であり、粘着剤層は、粘着剤を含む。一態様においては、粘着テ-プは、好ましくは離型剤層を有しない。粘着テ-プは、基材の一方の面上に粘着剤層が設けられ、他方の面(基材背面)上に離型剤層を有してもよいが、基材である不織布は凹凸が大きく離型剤層を設けなくとも巻いたテープを引き出しうる。
1-1.基材
基材は、ステッチボンドまたはスパンボンドにより構成されている不織布が好ましい。
前記不織布は、切断面のほつれにくさ、粘着テープ基材に必要な強度、柔軟さを兼ね備えているため好ましく使用できる。スパンボンド不織布は基材に手切れ性があるため、粘着テープ基材に使用するとハサミなどの道具を使用せずに手で切ることができる。また、スパンボンド不織布は、各種不織布の中では比較的目が細かいために、粘着剤を塗工した際、しみこみが発生しにくく好ましく使用できる。
不織布の材質は従来公知の材料が使用可能である。具体的には、セルロース、ガラス、ポリアミド、ポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリウレタン、レーヨンなどである。
基材の目付は30~150g/mが好ましく、50~110g/mがより好ましい。この範囲より小さいと基材の強度が弱すぎ、わずかな力で基材が伸びたり、切れたりしてしまい都合が悪い。また、この範囲より大きいと、基材が硬くなり柔軟性が損なわれ、被着体に対するなじみが悪くなるため好ましくない。
1-2.粘着剤
<スチレン-イソプレン-スチレンブロック共重合体>
粘着剤は、スチレン系ブロック共重合体としてスチレン-イソプレン-スチレンブロック共重合体(SIS共重合体)と、粘着付与剤を含有する。粘着剤は、スチレン系ブロック共重合体として、本発明の効果を損なわない範囲で、スチレン-ブタジエンブロック共重合体(SBS共重合体又はSBBS共重合体)を含んでもよいが、スチレン-ブタジエンブロック共重合体を用いた場合には硬く加工性が悪くなる場合がある。よって、粘着剤は、好ましくはスチレン系ブロック共重合体として実質的にスチレン-ブタジエンブロック共重合体を含まず、より好ましくはスチレン系ブロック共重合体としてSIS共重合体のみを含む。
また、SIS共重合体に対する粘着付与剤の質量比、すなわち(粘着付与剤の質量部)/(SIS共重合体の質量部)は、0.5~1.5であり、好ましくは0.6~1.2である。このような範囲とすることで、強粘着力・高保持力が得られる。当該質量は、具体的には例えば、0.5,0.6,0.7,0.8,0.9,1.0,1.1,1.2,1.3,1.4,1.5であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
SIS共重合体は、ポリスチレンのブロックとポリイソプレンのブロックを有するブロック共重合体である。SIS共重合体は、スチレン-イソプレン-スチレントリブロック共重合体と、スチレン-イソプレンジブロック共重合体を含んでおり、SIS共重合体中のカップリング率は30~90質量%であり、好ましくは40~85質量%であり、より好ましくは40~50質量%である。カップリング率をこのような範囲とすることで、被着体(基材背面)への貼りつき易さ、粘着剤の塗工し易さにも優れる。カップリング率は、具体的には例えば、30,35,40,45,50,55,60,65,70,75,80,85%であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
カップリング率(%)は、100×(トリブロック共重合体の質量部)/(ジブロック共重合体の質量部+トリブロック共重合体の質量部)で算出することができる。カップリング率は、具体的には、ゲル浸透クロマトグラフ(GPC)法により、SIS共重合体の分子量を測定し、得られたチャ-ト中のジブロック共重合体に帰属されるピ-クと、トリブロック共重合体に帰属されるピ-クの面積比から算出することができる。カップリング率を変化させる方法は、特に限定されないが、例えば、重合時に使用するカップリング剤量/開始剤量の比を変えるなど、カップリング率が異なる2種以上のSIS共重合体をブレンドする方法が挙げられる。
トリブロック共重合体の重量平均分子量は、特に限定されないが、例えば、12万~120万であり、好ましくは14万~100万であり、さらに好ましくは16万~80万である。ジブロック共重合体の重量平均分子量は、特に限定されないが、例えば、6万~25万であり、好ましくは7万~23万であり、さらに好ましくは8万~22万である。ジブロック共重合体の重量平均分子量は、トリブロック共重合体重量平均分子量よりも小さいことが好ましい。重量平均分子量は、ゲル浸透クロマトグラフ(GPC)法により求めることができる。
また、SIS共重合体のスチレンコンテントは、14~30質量%であり、好ましくは16~20質量%が好ましい。スチレンコンテントをこのような範囲とすることで、凹凸が大きい不織布を基材としたばあいでも被着体(基材背面)への貼りつき易さに優れ、粘着剤の塗工し易さにも優れる。スチレンコンテントは、具体的には例えば、14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24,25,26,27,28,29,30質量%であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
