JP7772246B2 - 異常検出装置 - Google Patents

異常検出装置

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Description

本開示は、異常検出装置に関する。
各種電子機器に設けられる半導体装置の異常状態を検出する従来の装置としては、たとえば電源の異常状態のような各種の異常状態を検出する検出部と、検出部により異常が検出された場合に割込み信号を出力する出力端子とを備えた割込信号生成装置があった(特許文献1)。このような割込信号生成装置においては、割込み信号が出力端子から装置の内部のバスに出力されるように構成されていた。
半導体装置においては、半導体装置の内部における異常状態を検出し、異常状態を検出した検出信号を半導体装置の外部に出力することが要求される。このような半導体装置においては、異常検出装置として、各種の異常状態を検出する複数の検出回路と、複数の検出回路に対応してそれぞれ設けられ、対応する検出回路から出力される検出信号のデータを記憶する複数のレジスタと、複数のレジスタに対応してそれぞれ設けられ、対応するレジスタから読出された検出信号を半導体装置の外部に出力するための複数の出力端子とを備えたものがあった。
特開2002-55830号公報
しかし、前述のように異常状態を検出する検出回路の数に対応した複数の出力端子が設けられた従来の異常検出装置では、出力端子の数が過剰になることにより、異常検出信号を出力するために用いる半導体基板の面積が過剰に拡大するおそれがあった。
本開示は、上記の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、異常検出信号を出力するために用いる半導体基板の面積の拡大を抑制することができる異常検出装置を提供することである。
本開示のある局面に係る異常検出装置は、半導体装置において発生するおそれがある複数の異常状態を検出することが可能な異常検出装置であって、複数の検出回路と、複数のレジスタと、複数の選択回路と、論理和回路と、1つの出力端子とを備える。複数の検出回路は、複数の異常状態に対応してそれぞれ設けられ、対応する異常状態を検出した場合に第1信号を出力する。複数のレジスタは、複数の検出回路に対応してそれぞれ設けられ、対応する検出回路から入力される第1信号に応じたデータを記憶し、記憶されたデータに応じて第2信号を出力する。複数の選択回路は、複数のレジスタに対応してそれぞれ設けられ、対応するレジスタから入力される第2信号に応じて第3信号を出力するか否かを選択する。論理和回路は、複数の選択回路から第3信号が入力可能であり、入力される第3信号に応じて第4信号を出力する。1つの出力端子は、論理和回路から出力される第4信号を、異常状態が検出されたことを示す異常検出信号として出力する。
本開示の他の局面に係る異常検出装置は、半導体装置において発生するおそれがある複数の異常状態を検出することが可能な異常検出装置であって、複数の検出回路と、複数のレジスタと、複数の選択回路と、論理和回路と、バイパス回路と、排他的論理和回路と、1つの出力端子とを備える。複数の検出回路は、複数の異常状態に対応してそれぞれ設けられ、対応する異常状態を検出した場合に第1信号を出力する。複数のレジスタは、複数の検出回路に対応してそれぞれ設けられ、対応する検出回路から入力される第1信号に応じたデータを記憶し、記憶されたデータに応じて第2信号を出力する。複数の選択回路は、複数のレジスタに対応してそれぞれ設けられ、対応するレジスタから入力される第2信号に応じて第3信号を出力するか否かを選択する。論理和回路は、複数の選択回路から第3信号が入力可能であり、入力される第3信号に応じて第4信号を出力する。バイパス回路は、複数の検出回路のうちから選択された検出回路から出力される第1信号に応じた第5信号を、対応するレジスタおよび選択回路をバイパスして出力する。排他的論理和回路は、論理和回路から出力される第4信号と、バイパス回路から出力される第5信号とが入力可能であり、入力される第4信号および第5信号に応じて、第6信号を出力する。1つの出力端子は、排他的論理和回路から出力される第6信号を、異常状態が検出されたことを示す異常検出信号として出力する。バイパス回路は、複数の検出回路に対応してそれぞれ設けられ、対応する検出回路を選択可能な複数の選択スイッチと、複数の選択スイッチにより選択された検出回路から出力される第1信号に応じて、1ショットパルス信号よりなる第5信号を出力するパルス発生回路とを含む。
本開示のある局面に係る異常検出装置によれば、複数の選択回路により、対応するレジスタから入力される第2信号に応じて第3信号を出力するか否かが選択されるので、論理和回路に入力される第3信号の数を絞り込むことができる。論理和回路において、入力される第3信号に応じて出力される第4信号が、1つの出力端子から異常検出信号として出力されるので、異常検出信号を出力する出力端子の数を抑制することができる。異常検出信号を出力する出力端子の数を抑制することができることにより、異常検出信号を出力するために用いる半導体基板の面積を抑制することができる。
本開示の他の局面に係る異常検出装置によれば、複数の選択回路により、対応するレジスタから入力される第2信号に応じて第3信号を出力するか否かが選択されるので、論理和回路に入力される第3信号の数を絞り込むことができる。論理和回路において、入力される第3信号に応じて出力される第4信号が出力され、排他的論理和回路において、論理和回路から出力される第4信号と、バイパス回路から出力される第5信号とに応じて出力される第6信号が、1つの出力端子から異常検出信号として出力されるので、異常検出信号を出力する出力端子の数を抑制することができる。異常検出信号を出力する出力端子の数を抑制することができることにより、異常検出信号を出力するために用いる半導体基板の面積を抑制することができる。
