JP7725219B2 - 線形範囲を増大させたamr(xmr)センサ - Google Patents

線形範囲を増大させたamr(xmr)センサ

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Description

本出願は、磁場センサに関する。
異方性磁気抵抗(AMR)センサは、磁場の結果としてのセンサの抵抗における変化を検出することにより磁場を感知するために使用されている。いくつかのAMRセンサは、いわゆる「バーバーポール」構造を有し、バーバーポールに似たパターンでその上に配置された導電性ストリップを有する抵抗性ストリップを備える。
異方性磁気抵抗(AMR)センサを説明する。AMRセンサは、異なる幅の複数の一定幅のセクションを備えたバーバーポール構造を有する。いくつかの実施形態では、より広い一定幅の2つのセクションが、AMRセンサの端部に位置付けられ、より狭い幅のセクションが、その間に位置付けられている。より広い幅のセクションは、より狭い幅のセクション未満の全長を有し得る。説明される構造は、向上させた線形性を提供し得る。
いくつかの実施形態によると、磁気抵抗性材料のストリップであって、第1の一定幅を有する第1のセクション、および第1の一定幅よりも広い第2の一定幅を有する第2のセクションを含むストリップと、第1のセクションに配置され、磁気抵抗性材料のストリップに対して第1の角度で配向された第1の複数の導電性ストリップと、第2のセクションに配置され、磁気抵抗性材料のストリップに対して第2の角度で配向された第2の複数の導電性ストリップと、を備える、線形性を向上させた異方性磁気抵抗性(AMR)センサが提供される。
いくつかの実施形態によると、第1のバーバーポール部分および第2のバーバーポール部分を有する磁気抵抗性材料の連続的なストリップであって、第1のバーバーポール部分は、第1の幅、および第1の導電性ストリップ角度を有し、第2のバーバーポール部分は、第1の幅とは異なる第2の幅、および第1の導電性ストリップ角度とは異なる第2の導電性ストリップ角度を有する、ストリップを備える、線形性を向上させた異方性磁気抵抗性(AMR)センサが提供される。
いくつかの実施形態によると、入力信号端子と、出力信号端子と、入力信号端子と出力信号端子との間に結合され、印加された外部磁場の関数としての抵抗における正の変化と印加された外部磁場の関数としての抵抗における負の変化とを重ね合わせることにより、印加された外部磁場の関数としての抵抗における線形変化を提供するための手段と、を備える、線形性を向上させた異方性磁気抵抗性(AMR)センサが提供される。
本出願の様々な態様および実施形態は、以降の図面を参照しながら説明されるであろう。図面は必ずしも縮尺通りには描かれていないことを理解されたい。複数の図面に示される項目は、それらが示されるすべての図面において同じ参照番号により示されている。
異なる一定幅の複数のセクションを有する、本出願の非限定的な実施形態による異方性磁気抵抗(AMR)センサを例解する。 図1の抵抗性ストリップを例解する。 本明細書で説明される種類のAMRセンサの2つの別個の一定幅部分の応答を例解するグラフである。 図4Aに例解されるAMRセンサの全体的な応答を例解するグラフである。 異なる一定幅の複数のセクションを有する、本出願の非限定的な実施形態によるAMRセンサを例解する。 本出願の非限定的な実施形態による磁場センサを例解する。
本出願の一態様によると、高度の線形性を呈する異方性磁気抵抗(AMR)センサが提供される。線形性は、磁化の関数としての抵抗における変化を指す。AMRセンサは、異なる一定幅のセクションを備えた抵抗性ストリップを含み得る。抵抗性ストリップ上の導電性ストリップは、それらがどの一定幅のセクションに重なり合うかに応じて、互いに異なる角度で位置付けられ得る。いくつかの実施形態では、抵抗性ストリップのより広いセクション上の導電性ストリップは、抵抗性ストリップのより狭いセクション上の導電性ストリップに対して反対の角度であり得る。
