JP7782012B2 - 熱伝導部材及びその製造方法、並びにバッテリー - Google Patents
熱伝導部材及びその製造方法、並びにバッテリーInfo
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Description
(2)別の実施形態に係る熱伝導部材において、好ましくは、前記高滑性化層は、前記弾性シートの前記厚さ方向の両面に形成されても良い。
(3)別の実施形態に係る熱伝導部材において、好ましくは、前記高滑性化層は、樹脂フィルムであっても良い。
(4)別の実施形態に係る熱伝導部材において、好ましくは、前記弾性シートは、前記熱伝導フィルムと接する縁にテーパー部位若しくはカーブ部位を有しており、前記高滑性化層は、前記テーパー部位若しくはカーブ部位を覆っていても良い。
(5)別の実施形態に係る熱伝導部材において、好ましくは、前記弾性シートは、発泡シートであっても良い。
(6)一実施形態に係る熱伝導部材の製造方法は、上述のいずれかの熱伝導部材を製造する方法であって、前記弾性シートの厚さ方向の少なくとも一方の面に前記高滑性化層を形成する高滑性化層形成工程と、前記弾性シート体に、厚さ方向の表側の面から裏側の面に貫通する貫通孔を所定間隔おきに複数形成する貫通孔形成工程と、前記弾性シート体の前記表側の面に、前記貫通孔を覆うように前記熱伝導フィルムを配置する熱伝導フィルム配置工程と、前記熱伝導フィルムの上から、弾性シート体片を前記貫通孔に挿入して前記裏側の面から前記熱伝導フィルムを露出させる弾性シート体片挿入工程と、を含む。
(7)別の実施形態に係る熱伝導部材の製造方法において、好ましくは、前記高滑性化層形成工程は、前記弾性シートの厚さ方向の両面に前記高滑性化層を形成する工程であっても良い。
(8)別の実施形態に係る熱伝導部材の製造方法において、好ましくは、前記高滑性化層形成工程は、前記弾性シートの厚さ方向の少なくとも一方の面に樹脂フィルムを積層する工程であっても良い。
(9)別の実施形態に係る熱伝導部材の製造方法において、好ましくは、前記高滑性化層形成工程に先立ち、前記弾性シートにおける前記熱伝導フィルムと接する縁に、テーパー部位若しくはカーブ部位を形成する縁加工工程を行っても良い。
(10)別の実施形態に係る熱伝導部材の製造方法において、好ましくは、前記貫通孔形成工程は、前記貫通孔の形成、および前記貫通孔の開口部の一部につながる前記弾性シート体片を回動させて前記貫通孔から退避させる工程であり、前記弾性シート体片挿入工程は、前記弾性シート体片を前記貫通孔に向けて回動させて前記貫通孔に挿入する工程であっても良い。
(11)一実施形態に係るバッテリーは、前記熱源を、1または2以上のバッテリーセルとし、かつ前記冷却部材を、前記バッテリーセルを入れた筐体とし、上述のいずれかの熱伝導部材を前記バッテリーセルと前記筐体との間に介在させている。
(第1実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係る熱伝導部材の平面図、右側面図および正面図を示す。図2は、図1の熱伝導部材の斜視図を示す。以後、厚さ方向、幅方向および長さ方向は、それぞれ、直方体の最も短い辺の方向、厚さ方向の次に長い辺の方向および最も長い辺の方向をいう。
この工程は、弾性シート11における熱伝導フィルム20と接する縁に、テーパー部位15(若しくはカーブ部位)を形成する工程である。具体的には、弾性シート11の長さ方向に一定の間隔をあけて、弾性シート11の幅方向に長い切り込み17を形成する(図6(b)を参照)。この実施形態では、弾性シート11の厚さ方向の各面において、合計22個の切り込み17を形成する。切り込み17は、テーパー部位15を形成可能な形状であれば特に制約されないが、断面視略V字形状であることが好ましい(図7(b)を参照)。縁加工工程は、好ましくは、弾性シート11の厚さ方向の両面に、それぞれ複数の切り込み17を形成する。ただし、縁加工工程は、弾性シート11の厚さ方向の一方の面にのみ複数の切り込み17を形成しても良い。切り込み17は、その大きさおよび配置は特に制約されないが、熱伝導部材1の用途等に応じて適宜設計されることが好ましい。例えば、縁加工工程において、テーパー部位15に代えてカーブ部位を形成する場合、断面視略V字形状の切り込み17に代えて、断面視略V字形状の斜辺部分が湾曲した切り込みを形成すれば良い。
