JP7764178B2 - 屋根と壁間の改修屋根構造 - Google Patents

屋根と壁間の改修屋根構造

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Description

本発明は、屋根と壁間の取り合い部分に使用する改修屋根構造に関するものである。
屋根と壁間の取り合い部分を改修する際に使用する壁押さえカバーは略L字状に成形した金属製の板材にて屋根材の上端と壁材の下端を覆って施工するのが一般的である。(例えば、特許文献1、2参照)。
特開平8-35297号公報 特開平10-8645号公報
特許文献1は既存の屋根の水上部を改修する構造に関するものである。特許文献2は下屋の防水構造に関するものである。しかしながら、既存の乾式外装材の下端部から新規屋根材の水上端までに大きな段差が形成された場合には対応が出来なかった。
本発明はこのような欠点を解決するために、既存の乾式外装材と新規屋根材間の構造において、垂直平面状のカバー化粧片と、カバー化粧片の上端を屋方向に屈曲した底と、底の先端を上方に屈曲したシーリング受片と、カバー化粧片の下端を屋内方向に屈曲した下カバー片とから長尺状に形成したカバー材を既存の乾式外装材の下端を覆うように形成し、かつ、改修用壁押えを新規屋根材の既存の乾式外装材側端部を覆うように形成することで、既存の乾式外装材と新規屋根材との境界を被覆したことを特徴とする屋根と壁間の改修屋根構造を提供するものである。
本発明に係る屋根と壁間の改修屋根構造によれば、(1)既存の乾式外装材の下端部から新規屋根材の水上端までに大きな段差が形成された場合でも施工が可能である。(2)瓦屋根の改修などで形成される大きな段差にでも対応出来る。(3)シーリング材を形成するシーリングポケットが形成され、シーリングが打ちやすくなった。等の特徴、効果がある。
本発明に係る屋根と壁間の改修屋根構造の代表的一例を示す断面図である。 本発明に係る屋根と壁間の改修屋根構造に使用するカバー材の代表的一例を示す斜視図と断面図である。 本発明に係る屋根と壁間の改修屋根構造に使用する新規屋根材の代表的一例を示す正面図と斜視図である。 本発明に係る屋根と壁間の改修屋根構造に使用する新規屋根材の代表的一例を示す断面図である。 本発明に係る屋根と壁間の改修屋根構造に使用する新規屋根材の施工状態を示す断面図である。 本発明に係る屋根と壁間の改修屋根構造に使用する新規屋根材の施工状態を示す断面図である。 本発明に係る屋根と壁間の改修屋根構造のその他の実施例を示す断面図である。 本発明に係る屋根と壁間の改修屋根構造に使用するカバー材のその他の実施例を示す断面図である。
以下に図面を用いて本発明に係る屋根と壁間の改修屋根構造について詳細に説明する。図1は本発明に係る屋根と壁間の改修屋根構造の代表的一例を示す断面図である。αは既存屋根下地であり、垂木α1、野地板α2、既存下葺き材α3、既存雨押えα4よりなり、既存の屋根材を除去したものである。
Aは新規屋根材であり、金属製外装材1の裏面材3間に断熱材2を形成した乾式壁材である。Bは耐水合板、Cは下葺き材、Mは平型面戸、Sはシーリング材、Dは受木、Eは改修用壁押え、Fは受木、Gは既存の乾式外装材である。なお、既存下葺き材α3と下葺き材Cは、ルーフィングシート等の防水シートである。
新規屋根材Aは、図3(a)、(b)、図4(a)、(b)に示すように、金属製屋根材1、例えば金属板(カラー鋼板、銅板、アルミニウム板、チタン板、ステンレス板、サンドイッチ鋼板、クラッド鋼板等)等をロール成形、プレス成形、押出成形、等によって長尺状に形成したものである。
さらに説明すると、金属製屋根材1は長尺板状であり、図3(a)、(b)、図4(a)、(b)に示すように、略垂直平面状の化粧面4と、裏面5と、化粧面4の水下側端部を屋内側に屈曲した段差化粧面6と、水上側に開口するように略コ字状に屈曲して差込縁7を形成し、化粧面4と段差化粧面6と差込縁7とから略U字状の引っ掛け溝8を形成して雄型連結部9としたものである。
また、化粧面4の水上側端部には化粧面4の先端を水下側に開口して断面略U字状に形成した前記差込縁7と嵌合する嵌合溝10と、嵌合溝10の上縁となる嵌合縁11と、固定12を形成し雌型連結部13としたものである。