スチレンコンテントは、JIS K6383に記載される方法を用いて測定することができる。スチレンコンテントを変化させる方法は、特に限定されないが、例えば、モノマーのスチレン/イソプレン比を変えてリビングアニオン重合により目的のスチレンコンテントを有するSIS共重合体を得る方法や、スチレンコンテントが異なる2種以上のSISをブレンドして目的のスチレンコンテントを有するSIS共重合体を得る方法が挙げられる。
また、SIS共重合体は、リニア型であることが好ましい。ラジアル型に比べて保持力等に優れる場合がある。なお、リニア型のSIS共重合体とは、直鎖型線状のSIS共重合体である。
<粘着付与剤>
粘着付与剤は、JIS K2207 6.4軟化点試験方法(環球法)における軟化点が100℃以上である粘着付与剤である。軟化点は、好ましくは100~133℃であり、より好ましくは100~125℃である。軟化点が100℃以上の粘着付与剤を使用することで、粘着剤が凝集力を保ち易く、保持力に優れる。軟化点は、具体的には例えば、100,105,110,115,120,125,130,133℃であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
粘着付与剤は、例えば、C5石油樹脂、C9石油樹脂、C5C9石油樹脂、水添C9石油樹脂、脂環族系石油樹脂、脂環族/芳香族系石油樹脂、テルペン系樹脂、ロジン系樹脂、ロジンエステル系樹脂、テルペンフェノ-ル樹脂、アルキルフェノ-ル樹脂等からなる群から選ばれる少なくとも1つである。粘着付与剤は、好ましくはジシクロペンタジエンを重合して得られるC5石油樹脂、またはC5C9石油樹脂、水添C9石油樹脂が強粘着力が得られる観点からは好ましい。
<可塑剤>
本発明の一実施形態に係る粘着剤は、好ましくは可塑剤を含有する。粘着剤は、スチレン-イソプレン-スチレンブロック共重合体100質量部に対し、可塑剤を、好ましくは5~25質量部含み、より好ましくは5~20質量部含む。このような範囲とすることで、被着体(基材背面)への貼りつき易さ 、粘着剤の塗工し易さにも優れる。粘着剤における可塑剤は、スチレン-イソプレン-スチレンブロック共重合体100質量部に対し、具体的には例えば、5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24,25質量部であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
また、可塑剤はとしては、フタル酸エステル系の可塑剤はスチレン-イソプレン-スチレンブロック共重合体と相溶性が良く、少量で可塑化効果が得られるため好ましい。フタル酸エステル系の可塑剤としては、DINA(ジイソノニルアジペート)、DEHP(ジ-(2-エチルヘキシル)フタレート)、DBP(ジブチルフタレート)、BBP(ブチルベンジルフタレート)、DINP(ジイソノニルフタレート)、DIDP(ジイソデシルフタレート)、DNOP(ジノルマルオクチルフタレート)が挙げられる。しかし、DINA以外のフタル酸エステルはREACH(Registration,Evaluation,Authorization,and Restriction of Chemicals)等の規制が適用される可能性があるので使用の際は注意が必要であるが、DINAはこれらの規制は適用されないので好ましく使用できる。また、DINAは粘着テープを被着体に貼り付けた試料を高温雰囲気下に放置しても、可塑剤がブリードアウトし難く被着体を汚染させにくい。
<その他の添加剤>
粘着剤は、必要に応じて本発明の効果を阻害しない範囲で、無機充填剤、改質剤、安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤などの各種添加剤を含んでもいてもよい。
1-2.粘着剤層
粘着剤層の目付量は、特に限定されないが、例えば10~100g/mである。この目付量が少なすぎると、粘着性が不十分になり、多過ぎると塗工性能が悪くなることがある。
1-3.粘着テープの特性
粘着テープは、JISZ0237 10.粘着力における粘着力が、好ましくは1.5N/cm以上である。また、粘着テープは、JISZ0237 13.保持力における保持力が、好ましくは10分以上である。このような範囲にすることで、高保持力を有する一方で、テープ状に巻いたときの取り扱いが容易である。
2.粘着テ-プの製造方法
本発明の一実施形態に係る粘着テープの製造方法は、上記粘着剤を基材上に塗工する工程を含む。
塗工方法に特に制限はないが、粘着剤の原料を加熱して溶融、混練してホットメルト方式により塗布することが好ましく、非接触塗工方式により塗工することがより好ましい。接触式に比べて保持力が優れる場合がある。
ホットメルト方式の接触式塗工の例としては、スロットダイコート、ロールコート、が挙げられる。
