JP7810049B2 - 制御装置およびロボットシステム - Google Patents

制御装置およびロボットシステム

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Description

本発明は、制御装置およびロボットシステムに関する。
近年、工場では人件費の高騰や人材不足により、ロボットアームを有するロボットによって製造、加工、組み立てなどの作業が行われるようになり、人手で行われてきた作業の自動化が加速している。また、ロボットは、省電力で駆動することが求められている。
例えば特許文献1に記載されているロボットのロボット制御装置は、ロボットアームを駆動するモーターで生じる回生電力を蓄電する平滑コンデンサーを有する。回生電力を平滑コンデンサーに蓄電し、例えばDCファンの駆動用に用いている。
特開2006-280076号公報
しかしながら、特許文献1に記載のロボット制御装置では、蓄電した回生電力を、断続的に電力を消費するDCファンに供給する構成であるため、電力を消費するタイミングに合わせて放電する必要があり、制御や構成が複雑になってしまう。このように、簡単な構成で回生電力を有効活用するのは難しい。
本発明の制御装置は、ロボットアームのモーターの駆動を制御する制御装置であって、
交流電源から電力を供給する端子と、
前記モーターとの間で電力を入出力する複数の入出力端子と、
前記端子から入力される交流電流を直流電流に変換して出力する第1コンバーター回路部と、
前記第1コンバーター回路部から出力される直流電流を交流電流に変換して複数の前記入出力端子に出力するとともに、前記モーターからの回生電力が複数の前記入出力端子から入力される駆動回路部と、
前記駆動回路部と並列接続されて前記駆動回路部から前記回生電力が入力され、前記回生電力の電圧値がしきい値を超えた場合、電力を消費する放電抵抗部と、
前記第1コンバーター回路部と並列接続され、前記端子から入力される交流電流を直流電流に変換して出力する第2コンバーター回路部と、
前記第2コンバーター回路部から出力される電流の電圧を降圧して出力する第1降圧回路部と、
前記第1降圧回路部から出力される直流電流により作動し、前記駆動回路部を制御する通電制御回路部と、
前記放電抵抗部と接続し、前記回生電力の直流電流を前記第1降圧回路部に出力する回生ダイオードを有する回生電力供給部と、を備えることを特徴とする。
本発明のロボットシステムは、
ロボットアームを有するロボットと、
前記ロボットアームの駆動を制御する、本発明の制御装置と、を備えることを特徴とする。
図1は、本発明の制御装置を備えるロボットシステムの全体構成を示す図である。 図2は、図1に示すロボットシステムのブロック図である。 図3Aは、図1に示す制御装置の回路図である。 図3Bは、図3Aに示すコンパレーターの回路図である。 図4は、図1に示すモーターからの回生電力の電圧のしきい値と、第1降圧回路部に入力される電力の電圧値との関係の一例を示す図である。 図5は、図1に示すモーターからの回生電力の電圧のしきい値と、第1降圧回路部に入力される電力の電圧値との関係の一例を示す図である。 図6は、図1に示すモーターからの回生電力の電圧のしきい値と、第1降圧回路部に入力される電力の電圧値との関係の一例を示す図である。 図7は、図1に示す制御装置の回路図の変形例である。
以下、本発明の制御装置を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<実施形態>
図1は、本発明の制御装置を備えるロボットシステムの全体構成を示す図である。図2は、図1に示すロボットシステムのブロック図である。図3Aは、図1に示す制御装置の回路図である。図3Bは、図3Aに示すコンパレーターの回路図である。図4は、図1に示すモーターからの回生電力の電圧のしきい値と、第1降圧回路部に入力される電力の電圧値との関係の一例を示す図である。図5は、図1に示すモーターからの回生電力の電圧のしきい値と、第1降圧回路部に入力される電力の電圧値との関係の一例を示す図である。図6は、図1に示すモーターからの回生電力の電圧のしきい値と、第1降圧回路部に入力される電力の電圧値との関係の一例を示す図である。図7は、図1に示す制御装置の回路図の変形例である。
