JP7800519B2 - 物品仕分け設備 - Google Patents

物品仕分け設備

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Description

本発明は、複数の保管容器が保管された容器保管設備と、保管容器に収容された物品を取り出して複数の集品容器へ仕分ける仕分け作業が行われる作業エリアと、容器保管設備から作業エリアへの保管容器の搬入を行う搬送システムと、を備えた物品仕分け設備に関する。
物品の仕分け作業を行う物品仕分け設備の一例が、特開2002-154605号公報(特許文献1)に開示されている。以下、この背景技術の説明では、特許文献1における符号を括弧内に引用する。特許文献1に開示されている設備は、商品を出荷先別に仕分ける荷捌が行われる荷捌場(13)に対して、自動倉庫(11)から出庫された商品が供給されるように構成されている。
特開2002-154605号公報
ところで、物品仕分け設備において、仕分け作業に必要な保管容器を段積み状態とした段積み容器群を、仕分け作業が行われる作業エリア(特許文献1では、荷捌場)へ搬送システムによって搬入することが考えられる。このように段積み容器群を搬送システムによって作業エリアへ搬入する場合、搬送システムによる保管容器の搬送効率は高いことが望ましい。しかしながら、特許文献1にはこの点についての記載はない。
そこで、段積み容器群を搬送システムによって作業エリアへ搬入する場合の、搬送システムによる保管容器の搬送効率を高めやすい技術の実現が望まれる。
本開示に係る物品仕分け設備は、複数の保管容器が保管された容器保管設備と、前記保管容器に収容された物品を取り出して複数の集品容器へ仕分ける仕分け作業が行われる作業エリアと、前記容器保管設備から前記作業エリアへの前記保管容器の搬入、及び、前記作業エリアから前記容器保管設備への前記保管容器の搬出を行う搬送システムと、前記搬送システムを制御する制御システムと、を備えた物品仕分け設備であって、前記保管容器は、上下方向に段積み可能に構成され、前記搬送システムは、予め定められた設定数の前記保管容器を段積み状態とした段積み容器群を生成して前記作業エリアへ搬入するように構成され、前記制御システムは、予め定められた数の前記集品容器に対する前記仕分け作業をまとめて1つのバッチとし、複数の前記バッチのそれぞれに含まれる前記仕分け作業に必要な前記保管容器を、複数の前記バッチの処理順に前記作業エリアへ搬入するバッチ搬入処理を前記搬送システムに実行させる場合に、前記バッチの1つを第1バッチとし、前記第1バッチの次に処理される前記バッチを第2バッチとして、一部又は全部が前記第1バッチに属する前記保管容器である前記段積み容器群を前記作業エリアへ搬入させる第1搬入処理と、一部又は全部が前記第2バッチに属する前記保管容器である前記段積み容器群を前記作業エリアへ搬入させる第3搬入処理との間に、一部が前記第1バッチに属する前記保管容器であり、残部が前記第2バッチに属する前記保管容器である前記段積み容器群を前記作業エリアへ搬入させる第2搬入処理を、前記搬送システムに実行させる。
本構成によれば、複数のバッチのそれぞれに含まれる仕分け作業に必要な保管容器を、段数が設定数の段積み容器群の状態で、複数のバッチの処理順に作業エリアへ搬入する場合において、バッチ毎に分かれた段積み容器群のみを生成するのではなく、処理の順番が前後する(連続する)2つのバッチに属する保管容器が混在した段積み容器群を生成することもできる。よって、設定数より少ない段数の段積み容器群を生成する必要性を低減することができ、この結果、搬送システムによる保管容器の搬送効率を高めやすい。以上のように、本構成によれば、段積み容器群を制御システムによって作業エリアへ搬入する場合の、搬送システムによる保管容器の搬送効率を高めやすくなっている。
物品仕分け設備の更なる特徴と利点は、図面を参照して説明する実施形態についての以下の記載から明確となる。
第1の実施形態に係る物品仕分け設備の一部の平面図 第1の実施形態に係る搬送車の側面図 第1の実施形態に係る作業エリアの平面図 第1の実施形態に係る作業エリアの斜視図 第1の実施形態に係る制御ブロック図 第1の実施形態に係るバッチ搬入処理の説明図 第1の実施形態に係るバッチ搬入処理の説明図 第2の実施形態に係る作業エリアの平面図 第3の実施形態に係る作業エリアの一部を省略した平面図 第3の実施形態に係る作業エリアの平面図 第3の実施形態に係る作業エリアの斜視図 第4の実施形態に係る作業エリアの平面図 第4の実施形態に係る作業エリアの斜視図
〔第1の実施形態〕
物品仕分け設備の第1の実施形態について、図面(図1~図7)を参照して説明する。図1及び図5に示すように、物品仕分け設備100は、容器保管設備8と、作業エリアAと、搬送システム40と、を備えている。物品仕分け設備100は、更に、搬送システム40を制御する制御システム5(図5参照)を備えている。以下では、互いに直交する2つの水平方向をX方向及びY方向とする。そして、X方向の一方側をX方向第1側X1とし、X方向の他方側をX方向第2側X2とする。また、Y方向の一方側をY方向第1側Y1とし、Y方向の他方側をY方向第2側Y2とする。
容器保管設備8には、複数の保管容器1が保管されている。図1に示すように、容器保管設備8は、保管容器1を保管する保管棚9を備えている。保管容器1は、保管棚9の棚部に支持された状態で、保管棚9に保管される。詳細は省略するが、図1に示す例では、保管棚9は以下のように構成されている。棚部は、複数の保管容器1を棚横幅方向(図1に示す例では、Y方向)に並べて支持できるように構成されている。そして、棚部は、上下方向(鉛直方向)であるZ方向に並ぶように複数階層に配置されており、保管棚9は、複数の階層(段)のそれぞれに保管容器1を保管できるように構成されている。
保管容器1は、箱状(ここでは、上面が開口した箱状)に形成されている。図4に示すように、保管容器1は、Z方向に段積み可能に構成されている。保管容器1は、当該保管容器1の底部を、別の保管容器1の上部の開口に嵌合させることで、当該別の保管容器1に積み重ねられる。保管容器1は、物品4を収容した状態で段積み可能に構成されている。
保管容器1には、商品や部品等の物品4が収容される。ここでは、保管容器1には、1種類以上の物品4が複数収容される。例えば、保管容器1に、複数種類の物品4が各種類について複数個収容される。保管容器1に、単一種類の物品4が複数個収容されてもよく、保管容器1に、複数種類の物品4が1個ずつ収容されてもよい。物品4の種類(種別、品目)は、物品仕分け設備100で取り扱う対象となる物品4を、予め定めた基準に従って分けた分類のことである。例えば、物品4の種類を、物品4の最小管理単位(SKU)に基づく分類、すなわち、物品4の在庫管理を行う際の最小の管理単位に基づく分類とすることができる。また、物品4の種類を、物品4の識別コード(例えば、JANコードやEANコード等の商品識別コード)に基づく分類とすることもできる。
搬送システム40は、容器保管設備8から作業エリアAへの保管容器1の搬入、及び、作業エリアAから容器保管設備8への保管容器1の搬出を行うように構成されている。図1に示すように、搬送システム40は、作業エリアA内において保管容器1を搬送するコンベヤ(ここでは、第1コンベヤ41)と、作業エリアA外において保管容器1を搬送する搬送車90と、を備えている。搬送車90は、複数の保管容器1が積み重ねられてなる段積み容器群10を搬送する。
第1コンベヤ41についての詳細は後述するが、図1に示すように、第1コンベヤ41は、容器保管設備8から作業エリアAへ搬入されてきた保管容器1(ここでは、段積み容器群10)を受け入れる搬入部50と、作業エリアAから容器保管設備8へ向かう保管容器1(ここでは、段積み容器群10)が搬出される搬出部60と、を備えている。搬送車90は、容器保管設備8から搬入部50へ保管容器1(ここでは、段積み容器群10)を搬送し、搬出部60から容器保管設備8へ保管容器1(ここでは、段積み容器群10)を搬送する。
容器保管設備8(具体的には、保管棚9)は、複数の保管容器1を互いに分離した状態で保管するように構成されている。搬送車90は、保管棚9から取り出した複数の保管容器1を積み重ねて段積み容器群10を形成し、当該段積み容器群10を搬入部50へ搬送する。また、搬送車90は、搬出部60から受け取った段積み容器群10を容器保管設備8へ搬送し、当該段積み容器群10を構成する複数の保管容器1を互いに分離した状態で保管棚9に収納する。
搬送車90は、自律的に又は遠隔操作によって走行する無人搬送車であっても、作業者が運転操作を行う有人搬送車(例えば、フォークリフト)であってもよい。本実施形態では、搬送車90は、自律的に走行する無人搬送車である。搬送車90は、床面等に設けられたレールに沿って走行する有軌道搬送車(例えば、スタッカクレーン)であっても、AGV(Automated Guided Vehicle)やAMR(Autonomous Mobile Robot)等の無軌道搬送車であってもよい。搬送車90が無軌道搬送車である場合、搬送車90は、レール等を用いて物理的に形成された走行経路Pではなく、仮想的に形成される走行経路Pに沿って走行する(図1参照)。例えば、2次元コードやRF(Radio Frequency)タグ等の被検出体が床面に複数設置され、走行経路Pは、複数の被検出体を繋ぐように仮想的に形成される。このような被検出体が床面に設けられず、周囲環境の認識結果に基づき計算されたルートにより、走行経路Pが仮想的に形成される構成とすることもできる。
図2に例示する搬送車90は、以下のように構成されている。搬送車90は、走行する走行体93と、支持部94と、第1移載装置91と、第2移載装置92と、を備えている。搬送車90は、更に、持ち上げ装置95を備えている。支持部94、第1移載装置91、第2移載装置92、及び持ち上げ装置95は、いずれも走行体93に搭載されている。
