JP7650802B2 - 抗ウサギcd19抗体および使用方法 - Google Patents
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Description
- ウサギPBMCまたは脾細胞中のB細胞を特徴付けすること、
- 抗原パニングの前または後のいずれかで、マクロファージ枯渇後に抗原特異的B細胞を濃縮すること、
- フィーダー細胞(フィーダー細胞は、B細胞を桁違いに増殖させる)との共培養後に、B細胞を選択的に染色すること、ならびに
- (任意で、1種または複数のさらなるマーカーと組み合わせて)改善された収率および品質で、B細胞を選別および選択すること
を少なくとも可能にする。
a)ウサギの血液からB細胞を得る工程、
b)B細胞を、本発明による抗体とインキュベートする工程、および
c)本発明による抗体が結合している1つまたは複数のB細胞を選択する工程
を含む、B細胞を選択するための方法である。
工程b)の後かつ工程c)の前における、B細胞を共培養培地中で37℃で1時間インキュベートする工程、
c)本発明による抗体が結合している1つまたは複数のB細胞を、個々の容器に(単一で)置く工程、
d)(単一で)置かれた細胞を、共培養培地中でフィーダー細胞と共培養する工程、
e)工程d)で増殖しているB細胞を選択し、それによって、B細胞を選択する工程
のうちの1つまたは複数をさらに含む。
a)本発明による標識された抗体の結合に基づいて、FACSによって単一細胞として置かれたB細胞の集団のB細胞のそれぞれを、フィーダー細胞としてのマウスEL-4 B5細胞と共培養する工程、および
b)工程a)において、増殖し、かつ抗体を分泌するB細胞クローンを選択する工程
を含む、B細胞を選択するための方法である。
a)本発明による標識された抗体の結合に基づいて、FACSによって個々の容器に置かれたB細胞の集団の1つまたは複数のB細胞を、任意で、フィーダー細胞としてのマウスEL-4 B5細胞、ならびにフィーダー混合物としてのIL-1β、TNFα、IL-10、ならびにIL-21、SAC、BAFF、IL-2、IL-4、およびIL-6から選択される1種または複数の存在下で、共培養する工程、
b)標的抗原に特異的に結合する抗体を産生する、B細胞クローンを選択する工程と、
b1)逆転写PCRによって該抗体の軽鎖可変ドメインおよび重鎖可変ドメインをコードする核酸配列を決定する工程、
b2)該抗体軽鎖可変ドメインおよび該重鎖可変ドメインをコードする核酸配列を含む核酸で、細胞をトランスフェクトする工程、ならびに
c)工程b)で選択されたB細胞クローンによって産生される抗体またはそのヒト化バリアントをコードする核酸を含有する細胞を培養し、細胞または培養上清から抗体を回収することによって、抗体を産生する工程
を含む、標的抗原に結合する抗体を産生するための方法である。
- 多数のウサギB細胞を、検出可能な標識にコンジュゲートされた本発明による抗体とインキュベートする工程/多数のウサギB細胞の個々のB細胞を、検出可能な標識にコンジュゲートされた本発明による抗体で標識する工程、
- 本発明による抗体がその表面上に結合している/個々のB細胞(単一細胞として置かれたB細胞)またはB細胞のプール(個々の容器中)のいずれかとして標識されている、1つまたは複数のウサギB細胞を選択する/置く工程、および
- 該単一細胞として置かれたウサギB細胞または該ウサギB細胞のプールを、フィーダー細胞と共培養する工程、
- 任意で、共培養後に、得られた細胞混合物を、検出可能な標識にコンジュゲートされた本発明による抗体とインキュベートし、本発明による抗体がその表面上に結合している/標識されている、ウサギB細胞を選択する/置く/計数する工程
を含む、1つまたは複数のウサギB細胞を共培養するための方法である。
a)単一細胞または細胞のプールのいずれかとして置かれたB細胞を、フィーダー細胞と共培養する工程、
b)工程a)で得られた共培養物からの細胞を、本発明による抗体とインキュベートする工程、および
c)本発明による抗体が結合している1つまたは複数のB細胞を選択することによって、非B細胞を除去する工程
を含む、培養物についてB細胞を選択する/非B細胞を除去するための方法である。
a)単一細胞として置かれたB細胞を、フィーダー細胞と共培養する工程、
b)工程a)で得られた共培養物からの細胞を、本発明による抗体とインキュベートする工程、および
c)本発明による抗体が結合している細胞の数を数えることによって、培養物中のB細胞の数を決定する工程
を含む、単一細胞として置かれたB細胞の培養後に、B細胞の数を決定する方法である。
a)単一細胞として置かれたB細胞またはB細胞のプールを、フィーダー細胞と共培養する工程、
b)工程a)で得られた共培養物からの細胞を、本発明による抗体とインキュベートする工程、および
c)本発明による抗体が結合している1つまたは複数の細胞を選択し、それによってB細胞を選択し、細胞の混合物から非B細胞を除去する工程
を含む、細胞の混合物(例えば、培養物)について非B細胞を除去する方法である。
a)単一細胞として置かれたB細胞を、フィーダー細胞と共培養する工程、
b)工程a)で得られた共培養物からの細胞を、本発明による抗体とインキュベートする工程、および
c)本発明による抗体が結合している細胞の数を数えることによって、培養物中のB細胞の数を決定する工程
を含む、単一細胞として置かれたB細胞とフィーダー細胞との共培養物中のB細胞の数を決定するための方法である。
[本発明1001]
ウサギCD19に結合する抗体であって、
(a)配列番号32または33または34のアミノ酸配列を含むHVR-H1、
(b)配列番号35または36のアミノ酸配列を含むHVR-H2、
(c)配列番号37のアミノ酸配列を含むHVR-H3、
(d)配列番号38のアミノ酸配列を含むHVR-L1、
(e)配列番号39のアミノ酸配列を含むHVR-L2、および
(f)配列番号40のアミノ酸配列を含むHVR-L3
を含む、抗体。
[本発明1002]
モノクローナル抗体である、本発明1001の抗体。
[本発明1003]
キメラ抗体またはヒト化抗体である、本発明1001または1002の抗体。
[本発明1004]
配列番号30の重鎖可変ドメインと配列番号26の軽鎖可変ドメインとを含む、本発明1001または1002の抗体。
[本発明1005]
全長抗体または抗体断片である、本発明1001から1004のいずれかの抗体。
[本発明1006]
検出可能な標識にコンジュゲートされている、本発明1001から1005のいずれかの抗体。
[本発明1007]
前記検出可能な標識が、蛍光色素である、本発明1006の抗体。
[本発明1008]
ウサギB細胞を選択するための方法であって、
a)多数のウサギB細胞を、本発明1001から1007のいずれかの抗体とインキュベートする工程、および
b)本発明1001から1007のいずれかの抗体が結合している1つまたは複数のB細胞を選択し、それによって、ウサギB細胞を選択する工程
を含む、方法。
[本発明1009]
工程b)の後かつ工程c)の前における、前記ウサギB細胞を共培養培地中で37℃で1時間インキュベートする工程、および/または
c)本発明1001から1007のいずれかの抗体が結合している1つもしくは複数のウサギB細胞を単一細胞として置く工程、および/または
d)前記単一細胞として置かれたウサギB細胞を、共培養培地中でフィーダー細胞と共培養する工程、および/または
e)工程d)で増殖しているウサギB細胞を選択し、それによって、ウサギB細胞を選択する工程
のうちの1つまたは複数をさらに含む、本発明1008の方法。
[本発明1010]
培養物について非B細胞を除去するための方法であって、
a)単一細胞または細胞のプールのいずれかとして置かれたウサギB細胞を、フィーダー細胞と共培養する工程、
