JP7664128B2 - 物品認識装置および物品認識方法 - Google Patents

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Description

本明細書は、物品認識装置および物品認識方法に関する技術を開示する。
特許文献1に記載の保管庫は、載置部および案内部を備えている。載置部は、基板に所定の対基板作業を行う対基板作業機に用いられる物品が入庫するときに、物品が一時的に載置される。案内部は、作業者が物品を載置部に載置するときに、外形寸法が互いに異なる物品の種類ごとの載置位置を載置部に表示させて、入庫する物品を載置可能な載置位置を案内する。
国際公開第2021/075050号
しかしながら、特許文献1に記載の保管庫では、案内部が載置部に物品の載置位置を表示させる。そのため、例えば、物品の外縁部を検出して載置部に載置された物品の外形寸法を判断する場合に、制御装置は、案内部によって表示された載置位置を物品の外縁部と誤検出する可能性がある。その結果、制御装置は、物品の外形寸法を誤判断する可能性がある。
このような事情に鑑みて、本明細書は、保管庫の載置部に載置された外形寸法が異なる物品を認識可能な物品認識装置および物品認識方法を開示する。
本明細書は、認識部材と、判断部とを備える物品認識装置を開示する。前記認識部材は、基板に所定の対基板作業を行う対基板作業機に用いられる物品が保管庫に入庫したときに一時的に載置される載置部に設けられる部材である。前記認識部材は、所定の外形寸法以下の前記物品である第一物品が前記載置部に載置された場合に露出し前記第一物品よりも外形寸法が大きい前記物品である第二物品が前記載置部に載置された場合に前記第二物品によって遮蔽される。前記判断部は、前記認識部材を認識できた場合に前記第一物品が前記載置部に載置されていると判断し、前記認識部材を認識できなかった場合に前記第二物品が前記載置部に載置されていると判断する。
また、本明細書は、判断工程を備える物品認識方法を開示する。認識部材は、基板に所定の対基板作業を行う対基板作業機に用いられる物品が保管庫に入庫したときに一時的に載置される載置部に設けられる部材である。前記認識部材は、所定の外形寸法以下の前記物品である第一物品が前記載置部に載置された場合に露出し前記第一物品よりも外形寸法が大きい前記物品である第二物品が前記載置部に載置された場合に前記第二物品によって遮蔽される。前記判断工程は、前記認識部材を認識できた場合に前記第一物品が前記載置部に載置されていると判断し、前記認識部材を認識できなかった場合に前記第二物品が前記載置部に載置されていると判断する。
物品認識装置によれば、認識部材および判断部を備える。これにより、物品認識装置は、保管庫の載置部に載置された外形寸法が異なる物品を認識することができる。物品認識装置について上述されていることは、物品認識方法についても同様に言える。
基板生産設備の構成例を示す構成図である。 リールの一例を示す正面図である。 フィーダの一例を示す斜視図である。 部品トレイの一例を示す正面図である。 保管庫の一例を示す正面図である。 図3Aの保管庫の平面図である。 図3Aの保管庫の内部の斜視図である。 載置部の一例を示す正面図である。 実施形態の物品認識装置の制御ブロックの一例を示すブロック図である。 変形形態の物品認識装置の制御ブロックの一例を示すブロック図である。 実施形態の物品認識装置による制御手順の一例を示すフローチャートである。 変形形態の物品認識装置による制御手順の一例を示すフローチャートである。 実施形態の物品認識装置による制御手順の他の一例を示すフローチャートである。 載置部に第一物品が載置されている場合の認識部材の一例を示す模式図である。 載置部に第二物品が載置されている場合の認識部材の一例を示す模式図である。 撮像装置、測定機器、物品および認識部材の位置関係の一例を示す模式図である。 認識部材、確認部材および物品の位置関係の一例を示す模式図である。
1.実施形態および変形形態
図1は、物品認識装置50が適用される基板生産設備80の一例を示している。図1に示す基板生産設備80は、対基板作業機10を備える対基板作業ライン10Lと、着荷部20と、搬送車30と、保管庫40とを具備している。
1-1.対基板作業ライン10L
対基板作業ライン10Lでは、対基板作業機10が基板90に所定の対基板作業を行う。対基板作業機10の種類および数は、限定されない。図1に示すように、対基板作業ライン10Lは、印刷機10a、印刷検査機10b、部品装着機10c、リフロー炉10dおよび外観検査機10eの複数(5つ)の対基板作業機10を備えており、基板90は、基板搬送装置によって上記の順に搬送される。
印刷機10aは、基板90の部品の装着位置に、はんだを印刷する。印刷検査機10bは、印刷機10aによって印刷されたはんだの印刷状態を検査する。部品装着機10cは、はんだが印刷された基板90に複数の部品を装着する。部品装着機10cは、一つであっても良く、複数であっても良い。部品装着機10cが複数設けられる場合は、複数の部品装着機10cが分担して、基板90に複数の部品を装着することができる。
部品装着機10cは、基板90に装着される部品を供給する部品供給装置を備えている。部品供給装置は、例えば、図2Aおよび図2Bに示すリール21aを備えるフィーダ21b、図2Cに示す部品が配列されている部品トレイ21cなどを用いて、部品を供給することができる。リール21aは、基板90に装着される部品を収容する部品テープ21a2が本体部21a1に巻回されている。リール21aは、フィーダ21bに回転可能かつ着脱可能に設けられる。部品テープ21a2の先端部が、フィーダ21bに設けられる部品取出し部まで引き出されて、部品が順次供給される。リール21aは、例えば、チップ部品などの比較的小型の部品を供給することができる。
部品トレイ21cには、部品が配列されている。部品トレイ21cは、例えば、QFP(Quad Flat Package)、BGA(Ball Grid Array)などの比較的大型の部品を供給することができる。リフロー炉10dは、部品装着機10cによって部品が装着された基板90を加熱し、はんだを溶融させてはんだ付けを行う。外観検査機10eは、部品装着機10cによって基板90に装着された部品の装着状態などを検査する。