走行体93は、床面を走行するように構成されている。詳細は省略するが、走行体93は、電動モータ等の駆動力源により駆動輪を回転させて走行する。走行体93は、左右一対の駆動輪を備えており、左右一対の駆動輪を互いに反対方向に回転させることで旋回するように構成されている。
支持部94は、段積み容器群10を支持する。支持部94は、単一の保管容器1を支持することもできる。本例では、第2移載装置92を構成するコンベヤが、支持部94を構成している。具体的には、第2移載装置92を構成するコンベヤの搬送面が、支持部94における段積み容器群10の支持面を構成している。コンベヤの搬送面は、例えば、コンベヤを構成する複数のローラのそれぞれの上端を含む平面(仮想平面)により構成され、或いは、コンベヤを構成するベルトの上面により構成される。
第2移載装置92は、支持部94と搬入部50との間で保管容器1(ここでは、段積み容器群10)の移載を行う。また、第2移載装置92は、支持部94と搬出部60との間で保管容器1(ここでは、段積み容器群10)の移載を行う。図1及び図3では、第2移載装置92による段積み容器群10の移載動作を、第2移載動作M2として白抜き矢印で示している。第2移載動作M2には、第2移載装置92による搬送車90(本例では、支持部94)から搬入部50への段積み容器群10の移載動作と、第2移載装置92による搬出部60から搬送車90(本例では、支持部94)への段積み容器群10の移載動作と、が含まれる。
本実施形態では、第2移載装置92は、段積み容器群10を車体幅方向(搬送車90の進行方向に直交する水平方向であり、図2において紙面に直交する方向)に移動させることで、移載対象箇所(ここでは、搬入部50及び搬出部60)との間で段積み容器群10を移載するように構成されている。本例では、第2移載装置92は、段積み容器群10を車体幅方向に搬送するコンベヤ(例えば、ローラコンベヤやベルトコンベヤ)を備えている。このような構成とは異なり、第2移載装置92が、段積み容器群10を支持して出退するフォークを備えたフォーク式の移載装置等であってもよい。なお、本明細書では、支持対象物を支持する部材であって出退装置によって出退される出退部材を「フォーク」と称しており、「フォーク」は特定の形状に限定されるものではない。
持ち上げ装置95は、昇降可能に走行体93に搭載されている。持ち上げ装置95は、支持部94に支持された段積み容器群10を構成する複数の保管容器1のうちの、任意の段(任意の高さ)の保管容器1を持ち上げるように構成されている。このように持ち上げ装置95によって任意の段の保管容器1を持ち上げることで、当該任意の段の保管容器1を、その1段下の保管容器1から分離させることができる。なお、持ち上げ装置95が持ち上げる保管容器1に対して他の1つ以上の保管容器1が段積みされている場合には、当該他の1つ以上の保管容器1も持ち上げられる。
持ち上げ装置95によって持ち上げられる複数段の保管容器1の群を対象容器群として、本例では、持ち上げ装置95は、対象容器群における隣接する2つの段の保管容器1同士の間に(ここでは、最下段の保管容器1とその1段上の保管容器1との間に)、Z方向のスペースを形成することが可能に構成されている。図2は、持ち上げ装置95が、2段の保管容器1の群からなる対象容器群を持ち上げている様子を示しており、対象容器群を構成する最下段の保管容器1と、その1段上の保管容器1(ここでは、対象容器群を構成する最上段の保管容器1)との間に、Z方向のスペースが形成されている。後述するように、図2は、このように形成されたスペースに第1移載装置91が保管容器1(丸で囲まれた「2」を付した保管容器1)を移動させている様子を示している。
第1移載装置91は、容器保管設備8が備える保管棚9と支持部94に支持された段積み容器群10との間での保管容器1の移載を行う。図1では、第1移載装置91による保管容器1の移載動作を、第1移載動作M1として白抜き矢印で示している。第1移載動作M1には、保管棚9から支持部94に支持された段積み容器群10への保管容器1の移載動作と、支持部94に支持された段積み容器群10から保管棚9への保管容器1の移載動作と、が含まれる。
保管棚9から支持部94に支持された段積み容器群10に保管容器1を移載する場合、第1移載装置91は、保管棚9から保管容器1を取り出した後、当該保管容器1を支持部94に支持された段積み容器群10のいずれかの段に追加する。第1移載装置91は、昇降可能に走行体93に搭載されている。第1移載装置91は、取り出し対象の保管容器1が保管された棚段に対応する高さに昇降した状態で、保管容器1を取り出す。そして、第1移載装置91は、支持部94に支持された段積み容器群10における保管容器1を追加する段に対応する高さに昇降した状態で、保管容器1を当該段に追加する。本例では、搬送車90が持ち上げ装置95を備えているため、第1移載装置91は、支持部94に支持された段積み容器群10の最上段だけでなく任意の段(具体的には、持ち上げ装置95により持ち上げられた保管容器1の下の段)に、保管容器1を追加することができる。
支持部94に支持された段積み容器群10から保管棚9に保管容器1を移載する場合、第1移載装置91は、支持部94に支持された段積み容器群10のいずれかの段から保管容器1を取り出した後、当該保管容器1を保管棚9に収納する。第1移載装置91は、支持部94に支持された段積み容器群10における保管容器1を取り出す段に対応する高さに昇降した状態で、当該段から保管容器1を取り出す。本例では、搬送車90が持ち上げ装置95を備えているため、第1移載装置91は、支持部94に支持された段積み容器群10の最上段だけでなく任意の段(具体的には、持ち上げ装置95により持ち上げられた保管容器1の下の段)から、保管容器1を取り出すことができる。そして、第1移載装置91は、収納対象の棚段に対応する高さに昇降した状態で、保管容器1を当該棚段に収納する。
本実施形態では、第1移載装置91は、プッシュプル式の移載装置である。第1移載装置91は、保管容器1を押圧することで当該保管容器1を移載対象箇所(ここでは、保管棚9及び段積み容器群10)へ引き渡し、保管容器1を引き込むことで当該保管容器1を移載対象箇所から受け取る。このような構成とは異なり、第1移載装置91が、保管容器1を支持して出退するフォークを備えたフォーク式の移載装置等であってもよい。
第1移載装置91は、Z方向に沿う軸心回りに旋回可能に走行体93に搭載されている。第1移載装置91がZ方向に沿う軸心回りに旋回することで、第1移載装置91の姿勢が、保管棚9との間で保管容器1を移載する姿勢(本例では、車体幅方向を向く姿勢)と、支持部94に支持された段積み容器群10との間で保管容器1を移載する姿勢(本例では、車体前後方向を向く姿勢)と、に切り替えられる。ここで、車体前後方向は、搬送車90の進行方向に沿う水平方向であり、図2における左右方向である。
本例では、第1移載装置91は、2つの保管容器1の移載動作を並行して行うことが可能に構成されている。図2は、持ち上げ装置95が2つの保管容器1を持ち上げている状態で、第1移載装置91が、これら2つの保管容器1の1段下の保管容器1(丸で囲まれた「1」を付した保管容器1)の取り出しと、これら2つの保管容器1の間への保管容器1(丸で囲まれた「2」を付した保管容器1)の追加とを、並行して行う様子を示している。
搬送システム40の動作は、制御システム5(図5参照)によって制御される。制御システム5は、制御対象の装置に設けられた駆動力源(例えば、電動モータ)の駆動を制御することで、当該装置の動作を制御する。制御システム5の各機能は、例えば、演算処理装置等のハードウェアと、当該ハードウェア上で実行されるプログラムとの協働により実現される。制御システム5は、1つのハードウェアではなく、互いに通信可能な複数のハードウェア(複数の分離したハードウェア)の集合によって構成されてもよい。また、制御システム5による制御対象の装置(例えば、当該装置が備えるコントローラ)が、制御システム5の少なくとも一部を構成してもよい。
本明細書で開示する制御システム5の種々の技術的特徴は、搬送システム40を制御する方法や、搬送システム40を制御するためのプログラム(コンピュータを制御システム5として機能させるためのプログラム)にも適用可能であり、そのような方法やプログラム、更には、そのようなプログラムが記憶された記憶媒体(例えば、光ディスクのフラッシュメモリ等の、コンピュータが読み取り可能な記録媒体)も、本明細書によって開示される。
作業エリアAは、保管容器1に収容された物品4を取り出して複数の集品容器2へ仕分ける仕分け作業が行われるエリアである。後述するように、本実施形態では、作業者が作業エリアAにおいて仕分け作業を行う。そのため、作業エリアAには、作業者に対する作業指示が出力される指示出力装置6(図5参照)が配置されている。図3及び図4では指示出力装置6の図示を省略しているが、指示出力装置6は、例えば、ディスプレイ(モニタ)とされる。制御システム5は、搬送システム40に加えて指示出力装置6も制御する。なお、指示出力装置6は、作業者が所持する携帯端末のモニタであってもよいし、作業者がスマートグラス(眼鏡と一体化された表示装置)を装着している場合には、スマートグラスであってもよい。
作業エリアAでは、搬送システム40が備える第1コンベヤ41(例えば、ローラコンベヤやベルトコンベヤ)によって保管容器1が搬送される。第1コンベヤ41は、搬入部50から搬出部60まで保管容器1を搬送する搬送区間70を備えている。第1コンベヤ41は、保管容器1を一方向(図3に示す搬送方向T)に搬送する。本実施形態では、搬送区間70は分岐しておらず、搬送区間70は後述する分岐部80や合流部81(図9、図12参照)を備えていない。