図1は、異なる一定幅の複数のセグメントまたはセクションを有する、本出願の非限定的な実施形態による異方性磁気抵抗(AMR)センサを例解する。AMRセンサ100は、抵抗性ストリップ102、および複数の導電性ストリップ104を備える。AMRセンサ100は、第1のセクション106a、第2のセクション106b、および第3のセクション106cを呈する。
図2に示されるように、抵抗性ストリップ102は、W1、W2、およびW3として本明細書に示される、異なる幅を有する連続的なストリップである。具体的には、セクション106aは、幅W1を有し、セクション106bは、幅W2を有し、セクション106cは、幅W3を有する。幅は、この例ではy軸に沿って配向されている。図1に戻ると、セクション106aの抵抗性セクションは、セクション106aの導電性ストリップ104の間の抵抗性ストリップ102の部分である、長さL1、L1、L1、およびL1の合計を表す、組み合わせた長さL1を有する。セクション106bの抵抗性セクションは、セクション106bの導電性ストリップ104の間の抵抗性ストリップ102の部分である、長さL2…L2の合計を表す、組み合わせた長さL2を有する。セクション106cの抵抗性セクションは、セクション106cの導電性ストリップ104の間の抵抗性ストリップ102の部分である、長さL3、L3、L3、およびL3の合計を表す、組み合わせた長さL3を有する。
幅W1、W2、およびW3は、そのセクションのそれぞれの長さにわたる一定幅である。すなわち、W1は、長さL1にわたって一定であり、W2は、長さL2にわたって一定であり、W3は、長さL3にわたって一定である。幅W1およびW3は、W2よりも広い。いくつかの実施形態では、W1およびW3は等しい。W1およびW3は、1.1~2.5の間の係数だけW2よりも広くてもよい。すなわち、幅W2に対するW1(同様にW3)の幅の比率は、その範囲内の任意の値を含む、1.1~2.5の間であり得る。言い換えると、W1(同様にW3)は、W1よりも10%~150%広くてもよい。いくつかの実施形態では、W1およびW2は両方とも、1μm~20μmの範囲内であり得る。W1およびW3をW2よりも広くすることで、AMRセンサ100の磁化を促進することができる。典型的には、磁化場は、AMRセンサの1つ以上の端部に印加されている。セクションの幅が広いほど、磁化しやすい。磁化は、センサの長さに沿って移動することができる。したがって、端部よりも広くすることにより、それらをより容易に磁化させることで、磁化プロセスを促進し得る。
幅W1、W2およびW3が一定であるという事実は、セクション106a、106bおよび106cの抵抗性ストリップ部分を通る電流が同じ方向であることを意味する。図2の例では、それらのセクションを通る電流は、x方向に流れるであろう。セクション106a、106b、および106cを通って同じ方向に電流を流すことで、AMRセンサ100により提供される向上された線形磁場応答を達成することを促進し得る。
長さL1、L2、およびL3は、以降でさらに説明するように、所望の磁化を提供するための任意の好適な値を採り得る。いくつかの実施形態では、L1およびL3は等しくてもよいが、すべての実施形態がこの点で限定されるわけではない。いくつかの実施形態では、L1+L3の全長は、L2未満であり得る。例えば、L2/(L1+L3)の比率は、その範囲内の任意の値を含む、1.2~40の間であり得る。抵抗性ストリップ102などの抵抗性ストリップの全長は、いくつかの非限定的な実施形態では、50μm~1000μmの長さの範囲内であり得る。
また、図2は、抵抗性ストリップ102がテーパ状端部120をどのように有するかを例解する。実際、例解される例では、抵抗性ストリップ102は、セクション106aに隣接するテーパ状端部、およびセクション106cに隣接するテーパ状端部を有する。テーパ状端部は、抵抗性ストリップの磁化安定性を促進し得る。
