(実施の形態1)
以下、本開示の実施の形態に係る入浴管理システムについて図面を参照しながら説明する。本実施の形態に係る入浴管理システムは、利用者が所持する端末装置と、湯張り通知取得部と、利用者が入浴を開始したか否かを判定する入浴開始判定部と、入浴状況判定部と、報知部と、を備える。湯張り通知取得部は、給湯機による浴槽への湯張り開始または前記浴槽の湯量が予め設定された目標湯量に達したことを通知する湯張り通知情報を取得する。入浴状況判定部は、湯張り通知取得部が湯張り通知情報を取得した湯張り通知取得時刻からの入浴開始判定部により利用者が入浴を開始したと判定されない状態の第1継続時間が予め設定された第1入浴判定基準時間を超えたか否かを判定する。報知部は、入浴状況判定部により前述の第1継続時間が第1入浴判定基準時間を超えたと判定されると、利用者に入浴を促す入浴催促情報を端末装置へ送信する。
本実施の形態に係る入浴管理システムは、図1に示すように、クラウドサーバ1と、端末装置6と、を備える。この入浴管理システムは、例えば浴室に設置され浴室を暖房する浴室暖房装置3と、浴室内へ湯を供給する給湯機5と、ともに使用される。給湯機5は、利用者が操作機器55に対して浴槽への湯張りを開始するための操作を行うと、湯張りを開始する。また、浴室暖房装置3および給湯機5は、浴室を有する建物内に敷設された局所ネットワークNW2に接続されている。また、局所ネットワークNW2は、ルータ8を介して広域ネットワークNW1に接続されている。クラウドサーバ1と端末装置6は、広域ネットワークNW1を介して互いに通信可能であり、クラウドサーバ1は、広域ネットワークNW1、局所ネットワークNW2を介して浴室暖房装置3または給湯機5と通信可能である。局所ネットワークNW2は、例えば有線LAN(Local Area Network)または無線LANであり、広域ネットワークNW1は、例えばインターネットである。また、ルータ8は、例えばブロードバンドルータである。
給湯機5は、例えば貯湯式給湯機であり、図2に示すように、湯を加熱するヒートポンプ53と、ヒートポンプ53を駆動したり貯湯タンクに貯えられた湯を常温の水道水と混合して適温の湯を供給するための供給機構(図示せず)を駆動したりする駆動部52と、駆動部52の動作を制御する制御ユニット51と、通信アダプタ59と、を備える。また、給湯機5は、浴室内への出湯を検知する出湯センサ56を備える。ここで、浴室へ供給する湯量には、少なくとも浴室内に設置されたシャワーからの出湯が含まれる。更に、制御ユニット51には、利用者による操作を受け付けるための操作機器55が接続されている。
通信アダプタ59は、制御ユニット51とクラウドサーバ1との間での局所ネットワークNW2、ルータ8および広域ネットワークNW1を介した通信を制御する。制御ユニット51は、利用者が操作機器55に対して予め設定された操作を行うと、その操作内容に応じて、駆動部52を制御してヒートポンプを駆動する。また、制御ユニット51は、運転モードとして手動モードおよび自動モードを有する。自動モードは、浴槽への湯張り完了後、浴槽に貯留された湯の温度を予め設定された温度で維持し続ける温度維持運転モードに相当する。そして、制御ユニット51は、給湯機5の運転モードが切り替わる毎に、更新後の運転モードを示す運転モード情報をクラウドサーバ1へ送信する。
更に、制御ユニット51は、利用者が操作機器55に対して浴室の浴槽への湯張りを開始するための操作を行うと、それに応じて供給機構を駆動して浴槽への湯張りを開始し、浴槽への湯張り開始後、浴槽の湯量が予め設定された目標湯量に達すると、その旨を通知する湯張り通知情報を生成してクラウドサーバ1へ送信する。また、制御ユニット51は、湯張り通知情報を送信した後、出湯センサ56により浴室内への出湯が検知されると、出湯量を示す出湯量情報を生成する。そして、制御ユニット51は、予め設定された出湯量通知時期が到来すると、生成した出湯量情報をクラウドサーバ1へ送信する。ここで、出湯量通知時期は、例えば1min毎に到来するように設定される。なお、制御ユニット51は、出湯センサ56により検知される浴室へ供給される湯量を算出し、算出された湯量が予め設定された基準湯量を超えた場合に出湯量情報を生成するものであってもよい。
端末装置6は、例えばスマートフォンであり、CPU(Central Processing Unit)601、主記憶部602と、補助記憶部603と、表示部604と、入力部605と、広域通信部606と、局所通信部607と、これらを互いに接続するバス609と、を備える。主記憶部602は、RAM(Random Access Memory)のような揮発性メモリを有し、CPU601の作業領域として使用される。補助記憶部603は、半導体フラッシュメモリのような不揮発性メモリであり、CPU601が各種処理を実行するためのプログラムを記憶する。表示部604は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等の表示装置である。入力部605は、例えば表示部604に重ねて配置される透明なタッチパッドである。広域通信部606は、広域ネットワークNW1に接続され、CPU601から転送される情報をクラウドサーバ1へ送信したり、クラウドサーバ1から受信した情報をCPU601へ転送したりする。局所通信部607は、例えば無線モジュールを有し、端末装置6が局所ネットワークNW2に無線接続できる環境に配置されると、局所ネットワークNW2およびルータ8を介してクラウドサーバ1と通信する。
CPU601は、補助記憶部603が記憶するプログラムを主記憶部602に読み出して実行することにより、図3に示すように、報知情報取得部611、表示制御部612、受付部613、設定情報通知部614および接続状態通知部615として機能する。また、図2に示す補助記憶部603は、図3に示すように、利用者に通知する各種メッセージを示すメッセージ情報を記憶するメッセ-ジ記憶部631を有する。報知情報取得部611は、クラウドサーバ1から利用者への入浴を催促するための入浴催促情報を取得すると、取得した入浴催促情報を表示制御部612に通知する。表示制御部612は、報知情報取得部611から通知される入浴催促情報に基づいて、メッセージ記憶部631が記憶するメッセージ情報の中から表示部604に表示させるメッセージ情報を特定する。そして、表示制御部612は、特定したメッセージ情報を含む入浴催促画面を表示部604に表示させる。
受付部613は、利用者が入力部605に対して行った操作内容を受け付けて、受け付けた操作内容に応じた操作情報を生成して設定情報通知部614に通知する。設定情報通知部614は、利用者それぞれについて、湯張り通知情報がクラウドサーバ1に通知された後における報知情報の送信要否を判定するための基準となる第1入浴判定基準時間、第2入浴判定基準時間を示す判定基準時間情報を生成してクラウドサーバ1へ送信する。また、設定情報通知部614は、複数の利用者それぞれが所持する端末装置6に報知情報を送信する際の報知情報の送信時間間隔を定める基準入浴時間を示す入浴時間情報を生成してクラウドサーバ1へ送信する。ここで、受付部613は、例えば第1入浴判定基準時間、第2入浴判定基準時間または基準入浴時間を設定するための操作画面画像が表示部604に表示されている状態で、利用者が入力部605を介して第1入浴判定基準時間、第2入浴判定基準時間または基準入浴時間を入力する操作を行うと、第1入浴判定基準時間、第2入浴判定基準時間または基準入浴時間を示す情報を含む操作情報を生成する。そして、設定情報通知部614は、受付部613から通知される第1入浴判定基準時間、第2入浴判定基準時間または基準入浴時間を示す情報を含む操作情報に基づいて、判定基準時間情報または入浴時間情報を生成する。
接続状態通知部615は、局所通信部607が局所ネットワークNW2に接続可能な状態になると、接続通知情報を生成してクラウドサーバ1へ送信する。
図2に戻って、クラウドサーバ1は、CPU101と、主記憶部102と、補助記憶部103と、広域通信部106と、計時部107と、これらを相互に接続するバス109と、を備え、利用者の入浴状況を管理する入浴管理装置として機能する。CPU101は、例えばマルチコアプロセッサである。主記憶部102は、揮発性メモリから構成され、CPU101の作業領域として用いられる。補助記憶部103は、大容量の不揮発性メモリから構成され、クラウドサーバ1の各種機能を実現するためのプログラムを記憶する。広域通信部106は、広域ネットワークNW1に接続されている。計時部107は、例えばハードウェアクロックとカウンタとを有するタイマである。
CPU101は、補助記憶部103が記憶するプログラムを主記憶部102に読み出して実行することにより、図3に示すように、湯張り通知取得部111、出湯量取得部112、入浴開始判定部113、運転モード取得部114、入浴状況判定部115、報知部116、利用者存否判定部117、報知設定部118および設定情報取得部119として機能する。また、図2に示す補助記憶部103は、図3に示すように、判定基準時間記憶部131と、入浴時期記憶部132と、報知設定記憶部133と、運転モード記憶部134と、を有する。判定基準時間記憶部131は、利用者それぞれについての前述の湯張り通知情報が通知された後における報知情報の送信要否を判定するための基準となる第1入浴判定基準時間と、第2入浴判定基準時間と、を示す判定基準時間情報を、利用者を識別する利用者識別情報と利用者が所持する端末装置6を識別する機器識別情報との組合せに対応づけて記憶する。