b)工程a)で得られた共培養物からの前記細胞を、本発明1001から1007のいずれかの抗体とインキュベートする工程、および
c)本発明1001から1007のいずれかの抗体が結合している1つまたは複数のウサギB細胞を選択し、それによって、非B細胞を除去する工程
を含む、方法。
[本発明1011]
単一細胞として置かれたB細胞とフィーダー細胞との共培養物中のB細胞の数を決定するための方法であって、
a)単一細胞として置かれたウサギB細胞を、フィーダー細胞と共培養する工程、
b)工程a)で得られた共培養物からの前記細胞を、本発明1001から1007のいずれかの抗体とインキュベートする工程、および
c)本発明1001から1007のいずれかの抗体が結合している細胞の数を数えることによって、前記培養物中のB細胞の数を決定する工程
を含む、方法。
[本発明1012]
1つまたは複数のウサギB細胞を共培養するための方法であって、
- 多数のウサギB細胞を、本発明1001から1007のいずれかの抗体とインキュベートする工程/多数のウサギB細胞の個々のB細胞を、本発明1001から1007のいずれかの抗体で標識する工程、
- 本発明1001から1007のいずれかの抗体がその表面に結合している/個々のB細胞(単一細胞として置かれたB細胞)またはB細胞のプールのいずれかとして標識されている、1つまたは複数のウサギB細胞を選択する/置く工程、および
- 前記単一細胞として置かれたウサギB細胞または前記ウサギB細胞のプールを、フィーダー細胞と共培養する工程
を含む、方法。
[本発明1013]
前記共培養が、IL-1β、TNFα、IL-10、ならびにIL-21、SAC、BAFF、IL-2、IL-4、およびIL-6から選択される1種または複数種を含む合成フィーダー混合物の存在下で行われる、本発明1009から1012のいずれかの方法。
[本発明1014]
a)ウサギの血液からB細胞を得る工程、
b)前記B細胞を、ビーズに結合している本発明1001から1005のいずれかの抗体とインキュベートする工程、
c)結合していないB細胞を除去する工程、および
d)結合したB細胞を前記ビーズから回収し、それによって、1つまたは複数のB細胞を選択する工程
を含む、B細胞を選択するための方法。
[本発明1015]
e)任意で、前記回収されたB細胞を、共培養培地中で37℃で1時間インキュベートする工程、
f)1つまたは複数の回収されたB細胞を、個々の容器に置く工程、
g)前記置かれた細胞を、共培養培地中でフィーダー細胞と共培養する工程、および
h)工程g)で増殖しているB細胞を選択し、それによって、B細胞を選択する工程
をさらに含む、本発明1014の方法。
CD19は、形質細胞への最終分化までのB細胞発生のほとんどすべての段階で発現されるので、最適な汎B細胞マーカーである(例えば、上記のTedderを参照されたい)。
ヒト免疫グロブリンの軽鎖および重鎖のヌクレオチド配列に関連する一般的な情報は、Kabat,E.A.ら、Sequences of Proteins of Immunological Interest、第5版、Public Health Service、National Institutes of Health、Bethesda、MD(1991)において提供されている。重鎖および軽鎖のすべての定常領域およびドメインのアミノ酸位置は、Kabatら、Sequences of Proteins of Immunological Interest、第5版、Public Health Service、National Institutes of Health、Bethesda、MD(1991)において記載されているKabat付番システムにより付番することができ、本明細書では「Kabatによる付番」と呼ばれる。具体的には、Kabatら、Sequences of Proteins of Immunological Interest、第5版、Public Health Service、National Institutes of Health、Bethesda、MD(1991)のKabat付番システム(647~660頁を参照)は、カッパアイソタイプおよびラムダアイソタイプの軽鎖定常ドメインCLに使用され、Kabat EUインデックス付番システム(661~723頁を参照)は、定常重鎖ドメイン(CH1、ヒンジ、CH2、およびCH3、本明細書では、この場合には、「Kabat EUインデックスによる付番」と呼ぶことによってさらに明確にしている)に使用される。
(a)アミノ酸残基26~32(L1)、50~52(L2)、91~96(L3)、26~32(H1)、53~55(H2)、および96~101(H3)で生じる超可変ループ(Chothia,C.およびLesk,A.M.、J.Mol.Biol.196(1987)901~917)、
(b)アミノ酸残基24~34(L1)、50~56(L2)、89~97(L3)、31~35b(H1)、50~65(H2)、および95~102(H3)で生じるCDR(Kabat,E.A.ら、Sequences of Proteins of Immunological Interest、第5版、Public Health Service、National Institutes of Health、Bethesda、MD(1991)、NIH Publication 91~3242)、
(c)アミノ酸残基27c~36(L1)、46~55(L2)、89~96(L3)、30~35b(H1)、47~58(H2)、および93~101(H3)で生じる抗原接触(MacCallumら、J.Mol.Biol.262:732~745(1996))、ならびに
(d)アミノ酸残基46~56(L2)、47~56(L2)、48~56(L2)、49~56(L2)、26~35(H1)、26~35b(H1)、49~65(H2)、93~102(H3)、および94~102(H3)を含む、(a)、(b)、および/または(c)の組合せ
を含む。
本発明は、ウサギCD19が、非常に価値のある汎ウサギB細胞マーカーである、という知見に少なくとも部分的に基づく。
ポリクローナル抗mIgG抗体-APCコンジュゲート=APCで標識された抗マウスIgG抗体による抗ウサギCD19抗体の検出
- ビオチン化抗原およびストレプトアビジンビーズによる磁気ビーズベースのパニング、その後のFSC、ならびにIgG(FITC)およびCD19(APC)二重染色細胞の選別ゲーティング、ならびに
- 本発明によるビオチン化抗CD19抗体およびストレプトアビジンビーズによる磁気ビーズベースのパニング、その後のFCS、ならびにIgG(FITC)および抗原(APC)二重染色細胞の選別ゲーティング。
A.1例示的な抗体
ウサギCD19は、ウサギB細胞の分析および特徴付けのために有利な細胞表面マーカーであることが見出された。表面提示されたCD19を介したウサギB細胞の標識化は、改善されたB細胞選別を可能にする。改善は、とりわけ、より特異的な標識化、それによる選別/単一細胞として置くこと、または/および処理されるB細胞の数が減少し、同時に抗原特異的抗体を産生するB細胞の数が増加する、易化したプロセスである。
i)任意で、変異P329G、L234A、およびL235Aを有する、ヒトIgG1サブクラスのホモ二量体Fc領域、または
ii)任意で、変異P329G、S228P、およびL235Eを有する、ヒトIgG4サブクラスのホモ二量体Fc領域、または
iii)変異(P329G、L234A、L235A)I253A、H310A、およびH435A、もしくは変異(P329G、L234A、L235A)H310A、H433A、およびY436Aを有する、ヒトIgG1サブクラスのホモ二量体Fc領域、または
iv)
