JP7712832B2 - インプリント装置、インプリント方法、および物品の製造方法 - Google Patents

インプリント装置、インプリント方法、および物品の製造方法

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Description

本発明は、インプリント装置、インプリント方法、および物品の製造方法に関する。
半導体デバイスなどを製造するためのリソグラフィ技術として、モールドを用いて基板上のインプリント材を成型するインプリント技術が知られている。インプリント技術では、モールドと基板上のインプリント材とを接触させた状態で当該インプリント材を硬化させ、硬化したインプリント材からモールドを剥離することにより、インプリント材で構成された凹凸パターンを基板上に形成することができる。
インプリント技術では、モールドと基板上のインプリント材とを接触させた時にモールドの凹凸パターンに気泡が残存すると、インプリント材に形成された凹凸パターンに欠損が生じうる。
特許文献1には、当該インプリント材の気泡の残存を低減するため、モールドと基板の少なとも一方を凸形状に変形させてモールドと基板を接触させる方法が開示されている。
特許文献2には、前記インプリント材に形成された凹凸パターンのエッチング加工後のパターン寸法の均一性を高めるために、インプリント材の残膜厚に基づき、インプリント材の塗布量を調整し、凹凸パターンの残膜厚の均一性を高める方法が開示されている。
特開2017-199730号公報 特開2007-296783号公報
モールドと基板の少なくとも一方には、パターン領域を変形しやすくするため、パターン領域とその周辺の厚さが薄くなるように、パターン領域を有する面と反対側にキャビティ(凹部)が形成されうる。しかしながら、キャビティは、例えば製造誤差などにより、キャビティ中心がパターン領域の中心からずれて形成されることがある。インプリント材の残膜厚の均一性の調整方法の一つとして、モールドと基板上のインプリント材が接触した際のインプリント力で調整する方法がある。しかし、インプリント力を与えた時の残膜厚が、前記キャビティ中心のパターン領域の中心からのずれの影響を受け、残膜厚の均一性が低下する課題がある。
そこで、本発明は、インプリント材のパターン領域の残膜厚の均一性を向上させるために有利なインプリント装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一側面としてのインプリント装置は、モールドのパターンを基板上のインプリント材に転写するインプリント装置であって、パターンが形成されたパターン領域を有するモールドと、基板が載置される基板載置面を有する基板保持部と、前記モールドを駆動してインプリント材が塗布された基板に対して3以上の位置で押圧する駆動部と、前記モールドと前記基板の少なくとも一方の対向する側の面を凸形状に変形可能な変形機構と、前記基板載置面に垂直なZ方向における前記モールドの前記パターン領域の位置を計測するモールド計測部と、前記Z方向における前記基板の位置を計測する基板計測部と、前記変形機構によって変形した、前記モールドと前記基板の少なくとも一方の凸形状の頂部と、前記駆動部との、前記基板載置面に平行なXY平面内での距離に基づき、前記駆動部の押圧力を制御する制御部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、インプリント材のパターン領域の残膜厚の均一性を向上することができるインプリント装置を提供することができる。
第一実施形態のインプリント装置を示した図である。 第1実施形態におけるインプリント力によるモールドの変形のイメージ図である。 第1実施形態におけるインプリント力を変形中心とアクチュエータとの距離で制御する場合のフローチャートである。 式(6)(7)(8)の各パラメータの説明図である。 第2実施形態におけるインプリント力によるモールドと基板の変形のイメージ図である。 第2実施形態におけるインプリント力を変形中心とアクチュエータとの距離で制御する場合のフローチャートである。 式(18)の各パラメータの説明図である。
以下に、本発明の好ましい実施形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図において、同一の部材ないし要素については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。また、以下に示す図面は、本実施形態を容易に理解できるようにするために、実際とは異なる縮尺で描かれている場合があることに留意されたい。
<第1実施形態>
図1は第1実施形態のインプリント装置の図である。
インプリント装置は、基板上に供給されたインプリント材をモールドと接触させ、インプリント材に硬化用のエネルギーを与えて硬化させ、インプリント材からモールドを剥離し、インプリント材にモールドの凹凸パターンを形成する装置である。