なお、以下では、説明の便宜上、ロボットアーム10については、図1中の基台11側を「基端」、その反対側、すなわちエンドエフェクター20側を「先端」とも言う。
図1に示すように、本発明のロボットシステム100は、ロボット1と、ロボット1を制御する制御装置3と、教示装置4と、を備える。
まず、ロボット1について説明する。
図1に示すロボット1は、本実施形態では単腕の6軸垂直多関節ロボットであり、基台11と、ロボットアーム10と、を有する。また、ロボットアーム10の先端部にエンドエフェクター20を装着することができる。なお、エンドエフェクター20は、ロボット1の構成要件であってもよく、ロボット1とは別部材、すなわち、ロボット1の構成要件でなくてもよい。
なお、ロボット1は、図示の構成に限定されず、例えば、双腕型の多関節ロボットであってもよい。また、ロボット1は、水平多関節ロボットであってもよい。
基台11は、ロボットアーム10をその基端側において、かつ駆動可能に支持する支持体であり、例えば工場内の床に固定されている。ロボット1は、基台11が中継ケーブルを介して制御装置3と電気的に接続されている。なお、ロボット1と制御装置3との接続は、図1に示す構成のように有線による接続に限定されず、例えば、無線による接続であってもよい。また、ロボット1と制御装置3とは、インターネット等のネットワークを介して接続されていてもよい。
本実施形態では、ロボットアーム10は、第1アーム12と、第2アーム13と、第3アーム14と、第4アーム15と、第5アーム16と、第6アーム17とを有し、これらのアームが基台11側からこの順に連結されている。なお、ロボットアーム10が有するアームの数は、6つに限定されず、例えば、1つ、2つ、3つ、4つ、5つまたは7つ以上であってもよい。また、各アームの全長等の大きさは、それぞれ、特に限定されず、適宜設定可能である。
基台11と第1アーム12とは、関節171を介して連結されている。そして、第1アーム12は、基台11に対し、鉛直方向と平行に延びる第1回動軸を回動中心とし、その第1回動軸回りに回動可能となっている。第1回動軸は、基台11が固定される床の床面の法線と一致している。
第1アーム12と第2アーム13とは、関節172を介して連結されている。そして、第2アーム13は、第1アーム12に対し、水平方向に延びる第2回動軸を回動中心として回動可能となっている。第2回動軸は、第1回動軸に直交する軸と平行である。
第2アーム13と第3アーム14とは、関節173を介して連結されている。そして、第3アーム14は、第2アーム13に対し、水平方向に延びる第3回動軸を回動中心として回動可能となっている。第3回動軸は、第2回動軸と平行である。
第3アーム14と第4アーム15とは、関節174を介して連結されている。そして、第4アーム15は、第3アーム14に対し、第3アーム14の中心軸方向と平行な第4回動軸を回動中心として回動可能となっている。第4回動軸は、第3回動軸と直交している。
第4アーム15と第5アーム16とは、関節175を介して連結されている。そして、第5アーム16は、第4アーム15に対し、第5回動軸を回動中心として回動可能となっている。第5回動軸は、第4回動軸と直交している。
第5アーム16と第6アーム17とは、関節176を介して連結されている。そして、第6アーム17は、第5アーム16に対し、第6回動軸を回動中心として回動可能となっている。第6回動軸は、第5回動軸と直交している。
また、第6アーム17は、ロボットアーム10の中で最も先端側に位置するアームである。この第6アーム17は、ロボットアーム10の駆動により、エンドエフェクター20ごと変位することができる。
図1に示すエンドエフェクター20は、ワークまたは工具を把持することができる把持部を有する構成である。第6アーム17にエンドエフェクター20を装着した状態では、エンドエフェクター20の先端部は、ツールセンターポイントTCPとなる。