図3に示すように、第1コンベヤ41の搬送区間70は、搬入部50からY方向第2側Y2に延びる区間である搬入部側区間と、搬出部60へ向かってY方向第1側Y1に延びる搬出部側区間と、これらの搬入部側区間と搬出部側区間とを接続する中間区間と、を備えている。本例では、搬出部60は、搬入部50に対してX方向第2側X2に配置されており、搬出部側区間は、搬入部側区間に対してX方向第2側X2に配置されている。本例では、搬出部60は、搬入部50とY方向の同じ位置に配置されている。また、本例では、中間区間は、搬入部側区間からX方向第2側X2に延びる上流側区間と、当該上流側区間に対してY方向第1側Y1に配置されて、搬出部側区間に向かってX方向第1側X1に延びる下流側区間と、を備えている。詳細は省略するが、第1コンベヤ41における搬送方向Tが変化する箇所には、例えば、保管容器1をX方向に搬送する搬送機構と、保管容器1をY方向に搬送する搬送機構と、これら2つの搬送機構を相対的に昇降させる昇降機構と、が設けられる。
図3及び図4に示すように、作業エリアAは、出庫容器配置部23と集品容器配置部25とを備えている。本実施形態では、作業エリアAは、処理用物品配置部20と入庫容器配置部24とを更に備えている。なお、作業エリアAが、処理用物品配置部20及び入庫容器配置部24のいずれか一方又は双方を備えない構成とすることもできる。作業エリアAが入庫容器配置部24を備えない場合、作業エリアAは後述する入庫作業エリアA2も備えない。
出庫容器配置部23には、搬送システム40により容器保管設備8から作業エリアAへ搬入されてきた保管容器1が配置される。以下では、出庫容器配置部23に配置されている保管容器1を、他の保管容器1と区別するために「第1容器1a」という。出庫容器配置部23は、第1コンベヤ41上の予め定められた区域である。本実施形態では、出庫容器配置部23は、第1コンベヤ41における上述した中間区間(具体的には、上流側区間)上の予め定められた区域である。本実施形態では、この区域は、1つの保管容器1を配置できる大きさに設定されている。
作業エリアAは、取出作業エリアA1を備えている。後述するように、作業エリアAは、更に、入庫作業エリアA2と、処理作業エリアA3と、仕分け作業エリアA4と、を備えている。作業エリアAが備えるエリアのそれぞれは、少なくとも概念的に定義されるエリアである。そのため、作業エリアAが備える複数のエリアは互いに異なるエリアである必要はなく、複数のエリアが一部重複していてもよいし、複数のエリアが同じエリアであってもよい。例えば、処理作業エリアA3と仕分け作業エリアA4とは互いに異なるエリアであってもよいが、本実施形態では、図3及び図4に示すように、処理作業エリアA3と仕分け作業エリアA4とは同じエリアである。
取出作業エリアA1では、出庫容器配置部23に配置された保管容器1(第1容器1a)から物品4を取り出す取出作業(ピッキング作業)が行われる。そのため、出庫容器配置部23は、第1コンベヤ41上の、取出作業のために保管容器1を停止させる停止位置である。取出作業では、保管容器1の上面の開口部を通して当該保管容器1に収容されている物品4が取り出される。図3に示すように、本実施形態では、取出作業エリアA1での取出作業は、一人以上の第1作業者31によって行われる。そのため、例えば、第1作業者31が視認可能な指示出力装置6に、取出作業の指示(例えば、取り出すべき物品4の種類の情報や、取り出すべき物品4の個数の情報)が表示される。なお、第1作業者31に代えてロボットが取出作業を行う構成や、第1作業者31とロボットが協働して取出作業を行う構成とすることもできる。
本実施形態では、物品4は、袋等の容器3に収容された状態で、保管容器1に収容されている。例えば、容器3には、同じ種類の複数の物品4が収容される。そして、取出作業では、物品4は、当該物品4が収容された容器3ごと、保管容器1から取り出される。すなわち、取出作業では、ピース単位での物品4の取り出し(ピースピッキング)ではなく、種類単位での物品4の取り出し(品目ピッキング)が行われる。
本実施形態では、搬入部50は、搬送車90から段積み容器群10を受け取る。そのため、作業エリアAは、搬入部50において受け入れた段積み容器群10を個別の保管容器1に分離させる段ばらし装置44を備えている。段ばらし装置44は、搬入部50よりも下流側であって出庫容器配置部23よりも上流側に配置されている。本実施形態では、段ばらし装置44は、第1コンベヤ41における上述した搬入部側区間に配置されている。段ばらし装置44において段積み容器群10から分離された保管容器1が、順次、出庫容器配置部23に搬送される。段ばらし装置44は、例えば、段積み容器群10における最下段の保管容器1を順次分離して搬出するように構成される。詳細は省略するが、段ばらし装置44は、例えば、段積み容器群10の保持及び昇降を行う第1昇降装置と、段積み容器群10の最下段の保管容器1の保持及び昇降を行う第2昇降装置と、を備える。
集品容器配置部25には、複数の集品容器2が配置される。集品容器2は、箱状(ここでは、上面が開口した箱状)に形成されている。本実施形態では、集品容器配置部25は、複数の集品容器2を並べて配置することが可能な棚である。図4に示すように、本実施形態では、作業エリアAは、複数の集品容器配置部25を備えている。そして、複数の集品容器配置部25は、Z方向の互いに異なる位置(高さ)に配置されていると共に、Z方向視(Z方向に沿う方向視、すなわち平面視)で互いに重複するように配置されている。ここでは、作業エリアAは、2つの集品容器配置部25を備えている。具体的には、図4に示すように、1つの集品容器配置部25を構成する棚部と、別の1つの集品容器配置部25を構成する棚部とが、Z方向の互いに異なる位置に配置されていると共に、Z方向視で互いに重複するように配置されている。
本実施形態では、集品容器配置部25は、出庫容器配置部23における保管容器1の搬送方向Tと並列に複数の集品容器2が並ぶように構成されている。保管容器1の搬送方向Tは、保管容器1の配列方向と言い換えることもできる。図3に示すように、本実施形態では、出庫容器配置部23における保管容器1の搬送方向Tは、X方向である。そして、複数の集品容器2がX方向と並列に並ぶように、集品容器配置部25が構成されている。ここでは、集品容器配置部25は、出庫容器配置部23に対してY方向第2側Y2に配置されている。このように集品容器配置部25を構成することで、集品容器配置部25を、第1コンベヤ41におけるX方向に延びるように配置されて出庫容器配置部23を含む区間(ここでは、上述した中間区間、具体的には、上流側区間)に対して、並列に隣接して配置することができ、これにより、出庫容器配置部23及び集品容器配置部25の設置に必要なスペースの低減を図ることができる。本実施形態では、集品容器配置部25は、入庫容器配置部24における保管容器1の搬送方向T(ここでは、X方向)とも並列に複数の集品容器2が並ぶように構成されている。
作業エリアAは、処理作業エリアA3を備えている。処理作業エリアA3では、取出作業により取り出された物品4に対して出荷のための処理作業(以下、単に「処理作業」という)が行われる。処理作業は、例えば、商品等の物品4を、出荷形態に合わせて加工する作業(すなわち、流通加工を行う作業)とされる。流通加工は、例えば、梱包、小分け、現品票(出荷ラベル)の張り替え、部品の加工、部品の組立、重量の計測、検品等とされる。
本実施形態では、取出作業により取り出された物品4は、処理作業のために処理用物品配置部20に配置される。本実施形態では、処理用物品配置部20は、処理作業を行うための作業台である。図3に示す例では、取出作業により取り出された物品4は、当該物品4が収容された容器3ごと台車7に載せられて取出作業エリアA1から処理作業エリアA3に運ばれた後、容器3ごと処理用物品配置部20に配置される。そして、容器3から取り出された物品4に対して処理作業が行われる。このように、本実施形態では、処理作業において、ピース単位での物品4の取り出し(ピースピッキング)が行われる。
図3に示すように、本実施形態では、処理作業エリアA3での処理作業は、一人以上の第2作業者32によって行われる。そのため、例えば、第2作業者32が視認可能な指示出力装置6に、処理作業の指示(例えば、処理作業の具体的内容)が表示される。なお、第2作業者32に代えてロボットが処理作業を行う構成や、第2作業者32とロボットとが協働して処理作業を行う構成とすることもできる。
作業エリアAは、仕分け作業エリアA4を備えている。仕分け作業エリアA4では、処理作業が行われた後の物品4を集品容器2に入れる仕分け作業が行われる。仕分け作業は、集品容器配置部25に配置されている複数の集品容器2のそれぞれに対して、オーダーで指定された種類の物品4を、オーダーで指定された数だけ入れる作業である。すなわち、複数の集品容器2のそれぞれに対して、種類毎の物品4の数を指定するオーダーが割り当てられている。例えば、制御システム5或いは制御システム5と通信可能な他の制御システム(例えば、上位の制御システム)は、物品4の出荷先からの注文に基づいてオーダーを生成し、生成したオーダーを出荷先に対応付けて管理している。そして、制御システム5は、オーダーで指定された種類の物品4が収容された保管容器1(すなわち、仕分け作業に必要な保管容器1)を出庫容器配置部23に搬送するように、搬送システム40を制御する。
図3に示すように、本実施形態では、仕分け作業エリアA4での仕分け作業は、一人以上の第2作業者32によって行われる。そのため、例えば、第2作業者32が視認可能な指示出力装置6に、仕分け作業の指示(例えば、集品容器2毎の、オーダーで指定された物品4の種類及び数の情報)が表示される。なお、第2作業者32に代えてロボットが仕分け作業を行う構成や、第2作業者32とロボットとが協働して仕分け作業を行う構成とすることもできる。