このように、対基板作業ライン10Lは、複数(5つ)の対基板作業機10を用いて、基板90を順に搬送し、検査処理を含む生産処理を実行して基板製品を生産することができる。なお、対基板作業ライン10Lは、例えば、機能検査機、バッファ装置、基板供給装置、基板反転装置、シールド装着装置、接着剤塗布装置、紫外線照射装置などの対基板作業機10を必要に応じて備えることもできる。
対基板作業ライン10Lを構成する複数(5つ)の対基板作業機10および管理装置19は、有線または無線の通信部によって、互いに通信可能に設けられている。管理装置19は、対基板作業ライン10Lを構成する複数(5つ)の対基板作業機10の制御を行い、対基板作業ライン10Lの動作状況を監視する。管理装置19には、複数(5つ)の対基板作業機10を制御する種々の制御データが記憶されている。管理装置19は、複数(5つ)の対基板作業機10の各々に制御データを送信する。また、複数(5つ)の対基板作業機10の各々は、管理装置19に動作状況および生産状況を送信する。
1-2.着荷部20および搬送車30
例えば、物品21が着荷部20に到着すると、以下に示す着荷作業が行われる。そして、物品21は、例えば、収容ケースに収容されて搬送車30に搭載され、保管庫40に搬送される。物品21は、保管庫40に保管された後、必要に応じて対基板作業ライン10Lに供給される。
物品21は、対基板作業機10に用いられるものであれば良く、限定されない。例えば、対基板作業ライン10Lは、部品装着機10cを備えている。この場合、基板90に装着される部品を収容する部品テープ21a2が巻回されているリール21aは、物品21に含まれる。また、リール21aが回転可能かつ着脱可能に設けられるフィーダ21bは、物品21に含まれる。さらに、部品が配列されている部品トレイ21cは、物品21に含まれる。物品21には、物品21を識別可能な識別コード22が付される。識別コード22は、例えば、一次元コード、二次元コード、無線タグなどを用いることができる。
例えば、着荷部20に物品21が到着すると、作業者は、物品管理装置を用いて、識別情報を発行する。また、作業者は、バーコードリーダなどを用いて、供給元(ベンダ)によって物品21に付されているバーコードなどを読み取る。そして、作業者は、物品21に関する物品情報が登録されているデータベースから、物品情報を取得することもできる。作業者は、物品管理装置を用いて、識別情報および物品情報のうちの少なくとも識別情報を含む識別コード22を発行する。
作業者は、少なくとも識別情報を含む識別コード22を物品21の表面などに貼り付けて、物品21を収容ケースに収容する。収容ケースは、少なくとも一つの物品21を収容することができれば良く、種々の形態をとり得る。また、収容ケースには、収容ケースを特定可能な特定コードが付されている。特定コードは、例えば、一次元コード、二次元コード、無線タグなどを用いることができる。
作業者は、物品21が収容された収容ケースを搬送車30に搭載する。例えば、搬送車30は、作業者が牽引することができる。搬送車30は、自動走行可能な無人搬送車を用いることもできる。なお、搬送車30は、収容ケースを用いることなく、物品21を保管庫40に搬送することもできる。また、搬送車30を用いることなく、作業者が物品21を保管庫40に搬送することもできる。さらに、上述した作業者が行う作業の少なくとも一部は、搬送装置(例えば、ベルトコンベアなど)、アクチュエータ(例えば、ロボットアームなど)、物品管理装置などを用いて自動化することもできる。
1-3.保管庫40
保管庫40は、物品21を保管することができれば良く、種々の形態をとり得る。図3A~図3Cに示すように、保管庫40は、例えば、八角柱形状に形成されている。なお、図3Cでは、保管庫40の上部が開放されており、保管庫40の内部の様子が示されている。
保管庫40は、入出庫部41と、収納部42と、制御装置40aと、移載装置40bと、読み取り装置40dと、表示装置40eとを備えている。入出庫部41は、開口部41aと、載置部40cとを備えており、物品21が入出庫する。図3Aに示すように、保管庫40の正面には、開口部41aが設けられている。開口部41aは、物品21が入庫可能または出庫可能に、物品21より大形に形成されている。なお、保管庫40は、物品21が入庫する開口部41aと異なる開口部に出庫口を設けることもできる。
図3Bに示すように、載置部40cは、開口部41aの近傍の作業スペースに設けられている。載置部40cは、対基板作業機10に用いられる物品21が保管庫40に入庫したときに一時的に載置される。また、載置部40cは、物品21が保管庫40から出庫するときに一時的に載置される。例えば、物品21を搬入し、載置部40cに載置する物品21の入庫作業は、作業者が行うことができる。また、載置部40cに載置されている物品21を搬出する物品21の出庫作業は、入庫作業と同様に、作業者が行うことができる。
載置部40cの上方には、読み取り装置40dが設けられている。読み取り装置40dは、開口部41aを介して物品21が保管庫40に入庫したときに、物品21に付されている識別コード22を読み取って、識別情報および物品情報のうちの少なくとも識別情報を取得する。読み取り装置40dは、公知の読み取り装置(例えば、一次元コード、二次元コードを読み取るコードリーダなど)を用いることができる。識別コード22が無線タグの場合、保管庫40は、無線タグと無線通信可能な無線機を備えることができる。
収納部42は、物品21を収納する。収納部42は、物品21を収納することができれば良く、種々の形態をとり得る。例えば、収納部42がリール21aを収納する場合、図3Cに示すように、収納部42は、本体部42aと仕切部材42bを備える収納ユニット42uを具備すると良い。本体部42aは、鉛直方向(Z軸方向)視においてU字形状に形成されている。仕切部材42bは、本体部42aに対して所定の角度で上方に突出するように設けられており、リール21aを収納することができる。仕切部材42bの角度は、リール21aの脱落を抑制可能に設定されている。