図1を用いてインプリント装置について説明する。ここでは、基板5が載置される基板載置面に平行で互いに垂直な方向をそれぞれX方向及びY方向、基板載置面に平行な平面をXY面、それに垂直な方向(インプリント装置1の高さ方向)をZ方向として、図1に示すように各軸を決める。
ここでは、インプリント技術の中でも光を照射することでインプリント材を硬化させる光硬化法を採用したインプリント装置1について説明する。
光源2はインプリント処理の際に、インプリント材14を硬化させる光16(例えば、紫外線)を照射する照明手段である。光源2から射出された光16は、光学素子15によって調整された後にインプリント材に照射される。
モールド3は、モールド保持部4に保持され、基板5に対向する面に所定のパターンが形成された型である。モールド3は通常、石英など紫外線を透過することが可能な材料で作製されており、基板側の面(パターン面)には、デバイスパターンとして基板5に転写すべき凹凸パターンが形成されたパターン領域を有する。また、モールド3には、パターン領域を変形しやすくするため、パターン領域とその周辺の厚みが薄くなるように、パターンが形成されたパターン面と反対側にキャビティ(凹部)が形成される。このキャビティは、モールド保持部4によってモールド3が保持されることで、略密封された空間となる。キャビティは、キャビティ内の流体(気体)の圧力を調整する圧力調整部に接続されている。モールド保持部4と、キャビティ(凹部)を有するモールド3と、キャビティ内の圧力を調整する圧力調整部とによって、モールド3のパターン面を凸形状に変形可能な変形機構を構成している。
モールド3のキャビティの内部の圧力を変更することにより、モールド3のパターン領域を基板5に向かって突出した凸形状に変形する。例えば、モールド3と基板5とを近づけてモールド3と基板5上のインプリント材を接触させる際には、圧力調整部は、例えば、キャビティの内部に圧縮空気を供給することにより、キャビティの内部の圧力をその外部の圧力よりも高くする。これにより、圧力調整部は、モールド3のパターン領域を基板5に向かって突出した凸形状に変形させることができ、接触処理においてモールド3とインプリント材との接触領域を徐々に拡げることができる。その結果、インプリント材に接触したモールド3の凹凸パターン(凹部)に気泡が残存することを低減することができ、インプリント処理によってインプリント材に形成されたパターンに欠損が生じることを低減することができる。
モールド保持部4がモールド3を保持した状態で、アクチュエータ17(駆動部)によって、モールド3をZ方向に移動させる駆動機構と、モールド3と基板5の傾きに応じてモールド3を傾ける駆動機構を有する。また、モールド保持部4は、XY平面内でモールド保持部4を移動させる駆動機構を有してもよい。また、モールド保持部4は、モールド3に圧力を与え、モールド3の形状を変形する機構を有する。
基板保持部6は、基板5を真空吸着や静電吸着により保持する基板載置面を有し、かつ、XY平面内に移動可能な保持手段である。基板保持部6はインプリント装置1のステージ定盤12の載置面に沿ってXY平面内で駆動する。この場合は、基板保持部6がXY平面内で駆動した時のZ方向の位置や傾きの基準は、ステージ定盤12となる。ステージ定盤12は、マウント13上に構成されており、インプリント装置1は、床からの振動の影響を受けにくい構造になっている。また、基板保持部6は、基板5をZ方向に移動させる駆動機構や、X軸まわり、Y軸まわりで基板5を回転させる回転機構を有していてもよい。また、基板保持部6は、基板5に圧力を与え、基板5の形状を変形する機構と、モールド計測部8を有する。
モールド計測部8は、モールドの表面内の各位置とモールド計測部8とのZ軸方向の距離(モールドの表面内の各位置のZ軸方向の位置)を計測することができる距離計測器である。基板保持部6がXY平面に沿って移動することによって、モールド計測部8はモールド3の表面内の各位置(全面)を計測可能である。また、モールド計測部8は基板保持部6に搭載される必要はなく、基板保持部6とは異なる機構に設けられていてもよい。その場合も、モールド計測部8がXY平面に沿って移動することでモールド3の表面の各位置を計測することができる。
インプリント装置1には、基板5の表面内の各位置におけるZ軸方向の位置を計測することができる基板計測部9を備える。基板計測部9は、基板5の表面内の各位置と基板計測部9とのZ軸方向の距離を計測することができる距離計測器である。基板保持部6がXY平面に沿って移動することによって、基板計測部9は基板5の表面内の各位置(全面)を計測可能である。基板保持部6がXY平面に沿って移動することなく、基板計測部9がXY平面に沿って移動することによって基板5の各位置の表面を計測してもよい。