入浴時期記憶部132は、例えば図4(A)に示すように、利用者それぞれについての基準入浴時間を示す入浴時間情報と、入浴する順番を示す入浴順番情報と、利用者が所持する端末装置6へ報知情報を繰り返し送信するときの上限回数を示す報知回数情報と、を、利用者を識別する利用者識別情報に対応づけて記憶する。図4(A)に示す例では、利用者識別情報IDU(3)が付与された利用者が最初に入浴し、その後、利用者識別情報IDU(4)が付与された利用者、利用者識別情報IDU(1)が付与された利用者、利用者識別情報IDU(2)が付与された利用者の順番で入浴が行われることを表している。ここで、入浴時間情報は、例えば、対応する利用者の入浴時間の実績に基づいて設定されるのが好ましい。この場合、利用者の体力、嗜好等が基準入浴時間に反映されるので、入浴催促情報を適切なタイミングで送信することが可能となる。
報知設定記憶部133は、例えば図4(B)に示すように、利用者が所持する端末装置6のアドレスを示すアドレス情報と、利用者が宅内に存在するか否かを示す存否情報と、を、利用者識別情報と機器識別情報との組合せに対応づけて記憶する。ここで、アドレス情報は、例えばIPアドレス、MACアドレスを示す情報である。また、存否情報は、入浴催促情報の送信要否を示す送信要否情報に相当し、存否情報が、F1(在宅)に設定されていると、入浴催促情報の送信が必要と判定され、存否情報が、F2(不在)に設定されていると、入浴催促情報の送信が不要と判定される。例えば図4(B)に示す例では、利用者識別情報IDU(1)、IDU(2)、IDU(3)に対応する存否情報がF1(在宅)に設定され、利用者識別情報IDU(4)に対応する存否情報がF(0)(不在)に設定されている。この場合、報知部116は、利用者識別情報IDU(1)、IDU(2)、IDU(3)に対応する機器識別情報IDT(1)、IDT(2)、IDT(3)が付与された端末装置6への入浴催促通知情報の送信が必要と判定する。一方、報知部116は、利用者識別情報IDU(4)に対応する機器識別情報IDT(4)が付与された端末装置6への入浴催促通知情報の送信が不要であると判定する。図3に戻って、運転モード記憶部134は、給湯機5の運転モードを示す運転モード情報を記憶する。
湯張り通知取得部111は、給湯機5から送信される前述の湯張り通知情報を取得すると、取得した湯張り通知情報を、入浴状況判定部115に通知する。出湯量取得部112は、湯張り通知取得部111が湯張り通知情報を取得した湯張り通知取得時刻後において、給湯機5による浴室への出湯量を示す出湯量情報を取得する。入浴開始判定部113は、利用者が入浴を開始したか否かを判定し、利用者が入浴を開始したと判定すると、入浴開始通知情報を入浴状況判定部に通知する。ここで、入浴開始判定部113は、前述の湯張り通知取得時刻後において、前述の出湯量情報が示す出湯量が予め設定された基準出湯量以上になると、利用者が入浴を開始したと判定する。運転モード取得部114は、給湯機5から送信される運転モード情報を取得すると、取得した運転モード情報を運転モード記憶部134に記憶させる。
入浴状況判定部115は、前述の湯張り通知取得時刻からの入浴開始判定部113により利用者が入浴を開始したと判定されない状態の第1継続時間が前述の第1入浴判定基準時間を超えたか否かを判定する。即ち、入浴状況判定部115は、湯張り通知取得部111が湯張り通知情報を取得すると、前述の第1継続時間の計時を開始し、その後、第1入浴判定基準時間を経過したか否かを判定する。また、入浴状況判定部115は、報知部116が入浴催促情報を送信した入浴催促送信時刻から入浴開始判定部113により利用者が入浴を開始したと判定されない状態の第2継続時間が予め設定された第2入浴判定基準時間を超えたか否かも判定する。
報知部116は、入浴状況判定部115により前述の第1継続時間が前述の第1入浴判定基準時間を超えたと判定されると、利用者に入浴を促す入浴催促情報を利用者が所持する端末装置6へ送信する。また、報知部116は、運転モード記憶部134が記憶する運転モード情報を参照して、給湯機5の運転モードが手動モードへ変更されているか否かを判定する。ここで、報知部116が、給湯機5の運転モードが手動モードへ変更されていると判定すると、入浴管理処理を終了させて入浴催促情報の端末装置6への送信を回避する。
また、報知部116は、湯張り通知取得部111が給湯機5から湯張り通知情報を取得すると、報知設定記憶部133が記憶する存否情報を参照して、入浴催促情報の送信先となる端末装置6が有るか否かを判定する。ここで、報知部116は、報知設定記憶部133が記憶する存否情報の中に「F1(在宅)」に設定されている存否情報が存在する場合、入浴催促情報の送信先となる端末装置6が有ると判定する。そして、報知部116は、入浴催促情報の送信先となる端末装置6が有ると判定すると、入浴時期記憶部132が記憶する利用者識別情報および入浴順番情報と、報知設定記憶部133が記憶する機器識別情報、利用者識別情報および存否情報と、を参照して、最初の入浴催促情報の送信先を選出する。ここで、報知部116は、まず、報知設定記憶部133が記憶する利用者識別情報の中から、存否情報がF1(在宅)に設定されている利用者識別情報を特定する。次に、報知部116は、入浴時期記憶部132が記憶する入浴順番情報に基づいて、特定した利用者識別情報の中から入浴順番が最先の利用者識別情報を特定し、特定した入浴順番が最先の利用者識別情報に対応する機器識別情報が付与された端末装置6を最初の入浴催促情報の送信先として選出する。
更に、報知部116は、送信要否情報に基づいて、複数の端末装置6を選出した場合、複数の端末装置6のうちの1つに入浴催促情報を送信した後、入浴催促情報の送信先の端末装置6を所持する利用者の入浴時間情報が示す入浴時間だけ経過した後、入浴順番情報に基づいて入浴順番が次の利用者が所持する端末装置を特定する。そして、報知部116は、入浴催促情報を特定した端末装置6へ送信する。
利用者存否判定部117は、端末装置6から送信される接続通知情報に基づいて、入浴する可能性の高い在宅の利用者の存否を判定する。ここで、利用者存否判定部117は、端末装置6から接続通知情報を取得した場合、その接続通知情報の送信元の端末装置6を所有する利用者が在宅していると判定する。一方、利用者存否判定部117は、取得した接続通知情報に対応する端末装置6以外の端末装置6を所有する利用者については不在であると判定する。そして、利用者存否判定部117は、利用者の存否を判定した結果を示す利用者存否情報を生成して報知設定部118に通知する。報知設定部118は、利用者存否判定部117から通知される利用者存否情報に基づいて、報知設定記憶部133が記憶する各利用者に対応する存否情報を設定する。設定情報取得部119は、端末装置6から送信される判定基準時間情報を取得すると、取得した判定基準時間情報を判定基準時間記憶部131に記憶させる。また、設定情報取得部119は、端末装置6から送信される入浴時間情報を取得すると、取得した入浴時間情報を入浴時期記憶部132に記憶させる。
次に、本実施の形態に係る入浴管理システムの動作について、図5から図8を参照しながら説明する。まず、図5に示すように、利用者が操作機器55に対して浴槽の湯張りを開始させるための操作を行ったとする。この場合、給湯機5は、浴槽の湯張りを開始する(ステップS1)。次に、給湯機5は、浴槽の湯量が予め設定された目標湯量に達すると、湯張り動作を終了し(ステップS2)、前述の湯張り通知情報を生成する(ステップS3)。続いて、生成された湯張り通知情報が、給湯機5からクラウドサーバ1へ送信される(ステップS4)。
一方、クラウドサーバ1は、湯張り通知情報を取得すると、入浴時期記憶部132が記憶する利用者識別情報および入浴順番情報と、報知設定記憶部133が記憶する機器識別情報、利用者識別情報および存否情報と、を参照して、入浴催促情報の送信先となる端末装置6Aを選出する(ステップS5)。ここで、クラウドサーバ1は、まず、例えば図4(B)に示す存否情報がF1(在宅)に設定されている利用者識別情報IDU(1)、IDU(2)、IDU(3)を特定する。次に、クラウドサーバ1は、例えば図4(A)に示す入浴順番情報に基づいて、特定した利用者識別情報IDU(1)、IDU(2)、IDU(3)の中から、入浴順番情報が示す入浴順番が最先の利用者識別情報IDU(3)を特定する。続いて、クラウドサーバ1は、報知設定記憶部133が記憶するアドレス情報の中から、特定した入浴順番が最先の利用者識別情報IDU(3)に対応する機器識別情報IDT(3)が付与された端末装置6Aを選出する。
図5に戻って、その後、クラウドサーバ1は、利用者が入浴していない状態の第1継続時間の計時を開始する(ステップS6)。そして、利用者が入浴していない状態で前述の第1入浴判定基準時間だけ経過したとする。この場合、利用者に対して入浴を催促する入浴催促情報が、クラウドサーバ1から選出された端末装置6Aへ送信される(ステップS7)。ここで、クラウドサーバ1は、例えば図4(B)に示す報知設定記憶部133が記憶するアドレス情報の中から、選出した端末装置6Aの機器識別情報IDT(3)に対応するアドレス情報「ccc」を取得し、入浴催促情報を、取得したアドレス情報が示す送信先へ送信する。次に、クラウドサーバ1は、利用者が入浴していない状態の第2継続時間の計時を開始する(ステップS8)。