また、収納ユニット42uの仕切部材42bは、複数対、設けられており、複数のリール21aを収納することができる。複数対の仕切部材42bの各々は、移載装置40bと干渉しないように、2つの仕切部材42bが所定距離、離間して設けられている。なお、図3Cでは、図示の便宜上、一部の部材に符号番号が付され、すべての部材に符号番号が付されていない。
図3Bおよび図3Cに示すように、収納ユニット42uは、鉛直方向(Z軸方向)視において楕円状に配置されている。また、収納部42は、第一収納部42t1および第二収納部42t2の二種類の収納ユニット42uを備えており、各収納ユニット42uは、複数の第一収納部42t1または複数の第二収納部42t2が、鉛直方向(Z軸方向)に沿って複数設けられている。
第一収納部42t1は、所定の外形寸法以下の物品21である第一物品21fを収納することができる。第二収納部42t2は、第一物品21fよりも外形寸法が大きい物品21である第二物品21sを収納可能であり、第一収納部42t1よりも大型に形成されている。例えば、図3Cに示すように、第二収納部42t2は、幅寸法および奥行き寸法が第一収納部42t1と比べて大きく形成されている。第二収納部42t2の高さ寸法は、第一収納部42t1と同じ高さ寸法に形成されている。
例えば、物品21がリール21aの場合、第一収納部42t1は、所定のリール径のリール21a(少なくとも一種類のリール21a)を収納することができる。第二収納部42t2は、当該リール21aと比べて大径のリール21a(第一収納部42t1に収納可能なリール21aの外形寸法よりも大きい少なくとも一種類のリール21a)を収納することができる。
なお、収納ユニット42uは、連結部42jによって連結されている。また、収納ユニット42uの種類、数および配置は、適宜変更することができる。さらに、収納ユニット42uは、収納する物品21に合わせて形状およびサイズ(幅寸法、奥行き寸法および高さ寸法)を設定することができ、収納部42は、フィーダ21b、部品トレイ21cなどのリール21a以外の物品21を収納することもできる。さらに、物品21は、適合するいずれの収納ユニット42uに収納しても良く、基板生産設備80が複数の保管庫40を備える場合、適合する収納ユニット42uを備える保管庫40であれば、いずれの保管庫40に保管しても良い。
制御装置40aは、公知の演算装置および記憶装置を備えており、制御回路が構成されている。制御装置40aは、移載装置40b、読み取り装置40dおよび表示装置40eと通信可能に設けられており、これらを制御することができる。なお、保管庫40は、物品21に関する物品情報を記憶する記憶装置を備え、当該物品情報を管理装置19に通知することもできる。例えば、物品21がリール21aの場合、物品情報は、リール21aに収容されている部品の部品種、部品数(残数)、リール径、リールの厚み、型式および供給元(ベンダ)、湿度管理レベル、使用期限などを含むことができる。
移載装置40bは、入庫時に保管庫40に入庫した物品21を収納部42に収納し、出庫時に収納部42に収納されている物品21を収納部42から移動する。具体的には、移載装置40bは、物品21の入庫作業において載置部40cに載置された物品21を収納部42に移動して収納する。また、移載装置40bは、物品21を出庫するときに収納部42に収納されている物品21を載置部40cに移動する。これにより、物品21の出庫作業が可能になる。
図3Bおよび図3Cに示すように、移載装置40bは、鉛直方向(Z軸方向)視において、収納ユニット42u(第一収納部42t1および第二収納部42t2)より内側に設けられている。移載装置40bは、物品21を移動することができれば良く、種々の形態をとり得る。移載装置40bは、例えば、ロボットアーム(多関節ロボット)、昇降スライド機構などを用いることができる。図3Cに示すように、移載装置40bは、昇降部40b1と把持部40b2を備える。
昇降部40b1は、鉛直方向(Z軸方向)に沿った軸線回りに旋回することができ、鉛直方向(Z軸方向)に沿って把持部40b2を昇降することができる。把持部40b2は、物品21を把持可能であり、載置部40cの傾斜角度と同じ角度で、前進または後退することができる。また、把持部40b2は、収納部42の仕切部材42bの傾斜角度と同じ角度で、前進または後退することができる。
具体的には、図3Cに示すように、把持部40b2は、一対のグリッパGP1,GP2を備えている。一対のグリッパGP1,GP2は、鉛直方向(Z軸方向)に対して所定角度、傾斜した方向から物品21を把持することができる。所定角度は、載置部40cの傾斜角度および収納部42の仕切部材42bの傾斜角度と同じ角度に設定されている。
一対のグリッパGP1,GP2は、上側のグリッパGP1および下側のグリッパGP2が互いに近づく方向に移動することにより、物品21を把持する。逆に、一対のグリッパGP1,GP2は、上側のグリッパGP1および下側のグリッパGP2が互いに離れる方向に移動することにより、物品21の把持を解除する。なお、下側のグリッパGP2は、昇降部40b1に連結されている。そのため、一対のグリッパGP1,GP2は、昇降部40b1と共に鉛直方向(Z軸方向)に沿った軸線回りに旋回することができ、昇降部40b1と共に鉛直方向(Z軸方向)に沿って昇降することができる。
このように、保管庫40は、載置部40cの傾斜角度と、収納部42の仕切部材42bの傾斜角度とが一致している。よって、保管庫40は、載置部40cから物品21を取り出す入庫時取り出し作業と、取り出した物品21を収納部42に収納する入庫時収納作業とを、移載装置40bの昇降動作、旋回動作、前進動作および後退動作によって行うことができる。また、保管庫40は、収納部42から物品21を取り出す出庫時取り出し作業と、取り出した物品21を載置部40cに送出する出庫時送出作業とを、移載装置40bの昇降動作、旋回動作、前進動作および後退動作によって行うことができる。
表示装置40eは、公知の表示装置を用いることができ、作業者が各種データを視認可能に表示する。表示装置40eは、例えば、収納部42に収納されている物品21に関する物品情報などを作業者の操作に応じて表示する。なお、表示装置40eは、タッチパネルによって構成されており、表示装置40eは、作業者による種々の操作を受け付ける入力装置としても機能する。