本実施形態では、処理作業と仕分け作業との双方が、同じ作業主体(作業者又はロボット)によって行われる。図3に示す例では、第2作業者32が、処理作業と仕分け作業との双方を行う。すなわち、第2作業者32は、物品4に対して処理作業を行った後、当該物品4を集品容器2に入れる仕分け作業を行う。このような構成とは異なり、処理作業と仕分け作業とが、別の作業主体によって行われる構成とすることもできる。
図4に示すように、本実施形態では、集品容器配置部25は、処理用物品配置部20よりも上側Z1に配置されている。そして、処理用物品配置部20と集品容器配置部25とが、Z方向視で重複するように配置されている。図3及び図4に示す例では、集品容器配置部25における複数の保管容器1の並び方向に対してZ方向視で直交する方向を対象方向(本例では、Y方向)として、処理用物品配置部20は集品容器配置部25よりも対象方向の寸法が大きく形成されている。そして、処理用物品配置部20は、Z方向視で集品容器配置部25に対して対象方向の両側に突出するように配置されている。これにより、図3に示すように、複数の第2作業者32が、処理用物品配置部20及び集品容器配置部25に対して対象方向の両側に分かれて、処理作業及び仕分け作業を行いやすくなっている。
入庫容器配置部24には、搬送システム40により作業エリアAから容器保管設備8へ搬出される予定の保管容器1が配置される。以下では、入庫容器配置部24に配置されている保管容器1を、他の保管容器1と区別するために「第2容器1b」という。入庫容器配置部24は、第1コンベヤ41上の予め定められた区域である。入庫容器配置部24は、搬送区間70(具体的には上述した中間区間、より具体的には上述した上流側区間)における、出庫容器配置部23よりも下流側の予め定められた区域である。本実施形態では、この区域は、1つの保管容器1を配置できる大きさに設定されている。図3及び図4に示す例では、出庫容器配置部23に配置された第1容器1aと入庫容器配置部24に配置された第2容器1bとの間に、これらの第1容器1a及び第2容器1bとは別の保管容器1(ここでは、4つの保管容器1)を配置することが可能となっている。
作業エリアAは、入庫作業エリアA2を備えている。入庫作業エリアA2では、入庫作業が行われる。入庫作業は、入庫容器配置部24に配置された保管容器1(第2容器1b)に保管対象の物品4を入れる作業、又は、保管対象の物品4が入った保管容器1を入庫容器配置部24に配置する作業である。そのため、入庫容器配置部24は、第1コンベヤ41上の、入庫作業のために保管容器1を停止させ又は配置する停止/配置位置である。
本実施形態では、第2容器1bに保管対象の物品4を入れる入庫作業として、処理作業によって物品4の取り出しが行われた後の容器3(物品4が残存している容器3)を第2容器1bに入れる作業が行われる。図3に示す例では、処理作業によって物品4の取り出しが行われた後の容器3は、台車7に載せられて処理作業エリアA3から入庫作業エリアA2に運ばれた後、第2容器1bに入れられる。なお、容器3を入れる第2容器1bは、取出作業によって当該容器3が取り出された保管容器1と同じ保管容器1であっても異なる保管容器1であってもよい。本実施形態では、第2容器1bに保管対象の物品4を入れる入庫作業として、補充のための物品4が収容された容器3や新たに保管対象となった物品4が収容された容器3(図3において二点鎖線で示す容器3)を第2容器1bに入れる作業も行われる。
また、本実施形態では、保管対象の物品4が入った保管容器1を入庫容器配置部24に配置する入庫作業として、補充のための物品4や新たに保管対象となった物品4が容器3に収容された状態で収容された保管容器1を、第1コンベヤ41の外部から入庫容器配置部24に載せる作業が行われる。
図3に示すように、本実施形態では、入庫作業エリアA2での入庫作業は、一人以上の第3作業者33によって行われる。なお、第3作業者33に代えてロボットが入庫作業を行う構成や、第3作業者33とロボットとが協働して入庫作業を行う構成とすることもできる。また、図3に示す例では、処理作業及び仕分け作業が同じ作業主体(作業者又はロボット)によって行われるが、取出作業、処理作業、仕分け作業、及び入庫作業のうちの任意の2つ以上の作業が、同じ作業主体によって行われてもよい。例えば、取出作業及び入庫作業が、同じ作業主体によって行われる構成とすることができる。
本実施形態では、搬出部60は、搬送車90へ段積み容器群10を引き渡す。そのため、作業エリアAは、複数の保管容器1(本実施形態では、後述する設定数の保管容器1)を段積み状態として段積み容器群10を生成する段積み装置45を備えている。段積み装置45は、出庫容器配置部23及び入庫容器配置部24よりも下流側であって搬出部60よりも上流側に配置されている。本実施形態では、段積み装置45は、第1コンベヤ41における上述した搬出部側区間に配置されている。段積み装置45において複数の保管容器1を順次積み重ねて生成された段積み容器群10が、搬出部60に搬送される。段積み装置45は、例えば、段積み対象となる保管容器1を、段積み容器群10に最下段の保管容器1として順次追加するように構成される。例えば、段ばらし装置44及び段積み装置45として、共通の構成を備える装置を用いることができる。
このような構成には限定されないが、本実施形態では、制御システム5は、バッチ搬入処理を搬送システム40に実行させるように構成されている。予め定められた数の集品容器2に対する仕分け作業をまとめて1つのバッチとして、バッチ搬入処理は、複数のバッチのそれぞれに含まれる仕分け作業に必要な保管容器1を、複数のバッチの処理順に作業エリアAへ搬入する処理である。上述したように、本実施形態では、作業エリアAは、集品容器2が配置される集品容器配置部25を複数備えている。そして、複数の集品容器配置部25のそれぞれには、互いに異なるバッチに属する集品容器2が配置される。そのため、複数のバッチ(具体的には、集品容器配置部25の設置数と同数のバッチ)に含まれる仕分け作業を並行して行うことができる。集品容器配置部25のそれぞれに配置可能な集品容器2の最大数(図3及び図4に示す例では、6)は、1つのバッチに属する集品容器2の最大数と同数とされている。なお、「バッチに属する集品容器2」は、当該バッチに含まれる仕分け作業による物品4の仕分け先となる集品容器2を意味する。
例えば、図3及び図4に示す例では、1つの集品容器配置部25に配置される6つの集品容器2に対する仕分け作業が、まとめて1つのバッチとされる。そして、2つの集品容器配置部25のそれぞれには、互いに異なる2つのバッチ(具体的には、1つのバッチと、当該バッチの次に処理される1つのバッチ)に属する集品容器2が配置される。2つのバッチのうちのいずれかのバッチに含まれる仕分け作業が完了すると、当該バッチに属する集品容器2(本例では、6つの集品容器2)は集品容器配置部25から搬出され、当該集品容器配置部25には、上記2つのバッチの次に処理されるバッチに属する集品容器2が配置される。
本実施形態では、搬送システム40は、予め定められた設定数(図4に示す例では、8)の保管容器1を段積み状態とした段積み容器群10を生成して作業エリアAへ搬入するように構成されている。このように段積み容器群10を作業エリアAへ搬入する場合に、1つの段積み容器群10を、同じバッチに属する保管容器1のみで生成し、異なるバッチに属する保管容器1が混在した段積み容器群10を生成しない構成(すなわち、バッチ毎に分かれた段積み容器群10のみを生成する構成)とすることもできるが、この場合、設定数より少ない段数の段積み容器群10を生成する必要が生じることで、搬送システム40による保管容器1の搬送効率が低下し得る。なお、「バッチに属する保管容器1」は、当該バッチに含まれる仕分け作業に必要な保管容器1を意味する。
上記の点に鑑みて、本実施形態では、バッチ毎に分かれた段積み容器群10のみを作業エリアAに搬入するのではなく、以下に述べるように、処理の順番が前後する(連続する)複数のバッチに属する保管容器1が混在した段積み容器群10も作業エリアAに搬入する構成としている。これにより、設定数より少ない段数の段積み容器群10を生成する必要性を低減して、搬送システム40による保管容器1の搬送効率を高めやすくなっている。なお、本実施形態では、「設定数」を常に一定の数とする場合を想定しているが、設定数が状況に応じて異なる数に設定変更される構成としてもよい。
制御システム5は、バッチ搬入処理を搬送システム40に実行させる場合に、以下のように搬送システム40を制御する。バッチの1つを第1バッチとし、第1バッチの次に処理されるバッチを第2バッチとして、制御システム5は、一部又は全部が第1バッチに属する保管容器1である段積み容器群10を作業エリアAへ搬入させる第1搬入処理と、一部又は全部が第2バッチに属する保管容器1である段積み容器群10を作業エリアAへ搬入させる第3搬入処理との間に、一部が第1バッチに属する保管容器1であり、残部が第2バッチに属する保管容器1である段積み容器群10を作業エリアAへ搬入させる第2搬入処理を、搬送システム40に実行させる。
なお、第1搬入処理で作業エリアAへ搬入される段積み容器群10が、一部が第1バッチに属する保管容器1である段積み容器群10である場合、残りの保管容器1は、例えば、第1バッチの前に処理されるバッチに属する保管容器1とされる。すなわち、この場合の残りの保管容器1は、基本的には、第2バッチに属する保管容器1とはされない。また、第3搬入処理で作業エリアAへ搬入される段積み容器群10が、一部が第2バッチに属する保管容器1である段積み容器群10である場合、残りの保管容器1は、例えば、第2バッチの次に処理されるバッチに属する保管容器1とされる。すなわち、この場合の残りの保管容器1は、基本的には、第1バッチに属する保管容器1とはされない。