インプリント材供給部7は、基板5上にインプリント材14を供給する供給手段である。インプリント材14には、硬化用のエネルギーが与えられることにより硬化する硬化性組成物(未硬化状態の樹脂と呼ぶこともある)が用いられる。硬化用のエネルギーとしては、電磁波、熱等が用いられる。電磁波としては、例えば、その波長が10nm以上1mm以下の範囲から選択される、赤外線、可視光線、紫外線などの光が用いられる。
硬化性組成物は、光の照射により、あるいは、加熱により硬化する組成物である。このうち、光により硬化する光硬化性組成物は、重合性化合物と光重合開始剤とを少なくとも含有し、必要に応じて非重合性化合物または溶剤を含有してもよい。非重合性化合物は、増感剤、水素供与体、内添型離型剤、界面活性剤、酸化防止剤、ポリマー成分などの群から選択される少なくとも一種である。
インプリント材14は、スピンコーターやスリットコーターにより基板上に膜状に付与される。或いは液体噴射ヘッドにより、液滴状、或いは複数の液滴が繋がってできた島状又は膜状となって基板5上に付与されてもよい。インプリント材の粘度(摂氏25度における粘度)は、例えば、1mPa・s以上、100mPa・s以下である。
基板5は、ガラス、セラミックス、金属、半導体、樹脂等が用いられ、必要に応じて、その表面に基板5とは別の材料からなる部材が形成されていてもよい。基板5としては、具体的に、シリコンウエハ、化合物半導体ウエハ、石英ガラスなどである。
モールド搬送装置10は、モールド3をモールド保持部4に搬入したり、インプリント装置1から搬出したりする搬送手段である。また、基板搬送装置11は、基板5を基板保持部6に搬入したり、インプリント装置1から搬出したりする搬送手段である。
従来のインプリント工程では、モールド計測部8でモールド3の表面のZ方向の位置をパターン転写領域の複数点で計測する。また、基板計測部9で基板5の表面のZ方向の位置をパターン転写領域の複数点で計測する。その後、モールド3と基板5の傾きが相対的に平行になるようにアクチュエータ17でモールド3の傾きを調整する。次に、基板5にインプリント材供給部7からインプリント材14を塗布する。その後、モールド3のキャビティ内の圧力(キャビティ圧)を高め、モールド3の凹凸パターンが形成された面を凸形状に変形させる。この状態で、モールド3と基板5の上のインプリント材14を接触させ、キャビティ圧を小さくして、モールド3の凹凸パターンの形成面の凸形状を戻しながらパターン領域の全面を接触させインプリントする。また、モールド3とインプリント材14を接触させた際に、アクチュエータ17でインプリント力を与え、インプリント材14の残膜厚の均一性を調整することができる。
しかしながら、図2に示したように、モールド3のキャビティの製造誤差などにより、キャビティ中心がパターン領域の中心からずれて形成された場合、モールド3の変形中心(Om)がパターン領域の中心からずれて形成される虞がある。それに起因して、押圧位置P1、P2、P3でインプリント力を与えた場合のインプリント材の残膜厚の均一性が低下することがある。インプリント力を与えるアクチュエータ17は、3以上の位置(押圧位置)において、モールド3を基板5に向かう方向(Z方向)に押圧する。
インプリント材の残膜厚の均一性を3箇所で与えるインプリント力で調整する場合において、キャビティ中心とパターン領域中心のズレが残膜厚に与える影響を低減し、残膜厚の均一性を向上する方法について説明する。
前記インプリント工程において、モールド3を平坦にした状態(キャビティ圧が与えられていない状態)で、モールド計測部8でモールド3の表面のZ方向における位置をパターン領域の複数点で計測する。また、基板計測部9で基板5の表面のZ方向における位置をパターン転写領域の複数点で計測し、モールド3と基板5の傾きが相対的に平行になるようにアクチュエータ17でモールド3の傾きを調整する。ここでは、傾きの調整はアクチュエータ17でモールド3を移動させて実施する形態として説明する。しかし、本発明はこれに限定されることはなく、基板保持部6を移動させて平行度を調整するようにしてもよい。
続いて、モールド3にキャビティ圧を与え、モールド3のパターン領域の面を基板5に対して凸形状に変形させる。この状態で、モールド計測部8で、モールド3の表面のZ方向の位置をパターン領域の複数点で計測し、モールド3の変形中心の座標を求める。ここで、変形中心とは、モールド3の基板5側の表面(XY平面)の各位置におけるZ方向の位置が最も基板側となる(Z位置が最も小さい)位置であり、変形中心の座標はその位置のXY座標である。
次に、基板5にインプリント材供給部7から供給されるインプリント材14を塗布する。その後、モールド3にキャビティ圧を与え凸形状に変形させた状態で、モールド3と基板5の上のインプリント材14を接触させた後、キャビティ圧を小さくしながらパターン領域の全面を接触させインプリントする。