また、制御装置40aは、収納部42における物品21の位置情報、入出庫情報および保管情報を記憶装置に記憶させることができ、表示装置40eは、これらの情報を表示することもできる。位置情報には、物品21の収納場所を示す情報が含まれる。入出庫情報には、物品21の入庫日時および出庫日時を示す情報が含まれる。保管情報には、収納部42の雰囲気温度および湿度のうちの少なくとも湿度に関する情報が含まれる。制御装置40aは、物品21の収納時に物品21の位置情報および入庫日時を記憶装置に記憶させる。制御装置40aは、物品21の保管中に保管情報を記憶装置に記憶させる。制御装置40aは、物品21の出庫時に物品21の出庫日時を記憶装置に記憶させる。制御装置40aは、物品21の種類ごとに、入出庫回数を記憶装置に記憶させることもできる。
1-4.物品認識装置50
図4は、載置部40cの一例を示している。実線の円で示すリール21aのように、載置部40cには、所定の外形寸法以下の物品21である第一物品21f(所定のリール径のリール21a)を載置することができる。また、破線の円で示すリール21aのように、載置部40cには、第一物品21fよりも外形寸法が大きい物品21である第二物品21s(第一物品21fのリール21aと比べて大径のリール21a)を載置することもできる。
載置部40cには、物品21を位置決めする複数(例えば、3つ)のピン部材40c1が設けられている。例えば、第二物品21sのリール21aを位置決めする場合、同図に示すように、複数(3つ)のピン部材40c1は、円弧上に配置される。作業者は、第二物品21sのリール21aの外縁部(リール21aの外周部)が複数(3つ)のピン部材40c1に沿うように、第二物品21sのリール21aを載置することにより、第二物品21sのリール21aを適当な位置に載置することができる。複数(3つ)のピン部材40c1は、例えば、公知の発光素子(LED:Light Emitting Diode)を用いることができる。
例えば、物品21の外縁部(リール21aの外周部)を検出して載置部40cに載置された物品21(リール21a)の外形寸法を判断する場合を想定する。この場合、制御装置40aは、例えば、載置部40cに載置されている物品21(リール21a)を撮像装置に撮像させる。制御装置40aは、撮像装置によって撮像された画像を画像処理して、物品21の外縁部(リール21aの外周部)を検出する。
例えば、制御装置40aは、図4に示す複数(同図では、15個)の検出領域AR0において、リール21aの外周部を検出できたときに、載置部40cに載置されているリール21aが第一物品21fのリール21aであると判断することができる。また、制御装置40aは、同図に示す複数(15個)の検出領域AR0において、リール21aの外周部を検出できなかったときに、載置部40cに載置されているリール21aが第二物品21sのリール21aであると判断することができる。
図4に示すように、複数(15個)の検出領域AR0のうちの一部の検出領域AR0は、複数(3つ)のピン部材40c1に近接している。そのため、制御装置40aは、発光している複数(3つ)のピン部材40c1を物品21の外縁部(リール21aの外周部)と誤検出する可能性がある。その結果、制御装置40aは、第一物品21fのリール21aが載置部40cに載置されているにも関わらず、第二物品21sのリール21aが載置部40cに載置されていると判断し、物品21(リール21a)の外形寸法を誤判断する可能性がある。
また、図4に示す載置部40cにおいて、一対のグリッパGP1,GP2が移動する移動領域40c2の色彩(例えば、白色)と、物品21(リール21a)の色彩(例えば、白色)とが近似する場合がある。移動領域40c2の色彩と、物品21(リール21a)の色彩とが近似するほど、撮像装置によって撮像された画像を画像処理した場合に、移動領域40c2と物品21の外縁部(リール21aの外周部)との間の輝度の差が小さくなる。そのため、第一物品21fのリール21aが載置部40cに載置されているにも関わらず、制御装置40aは、第一物品21fの外縁部(第一物品21fのリール21aの外周部)を検出できない可能性がある。その結果、制御装置40aは、第二物品21sのリール21aが載置部40cに載置されていると判断し、物品21(リール21a)の外形寸法を誤判断する可能性もある。
第一物品21fが載置部40cに載置されているにも関わらず、第二物品21sが載置部40cに載置されていると誤判断された場合、第一物品21fは、第二収納部42t2に収納される。しかしながら、第二収納部42t2では、一つの物品21(一つのリール21a)を支持する2つの仕切部材42bの離間距離が、第一収納部42t1と比べて長く設定されている。そのため、第一物品21fは、第二収納部42t2から落下する可能性があり、第二収納部42t2に適当に収納されない可能性がある。
逆に、第二物品21sが載置部40cに載置されているにも関わらず、第一物品21fが載置部40cに載置されていると誤判断された場合、第二物品21sは、第一収納部42t1に収納される。しかしながら、第一収納部42t1は、第二収納部42t2と比べて小型に形成されている。そのため、第二物品21sは、第一収納部42t1に収納できずに、破損する可能性がある。
そこで、基板生産設備80には、物品認識装置50が設けられている。物品認識装置50は、認識部材50aと、判断部51とを備え、載置部40cに載置された外形寸法が異なる物品21を認識する。物品認識装置50は、撮像部52を備えることもできる。物品認識装置50は、測定部53を備えることもできる。物品認識装置50は、案内部54を備えることもできる。物品認識装置50は、確認部材50dを備えることもできる。認識部材50aおよび確認部材50dは、載置部40cに設けることができる。判断部51、撮像部52、測定部53および案内部54は、種々の制御装置に設けることができる。
例えば、判断部51、撮像部52、測定部53および案内部54のうちの少なくとも一部は、保管庫40の制御装置40aに設けることができる。判断部51、撮像部52、測定部53および案内部54のうちの少なくとも一部は、管理装置19に設けることもできる。判断部51、撮像部52、測定部53および案内部54のうちの少なくとも一部は、クラウド上に形成することもできる。