実施の形態1における異常検出装置の回路図である。 実施の形態2における異常検出装置の回路図である。 パルス発生回路の回路図である。 パルス発生回路における各部の信号レベルを示すタイミングチャートである。 排他的論理和回路の入力と出力との関係を示す真理表である。 排他的論理和回路の出力信号による異常状態の第1判定例を示すタイミングチャートである。 排他的論理和回路の出力信号による異常状態の第2判定例を示すタイミングチャートである。 実施の形態1~3における回路面積と出力端子用のパッド面積との一例を示す図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、複数の実施の形態について説明するが、各実施の形態で説明された構成を適宜組み合わせることは出願当初から予定されている。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
(異常検出装置10の構成)
図1は、実施の形態1における異常検出装置10の回路図である。
図1に示すように、異常検出装置10は、半導体装置100に含まれる。異常検出装置10は、異常検出回路1、異常記憶レジスタ2、異常選択回路3、論理回路4、バイパス回路5、および、出力端子6を含む。異常検出装置10は、さらに第1判定値記憶回路7および第2判定値記憶回路8を含む。
半導体装置100は、予め定められた電流を検出し、検出した電流値を示す信号を出力する電流センサを構成する半導体装置である。なお、半導体装置100は、どのような電子機器を構成する半導体装置であってもよい。
異常検出回路1は、半導体装置100における複数の異常状態を検出し、検出信号を出力する回路である。異常記憶レジスタ2は、異常検出回路1で検出された異常状態を記憶するレジスタであり、異常検出回路1から出力される検出信号を記憶し、対応する信号を異常選択回路3に出力する。異常選択回路3は、異常記憶レジスタ2から出力される信号のうちから選択された信号を論理回路4に出力する回路である。論理回路4は、異常選択回路3から出力される信号に応じて論理演算をし、演算結果を示す信号を出力端子6に出力する回路である。
出力端子6は、論理回路4から出力される信号を異常検出装置10による異常検出信号として出力する端子である。出力端子6は、半導体装置100に設けられた信号経路を通り、半導体装置100に設けられた外部出力端子を介して半導体装置100の外部に出力される。
なお、出力端子6は、その端子自体が半導体装置100の外部に信号を出力する外部出力端子としての機能を有してもよく、その場合は、異常検出装置10に設けられた出力端子6を介して出力される信号が、半導体装置100において異常状態が検出されたことを示す異常検出信号として、半導体装置100の外部に出力される。
半導体装置100の外部には、半導体装置100から出力される各種の信号を用いるシステムが存在する。半導体装置100が例えば電流センサである場合は、半導体装置100から出力される電流の検出信号が、半導体装置100により検出された電流値を用いるシステムに向けて出力される。そして、半導体装置100において異常状態が検出されたことを示す異常検出信号も、半導体装置100により検出された電流値を用いるシステムに向けて出力される。
異常検出回路1は、複数の異常状態に対応して設けられた第1検出回路11および第2検出回路12を含む。異常記憶レジスタ2は、第1レジスタ21および第2レジスタ22を含む。異常選択回路3は、第1選択回路31および第2選択回路32を含む。論理回路4は、論理和回路41を含む。バイパス回路5は、第1選択スイッチ51および第2選択スイッチ52を含む。
異常記憶レジスタ2において、第1レジスタ21は、第1検出回路11に対応して設けられる。異常記憶レジスタ2において、第2レジスタ22は、第2検出回路12に対応して設けられる。
異常選択回路3において、第1選択回路31は、第1レジスタ21に対応して設けられる。異常選択回路3において、第2選択回路32は、第2レジスタ22に対応して設けられる。第1選択回路31は、第1入力端子および第2入力端子という2つの入力端子と、1つの出力端子とを備えた論理積回路であり、第1入力端子および第2入力端子からの入力信号の論理積に応じたレベルの出力信号を出力端子から出力する。第2選択回路32は、第1選択回路31と同様の論理積回路である。
半導体装置100には、電圧モニタ回路101が設けられる。電圧モニタ回路101は、たとえば電流センサを構成する半導体装置100において検出される電流値を電圧値に変換し、その電圧値をモニタ電圧VMとして出力する。
第1判定値記憶回路7は、第1判定値としてモニタ電圧の上限値である上限電圧VHが記憶されている。第1判定値記憶回路7は、記憶された上限電圧VHを出力する。第2判定値記憶回路8は、第2判定値としてモニタ電圧の下限値である下限電圧VLが記憶されている。第2判定値記憶回路8は、記憶された下限電圧VLを出力する。