モールド3とインプリント材14を接触させた際のインプリント力は、次のように設定される。モールド3の変形中心から各アクチュエータ17の位置へのXY平面内でのベクトルと該アクチュエータ17の押圧力の分配比との積、の和がゼロとなるように各アクチュエータ17の押圧力の分配比を設定する。ここで、モールド3の変形中心とは、凸形状の頂部の位置である。例えば3箇所に配置されたアクチュエータ17でインプリント力が与えられる場合、モールド3の変形中心から第nアクチュエータ17の位置へのXY平面内でのベクトルをVn(=(Xn,Yn))とし、第nアクチュエータの押圧力の分配比をRnとするとき、
を満たすように各アクチュエータ17の押圧力の分配比Rn(n=1、2、3)を決定する。式(1)は、X成分、Y成分に分解すると、
である。
このように、モールド3の変形中心と各アクチュエータ17の位置との関係に基づいて、各アクチュエータ17の押圧力の分配比を設定する。それによって、モールド3の変形中心とパターン領域中心のズレが残膜厚に与える影響を低減し、残膜厚の均一性を向上させることができる。
ここで、3つのアクチュエータ17とモールド3の変形中心とを結ぶ3本の線分間の角度が120度で近似できる場合は、次のように簡易的に分配比を得ることができる。モールド3の変形中心と3箇所のアクチュエータ17の位置との基板載置面に平行な平面内での距離をそれぞれLn(n=1、2、3)としたとき、第nアクチュエータ17の押圧力の分配比Rn(n=1、2、3)は、
と設定するとよい。このように、モールド3の変形中心から各アクチュエータ17の位置への距離(の逆比)に基づき各アクチュエータ17の押圧力を制御する。それによって、モールド3のキャビティ中心とパターン領域中心のズレが残膜厚に与える影響を低減し、残膜厚の均一性を向上することができる。
なお、3つのアクチュエータ17とモールド3の変形中心とを結ぶ3本の線分間の角度が120度で近似できるとは、110~130度の角度範囲である場合を指すものとする。さらにこの角度範囲は、好ましくは115~125度、より好ましくは118~122度、さらにより好ましくは119~121度であるとよい。
図3を参照しながら第1実施形態に係る第1実施例のインプリント装置によるインプリント方法を説明する。本発明のインプリント方法は、図3のフローチャートに示された処理フローに従い、不図示の制御装置(制御部)によって制御され実行される。ここで、第1実施例のインプリント装置は、3つのアクチュエータ17がXY平面内で構成する三角形の中に、モールド3のキャビティの中心が位置するように構成されている。
最初にS101で、モールド3のパターン面を平坦にした状態(キャビティ内に圧力をかけない状態)で、モールド保持部4または基板保持部6をXY平面内で移動させながら、モールド計測部8でモールド3のZ方向の位置をパターン領域の複数点で計測する。また、基板計測部9で基板5のZ方向の位置をパターン転写領域の複数点で計測する。
S102において、モールド3と基板5の互いに対向する面の傾きが相対的に平行になるようにアクチュエータ17でモールド3の傾きを調整する。
S103において、モールド3にキャビティ圧を与え、基板5に対向するパターン面を凸形状に変形させる。
S104において、モールド3のパターン面を凸形状に変形させた状態で、モールド計測部8で、モールド計測部8とモールド3との距離(モールド3の基板5と対向する面のZ方向の位置)をパターン領域の複数点で計測し、モールド3の変形中心(頂部)の座標を取得する。
S105において、基板5にインプリント材供給部7から供給されたインプリント材14を塗布する。
S106において、モールド3が凸形状に変形した状態で、モールド3と基板5の上のインプリント材14を接触させ、キャビティ圧を小さくしながらパターン領域の全面を接触させる。
次に、S107において、モールド3とインプリント材14を接触させて押圧するインプリント力を、モールドの変形中心と其々のアクチュエータとの距離の逆比に基づくインプリント力で、3つのアクチュエータ17それぞれを制御する。式(6)(7)(8)のLm1,Lm2,Lm3は、図4に示した通り、モールド3の変形中心と3つのアクチュエータそれぞれの押圧位置との基板載置面に平行な平面内における距離である。また、3つのアクチュエータ17のインプリント力の合計値をF、3つのアクチュエータのインプリント力をそれぞれF1、F2、F3とする。
F1+F2+F3=F (9)
次に、S108において、光源2からの光16(例えば、紫外線)をインプリント材14に照射して硬化させる。
その後、S109において、モールド3をインプリント材14から剥離し、インプリント材14にモールドの凹凸パターンを形成する。
このように、モールド3の変形中心から各アクチュエータ17の位置への距離(の逆比)に基づき押圧力の分配比を制御することで、モールド3の変形中心とパターン領域中心のズレが残膜厚に与える影響を低減し、残膜厚の均一性を向上することができる。