図5に示すように、実施形態の物品認識装置50は、認識部材50a、確認部材50d、判断部51、撮像部52および案内部54を備えている。判断部51、撮像部52および案内部54は、保管庫40の制御装置40aに設けられている。また、図6に示すように、変形形態の物品認識装置50は、認識部材50a、確認部材50d、判断部51、測定部53および案内部54を備えている。判断部51、測定部53および案内部54は、保管庫40の制御装置40aに設けられている。
実施形態の物品認識装置50は、図7に示すフローチャートに従って、制御を実行する。判断部51は、ステップS12~ステップS15に示す処理および判断を行う。撮像部52は、ステップS11aに示す処理を行う。また、変形形態の物品認識装置50は、図8に示すフローチャートに従って、制御を実行する。判断部51は、ステップS12~ステップS15に示す処理および判断を行う。測定部53は、ステップS11bに示す処理を行う。
さらに、実施形態の物品認識装置50は、図9に示すフローチャートに従って、制御を実行することもできる。判断部51は、ステップS12~ステップS16に示す処理および判断を行う。撮像部52は、ステップS11aに示す処理を行う。案内部54は、ステップS17に示す処理を行う。また、変形形態の物品認識装置50は、図9に示すフローチャートにおいて、ステップS11aに示す処理がステップS11bに示す処理に変更された制御を実行することもできる。この場合、測定部53は、ステップS11bに示す処理を行う。本明細書および図面では、共通する部材および制御には、共通する符号番号が付されており、重複する説明が省略されている。
1-4-1.認識部材50a
認識部材50aは、対基板作業機10に用いられる物品21が保管庫40に入庫したときに一時的に載置される載置部40cに設けられる部材である。認識部材50aは、所定の外形寸法以下の物品21である第一物品21fが載置部40cに載置された場合に露出し、第一物品21fよりも外形寸法が大きい物品21である第二物品21sが載置部40cに載置された場合に第二物品21sによって遮蔽される。
認識部材50aは、第一物品21fが載置部40cに載置された場合に露出し、第二物品21sが載置部40cに載置された場合に第二物品21sによって遮蔽されれば良く、種々の形態をとり得る。例えば、認識部材50aの形状は、限定されない。認識部材50aは、正方形、長方形、多角形、円形、楕円形、種々の曲線形などであっても良い。図10および図11に示すように、実施形態および変形形態の認識部材50aは、正方形である。
また、認識部材50aの大きさは、第一物品21fが載置部40cに載置された場合に露出し、第二物品21sが載置部40cに載置された場合に第二物品21sによって遮蔽される認識可能な大きさであれば良い。さらに、認識部材50aの形成方法は、限定されない。例えば、認識部材50aは、シール状の部材を載置部40cに貼り付けたものであっても良い。認識部材50aは、載置部40cに印刷されたものであっても良い。認識部材50aは、載置部40cに刻印されたものであっても良い。
同様に、認識部材50aの色彩は、限定されないが、認識部材50aが設けられている載置部40cの周辺領域AR1の色彩と、認識部材50aの色彩とが近似し、輝度の差が小さくなるほど、画像処理において認識部材50aを認識し難くなる。そこで、認識部材50aは、認識部材50aが設けられている載置部40cの周辺領域AR1との間の輝度の差が所定値以上になるように彩色されていると良い。これにより、認識部材50aの認識精度が向上する。
例えば、図10および図11に示す周辺領域AR1は、白色である。そのため、実施形態および変形形態の認識部材50aは、黒色に彩色されている。なお、上記の所定値は、認識部材50aを認識可能な輝度の差の下限値であり、シミュレーション、実機による検証などによって、予め取得することができる。
また、認識部材50aは、第一物品21fが載置部40cに載置された場合に露出し、第二物品21sが載置部40cに載置された場合に第二物品21sによって遮蔽される位置に配置することができる。図10および図11に示すように、実施形態および変形形態の認識部材50aは、第一物品21fの外縁部(リール21aの外周部)よりも外側、且つ、第二物品21sの外縁部(リール21aの外周部)よりも内側に配置されている。
1-4-2.判断部51および撮像部52
判断部51は、認識部材50aを認識できた場合に第一物品21fが載置部40cに載置されていると判断し、認識部材50aを認識できなかった場合に第二物品21sが載置部40cに載置されていると判断する(図7に示すステップS12~ステップS15)。
判断部51は、上記の判断をすることができれば良く、種々の形態をとり得る。実施形態の物品認識装置50は、撮像部52を備えている。撮像部52は、物品21が載置部40cに載置されたときに、認識部材50aが設けられている載置部40cを含む所定領域AR2を撮像装置50bに撮像させる(図7に示すステップS11a)。
撮像装置50bは、所定領域AR2を撮像することができれば良く、公知の撮像装置を用いることができる。既述したように、保管庫40は、読み取り装置40dを備えている。図12に示すように、読み取り装置40dは、載置部40cの上方に設けられている。読み取り装置40dは、開口部41aを介して物品21が保管庫40に入庫したときに、物品21に付されている識別コード22を読み取って、識別情報および物品情報のうちの少なくとも識別情報を取得する。
実施形態の撮像装置50bは、読み取り装置40dと兼用されている。撮像装置50bとして用いられる読み取り装置40dは、物品21の識別情報を取得したときに、物品21が載置部40cに載置されたと判断して、所定領域AR2を撮像する。所定領域AR2は、認識部材50aが設けられている載置部40cの領域を少なくとも含む領域であれば良く、撮像領域は、限定されない。