第1検出回路11および第2検出回路12は、コンパレータである。第1検出回路11には、モニタ電圧VMと上限電圧VHとが入力される。第1検出回路11は、モニタ電圧VMが上限電圧VHよりも高い異常状態となった場合に、出力信号がHレベルとなる。第2検出回路12には、モニタ電圧VMと下限電圧VLとが入力される。第2検出回路12は、モニタ電圧VMが下限電圧VLよりも低い異常状態となった場合に、出力信号がHレベルとなる。このように、第1検出回路11および第2検出回路12は、複数種類の異常状態に対応して設けられる。
第1検出回路11から出力される信号は、第1レジスタ21および第1選択スイッチ51に向けて出力される。第1レジスタ21では、第1検出回路11から出力される信号がHレベルである場合に、そのHレベルの信号状態を記憶する。
第2検出回路12から出力される信号は、第2レジスタ22および第2選択スイッチ52に向けて出力される。第2レジスタ22では、第2検出回路12から出力される信号がHレベルである場合に、そのHレベルの信号状態を記憶する。
第1レジスタ21の出力信号は、第1選択回路31の第1入力端子から第1選択回路31に入力される。第2レジスタ22の出力信号は、第2選択回路32の第1入力端子から第2選択回路32に入力される。第1選択回路31および第2選択回路32は、ともに論理積回路により構成される。
マスクレジスタ33は、第1選択回路31と第2選択回路32とのうち、対応するレジスタから入力された信号に応じた信号を出力する回路を選択することを可能とするレジスタである。
マスクレジスタ33は、第1選択回路31と第2選択回路32との複数の回路のうち、信号を出力させる回路について、その回路における第2入力端子の信号レベルを常にHレベルとすることにより回路を選択する。
マスクレジスタ33は、第1選択回路31と第2選択回路32との複数の回路のうち、信号を出力させない回路について、その回路における第2入力端子の信号レベルを常にLレベルとすることにより回路を選択しない。
異常選択回路3では、このようなマスクレジスタ33の機能により、第1選択回路31と第2選択回路32との複数の回路のうち、第2入力端子の信号レベルをHレベルとされた回路は、対応するレジスタから入力された信号に応じた信号を出力する回路として選択される。
第1選択回路31から出力される信号および第2選択回路32から出力される信号は、論理和回路41に入力される。
第1選択回路31が信号を出力させる回路として選択された場合は、第1検出回路11が異常状態を検出して出力信号がHレベルになると、対応する第1レジスタ21、および、第1選択回路31を経て論理和回路41に入力される信号がHレベルとなる。
第2選択回路32が信号を出力させる回路として選択された場合は、第2検出回路12が異常状態を検出して出力信号がHレベルになると、対応する第2レジスタ22、および、第2選択回路32を経て論理和回路41に入力される信号がHレベルとなる。
異常選択回路3においては、異常検出装置10を使用する者が必要に応じて、マスクレジスタ33から第1選択回路31および第2選択回路32に出力する信号を調整する設定をすることにより、異常状態を検出した信号に応じた信号を出力する選択回路を選択することが可能である。したがって、異常選択回路3においては、第1選択回路31および第2選択回路32の両方について、異常状態を検出した信号に応じた信号を出力させることが可能であり、第1選択回路31および第2選択回路32のいずれか一方について、異常状態を検出した信号に応じた信号を出力させることが可能である。このようにすることにより、異常検出装置10を使用する者が必要とする種類の異常状態を検出した信号に対応する信号を異常選択回路3から出力させることができる。このように、異常選択回路3では、論理和回路に入力される信号の数を絞り込むことができる。
バイパス回路5においては、第1選択スイッチ51がオン状態である場合に、第1検出回路11の出力信号が、バイパス回路5内の信号経路を通ることにより、対応する第1レジスタ21および第1選択回路31をバイパスして論理和回路41に入力される。たとえば、第1選択スイッチ51がオン状態である場合に、第1検出回路11が異常状態を検出して出力信号がHレベルになると、第1選択スイッチ51、および、バイパス回路5内の信号経路を経て論理和回路41に入力される信号がHレベルとなる。
バイパス回路5においては、第2選択スイッチ52がオン状態である場合に、第2検出回路12の出力信号が、バイパス回路5内の信号経路を通ることにより、対応する第2レジスタ22および第2選択回路32をバイパスして論理和回路41に入力される。たとえば、第2選択スイッチ52がオン状態である場合に、第2検出回路12が異常状態を検出して出力信号がHレベルになると、第2選択スイッチ52、および、バイパス回路5内の信号経路を経て論理和回路41に入力される信号がHレベルとなる。
論理和回路41では、第1選択回路31から入力される信号と、第2選択回路32から入力される信号と、バイパス回路5から入力される信号との論理和を示す信号が出力される。論理和回路41から出力される信号は、出力端子6を介して出力される。論理和回路41から出力される信号がHレベルの場合に、出力端子6を介して出力される信号は、異常状態が検出されたことを示す異常検出信号である。
バイパス回路5では、第1検出回路11の出力信号、および、第2検出回路12の出力信号が、異常記憶レジスタ2および異常選択回路3をバイパスして論理和回路41に入力されるので、第1検出回路11の出力信号、および、第2検出回路12の出力信号が、異常記憶レジスタ2および異常選択回路3を介して論理和回路41に入力される通常信号経路を通る場合と比べて、高速度で論理和回路41に入力される。