本実施例では、モールド3にキャビティ圧を与え凸形状に変形した状態で、モールド3と基板5の上のインプリント材14を接触させたが、本発明はこれに限定されることはない。モールド3ではなく、基板5がモールド3側の面を凸形状に変形させる機構を有し、モールド3に対向する側の面が凸形状に変形した基板5の上のインプリント材14とモールド3とが接触する構成としてもよい。すなわち、モールド3と基板5のいずれか一方が対抗する側の面を凸形状に変形させる機構を有するものとしてもよい。
第1実施例では、3つのアクチュエータ17がXY平面内で構成する三角形の中に、モールド3のキャビティの中心が位置するように構成されているが、3つのアクチュエータ17とモールド3の変形中心とを結ぶ3本の線分は互いに110~130度の範囲の角度である。前記角度は、好ましくは115~125度、より好ましくは118~122度、さらにより好ましくは119~121度であるとより好適に本発明の効果を享受することができる。
<第2実施形態>
図1を用いて、モールド3と基板5の両方にキャビティ圧を与え変形させてインプリントする本発明の第2実施形態について説明する。
第2実施形態では第1実施形態の構成に加えて、モールド3だけでなく、基板5もモールド3側の面を凸状に変形させる機構を有することが異なる。すなわち、不図示の圧力調整部は、基板5のモールド3側の面を凸形状に変形させるような、基板保持部6と基板保持部6に吸着された基板5との間に形成される略密閉された空間(キャビティ(凹部))内の流体(気体)の圧力も調整する。モールド保持部4と、モールド3と、基板保持部6と、キャビティ内の圧力を調整する圧力調整部とによって、モールド3のパターン面と基板5とを凸形状に変形する変形機構を構成している。
従来のインプリント工程では、モールド計測部8でモールド3の表面のZ方向の位置をパターン転写領域の複数点で計測する。また、基板計測部9で基板5の表面のZ方向の位置をパターン転写領域の複数点で計測する。その後、モールド3と基板5の傾きが相対的に平行になるようにアクチュエータ17でモールド3の傾きを調整する。次に、基板5にインプリント材供給部7からインプリント材14を塗布する。その後、モールド3と基板5の両方にキャビティ圧を与え凸形状に変形した状態で、モールド3と基板5の上のインプリント材14を接触させ、キャビティ圧を小さくしながらパターン領域の全面を接触させインプリントする。また、モールド3とインプリント材14を接触した際に、3つのアクチュエータ17でインプリント力を与え、インプリント材14の残膜厚の均一性を調整することができる。
しかしながら、図5に示したように、キャビティの製造誤差などにより、キャビティ中心がパターン領域の中心からずれて形成された場合、モールド3の変形中心(Om)及び基板5の変形中心(Os)がパターン領域の中心からずれて形成される虞がある。それに起因して、インプリント力を与えた場合のインプリント材14の残膜厚の均一性が、低下することがある。インプリント力を与えるアクチュエータ17は、少なくとも3箇所の位置において、モールド3を基板5の方向(Z方向)に押圧する。
インプリント材14の残膜厚の均一性を3箇所で与えるインプリント力で調整する場合において、キャビティ中心とパターン領域中心のズレが残膜厚に与える影響を低減し、残膜厚の均一性を向上する方法について説明する。
前記インプリント工程において、モールド3を平坦にした状態(モールド3へのキャビティ圧が与えられていない状態)で、モールド計測部8でモールド3の表面のZ方向における位置をパターン領域の複数点で計測する。また、基板5を平坦にした状態(基板保持部6へのキャビティ圧が与えられていない状態)で、基板計測部9で基板5の表面のZ方向における位置をパターン転写領域の複数点で計測する。計測結果に基づきモールド3と基板5の傾きが相対的に平行になるようにアクチュエータ17でモールド3の傾きを調整する。ここでは、傾きの調整はアクチュエータ17でモールド3を移動させて実施する形態として説明するが、本発明はこれに限定されることはなく、基板保持部6を移動させて平行度を調整するようにしてもよい。
続いて、モールド3にキャビティ圧を与え、モールド3のパターン領域の面を基板5に対して凸形状に変形させる。この状態で、モールド計測部8で、モールド3との距離(モールド3の表面のZ方向の位置)をパターン領域の複数点で計測し、モールド3の変形中心の座標を求める。ここで、変形中心とは、モールド3の基板5側の表面(XY平面)のZ方向における位置が最も基板側となる(Z位置が最も小さい)XY座標の位置である。
更に、基板5側にもキャビティ圧を与え、基板5のモールド3側の面を凸形状に変形させた状態で、基板計測部9で、基板5との距離(基板5の表面のZ方向の位置)をパターン転写領域の複数点で計測し、基板5の変形中心の座標を求める。ここで、変形中心とは、基板5のモールド3側の表面(XY平面)のZ方向における位置が最もモールド3側となる(Z位置が最も大きい)XY座標の位置である。