この工程は、弾性シート11の厚さ方向の少なくとも一方の面に高滑性化層16を形成する工程である。この実施形態では、高滑性化層形成工程は、弾性シート11の厚さ方向の両面に高滑性化層16を形成する。具体的には、縁加工が施された弾性シート11の厚さ方向の両面に、高滑性化層16を積層する(図6(c)および図7(c)を参照)。これにより、弾性シート体10が形成される。高滑性化層形成工程は、好ましくは、弾性シート11の切り込み17を全て覆うように高滑性化層16を積層する(図7(d)を参照)。高滑性化層形成工程では、弾性シート11と高滑性化層16との間に、接着剤等の接着層を介して積層しても良いし、当該接着層を介在させずに積層しても良い。なお、高滑性化層形成工程では、弾性シート11の厚さ方向の一方の面のみに高滑性化層16を形成しても良い。
この工程は、弾性シート体10に、厚さ方向の表側の面から裏側の面に貫通する細長貫通孔12を所定間隔おきに複数形成する工程である。具体的には、隣接する2つの切り込み17により囲まれた矩形状の領域を、弾性シート体10から切り取る(図6(d)および図7(d)を参照)。これにより複数の細長貫通孔12が形成された弾性シート体10aと、弾性シート体10から切り取られた複数の弾性シート体片10bと、が形成される。この実施形態では、弾性シート11の厚さ方向の各面に備えられた22個の切り込みから、合計11個の細長貫通孔12を形成する。貫通孔形成工程は、好ましくは、厚さ方向の表側の面の切り込み17の断面視略V字形状の頂部と、当該切り込み17と対向する裏側の面の切り込み17の断面視略V字形状の頂部とを通るように、厚さ方向に貫通して弾性シート体片10bを切り取る(図7(d)を参照)。このように切り取ることにより、細長貫通孔12の表側の開口部の縁にテーパー部位15が形成された弾性シート11aと、当該テーパー部位15を覆うテーパー部位16aが形成された高滑性化層16と、からなる弾性シート体10aが形成される。また、このように弾性シート体10から切り取って形成された弾性シート体片10bは、挿入方向(図7では、下方向)の面の縁にテーパー部位15を備える弾性シート片11bと、当該テーパー部位15を覆うテーパー部位16aが形成された高滑性化層16と、を備える。
この工程は、弾性シート体10の表側の面に、好ましくは全ての細長貫通孔12を覆うように熱伝導フィルム20を配置する工程である(図8(f)を参照)。ただし、熱伝導フィルム20は、複数ある細長貫通孔12の一部を覆うように配置されても良い。その場合、全ての細長貫通孔12を覆うために複数の熱伝導フィルム20を用いても良い。この点は、以後の実施形態または変形例における同工程でも同様である。
この工程は、熱伝導フィルム20の上から、弾性シート体片10bを細長貫通孔12に挿入して裏側の面から熱伝導フィルム20を露出させる工程である(図8(g)および(h)を参照)。
次に、本実施形態に係るバッテリーについて説明する。
上述のように、本発明の好適な各実施形態について説明したが、本発明は、これらに限定されることなく、種々変形して実施可能である。
Claims (9)
- 熱源と冷却部材との間に介在させて前記熱源から前記冷却部材へと熱を移動させることのできる熱伝導部材であって、
少なくとも厚さ方向に弾性変形可能な弾性シートと、当該弾性シートの前記厚さ方向の少なくとも一方の面に形成される層であって前記弾性シートよりも滑性の高い高滑性化層と、を有する弾性シート体と、
前記弾性シート体の厚さ方向の表側の面と裏側の面に交互に露出しながら前記弾性シート体の前記厚さ方向と直角でシート面内の所定方向に蛇行して進行するように備えられる熱伝導フィルムと、
を備え、
前記弾性シートは、前記熱伝導フィルムが蛇行して進行する縁にテーパー部位若しくはカーブ部位を有しており、
前記高滑性化層は、前記テーパー部位若しくはカーブ部位を覆っていることを特徴とする熱伝導部材。 - 前記高滑性化層は、前記弾性シートの前記厚さ方向の両面に形成されることを特徴とする請求項1に記載の熱伝導部材。
- 前記高滑性化層は、樹脂フィルムであることを特徴とする請求項1または2に記載の熱伝導部材。