たとえば、異常検出装置10を使用する者は、複数種類の異常状態のうち、検出された場合に緊急に対処する必要がある特別異常状態については、第1選択スイッチ51と第2選択スイッチ52とのうち、対応するスイッチをオン状態に設定しておく。複数種類の異常状態のうち、特別異常状態以外の異常状態は、標準異常状態と呼ぶ場合がある。
これにより、第1選択スイッチ51と第2選択スイッチ52とのうち、対応するスイッチがオン状態に設定された異常状態については、異常状態が検出された場合に、検出信号がバイパス回路5を経て論理和回路41に入力されることにより、検出信号が通常信号経路を経て論理和回路41に入力される場合と比べて、早いタイミングで、出力端子6を介して異常検出信号が出力される。
一例として、異常検出装置10を使用する者は、電圧モニタ回路101から出力されるモニタ電圧VMについて、上限電圧VHよりも高くなった場合に第1検出回路11により検出される異常状態の方が、下限電圧VLよりも低くなった場合に第2検出回路12により検出される異常状態よりも緊急に対処する必要がある場合には、第1選択スイッチ51をオン状態に設定しておく。
このように第1選択スイッチ51をオン状態に設定した場合、第1選択回路31については、信号を出力可能に設定してもよく、信号を出力不可能に設定してもよい。同様に、第2選択スイッチ52をオン状態に設定した場合、第2選択回路32については、信号を出力可能に設定してもよく、信号を出力不可能に設定してもよい。
たとえば、第1選択スイッチ51をオフ状態にする設定がされ、第2選択回路32が信号を出力可能に設定されている場合には、モニタ電圧VMが下限電圧VLよりも低くなった異常状態が第2検出回路12で検出されたときに、第2検出回路12から出力される信号に応じた異常検出信号が、第2レジスタ22、第2選択回路32、および、論理和回路41を経て、第1タイミングで出力端子6から出力される。
たとえば、第1選択スイッチ51をオン状態にする設定がされ、第1選択回路31が信号を出力可能に設定されている場合には、モニタ電圧VMが上限電圧VHよりも高くなった異常状態が発生したときに、第1検出回路11から出力される信号に応じた異常検出信号が、第1レジスタ21、第1選択回路31、および、論理和回路41を経て、第1タイミングで出力端子6から出力される前に、第1検出回路11から出力される信号に応じた異常検出信号が、バイパス回路5の第1選択スイッチ51、および、論理和回路41を経て、第1タイミングよりも早い第2タイミングで出力端子6から出力される。
以上に説明した実施の形態1では、次のような技術的効果を得ることができる。第1検出回路11および第2検出回路12から出力される検出信号については、複数の選択回路である第1選択回路31および第2選択回路32により、対応するレジスタである第1レジスタ21および第2レジスタ22から入力される信号に応じて信号を出力するか否かが選択されるので、論理和回路41に入力される信号の数を絞り込むことができる。論理和回路41において、入力される信号に応じて出力される信号が、1つの出力端子6から異常検出信号として出力されるので、異常検出信号を出力する出力端子の数を抑制することができる。異常検出信号を出力する出力端子6の数を抑制することができることにより、異常検出信号を出力するために用いる半導体基板の面積を抑制することができる。
また、バイパス回路5により、複数の選択スイッチである第1選択スイッチ51および第2選択スイッチ52により選択された検出回路である第1検出回路11および第2検出回路12から出力される信号が、対応するレジスタおよび選択回路のような通常信号経路をバイパスして論理和回路41に入力されるので、第1検出回路11および第2検出回路12からの検出信号が通常信号経路を経て論理和回路41に入力される場合と比べて、早いタイミングで、出力端子6を介して異常検出信号を出力させることができる。
なお、図1に示した異常検出装置10では、バイパス回路5が設けられない構成を採用してもよい。そのような構成であっても、異常検出信号を出力するために用いる半導体基板の面積を抑制することができる。
[実施の形態2]
(異常検出装置10aの構成)
図2は、実施の形態2における異常検出装置10aの回路図である。異常検出装置10aについては、実施の形態1における異常検出装置10との構成の差異を主に説明する。
図2に示す異常検出装置10aが、図1に示す異常検出装置10と異なる部分は、論理回路40およびバイパス回路50の構成である。論理回路40は、論理和回路41に加えて、排他的論理和回路42を含む。バイパス回路50は、第1選択スイッチ51および第2選択スイッチ52に加えて、パルス発生回路53を含む。
論理和回路41においては、第1選択回路31から出力される信号および第2選択回路32から出力される信号が入力される。論理和回路41では、第1選択回路31から入力される信号と、第2選択回路32から入力される信号との論理和を示す信号が出力される。論理和回路41から出力される信号は、排他的論理和回路42に入力される。
バイパス回路50においては、第1選択スイッチ51から出力される信号、および、第2選択スイッチ52から出力される信号が、パルス発生回路53に入力される。パルス発生回路53では、第1選択スイッチ51から入力される信号、および、第2選択スイッチ52から入力される信号に応じて、1ショットパルス信号を発生させる。パルス発生回路53から出力される1ショットパルス信号は、排他的論理和回路42に入力される。