次に、基板5にインプリント材供給部7からインプリント材14を塗布する。その後、モールド3と基板5の両方にキャビティ圧を与え凸形状に変形させた状態で、モールド3と基板5の上のインプリント材14を接触させた後、モールド3と基板5のキャビティ圧を小さくしながらパターン領域の全面を接触させインプリントする。
モールド3とインプリント材14を接触させた際のインプリント力を次のように設定する。
モールド3の変形中心から各アクチュエータ17の位置へのXY平面内でのベクトルと該アクチュエータ17の押圧力の第1分配比との積、の和がゼロとなるように各アクチュエータ17の押圧力の第1分配比を設定する。例えば3箇所に配置されたアクチュエータ17でインプリント力が与えられる場合、モールド3の変形中心から第nアクチュエータ17の位置へのXY平面内でのベクトルをVmn(=(Xmn,Ymn))(n=1、2、3)とし、第nアクチュエータの押圧力の第1分配比をRmn(n=1、2、3)とするとき、
を満たすように各アクチュエータ17の押圧力の第1分配比Rmnを決定する。式(10)は、X成分、Y成分に分解すると、
である。
同様に、基板5の変形中心から各アクチュエータ17の位置へのXY平面内でのベクトルと 該アクチュエータ17の押圧力の第2分配比との積の和がゼロとなるように各アクチュエータ17の押圧力の第2分配比を設定する。3つのアクチュエータ17でインプリント力が与えられる場合、基板5の変形中心から第nアクチュエータ17の位置へのXY平面内でのベクトルをVsn(=(Xsn,Ysn))(n=1、2、3)とし、第nアクチュエータの押圧力の第2分配比をRsn(n=1、2、3)とするとき、
を満たすように各アクチュエータ17の押圧力の第2分配比Rsnを決定する。式(14)は、X成分、Y成分に分解すると、
である。
以上より、3つのアクチュエータ17で与えられるインプリント力Fは、第nアクチュエータ17(n=1、2、3)に対して、分配比Rn=Rmn+Rsn、で分配するように制御される。
このように、モールド3の変形中心と各アクチュエータ17の位置との関係と、基板5の変形中心と各アクチュエータ17の位置との関係とに基づいて、各アクチュエータ17の押圧力の分配比を設定する。これにより、モールド3のキャビティ中心とパターン領域中心のズレが残膜厚に与える影響を低減し、残膜厚の均一性を向上させることができる。
ここで、3つのアクチュエータ17とモールド3の変形中心とを結ぶ3本の線分間の角度と、3つのアクチュエータ17と基板5の変形中心とを結ぶ3本の線分間の角度が、120度で近似できる場合は、次のように簡易的に分配比を得ることができる。モールド3の変形中心と3つのアクチュエータ17の位置との間の距離をそれぞれLmn(n=1、2、3)として、基板5の変形中心と3つのアクチュエータ17のそれぞれの押圧位置との基板載置面に平行な平面内における距離をそれぞれLsn(n=1、2、3)としたとき、第nアクチュエータ17の押圧力の分配比Rn(n=1、2、3)は、
と設定するとよい。このように、モールド3と基板5の変形中心とアクチュエータとの距離(の逆比)に基づき各アクチュエータ17の押圧力を制御する。これにより、モールド3と基板5のキャビティ中心とパターン領域中心のズレが残膜厚に与える影響を低減し、残膜厚の均一性を向上することができる。
なお、3つのアクチュエータ17とモールド3及び基板5の変形中心とを結ぶ3本の線分間の角度が120度で近似できるとは、110~130度の角度範囲である場合を指すものとする。さらにこの角度範囲は、好ましくは115~125度、より好ましくは118~122度、さらにより好ましくは119~121度であるとよい。
図6、7を参照しながら第2実施形態に係る第2実施例のインプリント装置によるインプリント方法を説明する。本発明のインプリント方法は、図6のフローチャートに示された処理フローに従い、不図示の制御装置(制御部)によって制御され実行される。ここで、第2実施例のインプリント装置は、3つのアクチュエータ17がXY平面内で構成する三角形の中に、モールド3のキャビティの中心及び基板5のキャビティの中心が位置するように構成されている。
最初にS201で、モールド3のパターン面を平坦にした状態(キャビティ内に圧力をかけない状態)で、モールド保持部4または基板保持部6をXY平面内で移動させながら、モールド計測部8でモールド3のZ方向の位置をパターン領域の複数点で計測する。
S202において、基板5を平坦にした状態(キャビティ内に圧力をかけない状態)で、基板計測部9で基板計測部9と基板5との距離(基板5のZ方向の位置)をパターン転写領域の複数点で計測する。
S203において、モールド3と基板5の互いに対向する面の傾きが相対的に平行になるようにアクチュエータ17でモールド3の傾きを調整する。
S204において、モールド3にキャビティ圧を与え、基板5に対向するパターン面を凸形状に変形させる。
S205において、基板5側にもキャビティ圧を与え、モールド3に対向する基板5の面を凸形状に変形させる。