図6は、上記の第1搬入処理、第2搬入処理、及び第3搬入処理の説明図である。図6(a)に示すように、ここでは、第1バッチに属する保管容器1(丸で囲まれた「1」を付した保管容器1)が13個あり、第2バッチに属する保管容器1(丸で囲まれた「2」を付した保管容器1)が11個ある状況を想定している。そして、図6(b)において、第1段積み容器群11は、第1搬入処理によって作業エリアAへ搬入される段積み容器群10であり、第2段積み容器群12は、第2搬入処理によって作業エリアAへ搬入される段積み容器群10であり、第3段積み容器群13は、第3搬入処理によって作業エリアAへ搬入される段積み容器群10である。ここでは、第2段積み容器群12において、第1バッチに属する保管容器1の全てがZ方向に連続して並ぶとともに、第2バッチに属する保管容器1の全てがZ方向に連続して並ぶ場合を例示しているが、上述したように、本実施形態では、複数のバッチ(図4に示す例では、2つのバッチ)に含まれる仕分け作業を並行して行うことができる。そのため、第2段積み容器群12において、第1バッチに属する1つ以上の保管容器1と第2バッチに属する1つ以上の保管容器1とがZ方向に交互に並んでいてもよい。
仮に図6に示す状況において、バッチ毎に分かれた段積み容器群10のみを生成する構成とすると、第2段積み容器群12に代えて、第1バッチに属する5つの保管容器1が段積みされた段積み容器群10と、第2バッチに属する3つの保管容器1が段積みされた段積み容器群10との、設定数より少ない段数の段積み容器群10を2つ生成することになる。この場合、搬送車90から搬入部50への段積み容器群10の移載を、図6(b)に示す場合の3回に対して1回多い4回行う必要があり、搬送システム40による保管容器1の搬送効率が低下し得る。これに対して、バッチ毎に分かれた段積み容器群10だけでなく、互いに異なるバッチに属する保管容器1が混在した段積み容器群10も生成する構成とすることで、搬送車90から搬入部50への段積み容器群10の移載回数を少なく抑えて、搬送システム40による保管容器1の搬送効率の向上を図ることができる。
なお、制御システム5は、バッチ搬入処理を搬送システム40に実行させる場合に、必ずしも搬送システム40に第1搬入処理、第2搬入処理、及び第3搬入処理を順に実行させる必要はなく、他の搬入処理を搬送システム40に実行させてもよい。例えば、バッチの1つを第3バッチとし、第3バッチの次に処理されるバッチを第4バッチとし、第4バッチの次に処理されるバッチを第5バッチとして、制御システム5が、第4バッチに属する保管容器1の数が設定数から2を引いた数以下である場合に、以下のように搬送システム40を制御する構成とすることができる。制御システム5は、一部又は全部が第3バッチに属する保管容器1である段積み容器群10を作業エリアAへ搬入させる第4搬入処理と、一部又は全部が第5バッチに属する保管容器1である段積み容器群10を作業エリアAへ搬入させる第6搬入処理との間に、一部が第3バッチに属する保管容器1であり、一部が第4バッチに属する保管容器1であり、残部が第5バッチに属する保管容器1である段積み容器群10を作業エリアAへ搬入させる第5搬入処理を、搬送システム40に実行させる。
なお、第4搬入処理で作業エリアAへ搬入される段積み容器群10が、一部が第3バッチに属する保管容器1である段積み容器群10である場合、残りの保管容器1は、例えば、第3バッチの前に処理されるバッチに属する保管容器1とされる。すなわち、この場合の残りの保管容器1は、基本的には、第4バッチや第5バッチに属する保管容器1とはされない。また、第6搬入処理で作業エリアAへ搬入される段積み容器群10が、一部が第5バッチに属する保管容器1である段積み容器群10である場合、残りの保管容器1は、例えば、第5バッチの次に処理されるバッチに属する保管容器1とされる。すなわち、この場合の残りの保管容器1は、基本的には、第3バッチや第4バッチに属する保管容器1とはされない。
図7は、上記の第4搬入処理、第5搬入処理、及び第6搬入処理の説明図である。図7(a)に示すように、ここでは、第3バッチに属する保管容器1(丸で囲まれた「3」を付した保管容器1)が10個あり、第4バッチに属する保管容器1(丸で囲まれた「4」を付した保管容器1)が5個あり、第5バッチに属する保管容器1(丸で囲まれた「5」を付した保管容器1)が9個ある状況を想定している。すなわち、図7では、第4バッチに属する保管容器1の数は5であり、設定数から2を引いた数は6であり、第4バッチに属する保管容器1の数が設定数から2を引いた数以下であるという条件を満たしている。そして、図7(b)において、第4段積み容器群14は、第4搬入処理によって作業エリアAへ搬入される段積み容器群10であり、第5段積み容器群15は、第5搬入処理によって作業エリアAへ搬入される段積み容器群10であり、第6段積み容器群16は、第6搬入処理によって作業エリアAへ搬入される段積み容器群10である。
仮に図7に示す状況において、バッチ毎に分かれた段積み容器群10のみを生成する構成とすると、第5段積み容器群15に代えて、第3バッチに属する2つの保管容器1が段積みされた段積み容器群10と、第4バッチに属する5つの保管容器1が段積みされた段積み容器群10と、第5バッチに属する1つの保管容器1からなる段積み容器群10との、設定数より少ない段数の段積み容器群10を3つ生成することになる。なお、ここでは、1つの保管容器1も、段積み容器群10と称している。この場合、搬送車90から搬入部50への段積み容器群10の移載を、図7(b)に示す場合の3回に対して2回多い5回行う必要があり、搬送システム40による保管容器1の搬送効率が低下し得る。これに対して、バッチ毎に分かれた段積み容器群10だけでなく、互いに異なるバッチに属する保管容器1が混在した段積み容器群10も生成する構成とすることで、搬送車90から搬入部50への段積み容器群10の移載回数を少なく抑えて、搬送システム40による保管容器1の搬送効率の向上を図ることができる。
第4バッチに属する保管容器1の数が設定数から2を引いた数以下である場合に、制御システム5は、必ずしも上記のように搬送システム40に第4搬入処理、第5搬入処理、及び第6搬入処理を順に実行させるわけではない。具体的には、第4搬入処理で第3バッチに属する保管容器1の全てを作業エリアAに搬入できず、更に、第3バッチに属する残りの保管容器1の数と第4バッチに属する保管容器1の数との合計が設定数未満である場合に、制御システム5は、上記のように搬送システム40に第4搬入処理、第5搬入処理、及び第6搬入処理を順に実行させる。一方、第3バッチに属する残りの保管容器1の数と第4バッチに属する保管容器1の数との合計が設定数以上である場合には、第5搬入処理に代えて、一部が第3バッチに属する保管容器1であり残部が第4バッチに属する保管容器1である段積み容器群10を作業エリアAへ搬入させる搬入処理が実行される。また、第4搬入処理で第3バッチに属する保管容器1の全てを作業エリアAに搬入できた場合には、第5搬入処理に代えて、一部が第4バッチに属する保管容器1であり一部又は残部が第5バッチに属する保管容器1である段積み容器群10を作業エリアAへ搬入させる搬入処理が実行される。
〔第2の実施形態〕
物品仕分け設備の第2の実施形態について、図面(図8)を参照して説明する。以下では、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。特に明記しない点については、第1の実施形態と同様であり、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図8に示すように、本実施形態では、搬送システム40は、作業エリアA内において保管容器1を搬送するコンベヤとして、第1コンベヤ41に加えて第2コンベヤ42を備えている。図8に示す例では、第2コンベヤ42は、第1コンベヤ41に対してX方向第2側X2に隣接して配置されている。
第1コンベヤ41は、容器保管設備8から作業エリアAへ搬入されてきた保管容器1(ここでは、段積み容器群10)を受け入れる第1搬入部51と、作業エリアAから容器保管設備8へ向かう保管容器1(ここでは、段積み容器群10)が搬出される第1搬出部61と、第1搬入部51から第1搬出部61まで保管容器1を搬送する第1搬送区間71と、を備えている。第1搬入部51、第1搬出部61、及び第1搬送区間71は、それぞれ、第1の実施形態での搬入部50、搬出部60、及び搬送区間70に相当する。本例では、第1搬送区間71は、第1搬入部51からY方向第2側Y2に延びる区間である第1搬入部側区間と、第1搬出部61へ向かってY方向第1側Y1に延びる第1搬出部側区間と、第1搬入部側区間からX方向第2側X2に延びて、第1搬入部側区間と第1搬出部側区間とを接続する第1中間区間と、を備えている。第1中間区間は、第1の実施形態の中間区間とは異なり、X方向に沿って一直線状に配置されている。
第2コンベヤ42は、容器保管設備8から作業エリアAへ搬入されてきた保管容器1(ここでは、段積み容器群10)を受け入れる第2搬入部52と、作業エリアAから容器保管設備8へ向かう保管容器1(ここでは、段積み容器群10)が搬出される第2搬出部62と、第2搬入部52から第2搬出部62まで保管容器1を搬送する第2搬送区間72と、を備えている。第2搬入部52は、例えば、物品4が収容されていない空の保管容器1を受け入れる。本例では、第2搬送区間72は、第2搬入部52からY方向第2側Y2に延びる区間である第2搬入部側区間と、第2搬出部62へ向かってY方向第1側Y1に延びる第2搬出部側区間と、第2搬入部側区間からX方向第2側X2に延びて、第2搬入部側区間と第2搬出部側区間とを接続する第2中間区間と、を備えている。図8に示す例では、第2コンベヤ42は、第1コンベヤ41と同じ構成を備えている。そのため、第2搬入部52、第2搬出部62、第2搬送区間72、第2搬入部側区間、第2搬出部側区間、及び第2中間区間は、それぞれ、第1搬入部51、第1搬出部61、第1搬送区間71、第1搬入部側区間、第1搬出部側区間、及び第1中間区間に対応する。