非接触塗工の例としては、クロスコーター(ITWダイナテック社製)が挙げられる。一般的に不織布等の基材の直接粘着剤を塗工すると、基材に対して粘着剤の染み込みが発生し、大幅に粘着特性が低下する。クロスコーターを使用すると、不織布に粘着剤塗工すると粘着剤の染み込みが抑制できるため、粘着特性低下が発生しにくいため好ましい。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明する。また、これらは何れも例示的なものであって、本発明の内容を限定するものではない。
<粘着テープの作製>
表1~表3に記載の条件に基づき粘着テープを作製した。基材上に、粘着剤を60g/mの目付量になる様に、非接触塗工方式により塗工して粘着剤層を形成することによって評価用の粘着テープを作製した。粘着剤としては、共重合体100に対して、粘着付与剤と、可塑剤(DINA、DIC株式会社製 モノサイザーW242)と、酸化防止剤(BASF製 イルガノックス1726)、紫外性吸収剤(城北化学工業株式会社製 JF-77P)を添加し、150℃で混練して溶融状態の粘着剤を得て、クロスコーターで塗工して、粘着剤層を得た。なお、ステッチボンド不織布及びスパンボンド不織布は多孔質基材であり、OPPフィルム、PE織布+PEラミネート及びPET織布+PEラミネートは非多孔質基材のものである。
表1~表3中の各成分は次の通りである。
SIS:A.日本ゼオン株式会社製 クインタック3433N
(スチレンコンテント16質量%、カップリング率44質量%)
B.日本ゼオン株式会社製 クインタック3190
(スチレンコンテント30質量%、カップリング率40質量%)
C.日本ゼオン株式会社製 クインタック3520
(スチレンコンテント15質量%、カップリング率78質量%)
D.日本ゼオン株式会社製 クインタック3270
(スチレンコンテント24質量%、カップリング率33質量%)
E.日本ゼオン株式会社製 クインタック3421
(スチレンコンテント14質量%、カップリング率74質量%)
F.日本ゼオン株式会社製 クインタック3390
(スチレンコンテント48質量%)
G.日本ゼオン株式会社製 クインタック3520
(スチレンコンテント15質量%、カップリング率22質量%)
H.JSR株式会社製 SIS5002
(スチレンコンテント22質量%、カプリング率85質量%)
I.バーリン中国石化製 YH1105
(スチレンコンテント15質量%、カップリング率99質量%以上)
SBS:クレイトンコーポレーション製 クレイトンD1152
C5石油樹脂:日本ゼオン株式会社製 クイントンR100
C5C9石油樹脂:日本ゼオン株式会社製 クイントンS195
水添C9石油樹脂:荒川化学工業株式会社製 アルコンP-100
テルペン:ヤスハラケミカル株式会社製 YSレジンPX1250
テルペンフェノール:住友ベークライト株式会社製 スミライトレジンPR-12603
ロジンエステル:ハリマ化成グループ株式会社製 ハリタックFK125
<粘着テープの巻き戻し>
粘着テープの巻き戻しについては、粘着剤を塗布した基材を直径3インチの紙管に巻き取った後、20mm幅にカットし粘着テープ捲重体を得た。前記、粘着テープ捲重体をJISZ0237 11. 低速巻き戻し力を測定することにより、手でテープ基材を引きだせるかどうかを判定した。その結果を表1~表3に示す。
○:巻き戻し力が3.0N/cm以下であったため、テープ基材を引き出すことが可能であった。
×:巻き戻し力が3.0N/cmを超えていたため、テープ基材を引き出すことが困難であった。
<被着体(基材背面)への貼りつき易さ>
被着体(基材背面)への貼りつき易さについては、粘着剤を塗工した基材を、幅20mm×長さ140mmの大きさで2枚を切り取り、1枚をSUS板に貼り付けた。1枚をその上から基材背面に貼り付け、質量2kgのローラーで1往復圧着した。1分経過後、前記の上に貼り付けた基材を180°の角度で引きはがし、その時の引き剥がし力により被着体への貼り付き易さを判定した。測定は室温23℃±2℃の環境下で実施し、引張速度は500mm/分とした。
その結果を表1~表3に示す。
○:引き剥がし力が1.5N/cm以上であった。
△:引き剥がし力が1.0N/cm以上、1.5N/cm未満であった。
×:引き剥がし力が1.0N/cm未満であった。
<粘着剤の塗工し易さ>
粘着剤の塗工し易さについては、塗工設備のコーティングヘッドより粘着剤を押し出して基材に塗布し、粘着剤のすじが観察されるかを判定した。観察した試料は、幅300mm長さ1mの粘着剤塗工済み基材を使用した。その結果を表1~表3に示す。
○:粘着剤塗工面の糊すじの面積が5%未満であった。
△:粘着剤塗工面の糊すじの面積が5~30%であった。
×:粘着剤塗工面の糊すじの面積が30%を超えていた。
<SUS粘着力>
JISZ0237 「10.粘着力」に従ってSUS板に対する180°ピール粘着力を測定した。その結果を表1~表3に示す。
<保持力>
JISZ0237 「13.保持力」に従って測定した。被着体はSUS板を使用し、粘着テープの貼り付け面積は20mm×20mmとした。測定温度は60℃、荷重は1kgとして、おもりが落下するまでの時間を測定した。その結果を表1~表3に示す。