図1に戻ると、導電性ストリップ104は、それらがどのセクションの一部であるかに応じて、異なる角度で配向されていることがわかる。すなわち、セクション106aの導電性ストリップは、1つの角度で配向され、セクション106bの導電性ストリップは、別の角度で配向されている。例解される非限定的な例では、セクション106aの導電性ストリップは、抵抗性ストリップ102との面内のラインに対して、かつ抵抗性ストリップ102と垂直に、セクション106bのそれらと反対の角度で配向されている。したがって、例解目的で、セクション106bの導電性ストリップは、角度θで配向されていると言われ得るが、セクション106aの導電性ストリップは、-θで配向されていると言われ得る。θの値は、AMRセンサの磁気応答の所望のレベルの線形化を提供する任意の好適な値であり得る。非限定的な例として、θは、30度~60度の範囲内の任意の値を採り得る。
AMRセンサ100は、複数のバーバーポール部分を備えることを、図1から理解されたい。セクション106aは、第1のバーバーポール部分を表し、セクション106bは、第2のバーバーポール部分を表し、セクション106cは、第3のバーバーポール部分を表し得る。バーバーポール部分は、それらの幅および/また導電性ストリップ構成において、隣接する部分といくつかの方法で異なる連続的なAMRセンサの部分を表し得る。
AMRセンサ100は、従来のAMRセンサと比べて向上させた線形性を呈し得る。バーバーポールAMRセンサの磁気応答は、センサの幅および導電性ストリップの角度の両方に依存する。一定幅および単一の導電性ストリップ角を備えたAMRセンサの場合、応答は典型的には非線形である。導電性ストリップの角度を正の角度から負の角度(またはその逆)に反転させると、応答曲線の勾配は正から負(またはその逆)に変化する。本発明者は、1つのセクションが正の勾配応答を有し、別のセクションが負の勾配応答を有する多セクションAMRセンサを有することで、より線形な応答曲線の達成を促進し得ることを理解している。図3Aおよび3Bは、非限定的な例を例解する。
図3Aは、AMRセンサの2つのセクションについてシミュレーションした応答曲線を例解するグラフである。x軸は、単位アンペア/メートル(A/m)の磁場を表し、y軸は、センサの出力電圧(Voutput)とセンサに印加された供給電圧(Vsupply)との比率を表す。曲線302は、導電性ストリップの正の相対角度を有する、AMRセンサのより狭い一定幅のセクションの応答曲線を表す。曲線304は、導電性ストリップの負の相対角度を有する、AMRセンサのより広い一定幅のセクションの応答曲線を表す。例えば、曲線302は、AMRセンサ100のセクション106bの応答を表し得るが、曲線304は、AMRンサー100のセクション106aの応答を表し得る。図3Aでわかるように、曲線302は、負の勾配を呈し得るが、曲線304は、正の勾配を呈し得る。しかしながら、勾配の大きさは異なり、曲線304は、より小さな絶対値の勾配を呈している。
図3Bは、図3Aの曲線302および304を重ね合わせた結果を例解する。図3Aと同様に、x軸は単位A/mの磁場を表し、y軸はVoutput/Vsupplyを表す。示されるように、曲線302および304の組み合わせを表す曲線306は、優れた直線応答を呈す。正方向の曲線304は、AMRセンサの非線形挙動のいくらかを除去するように機能し、全体の線形応答に寄与する。
本明細書で説明される種類の多セクションAMRセンサは、例えば図1に例解されるように、磁場の存在下で優れた線形応答を呈し得ることを、図3Aおよび3Bから理解されたい。一定幅のセクションの相対的な幅は、所望の程度の線形応答を提供するように選択され得る。
そのうえ、本出願の一態様によると、本発明者は、AMRセンサを使用して2つの別個の磁気応答領域を生成し、それらの領域の磁気応答を重ね合わせて、全体的な応答をより線形にすることが望ましいことを認識したことを理解されたい。こうするには、AMRセンサの第1の領域の磁気応答は、図3Aに示されるように、AMRセンサの第2の領域よりも小さな外部磁場の範囲にわたって、そのピーク抵抗変化(ΔR/R)を呈することが望ましい。
図1に戻ると、導電性ストリップ104は、セクション106aから106b、および106bから106cにそれぞれ遷移する遷移領域108aおよび108bを完全に被覆する。遷移領域は、より広い一定幅のセクションと、より狭い一定幅のセクションとの間の遷移を表す。これらの遷移領域を導電性ストリップで完全に被覆することで、AMRセンサの適切な挙動を保証する。