S206において、モールド3の基板5と対向する面を凸形状に変形させた状態で、モールド計測部8で、モールド計測部8とモールド3との距離(モールド3のZ方向の位置)をパターン領域の複数点で計測し、モールドの変形中心(頂部)の座標を取得する。
S207において、基板5のモールド3と対向する面を凸形状に変形させた状態で、基板計測部9で、基板計測部9と基板5との距離(基板5の面のZ方向の位置)をパターン転写領域の複数点で計測し、基板5の変形中心の座標を求める。
S208において、基板5にインプリント材供給部7からインプリント材14を塗布する。
S209において、モールド3と基板5の両方にキャビティ圧を与え凸形状に変形させた状態で、モールド3と基板5の上のインプリント材14を接触させた後、双方のキャビティ圧を小さくしながらパターン領域の全面を接触させる。
S210において、モールド3とインプリント材14を接触した際のインプリント力を、モールド3と基板5の其々の変形中心と、其々のアクチュエータ17との距離の逆比に基づくインプリント力で、3つのアクチュエータ17それぞれを制御する。式(19)(20)(21)のLm1,Lm2,Lm3,Ls1,Ls2,Ls3は、図7に示した通り、モールド3(図7(a))と基板5(図7(b))の其々の変形中心と、其々のアクチュエータ17の押圧位置との基板載置面に平行なXY面内での距離である。また、3つのアクチュエータ17のインプリント力の合計値をF、其々のアクチュエータ17のインプリント力を(F1、F2、F3)とする。
F1+F2+F3=F (22)
次に、S211において、光源2からの光16(例えば、紫外線)をインプリント材14に照射して硬化させる。
その後、S212において、モールド3をインプリント材14から剥離し、インプリント材14にモールドの凹凸パターンを形成する。
このように、モールド3の変形中心から各アクチュエータ17の位置への距離の逆比、及び、基板5の変形中心から各アクチュエータ17の位置への距離の逆比に基づき各アクチュエータ17の押圧力の分配比を設定して制御する。これにより、モールド3のキャビティ中心とパターン領域中心のズレが残膜厚に与える影響を低減し、残膜厚の均一性を向上させることができる。
第2実施例のインプリント装置は、3つのアクチュエータ17がXY平面内で構成する三角形の中に、モールド3及び基板5のキャビティの中心が位置するように構成されている。また、3つのアクチュエータ17とモールド3の変形中心とを結ぶ3本の線分が互いに110~130度の範囲の角度となり、3つのアクチュエータ17と基板5の変形中心とを結ぶ3本の線分が互いに110~130度の範囲の角度となる。前記110~130度の角度範囲は、好ましくは、115~125度、より好ましくは118~122度、さらにより好ましくは119~121度であるとより好適に本発明の効果を享受することができる。
<物品の製造方法の実施形態>
本発明の実施形態にかかる物品の製造方法は、例えば、半導体デバイス等のマイクロデバイスや微細構造を有する素子等の物品を製造するのに好適である。インプリント装置を用いて成形した硬化物のパターンは、各種物品の少なくとも一部に恒久的に、或いは各種物品を製造する際に一時的に、用いられる。
物品とは、電気回路素子、光学素子、MEMS、記録素子、センサ、或いは、型等である。電気回路素子としては、DRAM、SRAM、フラッシュメモリ、MRAMのような、揮発性或いは不揮発性の半導体メモリや、LSI、CCD、イメージセンサ、FPGAのような半導体素子等が挙げられる。型としては、インプリント用のモールド等が挙げられる。硬化物のパターンは、上記物品の少なくとも一部の構成部材として、そのまま用いられるか、或いは、レジストマスクとして一時的に用いられる。基板の加工工程においてエッチング又はイオン注入等が行われた後、レジストマスクは除去される。
本実施形態の物品の製造方法は、基板に塗布された樹脂に上記のインプリント装置を用いてパターンを形成する工程(基板にインプリント処理を行う工程)と、かかる工程でパターンを形成された基板を加工する工程とを含む。更に、かかる製造方法は、他の周知の工程(酸化、成膜、蒸着、ドーピング、平坦化、エッチング、レジスト剥離、ダイシング、ボンディング、パッケージング等)を含む。本実施形態の物品の製造方法は、従来の方法に比べて、物品の性能・品質・生産性・生産コストの少なくとも1つにおいて有利である。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
1 インプリント装置
3 モールド
6 基板保持部
8 モールド計測部
9 基板計測部
14 インプリント材
17 アクチュエータ(駆動部)

Claims (11)

  1. モールドのパターンを基板上のインプリント材に転写するインプリント装置であって、
    パターンが形成されたパターン領域を有するモールドと、
