JP7658100B2 - 道路情報収集システム、道路情報収集方法、および道路情報収集プログラム - Google Patents

道路情報収集システム、道路情報収集方法、および道路情報収集プログラム Download PDF

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Description

この発明は、レーダによる物体を検知する技術に関する。
特許文献1に記載の構成では、ミリ波を照射するセンサを備える。センサは、踏み切り等の障害物に対してミリ波を照射する。信号処理部は、この照射することによって得られた反射波から反射強度を求める。判定部は、背景情報と反射強度の変動から障害物の有無を判定している。
特開2005-233615号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、障害物(照射対象)の近傍に金属構造物が配置されていたり、反射や減衰、回折などが影響したりすることによって、誤検知(未検知を含む)が発生する。この誤検知の結果は、障害物の有無の判定に用いられるため、正確な検知結果を得られない虞があった。
したがって、本発明の目的は、誤検知を抑制し、検知精度を向上させることである。
本開示の一例によれば、この道路情報収集システムは、道路上の対象領域の近傍に設置され、電波を照射することで対象領域に位置する物体を検知する複数のセンサと、電波の照射方向において複数のセンサの少なくとも1つが物体を検知できなかった場合に誤検知として判定する判定部とを備える。
この構成では、複数のセンサで物体を検知した場合でも各センサの誤検知を抑制することができるため、検知精度が向上する。
本開示の一例によれば、道路情報収集システムの複数のセンサは、照射方向の少なくとも一部が対向するように設置されていてもよい。
この構成では、物体が検知できない死角を減少させることができる。
本開示の一例によれば、道路情報収集システムの特徴抽出部は、複数のセンサの受信強度と当該受信強度に対応する位置を比較して、物体が同じであるか、または物体が異なるかを判定してもよい。
この構成では、複数のセンサから受信する受信強度が同じであれば、同一の物体であり、複数のセンサから受信する受信強度が異なれば、異なる物体であると判断できる。このことから、同一の物体の受信強度が異なる場合には、物体が重なっていると判断できる。
本開示の一例によれば、道路情報収集システムの特徴抽出部は、物体の移動速度によって物体の種類を判定してもよい。
この構成では、物体の移動速度によってセンサからの受信強度が異なる。この性質から物体の種類を判定できる。
本開示の一例によれば、道路情報収集システムの統合処理部は、物体が重なっていると判定した場合に正検知と判定してもよい。
この構成では、物体が重なって隠れている状態でも、位置等によって物体を特定することが可能な場合には正検知とすることができ、検知精度が向上する。
本開示の一例によれば、道路情報収集システムは、統合処理部が判定した正検知の結果を上位システムへ送信する送信部を備えていてもよい。
この構成では、正検知のみを送信するため、上位システムに精度の良い情報を提供できる。
本開示の一例によれば、道路情報収集システムの統合処理部は、誤検知の結果をカウントし、誤検知の回数が閾値を超えた場合に警告を出力してもよい。
この構成では、誤検知が起こりやすい原因を特定するための情報として管理することができる。
本開示の一例によれば、道路情報収集システムの複数のセンサは電波レーダであってもよい。
この構成では、気候に左右されない耐環境に優れたセンサを提供できる。
この発明によれば、誤検知を抑制し、検知精度を向上させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る道路情報収集システムの概要図である。 本発明の第1の実施形態に係る道路情報収集システムの概要図(正面図)である。 (A),(B),(C)は、本発明の第1の実施形態に係る道路情報収集システムの物体から反射した情報を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る道路情報収集システムのブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る道路情報収集システムのフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る道路情報収集システムのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る道路情報収集システムのフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について、幾つかの図を参照して説明する。
・適用例