Claims (7)

  1. 基材と、前記基材上に設けられた粘着剤層とを備え、
    前記基材は、不織布であり、
    前記粘着剤層は、粘着剤を含み、
    前記粘着剤は、スチレン-イソプレン-スチレンブロック共重合体と粘着付与剤を含有し、
    前記粘着付与剤は、JIS K2207 6.4軟化点試験方法(環球法)における軟化点が100℃以上であり、
    前記スチレン-イソプレン-スチレンブロック共重合体は、
    スチレンコンテントが14~30質量%であり、
    カップリング率が30~60質量%であり、
    前記スチレン-イソプレン-スチレンブロック共重合体に対する前記粘着付与剤の質量比が0.5~1.5であり、
    前記粘着剤は、前記スチレンーイソプレンースチレンブロック共重合体100質量部に対し、可塑剤を、5~20質量部含み、
    前記可塑剤はフタル酸エステル系の可塑剤である
    粘着テ-プ(但し、アルミ箔を備えるものを除く。)。
  2. 前記粘着付与剤は、C5石油樹脂、C9石油樹脂、C5C9石油樹脂、水添C9石油樹脂、脂環族系石油樹脂、脂環族/芳香族系石油樹脂、テルペン系樹脂、ロジン系樹脂、ロジンエステル系樹脂、テルペンフェノ-ル樹脂、アルキルフェノ-ル樹脂からなる群から選ばれる少なくとも1つである、請求項1に記載の粘着テ-プ。
  3. 前記可塑剤はDINAである、請求項1~請求項2の何れか1項に記載の粘着テ-プ。
  4. 前記スチレンコンテントが16~20質量%である、請求項1~請求項3の何れか1項に記載の粘着テ-プ。
  5. 前記カップリング率が40~60質量%である、請求項1~請求項4の何れか1項に記載の粘着テ-プ。
  6. JISZ0237 10.粘着力における粘着力が1.5N/cm以上であり、
    JISZ0237 13.保持力における保持力が10分以上である、
    請求項1~請求項5の何れか1項に記載の粘着テ-プ。
  7. 請求項1~請求項6の何れか1項に記載の粘着テ-プの製造方法であって、
    前記粘着剤を前記基材上に非接触塗工方式により塗工する工程を含む、
    粘着テ-プの製造方法。
JP2022543925A 2020-08-20 2021-08-13 粘着テ-プ及びその製造方法 Active JP7620636B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020139555 2020-08-20
JP2020139555 2020-08-20
PCT/JP2021/029810 WO2022039108A1 (ja) 2020-08-20 2021-08-13 粘着テ-プ及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2022039108A1 JPWO2022039108A1 (ja) 2022-02-24
JP7620636B2 true JP7620636B2 (ja) 2025-01-23