    基板が載置される基板載置面を有する基板保持部と、
    前記モールドを駆動してインプリント材が塗布された基板に対して3以上の位置で押圧する駆動部と、
    前記モールドと前記基板の少なくとも一方の対向する側の面を凸形状に変形可能な変形機構と、
    前記基板載置面に垂直なZ方向における前記モールドの前記パターン領域の位置を計測するモールド計測部と、
    前記Z方向における前記基板の位置を計測する基板計測部と、
    前記変形機構によって変形した、前記モールドと前記基板の少なくとも一方の凸形状の頂部と、前記駆動部との、前記基板載置面に平行なXY平面内での距離に基づき、前記駆動部の押圧力を制御する制御部と、を有することを特徴とするインプリント装置。
  2. 前記変形機構は、前記モールドの前記基板に対向する側の面を凸形状に変形可能であり、
    前記制御部は、前記変形機構によって変形した前記モールドの前記凸形状の頂部と、前記駆動部との前記XY平面における距離とに基づき、前記駆動部の前記押圧力を制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のインプリント装置。
  3. 前記変形機構は、前記基板の前記モールドに対向する側の面を凸形状に変形可能であり、
    前記制御部は、前記変形機構によって変形した、前記基板保持部に保持された前記基板の前記凸形状の頂部と、前記駆動部との前記XY平面における距離に基づき、前記駆動部の前記押圧力を制御する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のインプリント装置。
  4. 前記駆動部は互いに異なる位置に配置されている複数のアクチュエータを含み、
    前記制御部は、前記変形機構によって変形した、前記モールドと前記基板のうちの少なくとも一方の前記凸形状の前記頂部と、前記複数のアクチュエータのそれぞれとの前記XY平面における距離に基づき前記複数のアクチュエータそれぞれの前記押圧力を制御する、
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか一項に記載のインプリント装置。
  5. 前記駆動部は3つのアクチュエータを有することを特徴とする請求項4に記載のインプリント装置。
  6. 前記モールドの前記凸形状の前記頂部は、前記変形機構によって凸形状に変形された前記モールドの面の前記パターンが形成された領域の複数の位置において、前記モールド計測部で計測されたZ方向の位置に基づいて得られることを特徴とする請求項3に記載のインプリント装置。
  7. 前記基板の前記凸形状の前記頂部は、前記変形機構によって凸形状に変形された前記基板の面の前記パターンの転写領域の複数の位置において、前記基板計測部で計測されたZ方向の位置に基づいて得られることを特徴とする請求項4に記載のインプリント装置。
  8. 前記制御部は、前記変形機構によって変形した、前記モールドと前記基板のうちの少なくとも一方の前記凸形状の頂部と、前記駆動部との前記XY平面内での距離の逆比に基づき、前記駆動部の前記押圧力を制御することを特徴とする請求項2に記載のインプリント装置。
  9. モールドと基板の少なくとも一方の対向する側の面を凸形状に変形可能なインプリント装置を用いた、モールドのパターンを基板上のインプリント材に転写するインプリント方法であって、
    モールドと基板の少なくとも一方の対向する側の面を凸形状に変形させていない前記モールドと前記基板の互いに対向する面の平行度を調整し、
    前記モールドと前記基板の少なくとも一方の対向する側の面を凸形状に変形させ、
    凸形状に変形した前記モールドと前記基板の少なくとも一方の対向する側の面の凸形状の頂部の位置を取得し、
    パターンが形成されたパターン領域を有するモールドをインプリント材が塗布された基板に対して3以上の押圧位置で押圧し、
    前記凸形状に変形した前記モールドと前記基板のうちの少なくとも一方の凸形状の頂部と、前記3以上の押圧位置との、前記基板が載置される面に平行な面内での距離に基づき、前記3以上の押圧位置での押圧力を制御する、
    ことを特徴とするインプリント方法。
  10. 前記3以上の押圧位置での押圧力は、前記凸形状に変形した前記モールドと前記基板のうちの少なくとも一方の凸形状の頂部と、前記3以上の押圧位置との、前記基板が載置される面に平行な面内での距離の逆比に基づき制御されることを特徴とする請求項9に記載のインプリント方法。
  11. 請求項1から8までのいずれか一項に記載のインプリント装置を用いて基板にパターンを形成する工程と、
    前記工程で前記パターンが形成された前記基板を加工する工程と、
    を有することを特徴とする物品の製造方法。
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