まず、図1を用いて、本発明が適用される一例について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る道路情報収集システムの概要図である。道路情報収集システム10は、第1検知装置100Aと第2検知装置100Bを備える。第1検知装置100Aは、第1センサ101A、通信装置102Aを備える。第2検知装置100Bは、第2センサ101B、通信装置102Bを備える。
第1検知装置100A、および第2検知装置100Bは、路側に設置されている。より具体的には、道路20は、側端21、側端22を備えており、第1検知装置100Aは側端21に設置され、第2検知装置100Bは側端22に設置されている。
第1センサ101Aと第2センサ101Bは、道路20における側端21と側端22を含む平面領域である対象領域400を継続して照射している。言い換えれば、第1センサ101Aと第2センサ101Bは、対象領域400を照射可能な向きに設置されている。このとき、歩行者200と自動車300が道路20を走行中に対象領域400に進入し、対象領域400を退出するまでの間、第1センサ101Aと第2センサ101Bは歩行者200と自動車300を継続して照射する。
なお、対象領域400とは、例えば、道路20において事故等が発生しうる領域を規定している。また、道路に限らず、踏切等に設置されていてもよく、検知された結果は電車へ情報提供することができる。
第1センサ101Aと第2センサ101Bは、物体(この場合は歩行者200と自動車300)に電波を照射し、物体から反射波を受信することで物体の存在を検知している。
図1に示すように、第1センサ101A(第1検知装置100A)側から歩行者200と自動車300を視た場合、歩行者200は自動車300に隠れる位置を移動している。この際、第1センサ101Aは、自動車300の反射波のみを受信する。一方、第2センサ101Bは、歩行者200と自動車300の両方の反射波を受信する。
第1センサ101Aは、受信した反射波を第1検知結果として、通信装置102Aに出力する。通信装置102Aは、第1検知結果を第1特徴抽出部(図1には不図示)に送信する。同様に、第2センサ101Bは、受信した反射波を第2検知結果として、通信装置102Bに出力する。通信装置102Bは、第2検知結果を第2特徴抽出部(図1には不図示)に送信する。
第1特徴抽出部は、第1検知結果を用いて、第1センサ101Aから自動車300までの距離、自動車300の移動速度を算出する。同様に、第2特徴抽出部は、第2検知結果を用いて、第2センサ101Bから歩行者200、自動車300までの距離と、歩行者200、自動車300の移動速度を算出する。
第1特徴抽出部、および第2特徴抽出部は、対象領域400における歩行者200と自動車300を特定した結果(以下、特徴特定結果)を統合処理部(図1には不図示)に出力する。
統合処理部は、特徴特定結果から求められる歩行者200と自動車300の位置関係から、対象領域400には歩行者200と自動車300が存在すると判断する。このことから、第1検知装置100A側から対象領域400を視た場合、統合処理部は歩行者200が自動車300に隠れているが、自動車300の背後に歩行者200が存在すると判断する。この結果として、統合処理部は、対象領域400には歩行者200と自動車300が存在している旨を正検知として上位システムへ送信する。
なお、上位システムとは、例えば、道路に規定された領域である対象領域400において、歩行者200の転倒などによって危険な状態が発生しているかどうかを判定するシステムである。
次に、第1センサ101Aが対象領域400からの反射波を受信できない場合について説明する。第1センサ101Aは対象領域400からの反射波を受信できない、一方、第2センサ101Bは対象領域400からの反射波を受信できた場合には、統合処理部は第2センサ101Bから受信した反射波を誤検知であると判断する。
より具体的に説明する。第1センサ101Aは反射波を受信せず、第2センサ101Bは反射波を受信する。第2センサ101Bは、受信した反射波を第2検知結果として通信装置102Bに出力する。通信装置102Bは第2検知結果を第2特徴抽出部150Bに送信する。第2特徴抽出部150Bは、第2検知結果を用いて、第2センサ101Bから歩行者200、自動車300までの距離と、歩行者200、自動車300の移動速度を算出する。第2特徴抽出部150Bは、第2センサ101Bからの特徴特定結果を統合処理部に出力する。
このとき、統合処理部は特徴特定結果に基づいて、第2センサ101Bからのみ受信した結果であると判断し、当該結果を誤検知として判断する。統合処理部は、当該結果を破棄し、上位システムへ誤検知となった結果を送信しない。
このように、統合処理部は、送信部を介して、誤検知の結果を破棄し、正検知の結果のみを上位システムへ送信する。上位システムは正検知の結果のみを検知結果として用いることができるため、検知精度を向上させることができる。
・構成例1
