JP7643155B2 - 積載形トラッククレーン - Google Patents
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Description
の定格荷重は、前方領域では特に過度に制限されているという問題がある。
第2発明の積載形トラッククレーンは、第1発明において、前記傾斜角度検出器が、前記クレーン装置に設けられていることを特徴とする。
第3発明の積載形トラッククレーンは、第1発明において、前記傾斜角度検出器が、前記制御装置の筐体の内部に設けられていることを特徴とする。
第4発明の積載形トラッククレーンは、第1発明から第3発明のいずれかにおいて、前記制御装置は、前記積載形トラッククレーンのクレーン装置のブームが前方領域に位置している場合における、前記積載形トラッククレーンの後輪に付加される反力を前記傾斜信号から算出し、前記反力が、あらかじめ定められた値以下になった場合に、少なくとも前記クレーン装置の動作を規制する機能、または前記警報器を作動させる機能のいずれかを働かせることを特徴とする。
第5発明の積載形トラッククレーンは、第4発明において、前記制御装置は、前記反力を、F1+k×L×sin((θ3-θ2)-θ1))(F1:前記クレーン装置の格納位置における作業状態での前記後輪の反力、k:前記後輪のシャシのばね定数、L:前記積載形トラッククレーンに備えられたアウトリガ装置の前後中心と、前記後輪の前後中心と、の平面視での距離、θ1:前記クレーン装置の格納位置における作業状態での傾斜角、θ2:前記積載形トラッククレーンの走行可能状態での傾斜角、θ3:前方領域における作業状態での傾斜角)で算出することを特徴とする。
第2発明によれば、傾斜角度検出器がクレーン装置に設けられていることにより、傾斜角度検出器を汎用トラック側に設置する必要がなくなり、積載形トラッククレーンの最終組み立てメーカでの組み立ての作業工程を削減できる。
第3発明によれば、傾斜角度検出器が制御装置の筐体の内部に設けられていることにより、制御装置の筐体は防水などの耐環境性が高いため、傾斜角度検出器単独で耐環境性を上げる必要がなくなり、コストを削減できる。
第4発明によれば、クレーン装置のブームが前方領域に位置している場合における後輪の反力が傾斜信号から算出されていることにより、後輪に付加される反力の値を精度よく得ることができる。
第5発明によれば、反力が所定の計算式で計算されていることにより、より精度よく後輪に付加される反力の値を得ることができる。
(積載形トラッククレーン10)
図2には本発明の第1実施形態に係る積載形トラッククレーン10の側面図を示す。図2に示すように、積載形トラッククレーン10は、汎用トラック20の運転室27と荷台28との間の車両フレーム29にクレーン装置21が搭載されたものである。汎用トラック20には、左右対称に前輪22が設けられている。さらに汎用トラック20には、左右対称に後輪23が設けられている。なお、積載形トラッククレーン10の「車体」とは、汎用トラック20を意味する。
図3には、本実施形態に係る積載形トラッククレーン10の油圧回路図を示す。図3に示すように、クレーン装置21の油圧回路40は、主に、油圧バルブユニット41と、油圧バルブユニット41にタンク42内の作動油を供給する油圧ポンプ43と、油圧ポンプ43と油圧バルブユニット41とを接続する主油路44と、油圧バルブユニット41とタンク42とを接続する戻油路45と、クレーン装置21の起伏動作またはブーム32の伸縮動作、ブーム32の旋回動作、ウインチの巻上げ巻下げなどを行うための、複数のクレーン装置用アクチュエータ46、および2つのジャッキ38を含んで構成されている。クレーン装置用アクチュエータ46およびジャッキ38は、油圧バルブユニット41に接続している。
図1には、本実施形態に係る積載形トラッククレーン10の制御回路図を示す。制御装置12の入力側には、傾斜角度検出器13と、ブーム長検出器15と、ブーム旋回角度検出器16と、ブーム起伏角度検出器17と、起伏支持力検出器18と、が電気的に接続されている。また、制御装置12の出力側には警報器14と、ブーム伸縮用制御弁47a、ウインチ用制御弁47b、ブーム起伏用制御弁47c、ブーム旋回用制御弁47d、右側ジャッキ制御弁48a、左側ジャッキ制御弁48bが電気的に接続されている。
図4は、本実施形態に係る積載形トラッククレーン10の作業領域の説明図である。図4は、積載形トラッククレーン10の平面図を表している。本実施形態では、積載形トラッククレーン10には、アウトリガ装置33がクレーン装置21近傍、すなわち運転室27と荷台28との間に備えられている。積載形トラッククレーン10の使用者は、このアウトリガ装置33を外側に十分張出した状態で積荷の上げ下ろしの作業を行う。
