I.定義
以下の説明は、本開示が、特許請求される主題の例示として考慮されるべきであり、添付の特許請求の範囲を、例示される特定の実施形態に限定することを意図したものではない、との理解のもとに行われる。本開示全体を通して使用される見出しは便宜上のものであり、決して特許請求の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。いずれかの見出しの下に例解される実施形態は、任意の他の見出しの下で例解される実施形態と組み合わされ得る。
別途定義されない限り、本明細書で使用される全ての技術用語及び科学用語は、当業者によって一般的に理解されるのと同じ意味を有する。本明細書及び添付の特許請求の範囲で使用される場合、「a」、「and」、及び「the」という単数形は、別途文脈で明確に示されない限り、複数の指示対象を含むことに留意されたい。したがって、例えば、「化合物」への言及は、複数のこのような化合物を含み、「アッセイ」への言及は、当業者などに既知の1つ以上のアッセイ及びその等価物への言及を含む。
本開示で使用する場合、以下の語、句及び記号は、概して、それらが使用されている文脈がそうでないことを示している場合を除き、以下に明らかにされる意味を有することが意図されている。
2つの文字又は記号の間にはないダッシュ(「-」)は、置換基についての結合点を示すために使用される。例えば、-CONH2は、炭素原子を介して結合している。化学基の前又は後のダッシュは、便宜上のものであり、化学基は、それらの通常の意味を失うことなく、1つ以上のダッシュを伴うか又は伴わずに示され得る。構造内の線を横切って引かれた波線は、基の結合点を示す。化学的又は構造的に必要とされない限り、化学基が書かれている又は呼称されている順序によって、方向性が示されている又は含意されているものではない。環(縮合、架橋、又はスピロ環式環系を含む)の中心から突き出た実線は、その環での置換基の結合点が、いずれの環原子にあってもよいことを示す。例えば、以下の構造におけるRaaは、5個の炭素環原子のいずれに結合していてもよいか、又は窒素環原子に結合した水素がRaaで置き換えられてもよい:
別の例として、以下の構造におけるRaaでは、
Raaは、以下に示される番号付けされた位置のいずれかに結合することができる:
環(縮合、架橋、又はスピロ環式環系を含む)の中心から突き出た実線は、化合物の残りの部分への環系の結合点が、縮合、架橋、又はスピロ環式環系のいずれの環原子にあってもよいことを示す。例えば、以下の構造において、
単環式ヘテロシクリルは、以下に示される番号付けされた位置のいずれかにおいて化合物の残りの部分に結合することができる:
別の例として、以下の縮合二環式複素環式構造において、
縮合二環式ヘテロシクリルは、以下に示される番号付けされた8つのうちのいずれかにおいて化合物の残りの部分に結合することができる:
「Cu~v」という接頭辞は、以下の基が、u~vの炭素原子を有することを示す。例えば、「C1~6アルキル基」は、アルキル基が1~6つの炭素原子を有することを示す。同様に、x及びyが数値範囲である「x~y員」環という用語(例えば、3~12員ヘテロシクリル」など)は、x~y個(すなわち、3~12個)の原子を有する環を意味し、これらの原子のうち最大80%は、N、O、S、Pなどのヘテロ原子であってよく、残りの原子は炭素である。
また、ある特定の一般的に使用される代替的な化学名称が使用される場合又は使用されない場合がある。例えば、二価「アルキル」基、二価「アリール」基などの二価基はまた、それぞれ、「アルキレン」基又は「アルキレニル」基、又はアルキリル基、「アリーレン」基又は「アリーレニル」基、又はアリーリル基と称され得る。
「本明細書で開示される化合物」又は「本開示の化合物」又は「本明細書で提供される化合物」又は「本明細書に記載の化合物」は、式Iの化合物を指す。また、実施例1~37の特定の化合物も含まれる。
本明細書における「約」の値又はパラメータへの言及は、その値又はパラメータそれ自体に関する実施形態を含む(及び説明する)。ある特定の実施形態では、「約」という用語は、示された量±10%を含む。他の実施形態では、「約」という用語は、示された量±5%を含む。ある特定の他の実施形態では、「約」という用語は、示された量±1%を含む。また、「約X」という用語は、「X」の説明を含む。
「アルキル」は、非分枝状又は分岐状の飽和炭化水素鎖を指す。本明細書で使用される場合、アルキルは、1~20個の炭素原子を有する(すなわち、C1~20アルキル)、1~12個の炭素原子を有する(すなわち、C1~12アルキル)、1~8個の炭素原子を有する(すなわち、C1~8アルキル)、1~6個の炭素原子を有する(すなわち、C1~6アルキル)、1~4個の炭素原子を有する(すなわち、C1~4アルキル)、1~3個の炭素原子を有する(すなわち、C1~3アルキル)、又は1~2個の炭素原子を有する(すなわち、C1~2アルキル)。アルキル基の例としては、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n-ブチル、sec-ブチル、iso-ブチル、tert-ブチル、ペンチル、2-ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、2-ヘキシル、3-ヘキシル、及び3-メチルペンチルがある。特定の数の炭素を有するアルキル基が化学名によって呼称されている、又は分子式によって同定されているとき、その炭素数を有する全ての位置異性体が包含されることができ、したがって、例えば、「ブチル」には、n-ブチル(すなわち、-(CH2)3CH3)、sec-ブチル(すなわち、-CH(CH3)CH2CH3)、イソブチル(すなわち、-CH2CH(CH3)2)及びtert-ブチル(すなわち、-C(CH3)3)があり、「プロピル」には、n-プロピル(すなわち、-(CH2)2CH3)及びイソプロピル(すなわち、-CH(CH3)2)がある。
「アルケニル」は、少なくとも1つの炭素間二重結合を含有し、かつ、2~20個の炭素原子を有する(すなわち、C2~20アルケニル)、2~8個の炭素原子を有する(すなわち、C2~8アルケニル)、2~6個の炭素原子を有する(すなわち、C2~6アルケニル)、又は2~4個の炭素原子を有する(すなわち、C2~4アルケニル)、脂肪族基を指す。アルケニル基の例としては、エテニル、プロペニル、ブタジエニル(1,2-ブタジエニル及び1,3-ブタジエニルを含む)が挙げられる。
「アルキニル」は、少なくとも1つの炭素間三重結合を含有し、かつ、2~20個の炭素原子を有する(すなわち、C2~20アルキニル)、2~8個の炭素原子を有する(すなわち、C2~8アルキニル)、2~6個の炭素原子を有する(すなわち、C2~6アルキニル)、又は2~4個の炭素原子を有する(すなわち、C2~4アルキニル)、脂肪族基を指す。「アルキニル」という用語はまた、1つの三重結合と1つの二重結合とを有するアルキニル基も含む。
「アルキレン」は、二価の非分枝状飽和炭化水素鎖を指す。本明細書で使用される場合、アルキレンは、1~20個の炭素原子を有する(すなわち、C1~20アルキレン)、1~12個の炭素原子を有する(すなわち、C1~12アルキレン)、1~8個の炭素原子を有する(すなわち、C1~8アルキレン)、1~6個の炭素原子を有する(すなわち、C1~6アルキレン)、1~4個の炭素原子を有する(すなわち、C1~4アルキレン)、1~3個の炭素原子を有する(すなわち、C1~3アルキレン)、又は1~2個の炭素原子を有する(すなわち、C1~2アルキレン)。アルキレン基の例としては、メチレン、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレン、及びヘキシレンが挙げられる。いくつかの実施形態では、アルキレンは、任意選択的にアルキル基で置換されている。置換アルキレン基として、-CH(CH3)CH2-、-CH2CH(CH3)-、-CH2CH(CH2CH3)-、-CH2C(CH3)2-、-C(CH3)2CH2-、-CH(CH3)CH(CH3)-、-CH2C(CH2CH3)(CH3)-、及び-CH2C(CH2CH3)2が挙げられる。
「アルコキシ」は、「アルキル-O-」基を指す。アルコキシ基の例としては、メトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、iso-プロポキシ、n-ブトキシ、tert-ブトキシ、sec-ブトキシ、n-ペントキシ、n-ヘキソキシ、及び1,2-ジメチルブトキシが挙げられる。「ハロアルコキシ」は、1つ以上の水素原子がハロゲンによって置き換えられている、上記で定義されたアルコキシ基を指す。
「アシル」は、-C(=O)R基を指し、式中、Rは、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアルキル、又はヘテロアリールであり、その各々は、本明細書で定義されるように、任意選択的に置換され得る。アシルの例としては、ホルミル、アセチル、シクロヘキシルカルボニル、シクロヘキシルメチル-カルボニル、及びベンゾイルが挙げられる。
「アミド」は、-C(=O)NRyRz基を指す「C-アミド」基、及び-NRyC(=O)Rz基を指す「N-アミド基」の両方を指し、式中、Ry及びRzは独立して、水素、アルキル、アリール、ハロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、又はヘテロシクリルからなる群から選択され、その各々は、任意選択的に置換され得る。
「アミノ」は、-NRyRz基を指し、式中、Ry及びRzは、独立して、水素、アルキル、ハロアルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、又はヘテロシクリルからなる群から選択され、その各々は、任意選択的に置換され得る。
「アリール」は、単環を有する(例えば、単環式)、又は縮合系を含む多環を有する(例えば、二環式又は三環式)、芳香族炭素環式基を指す。本明細書で使用される場合、アリールは、6~20個の環炭素原子を有する(すなわち、C6~20アリール)、6~12個の炭素環原子を有する(すなわち、C6~12アリール)、又は6~10個の炭素環原子を有する(すなわち、C6~10アリール)。アリール基の例としては、フェニル、ナフチル、フルオレニル、及びアントリルが挙げられる。しかしながら、アリールは、以下に定義されるヘテロアリールを、いかようにも包含せず、かつこのヘテロアリールと重複しない。1個以上のアリール基がヘテロアリール環と縮合している場合、結果として生じる環系はヘテロアリールである。
「シアノ」又は「カルボニトリル」は、-CN基を指す。
「シクロアルキル」は、縮合した環系、架橋した環系、及びスピロ環系を含む単環又は多環を有する飽和又は部分飽和環状アルキル基を指す。「シクロアルキル」という用語は、シクロアルケニル基(すなわち、少なくとも1つの二重結合を有する環状基)を含む。本明細書で使用される場合、シクロアルキルは、3~20個の環炭素原子を有する(すなわち、C3~20シクロアルキル)、3~12個の環炭素原子を有する(すなわち、C3~12シクロアルキル)、3~10個の環炭素原子を有する(すなわち、C3~10シクロアルキル)、3~8個の環炭素原子を有する(すなわち、C3~8シクロアルキル)、又は3~6個の環炭素原子を有する(すなわち、C3~6シクロアルキル)。シクロアルキル基の例としては、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、及びシクロヘキシルが挙げられる。
「架橋」は、環上の非隣接原子が、アルキレニル基、1個若しくは2個のヘテロ原子を含有するアルキレニル基、又は単一のヘテロ原子などの二価置換基によって結合される環縮合を指す。キヌクリジニル及びアドマンタニル(admantanyl)は、架橋環系の例である。
「縮合」という用語は、隣接する環に結合している環を指す。
「スピロ」は、同じ炭素原子において2つの結合によって結合される環置換基を指す。スピロ基の例としては、それぞれ、シクロペンタン及びピペリジンがスピロ置換基である、1,1-ジエチルシクロペンタン、ジメチル-ジオキソラン、及び4-ベンジル-4-メチルピペリジンが挙げられる。
「ハロゲン」又は「ハロ」は、フルオロ、クロロ、ブロモ、及びヨードを含む。「ハロアルキル」は、1つ以上の水素原子がハロゲンによって置き換えられている、上記で定義された非分枝状又は分枝状のアルキル基を指す。例えば、残基が2つ以上のハロゲンで置換されている場合、結合したハロゲン部分の数に対応する接頭辞を使用することによって言及され得る。ジハロアルキル及びトリハロアルキルは、同じハロゲンであってもよいが必ずしもそうではない2個(「ジ」)又は3個(「トリ」)のハロ基で置換されたアルキルを指す。ハロアルキルの例としては、ジフルオロメチル(-CHF2)及びトリフルオロメチル(-CF3)が挙げられる。
「ヘテロアルキレン」は、NH、O、又はSから選択される1個、2個、又は3個のヘテロ原子を有する二価の非分枝状飽和炭化水素鎖を指す。本明細書で使用される場合、ヘテロアルキレンは、1~20個の炭素原子並びにNH、O、及びSから選択される1個、2個、若しくは3個のヘテロ原子(すなわち、C1~20ヘテロアルキレン);1~8個の炭素原子並びにNH、O、及びSから選択される1個、2個、若しくは3個のヘテロ原子(すなわち、C1~8ヘテロアルキレン);1~6個の炭素原子並びにNH、O、及びSから選択される1個、2個、若しくは3個のヘテロ原子(すなわち、C1~6ヘテロアルキレン);1~4個の炭素原子並びにNH、O、及びSから選択される1個、2個、若しくは3個のヘテロ原子(すなわち、C1~4ヘテロアルキレン);1~3個の炭素原子並びにNH、O、及びSから選択される1個、2個、若しくは3個のヘテロ原子(すなわち、C1~3ヘテロアルキレン);又は、1~2個の炭素原子並びにNH、O、及びSから選択される1個、2個、若しくは3個のヘテロ原子(すなわち、C1~3ヘテロアルキレン)を有する。例えば、-CH2O-は、C1ヘテロアルキレンであり、-CH2SCH2-は、C2ヘテロアルキレンである。ヘテロアルキレン基の例として、-CH2CH2OCH2-、-CH2SCH2OCH2-、-CH2O-、及び-CH2NHCH2-が挙げられる。いくつかの実施形態では、ヘテロアルキレンは、任意選択的にアルキル基で置換されている。置換ヘテロアルキレン基の例として、-CH(CH3)N(CH3)CH2-、-CH2OCH(CH3)-、-CH2CH(CH2CH3)S-、-CH2NHC(CH3)2-、-C(CH3)2SCH2-、-CH(CH3)N(CH3)CH(CH3)O-、-CH2SC(CH2CH3)(CH3)-、及び-CH2C(CH2CH3)2NH-が挙げられる。
「ヘテロアリール」は、窒素、酸素、及び硫黄から独立して選択される1つ以上の環ヘテロ原子を有する、単環、多環、又は縮合多環を有する芳香族基を指す。本明細書で使用される場合、ヘテロアリールは、1~20個の炭素環原子(すなわち、C1~20ヘテロアリール)、3~12個の炭素環原子(すなわち、C3~12ヘテロアリール)、又は3~8個の炭素環原子(すなわち、C3~8ヘテロアリール)を含み、かつ、独立して窒素、酸素、及び硫黄から選択される、1~5つの環ヘテロ原子、1~4つの環ヘテロ原子、1~3つの環ヘテロ原子、1~2つの環ヘテロ原子、又は1つの環ヘテロ原子を含む。ヘテロアリール基の例としては、ピリミジニル、プリニル、ピリジル、ピリダジニル、ベンゾチアゾリル、及びピラゾリルが挙げられる。ヘテロアリールは、先に定義したようにアリールを包含せず、かつアリールと重複しない。
「ヘテロシクリル」又は「複素環式環」又は「複素環」は、窒素、酸素、及び硫黄から独立して選択される1つ以上の環ヘテロ原子を有する非芳香族環状アルキル基を指す。本明細書で使用される場合、「ヘテロシクリル」又は「複素環式環」又は「複素環」は、特に指示がない限り、飽和又は部分的に飽和されている環を指す。例えば、いくつかの実施形態では、「ヘテロシクリル」又は「複素環式環」又は「複素環」は、特定された場合に部分的に飽和された環を指す。「ヘテロシクリル」又は「複素環式環」又は「複素環」という用語は、ヘテロシクロアルケニル基(すなわち、少なくとも1つの二重結合を有するヘテロシクリル基)を含む。ヘテロシクリルは、単環又は多環であってもよく、多環は、縮合、架橋、又はスピロであってもよい。本明細書で使用される場合、ヘテロシクリルは、2~20個の炭素環原子を有する(すなわち、C2~20ヘテロシクリル)、2~12個の炭素環原子を有する(すなわち、C2~12ヘテロシクリル)、2~10個の炭素環原子を有する(すなわち、C2~10ヘテロシクリル)、2~8個の炭素環原子を有する(すなわち、C2~8ヘテロシクリル)、3~12個の炭素環原子を有する(すなわち、C3~12ヘテロシクリル)、3~8個の炭素環原子を有する(すなわち、C3~8ヘテロシクリル)、又は3~6個の炭素環原子を有する(すなわち、C3~6ヘテロシクリル);独立して窒素、硫黄又は酸素から選択される1~5つの環ヘテロ原子、1~4つの環ヘテロ原子、1~3つの環ヘテロ原子、1~2つの環ヘテロ原子、又は1つの環ヘテロ原子を有する。ヘテロシクリル基の例としては、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、オキセタニル、ジオキソラニル、アゼチジニル、及びモルホリニルが挙げられる。本明細書で使用される場合、「架橋ヘテロシクリル」という用語は、1つ以上の(例えば、1つ又は2つの)4~10員の環状部分を有するヘテロシクリルの2つの非隣接原子において、各ヘテロ原子が、独立して、窒素、酸素、及び硫黄から選択される、少なくとも1つのヘテロ原子と接続した4~10員の環状部分を指す。本明細書で使用される場合、「架橋ヘテロシクリル」は、二環式環系及び三環式環系を含む。本明細書で使用される場合、「スピロヘテロシクリル」という用語は、3~10員ヘテロシクリルが1つ以上の追加の環を有する環系を指し、1つ以上の追加の環は、3~10員シクロアルキル又は3~10員ヘテロシクリルであり、1つ以上の追加の環の単一の原子はまた、3~10員ヘテロシクリルの原子である。スピロヘテロシクリルの例としては、2-オキサ-7-アザスピロ[3.5]ノナニル、2-オキサ-6-アザスピロ[3.4]オクタニル、及び6-オキサ-1-アザスピロ[3.3]ヘプタニルなどの二環式環系及び三環式環系がある。本明細書で使用される場合、「複素環」、「ヘテロシクリル」、及び「複素環式環」という用語は互換的に使用される。いくつかの実施形態では、ヘテロシクリルは、オキソ基で置換されている。
「ヒドロキシ」又は「ヒドロキシル」は、-OH基を指す。
「オキソ」は、(=O)基又は(O)基を指す。
「スルホニル」は、-S(O)2Rbb基を指し、式中、Rbbは、アルキル、ハロアルキル、ヘテロシクリル、シクロアルキル、ヘテロアリール、又はアリールである。スルホニルの例は、メチルスルホニル、エチルスルホニル、フェニルスルホニル、及びトルエンスルホニルである。
基の図解が単一の結合窒素原子で終端する場合は常に、その基は、特に指示がない限り、-NH基を表す。同様に、特に明記しない限り、水素原子は、当業者の知識を考慮して、原子価を完全にするか、又は安定性を提供するために必要な場合に暗示され、存在するとみなされる。
「任意選択的な」又は「任意選択的に」という用語は、その後に説明される事象又は状況が発生する場合又は発生しない場合があること、並びに当該事象又は状況が発生する場合及び当該事象又は状況がない場合をその説明が含むことを意味する。また、「任意選択的に置換された」という用語は、指定された原子又は基の上のいずれか1つ以上の水素原子が、水素以外の部分によって置き換えられる場合又は置き換えられない場合があることを意味する。
「置換された」という用語は、指定された原子又は基の上のいずれかの1つ以上の水素原子が水素以外の1つ以上の置換基で置き換えられることを意味し、但し、指定された原子の正常な原子価が超過されないことを条件とする。1つ以上の置換基としては、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アシル、アミノ、アミド、アミジノ、アリール、アジド、カルバモイル、カルボキシル、カルボキシルエステル、シアノ、グアニジノ、ハロ、ハロアルキル、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、ヒドロキシ、ヒドラジノ、イミノ、オキソ、ニトロ、アルキルスルフィニル、スルホン酸、アルキルスルホニル、チオシアナート、チオール、チオン、又はこれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。無限に付加された更なる置換基で置換基を定義することによって得られるポリマー又は同様の不定構造(例えば、置換アルキルを有する置換アリールであって、置換アルキル自体が置換アリール基で置換されており、これが置換ヘテロアルキル基で更に置換されている、置換アリールなど)は、本明細書に含めることを意図するものではない。別段に記載しない限り、本明細書に説明する化合物における連続置換の最大数は3である。例えば、置換アリール基の、2つの他の置換アリール基による連続置換は、((置換アリール)置換アリール)置換アリールに限定される。同様に、先の定義は、許容不可能な置換パターン(例えば、2つの隣接する酸素環原子を有する5個のフッ素又はヘテロアリール基で置換されたメチル)を含むことを意図するものではない。このような許容不可能な置換パターンは、当業者に周知である。化学基を修飾するために使用されるとき、「置換された」という用語は、本明細書で定義される他の化学基を説明することができる。例えば、「置換アリール」という用語は、「アルキルアリール」を含むが、これらに限定されない。別段の指定がない限り、基が任意選択的に置換されたものとして説明されている場合、基のいかなる置換基もそれ自体が非置換である。
いくつかの実施形態では、置換シクロアルキル、置換ヘテロシクリル、置換アリール、及び/又は置換ヘテロアリールは、環原子上に置換基を有する、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、及び/又はヘテロアリールを含み、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、及び/又はヘテロアリールは、化合物の残部に結合している。例えば、以下の部分では、シクロプロピルは、メチル基で置換される:
本明細書に開示される実施形態の化合物、又はそれらの薬学的に許容される塩は、1つ以上の不斉中心を含み得、したがって、絶対立体化学に関して、(R)-若しくは(S)-として、又はアミノ酸については(D)-若しくは(L)-として定義され得る鏡像異性体、ジアステレオマー、及び他の立体異性体形態を生じさせ得る。本開示は、全てのそのような可能な異性体、並びにそれらのラセミ体形態及び光学的に純粋な形態を含むことを意味する。光学活性な(+)及び(-)、(R)-及び(S)-、又は(D)-及び(L)-異性体は、キラルシントン若しくはキラル試薬を使用して調製されても、従来の技術、例えば、クロマトグラフィ及び分別結晶化を使用して分割されてもよい。個々の鏡像異性体の調製/単離のための従来の技術は、好適な光学的に純粋な前駆体からのキラル合成、又は例えば、キラル高圧液体クロマトグラフィ(high pressure liquid chromatography、HPLC)を使用したラセミ化合物(又は塩若しくは誘導体のラセミ化合物)の分割を含む。本明細書に記載の化合物が、オレフィン性二重結合、又は他の幾何学的不斉中心を含有するとき、かつ別段特定されない限り、これらの化合物は、E及びZ幾何異性体の両方を含むことが意図される。同様に、全ての互変異性体形態もまた含まれることが意図される。化合物がそれらのキラル形態で表される場合、実施形態は、特定のジアステレオマー的又は鏡像異性的に濃縮された形態を包含するが、これらに限定されないことが理解される。キラリティが特定されていないが存在する場合、実施形態は、特定のジアステレオマー的若しくは鏡像異性的に濃縮された形態、又はそのような化合物のラセミ若しくはスカレミック混合物のうちのいずれかを対象とすることが理解される。本明細書で使用される場合、「スカレミック混合物」は、1:1以外の比での立体異性体の混合物である。
「立体異性体」は、同じ結合によって結合している同じ原子で構成されているが、互換的ではない、異なる三次元構造を有する化合物を指す。本開示は、様々な立体異性体及びこれらの混合物を意図し、その分子が互いに重ね合わせることができない鏡像である2つの立体異性体を指す「鏡像異性体」を含む。
「鏡像異性体」は、互いに重ね合わせることができない鏡像である一対の立体異性体である。一対の鏡像異性体の1:1混合物は、「ラセミ」混合物である。1:1以外の比の鏡像異性体の混合物は、「スカレミック」混合物である。
「ジアステレオ異性体」は、少なくとも2個の不斉原子を有するが、互いに鏡像ではない、立体異性体である。
「互変異性体」は、分子のある原子から同じ分子の別の原子へのプロトン移動を指す。本開示は、本明細書で提供される任意の化合物の互変異性体を含む。
本明細書で提供される化合物の一部は、互変異性体(tautomeric isomer)として存在する。互変異性体は互いに平衡状態にある。例えば、アミド含有化合物は、イミド酸互変異性体との平衡状態で存在してもよい。どの互変異性体が示されているかに関係なく、かつ互変異性体間の平衡の性質に関係なく、化合物は、アミド及びイミド酸互変異性体の両方を含むことが当業者によって理解される。したがって、アミド含有化合物は、それらのイミド酸互変異性体を含むと理解される。同様に、イミド酸含有化合物は、それらのアミド互変異性体を含むと理解される。
「溶媒和物」は、溶媒と化合物との相互作用によって形成される。本明細書で提供される化合物の塩の溶媒和物も提供される。本明細書で提供される化合物の水和物も提供される。
本明細書で提供されるいかなる式又は構造はまた、化合物の非標識形態及び同位体標識形態を表すことも意図している。同位体標識化合物は、1つ以上の原子が、選択された原子質量又は質量数を有する原子によって交換されていることを除き、本明細書で与えられる式によって示される構造を有する。本開示の化合物へと組み込むことができる同位体の例としては、水素、炭素、窒素、酸素、リン、フッ素及び塩素の同位体、例えば、2H(重水素、D)、3H(トリチウム)、11C、13C、14C、15N、18F、31P、32P、35S、36Cl及び125Iが挙げられるが、これらに限定されない。本開示の様々な同位体標識化合物は、例えば、2H、3H、13C及び14Cなどの放射性同位体が組み込まれたものであり、これもまた本明細書で提供される。このような同位体標識化合物は、代謝研究、反応速度論研究、ポジトロン断層撮影法(positron emission tomography、PET)又は薬物若しくは基質の組織分布アッセイを含む単光子放射型コンピュータ断層撮影法(single-photon emission computed tomography、SPECT)などの検出技術又は撮像技術において、又は患者の放射線治療において有用であり得る。
本開示はまた、炭素原子に結合した1~n個の水素が重水素によって交換され、nが分子中の水素の数である、式Iの化合物も含む。このような化合物は、代謝に対する抵抗性の上昇を呈し、したがって、哺乳動物、特にヒトに投与されると、式Iのいかなる化合物の半減期も延長するのに有用である。例えば、Foster,「Deuterium Isotope Effects in Studies of Drug Metabolism,」Trends Pharmacol.Sci.5(12):524-527(1984)を参照されたい。このような化合物は、当該技術分野で周知の手段によって、例えば、1つ以上の水素が重水素によって交換された出発材料を採用することによって合成される。
本開示の重水素標識又は重水素置換治療用化合物は、吸収、分布、代謝及び排泄(absorption, distribution, metabolism and excretion、ADME)に関する改善されたDMPK(drug metabolism and pharmacokinetics:薬物代謝及び薬物動態)特性を有し得る。重水素などのより重い同位体による置換は、より大きな代謝安定性に起因するある特定の治療上の利点、例えば、インビボでの半減期の延長、薬用量必要条件の低減及び/又は治療指数の改善をもたらし得る。18F標識化合物は、PET又はSPECTの試験において有用であり得る。本開示の同位体標識化合物及びそのプロドラッグは、概して、容易に入手可能な同位体標識試薬を非同位体標識試薬と置換することによって、スキーム又は以下に説明される例及び調製において開示される手順を実施することによって調製することができる。この文脈における重水素は、式Iの化合物における置換基とみなされることが理解される。
このようなより重い同位体、具体的には重水素の濃度は、同位体濃縮係数によって定義され得る。本開示の化合物において、特定の同位体として特に指定されない任意の原子は、その原子の任意の安定的な同位体を表すことを意味する。別段に記載がない限り、位置が「H」又は「水素」として具体的に指定されているとき、その位置は、水素の自然存在比の同位体組成でその水素を有すると理解される。これ故に、本開示の化合物では、重水素(D)として具体的に指定されるいかなる原子も、重水素を表すことを意味する。
多くの場合、本開示の化合物は、アミノ基及び、/若しくはカルボキシル基又はそれと同様の基の存在によって、酸性塩及び/又は塩基性塩を形成することができる。
与えられた化合物の「薬学的に許容される塩」という用語は、与えられた化合物の生物学的有効性及び特性を保持し、かつ生物学的に又は他の点で所望ではないというものではない塩を指す。薬学的に許容される塩基付加塩は、無機塩基及び有機塩基から調製することができる。無機塩基に由来する塩には、単なる例として、ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩、アンモニウム塩、カルシウム塩、及びマグネシウム塩がある。有機塩基に由来する塩としては、アルキルアミン、ジアルキルアミン、トリアルキルアミン、置換アルキルアミン、ジ(置換アルキル)アミン、トリ(置換アルキル)アミン、アルケニルアミン、ジアルケニルアミン、トリアルケニルアミン、置換アルケニルアミン、ジ(置換アルケニル)アミン、トリ(置換アルケニル)アミン、モノ、ジ又はトリシクロアルキルアミン、モノ、ジ又はトリアリールアミン、又は混合アミンなどの、一級、二級、及び三級アミンの塩が挙げられるが、これらに限定されない。好適なアミンの具体例としては、単なる例として、イソプロピルアミン、トリメチルアミン、ジエチルアミン、トリ(イソ-プロピル)アミン、トリ(n-プロピル)アミン、エタノールアミン、2-ジメチルアミノエタノール、ピペラジン、ピペリジン、モルホリン、N-エチルピペリジンなどが挙げられる。
薬学的に許容される酸付加塩は、無機酸及び有機酸から調製され得る。無機酸に由来する塩には、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸などがある。有機酸に由来する塩には、酢酸、プロピオン酸、グリコール酸、ピルビン酸、シュウ酸、リンゴ酸、マロン酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、ケイ皮酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸、サリチル酸などがある。
本明細書で使用される場合、「薬学的に許容される担体」又は「薬学的に許容される添加剤」には、ありとあらゆる溶媒、分散媒体、コーティング、抗菌薬及び抗真菌剤、等張剤、並びに吸収遅延剤などが含まれる。薬学的に活性な物質のためのこのような媒体及び
薬剤の使用は、当技術分野で周知である。いかなる従来の媒体又は作用薬も有効成分と不適合でない限り、治療用組成物におけるその使用が企図される。補足的な有効成分もまた、組成物内へと組み込むことができる。
「治療」又は「治療すること」は、臨床結果を含む有益な又は所望の結果を得るためのアプローチである。有益な又は望ましい臨床結果は、以下のうちの1つ以上を含むことができる。すなわち、a)疾患又は容態を阻害すること(すなわち、疾患又は容態から結果として生じる1つ以上の症状を低下させること、及び/又は疾患又は容態の程度を減衰させること)、b)疾患又は容態と関係する1つ以上の臨床症状の発症を遅滞又は阻止すること(すなわち、疾患又は容態を安定化すること、疾患又は容態の悪化又は進行を予防する又は遅滞させること、及び/又は疾患又は容態の拡散(すなわち、転移)を予防する又は遅滞させること)、並びに/又は、c)疾患を緩和すること、すなわち、臨床症状の退行を引き起こすこと(すなわち、疾患状態を改善すること、疾患又は容態の部分寛解若しくは完全寛解を提供すること、別の薬品の効果を増強すること、疾患の進行を遅滞させること、生活の質を高めること、及び/又は生存を延長させること、である。
「予防」又は「予防すること」は、疾患又は状態の臨床症状を発症させない、疾患又は状態のあらゆる治療を意味する。いくつかの実施形態では、化合物は、リスクがあるか、又は疾患若しくは状態の家族歴を有する対象(ヒトを含む)に投与され得る。
「対象」は、治療、観察、又は実験の目的であったことがあるか、又は目的となる哺乳動物(ヒトを含む)などの動物を指す。本明細書に説明する方法は、ヒトの療法及び/又は獣医学への応用において有用であり得る。いくつかの実施形態では、対象は、哺乳動物である。一実施形態では、対象は、ヒトである。
本明細書に説明する化合物、又はその薬学的に許容される塩、異性体、若しくは混合物の「治療有効量」又は「有効量」という用語は、対象へ投与すると治療をもたらして、症状の改善又は疾患の進行の遅滞などの治療上の利益を提供するのに十分な量を意味する。例えば、治療有効量は、それだけに限らないが、HIV感染症を含むレトロウイルス科ウイルス感染症の症状を改善するのに十分な量であり得る。治療有効量は、対象、治療される疾患又は容態、対象の体重及び齢、疾患又は容態の重症度、及び投与様式に応じて変えてもよく、当業者によって容易に判断することができる。
II.化合物
一実施形態では、式Iの化合物、
又はその薬学的に許容される塩であって、
式中、
Xは、C3~7単環式シクロアルキル、4~7員単環式ヘテロシクリル、フェニル、ナフタレニル、5~6員単環式ヘテロアリール、又は8~10員縮合二環式ヘテロアリールであり、ここで、C3~7単環式シクロアルキル、4~7員単環式ヘテロシクリル、フェニル、ナフタレニル、5~6員単環式ヘテロアリール、及び8~10員縮合二環式ヘテロアリールは、それぞれ独立して、1~3個のR1基で任意選択的に置換され、
各R1は、独立して、-CN、ハロゲン、Ra、Rb、Rc、C1~6アルキル、又は4~7員単環式ヘテロシクリルであり、
ここで、C1~6アルキルは、-CN、ハロゲン、Ra、Rb、Rc、-SR2及び=NR2aから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
ここで、4~7員単環式ヘテロシクリルは、-CN、ハロゲン、Ra、Rb及びRcから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
各Raは独立して、-P(O)(OH)2又は-OP(O)(OH)2であり、
各Rbは、独立して、-C(O)R2、-C(O)OR2、-C(O)NR3R3、-C(O)C(O)OR2、-S(O)2R2、-S(O)2NR3R3、又は-S(O)2OR3であり、
各Rcは、独立して、-OR2、-OC(O)R2、-OC(O)C(O)OR2、-NR3R3、-N+R3R3R3a、-NR3C(O)R2、-NR3C(O)NR3R3、-NR3C(O)OR2、-NR3C(O)C(O)OR2、又は-NR3S(O)2R2であり、
各R2は、独立して、H又はC1~6アルキルであり、ここで、C1~6アルキルは、-CN、ハロゲン、Ra、Rd及びReから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
各R2aは、独立して、H又はC1~3アルキルであり、
各R3は、独立して、H又はC1~6アルキルであり、ここで、C1~6アルキルは、-CN、ハロゲン、Ra、Rd、Re及び=NR3aから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
各R3aは、独立して、H又はC1~3アルキルであり、
各Rdは、独立して、-C(O)R4、-C(O)OR4、-C(O)NR4R4、-C(O)C(O)OR4、-S(O)2R4、-S(O)2NR4R4、又は-S(O)2OR4であり、
各Reは、独立して、-OR4、-OC(O)R4、-OC(O)C(O)OR4、-NR4R4、-N+R4R4R4a、-NR4C(O)R4、-NR4C(O)NR4R4、-NR4C(O)OR4、-NR4C(O)C(O)OR4、又は-NR4S(O)2R4であり、
各R4は、独立して、H又はC1~6アルキルであり、ここで、C1~6アルキルは、-OH、CN、ハロゲン、-COOH及びRaから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
各4員単環式ヘテロシクリルが、N、O、及びSから選択される、1個の環ヘテロ原子を有し、
各5~7員単環式ヘテロシクリルは、N、O、及びSから独立して選択される、1~2個の環ヘテロ原子を有し、
式中、各5~6員単環式ヘテロアリール及び8~10員縮合二環式ヘテロアリールは、独立して、N、O及びSから独立して選択される1~4個の環ヘテロ原子を有する、式Iの化合物、又はその薬学的に許容される塩が本明細書で提供される。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、
Xは、C3~7単環式シクロアルキル、4~7員単環式ヘテロシクリル、フェニル、又は5~6員単環式ヘテロアリールであり、ここで、C3~7単環式シクロアルキル、4~7員単環式ヘテロシクリル、フェニル、及び5~6員単環式ヘテロアリールは、それぞれ独立して、1~3個のR1基で任意選択的に置換され、
各R1は、独立して、-CN、ハロゲン、Ra、Rb、Rc、C1~6アルキル、又は4~7員単環式ヘテロシクリルであり、
ここで、C1~6アルキルは、-CN、ハロゲン、Ra、Rb、Rc、-SR2及び=NR2aから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
ここで、4~7員単環式ヘテロシクリルは、-CN、ハロゲン、Ra、Rb及びRcから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
各Raは独立して、-P(O)(OH)2又は-OP(O)(OH)2であり、
各Rbは、独立して、-C(O)R2、-C(O)OR2、-C(O)NR3R3、-C(O)C(O)OR2、-S(O)2R2、-S(O)2NR3R3、又は-S(O)2OR3であり、
各Rcは、独立して、-OR2、-OC(O)R2、-OC(O)C(O)OR2、-NR3R3、-N+R3R3R3a、-NR3C(O)R2、-NR3C(O)NR3R3、-NR3C(O)OR2、-NR3C(O)C(O)OR2、又は-NR3S(O)2R2であり、
各R2は、独立して、H又はC1~6アルキルであり、ここで、C1~6アルキルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OH及びRaから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
各R2aは、独立して、H又はC1~3アルキルであり、
各R3は、独立して、H、-C(O)OR4、又はC1~6アルキルであり、ここで、C1~6アルキルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OR4、-NR4R4、Ra、及び=NR3aから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
各R3aは、独立して、H又はC1~3アルキルであり、
各R4は、独立して、H又はC1~6アルキルであり、ここで、C1~6アルキルは、-OH、CN、ハロゲン、-COOH及びRaから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
各4員単環式ヘテロシクリルが、N、O、及びSから選択される、1個の環ヘテロ原子を有し、
各5~7員単環式ヘテロシクリルは、N、O、及びSから独立して選択される、1~2個の環ヘテロ原子を有し、
式中、各5~6員単環式ヘテロアリール及び8~10員縮合二環式ヘテロアリールは、独立して、N、O及びSから独立して選択される1~4個の環ヘテロ原子を有する。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、
Xは、C3~7単環式シクロアルキル、4~7員単環式ヘテロシクリル、フェニル、又は5~6員単環式ヘテロアリールであり、ここで、C3~7単環式シクロアルキル、4~7員単環式ヘテロシクリル、フェニル、及び5~6員単環式ヘテロアリールは、それぞれ独立して、1~3個のR1基で任意選択的に置換され、
各R1は、独立して、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OR2、-NR3R3、-NR3C(O)C(O)OR2、Ra、C1~6アルキル、又は4~7員単環式ヘテロシクリルであり、
ここで、C1~6アルキルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OH、-NR3R3、-NR3C(O)OR2、Ra、-SR2及び=NR2aから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
ここで、4~7員単環式ヘテロシクリルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OH及びRaから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
各Raは独立して、-P(O)(OH)2又は-OP(O)(OH)2であり、
各R2は、独立して、H又はC1~4アルキルであり、ここで、C1~4アルキルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OH及びRaから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
各R2aは、独立して、H又はC1~3アルキルであり、
各R3は、独立して、H、-C(O)OR4、又はC1~4アルキルであり、ここで、C1~4アルキルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OR4、-NR4R4、Ra、及び=NR3aから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
各R3aは、独立して、H又はC1~3アルキルであり、
各R4は、独立して、H又はC1~3アルキルであり、ここで、C1~3アルキルは、-OH、CN、ハロゲン、-COOH及びRaから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
各4員単環式ヘテロシクリルが、N、O、及びSから選択される、1個の環ヘテロ原子を有し、
各5~7員単環式ヘテロシクリルは、N、O、及びSから独立して選択される、1~2個の環ヘテロ原子を有し、
式中、各5~6員単環式ヘテロアリール及び8~10員縮合二環式ヘテロアリールは、独立して、N、O及びSから独立して選択される1~4個の環ヘテロ原子を有する。
本明細書で使用される場合、4員単環式ヘテロシクリルは、N、O、及びSから選択される1個の環ヘテロ原子を有する。本明細書で使用される場合、5~7員単環式ヘテロシクリルは、N、O、及びSから独立して選択される1~2個の環ヘテロ原子を有する。本明細書で使用される場合、5~6員単環式ヘテロアリールは、N、O、及びSから独立して選択される1~4個の環ヘテロ原子を有する。本明細書で使用される場合、8~10員縮合二環式ヘテロアリールは、N、O、及びSから独立して選択される1~4個の環ヘテロ原子を有する。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、Xは、C3~7単環式シクロアルキル、4~7員単環式ヘテロシクリル、フェニル、ナフタレニル、5~6員単環式ヘテロアリール、又は8~10員縮合二環式ヘテロアリールであり、ここで、C3~7単環式シクロアルキル、4~7員単環式ヘテロシクリル、フェニル、ナフタレニル、5~6員単環式ヘテロアリール、及び8~10員縮合二環式ヘテロアリールは、それぞれ独立して、1~3個のR1基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、Xは、C3~7単環式シクロアルキル、4~7員単環式ヘテロシクリル、フェニル、又は5~6員単環式ヘテロアリールであり、ここで、C3~7単環式シクロアルキル、4~7員単環式ヘテロシクリル、フェニル、及び5~6員単環式ヘテロアリールは、それぞれ独立して、1~3個のR1基で任意選択的に置換されている。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、Xは、C3~7単環式シクロアルキルであり、C3~7単環式シクロアルキルは、1~3個のR1基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、Xは、C3~7単環式シクロアルキルであり、C3~7単環式シクロアルキルは、1~2個のR1基で任意選択的に置換されている。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、Xは、4~7員単環式ヘテロシクリルであり、4~7員単環式ヘテロシクリルは、1~3個のR1基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、4~7員単環式ヘテロシクリルであり、4~7員単環式ヘテロシクリルは、1~2個のR1基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、Xは、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル又はモルホリニルであり、これらはそれぞれ、1~2個のR1基で任意選択的に置換されている。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、Xは、フェニルであり、フェニルは、1~3個のR1基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、Xは、フェニルであり、フェニルは、1~2個のR1基で任意選択的に置換されている。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、Xは、ナフタレニルであり、ナフタレニルは、1~3個のR1基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、Xは、ナフタレニルであり、ナフタレニルは、1~2個のR1基で任意選択的に置換されている。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、Xは、5~6員単環式ヘテロアリールであり、5~6員単環式ヘテロアリールは、1~3個のR1基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、Xは、5~6員単環式ヘテロアリールであり、5~6員単環式ヘテロアリールは、1~2個のR1基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、Xは、ピリジニルであり、ピリジニルは、1~2個のR1基で任意選択的に置換されている。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、Xは、8~10員縮合二環式ヘテロアリールであり、8~10員縮合二環式ヘテロアリールは、1~3個のR1基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、Xは、8~10員縮合二環式ヘテロアリールであり、8~10員縮合二環式ヘテロアリールは、1~2個のR1基で任意選択的に置換されている。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、Xは、1個のR1基で任意選択的に置換されている。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、各R1は、独立して、-CN、ハロゲン、Ra、Rb、Rc、C1~6アルキル、又は4~7員単環式ヘテロシクリルであり、
ここで、C1~6アルキルは、-CN、ハロゲン、Ra、Rb、Rc、-SR2及び=NR2aから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
ここで、4~7員単環式ヘテロシクリルは、-CN、ハロゲン、Ra、Rb及びRcから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されている。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、各R1は、独立して、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OR2、-NR3R3、-NR3C(O)C(O)OR2、Ra、C1~6アルキル、又は4~7員単環式ヘテロシクリルであり、
ここで、C1~6アルキルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OH、-NR3R3、-NR3C(O)OR2、Ra、-SR2及び=NR2aから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
