JP7700522B2 - 段積み装置、及び、段積み搬出システム - Google Patents
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Description
図1は、第1実施形態にかかる段積み搬出システム1を説明する説明図である。段積み搬出システム1は、弁当又は総菜を詰めた容器、及び、麺類を詰めた容器等が収容された番重FDを、スーパーマーケット及びコンビニエンスストア等の店舗ごとに仕分けるシステムである。より詳細には、段積み搬出システム1は、複数の番重FDを店舗ごとに段積みし、段積みされた複数の番重FDを店舗ごとに搬出するために、搬送車の載置面に複数の番重FDを載置する。本実施形態では、段積み搬出システム1は、搬送車の一例として、無人搬送車(AGV:Automatic Guided Vehicle)CAの載置面CAFに複数の番重FDを載置する。無人搬送車CAは、トラック等の運送車まで複数の番重FDを搬出する。複数の番重FDは、運送車に積み込まれ、店舗まで搬送される。なお、段積み搬出システム1は、無人搬送車CAの替わりに、人力によって移動する台車を有してもよい。
なお、番重FDは、「容器」の一例である。但し、段積み搬出システム1は、番重FDに限らず、段積みが可能なコンテナでもよい。
なお、搬送コンベア4は、「コンベア」の一例である。
なお、回転円板23は、「回転体」の一例である。
なお、4つの把持部21のうち任意の1つの把持部21が「第1把持部」の一例であり、回転支柱26を挟んで当該把持部21とは反対に位置する把持部21が「第2把持部」の一例である。
位置P1は、「第1位置」の一例であり、位置P2は、「第2位置」の一例である。図2に例示される通り、+Z方向から見て、位置P1と、回転軸Azと、位置P2とは、仮想直線L1上に位置する。
なお、4つの把持部21のうち任意の1つの把持部21が位置P1に位置する状態が「第1状態」に相当し、当該把持部21が位置P2まで移動した状態が「第2状態」に相当する。
図3は、把持部21の構成を示す図である。以下の説明では、Z軸に加えて、u軸とv軸とを適宜用いて説明する。u軸に沿う一方の方向を「+u方向」と称し、+u方向の反対方向を「-u方向」と称し、+u方向と-u方向とを、「u軸方向」と総称する。+u方向は、回転軸Azに向かう方向と言える。また、v軸に沿う一方の方向を「+v方向」と称し、+v方向の反対方向を「-v方向」と称し、+v方向と-v方向とを、「v軸方向」と総称する。+v方向は、回転円板23が回転する方向と言える。
なお、u軸方向及びv軸方向は、「水平方向」の一例である。
なお、面213aF及び面213bFは、「第1面」の一例である。
なお、面215aF及び面215bFは、「第2面」の一例である。
なお、直交は、「交差」の一例である。
以下の記載において、Z軸方向における搬送コンベア4の位置を、「コンベア初期位置」と称する。段積み位置Paは、コンベア初期位置に位置する昇降部27の載置面271Fに載置された番重FDの位置であって、上方向から見て、番重FDの重心が位置P1に重なる位置である。
段積み搬出システム1の一連の動作について、図6から図28を用いて説明する。
説明の簡略化のため、図6に示す4回の段積み処理のそれぞれにおいて、段積み数Nは、常に5個であることを前提とする。なお、実際には、段積み数Nは店舗ごとに相違するから、1回の段積み処理の所要期間も、段積み処理ごとに相違し得る。段積み処理、回転処理、及び載置処理の詳細について以下に説明する。
図7及び図8は、段積み処理を示すフローチャートである。制御装置8は、初期設定を実行する(ステップS2)。初期設定として、制御装置8は、昇降コンベア271の位置をコンベア初期位置に設定し、係合部2116を上昇状態に設定し、回転爪2119を開状態に設定し、無人搬送車CAを載置位置P3に位置決めする。但し、無人搬送車CAを載置位置P3に位置決めする処理は、ステップS2で実行しなくともよく、遅くとも載置処理を実行する直前までに実行すればよい。
図22及び図23に、期間T4における回転処理が実行し、把持部21-1を利用した載置処理を実行する直前の段積み搬出システム1の状態を示す。図21及び図22では、図面の煩雑化を避けるため、ガイド部212の表示を省略してある。図23、及び、後述する図25から図28までは、左側に示す図が、+Y方向から-Y方向に段積み搬出システム1を見た図であり、右側に示す図が、-X方向から+X方向に段積み搬出システム1を見た図である。図23に例示されるように、載置処理が実行される前には、無人搬送車CAが載置位置P3に位置決めされている。