図5には、傾斜角度検出器13を用いた場合の制御方法の一例を説明する説明図を示す。図5(A)~(C)は、積載形トラッククレーン10を側方から見た図であり、図5(A)は、積載形トラッククレーン10が走行を停止し、アウトリガ装置33を左右方向に張出して、クレーン装置21のブーム32を後方領域の格納位置に位置させた状態を示す説明図(クレーン装置21の格納位置における作業状態の説明図)、図5(B)は、積載形トラッククレーン10が、アウトリガ装置33を格納し、走行可能な状態を示す説明図(積載形トラッククレーン10の走行可能状態の説明図)、図5(C)は、積載形トラッククレーン10が走行を停止し、アウトリガ装置33を左右外側方向に張出して、クレーン装置21のブームが前方領域に位置している状態を示す説明図(前方領域における作業状態の説明図)である。
F2=F1+k×L×sin((θ3-θ2)-θ1))
L:積載形トラッククレーン10に備えられたアウトリガ装置33の前後中心と、後輪23の前後中心と、の平面視での距離。
θ1:第1傾斜角。クレーン装置21の格納位置における作業状態での傾斜角。
θ2:第2傾斜角。積載形トラッククレーン10の走行可能状態での傾斜角。
θ3:第3傾斜角。前方領域における作業状態での傾斜角。
図6には、本実施形態に係る積載形トラッククレーン10の動作フロー図を示す。積載形トラッククレーン10の制御装置12は、まずステップ01(以下S01のように記載する)で、ブーム旋回角度検出器16からのブーム32の旋回角度の情報を取得する。
第1実施形態では、傾斜角度検出器13の第3傾斜角θ3から反力F2を算出したが、傾斜角度検出器13の第3傾斜角θ3を用いた場合の制御方法は、これに限定されない。例えば、第3傾斜角θ3の値が、あらかじめ定められた値よりも小さくなった場合に、制御装置12が、所定の機能を働かせるようにすることも可能である。
12 制御装置
13 傾斜角度検出器
14 警報器
21 クレーン装置
23 後輪
27 運転室
28 荷台
32 ブーム
33 アウトリガ装置
Claims (5)
- 荷台とクレーン装置とが備えられている積載形トラッククレーンであって、
該積載形トラッククレーンの車体の傾斜角度を測定する傾斜角度検出器と、
該傾斜角度検出器からの傾斜信号を受ける制御装置と、
該制御装置に接続されている警報器と、
が備えられ、
該制御装置は、前記クレーン装置を構成するブームが前方領域に位置している場合に、前記傾斜信号に基づいて、少なくとも前記クレーン装置の動作を規制する機能、または前記警報器を作動させる機能のいずれかを働かせる、
ことを特徴とする積載形トラッククレーン。 - 前記傾斜角度検出器が、
前記クレーン装置に設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載の積載形トラッククレーン。 - 前記傾斜角度検出器が、
前記制御装置の筐体の内部に設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載の積載形トラッククレーン。 - 前記制御装置は、
前記積載形トラッククレーンのクレーン装置のブームが前方領域に位置している場合における、前記積載形トラッククレーンの後輪に付加される反力を前記傾斜信号から算出し、
前記反力が、あらかじめ定められた値以下になった場合に、少なくとも前記クレーン装置の動作を規制する機能、または前記警報器を作動させる機能のいずれかを働かせる、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の積載形トラッククレーン。 - 前記制御装置は、
前記反力を、F1+k×L×sin((θ3-θ2)-θ1))
(F1:前記クレーン装置の格納位置における作業状態での前記後輪の反力、
k:前記後輪のシャシのばね定数、
L:前記積載形トラッククレーンに備えられたアウトリガ装置の前後中心と、前記後輪の前後中心と、の平面視での距離、
θ1:前記クレーン装置の格納位置における作業状態での傾斜角、
θ2:前記積載形トラッククレーンの走行可能状態での傾斜角、
θ3:前方領域における作業状態での傾斜角)で算出する、
ことを特徴とする請求項4に記載の積載形トラッククレーン。
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