ここで、4~7員単環式ヘテロシクリルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OH及びRaから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されている。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1個以上のR1は、-CNである。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR1はハロゲンである。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1個以上のR1は、Raである。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1個以上のR1は、Rbである。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1個以上のR1は、Rcである。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1個以上のR1は、-OHである。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR1は-C(O)OR2である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1個以上のR1は、-NR3R3である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR1は-NR3C(O)C(O)OR2である。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR1は、C1~6アルキルであり、ここで、C1~6アルキルは、-CN、ハロゲン、Ra、Rb、Rc、-SR2及び=NR2aから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR1はC1~6アルキルであり、ここで、C1~6アルキルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OH、-NR3R3、-NR3C(O)OR2、Ra、-SR2、及び=NR2aから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1個のR1はC1~6アルキルであり、C1~6アルキルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OH、-NR3R3、-NR3C(O)OR2、Ra、-SR2、及び=NHから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR1は、C1~6アルキルであり、ここで、C1~6アルキルは、-CN、ハロゲン、Ra、Rb、Rc、-SR2及び=NR2aから独立して選択される1~3個の基で置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR1はC1~6アルキルであり、ここで、C1~6アルキルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OH、-NR3R3、-NR3C(O)OR2、Ra、-SR2、及び=NR2aから独立して選択される1~3個の基で置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1個のR1はC1~6アルキルであり、C1~6アルキルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OH、-NR3R3、-NR3C(O)OR2、Ra、-SR2、及び=NHから独立して選択される1~3個の基で置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR1は、C1~6アルキルである。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つのR1は、-OH、-NH2、-C(O)OR2、-NR3R3、又は-NR3C(O)C(O)OR2である。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つのR1は、-C(O)OH、-NH(=NH)NH2、-NHC(O)C(O)OH、又は
である。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つのR1は、メチル、-CH2NH2、-CH2OH、-CH2SH、-C(=NH)NH2、
である。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR1は、4~7員単環式ヘテロシクリルであり、ここで、4~7員単環式ヘテロシクリルは、-CN、ハロゲン、Ra、Rb及びRcから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR1は、4~7員単環式ヘテロシクリルであり、ここで、4~7員単環式ヘテロシクリルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OH及びRaから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1個のR1は、5~6員単環式ヘテロシクリルであり、ここで、5~6員単環式ヘテロシクリルは、-OH、-C(O)OH及びRaから独立して選択される1~2個の基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR1は、4~7員単環式ヘテロシクリルであり、ここで、4~7員単環式ヘテロシクリルは、-CN、ハロゲン、Ra、Rb及びRcから独立して選択される1~3個の基で置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR1は、4~7員単環式ヘテロシクリルであり、ここで、4~7員単環式ヘテロシクリルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OH及びRaから独立して選択される1~3個の基で置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1個のR1は、5~6員単環式ヘテロシクリルであり、ここで、5~6員単環式ヘテロシクリルは、-OH、-C(O)OH及びRaから独立して選択される1~2個の基で置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1個以上のR1は、4~7員単環式ヘテロシクリルである。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1個のR1はピペリジニルである。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、各Raは、独立して、-P(O)(OH)2又は-OP(O)(OH)2である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のRaは、-P(O)(OH)2である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のRaは、-OP(O)(OH)2である。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、各Rbは独立して、-C(O)R2、-C(O)OR2、-C(O)NR3R3、-C(O)C(O)OR2、-S(O)2R2、-S(O)2NR3R3、又は-S(O)2OR3である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のRbは-C(O)R2である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のRbは-C(O)OR2である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のRbは-C(O)NR3R3である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のRbは-C(O)C(O)OR2である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のRbは-S(O)2R2である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のRbは-S(O)2NR3R3である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のRbは-S(O)2OR3である。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、各Rcは、独立して、-OR2、-OC(O)R2、-OC(O)C(O)OR2、-NR3R3、-N+R3R3R3a、-NR3C(O)R2、-NR3C(O)NR3R3、-NR3C(O)OR2、-NR3C(O)C(O)OR2、又は-NR3S(O)2R2である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のRcは-OR2である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のRcは-OC(O)R2である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のRcは-OC(O)C(O)OR2である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のRcは-NR3R3である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のRcは-N+R3R3R3aである。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のRcは、-NR3C(O)R2である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のRcは、-NR3C(O)NR3R3である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のRcは-NR3C(O)OR2である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のRcは、-NR3C(O)C(O)OR2である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のRcは-NR3S(O)2R2である。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、各R2は、独立して、H又はC1~6アルキルであり、C1~6アルキルは、-CN、ハロゲン、Ra、Rd及びReから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、各R2は、独立して、H又はC1~6アルキルであり、C1~6アルキルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OH及びRaから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、各R2は、独立して、H又はC1~4アルキルであり、C1~4アルキルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OH及びRaから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、各R2は、独立して、H又はC1~3アルキルであり、C1~3アルキルは、-C(O)OH及びRaから独立して選択される1~2個の基で任意選択的に置換されている。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR2はHである。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR2は、C1~6アルキルであり、ここで、C1~6アルキルは、-CN、ハロゲン、Ra、Rd及びReから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR2は、C1~6アルキルであり、ここで、C1~6アルキルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OH及びRaから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR2は、C1~4アルキルであり、ここで、C1~4アルキルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OH及びRaから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR2は、C1~3アルキルであり、ここで、C1~3アルキルは、-C(O)OH及びRaから独立して選択される1~2個の基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR2は、C1~6アルキルであり、ここで、C1~6アルキルは、-CN、ハロゲン、Ra、Rd及びReから独立して選択される1~3個の基で置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR2は、C1~6アルキルであり、ここで、C1~6アルキルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OH及びRaから独立して選択される1~3個の基で置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR2は、C1~4アルキルであり、ここで、C1~4アルキルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OH及びRaから独立して選択される1~3個の基で置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR2は、C1~3アルキルであり、ここで、C1~3アルキルは、-C(O)OH及びRaから独立して選択される1~2個の基で置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR2はC1~6アルキルである。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR2は、C1~4アルキルである。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR2はC1~3アルキルである。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、各R2aは、独立して、H又はC1~3アルキルである。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR2aはHである。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR2aはC1~3アルキルである。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、各R3は、独立して、H、Rd又はC1~6アルキルであり、C1~6アルキルは、-CN、ハロゲン、Ra、Rd、Re及び=NR3aから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、各R3は、独立して、H、-C(O)OR4、又はC1~6アルキルであり、C1~6アルキルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OR4、-NR4R4、Ra、及び=NR3aから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、各R3は、独立して、H、-C(O)OR4、又はC1~4アルキルであり、ここで、C1~4アルキルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OR4、-NR4R4、Ra、及び=NR3aから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、各R3は、独立して、H、-C(O)OR4、又はC1~3アルキルであり、ここで、C1~3アルキルは、-OH、-C(O)OH、-NR4R4、Ra、及び=NR3aから選択される1つの基で任意選択的に置換されている。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR3はHである。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR3はRdである。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR3は、-C(O)OR4である。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR3は、C1~6アルキルであり、ここで、C1~6アルキルは、-CN、ハロゲン、Ra、Rd、Re及び=NR3aから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR3は、C1~6アルキルであり、ここで、C1~6アルキルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OR4、-NR4R4、Ra及び=NR3aから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR3は、C1~4アルキルであり、ここで、C1~4アルキルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OR4、-NR4R4、Ra及び=NR3aから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR3は、C1~3アルキルであり、ここで、C1~3アルキルは、-OH、-C(O)OH、-NR4R4、Ra及び=NR3aから選択される1つの基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR3は、C1~6アルキルであり、ここで、C1~6アルキルは、-CN、ハロゲン、Ra、Rd、Re及び=NR3aから独立して選択される1~3個の基で置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR3は、C1~6アルキルであり、ここで、C1~6アルキルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OR4、-NR4R4、Ra及び=NR3aから独立して選択される1~3個の基で置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR3は、C1~4アルキルであり、ここで、C1~4アルキルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OR4、-NR4R4、Ra及び=NR3aから独立して選択される1~3個の基で置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR3は、C1~3アルキルであり、ここで、C1~3アルキルは、-OH、-C(O)OH、-NR4R4、Ra及び=NR3aから選択される1つの基で置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR3は、C1~6アルキルである。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR3は、C1~4アルキルである。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR3は、C1~3アルキルである。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、各R3aは、独立して、H又はC1~3アルキルである。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR3aはHである。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR3aはC1~3アルキルである。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、R3aはHである。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、各Rdは独立して、C(O)R4、-C(O)OR4、-C(O)NR4R4、-C(O)C(O)OR4、-S(O)2R4、-S(O)2NR4R4、又は-S(O)2OR4である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のRdは-C(O)R4である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のRdは-C(O)OR4である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のRdは、-C(O)NR4R4である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のRdは、-C(O)C(O)OR4である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のRdは、-S(O)2R4である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のRdは、-S(O)2NR4R4である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のRdは-S(O)2OR4である。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、各Reは、独立して、-OR4、-OC(O)R4、-OC(O)C(O)OR4、-NR4R4、-N+R4R4R4a、-NR4C(O)R4、-NR4C(O)NR4R4、-NR4C(O)OR4、-NR4C(O)C(O)OR4、又は-NR4S(O)2R4である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のReは-OR4である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のReは、-OC(O)R4である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のReは、-OC(O)C(O)OR4である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のReは、-NR4R4である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のReは、-N+R4R4R4aである。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のReは、-NR4C(O)R4である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のReは、-NR4C(O)NR4R4である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のReは、-NR4C(O)OR4である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のReは、-NR4C(O)C(O)OR4である。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のReは、-NR4S(O)2R4である。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、各R4は、独立して、H又はC1~6アルキルであり、C1~6アルキルは、-OH、CN、ハロゲン、-COOH及びRaから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、各R4は、独立して、H又はC1~3アルキルであり、ここで、C1~3アルキルは、-OH、CN、ハロゲン、-COOH及びRaから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、各R4は、独立して、H又はC1~3アルキルであり、C1~3アルキルは、-C(O)OH及びRaから独立して選択される1~2個の基で任意選択的に置換されている。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR4はHである。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR4はC1~6アルキルであり、C1~6アルキルは、-OH、CN、ハロゲン、-COOH及びRaから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR4は、C1~3アルキルであり、ここで、C1~3アルキルは、-OH、CN、ハロゲン、-COOH及びRaから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR4は、C1~3アルキルであり、ここで、C1~3アルキルは、-C(O)OH及びRaから独立して選択される1~2個の基で任意選択的に置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR4は、C1~6アルキルであり、ここで、C1~6アルキルは、-OH、CN、ハロゲン、-COOH及びRaから独立して選択される1~3個の基で置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR4は、C1~3アルキルであり、ここで、C1~3アルキルは、-OH、CN、ハロゲン、-COOH及びRaから独立して選択される1~3個の基で置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR4は、C1~3アルキルであり、ここで、C1~3アルキルは、-C(O)OH及びRaから独立して選択される1~2個の基で置換されている。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR4は、C1~6アルキルである。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、1つ以上のR4は、C1~3アルキルである。
式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、本明細書において、以下からなる群から選択される化合物が提供される。
又はその薬学的に許容される塩。
式Iの化合物のいくつかの実施形態では、本明細書において、以下からなる群から選択される化合物が提供される。
又はその薬学的に許容される塩。
式Iの化合物のいくつかの実施形態では、本明細書において、以下からなる群から選択される化合物が提供される。
又はその薬学的に許容される塩。
式Iの化合物のいくつかの実施形態では、本明細書において、以下である化合物が提供される。
又はその薬学的に許容される塩。
式Iの化合物のいくつかの実施形態では、本明細書において、以下である化合物が提供される。
又はその薬学的に許容される塩。
式Iの化合物のいくつかの実施形態では、本明細書において、以下である化合物が提供される。
又はその薬学的に許容される塩。
式Iの化合物のいくつかの実施形態では、本明細書において、以下である化合物が提供される。
又はその薬学的に許容される塩。
式Iの化合物のいくつかの実施形態では、本明細書において、以下である化合物が提供される。
又はその薬学的に許容される塩。
いくつかの実施形態では、式Iの化合物の投与は、例えば米国特許第10,071,985号に開示されているように、HIVに対して活性であることが知られているレナカパビルの形成をもたらす。いくつかの実施形態では、式Iの化合物は胃腸管でレナカパビルに変換される。いくつかの実施形態では、式Iの化合物は、レナカパビルよりも可溶性であり、したがって、インビボでレナカパビルの同じレベルの曝露を達成するために、レナカパビルに必要な経口有効用量よりも低い有効用量で経口投与される。
III.組成物及びキット
本明細書で提供される化合物、又はその薬学的に許容される塩は通常、医薬組成物の形態で投与される。したがって、本明細書で提供される化合物、又はそれらの薬学的に許容される塩、異性体、若しくは混合物のうちの1つ以上と、担体、補助剤、及び添加剤から選択される1つ以上の薬学的に許容されるビヒクルと、を含む医薬組成物も本明細書で提供される。本明細書で提供される化合物、又はその薬学的に許容される塩は、唯一の活性成分であっても、医薬組成物の活性成分のうちの1つであってもよい。好適な薬学的に許容されるビヒクルとしては、例えば、不活性固体希釈剤及び充填剤、無菌水溶液及び様々な有機溶媒を含む希釈剤、浸透促進剤、可溶化剤、並びにアジュバントが挙げられ得る。このような組成物は、医薬分野で周知の様式で調製される。例えば、Remington’s Pharmaceutical Sciences,Mace Publishing Co.,Philadelphia,Pa.17th Ed.(1985)、及びModern Pharmaceutics,Marcel Dekker,Inc.3rd Ed.(G.S.Banker & C.T.Rhodes,Eds.を参照されたい)。
一態様では、本明細書で提供される化合物(すなわち、式Iの化合物)又はその薬学的に許容される塩と、薬学的に許容される添加剤又は担体と、を含む医薬組成物が、本明細書で提供される。いくつかの実施形態では、医薬組成物は、治療有効量の本明細書で提供される化合物、又はその薬学的に許容される塩と、薬学的に許容される添加剤又は担体と、を含む。
いくつかの実施形態では、本明細書で提供される医薬組成物は、1つ以上(すなわち、1つ、2つ、3つ、4つ;1つ若しくは2つ;1~3つ;又は1~4つ)の追加の治療剤、又はその薬学的に許容される塩を更に含む。いくつかの実施形態では、医薬組成物は、治療有効量の、1つ以上(すなわち、1つ、2つ、3つ、4つ;1つ若しくは2つ;1~3つ;又は1~4つ)の追加の治療剤、又はその薬学的に許容される塩を更に含む。
いくつかの実施形態では、1つ以上の追加の治療剤は、HIVウイルス感染症に対する治療用の薬剤を含む。いくつかの実施形態では、1つ以上の追加の治療剤は、抗HIV剤である。いくつかの実施形態では、1つ以上の追加の治療剤は、HIVプロテアーゼ阻害剤、逆転写酵素のHIV非ヌクレオシド又は非ヌクレオチド阻害剤、逆転写酵素のHIVヌクレオシド又はヌクレオチド阻害剤、HIVインテグラーゼ阻害剤、HIV非触媒部位(又はアロステリック)インテグラーゼ阻害剤、HIV侵入阻害剤、HIV成熟阻害剤、HIVカプシド阻害剤、ヌクレオカプシドタンパク質7(NCp7)阻害剤、HIV Tat又はRev阻害剤、Tat-TAR-P-TEFbの阻害剤、免疫モジュレータ、免疫療法剤、抗体-薬物コンジュゲート、遺伝子修飾剤、遺伝子エディタ(CRISPR/Cas9、ジンクフィンガーヌクレアーゼ、ホーミングヌクレアーゼ、合成ヌクレアーゼ、TALENなど)、細胞療法(キメラ抗原受容体T細胞、T細胞、CAR-T、及び操作されたT細胞受容体、TCR-T、自家T細胞療法、操作されたB細胞、NK細胞など)、潜伏感染再活性化剤、免疫系治療剤、ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ(PI3K)阻害剤、HIV抗体、二重特異性抗体及び「抗体様」治療タンパク質、HIV p17マトリックスタンパク質阻害剤、IL-13アンタゴニスト、ペプチジルプロリルシストランスイソメラーゼAモジュレータ、タンパク質ジスルフィドイソメラーゼ阻害剤、相補体C5a受容体アンタゴニスト、DNAメチルトランスフェラーゼ阻害剤、脂肪酸合成酵素阻害剤、HIV vif遺伝子モジュレータ、Vif二量体化アンタゴニスト、HIV-1ウイルス感染性因子阻害剤、HIV-1 Nefモジュレータ、TNF αリガンド阻害剤、HIV Nef阻害剤、Hckチロシンキナーゼモジュレータ、混合系統キナーゼ-3(MLK-3)阻害剤、HIV-1スプライシング阻害剤、インテグリンアンタゴニスト、ヌクレオタンパク質阻害剤、スプライシング因子モジュレータ、COMMドメイン含有タンパク質1モジュレータ、HIVリボヌクレアーゼH阻害剤、IFNアンタゴニスト、レトロサイクリンモジュレータ、CD3アンタゴニスト、CDK-4阻害剤、CDK-6阻害剤、CDK-9阻害剤、シトクロムP450 3阻害剤、CXCR4モジュレータ、樹状ICAM-3グラビング非インテグリン1阻害剤、HIV GAGタンパク質阻害剤、HIV POLタンパク質阻害剤、補体因子Hモジュレータ、ユビキチンリガーゼ阻害剤、デオキシシチジンキナーゼ阻害剤、サイクリン依存性キナーゼ阻害剤、HPK1(MAP4K1)阻害剤、プロタンパク質転換酵素PC9刺激因子、ATP依存性RNAヘリカーゼDDX3X阻害剤、逆転写酵素プライミング複合体阻害剤、G6PD及びNADH-オキシダーゼ阻害剤、mTOR複合体1阻害剤、mTOR複合体2阻害剤、P-糖タンパク質モジュレータ、RNAポリメラーゼモジュレータ、TATタンパク質阻害剤、プロリルエンドペプチダーゼ阻害剤、ホスホリパーゼA2阻害剤、薬物動態増強剤、HIV遺伝子療法、HIVワクチン、及び抗HIVペプチド、又はこれらの任意の組み合わせからなる群から選択される。
いくつかの実施形態では、追加の治療剤又は追加の複数の治療剤は、HIVの併用薬、他のHIV治療剤、HIVプロテアーゼ阻害剤、HIV逆転写酵素阻害剤、HIVインテグラーゼ阻害剤、HIV非触媒部位(又はアロステリック)インテグラーゼ阻害剤、HIV侵入(融合)阻害剤、HIV成熟阻害剤、潜伏感染再活性化剤、カプシド阻害剤、免疫系治療剤、PI3K阻害剤、HIV抗体、及び二重特異性抗体、及び「抗体様」治療タンパク質、並びにこれらの任意の組み合わせから選択される。
いくつかの実施形態では、追加の治療剤は、HIVの併用薬、他のHIV治療剤、HIVプロテアーゼ阻害剤、HIV逆転写酵素阻害剤、HIVインテグラーゼ阻害剤、HIV非触媒部位(若しくはアロステリック)インテグラーゼ阻害剤、HIV侵入(融合)阻害剤、HIV成熟阻害剤、潜伏感染再活性化剤、カプシド阻害剤、免疫系治療剤、PI3K阻害剤、HIV抗体、及び二重特異性抗体、及び「抗体様」治療タンパク質、及びこれらの任意の組み合わせからなる群から選択される。
いくつかの実施形態では、追加の治療剤又は追加の複数の治療剤は、HIVプロテアーゼ阻害剤、逆転写酵素のHIV非ヌクレオシド又は非ヌクレオチド阻害剤、逆転写酵素のHIVヌクレオシド又はヌクレオチド阻害剤、HIVインテグラーゼ阻害剤、HIVカプシド阻害剤、gp41阻害剤、CXCR4阻害剤、gp120阻害剤、CCR5阻害剤、Nef阻害剤、潜伏感染再活性化剤、HIV bNAb、TLR7、TLR8、及びTLR9のアゴニスト、HIVワクチン、サイトカイン、免疫チェックポイント阻害剤、FLT3リガンド、T細胞及びNK細胞を補充する二重特異性抗体、HIV抗原標的化キメラT細胞受容体、薬物動態増強剤、及びHIVを治療するための他の薬物、並びにそれらの任意の組み合わせから選択される。
いくつかの実施形態では、追加の治療剤又は追加の複数の治療剤は、ドルテグラビル、カボテグラビル、ダルナビル、ビクテグラビル、エルスルファビリン、リルピビリン、硫酸アバカビル、テノホビル、テノホビルジソプロキシル、テノホビルジソプロキシルフマレート、テノホビルジソプロキシルヘミフマレート、テノホビルアラフェナミド及びテノホビルアラフェナミドヘミフマレート、又はその薬学的に許容される塩から選択される。
いくつかの実施形態では、追加の治療剤又は追加の複数の治療剤は、ドルテグラビル、カボテグラビル、ダルナビル、ビテグラビル、エルスルファビリン、リルピビリン及びそれらの任意の組み合わせ、又はそれらの薬学的に許容される塩から選択される。
併用薬の例としては、ATRIPLA(登録商標)(エファビレンツ、テノホビルジソプロキシルフマレート、及びエムトリシタビン);COMPLERA(登録商標)(EVIPLERA(登録商標);リルピビリン、テノホビルジソプロキシルフマレート、及びエムトリシタビン);STRIBILD(登録商標)(エルビテグラビル、コビシスタット、テノホビルジソプロキシルフマレート、及びエムトリシタビン);TRUVADA(登録商標)(テノホビルジソプロキシルフマレート及びエムトリシタビン;TDF+FTC);DESCOVY(登録商標)(テノホビルアラフェナミド及びエムトリシタビン);ODEFSEY(登録商標)(テノホビルアラフェナミド、エムトリシタビン、及びリルピビリン);GENVOYA(登録商標)(テノホビルアラフェナミド、エムトリシタビン、コビシスタット、及びエルビテグラビル);ダルナビル、テノホビルアラフェナミドヘミフマレート、エムトリシタビン、及びコビシスタット;エファビレンツ、ラミブジン、及びテノホビルジソプロキシルフマレート;ラミブジン及びテノホビルジソプロキシルフマレート;テノホビル及びラミブジン;テノホビルアラフェナミド及びエムトリシタビン;テノホビルアラフェナミドヘミフマレート及びエムトリシタビン;テノホビルアラフェナミドヘミフマレート、エムトリシタビン、及びリルピビリン;テノホビルアラフェナミドヘミフマレート、エムトリシタビン、コビシスタット、及びエルビテグラビル;テノホビル類似体;COMBIVIR(登録商標)(ジドブジン及びラミブジン;AZT+3TC);EPZICOM(登録商標)(LIVEXA(登録商標);硫酸アバカビル及びラミブジン;ABC+3TC);KALETRA(登録商標)(ALUVIA(登録商標)、ロピナビル及びリトナビル)、TRIUMEQ(登録商標)(ドルテグラビル、アバカビル、及びラミブジン);BIKTARVY(登録商標)(ビクテグラビル+エムトリシタビン+テノホビルアラフェナミド)、DOVATO(登録商標)(ドルテグラビル+ラミブジン)、TRIZIVIR(登録商標)(硫酸アバカビル、ジドブジン、及びラミブジン;ABC+AZT+3TC);アタザナビル及びコビシスタット;アタザナビル硫酸塩及びコビシスタット;アタザナビル硫酸塩及びリトナビル;ダルナビル及びコビシスタット;ドルテグラビル及びリルピビリン;ドルテグラビル及びリルピビリン塩酸塩;ドルテグラビル、硫酸アバカビル、及びラミブジン;ラミブジン、ネビラピン、及びジドブジン;ラルテグラビル及びラミブジン;ドラビリン、ラミブジン、及びテノホビルジソプロキシルフマレート;ドラビリン、ラミブジン、及びテノホビルジソプロキシル;ドルテグラビル+ラミブジン、ラミブジン+アバカビル+ジドブジン、ラミブジン+アバカビル、ラミブジン+テノホビルジソプロキシルフマレート、ラミブジン+ジドブジン+ネビラピン、ロピナビル+リトナビル、ロピナビル+リトナビル+アバカビル+ラミブジン、ロピナビル+リトナビル+ジドブジン+ラミブジン、テノホビル+ラミブジン、及びテノホビルジソプロキシルフマレート+エムトリシタビン+リルピビリン塩酸塩、ロピナビル、リトナビル、ジドブジン、ロピナビル+リトナビル+アバカビル+ラミブジン、ラミブジン、カボテグラビル+リルピビリン、3-BNC117+アルブビルチド、elpida(エルスルファビリン、VM-1500)、及びVM-1500A、及び二重標的HIV-1逆転写酵素/ヌクレオカプシドタンパク質7阻害剤が挙げられるが、これらに限定されない。
一実施形態では、治療有効量の本明細書に提供される化合物又はその薬学的に許容される塩、及び薬学的に許容される添加剤を含む医薬組成物が本明細書に提供される。
いくつかの実施形態では、本明細書で提供される医薬組成物は、1つ、2つ、3つ、又は4つの追加の治療剤を更に含む。
いくつかの実施形態では、本明細書に提供される医薬組成物は、1つ、2つ、3つ又は4つの追加の治療剤を更に含み、ここで、追加の治療剤は、HIVのための併用薬、HIVを治療するための他の薬物、HIVプロテアーゼ阻害剤、逆転写酵素のHIV非ヌクレオシド又は非ヌクレオチド阻害剤、逆転写酵素のHIVヌクレオシド又はヌクレオチド阻害剤、HIVインテグラーゼ阻害剤、HIV非触媒部位(又はアロステリック)インテグラーゼ阻害剤、HIV侵入阻害剤、HIV成熟阻害剤、HIVカプシド阻害剤、ヌクレオカプシドタンパク質7(NCp7)阻害剤、HIV Tat又はRev阻害剤、Tat-TAR-P-TEFbの阻害剤、免疫モジュレータ、免疫療法剤、抗体-薬物コンジュゲート、遺伝子修飾剤、遺伝子エディタ(CRISPR/Cas9、ジンクフィンガーヌクレアーゼ、ホーミングヌクレアーゼ、合成ヌクレアーゼ、TALENなど)、細胞療法(キメラ抗原受容体T細胞、T細胞、CAR-T、及び操作されたT細胞受容体、TCR-T、自家T細胞療法、操作されたB細胞、NK細胞など)、潜伏感染再活性化剤、免疫系治療剤、ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ(PI3K)阻害剤、HIV抗体、二重特異性抗体及び「抗体様」治療タンパク質、HIV p17マトリックスタンパク質阻害剤、IL-13アンタゴニスト、ペプチジルプロリルシストランスイソメラーゼAモジュレータ、タンパク質ジスルフィドイソメラーゼ阻害剤、相補体C5a受容体アンタゴニスト、DNAメチルトランスフェラーゼ阻害剤、脂肪酸合成酵素阻害剤、HIV vif遺伝子モジュレータ、Vif二量体化アンタゴニスト、HIV-1ウイルス感染性因子阻害剤、HIV-1 Nefモジュレータ、TNF αリガンド阻害剤、HIV Nef阻害剤、Hckチロシンキナーゼモジュレータ、混合系統キナーゼ-3(MLK-3)阻害剤、HIV-1スプライシング阻害剤、インテグリンアンタゴニスト、ヌクレオタンパク質阻害剤、スプライシング因子モジュレータ、COMMドメイン含有タンパク質1モジュレータ、HIVリボヌクレアーゼH阻害剤、IFNアンタゴニスト、レトロサイクリンモジュレータ、CD3アンタゴニスト、CDK-4阻害剤、CDK-6阻害剤、CDK-9阻害剤、シトクロムP450 3阻害剤、CXCR4モジュレータ、樹状ICAM-3グラビング非インテグリン1阻害剤、HIV GAGタンパク質阻害剤、HIV POLタンパク質阻害剤、補体因子Hモジュレータ、ユビキチンリガーゼ阻害剤、デオキシシチジンキナーゼ阻害剤、サイクリン依存性キナーゼ阻害剤、HPK1(MAP4K1)阻害剤、プロタンパク質転換酵素PC9刺激因子、ATP依存性RNAヘリカーゼDDX3X阻害剤、逆転写酵素プライミング複合体阻害剤、G6PD及びNADH-オキシダーゼ阻害剤、mTOR複合体1阻害剤、mTOR複合体2阻害剤、P-糖タンパク質モジュレータ、RNAポリメラーゼモジュレータ、TATタンパク質阻害剤、プロリルエンドペプチダーゼ阻害剤、ホスホリパーゼA2阻害剤、薬物動態増強剤、HIV遺伝子療法、HIVワクチン、及び抗HIVペプチド、又はこれらの任意の組み合わせからなる群から選択される。
いくつかの実施形態では、本明細書において提供される医薬組成物は、1つ、2つ、3つ又は4つの追加の治療剤を更に含み、ここで、追加の治療剤は、HIVのための併用薬、HIVを治療するための他の薬物、HIVプロテアーゼ阻害剤、HIV逆転写酵素阻害剤、HIVインテグラーゼ阻害剤、HIV非触媒部位(又はアロステリック)インテグラーゼ阻害剤、HIV侵入(融合)阻害剤、HIV成熟阻害剤、潜伏感染再活性化剤、カプシド阻害剤、免疫系治療剤、PI3K阻害剤、HIV抗体、二重特異性抗体、「抗体様」治療タンパク質、又はそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される。
いくつかの実施形態では、本明細書に提供される医薬組成物は、1つ、2つ、3つ又は4つの追加の治療剤を更に含み、ここで、追加の治療剤は、ドルテグラビル、カボテグラビル、ダルナビル、ビクテグラビル、エルスルファビリン、リルピビリン、硫酸アバカビル、テノホビル、テノホビルジソプロキシル、テノホビルジソプロキシルフマレート、テノホビルジソプロキシルヘミフマレート、テノホビルアラフェナミド及びテノホビルアラフェナミドヘミフマレート又はその薬学的に許容される塩からなる群から選択される。
医薬組成物は、単回用量又は複数回用量のいずれかで投与され得る。医薬組成物は、例えば、直腸、口腔、鼻腔内、及び経皮の経路を含む様々な方法によって投与され得る。いくつかの実施形態では、医薬組成物は、動脈内注射によって、静脈内に、腹腔内に、非経口的に、筋肉内に、皮下に、経口的に、局所的に、又は吸入剤として投与され得る。
投与のための1つの様式は、非経口的であり、例えば、注射による。本開示に記載される医薬組成物が注射による投与のために組み込まれ得る形態としては、例えば、水性懸濁液又は油性懸濁液、又はゴマ油、トウモロコシ油、綿実油、若しくはラッカセイ油を含むエマルション、又はエリキシル剤、マンニトール、デキストロース、若しくは滅菌水溶液、及び類似の医薬ビヒクルが挙げられる。いくつかの実施形態では、本明細書に開示される化合物、又はその薬学的に許容される塩、及び医薬組成物は、皮下注射によって投与される。
本開示の医薬組成物は、滅菌注射用水性又は油性懸濁液などの滅菌注射用調製物の形態であり得る。この懸濁液は、本明細書に述べられている好適な分散剤又は湿潤剤及び懸濁剤を使用して、既知の技術に従って製剤化され得る。滅菌注射用調製物はまた、1,3-ブタン-ジオール中の溶液などの非毒性の非経口的に許容される希釈剤又は溶媒中の滅菌注射用溶液又は懸濁液であってもよく、又は凍結乾燥粉末として調製されてもよい。用いられ得る許容可能なビヒクル及び溶媒の中には、水、リンゲル液、及び等張塩化ナトリウム溶液がある。加えて、滅菌固定油は、従来、溶媒又は懸濁媒体として用いられ得る。この目的では、合成モノグリセリド又はジグリセリドを含む任意の無溶剤固定油を用いることができる。加えて、オレイン酸などの脂肪酸も同様に注射剤の調製に使用され得る。
いくつかの実施形態では、本明細書に開示される滅菌注射用調製物はまた、1,3-ブタン-ジオール中の溶液などの非毒性の非経口的に許容される希釈剤又は溶媒中の溶解された凍結乾燥粉末から調製された滅菌注射用溶液又は懸濁液であってもよい。用いられ得る許容可能なビヒクル及び溶媒の中には、水、リンゲル液、及び等張塩化ナトリウム溶液がある。加えて、滅菌固定油は、従来、溶媒又は懸濁媒体として用いられ得る。この目的では、合成モノグリセリド又はジグリセリドを含む任意の無溶剤固定油を用いることができる。加えて、オレイン酸などの脂肪酸も同様に注射剤の調製に使用され得る。
非経口投与に好適な製剤としては、製剤を意図されたレシピエントの血液と等張にする抗酸化剤、緩衝液、バクテリオスタット、及び溶質を含有し得る水性及び非水性滅菌注入溶液、並びに懸濁剤及び増粘剤を含み得る水性及び非水性滅菌懸濁液が挙げられる。ある特定の実施形態では、懸濁液は、ミクロ懸濁液である。ある特定の実施形態では、懸濁液は、ナノ懸濁液である。
いくつかの実施形態では、非経口投与(例えば、筋肉内(IM)及び皮下(SC)投与)に好適な製剤は、1つ以上の添加剤を含む。添加剤は、製剤の他の成分と適合性であり、そのレシピエントに対して生理学的に無害でなくてはならない。好適な添加剤の例は、非経口製剤の当業者に周知であり、例えば、Handbook of Pharmaceutical Excipients(eds.Rowe,Sheskey & Quinn),6th edition 2009に見出され得る。非経口製剤(例えば、SC又はIM製剤)中の可溶化添加剤の例としては、ポリソルベート(ポリソルベート20又は80など)及びポロキサマー(ポロキサマー338、188、又は207など)が挙げられるが、これらに限定されない。
いくつかの実施形態では、本明細書に開示される化合物、又はその薬学的に許容される塩、及び医薬組成物は、インプラントと共に投与される。
経口投与は、本明細書で提供される化合物、又はその薬学的に許容される塩の投与のための別の経路であり得る。投与は、例えば、カプセル又は腸溶コーティングされた錠剤によるものであり得る。本明細書で提供される少なくとも1つの化合物、又はその薬学的に許容される塩、異性体、若しくは混合物を含む医薬組成物を製造する際、活性成分(本明細書で提供される化合物など)は、通常、添加剤によって希釈され、及び/又はカプセル、サシェ、紙、若しくは他の容器の形態であり得る担体内に封入される。添加剤が希釈剤として機能するとき、添加剤は、活性成分のビヒクル、担体、又は媒体として作用する固体、半固体又は液体の材料の形態であり得る。したがって、医薬組成物は、錠剤、丸剤、散剤、トローチ剤、サシェ剤、カシェ剤、エリキシル剤、懸濁剤、乳剤、液剤、シロップ剤、エアロゾル剤(固体として又は液体の媒体中)、例えば最高10重量%の活性化合物を含有する軟膏、軟質及び硬質ゼラチンカプセル剤、無菌注射用溶剤、及び無菌包装された散剤の形態であり得る。
好適な添加剤のいくつかの例としては、ラクトース、デキストロース、スクロース、ソルビトール、マンニトール、デンプン、アカシアガム、リン酸カルシウム、アルギネート、トラガカント、ゼラチン、ケイ酸カルシウム、微結晶性セルロース、ポリビニルピロリドン、セルロース、滅菌水、シロップ、及びメチルセルロース、又はそれらの任意のそれらの組み合わせが挙げられる。医薬組成物は、タルク、ステアリン酸マグネシウム、及び鉱油などの滑沢剤、湿潤剤、乳化剤及び懸濁剤、ヒドロキシ安息香酸メチル及びヒドロキシ安息香酸プロピルなどの保存剤、甘味剤、並びに香味剤、又はそれらの任意の組み合わせを更に含むことができる。
本明細書に記載の少なくとも1つの化合物、又はその薬学的に許容される塩、異性体、若しくは混合物を含む医薬組成物は、当技術分野で既知の手順を使用することにより、対象への投与後に活性成分(本明細書で提供される化合物など)の迅速な放出、持続的放出、又は遅延放出を提供するように製剤化することができる。経口投与のための制御放出薬物送達システムには、浸透圧ポンプシステム、及びポリマー被覆リザーバ又は薬物-ポリマーマトリックス製剤を含有する溶体化システムが含まれる。制御放出システムの例は、米国特許第3,845,770号、同第4,326,525号同第4,902,514号、及び同第5,616,345号で提供される。本開示の方法で使用するための別の製剤は、経皮送達デバイス(「パッチ」)を採用する。このような経皮パッチは、本明細書で提供される化合物の連続的又は非連続的な注入を制御された量で提供するために使用され得る。医薬品を送達するための経皮パッチの構築及び使用は、当該技術分野において周知である。例えば、米国特許第5,023,252号、同第4,992,445号、及び同第5,001,139号を参照されたい。このようなパッチは、医薬品の連続的、パルス化した、又はオンデマンドの送達のために構築されてもよい。
錠剤などの固体組成物を調製するために、主要な活性成分を医薬添加剤と混合して、本明細書に記載の化合物、又はその薬学的に許容される塩、異性体、若しくは混合物の均一な混合物を含む固体予備製剤化(preformulation)組成物を形成し得る。これらの予備製剤化組成物を均質と称するとき、活性成分は、組成物全体に均一に分散していてもよく、その結果、組成物が、錠剤、丸剤、及びカプセル剤などの均等に有効な単位剤形に容易に細分され得る。
本明細書で提供される化合物、又はその薬学的に許容される塩の錠剤又は丸剤は、コーティングされてもよいか、又は別の方法で配合されて、長期作用の利点をもたらす剤形を提供してもよいか、又は胃の酸性状態から保護してもよい。例えば、錠剤又は丸剤は、内側投与量及び外側投与量の成分を含むことができ、後者は、前者に被さるエンベロープの形態にある。2つの成分は、胃内の崩壊に抵抗し、内側成分が十二指腸内に無傷に通過することを可能にする、又は放出の遅延を可能にする腸溶層によって分離され得る。このような腸溶層又は腸溶コーティングには、様々な材料を使用することができ、このような材料には、多くの高分子酸、並びに高分子酸とシェラック、セチルアルコール、及び酢酸セルロースなどの材料との混合物が含まれる。