一方、端末装置6Aは、入浴催促情報を取得すると、メッセージ記憶部631が記憶するメッセージ情報の中から、取得した入浴催促情報に対応するメッセージ情報を取得し、取得したメッセージ情報を含む入浴催促画面を表示部604に表示させる(ステップS9)。このとき、端末装置6Aは、例えば図6(A)に示すような入浴催促画面GA11を表示部604に表示させる。ここで、入浴催促画面GA11には、利用者に入浴を催促するメッセージ情報を含むメッセージ画像M11と、入浴催促画面を消去する際にタッチされる部分に表示される釦画像BU11と、が含まれている。そして、利用者がタッチパッドである入力部605における釦画像BU11に対応する部分をタッチすると、端末装置6Aは、入浴催促画面GA11を表示部604から消去する。
図5に戻って、続いて、利用者が入浴していない状態で前述の第2入浴判定基準時間だけ経過したとする。この場合、利用者に対して再度入浴を催促する入浴催促情報が、クラウドサーバ1から選出された端末装置6Aへ送信される(ステップS10)。一方、端末装置6Aは、再度入浴催促情報を取得すると、メッセージ記憶部631が記憶するメッセージ情報の中から、取得した入浴催促情報に対応するメッセージ情報を取得し、取得したメッセージ情報を含む入浴催促画面を表示部604に表示させる(ステップS11)。このとき、端末装置6Aは、例えば図6(B)に示すような入浴催促画面GA12を表示部604に表示させる。ここで、入浴催促画面GA12には、利用者に入浴を催促するメッセージ情報を含むメッセージ画像M12と、入浴催促画面を消去する際にタッチされる部分に表示される釦画像BU12と、が含まれている。そして、利用者がタッチパッドである入力部605における釦画像BU12に対応する部分をタッチすると、端末装置6Aは、入浴催促画面GA12を表示部604から消去する。
図5に戻って、その後、端末装置6Aを所持する利用者が入浴を開始したとする。そして、入浴開始後に前述の出湯量通知時期が到来すると、給湯機5は、出湯量情報を生成する(ステップS12)。次に、図7に示すように、生成された出湯量情報が、給湯機5からクラウドサーバ1へ送信される(ステップS13)。一方、クラウドサーバ1が、給湯機5から取得した出湯量情報が示す出湯量が予め設定された基準出湯量以上であることから、利用者が入浴を開始したと判定したとする(ステップS14)。この場合、クラウドサーバ1は、利用者の入浴時間の計時を開始する(ステップS15)。
続いて、利用者の入浴時間が、利用者識別情報IDU(3)が付与された利用者に対応する基準入浴時間だけ経過したとする。この場合、クラウドサーバ1は、入浴時期記憶部132が記憶する利用者識別情報および入浴順番情報と、報知設定記憶部133が記憶する機器識別情報、利用者識別情報および存否情報と、を参照して、次の入浴催促情報の送信先となる端末装置6Bを選出する(ステップS16)。ここで、クラウドサーバ1は、まず、例えば図4(A)に示す入浴順番情報に基づいて、存否情報がF1(在宅)に設定されている利用者識別情報IDU(1)、IDU(2)、IDU(3)の中から、入浴順番情報が示す入浴順番が先に特定した利用者識別情報IDU(3)の次に若い利用者識別情報IDU(1)を特定する。次に、クラウドサーバ1は、報知設定記憶部133が記憶するアドレス情報の中から、特定した利用者識別情報IDU(1)に対応する機器識別情報IDT(1)が付与された端末装置6Bを選出する。
その後、利用者識別情報IDU(1)が付与された利用者に対して入浴を催促する入浴催促情報が、クラウドサーバ1から選出された端末装置6Bへ送信される(ステップS17)。ここで、クラウドサーバ1は、例えば図4(B)に示す報知設定記憶部133が記憶するアドレス情報の中から、選出した端末装置6Bの機器識別情報IDT(1)に対応するアドレス情報「aaa」を取得し、入浴催促情報を、取得したアドレス情報が示す送信先へ送信する。次に、クラウドサーバ1は、利用者が入浴していない状態の第2継続時間の計時を開始する(ステップS18)。一方、端末装置6Bは、入浴催促情報を取得すると、メッセージ記憶部631が記憶するメッセージ情報の中から、取得した入浴催促情報に対応するメッセージ情報を取得し、取得したメッセージ情報を含む入浴催促画面を表示部604に表示させる(ステップS19)。続いて、端末装置6Bを所持する利用者が入浴を開始したとする。そして、入浴開始後に前述の出湯量通知時期が到来すると、給湯機5は、出湯量情報を生成する(ステップS20)。その後、生成された出湯量情報が、給湯機5からクラウドサーバ1へ送信される(ステップS21)。一方、クラウドサーバ1が、給湯機5から取得した出湯量情報が示す出湯量が予め設定された基準出湯量以上であることから、利用者識別情報IDU(1)が付与された利用者が入浴を開始したと判定したとする(ステップS22)。この場合、クラウドサーバ1は、利用者の入浴時間の計時を開始する(ステップS23)。
続いて、利用者の入浴時間が、利用者識別情報IDU(1)が付与された利用者に対応する基準入浴時間だけ経過したとする。この場合、クラウドサーバ1は、入浴時期記憶部132が記憶する利用者識別情報および入浴順番情報と、報知設定記憶部133が記憶する機器識別情報、利用者識別情報および存否情報と、を参照して、次の入浴催促情報の送信先となる端末装置6Cを選出する(ステップS24)。ここで、クラウドサーバ1は、まず、例えば図4(A)に示す入浴順番情報に基づいて、存否情報がF1(在宅)に設定されている利用者識別情報IDU(1)、IDU(2)、IDU(3)の中から、入浴順番情報が示す入浴順番が先に特定した利用者識別情報IDU(1)の次に若い利用者識別情報IDU(2)を特定する。次に、クラウドサーバ1は、報知設定記憶部133が記憶するアドレス情報の中から、特定した利用者識別情報IDU(2)に対応する機器識別情報IDT(2)が付与された端末装置6Cを選出する。
その後、図8に示すように、利用者識別情報IDU(2)が付与された利用者に対して入浴を催促する入浴催促情報が、クラウドサーバ1から選出された端末装置6Cへ送信される(ステップS25)。ここで、クラウドサーバ1は、例えば図4(B)に示す報知設定記憶部133が記憶するアドレス情報の中から、選出した端末装置6Cの機器識別情報IDT(1)に対応するアドレス情報「bbb」を取得し、入浴催促情報を、取得したアドレス情報が示す送信先へ送信する。次に、クラウドサーバ1は、利用者が入浴していない状態の第2継続時間の計時を開始する(ステップS26)。一方、端末装置6Cは、入浴催促情報を取得すると、メッセージ記憶部631が記憶するメッセージ情報の中から、取得した入浴催促情報に対応するメッセージ情報を取得し、取得したメッセージ情報を含む入浴催促画面を表示部604に表示させる(ステップS27)。次に、前述のステップS20以降の処理と同様の処理が実行される。
また、利用者が、操作機器55により給湯機5の運転モードを自動モードから手動モードに切り替える操作を行ったとする、この場合、給湯機5は、手動モードを示す運転モード情報を生成する(ステップS28)。続いて、生成された運転モード情報が、給湯機5からクラウドサーバ1へ送信される(ステップS29)。一方、クラウドサーバ1は、運転モード情報を取得すると、利用者の入浴状況を管理する入浴管理処理を終了する(ステップS30)。
次に、本実施の形態に係るクラウドサーバ1が実行する入浴管理処理について、図9および図10を参照しながら説明する。なお、この入浴管理処理は、クラウドサーバ1へ電源が投入されている状態で、クラウドサーバ1が、給湯機5から自動運転モードを示す運転モード情報を取得したことを契機として開始される。まず、湯張り通知取得部111は、図9に示すように、給湯機5から湯張り通知情報を取得したか否かを判定する(ステップS101)。湯張り通知取得部111が、未だ湯張り通知情報を取得していないと判定すると(ステップS101:No)、報知部116は、運転モード記憶部134が記憶する運転モード情報を参照して、給湯機5の運転モードが手動モードへ変更されているか否かを判定する(ステップS102)。ここで、報知部116が、給湯機5の運転モードが手動モードへ変更されていると判定すると(ステップS102:Yes)、入浴管理処理が終了する。一方、報知部116が、給湯機5の運転モードが自動モードで維持されていると判定すると(ステップS102:No)、再びステップS101の処理が実行される。
また、湯張り通知取得部111が、ステップS101において、給湯機5から湯張り通知情報を取得したと判定したとする(ステップS101:Yes)。この場合、報知部116は、報知設定記憶部133が記憶する存否情報を参照して、入浴催促情報の送信先となる端末装置6が有るか否かを判定する(ステップS103)。ここで、報知部116は、報知設定記憶部133が記憶する存否情報の中に「F1(在宅)」に設定されている存否情報が存在する場合、入浴催促情報の送信先となる端末装置6が有ると判定する。報知部116が、入浴催促情報の送信先となる端末装置6が無いと判定すると(ステップS103:No)、入浴管理処理が終了する。一方、報知部116は、入浴催促情報の送信先となる端末装置6が有ると判定すると(ステップS103:Yes)、入浴時期記憶部132が記憶する利用者識別情報および入浴順番情報と、報知設定記憶部133が記憶する機器識別情報、利用者識別情報および存否情報と、を参照して、最初の入浴催促情報の送信先を選出する(ステップS104)。ここで、報知部116は、まず、報知設定記憶部133が記憶する利用者識別情報の中から、存否情報がF1(在宅)に設定されている利用者識別情報を特定する。次に、報知部116は、入浴時期記憶部132が記憶する入浴順番情報に基づいて、特定した利用者識別情報の中から入浴順番が最先の利用者識別情報を特定し、特定した入浴順番が最先の利用者識別情報に対応する機器識別情報が付与された端末装置6を最初の入浴催促情報の送信先として選出する。