a)一方のFc領域ポリペプチドが変異T366Wを含み、他方のFc領域ポリペプチドが変異T366S、L368A、およびY407Vを含むか、もしくは
b)一方のFc領域ポリペプチドが変異T366WおよびY349Cを含み、他方のFc領域ポリペプチドが変異T366S、L368A、Y407V、およびS354Cを含むか、もしくは
c)一方のFc領域ポリペプチドが変異T366WおよびS354Cを含み、他方のFc領域ポリペプチドが変異T366S、L368A、Y407V、およびY349Cを含む、ヘテロ二量体Fc領域、
または
v)両方のFc領域ポリペプチドが変異P329G、L234A、およびL235Aを含む、ヒトIgG1サブクラスのヘテロ二量体Fc領域、ならびに
a)一方のFc領域ポリペプチドが変異T366Wを含み、他方のFc領域ポリペプチドが変異T366S、L368A、およびY407Vを含むか、もしくは
b)一方のFc領域ポリペプチドが変異T366WおよびY349Cを含み、他方のFc領域ポリペプチドが変異T366S、L368A、Y407V、およびS354Cを含むか、もしくは
c)一方のFc領域ポリペプチドが変異T366WおよびS354Cを含み、他方のFc領域ポリペプチドが変異T366S、L368A、Y407V、およびY349Cを含み、
または
vi)両方のFc領域ポリペプチドが変異P329G、S228P、およびL235Eを含む、ヒトIgG4サブクラスのヘテロ二量体Fc領域、ならびに
a)一方のFc領域ポリペプチドが変異T366Wを含み、他方のFc領域ポリペプチドが変異T366S、L368A、およびY407Vを含むか、もしくは
b)一方のFc領域ポリペプチドが変異T366WおよびY349Cを含み、他方のFc領域ポリペプチドが変異T366S、L368A、Y407V、およびS354Cを含むか、もしくは
c)一方のFc領域ポリペプチドが変異T366WおよびS354Cを含み、他方のFc領域ポリペプチドが変異T366S、L368A、Y407V、およびY349Cを含み、
または
vii)iii)のうちの1つと、vi)、v)、およびvi)のうちの1つとの組合せを含む(すべての位置は、KabatのEUインデックスによる)。
ある特定の実施形態では、本明細書で提供される抗体は、抗体断片である。抗体断片には、Fab、Fab’、Fab’-SH、F(ab’)2、Fv、およびscFv断片、ならびに以下に記載の他の断片が含まれるが、これらに限定されない。ある特定の抗体断片のレビューについては、Hudson,P.J.ら、Nat.Med.9(2003)129~134を参照されたい。scFv断片のレビューについては、例えば、Plueckthun,A.、The Pharmacology of Monoclonal Antibodies、第113巻、RosenburgおよびMoore(編)、Springer-Verlag、New York(1994)、269~315頁を参照されたく、また国際公開第93/16185号、米国特許第5,571,894号、および米国特許第5,587,458号も参照されたい。エピトープ残基に結合し、増加したインビボ半減期を有するサルベージ受容体を含む、FabおよびF(ab’)2断片の考察については、米国特許第5,869,046号を参照されたい。
本明細書で提供される抗体は、キメラ抗体である。ある特定のキメラ抗体は、例えば、米国特許第4,816,567号、およびMorrison,S.L.ら、Proc.Natl.Acad.Sci.USA 81(1984)6851~6855)に記載されている。一例では、キメラ抗体は、非ヒト可変領域(例えば、マウス、ラット、ハムスター、ウサギ、または非ヒト霊長類、例えば、サル由来の可変領域)およびヒト定常領域を含む。さらなる例では、キメラ抗体は、クラスまたはサブクラスが親抗体のそれから変更されている「クラススイッチ」抗体である。キメラ抗体は、その抗原結合断片を含む。
ある特定の実施形態では、本明細書で提供される抗体のアミノ酸配列バリアントが企図される。例えば、抗体の結合親和性および/または他の生物学的特性を改善することが望ましいことがある。抗体のアミノ酸配列バリアントは、抗体をコードするヌクレオチド配列中に適正な修飾を導入することによって、またはペプチド合成によって、調製されてもよい。このような修飾は、例えば、抗体のアミノ酸配列内の残基の欠失、および/または挿入、および/または置換を含む。欠失、挿入、および置換の任意の組合せを、最終構築物が、所望の特徴(例えば、抗原結合)を有するという条件で、最終構築物に到達するように行うことができる。
ある特定の実施形態では、1つまたは複数のアミノ酸置換を有する抗体バリアントが提供される。置換による変異導入に関して、目的の部位には、HVRおよびFRが含まれる。保存的置換を、以下の表の「好ましい置換」という見出しの下に示す。より実質的な変化を表1に「例示的な置換」の見出しの下に示し、またアミノ酸側鎖クラスに関して下にさらに記載する。アミノ酸置換が目的の抗体に導入され、生成物は所望の活性、例えば、抗原結合の保持/改善、免疫原性の低減、またはADCCまたはCDCの改善についてスクリーニングされ得る。
(1)疎水性:ノルロイシン、Met、Ala、Val、Leu、Ile、
(2)中性親水性:Cys、Ser、Thr、Asn、Gln、
(3)酸性:Asp、Glu、
(4)塩基性:His、Lys、Arg、
(5)鎖の配向に影響を及ぼす残基:Gly、Pro、
(6)芳香族:Trp、Tyr、Phe。
ある特定の実施形態では、本明細書で提供される抗体は、抗体がグリコシル化される程度を増加または減少させるように改変される。抗体へのグリコシル化部位の付加または欠失は、1つまたは複数のグリコシル化部位が創出されるか、または除去されるように、アミノ酸配列を改変させることによって、簡便に達成され得る。
ある特定の実施形態では、1つまたは複数のアミノ酸修飾が、本明細書で提供される抗体のFc領域に導入され、それによって、Fc領域バリアントが生成され得る。Fc領域バリアントは、1つまたは複数のアミノ酸位置でのアミノ酸修飾(例えば、置換)を含む、ヒトFc領域配列(例えば、ヒトIgG1、IgG2、IgG3、またはIgG4 Fc領域)を含んでいてもよい。
ある特定の実施形態では、抗体の1つまたは複数の残基がシステイン残基で置換されているシステイン改変抗体、例えば、「thioMAb」を作製することが望ましい場合がある。特定の実施形態では、置換残基は、抗体のアクセス可能な部位で生じる。これらの残基をシステインで置換することによって、反応性チオール基が抗体のアクセス可能な部位に位置付けられ、それを使用して、薬物部分またはリンカー-薬物部分などの他の部分に抗体をコンジュゲートして、本明細書にさらに記載されているように、イムノコンジュゲートを作製することができる。ある特定の実施形態では、以下の残基のうちの任意の1つまたは複数を、システインで置換してもよい:軽鎖のV205(Kabat付番)、重鎖のA118(EU付番)、および重鎖Fc領域のS400(EU付番)。システイン改変抗体を、例えば、米国特許第7,521,541号に記載されているように、生成することができる。
本発明による抗ウサギCD-19抗体を、ウサギB細胞の特異的標識化および検出を必要とする任意の方法で使用することができる。
i)B細胞またはB細胞クローンを、B-細胞または他の細胞の集団から単離し、それによって単離されたB細胞またはB細胞クローンが標的に特異的に結合する抗体を産生するため、
ii)単一細胞として置かれたB細胞の共培養をするため、
iii)計数するおよび選択する/置くために、B細胞を標識化するため、ならびに
iv)抗体を産生するため
の方法である。
a)ウサギの血液からB細胞を得る工程、
b)B細胞を、本発明による抗体とインキュベートする工程、および
c)本発明による抗体が結合している1つまたは複数のB細胞を選択する工程