吸入又は吹送用の医薬組成物には、薬学的に許容される水性溶媒若しくは有機溶媒中又はそれらの混合物中の溶液及び懸濁液、並びに粉末が含まれてもよい。液体又は固体組成物は、上記のような好適な薬学的に許容される添加剤を含んでもよい。いくつかの実施形態では、組成物は、局所的又は全身的効果のために、経口又は鼻呼吸経路によって投与される。他の実施形態では、薬学的に許容される溶媒中の組成物は、不活性ガスの使用によって霧化されてもよい。霧化した溶液は、噴霧装置から直接吸入されてもよいか、又は噴霧装置は、フェイスマスクテント若しくは間欠的陽圧呼吸器に取り付けられてもよい。溶液、懸濁液、又は粉末の組成物は、製剤を適切な様式で送達する装置から、好ましくは経口で、又は経鼻的に投与されてもよい。
一実施形態では、本明細書で提供される化合物(すなわち、式Iの化合物)、又はその薬学的に許容される塩、立体異性体、プロドラッグ、若しくは溶媒和物と、適切な包装と、を含むキットが、本明細書で提供される。いくつかの実施形態では、キットは、使用説明書を更に含む。いくつかの実施形態では、キットは、本明細書で提供される化合物(すなわち、式Iの化合物)、又はその薬学的に許容される塩、立体異性体、プロドラッグ、若しくは溶媒和物と、本明細書に記載の疾患又は状態を含む適応症の治療における化合物の使用のためのラベル及び/又は説明書と、を含む。
いくつかの実施形態では、キットは、1つ以上(すなわち、1つ、2つ、3つ、4つ;1つ若しくは2つ;1~3つ;又は1~4つ)の追加の治療剤、又はその薬学的に許容される塩を更に含む。
一実施形態では、本明細書に記載の化合物、又はその薬学的に許容される塩、異性体、若しくは混合物を好適な容器中に含む製造物品が、本明細書で提供される。いくつかの実施形態では、容器は、バイアル、広口瓶、アンプル、充填済み注射器、又は点滴用バッグであってもよい。
IV.方法
本明細書に提供される方法は、細胞集団にインビボで又はエクスビボで適用してもよい。「インビボで」は、動物又はヒトの内部のように、生きている個体内を意味する。この文脈において、本明細書に提供される方法は、個体において治療上使用してもよい。エクスビボで」は、生きている個体の外部を意味する。エクスビボでの細胞集団の例としては、インビトロでの細胞培養物、及び個体から得られた流体又は組織試料を含む生物学的試料がある。このような試料は、当技術分野で周知の方法によって得ることができる。例示的な生物学的流体試料としては、血液、脳脊髄液、尿、及び唾液がある。例示的な組織試料としては、腫瘍及びその生検がある。この文脈では、本開示は、治療及び実験の目的を含む様々な目的に使用することができる。例えば、本開示は、所与の細胞型、個体及び他のパラメータについて本明細書に開示される化合物の投与の最適なスケジュール及び/又は投与量を決定するためにエクスビボで使用され得る。このような使用から収集した情報は、実験目的のために、又は診療所においてインビボでの治療のためのプロトコルを設定するために使用することができる。本開示が適切であり得る他のエクスビボでの使用は、以下に説明されており、又は当業者に明らかとなるであろう。選択された化合物は、ヒト対象又は非ヒト対象における安全性又は耐性薬用量を検討するために更に特徴付けることができる。このような特性は、当業者に一般的に公知の方法を使用して検討することができる。
一実施形態では、本開示は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症の治療又は予防を必要とする患者におけるヒト免疫不全ウイルス感染症を治療又は予防する方法であって、治療有効量の本明細書に提供される化合物若しくはその薬学的に許容される塩又は本明細書に提供される医薬組成物を患者に投与することを含む方法を提供する。
一実施形態では、本開示は、重度の治療経験を有する患者のヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症を治療する方法であって、治療有効量の本明細書で提供される化合物若しくはその薬学的に許容される塩又は本明細書で提供される医薬組成物を患者に投与することを含む方法を提供する。
いくつかの実施形態では、本明細書で提供される方法は、治療有効量の1つ、2つ、3つ、又は4つの追加の治療剤、又はその薬学的に許容される塩を投与することを更に含む。
いくつかの実施形態では、1つ、2つ、3つ又は4つの追加の治療剤は、HIVのための併用薬、HIVを治療するための他の薬物、HIVプロテアーゼ阻害剤、逆転写酵素のHIV非ヌクレオシド又は非ヌクレオチド阻害剤、逆転写酵素のHIVヌクレオシド又はヌクレオチド阻害剤、HIVインテグラーゼ阻害剤、HIV非触媒部位(又はアロステリック)インテグラーゼ阻害剤、HIV侵入阻害剤、HIV成熟阻害剤、HIVカプシド阻害剤、ヌクレオカプシドタンパク質7(NCp7)阻害剤、HIV Tat又はRev阻害剤、Tat-TAR-P-TEFbの阻害剤、免疫モジュレータ、免疫療法剤、抗体-薬物コンジュゲート、遺伝子修飾剤、遺伝子エディタ(CRISPR/Cas9、ジンクフィンガーヌクレアーゼ、ホーミングヌクレアーゼ、合成ヌクレアーゼ、TALENなど)、細胞療法(キメラ抗原受容体T細胞、T細胞、CAR-T、及び操作されたT細胞受容体、TCR-T、自家T細胞療法、操作されたB細胞、NK細胞など)、潜伏感染再活性化剤、免疫系治療剤、ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ(PI3K)阻害剤、HIV抗体、二重特異性抗体及び「抗体様」治療タンパク質、HIV p17マトリックスタンパク質阻害剤、IL-13アンタゴニスト、ペプチジルプロリルシストランスイソメラーゼAモジュレータ、タンパク質ジスルフィドイソメラーゼ阻害剤、相補体C5a受容体アンタゴニスト、DNAメチルトランスフェラーゼ阻害剤、脂肪酸合成酵素阻害剤、HIV vif遺伝子モジュレータ、Vif二量体化アンタゴニスト、HIV-1ウイルス感染性因子阻害剤、HIV-1 Nefモジュレータ、TNF αリガンド阻害剤、HIV Nef阻害剤、Hckチロシンキナーゼモジュレータ、混合系統キナーゼ-3(MLK-3)阻害剤、HIV-1スプライシング阻害剤、インテグリンアンタゴニスト、ヌクレオタンパク質阻害剤、スプライシング因子モジュレータ、COMMドメイン含有タンパク質1モジュレータ、HIVリボヌクレアーゼH阻害剤、IFNアンタゴニスト、レトロサイクリンモジュレータ、CD3アンタゴニスト、CDK-4阻害剤、CDK-6阻害剤、CDK-9阻害剤、シトクロムP450 3阻害剤、CXCR4モジュレータ、樹状ICAM-3グラビング非インテグリン1阻害剤、HIV GAGタンパク質阻害剤、HIV POLタンパク質阻害剤、補体因子Hモジュレータ、ユビキチンリガーゼ阻害剤、デオキシシチジンキナーゼ阻害剤、サイクリン依存性キナーゼ阻害剤、HPK1(MAP4K1)阻害剤、プロタンパク質転換酵素PC9刺激因子、ATP依存性RNAヘリカーゼDDX3X阻害剤、逆転写酵素プライミング複合体阻害剤、G6PD及びNADH-オキシダーゼ阻害剤、mTOR複合体1阻害剤、mTOR複合体2阻害剤、P-糖タンパク質モジュレータ、RNAポリメラーゼモジュレータ、TATタンパク質阻害剤、プロリルエンドペプチダーゼ阻害剤、ホスホリパーゼA2阻害剤、薬物動態増強剤、HIV遺伝子療法、HIVワクチン、及び抗HIVペプチド、又はこれらの任意の組み合わせからなる群から選択される。
いくつかの実施形態では、1つ、2つ、3つ又は4つの追加の治療剤は、HIVの併用薬、他のHIV治療剤、HIVプロテアーゼ阻害剤、HIV逆転写酵素阻害剤、HIVインテグラーゼ阻害剤、HIV非触媒部位(若しくはアロステリック)インテグラーゼ阻害剤、HIV侵入(融合)阻害剤、HIV成熟阻害剤、潜伏感染再活性化剤、カプシド阻害剤、免疫系治療剤、PI3K阻害剤、HIV抗体、二重特異性抗体、及び「抗体様」治療タンパク質、又はこれらの任意の組み合わせからなる群から選択される。
いくつかの実施形態では、1つ、2つ、3つ又は4つの追加の治療剤は、ドルテグラビル、カボテグラビル、ダルナビル、ビクテグラビル、エルスルファビリン、リルピビリン、硫酸アバカビル、テノホビル、テノホビルジソプロキシル、テノホビルジソプロキシルフマレート、テノホビルジソプロキシルヘミフマレート、テノホビルアラフェナミド、及びテノホビルアラフェナミドヘミフマレート、又はその薬学的に許容される塩からなる群から選択される。
本明細書で提供される方法のいくつかの実施形態では、患者は、ヒトである。
一実施形態では、本開示は、治療に使用するための治療有効量の本明細書に提供される化合物、又はその薬学的に許容される塩、又は本明細書に提供される医薬組成物を提供する。
一実施形態では、本開示は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症の治療又は予防するを必要とする患者のヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症を治療又は予防する方法に使用するための本明細書に提供される化合物、又は薬学的に許容される塩、又は本明細書に提供される医薬組成物を提供し、方法は、治療有効量の化合物、若しくはその薬学的に許容される塩、又は医薬組成物を患者に投与することを含む。
一実施形態では、本開示は、重度の治療経験を有する患者のヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症を治療する方法に使用するための本明細書に提供される化合物、又はその薬学的に許容される塩、又は本明細書に提供される医薬組成物を提供し、方法は、治療有効量の化合物、若しくはその薬学的に許容される塩、又は医薬組成物を患者に投与することを含む。
いくつかの実施形態では、本明細書で提供される使用は、治療有効量の1つ、2つ、3つ、又は4つの追加の治療剤、又はその薬学的に許容される塩を投与することを更に含む。
本明細書に提供される使用のいくつかの実施形態では、1つ、2つ、3つ又は4つの追加の治療剤は、HIVのための併用薬、HIVを治療するための他の薬物、HIVプロテアーゼ阻害剤、逆転写酵素のHIV非ヌクレオシド又は非ヌクレオチド阻害剤、逆転写酵素のHIVヌクレオシド又はヌクレオチド阻害剤、HIVインテグラーゼ阻害剤、HIV非触媒部位(又はアロステリック)インテグラーゼ阻害剤、HIV侵入阻害剤、HIV成熟阻害剤、HIVカプシド阻害剤、ヌクレオカプシドタンパク質7(NCp7)阻害剤、HIV Tat又はRev阻害剤、Tat-TAR-P-TEFbの阻害剤、免疫モジュレータ、免疫療法剤、抗体-薬物コンジュゲート、遺伝子修飾剤、遺伝子エディタ(CRISPR/Cas9、ジンクフィンガーヌクレアーゼ、ホーミングヌクレアーゼ、合成ヌクレアーゼ、TALENなど)、細胞療法(キメラ抗原受容体T細胞、T細胞、CAR-T、及び操作されたT細胞受容体、TCR-T、自家T細胞療法、操作されたB細胞、NK細胞など)、潜伏感染再活性化剤、免疫系治療剤、ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ(PI3K)阻害剤、HIV抗体、二重特異性抗体及び「抗体様」治療タンパク質、HIV p17マトリックスタンパク質阻害剤、IL-13アンタゴニスト、ペプチジルプロリルシストランスイソメラーゼAモジュレータ、タンパク質ジスルフィドイソメラーゼ阻害剤、相補体C5a受容体アンタゴニスト、DNAメチルトランスフェラーゼ阻害剤、脂肪酸合成酵素阻害剤、HIV vif遺伝子モジュレータ、Vif二量体化アンタゴニスト、HIV-1ウイルス感染性因子阻害剤、HIV-1 Nefモジュレータ、TNF αリガンド阻害剤、HIV Nef阻害剤、Hckチロシンキナーゼモジュレータ、混合系統キナーゼ-3(MLK-3)阻害剤、HIV-1スプライシング阻害剤、インテグリンアンタゴニスト、ヌクレオタンパク質阻害剤、スプライシング因子モジュレータ、COMMドメイン含有タンパク質1モジュレータ、HIVリボヌクレアーゼH阻害剤、IFNアンタゴニスト、レトロサイクリンモジュレータ、CD3アンタゴニスト、CDK-4阻害剤、CDK-6阻害剤、CDK-9阻害剤、シトクロムP450 3阻害剤、CXCR4モジュレータ、樹状ICAM-3グラビング非インテグリン1阻害剤、HIV GAGタンパク質阻害剤、HIV POLタンパク質阻害剤、補体因子Hモジュレータ、ユビキチンリガーゼ阻害剤、デオキシシチジンキナーゼ阻害剤、サイクリン依存性キナーゼ阻害剤、HPK1(MAP4K1)阻害剤、プロタンパク質転換酵素PC9刺激因子、ATP依存性RNAヘリカーゼDDX3X阻害剤、逆転写酵素プライミング複合体阻害剤、G6PD及びNADH-オキシダーゼ阻害剤、mTOR複合体1阻害剤、mTOR複合体2阻害剤、P-糖タンパク質モジュレータ、RNAポリメラーゼモジュレータ、TATタンパク質阻害剤、プロリルエンドペプチダーゼ阻害剤、ホスホリパーゼA2阻害剤、薬物動態増強剤、HIV遺伝子療法、HIVワクチン、及び抗HIVペプチド、又はこれらの任意の組み合わせからなる群から選択される。
本明細書に提供される使用のいくつかの実施形態では、1つ、2つ、3つ又は4つの追加の治療剤は、HIVの併用薬、他のHIV治療剤、HIVプロテアーゼ阻害剤、HIV逆転写酵素阻害剤、HIVインテグラーゼ阻害剤、HIV非触媒部位(若しくはアロステリック)インテグラーゼ阻害剤、HIV侵入(融合)阻害剤、HIV成熟阻害剤、潜伏感染再活性化剤、カプシド阻害剤、免疫系治療剤、PI3K阻害剤、HIV抗体、二重特異性抗体、及び「抗体様」治療タンパク質、又はこれらの任意の組み合わせからなる群から選択される。
本明細書で提供される使用のいくつかの実施形態では、1つ、2つ、3つ又は4つの追加の治療剤は、ドルテグラビル、カボテグラビル、ダルナビル、ビクテグラビル、エルスルファビリン、リルピビリン、硫酸アバカビル、テノホビル、テノホビルジソプロキシル、テノホビルジソプロキシルフマレート、テノホビルジソプロキシルヘミフマレート、テノホビルアラフェナミド、及びテノホビルアラフェナミドヘミフマレート、又はその薬学的に許容される塩からなる群から選択される。
本明細書で提供される使用のいくつかの実施形態では、患者はヒトである。
V.投与
本開示の化合物、又はその薬学的に許容される塩(本明細書では活性成分とも称される)は、治療される状態に適切な任意の経路によって投与することができる。好適な経路としては、経口、直腸、鼻、局所(頬側及び舌下を含む)、経皮、膣及び非経口(皮下、筋肉内、静脈内、皮内、髄腔内及び硬膜外を含む)などが挙げられる。好ましい経路は、例えば、レシピエントの状態によって変化し得ることが理解されよう。本明細書に開示されるある特定の化合物、又はその薬学的に許容される塩の利点は、それらが経口的に生物学的に利用可能であり、経口投与され得ることである。
本開示の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、有効な投与計画に従って、所望の一定時間又は期間、例えば、少なくとも約1ヶ月、少なくとも約2ヶ月、少なくとも約3ヶ月、少なくとも約6ヶ月、又は少なくとも約12ヶ月以上の間、個体に投与され得る。いくつかの実施形態では、化合物、又はその薬学的に許容される塩は、個体の寿命の期間にわたって毎日又は断続的なスケジュールで投与される。
任意の特定の対象のための本開示の化合物、又はその薬学的に許容される塩の具体的な用量レベルは、用いられる具体的な化合物の活性、年齢、体重、全身の健康、性別、食事、投与時間、投与経路、及び排泄速度、薬物の組み合わせ、並びに療法を受けている対象における特定の疾患の重症度を含む様々な要因に依存するであろう。例えば、投与量は、対象の体重1キログラム当たりの本明細書で提供される化合物、又はその薬学的に許容される塩のミリグラム数(mg/kg)として表されてもよい。約0.1~150mg/kgの投与量が適切であり得る。いくつかの実施形態では、約0.1及び100mg/kgが適切であり得る。他の実施形態では、0.5~60mg/kgの投与量が適切であり得る。対象の体重によって正規化することは、小児及び成人両方のヒトにおいて薬物を使用するとき、又はイヌなどの非ヒト対象における有効投与量をヒト対象に好適な投与量に変換するときに起こるような、広く異なるサイズの対象間で投与量を調整するときに特に有用である。
投与量はまた、用量当たりに投与される、本明細書に記載される化合物又はその薬学的に許容される塩の総量として記載され得る。本開示の化合物、又はその薬学的に許容される塩の投与量又は投与頻度は、投与医師の判断に基づいて、治療の過程にわたって調整され得る。
本開示の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、治療有効量で個体(例えば、ヒト)に投与され得る。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩は、1日に1回、1週間に1回、月に1回、2ヶ月に1回、3ヶ月に1回又は6ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩は、1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩は、1週間に1回投与される。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩は、1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩は、2ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩は、3ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩は、6ヶ月に1回投与される。
本明細書で提供される化合物、又はその薬学的に許容される塩は、経口又は非経口(例えば、静脈内)投与などの任意の有用な経路及び手段によって投与され得る。化合物、又はその薬学的に許容される塩の治療有効量には、1日当たり約0.00001mg/kg体重~1日当たり約10mg/kg体重、例えば、1日当たり約0.0001mg/kg体重~1日当たり約10mg/kg体重、又は例えば1日当たり約0.001mg/kg体重~1日当たり約1mg/kg体重、又は例えば1日当たり約0.01mg/kg体重~1日当たり約1mg/kg体重、又は1日当たり約0.05mg/kg体重~1日当たり約0.5mg/kg体重が含まれてもよい。いくつかの実施形態では、本明細書で提供される化合物、又はその薬学的に許容される塩の治療有効量には、1日当たり約0.3mg~約30mg、又は1日当たり約30mg~約300mg、又は1日当たり約0.3μg~約30mg、又は1日当たり約30μg~約300μgが含まれる。
本開示の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、本開示の化合物、又はその薬学的に許容される塩の任意の投与量(例えば、1mg~1000mgの化合物)で1つ以上の追加の治療剤と組み合わせることができる。治療有効量には、用量当たり約0.1mg~用量当たり約1000mg、例えば用量当たり約50mg~用量当たり約500mg、又は例えば用量当たり約100mg~用量当たり約400mg、又は例えば用量当たり約150mg~用量当たり約350mg、又は例えば用量当たり約200mg~用量当たり約300mg、又は例えば用量当たり約0.01mg~用量当たり約1000mg、又は例えば用量当たり約0.01mg~用量当たり約100mg、又は例えば用量当たり約0.1mg~用量当たり約100mg、又は例えば用量当たり約1mg~用量当たり約100mg、又は例えば用量当たり約1mg~用量当たり約10mg、又は例えば用量当たり約1mg~用量当たり約1000mgが含まれてもよい。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の他の治療有効量は、用量当たり約50、100、125、150、175、200、225、250、275又は300mgである。式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の他の治療有効量は、用量当たり約300、325、350、375、400、425、450、475、500、525、550、575、600、625、650、675、700、725、750、775、800、825、850、875、900、925、950、975又は約1000mgである。
いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約1mg~約1000mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約1mg~約900mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約1mg~約800mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約1mg~約700mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約1mg~約600mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約1mg~約500mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約1mg~約400mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約1mg~約300mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約1mg~約200mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約1mg~約100mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約1mg~約75mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約1mg~約50mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約1mg~約25mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約1mg~約20mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約1mg~約15mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約1mg~約10mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約1mg~約5mgである。
いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約50mg、約75mg、約100mg、約125mg、約150mg、約175mg、約200mg、約225mg、約275mg、約300mg、約350mg、約400mg、約450mg、約500mg、約550mg、約600mg、約650mg、約700mg、約750mg、約800mg、約850mg、約900mg、約950mg、約1000mg又は約1050mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約5mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約100mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約150mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約200mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約250mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約300mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約350mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約400mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約450mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約500mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約550mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約600mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約650mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約700mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約750mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約800mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約850mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約900mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約950mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約1000mgである。いくつかの実施形態では、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の治療有効量は、約1050mgである。
経口投与される場合、ヒト対象の総毎週投与量は、約1mg~1,000mg/週、約10~500mg/週、約50~300mg/週、約75~200mg/週又は約100~150mg/週であり得る。いくつかの実施形態では、ヒト対象に対する総毎週投与量は、単回用量で投与される約100、200、300、400、500、600、700、800、900又は1000mg/週であり得る。いくつかの実施形態では、ヒト対象に対する式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の総毎週投与量は、単回用量で投与される約100mgであり得る。いくつかの実施形態では、ヒト対象に対する式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の総毎週投与量は、単回用量で投与される約150mgであり得る。いくつかの実施形態では、ヒト対象に対する式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の総毎週投与量は、単回用量で投与される約200mgであり得る。いくつかの実施形態では、ヒト対象に対する式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の総毎週投与量は、単回用量で投与される約250mgであり得る。いくつかの実施形態では、ヒト対象に対する式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の総毎週投与量は、単回用量で投与される約300mgであり得る。いくつかの実施形態では、ヒト対象に対する式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の総毎週投与量は、単回用量で投与される約350mgであり得る。いくつかの実施形態では、ヒト対象に対する式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の総毎週投与量は、単回用量で投与される約400mgであり得る。いくつかの実施形態では、ヒト対象に対する式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の総毎週投与量は、単回用量で投与される約450mgであり得る。いくつかの実施形態では、ヒト対象に対する式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の総毎週投与量は、単回用量で投与される約500mgであり得る。
経口投与される場合、ヒト対象に対する式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の総毎月投与量は、約500mg~1,000mg/月、約600~900mg/月又は約700~800mg/月であり得る。いくつかの実施形態では、ヒト対象に対する式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の総毎週投与量は、単回用量で投与される約100、200、300、400、500、600、700、800、900又は1000mg/週であり得る。いくつかの実施形態では、ヒト対象に対する式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の総毎月投与量は、単回用量で投与される約500mgであり得る。いくつかの実施形態では、ヒト対象の総毎月投与量は、単回用量で投与される約550mgであり得る。いくつかの実施形態では、ヒト対象に対する式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の総毎月投与量は、単回用量で投与される約600mgであり得る。いくつかの実施形態では、ヒト対象に対する式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の総毎月投与量は、単回用量で投与される約650mgであり得る。いくつかの実施形態では、ヒト対象に対する式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の総毎月投与量は、単回用量で投与される約700mgであり得る。いくつかの実施形態では、ヒト対象に対する式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の総毎月投与量は、単回用量で投与される約750mgであり得る。いくつかの実施形態では、ヒト対象に対する式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の総毎月投与量は、単回用量で投与される約800mgであり得る。いくつかの実施形態では、ヒト対象に対する式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の総毎月投与量は、単回用量で投与される約850mgであり得る。いくつかの実施形態では、ヒト対象に対する式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の総毎月投与量は、単回用量で投与される約900mgであり得る。いくつかの実施形態では、ヒト対象に対する式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の総毎月投与量は、単回用量で投与される約950mgであり得る。いくつかの実施形態では、ヒト対象に対する式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩の総毎月投与量は、単回用量で投与される約1000mgであり得る。
単回用量は、毎時、毎日、毎週、又は毎月投与することができる。例えば、単一用量は、1、2、3、4、6、8、12、16時間毎に1回、又は24時間毎に1回投与することができる。単一用量はまた、1、2、3、4、5、6日毎に1回、又は7日毎に1回投与することもできる。単一用量はまた、1、2、3週間毎に1回、又は4週間毎に1回投与することもできる。ある特定の実施形態では、単回投与は、1週間毎に1回投与され得る。単一用量は、毎月1回投与することもできる。いくつかの実施形態では、本明細書で提供される化合物、又はその薬学的に許容される塩は、本明細書に開示される方法で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、本明細書で提供される化合物、又はその薬学的に許容される塩は、本明細書に開示される方法で1日2回投与される。
いくつかの実施形態では、本明細書で提供される化合物、又はその薬学的に許容される塩は、本明細書に開示される方法で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、本明細書で提供される化合物、又はその薬学的に許容される塩は、本明細書に開示される方法で1週間に1回投与される。いくつかの実施形態では、本明細書で提供される化合物、又はその薬学的に許容される塩は、本明細書に開示される方法で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、本明細書で提供される化合物、又はその薬学的に許容される塩は、本明細書に開示される方法で2ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、本明細書で提供される化合物、又はその薬学的に許容される塩は、本明細書に開示される方法で3ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、本明細書で提供される化合物、又はその薬学的に許容される塩は、本明細書に開示される方法で6ヶ月に1回投与される。
いくつかの実施形態では、本明細書に提供される化合物又はその薬学的に許容される塩は、約100mgの単回用量で1週間に1回経口投与される。いくつかの実施形態では、本明細書に提供される化合物又はその薬学的に許容される塩は、約150mgの単回用量で1週間に1回経口投与される。いくつかの実施形態では、本明細書に提供される化合物又はその薬学的に許容される塩は、約200mgの単回用量で1週間に1回経口投与される。いくつかの実施形態では、本明細書に提供される化合物又はその薬学的に許容される塩は、約250mgの単回用量で1週間に1回経口投与される。いくつかの実施形態では、本明細書に提供される化合物又はその薬学的に許容される塩は、約300mgの単回用量で1週間に1回経口投与される。いくつかの実施形態では、本明細書に提供される化合物又はその薬学的に許容される塩は、約350mgの単回用量で1週間に1回経口投与される。いくつかの実施形態では、本明細書に提供される化合物又はその薬学的に許容される塩は、約400mgの単回用量で1週間に1回経口投与される。いくつかの実施形態では、本明細書に提供される化合物又はその薬学的に許容される塩は、約450mgの単回用量で1週間に1回経口投与される。いくつかの実施形態では、本明細書に提供される化合物又はその薬学的に許容される塩は、約500mgの単回用量で1週間に1回経口投与される。
いくつかの実施形態では、本明細書に提供される化合物又はその薬学的に許容される塩は、約500mgの単回用量で1ヶ月に1回経口投与される。いくつかの実施形態では、本明細書に提供される化合物又はその薬学的に許容される塩は、約550mgの単回用量で1ヶ月に1回経口投与される。いくつかの実施形態では、本明細書に提供される化合物又はその薬学的に許容される塩は、約600mgの単回用量で1ヶ月に1回経口投与される。いくつかの実施形態では、本明細書に提供される化合物又はその薬学的に許容される塩は、約650mgの単回用量で1ヶ月に1回経口投与される。いくつかの実施形態では、本明細書に提供される化合物又はその薬学的に許容される塩は、約700mgの単回用量で1ヶ月に1回経口投与される。いくつかの実施形態では、本明細書に提供される化合物又はその薬学的に許容される塩は、約750mgの単回用量で1ヶ月に1回経口投与される。いくつかの実施形態では、本明細書に提供される化合物又はその薬学的に許容される塩は、約800mgの単回用量で1ヶ月に1回経口投与される。いくつかの実施形態では、本明細書に提供される化合物又はその薬学的に許容される塩は、約850mgの単回用量で1ヶ月に1回経口投与される。いくつかの実施形態では、本明細書に提供される化合物又はその薬学的に許容される塩は、約900mgの単回用量で1ヶ月に1回経口投与される。いくつかの実施形態では、本明細書に提供される化合物又はその薬学的に許容される塩は、約950mgの単回用量で1ヶ月に1回経口投与される。いくつかの実施形態では、本明細書に提供される化合物又はその薬学的に許容される塩は、約1000mgの単回用量で1ヶ月に1回経口投与される。
本開示の化合物又はその薬学的に許容される塩の投与頻度は、個々の患者の必要性によって決定され、例えば、1日1回、1週間に1回、1ヶ月に1回、2ヶ月に1回、3ヶ月に1回、又は6ヶ月に1回であり得る。化合物又はその薬学的に許容される塩の投与は、HIV感染症を含むレトロウイルス科感染症、又は本明細書に記載される任意の他の適応症を治療するために必要な限り継続する。例えば、化合物又はその薬学的に許容される塩は、HIV感染症を含むレトロウイルス科感染症に罹患しているヒトに、ヒトの生涯にわたって投与することができる。
投与は、断続的であってもよく、患者は、数日以上の期間にわたって、本開示の化合物、又はその薬学的に許容される塩の1日用量を受け、続いて数日以上の期間の間、患者は化合物、又はその薬学的に許容される塩の1日用量を受けない。例えば、患者は、ある用量の化合物、又はその薬学的に許容される塩を1日おきに又は1週間当たり3回受けることができる。更に例として、患者は、ある用量の化合物、又はその薬学的に許容される塩を1~14日間の期間にわたって毎日受け、続いて7~21日の期間の間、患者はある用量の化合物、又はその薬学的に許容される塩を受けず、続いてその後の期間(例えば、1~14日)の間、患者は再び1日用量の化合物、又はその薬学的に許容される塩を受けることができる。化合物、又はその薬学的に許容される塩の投与、続いて化合物、又はその薬学的に許容される塩の非投与の交互の期間は、患者を治療するために臨床的に必要とされる通り繰り返され得る。
本開示の化合物若しくはその薬学的に許容される塩、又は本開示の医薬組成物は、上述の任意の好適な様式を使用して、1日1回、2回、3回、又は4回投与されてもよい。また、化合物、又はその薬学的に許容される塩による投与又は治療は、数日間継続されてもよく、例えば、通常、治療は、1つの治療サイクルについて、少なくとも7日間、14日間、又は28日間継続するであろう。治療サイクルは、HIV感染症を含むレトロウイルス科感染症について周知である。いくつかの実施形態では、治療サイクルは、サイクル間で約1~28日間、通常約7日間又は約14日間の休止期間と周期的に交替する。治療サイクルはまた、他の実施形態では、連続的であり得る。
VI.併用療法
本明細書で提供される化合物又はその薬学的に許容される塩の投与によって治療される患者は、HIV感染症を含むレトロウイルス科感染症に対して治療的な薬剤を含む他の治療剤による治療から利益を得る疾患又は状態を示すことが多い。いくつかの実施形態では、他の治療剤は、HIV感染症に対して治療的な薬剤である。したがって、本開示の一態様は、本開示の化合物又はその薬学的に許容される塩を、HIV感染症の治療に有用な1つ以上の化合物と組み合わせて、それを必要とする対象、特にヒト対象に投与することを含む、HIV感染症を治療する方法である。
いくつかの実施形態では、本開示の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、1つ、2つ、3つ、4つ又はそれ以上の追加の治療剤と組み合わされる。いくつかの実施形態では、本開示の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、2つの追加の治療剤と組み合わされる。いくつかの実施形態では、本開示の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、3つの追加の治療剤と組み合わされる。いくつかの実施形態では、本開示の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、4つの追加の治療剤と組み合わされる。1つ、2つ、3つ、4つ又はそれ以上の追加の治療剤は、同じクラスの治療剤から選択される異なる治療剤であってもよく、かつ/又は異なるクラスの治療剤から選択してもよい。
いくつかの実施形態では、本開示の化合物、又はその薬学的に許容される塩を本明細書に記載される1つ以上の追加の治療剤と組み合わせる場合、組成物の成分は、同時又は連続レジメンとして投与される。順次投与される場合、組み合わせは、2回以上の投与で投与されてもよい。
いくつかの実施形態では、本開示の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、例えば、経口投与のための固体剤形として患者に同時投与するための単位剤形で1つ以上の追加の治療剤と組み合わされる。
いくつかの実施形態では、本開示の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、1つ以上の追加の治療剤と共投与される。
共投与は、1つ以上の追加の治療剤の単位用量の投与前又は投与後の、本明細書で提供される化合物、又はその薬学的に許容される塩の単位用量の投与を含む。本明細書で提供される化合物、又はその薬学的に許容される塩は、1つ以上の追加の治療剤の投与の数秒、数分、又は数時間以内に投与され得る。例えば、いくつかの実施形態では、本明細書で提供される化合物、又はその薬学的に許容される塩の単位用量を最初に投与し、続いて数秒又は数分以内に1つ以上の追加の治療剤の単位用量を投与する。あるいは、他の実施形態では、1つ以上の追加の治療剤の単位用量を最初に投与し、続いて本明細書で提供される化合物、又はその薬学的に許容される塩の単位用量を数秒又は数分以内に投与する。いくつかの実施形態では、本明細書で提供される化合物、又はその薬学的に許容される塩の単位用量を最初に投与し、続いて数時間(すなわち、1~12時間)後に、1つ以上の追加の治療剤の単位用量を投与する。他の実施形態では、1つ以上の追加の治療剤の単位用量を最初に投与し、続いて、数時間(すなわち、1~12時間)後に、本明細書で提供される化合物、又はその薬学的に許容される塩の単位用量を投与する。
いくつかの実施形態では、式Iの化合物、又はその薬学的に許容される塩は、錠剤として製剤化されるが、これは治療される疾患を治療するのに有用である1つ以上の他の化合物を任意選択的に含有してもよい。ある特定の実施形態では、錠剤は、HIV感染症を含むレトロウイルス科感染症を治療するための別の活性成分を含有することができる。いくつかの実施形態では、このような錠剤は、1日1回の投与に好適である。いくつかの実施形態では、このような錠剤は、週1回の投与に好適である。いくつかの実施形態では、このような錠剤は、月1回の投与に好適である。いくつかの実施形態では、このような錠剤は、2ヶ月に1回の投与に好適である。いくつかの実施形態では、このような錠剤は、3ヶ月に1回の投与に好適である。いくつかの実施形態では、このような錠剤は、6ヶ月に1回の投与に好適である。
式Iの化合物、又はその互変異性体若しくは薬学的に許容される塩が1つ以上の追加の治療剤又は療法と併用して患者に与えられる治療の方法もまた、本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、式Iの化合物、又はその互変異性体若しくは薬学的に許容される塩の1日投与量の合計は、約1~約500mgであり、ヒト対象用に単回用量で投与されてもよい。
HIV併用療法
上記の実施形態では、追加の治療剤又は複数の治療剤は抗HIV剤であってもよい。いくつかの例において、追加の治療剤は、HIVプロテアーゼ阻害剤、逆転写酵素のHIV非ヌクレオシド又は非ヌクレオチド阻害剤、逆転写酵素のHIVヌクレオシド又はヌクレオチド阻害剤、HIVインテグラーゼ阻害剤、HIV非触媒部位(又はアロステリック)インテグラーゼ阻害剤、HIV侵入阻害剤、HIV成熟阻害剤、HIVカプシド阻害剤、ヌクレオカプシドタンパク質7(NCp7)阻害剤、HIV Tat又はRev阻害剤、Tat-TAR-P-TEFbの阻害剤、免疫モジュレータ、免疫療法剤、抗体-薬物コンジュゲート、遺伝子修飾剤、遺伝子エディタ(CRISPR/Cas9、ジンクフィンガーヌクレアーゼ、ホーミングヌクレアーゼ、合成ヌクレアーゼ、TALENなど)、細胞療法(キメラ抗原受容体T細胞、T細胞、CAR-T、及び操作されたT細胞受容体、TCR-T、自家T細胞療法、操作されたB細胞、NK細胞など)、潜伏感染再活性化剤、免疫系治療剤、ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ(PI3K)阻害剤、HIV抗体、二重特異性抗体及び「抗体様」治療タンパク質、HIV p17マトリックスタンパク質阻害剤、IL-13アンタゴニスト、ペプチジルプロリルシストランスイソメラーゼAモジュレータ、タンパク質ジスルフィドイソメラーゼ阻害剤、相補体C5a受容体アンタゴニスト、DNAメチルトランスフェラーゼ阻害剤、脂肪酸合成酵素阻害剤、HIV vif遺伝子モジュレータ、Vif二量体化アンタゴニスト、HIV-1ウイルス感染性因子阻害剤、HIV-1 Nefモジュレータ、TNF αリガンド阻害剤、HIV Nef阻害剤、Hckチロシンキナーゼモジュレータ、混合系統キナーゼ-3(MLK-3)阻害剤、HIV-1スプライシング阻害剤、インテグリンアンタゴニスト、ヌクレオタンパク質阻害剤、スプライシング因子モジュレータ、COMMドメイン含有タンパク質1モジュレータ、HIVリボヌクレアーゼH阻害剤、IFNアンタゴニスト、レトロサイクリンモジュレータ、CD3アンタゴニスト、CDK-4阻害剤、CDK-6阻害剤、CDK-9阻害剤、シトクロムP450 3阻害剤、CXCR4モジュレータ、樹状ICAM-3グラビング非インテグリン1阻害剤、HIV GAGタンパク質阻害剤、HIV POLタンパク質阻害剤、補体因子Hモジュレータ、ユビキチンリガーゼ阻害剤、デオキシシチジンキナーゼ阻害剤、サイクリン依存性キナーゼ阻害剤、HPK1(MAP4K1)阻害剤、プロタンパク質転換酵素PC9刺激因子、ATP依存性RNAヘリカーゼDDX3X阻害剤、逆転写酵素プライミング複合体阻害剤、G6PD及びNADH-オキシダーゼ阻害剤、mTOR複合体1阻害剤、mTOR複合体2阻害剤、P-糖タンパク質モジュレータ、RNAポリメラーゼモジュレータ、TATタンパク質阻害剤、プロリルエンドペプチダーゼ阻害剤、ホスホリパーゼA2阻害剤、薬物動態増強剤、HIV遺伝子療法、HIVワクチン、及び抗HIVペプチド、及びこれらの組み合わせであり得る。
いくつかの実施形態では、追加の治療剤又は追加の複数の治療剤は、HIVの併用薬、他のHIV治療剤、HIVプロテアーゼ阻害剤、HIV逆転写酵素阻害剤、HIVインテグラーゼ阻害剤、HIV非触媒部位(又はアロステリック)インテグラーゼ阻害剤、HIV侵入(融合)阻害剤、HIV成熟阻害剤、潜伏感染再活性化剤、カプシド阻害剤、免疫系治療剤、PI3K阻害剤、HIV抗体、及び二重特異性抗体、及び「抗体様」治療タンパク質、並びにこれらの組み合わせから選択される。
いくつかの実施形態では、追加の治療剤は、HIV併用薬、HIVを治療するための他の薬物、HIVプロテアーゼ阻害剤、HIV逆転写酵素阻害剤、HIVインテグラーゼ阻害剤、HIV非触媒部位(又はアロステリック)インテグラーゼ阻害剤、HIV侵入(融合)阻害剤、HIV成熟阻害剤、潜伏感染再活性化剤、カプシド阻害剤、免疫系治療剤、PI3K阻害剤、HIV抗体、及び二重特異性抗体、及び「抗体様」治療タンパク質、並びにこれらの組み合わせからなる群から選択される。
いくつかの実施形態では、追加の治療剤又は追加の複数の治療剤は、HIVプロテアーゼ阻害剤、逆転写酵素のHIV非ヌクレオシド又は非ヌクレオチド阻害剤、逆転写酵素のHIVヌクレオシド又はヌクレオチド阻害剤、HIVインテグラーゼ阻害剤、HIVカプシド阻害剤、gp41阻害剤、CXCR4阻害剤、gp120阻害剤、CCR5阻害剤、Nef阻害剤、潜伏感染再活性化剤、HIV bNAb、TLR7、TLR8、及びTLR9のアゴニスト、HIVワクチン、サイトカイン、免疫チェックポイント阻害剤、FLT3リガンド、T細胞及びNK細胞を補充する二重特異性抗体、HIV抗原標的化キメラT細胞受容体、薬物動態増強剤、及びHIVを治療するための他の薬物、並びにそれらの組み合わせから選択される。
いくつかの実施形態では、追加の治療剤又は追加の複数の治療剤は、ドルテグラビル、カボテグラビル、ダルナビル、ビクテグラビル、エルスルファビリン、リルピビリン、及びレナカパビル、及びそれらの組み合わせから選択される。
HIV併用薬
併用薬の例としては、ATRIPLA(登録商標)(エファビレンツ、テノホビルジソプロキシルフマレート、及びエムトリシタビン);COMPLERA(登録商標)(EVIPLERA(登録商標);リルピビリン、テノホビルジソプロキシルフマレート、及びエムトリシタビン);STRIBILD(登録商標)(エルビテグラビル、コビシスタット、テノホビルジソプロキシルフマレート、及びエムトリシタビン);TRUVADA(登録商標)(テノホビルジソプロキシルフマレート及びエムトリシタビン;TDF+FTC);DESCOVY(登録商標)(テノホビルアラフェナミド及びエムトリシタビン);ODEFSEY(登録商標)(テノホビルアラフェナミド、エムトリシタビン、及びリルピビリン);GENVOYA(登録商標)(テノホビルアラフェナミド、エムトリシタビン、コビシスタット、及びエルビテグラビル);ダルナビル、テノホビルアラフェナミドヘミフマレート、エムトリシタビン、及びコビシスタット;エファビレンツ、ラミブジン、及びテノホビルジソプロキシルフマレート;ラミブジン及びテノホビルジソプロキシルフマレート;テノホビル及びラミブジン;テノホビルアラフェナミド及びエムトリシタビン;テノホビルアラフェナミドヘミフマレート及びエムトリシタビン;テノホビルアラフェナミドヘミフマレート、エムトリシタビン、及びリルピビリン;テノホビルアラフェナミドヘミフマレート、エムトリシタビン、コビシスタット、及びエルビテグラビル;テノホビル類似体;COMBIVIR(登録商標)(ジドブジン及びラミブジン;AZT+3TC);EPZICOM(登録商標)(LIVEXA(登録商標);硫酸アバカビル及びラミブジン;ABC+3TC);KALETRA(登録商標)(ALUVIA(登録商標)、ロピナビル及びリトナビル)、TRIUMEQ(登録商標)(ドルテグラビル、アバカビル、及びラミブジン);BIKTARVY(登録商標)(ビクテグラビル+エムトリシタビン+テノホビルアラフェナミド)、DOVATO(登録商標)(ドルテグラビル+ラミブジン)、TRIZIVIR(登録商標)(硫酸アバカビル、ジドブジン、及びラミブジン;ABC+AZT+3TC);アタザナビル及びコビシスタット;アタザナビル硫酸塩及びコビシスタット;アタザナビル硫酸塩及びリトナビル;ダルナビル及びコビシスタット;ドルテグラビル及びリルピビリン;ドルテグラビル及びリルピビリン塩酸塩;ドルテグラビル、硫酸アバカビル、及びラミブジン;ラミブジン、ネビラピン、及びジドブジン;ラルテグラビル及びラミブジン;ドラビリン、ラミブジン、及びテノホビルジソプロキシルフマレート;ドラビリン、ラミブジン、及びテノホビルジソプロキシル;ドルテグラビル+ラミブジン、ラミブジン+アバカビル+ジドブジン、ラミブジン+アバカビル、ラミブジン+テノホビルジソプロキシルフマレート、ラミブジン+ジドブジン+ネビラピン、ロピナビル+リトナビル、ロピナビル+リトナビル+アバカビル+ラミブジン、ロピナビル+リトナビル+ジドブジン+ラミブジン、テノホビル+ラミブジン、及びテノホビルジソプロキシルフマレート+エムトリシタビン+リルピビリン塩酸塩、ロピナビル、リトナビル、ジドブジン、ロピナビル+リトナビル+アバカビル+ラミブジン、ラミブジン、カボテグラビル+リルピビリン、3-BNC117+アルブビルチド、elpida(エルスルファビリン、VM-1500)、及びVM-1500A、及び二重標的HIV-1逆転写酵素/ヌクレオカプシドタンパク質7阻害剤が挙げられるが、これらに限定されない。