Family

ID=80322740

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022543925A Active JP7620636B2 (ja) 2020-08-20 2021-08-13 粘着テ-プ及びその製造方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7620636B2 (ja)
TW (1) TW202208580A (ja)
WO (1) WO2022039108A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115806776A (zh) * 2022-11-24 2023-03-17 芜湖徽氏新材料科技有限公司 一种拉伸失粘的压敏胶带及其制备方法

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013023601A (ja) 2011-07-22 2013-02-04 Denki Kagaku Kogyo Kk アルミ箔系粘着テープ
JP2014114331A (ja) 2012-12-06 2014-06-26 Nitto Lifetech Kk 粘着シート
JP2014189584A (ja) 2013-03-26 2014-10-06 Henkel Japan Ltd ホットメルト接着剤
JP2014240457A (ja) 2013-06-11 2014-12-25 日東ライフテック株式会社 両面粘着テープ
JP2015030836A (ja) 2013-08-06 2015-02-16 東洋インキScホールディングス株式会社 発泡粘着シート
JP2017066237A (ja) 2015-09-29 2017-04-06 ニチバン株式会社 被覆シーリング用粘着テープ又はシート
JP2017119806A (ja) 2015-04-01 2017-07-06 日東電工株式会社 粘着テープ
JP2017149938A (ja) 2016-02-24 2017-08-31 デンカ株式会社 粘着剤組成物およびそれを用いた粘着テープ
WO2017209263A1 (ja) 2016-06-01 2017-12-07 株式会社ブリヂストン ゴム組成物、及びタイヤ
JP2018154700A (ja) 2017-03-16 2018-10-04 株式会社スリーボンド 硬化性樹脂組成物
JP2019127606A (ja) 2018-01-22 2019-08-01 積水化学工業株式会社 防食部材、及び防食方法

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013023601A (ja) 2011-07-22 2013-02-04 Denki Kagaku Kogyo Kk アルミ箔系粘着テープ
JP2014114331A (ja) 2012-12-06 2014-06-26 Nitto Lifetech Kk 粘着シート
JP2014189584A (ja) 2013-03-26 2014-10-06 Henkel Japan Ltd ホットメルト接着剤
JP2014240457A (ja) 2013-06-11 2014-12-25 日東ライフテック株式会社 両面粘着テープ
JP2015030836A (ja) 2013-08-06 2015-02-16 東洋インキScホールディングス株式会社 発泡粘着シート
JP2017119806A (ja) 2015-04-01 2017-07-06 日東電工株式会社 粘着テープ
JP2017066237A (ja) 2015-09-29 2017-04-06 ニチバン株式会社 被覆シーリング用粘着テープ又はシート
JP2017149938A (ja) 2016-02-24 2017-08-31 デンカ株式会社 粘着剤組成物およびそれを用いた粘着テープ
WO2017209263A1 (ja) 2016-06-01 2017-12-07 株式会社ブリヂストン ゴム組成物、及びタイヤ
JP2018154700A (ja) 2017-03-16 2018-10-04 株式会社スリーボンド 硬化性樹脂組成物
JP2019127606A (ja) 2018-01-22 2019-08-01 積水化学工業株式会社 防食部材、及び防食方法

Also Published As

Publication number Publication date
TW202208580A (zh) 2022-03-01
JPWO2022039108A1 (ja) 2022-02-24
WO2022039108A1 (ja) 2022-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101570671A (zh) 对扬声器用装饰板进行固着用的双面粘合带以及将扬声器用装饰板粘附至壳体的方法
KR101946322B1 (ko) 적층 필름
JP6417863B2 (ja) 粘着シート
KR102200968B1 (ko) 우수한 웨트-아웃 능력을 지닌 내후성 접착제, 및 이를 기반으로 한 접착 테이프
CN102250561A (zh) 压敏粘合带
TW202122544A (zh) 熱熔黏合劑組成物、膠帶、以及膠帶的製造方法
JP2017149938A (ja) 粘着剤組成物およびそれを用いた粘着テープ
CN102250558A (zh) 压敏粘合带
US6984428B2 (en) Pressure-sensitive adhesive mass and the use thereof
JP5814037B2 (ja) 粘着テープ
WO2023282219A1 (ja) 粘着テープ
JP2017160410A (ja) 積層フィルム
AU2006338695B2 (en) Adhesive tape and its use
JP7620636B2 (ja) 粘着テ-プ及びその製造方法
CN108138011B (zh) 胶粘剂、特别地用于可剥离胶带的胶粘剂及用于在经涂覆的木片壁纸上的粘合的用途
CN113330088A (zh) 用于制造一次性卫生产品的改进的热熔粘合剂
JP7669173B2 (ja) 粘着テープ
CN111770973B (zh) 热塑性粘接片及其利用
CN104974678A (zh) 粘合片
JP7445667B2 (ja) 粘着テープ
WO2023282217A1 (ja) 粘着テープ
EP3144361B1 (en) Adhesive composition and adhesive tape with low creep
JP2001234148A (ja) 粘着テープ及びそれを用いたロール状掃除具
JP2018505932A (ja) 多モード非対称多腕エラストマー性ブロックコポリマーを含む感圧接着剤
JP7538963B2 (ja) 粘着テープ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240625

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20241015

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20241111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20250107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20250110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7620636

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150