次に、入浴状況判定部115は、利用者が入浴していない状態の第1継続時間の計時を開始する(ステップS105)。続いて、出湯量取得部112は、給湯機5から出湯量情報を取得したか否かを判定する(ステップS106)。ここで、出湯量取得部112が、給湯機5から出湯量情報を取得していないと判定すると(ステップS106:No)、後述のステップS108の処理が実行される。一方、出湯量取得部112が、給湯機5から出湯量情報を取得したと判定すると(ステップS106:Yes)、入浴開始判定部113は、取得した出湯量情報が示す出湯量に基づいて、利用者が入浴を開始したか否かを判定する(ステップS107)。ここで、入浴開始判定部113は、出湯量情報が示す出湯量が予め設定された基準出湯量以上であると、利用者が入浴を開始したと判定する。入浴開始判定部113が、利用者が入浴を開始したと判定すると(ステップS107:Yes)、後述のステップS115の処理が実行される。一方、入浴開始判定部113は、利用者が未だ未入浴であると判定すると(ステップS107:No)、前述の第1継続時間の計時を開始してから予め設定された第1入浴判定基準時間を経過したか否かを判定する(ステップS108)。ここで、入浴開始判定部113が、未だ第1入浴判定基準時間を経過していないと判定すると(ステップS108:No)、再びステップS106の処理が実行される。
一方、入浴開始判定部113が、第1入浴判定基準時間を経過したと判定すると(ステップS108:Yes)、報知部116は、利用者に入浴を催促する入浴催促情報を端末装置6へ送信する(ステップS109)。続いて、入浴状況判定部115は、利用者が入浴していない状態の第2継続時間の計時を開始する(ステップS110)。その後、出湯量取得部112は、給湯機5から出湯量情報を取得したか否かを判定する(ステップS111)。ここで、出湯量取得部112が、給湯機5から出湯量情報を取得していないと判定すると(ステップS111:No)、後述のステップS113の処理が実行される。一方、出湯量取得部112が、給湯機5から出湯量情報を取得したと判定すると(ステップS111:Yes)、入浴開始判定部113は、取得した出湯量情報が示す出湯量に基づいて、利用者が入浴を開始したか否かを判定する(ステップS112)。ここで、入浴開始判定部113が、出湯量情報に基づいて、利用者が入浴を開始したと判定すると(ステップS112:Yes)、後述のステップS115の処理が実行される。一方、入浴開始判定部113は、利用者が未だ未入浴であると判定すると(ステップS112:No)、前述の第2継続時間の計時を開始してから予め設定された第2入浴判定基準時間を経過したか否かを判定する(ステップS113)。ここで、入浴開始判定部113が、未だ第2入浴判定基準時間を経過していないと判定すると(ステップS113:No)、再びステップS111の処理が実行される。
一方、入浴開始判定部113が、第2入浴判定基準時間を経過したと判定すると(ステップS113:Yes)、報知部116は、入浴催促情報の同一の端末装置6への送信回数Nが予め設定された送信回数上限値未満であるか否かを判定する(ステップS114)。ここで、報知部116は、入浴催促情報の同一の端末装置6への送信回数Nが送信回数上限値未満であると判定すると(ステップS114:Yes)、再びステップS109の処理が実行される。一方、報知部116は、入浴催促情報の同一の端末装置6への送信回数Nが送信回数上限値以上であると判定すると(ステップS114:No)、他の入浴催促情報の送信先が有るか否かを判定する(ステップS103)。その後、ステップS104以降の処理が実行される。
また、入浴開始判定部113が、ステップS112において、利用者が入浴を開始したと判定したとする(ステップS112:Yes)。この場合、図10に示すように、報知部116は、入浴催促情報の送信先の端末装置6を所持する利用者の入浴時間の計時を開始する(ステップS115)。次に、報知部116は、入浴時間の計時を開始してから予め設定された基準入浴時間を経過したか否かを判定する(ステップS116)。ここで、報知部116は、基準入浴時間を経過しない限り(ステップS116:No)、ステップS116の処理を繰り返し実行する。一方、報知部116は、基準入浴時間を経過したと判定すると(ステップS116:Yes)、他の入浴催促情報の送信先が有るか否かを判定する(ステップS117)。ここで、報知部116が、入浴催促情報の送信先の全てに入浴催促情報を送信したと判定すると(ステップS117:No)、入浴管理処理が終了する。
一方、報知部116が、未だ他の入浴催促情報の送信先が有ると判定すると(ステップS117:Yes)、その他の入浴催促情報の送信先の中から1つの入浴催促情報の送信先となる端末装置6を選出する(ステップS118)。ここで、報知部116は、まず、存否情報がF1(在宅)に設定されている利用者識別情報の中から、入浴順番情報が示す入浴順番が先に特定した利用者識別情報の次に若い利用者識別情報を特定する。そして、報知部116は、特定した利用者識別情報に対応する機器識別情報が付与された端末装置6を選出する。次に、報知部116は、入浴催促情報を、選出した端末装置6へ送信する(ステップS119)。続いて、入浴状況判定部115は、利用者が入浴していない状態の第2継続時間の計時を開始する(ステップS120)。その後、出湯量取得部112は、給湯機5から出湯量情報を取得したか否かを判定する(ステップS121)。ここで、出湯量取得部112が、給湯機5から出湯量情報を取得していないと判定すると(ステップS121:No)、後述のステップS123の処理が実行される。一方、出湯量取得部112が、給湯機5から出湯量情報を取得したと判定すると(ステップS121:Yes)、入浴開始判定部113は、取得した出湯量情報が示す出湯量に基づいて、利用者が入浴を開始したか否かを判定する(ステップS122)。ここで、入浴開始判定部113が、出湯量情報に基づいて、利用者が入浴を開始したと判定すると(ステップS122:Yes)、再びステップS115の処理が実行される。一方、入浴開始判定部113は、利用者が未だ未入浴であると判定すると(ステップS122:No)、前述の第2継続時間の計時を開始してから予め設定された第2入浴判定基準時間を経過したか否かを判定する(ステップS123)。ここで、入浴開始判定部113が、未だ第2入浴判定基準時間を経過していないと判定すると(ステップS123:No)、再びステップS121の処理が実行される。
一方、入浴開始判定部113が、第2入浴判定基準時間を経過したと判定すると(ステップS123:Yes)、報知部116は、入浴催促情報の同一の端末装置6への送信回数Nが予め設定された送信回数上限値未満であるか否かを判定する(ステップS124)。ここで、報知部116は、入浴催促情報の同一の端末装置6への送信回数Nが送信回数上限値未満であると判定すると(ステップS124:Yes)、再びステップS119の処理が実行される。一方、報知部116は、入浴催促情報の同一の端末装置6への送信回数Nが送信回数上限値以上であると判定すると(ステップS124:No)、再びステップS117の処理が実行される。
以上説明したように、本実施の形態に係る入浴管理システムによれば、入浴状況判定部115が、湯張り通知取得部111が湯張り通知情報を取得した時刻からの入浴開始判定部113により利用者が入浴を開始したと判定されない状態の第1継続時間が第1入浴判定基準時間を超えたか否かを判定する。そして、報知部116が、第1継続時間が第1入浴判定基準時間を超えたと判定されると、入浴催促情報を利用者が所持する端末装置6へ送信する。これにより、利用者が浴槽への湯張り開始または浴槽の湯量が目標湯量に達した後において利用者が入浴しない状態で長時間放置されることを抑制できる。従って、浴槽の湯量が目標湯量に達した後において浴槽に貯まった湯の保温に要する時間を短縮することができるので、浴槽に貯まった湯の保温に要するエネルギに相当する分の省エネルギ化を図ることができる。また、利用者が湯張り完了時に浴室暖房装置3が動作を開始するように設定している場合、浴槽への湯張り完了後から入浴開始までの放置時間が短縮されるので、これに伴い、浴室暖房装置3の稼働時間も短縮される。従って、浴室暖房装置3の稼働時間が短縮される分、浴室暖房装置3で消費されるエネルギを低減することもできる。
ところで、前述の特許文献1に記載された給湯装置は、浴槽への湯張りが完了した後、自動給湯モードから一般給湯モードへのモード切替操作が行われないまま放置され、熱交換器の出口温度あるいは出湯口の温度が予め設定された温度だけ低下したときに利用者に通知するものである。従って、利用者が、例えば、自動給湯モードのまま入浴を開始した後、熱交換器の出口温度あるいは出湯口の温度が低下した場合、利用者に無駄な通知がなされてしまう。一方、利用者が入浴前にモード切替操作を行うと、その後、利用者へは通知が一切なされないため、利用者が入浴しない状態で長時間放置され、その結果、浴槽の湯が冷めてしまい再度沸き上げを行う必要が生じる虞がある。この場合、給湯装置において再度の沸き上げのために余分にエネルギを消費してしまう。