抵抗性ストリップ102および導電性ストリップ104は、任意の好適な材料から作製され得る。抵抗性ストリップ102は、例えば、NiFeである、パーマロイから形成された磁気抵抗性材料であり得る。Ni、FeまたはCoを含有する合金(例えば、CoFe合金)など、他の合金が代替的に使用され得る。導電性ストリップ104は、Al、Au、Cu、またはAlCuなどの金属合金から形成し得る。
図1は、中心セクションよりも広い幅の2つの端部を有するAMRセンサを例解するが、代替案も可能である。例えば、1つの代替案によると、AMRセンサは、AMRセンサの残りの部分よりも広い幅の単一の端部を有する。例えば、図1を参照すると、代替的な実施形態は、セクション106cを完全に省略し得る。図4は、この例を例解する。AMRセンサ400は、セクション106cが省略されていることを除いて、図1のAMRセンサ100と同じである。
本出願の一態様は、磁場を感知するための手段を提供する。本出願の一態様は、磁場変動に対する線形応答を提供するための手段を提供する。線形応答は、抵抗における線形変化、または電圧における線形変化であり得る。線形応答は、この手段の動作範囲にわたって呈され得る。いくつかの実施形態は、正の勾配磁気応答および負の勾配磁気応答の重ね合わせである、組み合わせた磁場応答を提供するための手段を含む。いくつかの実施形態では、電気接点、および磁場に対する線形応答を提供するための手段を含む、磁場センサが提供される。線形応答は、抵抗における線形変化、または電圧における線形変化であり得る。電気接点は、磁場センサの端部への電気的接続を可能にするように位置付けられ得る。
本出願の一態様は、印加された外部磁場の関数としての抵抗における正の変化と印加された外部磁場の関数としての抵抗における負の変化とを重ね合わせることにより、印加された外部磁場の関数としての抵抗における線形変化を提供するための手段を提供する。AMRセンサは、入力信号端子、出力信号端子、および入力信号端子と出力信号端子との間に結合された手段を含み得る。この手段は、印加された外部磁場の関数としての抵抗における正の変化と印加された外部磁場の関数としての抵抗における負の変化とを重ね合わせることにより、印加された外部磁場の関数としての抵抗における線形変化を提供するための手段であって、印加された外部磁場の関数としての抵抗における正の変化の勾配は、印加された外部磁場の関数としての抵抗における負の変化の勾配とは異なる絶対値を有する、手段を備え得る。
図5は、本出願の非限定的な実施形態による磁場センサを例解する。磁場センサ500は、コイル502、ならびに本明細書で既に説明した種類の8つのAMRセンサ504a、504b、506a、506b、508a、508b、510aおよび510bのグループを備える。供給電圧Vddは、入力信号端子においてAMRセンサのグループに印加され、差動出力信号は、出力信号端子から差動出力信号Vout+およびVout-として取られる。AMRセンサのグループの一端は、示されるように接地されている(GND)。VddおよびGNDは組み合わせて、入力信号端子を表し得る。
コイル502は、AMRセンサを磁化するために使用し得る。コイル502は、この非限定的な例ではAMRセンサに重なり合い、任意の好適な構造を有し得る。例解される形状は、非限定的な例である。コイル502は、任意の好適な導電性材料から形成し得る。例えば、印刷回路基板(PCB)上の金属配線を使用し得るが、代替案も可能である。いくつかの実施形態では、コイル502は微細加工し得る。