他のHIV薬
HIVを治療するための他の薬物の例としては、限定されないが、アスペルニグリンC、アセマンナン、アリスポリビル、BanLec、デフェリプロン、Gamimune、メテンケファリン、ナルトレキソン、プロラスチン、REP 9、RPI-MN、VSSP、H1viral、SB-728-T、1,5-ジカメオイルキナ酸、rHIV7-shl-TAR-CCR5RZ、AAV-eCD4-Ig遺伝子療法、MazF遺伝子療法、BlockAide、ベビリマット誘導体、ABBV-382、ABX-464、AG-1105、APH-0812、APH0202、ブリオスタチン-1、ブリオスタチン類似体、BIT-225、BRII-732、BRII-778、CYT-107、CS-TATI-1、フルオロ-ベータ-D-アラビノース核酸(FANA)修飾アンチセンスオリゴヌクレオチド、FX-101、グリフィシン、GSK-3739937、GSK-3739937(長時間作用型)、HGTV-43、HPH-116、HS-10234、ヒドロキシクロロキン、IMB-10035、IMO-3100、IND-02、JL-18008、LADAVRU、MK-1376、MK-2048、MK-4250、MK-8507、MK-8558、NOV-205、OB-002H、ODE-Bn-TFV、PA-1050040(PA-040)、PC-707、PGN-007、QF-036、S-648414、SCY-635、SB-9200、SCB-719、TR-452、TEV-90110、TEV-90112、TEV-90111、TEV-90113、RN-18、DIACC-1010、Fasnall、Immuglo、2-CLIPSペプチド、HRF-4467、トロンボスポンジン類似体、TBL-1004HI、VG-1177、xl-081、AVI-CO-004、rfhSP-D、[18F]-MC-225、URMC-099-C、RES-529、Verdinexor、IMC-M113V、IML-106、抗ウイルスfcコンジュゲート(AVC)、WP-1096、WP-1097、Gammora、ISR-CO48、ISR-48、ISR-49、MK-8527、カンナビノイド、ENOB-HV-32、HiviCide-I、T-1144、VIR-576、ニパモビル、Covimro及びABBV-1882が挙げられる。
HIVプロテアーゼ阻害剤
HIVプロテアーゼ阻害剤の例としては、アンプレナビル、アタザナビル、ブレカナビル、ダルナビル、ホスアンプレナビル、ホスアンプレナビルカルシウム、インジナビル、インジナビル硫酸塩、ロピナビル、ネルフィナビル、ネルフィナビルメシル酸塩、リトナビル、サキナビル、サキナビルメシル酸塩、チプラナビル、ASC-09+リトナビル、AEBL-2、DG-17、GS-1156、TMB-657(PPL-100)、T-169、BL-008、MK-8122、TMB-607、GRL-02031、及びTMC-310911が挙げられるが、これらに限定されない。HIVプロテアーゼ阻害剤の追加の例は、例えば、米国特許第10,294,234号、及び米国特許出願公開第2020/030327号、及び米国特許出願公開第2019/210978号に記載されている。
HIV Gagタンパク質阻害剤
HIV Gagタンパク質阻害剤の例には、HRF-10071が含まれるが、これらに限定されない。
HIVリボヌクレアーゼH阻害剤
HIVリボヌクレアーゼH阻害剤の例には、NSC-727447が含まれるが、これらに限定されない。
HIV Nef阻害剤
HIV Nef阻害剤の例には、FP-1が含まれるが、これらに限定されない。
HIV逆転写酵素阻害剤
逆転写酵素のHIV非ヌクレオシド又は非ヌクレオチド阻害剤の例としては、ダピビリン、デラビルジン、デラビルジンメシレート、ドラビリン、エファビレンツ、エトラビリン、レンチナン、ネビラピン、リルピビリン、ACC-007,ACC-008、AIC-292、F-18、KM-023、PC-1005、M1-TFV、M2-TFV、VM-1500A-LAI、PF-3450074、エルスルファビリン(持続放出経口型、HIV感染症)、エルスルファビリン(長時間作用型注射可能ナノ懸濁液、HIV感染症)、及びエルスルファビリン(VM-1500)が挙げられるが、これらに限定されない。逆転写酵素の非ヌクレオシド又は非ヌクレオチド阻害剤の更なる非限定的な例としては、米国特許第10,548,898号に開示されている化合物が挙げられる。
逆転写酵素のHIVヌクレオシド又はヌクレオチド阻害剤の例としては、アデホビル、アデホビルジピボキシル、アズブジン、エムトリシタビン、テノホビル、テノホビルアラフェナミド、テノホビルアラフェナミドフマレート、テノホビルアラフェナミドヘミフマレート、テノホビルジソプロキシル、テノホビルジソプロキシルフマレート、テノホビルオクタデシルオキシエチルエステル(AGX-1009)、テノホビルジソプロキシルヘミフマレート、VIDEX(登録商標)及びVIDEXEC(登録商標)(ジダノシン:didanosine、ddl)、アバカビル、硫酸アバカビル、アロブジン、アプリシタビン、センサブジン、ジダノシン、エルブシタビン、フェスチナビル、フォサルブジンチドキシル、CMX-157、ダピビリン、ドラビリン、エトジドブジンラビリン、エトラビリン、OCR-5753、テノホビルジソプロキシルオロト酸塩、フォジブジンチドキシル、ラミブジン、ホスファジド、スタブジン、ザルシタビン、ロバホビルエタラフェナミド(GS-9131)、GS-9148、MK-8504、MK-8583、VM-2500、及びKP-1461が挙げられるが、これらに限定されない。
逆転写酵素のHIVヌクレオシド又はヌクレオチド阻害剤の追加の例としては、米国特許出願公開第2007/049754号、米国特許出願公開第2016/250215号、米国特許出願公開第2016/237062号、米国特許出願公開第2016/251347号、米国特許出願公開第2002/119443号、米国特許出願公開第2013/065856号、米国特許出願公開第2013/090473号、米国特許出願公開第2014/221356号、及び国際公開第04096286号に記載されているものが挙げられるが、これらに限定されない。
HIVインテグラーゼ阻害剤
HIVインテグラーゼ阻害剤の例としては、エルビテグラビル、エルビテグラビル(持続放出性マイクロカプセル)、クルクミン、クルクミン誘導体、チコリ酸誘導体、3,5-ジカフェオイルキナ酸、3,5-ジカフェオイルキナ酸の誘導体、アウリントリカルボン酸、アウリントリカルボン酸誘導体、コーヒー酸フェネチルエステル、コーヒー酸フェネチルエステル誘導体、チロホスチン、チロホスチン誘導体、ケルセチン、ケルセチン誘導体、ラルテグラビル、ペグ化ラルテグラビル、ドルテグラビル、JTK-351、ビクテグラビル、AVX-15567、カボテグラビル(長時間作用性注射液)、ジケトキノリン4-1誘導体、インテグラーゼ-LEDGF阻害剤、ledgins、M-522、M-532、MK-0536、NSC-310217、NSC-371056、NSC-48240、NSC-642710、NSC-699171、NSC-699172、NSC-699173、NSC-699174、スチルベンジスルホン酸、T169、STP-0404、VM-3500、XVIR-110、及びACC-017が挙げられるが、これらに限定されない。HIVインテグラーゼ阻害剤の更なる非限定的な例としては、米国特許第11,084,832号に開示されている化合物が挙げられる。
HIV非触媒部位又はアロステリックなインテグラーゼ阻害剤(non-catalytic site, or allosteric, integrase inhibitor、NCINI)の例としては、CX-05045、CX-05168、及びCX-14442が挙げられるが、これらに限定されない。
HIVウイルス感染性因子阻害剤
HIVウイルス感染性因子阻害剤の例としては、2-アミノ-N-(2-メトキシフェニル)-6-((4-ニトロフェニル)チオ)ベンズアミド誘導体及びIrino-Lが挙げられるが、これらに限定されない。
HIV侵入阻害剤
HIV侵入(融合)阻害剤の例としては、AAR-501、LBT-5001、セニクリビロク、CCR5阻害剤、gp41阻害剤、CD4接着阻害剤、gp120阻害剤、gp160阻害剤、及びCXCR4阻害剤が挙げられるが、これらに限定されない。
CCR5阻害剤の例としては、アプラビロック、ビクリビロック、マラビロク、マラビロク(長時間作用性注入可能ナノエマルション)、セニクリビロック、レロンリマブ(PRO-140)、アダプタビル(RAP-101)、ニフェビロック(TD-0232)、抗GP120/CD4又はCCR5二重特異性抗体、B-07、MB-66、ポリペプチドC25P、TD-0680、チオラビロク(thioraviroc)、及びvMIP(Haimipu)が挙げられるが、これらに限定されない。
gp41阻害剤の例としては、アルブビルジド(albuvirtide)、エンフビルチド、グリフィフィスシン(gp41/gp120/gp160阻害剤)、BMS-986197、エンフビルチドバイオベター、HIV-1融合阻害剤(P26-Bapc)、ITV-1、ITV-2、ITV-3、ITV-4、CPT-31、Cl3hmAb、リプブルチド(lipuvirtide)、PIE-12三量体、及びシフビルチドが挙げられるが、これらに限定されない。
CD4結合阻害剤の例としては、イバリズマブ及びCADA類似体が挙げられるが、これらに限定されない。
gp120阻害剤の例としては、抗HIV殺菌剤、Radha-108(レセプトール)3B3-PE38、BMS818251、BanLec、ベントナイト系ナノメディシン、フォステマサビルトロメタミン、IQP-0831、VVX-004、及びBMS-663068が挙げられるが、これらに限定されない。
gp160阻害剤の例としては、ファングキノリンが挙げられるが、これらに限定されない。
CXCR4阻害剤の例としては、限定されるものではないが、プレリキサホル、ALT-1188、N15ペプチド、及びvMIP(Haimipu)が挙げられる。
HIV成熟阻害剤
HIV成熟阻害剤の例としては、BMS-955176、GSK-3640254、及びGSK-2838232が挙げられるが、これらに限定されない。
潜伏感染再活性化剤
潜伏感染再活性化剤の例としては、Toll様受容体(toll-like receptor、TLR)アゴニスト(TLR7アゴニスト、例えばGS-9620、TLR8アゴニスト、及びTLR9アゴニストを含む)、ヒストンデアセチラーゼ(histone deacetylase、HDAC)阻害剤、プロテアソーム阻害剤、例としてベルケイド、プロテインキナーゼC(protein kinase C、PKC)活性化剤、Smyd2阻害剤、BET-ブロモドメイン4(BET-bromodomain 4、BRD4)阻害剤(例えば、ZL-0580、アパベタロン)、イオノマイシン、IAPアンタゴニスト(APG-1387、LBW-242などのアポトーシスタンパク質の阻害剤)、SMACミメティック(TL32711、LCL161、GDC-0917、HGS1029、AT-406、Debio-1143を含む)、PMA、SAHA(スベロイルアニリドヒドロキサム酸又はスベロイル、アニリド、及びヒドロキサム酸)、NIZ-985、IL-15調節抗体(IL-15、IL-15融合タンパク質、及びIL-15受容体アゴニスト)、JQ1、ジスルフィラム、アンホテリシンB、及びユビキチン阻害剤、例えばラルガゾール類似体、APH-0812、及びGSK-343が挙げられるが、これらに限定されない。PKC活性化因子の例には、インドラクタム、プロストラチン、インゲノールB、及びDAG-ラクトンが挙げられるが、これらに限定されない。
TLR7アゴニストの追加の例としては、米国特許出願公開第2010/143301号に記載されているものが挙げられるが、これらに限定されない。
TLR8アゴニストの追加の例としては、米国特許出願公開第2017/071944号に記載されているものが挙げられるが、これらに限定されない。
ヒストンデアセチラーゼ(HDAC)阻害剤
いくつかの実施形態では、本明細書に記載の薬剤は、ヒストンデアセチラーゼ、例えば、ヒストンデアセチラーゼ1、ヒストンデアセチラーゼ9(HDAC9、HD7、HD7b、HD9、HDAC、HDAC7、HDAC7B、HDAC9B、HDAC9FL、HDRP、MITR;遺伝子ID:9734)の阻害剤と更に組み合わされる。HDAC阻害剤の例としては、アベキシノスタット、ACY-241、AR-42、BEBT-908、ベリノスタット、CKD-581、CS-055(HBI-8000)、CT-101、CUDC-907(フィメピノスタット)、エンチノスタット、ギビノスタット、モセチノスタット、パノビノスタット、プラシノスタット、キシノスタット(JNJ-26481585)、レスミノスタット、リコリノスタット、SHP-141、TMB-ADC、バルプロ酸(VAL-001)、ボリノスタット、チノスタムスチン、レメチノスタット、及びエンチノスタットが挙げられるが、これらに限定されない。
カプシド阻害剤
カプシド阻害剤の例としては、カプシド重合阻害剤又はカプシド破壊化合物、アゾジカルボンアミドなどのHIVヌクレオカプシドp7(nucleocapsid p7、NCp7)阻害剤、HIV p24カプシドタンパク質阻害剤、レナカビル(GS-6207)、GS-CA1、AVI-621、AVI-101、AVI-201、AVI-301、及びAVI-CAN1-15シリーズ、PF-3450074、HIV-1カプシド阻害剤(HIV-1感染症、Shandong University)、並びに(GSK 国際公開第2019/087016号)に記載の化合物が挙げられるが、これらに限定されない。
カプシド阻害剤の追加の例としては、米国特許出願公開第2018/051005号及び米国特許出願公開第2016/108030に記載されているものが挙げられるが、これらに限定されない。
HIVカプシド阻害剤の追加の例には、米国特許出願公開第2014/221356号及び米国特許出願公開第2016/016973号に記載されているものが挙げられるが、これらに限定されない。
シトクロムP450 3阻害剤
シトクロムP450 3阻害剤の例には、米国特許第7,939,553号に記載されているものが挙げられるが、これらに限定されない。
RNAポリメラーゼモジュレータ
RNAポリメラーゼモジュレータの例としては、米国特許第10,065,958号及び米国特許第8,008,264号に記載されているものが挙げられるが、これらに限定されない。
免疫チェックポイントモジュレータ
様々な実施形態では、本明細書に記載の薬剤は、阻害性免疫チェックポイントタンパク質若しくは受容体の1つ以上の遮断剤若しくは阻害剤、及び/又は1つ以上の刺激性免疫チェックポイントタンパク質若しくは受容体の1つ以上の刺激因子、活性化因子、又はアゴニストと組み合わされる。抑制性免疫チェックポイントの遮断又は阻害は、T細胞又はNK細胞の活性化を確実に調節し、感染細胞の免疫漏れを防止することができる。刺激性免疫チェックポイントの活性化又は刺激は、感染治療剤における免疫チェックポイント阻害剤の効果を増強することができる。種々の実施形態では、免疫チェックポイントタンパク質又は受容体は、T細胞応答を調節する(例えば、Xu,et al.,J Exp Clin Cancer Res.(2018)37:110に概説されている)。様々な実施形態では、免疫チェックポイントタンパク質又は受容体は、NK細胞応答を調節する(例えば、Davis et al.,Semin Immunol.(2017)31:64-75、及びChiossone,et al.,Nat Rev Immunol.(2018)18(11):671-688に概説される)。
免疫チェックポイントタンパク質又は受容体の例としては、限定されるものではないが、以下が挙げられる:CD27、CD70;CD40、CD40LG;CD47、CD48(SLAMF2)、膜貫通ドメイン及び免疫グロブリンドメイン含有2(TMIGD2、CD28H)、CD84(LY9B、SLAMF5)、CD96、CD160、MS4A1(CD20)、CD244(SLAMF4);CD276(B7H3);Vセットドメイン含有T細胞活性化阻害因子1(VTCN1、B7H4);Vセット免疫調節受容体(VSIR、B7H5、VISTA);免疫グロブリンスーパーファミリーメンバー11(IGSF11、VSIG3);ナチュラルキラー細胞傷害性受容体3リガンド1(NCR3LG1、B7H6);HERV-H LTR関連2(HHLA2、B7H7);誘導性T細胞共刺激分子(ICOS、CD278);誘導性T細胞共刺激分子リガンド(ICOSLG、B7H2);TNF受容体スーパーファミリーメンバー4(TNFRSF4、OX40);TNFスーパーファミリーメンバー4(TNFSF4、OX40L);TNFRSF8(CD30)、TNFSF8(CD30L);TNFRSF10A(CD261、DR4、TRAILR1)、TNFRSF9(CD137)、TNFSF9(CD137L);TNFRSF10B(CD262、DR5、TRAILR2)、TNFRSF10(TRAIL);TNFRSF14(HVEM、CD270)、TNFSF14(HVEML);CD272(B及びTリンパ球関連(BTLA));TNFRSF17(BCMA、CD269)、TNFSF13B(BAFF);TNFRSF18(GITR)、TNFSF18(GITRL);MHCクラスIポリペプチド関連配列A(MICA);MHCクラスIポリペプチド関連配列B(MICB);CD274(CD274、PDL1、PD-L1);プログラム細胞死1(PDCD1、PD1、PD-1);細胞傷害性Tリンパ球関連タンパク質4(CTLA4、CD152);CD80(B7-1)、CD28;ネクチン細胞接着分子2(NECTIN2、CD112);CD226(DNAM-1);ポリオウイルス受容体(PVR)細胞接着分子(PVR、CD155);PVR関連免疫グロブリンドメイン含有(PVRIG、CD112R);Ig及びITIMドメインを有するT細胞免疫受容体(TIGIT);T細胞免疫グロブリン及びムチンドメイン含有4(TIMD4;TIM4);A型肝炎ウイルス細胞受容体2(HAVCR2、TIMD3、TIM3);ガレクチン9(LGALS9);リンパ球活性化3(LAG3、CD223);シグナル伝達リンパ球活性化分子ファミリーメンバー1(SLAMF1、SLAM、CD150);リンパ球抗原9(LY9、CD229、SLAMF3);SLAMファミリーメンバー6(SLAMF6、CD352);SLAMファミリーメンバー7(SLAMF7、CD319);UL16結合タンパク質1(ULBP1);UL16結合タンパク質2(ULBP2);UL16結合タンパク質3(ULBP3);レチノイン酸初期転写物1E(RAET1E;ULBP4);レチノイン酸初期転写物1G(RAET1G;ULBP5);レチノイン酸初期転写物1L(RAET1L;ULBP6);リンパ球活性化3(CD223);キラー細胞免疫グロブリン様受容体、3つのIgドメイン、及び長い細胞質側末端1(KIR、CD158E1);キラー細胞レクチン様受容体C1(KLRC1、NKG2A、CD159A);キラー細胞レクチン様受容体K1(KLRK1、NKG2D、CD314);キラー細胞レクチン様受容体C2(KLRC2、CD159c、NKG2C);キラー細胞レクチン様受容体C3(KLRC3、NKG2E);キラー細胞レクチン様受容体C4(KLRC4、NKG2F);キラー細胞免疫グロブリン様受容体、1つのIgドメイン、及び長い細胞質尾部2(KIR2DL1);キラー細胞免疫グロブリン様受容体、2つのIgドメイン、及び長い細胞質尾部2(KIR2DL2);キラー細胞免疫グロブリン様受容体、3つのIgドメイン、及び長い細胞質尾部2(KIR2DL3);キラー細胞免疫グロブリン様受容体、3つのIgドメイン、及び長い細胞質尾部1(KIR3DL1);キラー細胞レクチン様受容体D1(KLRD1);SLAMファミリーメンバー7(SLAMF7);及び造血前駆細胞キナーゼ1(HPK1,MAP4K1)が挙げられるが、これらに限定されない。
様々な実施形態では、本明細書に記載の薬剤は、1つ以上のT細胞阻害性免疫チェックポイントタンパク質又は受容体のうちの1つ以上の遮断剤又は阻害剤と組み合わされる。例示的なT細胞抑制性免疫チェックポイントタンパク質又は受容体は、以下を含むが、これらに限定されない:CD274(CD274、PDL1、PD-L1);プログラム細胞死1リガンド2(PDCD1LG2、PD-L2、CD273);プログラム細胞死1(PDCD1、PD1、PD-1);細胞傷害性Tリンパ球関連タンパク質4(CTLA4、CD152);CD276(B7H3);Vセットドメイン含有T細胞活性化阻害因子1(VTCN1、B7H4);Vセット免疫調節受容体(VSIR、B7H5、VISTA);免疫グロブリンスーパーファミリーメンバー11(IGSF11、VSIG3);TNFRSF14(HVEM、CD270)、TNFSF14(HVEML);CD272(B及びTリンパ球関連(BTLA));PVR関連免疫グロブリンドメイン含有(PVRIG、CD112R);Ig及びITIMドメインを有するT細胞免疫受容体(TIGIT);リンパ球活性化3(LAG3、CD223);A型肝炎ウイルス細胞受容体2(HAVCR2、TIMD3、TIM3);ガレクチン9(LGALS9);キラー細胞免疫グロブリン様受容体、3つのIgドメイン、及び長い細胞質側末端1(KIR、CD158E1);キラー細胞免疫グロブリン様受容体、1つのIgドメイン、及び長い細胞質尾部2(KIR2DL1);キラー細胞免疫グロブリン様受容体、2つのIgドメイン、及び長い細胞質尾部2(KIR2DL2);キラー細胞免疫グロブリン様受容体、3つのIgドメイン、及び長い細胞質尾部2(KIR2DL3);並びにキラー細胞免疫グロブリン様受容体、3つのIgドメイン、及び長い細胞質尾部1(KIR3DL1)。様々な実施形態では、本明細書に記載されるような薬剤は、1つ以上のT細胞刺激性免疫チェックポイントタンパク質又は受容体の1つ以上のアゴニスト又は活性化因子と組み合わされる。例示的なT細胞刺激性免疫チェックポイントタンパク質又は受容体としては、限定されるものではないが、以下が挙げられる:CD27、CD70;CD40、CD40LG;誘導性T細胞共刺激分子(ICOS、CD278);誘導性T細胞共刺激分子リガンド(ICOSLG、B7H2);TNF受容体スーパーファミリーメンバー4(TNFRSF4、OX40);TNFスーパーファミリーメンバー4(TNFSF4、OX40L);TNFRSF9(CD137)、TNFSF9(CD137L);TNFRSF18(GITR)、TNFSF18(GITRL);CD80(B7-1)、CD28;ネクチン細胞接着分子2(NECTIN2、CD112);CD226(DNAM-1);CD244(2B4、SLAMF4)、ポリオウイルス受容体(PVR)細胞接着分子(PVR、CD155)。例えば、Xu,et al.,J Exp Clin Cancer Res.(2018)37:110を参照されたい。
様々な実施形態では、本明細書に記載の薬剤は、1つ以上のNK細胞阻害性免疫チェックポイントタンパク質又は受容体の1つ以上の遮断剤又は阻害剤と組み合わされる。例示的なNK細胞抑制性免疫チェックポイントタンパク質又は受容体としては、限定されるものではないが、以下が挙げられる:キラー細胞免疫グロブリン様受容体、3つのIgドメイン、及び長い細胞質尾部1(KIR、CD158E1);キラー細胞免疫グロブリン様受容体、1つのIgドメイン、及び長い細胞質尾部2(KIR2DL1);キラー細胞免疫グロブリン様受容体、2つのIgドメイン、及び長い細胞質尾部2(KIR2DL2);キラー細胞免疫グロブリン様受容体、3つのIgドメイン、及び長い細胞質尾部2(KIR2DL3);キラー細胞免疫グロブリン様受容体、3つのIgドメイン、及び長い細胞質尾部1(KIR3DL1);キラー細胞レクチン様受容体C1(KLRC1、NKG2A、CD159A);並びにキラー細胞レクチン様受容体D1(KLRD1、CD94)。様々な実施形態では、本明細書に記載の薬剤は、1つ以上のNK細胞刺激性免疫チェックポイントタンパク質又は受容体の1つ以上のアゴニスト又は活性化因子と組み合わされる。例示的なNK細胞刺激性免疫チェックポイントタンパク質又は受容体としては、限定されるものではないが、以下が挙げられる:CD16、CD226(DNAM-1);CD244(2B4、SLAMF4);キラー細胞レクチン様受容体K1(KLRK1、NKG2D、CD314);SLAMファミリーメンバー7(SLAMF7)。例えば、Davis,et al.,Semin Immunol.(2017)31:64-75;Fang et al.,Semin Immunol.(2017)31:37-54、及びChiossone,et al.,Nat Rev Immunol.(2018)18(11):671-688を参照されたい。
いくつかの実施形態では、1つ以上の免疫チェックポイント阻害剤は、PD-L1(CD274)、PD-1(PDCD1)、又はCTLA4のタンパク質性(例えば、抗体若しくはその断片、又は抗体ミメティック)阻害剤を含む。いくつかの実施形態では、1つ以上の免疫チェックポイント阻害剤は、PD-L1(CD274)、PD-1(PDCD1)、又はCTLA4の有機小分子阻害剤を含む。いくつかの実施形態では、CD274又はPDCD1の小分子阻害剤は、GS-4224、GS-4416、INCB086550、及びMAX10181からなる群から選択される。いくつかの実施形態では、CTLA4の小分子阻害剤は、BPI-002を含む。
共投与され得るCTLA4の阻害剤の例としては、イピリムマブ、トレメリムマブ、BMS-986218、AGEN1181、AGEN1884、BMS-986249、MK-1308、REGN-4659、ADU-1604、CS-1002、BCD-145、APL-509、JS-007、BA-3071、ONC-392、AGEN-2041、JHL-1155、KN-044、CG-0161、ATOR-1144、PBI-5D3H5、BPI-002、並びに多重特異性阻害剤FPT-155(CTLA4/PD-L1/CD28)、PF-06936308(PD-1/CTLA4)、MGD-019(PD-1/CTLA4)、KN-046(PD-1/CTLA4)、MEDI-5752(CTLA4/PD-1)、XmAb-20717(PD-1/CTLA4)、及びAK-104(CTLA4/PD-1)が挙げられるが、これらに限定されない。
共投与され得るPD-L1(CD274)又はPD-1(PDCD1)の阻害剤の例としては、ペンブロリズマブ、ニボルマブ、セミプリマブ、ピディリズマブ、AMP-224、MEDI0680(AMP-514)、スパルタリズマブ、アテゾリズマブ、アベルマブ、デュルバルマブ、BMS-936559、CK-301、PF-06801591、BGB-A317(ティスレリズマブ)、GLS-010(WBP-3055)、AK-103(HX-008)、AK-105、CS-1003、HLX-10、MGA-012、BI-754091、AGEN-2034、JS-001(トリパリマブ)、JNJ-63723283、ゲノリムズマブ(CBT-501)、LZM-009、BCD-100、LY-3300054、SHR-1201、SHR-1210(カムレリズマブ)、Sym-021、ABBV-181(ブディジャリマブ(budigalimab))、PD1-PIK、BAT-1306、(MSB0010718C)、CX-072、CBT-502、TSR-042(ドスタルリマブ)、MSB-2311、JTX-4014、BGB-A333、SHR-1316、CS-1001(WBP-3155、KN-035、IBI-308(シンチリマブ)、HLX-20、KL-A167、STI-A1014、STI-A1015(IMC-001)、BCD-135、FAZ-053、TQB-2450、MDX1105-01、GS-4224、GS-4416、INCB086550、MAX10181、並びに多重特異性阻害剤FPT-155(CTLA4/PD-L1/CD28)、PF-06936308(PD-1/CTLA4)、MGD-013(PD-1/LAG-3)、FS-118(LAG-3/PD-L1)MGD-019(PD-1/CTLA4)、KN-046(PD-1/CTLA4)、MEDI-5752(CTLA4/PD-1)、RO-7121661(PD-1/TIM-3)、XmAb-20717(PD-1/CTLA4)、AK-104(CTLA4/PD-1)、M7824(PD-L1/TGFβ-ECドメイン)、CA-170(PD-L1/VISTA)、CDX-527(CD27/PD-L1)、LY-3415244(TIM3/PDL1)、及びINBRX-105(4-1BB/PDL1)が挙げられるが、これらに限定されない。
様々な実施形態では、本明細書に記載される薬剤は、BMS-986207、RG-6058、及びAGEN-1307などの抗TIGIT抗体と組み合わされる。
TNF受容体スーパーファミリー(TNF Receptor Superfamily、TNFRSF)メンバーのアゴニスト又は活性化因子
種々の実施形態では、本明細書に記載の薬剤は、1つ以上のTNF受容体スーパーファミリー(TNFRSF)メンバーのアゴニスト、例えばTNFRSF1A(NCBI遺伝子番号7132)、TNFRSF1B(NCBI遺伝子番号7133)、TNFRSF4(OX40、CD134;NCBI遺伝子ID;7293)、TNFRSF5(CD40;NCBI遺伝子ID;958)、TNFRSF6(FAS、NCBI遺伝子ID;355)、TNFRSF7(CD27、NCBI遺伝子ID;939)、TNFRSF8(CD30、NCBI遺伝子ID;943)、TNFRSF9(4-1BB、CD137、NCBI遺伝子ID;3604)、TNFRSF10A(CD261、DR4、TRAILR1、NCBI遺伝子ID;8797)、TNFRSF10B(CD262、DR5、TRAILR2、NCBI遺伝子ID;8795)、TNFRSF10C(CD263、TRAILR3、NCBI遺伝子ID;8794)、TNFRSF10D(CD264、TRAILR4、NCBI遺伝子ID;8793)、TNFRSF11A(CD265、RANK、NCBI遺伝子ID;8792)、TNFRSF11B(NCBI遺伝子ID;4982)、TNFRSF12A(CD266、NCBI遺伝子ID;51330)、TNFRSF13B(CD267、NCBI遺伝子ID;23495)、TNFRSF13C(CD268、NCBI遺伝子ID;115650)、TNFRSF16(NGFR、CD271、NCBI遺伝子ID;4804)、TNFRSF17(BCMA、CD269、NCBI遺伝子ID;608)、TNFRSF18(GITR、CD357、NCBI遺伝子ID;8784)、TNFRSF19(NCBI遺伝子ID;55504)、TNFRSF21(CD358、DR6、NCBI遺伝子ID;27242)、及びTNFRSF25(DR3、NCBI遺伝子ID;8718)のうちの1つ以上のアゴニストと更に組み合わされる。
共投与され得る抗TNFRSF4(OX40)抗体の例としては、MEDI6469、MEDI6383、MEDI0562(タボリキシズマブ)、MOXR0916、PF-04518600、RG-7888、GSK-3174998、INCAGN1949、BMS-986178、GBR-8383、ABBV-368、並びに国際公開第2016179517号、国際公開第2017096179号、国際公開第2017096182号、国際公開第2017096281号、及び国際公開第2018089628号に記載の抗体が挙げられるが、これらに限定されない。
共投与され得る抗TNFRSF5(CD40)抗体の例としては、RG7876、SEA-CD40、APX-005M、及びABBV-428が挙げられるが、これらに限定されない。
いくつかの実施形態では、抗TNFRSF7(CD27)抗体バルリルマブ(CDX-1127)は、共投与される。
共投与され得る抗TNFRSF9(4-1BB、CD137)抗体の例としては、限定されるものではないが、ウレルマブ、ウトミルマブ(PF-05082566)、AGEN2373、及びADG-106が挙げられる。
共投与され得る抗TNFRSF18(GITR)抗体の例としては、限定されるものではないが、MEDI1873、FPA-154、INCAGN-1876、TRX-518、BMS-986156、MK-1248、GWN-323、並びに国際公開第2017/096179号、同第2017/096276号、同第2017/096189号、及び同第2018/089628号に記載のものが挙げられる。いくつかの実施形態では、TNFRSF4(OX40)及びTNFRSF18(GITR)を同時に標的とする抗体又はその断片が共投与される。このような抗体は、例えば、国際公開第2017/096179号及び国際公開第2018/089628号に記載されている。
二重特異性及び三重特異性ナチュラルキラー(Natural Killer、NK)細胞エンゲージャ
様々な実施形態では、本明細書に記載の薬剤は、NK細胞活性化受容体、例えば、CD16A、C型レクチン受容体(CD94/NKG2C、NKG2D、NKG2E/H、及びNKG2F)、天然細胞傷害性受容体(NKp30、NKp44、及びNKp46)、キラー細胞C型レクチン様受容体(NKp65、NKp80)、Fc受容体FcγR(抗体依存性細胞傷害を媒介する)、SLAMファミリー受容体(例えば、2B4、SLAM6、及びSLAM7)、キラー細胞免疫グロブリン様受容体(killer cell immunoglobulin-like receptor、KIR)(KIR-2DS及びKIR-3DS)、DNAM-1、及びCD137(41BB)に対する二重特異性NK細胞エンゲージャ(bi-specific NK-cell engager、BiKE)若しくは三重特異性NK細胞エンゲージャ(tri-specific NK-cell engager、TriKE)(例えば、Fcを有しない)又は二重特異性抗体(例えば、Fcを有する)と組み合わされる。必要に応じて、抗CD16結合二重特異性分子は、Fcを有していても有していなくてもよい。共投与され得る例示的な二重特異性NK細胞エンゲージャは、本明細書に記載されるように、CD16及び1つ以上のHIV関連抗原を標的とする。BiKE及びTriKEについては、例えば、Felices et al.,Methods Mol Biol.(2016)1441:333-346;Fang et al.,Semin Immunol.(2017)31:37-54に記載されている。三重特異性NK細胞誘導因子(TRiKE)の例には、OXS-3550、HIV-TriKE、及びCD16-IL-15-B7H3TriKeが挙げられるが、これらに限定されない。
インドールアミン-ピロール-2,3-ジオキシゲナーゼ(IDO1)阻害剤
様々な実施形態では、本明細書に記載の薬剤は、インドールアミン2,3-ジオキシゲナーゼ1(IDO1;NCBI遺伝子ID:3620)の阻害剤と組み合わされる。IDO1阻害剤の例としては、BLV-0801、エパカドスタット、F-001287、GBV-1012、GBV-1028、GDC-0919、インドキシモッド、NKTR-218、NLG-919系ワクチン、PF-06840003、ピラノナフトキノン誘導体(SN-35837)、レスミノスタット、SBLK-200802、BMS-986205、shIDO-ST、EOS-200271、KHK-2455、及びLY-3381916が挙げられるが、これらに限定されない。
Toll様受容体(TLR)アゴニスト
いくつかの実施形態では、本明細書に記載の薬剤は、toll様受容体(TLR)のアゴニスト、例えば、TLR1(NCBI遺伝子ID:7096)、TLR2(NCBI遺伝子ID:7097)、TLR3(NCBI遺伝子ID:7098)、TLR4(NCBI遺伝子ID:7099)、TLR5(NCBI遺伝子ID:7100)、TLR6(NCBI遺伝子ID:10333)、TLR7(NCBI遺伝子ID:51284)、TLR8(NCBI遺伝子ID:51311)、TLR9(NCBI遺伝子ID:54106)、及び/又はTLR10(NCBI遺伝子ID:81793)のアゴニストと組み合わされる。共投与され得る例示的なTLR7アゴニストは、AL-034、DSP-0509、GS-9620(ベサトリモド)、ベサトリモド類似体、LHC-165、TMX-101(イミキモド)、GSK-2245035、レシキモド、DSR-6434、DSP-3025、IMO-4200、MCT-465、MEDI-9197、3M-051、SB-9922、3M-052、Limtop、TMX-30X、TMX-202、RG-7863、RG-7854、RG-7795、並びに米国特許出願公開第20100143301号(Gilead Sciences)、同第20110098248号(Gilead Sciences)、及び同第20090047249号(Gilead Sciences)、同第20140045849号(Janssen)、同第20140073642号(Janssen)、国際公開第2014/056953号(Janssen)、同第2014/076221号(Janssen)、同第2014/128189号(Janssen)、米国特許出願公開第20140350031号(Janssen)、国際公開第2014/023813号(Janssen)、米国特許出願公開第20080234251号(Array Biopharma)、同第20080306050号(Array Biopharma)、同第20100029585号(Ventirx Pharma)、同第20110092485号(Ventirx Pharma)、同第20110118235号(Ventirx Pharma)、同第20120082658号(Ventirx Pharma)、同第20120219615号(Ventirx Pharma)、同第20140066432号(Ventirx Pharma)、同第20140088085号(Ventirx Pharma)、同第20140275167号(Novira Therapeutics)、及び同第20130251673号(Novira Therapeutics)に開示されている化合物が挙げられるが、これらに限定されない。TLR7/TLR8アゴニストには、NKTR-262、テルラトリモド、及びBDB-001が挙げられるが、これらに限定されない。TLR8アゴニストとしては、E-6887、IMO-4200、IMO-8400、IMO-9200、MCT-465、MEDI-9197、モトリモド、レシキモド、GS-9688、VTX-1463、VTX-763、3M-051、3M-052、並びに米国特許出願公開第20140045849号(Janssen)、米国特許出願公開第20140073642号(Janssen)、国際公開第2014/056953号(Janssen)、国際公開第2014/076221号(Janssen)、国際公開第2014/128189号(Janssen)、米国特許出願公開第20140350031号(Janssen)、国際公開第2014/023813号(Janssen)、米国特許出願公開第20080234251号(Array Biopharma)、米国特許出願公開第20080306050号(Array Biopharma)、米国特許出願公開第20100029585号(Ventirx Pharma)、米国特許出願公開第20110092485号(Ventirx Pharma)、米国特許出願公開第20110118235号(Ventirx Pharma)、米国特許出願公開第20120082658号(Ventirx Pharma)、米国特許出願公開第20120219615号(Ventirx Pharma)、米国特許出願公開第20140066432号(Ventirx Pharma)、米国特許出願公開第20140088085号(Ventirx Pharma)、米国特許出願公開第20140275167号(Novira Therapeutics)、及び米国特許出願公開第20130251673号(Novira Therapeutics)に開示される化合物が挙げられるが、これらに限定されない。TLR9アゴニストとしては、AST-008、コビトリモド、CMP-001、IMO-2055、IMO-2125、S-540956、リテニモド、MGN-1601、BB-001、BB-006、IMO-3100、IMO-8400、IR-103、IMO-9200、アガトリモド、DIMS-9054、DV-1079、DV-1179、AZD-1419、レフィトリモド(MGN-1703)、CYT-003、CYT-003-QbG10、チルソトリモド、及びPUL-042が挙げられるが、これらに限定されない。TLR3アゴニストの例としては、リンタトリモド、ポリ-ICLC、RIBOXXON(登録商標)、Apoxxim、RIBOXXIM(登録商標)、IPH-33、MCT-465、MCT-475、及びND-1.1が挙げられる。TLR4アゴニストとしては、G-100及びGSK-1795091が挙げられるが、これらに限定されない。
CDK阻害剤又はアンタゴニスト
いくつかの実施形態では、本明細書に記載の薬剤は、CDKの阻害剤又はアンタゴニストと組み合わされる。いくつかの実施形態では、CDKの阻害剤又はアンタゴニストは、VS2-370からなる群から選択される。
STINGアゴニスト、RIG-I及びNOD2モジュレータ
いくつかの実施形態では、本明細書に記載の薬剤は、インターフェロン遺伝子の刺激因子(stimulator of interferon gene、STING)と組み合わされる。いくつかの実施形態では、STING受容体アゴニスト又は活性化剤は、ADU-S100(MIW-815)、SB-11285、MK-1454、SR-8291、AdVCA0848、GSK-532、SYN-STING、MSA-1、SR-8291、STINGアゴニスト(潜在HIV)、5,6-ジメチルキサンテノン-4-酢酸(5,6-dimethylxanthenone-4-acetic acid、DMXAA)、サイクリックGAMP(cyclic-GAMP、cGAMP)、及びサイクリックジAMPからなる群から選択される。いくつかの実施形態では、本明細書に記載の薬剤は、RGT-100などのRIG-Iモジュレータ、又はSB-9200、及びIR-103などのNOD2モジュレータと組み合わされる。
LAG-3及びTIM-3阻害剤
ある特定の実施形態では、本明細書に記載される薬剤は、TSR-022、LY-3321367、MBG-453、INCAGN-2390などの抗TIM-3抗体と組み合わされる。
ある特定の実施形態では、本明細書に記載の抗体又は抗原結合断片は、レラトリマブ(ONO-4482)、LAG-525、MK-4280、REGN-3767、INCAGN2385などの抗LAG-3(リンパ球活性化)抗体と組み合わされる。
インターロイキンアゴニスト
ある特定の実施形態では、本明細書に記載の薬剤は、IL-2、IL-7、IL-15、IL-10、IL-12アゴニストなどのインターロイキンアゴニスト;プロロイキン(アルデスロイキン、IL-2)などのIL-2アゴニストの例;BC-IL(Cel-Sci)、ペグ化IL-2(例えば、NKTR-214)、IL-2の修飾されたバリアント(例えば、THOR-707)、ベンペガルデスロイキン、AIC-284、ALKS-4230、CUI-101、Neo-2/15;ALT-803、NKTR-255、及びhetIL-15、インターロイキン-15/Fc融合タンパク質、AM-0015、NIZ-985、SO-C101、IL-15シンボリン(PEG化Il-15)、P-22339、及びIL-15-PD-1融合タンパク質N-809などのIL-15アゴニストの例、と組み合わされ、IL-7の例には、CYT-107が挙げられるが、これらに限定されない。
本開示の薬剤と組み合わせることができる追加の免疫系治療剤の例としては、インターフェロンα、インターフェロンα-2b、インターフェロンα-n3、ペグ化インターフェロンα、インターフェロンγ;CDX-301、GS-3583、ガプオン、ヌクレオフェロン、ペグインターフェロンα-2a、ペグインターフェロンα-2b、及びRPI-MNなどのFLT3アゴニストが挙げられるが、これらに限定されない。
ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ(PI3K)阻害剤
PI3K阻害剤の例としては、イデラリシブ、アルペリシブ、ブパリシブ、CAIオロチン酸塩、コパンリシブ、デュベリシブ、ゲダトリシブ、ネラチニブ、パヌリシブ、ペリフォシン、ピクチリシブ、ピララリシブ、プキチニブメシル酸塩、リゴセルチブ、リゴセルチブナトリウム、ソノリシド、タセリシブ、AMG-319、AZD-8186、BAY-1082439、CLR-1401、CLR-457、CUDC-907、DS-7423、EN-3342、GSK-2126458、GSK-2269577、GSK-2636771、INCB-040093、LY-3023414、MLN-1117、PQR-309、RG-7666、RP-6530、RV-1729、SAR-245409、SAR-260301、SF-1126、TGR-1202、UCB-5857、VS-5584、XL-765、及びZSTK-474が挙げられるが、これらに限定されない。
α-4/β-7アンタゴニスト
インテグリンα-4/β-7アンタゴニストの例としては、PTG-100、TRK-170、アブリルマブ、エトロリズマブ、カロテグラストメチル、及びベドリズマブが挙げられるが、これらに限定されない。
HPK1阻害剤
HPK1阻害剤の例としては、ZYF-0272及びZYF-0057が挙げられるが、これらに限定されない。
HIV標的化抗体
HIV抗体、二重特異性抗体、及び「抗体様」治療タンパク質の例としては、DART(登録商標)、DUOBODIES(登録商標)、BITES(登録商標)、XmAbs(登録商標)、TandAbs(登録商標)、Fab誘導体、bNAb(広域中和HIV-1抗体)、TMB-360、TMB-370、及びHIV gp120又はgp41を標的とするもの、HIVを標的とする抗体動員分子、抗CD63モノクローナル抗体、抗GBウイルスC抗体、抗GP120/CD4、gp120二重特異性モノクローナル抗体、CCR5二重特異性抗体、抗Nef単ドメイン抗体、抗Rev抗体、camelid由来抗CD18抗体、camelid由来抗ICAM-1抗体、DCVax-001、gp140標的化抗体、gp41系HIV治療抗体、ヒト組換えmAbs(PGT-121)、PGT121.414.LS、イバリズマブ、イバリズマブ(第二世代)、Immuglo、MB-66、KLIC標的クローン3ヒトモノクローナル抗体(HIV感染症)、GS-9721、BG-HIV、VRC-HIVMAB091-00-ABが挙げられるが、これらに限定されない。
様々なbNAbを使用することができる。例としては、米国特許第8673307号、米国特許第9,493,549号、米国特許第9,783,594号、米国特許第10,239,935号、米国特許出願公開第2018/371086号、米国特許出願公開第2020/223907号、国際公開第2014/063059号、国際公開第2012/158948号、国際公開第2015/117008号、及び国際出願第PCT/US2015/41272号、及び国際公開第2017/096221号に記載されているものが挙げられ、これらに限定されないが、抗体12A12、12A21、NIH45-46、bANC131、8ANC134、IB2530、INC9、8ANC195、8ANC196、10-259、10-303、10-410、10-847、10-996、10-1074、10-1121、10-1130、10-1146、10-1341、10-1369、及び10-1074GMを含む。追加の例としては、Klein et al.,Nature,492(7427):118-22(2012)、Horwitz et al.,Proc Natl Acad Sci U S A,110(41):16538-43(2013)、Scheid,et al.,Science,333:1633-1637(2011)、Scheid,et al.,Nature,458:636-640(2009)、Eroshkin et al,Nucleic Acids Res.,42(データベース発行):Dl 133-9(2014)、Mascola et al.,Immunol Rev.,254(l):225-44(2013)に記載されているもの、例えば、2F5、4E10、M66.6、CAP206-CH12、10E81など(これらは全てgp41のMPERに結合する);PG9、PG16、CH01-04(これらは全てV1V2-グリカンに結合する)、2G12(外側ドメイングリカンに結合する);b12、HJ16、CH103-106、VRC01-03、VRC-PG04、04b、VRC-CH30-34、3BNC62、3BNC89、3BNC91、3BNC95、3BNC104、3BNC176、及び8ANC131(これらは全てCD4結合部位に結合する)が挙げられる。
併用療法において第2の治療剤として使用することができる更なる広範な中和抗体は、例えば、米国特許第8,673,307号、同第9,493,549号、同第9,783,594号、及び国際公開第2012/154312号、同第2012/158948号、同第2013/086533号、同第2013/142324号、同第2014/063059号、同第2014/089152号、同第2015/048462号、同第2015/103549号、同第2015/117008号、同第2016/014484号、同第2016/154003号、同第2016/196975号、同第2016/149710号、同第2017/096221号、同第2017/133639号、同第2017/133640号に記載されており、これらの文献は、あらゆる目的のために、参照によりそれらの全体が本明細書に組み込まれる。更なる例としては、限定されないが、Sajadi et al.,Cell.(2018)173(7):1783-1795;Sajadi,et al.,J Infect Dis.(2016)213(1):156-64;Klein et al.,Nature,492(7427):118-22(2012),Horwitz et al.,Proc Natl Acad Sci U S A,110(41):16538-43(2013),Scheid et al.,Science,333:1633-1637(2011),Scheid et al.,Nature,458:636-640(2009),Eroshkin et al.,Nucleic Acids Res.,42(Database issue):Dl 133-9(2014)、Mascola et al.,Immunol Rev.,254(l):225-44(2013)に記載されているものが挙げられ、例えば、2F5、4E10、M66.6、CAP206-CH12、10E8、10E8v4、10E8-5R-100cF、DH511.11P、7b2、10-1074、及びLN01などである(これらは全てgp41のMPERに結合する)。
