JP7724507B2 - ウインチ装置 - Google Patents
ウインチ装置Info
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Description
図1及び図2に示すように、本実施形態に係るウインチ装置10は、手動ハンドル式駆動部20と、回転軸12と、ハウジング14と、スプール28(スプールはドラムともいう)と、減速機18と、牽引部材22と、伝達シャフト26と、を構成部材として有する。なお、本発明では、これに限らず、所要の牽引力が比較的小さい用途に対しては、減速機を省略した構成であってもよい。手動ハンドル式駆動部20は、牽引動力の発生源である。回転軸12は、牽引動力の入力部である。
本実施形態において用いられたパレット30は、フォーク差込口を有するフォークリフト用パレットである。パレット30の寸法は、JIS標準の1100mm×1100mm×144mmであるが、本発明に係るウインチ装置を用いるパレットの構造や寸法は、これに限らず、運送用装置に搭載でき、荷台上で横引きできる限り、任意であり、例えば、シートパレットでもよく、また、荷物がロープ掛け梱包等で牽引部材を連結できる手掛かりを有している場合には、パレット等に搭載されていないばら積みの荷物であってもよい。
本実施形態では、ウインチ装置10の全体的な大きさ及び各構成部材の大きさは、図1にそのサイズのイメージが示されている。なお、本発明に係るウインチ装置の全体的大きさ及び各構成部材の大きさは、これに限らず、フォークリフトに取付けることができる限り、適宜設定できるが、フォークリフトの運転者の視界を過度に遮らないよう、また、フォークリフトの車体より過度にはみ出して走行時の安全を損なわないよう、出来るだけ小さくすることが好ましい。
本実施形態に係るバックレスト94は、フォークリフト90のマスト92に取付けられフォーク98と共にマストに沿って上下動する、フォークリフト90の構成部材である。バックレスト94は、フォーク98に載置された荷物32がマスト92に直接衝突して破損することやマスト92の後側に落下することを抑制するために設けられた部材であるが、バックレスト94の下部には、上レール96Aと下レール96Bとが設けられている。
本実施形態に係る手動ハンドル式駆動部20は、図1及び図2に示すように、フォークリフト90のバックレスト94に直接取付けられているハウジング14の外側面に取付けられ、バックレスト94の幅方向の左右いずれか端部より外側に位置するように配置される。なお、本発明においては、駆動部の取付位置は、これに限らず、例えば、バックレストの枠体に前方に突出するハウジング取付板を取付け、その外側面にハウジングを取付け、そのハウジングの外側面に駆動部を取付けてもよい。
本実施形態では、ウインチ11の構成部材である回転軸12は、円筒状部材である。なお、本発明では、回転軸の形状は、これに限らず、両端部に接続される構成部材に駆動力を伝達できる限り、例えば、円柱状、角柱状、クランクシャフト状その他任意の形状でよい。回転軸12の外端部(図3中の右端部)には、作業者が把持して回転運動操作をする手動ハンドル式駆動部20が取付けられる。
本実施形態に係るハウジング14は、回転軸12を貫通部の壁面に設けた軸受24により回転自在に支持する。ハウジング14の内部空間には、減速機18が設置され、減速機18の入力ギアのギア軸とハウジング14の壁面を貫通した回転軸12とが連結されている。本実施形態では、ハウジング14は、直方体状の筐体である。
本実施形態に係る減速機18は、歯数の少ない平歯車の入力ギアと歯数の多い平歯車の出力ギアを組み合わせた構成とされており、ハウジング14の内部に収納され設置された状態で、バックレスト94において幅方向(図2中の上下方向)における一端側(図2中の下側)の端部の外面(すなわち、外側面)において手動ハンドル式駆動部20に隣接する位置に配置される。減速機18の入力ギアには、ハウジング14の筐体外側面に取付けられた手動ハンドル式駆動部20により回転軸12を介して、手動ハンドル式駆動部20で発生する回転動力が入力される。
本実施形態に係る伝達シャフト26は、減速機18の出力軸に連結される。図3に示すように、伝達シャフト26は、バックレスト94の幅方向(図3中の左右方向)に沿って延在する。伝達シャフト26は、バックレスト94の上部横桟94Aの前面に設けられた軸受24によって回転自在に支持される。
図3に示すように、本実施形態では、スプール28は、伝達シャフト26に間隔を開けて2個取付けられ、伝達シャフト26を介して減速機18の出力ギア(不図示)のギア軸に連結され、回転力が付与される。スプール28は、伝達シャフト26を介してバックレスト94に取付けられる。スプール28は、伝達シャフト26に固定され、伝達シャフト26の回転に連動して、牽引部材22を巻き取る。スプール28は、牽引部材22に連結された荷物を牽引する。
本実施形態では、牽引部材22は、スプール28の略円筒状の巻胴部(不図示)に一端(図2中の右端)が取付けられて固定され、他端(図2中の左端)に設けられた係合部(不図示)と荷物32側の被係合部(不図示)とを係合させることにより荷物32に連結される。本実施形態における牽引部材22としては、図2においてスプール28に巻掛けられた状態で示されているように、ベルトが用いられる。
なお、本実施形態では、スプール28と牽引部材22との係合方法として、前述した方法とは異なる他の形態も実施しており、すなわち、図4に示すように、牽引部材22の一端をスプール28の巻胴部28Aに固定する方法として、円筒状の巻胴部28Aの周囲の一部分を軸方向に沿って削って平面状にし、その平面部分である平面部28A1にビス孔を3箇所設けると共に、牽引部材22のベルトの一端を折り返して二重にし、二重部分22Aを形成する。また、樹脂製の糸を用いて縫合部23で縫合することによって、二重部分22Aの一体性を高める。