そして、本実施形態では、出庫容器配置部23は、第1搬送区間71(ここでは、第1中間区間)における予め定められた区域であり、入庫容器配置部24は、第2搬送区間72(ここでは、第2中間区間)における予め定められた区域である。図8に示す例では、作業エリアAは、第1搬入部51よりも下流側であって出庫容器配置部23よりも上流側に(ここでは、第1搬入部側区間に)、段ばらし装置44を備え、出庫容器配置部23よりも下流側であって第1搬出部61よりも上流側に(ここでは、第1搬出部側区間に)、段積み装置45を備えている。また、図8に示す例では、作業エリアAは、第2搬入部52よりも下流側であって入庫容器配置部24よりも上流側に(ここでは、第2搬入部側区間に)、段ばらし装置44を備え、入庫容器配置部24よりも下流側であって第2搬出部62よりも上流側に(ここでは、第2搬出部側区間に)、段積み装置45を備えている。
〔第3の実施形態〕
物品仕分け設備の第3の実施形態について、図面(図9~図11)を参照して説明する。なお、図9は、図10に示される第3コンベヤ43を省略した作業エリアAの平面図である。以下では、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。特に明記しない点については、第1の実施形態と同様であり、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
本実施形態では、図9に示すように、第1コンベヤ41の搬送区間70は、搬入部50より下流側に設けられた分岐部80と、分岐部80で分岐した複数の支線区間82と、搬出部60より上流側に設けられ、複数の支線区間82が合流する合流部81と、を備えている。分岐部80や合流部81の数は1には限定されず、支線区間82の数は2に限定されないが、本実施形態では、搬送区間70は、1つの分岐部80と、2つの支線区間82と、1つの合流部81と、を備えている。
図9~図11に示す例では、第1コンベヤ41の搬送区間70は、搬入部50からY方向第2側Y2に延びる区間である搬入部側区間と、搬出部60へ向かってY方向第1側Y1に延びる搬出部側区間と、搬入部側区間からX方向第2側X2に延びて、搬入部側区間と搬出部側区間とを接続する中間区間と、を備えている。中間区間におけるX方向第1側X1の区間は、X方向に並行する2つの支線区間82により構成され、中間区間におけるX方向第2側X2の区間は、2つの支線区間82が合流部81において合流した後の1つの区間により構成されている。
図9に示すように、本実施形態では、取出作業が行われる出庫容器配置部23は、複数の支線区間82のそれぞれに設定されている。そして、図10に示すように、作業エリアAは、支線区間82の数と同数の取出作業エリアA1を備えている。なお、複数の取出作業エリアA1は、エリアとしては1まとまりであってもよいが、本例では、支線区間82の数と同数の2つの取出作業エリアA1が、2つの支線区間82を挟んでY方向の互いに反対側に設定されている。取出作業エリアA1での取出作業は、当該取出作業エリアA1に対応する出庫容器配置部23に配置された保管容器1(第1容器1a)に対して行われる。図9及び図10に示す例では、Y方向第1側Y1の取出作業エリアA1に配置された第1作業者31が、Y方向第1側Y1の出庫容器配置部23に配置された第1容器1aに対して取出作業を行い、Y方向第2側Y2の取出作業エリアA1に配置された第1作業者31が、Y方向第2側Y2の出庫容器配置部23に配置された第1容器1aに対して取出作業を行う。
本実施形態では、取出作業では、ピース単位での物品4の取り出し(ピースピッキング)が行われる。そのため、本実施形態では、第1の実施形態とは異なり、処理作業ではピースピッキングは行われない。取出作業は、例えば、保管容器1から容器3を取り出した後、当該容器3から物品4を取り出し、その後、当該容器3(物品4が残存している容器3)を同じ保管容器1に入れる作業とされる。取出作業において、保管容器1から容器3を取り出さずに、当該容器3から物品4を取り出してもよい。
図9及び図10に示す例では、取出作業を行う第1作業者31が、取出作業により取り出した物品4を処理用物品配置部20に配置する。そして、処理作業及び仕分け作業を行う第2作業者32が、処理用物品配置部20に置かれた物品4に対して処理作業を行った後、当該物品4を集品容器2に入れる。本例では、支線区間82の数と同数の2つの処理作業エリアA3(言い換えれば、2つの仕分け作業エリアA4)が、第1コンベヤ41の搬送区間70(具体的には、上述した中間区間)を挟んでY方向の互いに反対側に設定されている。また、2つの処理用物品配置部20が、第1コンベヤ41の搬送区間70(具体的には、上述した中間区間)を挟んでY方向の互いに反対側に設定されている。
本実施形態においても、集品容器配置部25は、出庫容器配置部23における保管容器1の搬送方向Tと並列に複数の集品容器2が並ぶように構成されている。図9に示すように、本実施形態では、出庫容器配置部23への保管容器1の搬入方向は、X方向第2側X2へ向かう方向であり、出庫容器配置部23からの保管容器1の搬出方向は、Y方向第1側Y1又はY方向第2側Y2へ向かう方向である。そのため、出庫容器配置部23における保管容器1の搬送方向Tは、X方向とY方向との双方を含む。図10に示すように、本実施形態では、出庫容器配置部23における保管容器1の搬送方向TをX方向として、複数の集品容器2がX方向と並列に並ぶように、集品容器配置部25が構成されている。このように集品容器配置部25を構成することで、集品容器配置部25を、第1コンベヤ41におけるX方向に延びるように配置されて出庫容器配置部23を含む区間(ここでは、上述した中間区間におけるX方向第1側X1の区間、具体的には、出庫容器配置部23へ向けて保管容器1をX方向第2側X2に搬送する区間)に対して、隣接して配置しやすくなっている。
図10及び図11に示すように、本実施形態では、物品仕分け設備100(具体的には、搬送システム40)は、第3コンベヤ43を備えている。第3コンベヤ43は、空の集品容器2の集品容器配置部25への搬入、及び、仕分け作業が完了した集品容器2の集品容器配置部25からの搬出を行うコンベヤ(例えば、ローラコンベヤやベルトコンベヤ)である。第3コンベヤ43は、例えば、複数の集品容器2を連続して搬送するように構成される。そして、集品容器配置部25は、第3コンベヤ43上の予め定められた区域である。図10及び図11に示す例では、この区域は、4つの集品容器2を並べて配置できる大きさに設定されている。図11に示す例では、物品仕分け設備100は、2つの第3コンベヤ43をZ方向の互いに異なる位置に備えており、これら2つの第3コンベヤ43は、Z方向視で互いに重複するように配置されている。これにより、第1の実施形態と同様に、2つの集品容器配置部25が、Z方向の互いに異なる位置に配置されていると共に、Z方向視で互いに重複するように配置されている。
本実施形態では、処理用物品配置部20と集品容器配置部25とは、Z方向視で重複しないように水平方向にずれた位置に配置されている。本実施形態では、図11に示すように集品容器配置部25は、第1コンベヤ41の搬送区間70よりも上側Z1に配置されている。そして、図9及び図10に示すように、搬送区間70(具体的には、上述した中間区間)と集品容器配置部25とが、Z方向視で重複するように配置されている。
本実施形態では、第1の実施形態とは異なり、作業エリアAは入庫容器配置部24及び入庫作業エリアA2を備えていないが、物品4の補充や新たに保管対象となった物品4の追加を行いやすくするために、本実施形態においても作業エリアAが入庫容器配置部24及び入庫作業エリアA2を備える構成としてもよい。
〔第4の実施形態〕
物品仕分け設備の第4の実施形態について、図面(図12~図13)を参照して説明する。以下では、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。特に明記しない点については、第1の実施形態と同様であり、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
本実施形態では、図12に示すように、第1コンベヤ41の搬送区間70は、搬入部50より下流側に設けられた分岐部80と、分岐部80で分岐した複数の支線区間82と、搬出部60より上流側に設けられ、複数の支線区間82が合流する合流部81と、を備えている。本実施形態では、搬送区間70は、3つの分岐部80と、4つの支線区間82と、3つの合流部81と、を備えている。
図12及び図13に示す例では、第1コンベヤ41の搬送区間70は、搬入部50からY方向第2側Y2に延びる区間である搬入部側区間と、搬出部60へ向かってY方向第1側Y1に延びる搬出部側区間と、搬入部側区間からX方向第2側X2に延びて、搬入部側区間と搬出部側区間とを接続する中間区間と、を備えている。中間区間は、X方向に並行する4つの支線区間82により構成されている。
図12に示すように、本実施形態では、取出作業が行われる出庫容器配置部23は、複数の支線区間82のそれぞれに設定されている。そして、図12に示すように、作業エリアAは、支線区間82の数と同数の取出作業エリアA1を備えている。図12及び図13に示す例では、Y方向に並ぶように設定された4つの取出作業エリアA1のうちの、Y方向第1側Y1の2つの取出作業エリアA1がエリアとして1まとまりとされ、Y方向第2側Y2の2つの取出作業エリアA1がエリアとして1まとまりとされている。