図1は本発明の第1の実施形態に係る道路情報収集システムの概要図である。図2は本発明の第1の実施形態に係る道路情報収集システムの概要図(正面図)である。図3(A)、図3(B)、図3(C)は、本発明の第1の実施形態に係る道路情報収集システムの物体から反射した情報を示す図である。図4は本発明の第1の実施形態に係る道路情報収集システムのブロック図である。図5は本発明の第1の実施形態に係る道路情報収集システムのフローチャートである。図6は本発明の第1の実施形態に係る道路情報収集システムのフローチャートである。
上述の図1の道路情報収集システム10の構成と図2の構成を用いて、より具体的な構成例を説明する。
図1、図2に示すように、道路情報収集システム10は、第1検知装置100Aと第2検知装置100Bを備える。第1検知装置100Aは、第1センサ101A、通信装置102Aを備える。第2検知装置100Bは、第2センサ101B、通信装置102Bを備える。
第1検知装置100A、および第2検知装置100Bは、路側に沿って設置されている。より具体的には、道路20は、側端21、側端22を備えており、第1検知装置100Aは側端21に設置され、第2検知装置100Bは側端22に設置されている。
第1センサ101Aと第2センサ101Bは、例えば電波レーダである。第1センサ101Aと第2センサ101Bは、道路20における側端21と側端22を含む平面領域である対象領域400を継続して照射している。具体的には、図2に示すように、第1センサ101Aの照射領域105Aと第2センサ101Bの照射領域105Bは、対象領域400を照射可能な向きに設定されている。
図1、図2に示すように、第1センサ101Aの照射領域105A内には、歩行者200、自動車300が存在する。第2センサ101Bの照射領域105B内には、歩行者200と自動車300が存在する。しかしながら、第1センサ101A側から視た場合、歩行者200は自動車300に隠れている。よって、第1センサ101Aは、歩行者200を検知できない。
図3(A)、図3(B)、図3(C)は、第1センサ101Aと第2センサ101Bが歩行者200と自動車300の反射波を受信した結果を示す、分布図およびグラフである。
図3(A)に示す分布図は、第1センサ101Aから反射した結果を示す点群500Aと、第2センサ101Bから反射した結果を示す点群500Bを示す。点群500Aと点群500Bが重なって出力されている部分は自動車300を示す。点群500Bのみが出力されている部分は歩行者200を示す。
図3(B)は、第1センサ101Aが受信する反射波の受信強度をグラフ化した図である。第1センサ101Aは、受信強度P1をピークとする距離(第1センサ101Aを基準にした位置)において自動車300を検知している。図3(C)は、第2センサ101Bが受信する反射波の受信強度をグラフ化した図である。第2センサ101Bは、歩行者200と自動車300を検知している。図3(C)において、受信強度P1をピークとする距離(第2センサ101Bを基準にした位置)で自動車300を検知し、受信強度P2をピークとする距離(第2センサ101Bを基準にした位置)で歩行者200を検知している。
第1センサ101A側から視た場合、自動車300に歩行者200が隠れており、第1センサ101Aは自動車300のみを検知している。また、第2センサ101Bは、歩行者200と自動車300の両方を検知している。
上述の結果を用いて、図4の本発明の第1の実施形態に係る道路情報収集システムのブロック図を説明する。
(正検知の場合)
まず、第1センサ101Aと第2センサ101Bから検知結果を受信し、正検知と判断する場合について説明する。第1センサ101Aは、受信した反射波を第1検知結果として通信装置102Aに出力する。通信装置102Aは、第1検知結果を第1特徴抽出部150Aに送信する。第2センサ101Bは、受信した反射波を第2検知結果として通信装置102Bに出力する。通信装置102Bは、第2検知結果を第2特徴抽出部150Bに送信する。なお、第1センサ101A、第2センサ101Bは、対象領域400における検知を繰り返し行う。
第1特徴抽出部150Aは、第1検知結果を用いて、第1センサ101Aから自動車300までの距離、自動車300の移動速度を算出する。第1特徴抽出部150Aは、検知された結果をリスト化して保存する(第1正検知リスト)。
同様に、第2特徴抽出部150Bは、第2検知結果を用いて、第2センサ101Bから歩行者200、自動車300までの距離と、歩行者200、自動車300の移動速度を算出する。第2特徴抽出部150Bは、検知された結果をリスト化して保存する(第2正検知リスト)。
なお、第1特徴抽出部150A、第2特徴抽出部150Bは、例えば物体(この場合は歩行者200、自動車300)の大きさ(車長)、移動速度、受信強度等を特徴として、物体を特定することができるデータベースを備えている構成であるとよい。さらに、第1特徴抽出部150A、第2特徴抽出部150Bは、特徴および物体を特定した結果を予め定めておく、または学習する機能を備えているとよい。