本実施形態では、軸受24は、バックレスト94の上部横桟94Aの前面に直接取付けられているが、本発明では、軸受の取り付け位置及び取付方法は、これに限らず、例えば、図5及び図6に示すように、下レール96Bに取付具50を取付け、取付けられた取付具50の支持部52の取付面に軸受24が取り付けられてもよい。
次に、図7~図9を参照しつつ、本実施形態に係るウインチ装置10を用いた荷下ろし方法を説明する。
本実施形態では、ウインチ11の構成部材の一つである手動ハンドル式駆動部20が、フォークリフト90が本来備えているバックレスト94に取付けられ、バックレスト94の幅方向の一端部より外側に位置するよう配置される。このように、例えば特開2002-167191号公報に示されている鞘フォークと鞘フォーク用のバックレストとのような、フォークリフト90が本来備えているフォーク98とバックレスト94とは別の部材の付加を必要とすることなく、ウインチ11の構成部材をフォークリフト90に取付けることができる。
本発明は上記に開示した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。本発明から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかになると考えられるべきである。
次に、変形例に係るウインチ装置10Aを、図10~図12を参照しつつ説明する。変形例に係るウインチ11は、本実施形態と略同様に、手動ハンドル式駆動部20と、回転軸12と、連結シャフト27と、ハウジング14と、減速機18と、スプール28と、を備えている。
変形例に係るウインチ装置10Aにおいても、本実施形態の場合と同様、簡易な構造で、荷台42から荷物32を容易に引き出すことができる。また、変形例では、減速機18が、バックレスト94の幅方向の中央部に取付けられる。このため、例えば減速機18がバックレスト94の幅方向の端部に取付けられる場合に比べてフォークリフト90全体の重心の安定化を図り易い。変形例における他の作用効果は、本実施形態の場合と同様である。
11 ウインチ
12 回転軸
14 ハウジング
14A 開口部
17 ビス
17A 平面部
17B 角部
18 減速機
20 手動ハンドル式駆動部(駆動部)
22 牽引部材
22A 二重部分
23 縫合部
24 軸受
26 伝達シャフト
27 連結シャフト
28 スプール
28A 巻胴部
28A1 平面部
30 パレット
32 荷物
40 運送用装置
42 荷台
42A 荷台上面
50 取付具
52 支持部
54 第一突出部
56 第二突出部
56A ボルト孔
58 連結板
60 押えボルト(ボルト)
80 操作者
90 フォークリフト
92 マスト
94 バックレスト
94A 上部横桟
96A 上レール(被取付部材)
96B 下レール(被取付部材)
98 フォーク
98A フォーク立上部
Claims (2)
- フォークリフトのマストに沿ってフォークと共に上下動するバックレストに取付けられた軸受と、
前記軸受に両端部が支持されたシャフトと、
前記シャフトに設けられ、連結された荷物を前記フォーク側へ牽引する牽引部材が巻き掛けられたスプールと、
前記シャフトの一端部に連結され、前記バックレストの幅方向の外側に設けられた減速機と、
前記減速機の外側に連結され、前記減速機を介して手動で前記シャフトを回転させるハンドルと、
を備えるウインチ装置。 - ボルトの締付力を利用して被取付部材を挟持することにより前記被取付部材に取付可能な取付具を介して、前記軸受が前記バックレストに取付けられている、
請求項1に記載のウインチ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024008966A JP7724507B2 (ja) | 2024-01-24 | 2024-01-24 | ウインチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024008966A JP7724507B2 (ja) | 2024-01-24 | 2024-01-24 | ウインチ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2025114330A JP2025114330A (ja) | 2025-08-05 |
| JP7724507B2 true JP7724507B2 (ja) | 2025-08-18 |
Family
ID=96624596
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2024008966A Active JP7724507B2 (ja) | 2024-01-24 | 2024-01-24 | ウインチ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7724507B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR20030046360A (ko) | 2003-05-07 | 2003-06-12 | 최영호 | 윈치가 구비된 지게차 |
| JP2021062934A (ja) | 2019-10-10 | 2021-04-22 | 株式会社 ダイサン | シートパレットの牽引補助装置、牽引補助装置付きシートパレット及びシートパレットの牽引方法 |
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-
2024
- 2024-01-24 JP JP2024008966A patent/JP7724507B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2025114330A (ja) | 2025-08-05 |
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