を含む、B細胞を選択するための方法である。
工程b)の後かつ工程c)の前における、B細胞を共培養培地中で37℃で1時間インキュベートする工程、
c)本発明による抗体が結合している1つまたは複数のB細胞を(個々の容器に)置く工程、
d)該置かれた細胞を、共培養培地中でフィーダー細胞と共培養する工程、
e)工程d)で増殖しているB細胞を選択し、それによって、B細胞を選択する工程
のうちの1つまたは複数をさらに含む。
a)本発明による標識抗体の結合に基づいて、FACSによって単一細胞として置かれたB細胞の集団のB細胞のそれぞれを、フィーダー細胞としてのマウスEL-4 B5細胞と共培養する工程、および
b)工程a)において、増殖し、かつ抗体を分泌するB細胞クローンを選択する工程
を含む、B細胞を選択するための方法である。
a)本発明による標識抗体の結合に基づいて、FACSによって、個々の容器に置かれたB細胞の集団の1つまたは複数のB細胞を、任意で、フィーダー細胞としてのマウスEL-4 B5細胞、ならびにフィーダー混合物としてのIL-1β、TNFα、IL-10、ならびにIL-21、SAC、BAFF、IL-2、IL-4、およびIL-6から選択される1種または複数の存在下で、共培養する工程、
b)標的抗原に特異的に結合する抗体を産生する、B細胞クローンを選択する工程、
b1)逆転写PCRによって該抗体の軽鎖可変ドメインおよび重鎖可変ドメインをコードする核酸配列を決定する工程、
b2)該抗体軽鎖可変ドメインおよび該重鎖可変ドメインをコードする核酸配列を含む核酸で、細胞をトランスフェクトする工程、ならびに
c)工程b)で選択されたB細胞クローンによって産生される抗体またはそのヒト化バリアントをコードする核酸を含有する細胞を培養し、細胞または培養上清から抗体を回収することによって、抗体を産生する工程
を含む、標的抗原に結合する抗体を産生するための方法である。
- 多数のウサギB細胞を、検出可能な標識にコンジュゲートされた本発明による抗体とインキュベートする工程/多数のウサギB細胞の個々のB細胞を、検出可能な標識にコンジュゲートされた本発明による抗体で標識する工程、
- 本発明による抗体が表面上に結合している/個々のB細胞(単一細胞として置かれたB細胞)またはB細胞のプールのいずれかとして標識されている、1つまたは複数のウサギB細胞を選択する/置く工程、および
- 該単一細胞として置かれたウサギB細胞または該ウサギB細胞のプールを、フィーダー細胞と共培養する工程、
- 任意で、共培養後に、得られた細胞混合物を、検出可能な標識にコンジュゲートされた本発明による抗体とインキュベートし、本発明による抗体がその表面上に結合している/標識されている、ウサギB細胞を選択する/置く/計数する工程
を含む、1つまたは複数のウサギB細胞を共培養するための方法である。
a)単一細胞として置かれたB細胞またはB細胞のプールを、フィーダー細胞と共培養する工程、
b)工程a)で得られた共培養物からの細胞を、本発明による抗体とインキュベートする工程、および
c)本発明による抗体が結合している1つまたは複数の細胞を選択し、それによってB細胞を選択し、細胞の混合物から非B細胞を除去する工程
を含む、細胞の混合物(例えば、培養物)について非B細胞を除去する方法である。
a)単一細胞として置かれたB細胞を、フィーダー細胞と共培養する工程、
b)工程a)で得られた共培養物からの細胞を、本発明による抗体とインキュベートする工程、および
c)本発明による抗体が結合している細胞の数を数えることによって、培養物中のB細胞の数を決定する工程
を含む、単一細胞として置かれたB細胞とフィーダー細胞との共培養物中のB細胞の数を決定するための方法である。
i)インターロイキン-1βおよび腫瘍壊死因子α、
ii)インターロイキン-2(IL-2)および/またはインターロイキン-10(IL-10)、
iii)黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)Cowan株の細胞(SAC)、
iv)インターロイキン-21(IL-21)、および任意で、インターロイキン-2(IL-2)、
v)腫瘍壊死因子ファミリーのB細胞活性化因子(BAFF)、
vi)インターロイキン-6(IL-6)、
vii)インターロイキン-4(IL-4)、ならびに
viii)胸腺細胞培養上清のうちの1つまたは複数を含む。
最大約2ng/mlの(マウス)IL-1β、
最大約2ng/mlの(マウス)TNFα、
最大約50ng/mlの(マウス)IL-2、
最大約10ng/mlの(マウス)IL-10、および
最大約10ng/mlの(マウス)IL-6、
またはその一部を含む。
5.5~14×108IU/mgを有する最大約2ng/mlの(マウス)IL-1β、
2.3~2.9×108U/mgを有する最大約2ng/mlの(マウス)TNFα、
6~7(好ましくは6.3)×106IU/mgを有する最大約50ng/mlの(マウス)IL-2、
6~7.5×105IU/mgを有する最大約10ng/mlの(マウス)IL-10、および
9.2~16.1×108U/mgを有する最大約10ng/mlの(マウス)IL-6、
またはその一部を含む。
- フィーダー混合物の存在下で、1つまたは複数のB細胞を、EL-4 B5細胞と共培養する工程を含み、
該共培養の前に、該EL-4 B5細胞に9.5Gy以下の線量で放射線照射し、
(共培養の開始時の)EL-4 B5細胞の数が、B細胞あたり4×104個未満のEL-4 B5細胞であり、
該フィーダー混合物は、
5.5~14×108IU/mgを有する最大約2ng/mlの(マウス)IL-1β、
2.3~2.9×108U/mgを有する最大約2ng/mlの(マウス)TNFα、
6~7(好ましくは6.3)×106IU/mgを有する最大約50ng/mlの(マウス)IL-2、
6~7.5×105IU/mgを有する最大約10ng/mlの(マウス)IL-10、および
9.2~16.1×108U/mgを有する最大約10ng/mlの(マウス)IL-6、
または前記IL-1β、TNFα、IL-2、IL-10、およびIL-6の各濃度の0.75倍、0.5倍、0.32倍、0.25倍、0.1倍、0.066倍、0.032倍、0.015倍、0.01倍、0.0075倍、または0.0038倍の割合を含み、
該フィーダー混合物は、約0.01ng/ml~1.0ng/mlのホルボールミリステートアセテートをさらに含む。
- フィーダー混合物が補充された共培養培地中で、フィーダー細胞とB細胞(単一細胞として置かれた各B細胞、またはプールされたB細胞)を(個々に)共培養する工程
を含む。
- 本発明による標識抗体と接触させ、それによって、B細胞にフルオロフォアが結合したおよび/または結合していない、B細胞の集団のそれらのB細胞を、1つまたは複数の個々の容器に置く工程
をさらに含む。
- 本発明による標識抗体と接触させ、それによって、フルオロフォアがB細胞に結合したおよび/または結合していない、B細胞の集団のそれらのB細胞を、単一B細胞として置く工程
をさらに含む。
- 本発明による抗体、および異なるB細胞表面抗原にそれぞれ特異的に結合する1~4個の追加の抗体(これらの抗体は、単一細胞として1~5個の蛍光色素で標識され、それによって、各抗体が異なる蛍光色素にコンジュゲートされている)と接触させたB細胞の集団のこれらのB細胞を置く工程
をさらに含む。
a)B細胞の集団のB細胞を、(1~5つの)蛍光色素で(任意で、2~5つの異なる所定のB細胞表面マーカーに特異的に結合する2~5つの蛍光標識抗体とB細胞集団をインキュベートすることによって)標識する工程であって、そのうちの1つが本発明による抗体(にコンジュゲートされたもの)である、標識する工程、
b)任意で、共培養培地中で標識された細胞をインキュベートする工程、