第1特徴抽出部150A、第2特徴抽出部150Bは、対象領域400における歩行者200と自動車300の第1正検知リスト、第2正検知リストを統合処理部160に出力する。なお、第1正検知リスト、第2正検知リストは、例えば、歩行者200と自動車300の位置、速度、および自動車300の車長等がリスト化されたものである。速度には、歩行者200と自動車300が停止した場合の状態も含まれる。
統合処理部160は、第1正検知リスト、第2正検知リストを用いて歩行者200と自動車300を特定する。この特定には、例えば位置関係が用いられる。このとき、第1検知装置100Aは、対象領域400において歩行者200が自動車300に隠れていると判断する。
すなわち、統合処理部160は、第1検知装置100Aは歩行者200を検知することはできないが、第2検知装置100Bは歩行者200、自動車300が検知されているため、対象領域400には歩行者200と自動車300が存在すると判断する。統合処理部160は、第1検知装置100Aと第2検知装置100Bは対象領域400を正常に検知している(正検知)として、送信部170を介して上位システムへ送信する。
(誤検知の場合)
次に、第1センサ101Aと第2センサ101Bの一方から検知結果を受信し、誤検知と判断する場合について説明する。
第1センサ101Aからは、第1検知結果が受信できない。一方、第2センサ101Bは対象領域400における歩行者200と自動車300からの反射波を受信する。
この際、第2センサ101Bは、受信した反射波を第2検知結果として通信装置102Bに出力する。通信装置102Bは、第2検知結果を第2特徴抽出部150Bに送信する。
第2特徴抽出部150Bは、第2検知結果を用いて、第2センサ101Bから歩行者200、自動車300までの距離と、歩行者200、自動車300の移動速度を算出する。第2特徴抽出部150Bは、第2センサ101Bからの特徴特定結果を統合処理部160に出力する。
このとき、統合処理部160は、特徴特定結果から第2センサ101Bからのみ受信した結果であるとし、当該結果を誤検知として判断する。統合処理部160は、当該結果を破棄し、上位システムへは送信しない。
上述の構成に基づいて、図5、図6のフローチャートを用いて、道路情報収集システム10の処理の流れを説明する。まず、図5を用いて、第1センサ101Aと第2センサ101Bが物体を特定するまでの処理を説明する。
(第1センサ101A)
第1センサ101Aは、自動車300にミリ波を照射し、反射波を受信する(S101)。第1センサ101Aは、第1検知結果を通信装置102Aに出力する。通信装置102Aは、第1検知結果を第1特徴抽出部150Aに送信する(S102)。
第1特徴抽出部150Aは、第1検知結果を用いて、第1センサ101Aから自動車300までの距離、自動車300の移動速度を算出し、自動車300を特定する(S103)。
(第2センサ101B)
第2センサ101Bは、歩行者200、自動車300にミリ波を照射し、反射波を受信する(S101)。第2センサ101Bは、第2検知結果を通信装置102Bに出力する。通信装置102Bは、第2検知結果を第2特徴抽出部150Bに送信する(S102)。
第2特徴抽出部150Bは、第2検知結果を用いて、第2センサ101Bから歩行者200、自動車300までの距離と、歩行者200、自動車300の移動速度を算出し、歩行者200、自動車300を特定する(S103)。
図5の結果から、図6を用いて統合処理部160の処理を説明する。
(正検知の場合)
統合処理部160は、第1特徴抽出部150Aから第1検知結果を受信する(S111)。また、統合処理部160は、第2特徴抽出部150Bから第2検知結果を受信する(S112)。
第1検知結果、および第2検知結果を検出可能である場合(S113:Yes)、統合処理部160は、特徴特定結果から求められる歩行者200と自動車300の位置関係から、第1検知装置100Aは、対象領域400において歩行者200が自動車300に隠れていると判断し、正検知であるとする(S114)。
このことによって、統合処理部160は、対象領域400には歩行者200と自動車300が存在している旨を正検知として、送信部170を介して上位システムへ送信する(S115)。
(誤検知の場合)
統合処理部160は、第1特徴抽出部150Aから第1検知結果を受信する(S111)。また、統合処理部160は、第2特徴抽出部150Bから第2検知結果を受信する(S112)。このとき、第1検知結果には、検知された結果が含まれていない。
第1検知結果が検出できなかった場合(S113:No)、統合処理部160は、特徴特定結果から第2センサ101Bからのみ受信した結果であると判断し、当該結果を誤検知として判断する(S116)。統合処理部160は、当該結果を破棄し、上位システムへは送信しない(S117)。
このように、正検知の結果のみを上位システムへ送信することができ、誤検知の情報を上位システムへ送信しない。すなわち、正検知の結果のみを上位システムは情報として取得することができるため、検知精度を向上させることができる。