コイル502により生成される磁化場は、特定のAMRセンサがコイルに対してどこに位置付けられるかに応じて、正のy方向または負のy方向のいずれかを指し得る。コイル502がAMRセンサに重なり合うと再び仮定すると、電流がコイル502を時計回りに流れるとき、AMRセンサ504a、506a、508aおよび510aが受ける磁場は、正のy方向を指し得るが、AMRセンサ504b、506b、508bおよび510bが受ける磁場は、負のy方向を指し得る。これは、磁化場がAMRセンサのグループの端部またはエッジに向かって外向きを指す状況を表すと言い得る。電流がコイル502を反時計回りに流れるとき、AMRセンサ504a、506a、508aおよび510aが受ける磁場は、負のy方向を指し得るが、AMRセンサ504b、506b、508bおよび510bが受ける磁場は、正のy方向を指し得る。これは、磁化場がAMRセンサのグループの中心に向かって内向きを指す状況を表すと言い得る。既に説明したように、AMRセンサのより広いセクションは、狭いセクションよりも容易に磁化し得る。したがって、磁場センサ500において、別個のAMRセンサ504a、504b、506a、506b、508a、508b、510aおよび510bは、AMRセンサのより広い領域からAMRセンサの中心に向かって磁化し得る。AMRセンサのグループは、コイル502を使用して動作中に様々な点において磁化し得る。
AMRセンサ504a、504b、506a、506b、508a、508b、510a、および510bは、本明細書で既に説明された種類のものであり得る。例えば、各々が、AMRセンサ100の一例であり得る。示されるように、AMRセンサの対は、導電性ストリップの角度に基づいて、対向するバーバーポール構成を呈し得る。例えば、AMRセンサ504aの導電性ストリッ512aの角度は、AMRセンサ504bの導電性ストリップ512bの角度と、x方向とは反対であることがわかる。より具体的には、AMRセンサ504aの端部における導電性ストリップ512aの角度は、AMRセンサ504bの端部における導電性ストリップ512bの角度とは反対であり、AMRセンサ504aの中心セグメントに沿った導電性ストリップ512aの角度は、x方向に対して、AMRセンサ504bの中心セグメントに沿った導電性ストリップ512bの角度とは反対である。同様に、AMRセンサ506aおよび506bは、互いに対して対向するバーバーポール構成を呈し、AMRセンサ508aおよび508bは、互いに対して対向するバーバーポール構成を呈し、AMRセンサ510aおよび510bは、互いに対して対向するバーバーポール構成を呈する。
動作中、磁場センサ500は、コイル502を使用して磁化され得る。次いで、供給電圧Vddが、示されるように印加され得、差動出力信号Vout+、Vout-が監視され得る。供給電圧Vddは、任意の好適な値を採り得る。磁場センサ500が外部から印加された磁場に曝されるとき、磁場センサ500のAMRセンサのグループは、抵抗における変化を受け得る。抵抗における変化は、差動出力信号Vout+、Vout-における変化を生成し得る。外部から印加された磁場の強度は、差動出力信号Vout+、Vout-における変化から判定され得る。非限定的な例として、コイル502を通る電流を時計回りの方向に流し、次いで磁場センサ500をx方向において外部場に曝すことによりAMRセンサを磁化すると、AMRセンサ504a、504b、508a、および508bの抵抗は増加し、AMRセンサ506a、506b、510a、および510bの抵抗は減少する。AMRセンサ504a、504b、508a、および508bの抵抗は、この例では、それらの抵抗器における電流フローと、x方向の外部磁場との間の角度のために増加する。一方、AMRセンサ506a、506b、510a、および510bにおける電流のフロー方向は、それらのAMRセンサの導電性ストリップの反対の角度により異なるため、それらのAMRセンサの抵抗は減少する。
既に説明したように、本出願の態様は、印加された外部磁場の関数としての抵抗における正の変化と印加された外部磁場の関数としての抵抗における負の変化とを重ね合わせることにより、印加された外部磁場の関数としての抵抗における線形変化を提供するための手段を提供する。そのような態様によるいくつかの実施形態では、上記の手段を含むAMRセンサが、複数のバーバーポールAMRセンサを備えることを、図5から理解されたい。いくつかの実施形態では、この手段は、対向するバーバーポール構成を有する複数対のバーバーポールAMRセンサを備える。