c)9.5Gy以下の線量で放射線照射されたEL-4 B5フィーダー細胞上の単一細胞として、少なくとも1つ(1つから5つ)の蛍光色素で標識された(および、任意で、他の蛍光色素で標識されていない)B細胞の集団のそれらのB細胞を置く工程、
d)任意で、単一細胞として置かれたB細胞/フィーダー細胞混合物を遠心分離する工程、
e)フィーダー混合物が補充された共培養培地中で、単一細胞として置かれた各B細胞をフィーダー細胞(個々に)共培養する工程、
f)工程e)において抗体を増殖および分泌するB細胞クローンを選択する工程。
a)B細胞の集団のB細胞を(1~5つの)蛍光色素で(任意で、2~5つの異なる所定のB細胞表面マーカーに特異的に結合する2~5つの蛍光標識抗体とB細胞集団をインキュベートすることによって)標識する工程であって、そのうちの1つが本発明による抗体(にコンジュゲートされたもの)である、標識する工程、
b)任意で、共培養培地中で細胞をインキュベートする工程、
c)9.5Gy以下の線量で放射線照射された単一細胞EL-4 B5フィーダー細胞として、少なくとも1つ(1つから5つ)の蛍光色素で標識された(および、任意で、他の蛍光色素で標識されていない)B細胞の集団のそれらのB細胞を置く工程、
d)任意で、単一細胞として置かれたB細胞/フィーダー細胞混合物を遠心分離する工程、
e)フィーダー混合物が補充された共培養培地中で、単一細胞として置かれた各B細胞をフィーダー細胞と(個々に)共培養する工程、
f)抗体を分泌する工程e)のB細胞クローンを選択する工程、
g)i)工程g)で選択されたB細胞クローンから分泌された抗体の可変ドメインをコードする、1つまたは複数の核酸を得る工程、
ii)B細胞クローンが可変ドメインをヒト化するヒトB細胞クローンではない場合、それぞれをコードする核酸を提供する工程、および
iii)定常領域をコードする核酸配列とインフレームで、1つまたは複数の発現ベクターに、1つまたは複数の核酸を導入する工程、
h)工程g)の1つまたは複数の発現ベクターでトランスフェクトされた細胞(任意で、CHOおよびBHK細胞から選択される)を培養し、細胞または培養上清から抗体を回収し、それによって、抗体を産生する工程。
a)B細胞の集団のB細胞を(1~5つの)蛍光色素で(任意で、2~5つの異なる所定のB細胞表面マーカーに特異的に結合する2~5つの蛍光標識抗体とB細胞集団をインキュベートすることによって)標識する工程であって、そのうちの1つが本発明による抗体に(にコンジュゲートされたもの)である、標識する工程、
b)任意で、共培養培地中で細胞をインキュベートする工程、
c)9.5Gy以下の線量で放射線照射されたEL-4 B5フィーダー細胞上の単一細胞として、少なくとも1つ(1つから5つ)の蛍光色素で標識された(および、任意で、他の蛍光色素で標識されていない)B細胞の集団のそれらのB細胞を置く工程、
d)任意で、単一細胞として置かれたB細胞/フィーダー細胞混合物を遠心分離する工程、
e)フィーダー混合物が補充された共培養培地中で、単一細胞として置かれた各B細胞をフィーダー細胞と(個々に)共培養する工程、
f)共培養されたB細胞の培養培地中に分泌された抗体の結合特異性を、各上清について個別に決定する工程、
g)分泌された抗体の結合特性に基づいて、工程f)のB細胞クローンを選択する工程、
h)逆転写PCRおよびヌクレオチド配列決定によって、工程g)で選択されたB細胞クローンから分泌された抗体の可変ドメインをコードする、1つまたは複数の核酸を得る工程(および、それによって、モノクローナル抗体可変軽鎖および重鎖ドメインをコードする核酸を得る工程)、
i)B細胞が、可変軽鎖および重鎖可変ドメインをヒト化する非ヒトB細胞である場合、ヒト化可変ドメインをコードする核酸を提供する工程、
j)モノクローナル抗体可変軽および重鎖可変ドメインをコードする核酸を、(ヒトまたはヒト化)抗体を発現させるために、1つまたは複数の発現ベクターに、(抗体定常ドメインをコードする核酸とインフレームで)導入する工程、
k)(任意で、CHO細胞およびBHK細胞から選択される)哺乳動物細胞に発現ベクター(複数可)を導入する工程、
l)細胞を培養し、細胞または細胞培養上清から抗体を回収し、それによって、抗体を産生する工程。
- 抗体産生B細胞クローンから全RNAを抽出する工程、
- 抽出されたポリA+mRNAの一本鎖cDNA合成/逆転写を行う工程、
- 種特異的プライマーのセットを用いてPCRを行う工程、
- 任意で、PCRプライマーの除去/PCR産物の精製工程、
- 任意で、該PCR産物の配列決定をする工程。
- 可変軽および重鎖可変ドメインのT4ポリメラーゼインキュベーション工程、
- 発現ベクターの線形化および増幅工程、
- 増幅された発現ベクターのT4ポリメラーゼインキュベーション工程、
- 増幅された発現ベクターへ、可変ドメインをコードする核酸を、配列およびライゲーション非依存的にクローニングする工程、ならびに
- ベクターで形質転換された大腸菌細胞のプールからのベクター(複数可)の調製工程。
- B細胞の集団を、可溶性、蛍光標識された、または固体表面上に固定化された(標的)抗原とインキュベートし、(固定化された)抗原に結合したB細胞(のみ)を回収する工程
をさらに含む。
i)インターロイキン-1βおよび腫瘍壊死因子α、ならびに/または
ii)インターロイキン-2(IL-2)および/もしくはインターロイキン-10(IL-10)、ならびに/または
iii)黄色ブドウ球菌Cowan株の細胞(SAC)、ならびに/または
iv)インターロイキン-21(IL-21)および、任意で、インターロイキン-2(IL-2)、ならびに/または
v)腫瘍壊死因子ファミリーのB細胞活性化因子(BAFF)、ならびに/または
vi)インターロイキン-6(IL-6)、ならびに/または
vii)インターロイキン-4(IL-4)
を含む。
a)ウサギの血液からB細胞を得る工程、
b)ビーズに固定化された本発明による抗体と、B細胞をインキュベートする工程、
c)結合していないB細胞を除去するために、ビーズを洗浄する工程、および
d)任意で、ビーズからB細胞を回収し、それによって、本発明による抗体が結合している1つまたは複数のB細胞を選択する工程
を含む、B細胞を選択するための方法である。
d)任意で、B細胞を共培養培地中で37℃で1時間インキュベートする工程、
e)1つまたは複数のB細胞またはビーズを、個々の容器に置く工程、
f)該置かれた細胞を、共培養培地中でフィーダー細胞と共培養する工程、
g)工程f)で増殖しているB細胞を選択し、それによってB細胞を選択する工程
のうちの1つまたは複数をさらに含む。
a)それ自体が固体表面に結合された本発明による抗体に結合することによって、B細胞の元々の集団から得られたB細胞の濃縮集団の各B細胞を、フィーダー細胞としてマウスEL-4 B5細胞と共培養する工程、および
b)工程a)において、増殖し、かつ抗体を分泌するB細胞クローンを選択する工程
を含む、B細胞を選択するための方法である。
a)それ自体が固体表面に結合された本発明による抗体に結合することによって、B細胞の元々の集団から得られた、B細胞の濃縮集団の1つまたは複数のB細胞を、任意で、フィーダー細胞としてのマウスEL-4 B5細胞、ならびにフィーダー混合物としてのIL-1β、TNFα、IL-10、ならびにIL-21、SAC、BAFF、IL-2、IL-4、およびIL-6から選択される1種または複数の存在下で、共培養する工程と、
b)標的抗原に特異的に結合する抗体を産生する、B細胞クローンを選択する工程と、
b1)逆転写PCRによって該抗体の軽鎖可変ドメインおよび重鎖可変ドメインをコードする核酸配列を決定する工程と、
b2)該抗体軽鎖可変ドメインおよび該重鎖可変ドメインをコードする核酸配列を含む核酸で、細胞をトランスフェクトする工程と、