追加の抗体の例としては、バビツキシマブ、UB-421、BF520.1、BiIA-SG、CH01、CH59、C2F5、C4E10、C2F5+C2G12+C4E10、CAP256V2LS、3BNC117、3BNC117-LS、3BNC60、DH270.1、DH270.6、D1D2、10-1074-LS、Cl3hmAb、GS-9722(エリポビマブ)、DH411-2、BG18、GS-9721、GS-9723、PGT145、PGT121、PGT-121.60、PGT-121.66、PGT122、PGT-123、PGT-124、PGT-125、PGT-126、PGT-151、PGT-130、PGT-133、PGT-134、PGT-135、PGT-128、PGT-136、PGT-137、PGT-138、PGT-139、MDX010(イピリムマブ)、DH511、DH511-2、N6、N6LS、N49P6、N49P7、N49P7.1、N49P9、N49P11、N60P1.1、N60P25.1、N60P2.1、N60P31.1、N60P22、NIH 45-46、PGC14、PGG14、PGT-142、PGT-143、PGT-144、PGDM1400、PGDM12、PGDM21、PCDN-33A、2Dm2m、4Dm2m、6Dm2m、PGDM1400、MDX010(イピリムマブ)、VRC01、VRC-01-LS、A32、7B2、10E8、VRC-07-523、VRC07-523LS、VRC24、VRC41.01、10E8VLS、3810109、10E8v4、IMC-HIV、iMabm36、eCD4-Ig、IOMA、CAP256-VRC26.25、DRVIA7,VRC-HIVMAB080-00-AB、VRC-HIVMAB060-00-AB、P2G12、VRC07、354BG8、354BG18、354BG42、354BG33、354BG129、354BG188、354BG411、354BG426、VRC29.03、CAP256、CAP256-VRC26.08、CAP256-VRC26.09、CAP256-VRC26.25、PCT64-24E、及びVRC38.01、PGT-151、CAP248-2B、35O22、ACS202、VRC34、及びVRC34.01、10E8、10E8v4、10E8-5R-100cF、4E10、DH511.11P、2F5、7b2,及びLN01が挙げられるが、これらに限定されない。
HIV二重特異性及び三重特異性抗体の例としては、限定されないが、MGD014、B12BiTe、BiIA-SG、TMB二重特異性、SAR-441236、VRC-01/PGDM-1400/10E8v4、10E8.4/iMab、10E8v4/PGT121-VRC01が挙げられる。
インビボ送達bNAbの例としては、限定されないが、AAV8-VRC07;抗HIV抗体VRC01をコードするmRNA;及び3BNC117をコードする遺伝子操作B細胞(Hartweger et al.,J.Exp.Med.2019,1301)が挙げられる。
薬物動態増強剤
薬物動態増強剤の例としては、限定されるものではないが、コビシスタット及びリトナビルが挙げられる。
追加の治療剤
追加の治療剤の例としては、国際公開第2004/096286号(Gilead Sciences)、国際公開第2006/015261号(Gilead Sciences)、国際公開第2006/110157号(Gilead Sciences)、国際公開第2012/003497号(Gilead Sciences)、国際公開第2012/003498号(Gilead Sciences)、国際公開第2012/145728号(Gilead Sciences)、国際公開第2013/006738号(Gilead Sciences)、国際公開第2013/159064号(Gilead Sciences)、国際公開第2014/100323号(Gilead Sciences)、米国特許出願公開第2013/0165489号(University of Pennsylvania)、米国特許出願公開第2014/0221378号(Japan Tobacco)、米国特許出願公開第2014/0221380号(Japan Tobacco)、国際公開第2009/062285号(Boehringer Ingelheim)、国際公開第2010/130034号(Boehringer Ingelheim)、国際公開第2013/006792号(Pharma Resources)、米国特許出願公開第20140221356号(Gilead Sciences)、米国特許出願公開第20100143301号(Gilead Sciences)、及び国際公開第2013/091096号(Boehringer Ingelheim)に開示される化合物が挙げられるが、これらに限定されない。
HIVワクチン
HIVワクチンの例としては、ペプチドワクチン、組換えサブユニットタンパク質ワクチン、生ベクターワクチン、DNAワクチン、HIV MAG DNAワクチン、CD4由来ペプチドワクチン、ワクチン組み合わせ、アデノウイルスベクターワクチン(Ad5、Ad26又はAd35などのアデノウイルスベクター)、サルアデノウイルスワクチン(チンパンジー、ゴリラ、アカゲザル、すなわち、rhAd)、アデノ随伴ウイルスベクターワクチン、チンパンジーアデノウイルスワクチン(例えば、ChAdOX1、ChAd68、ChAd3、ChAd63、ChAd83、ChAd155、ChAd157、Pan5、Pan6、Pan7、Pan9)、コクサッキーウイルス系ワクチン、腸内ウイルス系ワクチン、ゴリラアデノウイルスワクチン、レンチウイルスベクター系ワクチン、アレナウイルスワクチン(例えば、LCMV、ピチンデ)、二セグメント又は三セグメントアレナウイルス系ワクチン、三量体系HIV-1ワクチン、麻疹ウイルス系ワクチン、フラビウイルスベクター系ワクチン、タバコモザイクウイルスベクター系ワクチン、水痘帯状疱疹ウイルス系ワクチン、ヒトパラインフルエンザウイルス3(PIV3)系ワクチン、ポックスウイルス系ワクチン(修飾ワクシニアウイルスアンカラ(modified vaccinia virus Ankara、MVA)、オルトポックスウイルス由来NYVAC、アビポックスウイルス由来のALVAC(カナリア痘ウイルス)株);鶏痘ウイルス系ワクチン、ラブドウイルス系ワクチン、例えば、VSV及びマラバウイルス;組換えヒトCMV(recombinant human CMV、rhCMV)系ワクチン、アルファウイルス系ワクチン、例えば、セムリキ森林ウイルス、ベネズエラウマ脳炎ウイルス、及びシンドビスウイルス;(Lauer,Clinical and Vaccine Immunology,2017,DOI:10.1128/CVI.00298-16を参照されたい);LNP製剤化mRNA系治療用ワクチン;LNP製剤化自己複製RNA/自己増幅RNAワクチンが挙げられる。
ワクチンの例としては、AAVLP-HIVワクチン、AE-298p、抗CD40.Env-gp140ワクチン、Ad4-EnvC150、BG505 SOSIP.664 gp140アジュバント化ワクチン、BG505 SOSIP.GT1.1 gp140アジュバント化ワクチン、ChAdOx1.tHIVconsv1ワクチン、CMV-MVA三種ワクチン、ChAdOx1.HTI、Chimigen HIVワクチン、ConM SOSIP.v7 gp140、ALVAC HIV(vCP1521)、AIDSVAX B/E(gp120)、単量体gp120 HIV-1サブタイプCワクチン、MPER-656リポソームサブユニットワクチン、Remune、ITV-1、Contre Vir、Ad5-ENVA-48、DCVax-001(CDX-2401)、Vacc-4x、Vacc-C5、VAC-3S、マルチクレードDNA組換えアデノウイルス-5(rAd5)、rAd5 gag-pol env A/B/Cワクチン、Pennvax-G、Pennvax-GP、Pennvax-G/MVA-CMDR、HIV-TriMix-mRNAワクチン、HIV-LAMP-vax、Ad35、Ad35-GRIN、NAcGM3/VSSP ISA-51、ポリ-ICLCアジュバント化ワクチン、TatImmune、GTU-multiHIV(FIT-06)、ChAdV63.HIVconsv、gp140[デルタ]V2.TV1+MF-59、rVSVIN HIV-1 gagワクチン、SeV-EnvF、SeV-Gagワクチン、AT-20、DNK-4、ad35-Grin/ENV、TBC-M4、HIVAX、HIVAX-2、N123-VRC-34.01(エピトープ系HIVワクチンを含む)、NYVAC-HIV-PT1、NYVAC-HIV-PT4、DNA-HIV-PT123、rAAV1-PG9DP、GOVX-B11、GOVX-B21、GOVX-C55、TVI-HIV-1、Ad-4(Ad4-envクレードC+Ad4-mGag)、Paxvax、EN41-UGR7C、EN41-FPA2、ENOB-HV-11、ENOB-HV-12、PreVaxTat、AE-H、MYM-V101、CombiHIVvac、ADVAX、MYM-V201、MVA-CMDR、MagaVax、DNA-Ad5 gag/pol/nef/nev(HVTN505)、MVATG-17401、ETV-01、CDX-1401、SCaVIIを発現するDNA及びSevベクターワクチン、rcAD26.MOS1.HIV-Env、Ad26.Mod.HIVワクチン、Ad26.Mod.HIV+MVAモザイクワクチン+gp140、AGS-004、AVX-101、AVX-201、PEP-6409、SAV-001、ThV-01、TL-01、TUTI-16、VGX-3300、VIR-1111、IHV-001、及び擬似ビリオンワクチンなどのウイルス様粒子ワクチン、CombiVICHvac、LFn-p24 B/C融合ワクチン、GTU系DNAワクチン、HIV gag/pol/nef/env DNAワクチン、抗TAT HIVワクチン、コンジュゲートポリペプチドワクチン、樹状細胞ワクチン(DermaVirなど)、gag系DNAワクチン、GI-2010、gp41 HIV-1ワクチン、HIVワクチン(PIKAアジュバント)、i-key/MHCクラスIIエピトープハイブリッドペプチドワクチン、ITV-2、ITV-3、ITV-4、LIPO-5、マルチクレードEnvワクチン、MVAワクチン、Pennvax-GP、pp71欠損HCMVベクターHIV gagワクチン、-rgp160 HIVワクチン、RNActive HIVワクチン、SCB-703、Tat Oyiワクチン、TBC-M4、UBI HIV gp120、Vacc-4x+ロミデプシン、変異gp120ポリペプチドワクチン、rAd5 gag-pol env A/B/Cワクチン、DNA.HTI及びMVA.HTI、VRC-HIVDNA016-00-VP+VRC-HIVADV014-00-VP、INO-6145、JNJ-9220、gp145 C.6980、eOD-GT8 60量体系ワクチン、PD-201401、env(A、B、C、A/E)/gag(C)DNAワクチン、gp120(A,B,C,A/E)タンパク質ワクチン、PDPHV-201401、Ad4-EnvCN54、EnvSeq-1 Envs HIV-1ワクチン(GLA-SE免疫賦活化)、HIV p24gag基礎-強化プラスミドDNAワクチン、HIV-1 iglb12中和VRC-01抗体刺激性抗CD4ワクチン、アレナウイルスベクター系ワクチン(Vaxwave、TheraT)、MVA-BN HIV-1ワクチンレジメン、mRNA系予防ワクチン、VPI-211、多量体HIV gp120ワクチン(Fred Hutchinson cancer center)、TBL-1203HI、CH505 TF chTrimer、CD40.HIVRI.Envワクチン、Drep-HIV-PT-1、mRNA-1644、並びにmRNA-1574が挙げられるが、これらに限定されない。
受胎調節(避妊)併用療法
ある特定の実施形態では、本明細書に記載の薬剤は、受胎調節又は避妊レジメンと組み合わされる。本開示の薬剤と組み合わせることができる、受胎調節(避妊)に使用される治療剤には、シプロテロン酢酸、デソストリール、エチニルエストラジオール、エチノジオール、エトノーゲストリル、レボメート酸、レボノルゲストリル、リネポリストリン、ミソプロストロール、ノメジストロール酢酸、ノルエルゲストロミン、ノルエチンドロン、ノルエゲストロール、ノルエルゲストロミン、ノルエトキシフェン、セジステロン酢酸、及びそれらの任意の組み合わせが挙げられるが、それらに限定されない。
特定の実施形態では、本明細書に開示される化合物又はその薬学的に許容される塩は、ATRIPLA(登録商標)(エファビレンツ、テノホビルジソプロキシルフマレート、及びエムトリシタビン);COMPLERA(登録商標)(EVIPLERA(登録商標);リルピビリン、テノホビルジソプロキシルフマレート、及びエムトリシタビン);STRIBILD(登録商標)(エルビテグラビル、コビシスタット、テノホビルジソプロキシルフマレート、及びエムトリシタビン);TRUVADA(登録商標)(テノホビルジソプロキシルフマレート及びエムトリシタビン;TDF+FTC);DESCOVY(登録商標)(テノホビルアラフェナミド及びエムトリシタビン);ODEFSEY(登録商標)(テノホビルアラフェナミド、エムトリシタビン、及びリルピビリン);GENVOYA(登録商標)(テノホビルアラフェナミド、エムトリシタビン、コビシスタット、及びエルビテグラビル);BIKTARVY(登録商標)(ビクテグラビル+エムトリシタビン+テノホビルアラフェナミド)、アデホビル;アデホビルジピボキシル;コビシスタット;エムトリシタビン;テノホビル;テノホビルアラフェナミド及びエルビテグラビル;テノホビルアラフェナミド+エルビテグラビル(直腸製剤、HIV感染症)、テノホビルジソプロキシル;テノホビルジソプロキシルフマレート;テノホビルアラフェナミド;テノホビルアラフェナミドヘミフマレート;TRIUMEQ(登録商標)(ドルテグラビル、アバカビル、及びラミブジン);ドルテグラビル、硫酸アバカビル、及びラミブジン;ラルテグラビル;ペグ化ラルテグラビル;ラルテグラビル及びラミブジン;ラミブジン+ロピナビル+リトナビル+アバカビル;マラビロク;テノホビル+エムトリシタビン+マラビロク、エンフビルチド;ALUVIA(登録商標)(KALETRA(登録商標);ロピナビル及びリトナビル);COMBIVIR(登録商標)(ジドブジン及びラミブジン;AZT+3TC);EPZICOM(登録商標)(LIVEXA(登録商標);硫酸アバカビル及びラミブジン;ABC+3TC);TRIZIVIR(登録商標)(硫酸アバカビル、ジドブジン、及びラミブジン;ABC+AZT+3TC);リルピビリン;リルピビリン塩酸塩;アタザナビル硫酸塩及びコビシスタット;アタザナビル及びコビシスタット;ダルナビル及びコビシスタット;アタザナビル;アタザナビル硫酸塩;ドルテグラビル;エルビテグラビル;リトナビル;アタザナビル硫酸塩及びリトナビル;ダルナビル;ラミブジン;プロラスチン;ホサンプレナビル;ホサンプレナビルカルシウムエファビレンツ;エトラビリン;ネルフィナビル;ネルフィナビルメシル酸塩;インターフェロン;ジダノシン;スタブジン;インジナビル;インジナビル硫酸塩;テノホビル及びラミブジン;ジドブジン;ネビラピン;サキナビル;サキナビルメシル酸塩;アルデスロイキン;ザルシタビン;チプラナビル;アンプレナビル;デラビルジン;デラビルジンメシル酸塩;Radha-108(レセプトール);ラミブジン及びテノホビルジソプロキシルフマレート;エファビレンツ、ラミブジン、及びテノホビルジソプロキシルフマレート;ホスファジド;ラミブジン、ネビラピン、及びジドブジン;アバカビル;及び硫酸アバカビルから選択される1つ、2つ、3つ、又は4つの追加の治療剤と組み合わされる。
いくつかの実施形態では、本明細書に開示される薬剤、又はその医薬組成物は、逆転写酵素のHIVヌクレオシド又はヌクレオチド阻害剤、及び逆転写酵素のHIV非ヌクレオシド阻害剤と組み合わされる。別の特定の実施形態では、本明細書に開示される薬剤、又はその医薬組成物は、逆転写酵素のHIVヌクレオシド又はヌクレオチド阻害剤、及びHIVプロテアーゼ阻害化合物と組み合わされる。追加の一実施形態では、本明細書に開示される薬剤、又はその医薬組成物は、逆転写酵素のHIVヌクレオシド又はヌクレオチド阻害剤、逆転写酵素のHIV非ヌクレオシド阻害剤、及び薬物動態増強剤と組み合わされる。ある特定の実施形態では、本明細書に開示される薬剤、又はその医薬組成物は、逆転写酵素の少なくとも1つのHIVヌクレオシド阻害剤、インテグラーゼ阻害剤、及び薬物動態増強剤と組み合わされる。別の実施形態では、本明細書に開示される薬剤、又はその医薬組成物は、逆転写酵素の2つのHIVヌクレオシド又はヌクレオチド阻害剤と組み合わされる。
別の実施形態では、本明細書に開示される薬剤又はその医薬組成物は、ドルテグラビル、カボテグラビル、ダルナビル、ビクテグラビル、エルスルファビリン、リルピビリン、及びレナカパビルから選択される第1の追加の治療剤、並びにエムトリシタビン及びラミブジンから選択される第2の追加の治療剤と組み合わされる。
いくつかの実施形態では、本明細書に開示される薬剤、又はその医薬組成物は、シプロテロン酢酸エステル、デソゲストレル、ジエノゲスト、ドロスピレノン、エストラジオール吉草酸エステル、エチニルエストラジオール、エチノジオール、エトノゲストレル、レボメフォラート、レボノルゲストレル、リネストレノール、メドロキシプロゲステロン酢酸エステル、メストラノール、ミフェプリストン、ミソプロストール、ノメゲストロール酢酸エステル、ノルエルゲストロミン、ノルエチンドロン、ノルエチノドレル、ノルゲスチメート、オルメロキシフェン、セゲステロン酢酸エステル、ウリプリスタル酢酸エステル、及びこれらの任意の組み合わせからなる群から選択される、第1の追加の治療剤(避妊薬)と組み合わされる。
遺伝子療法及び細胞療法
ある特定の実施形態では、本明細書に記載の薬剤は、遺伝子又は細胞療法レジメンと組み合わされる。遺伝子療法及び細胞療法としては、遺伝子をサイレンシングするための遺伝子修飾;感染細胞を直接死滅させるための遺伝的アプローチ;感染細胞に対する免疫応答を増強するために患者自身の免疫系の大部分を置換するか、又は感染細胞を死滅するために患者自身の免疫系を活性化するか、又は感染細胞を見つけて死滅するように設計された、免疫細胞の注入;細胞活性を改変して、感染に対する内因性免疫応答性を更に変更するための遺伝的アプローチが含まれる。細胞療法の例として、LB-1903、ENOB-HV-01、ENOB-HV-21、ENOB-HV-31、GOVX-B01、HSPC過剰発現ALDH1(LV-800、HIV感染症)、AGT103-T、及びSupT1細胞ベースの療法が挙げられるが、これらに限定されない。樹状細胞療法の例には、AGS-004が含まれるが、これに限定されない。CCR5遺伝子編集剤には、SB-728T、SB-728-HSPCが含まれるが、これらに限定されない。CCR5遺伝子阻害剤には、Cal-1、及びレンチウイルスベクターCCR5 shRNA/TRIM5α/TARデコイ形質導入自己CD34陽性造血前駆細胞(HIV感染症/HIV関連リンパ腫)が含まれるが、これらに限定されない。いくつかの実施形態では、C34-CCR5/C34-CXCR4発現CD4陽性T細胞は、1つ以上の多重特異性抗原結合分子と共投与される。いくつかの実施形態では、本明細書に記載の薬剤は、AGT-103形質導入自家T細胞療法又はAAV-eCD4-Ig遺伝子療法と共投与される。
遺伝子エディタ
ある特定の実施形態では、本明細書に記載の薬剤は、遺伝子エディタ、例えば、HIV標的遺伝子エディタと組み合わされる。様々な実施形態では、ゲノム編集系は、CRISPR/Cas9複合体、ジンクフィンガーヌクレアーゼ複合体、TALEN複合体、ホーミングエンドヌクレアーゼ複合体、及びメガヌクレアーゼ複合体からなる群から選択することができる。CRISPR/Cas9系を標的とする例示的なHIVは、EBT-101を含むが、これらに限定されない。
CAR-T細胞療法
いくつかの実施形態では、本明細書に記載される作用物質は、キメラ抗原受容体(chimeric antigen receptor、CAR)を発現するように操作された免疫エフェクター細胞の集団と共投与することができ、CARは、HIV抗原結合ドメインを含む。HIV抗原は、HIVエンベロープタンパク質又はその一部分、gp120又はその一部分、gp120上のCD4結合部位、gp120上のCD4誘導結合部位、gp120上のNグリカン、gp120のV2、gp41上の膜近位領域を含む。免疫エフェクター細胞は、T細胞又はNK細胞である。いくつかの実施形態では、T細胞は、CD4+T細胞、CD8+T細胞、又はこれらの組み合わせである。細胞は、自家であることも同種異系であることもできる。HIV CAR-Tの例としては、A-1801、A-1902、転換可能CAR-T、VC-CAR-T、CMV-N6-CART、抗HIV duoCAR-T、抗CD4 CART細胞療法、CD4 CAR+C34-CXCR4+CCR5 ZFN T細胞、デュアル抗-CD4 CART-T細胞療法(CD4 CAR+C34-CXCR4 T細胞)、抗CD4 MicAbody抗体+抗MicAbody CAR T細胞療法(iNKG2D CAR、HIV感染症)、GP-120 CAR-T療法、CD4 CARを発現するように遺伝子操作された自家造血幹細胞、及びC46ペプチドが挙げられる。
TCR-T細胞療法
ある特定の実施形態では、本明細書に記載の薬剤は、TCR-T細胞の集団と組み合わされる。TCR-T細胞は、ウイルス感染細胞の表面上に存在するHIV由来ペプチド、例えばImmTAV、を標的とするよう遺伝子操作される。
B細胞療法
ある特定の実施形態では、本明細書に記載の抗体又は抗原結合断片は、3BNC117などの広域中和抗体を発現するように遺伝子操作されたB細胞の集団と組み合わされる(Hartweger et al,J.Exp.Med.2019,1301,Moffett et al.,Sci.Immunol.4,eaax0644(2019)17 May 2019。
本明細書に開示される化合物(例えば、式Iの任意の化合物)は、式Iの化合物に対して任意の投与量(例えば、1mg~500mgの化合物)の1つ、2つ、3つ、又は4つの追加の治療剤と組み合わせてもよい。
一実施形態では、本明細書に開示される化合物又はその薬学的に許容される塩を、1つ以上(例えば、1つ;2つ;3つ;1つ若しくは2つ;又は1つ~3つ)の追加の治療剤と組み合わせて含むキットが提供される。
一実施形態では、キットの追加の治療剤又は追加の複数の治療剤は、HIVプロテアーゼ阻害剤、逆転写酵素のHIV非ヌクレオシド又は非ヌクレオチド阻害剤、逆転写酵素のHIVヌクレオシド又はヌクレオチド阻害剤、HIVインテグラーゼ阻害剤、HIV非触媒部位(又はアロステリック)インテグラーゼ阻害剤、HIV侵入阻害剤、HIV成熟阻害剤、免疫モジュレータ、免疫療法剤、抗体-薬物複合体、遺伝子修飾剤、遺伝子エディタ(CRISPR/Cas9、ジンクフィンガーヌクレアーゼ、ホーミングヌクレアーゼ、合成ヌクレアーゼ、TALENs等)、細胞療法(キメラ抗原受容体T細胞、T細胞、CAR-T、及び遺伝子操作T細胞受容体、TCR-T、自家T細胞療法等)、HIVカプシドを標的とする化合物、潜伏感染再活性化剤、カプシド重合阻害剤、HIV bNAb、免疫系治療剤、ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ(PI3K)阻害剤、HIV抗体、広域中和HIV抗体、二重特異性抗体及び「抗体様」治療タンパク質、HIV p17マトリックスタンパク質阻害剤、IL-13アンタゴニスト、ペプチジルプロリルシストランスイソメラーゼAモジュレータ、タンパク質ジスルフィドイソメラーゼ阻害剤、相補体C5a受容体アンタゴニスト、DNAメチルトランスフェラーゼ阻害剤、HIV vif遺伝子モジュレータ、Vif二量体化アンタゴニスト、HIVウイルス感染性因子阻害剤、TATタンパク質阻害剤、HIV Nefモジュレータ、Hckチロシンキナーゼモジュレータ、混合系統キナーゼ-3(MLK-3)阻害剤、HIV スプライシング阻害剤、Revタンパク質阻害剤、インテグリンアンタゴニスト、ヌクレオタンパク質阻害剤、スプライシング因子モジュレータ、COMMドメイン含有タンパク質1モジュレータ、HIVリボヌクレアーゼH阻害剤、レトロサイクリンモジュレータ、CDK-9阻害剤、樹状ICAM-3グラビング非インテグリン1阻害剤、HIV GAGタンパク質阻害剤、HIV POLタンパク質阻害剤、補体因子Hモジュレータ、ユビキチンリガーゼ阻害剤、デオキシシチジンキナーゼ阻害剤、サイクリン依存性キナーゼ阻害剤、プロタンパク質転換酵素PC9刺激因子、ATP依存性RNAヘリカーゼDDX3X阻害剤、逆転写酵素プライミング複合体阻害剤、G6PD及びNADH-オキシダーゼ阻害剤、薬物動態増強剤、HIV遺伝子療法、HIVワクチン、及びこれらの組み合わせから選択される抗HIV剤である。
いくつかの実施形態では、キットの追加の治療剤又は追加の複数の治療剤は、HIVの併用薬、他のHIV治療剤、HIVプロテアーゼ阻害剤、HIV逆転写酵素阻害剤、HIVインテグラーゼ阻害剤、HIV非触媒部位(又はアロステリック)インテグラーゼ阻害剤、HIV侵入(融合)阻害剤、HIV成熟阻害剤、潜伏感染再活性化剤、カプシド阻害剤、免疫系治療剤、PI3K阻害剤、HIV抗体、及び二重特異性抗体、及び「抗体様」治療タンパク質、並びにこれらの組み合わせから選択される。
特定の実施形態では、キットは、本明細書に開示される化合物又はその薬学的に許容される塩、逆転写酵素のHIVヌクレオシド又はヌクレオチド阻害剤を含む。特定の実施形態では、キットは、本明細書に開示される化合物又はその薬学的に許容される塩と、逆転写酵素のHIVヌクレオシド又はヌクレオチド阻害剤と、逆転写酵素のHIV非ヌクレオシド阻害剤とを含む。別の特定の実施形態では、キットは、本明細書に開示される化合物又はその薬学的に許容される塩と、逆転写酵素のHIVヌクレオシド又はヌクレオチド阻害剤と、HIVプロテアーゼ阻害化合物とを含む。追加の一実施形態では、キットは、本明細書に開示される化合物又はその薬学的に許容される塩と、逆転写酵素のHIVヌクレオシド又はヌクレオチド阻害剤と、逆転写酵素のHIV非ヌクレオシド阻害剤と、薬物動態増強剤とを含む。ある特定の実施形態では、キットは、本明細書に開示される化合物又はその薬学的に許容される塩と、逆転写酵素の少なくとも1つのHIVヌクレオシド阻害剤と、インテグラーゼ阻害剤と、薬物動態増強剤とを含む。別の実施形態では、キットは、本明細書に開示される化合物又はその薬学的に許容される塩と、逆転写酵素の2つのHIVヌクレオシド又はヌクレオチド阻害剤とを含む。特定の実施形態では、キットは、本明細書に開示される化合物又はその薬学的に許容される塩と、逆転写酵素のHIVヌクレオシド又はヌクレオチド阻害剤及びHIVカプシド阻害剤とを含む。特定の実施形態では、キットは、本明細書に開示される化合物又はその薬学的に許容される塩と、逆転写酵素のHIVヌクレオシド阻害剤及びHIVカプシド阻害剤とを含む。特定の実施形態では、キットは、本明細書に開示される化合物又はその薬学的に許容される塩、及びHIVカプシド阻害剤を含む。特定の実施形態では、キットは、本明細書に開示される化合物又はその薬学的に許容される塩と、1つ、2つ、3つ、又は4つのHIV bNAbとを含む。特定の実施形態では、キットは、本明細書に開示される化合物又はその薬学的に許容される塩と、1つ、2つ、3つ、又は4つのHIV bNAbと、HIVカプシド阻害剤と、を含む。特定の実施形態では、キットは、本明細書に開示される化合物又はその薬学的に許容される塩と、1つ、2つ、3つ、若しくは4つのHIV bNAbと、HIVカプシド阻害剤と、逆転写酵素のHIVヌクレオシド阻害剤とを含む。
HIV長時間作用療法
長時間作用レジメンとして開発されている薬物の例としては、カボテグラビル、リルピビリン、任意のインテグラーゼLA、VM-1500 LAI、マラビロク(LAI)、テノホビルインプラント、ドラビリン、ラルテグラビル、及び長時間作用型ドルテグラビルが挙げられるが、これらに限定されない。
VII.化合物の調製
本開示のいくつかの実施形態は、本明細書で提供される化合物、又はその薬学的に許容される塩を調製するのに有用なプロセス及び中間体を対象とする。
本明細書に記載の化合物は、高速液体クロマトグラフィ(HPLC)、分取薄層クロマトグラフィ、フラッシュカラムクロマトグラフィ、及びイオン交換クロマトグラフィなどのクロマトグラフィ手法など当該技術分野で既知の手法のいずれかによって精製することができる。順相及び逆相並びにイオン性樹脂など任意の好適な固定相を使用することができる。最も典型的には、開示の化合物は、シリカゲル及び/又はアルミナクロマトグラフィによって精製される。
本明細書で提供される化合物の調製のためのプロセスのいずれかの間、関係する分子のいずれかで感応基又は反応基を保護することが必要である、及び/又は望ましい場合がある。これは、T.W.Greene and P.G.M.Wuts,「Protective Groups in Organic Synthesis」,4th ed.,Wiley,New York 2006などの標準的な研究に記載されている従来の保護基によって達成され得る。保護基は、当該技術分野から既知の方法を使用して、都合のよい後続段階で除去され得る。
ここで、実施形態の方法において有用な例示的な化学物質を、本明細書のそれらの全般的な調製のための例示的な合成スキーム及び以下の特定の実施例を参照することによって説明する。熟練者であれば、本明細書の様々な化合物を得るために、最終的に所望される置換基が、必要に応じて保護を伴うか又は伴わずに反応スキームを介して担持されるように、出発材料を好適に選択して、所望の生成物を得ることができることを認識するであろう。あるいは、最終的に所望される置換基の代わりに、反応スキームを通して担持され、所望の置換基と適切に置き換えられ得る好適な基を用いることが必要であるか、又は望ましい場合がある。更に、当業者は、以下のスキームに示す変換が、特定のペンダント基の機能性に適合する任意の順序で実行され得ることを理解するであろう。全般スキームに示される反応の各々は、好ましくは、使用される有機溶媒の約0℃~還流温度までの温度で実行される。最終化合物の単離は、当業者に公知の様々な方法によって行うことができるが、最適には逆相HPLC、続いて様々な有機溶媒からの凍結乾燥である。精製プロセスから生じる残留酸性改質剤の量を減少させるために、任意選択的に繰り返し凍結乾燥を行ってもよい。いくつかの実施形態では、本明細書で提供される最終化合物をモノ-又はビス-トリフルオロ酢酸塩として単離した。
本開示の方法は、概して、所望の生成物として特定の鏡像異性体又はジアステレオマーを提供するが、鏡像異性体又はジアステレオマーの立体化学は、全ての場合において決定されなかった。鏡像異性体又はジアステレオマーにおける特定の立体中心の立体化学が決定されない場合、化合物が実質的に鏡像異性的に又はジアステレオマー的に純粋であり得る場合でも、その特定の立体中心に立体化学を示すことなく、化合物が引き出される。
本開示の化合物の代表的な合成は、以下のスキーム及び以下の特定の実施例に記載されている。
全般的な合成スキーム
全般的な反応スキーム1~4は、本開示の更なる実施形態として提供され、本開示のある特定の化合物を調製するために使用され、本開示の追加の化合物を調製するために使用され得る全般的な方法を例示する。全般的な反応スキーム1~6に開示されている化合物の可変部の各々(例えば、R1、R2、R3、R4)は、本明細書で定義される通りである。
本開示の化合物は、本明細書に開示される方法及びその日常的な改変を使用して調製されてもよく、これは、本明細書の開示及び当技術分野で周知の方法を考えると当業者にとって明らかであろう。本明細書の教示に加えて、従来の及び周知の合成方法を使用してもよい。本明細書に説明する典型的な化合物の合成は、以下の実施例において説明されるように達成され得る。入手可能な場合、試薬は商業的に、例えば、Sigma Aldrich又は他の化学物質供給元から購入されてもよい。概して、本明細書に説明する化合物は典型的には、室温及び圧力で安定であり、単離可能である。
本明細書に開示される化合物の典型的な実施形態は、以下に説明される全般的な反応スキームを使用して合成されてもよい。本明細書の説明を考えると、出発材料を、類似の構造を有する他の材料と置換することによって、全般的なスキームを変更し、結果的にそれに応じて異なる生成物をもたらし得ることが当業者に取って明らかであろう。合成の説明は続いて、出発材料が対応する生成物を提供するためにどのように変化し得るかに関する多くの例を提供する。置換基が定義されている所望の生成物を考慮すると、必要な出発材料は概して、検査によって決定され得る。出発材料は、典型的には、商業的供給源から得られるか、又は公表された方法を使用して合成される。本開示に開示される実施形態である化合物を合成するために、合成される化合物の構造の検査は、各々の置換基の同一性を提供する。最終的な生成物の同一性は概して、本明細書の実施例を考慮して、必要な出発材料の同一性を単純な検査プロセスによって明らかにするであろう。
「溶媒」、「不活性有機溶媒」、又は「不活性溶媒」という用語は、一緒に説明されている(例えば、ベンゼン、トルエン、アセトニトリル、テトラヒドロフラン(「THF」)、ジメチルホルムアミド(「DMF」)、クロロホルム、塩化メチレン(又はジクロロメタン)、ジエチルエーテル、メタノールなどを含む)反応の条件下で不活性である溶媒を指す。逆に指定されない限り、本開示の反応に使用される溶媒は不活性有機溶媒であり、反応は不活性ガス、好ましくは窒素又はアルゴン下で実行される。
一般合成スキーム1
式A3の化合物は、一般的合成スキーム1に従って調製することができ、式中、Aは、C3~7単環式シクロアルキル、4~7員単環式ヘテロシクリル、フェニル、ナフタレニル、5~6員単環式ヘテロアリール、又は8~10員縮合二環式ヘテロアリールであり、G1は、H、-C(O)OH、C1~6アルキル、-NH2、又は4~7員単環式ヘテロシクリルであり、ここで、C1~6アルキルは、-C(O)OH、-NH2、及び-SHから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、これらのいずれも、当技術分野で公知の保護基で保護することができ、Wは、ハロゲン又は-OHを含むがこれらに限定されない一般的な脱離基である。一般的合成スキーム1に従って、式A3の化合物は、種々の塩基性条件下で中間体5又は中間体5Eと式A1の化合物との反応によって得ることができる。非限定的な例示的条件としては、塩基の存在下、適切な溶媒及び温度条件下でのHATU、COMU、TCFH又はEDCなどの一般的なカップリング試薬の使用が挙げられる。あるいは、式A3の化合物は、23Cと式A2の化合物との反応から調製することができる。非限定的な例示的条件としては、DIPEAなどの塩基の存在下、適切な温度での反応が挙げられる。上記の場合、式A1及びA2の化合物は、それぞれ中間体5/中間体5E又は23Cとの反応後に除去されて、オキサリルクロリド又はN,N’-ジ-Boc-1H-ピラゾール-1-カルボキサミジンなどの様々な求電子試薬との反応及び必要に応じてその後の脱保護によって任意選択的に更に作り出すことができる官能基を明らかにする保護基を含有し得る。式A1及びA2の化合物は、商業的に入手することができ、又は当業者によって1つ以上の工程で既知の材料及び試薬から容易に合成することができる。
一般的合成スキーム2.
式B3、B6及びB8の化合物は、一般的合成スキーム2に従って調製することができ、式中、R1は本明細書で定義される通りであり、Aは、C3~7単環式シクロアルキル、4~7員単環式ヘテロシクリル、フェニル、ナフタレニル、5~6員単環式ヘテロアリール、又は8~10員縮合二環式ヘテロアリールであり、G2は、Ra、Rb、Rc、-SR2又は=NR2aであり、式中、Ra、Rb、Rc、R2及びR2aは、本明細書で定義される通りであり、PGは、アルコール及びカルボン酸について当技術分野で公知の保護基であり、PG’は、ホスフェートについて当技術分野で公知の保護基であり、PG’’は、アミンについて当該分野で公知の保護基であり、Lは、H若しくは-Oであるか、又は両方のLが、それらが結合している炭素と一緒になって、C=Oを形成する。一般合成スキーム2に従って、式B1又はB4の化合物を、種々の条件下でリン酸化試薬と反応させて、それぞれ式B2又はB5の化合物を得ることができる。非限定的な例示的試薬としては、N,N-ジアルキルホスホロアミダイト試薬又はジ-アルキルクロロホスフェートが挙げられる。式B2の化合物を脱保護し、両方のLがHである場合、酸化して、当技術分野で公知の条件を使用して式B3の化合物を得ることができる。式B5の化合物を、当該分野で公知の適切な条件下で脱保護して、式B6の化合物を得ることができる。式B7の化合物は、中間体5/中間体5Eと式B3の化合物との反応、又は式B6の化合物と23Cとの反応のいずれかによって得ることができる。式B7の化合物を、当該分野で公知の条件下で脱保護して、式B8の化合物を得ることができる。式B1及びB4の化合物は、商業的に入手することができ、又は当業者によって1つ以上の工程で当技術分野で公知の条件を使用して容易に合成することができる。
一般的合成スキーム3
式C3、C6及びC8の化合物は、一般的合成スキーム3に従って調製することができ、式中、R1は本明細書で定義される通りであり、Aは、C3~7単環式シクロアルキル、4~7員単環式ヘテロシクリル、フェニル、ナフタレニル、5~6員単環式ヘテロアリール、又は8~10員縮合二環式ヘテロアリールであり、G2は、Ra、Rb、Rc、-SR2、又は=NR2aであり、式中、Ra、Rb、Rc、R2、及びR2aは、本明細書で定義される通りであり、PGは、アルコール及びカルボン酸について当技術分野で公知の保護基であり、PG’は、ホスフェートについて当技術分野で公知の保護基であり、PG’’は、アミンについて当該分野で公知の保護基であり、Lは、H若しくは-Oであるか、又は両方のLが、それらが結合している炭素と一緒になって、C=Oを形成する。一般合成スキーム3に従って、式C1又はC4の化合物を、種々の条件下でアルキルホスフェート試薬と反応させて、それぞれ式C2又はC5の化合物を得ることができる。非限定的な例示的試薬としては、ジ-tert-ブチルクロロメチルホスフェートが挙げられる。式C2の化合物を脱保護し、両方のLがHである場合、酸化して、当技術分野で公知の条件を使用して式C3の化合物を得ることができる。式C5の化合物を、当該分野で公知の適切な条件下で脱保護して、式C6の化合物を得ることができる。式C7の化合物は、中間体5/中間体5Eと式C3の化合物との反応、又は式C6の化合物と23Cとの反応のいずれかによって得ることができる。式C7の化合物を、当該分野で公知の条件下で脱保護して、式C8の化合物を得ることができる。式C1及びC4の化合物は、商業的に入手することができ、又は当業者によって1つ以上の工程で当技術分野で公知の条件を使用して容易に合成することができる。
一般的合成スキーム4
式D4、D8及びD10の化合物は、一般的合成スキーム4に従って調製することができ、式中、R1及びR3は本明細書で定義される通りであり、Aは、C3~7単環式シクロアルキル、4~7員単環式ヘテロシクリル、フェニル、ナフタレニル、5~6員単環式ヘテロアリール、又は8~10員縮合二環式ヘテロアリールであり、G2は、Ra、Rb、Rc、-SR2又は=NR2aであり、式中、Ra、Rb、Rc、R2及びR2aは、本明細書で定義される通りであり、PGは、アルコール及びカルボン酸について当技術分野で公知の保護基であり、PG’は、ホスフェートについて当技術分野で公知の保護基であり、PG’’は、アミンについて当該分野で公知の保護基であり、Lは、H若しくは-Oであるか、又は両方のLが、それらが結合している炭素と一緒になって、C=Oを形成する。一般合成スキーム4に従って、式D1又はD5の化合物を、種々の条件下でクロロギ酸クロロメチルと反応させて、それぞれ式D2又はD6の化合物を得ることができる。D2又はD6の化合物は、ジアルキルホスフェート試薬と反応して、それぞれD3又はD7を得ることができる。この変換のための限定されない例示的な試薬としては、カリウムジ-tert-ブチルホスフェート及びテトラブチルアンモニウムジ-tert-ブチルホスフェートが挙げられる。式D3の化合物を脱保護し、両方のLがHである場合には、当技術分野で公知の条件を用いて酸化して、式D4の化合物を得ることができる。式D7の化合物を、当該分野で公知の適切な条件下で脱保護して、式D8の化合物を得ることができる。式D9の化合物は、中間体5/中間体5Eと式D4の化合物との反応、又は式D8の化合物と23Cとの反応のいずれかによって得ることができる。式D9の化合物を、当該分野で公知の条件下で脱保護して、式D10の化合物を得ることができる。式D1及びD5の化合物は、商業的に入手することができ、又は当技術分野で公知の条件を使用して1つ以上の工程で容易に合成することができる。
VIII.実施例
本開示の例示的な化学物質は、以下の特定の実施例に提供される。当業者は、本明細書に記載の様々な化合物を得るために、出発材料は、最終的に所望される置換基が、所望の生成物を得るために必要に応じて保護を伴う又は伴わない反応スキームを通して担持されるように、好適に選択され得ることを理解するであろう。あるいは、最終的に所望される置換基の代わりに、反応スキームを通して担持され、所望の置換基と適切に置き換えられ得る好適な基を用いることが必要であるか、又は望ましい場合がある。更に、当業者は、以下のスキームに示す変換が、特定のペンダント基の機能性に適合する任意の順序で実行され得ることを理解するであろう。
本明細書で提供される実施例は、本明細書に開示の化合物の合成、並びに化合物を調製するために使用する中間体について記載する。本明細書に記載の個々の工程を組み合わせることができることを理解されたい。また、化合物の別個のバッチを組み合わせ、次いで次の合成工程に持ち越すことができることを理解されたい。
以下の実施例の記述では、具体的な実施形態を記載する。これらの実施形態は、当業者が本開示のある特定の実施形態を実施することを可能にするために十分に詳細に記載する。他の実施形態を利用することができ、本開示の範囲から逸脱することなく、論理的変更及び他の変更を行うことができる。したがって、以下の記述は、本開示の範囲を限定することを意図するものではない。
中間体:
中間体1.
(S)-1-(3,6-ジブロモピリジン-2-イル)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エタン-1-アミンアセチル-D-ロイシネート(中間体1)の合成:中間体1A(30.8mmol、1.00当量)、2-メチルテトラヒドロフラン(75mL)、水(45g)、及びNaOH(37.9mmol、1.23当量)の混合物を2時間撹拌した。水相を廃棄し、有機相を水(45mL)で2回洗浄した。有機相をトルエンに溶媒交換し、最終体積3mL/gまで蒸留した後、トルエン(224mL)で希釈した。この溶液に、N-アセチル-D-ロイシン(43.3mmol)、酸化亜鉛(6.25mmol)、及び2-ピリジンカルボキシアルデヒド(1.6mmol)を添加した。混合物を35℃で157時間撹拌した後、20℃に冷却した。混合物をNaOH(45mmol)の水(75mL)中溶液で処理し、次いで、celite(7.5g)を通して濾過し、トルエン(30mL)ですすいだ。水相を廃棄し、有機相を水(75mL)で3回洗浄した。有機相に、EtOH(15mL)、水(7.5mL)、トルエン(76mL)及びN-アセチル-D-ロイシン(27.7mmol)を添加した。混合物を0℃に冷却し、濾過した。濾過ケークをトルエン(76mL)で洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物中間体1を得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ8.03(d,J=8.0Hz,1H),7.95(d,J=8.3Hz,1H),7.49(d,J=8.3Hz,1H),7.03(tt,J=9.5,2.4Hz,1H),6.87(dtd,J=8.4,6.2,2.2Hz,2H),5.49(s,3H),4.42(dd,J=7.9,5.9Hz,1H),4.18(q,J=7.8Hz,1H),2.93(dd,J=13.3,5.9Hz,1H),2.85(dd,J=13.2,8.0Hz,1H),1.83(s,3H),1.71-1.54(m,1H),1.47(dd,J=8.4,6.2Hz,2H),0.88(d,J=6.6Hz,3H),0.83(d,J=6.5Hz,3H)ppm。13C NMR(101MHz,DMSO-d6)δ174.72,169.03,162.07(dd,J=245.5,13.3Hz),161.79,143.51,142.82(t,J=9.4Hz),139.72,128.39,119.30,113.36-111.39(m),101.73(t,J=25.7Hz),55.19,50.69,41.74(d,J=2.3Hz),40.51,24.36,22.91,22.44,21.46ppm。
中間体2.
(1R,5R,E)-3-(ヒドロキシイミノ)ビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-オン(中間体2B)の合成:5℃でケトン中間体2A(111mmol)及びエチルトリフルオロアセテート(121mmol)の2-メチルテトラヒドロフラン(50mL)中混合物に、2-メチルテトラヒドロフラン(62.4mL、1.2当量)中の2Mのカリウムt-ブトキシドを添加した。1時間後、溶液を20℃に加温し、3時間撹拌した。混合物を5℃に冷却し、86%リン酸(133mmol)の水(50mL)中溶液を添加した。混合物を20℃に加温し、亜硝酸ナトリウム(122mmol)を添加した。16時間後、水(100mL)を添加し、水相を分離した。水相を2-メチルテトラヒドロフラン(80mL、80mL、及び50mL)の3部で逆抽出した。合わせた有機相を3mL/gに蒸留し、次いで酢酸に交換し、総体積5mL/gに蒸留して、表題化合物中間体2Bの溶液を得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ12.26(s,1H),2.73(d,J=18.5Hz,1H),2.63(ddd,J=18.6,5.3,2.0Hz,1H),2.17-2.01(m,2H),1.34(dddd,J=9.2,7.1,4.9,2.0Hz,1H),0.77(td,J=4.6,3.4Hz,1H)ppm。
(1R,5R,E)-スピロ[ビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2,2’-[1,3]ジチオラン]-3-オンオキシム(中間体2C)の合成:中間体2B(102mmol)の酢酸(総体積55mL)中溶液に、20℃で1,2-エタンジチオール(117mmol)及びp-トルエンスルホン酸(42mmol)を添加した。20時間後、水(60mL)を添加し、混合物を5℃に冷却した。3時間後、反応物を濾過し、次いで、濾過ケークを2回に分けた2-プロパノール(24mL)及び水(6mL)の混合物で洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物中間体2Cを得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ10.93(s,1H),3.63-3.51(m,2H),3.51-3.42(m,1H),3.39-3.31(m,1H),2.83(d,J=17.4Hz,1H),2.59-2.52(m,1H),1.87(ddd,J=8.0,6.2,3.7Hz,1H),1.65(dddd,J=7.7,6.2,5.2,3.9Hz,1H),0.93(tdd,J=7.6,5.5,1.7Hz,1H),0.02(dt,J=5.5,3.8Hz,1H)ppm。
(1R,5R)-スピロ[ビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2,2’-[1,3]ジチオラン]-3-オン(中間体2D)の合成:パラ-トルエンスルホン酸(0.90g)を、中間体2C(2.5mmol)のメチルエチルケトン(2.5mL)及び水(2.5mL)中懸濁液を含む容器に装入した。反応が完了するまで、混合物を約85℃で撹拌した。生成物を、約20℃に冷却し、水(2.50mL)を添加し、約0℃に冷却することによって反応混合物から単離した。スラリーを濾過し、濾過ケークを水で洗浄し、次いで、十分に脱水して、表題化合物中間体2Dを得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ3.55-3.37(m,3H),3.28-3.13(m,1H),3.03(ddd,J=18.5,5.6,2.2Hz,1H),2.20(d,J=18.5Hz,1H),1.84(ddd,J=8.0,7.0,3.8Hz,1H),1.66(tdd,J=7.2,5.6,4.1Hz,1H),1.03(tdd,J=7.9,5.9,2.1Hz,1H),0.06(dt,J=6.0,4.0Hz,1H)。
ジイソプロピルアンモニウム(Z)-2,2,2-トリフルオロ-1-((1R,5S)-3-オキソスピロ[ビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2,2’-[1,3]ジチオラン]-4-イリデン)エタン-1-オレート(中間体2)の合成:中間体2D(756mg)を容器に装入し、2-メチルテトラヒドロフラン(7.6mL)に溶解した。この混合物にトリフルオロ酢酸エチル(0.57g)を装入し、反応物を約0℃に冷却した。リチウムヘキサメチルジシラジド(THF中1.0M溶液、4.5g)を約60分間にわたって装入し、反応物を完了するまで撹拌した。硫酸(2.0g)の水(5.6mL)中溶液を装入し、次いで、反応物を約20℃に加温し、約20分間撹拌した。層を分離し、水層を2-メチルテトラヒドロフラン(5.3mL)で2回抽出した。合わせた有機層を濃縮し、N,N-ジイソプロピルアミン(0.5g)を装入した。生成物をヘプタン(11mL)の添加によって結晶化させた。反応物を濾過し、濾過ケークをヘプタンで洗浄し、次いで、十分に脱水し、乾燥させて、表題化合物中間体2を得た。1H NMR(400MHz,Acetonitrile-d3)δ 7.84(m,2H),3.58(d,J=8.7Hz,2H),3.47-3.27(m,4H),2.20(s,1H),1.81-1.68(m,1H),1.24(dd,J=6.5,0.6Hz,12H),0.99(q,J=6.5Hz,1H),0.13(s,1H)。
中間体3.