排他的論理和回路42では、論理和回路41から入力される信号と、パルス発生回路53から入力される信号との排他的論理和を示す信号が出力される。論理和回路41から出力される信号は、出力端子6を介して出力される。排他的論理和回路42から出力される信号は、図5~図7に示すように、信号の変化状態に応じて、異常状態が検出されたことを示す異常検出信号である。
(パルス発生回路53の構成)
図3は、パルス発生回路53の回路図である。パルス発生回路53は、入力端子530の入力電圧VinがHレベルになった場合に、出力端子535の出力電圧Voutが予め定められた時間に亘りHレベルになる1ショットパルス信号を出力する。
パルス発生回路53は、抵抗器531、コンデンサ532、反転回路533、および、論理積回路534を含む。論理積回路534の第1入力端子は、入力端子530と接続されている。
入力端子530と、接地536との間には、抵抗器531とコンデンサ532とが直列に接続されている。抵抗器531とコンデンサ532との接続点537と、論理積回路534の第2入力端子との間には、反転回路533が接続されている。
抵抗器531とコンデンサ532とで構成されるRC回路の接続点537の電圧が反転回路533の入力電圧V1となる。反転回路533の出力電圧V2が論理積回路534の第2入力端子の入力電圧となる。論理積回路534の出力電圧Voutが、排他的論理和回路42の入力端子の入力電圧となる。
図4は、パルス発生回路53における各部の信号レベルを示すタイミングチャートである。図4においては、電圧Vin、電圧V1、電圧V2、および、電圧Voutの関係が示されている。
図4を参照して、たとえば、第1選択スイッチ51がON状態に設定されている場合において、第1検出回路11の検出信号がLレベルからHレベルに変化すると、電圧VinがLレベルからHレベルに変化する。電圧VinがHレベルに変化すると、電圧V1は、RC回路の時定数で決まる遅延期間tで遅延したタイミングでLレベルからHレベルに変化する。
電圧V1がHレベルに変化すると、反転回路533によりレベルが反転された電圧V2は、HレベルからLレベルに変化する。論理積回路534は、第1入力端子の電圧が電圧Vinであり、第2入力端子の電圧が電圧V2である。論理積回路534の出力電圧Voutは、電圧VinがHレベルに変化する前は、電圧Vinおよび電圧VがLレベルであることによりLレベルであり、電圧VinがHレベルに変化したときから、電圧V2が遅延してLレベルに変化するまでの遅延期間tに対応する期間tにおいて、Hレベルとなり、その後Lレベルとなる。
このような構成により、論理積回路534から出力される電圧out、すなわち、出力端子535の電圧Voutは、電圧V1がLレベルからHレベルに変化した場合に、期間tにおいてHレベルとなる1ショットパルス信号となる。したがって、パルス発生回路53は、入力される信号がHレベルとなると、1ショットパルス信号を出力する。
なお、パルス発生回路53としては、1ショットパルス信号を出力する回路であれば、図3に示す回路以外のパルス発生回路を用いてもよい。
(排他的論理和回路42の入力と出力との関係)
次に、排他的論理和回路42における入力と出力との関係を説明する。
図5は、排他的論理和回路42の入力と出力との関係を示す真理表である。図5においては、論理和回路41から排他的論理和回路42への入力信号X、および、パルス発生回路53から排他的論理和回路42への入力信号Yと、排他的論理和回路42からの出力信号Zとの関係が示されている。さらに、図5においては、入力信号X,Yおよび出力信号Zの状態と、異常状態の検出状態との関係が示されている。
入力信号Xおよび入力信号YがLレベルの場合は、出力信号ZがLレベルとなる。このような関係がある場合は、異常状態が未検出である。入力信号XがHレベルで入力信号YがLレベルの場合は、出力信号ZがHレベルとなる。このような関係がある場合は、標準異常状態が検出された状態である。
入力信号XがLレベルで入力信号YがHレベルの場合は、出力信号ZがHレベルとなる。このような関係がある場合は、特別異常状態が検出された状態である。入力信号Xおよび入力信号YがHレベルの場合は、出力信号ZがLレベルとなる。このような関係がある場合は、標準異常状態および特別異常状態が同時に検出された状態である。
(排他的論理和回路42の出力信号による異常状態の判定例)
次に、排他的論理和回路42の出力信号による異常状態の判定例を説明する。図6は、排他的論理和回路42の出力信号による異常状態の第1判定例を示すタイミングチャートである。図6においては、特別異常状態が検出された後に標準異常状態が発生した例が示されている。
図6を参照して、タイミングTaにおいて特別異常状態が検出されると、タイミングTaにおいて、バイパス回路50のパルス発生回路53から1ショットパルス信号が排他的論理和回路42に入力されるので、排他的論理和回路42の出力信号は、タイミングTa~Tbの期間tにおいてHレベルとなる。その後、タイミングTc~Tdの期間において標準異常状態が検出されると、タイミングTc~Tdの期間において、論理和回路41からHレベルの信号が入力されるので、排他的論理和回路42の出力信号は、タイミングTc~Tdの期間においてHレベルとなる。
図6に示す第1例では、タイミングTa~Tbのように1ショットパルスで排他的論理和回路42の出力信号がHレベルになった場合に、特別異常状態が検出されたことを判定することができる。図6に示す第1例では、タイミングTc~Tdのように1ショットパルスのHレベルの期間tよりも長い期間に亘り排他的論理和回路42の出力信号がHレベルになった場合に、標準異常状態が検出されたことを判定することができる。