ロボット1は、駆動部としてのモーターM1、モーターM2、モーターM3、モーターM4、モーターM5およびモーターM6と、エンコーダーE1、エンコーダーE2、エンコーダーE3、エンコーダーE4、エンコーダーE5およびエンコーダーE6とを備える。モーターM1は、関節171に内蔵され、基台11に対し第1アーム12を前記第1回動軸回りに回転させる。モーターM2は、関節172に内蔵され、第1アーム12と第2アーム13とを前記第2回動軸回りに相対的に回転させる。モーターM3は、関節173に内蔵され、第2アーム13と第3アーム14とを前記第3回動軸回りに相対的に回転させる。モーターM4は、関節174に内蔵され、第3アーム14と第4アーム15とを前記第4回動軸回りに相対的に回転させる。モーターM5は、関節175に内蔵され、第4アーム15と第5アーム16とを前記第5回動軸回りに相対的に回転させる。モーターM6は、関節176に内蔵され、第5アーム16と第6アーム17とを前記第6回動軸回りに相対的に回転させる。各モーターM1~M6は、三相交流により駆動する三相モーターである。
また、エンコーダーE1は、関節171に内蔵され、モーターM1の位置を検出する。エンコーダーE2は、関節172に内蔵され、モーターM2の位置を検出する。エンコーダーE3は、関節173に内蔵され、モーターM3の位置を検出する。エンコーダーE4は、関節174に内蔵され、モーターM4の位置を検出する。エンコーダーE5は、第5アーム16に内蔵され、モーターM5の位置を検出する。エンコーダーE6は、第6アーム17に内蔵され、モーターM6の位置を検出する。なお、ここで言う「位置を検出」とは、モーターの回転角すなわち正逆を含む回転量および角速度を検出することを言い、当該検出された情報を「位置情報」と言う。
図2に示すように、モータードライバーD1~モータードライバーD6は、それぞれ、対応するモーターM1~モーターM6に接続され、該モーターの駆動を制御する。モータードライバーD1~モータードライバーD6は、それぞれ、関節171、関節172、関節173、関節174、第5アーム16および第6アーム17に内蔵されている。
エンコーダーE1~エンコーダーE6、モーターM1~モーターM6およびモータードライバーD1~モータードライバーD6は、それぞれ、制御装置3と電気的に接続されている。エンコーダーE1~エンコーダーE6で検出されたモーターM1~モーターM6の位置情報、すなわち、回転量等は、制御装置3に電気信号として送信される。そして、この位置情報に基づいて、制御装置3の電力制御回路10Aにおける通電制御回路部74は、図2に示すモータードライバーD1~モータードライバーD6に制御信号を出力し、モーターM1~モーターM6への通電を制御してモーターM1~モーターM6を所望に駆動する。すなわち、ロボットアーム10を制御するということは、モーターM1~モーターM6の駆動を制御して、ロボットアーム10に属する第1アーム12~第6アーム17の作動を制御することである。
ロボットアーム10の先端部には、エンドエフェクター20を着脱可能に装着することができる。本実施形態では、エンドエフェクター20は、互いに接近離間可能な一対の爪部を有し、各爪部によりワークまたは工具を把持、解除するハンドで構成される。なお、エンドエフェクター20としては、図示の構成に限定されず、例えば吸着部を有し、該吸着部の吸着によりワークまたは工具を把持する構成のものであってもよい。また、エンドエフェクター20としては、例えば、研磨機、研削機、切削機、スプレーガン、レーザー光照射器、ドライバー、レンチ等の工具であってもよい。
次に、制御装置3および教示装置4について説明する。
図1に示すように、制御装置3は、本実施形態では、ロボット1と離れた位置に設置されている。ただし、この構成に限定されず、制御装置3は、基台11に内蔵されていてもよい。また、制御装置3は、ロボット1の駆動を制御する機能を有し、前述したモーターM1~モーターM6、交流電源61、その他ロボットの各部と電気的に接続されている。制御装置3は、制御部31と、記憶部32と、通信部33と、を有する。これらの各部は、例えばバスを介して相互に通信可能に接続されている。
制御部31は、例えば、CPU(Central Processing Unit)で構成され、記憶部32に記憶されている動作プログラム等の各種プログラムを読み出し、実行する。制御部31で生成された信号は、通信部33を介してロボット1の各部に送信され、ロボット1の各部からの信号は、通信部33を介して制御部31で受信される。これにより、ロボットアーム10が所定の作業を所定の条件で実行することができる。