これに対して、本実施の形態に係るクラウドサーバ1は、浴槽への湯張り完了後における利用者の入浴状況を監視し、湯張り完了時から第1入浴判定基準時間だけ経過しても入浴が開始されない場合、利用者に入浴を催促する入浴催促情報を利用者の所持する端末装置6へ送信する。このため、特許文献1に記載されているようなモード切替操作が必要な給湯装置のみならず、モード切替操作が不要な給湯機についても適用可能であるという利点がある。また、利用者は、入浴催促情報の送信が不要となった場合に入浴催促情報の送信を停止するための操作を行う必要が無いので、利用者の操作負担が軽減される。
また、本実施の形態に係る入浴開始判定部113は、湯張り通知取得時刻後において、出湯量情報が示す出湯量が基準出湯量以上になると、利用者が入浴を開始したと判定する。これにより、浴室に人体を検知する装置を別途設ける必要が無くなるので、入浴管理システムの構成の簡素化を図ることができる。
更に、本実施の形態に係る報知部116は、運転モード取得部114が取得した運転モード情報が示す運転モードに基づいて、自動運転モードが解除されたと判定すると、入浴管理処理を終了して入浴催促情報の端末装置6への送信を回避する。これにより、給湯機5の運転モードに応じて、利用者への入浴催促情報が必要な場合のみ入浴催促情報が端末装置6へ送信されるので、利用者が必要以上に入浴を催促されることが抑制される。
また、本実施の形態に係る入浴状況判定部115は、報知部116が入浴催促情報を端末装置6へ送信した入浴催促送信時刻からの前述の第2継続時間が前述の第2入浴判定基準時間を超えたか否かを判定する。そして、報知部116は、入浴状況判定部115により第2継続時間が第2入浴判定基準時間を超えたと判定すると、再度、入浴催促情報を端末装置6へ送信する。これにより、利用者が浴槽への湯張り開始または浴槽の湯量が目標湯量に達した後において利用者が入浴しない状態で長時間放置されることを抑制できる。
更に、本実施の形態に係る報知部116は、報知設定記憶部133が記憶する存否情報に基づいて、入浴催促情報の送信が必要な端末装置6を選出し、入浴催促情報を、選出した端末装置6へ送信する。これにより、入浴催促情報が、存否情報がF0(不在)に設定されている利用者識別情報に対応する機器識別情報が付与された端末装置6へ送信されることを防止できるので、入浴しない利用者の所持する端末装置6へ無駄な入浴催促情報が送信されてしまうことを抑制できる。
また、本実施の形態に係る報知部116は、存否情報に基づいて、入浴催促情報の送信先として複数の端末装置6を選出した場合、複数の端末装置のうちの1つに入浴催促情報を送信する。そして、報知部116は、その後入浴催促情報の送信先の端末装置を所持する利用者の入浴時間情報が示す入浴時間だけ経過した後、入浴順番情報に基づいて入浴順番が次の利用者が所持する端末装置を特定し、入浴催促情報を特定した端末装置6へ送信する。これにより、入浴予定の利用者が複数存在する場合における入浴時間帯の衝突を抑制することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態に係る入浴管理システムは、利用者の生体活動状況を示す生体情報を取得する生体情報取得部と、湯張り通知取得時刻以降において、生体情報に基づいて、利用者が入浴不可能な生体活動状況であるか否かを判定する生体活動状況判定部と、を備える点で実施の形態1に係る入浴管理システムと相違する。そして、報知部が、生体活動状況判定部により利用者が入浴不可能な生体活動状況であると判定されると、利用者に対して入浴を控えるよう要求する入浴不可通知情報を、端末装置へ送信する。
本実施の形態に係る入浴管理システムは、図11に示すように、クラウドサーバ2001と、端末装置6と、生体情報センサ91と、生体情報センサ91を管理する管理サーバ92と、を備える。なお、図11において、実施の形態1と同様の構成については図2と同一の符号を付している。この入浴管理システムは、浴室暖房装置2003と給湯機5とともに使用される。
浴室暖房装置2003は、図12に示すように、ヒータ32と、送風ファン33と、人感センサ34と、制御ユニット31と、通信アダプタ39と、を備える。なお、図12において、実施の形態1と同様の構成については図2と同一の符号を伏している。制御ユニット31は、クラウドサーバ1から制御情報を受信すると、受信した制御情報に基づいて、ヒータ32および送風ファン33を駆動して浴室を暖房する。また、制御ユニット31は、人感センサ34により浴室内に人が居ることを検知している間、定期的に人体検知情報を生成してクラウドサーバ2001へ送信する。ここで、制御ユニット31は、人感センサ34により浴室内に居る人が検知されている間、例えば1min毎に繰り返し人体検知情報を生成してクラウドサーバ2001へ送信する。通信アダプタ39は、制御ユニット31とクラウドサーバ2001との間での局所ネットワークNW2、ルータ8および広域ネットワークNW1を介した通信を制御する。
端末装置6は、例えばスマートフォンであり、CPU601、主記憶部602と、補助記憶部603と、表示部604と、入力部605と、広域通信部606と、局所通信部607と、短距離無線通信部608と、これらを互いに接続するバス609と、を備える。短距離無線通信部608は、生体情報センサ91との間で、Bluetooth(登録商標)のような短距離無線通信規格に適合した通信方式で通信する。そして、端末装置6は、生体情報センサ91から短距離無線通信部608を介して生体情報を取得すると、取得した生体情報をそのまま広域通信部606、広域ネットワークNW1を介して管理サーバ92へ送信するいわゆるテザリング端末として機能する。
生体情報センサ91は、例えば利用者の身体に装着されるウェアラブル端末装置であり、利用者の体温、血圧、脈拍および血中の酸素飽和度を計測することにより利用者の生体活動状況を示す生体情報を生成する。この生体情報には、生体情報センサ91が計測した利用者の体温を示す体温情報、血圧を示す血圧情報、脈拍を示す脈拍情報および血中の酸素飽和度を示す酸素飽和度情報が含まれる。また、生体情報センサ91は、端末装置6とBluetooth(登録商標)のような短距離無線通信規格に適合した通信方式で通信可能であり、生成した生体情報に生体情報センサ91を識別する生体情報センサ識別情報を付加して端末装置6へ送信する。ここで、生体情報センサ91は、生体情報センサ91に対して生体情報の送信を要求する生体情報要求情報をクラウドサーバ2001から管理サーバ92、広域ネットワークNW1および端末装置6を介して取得すると、これに応じて生体情報を生成する。そして、生体情報センサ91は、生成した生体情報を、端末装置6、広域ネットワークNW1および管理サーバ92を介してクラウドサーバ1へ送信する。
管理サーバ92は、生体情報センサ91を識別する生体情報センサ識別情報を、生体情報センサ91を所有する利用者の利用者識別情報に対応づけて記憶する生体情報センサ識別情報記憶部(図示せず)を備える。この管理サーバ92は、生体情報センサ91から生体情報を取得すると、生体情報センサ識別情報記憶部が記憶する利用者識別情報の中から、取得した生体情報に付加された生体情報センサ識別情報に対応する利用者識別情報を特定する。そして、管理サーバ92は、取得した生体情報に特定した利用者識別情報を付加してクラウドサーバ1へ送信する。
クラウドサーバ2001は、実施の形態1で説明したクラウドサーバ1と同様のハードウェア構成を有し、CPU101と、主記憶部102と、補助記憶部103と、広域通信部106と、計時部107と、バス109と、を備える。補助記憶部103は、クラウドサーバ2001の各種機能を実現するためのプログラムを記憶する。CPU101は、補助記憶部103が記憶するプログラムを主記憶部に読み出して実行することにより、図13に示すように、湯張り通知取得部111、人体検知情報取得部2112、入浴開始判定部2113、運転モード取得部114、入浴状況判定部2115、報知部2116、利用者存否判定部117、報知設定部118、設定情報取得部2119、生体情報取得部2120、生体活動状況判定部2121および入浴終了判定部2122として機能する。なお、図13において、実施の形態1と同様の構成については図3と同一の符号を付している。また、図12に示す補助記憶部103は、図13に示すように、判定基準時間記憶部131と、入浴時期記憶部132と、報知設定記憶部133と、運転モード記憶部134と、入浴可否基準記憶部2135と、を有する。
入浴可否基準記憶部2135は、例えば図14に示すように、入浴可否を示す入浴可否情報と、入浴可能である場合の入浴上限時間を示す入浴上限時間情報と、を、種類情報と基準情報との組合せに対応づけて利用者識別情報毎に区別して記憶する。ここで、種類情報は、体温情報、血圧情報、脈拍情報または酸素飽和度情報のいずれであるかを示し、基準情報は、入浴可否および入浴上限時間に関する体温、血圧、脈拍、血中酸素飽和度それぞれに対する範囲を示す。図14に示す例では、利用者識別情報IDU(1)の利用者について、体温情報が示す利用者の体温Thpが、35.5℃未満または37℃以上である場合、血圧情報が示す収縮期の血圧Pb(収縮期)が160mmHg以上または拡張期の血圧Pb(拡張期)が100mmHg以上である場合、脈拍情報が示す脈拍Bbが50bpm未満または100bpm以上の場合、或いは、酸素飽和度情報が示す血中酸素飽和度が96%未満である場合に、利用者の入浴が不可能と判定されるように設定されている。また、血圧情報が示す収縮期の血圧Pb(収縮期)が140mmHg以上160mmHg未満または拡張期の血圧Pb(拡張期)が80mmHg以上100mmHg未満である場合、利用者の入浴が可能であるが入浴上限時間が20minと判定されるように設定されている。更に、脈拍情報が示す脈拍Bbが80bpm以上100bpm未満である場合、利用者の入浴が可能であるが入浴上限時間が30minと判定されるように設定されている。