判断部51は、認識部材50aの認識を試行する(図7に示すステップS12)。物品認識装置50が撮像部52を備える形態では、判断部51は、撮像部52によって取得された画像PC1を画像処理して、認識部材50aの認識の可否を判断する(図7に示すステップS13)。判断部51は、画像PC1に基づいて、認識部材50aの認識の可否を判断することができれば良く、画像処理の方法は、限定されない。例えば、判断部51は、画像PC1を二値化処理して、認識部材50aの認識の可否を判断することができる。
認識部材50aを認識できた場合(ステップS13でYesの場合)、判断部51は、第一物品21fが載置部40cに載置されていると判断する(図7に示すステップS14)。例えば、図10に示す画像PC1には、認識部材50aが撮像されている。よって、判断部51は、認識部材50aを認識することができ、第一物品21fのリール21aが載置部40cに載置されていると判断する。
認識部材50aを認識できなかった場合(ステップS13でNoの場合)、判断部51は、第二物品21sが載置部40cに載置されていると判断する(図7に示すステップS15)。例えば、図11に示す画像PC1には、認識部材50aが撮像されていない。よって、判断部51は、認識部材50aを認識することができず、第二物品21sのリール21aが載置部40cに載置されていると判断する。このように、判断部51は、載置部40cに載置されている第一物品21fまたは第二物品21sを判断することができる。
1-4-3.判断部51および測定部53
変形形態の物品認識装置50は、測定部53を備えている。測定部53は、物品21が載置部40cに載置されたときに、認識部材50aの上方に設けられる測定機器50cから認識部材50aまでの距離L0を測定機器50cに測定させる(図8に示すステップS11b)。測定機器50cは、測定機器50cから認識部材50aまでの距離L0を測定することができれば良く、公知の測定機器を用いることができる。
図12に示すように、測定機器50cは、載置部40cの上方に設けられており、例えば、指向性のある超音波センサなどを用いることができる。例えば、測定部53は、読み取り装置40dが物品21の識別情報を取得したときに、物品21が載置部40cに載置されたと判断することができ、測定機器50cに測定機器50cから認識部材50aまでの距離L0を測定させることができる。
判断部51は、認識部材50aの認識を試行する(図8に示すステップS12)。物品認識装置50が測定部53を備える形態では、判断部51は、測定部53によって取得された測定機器50cから認識部材50aまでの距離L0に基づいて、認識部材50aの認識の可否を判断する(図8に示すステップS13)。例えば、図12の実線で示す第一物品21fのリール21aが載置部40cに載置されている場合、認識部材50aは、露出している。この場合、測定機器50cは、測定機器50cから認識部材50aまでの正規の距離L0を測定することができる。
図12の破線で示す第二物品21sのリール21aが載置部40cに載置されている場合、認識部材50aは、第二物品21sのリール21aによって遮蔽される。この場合、測定機器50cは、測定機器50cから認識部材50aまでの正規の距離L0を測定することができない。具体的には、測定機器50cは、測定機器50cから認識部材50aまでの正規の距離L0に対して、第二物品21sのリール21aの厚み分、短い距離を、測定機器50cから認識部材50aまでの距離L0として測定する。
よって、判断部51は、測定部53によって取得された測定機器50cから認識部材50aまでの距離L0が所定範囲に含まれるときに、認識部材50aを認識できたと判断することができる。判断部51は、測定部53によって取得された測定機器50cから認識部材50aまでの距離L0が所定範囲に含まれないときに、認識部材50aを認識できなかったと判断することができる。例えば、所定範囲は、第一物品21f(第一物品21fのリール21a)が載置部40cに載置されている場合に測定される測定機器50cから認識部材50aまでの正規の距離L0に対して、測定誤差分を増減して設定することができる。
認識部材50aを認識できた場合(ステップS13でYesの場合)、判断部51は、第一物品21fが載置部40cに載置されていると判断する(図8に示すステップS14)。認識部材50aを認識できなかった場合(ステップS13でNoの場合)、判断部51は、第二物品21sが載置部40cに載置されていると判断する(図8に示すステップS15)。この形態においても、判断部51は、載置部40cに載置されている第一物品21fまたは第二物品21sを判断することができる。
1-4-4.複数の認識部材50a
物品認識装置50は、複数の認識部材50aを備えることもできる。図13は、複数(同図では、2つ)の認識部材50aと、物品21(リール21a)の位置関係の一例を示している。例えば、複数(2つ)の認識部材50aは、第一物品21fの外縁部(リール21aの外周部)よりも外側、且つ、第二物品21sの外縁部(リール21aの外周部)よりも内側に配置されている。また、複数(2つ)の認識部材50aは、一対のグリッパGP1,GP2の移動方向(図13の紙面上下方向)と直交する方向(図13の紙面左右方向)において、対称に配置されている。
載置部40cに載置された図13の実線で示す第一物品21f(リール21a)の位置は、適当であり、複数(2つ)の認識部材50aは、すべて露出している。また、載置部40cに載置された第二物品21s(リール21a)の位置は、適当であり、複数(2つ)の認識部材50aは、第二物品21s(リール21a)によって、すべて遮蔽されている。
この形態では、判断部51は、複数(2つ)の認識部材50aをすべて認識できたか否かを判断する(図9に示すステップS13a)。判断部51は、複数(2つ)の認識部材50aをすべて認識できた場合(ステップS13aでYesの場合)に、第一物品21f(リール21a)が載置部40cに載置されていると判断することができる(図9に示すステップS14)。判断部51は、複数(2つ)の認識部材50aをすべて認識できなかった場合(ステップS13aおよびステップS13bでNoの場合)に、第二物品21s(リール21a)が載置部40cに載置されていると判断することができる(図9に示すステップS15)。