以上の説明によれば、第1実施形態における段積み装置2は、把持部21-1(「第1把持部」の一例)と、把持部21-3(「第2把持部」の一例)と、回転円板23(「回転体」の一例)と、駆動部25とを有する。把持部21-1及び把持部21-3は、段積みされた複数の番重FD(「容器」の一例)を把持可能である。回転円板23は、把持部21-1と把持部21-3とを支持し、鉛直方向に沿った回転軸Azを中心に回転可能である。駆動部25は、初期状態(「第1状態」の一例)と、初期状態から回転円板23が180度回転した状態(「第2状態」の一例)とが切り替わるように、回転円板23を回転させる。初期状態は、段積みされた複数の番重FDを拾集する位置P1に把持部21-1が位置し、且つ、段積みされた複数の番重FDを搬出するための位置P2に把持部21-3が位置する。初期状態から回転円板23が180度回転した状態は、位置P1に把持部21-3が位置し、且つ、位置P2に把持部21-1が位置する。
第1実施形態によれば、複数の番重FDの位置決めが位置P1での1回のみであり、位置P2での複数の番重FDの位置決めが不要であるため、段積み処理を実行する段積み装置と載置処理を実行する載置装置とを有する態様と比較して、段積み処理から載置処理までの一連の処理における位置決めの回数を減少できる。番重FDの位置決めの具体的な処理として、例えば、制御装置8は、番重FDの現在の位置を計測し、番重FDが本来載置される位置から現在の位置までの差分を算出し、この差分が許容範囲以下になるまで番重FDの位置を調節する処理を実行する。このように、番重FDの位置決めを実行することには、一定期間を必要とする。第1実施形態では、位置決めの回数が減少できるため、段積み処理から搬出処理までの一連の処理にかかる期間を短縮できる。
また、段積み処理を実行する段積み装置と載置装置とを有する態様では、2つの装置が必要であるが、第1実施形態における段積み装置2により段積み作業と載置作業とを実行できる。従って、第1実施形態は、段積み処理を実行する段積み装置と載置装置とを有する態様と比較して、安価な装置構成を実現できる。
鉛直方向から見て、位置P1と回転軸Azと位置P2とが同一直線上にない態様と比較して、位置P1と位置P2とが離れるため、位置P1にある把持部21が把持する複数の番重FDと、位置P2にある把持部21が把持する複数の番重FDとが接触しにくくなる。
第1実施形態によれば、上方向からみて、複数の番重FDに対して、相異なる2方向の番重FDの位置ずれを抑制できる。特に、複数の番重FDは、回転軸Azを中心に時計回りに回転するため、回転の開始時点では、-v方向の力が複数の番重FDに働き、回転中には、-u方向の遠心力が複数の番重FDに働き、回転の終了時点では+v方向の力が複数の番重FDに働く。このように、複数の番重FDには、様々な方向の力が働くため、相異なる2方向の位置ずれを抑制することにより、1つの方向のみの番重FDの位置ずれを抑制する態様と比較して、番重FDの水平方向の位置ずれを抑制できる。
第1実施形態によれば、面215aFを有するガイド板215a、及び、面215bFを有するガイド板215bによって、最下段に位置する番重FDのX軸方向の位置ずれを抑制できる。更に、+v方向から見て面213aF及び面213bFが係合部2116a及び係合部2116bと重ならないため、面213aFを有するガイド板213aが係合部2116aと接触することを抑制でき、面213bFを有するガイド板213bが係合部2116aと接触することを抑制できる。
第1実施形態によれば、昇降部27が上昇及び下降することにより、複数の番重FDを段積みできる。
第1実施形態によれば、位置決めの回数が減少できるため、段積み処理から載置処理までの一連の処理にかかる期間を短縮できる段積み搬出システム1を提供できる。
本開示は、以上に例示した実施形態に限定されない。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様を併合してもよい。
第1実施形態における段積み処理では、昇降部27が上昇及び下降することにより複数の番重FDを段積みする。一方、第1変形例では、係合部2116の上昇及び下降することにより複数の番重FDを段積みする点が、第1実施形態と異なる。
図30及び図31は、第1変形例における段積み処理を示すフローチャートである。制御装置8は、第1変形例における初期設定を実行する(ステップS52)。第1変形例における初期設定として、制御装置8は、係合部2116を上昇状態に設定し、回転爪2119を開状態に設定し、無人搬送車CAを載置位置P3に位置決めする。
以上の説明によれば、変形例1における段積み搬出システム1Aは、搬送コンベア4Aを有する。上方向から見て、初期状態において搬送コンベア4Aは把持部21-1と重なり、且つ、把持部21-1の下方に搬送コンベア4Aが位置する。把持部21は、段積みされた複数の番重FDのうち最下段の番重FDに係合する係合部2116と、上方向及び下方向に係合部2116を移動させる移動部2110と、を有する。移動部2110は、係合部2116が番重FD-1に係合し、且つ、番重FD-2が搬送コンベア4Aに載置された状態において、係合部2116を下方向に移動させることにより番重FD-1を番重FD-2に積載する。把持部21-1は、番重FD-1が番重FD-2に積載された状態で、係合部2116が番重FD-2に係合することにより、段積みされた番重FD-1及び番重FD-2を把持する。