エチル2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセテート(中間体3B)の合成:塩化アセチル(940mmol)をEtOH(324g)に添加して、無水HClのEtOH中溶液を得た。この溶液に、2-エチルヒドラジノアセテートHCl(293mmol)、LiCl(850mmol)、中間体2(235mmol)、及びEtOH(36g)を装入した。混合物を44時間撹拌し、次いで、2mL/gの体積まで濃縮した後、ジクロロメタン(1170g)で希釈した。混合物を水(450g)で洗浄した後、水(451g)中の重炭酸ナトリウム(428mmol)及び水(452g)中のNaCl(50.7g)の溶液で洗浄した。有機相をシリカゲル(45.1g)で処理し、濾過し、2mL/gの体積まで共沸蒸留した後、ジクロロメタン(451g)で希釈した。粗中間体3Aを次の工程で使用した。
ジブロモジメチルヒダントイン(93.5mmol)及びジクロロメタン(170mL)の混合物に、-13℃で70%のw/wのフッ化水素ピリジン(2652mmol)を装入した。得られた混合物に、ジクロロメタン(50mL)中の粗中間体3A(27.4mmol)を装入した。2.5時間後、水(105mL)、メタ重亜硫酸ナトリウム(109mmol)の水(159g)中溶液、及び45%のKOH(128g)の溶液を混合物に連続して添加した。混合物を20℃に加温し、水相を分離し、廃棄した。有機相を、35%のHCl(113mmol)の水(103g)中溶液及びNaCl(5.2g)の水(105g)中溶液で洗浄した。有機溶液をEtOHに交換し、8.2mL/gの最終体積まで蒸留した。この溶液に活性炭(3.0g)を添加し、30分間撹拌した。混合物を濾過し、更なるEtOH(42mL)ですすいだ。溶液を5.5mL/gの体積まで蒸留し、水(50mL)を添加した。反応物を濾過し、濾過ケークをEtOH(20mL)及び水(20L)の混合物で洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物中間体3Bを得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ5.31-5.04(m,2H),4.17(q,J=7.1Hz,2H),2.78-2.57(m,2H),1.47(dddd,J=8.5,7.1,5.5,1.4Hz,1H),1.19(t,J=7.1Hz,3H),1.04(tdt,J=5.3,4.0,1.8Hz,1H)。13C NMR(101MHz,DMSO-d6)δ166.79,143.15(t,J=29.4Hz),134.65(q,J=39.0Hz),132.99,121.05(q,J=268.4Hz),120.52(t,J=243.3Hz),62.09,52.49,27.95(dd,J=34.7,29.0Hz),23.82(d,J=2.6Hz),14.25,12.14(t,J=3.1Hz)。19F NMR(376MHz,DMSO-d6)δ-60.47,-79.68(dd,J=253.5,13.2Hz),-103.09(dd,J=253.3,9.8Hz)ppm。
2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)酢酸(中間体3)の合成:中間体3B(64.6mmol)のEtOH(9.3g)及び水(80.3g)中混合物に、45%のKOH(130mmol)を添加し、混合物を50℃に加温した。17時間後、溶液を35%のHCl(170mmol)の水(102g)中混合物に添加した。反応物を濾過し、濾過ケークを水(120g)で洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物中間体3を得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ13.50(s,1H),5.14-4.81(m,2H),2.82-2.56(m,2H),1.46(dddd,J=8.5,7.1,5.5,1.4Hz,1H),1.08-1.00(m,1H)。13C NMR(101MHz,DMSO-d6)δ168.16,143.05(t,J=29.4Hz),134.40(q,J=38.9Hz),132.80,121.11(q,J=268.4Hz),120.55(t,J=243.3Hz),52.54,27.97(dd,J=34.7,29.0Hz),23.81(d,J=2.5Hz),12.13(t,J=3.1Hz)。19F NMR(376MHz,DMSO-d6)δ-60.39(d,J=1.4Hz),-79.83(dd,J=253.2,13.1Hz),-102.97(dd,J=253.2,9.8Hz)。
中間体4.
4-クロロ-7-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-アミン(中間体4)の合成:ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(0.46mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(33mmol)、中間体4A(30.5mmol)、プロピオン酸カリウム(89.3mmol)、トルエン(44g)及びDMF(29g)の混合物を脱気し、次いで、107℃に加温した。7時間後、混合物を60℃に冷却し、N-アセチルシステイン(6.1mmol)の水(20g)中溶液で処理し、18時間撹拌した。混合物を20℃に冷却し、EtOAc(50g)で希釈し、celiteを通して濾過し、追加のEtOAc(40g)ですすいだ。水相を廃棄し、有機相をLiCl(6.0g)の水(60g)中溶液で3回洗浄した。有機相を活性炭で処理し、更なるEtOAc(80g)ですすいだ。溶液を2-プロパノールに交換し、4mL/gの最終体積まで蒸留した。混合物をn-ヘプタン(41g)で希釈し、82℃に加温し、次いで15℃に冷却した。混合物を濾過し、濾過ケークを2-プロパノール(32g)で洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物中間体4を得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ7.70(dd,J=7.6,1.0Hz,1H),7.07(dd,J=7.6,1.0Hz,1H),5.58(s,2H),5.46(q,J=9.1Hz,2H),1.32(s,12h)。
中間体5.
(S)-1-(3-ブロモ-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-2-イル)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エタン-1-アミン(中間体5B)の合成:中間体1(35.33mmol、1.00当量)、中間体5A(39.7mmol、1.12当量)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(0.54mmol、0.015当量)及びトリエチルアミン(178.7mmol、5.06当量)のMeCN(64g)中混合物を70℃で6時間加熱した。水(10.1g)を添加し、混合物を50℃に冷却した。N-アセチル-L-システイン(0.60g)を添加し、混合物を室温に冷却した。水(150g)を添加し、反応物を濾過した。濾過ケークをMeCN(20g)及び水(52g)の混合物で洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物中間体5Bを得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ8.05(d,J=8.2Hz,1H),7.42(d,J=8.2Hz,1H),7.01(tt,J=9.5,2.4Hz,1H),6.97-6.84(m,2H),4.41(dd,J=8.5,5.2Hz,1H),3.20(s,3H),2.93(dd,J=13.3,5.2Hz,1H),2.79(dd,J=13.3,8.5Hz,1H),1.99(s,2H),1.68(s,6H)。13C NMR(101MHz,DMSO-d6)δ162.25,162.00(dd,J=245.2,13.4Hz),143.88(t,J=9.4Hz),141.09,139.72,127.51,120.08,112.58-112.12(m),101.45(t,J=25.7Hz),87.94,84.25,57.24,55.90,42.57,34.99,22.19。
N-((S)-1-(3-ブロモ-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-2-イル)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド(中間体5C)の合成:中間体5B(43.8mmol、1.00当量)、中間体3(48.1mmol、1.10当量)、トリエチルアミン(65.3mmol、1.49当量)のMeCN(100g)中混合物に、50%(w/w)T3P/DMF溶液(132mmol、1.5当量)を添加し、混合物を3時間撹拌した。DMF(20.1g)及び水(50.1g)を添加し、引き続いて表題化合物中間体5C(0.06g)の種結晶を添加した。水(90.0g)を添加し、反応物を濾過した。濾過ケークをMeCN(70.0g)及び水(90.1g)の混合物で洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物中間体5Cを得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ9.19(d,J=8.3Hz,1H),8.12(d,J=8.3Hz,1H),7.50(d,J=8.3Hz,1H),7.07(tt,J=9.4,2.4Hz,1H),6.96-6.87(m,2H),5.52(td),J=8.8,5.3Hz,1H),4.93-4.73(m,2H),3.22(s,3H),3.11-2.90(m,2H),2.66-2.52(m,2H),1.69(s,6H),1.45-1.36(m,1H),1.02-0.93(m,1H)。13C NMR(100MHz,DMSO-d6):δ164.42,163.62,163.49,161.17,161.04,158.19,142.92,142.20,142.10,142.01,141.63,140.23,134.11,133.73,132.14,128.66,122.23,120.49,119.56,112.49,112.25,104.75,102.25,88.62,84.20,57.44,53.85,53.03,35.21,23.41,22.46,22.40,11.79。
N-((S)-1-(3-(3-アミノ-4-クロロ-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-7-イル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-2-イル)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド(中間体5D)の合成:中間体5C(88.0mmol、1.00当量)、中間体4(105mmol、1.19当量)、重炭酸カリウム(266mmol、3.03当量)、塩化パラジウム(II)(1.3mmol、0.015当量)、及びシクロヘキシルジフェニルホスフィン(2.7mmol、0.030当量)の2-メチルテトラヒドロフラン(449g)及び水(130g)中混合物を70℃で15時間加熱し、次いで40℃に冷却した。N-アセチル-L-システイン(19.5g)、水(202g)、NaOH(6.5g)及びEtOH(48.7g)を添加し、混合物を1時間撹拌した。水相を除去し、有機相をN-アセチル-L-システイン(19.5g)、水(429g)、NaOH(6.5g)及びEtOH(48.8g)の混合物で洗浄し、続いて水(293g)及びリン酸二水素ナトリウム(32.5g)の溶液で洗浄した。有機相の一部(97.5g)を追加の2-メチルテトラヒドロフランで共沸蒸留し、続いてEtOHに溶媒交換し、約4mL/gの体積まで蒸留した。メタンスルホン酸(39.1mmol)及び表題化合物中間体5Dの種結晶(0.06g)を添加し、引き続いてジ-n-ブチルエーテル(86.3g)を添加した。反応物を濾過し、濾過ケークをジ-n-ブチルエーテル(24g)及びエタノール(5.0g)の混合物で2回洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物中間体5Dを得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ9.19(d,J=8.3Hz,2H),7.84-7.69(m,4H),7.11(d,J=7.7Hz,2H),7.07-6.95(m,3H),6.82(d,J=7.7Hz,2H),6.54-6.40(m,4H),4.90(d,J=16.4Hz,2H),4.76-4.60(m,4H),4.15(dq,J=16.6,8.4Hz,2H),3.75(dt,J=16.3,8.7Hz,2H),3.25(s,7H),2.99-2.86(m,4H),2.63-2.50(m,3H),2.41(s,14H),1.73(d,J=2.1Hz,13H),0.93(dd,J=6.1,3.9Hz,2H)。
N-((S)-1-(3-(3-アミノ-4-クロロ-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-7-イル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-2-イル)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド(中間体5E)の合成:中間体5D(17.8mmol、1.00当量)の2-メチルテトラヒドロフラン(181g)中混合物を炭酸ナトリウム(38mmol、2.1当量)の水(200g)中溶液で洗浄した。水相を廃棄し、有機相を炭酸ナトリウム(38mmol、2.1当量)及び塩化ナトリウム(4.0g)の水(200g)中溶液で2回洗浄した。有機相を追加の2-メチルテトラヒドロフランで共沸蒸留した後、約3mL/gの体積まで蒸留した。更なる2-メチルテトラヒドロフラン(240g)を添加し、温度を10℃に調整し、トリエチルアミン(112mmol、6.3当量)及びメタンスルホニルクロリド(52mmol、2.9当量)を添加した。1.5時間後、混合物を水(100g)で洗浄した。有機相を水酸化ナトリウム(61mmol、3.4当量)の水(60g)中溶液で処理し、35℃に加温した。水相を廃棄し、有機相を水(60g)で洗浄し、次いで、追加の2-メチルテトラヒドロフランで共沸蒸留し、続いてEtOHに溶媒交換し、約3mL/gの体積まで蒸留した。追加のEtOH(32g)を装入し、続いてn-ヘプタン(69g)を装入した。反応物を濾過し、濾過ケークをn-ヘプタン(34g)及びエタノール(40g)の混合物で洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物中間体5Eを得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ9.09(d,J=8.0Hz,1H),8.93*(d,J=8.5Hz),7.80-7.72*(m),7.71(s,2H),6.99(tt,J=9.5,2.4Hz,1H),6.94(d,J=7.6Hz,1H),6.90*(d,J=6.3Hz),6.69(d,J=7.6Hz,1H),6.57-6.51*(m),6.48-6.40(m,2H),4.90(d,J=16.5Hz,1H),4.77(d,J=16.4Hz,1H),4.70(td,J=8.3,5.2Hz,1H),4.63*(d,J=16.5Hz),4.22(dq,J=16.7,8.4Hz,1H),3.90-3.75(m,1H),3.26(s,3H),2.92(td,J=13.8,8.5Hz,2H),2.83*(s),2.80(s,3H),2.64-2.51(m,2H),1.74(d,J=2.2Hz,6H),1.44-1.34(m,1H),0.94(dq,J=6.0,3.7Hz,1H);13C NMR(100MHz,dmso)δ164.39,163.43,163.39,163.25,160.94,160.91,160.81,158.93,158.22,152.64,151.94,142.92,142.72,142.63,142.43,142.34,142.19,142.10,142.00,141.43,141.14,139.55,139.36,133.95,133.56,133.17,132.12,131.93,131.68,129.66,129.56,128.17,127.91,126.86,126.76,125.02,122.35,122.21,122.08,122.05,119.93,119.88,119.38,118.88,118.18,117.54,117.21,117.04,112.18,112.02,111.95,111.84,111.78,102.28,102.03,101.81,88.14,88.00,84.69,84.65,57.33,53.22,52.96,52.76,52.44,40.15,39.94,39.73,39.52,39.31,39.10,38.97,38.89,38.65,35.10,35.08,27.86,27.56,27.52,27.23,23.19,22.42,22.41,22.30,22.28,11.63.*マイナーアトロプ異性体から生じるシグナル。13C NMRデータは、アトロプ異性体の混合物について報告されている。
N-((S)-1-(3-(4-クロロ-3-(メチルスルホンアミド)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-7-イル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-2-イル)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド(中間体5)の合成:中間体5E(1.0g)及び氷酢酸(2.1g)を約20℃で合わせ、溶解するまで撹拌した。得られた溶液を、水(15g)を含む反応器に約1時間かけて移した。得られたスラリーを更に約1時間撹拌し、濾過した。濾過ケークを水(2×5g)で洗浄し、脱水し、真空下、約60℃で乾燥させて、レナカパビルとしても公知の表題化合物中間体5を得た。1H NMR(400MHz,δ6-DMSO;5:1アトロプ異性体の混合物)δ 10.11*(s),10.00(s,1 H),9.25(d,J=8.0Hz,1 H),8.92*(d,J=8.4Hz),7.90*(d,J=7.6Hz),7.81(d,J=8.0Hz,1 H),7.76(d,J=8.0Hz,1 H),7.32(d,J=7.6Hz,1 H),7.23*(d,J=8.0Hz),7.19*(d,J=8.0Hz),7.02(tt,J=9.4,2.4Hz,1 H),6.94*(m),6.86(d,J=7.6Hz,1 H),6.54*(m),6.48(m,2 H),4.92(d,J=16.4Hz,1 H),4.77*(d,J=16.4Hz),4.71(d,J=16.4Hz,1 H),4.68*(m),4.51(dq,J=16.4,8.3Hz,1 H),4.19*(dq,J=16.4,8.2Hz),3.96(dq,J=16.8,8.4Hz,1 H),3.27(s,3 H),3.24*(s),3.17(s,3 H),3.11*(dd,J=13.0,3.4Hz),3.02(dd,J=13.6,5.6Hz,1 H),2.95(dd,J=13.8,8.6Hz,1 H),2.92*(m),2.60(m,1 H),2.55(m,1 H),1.74(s,6 H),1.40(m,1 H),0.96(m,1 H);13C NMR(100MHz,δ6-DMSO;5:1アトロプ異性体の混合物)δ 164.5,163.4*,162.1(dd,J=246.0,13.4Hz),162.0*(dd,J=246.1,13.4Hz),158.8,158.1*,142.7(t,J=29.3Hz),142.3,142.1*(m),141.9(t,J=9.5Hz),141.7*,140.2*,140.0*,139.8*,139.5,139.3,139.2,133.8(q,J=38.7Hz),132.0(m),131.7*,131.1,130.3*,130.0,126.8,126.4,126.2*,123.0*(m),122.9(q,J=281.7Hz),122.7*,122.1,120.7(q,J=268.3Hz),119.9(t,J=243.4Hz),119.0,118.7*,117.5*,117.4,112.0(m),102.1(t,J=25.6Hz),101.9*(m),88.5*,88.4,84.5,57.3,52.8,52.7,52.4*,50.2(q,J=33.3Hz),50.0(m),41.4*,41.2,39.8,38.7,35.1,27.5(dd,J=35.1,29.0Hz),23.2,22.4,22.3,22.2*,11.6.*マイナーアトロプ異性体から生じるシグナル。
最終実施例:
実施例1.
N-(4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)-4-メチル-N-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-カルボキサミド(1)の合成:中間体5(0.052mmol)のDCM(0.5mL)中溶液に、4-メチルピペラジン-1-カルボニルクロリド(0.310mmol)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(0.155mmol)、及び4-ジメチルアミノピリジン(0.310mmol)を順次添加した。次いで、反応物を密封し、35℃に加熱し、16時間撹拌した。完了したら、反応混合物を濃縮し、DMFで希釈し、濾過し、逆相HPLCによって精製した。生成物を含有する画分をプールし、凍結乾燥させて、表題化合物1をアトロプ異性体の混合物として得た。1H NMR(400MHz,メタノール-d4)δ9.18(d),7.86-7.72(m),7.40(d),6.91-6.80(m),6.69(d),6.34-6.21(m),4.04(dq),3.63(q),3.49(s),3.38(s),3.26(s),3.11(dd),2.96(dd),2.60(d),1.85(s),1.50(q),1.20(t),1.09(dt)。19F NMR(376MHz,メタノール-d4)δ-63.40,-72.54(t),-77.51,-82.30,-104.92,-105.61,-111.97。MS(m/z)1094.46[M+H]+。
実施例2.
N-(4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)-N-(メチルスルホニル)-[1,4’-ビピペリジン]-1’-カルボキサミド(2)の合成:ピリジン(0.155mmol)及び4-ジメチルアミノピリジン(1mg)を、中間体5(0.052mmol)の塩化メチレン(1mL)中冷却溶液に0℃で添加した。4-ピペリジノピペリジン-1-カルボニルクロリド(24mg 0.1mmol)を添加し、混合物を室温で2時間撹拌し、次いで、38℃に一晩加熱した。完了したら、反応物を酢酸エチルと水とに分配した。有機相を分離し、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣を、酢酸エチル中メタノールで溶出するシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、表題化合物2のアトロプ異性体混合物を得た。1H NMR(400MHz,メタノール-d4)δ7.78(d,J=8.1Hz),7.71(d,J=8.0Hz),7.29(d,J=7.6Hz),6.76(tt,J=9.2,2.4Hz),6.55(d,J=7.7Hz),6.30-6.10(m),4.92-4.75(m),4.76-4.61(m),4.25-3.84(m,),3.23(s),3.04(dd,J=13.1,8.1Hz),2.87(dd,J=13.1,6.6Hz),2.64-2.15(m),1.81(s),1.74-1.48(m),1.48-1.34(m),1.32-1.10(m),1.05(dq,J=6.0,3.6Hz)。MS(m/z):1163.77[M+H]+。
実施例3.
N-(4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)-2-メチル-N-(メチルスルホニル)ベンズアミド(3)の合成:中間体5(0.2mmol)及び2-メチルベンゾイルクロリド(0.62mmol)のDCM(3mL)中溶液に、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(0.2mmol)及び4-ジメチルアミノピリジン(0.2mmol)を添加した。反応物を密封し、1時間撹拌した。完了したら、反応混合物を濃縮し、DMFで希釈し、濾過し、逆相HPLCによって精製した。生成物を含有する画分をプールし、凍結乾燥させて、表題化合物3をアトロプ異性体の混合物として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.58-7.34(m),7.13(d),7.07-6.98(m),6.93(p),6.88-6.79(m),6.73(d),6.63(t),6.23(d),6.16(dd),6.08(d),5.88(d),4.79-4.66(m),4.52-4.22(m),3.90-3.69(m),3.62(d),3.16(d),2.79-2.70(m),2.58-2.45(m),2.41(s),1.92(s),1.84(d),1.46(h),1.25(s),1.18-1.09(m)。19F NMR(377MHz,CDCl3)δ-61.86--62.44(m),-69.82--71.84(m),-76.06,-81.35(ddd),-104.06(ddd),-109.76(dt)。MS(m/z):1186.30[M+H]+。
実施例4.
(N-(4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)-N-(メチルスルホニル)ニコチンアミド)(4)の合成:撹拌棒を備えたバイアルに、中間体5(0.0826mmol)、ピリジン-3-カルボニルクロリド塩酸塩(0.117g、7.95当量)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(0.160g、15当量)を添加した。ジクロロメタン(0.75mL)を添加し、反応物を40℃で撹拌した。完了したら、反応物を減圧下で濃縮し、逆相HPLCによって精製した。生成物を含有する画分をプールし、凍結乾燥させて、表題化合物4をアトロプ異性体の混合物として得た。1H NMR(400MHz,メタノール-d4)δ8.90(dd),8.70(s),8.50(d),8.37(d),7.99(dt),7.91-7.69(m),7.73-7.62(m),7.61(dt),7.41-7.30(m),7.25(dd),6.98(dd),6.87-6.69(m),6.58(d),6.55-6.41(m),6.21(ddd),4.82-4.55(m),3.92(ddq),3.68(s),3.65(s),3.47(s),3.24(d),3.09-2.83(m),2.57(ddq),1.83(d),1.45(p)ppm。MS(m/z)1073.32[M+H]+。
実施例5.
tert-ブチル3-((4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)(メチルスルホニル)カルバモイル)アゼチジン-1-カルボキシレート(5)の合成:中間体5(0.165mmol)、5A(0.496mmol、3当量)、及びDMAP(0.496mmol、3当量)のDMF(2mL)中溶液に、EDC(0.496mmol、3当量)を添加した。完了後、反応物をEtOAc(10mL)と0.1MのHCl(10mL)とに分配した。有機画分を回収し、Na2SO4で乾燥させ、減圧下で濃縮して、表題化合物5Bのアトロプ異性体混合物を得、これを精製せずに使用した。MS(m/z)1151.55[M+H]+。
N-(4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)-N-(メチルスルホニル)アゼチジン-3-カルボキサミド(5)の合成:5B(0.026mmol)のDCM(1mL)中溶液に、TFA(0.2mL)を添加した。反応が完了したら、溶媒を減圧下で除去し、残渣を逆相HPLCによって精製した。生成物を含有する分画をプールし、凍結乾燥させて、表題化合物5をアトロプ異性体の混合物として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ9.38(d),8.81(s),7.90(d),7.86-7.74(m),7.48(dd),7.13-6.98(m),6.81(d),6.56-6.40(m),5.01(d),4.82-4.52(m),4.30-4.09(m),4.09-3.81(m),3.62(d),3.28(d),3.17-2.86(m),2.71-2.56(m),1.75(d),1.51-1.33(m),1.08-0.92(m)ppm。19F NMR(375MHz,DMSO-d6)δ-60.92(d),-69.09(t),-69.59--70.08(m),-74.52,-79.43(d),-79.79(d),-80.11(d),-80.46(d),-102.75,-103.18(d),-103.41(d),-103.86(d),-110.39--111.07(m)ppm。MS(m/z)1051.861[M+H]+。
実施例6.
tert-ブチル((E)-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)(3-((4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)(メチルスルホニル)カルバモイル)アゼチジン-1-イル)メチレン)カルバメート(6A)の合成:5(0.058mmol)のMeCN(0.2mL)中溶液に、N,N’-ジ-Boc-1H-ピラゾール-1-カルボキサミジン(0.116mmol)及びDIPEA(0.174mmol)を連続的に添加し、得られた混合物を30分間撹拌した。完了したら、混合物をDCM(20mL)を用いて分液漏斗に移し、有機層を0.1MのHCl(10mL)で連続的に洗浄した。有機画分を回収し、Na2SO4で乾燥させ、減圧下で濃縮して、表題化合物6Aを得、これを精製せずに使用した。MS(m/z)1293.65[M+H]+。
1-カルバムイミドイル-N-(4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)-N-(メチルスルホニル)アゼチジン-3-カルボキサミド(6)の合成:6A(0.058mmol)のDCM(3mL)中溶液にトリフルオロ酢酸(0.5mL)を添加した。完了したら、反応物を減圧下で濃縮し、逆相HPLCを用いて精製した。生成物を含有する画分をプールし、凍結乾燥させて、表題化合物6をアトロプ異性体の混合物として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ9.24(dd),7.92(d),7.85-7.77(m),7.49(dd),7.36(d),7.27(d),7.01(ddt),6.49(ddd),5.00(d),4.79-4.55(m),4.33-4.06(m),3.28(d),3.14-2.88(m),2.57(dd),1.75(d),1.47-1.37(m),1.06-0.91(m)ppm。19F NMR(375MHz,DMSO-d6)δ-60.90(d),-69.06--69.38(m),-69.88(t),-74.83,-80.17(d),-80.85(d),-103.28,-103.89(dd),-110.49--110.94(m)ppm。MS(m/z)1093.28[M+H]+。
実施例7.
(trans)-3-アミノ-N-(4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)-N-(メチルスルホニル)シクロブタン-1-カルボキサミド(7)の合成:表題化合物のアトロプ異性体混合物を、5Aの代わりにtrans-1-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)シクロブタンカルボン酸を利用して実施例5の5の合成について提示された方法に従って調製した。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ9.65-8.78(m),7.99-7.69(m),7.39(d),7.12-6.96(m),6.67(d),6.52-6.43(m),6.40-6.31(m),5.08(d),4.99-4.82(m),4.82-4.68(m),4.63-4.49(m),4.11(tt),3.57(d),3.28(d),3.04-2.89(m),2.10-1.86(m),1.79-1.69(m),1.41(dq),1.08-0.95(m)ppm。19F NMR(375MHz,DMSO-d6)δ-60.78(d),-60.84,-60.94,-69.23(t),-70.15(t),-74.29,-79.75(dd),-80.47(d),-102.77,-103.22,-103.43(d),-103.88(d),-110.48--110.61(m)ppm。MS(m/z)1066.039[M+H]+。
実施例8.
合成2-(トランス-3-((4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)(メチルスルホニル)カルバモイル)シクロブチル)アミノ)-2-オキソ酢酸(8):-78℃で、7(0.065mmol)のDCM(2mL)中溶液に、塩化オキサリル(0.129mmol、2当量)、続いてDIPEA(0.323mmol、5当量)を添加した。30分後、反応物をアセトニトリル水溶液(1mLの1:1のv/v混合物)でクエンチした。次いで、溶媒を減圧下で除去し、残渣を逆相HPLCによって精製した。生成物を含有する分画をプールし、凍結乾燥させて、表題化合物8のアトロプ異性体混合物を得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ9.65-8.78(m),7.99-7.69(m),7.39(d),7.12-6.96(m),6.67(d),6.52-6.43(m),6.40-6.31(m),5.08(d),4.99-4.82(m),4.82-4.68(m),4.63-4.49(m),4.11(tt),3.57(d),3.28(d),3.04-2.89(m),2.10-1.86(m),1.79-1.69(m),1.41(dq),1.08-0.95(m)ppm。19F NMR(375MHz,DMSO-d6)δ-60.78(d),-60.84,-60.94,-69.23(t),-70.15(t),-74.29,-79.75(dd),-80.47(d),-102.77,-103.22,-103.43(d),-103.88(d),-110.48--110.61(m)ppm。MS(m/z)1161.25[M+Na]+。
実施例9.
トランス-N-(4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)-3-グアニジノ-N-(メチルスルホニル)シクロブタン-1-カルボキサミド(9)の合成:表題化合物のアトロプ異性体混合物を、5の代わりに7を利用して実施例6の6の合成について提示された方法に従って調製した。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ9.26(dd),7.91(d),7.88-7.81(m),7.81-7.75(m),7.53-7.44(m),7.39(d),7.09-7.00(m),6.70(d),6.54-6.43(m),6.38-6.28(m),5.07(d),4.88(dd),4.76(dd),4.57(p),4.09(ddq),3.28(d),3.12-2.86(m),2.81-2.57(m),1.88(dq),1.75(d),1.40(dq),0.99(s)ppm。19F NMR(375MHz,DMSO-d6)δ-60.72--60.87(m),-61.02,-69.31(t),-69.78(t),-70.20(t),-74.52,-79.46(d),-79.78(d),-80.13(d),-80.46(d),-102.75(d),-103.42(d),-103.89(d),-110.53--110.64(m)ppm。MS(m/z)1108.02[M+H]+。
実施例10.
(1s,3R)-3-アミノ-N-(4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)-N-(メチルスルホニル)シクロブタン-1-カルボキサミド(10)の合成:表題化合物のアトロプ異性体混合物を、5Aの代わりにシス-3-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)シクロブタンカルボン酸を利用して実施例5の5の合成について提示された方法に従って調製した。1H NMR(400MHz,メタノール-d4)δ8.99(d),8.10(s),7.86(d),7.81-7.70(m),7.39-7.28(m),6.83(tt),6.52(d),6.28(h),4.00(dq),3.68-3.55(m),3.46(s),3.29(d),3.21(dd),3.04-2.92(m,1H),2.73-2.41(m,3H),2.33(q,J=9.7Hz,1H),2.20(ddd)2.08-1.93(m),1.85(s),1.84(t),1.49(q1.20(t),1.13-1.04(m)ppm。MS(m/z)1065.24[M+H]+。
実施例11.
ベンジル(1R,2S)-2-(ヒドロキシメチル)シクロプロパン-1-カルボキシレート(11A)の合成:(1S,2R)-2-((ベンジルオキシ)カルボニル)シクロプロパン-1-カルボン酸(54.4mmol)の105mLのTHF中溶液に、ボラン-ジメチルスルフィド錯体溶液(10.0M、10.9mL、2当量)を0℃で滴下した。完全な変換が観察されたら、反応物を20mLのMeOHでクエンチし、減圧下で濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィによって精製した。生成物を含有する分画をプールし、凍結乾燥させて、表題化合物11Aを得た。1H NMR(CDCl3,400MHz):δ7.32-7.37(m,5H),5.14(s,2H),3.94(dd,J=12Hz,J=5.6Hz,1H),3.74(dd,J=12Hz,J=5.6Hz,1H),2.25(s,1H),1.82-1.84(m,1H),1.52-1.54(m,1H),1.13-1.17(m,2H)ppm。
ベンジル(1R,2S)-2-(((ジ-tert-ブトキシホスホリル)オキシ)メチル)シクロプロパン-1-カルボキシレート(11B)の合成:THF及びMeCN(4mL、3:1のv/v)の混合物に、11A(46.0mmol)、ジ-tert-ブチル-ジイソプロピルホスホルアミダイト(92.1mmol、2当量)、及び1H-テトラゾール(115mmol、10.2mL、2.5当量)を順次添加した。LCMSによって出発物質の完全な消費が観察されるまで反応物を室温で撹拌し、次いで、0℃に冷却し、30%過酸化水素溶液(115.0mmol、4.0当量)をゆっくり添加した。以下の混合物を反応が完了するまで0℃で撹拌し、その時点で、反応物を150mLのEtOAcを用いて分液漏斗に移し、飽和チオ硫酸ナトリウム溶液で3回洗浄した(90mL×3)。有機画分を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィを用いて精製した。生成物を含有する分画をプールし、減圧下で濃縮して、表題化合物11Bを得た。1H NMR(CDCl3,400MHz)δ7.35(m,5H),5.15(dd,J=26.0Hz,J=12.8Hz2H),4.32(m,1H),4.08(m,1H),1.90(m,1H),1.75(m,1H),1.50(m,18H),1.15(m,2H)ppm。MS(m/z):287[M+H]+。
(1R,2S)-2-(((ジ-tert-ブトキシホスホリル)オキシ)メチル)シクロプロパン-1-カルボン酸(11C)の合成:11B(2.51mmol)の8mLのEtOAc中溶液にArを5分間流した。次いで、溶液にPd/C(活性炭上10%Pd、0.25mmol、0.1当量)を慎重に添加した。次いで、得られた混合物にH2を5分間流し、次いで、1atmのH2下で2時間撹拌した。完了したら、反応物を10mLのEtOAcで希釈し、Arを5分間流した後、Celite(登録商標)で濾過した。濾過ケークを3×10mLのEtOAcで慎重に洗浄し、有機濾液を減圧下で濃縮して、表題化合物11Cを得た。1H NMR(CDCl3,400MHz)δ4.37-4.26(m,1H),4.12(dt,J=11.1,8.4Hz,1H),1.93-1.71(m,2H),1.50(s,18H),1.19(ddd,J=13.0,7.7,5.1Hz,2H)ppm。MS(m/z)309.21[M+H]+。
(((1S,2R)-2-((4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)(メチルスルホニル)カルバモイル)シクロプロピル)メトキシ)リン酸二水素メチル(11)の合成:表題化合物のアトロプ異性体混合物を、5Aの代わりに11C及び中間体5の代わりに中間体5Eを利用して実施例5の5の合成について提示された方法に従って調製した。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ9.25-8.99(m),8.02-7.91(m),7.86-7.75(m),7.47(dd),7.01(ddq),6.85(d),6.50(td),6.38(ddt),5.02-4.85(m),4.88-4.72(m),4.75-4.49(m),4.13-4.05(m),4.10-3.97(m),4.01-3.89(m),3.92-3.83(m),3.88-3.77(m),3.71-3.50(m),3.30-3.24(m),3.06-2.84(m),2.59(s),2.64-2.53(m),1.75(q),1.57(ddd),1.46-1.35(m),1.38-1.17(m),1.22-0.95(m),0.96(s),0.85(dt),0.69(td)ppm。19F NMR(375MHz,DMSO-d6)δ-60.61--61.07(m),-69.27--70.08(m),-75.24,-75.28(d,J=19.2Hz),-79.80,-79.93--80.61(m),-80.95(dd,J=91.6,12.9Hz),-102.73--104.22(m),-110.42--111.59ppm。MS(m/z)1146.72[M+H]+。
実施例12.
(1R,2S)-2-((ベンジルオキシ)カルボニル)シクロプロパン-1-カルボン酸(12A)の合成:3-オキサビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2,4-ジオン(44.6mmol)及びキニジン(50.4mmol、1.13当量)のトルエン(230mL)中溶液に、-55℃でベンジルアルコール(133mmol、3当量)を滴下した。得られた混合物を-55℃で96時間撹拌し、次いで、5mLの水でクエンチし、減圧下で濃縮し、飽和NaHCO3(200mL)とEtOAc(200mL)とに分配した。有機画分を回収し、Na2SO4で乾燥させ、減圧下で濃縮して、表題化合物12Aを得、これを精製せずに使用した。1H NMR(CDCl3 400MHz):δ7.38-7.23(m,5H),5.14(s,2H),2.20-2.16(m,1H),2.11-2.09(m,1H),1.75-1.73(m,1H),1.36-1.35(m,1H)ppm。
1-ベンジル2-((((ジ-tert-ブトキシホスホリル)オキシ)メチル)(1S,2R)-シクロプロパン-1,2-ジカルボキシレート(12B)の合成:12A(26.1mmol)のDMSO(40mL)中溶液にCs2CO3(78.5mmol、3当量)及びKI(35.3mmol、1.35当量)を順次添加した。次いで、ジ-tert-ブチル-クロロメチルホスフェートを反応物に添加し、温度を40℃に上昇させた。完了したら、反応物を10mLの水でクエンチし、EtOAc(100mL)とブライン(100mL)とに分配した。有機画分を回収し、Na2SO4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、表題化合物12Bを得た。1H NMR(CDCl3 400MHz):δ7.37-7.33(m,5H),5.58-5.54(m,1H),5.47-5.24(m,1H),5.13(s,2H),2.17-2.11(m,2H),1.77-1.76(m,1H),1.49(s,18H),1.43-1.26(m,1H)ppm。
(1S,2R)-2-((((ジ-tert-ブトキシホスホリル)オキシ)メトキシ)カルボニル)シクロプロパン-1-カルボン酸(12C)の合成:表題化合物を、11Bの代わりに12Bを利用して実施例11の11Cの合成について提示された方法に従って調製した。
(ホスホノオキシ)メチル(1R,2S)-2-((4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)(メチルスルホニル)カルバモイル)シクロプロパン-1-カルボキシレート(12)の合成:表題化合物のアトロプ異性体混合物を、5Aの代わりに12C及び中間体5の代わりに中間体5Eを利用して、実施例5の5の合成について提示された方法に従って調製した。1H NMR(400MHz,DMSO)δ9.31-9.10(m),8.00-7.91(m),7.89-7.71(m),7.61-7.43(m),7.12-6.88(m),6.59-6.33(m),5.53(dt),5.38(dt),4.96(dd),4.89-4.65(m),4.66-4.41(m),3.96(ddd),3.53(q),3.49(d),3.28(d),3.04-2.88(m),2.62-2.55(m),2.53-2.48(m),1.76(d),1.66-1.49(m),1.44-1.34(m),1.01(s),0.76(s)。19F NMR(376MHz,DMSO)δ-59.28--61.85(m),-68.81--70.37(m),-80.68(dd),-103.23(d),-109.27--112.20(m)。MS(m/z):1191.345[M+H]+。
実施例13.
(1S,3r)-3-((4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)(メチルスルホニル)カルバモイル)シクロブタン-1-カルボン酸(13)の合成:表題化合物のアトロプ異性体混合物を、5Aの代わりにtrans-シクロブタン-1,4-ジカルボン酸、及び中間体5の代わりに中間体5Eを利用して実施例5の5の合成について提示された方法に従って調製した。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ9.20(dd),7.87-7.73(m),7.35(dd),7.06-6.95(m),6.66(d),6.46(ddd),6.35(qd),4.98(d),4.87(d),4.82-4.66(m),4.63-4.47(m),4.22-4.08(m),3.99(dd),3.28(d),3.12-2.87(m),2.36(td),1.96(tt),1.80-1.72(m),1.39(p),1.03-0.95(m)ppm。19F NMR(375MHz,DMSO-d6)δ-58.25--63.52(m),-66.76--83.50(m),-100.32--106.48(m),-110.65(dt),-219.04ppm。MS(m/z):1094.28[M+H]+。
実施例14.
((1R,3s)-3-((4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)(メチルスルホニル)カルバモイル)シクロブタン-1-カルボン酸)(14)の合成:表題化合物のアトロプ異性体混合物を、5Aの代わりにcis-シクロブタン-1,3-ジカルボン酸、及び中間体5の代わりに中間体5Eを利用して実施例5の5の合成について提示された方法に従って調製した。1H NMR(400MHz,メタノール-d4)δ8.95(d),7.93-7.81(m),7.75(d),7.42-7.23(m),6.77(tt),6.59(d),6.30(qd),4.71(d),3.97(dq),3.55(d),3.46(s),3.26(s),3.25(d),3.12(dd),2.98(dt),2.81(p),2.73-2.31(m),1.85(s),1.98-1.71(m),1.44(td),1.03(ddd)ppm。MS(m/z)1094.19[M+H]+。
実施例15.
シス-シス-1,3,5-ビス(tert-ブトキシカルボニル)シクロヘキサン-1-カルボン酸(15A)の合成:シス-シス-シクロヘキサン-1,3,5-トリカルボン酸(2.31mmol)のDCM(5mL)中溶液に、2-tert-ブチル-1,3-ジイソプロピル尿素(4.63mmol、2当量)を添加した。反応が完了したら、混合物を濾過し、母液を減圧下で濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィによって精製した。生成物を含有する分画をプールし、減圧下で濃縮して、表題化合物15Aを得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ2.55-2.35(m,1H),2.35-2.14(m,5H),1.62-1.47(m,3H),1.45(s,18H)ppm。
(1R,3S,5r)-5-((4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)(メチルスルホニル)カルバモイル)シクロヘキサン-1,3-ジカルボン酸(15)の合成:表題化合物のアトロプ異性体混合物を、5Aの代わりに15Aを利用して実施例5の5の合成について提示された方法に従って調製した。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ12.15(s),9.23(d),9.02(d),7.90(d),7.85-7.79(m),7.78(s),7.49(dd),7.36(dd),7.06-6.90(m),6.56(d),6.50-6.43(m),6.32-6.21(m),5.04(dd),4.75(m),4.65-4.53(m),4.08(m),3.55(d),3.28(d),3.00(dd),2.88(dd),1.99(dd),1.75(d),1.57-0.90(m)ppm。19F NMR(375MHz,DMSO-d6)δ-60.68,-60.84(d),-69.37(t),-69.59(t),-69.87(t),-70.24(t),-74.16,-79.74(d),-80.25(d),-80.41(d),-80.92(d),-102.14,-102.82,-103.22(d),-103.80--103.94(m),-110.42(t),-110.57(q),-110.70(t),-110.82(t)ppm。MS(m/z)1165.990[M+H]+。
実施例16.
(1R,2R)-2-(tert-ブトキシカルボニル)シクロプロパン-1-カルボン酸(16A)の合成:(1R,2R)-シクロプロパン-1,2-ジカルボン酸(1.54mmol)の5mLのDCM中溶液に、2-tert-ブチル-1,3-ジイソプロピル尿素(1.54mmol、1当量)を添加した。完全な変換が観察されたら、反応物を減圧下で濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィによって精製した。生成物を含有する分画をプールし、減圧下で濃縮して、表題化合物16Aを得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ2.20-1.98(m,1H),1.47(s,9H),1.51-1.39(m,1H),1.35-1.25(m,1H),1.18(d,J=6.4Hz,1H)ppm。
(1R,2R)-2-((4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)(メチルスルホニル)カルバモイル)シクロプロパン-1-カルボン酸(16)の合成:表題化合物のアトロプ異性体混合物を、5Aの代わりに16A及び中間体5の代わりに中間体5Eを利用して実施例5の5の合成について提示された方法に従って調製した。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ12.51(s),9.25-9.05(m),7.90-7.73(m),7.56-7.45(m),7.40-7.25(m),7.11-6.95(m),6.46(ddd),6.45-6.32(m),5.00(d),4.93-4.80(m),4.83-4.67(m),4.61(s),4.67-4.49(m),4.25-3.97(m),3.28(d),2.97(tdd),2.14-1.97(m),1.89(d),1.78-1.72(m),1.61(s),1.54-1.34(m),1.40(s),1.30-1.22(m),1.16(dt),0.99(s)ppm。19F NMR(375MHz,DMSO-d6)δ-60.75--61.00(m),-69.43--70.13(m),-75.10,-79.60(d),-79.77(d),-80.28(d),-80.45(d),-102.76(d),-103.23,-103.72--103.96(m),-110.44--110.66(m),-110.77ppm。MS(m/z)1080.80[M+H]+。
実施例17.
(1R,2S)-2-((4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)(メチルスルホニル)カルバモイル)シクロプロパン-1-カルボン酸(17)の合成:表題化合物のアトロプ異性体混合物を、5Aの代わりに(1S,2R)-2-(tert-ブトキシカルボニル)シクロプロパン-1-カルボン酸及び中間体5の代わりに中間体5Eを利用して実施例5の5の合成について提示された方法に従って調製した。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ10.01(s),9.29-9.22(m),7.84-7.71(m),7.34-7.25(m),7.08-6.99(m),6.89-6.82(m),6.56-6.41(m),4.92(m,J=16.4Hz),4.77-4.67(m),4.67-4.44(m),4.08-3.88(m),2.04-1.95(m),1.76-1.71(m),1.49-1.38(m),1.30-1.23(m),1.21-1.07(m),0.96(s)ppm。MS(m/z)1079.80[M+H]+。
実施例18.
1-((4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)(メチルスルホニル)カルバモイル)シクロプロパン-1-カルボン酸(18)の合成:表題化合物のアトロプ異性体混合物を、5Aの代わりに1-(tert-ブトキシカルボニル)シクロプロパン-1-カルボン酸及び中間体5の代わりに中間体5Eを利用して実施例5の5の合成について提示された方法に従って調製した。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ9.25-9.18(m),9.05-8.92(m),7.90-7.68(m),7.45-7.22(m),7.09-6.97(m),6.99-6.86(m),6.65-6.57(m),6.53-6.44(m),4.98-4.82(m),4.83-4.69(m),4.72-4.55(m),4.23-4.02(m),3.62-3.54(m),3.27(s),3.17-2.79(m),2.67-2.51(m),1.79-1.72(m),1.54-1.26(m),1.36(s),1.14-1.03(m),1.02-0.93(m)ppm。19F NMR(375MHz,DMSO-d6)δ-60.55--61.13(m),-68.82--69.34(m),-69.55--69.92(m),-75.09,-79.61--81.05(m),-102.84--103.31(m),-103.52--103.98(m),-110.43--110.88(m)ppm。MS(m/z)1080.09[M+H]+。
実施例19.