載置部40cに載置された図13の破線で示す第一物品21f(リール21a)は、実線で示す第一物品21f(リール21a)と比べて、図13の紙面右方向にずれている。つまり、載置部40cに載置された図13の破線で示す第一物品21f(リール21a)の位置は、不適当であり、複数(2つ)の認識部材50aのうちの一つ(図13の紙面左側の認識部材50a)は、露出している。複数(2つ)の認識部材50aのうちの他の一つ(図13の紙面右側の認識部材50a)は、第一物品21f(リール21a)によって遮蔽されている。また、判断部51は、認識部材50aと異なる異物(例えば、ごみなど)を認識部材50aと誤認識する可能性がある。この場合、判断部51は、複数の認識部材50aの一部を誤認識する場合が多い。
そこで、判断部51は、複数(2つ)の認識部材50aの一部を認識できた場合(図9に示すステップS13bでYesの場合)に、載置部40cに載置された物品21の位置が不適当または認識部材50aの誤認識と判断することができる(図9に示すステップS16)。載置部40cに載置された物品21の位置が不適当な場合には、第一物品21f(リール21a)の位置が不適当な場合が含まれ、第二物品21s(リール21a)の位置が不適当な場合が含まれる。
なお、判断部51は、撮像部52によって取得された画像PC1を画像処理して、認識部材50aの認識の可否を判断することができる(図9に示すステップS11aおよびステップS12)。また、判断部51は、測定部53によって取得された測定機器50cから認識部材50aまでの距離L0に基づいて、認識部材50aの認識の可否を判断することもできる(図8に示すステップS11bおよびステップS12に相当)。
1-4-5.案内部54
案内部54は、判断部51によって物品21の位置が不適当または認識部材50aの誤認識と判断されたときに、作業者に載置部40cの状態を確認させる。
案内部54は、作業者に載置部40cの状態を確認させることができれば良く、種々の形態をとり得る。例えば、保管庫40は、表示装置40eを備えている。案内部54は、作業者に載置部40cの状態を確認するように、表示装置40eに表示させることができる。これにより、作業者は、載置部40cの状態を確認することができる。確認の結果、物品21の位置が不適当な場合、作業者は、物品21の位置を修正する。また、載置部40cに、ごみなどの異物が付着している場合、作業者は、載置部40cを清掃する。
なお、案内部54は、上記の場合に限らず、種々の情報を案内することができる。例えば、案内部54は、物品21の載置状態を案内することができる(図9に示すステップS17)。案内部54は、判断部51によって第一物品21fが載置部40cに載置されていると判断されたとき(図9に示すステップS14の場合)に、第一物品21fが載置部40cに載置されている旨を案内することができる。案内部54は、判断部51によって第二物品21sが載置部40cに載置されていると判断されたとき(図9に示すステップS15の場合)に、第二物品21sが載置部40cに載置されている旨を案内することができる。
同様に、案内部54は、判断部51によって第一物品21fが載置部40cに載置されていると判断されたとき(図7または図8に示すステップS14の場合)に、第一物品21fが載置部40cに載置されている旨を案内することができる。案内部54は、判断部51によって第二物品21sが載置部40cに載置されていると判断されたとき(図7または図8に示すステップS15の場合)に、第二物品21sが載置部40cに載置されている旨を案内することができる。
1-4-6.確認部材50d
確認部材50dは、物品21が載置部40cに載置されていない場合に露出し、物品21が載置部40cに載置された場合に物品21によって遮蔽される。確認部材50dは、載置部40cに設けられる。確認部材50dは、一つであっても良く、複数であっても良い。
確認部材50dは、物品21が載置部40cに載置されていない場合に露出し、物品21が載置部40cに載置された場合に物品21によって遮蔽されれば良く、種々の形態をとり得る。確認部材50dは、認識部材50aと同様の部材を用いることができる。確認部材50dは、形状、大きさ、および、色彩のうちの少なくとも一つが認識部材50aと異なっていても良い。
実施形態および変形形態の確認部材50dは、既述した認識部材50aと同じ部材が用いられている。但し、確認部材50dは、認識部材50aと配置が異なる。確認部材50dは、物品21が載置部40cに載置されていない場合に露出し、物品21が載置部40cに載置された場合に物品21によって遮蔽される位置に配置されている。図13は、確認部材50dと、物品21(リール21a)の位置関係の一例を示している。例えば、確認部材50dは、第一物品21fの外縁部(リール21aの外周部)よりも内側、且つ、第二物品21sの外縁部(リール21aの外周部)よりも内側に配置されている。
同図において、第一物品21f(リール21a)または第二物品21s(リール21a)が載置部40cに載置されていない場合、確認部材50dは、露出している。また、第一物品21f(リール21a)が載置部40cに載置された場合、確認部材50dは、第一物品21f(リール21a)によって遮蔽される。同様に、第二物品21s(リール21a)が載置部40cに載置された場合、確認部材50dは、第二物品21s(リール21a)によって遮蔽される。
そこで、判断部51は、確認部材50dを認識できた場合に物品21(リール21a)が載置部40cに載置されていないと判断し、確認部材50dを認識できなかった場合に物品21(リール21a)が載置部40cに載置されたと判断する。これにより、判断部51は、載置部40cにおける物品21(リール21a)の有無を確認することができる。なお、判断部51は、撮像部52によって取得された画像PC1を画像処理して、確認部材50dの認識の可否を判断することができる。また、判断部51は、測定部53によって取得された測定機器50cから確認部材50dまでの距離に基づいて、確認部材50dの認識の可否を判断することもできる。
2.その他
既述した形態では、主に、物品21がリール21aの場合を例に説明されている。しかしながら、物品21は、例えば、既述したフィーダ21b、部品トレイ21c、これらを収容する収容ケースなどであっても良い。また、物品認識装置50は、三種類以上の物品21を認識することもできる。例えば、第二物品21sよりも外形寸法が大きい物品21を第三物品とする。