図7は、排他的論理和回路42の出力信号による異常状態の第2判定例を示すタイミングチャートである。図7においては、標準異常状態が検出されている状態で特別異常状態が検出された例が示されている。
図7を参照して、タイミングTeにおいて標準異常状態が検出されると、タイミングTe~Thの期間において、論理和回路41からHレベルの信号が入力される。これにより、排他的論理和回路42の出力信号は、タイミングTe~Thの期間において基本的にHレベルとなる。タイミングTe~Thの期間中におけるタイミングTfにおいて特別異常状態が検出されると、タイミングTfにおいて、バイパス回路50のパルス発生回路53から1ショットパルス信号が排他的論理和回路42に入力されるので、排他的論理和回路42の出力信号は、図5に示す関係により、タイミングTf~Tgの期間tにおいてHレベルからLレベルに変化する。
図7に示す第2例では、タイミングTe~Thのように1ショットパルスのHレベルの期間tよりも長い期間に亘り排他的論理和回路42の出力信号がHレベルになった場合に、標準異常状態が検出されたことを判定することができる。タイミングTf~Tgのように期間tにおいてHレベルからLレベルに変化した場合に、タイミングTf~Tgにおいて特別異常状態が検出されたことを判定することができる。
実施の形態2の異常検出装置10aによれば、実施の形態1の異常検出装置10により得られる効果に加えて、次のような構成を得ることができる。異常検出装置10aでは、図6および図7を用いて説明したように、排他的論理和回路42から出力される信号の変化状態により、特別異常状態が検出されたか否かを示すことができるとともに、標準異常状態が検出されたことを示すことができる。したがって、異常検出装置10aによれば、出力端子6から出力される信号の変化状態を確認することにより、特別異常状態が検出されたか否かを示すことができるとともに、標準異常状態が検出されたことを示すことができる。
[実施の形態3]
(特別異常状態の検出に応じた信号を出力する場合の異常選択回路3のその他の設定例)
実施の形態3においては、第1選択スイッチ51と第2選択スイッチ52とを用いて特別異常状態が検出されたことを示す信号をバイパス回路5,50から出力させる設定がされた場合における異常選択回路3のその他の設定例を説明する。
前述した実施の形態1および実施の形態2では、第1選択スイッチ51または第2選択スイッチ52をオン状態に設定した場合でも、第1選択スイッチ51および第2選択スイッチ52に対応する第1検出回路11および第2検出回路12に対応する第1選択回路31および第2選択回路32については、対応する第1レジスタ21および第2レジスタ22から入力される信号に応じて信号を出力するように、マスクレジスタ33により設定する例を説明した。
しかし、これに限らず、第1選択スイッチ51または第2選択スイッチ52をオン状態に設定した場合に、当該選択スイッチ以外の選択スイッチに対応する第1検出回路11または第2検出回路12に対応する第1選択回路31または第2選択回路32については、対応する第1レジスタ21または第2レジスタ22から入力される信号に応じて信号を出力しないように、マスクレジスタ33により設定するようにしてもよい。
このような設定をすれば、異常状態が検出された場合に緊急に対処する必要がない異常状態については、異常状態の検出を示す信号が出力されないので、論理和回路41から出力端子6を介して出力される信号が示す異常状態について、対処する対象となる異常状態を絞り込むことができるので、緊急に対処する必要がある異常状態についての対処を迅速に実行することができるようになる。
[実施の形態1~3における回路面積と出力端子用のパッド面積との一例]
次に、実施の形態1~3における回路面積と出力端子用のパッド面積との一例を図により視覚的イメージで説明する。
図1および図2に示すような半導体装置100において、出力端子6から出力される異常検出信号を半導体装置100の外部に出力するためには、半導体装置100が設けられた半導体基板において、信号出力用の金属皮膜による電極であるパッドを設ける必要がある。パッドは、1つの出力端子につき1つ設ける必要がある。したがって、パッドは、出力端子の数と同数設ける必要がある。
図8は、実施の形態1~3における回路の面積と信号出力用のパッドの面積との一例を示す図である。図8を参照して、図1および図2に示す半導体装置100が設けられた半導体基板において、異常検出装置10,10aを構成する回路が設けられる回路領域61のチップ面積は、たとえば、36μmである。これは、異常検出装置10,10aを構成する回路が約600個のトランジスタにより構成され、各トランジスタが設けられるチップ面積が0.06μmである場合の例である。
図8を参照して、図1および図2に示す半導体装置100のような半導体装置が設けられた半導体基板における信号出力用のパッドが設けられるパッド領域62のチップ面積としては、たとえば、1つのパッド領域62につき60μm×60μm=360μmの面積が必要となる。図8においては、回路領域61のチップ面積と、パッド領域62のチップ面積とが対比可能に示されている。
図8に示すように、パッド領域62のチップ面積は、回路領域61のチップ面積と比べて100倍程という広い面積が必要とされる。したがって、従来のように複数の異常検出信号ごとに出力端子を設ける場合には、たとえば、出力端子が5つの場合、パッド領域の面積として、図8に示す1つのパッド領域62のチップ面積の5倍のチップ面積が必要となるので、半導体基板の面積が過剰に拡大することが、図8の回路領域61とパッド領域62とを比較すると明らかである。これに対し、実施の形態1~3に示す異常検出装置10,10aでは、異常検出信号を出力する出力端子6が1つであるので、異常検出信号を出力するために用いる半導体基板の面積を抑制することができる。