磁場センサ500などの本出願の態様による磁場センサは、様々な設定で使用し、外部磁場を感知し得る。例えば、磁場センサは産業機器で使用して、機器が受ける磁場を感知し得る。磁場センサは、医療機器または構造監視(建物の監視または建物上のセンサなど)で使用され得る。磁場センサは、コンパスとして使用され得る。磁場センサは、電流センサとして使用され得る。他の用途も可能である。
本出願の一態様は、2対以上のAMRセンサを備えた磁場センサを提供し、その対内のAMRセンサは、互いに対して対向するバーバーポール構成を呈することを、図5から理解されたい。AMRセンサの各々は、より広い一定幅のセクション、およびより狭い一定幅のセクションを有し得る。いくつかの実施形態では、各AMRセンサの端部は、AMRセンサの中心セクションよりも広い一定幅を有する。
図5とは異なる構造の磁場センサも可能である。例えば、磁場センサは、AMRセンサ504b、506b、508bおよび510bを省略することにより、磁場センサ500とは異なり得る。磁場センサは、AMRセンサ504a、504b、506a、および506bのみを含むことにおいて、磁場センサとは異なり得る。そのような構成は、ハーフブリッジ磁場センサと考えられ得る。そのうえ、そのようなハーフブリッジ磁場センサは、磁化コイルにより単一方向のみに磁化し得る。そのうえ、図5の1つ以上のAMRセンサは、実際には、直列に接続された複数のバーバーポールAMRセンサとして実装し得ることを理解されたい。
本出願の態様は、様々な利点を提供し得、そのうちのいくつかが説明されている。あらゆる実施形態が必ずしもすべての利点を提供するわけではなく、列挙されたもの以外の利点が提供され得ることを理解されたい。本出願の一態様によると、向上された線形性を呈するAMRセンサが提供される。AMRセンサは、磁場の動作範囲にわたって、その磁場応答において、実質的な線形性を呈し得る。いくつかの実施形態では、動作範囲は、最大10,000A/m、最大5,000A/m、または最大2,000A/mの磁場の範囲を含み得るが、他の範囲も可能である。本出願の態様によると、磁化の容易性の向上を呈するAMRセンサが提供されている。AMRセンサは、AMRセンサの中心セクションよりも広い一定幅の対向する端部を有し得る。
「近似的に」、「実質的に」、および「約」という用語は、いくつかの実施形態では目標値の±20%以内、いくつかの実施形態では目標値の±10%以内、いくつかの実施形態では目標値の±5%以内、さらにいくつかの実施形態では目標値の±2%以内を意味するために使用し得る。「近似的に」および「約」という用語は、目標値を含み得る。
100 異方性磁気抵抗(AMR)センサ
102 抵抗性ストリップ
104 導電性ストリップ
106a 第1のセクション
106b 第2のセクション
106c 第3のセクション
108a,108b 遷移領域
120 テーパ状端部
400 AMRセンサ
500 磁場センサ
502 コイル
504a,504b,506a,506b,508a,508b、510a,510b AMRセンサ
512a,512b 導電性ストリップ
L1,L2,L3 長さ
W1,W2,W3 幅

Claims (16)

  1. 線形性を向上させた異方性磁気抵抗(AMR)センサであって、
    磁気抵抗性材料の連続的なストリップであって、第1の一定幅を有する第1のセクション、および前記第1の一定幅よりも広い第2の一定幅を有する第2のセクションを備えるストリップと、
    前記第1のセクションに配置され、磁気抵抗性材料の前記ストリップに対して第1の角度で配向された第1の複数の導電性ストリップと、
    前記第2のセクションに配置され、磁気抵抗性材料の前記ストリップに対して第2の角度で配向された第2の複数の導電性ストリップと、を備え
    印加された外部磁場の関数としての前記第1のセクションの抵抗における正の変化と前記印加された外部磁場の関数としての前記第2のセクションの抵抗における負の変化とを重ね合わせることにより、前記印加された外部磁場の関数としての抵抗における線形変化が提供される、AMRセンサ。
  2. 前記第1の角度は、磁気抵抗性材料の前記ストリップとの面内のラインに対して、かつ磁気抵抗性材料の前記ストリップと垂直に、前記第2の角度とは反対である、請求項1に記載のAMRセンサ。
