JP7640855B2 - 高炉原料の装入決定方法、装入方法決定装置および装入方法決定プログラム - Google Patents
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Description
本実施形態である高炉原料の装入方法では、ベルレス式の高炉(以下、単に「高炉」という)が用いられる。高炉の内部構造について、図1を用いて説明する。図1は、高炉の一部(頂部)における内部構造を示す。
シュート2を旋回させて高炉1に高炉原料を装入するときには、シュート2の旋回数が予め設定されるが、この予め設定された旋回数(以下、「設定旋回数」という)Nに対する、高炉原料を実際に装入したときの旋回数(以下、「実績旋回数」という)のズレが発生することがある。このズレを旋回数誤差Erといい、旋回数誤差Erは、下記式(1)によって表される。
本実施形態では、高炉原料を装入するときの装入開始位置及びシュート2の旋回方向を決定するために、以下に説明する比率Rを求める。
高炉1に高炉原料を装入する条件(装入開始位置及び旋回方向)を決定する方法について、図5に示すフローチャートを用いながら説明する。本実施形態のように高炉原料を装入する条件を決定し、この条件に従って高炉原料を高炉1に装入すれば、各高炉原料層(コークス層CL又は鉱石層OL)について、炉周方向における装入量のばらつきを低減することができる。
下記表2に示すように、装入開始位置及び旋回方向を変更しながら、高炉原料(コークス及び鉱石)の装入を6チャージ行った。下記表2には、各高炉原料の装入時における旋回数誤差Erも示す。下記表2は、装入開始位置及び旋回方向に関して、上記表1と同じである。
上述した前処理となる装入を行った後において、コークスに関する比率Rの標準偏差に基づいて、7回目及び8回目のチャージでコークスを装入するときの装入開始位置及びシュート2の旋回方向を決定した。また、鉱石に関する比率Rの標準偏差に基づいて、7回目及び8回目のチャージで鉱石を装入するときの装入開始位置及びシュート2の旋回方向を決定した。ここで、装入開始位置及び旋回方向の組み合わせの設定において、装入開始位置の選択肢は、0[deg],90[deg],180[deg],270[deg]の4つとした。旋回方向の選択肢は、右方向及び左方向である。この場合の組み合わせの総数は16つになる。なお、本実施例では、上述したように4つの装入開始位置を設定し、4回の高炉原料の装入を1つのユニットとしたため、1つのユニットに相当する7回目及び8回目のチャージについて、装入開始位置及び旋回方向を決定した。ここで、1回のチャージ毎に、装入開始位置及び旋回方向を決定することもできる。
上述した前処理となる装入を行った後において、上記表2に示すルールに従ってコークス及び鉱石を順に装入した。
OL:鉱石層、θ:傾動角
Claims (7)
- 旋回シュートの旋回によってベルレス式の高炉内に高炉原料を装入する方法を決定する高炉原料の装入決定方法であって、
同一種類の高炉原料を複数回装入した後にこの高炉原料を再び装入するときにおいて、予め決められた複数の装入開始位置及び前記旋回シュートの旋回方向のすべての組み合わせについて、装入開始位置及び旋回方向と、前記旋回シュートの設定旋回数に対する実績旋回数のずれを示す旋回数誤差とに基づいて、高炉原料の装入量が炉周方向で相対的に多い領域の発生回数に関するパラメータを炉周方向の位置毎に算出し、
すべての前記組み合わせについて、炉周方向の位置に応じた前記パラメータの分布に基づいて、前記パラメータのばらつきを算出し、
最小の前記ばらつきが得られたときの装入開始位置を、同一種類の高炉原料を再び装入するときにおける装入開始位置として決定するとともに、最小の前記ばらつきが得られたときの旋回方向を、同一種類の高炉原料を再び装入するときにおける前記旋回シュートの旋回方向として決定する、
ことを特徴とする高炉原料の装入決定方法。 - 前記ばらつきは、前記パラメータの標準偏差であることを特徴とする請求項1に記載の高炉原料の装入決定方法。
- 前記パラメータは、高炉原料の所定装入回数に対する前記発生回数の比率であることを特徴とする請求項1又は2に記載の高炉原料の装入決定方法。
- 炉周方向の位置毎の前記パラメータを算出するとき、前記旋回数誤差は、過去の高炉原料の装入における前記旋回数誤差から決められることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の高炉原料の装入決定方法。
- 前記旋回数誤差は、設定旋回数よりも実績旋回数が多くなり、最終旋回が炉周方向の1周を超えて高炉原料が装入される場合と、設定旋回数よりも実績旋回数が少なくなり、最終旋回が炉周方向の1周に到達せずに高炉原料が装入される場合とを含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の高炉原料の装入決定方法。
- 旋回シュートの旋回によってベルレス式の高炉内に高炉原料を装入する方法を決定する高炉原料の装入方法決定装置であって、演算部及び決定部を有し、
前記演算部は、
同一種類の高炉原料を複数回装入した後にこの高炉原料を再び装入するときにおいて、予め決められた複数の装入開始位置及び前記旋回シュートの旋回方向のすべての組み合わせについて、装入開始位置及び旋回方向と、前記旋回シュートの設定旋回数に対する実績旋回数のずれを示す旋回数誤差とに基づいて、高炉原料の装入量が炉周方向で相対的に多い領域の発生回数に関するパラメータを炉周方向の位置毎に算出するとともに、
すべての前記組み合わせについて、炉周方向の位置に応じた前記パラメータの分布に基づいて、前記パラメータのばらつきを算出し、
前記決定部は、最小の前記ばらつきが得られたときの装入開始位置を、同一種類の高炉原料を再び装入するときにおける装入開始位置として決定するとともに、最小の前記ばらつきが得られたときの旋回方向を、同一種類の高炉原料を再び装入するときにおける前記旋回シュートの旋回方向として決定する、
ことを特徴とする高炉原料の装入方法決定装置。 - 旋回シュートの旋回によってベルレス式の高炉内に高炉原料を装入する方法を決定するために、下記工程をコンピュータに実行させるプログラムであって、
同一種類の高炉原料を複数回装入した後にこの高炉原料を再び装入するときにおいて、予め決められた複数の装入開始位置及び前記旋回シュートの旋回方向のすべての組み合わせについて、装入開始位置及び旋回方向と、前記旋回シュートの設定旋回数に対する実績旋回数のずれを示す旋回数誤差とに基づいて、高炉原料の装入量が炉周方向で相対的に多い領域の発生回数に関するパラメータを炉周方向の位置毎に算出し、
すべての前記組み合わせについて、炉周方向の位置に応じた前記パラメータの分布に基づいて、前記パラメータのばらつきを算出し、
最小の前記ばらつきが得られたときの装入開始位置を、同一種類の高炉原料を再び装入するときにおける装入開始位置として決定するとともに、最小の前記ばらつきが得られたときの旋回方向を、同一種類の高炉原料を再び装入するときにおける前記旋回シュートの旋回方向として決定する、
ことを特徴とする高炉原料の装入方法決定プログラム。
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| JP2021154915A JP7640855B2 (ja) | 2021-09-22 | 2021-09-22 | 高炉原料の装入決定方法、装入方法決定装置および装入方法決定プログラム |
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| JP2021154915A JP7640855B2 (ja) | 2021-09-22 | 2021-09-22 | 高炉原料の装入決定方法、装入方法決定装置および装入方法決定プログラム |
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| JP2023046165A JP2023046165A (ja) | 2023-04-03 |
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