[その他の変形例]
次に、本開示による実施の形態のその他の変形例を説明する。
(1)実施の形態1~3では、モニタ電圧の一例として1種類の電圧がある場合を説明したが、モニタ電圧は、たとえば、半導体装置100の電源電圧、内部レギュレータ電圧、出力電圧、温度センサの電圧、および、冗長化された温度センサの差電圧など各種の電圧が用いられる。
(2)実施の形態1~3では、1種類のモニタ電圧に対応する異常を検出する検出回路として、2つの検出回路である第1検出回路11および第2検出回路12が設けられた例を示した。しかし、異常検出回路1に含まれる検出回路としては、1種類のモニタ電圧に応じて、3つ以上の検出回路が設けられてもよい。その場合には、検出回路の数に対応した数で、異常記憶レジスタ2のレジスタ、異常選択回路3の選択回路、および、バイパス回路5,50の選択スイッチが設けられる。
(3)実施の形態1~3では、1種類のモニタ電圧に対応して、2つの検出回路を設ける例を示した。しかし、これに限らず、1種類のモニタ電圧から1種類の異常状態を検出する場合には、1種類のモニタ電圧に対応して1つの検出回路を設ければよい。その場合には、検出回路の数に応じた数で、異常記憶レジスタ2のレジスタ、異常選択回路の選択回路、および、バイパス回路5,50の選択スイッチが設けられる。
(4)実施の形態1のバイパス回路5においては、第1選択スイッチ51および第2選択スイッチ52のように、複数の選択スイッチに対応して1つの信号経路を設ける例を示した。しかし、これに限らず、複数の選択スイッチに対応して複数の信号経路を設け、複数の選択スイッチから複数の信号経路を経て論理和回路41に信号が入力されるようにしてもよい。
[付記]
次に、本開示による実施の形態の特徴をまとめて説明する。
〈1〉半導体装置(半導体装置100)において発生するおそれがある複数の異常状態を検出することが可能な異常検出装置(異常検出装置10)であって、前記複数の異常状態に対応してそれぞれ設けられ、対応する異常状態を検出した場合に第1信号を出力する複数の検出回路(第1検出回路11、第2検出回路12)と、前記複数の検出回路(第1検出回路11、第2検出回路12)に対応してそれぞれ設けられ、対応する検出回路から入力される第1信号に応じたデータを記憶し、記憶された前記データに応じて第2信号を出力する複数のレジスタ(第1レジスタ21、第2レジスタ22)と、前記複数のレジスタ(第1レジスタ21、第2レジスタ22)に対応してそれぞれ設けられ、対応するレジスタから入力される第2信号に応じて第3信号を出力するか否かを選択する複数の選択回路(第1選択回路31、第2選択回路32)と、前記複数の選択回路から第3信号が入力可能であり、入力される第3信号に応じて第4信号を出力する論理和回路(論理和回路41)と、前記論理和回路から出力される前記第4信号を、異常状態が検出されたことを示す異常検出信号として出力する1つの出力端子(出力端子6)とを備える(図1参照)、異常検出装置(異常検出装置10)。
〈2〉前記複数の検出回路(第1検出回路11、第2検出回路12)に対応してそれぞれ設けられ、対応する検出回路を選択可能な複数の選択スイッチ(第1選択スイッチ51、第2選択スイッチ52)を含み、前記複数の選択スイッチ(第1選択スイッチ51、第2選択スイッチ52)により選択された検出回路から出力される第1信号を、対応するレジスタおよび選択回路をバイパスして前記論理和回路(論理和回路41)に入力させるバイパス回路(バイパス回路5)をさらに備え、前記論理和回路(論理和回路41)は、前記バイパス回路(バイパス回路5)から入力される第1信号、および、前記複数の選択回路から入力可能な第3信号に応じて、前記第4信号を出力する(図1参照)、〈1〉に記載の異常検出装置(異常検出装置10)。
〈3〉半導体装置(半導体装置100)において発生するおそれがある複数の異常状態を検出することが可能な異常検出装置(異常検出装置10)であって、前記複数の異常状態に対応してそれぞれ設けられ、対応する異常状態を検出した場合に第1信号を出力する複数の検出回路(第1検出回路11、第2検出回路12)と、前記複数の検出回路(第1検出回路11、第2検出回路12)に対応してそれぞれ設けられ、対応する検出回路から入力される第1信号に応じたデータを記憶し、記憶された前記データに応じて第2信号を出力する複数のレジスタ(第1レジスタ21、第2レジスタ22)と、前記複数のレジスタ(第1レジスタ21、第2レジスタ22)に対応してそれぞれ設けられ、対応するレジスタから入力される第2信号に応じて第3信号を出力するか否かを選択する複数の選択回路(第1選択回路31、第2選択回路32)と、前記複数の選択回路から第3信号が入力可能であり、入力される第3信号に応じて第4信号を出力する論理和回路(論理和回路41)と、前記複数の検出回路のうちから選択された検出回路から出力される第1信号に応じた第5信号を、対応するレジスタおよび選択回路をバイパスして出力するバイパス回路(バイパス回路50)と、前記論理和回路(論理和回路41)から出力される前記第4信号と、前記バイパス回路(バイパス回路50)から出力される前記第5信号とが入力可能であり、入力される前記第4信号および前記第5信号に応じて、第6信号を出力する排他的論理和回路(排他的論理和回路42)と、前記排他的論理和回路(排他的論理和回路42)から出力される前記第6信号を、前記異常状態が検出されたことを示す異常検出信号として出力する1つの出力端子(出力端子6)とを備え、前記バイパス回路(バイパス回路50)は、前記複数の検出回路(第1検出回路11、第2検出回路12)に対応してそれぞれ設けられ、対応する検出回路を選択可能な複数の選択スイッチ(第1選択スイッチ51、第2選択スイッチ52)と、前記複数の選択スイッチ(第1選択スイッチ51、第2選択スイッチ52)により選択された検出回路から出力される第1信号に応じて、1ショットパルス信号よりなる前記第5信号を出力するパルス発生回路(パルス発生回路53)とを含む(図2~図4参照)、異常検出装置(異常検出装置10a)。