- 前記弾性シートは、発泡シートであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の熱伝導部材。
- 請求項1から4のいずれか1項に記載の熱伝導部材を製造する方法であって、
前記弾性シートの厚さ方向の少なくとも一方の面に前記高滑性化層を形成する高滑性化層形成工程と、
前記弾性シート体に、厚さ方向の表側の面から裏側の面に貫通する貫通孔を所定間隔おきに複数形成する貫通孔形成工程と、
前記弾性シート体の前記表側の面に、前記貫通孔を覆うように前記熱伝導フィルムを配置する熱伝導フィルム配置工程と、
前記熱伝導フィルムの上から、弾性シート体片を前記貫通孔に挿入して前記裏側の面から前記熱伝導フィルムを露出させる弾性シート体片挿入工程と、
を含み、
前記高滑性化層形成工程に先立ち、前記弾性シートにおける前記熱伝導フィルムが蛇行して進行する縁に、テーパー部位若しくはカーブ部位を形成する縁加工工程を行うことを特徴とする熱伝導部材の製造方法。 - 前記高滑性化層形成工程は、前記弾性シートの厚さ方向の両面に前記高滑性化層を形成する工程であることを特徴とする請求項5に記載の熱伝導部材の製造方法。
- 前記高滑性化層形成工程は、前記弾性シートの厚さ方向の少なくとも一方の面に樹脂フィルムを積層する工程であることを特徴とする請求項5または6に記載の熱伝導部材の製造方法。
- 前記貫通孔形成工程は、前記貫通孔の開口部の一部につながる前記弾性シート体片を回動させて前記貫通孔から退避させて前記貫通孔を形成する工程であり、
前記弾性シート体片挿入工程は、前記弾性シート体片を前記貫通孔に向けて回動させて前記貫通孔に挿入する工程であることを特徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載の熱伝導部材の製造方法。 - 前記熱源は1または2以上のバッテリーセルであり、かつ前記冷却部材は前記バッテリーセルを入れた筐体であり、請求項1から4のいずれか1項に記載の熱伝導部材を前記バッテリーセルと前記筐体との間に介在させていることを特徴とするバッテリー。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| PCT/JP2022/006672 WO2023157236A1 (ja) | 2022-02-18 | 2022-02-18 | 熱伝導部材及びその製造方法、並びにバッテリー |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPWO2023157236A1 JPWO2023157236A1 (ja) | 2023-08-24 |
| JPWO2023157236A5 JPWO2023157236A5 (ja) | 2025-01-30 |
| JP7782012B2 true JP7782012B2 (ja) | 2025-12-08 |
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| JP2024500861A Active JP7782012B2 (ja) | 2022-02-18 | 2022-02-18 | 熱伝導部材及びその製造方法、並びにバッテリー |
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| JP2007184392A (ja) | 2006-01-06 | 2007-07-19 | Taika:Kk | 熱伝導構造体、それを用いた放熱部材及び電子機器 |
| JP2015201534A (ja) | 2014-04-08 | 2015-11-12 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 熱伝導シートおよびその製造方法 |
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- 2022-02-18 WO PCT/JP2022/006672 patent/WO2023157236A1/ja not_active Ceased
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