なお、上述の構成では、第1検知装置100Aと第2検知装置100Bの2つを設置する例を説明した。しかしながら、さらに複数の検知装置を配置する構成であってもよい。この場合、対象領域400を検知する精度がさらに向上する。
・構成例2
次に、図7を用いて、道路情報収集システムの具体的な構成について説明する。図7は、本発明の第2の実施形態に係る道路情報収集システムのフローチャートである。
第2の実施形態においては、誤検知として判定された後の処理において異なる。その他の点については、第1の実施形態と同様であり、同様の箇所の説明は省略する。
図7を用いて、統合処理部160の処理を説明する。
(正検知の場合)
統合処理部160は、第1特徴抽出部150Aから第1検知結果を受信する(S211)。また、統合処理部160は、第2特徴抽出部150Bから第2検知結果を受信する(S212)。
第1検知結果、および第2検知結果を検出可能である場合(S213:Yes)、統合処理部160は、特徴特定結果から求められる歩行者200と自動車300の位置関係から、第1検知装置100Aは、対象領域400において歩行者200が自動車300に隠れていると判断し、正検知であるとする(S214)。
このことによって、統合処理部160は、対象領域400には歩行者200と自動車300が存在している旨を正検知として、送信部170を介して上位システムへ送信する(S215)。
(誤検知の場合)
統合処理部160は、第1特徴抽出部150Aから第1検知結果を受信する(S211)。また、統合処理部160は、第2特徴抽出部150Bから第2検知結果を受信する(S212)。このとき、第1検知結果には、検知された結果が含まれていない。
第1検知結果が検出できなかった場合(S213:No)、統合処理部160は、特徴特定結果から第2センサ101Bからのみ受信した結果であると判断し、当該結果を誤検知として判断する(S216)。
統合処理部160は、誤検知の結果をカウントする(S217)。統合処理部160は、誤検知の回数が予め規定した閾値を超えるかどうかを判断する(S218)。また、誤検知の回数が閾値を超えない場合(S218:No)、統合処理部160は、誤検知の回数をインクリメントする。
誤検知の回数が閾値を超える場合(S218:Yes)、統合処理部160は、警告を出力する(S219)。
このように、誤検知が発生する回数をカウントすることによって、誤検知が発生しやすい状況、例えば、時間や場所、気候などを特定することが可能となる。
一方、統合処理部160は、正検知の結果のみを上位システムは情報として取得することができるため、検知精度を向上させることができる。
さらに、この発明に係る構成と上述した実施形態に係る構成との対応関係は、以下の付記のように記載できる。
<付記>
道路(20)上の対象領域(400)の近傍に設置され、電波を照射することで前記対象領域(400)に位置する物体(200,300)を検知する複数のセンサ(100A,100B)と、
前記電波の照射方向において、前記複数のセンサ(100A,100B)の少なくとも1つが前記物体(200,300)を検知できなかった場合に誤検知として判定する統合処理部(160)と、
を備える、道路情報収集システム(10)。
P1…受信強度
P2…受信強度
10…道路情報収集システム
20…道路
21,22…側端
100A…第1検知装置
100B…第2検知装置
101A…第1センサ
101B…第2センサ
102A…通信装置
102B…通信装置
105A…照射領域
105B…照射領域
150A…第1特徴抽出部
150B…第2特徴抽出部
160…統合処理部
170…送信部
200…歩行者
300…自動車
400…対象領域
500A,500B…点群

Claims (9)

  1. 道路上の対象領域の近傍に設置され、この対象領域に照射した電波の反射波を受信するセンサを有する第1検知装置および第2検知装置と、
    前記第1検知装置が前記対象領域に照射して受信した電波の反射波を基に、前記対象領域内に位置する物体の特徴を特定するとともに、前記第2検知装置が前記対象領域に照射して受信した電波の反射波を基に、前記対象領域内に位置する物体の特徴を特定する特徴抽出部と、
    前記特徴抽出部が、前記第1検知装置に対して特徴を特定した物体が1つもなく、且つ前記第2検知装置に対して特徴を特定した物体が1つ以上あった場合、前記対象領域内に位置する物体が誤検知されていると判断する統合処理部と、
    を備え、
    前記第1検知装置と前記第2検知装置とは、前記対象領域に対する電波の照射方向が異なり、