図13に戻って、人体検知情報取得部2112は、浴室暖房装置2003から送信される人体検知情報を取得する。入浴開始判定部2113は、人体検知情報取得部2112が人体検知情報を取得すると、利用者が入浴を開始したと判定する。ここで、入浴開始判定部2113は、人体検知情報に基づいて、人感センサ34により人体が検知されている状態の継続時間が予め設定された人体検知基準時間を超えると、利用者が入浴を開始したと判定する。入浴終了判定部2122は、人体検知情報取得部2112が人体検知情報を取得しない状態が予め設定された人体非検知基準時間を超えると、利用者が入浴を終了したと判定する。
生体情報取得部2120は、前述の生体情報要求情報を生体情報センサ91へ送信することにより、生体情報センサ91から生体情報を取得する。そして、生体情報取得部2120は、取得した生体情報を生体活動状況判定部2121に通知する。
生体活動状況判定部2121は、湯張り通知取得部111が給湯機5から湯張り通知情報を取得した湯張り通知取得時刻以降において、前述の生体情報に基づいて、利用者が入浴不可能な生体活動状況であるか否かを判定する。生体活動状況判定部2121は、利用者が入浴不可能な生体活動状況であると判定すると、入浴不可通知情報を報知部2116に通知する。また、生体活動状況判定部2121は、利用者が入浴するのに適当な生体活動状況であると判定した場合、生体情報および入浴可否基準記憶部2135が記憶する基準情報に基づいて、利用者の入浴上限時間を設定する。ここで、生体活動状況判定部2121は、入浴可否基準記憶部2135が記憶する入浴上限時間情報の中から、入浴状況判定部2115から通知される利用者識別情報に対応する入浴上限時間情報を特定する。そして、生体活動状況判定部2121は、設定した入浴上限時間を示す入浴上限時間情報を入浴状況判定部2115に通知する。
入浴状況判定部2115は、実施の形態1で説明した機能に加えて、入浴開始判定部2113により利用者が入浴を開始したと判定した入浴開始時刻からの入浴経過時間が、入浴終了判定部2122により利用者が入浴を終了したと判定されない状態で、入浴上限時間に達したか否かを判定する。ここで、入浴上限時間は、生体活動状況判定部2121から通知される入浴上限時間情報が示す入浴上限時間である。また、入浴状況判定部2115は、入浴時期記憶部132が記憶する入浴順番情報と、入浴開始判定部2133により入浴が開始されたと判定された回数と、に基づいて、入浴する利用者の利用者識別情報を特定して生体活動状況判定部2121に通知する。また、入浴状況判定部2115は、入浴終了判定部2122により利用者が入浴を終了したと判定されると、入浴経過時間の計時を停止する。
報知部2116は、実施の形態1で説明した機能に加えて、生体活動状況判定部2121により利用者が入浴不可能な生体活動状況であると判定されると、利用者が入浴不可能であることを通知する入浴不可通知情報を、端末装置6へ送信する。ここで、報知部2116は、前述の入浴不可通知情報を、入浴不可能な生体活動状況である利用者の端末装置(例えば端末装置6A)を含む複数の端末装置6A、6B、6Cへ送信する。また、報知部2116は、入浴状況判定部2115により入浴経過時間が入浴上限時間に達したと判定されると、利用者の入浴を終了するよう要求する入浴終了要求情報を、端末装置6へ送信する。
設定情報取得部2119は、実施の形態1で説明した機能に加えて、端末装置6から送信される入浴可否基準情報を取得すると、取得した入浴可否基準情報に基づいて入浴可否基準記憶部2125が記憶する基準情報を更新する。
次に、本実施の形態に係る入浴管理システムの動作について、図15から図19を参照しながら説明する。なお、図15、図17および図18において、実施の形態1と同様の処理については、図5、図7および図8と同一の符号を付している。まず、図15に示すように、利用者が操作機器55に対して浴槽の湯張りを開始させるための操作を行ったとする。なお、後述するように、利用者が端末装置6に対して浴槽への湯張りを開始するための操作が行うと、給湯機5が、端末装置6から湯張り開始指令情報を取得すると浴槽への湯張りを開始するものである場合、利用者が端末装置6に対して浴槽への湯張りを開始させるための操作を行ったとする。この場合、ステップS1からS4までの一連の処理が実行される。次に、生体情報センサ91に対して生体情報の送信を要求する生体情報要求情報が、クラウドサーバ1から生体情報センサ91へ送信される(ステップS2001)。一方、生体情報センサ91は、生体情報要求情報を取得すると、これに応じて、前述の生体情報を生成する(ステップS2002)。続いて、生成された生体情報が、生体情報センサ91からクラウドサーバ1へ送信される(ステップS2003)。
一方、クラウドサーバ1は、生体情報を取得すると、取得した生体情報に基づいて、入浴不可能な生体活動状況である利用者が存在するか否かを判定し、入浴不可能な生体活動状況である利用者が存在すると判定すると、入浴不可通知情報の送信先の端末装置6A、6B、6Cを選出する(ステップS2004)。ここで、クラウドサーバ1は、例えば入浴不可能な生体活動状況である利用者およびその利用者の家族それぞれが所持する端末装置6を選出する。その後、クラウドサーバ1が、入浴不可通知情報を生成し(ステップS2005)、生成された入浴不可通知情報が、クラウドサーバ1から端末装置6A、6B、6Cそれぞれに送信される(ステップS6、S2008、S2010)。一方、端末装置6A、6B、6Cは、それぞれ、入浴不可通知情報を取得すると、取得した入浴不可通知情報に基づいて、入浴不可通知画面を表示部604に表示させる(ステップS2007、S2009、S2011)。
ここで、端末装置6Aの利用者の生体活動状況が入浴不可能であったとする。この場合、端末装置6Aは、例えば図16(A)に示すような入浴不可通知画面GA21を表示部604に表示させる。ここで、入浴不可通知画面GA21には、利用者に入浴を停止するよう要求するメッセージ情報を含むメッセージ画像M21と、入浴不可通知画面を消去する際にタッチされる部分に表示される釦画像BU21と、が含まれている。そして、利用者がタッチパッドである入力部605における釦画像BU21に対応する部分をタッチすると、端末装置6Aは、入浴不可通知画面GA21を表示部604から消去する。また、端末装置6B、6Cには、例えば図16(B)に示すような入浴不可通知画面GA22を表示部604に表示させる。ここで、入浴不可通知画面GA22には、入浴不可能な生体活動状況であると判定された利用者に対して入浴を停止させるよう要求するメッセージ情報を含むメッセージ画像M22と、入浴不可通知画面を消去する際にタッチされる部分に表示される釦画像BU22と、が含まれている。そして、利用者がタッチパッドである入力部605における釦画像BU22に対応する部分をタッチすると、端末装置6B、6Cは、入浴不可通知画面GA22を表示部604から消去する。
次に、クラウドサーバ1は、生体活動状況が入浴するのに適当な利用者の利用者識別情報を特定してから、入浴時期記憶部132が記憶する利用者識別情報および入浴順番情報と、報知設定記憶部133が記憶する機器識別情報、利用者識別情報および存否情報と、を参照して、入浴催促情報の送信先となる端末装置6Aを選出する(ステップS5)。なお、以下では、端末装置6Aを所持する利用者の生体活動情報が入浴可能な状態を示しているものとして説明する。続いて、ステップS6から図17に示すステップS9までの一連の処理が実行される。
その後、端末装置6Aを所持する利用者が入浴を開始したとする。そして、浴室暖房装置3の人感センサ34により人体が検知されたことを示す人体検知情報が、浴室暖房装置3からクラウドサーバ1へ送信されたとする(ステップS2012)。この場合、クラウドサーバ1は、利用者が入浴を開始したとして、利用者の入浴時間の計時を開始する(ステップS15)。次に、ステップS16からS19までの一連の処理が実行される。
次に、端末装置6Bを所持する利用者が入浴を開始したとする。そして、浴室暖房装置3の人感センサ34により人体が検知されたことを示す人体検知情報が、浴室暖房装置3からクラウドサーバ1へ送信されたとする(ステップS2013)。この場合、クラウドサーバ1は、利用者が入浴を開始したとして、利用者の入浴時間の計時を開始する(ステップS23)。続いて、ステップS24からS26までの一連の処理が実行される。
次に、前述のステップS2013以降の処理と同様の処理が実行される。