取出作業エリアA1での取出作業は、当該取出作業エリアA1に対応する出庫容器配置部23に配置された保管容器1(第1容器1a)に対して行われる。本例では、最もY方向第1側Y1の取出作業エリアA1に配置された第1作業者31が、最もY方向第1側Y1の出庫容器配置部23に配置された第1容器1aに対して取出作業を行い、Y方向第1側Y1から2番目の取出作業エリアA1に配置された第1作業者31が、Y方向第1側Y1から2番目の出庫容器配置部23に配置された第1容器1aに対して取出作業を行う。また、最もY方向第2側Y2の取出作業エリアA1に配置された第1作業者31が、最もY方向第2側Y2の出庫容器配置部23に配置された第1容器1aに対して取出作業を行い、Y方向第2側Y2から2番目の取出作業エリアA1に配置された第1作業者31が、Y方向第2側Y2から2番目の出庫容器配置部23に配置された第1容器1aに対して取出作業を行う。
第3の実施形態と同様であるため詳細は省略するが、取出作業では、ピース単位での物品4の取り出し(ピースピッキング)が行われる。図12及び図13に示す例では、処理用物品配置部20は、第1物品配置部21と第2物品配置部22とを備えている。第1物品配置部21は、第1コンベヤ41の搬送区間70(具体的には、上述した搬入部側区間)に対して上側Z1であって、Z方向視で当該搬送区間70と重複するように配置されている。また、集品容器配置部25は、第1コンベヤ41に対してX方向第1側X1に配置されており、第2物品配置部22は、集品容器配置部25に対してX方向第2側X2に隣接して配置されている。図12及び図13に示す例では、取出作業を行う第1作業者31が、取出作業により取り出した物品4を第1物品配置部21に配置する。そして、処理作業及び仕分け作業を行う第2作業者32が、第1物品配置部21に置かれた物品4に対して第1物品配置部21又は第2物品配置部22において処理作業を行った後、当該物品4を集品容器2に入れる。
第1~第3の実施形態では、集品容器配置部25が、出庫容器配置部23における保管容器1の搬送方向Tと並列に複数の集品容器2が並ぶように構成されていたが、本実施形態では、集品容器配置部25が、出庫容器配置部23が複数設定されて複数の出庫容器配置部23の配列方向と並列に複数の集品容器2が並ぶように構成されている。具体的には、図12及び図13に示すように、本実施形態では、出庫容器配置部23が4つ設定されており、これら4つの出庫容器配置部23の配列方向はY方向である。そして、複数の集品容器2がY方向と並列に並ぶように、集品容器配置部25が構成されている。ここでは、集品容器配置部25は、4つの出庫容器配置部23に対してX方向第1側X1に配置されている。このように集品容器配置部25を構成することで、集品容器配置部25を、第1コンベヤ41におけるY方向に延びるように配置されて複数の出庫容器配置部23(言い換えれば、複数の支線区間82)を接続する区間(ここでは、上述した搬入部側区間)に対して、並列に隣接して配置することができ、これにより、出庫容器配置部23及び集品容器配置部25の設置に必要なスペースの低減を図ることができる。
なお、図12及び図13に示す例とは異なり、複数の集品容器2が4つの出庫容器配置部23に対してX方向第2側X2においてY方向と並列に並ぶように、集品容器配置部25を構成してもよい。この場合、集品容器配置部25を、第1コンベヤ41におけるY方向に延びるように配置されて複数の出庫容器配置部23を接続する区間(ここでは、上述した搬出部側区間)に対して、並列に隣接して配置することができる。
本実施形態では、第1の実施形態とは異なり、作業エリアAは入庫容器配置部24及び入庫作業エリアA2を備えていないが、物品4の補充や新たに保管対象となった物品4の追加を行いやすくするために、本実施形態においても作業エリアAが入庫容器配置部24及び入庫作業エリアA2を備える構成としてもよい。
〔その他の実施形態〕
(1)上記の各実施形態では、物品4が、袋等の容器3に収容された状態で、保管容器1に収容されている構成を例として説明した。しかし、本開示はそのような構成に限定されず、物品4が、容器3に収容されずに保管容器1に収容される構成とすることもできる。第1の実施形態及び第2の実施形態においてこのような構成とした場合、取出作業において、ピース単位での物品4の取り出し(ピースピッキング)が行われ、処理作業によって物品4の取り出しが行われた後の容器3を第2容器1bに入れる入庫作業は行われない。そのため、この場合には、作業エリアAが入庫容器配置部24及び入庫作業エリアA2を備えない構成とすることもできる。
(2)上記の各実施形態では、容器保管設備8が、複数の保管容器1を互いに分離した状態で保管する構成を例として説明した。しかし、本開示はそのような構成に限定されず、容器保管設備8が、段積み容器群10を保管する構成とすることもできる。また、容器保管設備8が、複数の保管容器1を互いに分離した状態で保管するエリアと、段積み容器群10を保管するエリアと、の双方を備える構成とすることもできる。
(3)上記の各実施形態では、容器保管設備8が、保管容器1を保管する保管棚9を備える構成を例として説明した。しかし、本開示はそのような構成に限定されず、容器保管設備8が保管棚9を備えず、容器保管設備8において保管容器1が床面等に置かれた状態で保管される構成とすることもできる。
(4)上記の各実施形態では、搬送システム40が、作業エリアA外において保管容器1を搬送する搬送車90を備える構成を例として説明した。しかし、本開示はそのような構成に限定されず、搬送システム40が、搬送車90とは異なる形態の容器搬送装置を、搬送車90に代えて或いは搬送車90に加えて備える構成とすることもできる。この場合、搬入部50への保管容器1又は段積み容器群10の搬入と、搬出部60からの保管容器1又は段積み容器群10の搬出との少なくとも一方が、この容器搬送装置によって行われる構成としてもよい。例えば、保管容器1又は段積み容器群10を把持する把持部と、当該把持部を昇降させる昇降部と、当該把持部を互いに直交する2つの水平方向に移動させる水平移動部と、を備える容器搬送装置を、搬送車90とは異なる形態の容器搬送装置とすることができる。この容器搬送装置は、段積み容器群10を構成する保管容器1の組み合わせを変更することができるように構成されていると好適である。
(5)上記の各実施形態では、作業エリアAが、段ばらし装置44及び段積み装置45を備える構成を例として説明した。しかし、本開示はそのような構成に限定されず、作業エリアAが段ばらし装置44を備えず、段積み容器群10を個別の保管容器1に分離させる作業が、作業者等の人手によって行われる構成とすることもできる。また、作業エリアAが段積み装置45を備えず、複数の保管容器1を段積み状態として段積み容器群10を生成する作業が、作業者等の人手によって行われる構成とすることもできる。作業エリアAが段積み装置45を備えない場合に、搬出部60から保管容器1が1つずつ搬出される構成としてもよい。
(6)上記の各実施形態では、集品容器配置部25が処理用物品配置部20よりも上側Z1に配置されている構成を例として説明した。しかし、本開示はそのような構成に限定されず、集品容器配置部25が処理用物品配置部20よりも下側Z2に配置される構成とすることもできる。また、第1及び第2の実施形態では、処理用物品配置部20と集品容器配置部25とが、Z方向視で重複するように配置されている構成を例として説明したが、第1及び第2の実施形態において、第3及び第4の実施形態のように、処理用物品配置部20と集品容器配置部25とが、Z方向視で重複しないように水平方向にずれた位置に配置される構成とすることもできる。
(7)上記の各実施形態では、作業エリアAが、複数の集品容器配置部25を備え、複数の集品容器配置部25が、互いにZ方向の異なる位置(高さ)に配置されていると共に、Z方向視で互いに重複するように配置されている構成を例として説明した。しかし、本開示はそのような構成に限定されず、複数の集品容器配置部25が、Z方向視で互いに重複しないように水平方向にずれた位置に配置される構成とすることもできる。この場合、複数の集品容器配置部25がZ方向の同じ位置に配置される構成としてもよい。また、作業エリアAが、集品容器配置部25を1つのみ備える構成とすることもできる。
(8)第1~第3の実施形態では、集品容器配置部25が、出庫容器配置部23における保管容器1の搬送方向Tと並列に複数の集品容器2が並ぶように構成される場合を例として説明し、第4の実施形態では、集品容器配置部25が、出庫容器配置部23が複数設定されて複数の出庫容器配置部23の配列方向と並列に複数の集品容器2が並ぶように構成される場合を例として説明した。しかし、本開示はそのような構成に限定されず、集品容器配置部25の構成が、これら2つの場合のいずれとも異なっていてもよい。
(9)なお、上述した各実施形態で開示された構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示された構成と組み合わせて適用すること(その他の実施形態として説明した実施形態同士の組み合わせを含む)も可能である。その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で単なる例示に過ぎない。従って、本開示の趣旨を逸脱しない範囲内で、適宜、種々の改変を行うことが可能である。
〔本実施形態のまとめ〕
以下、上記において説明した物品仕分け設備に係る実施形態のまとめを以下に記載する。
物品仕分け設備は、複数の保管容器が保管された容器保管設備と、前記保管容器に収容された物品を取り出して複数の集品容器へ仕分ける仕分け作業が行われる作業エリアと、前記容器保管設備から前記作業エリアへの前記保管容器の搬入、及び、前記作業エリアから前記容器保管設備への前記保管容器の搬出を行う搬送システムと、前記搬送システムを制御する制御システムと、を備えた物品仕分け設備であって、前記保管容器は、上下方向に段積み可能に構成され、前記搬送システムは、予め定められた設定数の前記保管容器を段積み状態とした段積み容器群を生成して前記作業エリアへ搬入するように構成され、前記制御システムは、予め定められた数の前記集品容器に対する前記仕分け作業をまとめて1つのバッチとし、複数の前記バッチのそれぞれに含まれる前記仕分け作業に必要な前記保管容器を、複数の前記バッチの処理順に前記作業エリアへ搬入するバッチ搬入処理を前記搬送システムに実行させる場合に、前記バッチの1つを第1バッチとし、前記第1バッチの次に処理される前記バッチを第2バッチとして、一部又は全部が前記第1バッチに属する前記保管容器である前記段積み容器群を前記作業エリアへ搬入させる第1搬入処理と、一部又は全部が前記第2バッチに属する前記保管容器である前記段積み容器群を前記作業エリアへ搬入させる第3搬入処理との間に、一部が前記第1バッチに属する前記保管容器であり、残部が前記第2バッチに属する前記保管容器である前記段積み容器群を前記作業エリアへ搬入させる第2搬入処理を、前記搬送システムに実行させる。