第1変形例によれば、段積み搬出システム1Aは、昇降部27を有さない分、段積み搬出システム1と比較して、より簡素な構成にできる。
一方、第1実施形態における段積み処理は、ステップS6及びステップS30に示すように、番重FDを上昇させる処理を有するが、番重FDを下降させる処理はない。従って、第1実施形態における段積み処理は、第1変形例における段積み処理と比較して、番重FDを下降させる処理がない分、番重FDに収容された容器が荷崩れする可能性を低減できる。
第1実施形態及び第1変形例におけるガイド板213aの面213aF及びガイド板213bの面213bFは、上昇状態において、+v方向から見て、係合部2116が係合する番重FDと重ならないが、切欠きを有することにより、当該番重FDと重なってもよい。
なお、ガイド板213aB及びガイド板213bBのうち任意の一つが、「第1面を有する部分」に相当する。第1実施形態に記載したように、ガイド部212Bは、単独の部材でもよく、この単独の部材のうち、v軸方向を法線方向とする面を有する部分に切欠きを有すればよい。「ガイド部のうち第1面を有する部分」は、ガイド部212Bが複数の部材から構成される場合に、この複数の部材の1つの部材である意味と、ガイド部212Bが単独の部材から構成される場合に、この単独の部材の一部の部分である意味とを含む概念である。
第1実施形態、第1変形例、及び、第2変形例における段積み装置2は、4つの把持部21を有したが、これに限らなく、2以上の把持部21を有すればよい。例えば、段積み装置2は、2つの把持部21を有してもよい。
第1実施形態、第1変形例、第2変形例、及び、第3変形例では、段積み処理を実行する位置P1と載置処理を実行する位置P2とは、回転軸Azを挟んで互いに反対に位置したが、これに限らない。更に、第1実施形態、第1変形例、第2変形例、及び、第3変形例では、段積み装置2内において、段積み処理を実行する位置P1と、載置処理を実行する位置P2とが1箇所ずつ存在したが、2以上の整数箇所ずつ存在してもよい。
上述の各形態において、把持部21は、係合により番重FDを把持したが、これに限らない。例えば、番重FDが金属によって構成される場合、把持部21は、磁力を発生させることによって番重FDを把持してもよい。又は、把持部21は、一対の挟持片を有し、この一体の挟持片により番重FDを挟持することにより、番重FDを把持してもよい。
上述の各形態において、面213aF及び面213bFの法線方向と、面215aF及び面215bFの法線方向とが、直交したが、交差してもよい。具体的には、+Z方向から見て、番重FDが四角形とは異なる多角形である場合、ガイド部212は、この多角形の複数の辺のそれぞれに沿うガイド板を有してもよい。例えば、+Z方向から見て、番重FDが正五角形である場合、正五角形の5つ辺のそれぞれに沿う5つのガイド板の任意の2つのガイド板の法線方向は、互いに直交せず、交差する。
上述の各形態における段積み処理では、把持部21が把持する1以上の番重FDを、1つの番重FDに積載したが、これに限らない。段積み処理において、段積み装置2は、把持部21が把持する1以上の番重FDを、複数の番重FDに積載してもよい。より具体的には、搬送コンベア4が、予め段積みされた複数の番重FDを搬送してもよい。段積み装置2は、把持部21が把持する1以上の番重FDを、予め段積みされた複数の番重FDの最上段の番重FDに積載する。
なお、予め段積みされた複数の番重FDが、「1以上の容器」の一例である。
Claims (6)
- 段積みされた複数の容器を把持可能な第1把持部と、
段積みされた複数の容器を把持可能な第2把持部と、
前記第1把持部と前記第2把持部とを支持し、鉛直方向に沿った回転軸を中心に回転可能な回転体と、
段積みされた複数の容器を拾集する第1位置に前記第1把持部が位置し、且つ、段積みされた複数の容器を搬出するための第2位置に前記第2把持部が位置する第1状態と、前記第1位置に前記第2把持部が位置し、且つ、前記第2位置に前記第1把持部が位置する第2状態とが切り替わるように、前記回転体を回転させる駆動部と、
を備え、
前記第1把持部は、
段積みされた複数の容器のうち最下段に位置する容器に係合する係合部と、
前記鉛直方向の上方及び前記鉛直方向の下方に前記係合部を移動させる移動部と、
前記移動部によって前記係合部が前記鉛直方向の上方に移動する場合、段積みされた複数の容器が水平方向に移動することを抑制するガイド部と、
を有し、