    前記統合処理部は、前記特徴抽出部が前記第1検知装置に対して特徴を特定した物体の数が、前記特徴抽出部が前記第2検知装置に対して特徴を特定した物体の数よりも少なかった場合、前記特徴抽出部が前記第2検知装置に対して特徴を特定した物体であって、前記特徴抽出部が前記第1検知装置に対して特徴を特定していない物体が、前記第1検知装置側から視たとき、前記特徴抽出部が前記第1検知装置に対して特徴を特定した別の物体に隠れている物体であれば、前記対象領域内に位置する物体が誤検知されていないと判断する、
    道路情報収集システム。
  2. 前記第1検知装置と前記第2検知装置とは、前記対象領域を挟んで対向させて設置している請求項1に記載の道路情報収集システム。
  3. 前記特徴抽出部は、物体の特徴として、前記対象領域内における物体の位置、移動速度を特定する
    請求項1または請求項2に記載の道路情報収集システム。
  4. 前記特徴抽出部は、前記物体の移動速度によって前記物体の種類を判定する、請求項3に記載の道路情報収集システム。
  5. 前記統合処理部は、前記対象領域内に位置する物体が誤検知されていないと判断した検知結果を送信部に上位システムへ送信させ、前記対象領域内に位置する物体が誤検知されていると判断した検知結果を前記送信部に上位システムへ送信させることなく破棄する、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の道路情報収集システム。
  6. 前記統合処理部は、前記対象領域内に位置する物体が誤検知されていると判断した回数をカウントし、この回数が閾値を超えた場合に警告を出力する、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の道路情報収集システム。
  7. 記センサは電波レーダである、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の道路情報収集システム。
  8. 道路上の対象領域の近傍に設置され、この対象領域に照射した電波の反射波を受信するセンサを有する第1検知装置および第2検知装置が接続される情報処理装置のコンピュータが、
    前記第1検知装置が前記対象領域に照射して受信した電波の反射波を基に、前記対象領域内に位置する物体の特徴を特定するとともに、前記第2検知装置が前記対象領域に照射して受信した電波の反射波を基に、前記対象領域内に位置する物体の特徴を特定する特徴抽出ステップと、
    前記特徴抽出ステップで、前記第1検知装置に対して特徴を特定した物体が1つもなく、且つ前記第2検知装置に対して特徴を特定した物体が1つ以上あった場合、前記対象領域内に位置する物体が誤検知されていると判断する統合処理ステップと、
    を実行し
    前記第1検知装置と前記第2検知装置とは、前記対象領域に対する電波の照射方向が異なり、
    前記統合処理ステップは、前記特徴抽出ステップで第1検知装置に対して特徴を特定した物体の数が、前記特徴抽出ステップで前記第2検知装置に対して特徴を特定した物体の数よりも少なかった場合、前記特徴抽出ステップで前記第2検知装置に対して特徴を特定した物体であって、前記特徴抽出ステップで前記第1検知装置に対して特徴を特定していない物体が、前記第1検知装置側から視たとき、前記特徴抽出ステップで前記第1検知装置に対して特徴を特定した別の物体に隠れている物体であれば、前記対象領域内に位置する物体が誤検知されていないと判断するステップである、
    道路情報収集方法。
  9. 道路上の対象領域の近傍に設置され、この対象領域に照射した電波の反射波を受信するセンサを有する第1検知装置および第2検知装置が接続される情報処理装置のコンピュータに、
    前記第1検知装置が前記対象領域に照射して受信した電波の反射波を基に、前記対象領域内に位置する物体の特徴を特定するとともに、前記第2検知装置が前記対象領域に照射して受信した電波の反射波を基に、前記対象領域内に位置する物体の特徴を特定する特徴抽出ステップと、
    前記特徴抽出ステップで、前記第1検知装置に対して特徴を特定した物体が1つもなく、且つ前記第2検知装置に対して特徴を特定した物体が1つ以上あった場合、前記対象領域内に位置する物体が誤検知されていると判断する統合処理ステップと、
    を実行させ
    前記第1検知装置と前記第2検知装置とは、前記対象領域に対する電波の照射方向が異なり、
    前記統合処理ステップは、前記特徴抽出ステップで第1検知装置に対して特徴を特定した物体の数が、前記特徴抽出ステップで前記第2検知装置に対して特徴を特定した物体の数よりも少なかった場合、前記特徴抽出ステップで前記第2検知装置に対して特徴を特定した物体であって、前記特徴抽出ステップで前記第1検知装置に対して特徴を特定していない物体が、前記第1検知装置側から視たとき、前記特徴抽出ステップで前記第1検知装置に対して特徴を特定した別の物体に隠れている物体であれば、前記対象領域内に位置する物体が誤検知されていないと判断するステップである、
    道路情報収集プログラム。
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