2-((ベンジルオキシ)カルボニル)安息香酸(19A)の合成:フタル酸(19.3mmol)及びDIPEA(23.1mmol、1.2当量)の8mLのDMF中溶液に、BnBr(21.2mmol、1.1当量)を添加し、これを室温で撹拌した。完全な変換が観察されたら、反応内容物を、Et2O(250mL)及び5%LiCl溶液(100mL)を用いて分液漏斗に移した。有機層を更に5%LiCl溶液(2×100mL)で抽出し、次いで、回収し、Na2SO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィによって精製して、表題化合物19Aを得た。MS(m/z):257.30[M+H]+。
ベンジル((((ジ-tert-ブトキシホスホリル)オキシ)メチル)フタレート(19B)の合成:19A(5.46mmol)及び重炭酸カリウム(6.56mmol、1.2当量)の6.5mLのDMF中混合物に、ジ-tert-ブチルクロロメチルホスフェート(7.10mmol、1.3当量)を添加し、混合物を40℃に加熱した。反応が完了したら、内容物を、Et2O(100mL)及び5%LiCl溶液(50mL)を用いて分液漏斗に移した。有機層を更に5%LiCl溶液(3×50mL)で抽出し、次いで、回収し、Na2SO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィによって精製して、表題化合物19Bを得た。MS(m/z)369.11[M-2-t-Bu]+。
2-((((ジ-tert-ブトキシホスホリル)オキシ)メトキシ)カルボニル)安息香酸(19C)の合成:表題化合物を、11Bの代わりに19Bを利用して、実施例11の11Cの合成について提示された方法に従って調製した。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ1H NMR(400MHz,Chloroform-d)δ7.88-7.75(m,2H),7.64-7.51(m,2H),5.83(d,J=14.8Hz,2H),1.53(s,18H)ppm。
((ジ-tert-ブトキシホスホリル)オキシ)メチル2-((4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)(メチルスルホニル)カルバモイル)ベンゾエート(19D)の合成:19C(0.74mmol)及び中間体5E(0.59mmol、1.2当量)のMeCN(3.5mL)中混合物に、1-メチルイミダゾール(1.0mmol、2.1当量)を添加した。2分間撹拌した後、TCFH(0.51mmol、1.05当量)を一度に添加した。完了したら、反応物を減圧下で濃縮し、逆相HPLCによって精製した。生成物を含有する画分をプールし、凍結乾燥させて、表題化合物19Dをアトロプ異性体の混合物として得た。MS(m/z)1360.30[M+Na]+。
(ホスホノオキシ)メチル2-((4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)(メチルスルホニル)カルバモイル)ベンゾエート(19)の合成:19D(0.492mmol)の5mLのDCM中溶液に、0.38mLのTFAを添加した。完全な変換が観察されたら、反応物を減圧下で濃縮し、逆相HPLCによって精製した。生成物を含有する画分をプールし、凍結乾燥させて、表題化合物19をアトロプ異性体の混合物として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ9.22-9.11(m),7.96-7.85(m),7.88-7.64(m),7.58-7.44(m),7.47-7.39(m),7.43-7.20(m),7.15-7.04(m),7.06-6.95(m),6.97-6.88(m),6.49-6.39(m),5.88-5.76(m),5.79-5.57(m),4.89-4.70(m),4.67-4.40(m),4.37(s),4.17(s),4.05-3.84(m),3.74-3.63(m),3.28-3.22(m),2.99-2.84(m),2.68-2.52(m),1.79-1.70(m),1.48-1.33(m),1.11-1.03(m),1.02-0.95(m)ppm。19F NMR(375MHz,DMSO-d6)δ-60.72--60.94(m),-69.62--69.82(m),-75.19--75.72(m),-75.51,-79.76--79.94(m),-80.43--80.61(m),-102.94,-103.20--103.36(m),-103.52--103.68(m),-103.97,-110.46--110.61(m),-110.57,-110.79ppm。MS(m/z)1225.30[M+H]+。
実施例20.
ベンジル(1S,2R)-2-(((メチルスルホニル)オキシ)メチル)シクロプロパン-1-カルボキシレート(20A)の合成:ベンジル(1S,2R)-2-(ヒドロキシメチル)シクロプロパン-1-カルボキシレート(6.24mmol)、トリエチルアミン(12.5mmol)のDCM(50.0mL)中溶液を0℃に冷却した。メタンスルホニルクロリド(9.36mmol)を添加し、反応物を0℃で90分間撹拌した。反応物を0℃で1NのHClでクエンチし、水で希釈し、DCM(3×)で抽出した。合わせた有機層を、飽和NaHCO3(水溶液)、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗物質をEtOAcで希釈し、濃縮して(2回繰り返す)、残留DCMを除去し、48時間高真空下に置き、更に精製することなく使用して、表題化合物20Aを得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ7.45-7.27(m,5H),5.21-5.05(m,2H),4.55(dd,J=10.7,6.1Hz,1H),4.20(dd,J=10.7,9.4Hz,1H),3.09(d,J=0.9Hz,3H),1.99(td,J=8.1,5.7Hz,1H),1.87-1.73(m,1H),1.30-1.22(m,1H),1.09-1.00(m,1H)ppm。
ベンジル(1S,2R)-2-(アジドメチル)シクロプロパン-1-カルボキシレート(20B)の合成:20A(5.48mmol)、アジ化ナトリウム(8.77mmol)のDMF(25.0mL)中溶液を60℃で2時間加熱した。反応物を水(200mL)で希釈し、25%EtOAc/ヘキサン(3×)で抽出した。合わせた有機層を5%LiCl(水溶液)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して20Bを得、これを更に精製することなく使用した。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ7.45-7.29(m,5H),5.19-5.04(m,2H),3.64(dd,J=13.1,5.9Hz,1H),3.43-3.34(m,1H),1.94(td,J=8.2,5.5Hz,1H),1.71(dt,J=9.3,6.7Hz,1H),1.22(td,J=8.2,4.5Hz,1H),1.03-0.92(m,1H)ppm。
ベンジル(1S,2R)-2-(アミノメチル)シクロプロパン-1-カルボキシレート(20C)の合成:THF(20.0mL)中の20B(5.24mmol)の溶液に、トリフェニルホスフィン(8.38mmol)、続いて水(2.00mL)を添加した。反応物を室温で18時間撹拌し、濃縮し、1NのHCl(10mL)で希釈し、エーテル(3×)で抽出した。水層を濃縮し、凍結乾燥して、HCl塩として20Cを得た。表題化合物を更に精製することなく使用した。MS(m/z)[M+H]+205.98。
ベンジル(1S,2R)-2-((((クロロメトキシ)カルボニル)アミノ)メチル)シクロプロパン-1-カルボキシレート(20D)の合成:HCl塩としての20C(2.85mmol)のDCM(14.0mL)中溶液に、トリエチルアミン(9.96mmol)を添加した。溶液を0℃に冷却し、クロロメチルクロロホルメート(3.70mmol)を滴下した。反応物を徐々に室温まで温め、2時間撹拌した。反応物を、飽和NH4Cl(水溶液)でクエンチし、DCM(3×)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、表題化合物20Dを得、これを精製せずに使用した。MS(m/z)319.91[M+Na]+。
ベンジル(1S,2R)-2-((((((ジ-tert-ブトキシホスホリル)オキシ)メトキシ)カルボニル)アミノ)メチル)シクロプロパン-1-カルボキシレート(20E)の合成:20DのDME(10.0mL)中溶液に、テトラ-n-ブチルアンモニウムジ-tert-ブチルホスフェート(4.84mmol)を添加した。反応物を80℃で2時間加熱した。反応物を濃縮し、EtOAcで希釈し、水(2×)、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、表題化合物20Eを得た。MS(m/z)493.95)[M+Na]+。
(1S,2R)-2-((((((ジ-tert-ブトキシホスホリル)オキシ)メトキシ)カルボニル)アミノ)メチル)シクロプロパン-1-カルボン酸(20F)の合成:20E(0.878mmol)のEtOH(10.0mL)中溶液を窒素/真空(3×)でパージした。パラジウム炭素(10%、0.176mmol)を添加し、反応物を窒素/真空(3×)でパージした。フラスコに水素バルーンを取り付け、反応物を水素/真空(3×)でパージし、1atmの水素下、室温で1時間撹拌した。反応物を窒素でパージし、Celiteで濾過し、濃縮して、表題化合物20Fを得、これを更に精製することなく使用した。MS(m/z)403.93[M+Na]+。
(ホスホノオキシ)メチル(((1R,2S)-2-((4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS、4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)(メチルスルホニル)カルバモイル)シクロプロピル)メチル)カルバメート(20)の合成:表題化合物のアトロプ異性体混合物を、19Cの代わりに20Fを利用して、実施例19の19の合成について提示された方法に従って調製した。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ9.28(d),9.18(d),7.98(d),7.83(d),7.79(s),7.75(d),7.57(d),7.50(d),7.16(d),7.09-6.94(m),6.75(t),6.55-6.45(m),6.26(d),5.46-5.28(m),4.95(d),4.90-4.59(m),4.55(q),4.31-4.15(m),4.11-3.94(m),3.62-3.54(m),3.48(s),3.44(s),3.16-2.92(m),2.83(d),2.62-2.47(m),1.74(d),1.47-1.32(m),1.20-1.09(m),1.09-0.87(m),0.85-0.74(m)。19F NMR(376MHz,DMSO-d6)δ-60.86,-61.01,-69.49(t),-70.07(t),-79.79(d),-80.32--80.57(m),-81.08(d),-103.05(d),-103.22(d),-103.72(d),-103.89(d),-110.59(t),-110.91(t)。31PNMR(162MHz,DMSO-d6)δ-2.86(t),-3.39(t)。MS(m/z)1219.20[M+H]+。
実施例21.
メチル2-(((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)ベンゾエート(21A)の合成:(2-メトキシカルボニルフェニル)メチルアンモニウムクロリド(32.0mmol)及びジ-tert-ブチルジカーボネート(35.2mmol)のDCM(168mL)中氷冷溶液に、トリエチルアミン(35.2mmol)を添加した。反応物を密封し、室温にし、1時間撹拌した。完了したら、反応物を水(50mL)で希釈した。溶液を分液漏斗に移し、水層をDCM(100mL)で抽出した。有機画分を回収し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、シリカクロマトグラフィで精製した。生成物を含有する画分をプールし、濃縮して、表題化合物21Aを得た。MS(m/z):288.20[M+Na]+。
tert-ブチル(2-(ヒドロキシメチル)ベンジル)カルバメート(21B)の合成:21A(28mmol)のTHF(61mL)中溶液に2Mの水素化ホウ素リチウム(89mmol)を添加した。反応物を密封し、50℃に加熱し、16時間撹拌した。完了したら、反応物を0℃に冷却し、水(60mL)、飽和NH4Cl(20mL)及び水(350mL)でクエンチした。溶液を分液漏斗に移し、EtOAc(100mL)で3回抽出した。有機画分を回収し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、シリカクロマトグラフィで精製した。生成物を含有する画分をプールし、濃縮して、表題化合物21Bを得た。MS(m/z):260.20[M+Na]+。
tert-ブチル(2-((アリルオキシ)メチル)ベンジル)カルバメート(21C)の合成:水素化ナトリウム(9.7mmol)を含む氷冷フラスコにDMF(10mL)を添加した。混合物を室温で15分間撹拌し、次いで、0℃に冷却した。21B(9.3mmol)を反応物に添加した。反応物を密封し、室温にし、1時間撹拌した。次いで、臭化アリル(10mmol)を反応物に添加した。完了したら、反応物を水(10mL)、飽和NH4Cl(10mL)でクエンチした。溶液をEtOAc(100mL)及び水(100mL)と共に分液漏斗に移し、水層をEtOAc(100mL)で抽出した。有機画分を回収し、水(100mL)、5%wt/vのLiCl(50mL)、飽和NaCl(50mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、シリカクロマトグラフィで精製した。生成物を含有する画分をプールし、濃縮して、表題化合物21Cを得た。MS(m/z):300.20[M+Na]+。
[2-(アリルオキシメチル)フェニル]メチルアンモニウムクロリド(21D)の合成:フラスコに、21C(4.0mmol)、DCM(20mL)、及びジオキサン中4MのHCl(10mL)を添加した。反応物を密封し、1時間撹拌した。完了したら、反応物を濃縮し、MeCNに溶解し、凍結乾燥させて、表題化合物21Dを得た。MS(m/z):178.20[M+H]+。
tert-ブチル3-[[2-(アリルオキシメチル)フェニル]メチルアミノ]プロパノエート(21E)の合成:21D(6.7mmol)及びトリエチルアミン(7.35mmol)のMeOH(13mL)中溶液に、tert-ブチルアクリレート(587μL)を添加した。反応物を密封し、16時間撹拌した。完了したら、反応物を濃縮し、EtOAc(70mL)に溶解した。溶液を分液漏斗に移し、飽和飽和NaHCO3(35mL)で2回洗浄した。有機画分を回収し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、シリカクロマトグラフィで精製した。生成物を含有する画分をプールし、濃縮して、表題化合物21Eを得た。MS(m/z):306.30[M+H]+。
tert-ブチル3-((2-((アリルオキシ)メチル)ベンジル)((((ジ-tert-ブトキシホスホリル)オキシ)メトキシ)カルボニル)アミノ)プロパノエート(21F)の合成:表題化合物を、20Cの代わりに21Eを利用して実施例20の20Eの合成について提示された方法に従って調製した。MS(m/z):594.30[M+Na]+。
tert-ブチル3-[ジtert-ブトキシホスホリルオキシメトキシカルボニル-[[2-(ヒドロキシメチル)フェニル]メチル]アミノ]プロパノエート(21G)の合成:tert-ブチル3-[[2-(アリルオキシメチル)フェニル]メチル-(ジtert-ブトキシホスホリルオキシメトキシカルボニル)アミノ]プロパノエート(1.24mmol)、1,3-ジメチルバルビツール酸(2.48mmol)及びMeOH(3.7mL)のアルゴンパージ溶液に、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)を添加した。反応物を密封し、40℃に加熱し、1時間撹拌した。完了したら、反応物を濃縮し、シリカクロマトグラフィで精製した。生成物を含有する画分をプールし、濃縮して、表題化合物を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.39(t,1H),7.31-7.18(m,3H),5.64(t,2H),4.73-4.67(m,4H),3.51(t,2H),2.47(t,2H),2.14(s,1H),1.49(d,18H),1.42(s,9H)。
tert-ブチル3-[ジtert-ブトキシホスホリルオキシメトキシカルボニル-[(2-ホルミルフェニル)メチル]アミノ]プロパノエート(21H)の合成:21G(0.47mmol)、TEMPO(0.10mmol)、0.2MのKH2PO4(2.3mL)及びMeCN(2.3mL)の溶液に、80%亜塩素酸ナトリウム(0.70mmol)及び8%次亜塩素酸ナトリウム溶液(0.564mmol)を添加した。反応物を密封し、1時間撹拌した。完了したら、反応物を0℃に冷却し、飽和Na2SO3(2.3mL)でクエンチした。溶液を水(10mL)を含む分液漏斗に移し、EtOAc(20mL)で3回抽出した。有機画分を回収し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮して、表題化合物21Hを得た。MS(m/z):552.30[M+Na]+。
2-[[(3-tert-ブトキシ-3-オキソ-プロピル)-(ジtert-ブトキシホスホリルオキシメトキシカルボニル)アミノ]メチル]安息香酸(21I)の合成:21H(0.453mmol)、30%H2O2(0.68mmol)、KH2PO4(0.18mmol)、及び1:1水/MeCN(2mL)の氷冷溶液に、80%亜塩素酸ナトリウム(0.91mmol)を添加した。反応物を密封し、室温にし、1時間撹拌した。完了したら、反応物を0℃に冷却し、飽和Na2SO3(2mL)でクエンチし、1MのHCl(4mL)で酸性化した。溶液を分液漏斗に移し、EtOAc(20mL)で3回抽出した。有機画分を回収し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮して、表題化合物21Iを得た。MS(m/z):568.30[M+Na]+。
3-((2-((4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)(メチルスルホニル)カルバモイル)ベンジル)(((ホスホノオキシ)メトキシ)カルボニル)アミノ)プロパン酸(21)の合成:表題化合物のアトロプ異性体混合物を、19Cの代わりに21Iを利用して実施例19の19の合成について提示された方法に従って調製した。1H NMR(400MHz,CD3CN)δ7.74-7.67(m),7.64-7.52(m),7.42-7.22(m),7.11(d),7.06(t),7.01-6.94(m),6.93-6.67(m),6.60(dd),6.25-6.16(m),6.13-6.05(m),5.67-5.49(m),4.87-4.51(m),4.38(s),3.94(ddd),3.64(d),3.58(d),3.55-3.40(m),3.15(s),2.98-2.75(m),2.61-2.43(m),1.76(s),1.40(p),1.12-1.01(m)。19F NMR(377MHz,CD3CN)δ-62.55(d),-71.58(d),-77.36,-81.84(ddd),-104.07--105.73(m),-111.89(tt)。MS(m/z):1327.30[M+H]+。
実施例22.
(2-(((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)フェニル)メタノール(22A)の合成:1,2-フェニレンジメタノール(29mmol)の90mLのTHF中溶液に、0℃でNaH(60%鉱油分散液、29mmol、1当量)を少しずつ添加した。得られた懸濁液を一晩撹拌し、次いで、TBSCl(29mmol、1当量)を少しずつ添加した。完全な変換が観察されたら、反応物を減圧下で濃縮し、残渣を、EtOAc(200mL)及び水(50mL)を用いて分液漏斗に移した。有機層を0.1MのHCl溶液(200mL)で洗浄し、次いで、有機画分を回収し、Na2SO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィによって精製した。生成物を含有する分画をプールし、減圧下で濃縮して、表題化合物22Aを得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)7.42-7.35(m,2H),7.30-7.21(m,2H),5.05(td,J=5.4,1.0Hz,1H),4.75(s,2H),4.53(d,J=5.5Hz,2H),0.91(d,J=1.0Hz,9H),0.08(d,J=1.0Hz,6H)ppm。
ジ-tert-ブチル(2-(((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)ベンジル)ホスフェート(22B)の合成:表題化合物を、11Aの代わりに22Aを利用し、溶媒をTHF/MeCNからDMFに変更して実施例11の11Bの合成のために提示された方法に従って調製した。MS(m/z)446.30[M+H]+。
ジ-tert-ブチル(2-(ヒドロキシメチル)ベンジル)ホスフェート(22C)の合成:22B(5.94mmol)の15mLのTHF中溶液にTBAF(THF中1M、5.94mmol、1当量)を添加した。完全な変換が観察されたら、反応物を減圧下で濃縮し、DCM(100mL)及び水(100mL)を用いて分液漏斗に移した。有機層をブライン(4×100mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、減圧下で濃縮して、表題化合物22Cを得、これを精製することなく使用した。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ7.46-7.42(m,1H),7.39-7.26(m,3H),5.17(t,J=5.4Hz,1H),4.99(d,J=7.1Hz,2H),4.59(d,J=5.4Hz,2H),1.41(s,18H)ppm。
ジ-tert-ブチル(2-ホルミルベンジル)ホスフェート(22D)の合成:表題化合物を、21Gの代わりに22Cを利用して実施例21の21Hの合成について提示された方法に従って調製した。MS(m/z)351.20[M+Na]+。
2-(((ジ-tert-ブトキシホスホリル)オキシ)メチル)安息香酸(22E)の合成:表題化合物を、21Hの代わりに22Dを利用して実施例21の21Iの合成について提示された方法に従って調製した。MS(m/z)367.20[M+Na]+。
2-((4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)(メチルスルホニル)カルバモイル)ベンジル二水素ホスフェート(22)の合成:表題化合物のアトロプ異性体混合物を、19Cの代わりに22Eを利用して実施例19の19の合成について提示された方法に従って調製した。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ9.22-9.13(m),7.85-7.65(m),7.61-7.54(m),7.51-7.41(m),7.41-7.17(m),7.15-6.87(m),6.54-6.27(m),5.22-4.98(m),5.02-4.88(m),4.86(s),4.83-4.70(m),4.70-4.41(m),4.35-4.24(m),4.10-3.95(m),3.97-3.82(m),3.78-3.71(m),3.63(s),3.28-3.22(m),2.95-2.83(m),2.69-2.52(m),1.79-1.70(m),1.47-1.34(m),1.23(s),1.04-0.94(m)ppm。19F NMR(375MHz,DMSO-d6)δ-60.74--60.93(m),-69.71--69.95(m),-70.07--70.22(m),-75.42,-79.66--79.85(m),-80.25--80.53(m),-102.85--102.95(m),-103.20--103.30(m),-103.53--103.62(m),-103.88--103.97(m),-110.49--110.70(m),-111.14--111.25(m)ppm。MS(m/z)1182.20[M+H]+。
実施例23.
4-ベンジル3-(((ジ-tert-ブトキシホスホリル)オキシ)メチル)(S)-モルホリン-3,4-ジカルボキシレート(23A)の合成:表題化合物を、19Aの代わりに(S)-4-((ベンジルオキシ)カルボニル)モルホリン-3-カルボン酸を利用して実施例19の19Bの合成について提示された方法に従って調製した。MS(m/z)510.20[M+Na]+。
((ジ-tert-ブトキシホスホリル)オキシ)メチル(S)-モルホリン-3-カルボキシレート(23B)の合成:表題化合物を、11Bの代わりに23Aを利用して実施例11の11Cの合成について示した方法に従って調製した。MS(m/z)353.99[M+H]+。
(4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)(メチルスルホニル)カルバミン酸クロリド(23C)の合成:中間体5(0.103mmol)及びトリホスゲン(0.309mmol)を含むバイアルに、DCM(2mL)を添加し、反応物を氷浴で0℃に冷却した。次いで、混合物にDIPEA(0.309mmol)を添加し、反応物を15分間撹拌した。完了したら、反応物を減圧下で濃縮して、表題化合物23Cのアトロプ異性体混合物を得、これを精製せずに使用した。MS(m/z)1030.81[M+H]+。
((ジ-tert-ブトキシホスホリル)オキシ)メチル(S)-4-((4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)(メチルスルホニル)カルバモイル)モルホリン-3-カルボキシレート(23D)の合成:23C(0.776mmol)のDCM(8mL)中溶液に、23B(1.55mmol、2当量)及びDIPEA(1.55mmol、2当量)を順次添加した。完了したら、反応物をDCM(20mL)と0.1MのHCl(20mL)とに分配した。有機画分を回収し、Na2SO4で乾燥させ、減圧下で濃縮して、表題化合物23Dのアトロプ異性体混合物を得、これを精製せずに使用した。MS(m/z)1291.68[M-t-Bu+2H]+。
(ホスホノオキシ)メチル(S)-4-((4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)(メチルスルホニル)カルバモイル)モルホリン-3-カルボキシレート(23)の合成:DCM(5mL)中の23D(0.776mmol)の溶液に、TFA(2mL)を添加した。完了したら、反応物を減圧下で濃縮し、逆相HPLCによって精製した。生成物を含有する画分をプールし、凍結乾燥させて、表題化合物23をアトロプ異性体の混合物として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ9.30-9.23(m),7.94-7.87(m),7.86-7.78(m),7.52-7.45(m),7.02(tt,J=9.4,2.4Hz),6.98-6.91(m),6.39-6.32(m),6.10(s),5.60-5.51(m),5.07-4.96(m),4.89-4.68(m),4.57-4.50(m),4.42(s),4.06-3.93(m),3.40(s),3.12-3.04(m),2.94(s),2.94-2.86(m),2.65-2.52(m),2.08(s),1.75(s),1.46-1.36(m),1.03-0.95(m)ppm。19F NMR(375MHz,DMSO-d6)δ-60.42--61.21(m),-69.50--70.33(m),-75.34,-80.74,-81.42,-102.49,-103.14,-110.84ppm。MS(m/z)1135.20[M+H]+。
実施例24.
1-((4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)(メチルスルホニル)カルバモイル)アゼチジン-3-カルボン酸(24)の合成:表題化合物のアトロプ異性体混合物を、23Bの代わりに3-(tert-ブトキシカルボニル)アゼチジン-1-イウムアセテートを利用して、実施例23の23の合成について提示された方法に従って調製した。1H NMR(400MHz,メタノール-d4)δ8.95-8.87(m),7.87-7.76(m),7.76-7.68(m),7.33-7.27(m),6.82-6.71(m),6.53-6.46(m),6.29-6.19(m),4.93-4.84(m),4.84-4.69(m),4.01-3.94(m),3.79-3.74(m),3.53-3.48(m),3.43(s),3.26-3.21(m),3.11-2.97(m),2.97-2.87(m),2.61-2.50(m),1.85-1.80(m),1.49-1.38(m),1.10-1.01(m)ppm。MS(m/z):1095.43[M+H]+。
実施例25.
1-((4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)(メチルスルホニル)カルバモイル)ピペリジン-4-カルボン酸(25)の合成:表題化合物のアトロプ異性体混合物を、23Bの代わりに4-(tert-ブトキシカルボニル)ピペリジン-1-イウムアセテートを利用して、実施例23の23の合成について提示された方法に従って調製した。1H NMR(400MHz,メタノール-d4)δ9.01-8.93(m),7.92-7.85(m),7.85-7.78(m),7.43-7.34(m),6.92-6.81(m),6.63-6.56(m),6.39-6.29(m),5.03-4.93(m),4.93-4.83(m),4.83-4.77(m),4.11-3.96(m),3.96-3.89(m),3.36-3.31(m),3.18-3.07(m),3.07-2.99(m),2.99-2.83(m),2.69-2.54(m),2.33(d,J=9.7Hz),1.95-1.90(m),1.78-1.68(m),1.65-1.56(m),1.56-1.49(m),1.45-1.40(m),1.19-1.10(m)。MS(m/z):1123.40[M+H]+。
実施例26.
((4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)(メチルスルホニル)カルバモイル)-L-プロリン(26)の合成:表題化合物のアトロプ異性体混合物を、23Bの代わりに(2S)-ピロリジン-2-カルボン酸を利用して、実施例23の23の合成について提示された方法に従って調製した。1H NMR(400MHz,DMSO)δ9.17(d),7.96(d),7.87-7.72(m),7.50(d),7.11-6.94(m),6.39(dd),6.22(d),5.03(d),4.73(d),4.46(s),3.99-3.88(m),3.70(s),3.36(s),3.27(s),3.09(s),2.81(s),2.67(p),2.33(p),2.07(s),1.91(s),1.74(s),1.57-1.50(m),1.41(d),0.98(s)。19F NMR(376MHz,DMSO)δ-60.72--61.08(m),-68.88--70.84(m),-74.79,-81.06(d),-103.25(d),-110.92。MS(m/z):1109.20[M+H]+。
実施例27.
1-ベンジル2-(((ジ-tert-ブトキシホスホリル)オキシ)メチル)(S)-ピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(27A)の合成:表題化合物を、19Aの代わりにZ-プロリンを利用して実施例19の19Bの合成について提示した方法に従って調製した。MS(m/z):494.12[M+Na]+。
ジ-tert-ブトキシホスホリルオキシメチル(2S)-ピロリジン-2-カルボキシレート(27B)の合成:フラスコに、27A(0.88mmol)、パラジウム炭素(0.22mmol)及びEtOAc(5mL)を添加した。反応物を密封し、アルゴンで15分間パージし、H2でパージし、H2下で2時間撹拌した。完了したら、反応物をアルゴンで15分間パージし、Celite 545(240mg)及びEtOAc(5mL)で希釈し、濾過した。溶液を濃縮して、表題化合物27Bを得た。MS(m/z):338.20[M+H]+。
(ホスホノオキシ)メチル((4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)(メチルスルホニル)カルバモイル)-L-プロリネート(27)の合成:表題化合物のアトロプ異性体混合物を、23Bの代わりに27Bを利用して実施例23の23の合成について提示された方法に従って調製した。1H NMR(400MHz,DMSO)δ9.15(d),8.00-7.77(m),7.51(d),7.28(d),7.09-6.91(m),6.35(dd),6.23(d),5.65-5.51(m),5.44(dd),5.04(d),4.94(q),4.70(d),4.56(q),4.47(q),4.31(s),4.05-3.90(m),3.45(s),3.37(s),3.27(s),3.12(s),2.83(d),2.65-2.52(m),1.98(s),1.75(s),1.58(s),1.42(q),1.09(s),1.05-0.95(m)。19F NMR(377MHz,DMSO)δ-60.92(d),-70.02(d),-75.60,-80.01--82.17(m),-102.30--104.82(m),-110.92。MS(m/z):1219.20[M+H]+。
実施例28.
(S)-N-(4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)-2-(ヒドロキシメチル)-N-(メチルスルホニル)ピロリジン-1-カルボキサミド(28)の合成:表題化合物のアトロプ異性体混合物を、23Bの代わりに(S)-2-(((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)ピロリジンを利用して、実施例23の23の合成について提示された方法に従って調製した。1H NMR(400MHz,DMSO)δ9.14(d),7.91(d),7.81(dd),7.43(d),6.98(t),6.26(d),5.02(dd),4.86(h),4.73(d),4.51(s),3.69(s),3.27(s),2.92-2.77(m),1.74(s),1.58-1.48(m),1.41(q),0.98(s)。19F NMR(376MHz,DMSO)δ-60.70--61.18(m),-70.22,-75.26,-80.59(d),-103.18(dd),-110.79。MS(m/z):1095.25[M+H]+。
実施例29.
ベンジル(S)-2-(((ジ-tert-ブトキシホスホリル)オキシ)メチル)ピロリジン-1-カルボキシレート(29A)の合成:表題化合物を、11Aの代わりにベンジル(S)-2-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-1-カルボキシレートを利用して実施例11の11Bの合成について提示された方法に従って調製した。MS(m/z):450.10[M+Na]+。
(S)-ジ-tert-ブチル(ピロリジン-2-イルメチル)ホスフェート(29B)の合成:表題化合物を、11Bの代わりに29Aを利用して実施例11の11Cの合成について提示された方法に従って調製した。MS(m/z)293.21[M+H]+。
((S)-1-((4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)(メチルスルホニル)カルバモイル)ピロリジン-2-イル)リン酸二水素メチル(29)の合成:表題化合物のアトロプ異性体混合物を、23Bの代わりに29Bを利用して実施例23の23の合成について提示された方法に従って調製した。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ9.18-9.11(m),8.02-7.95(m),7.95-7.90(m),7.86-7.79(m),7.50-7.43(m),7.28-7.21(m),7.07-6.89(m),6.59-6.52(m),6.30-6.23(m),5.07-4.98(m),4.96-4.85(m),4.78-4.66(m),4.54-4.49(m),4.14-4.05(m),4.02-3.87(m),3.82-3.77(m),3.67-3.62(m),3.55-3.50(m),3.47-3.42(m),3.39-3.34(m),3.30-3.25(m),2.89-2.82(m),2.63-2.52(m),2.12-2.05(m),1.78-1.72(m),1.61-1.52(m),1.47-1.36(m),1.26-1.21(m),1.02-0.97(m)ppm。MS(m/z):1175.44[M+H]+。
実施例30.
[(2S)-ピロリジン-2-イル]メチルスルファニルホスホン酸(30A)の合成:チオリン酸ナトリウム三塩基性水和物(6.1mmol)のH2O(2mL)中溶液に、(2S)-2-(ブロモメチル)ピロリジン-1-イウムブロミド(500mg)を添加した。反応物を密封し、60℃に加熱し、16時間撹拌した。完了したら、反応物をMeOH(4mL)で希釈し、濾過した。濾液を濃縮し、水で希釈し、凍結乾燥させて、表題化合物30Aを得た。1H NMR(400MHz,MeOD)δ4.84(s),3.91-3.78(m),3.67-3.59(m),3.40-3.21(m),3.19-3.05(m),2.97-2.72(m),2.35-1.83(m),1.83-1.65(m)。
(S)-N-(4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)-2-(メルカプトメチル)-N-(メチルスルホニル)ピロリジン-1-カルボキサミド(30)の合成:表題化合物のアトロプ異性体混合物を、23Bの代わりに30Aを利用して実施例23の23Dの合成について提示した方法に従って調製した。1H NMR(400MHz,MeOD)δ8.89(dd),7.78(t),7.71(d),7.30(dd),6.82-6.72(m),6.52(d),6.24(dd),4.92-4.66(m),3.95(h),3.48(p),3.24(d),3.13(p),3.11-2.97(m),2.90(td),2.63(q),2.56-2.49(m),1.82(s),1.70-1.63(m),1.49-1.41(m),1.26-1.13(m),1.05(q)。19F NMR(377MHz,MeOD)δ-63.52(d),-72.48(d),-77.99,-81.70--83.69(m),-105.59(dd),-112.22(q)。MS(m/z):1111.20[M+H]+。
実施例31.
(S)-2-(アミノメチル)-N-(4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)-N-(メチルスルホニル)ピロリジン-1-カルボキサミド(31)の合成:表題化合物のアトロプ異性体混合物を、23Bの代わりにtert-ブチルN-[[(2S)-ピロリジン-2-イル]メチル]カルバメートを利用して、実施例23の23の合成について提示された方法に従って調製した。1H NMR(400MHz,DMSO)δ9.16(d),7.95(s),7.82(d),7.47(d),6.97(tt),6.28(d),5.01(d),4.85(h),4.70(d),4.56-4.46(m),3.94(dt),3.27(s),1.74(s),1.53(d),1.41(q),1.03-0.96(m)。19F NMR(377MHz,DMSO)δ-60.86(d),-70.01(d),-75.03,-80.80(d),-102.99(d),-110.83.MS(m/z)1094.30[M+H]+。
実施例32.
ベンジル(S)-2-((((クロロメトキシ)カルボニル)アミノ)メチル)ピロリジン-1-カルボキシレート(32A)の合成:0℃で、ベンジル(2S)-2-(アミノメチル)ピロリジン-1-カルボキシレート塩酸塩(18mmol)のCH2Cl2(73mL)中撹拌溶液に、トリエチルアミン(46mmol)を添加した。次いで、クロロギ酸クロロメチル(24mmol)を添加し、反応混合物を0℃で撹拌し、TLC及びLCMSで監視した。完了後、反応混合物を飽和NH4Cl水溶液及びブラインで洗浄した。合わせた有機層を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、表題化合物32Aを得、これを精製せずに次の反応に直接使用した。MS(m/z):327.1[M+H]+
ベンジル(S)-2-((((((ジ-tert-ブトキシホスホリル)オキシ)メトキシ)カルボニル)アミノ)メチル)ピロリジン-1-カルボキシレート(32B)の合成:32A(8mmol)をジメトキシエタン(16mL)に溶解し、次いで、ジ-t-ブチルホスフェートテトラブチルアンモニウム塩(13mmol)を添加し、混合物を1時間80℃に加熱した。混合物を室温に冷却し、濃縮した。粗物質をEtOAcに溶解し、水(3×)、ブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。次いで、粗混合物をカラムクロマトグラフィ(ヘキサン中50%~100%EtOAc)によって精製して、表題化合物32Bを得た。1H NMR(400MHz,Chloroform-d)δ7.43-7.30(m,5H),5.71-5.50(m,2H),5.21-5.08(m,2H),4.02(s,1H),3.58-3.24(m,4H),2.07-1.65(m,4H),1.50(s,18H)。MS(m/z):523.5[M+Na]+。
((ジ-tert-ブトキシホスホリル)オキシ)メチル(S)-(ピロリジン-2-イルメチル)カルバメート(32C)の合成:32B(2.0mmol)をEtOAc(10mL)に溶解し、パラジウム炭素(1.0mmol)を添加した。水素ガス(1atm)下で0.5時間撹拌した後、生成物の形成が観察された。粗生成物を、Celiteパッドでの濾過後に単離し、減圧下で濃縮して、表題化合物32Cを得た。MS(m/z):381.1[M+H]+。
(ホスホノオキシ)メチル(((S)-1-((4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)(メチルスルホニル)カルバモイル)ピロリジン-2-イル)メチル)カルバメートの合成:表題化合物のアトロプ異性体混合物を、23Bの代わりに32Cを利用して実施例23の23の合成について提示された方法に従って調製した。1H NMR(400MHz,DMSO)δ9.14(d),8.09-7.75(m),7.63-7.33(m),7.09-6.90(m),6.54-6.11(m),5.40(d),5.02(d),4.96-4.81(m),4.81-4.63(m),4.52(s),4.06-3.87(m),3.73-3.19(m),2.98-2.77(m),1.75(s),1.59-1.32(m),0.98(s)。19F NMR(377MHz,DMSO)δ-59.32--62.21(m),-69.10--71.14(m),-79.93--82.03(m),-101.98--104.15(m),-110.95。MS(m/z):1248.260[M+H]+。
実施例33.
ベンジル(S)-2-(((2-(tert-ブトキシ)-2-オキソエチル)アミノ)メチル)ピロリジン-1-カルボキシレート(33A)の合成:3Lフラスコに、(S)-1-Cbz-2-(アミノメチル)ピロリジン(205mmol)及びDCM(1.00L)を装入した。反応物を0℃に冷却し、トリエチルアミン(205mmol)を添加した。フラスコに1Lの滴下漏斗を取り付け、tert-ブチルブロモアセテート(51.5mmol)及びDCM(500mL)を装入した。反応を0℃に維持しながら、溶液を1時間にわたって添加した。滴下漏斗にtert-ブチルブロモアセテート(51.5mmol)及びDCM(500mL)を補充し、反応混合物を0℃に維持しながら溶液を1時間にわたって添加した。次いで、氷浴を取り外し、反応物を室温で3.5時間撹拌した。有機層を水(2×)、1NのHCl、飽和NaHCO3(水溶液)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィによって精製して、表題化合物33Aを得た。MS(m/z)348.92[M+H]+。
ベンジル(S)-2-(((2-(tert-ブトキシ)-2-オキソエチル)((クロロメトキシ)カルボニル)アミノ)メチル)ピロリジン-1-カルボキシレート(33B)の合成:0℃で33A(32.3mmol)のDCM(400mL)中溶液にトリエチルアミン(80.8mmol)を添加した。クロロギ酸クロロメチル(42.0mmol)を15分間にわたって滴下した。反応物を0℃で2時間撹拌した。反応物を飽和NH4Cl(水溶液)で希釈し、DCM(2×)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、表題化合物33Bを得、これを精製せずに使用した。MS(m/z)462.99[M+Na]+。
ベンジル(S)-2-(((2-(tert-ブトキシ)-2-オキソエチル)((((ジ-tert-ブトキシホスホリル)オキシ)メトキシ)カルボニル)アミノ)メチル)ピロリジン-1-カルボキシレート(33C)の合成:33B(32.3mmol)のDME(320mL)中溶液に、テトラ-n-ブチルアンモニウムジ-tert-ブチルホスフェート(35.5mmol)を添加した。反応物を80℃で3時間加熱し、濃縮し、EtOAcで希釈した。有機層を水(2×)、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗物質をシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、表題化合物33Cを得た。MS(m/z)637.04[M+Na]+。
tert-ブチル(S)-N-((((ジ-tert-ブトキシホスホリル)オキシ)メトキシ)カルボニル)-N-(ピロリジン-2-イルメチル)グリシネート(33D)の合成:33C(0.929mmol)のEtOH/AcOH(1:1、10.0mL)中溶液を窒素/真空(3×)でパージした。パラジウム炭素(10%、0.186mmol)を添加し、反応物を窒素/真空(3×)でパージした。フラスコに水素バルーンを取り付け、反応物を水素/真空(3×)でパージし、1atmの水素下、室温で1時間撹拌した。反応物を窒素でパージし、Celiteで濾過し、濃縮した。トルエンを添加し、反応物を濃縮して、表題化合物33Dを酢酸塩として得、これを更に精製することなく使用した。MS(m/z)480.98[M+H]+。
N-(((S)-1-((4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)(メチルスルホニル)カルバモイル)ピロリジン-2-イル)メチル)-N-(((ホスホノオキシ)メトキシ)カルボニル)グリシン(33)の合成:表題化合物のアトロプ異性体混合物を、23Bの代わりに33Dを利用して実施例23の23の合成について提示された方法に従って調製した。DCM中の33D酢酸塩の溶液を、23C及びDIPEAのDCM中溶液を含むフラスコに滴下した。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ9.20-9.07(m),8.87(bs),8.00-7.85(m),7.81(d),7.53-7.37(m),7.37-7.28(m),7.24(d),7.11-6.87(m),6.54(bs),6.39-6.15(m),5.54-5.30(m),5.0(d),4.95-4.81(m),4.81-4.62(m),4.60-4.41(m),4.40-4.06(m),4.06-3.86(m),3.86-3.66(m),3.53-3.08(m),3.27(s),3.06-2.71(m),2.64-2.40(m),1.74(s),1.64-1.45(m),1.45-1.34,1.29-0.88(m)。19F NMR(377MHz,DMSO-d6)δ-60.82,-60.95,-69.78(t),-70.25,-79.72--81.62(m),-102.35--104.13(m),-110.96。31PNMR(162MHz,DMSO-d6)δ-2.53--2.92(m)。MS(m/z)1304.09[M-H]-。
実施例34.
ベンジル(S)-2-(((3-(tert-ブトキシ)-3-オキソプロピル)アミノ)メチル)ピロリジン-1-カルボキシレート(34A)の合成:ベンジル(S)-2-(アミノメチル)ピロリジン-1-カルボキシレート(17.1mmol、2.5当量)の20mLのMeOH中溶液に、tert-ブチルアクリレート(6.83mmol)を一度に添加した。反応が完了したら、溶媒を減圧下で除去し、残渣を、DCM(200mL)及び1MのNa2CO3水溶液(100mL)を用いて分液漏斗に移した。有機画分を回収し、Na2SO4で乾燥させ、減圧下で濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィを用いて精製した。生成物を含有する分画をプールし、減圧下で濃縮して、表題化合物34Aを得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.39-7.24(m,5H),5.20-4.95(m,2H),3.92(d,J=18.1Hz,1H),3.54-3.25(m,2H),2.97-2.70(m,3H),2.70-2.51(m,1H),2.51-2.25(m,2H),2.05-1.63(m,6H),1.42(s,9H)ppm。MS(m/z)363.30[M+H]+。
ベンジル(S)-2-(((3-(tert-ブトキシ)-3-オキソプロピル)((((ジ-tert-ブトキシホスホリル)オキシ)メトキシ)カルボニル)アミノ)メチル)ピロリジン-1-カルボキシレート(34B)の合成:表題化合物を、20Cの代わりに34Aを利用して実施例20の20Dの合成について提示された方法に従って調製した。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.45-7.30(m,5H),5.82-5.75(m,1H),5.70(d,J=9.4Hz,1H),5.13(q,J=11.2Hz,2H),4.21-4.06(m,1H),3.59(q,J=7.9,7.0Hz,1H),3.55-3.23(m,7H),2.64-2.35(m,2H),2.03-1.79(m,4H),1.51-1.41(m,9H),1.18(q,J=6.7Hz,2H)ppm。MS(m/z)477.20[M+Na]+。
ベンジル(S)-2-(((3-(tert-ブトキシ)-3-オキソプロピル)((クロロメトキシ)カルボニル)アミノ)メチル)ピロリジン-1-カルボキシレート(34C)の合成:表題化合物を、20Dの代わりに34Bを利用して実施例20の20Eの合成について示した方法に従って調製した。MS(m/z)651.30[M+Na]+。
tert-ブチル(S)-3-(((((ジ-tert-ブトキシホスホリル)オキシ)メトキシ)カルボニル)(ピロリジン-2-イルメチル)アミノ)プロパノエート(34D)の合成:表題化合物を、11Bの代わりに34Cを利用して実施例11の11Cの合成について提示された方法に従って調製した。MS(m/z)495.30[M+H]+。
3-((((S)-1-((4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)(メチルスルホニル)カルバモイル)ピロリジン-2-イル)メチル)(((ホスホノオキシ)メトキシ)カルボニル)アミノ)プロパン酸(34)の合成:表題化合物のアトロプ異性体混合物を、23Bの代わりに34Dを利用して実施例23の23の合成について提示された方法に従って調製した。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ9.17-9.10(m),7.92(s),7.86-7.79(m),7.48(s),7.05-6.96(m),6.27(s),5.49-5.41(m),5.07-4.98(m),4.88(s),4.79-4.67(m),4.51(s),3.96(s),3.28(s),2.85(s),1.75(s),1.41(s),0.97(s)ppm。19F NMR(375MHz,DMSO-d6)δ-60.73--61.06(m),-70.24,-74.59ppm。MS(m/z)1320.24[M+H]+。
実施例35.