c)工程b)で選択されたB細胞クローンによって産生される抗体またはそのヒト化バリアントをコードする核酸を含有する細胞を培養し、細胞または培養上清から抗体を回収することによって、抗体を産生する工程と
を含む、標的抗原に結合する抗体を産生するための方法である。
- 多数のウサギB細胞を、固体表面に結合された本発明による抗体とインキュベートする工程/多数のウサギB細胞の個々のB細胞を、固体表面に結合された本発明による抗体で標識する工程、
- 個々のB細胞(単一細胞として置かれたB細胞)またはB細胞のプールのいずれかとして、本発明による抗体が表面上に結合している、1つまたは複数のウサギB細胞を選択する/置く工程、および
- 該単一細胞として置かれたウサギB細胞または該ウサギB細胞のプールを、フィーダー細胞と共培養する工程、
- 任意で、共培養後に、得られた細胞混合物を、検出可能な標識にコンジュゲートされた本発明による抗体とインキュベートし、本発明による抗体がその表面上に結合している/標識されている、ウサギB細胞を選択する/置く/計数する工程
を含む、1つまたは複数のウサギB細胞を共培養するための方法である。
抗体は、例えば、米国特許第4,816,567号に記載されているように、組換え方法および組成物を使用して生産されてもよい。一実施形態では、本明細書に記載の抗ヒトCD19抗体をコードする単離された核酸が提供される。このような核酸は、抗体のVLを含むアミノ酸配列および/またはVHを含むアミノ酸配列(例えば、抗体の軽鎖および/または重鎖)をコードし得る。さらなる実施形態では、そのような核酸を含む1つまたは複数のベクター(例えば、発現ベクター)が提供される。さらなる実施形態では、このような核酸を含む宿主細胞が提供される。1つのこのような実施形態では、宿主細胞は、(1)抗体のVLを含むアミノ酸配列および抗体のVHを含むアミノ酸配列をコードする核酸を含むベクター、または(2)抗体のVLを含むアミノ酸配列をコードする核酸を含む第1のベクター、および抗体のVHを含むアミノ酸配列をコードする核酸を含む第2のベクターを含む(例えば、これらベクターで形質転換されている)。一実施形態では、宿主細胞は、真核細胞、例えば、チャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞またはリンパ球細胞(例えば、Y0、NS0、Sp2/0細胞)である。一実施形態では、抗ウサギCD19抗体を作成する方法が提供され、該方法は、上に提供されるように、抗体をコードする核酸を含む宿主細胞を、抗体の発現に適した条件下で培養すること、および、任意で、宿主細胞(または宿主細胞培養培地)から抗体を回収することを含む。
ある特定の実施形態では、本明細書で提供される抗ウサギCD19抗体はいずれも、生物学的試料中のウサギCD19提示細胞の存在の検出に有用である。本明細書で使用される「検出すること」という用語は、定量的または定性的検出を包含する。ある特定の実施形態では、生物学的試料は、細胞または組織、例えば、血液、血清または血漿などを含む。
配列番号01 シグナルペプチドを伴わないウサギCD19アミノ酸配列
配列番号02 シグナルペプチドを伴うウサギCD19アミノ酸配列
配列番号03 ウサギCD19 cDNA
配列番号04 ハムスターCD19アミノ酸配列
配列番号05 マウスCD19アミノ酸配列
配列番号06 ラットCD19アミノ酸配列
配列番号07 リスCD19アミノ酸配列
配列番号08 マーモセットCD19アミノ酸配列
配列番号09 アカゲザルCD19アミノ酸配列
配列番号10 ヒトCD19アミノ酸配列
配列番号11 ネコCD19アミノ酸配列
配列番号12 ハダカデバネズミCD19アミノ酸配列
配列番号13 モルモットCD19アミノ酸配列
配列番号14 ブタCD19アミノ酸配列
配列番号15 イヌCD19アミノ酸配列
配列番号16 ギャップコンセンサスアミノ酸配列
配列番号17 プライマー
配列番号18 プライマー
配列番号19 プライマー
配列番号20 プライマー
配列番号21 プライマー
配列番号22 プライマー
配列番号23 プライマー
配列番号24 抗体1H2軽鎖アミノ酸配列
配列番号25 抗体1H2軽鎖リーダーペプチドアミノ酸配列
配列番号26 抗体1H2軽鎖可変ドメインアミノ酸配列
配列番号27 抗体1H2軽鎖定常領域アミノ酸配列
配列番号28 抗体1H2重鎖アミノ酸配列
配列番号29 抗体1H2重鎖リーダーペプチドアミノ酸配列
配列番号30 抗体1H2重鎖可変ドメインアミノ酸配列
配列番号31 抗体1H2重鎖定常領域アミノ酸配列
配列番号32 抗体1H2重鎖HVR-1バリアント1
配列番号33 抗体1H2重鎖HVR-1バリアント2
配列番号34 抗体1H2重鎖HVR-1バリアント3
配列番号35 抗体1H2重鎖HVR-2バリアント1
配列番号36 抗体1H2重鎖HVR-2バリアント2
配列番号37 抗体1H2重鎖HVR-3
配列番号38 抗体1H2軽鎖HVR-1
配列番号39 抗体1H2軽鎖HVR-2
配列番号40 抗体1H2軽鎖HVR-3
配列番号41 ヒトカッパ軽鎖定常領域アミノ酸配列
配列番号42 ヒトラムダ軽鎖定常領域アミノ酸配列
配列番号43 ヒトIgG1重鎖定常領域アミノ酸配列:コーカサスアロタイプ
配列番号44 ヒトIgG1重鎖定常領域アミノ酸配列:アフロアメリカンアロタイプ
配列番号45 ヒトIgG1重鎖定常領域アミノ酸配列:LALAバリアント
配列番号46 ヒトIgG1重鎖定常領域アミノ酸配列:LALAPGバリアント
配列番号47 ヒトIgG4重鎖定常領域アミノ酸配列
配列番号48 ヒトIgG4重鎖定常領域アミノ酸配列:SPLEバリアント
配列番号49 ヒトIgG4重鎖定常領域アミノ酸配列:SPLEPGバリアント
配列番号50 マウスカッパ軽鎖定常領域アミノ酸配列
配列番号51 ヒトラムダ軽鎖定常領域アミノ酸配列
配列番号52 GPIアンカーアミノ酸配列
配列番号53 3’UTRプライマー
配列番号54 5’UTRプライマー
以下は、本発明の方法および組成物の例である。上に提供される一般的な記載を考慮すると、様々な他の実施形態が実施されてもよいことが理解される。
マウス抗ウサギCD19抗体(ハイブリドーマ)の免疫化および生成
Charles River Laboratories International,Inc.から入手したNMRIマウスを、免疫化に使用した。動物は、付録A「動物の施設と飼育に関するガイドライン」に従って、AAALACi認定の動物施設に収容された。すべての動物免疫化プロトコルおよび実験は、上部バイエルン州政府(許可番号AZ 55.2-1-54-2531-83-13)によって承認され、ドイツ動物福祉法および欧州議会および理事会の指令2010/63に従って実施された。
抗CD19抗体のハイブリドーマスクリーニングおよび細胞生物学的機能評価
ウサギCD19に対する抗体をスクリーニングするためのハイスループットFACS解析
ハイブリドーマ上清を、マウスIgG ELISAによって特徴付けした。IgG含有培養上清の一次スクリーニングを、標準プロトコルを使用してELISAによって行った:ストレプトアビジンをコートした384ウェルMTPを、ビオチン化ポリクローナル抗マウスFcg領域抗体(pAK<MFcg>S-IgH-(IS)-Bi(XOSu))とインキュベートした。50μl/ウェルの上清(1:600に希釈)を利用し、室温で60分間インキュベートした。その後、試料を、0.9%(w/v)NaCl、0.05%(v/v)Tween20、0.2%(v/v)BronidoxLで、3回洗浄した。IgGの検出のために、試料を、ペルオキシダーゼをコンジュゲートしたAffiniPureヤギ抗マウスF(ab’)2断片(1:15,000希釈、50μl/ウェル)とインキュベートし、室温で60分間インキュベートした。上記のように洗浄した後、ABTS溶液(1mg/mL、50μl/ウェル)を添加し、さらに20分間インキュベートした。X Read Plus Reader(Tecan)で、405/492nmの波長で読み出しを行った。IgG陽性ハイブリドーマ上清のみを、抗原特異的ハイスループットFACS解析に供した。