その後、端末装置6Bを所持する利用者の入浴時間の計時を開始してからその利用者に対する入浴上限時間を経過したとする。この場合、クラウドサーバ1は、端末装置6Bを所持する利用者に入浴を終了させるように要求する入浴終了要求情報の送信先の端末装置6A、6Cを選出する(ステップS2014)。ここで、クラウドサーバ1は、例えば入浴上限時間を超えて入浴する利用者の家族それぞれが所持する端末装置6A、6Cを選出する。その後、クラウドサーバ1が、入浴終了要求情報を生成し(ステップS2015)、生成された入浴終了要求情報が、クラウドサーバ1から端末装置6A、6Cそれぞれに送信される(ステップS2016、S2018)。一方、端末装置6A、6Cは、それぞれ、入浴終了要求情報を取得すると、取得した入浴終了要求情報に基づいて、入浴終了要求画面を表示部604に表示させる(ステップS2017、S2019)。このとき、端末装置6A、6Cは、例えば図19に示すような入浴終了要求画面GA23を表示部604に表示させる。ここで、入浴終了要求画面GA23には、利用者に入浴を終了させるよう要求するメッセージ情報を含むメッセージ画像M23と、入浴終了要求画面を消去する際にタッチされる部分に表示される釦画像BU23と、が含まれている。そして、利用者がタッチパッドである入力部605における釦画像BU23に対応する部分をタッチすると、端末装置6A、6Cは、入浴終了要求画面GA23を表示部604から消去する。
次に、本実施の形態に係るクラウドサーバ2001が実行する入浴管理処理について、図20および図21を参照しながら説明する。なお、図20および図21において、実施の形態1で説明した処理と同様の処理については同一の符号を付している。まず、ステップS101からS103までの処理が実行され、報知部2116が、ステップS103において入浴催促情報の送信先となる端末装置6が有ると判定したとする(ステップS103:Yes)。この場合、生体情報取得部2120は、前述の生体情報要求情報を生体情報センサ91へ送信することにより(ステップS201)、生体情報センサ91から生体情報を取得する(ステップS202)。ここで、生体情報取得部2120は、取得した生体情報を生体活動状況判定部2121に通知する。
次に、生体活動状況判定部2121は、生体情報取得部2120から通知される生体情報に基づいて、利用者のいずれかが入浴不可能な生体活動状況であるか否かを判定する(ステップS203)。ここで、生体活動状況判定部2121は、利用者全てが入浴不可能な生体活動状況であると判定すると(ステップS203:No)、そのままステップS104の処理が実行される。一方、生体活動状況判定部2121が、利用者のいずれかが入浴不可能な生体活動状況であると判定すると(ステップS203:Yes)、入浴不可通知情報を報知部2116に通知する。そして、報知部2116は、生体活動状況判定部2121から通知される入浴不可通知情報に基づいて、入浴不可通知情報の送信先の端末装置6を選出する(ステップS204)。続いて、報知部2116は、入浴不可通知情報を生成して選出した送信先の端末装置6へ送信する(ステップS205)。その後、ステップS104およびS105の処理が実行される。
次に、入浴開始判定部2113は、人体検知情報取得部2112により浴室暖房装置2003から送信された人体検知情報が取得されたか否かを判定する(ステップS206)。入浴開始判定部2113が、人体検知情報取得部2112により人体検知情報が取得されたと判定すると(ステップS206:Yes)、図21に示すステップS115の処理が実行される。一方、入浴開始判定部2113が、人体検知情報取得部2112により人体検知情報を取得されていないと判定すると(ステップS206:No)、前述の第1継続時間の計時を開始してから予め設定された第1入浴判定基準時間を経過したか否かを判定する(ステップS108)。ここで、入浴開始判定部113が、未だ第1入浴判定基準時間を経過していないと判定すると(ステップS108:No)、再びステップS206の処理が実行される。一方、入浴開始判定部113が、第1入浴判定基準時間を経過したと判定すると(ステップS108:Yes)、ステップS109およびS110の処理が実行される。
続いて、入浴開始判定部2113は、人体検知情報取得部2112により人体検知情報が取得されたか否かを判定する(ステップS207)。入浴開始判定部2113が、人体検知情報取得部2112により人体検知情報が取得されたと判定すると(ステップS207:Yes)、図21に示すステップS115の処理が実行される。一方、入浴開始判定部2113は、人体検知情報取得部2112により人体検知情報を取得されていないと判定すると(ステップS207:No)、前述の第2継続時間の計時を開始してから予め設定された第2入浴判定基準時間を経過したか否かを判定する(ステップS113)。ここで、入浴開始判定部2113が、未だ第2入浴判定基準時間を経過していないと判定すると(ステップS113:No)、再びステップS207の処理が実行される。一方、入浴開始判定部2113が、第2入浴判定基準時間を経過したと判定すると(ステップS113:Yes)、ステップS114以降の処理が実行される。
また、入浴開始判定部2113が、ステップS206において、利用者が入浴を開始したと判定したとする(ステップS206:Yes)。この場合、図21に示すように、報知部2116は、入浴催促情報の送信先の端末装置6を所持する利用者の入浴時間の計時を開始する(ステップS115)。次に、入浴終了判定部2122は、人体検知情報取得部2112による人体検知情報の取得状況に基づいて、利用者が入浴を終了したか否かを判定する(ステップS208)。入浴終了判定部2122が、利用者が入浴を終了したと判定すると(ステップS208:Yes)、ステップ117の処理が実行される。一方、入浴終了判定部2122は、利用者が未だ入浴中であると判定したとする(ステップS208:No)。この場合、入浴状況判定部2115は、入浴開始判定部2113により利用者が入浴を開始したと判定した入浴開始時刻から生体活動状況判定部2121から通知される入浴上限時間情報が示す入浴上限時間だけ経過したか否かを判定する(ステップS209)。ここで、入浴状況判定部2115が、前述の入浴開始時刻から未だ入浴上限時間を経過していないと判定すると(ステップS209:No)、そのままステップS116の処理が実行される。一方、入浴状況判定部2115が、前述の入浴開始時刻から入浴上限時間だけ経過したと判定すると(ステップS209:Yes)、報知部2116は、入浴上限時間を経過した利用者に入浴を終了させるように要求する入浴終了要求情報の送信先の端末装置6を選出する(ステップS210)。続いて、報知部2116は、入浴終了要求情報を生成し、生成した入浴終了要求情報を端末装置6へ送信する(ステップS211)。その後、ステップS116からS120までの一連の処理が実行される。
次に、入浴開始判定部2113は、人体検知情報取得部2112により人体検知情報が取得されたか否かを判定する(ステップS212)。入浴開始判定部2113が、人体検知情報取得部2112により人体検知情報が取得されたと判定すると(ステップS212:Yes)、再びステップS115の処理が実行される。一方、入浴開始判定部2113は、人体検知情報取得部2112により人体検知情報を取得されていないと判定すると(ステップS212:No)、前述の第2継続時間の計時を開始してから予め設定された第2入浴判定基準時間を経過したか否かを判定する(ステップS123)。ここで、入浴開始判定部2113が、未だ第2入浴判定基準時間を経過していないと判定すると(ステップS123:No)、再びステップS211の処理が実行される。一方、入浴開始判定部2113が、第2入浴判定基準時間を経過したと判定すると(ステップS123:Yes)、ステップS124以降の処理が実行される。
以上説明したように、本実施の形態に係る入浴管理システムによれば、浴室内に存在する利用者を検知する人感センサ34を有する浴室暖房装置2003から人感センサ34による人体の検知状態を示す人体検知情報を取得する人体検知情報取得部2112を備える。そして、入浴開始判定部2113は、人体検知情報に基づいて、人感センサ34により人体が検知されている状態の継続時間が予め設定された人体検知基準時間を超えると、利用者が入浴を開始したと判定する。これにより、利用者が入浴目的ではなく短時間だけ浴室に入った場合に誤って入浴を開始したと誤判定されることが抑制されるので、利用者の入浴状況の判定精度を高めることができる。
また、本実施の形態に係るクラウドサーバ2002は、入浴終了判定部2122を備えていることにより、利用者の入浴終了時期を判別することができる。従って、利用者の入浴状況をより精度良く判定することができる。
更に、本実施の形態に係る生体活動状況判定部2121は、湯張り通知取得時刻以降において、生体情報取得部2120が取得した生体情報に基づいて、利用者が入浴不可能な生体活動状況であるか否かを判定する。そして、報知部2116が、生体活動状況判定部2121により利用者が入浴不可能な生体活動状況であると判定されると、利用者が入浴不可能であることを通知する入浴不可通知情報を、端末装置6へ送信する。ここで、報知部2116は、利用者が入浴不可能な生体活動状況であると判定すると、入浴不可通知情報を、その利用者の端末装置を含む複数の端末装置6へ送信する。これにより、利用者が入浴不可能な生体活動状況である場合、例えばその利用者の家族が所持する端末装置6に入浴不可通知情報を送信することができる。従って、例えば年配の利用者が生体活動状況を十分に把握しない状態で入浴してしまうことを抑制できるので、入浴に関する事故の発生リスクを低減できる。