断熱材2は防水材、断熱材、補強材、嵩上げ材、防音材、吸音材、緩衝材、防火材、結露防止材、等として機能するものであり、主に、合成樹脂発泡体を使用するものである。その素材としては、スチレンフォーム、ポリウレタンフォーム、ポリイソシアヌレートフォーム、フェノールフォーム、塩化ビニルフォーム、ポリエチレンフォーム、ポリスチレンフォーム、ユリアフォーム等、の合成樹脂発泡体からなるものであり、例えばレゾール型フェノールの原液と、硬化剤、発泡剤を混合し、表面材、もしくは裏面材の裏面側に吐出させ、加熱して反応・発泡・硬化させて形成したものである。
また、断熱材2中には各種難燃材として軽量骨材(パーライト粒、ガラスビーズ、石膏スラグ、タルク石、シラスバルーン、水酸化アルミニウム等)、繊維状物(グラスウール、ロックウール、カーボン繊維、グラファイト等)を混在させ、耐火性、防火性を向上させることもできる。
裏面材3はクラフト紙、アルミ蒸着紙、アスファルトフェルト、金属箔(Al、Fe、Pb、Cu)、合成樹脂シート、ゴムシート、布シート、石膏紙、水酸化アルミ紙、ガラス繊維不織布等の1種、または2種以上をラミネートしたもの、あるいは防水処理、難燃処理されたシート等からなるものである。
14は防水連結部、15はカバー連結部、16は防水凸部である。
連結は図5、図6に示すように屋根の水下から水上側に施工するには、図5に示すように固定された水下側の新規屋根材Aの嵌合溝10に水上側の新規屋根材Aの差込縁を嵌合し、固定片12を固定具βにより野地板α2に固定する工程を順次行うことにより施工するものである。
また、新規屋根材Aの横方向の施工は図6に示すように固定された新規屋根材Aの防水連結部14上に新規屋根材Aのカバー連結部15を覆うように連結して施工するものである。
カバー材Kは図2(a)、(b)に示すように、垂直平面状のカバー化粧片K1と、カバー化粧片K1の上端を屋方向に屈曲した底K2と、底K2の先端の上方に屈曲したシーリング受片K3と、シーリング受片K3の上端を屋内側に折り返した舌片K4と、カバー化粧片K1の下端を屋内方向に屈曲した下カバー片K5とから長尺状に形成したものである。
既存屋根下地αは、垂木α1、野地板α2、既存下葺き材α3、既存雨押えα4よりなり、既存の屋根材を除去したものである。既存の屋根材を除去した屋根と既存の乾式外装材Gの下端間には大きな空間が出来、この部分をカバーする方法が無かった。そこで、新規屋根材Aと受木D、改修用壁押えE、シーリングSを施工した後、改修用壁押えEと既存の乾式外装材G間を覆うカバー材Kを用いて施工するものである。
その施工は図1に示すように、改修用壁押えEと既存の乾式外装材Gの下端間に受木Fを固定具βにより固定する。その後、受木Fのカバー化粧片K1を固定具βにより固定し、既存の乾式外装材Gの表面とカバー材Kのシーリング受片K3間のシーリングポケットSPにシーリング材Sを連続状に形成し、施工を完了するものである。
以上説明したのは本発明に係る屋根と壁間の改修屋根構造に使用する外装材Aの一実施例にすぎず、図7、図8(a)~(d)に示すように形成することが出来るものである。
α 既存屋根下地
α1 垂木
α2 野地板
α3 既存下葺き材
α4 既存雨押え
β 固定具
A 新規屋根材
B 耐水合板
C 下葺き材
D 受木
E 改修用壁押え
F 受木
G 既存の乾式外装材
K カバー材
K1 カバー化粧片
K2 底片
K3 シーリング受片
K4 舌片
K5 下カバー片
M 平型面戸
S シーリング材
SP シーリングポケット
1 金属製屋根材
2 断熱材
3 裏面材
4 化粧面
5 裏面
6 段差化粧面
7 差込縁
8 引っ掛け溝
9 雄型連結部
10 嵌合溝
11 嵌合縁
12 固定片
13 雌型連結部
14 防水連結部
15 カバー連結部
16 防水凸部

Claims (1)

  1. 既存の乾式外装材と新規屋根材間の構造において、垂直平面状のカバー化粧片と、カバー化粧片の上端を屋方向に屈曲した底と、底の先端を上方に屈曲したシーリング受片と、カバー化粧片の下端を屋内方向に屈曲した下カバー片とから長尺状に形成したカバー材を既存の乾式外装材の下端を覆うように形成し、かつ、改修用壁押えを新規屋根材の既存の乾式外装材側端部を覆うように形成することで、既存の乾式外装材と新規屋根材との境界を被覆したことを特徴とする屋根と壁間の改修屋根構造。
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