CD19結合抗体の発現
抗体可変ドメインをコードする配列は、遺伝子合成によって生成される。
が先行する。タンパク質は、懸濁液中の一過性トランスフェクションヒト胎児腎臓HEK293細胞によって発現される。これらの細胞を、37℃および8%CO2で培養する。トランスフェクションの当日に、細胞を、1~2×106生存細胞/mLの密度で、新鮮な培地に播種する。等モル量の重鎖および軽鎖プラスミドDNAの両方を、同時にトランスフェクトする。細胞培養上清をトランスフェクションの7日後に採取し、遠心分離し(4℃で45分間14,000×g)、続いて0.22μmフィルタにかけて濾過する。これらの上清を凍結し、精製前に-20℃で保存することができた。
CD19結合抗体の精製
無細胞ハイブリドーマ上清を、5分間の接触時間で、事前に平衡化した(リン酸緩衝生理食塩水、PBS)プロテインAアフィニティーカラム(MabSelect(商標)SuRe、GE Healthcare、8×100mm)にロードする。洗浄(PBS、5カラム体積)後、抗体を、25mMのクエン酸/NaOH(pH3.0)で溶出する。溶出液を、1M TrisでpH5.5に調整し、4℃で一晩インキュベートする。その後、最終濾過(0.45μm)を行う。
CD19 ECD発現細胞の提供およびそれに対する抗体の結合
細胞外提示のために、ヒトPSCA GPIアンカー配列
に融合したウサギCD19(配列番号01)細胞外ドメイン(ECD)をコードするプラスミドで、細胞をトランスフェクトした。免疫化のためのNIH/3T3細胞のトランスフェクションのために、1×10E7細胞を、3つのT175フラスコに播種した。続いて、リポフェクタミンを使用して、細胞を溶液中で逆トランスフェクトした。トランスフェクションの効率を、FITC抗FLAG抗体(abcam)およびFACSを使用して、48時間後に40%陽性細胞になるように決定した(図1C)。FACS解析によってCD19特異性を確認するために、CHOまたはHEK293細胞を、rbCD19でトランスフェクトした。3×10E5 HEK293および1×10E5 CHO細胞を、リポフェクタミンを使用して、トランスフェクトした。48時間後、FITC抗FLAG抗体(abcam)を用いたFACSにより、発現を確認した。
抗ウサギCD19抗体を検出可能な標識にコンジュゲート
リン酸緩衝液(pH8.5)中の抗ウサギCD19抗体を、約5mg/mlのタンパク質濃度に調整した。D-ビオチノイル-アミノカプロン酸-N-ヒドロキシスクシンイミドをDMSOに溶解し、1:5のモル比で抗体溶液に添加した。60分後、L-リジンを添加することによって反応を停止させ、標識試薬の余剰分を、150mMのNaCl、pH7.5を含む50mMのリン酸カリウム緩衝液に対する透析によって除去した。
インデックス・ソート・アプローチを含む、標識抗ウサギCD19抗体によるB細胞の標識化
B細胞を、暗所(4℃)で30分間、正常マウス血清(1:20、Southern Biotech)を補充したDPBS中の抗IgG FITC(1:200、AbD Serotec)、抗IgM PE(1:200 BD Pharmingen)、および抗CD19 A647(1:200、Roche)抗体で染色した。続いて、細胞を洗浄し、氷冷DPBSに再懸濁した。コンピュータおよびFACSDivaソフトウェア(BD Biosciences)を備えたBecton Dickinson FACSAria上での単一細胞選別の少し前に、0.5μg/mlの濃度のヨウ化プロピジウム(PI)(BD Pharmingen)を添加することによって、生/死識別を達成した。単一のIgG+およびIgG+IgM+細胞を、96ウェルプレートに選別した。FACSAriaのインデックス・ソート・ツールを適用して、選別された各細胞のCD19発現を保存した。実施例9に記載のように、細胞を培養した。培養の7日後、上清を使用して、ELISAによって、IgG産生および抗原特異的クローンの数を決定した。ELISAデータとFACSインデックス・ソート・データを組み合わせたプラグインを、FlowJoで開発した。このプラグインは、ELISAからのIgG陽性および抗原特異的ウェルを、抗ウサギIgG、抗ウサギIgM、および抗ウサギCD19染色からの蛍光データに追加し、したがって、IgG産生および抗原特異的クローンを、FlowJoで視覚化することができる。結果は、すべてのIgG産生およびすべての抗原特異的クローンが、IgGおよびCD19二重陽性であることを示す。さらに、選別された二重陽性細胞の割合を確認することにより、選別効率(より特異的に選別された細胞)を約14~20%向上させることができる。
B細胞培養前の免疫蛍光染色およびフローサイトメトリー
抗IgG FITC(AbD Serotec)および抗huCk PE(BD Bioscience)抗体を、単一細胞選別のために使用した。表面染色のために、枯渇および濃縮工程からの細胞を、PBS中の抗IgG FITCおよび抗huCk PE抗体と、4℃の暗所で45分間インキュベートした。染色後、PBMCを氷冷PBSで2回洗浄した。最後に、PBMCを氷冷したPBSに再懸濁し、直ちにFACS解析に供した。死細胞と生細胞とを識別するためのFACS解析の前に、0.5μg/mlの濃度のヨウ化プロピジウム(BD Pharmingen)を添加した。コンピュータおよびFACSDivaソフトウェア(BD Biosciences)を備えたBecton Dickinson FACSAriaを、単一細胞選別のために使用した。
B細胞培養
ウサギB細胞の培養は、Seeberら(2014)に記載の方法により行った。簡潔には、単一細胞選別ウサギB細胞を、この表に記載のように、Pansorbin細胞(1:100000)(Calbiochem)および合成サイトカイン混合物を含有する200μl/ウェルのEL-4 B5培地を含む96ウェルプレート中でインキュベートした:
血液および脾臓中のCD19陽性B細胞の測定
血液を、PBMCの単離のために、密度勾配遠心分離に供した。脾臓をすり潰し、製造業者の指示に従って、通常の赤血球溶解緩衝液で赤血球を溶解する前に遠心分離した。血液または脾臓からの細胞を、滅菌6ウェルプレート上の1ml培地中に、最大6×106PBMC/ウェルの濃度で播種した。マクロファージの枯渇は、インキュベータ内で37℃での1時間のインキュベーション中に、細胞培養プレートへの非特異的接着によって起こる。実施例7に記載のように、単離されたPBMCを、染色し、洗浄した。コンピュータおよびFACSDivaソフトウェア(BD Biosciences)を備えたBecton Dickinson FACSCanto上での細胞集団の分析の少し前に、0.1μg/mlの濃度のDAPI(Biomol)によって生/死識別を達成した。FlowJo v10.0.7を用いて、血液および脾臓中のCD19陽性B細胞の解析を行った。
共培養後のB細胞の計数