前記ガイド部は、前記第1把持部が把持する複数の容器の各々の側面に当接する2つの第1面と、前記第1把持部が把持する複数の容器の各々の側面に当接する2つの第2面とを有し、
前記鉛直方向から見て、前記2つの第1面の法線方向と、前記2つの第2面の法線方向とが交差し、
前記移動部によって前記係合部が可動範囲の上端に移動した上昇状態において前記2つの第1面が前記最下段に位置する容器に当接する部分同士の間隔は、前記2つの第1面の鉛直方向の下端同士の間隔より短く、
前記上昇状態において前記2つの第2面が前記最下段に位置する容器に当接する部分同士の間隔は、前記2つの第2面の鉛直方向の下端同士の間隔より短い、
段積み装置。 - 前記鉛直方向から見て、前記第1位置と前記回転軸と前記第2位置とが同一直線上に位置する、
請求項1に記載の段積み装置。 - 前記第1把持部が複数の容器を把持する状態において、前記鉛直方向から見て、前記2つの第1面が前記係合部と重なり、
前記第1把持部が複数の容器を把持する状態において、前記鉛直方向から見て、前記2つの第2面が前記係合部と重ならず、
前記上昇状態において、前記2つの第1面の法線方向から見て、前記2つの第1面が前記係合部と重ならず、
前記上昇状態において、前記2つの第2面の法線方向から見て、前記第1把持部によって把持される複数の容器のうち最下段に位置する容器が前記2つの第2面と重なる、
請求項1に記載の段積み装置。 - 前記ガイド部のうち前記2つの第1面を有する部分は、前記鉛直方向の下端に切欠きを有し、
前記上昇状態において、前記2つの第1面の法線方向から見て、前記係合部の一部又は全部が前記切欠きの内側に位置し、
前記上昇状態において、前記2つの第1面の法線方向から見て、前記最下段に位置する容器が前記2つの第1面と重なる、
請求項3に記載の段積み装置。 - 1以上の容器を載置可能な載置面を有し、前記鉛直方向の上方及び前記鉛直方向の下方に前記載置面を移動させることが可能な昇降部を有し、
前記第1把持部は、
段積みされた複数の容器のうち最下段の容器に係合する係合部を有し、
前記鉛直方向から見て、前記第1状態において前記載置面が前記第1把持部と重なり、且つ、前記第1把持部の下方に前記載置面が位置し、
前記昇降部は、前記係合部が第1容器に係合し、且つ、第2容器が前記載置面に載置された状態において、前記載置面を前記鉛直方向の上方に移動させることにより前記第1容器を前記第2容器に積載し、
前記第1把持部は、前記第1容器が前記第2容器に積載された状態で、前記係合部が前記第2容器に係合することにより、段積みされた前記第1容器及び前記第2容器を把持する、
請求項1又は2に記載の段積み装置。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載の段積み装置と、
前記鉛直方向から見て、1以上の容器を前記第1位置に重なる位置に移動させるコンベアと、
複数の容器を載置可能な載置面を有し、前記鉛直方向から見て、前記第2位置に重なる位置に配置される搬送車と、
を有する段積み搬出システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2021097047A JP7700522B2 (ja) | 2021-06-10 | 2021-06-10 | 段積み装置、及び、段積み搬出システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2021097047A JP7700522B2 (ja) | 2021-06-10 | 2021-06-10 | 段積み装置、及び、段積み搬出システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2022188822A JP2022188822A (ja) | 2022-12-22 |
| JP7700522B2 true JP7700522B2 (ja) | 2025-07-01 |
Family
ID=84532797
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2021097047A Active JP7700522B2 (ja) | 2021-06-10 | 2021-06-10 | 段積み装置、及び、段積み搬出システム |
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Family Cites Families (1)
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2021
- 2021-06-10 JP JP2021097047A patent/JP7700522B2/ja active Active
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