また、本実施の形態に係る生体活動状況判定部2121は、利用者が入浴するのに適当な生体活動状況であると判定した場合、生体情報に基づいて、その利用者の入浴上限時間を設定する。また、入浴状況判定部2115は、入浴開始判定部2113により利用者が入浴を開始したと判定した入浴開始時刻からの入浴経過時間が入浴上限時間に達したか否かを判定する。そして、報知部2116は、入浴状況判定部2115により入浴経過時間が入浴上限時間に達したと判定されると、利用者の入浴を終了するよう要求する入浴終了要求情報を、端末装置6へ送信する。これにより、利用者が入浴上限時間を超えて長風呂してしまうことを抑制できるので、入浴に関する事故の発生リスクを低減できる。
更に、本実施の形態に係るクラウドサーバ2001は、複数の利用者それぞれの入浴上限時間を示す入浴上限時間情報を、複数の利用者それぞれの利用者識別情報に対応づけて記憶する入浴可否基準記憶部2135を備える。そして、生体活動状況判定部2121が、入浴可否基準記憶部2135が記憶する入浴上限時間情報の中から、入浴開始判定部2113により入浴を開始したと判定した利用者の利用者識別情報に対応する入浴上限時間情報を設定する。これにより、複数の利用者それぞれの年齢、体格等に応じて入浴上限時間を設定することができるので、利用者毎に入浴の適否を細かく判定することができる。従って、入浴に関する事故の発生リスクを低減できる。
以上、本開示の実施の形態について説明したが、本開示は前述の実施の形態によって限定されるものではない。例えば、端末装置が、スピーカとマイクロフォンとを有するいわゆるスマートスピーカであってもよい。本変形例に係る入浴管理システムは、例えば図22に示すように、クラウドサーバ3001と、端末装置6と、ともに、スマートスピーカである端末装置3007を備える。なお、図22において、実施の形態1、2と同様の構成については図1および図11と同一の符号を付している。端末装置3007は、広域ネットワークNW1に接続されている。
端末装置3007は、図23に示すように、CPU701、主記憶部702と、補助記憶部703と、スピーカ704と、マイクロフォン705と、広域通信部706と、これらを互いに接続するバス709と、を備える。なお、図23において、実施の形態1と同様の構成については図2と同一の符号を付している。そして、CPU701は、補助記憶部703が記憶するプログラムを主記憶部702に読み出して実行することにより、図24に示すように、報知情報取得部711、音声出力制御部712、音声解析部713および設定情報通知部714として機能する。なお、図24において、実施の形態1と同様の構成については図3と同一の符号を付している。また、図23に示す補助記憶部703は、図24に示すように、利用者に通知する各種メッセージを示す音声情報を記憶する音声情報記憶部731を有する。音声出力制御部712は、報知情報取得部611から通知される入浴催促情報に基づいて、音声情報記憶部731が記憶する音声情報の中から利用者に入浴を催促する音声に対応する音声情報を特定する。そして、音声出力制御部712は、特定した音声情報に対応する音声をスピーカ704に出力させる。
音声解析部713は、利用者がマイクロフォン705に対して入力した音声を解析することにより、音声に対応する操作内容を特定し、特定した操作内容に応じた操作情報を生成して設定情報通知部614に通知する。ここで、音声解析部713は、例えば第1入浴判定基準時間、第2入浴判定基準時間または基準入浴時間を設定するための音声案内がスピーカ704から出力された後、利用者がマイクロフォン705に対して第1入浴判定基準時間、第2入浴判定基準時間または基準入浴時間を音声入力すると、その入力された音声を解析して第1入浴判定基準時間、第2入浴判定基準時間または基準入浴時間を示す情報を含む操作情報を生成する。
本構成によれば、報知情報取得部711が入浴催促情報を取得すると、音声出力制御部712が、利用者に入浴を催促する音声に対応する音声情報を特定する。そして、音声出力制御部712は、特定した音声情報に対応する音声をスピーカ704に出力させる。これにより、利用者は、音声により入浴を催促されるので、入浴催促情報が通知されていることに気づかずに放置されてしまうことを抑制できる。
実施の形態1において、入浴開始判定部113が、例えば、出湯量情報とともに出湯先が浴室シャワー、浴室蛇口、台所等のいずれであるかを示す出湯先情報を用いて、浴室シャワーまたは浴室蛇口への出湯量が予め設定された基準出湯量以上になると利用者が入浴を開始したと判定するようにしてもよい。この場合、入浴開始判定の精度を高めることができる。
実施の形態1では、入浴開始判定部113が、出湯量情報が示す出湯量が予め設定された基準出湯量以上になると、利用者が入浴を開始したと判定する例について説明した。また、実施の形態2では、入浴開始判定部2113が、人感センサ34により人体が検知されている状態の継続時間が予め設定された人体検知基準時間を超えると、利用者が入浴を開始したと判定する例について説明した。但し、入浴開始判定部は、これらの構成に限定されるものではなく、例えばクラウドサーバが、浴室に設置された照明器具の点灯/消灯状態を示す点灯状態情報を含む照明情報を取得する照明情報取得部を備えており、入浴開始判定部が、照明情報に基づいて、照明器具が消灯状態から点灯状態に遷移した場合に、利用者が入浴を開始したと判断するようにしてもよい。或いは、入浴開始判定部が、出湯量情報が示す出湯量が基準出湯量以上になる、或いは、人感センサ34により人体が検知されている状態の継続時間が予め設定された人体検知基準時間を超えるとともに、照明器具が消灯状態から点灯状態に遷移した場合に、利用者が入浴を開始したと判断するようにしてもよい。
実施の形態1において、浴室暖房装置として人感センサ34を備えるものを採用し、入浴開始判定部が、人感センサ34により人体が検知されている状態の継続時間が予め設定された人体検知基準時間を超えると、利用者が入浴を開始したと判定するものであってもよい。また、実施の形態2において、入浴開始判定部が、出湯量情報が示す出湯量が予め設定された基準出湯量以上になると、利用者が入浴を開始したと判定するものであってもよい。
各実施の形態において、例えばクラウドサーバが、浴室に設置された照明器具の点灯/消灯状態を示す点灯状態情報を含む照明情報を取得する照明情報取得部を備える場合、報知部は、照明情報に基づいて、照明器具が点灯状態から消灯状態に遷移した場合に、入浴が終了したと判定するものであってもよい。
実施の形態2では、生体情報が、利用者の脈泊と利用者の血圧と利用者の体温と利用者の血中酸素飽和度とを示す情報を含む例について説明したが、生体情報の種類はこれに限定されない。例えば、生体情報が、利用者の体表面温度を示す情報、或いは、利用者の動作状況を示す情報を含むものであってもよい。また、実施の形態2では、生体情報センサ91が利用者の身体に装着されるウェアラブル端末装置である例について説明したが、生体情報センサの種類はこれに限定されない。例えば、生体情報センサは赤外線センサ、ミリ波センサ、レーザセンサ等の非接触センサであってもよい。
各実施の形態では、クラウドサーバ1、2001が、入浴催促情報を端末装置6へ送信する例について説明したが、入浴催促情報の送信先は端末装置6に限定されるものではない。例えば、クラウドサーバ1、2001が、給湯機5の操作機器55或いは浴室以外の台所、居室等の他の部屋に設置された遠隔制御装置(図示せず)へ送信するものであってもよい。そして、操作機器55、遠隔制御装置が、入浴催促情報を取得すると、ブザーを鳴動させることにより利用者に報知するものであってもよい。
各実施の形態では、給湯機5が、利用者により操作機器55に対して浴槽への湯張りを開始するための操作が行なわれると、湯張りを開始する例について説明したが、給湯機5が湯張りを開始する契機はこれに限定されない。例えば、利用者が端末装置6に対して浴槽への湯張りを開始するための操作が行うと、端末装置6が、広域ネットワークNW1、ルータ8および局所ネットワークNW2を介して、給湯機5へ湯張り開始指令情報を送信し、給湯機5が、湯張り開始指令情報を取得すると浴槽への湯張りを開始するものであってもよい。
また、本開示に係るクラウドサーバ1、2001、3001の各種機能は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、ネットワークに接続されているコンピュータに、上記動作を実行するためのプログラムを、コンピュータシステムが読み取り可能な非一時的な記録媒体(CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)等)に格納して配布し、当該プログラムをコンピュータシステムにインストールすることにより、上述の処理を実行するクラウドサーバ1、2001、3001を構成してもよい。
また、コンピュータにプログラムを提供する方法は任意である。例えば、プログラムは、通信回線の掲示版(BBS(Bulletin Board System))にアップロードされ、通信回線を介してコンピュータに配信されてもよい。そして、コンピュータは、このプログラムを起動して、OS(Operating System)の制御の下、他のアプリケーションと同様に実行する。これにより、コンピュータは、上述の処理を実行するクラウドサーバ1、2001、3001として機能する。
以上、本開示の各実施の形態および変形例について説明したが、本開示はこれらに限定されるものではない。本開示は、実施の形態および変形例が適宜組み合わされたもの、それに適宜変更が加えられたものを含む。