B細胞を選別し、実施例7および実施例9に記載のように、フィーダー細胞と共培養した。7日間の培養後、96ウェル培養プレートを300xgで5分間遠心分離し、培地を除去し、ペレットを、暗所(4℃)で30分間インキュベーションするために、抗CD19 A647抗体(1:400、Roche)を含有し、正常マウス血清(1:20、Southern Biotech)を補充した氷冷DPBSに再懸濁した。続いて、細胞を洗浄し、規定量の氷冷DPBSに再懸濁した。コンピュータおよびFACSDivaソフトウェア(BD Biosciences)を備えたBecton Dickinson FACSCanto上での細胞集団の分析の少し前に、0.1μg/mlの濃度でDAPI(Biomol)を添加することによって、生/死識別を達成した。1ウェルあたりの総B細胞数の正確な計算のために、FACSCantoで、規定の解析体積を設定し、総試料体積を考慮することが重要である。FlowJo v10.0.7を用いて解析を行い、総試料体積を考慮して、CD19+細胞の数を用いて、B細胞の細胞数を計算した。この方法では、例えば細胞表面IgGが培養中に減少するため、インハウスのB細胞クローニングアプローチ後に、B細胞クローン内のB細胞の計数が初めて可能になる。
本発明による抗体を使用した、CD19陽性B細胞の濃縮
免疫化ウサギからのPBMCを、実施例10に記載のように、血液から単離し、実施例8および実施例9に記載のように、染色および培養した。細胞の半分を以下のように処理した:ビオチン化抗ウサギCD19を、PBMCと共に、4℃で1:500希釈で15分間インキュベートした。PBMCを、冷MACS緩衝液(Miltenyi)で洗浄し、次いで、製造業者の指示に従って、ストレプトアビジンMACSビーズ(Miltenyi)とインキュベートした。細胞をMACS緩衝液で洗浄し、続いて、Miltenyi LSカラムを製造業者の指示に従って使用して精製した。精製した細胞を、蛍光標識抗原および抗ウサギIgG FITC抗体(Southern Biotech)と、4℃で15分間インキュベートし、続いて洗浄した。細胞の残りの半分を、最初にビオチン化抗原(1:10000)と、4℃で15分間インキュベートした。細胞を洗浄し、次いで、製造業者の指示に従って、ストレプトアビジンMACSビーズとインキュベートした。細胞を洗浄し、LSカラムに供した。続いて、細胞を、蛍光標識抗ウサギCD19および抗ウサギIgG抗体とインキュベートした。最後に、PBMCを氷冷PBSに再懸濁し、直ちにBD Aria IIIで選別した。7-AAD(BD Pharmingen)を、製造業者の指示に従って添加して、死細胞と生細胞とを識別した。細胞の前半は、サイズ、抗原陽性、およびIgG陽性でゲーティングした。細胞の後半は、サイズ、CD19陽性、およびIgG陽性でゲーティングした。細胞を単一細胞で選別し、実施例9に記載のように培養した。1週間のインキュベーション後、ELISAを使用して、IgG陽性クローン、特異的クローン、および交差反応性クローンの数を決定した。抗ウサギCD19による濃縮は、細胞の生存率の増加(図7)、IgG産生クローンの数の増加、および抗原特異的クローンの数の増加をもたらした。さらに、交差反応性クローンの数が減少した。
Claims (16)
- ウサギCD19に結合する抗体であって、
(a)配列番号32または33または34のアミノ酸配列を含むHVR-H1、
(b)配列番号35または36のアミノ酸配列を含むHVR-H2、
(c)配列番号37のアミノ酸配列を含むHVR-H3、
(d)配列番号38のアミノ酸配列を含むHVR-L1、
(e)配列番号39のアミノ酸配列を含むHVR-L2、および
(f)配列番号40のアミノ酸配列を含むHVR-L3
を含む、抗体。 - モノクローナル抗体である、請求項1に記載の抗体。
- キメラ抗体またはヒト化抗体である、請求項1または2に記載の抗体。
- 配列番号30の重鎖可変ドメインと配列番号26の軽鎖可変ドメインとを含む、請求項1または2に記載の抗体。
- 全長抗体、またはFab、Fab’、Fab’-SH、F(ab’)2、Fv、scFv断片、およびダイアボディからなる群より選択される抗体断片である、請求項1から4のいずれか一項に記載の抗体。
- 検出可能な標識にコンジュゲートされている、請求項1から5のいずれか一項に記載の抗体。
- 前記検出可能な標識が、蛍光色素である、請求項6に記載の抗体。
- ウサギB細胞を選択するための方法であって、
a)多数のウサギ細胞を、請求項1から7のいずれか一項に記載の抗体とインキュベートする工程、および
b)請求項1から7のいずれか一項に記載の抗体が結合している1つまたは複数のB細胞を選択し、それによって、ウサギB細胞を選択する工程
を含む、方法。 - 工程b)の後かつ工程c)の前における、前記ウサギB細胞を共培養培地中で37℃で1時間インキュベートする工程、および/または
c)請求項1から7のいずれか一項に記載の抗体が結合している1つもしくは複数のウサギB細胞を単一細胞として置く工程、および/または
d)前記単一細胞として置かれたウサギB細胞を、共培養培地中でフィーダー細胞と共培養する工程、および/または
e)工程d)で増殖しているウサギB細胞を選択し、それによって、ウサギB細胞を選択する工程
のうちの1つまたは複数をさらに含む、請求項8に記載の方法。 - ウサギ細胞の培養物からウサギ非B細胞を除去するための方法であって、
a)単一細胞または細胞のプールのいずれかとして置かれたウサギB細胞を、フィーダー細胞と共培養する工程、
b)工程a)で得られた共培養物からの前記細胞を、請求項1から7のいずれか一項に記載の抗体とインキュベートする工程、および
c)請求項1から7のいずれか一項に記載の抗体が結合している1つまたは複数のウサギB細胞を選択し、それによって、ウサギ非B細胞を除去する工程
を含む、方法。 - 単一細胞として置かれたウサギB細胞とフィーダー細胞との共培養物中のウサギB細胞の数を決定するための方法であって、
a)単一細胞として置かれたウサギB細胞を、フィーダー細胞と共培養する工程、
b)工程a)で得られた共培養物からの前記細胞を、請求項1から7のいずれか一項に記載の抗体とインキュベートする工程、および
c)請求項1から7のいずれか一項に記載の抗体が結合している細胞の数を数えることによって、前記培養物中のウサギB細胞の数を決定する工程
を含む、方法。 - 1つまたは複数のウサギB細胞を共培養するための方法であって、
- 多数のウサギB細胞を、請求項1から7のいずれか一項に記載の抗体とインキュベートする工程、または多数のウサギB細胞の個々のウサギB細胞を、請求項1から7のいずれか一項に記載の抗体で標識する工程、
- 請求項1から7のいずれか一項に記載の抗体がその表面に結合している、または個々のウサギB細胞(単一細胞として置かれたウサギB細胞)またはウサギB細胞のプールのいずれかとして標識されている、1つまたは複数のウサギB細胞を選択するまたは置く工程、および
- 前記単一細胞として置かれたウサギB細胞または前記ウサギB細胞のプールを、フィーダー細胞と共培養する工程
を含む、方法。 - 前記共培養が、IL-1β、TNFα、IL-10、ならびにIL-21、SAC、BAFF、IL-2、IL-4、およびIL-6から選択される1種または複数種を含む合成フィーダー混合物の存在下で行われる、請求項9から12のいずれか一項に記載の方法。
- a)ウサギの血液からB細胞を得る工程、
b)前記B細胞を、ビーズに結合している請求項1から5のいずれか一項に記載の抗体とインキュベートする工程、
c)結合していないB細胞を除去する工程、および
d)結合したB細胞を前記ビーズから回収し、それによって、1つまたは複数のB細胞を選択する工程
を含む、B細胞を選択するための方法。 - e)1つまたは複数の回収されたB細胞を、個々の容器に置く工程、
f)前記置かれた細胞を、共培養培地中でフィーダー細胞と共培養する工程、および
g)工程f)で増殖しているB細胞を選択し、それによって、B細胞を選択する工程
をさらに含む、請求項14に記載の方法。 - 工程e)の前に、前記回収されたB細胞を、共培養培地中で37℃で1時間インキュベートする工程をさらに含む、請求項15に記載の方法。
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