  3. 磁気抵抗性材料の前記ストリップは、前記第1の一定幅よりも広い第3の一定幅を有する第3のセクション、および磁気抵抗性材料の前記ストリップに対して第3の角度で配向された第3の複数の導電性ストリップをさらに備える、請求項1に記載のAMRセンサ。
  4. 前記第2の一定幅および前記第3の一定幅は、実質的に同じであり、前記第2の角度および前記第3の角度は、実質的に同じである、請求項3に記載のAMRセンサ。
  5. 前記第1のセクションは、前記第2のセクションと前記第3のセクションとの間にある、請求項3に記載のAMRセンサ。
  6. 前記第1のセクションの抵抗性部分を組み合わせた長さは、前記第2のセクションおよび前記第3のセクションの抵抗性部分を組み合わせた長さよりも1.2~40倍長い、請求項3に記載のAMRセンサ。
  7. 磁石抵抗性材料の前記ストリップは、前記第1のセクションおよび前記第2のセクションを接続する第3のセクションをさらに備え、前記第3のセクションの幅は、前記第1のセクションと接続する側の前記第1の一定幅から前記第2のセクションと接続する側の前記第2の一定幅に遷移、前記AMRセンサは、前記第3のセクションを被覆する導電性材料をさらに備える、請求項1に記載のAMRセンサ。
  8. 前記第2のセクションに隣接するテーパ状端部をさらに備える、請求項1に記載のAMRセンサ。
  9. 線形性を向上させた異方性磁気抵抗(AMR)センサであって、
    第1のバーバーポール部分および第2のバーバーポール部分を有する磁気抵抗性材料の連続的なストリップであって、前記第1のバーバーポール部分は、第1の一定幅および第1の導電性ストリップ角を有し、前記第2のバーバーポール部分は、前記第1の一定幅とは異なる第2の一定幅、および前記第1の導電性ストリップ角とは異なる第2の導電性ストリップ角を有する、ストリップを備え
    印加された外部磁場の関数としての前記第1のバーバーポール部分の抵抗における正の変化と前記印加された外部磁場の関数としての前記第2のバーバーポール部分の抵抗における負の変化とを重ね合わせることにより、前記印加された外部磁場の関数としての抵抗における線形変化が提供される、AMRセンサ。
  10. 前記第1の導電性ストリップ角の角度は、磁気抵抗性材料の前記ストリップとの面内のラインに対して、かつ磁気抵抗性材料の前記ストリップと垂直に、前記第2の導電性ストリップ角の角度とは反対である、請求項9に記載のAMRセンサ。
  11. 前記AMRセンサが、前記第1の一定幅よりも広い第3の一定幅、および前記第1の導電性ストリップ角とは異なる第3の導電性ストリップ角を有する第3のバーバーポール部分をさらに備える、請求項9に記載のAMRセンサ。
  12. 前記第2の一定幅および前記第3の一定幅は、実質的に同じであり、前記第2の導電性ストリップ角の角度および前記第3の導電性ストリップ角の角度は、実質的に同じである、請求項11に記載のAMRセンサ。
  13. 前記第1のバーバーポール部分は、前記第2のバーバーポール部分と前記第3のバーバーポール部分との間にある、請求項11に記載のAMRセンサ。
  14. 前記第1のバーバーポール部分の抵抗性部分を組み合わせた長さは、前記第2のバーバーポール部分および前記第3のバーバーポール部分の抵抗性部分を組み合わせた長さよりも1.2~40倍長い、請求項11に記載のAMRセンサ。
  15. 磁気抵抗性材料の前記ストリップは、前記第1のバーバーポール部分および前記第2のバーバーポール部分を接続するセクションをさらに備え、前記セクションの幅は、前記第1のバーバーポール部分と接続する側の前記第1の一定幅から前記第2のバーバーポール部分と接続する側の前記第2の一定幅に遷移、前記AMRセンサは、前記セクションを被覆する導電性材料をさらに備える、請求項9に記載のAMRセンサ。
  16. 前記第2のバーバーポール部分に隣接するテーパ状端部をさらに備える、請求項9に記載のAMRセンサ。
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