この場合、物品認識装置50は、第二物品21sが載置部40cに載置された場合に露出し、第三物品が載置部40cに載置された場合に第三物品によって遮蔽される認識部材50aを備える。判断部51は、上記の認識部材50aを認識できた場合に第二物品21sが載置部40cに載置されていると判断し、上記の認識部材50aを認識できなかった場合に第三物品が載置部40cに載置されていると判断する。このように、物品認識装置50は、既述されている形態と同様にして、三種類以上の物品21を認識することができる。
3.物品認識方法
物品認識装置50について既述されていることは、物品認識方法についても同様に言える。具体的には、物品認識方法は、判断工程を備える。判断部51が行う制御は、判断工程に相当する。判断工程では、認識部材50aを認識することができる。判断工程では、確認部材50dを認識することもできる。物品認識方法は、撮像工程を備えることもできる。撮像部52が行う制御は、撮像工程に相当する。物品認識方法は、測定工程を備えることもできる。測定部53が行う制御は、測定工程に相当する。物品認識方法は、案内工程を備えることもできる。案内部54が行う制御は、案内工程に相当する。
4.実施形態および変形形態の効果の一例
物品認識装置50によれば、認識部材50aおよび判断部51を備える。これにより、物品認識装置50は、保管庫40の載置部40cに載置された外形寸法が異なる物品21を認識することができる。物品認識装置50について上述されていることは、物品認識方法についても同様に言える。
10:対基板作業機、21:物品、21f:第一物品、21s:第二物品、
40:保管庫、40c:載置部、50:物品認識装置、50a:認識部材、
50b:撮像装置、50c:測定機器、50d:確認部材、51:判断部、
52:撮像部、53:測定部、54:案内部、90:基板、AR1:周辺領域、
AR2:所定領域、L0:距離、PC1:画像。

Claims (9)

  1. 基板に所定の対基板作業を行う対基板作業機に用いられる物品が保管庫に入庫したときに一時的に載置される載置部に設けられる部材であって、所定の外形寸法以下の前記物品である第一物品が前記載置部に載置された場合に露出し前記第一物品よりも外形寸法が大きい前記物品である第二物品が前記載置部に載置された場合に前記第二物品によって遮蔽される認識部材と、
    前記載置部に円弧上に設けられる部材であって、前記第二物品を位置決めする複数のピン部材と、
    前記物品の外縁部が検出され、かつ、前記認識部材を認識できた場合に前記第一物品が前記載置部に載置されていると判断し、前記複数のピン部材に沿うように前記物品が載置された状態で前記認識部材を認識できなかった場合に前記第二物品が前記載置部に載置されていると判断する判断部と、
    を備える物品認識装置。
  2. 前記認識部材は、前記認識部材が設けられている前記載置部の周辺領域との間の輝度の差が所定値以上になるように彩色されている請求項1に記載の物品認識装置。
  3. 前記物品認識装置は、前記物品が前記載置部に載置されたときに、前記認識部材が設けられている前記載置部を含む所定領域を撮像装置に撮像させる撮像部を備え、
    前記判断部は、前記撮像部によって取得された画像を画像処理して、前記認識部材の認識の可否を判断する請求項1または請求項2に記載の物品認識装置。
  4. 前記物品認識装置は、前記物品が前記載置部に載置されたときに、前記認識部材の上方に設けられる測定機器から前記認識部材までの距離を前記測定機器に測定させる測定部を備え、
    前記判断部は、前記測定部によって取得された前記測定機器から前記認識部材までの距離に基づいて、前記認識部材の認識の可否を判断する請求項1または請求項2に記載の物品認識装置。
  5. 前記物品認識装置は、複数の前記認識部材を備え、
    前記判断部は、複数の前記認識部材をすべて認識できた場合に前記第一物品が前記載置部に載置されていると判断し、複数の前記認識部材をすべて認識できなかった場合に前記第二物品が前記載置部に載置されていると判断する請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の物品認識装置。
  6. 前記判断部は、複数の前記認識部材の一部を認識できた場合に前記載置部に載置された前記物品の位置が不適当または前記認識部材の誤認識と判断する請求項5に記載の物品認識装置。
  7. 前記判断部によって前記物品の位置が不適当または前記認識部材の誤認識と判断されたときに、作業者に前記載置部の状態を確認させる案内部を備える請求項6に記載の物品認識装置。
  8. 前記物品認識装置は、前記物品が前記載置部に載置されていない場合に露出し前記物品が前記載置部に載置された場合に前記物品によって遮蔽される確認部材を備え、
    前記判断部は、前記確認部材を認識できた場合に前記物品が前記載置部に載置されていないと判断し、前記確認部材を認識できなかった場合に前記物品が前記載置部に載置されたと判断する請求項1~請求項7のいずれか一項に記載の物品認識装置。
  9. 基板に所定の対基板作業を行う対基板作業機に用いられる物品が保管庫に入庫したときに一時的に載置される載置部に設けられる部材であって、所定の外形寸法以下の前記物品である第一物品が前記載置部に載置された場合に露出し前記第一物品よりも外形寸法が大きい前記物品である第二物品が前記載置部に載置された場合に前記第二物品によって遮蔽される認識部材を用いて前記物品を認識する物品認識方法であって、
    前記物品の外縁部が検出され、かつ、前記認識部材を認識できた場合に前記第一物品が前記載置部に載置されていると判断し、前記載置部に円弧上に設けられる部材であって前記第二物品を位置決めする複数のピン部材に沿うように前記物品が載置された状態で前記認識部材を認識できなかった場合に前記第二物品が前記載置部に載置されていると判断する判断工程を備える物品認識方法。
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