本構成によれば、複数のバッチのそれぞれに含まれる仕分け作業に必要な保管容器を、段数が設定数の段積み容器群の状態で、複数のバッチの処理順に作業エリアへ搬入する場合において、バッチ毎に分かれた段積み容器群のみを生成するのではなく、処理の順番が前後する(連続する)2つのバッチに属する保管容器が混在した段積み容器群を生成することもできる。よって、設定数より少ない段数の段積み容器群を生成する必要性を低減することができ、この結果、搬送システムによる保管容器の搬送効率を高めやすい。以上のように、本構成によれば、段積み容器群を制御システムによって作業エリアへ搬入する場合の、搬送システムによる保管容器の搬送効率を高めやすくなっている。
ここで、前記バッチの1つを第3バッチとし、前記第3バッチの次に処理される前記バッチを第4バッチとし、前記第4バッチの次に処理される前記バッチを第5バッチとして、前記制御システムは、前記第4バッチに属する前記保管容器の数が前記設定数から2を引いた数以下である場合に、一部又は全部が前記第3バッチに属する前記保管容器である前記段積み容器群を前記作業エリアへ搬入させる第4搬入処理と、一部又は全部が前記第5バッチに属する前記保管容器である前記段積み容器群を前記作業エリアへ搬入させる第6搬入処理との間に、一部が前記第3バッチに属する前記保管容器であり、一部が前記第4バッチに属する前記保管容器であり、残部が前記第5バッチに属する前記保管容器である前記段積み容器群を前記作業エリアへ搬入させる第5搬入処理を、前記搬送システムに実行させると好適である。
本構成によれば、複数のバッチのそれぞれに含まれる仕分け作業に必要な保管容器を、段数が設定数の段積み容器群の状態で、複数のバッチの処理順に作業エリアへ搬入する場合において、あるバッチに属する保管容器の数が少ない場合には、処理の順番が前後する3つのバッチに属する保管容器が混在した段積み容器群を生成することができる。そのため、各バッチに属する保管容器の数に関わらず、搬送システムによる保管容器の搬送効率を高めやすい。
また、前記作業エリアは、前記集品容器が配置される集品容器配置部を複数備え、複数の前記集品容器配置部のそれぞれには、互いに異なる前記バッチに属する前記集品容器が配置されると好適である。
本構成によれば、作業エリアにおいて、複数のバッチに含まれる仕分け作業を並行して実行することができる。従って、仕分け作業の効率を高めやすい。
また、前記搬送システムは、前記作業エリア内において前記保管容器を搬送するコンベヤと、前記作業エリア外において前記保管容器を搬送する搬送車と、を備え、前記コンベヤは、前記容器保管設備から前記作業エリアへ搬入されてきた前記段積み容器群を受け入れる搬入部を備え、前記作業エリアは、前記搬入部において受け入れた前記段積み容器群を個別の前記保管容器に分離させる段ばらし装置を備え、前記搬送車は、走行する走行体と、前記走行体に搭載され、前記段積み容器群を支持する支持部と、前記走行体に搭載され、前記容器保管設備が備える保管棚と前記支持部に支持された前記段積み容器群との間での前記保管容器の移載を行う第1移載装置と、前記走行体に搭載され、前記支持部と前記搬入部との間で前記段積み容器群の移載を行う第2移載装置と、を備えると好適である。
本構成によれば、搬送車により、容器保管設備が備える保管棚から必要な保管容器を取り出して段積み容器群を生成し、作業エリアに搬入することができる。そして、作業エリアにおいて段積み容器群を個別の保管容器に分離させて仕分け作業を行うことができる。従って、複数の保管容器を搬送車によって効率的に搬送しつつ、作業エリアにおいて適切に仕分け作業を行うことができる。
上記の構成において、前記コンベヤは、前記作業エリアから前記容器保管設備へ向かう前記段積み容器群が搬出される搬出部を更に備え、前記第2移載装置は、前記支持部と前記搬出部との間で前記段積み容器群の移載を行い、前記作業エリアは、前記搬出部よりも上流側に配置され、前記設定数の前記保管容器を段積み状態として前記段積み容器群を生成する段積み装置を更に備えると好適である。
本構成によれば、仕分け作業が終わった後の保管容器を再び段積み容器群として、搬送車に渡すことができる。従って、仕分け作業が終わった後の保管容器を容器保管設備が備える保管棚に戻す際にも、複数の保管容器を搬送車によって効率的に搬送することができる。
本開示に係る物品仕分け設備は、上述した各効果のうち、少なくとも1つを奏することができればよい。
1:保管容器
2:集品容器
4:物品
5:制御システム
8:容器保管設備
9:保管棚
10:段積み容器群
25:集品容器配置部
40:搬送システム
41:第1コンベヤ(コンベヤ)
42:第2コンベヤ(コンベヤ)
44:段ばらし装置
45:段積み装置
50:搬入部
60:搬出部
90:搬送車
91:第1移載装置
92:第2移載装置
93:走行体
94:支持部
100:物品仕分け設備
A:作業エリア
Z:Z方向(上下方向)

Claims (5)

  1. 複数の保管容器が保管された容器保管設備と、前記保管容器に収容された物品を取り出して複数の集品容器へ仕分ける仕分け作業が行われる作業エリアと、前記容器保管設備から前記作業エリアへの前記保管容器の搬入、及び、前記作業エリアから前記容器保管設備への前記保管容器の搬出を行う搬送システムと、前記搬送システムを制御する制御システムと、を備えた物品仕分け設備であって、
    前記保管容器は、上下方向に段積み可能に構成され、
    前記搬送システムは、予め定められた設定数の前記保管容器を段積み状態とした段積み容器群を生成して前記作業エリアへ搬入するように構成され、
    前記制御システムは、
    予め定められた数の前記集品容器に対する前記仕分け作業をまとめて1つのバッチとし、複数の前記バッチのそれぞれに含まれる前記仕分け作業に必要な前記保管容器を、複数の前記バッチの処理順に前記作業エリアへ搬入するバッチ搬入処理を前記搬送システムに実行させる場合に、
    前記バッチの1つを第1バッチとし、前記第1バッチの次に処理される前記バッチを第2バッチとして、一部又は全部が前記第1バッチに属する前記保管容器である前記段積み容器群を前記作業エリアへ搬入させる第1搬入処理と、一部又は全部が前記第2バッチに属する前記保管容器である前記段積み容器群を前記作業エリアへ搬入させる第3搬入処理との間に、一部が前記第1バッチに属する前記保管容器であり、残部が前記第2バッチに属する前記保管容器である前記段積み容器群を前記作業エリアへ搬入させる第2搬入処理を、前記搬送システムに実行させる、物品仕分け設備。
  2. 前記バッチの1つを第3バッチとし、前記第3バッチの次に処理される前記バッチを第4バッチとし、前記第4バッチの次に処理される前記バッチを第5バッチとして、
    前記制御システムは、前記第4バッチに属する前記保管容器の数が前記設定数から2を引いた数以下である場合に、一部又は全部が前記第3バッチに属する前記保管容器である前記段積み容器群を前記作業エリアへ搬入させる第4搬入処理と、一部又は全部が前記第5バッチに属する前記保管容器である前記段積み容器群を前記作業エリアへ搬入させる第6搬入処理との間に、一部が前記第3バッチに属する前記保管容器であり、一部が前記第4バッチに属する前記保管容器であり、残部が前記第5バッチに属する前記保管容器である前記段積み容器群を前記作業エリアへ搬入させる第5搬入処理を、前記搬送システムに実行させる、請求項1に記載の物品仕分け設備。
  3. 前記作業エリアは、前記集品容器が配置される集品容器配置部を複数備え、
    複数の前記集品容器配置部のそれぞれには、互いに異なる前記バッチに属する前記集品容器が配置される、請求項1又は2に記載の物品仕分け設備。
  4. 前記搬送システムは、前記作業エリア内において前記保管容器を搬送するコンベヤと、前記作業エリア外において前記保管容器を搬送する搬送車と、を備え、
    前記コンベヤは、前記容器保管設備から前記作業エリアへ搬入されてきた前記段積み容器群を受け入れる搬入部を備え、
    前記作業エリアは、前記搬入部において受け入れた前記段積み容器群を個別の前記保管容器に分離させる段ばらし装置を備え、
    前記搬送車は、
    走行する走行体と、
    前記走行体に搭載され、前記段積み容器群を支持する支持部と、
    前記走行体に搭載され、前記容器保管設備が備える保管棚と前記支持部に支持された前記段積み容器群との間での前記保管容器の移載を行う第1移載装置と、
    前記走行体に搭載され、前記支持部と前記搬入部との間で前記段積み容器群の移載を行う第2移載装置と、
    を備える、請求項1又は2に記載の物品仕分け設備。
  5. 前記コンベヤは、前記作業エリアから前記容器保管設備へ向かう前記段積み容器群が搬出される搬出部を更に備え、
    前記第2移載装置は、前記支持部と前記搬出部との間で前記段積み容器群の移載を行い、
    前記作業エリアは、前記搬出部よりも上流側に配置され、前記設定数の前記保管容器を段積み状態として前記段積み容器群を生成する段積み装置を更に備える、請求項4に記載の物品仕分け設備。
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