1-ベンジル2-メチル(2S,4R)-4-((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)ピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(35A)の合成:1-ベンジル2-メチル(2S,4R)-4-ヒドロキシピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(32.3mmol)及びtert-ブチルジメチルシリルクロリド(42.0mmol)のDCM(52mL)中溶液に、イミダゾール(53.3mmol)を添加した。反応物を密封し、3時間撹拌した。完了したら、反応混合物を濾過した。ケークをDCM(150mL)で洗浄した。反応物を分液漏斗に移し、0.1MのHCl(100mL)で1回洗浄した。有機画分を回収し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、シリカクロマトグラフィで精製した。生成物を含有する画分をプールし、濃縮して、表題化合物35Aを得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.39-7.24(m,5H),5.24-5.00(m,2H),4.53-4.39(m,2H),3.78-3.38(m,5H),2.27-2.14(m,1H),2.10-1.98(m,1H),0.86(d,9H),0.10-0.03(m,6H)。MS(m/z):394.30[M+H]+。
ベンジル(2S,4R)-4-((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)-2-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-1-カルボキシレート(35B)の合成:35A(54.8mmol)のTHF(208mL)中溶液に2Mの水素化ホウ素リチウム(137mmol)を添加した。反応物を密封し、60℃に加熱し、1時間撹拌した。完了したら、反応物を水(50mL)で慎重にクエンチし、水(1000mL)で希釈した。反応物を1MのHCl(137mL)で酸性化し、15分間撹拌した。反応物を分液漏斗に移し、DCM(300mL)で3回抽出した。有機画分を回収し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮して、表題化合物35Bを得た。MS(m/z):366.20[M+H]+。
ベンジル(2S,4R)-4-((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)-2-ホルミルピロリジン-1-カルボキシレート(35C)の合成:-78℃に冷却したジメチルスルホキシド(51.5mmol)のDCM(19mL)中溶液に、塩化オキサリル(26.9mmol)を添加した。反応物を密封し、-78℃に冷却し、1時間撹拌した。次いで、35B(23.4mmol)のDCM(19mL)中溶液を反応物に添加した。反応物を密封し、-78℃に冷却し、15分間撹拌した。完了したら、反応物を室温にし、水(80mL)で希釈した。反応物を分液漏斗に移し、DCM(80mL)で3回抽出した。有機画分を回収し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮して、表題化合物35Cを得た。MS(m/z):364.20[M+H]+。
ベンジル(2S,4R)-4-[tert-ブチル(ジメチル)シリル]オキシ-2-ホルミル-ピロリジン-1-カルボキシレート(35D)の合成:フラスコに、35C(8.3mmol)、tert-ブチル2-アミノアセテート(25mmol)、酢酸(25mmol)、硫酸マグネシウム(25mmol)及びMeOH(33mL)を添加した。反応物を密封し、3時間撹拌した。反応物を0℃に冷却し、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(12.5mmol)を反応物に一度に添加した。反応物を密封し、室温にし、1時間撹拌した。完了したら、反応物を飽和NaHCO3(150mL)で希釈し、15分間撹拌した。反応物を分液漏斗に移し、DCM(80mL)で3回抽出した。有機画分を回収し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、シリカクロマトグラフィで精製した。生成物を含有する画分をプールし、濃縮して、表題化合物35Dを得た。MS(m/z):479.40[M+H]+。
ベンジル(2S,4R)-2-(((2-(tert-ブトキシ)-2-オキソエチル)((((ジ-tert-ブトキシホスホリル)オキシ)メトキシ)カルボニル)アミノ)メチル)-4-((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)ピロリジン-1-カルボキシレート(35E)の合成:表題化合物を、20Cの代わりに35Dを利用して実施例20の20Eの合成について提示した方法に従って調製した。MS(m/z):577.30[M-3tBu+4H]+。
tert-ブチルN-(((2S,4R)-4-((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)ピロリジン-2-イル)メチル)-N-((((ジ-tert-ブトキシホスホリル)オキシ)メトキシ)カルボニル)グリシネート(35F)の合成:フラスコに、35E(7.4mmol)、パラジウム炭素(0.738mmol)、酢酸(73.8mmol)及びEtOAc(25mL)を添加した。反応物を密封し、アルゴンで15分間パージし、H2でパージし、H2下で2時間撹拌した。完了したら、反応物をアルゴンで15分間パージし、Celite 545(786mg)及びEtOAc(25mL)で希釈し、濾過した。反応物を濃縮して、表題化合物35Fを得た。MS(m/z)555.30[M-tBu+2H]+。
N-(((2S,4R)-1-((4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)(メチルスルホニル)カルバモイル)-4-ヒドロキシピロリジン-2-イル)メチル)-N-(((ホスホノオキシ)メトキシ)カルボニル)グリシン(35)の合成:表題化合物のアトロプ異性体混合物を、23Bの代わりに35Fを利用して実施例23の23の合成について提示された方法に従って調製した。1H NMR(400MHz,CD3CN)δ7.77(dd),7.67(d),7.29-7.20(m),6.77(t),6.44(s,1H),6.23(d),5.65-5.42(m),4.89-4.61(m),4.05(dd),3.50-3.24(m),3.17(d),3.01-2.81(m),2.64(s),1.78(d),1.42(q),1.07(s)。19F NMR(377MHz,CD3CN)δ-62.58,-71.76,-77.37,-81.80(d),-104.64(t),-112.01。MS(m/z):1322.30[M+H]+。
実施例36.
ベンジル(R)-2-(((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)アゼチジン-1-カルボキシレート(36A)の合成:ジクロロメタン(60mL)に溶解したtert-ブチル(R)-(アゼチジン-2-イルメチル)カルバメート塩酸塩(8.98mmol)を0℃に冷却し、次いで、トリエチルアミン(3.7mL、3当量)、引き続いてクロロギ酸ベンジル(2.5mL、2当量)を滴下して処理した。反応混合物を室温に加温し、30分間撹拌した。反応混合物を濃縮した。残渣を酢酸エチルに再溶解し、水で洗浄した。有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィによって精製して、表題化合物36Aを得た。MS(m/z):320.7[M+H]+。
ベンジル(R)-2-(アミノメチル)アゼチジン-1-カルボキシレート(36B)の合成:ジクロロメタン(50mL)に溶解した36A(7.8mmol)を、トリフルオロ酢酸(9.9mL、17当量)で処理した。反応混合物を室温で4時間撹拌し、次いで、濃縮して粗36Bを得た。MS(m/z):221.0[M+H]+。
ベンジル(R)-2-(((2-(tert-ブトキシ)-2-オキソエチル)アミノ)メチル)アゼチジン-1-カルボキシレート(36C)の合成:ジクロロメタン(60mL)に溶解した36B(8.17mmol)を、トリエチルアミン(3.6mL、3.1当量)の滴下で処理した。次いで、反応混合物を0℃に冷却し、t-ブチルブロモアセテート(1.5mL、1.2当量)を滴下した。反応物を0℃で20分間撹拌し、次いで、室温に加温し、2時間撹拌した。反応混合物をジクロロメタンで希釈し、飽和塩化アンモニウム溶液で洗浄した。有機層を水、次いでブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾液を濃縮し、カラムクロマトグラフィによって精製して、表題化合物36Cを得た。MS(m/z):335.0[M+H]+。
ベンジル(R)-2-(((2-(tert-ブトキシ)-2-オキソエチル)((クロロメトキシ)カルボニル)アミノ)メチル)アゼチジン-1-カルボキシレート(36D)の合成:ジクロロメタン(10mL)に溶解した36C(1.7mmol)を0℃に冷却し、トリエチルアミン(500μL、2.1当量)、引き続いてクロロギ酸クロロメチル(220μL、1.4当量)を滴下して処理した。反応物を室温に加温し、90分間撹拌した。反応混合物をジクロロメタンで希釈し、飽和塩化アンモニウム溶液で洗浄した。有機層を水、次いでブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾液を濃縮して、表題化合物36Dを得た。MS(m/z):426.8[M+H]+。
ベンジル(R)-2-(((2-(tert-ブトキシ)-2-オキソエチル)((((ジ-tert-ブトキシホスホリル)オキシ)メトキシ)カルボニル)アミノ)メチル)アゼチジン-1-カルボキシレート(36E)の合成:ジメトキシエタン(3mL)に溶解した36D(1.1mmol)を、テトラ-n-ブチルアンモニウムジ-tert-ブチルホスフェート(1.7当量)で処理した。反応混合物を70℃で90分間加熱した。室温に冷却した後、反応混合物を水及びブラインで洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、カラムクロマトグラフィによって精製して、表題化合物36Eを得た。MS(m/z):600.7[M+H]+。
tert-ブチル(R)-N-(アゼチジン-2-イルメチル)-N-((((ジ-tert-ブトキシホスホリル)オキシ)メトキシ)カルボニル)グリシネート(36F)の合成:エタノール(5mL)に溶解した36E(0.45mmol)を、10%Pd/C(49mg、0.1当量)で処理した。反応容器を排気し、水素を3回充填した後、水素下で2時間撹拌した。反応混合物を濾過し、エタノールで洗浄した。濾液を濃縮して、表題化合物36Fを得た。MS(m/z):467.0[M+H]+。
N-(((R)-1-((4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)(メチルスルホニル)カルバモイル)アゼチジン-2-イル)メチル)-N-(((ホスホノオキシ)メトキシ)カルボニル)グリシン(36)の合成:表題化合物のアトロプ異性体混合物を、23Bの代わりに36Fを利用して実施例23の23の合成について提示された方法に従って調製した。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ9.20(d),8.02-7.72(m),7.53(d),7.17-6.91(m),6.52(s),6.31(s),5.54-5.34(m),5.02-4.63(m),4.47(d),3.47(s),2.89(s),2.57(d),2.03(d),1.54-1.28(m),1.01(s)。MS(m/z)1291.9[M+H]+。
実施例37.
ベンジル(S)-3-(((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)モルホリン-4-カルボキシレート(37A)の合成:表題化合物を、tert-ブチル(R)-(アゼチジン-2-イルメチル)カルバメート塩酸塩の代わりにtert-ブチル(S)-(モルホリン-3-イルメチル)カルバメートを利用して実施例36の36Aの合成について提示された方法に従って調製した。MS(m/z):350.7[M+H]+。
ベンジル(S)-3-(アミノメチル)モルホリン-4-カルボキシレート(37B)の合成:表題化合物を、36Aの代わりに37Aを利用して実施例36の36Bの合成について提示された方法に従って調製した。MS(m/z):251.0[M+H]+。
ベンジル(S)-3-(((2-(tert-ブトキシ)-2-オキソエチル)アミノ)メチル)モルホリン-4-カルボキシレート(37C)の合成:表題化合物を、36Bの代わりに37Bを利用して実施例36の36Cの合成について提示された方法に従って調製した。MS(m/z):365.0[M+H]+。
ベンジル(S)-3-(((2-(tert-ブトキシ)-2-オキソエチル)((クロロメトキシ)カルボニル)アミノ)メチル)モルホリン-4-カルボキシレート(37D)の合成:表題化合物を、36Cの代わりに37Cを利用して実施例36の36Dの合成について提示された方法に従って調製した。MS(m/z):457.0[M+H]+。
ベンジル(S)-3-(((2-(tert-ブトキシ)-2-オキソエチル)((((ジ-tert-ブトキシホスホリル)オキシ)メトキシ)カルボニル)アミノ)メチル)モルホリン-4-カルボキシレート(37E)の合成:表題化合物を、36Dの代わりに37Dを利用して実施例36の36Eの合成について提示された方法に従って調製した。MS(m/z):630.8[M+H]+。
tert-ブチル(S)-N-((((ジ-tert-ブトキシホスホリル)オキシ)メトキシ)カルボニル)-N-(モルホリン-3-イルメチル)グリシネート(37F)の合成:表題化合物を、36Eの代わりに37Eを利用して、実施例36の36Fの合成について提示された方法に従って調製した。MS(m/z):497.1[M+H]+。
N-(((S)-4-((4-クロロ-7-(2-((S)-1-(2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-3-イル)(メチルスルホニル)カルバモイル)モルホリン-3-イル)メチル)-N-(((ホスホノオキシ)メトキシ)カルボニル)グリシン(37)の合成:表題化合物のアトロプ異性体混合物を、23Bの代わりに37Fを利用して実施例23の23の合成について提示された方法に従って調製した。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ9.23(d),7.95-7.76(m),7.44(s),7.07-6.97(m),6.90(d),6.45-6.32(m),5.54-5.31(m),4.96(d),4.73(d),4.54(d),4.18-3.79(m),3.42(d),2.92(m),2.68-2.58(m),1.75(s),1.41(m),0.99(s)。MS(m/z)1322.1[M+H]+。
生物学的アッセイ
1.模擬腸液中の溶解度
溶解度アッセイのために、およそ1~10mgの試験する化合物を1.7mLポリプロピレン遠心チューブに添加した。次いで、十分な体積の絶食状態模擬腸液(FaSSIF)又は摂食状態模擬腸液(FeSSIF)を各チューブに添加して、約1~20mg/mLの最終濃度を達成した。FaSSIF及びFeSSIFは、製造者の説明書(カタログ番号FFF02,Biorelevant,London,UK)に従って調製した。試料を最初に約10秒間ボルテックスして固体を溶液中に懸濁させ、直ちに25℃及び1400rpmに設定したベンチトップ型バイアルミキサに入れた。所定のインキュベーション時間後、試料をバイアルミキサから取り出し、15,000gで遠心分離した。次いで、上清の試料をUPLCバイアルで希釈し、分析まで-20℃で保存した。サンプリング後、チューブを約10秒間ボルテックスして固体を再懸濁し、次の所定の時点まで25℃及び1400rpmでバイアルミキサに戻した。研究の完了時に、試料を冷凍庫から取り出し、周囲温度に平衡化し、逆相UPLCによって分析して、各時点での上清中の化合物の濃度を決定した。結果を以下の表1の第2列に示す。
2.速度論的溶解度分析(CLND:全化学発光窒素測定)
試験される各化合物のDMSOストックからの速度論的溶解度:Hamilton Starlet液体取り扱いを使用して、0.45μMポリカーボネートフィルターメンブレンを備えたMillipore溶解性フィルタープレート中で、3μLのDMSOストックを297μLの適切な培地(0.1NのHCL(Alfa Aesar部品番号35644-K2)及び1XPBS緩衝液(pH7.4))と組み合わせることによって、試験される各化合物の10μMのDMSOストック溶液の100倍希釈物をシングルトンで調製した。最終DMSO濃度は1.0%であり、最大理論化合物濃度は100μM(10mMのストック濃度を仮定する)である。フィルタープレートを密閉した。周囲温度(21.7~23.8℃)で24時間インキュベートした後、試料を真空濾過し、分析のために濾液を96ウェルポリプロピレンプレートに回収した。分析のために収集プレートを密封した。
AnalizaのAutomated Discovery Workstationで定量するために、濾液を窒素検出器に注入した。結果は、μM単位で報告される。
検出器の等モル窒素応答は、装置のダイナミック範囲が0.08μg/ml~4500μg/mlの窒素に及ぶ標準を使用して較正した。濾液をこの較正曲線に関して定量化した。溶解度の計算値は、DMSOと試料調製に使用した培地中に存在するバックグラウンド窒素を補正した。以下の表1の3列目に示される溶解度結果は、試料が窒素含有不純物を含まず、アッセイ条件下で安定であると仮定した。
1XPBS緩衝液(pH7.4)は、50mLのリン酸緩衝生理食塩水溶液10X、PBS(Fisher Bioreagent部品番号BP399-500)を約450mLのHPLCグレードH2Oに添加することによって調製した。その後、溶液の体積を500mLに調整し、総希釈倍率1:10、最終PBS濃度を1Xとした。最終溶液のpHを測定し、7.4であることがわかった。
3.経口バイオアベイラビリティPK試料
試験する化合物の経口用量(懸濁液及び溶液ビヒクル)を、ラット(Sprague Dawley)及びイヌ(Beagle)に経管栄養によって投与した。連続血液試料を頸静脈を介して、2mMジクロルボス(最終濃度)を含む予め冷却したK2EDTAに168時間まで収集した。全血を、収集の30分以内に遠心分離(5℃で10分間、3000rpm)によって血漿に処理した。
血漿試料をアセトニトリルによる直接タンパク質沈殿及び水による更なる希釈によって分析した後、分析のためにSciex API 5500 LC/MS/MSシステムに注入した。未知の血漿試料濃度は、試験される化合物については5~10,000nM、中間体5については1~10,000nMの標準範囲を使用して較正した。
AUCは、0時間から無限大までの血漿濃度対時間曲線下面積として計算した。
生物学的利用能(%F)を、経口用量による血漿濃度対IV用量(静脈内)による血漿濃度を比較することによって計算した。%F=[(PO AUCinf・IV用量)/(IV AUCinf・PO用量)]・100であり、以下の表1の4列目及び5列目に報告されている。試験されている化合物の血漿試料濃度は定量限界未満であり、したがって表1には報告されていない。表1の4列目及び5列目に報告された値は、血漿中の中間体5の観察された曝露に基づく。
懸濁ビヒクルは、0.5%ヒドロキシプロピルメチルセルロース、高粘度及び99.5%水であり、最終pHは2.0であった。使用した溶液ビヒクルは、1)5%エタノール、20%プロピレングリコール、及び75%水、並びに2)30%の10mMのHCl、5%エタノール、45%ポリエチレングリコール300、及び20%プロピレングリコールであった。
a.FeSSIF=摂食状態模擬腸液;FaSSIF=絶食状態の模擬腸液。
b.ビヒクルは、30%の10mMのHCl、5%のエタノール、45%のポリエチレングリコール300、及び20%のプロピレングリコールである。
c.ビヒクルは、5%のエタノール、20%のプロピレングリコール及び75%の水である。
刊行物、特許、及び特許文献を含む全ての参考文献は、参照により個別に組み込まれるかのように、参照により本明細書に組み込まれる。本開示は様々な実施形態及び技術を参照する。しかしながら、本開示の趣旨及び範囲内に留まりながら、多くの変形及び修正を行うことができることを理解されたい。説明は、特許請求される主題の例示とみなされる
べきであり、添付の特許請求の範囲を、例示される特定の実施形態に限定することを意図するものではないことを理解して行われる。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
式Iの化合物、
又はその薬学的に許容される塩であって、
式中、
Xは、C3~7単環式シクロアルキル、4~7員単環式ヘテロシクリル、フェニル、ナフタレニル、5~6員単環式ヘテロアリール、又は8~10員縮合二環式ヘテロアリールであり、ここで、前記C3~7単環式シクロアルキル、4~7員単環式ヘテロシクリル、フェニル、ナフタレニル、5~6員単環式ヘテロアリール、及び8~10員縮合二環式ヘテロアリールは、それぞれ独立して、1~3個のR1基で任意選択的に置換され、
各R1は、独立して、-CN、ハロゲン、Ra、Rb、Rc、C1~6アルキル、又は4~7員単環式ヘテロシクリルであり、
ここで、前記C1~6アルキルは、-CN、ハロゲン、Ra、Rb、Rc、-SR2及び=NR2aから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
ここで、前記4~7員単環式ヘテロシクリルは、-CN、ハロゲン、Ra、Rb及びRcから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
各Raは独立して、-P(O)(OH)2又は-OP(O)(OH)2であり、
各Rbは、独立して、-C(O)R2、-C(O)OR2、-C(O)NR3R3、-C(O)C(O)OR2、-S(O)2R2、-S(O)2NR3R3、又は-S(O)2OR3であり、
各Rcは、独立して、-OR2、-OC(O)R2、-OC(O)C(O)OR2、-NR3R3、-N+R3R3R3a、-NR3C(O)R2、-NR3C(O)NR3R3、-NR3C(O)OR2、-NR3C(O)C(O)OR2、又は-NR3S(O)2R2であり、
各R2は、独立して、H又はC1~6アルキルであり、ここで、前記C1~6アルキルは、-CN、ハロゲン、Ra、Rd及びReから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
各R2aは、独立して、H又はC1~3アルキルであり、
各R3は、独立して、H又はC1~6アルキルであり、ここで、前記C1~6アルキルは、-CN、ハロゲン、Ra、Rd、Re及び=NR3aから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
各R3aは、独立して、H又はC1~3アルキルであり、
各Rdは、独立して、-C(O)R4、-C(O)OR4、-C(O)NR4R4、-C(O)C(O)OR4、-S(O)2R4、-S(O)2NR4R4、又は-S(O)2OR4であり、
各Reは、独立して、-OR4、-OC(O)R4、-OC(O)C(O)OR4、-NR4R4、-N+R4R4R4a、-NR4C(O)R4、-NR4C(O)NR4R4、-NR4C(O)OR4、-NR4C(O)C(O)OR4、又は-NR4S(O)2R4であり、
各R4は、独立して、H又はC1~6アルキルであり、ここで、前記C1~6アルキルは、-OH、CN、ハロゲン、-COOH及びRaから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
各4員単環式ヘテロシクリルが、N、O、及びSから選択される、1個の環ヘテロ原子を有し、
各5~7員単環式ヘテロシクリルは、N、O、及びSから独立して選択される、1~2個の環ヘテロ原子を有し、
各5~6員単環式ヘテロアリール及び8~10員縮合二環式ヘテロアリールは、独立して、N、O及びSから独立して選択される1~4個の環ヘテロ原子を有する、式Iの化合物又はその薬学的に許容される塩。
(項目2)
Xは、C3~7単環式シクロアルキル、4~7員単環式ヘテロシクリル、フェニル、又は5~6員単環式ヘテロアリールであり、ここで、前記C3~7単環式シクロアルキル、4~7員単環式ヘテロシクリル、フェニル、及び5~6員単環式ヘテロアリールは、それぞれ独立して、1~3個のR1基で任意選択的に置換され、
各R1は、独立して、-CN、ハロゲン、Ra、Rb、Rc、C1~6アルキル、又は4~7員単環式ヘテロシクリルであり、
ここで、前記C1~6アルキルは、-CN、ハロゲン、Ra、Rb、Rc、-SR2及び=NR2aから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
ここで、前記4~7員単環式ヘテロシクリルは、-CN、ハロゲン、Ra、Rb及びRcから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
各Raは独立して、-P(O)(OH)2又は-OP(O)(OH)2であり、
各Rbは、独立して、-C(O)R2、-C(O)OR2、-C(O)NR3R3、-C(O)C(O)OR2、-S(O)2R2、-S(O)2NR3R3、又は-S(O)2OR3であり、
各Rcは、独立して、-OR2、-OC(O)R2、-OC(O)C(O)OR2、-NR3R3、-N+R3R3R3a、-NR3C(O)R2、-NR3C(O)NR3R3、-NR3C(O)OR2、-NR3C(O)C(O)OR2、又は-NR3S(O)2R2であり、
各R2は、独立して、H又はC1~6アルキルであり、ここで、前記C1~6アルキルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OH及びRaから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
各R2aは、独立して、H又はC1~3アルキルであり、
各R3は、独立して、H、-C(O)OR4、又はC1~6アルキルであり、ここで、前記C1~6アルキルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OR4、-NR4R4、Ra、及び=NR3aから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
各R3aは、独立して、H又はC1~3アルキルであり、
各R4は、独立して、H又はC1~6アルキルであり、ここで、前記C1~6アルキルは、-OH、CN、ハロゲン、-COOH及びRaから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
各4員単環式ヘテロシクリルが、N、O、及びSから選択される、1個の環ヘテロ原子を有し、
各5~7員単環式ヘテロシクリルは、N、O、及びSから独立して選択される、1~2個の環ヘテロ原子を有し、
式中、各5~6員単環式ヘテロアリール及び8~10員縮合二環式ヘテロアリールは、独立して、N、O及びSから独立して選択される1~4個の環ヘテロ原子を有する、項目1の化合物又はその薬学的に許容される塩。
(項目3)
Xは、C3~7単環式シクロアルキル、4~7員単環式ヘテロシクリル、フェニル、又は5~6員単環式ヘテロアリールであり、ここで、前記C3~7単環式シクロアルキル、4~7員単環式ヘテロシクリル、フェニル、及び5~6員単環式ヘテロアリールは、それぞれ独立して、1~3個のR1基で任意選択的に置換され、
各R1は、独立して、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OR2、-NR3R3、-NR3C(O)C(O)OR2、Ra、C1~6アルキル、又は4~7員単環式ヘテロシクリルであり、
ここで、前記C1~6アルキルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OH、-NR3R3、-NR3C(O)OR2、Ra、-SR2及び=NR2aから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
ここで、前記4~7員単環式ヘテロシクリルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OH及びRaから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
各Raは独立して、-P(O)(OH)2又は-OP(O)(OH)2であり、
各R2は、独立して、H又はC1~4アルキルであり、ここで、前記C1~4アルキルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OH及びRaから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
各R2aは、独立して、H又はC1~3アルキルであり、
各R3は、独立して、H、-C(O)OR4、又はC1~4アルキルであり、ここで、前記C1~4アルキルは、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OR4、-NR4R4、Ra、及び=NR3aから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
各R3aは、独立して、H又はC1~3アルキルであり、
各R4は、独立して、H又はC1~3アルキルであり、ここで、前記C1~3アルキルは、-OH、CN、ハロゲン、-COOH及びRaから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されており、
各4員単環式ヘテロシクリルが、N、O、及びSから選択される、1個の環ヘテロ原子を有し、
各5~7員単環式ヘテロシクリルは、N、O、及びSから独立して選択される、1~2個の環ヘテロ原子を有し、
式中、各5~6員単環式ヘテロアリール及び8~10員縮合二環式ヘテロアリールは、独立して、N、O及びSから独立して選択される1~4個の環ヘテロ原子を有する、項目1又は2に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
(項目4)
XがC3~7単環式シクロアルキルであり、前記C3~7単環式シクロアルキルが1~2個のR1基で任意選択的に置換されている、項目1~3のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
(項目5)
Xが4~7員単環式ヘテロシクリルであり、前記4~7員単環式ヘテロシクリルが1~2個のR1基で任意選択的に置換されている、項目1~3のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
(項目6)
Xが、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル又はモルホリニルであり、それぞれが1~2個のR1基で任意選択的に置換されている、項目1~3及び5のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
(項目7)
Xがフェニルであり、前記フェニルが1~2個のR1基で任意選択的に置換されている、項目1~3のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
(項目8)
Xが5~6員単環式ヘテロアリールであり、前記5~6員単環式ヘテロアリールが1~2個のR1基で任意選択的に置換されている、項目1~3のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
(項目9)
Xがピリジニルであり、前記ピリジニルが1~2個のR1基で任意選択的に置換されている、項目1~3及び8のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。(項目10)
Xが1個のR1基で任意選択的に置換されている、項目1~9のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
(項目11)
1つのR1が、-OH、-NH2、-C(O)OR2、-NR3R3又は-NR3C(O)C(O)OR2である、項目1~10のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
(項目12)
1つのR1が、-C(O)OH、-NH(=NH)NH2、-NHC(O)C(O)OH、又は
である、項目1~10及び11のいずれか一項に記載の化合物、又はその薬学的に許容される塩。
(項目13)
1個のR1がC1~6アルキルであり、前記C1~6アルキルが、-OH、-CN、ハロゲン、-C(O)OH、-NR3R3、-NR3C(O)OR2、Ra、-SR2、及び=NHから独立して選択される1~3個の基で任意選択的に置換されている、項目1~10のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
(項目14)
1個のR1が、メチル、-CH2NH2、-CH2OH、-CH2SH、-C(=NH)NH2、
である、項目1~10及び13のいずれか一項に記載の化合物、又はその薬学的に許容される塩。
(項目15)
1個のR1が5~6員単環式ヘテロシクリルであり、前記5~6員単環式ヘテロシクリルが、-OH、-C(O)OH及びRaから独立して選択される1~2個の基で任意選択的に置換されている、項目1~10のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
(項目16)
1つのR1がピペリジニルである、項目1~10及び15のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
(項目17)
各R2が独立してH又はC1~3アルキルであり、前記C1~3アルキルが-C(O)OH及びRaから独立して選択される1~2個の基で任意選択的に置換されている、項目1から11及び13のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
(項目18)
各R3が、独立して、H、-C(O)OR4又はC1~3アルキルであり、前記C1~3アルキルが、-OH、-C(O)OH、-NR4R4、Ra及び=NR3aから選択される1つの基で任意選択的に置換されている、項目1~11及び13のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
(項目19)
R3aが、Hである、項目1~11及び18のいずれか一項に記載の化合物、又はその薬学的に許容される塩。
(項目20)
各R4が独立してH又はC1~3アルキルであり、前記C1~3アルキルが-C(O)OH及びRaから独立して選択される1~2個の基で任意選択的に置換されている、項目1~11及び18のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
(項目21)
からなる群から選択される化合物、又はその薬学的に許容される塩。
(項目22)
からなる群から選択される化合物、又はその薬学的に許容される塩。
(項目23)
からなる群から選択される化合物、又はその薬学的に許容される塩。
(項目24)
次式である化合物、
又はその薬学的に許容される塩。
(項目25)
次式である化合物、
又はその薬学的に許容される塩。
(項目26)
次式である化合物、
又はその薬学的に許容される塩。
(項目27)
次式である化合物、
又はその薬学的に許容される塩。
(項目28)
次式である化合物、
又はその薬学的に許容される塩。
(項目29)
治療有効量の項目1~28のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩と、薬学的に許容される添加剤と、を含む、医薬組成物。
(項目30)
1つ、2つ、3つ、又は4つの追加の治療剤を更に含む、項目29に記載の医薬組成物。
(項目31)
前記追加の治療剤が、HIVのための併用薬、HIVを治療するための他の薬物、HIVプロテアーゼ阻害剤、逆転写酵素のHIV非ヌクレオシド又は非ヌクレオチド阻害剤、逆転写酵素のHIVヌクレオシド又はヌクレオチド阻害剤、HIVインテグラーゼ阻害剤、HIV非触媒部位(又はアロステリック)インテグラーゼ阻害剤、HIV侵入阻害剤、HIV成熟阻害剤、HIVカプシド阻害剤、ヌクレオカプシドタンパク質7(NCp7)阻害剤、HIV Tat又はRev阻害剤、Tat-TAR-P-TEFbの阻害剤、免疫モジュレータ、免疫療法剤、抗体-薬物コンジュゲート、遺伝子修飾剤、遺伝子エディタ(CRISPR/Cas9、ジンクフィンガーヌクレアーゼ、ホーミングヌクレアーゼ、合成ヌクレアーゼ、TALENなど)、細胞療法(キメラ抗原受容体T細胞、T細胞、CAR-T、及び操作されたT細胞受容体、TCR-T、自家T細胞療法、操作されたB細胞、NK細胞など)、潜伏感染再活性化剤、免疫系治療剤、ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ(PI3K)阻害剤、HIV抗体、二重特異性抗体及び「抗体様」治療タンパク質、HIV p17マトリックスタンパク質阻害剤、IL-13アンタゴニスト、ペプチジルプロリルシストランスイソメラーゼAモジュレータ、タンパク質ジスルフィドイソメラーゼ阻害剤、相補体C5a受容体アンタゴニスト、DNAメチルトランスフェラーゼ阻害剤、脂肪酸合成酵素阻害剤、HIV vif遺伝子モジュレータ、Vif二量体化アンタゴニスト、HIV-1ウイルス感染性因子阻害剤、HIV-1 Nefモジュレータ、TNF αリガンド阻害剤、HIV Nef阻害剤、Hckチロシンキナーゼモジュレータ、混合系統キナーゼ-3(MLK-3)阻害剤、HIV-1スプライシング阻害剤、インテグリンアンタゴニスト、ヌクレオタンパク質阻害剤、スプライシング因子モジュレータ、COMMドメイン含有タンパク質1モジュレータ、HIVリボヌクレアーゼH阻害剤、IFNアンタゴニスト、レトロサイクリンモジュレータ、CD3アンタゴニスト、CDK-4阻害剤、CDK-6阻害剤、CDK-9阻害剤、シトクロムP450 3阻害剤、CXCR4モジュレータ、樹状ICAM-3グラビング非インテグリン1阻害剤、HIV GAGタンパク質阻害剤、HIV POLタンパク質阻害剤、補体因子Hモジュレータ、ユビキチンリガーゼ阻害剤、デオキシシチジンキナーゼ阻害剤、サイクリン依存性キナーゼ阻害剤、HPK1(MAP4K1)阻害剤、プロタンパク質転換酵素PC9刺激因子、ATP依存性RNAヘリカーゼDDX3X阻害剤、逆転写酵素プライミング複合体阻害剤、G6PD及びNADH-オキシダーゼ阻害剤、mTOR複合体1阻害剤、mTOR複合体2阻害剤、P-糖タンパク質モジュレータ、RNAポリメラーゼモジュレータ
、TATタンパク質阻害剤、プロリルエンドペプチダーゼ阻害剤、ホスホリパーゼA2阻害剤、薬物動態増強剤、HIV遺伝子療法、HIVワクチン、及び抗HIVペプチド、又はこれらの任意の組み合わせからなる群から選択される、項目30に記載の医薬組成物。(項目32)
前記追加の治療剤が、HIVの併用薬、他のHIV治療剤、HIVプロテアーゼ阻害剤、HIV逆転写酵素阻害剤、HIVインテグラーゼ阻害剤、HIV非触媒部位(若しくはアロステリック)インテグラーゼ阻害剤、HIV侵入(融合)阻害剤、HIV成熟阻害剤、潜伏感染再活性化剤、カプシド阻害剤、免疫系治療剤、PI3K阻害剤、HIV抗体、二重特異性抗体、「抗体様」治療タンパク質、又はこれらの任意の組み合わせからなる群から選択される、項目30~31のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目33)
前記追加の治療剤が、ドルテグラビル、カボテグラビル、ダルナビル、ビクテグラビル、エルスルファビリン、リルピビリン、硫酸アバカビル、テノホビル、テノホビルジソプロキシル、テノホビルジソプロキシルフマレート、テノホビルジソプロキシルヘミフマレート、テノホビルアラフェナミド、及びテノホビルアラフェナミドヘミフマレート、又はその薬学的に許容される塩からなる群から選択される、項目30~32のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目34)
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症の治療又は予防を必要とする患者におけるその治療又は予防する方法であって、治療有効量の項目1~28のいずれか一項に記載の化合物若しくはその薬学的に許容される塩、又は項目29~33のいずれか一項に記載の医薬組成物を、前記患者に投与することを含む、方法。
(項目35)
重度の治療経験を有する患者のヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症を治療する方法であって、治療有効量の項目1~28のいずれか一項に記載の化合物若しくはその薬学的に許容される塩、又は項目29~33のいずれか一項に記載の医薬組成物を前記患者に投与することを含む、方法。
(項目36)
前記方法が治療有効量の1つ、2つ、3つ、又は4つの追加の治療剤、又はその薬学的に許容される塩を投与することを更に含む、項目34~35のいずれか一項に記載の方法。
(項目37)
前記1つ、2つ、3つ又は4つの追加の治療剤が、HIVのための併用薬、HIVを治療するための他の薬物、HIVプロテアーゼ阻害剤、逆転写酵素のHIV非ヌクレオシド又は非ヌクレオチド阻害剤、逆転写酵素のHIVヌクレオシド又はヌクレオチド阻害剤、HIVインテグラーゼ阻害剤、HIV非触媒部位(又はアロステリック)インテグラーゼ阻害剤、HIV侵入阻害剤、HIV成熟阻害剤、HIVカプシド阻害剤、ヌクレオカプシドタンパク質7(NCp7)阻害剤、HIV Tat又はRev阻害剤、Tat-TAR-P-TEFbの阻害剤、免疫モジュレータ、免疫療法剤、抗体-薬物コンジュゲート、遺伝子修飾剤、遺伝子エディタ(CRISPR/Cas9、ジンクフィンガーヌクレアーゼ、ホーミングヌクレアーゼ、合成ヌクレアーゼ、TALENなど)、細胞療法(キメラ抗原受容体T細胞、T細胞、CAR-T、及び操作されたT細胞受容体、TCR-T、自家T細胞療法、操作されたB細胞、NK細胞など)、潜伏感染再活性化剤、免疫系治療剤、ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ(PI3K)阻害剤、HIV抗体、二重特異性抗体及び「抗体様」治療タンパク質、HIV p17マトリックスタンパク質阻害剤、IL-13アンタゴニスト、ペプチジルプロリルシストランスイソメラーゼAモジュレータ、タンパク質ジスルフィドイソメラーゼ阻害剤、相補体C5a受容体アンタゴニスト、DNAメチルトランスフェラーゼ阻害剤、脂肪酸合成酵素阻害剤、HIV vif遺伝子モジュレータ、Vif二量体化アンタゴニスト、HIV-1ウイルス感染性因子阻害剤、HIV-1 Nefモジュレータ、TNF αリガンド阻害剤、HIV Nef阻害剤、
Hckチロシンキナーゼモジュレータ、混合系統キナーゼ-3(MLK-3)阻害剤、HIV-1スプライシング阻害剤、インテグリンアンタゴニスト、ヌクレオタンパク質阻害剤、スプライシング因子モジュレータ、COMMドメイン含有タンパク質1モジュレータ、HIVリボヌクレアーゼH阻害剤、IFNアンタゴニスト、レトロサイクリンモジュレータ、CD3アンタゴニスト、CDK-4阻害剤、CDK-6阻害剤、CDK-9阻害剤、シトクロムP450 3阻害剤、CXCR4モジュレータ、樹状ICAM-3グラビング非インテグリン1阻害剤、HIV GAGタンパク質阻害剤、HIV POLタンパク質阻害剤、補体因子Hモジュレータ、ユビキチンリガーゼ阻害剤、デオキシシチジンキナーゼ阻害剤、サイクリン依存性キナーゼ阻害剤、HPK1(MAP4K1)阻害剤、プロタンパク質転換酵素PC9刺激因子、ATP依存性RNAヘリカーゼDDX3X阻害剤、逆転写酵素プライミング複合体阻害剤、G6PD及びNADH-オキシダーゼ阻害剤、mTOR複合体1阻害剤、mTOR複合体2阻害剤、P-糖タンパク質モジュレータ、RNAポリメラーゼモジュレータ、TATタンパク質阻害剤、プロリルエンドペプチダーゼ阻害剤、ホスホリパーゼA2阻害剤、薬物動態増強剤、HIV遺伝子療法、HIVワクチン、及び抗HIVペプチド、又はこれらの任意の組み合わせからなる群から選択される、項目36に記載の方法。
(項目38)
前記1つ、2つ、3つ又は4つの追加の治療剤が、HIVの併用薬、他のHIV治療剤、HIVプロテアーゼ阻害剤、HIV逆転写酵素阻害剤、HIVインテグラーゼ阻害剤、HIV非触媒部位(若しくはアロステリック)インテグラーゼ阻害剤、HIV侵入(融合)阻害剤、HIV成熟阻害剤、潜伏感染再活性化剤、カプシド阻害剤、免疫系治療剤、PI3K阻害剤、HIV抗体、二重特異性抗体、及び「抗体様」治療タンパク質、又はこれらの任意の組み合わせからなる群から選択される、項目36~37のいずれか一項に記載の方法。
(項目39)
前記1つ、2つ、3つ又は4つの追加の治療剤が、ドルテグラビル、カボテグラビル、ダルナビル、ビクテグラビル、エルスルファビリン、リルピビリン、硫酸アバカビル、テノホビル、テノホビルジソプロキシル、テノホビルジソプロキシルフマレート、テノホビルジソプロキシルヘミフマレート、テノホビルアラフェナミド、及びテノホビルアラフェナミドヘミフマレート、又はその薬学的に許容される塩からなる群から選択される、項目36~38のいずれか一項に記載の方法。
(項目40)
前記患者がヒトである、項目34~39のいずれか一項に記載の方法。
(項目41)
治療に使用するための、治療有効量の項目1~28のいずれか一項に記載の化合物若しくはその薬学的に許容される塩、又は項目29~33のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(項目42)
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症の治療又は予防を必要とする患者におけるその治療又は予防する方法に使用するための、項目1~28のいずれか一項に記載の化合物、若しくはその薬学的に許容される塩、又は項目29~33のいずれか一項に記載の医薬組成物であって、前記方法が、治療有効量の前記化合物、若しくはその薬学的に許容される塩、又は前記医薬組成物を前記患者に投与することを含む、化合物若しくはその薬学的に許容される塩、又は医薬組成物。
(項目43)
重度の治療経験を有する患者のヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症を治療する方法に使用するための、項目1~28のいずれか一項に記載の化合物若しくはその薬学的に許容される塩、又は項目29~33のいずれか一項に記載の医薬組成物であって、前記方法が、治療有効量の前記化合物若しくはその薬学的に許容される塩、又は前記医薬組成物を前記患者に投与することを含む、化合物若しくはその薬学的に許容される塩、又は医薬組成物。
(項目44)
前記方法が治療有効量の1つ、2つ、3つ、又は4つの追加の治療剤、又はその薬学的に許容される塩を投与することを更に含む、項目42~43のいずれか一項に記載の使用。
(項目45)
前記1つ、2つ、3つ又は4つの追加の治療剤が、HIVのための併用薬、HIVを治療するための他の薬物、HIVプロテアーゼ阻害剤、逆転写酵素のHIV非ヌクレオシド又は非ヌクレオチド阻害剤、逆転写酵素のHIVヌクレオシド又はヌクレオチド阻害剤、HIVインテグラーゼ阻害剤、HIV非触媒部位(又はアロステリック)インテグラーゼ阻害剤、HIV侵入阻害剤、HIV成熟阻害剤、HIVカプシド阻害剤、ヌクレオカプシドタンパク質7(NCp7)阻害剤、HIV Tat又はRev阻害剤、Tat-TAR-P-TEFbの阻害剤、免疫モジュレータ、免疫療法剤、抗体-薬物コンジュゲート、遺伝子修飾剤、遺伝子エディタ(CRISPR/Cas9、ジンクフィンガーヌクレアーゼ、ホーミングヌクレアーゼ、合成ヌクレアーゼ、TALENなど)、細胞療法(キメラ抗原受容体T細胞、T細胞、CAR-T、及び操作されたT細胞受容体、TCR-T、自家T細胞療法、操作されたB細胞、NK細胞など)、潜伏感染再活性化剤、免疫系治療剤、ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ(PI3K)阻害剤、HIV抗体、二重特異性抗体及び「抗体様」治療タンパク質、HIV p17マトリックスタンパク質阻害剤、IL-13アンタゴニスト、ペプチジルプロリルシストランスイソメラーゼAモジュレータ、タンパク質ジスルフィドイソメラーゼ阻害剤、相補体C5a受容体アンタゴニスト、DNAメチルトランスフェラーゼ阻害剤、脂肪酸合成酵素阻害剤、HIV vif遺伝子モジュレータ、Vif二量体化アンタゴニスト、HIV-1ウイルス感染性因子阻害剤、HIV-1 Nefモジュレータ、TNF αリガンド阻害剤、HIV Nef阻害剤、Hckチロシンキナーゼモジュレータ、混合系統キナーゼ-3(MLK-3)阻害剤、HIV-1スプライシング阻害剤、インテグリンアンタゴニスト、ヌクレオタンパク質阻害剤、スプライシング因子モジュレータ、COMMドメイン含有タンパク質1モジュレータ、HIVリボヌクレアーゼH阻害剤、IFNアンタゴニスト、レトロサイクリンモジュレータ、CD3アンタゴニスト、CDK-4阻害剤、CDK-6阻害剤、CDK-9阻害剤、シトクロムP450 3阻害剤、CXCR4モジュレータ、樹状ICAM-3グラビング非インテグリン1阻害剤、HIV GAGタンパク質阻害剤、HIV POLタンパク質阻害剤、補体因子Hモジュレータ、ユビキチンリガーゼ阻害剤、デオキシシチジンキナーゼ阻害剤、サイクリン依存性キナーゼ阻害剤、HPK1(MAP4K1)阻害剤、プロタンパク質転換酵素PC9刺激因子、ATP依存性RNAヘリカーゼDDX3X阻害剤、逆転写酵素プライミング複合体阻害剤、G6PD及びNADH-オキシダーゼ阻害剤、mTOR複合体1阻害剤、mTOR複合体2阻害剤、P-糖タンパク質モジュレータ、RNAポリメラーゼモジュレータ、TATタンパク質阻害剤、プロリルエンドペプチダーゼ阻害剤、ホスホリパーゼA2阻害剤、薬物動態増強剤、HIV遺伝子療法、HIVワクチン、及び抗HIVペプチド、又はこれらの任意の組み合わせからなる群から選択される、項目44に記載の使用。
(項目46)
前記1つ、2つ、3つ又は4つの追加の治療剤が、HIVの併用薬、他のHIV治療剤、HIVプロテアーゼ阻害剤、HIV逆転写酵素阻害剤、HIVインテグラーゼ阻害剤、HIV非触媒部位(若しくはアロステリック)インテグラーゼ阻害剤、HIV侵入(融合)阻害剤、HIV成熟阻害剤、潜伏感染再活性化剤、カプシド阻害剤、免疫系治療剤、PI3K阻害剤、HIV抗体、二重特異性抗体、及び「抗体様」治療タンパク質、又はこれらの任意の組み合わせからなる群から選択される、項目44~45のいずれか一項に記載の使用。
(項目47)
前記1つ、2つ、3つ又は4つの追加の治療剤が、ドルテグラビル、カボテグラビル、ダルナビル、ビクテグラビル、エルスルファビリン、リルピビリン、硫酸アバカビル、テノホビル、テノホビルジソプロキシル、テノホビルジソプロキシルフマレート、テノホビルジソプロキシルヘミフマレート、テノホビルアラフェナミド、及びテノホビルアラフェナミドヘミフマレート、又はその薬学的に許容される塩からなる群から選択される、項目44~46のいずれか一項に記載の使用。
(項目48)
前記患者がヒトである、項目42~47のいずれか一項に記載の使用。