〈4〉前記第6信号は、前記複数の選択スイッチ(第1選択スイッチ51、第2選択スイッチ52)により選択された検出回路により異常状態が検出されたか否かを、信号レベルの変化状態に応じて示すことが可能である(図6および図7参照)、〈3〉に記載の異常検出装置(異常検出装置10a)。
〈5〉前記複数の選択スイッチ(第1選択スイッチ51、第2選択スイッチ52)により選択されていない検出回路に対応する選択回路は、対応するレジスタからの第2信号に応じた第3信号の出力をしないように構成される(実施の形態3参照)、〈2〉~〈4〉のいずれか1つに記載の異常検出装置。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 半導体装置、10,10a 異常検出装置、11 第1検出回路、12 第2検出回路、21 第1レジスタ、22 第2レジスタ、31 第1選択回路、32 第2選択回路、41 論理和回路、6 出力端子、51 第1選択スイッチ、52 第2選択スイッチ、5,50 バイパス回路、42 排他的論理和回路。

Claims (5)

  1. 半導体装置において発生するおそれがある複数の異常状態を検出することが可能な異常検出装置であって、
    前記複数の異常状態に対応してそれぞれ設けられ、対応する異常状態を検出した場合に第1信号を出力する複数の検出回路と、
    前記複数の検出回路に対応してそれぞれ設けられ、対応する検出回路から入力される第1信号に応じたデータを記憶し、記憶された前記データに応じて第2信号を出力する複数のレジスタと、
    前記複数のレジスタに対応してそれぞれ設けられ、対応するレジスタから入力される第2信号に応じて第3信号を出力するか否かを選択する複数の選択回路と、
    前記複数の選択回路から第3信号が入力可能であり、入力される第3信号に応じて第4信号を出力する論理和回路と、
    前記論理和回路から出力される前記第4信号を、異常状態が検出されたことを示す異常検出信号として出力する1つの出力端子とを備える、異常検出装置。
  2. 前記複数の検出回路に対応してそれぞれ設けられ、対応する検出回路を選択可能な複数の選択スイッチを含み、前記複数の選択スイッチにより選択された検出回路から出力される第1信号を、対応するレジスタおよび選択回路をバイパスして前記論理和回路に入力させるバイパス回路をさらに備え、
    前記論理和回路は、前記バイパス回路から入力される第1信号、および、前記複数の選択回路から入力可能な第3信号に応じて、前記第4信号を出力する、請求項1に記載の異常検出装置。
  3. 半導体装置において発生するおそれがある複数の異常状態を検出することが可能な異常検出装置であって、
    前記複数の異常状態に対応してそれぞれ設けられ、対応する異常状態を検出した場合に第1信号を出力する複数の検出回路と、
    前記複数の検出回路に対応してそれぞれ設けられ、対応する検出回路から入力される第1信号に応じたデータを記憶し、記憶された前記データに応じて第2信号を出力する複数のレジスタと、
    前記複数のレジスタに対応してそれぞれ設けられ、対応するレジスタから入力される第2信号に応じて第3信号を出力するか否かを選択する複数の選択回路と、
    前記複数の選択回路から第3信号が入力可能であり、入力される第3信号に応じて第4信号を出力する論理和回路と、
    前記複数の検出回路のうちから選択された検出回路から出力される第1信号に応じた第5信号を、対応するレジスタおよび選択回路をバイパスして出力するバイパス回路と、
    前記論理和回路から出力される前記第4信号と、前記バイパス回路から出力される前記第5信号とが入力可能であり、入力される前記第4信号および前記第5信号に応じて、第6信号を出力する排他的論理和回路と、
    前記排他的論理和回路から出力される前記第6信号を、前記異常状態が検出されたことを示す異常検出信号として出力する1つの出力端子とを備え、
    前記バイパス回路は、
    前記複数の検出回路に対応してそれぞれ設けられ、対応する検出回路を選択可能な複数の選択スイッチと、
    前記複数の選択スイッチにより選択された検出回路から出力される第1信号に応じて、1ショットパルス信号よりなる前記第5信号を出力するパルス発生回路とを含む、異常検出装置。
  4. 前記第6信号は、前記複数の選択スイッチにより選択された検出回路により異常状態が検出されたか否かを、信号レベルの変化状態に応じて示すことが可能である、請求項3に記載の異常検出装置。
  5. 前記複数の選択スイッチにより選択されていない検出回路に対応する選択回路は、対応するレジスタからの第2信号に応じた第3信号の出力をしないように構成される、請求項2~請求項4のいずれか1項に記載の異常検出装置。
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