記憶部32は、制御部31で実行される各種プログラム等を保存する。記憶部32としては、例えば、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリー、ROM(Read Only Memory)等の不揮発性メモリー、着脱式の外部記憶装置等を有する構成のものが挙げられる。
通信部33は、例えば有線LAN(Local Area Network)、無線LAN等の外部インターフェースを用いて制御装置3との間で信号の送受信を行う。この場合、図示しないサーバーを介して通信を行ってもよく、また、インターネット等のネットワークを介して通信を行ってもよい。
図1および図2に示すように、教示装置4は、教示を行うためのコマンド装置であり、表示部であるディスプレイ40を有する。このディスプレイ40は、ロボットアーム10に対して動作プログラムの教示を行う操作部でもある。すなわち、動作プログラムを作成したり、入力したりする機能を有する。ディスプレイ40は、タッチパネルで構成されており、作業者が指またはタッチペンで操作を行うことにより教示に関する各種操作や情報の入力が行われる。ディスプレイ40は、例えば、液晶、有機EL等により構成され、各種画面をカラーまたはモノクロで表示することができる。また、ディスプレイ40におけるタッチパネルの方式としては、感圧方式、静電容量方式のいずれであってもよい。
教示装置4は、制御部41と、記憶部42と、通信部43と、を有する。
制御部41は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の少なくとも1つのプロセッサーで構成され、記憶部42に記憶されている教示プログラム等の各種プログラムを読み出し、実行する。また、制御部41は、ディスプレイ40の作動を制御する機能を有する。具体的には、制御部41は、ディスプレイ40に長方形の操作画面を表示し、所望箇所のタッチ等により操作画面から入力された情報に基づいてロボット1の動作プログラムを生成する。制御部41で生成された動作プログラムは、記憶部42に記憶され、通信部43を介して制御装置3に送信される。これにより、制御装置3を介してロボットアーム10に所定の作業を所定の条件で実行させるプログラムを指定することができる。
記憶部42は、制御部41が実行可能な各種プログラム等を保存する。記憶部42としては、例えば、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリー、ROM(Read Only Memory)等の不揮発性メモリー、着脱式の外部記憶装置等を有する構成のものが挙げられる。また、記憶部42には、制御部41が作成した動作プログラムが記憶される。
通信部43は、例えば有線LAN(Local Area Network)、無線LAN等の外部インターフェースを用いて制御装置3との間で信号の送受信を行う。この場合、図示しないサーバーを介して通信を行ってもよく、また、インターネット等のネットワークを介して通信を行ってもよい。通信部43は、記憶部42に記憶された動作プログラムに関する情報を制御装置3に送信する。また、通信部43は、記憶部32に記憶された情報を受信し、記憶部42に記憶することもできる。
次に、図3Aを参照しつつ、ロボットシステム100の制御装置3について詳細に説明する。制御装置3は、制御部31を有し、制御部31は、電力制御回路10Aを有する。電力制御回路10Aは、入力端子(端子)62Aと、ノイズ除去コンデンサー60Aと、突入防止抵抗部60Bと、第1コンバーター回路部62と、第1コンバーター回路部62の出力側に電気的に接続された回生コンデンサー63と、駆動回路部64と、入出力端子62Bと、放電抵抗部65と、電位検出部66と、スイッチ67と、コンパレーター68と、第2コンバーター回路部71と、力率改善回路部72と、第1降圧回路部73と、通電制御回路部74と、第2降圧回路部75と、回生電力供給部76と、を有する。なお、接続との表現には、端子同士の直接接続だけでなく、電線などを介して端子同士を接続する場合も含む。
交流電源61は、例えば200Vの交流電源である。交流電源61が出力する電力、すなわち電気エネルギーは、入力端子62A、ノイズ除去コンデンサー60A、および突入防止抵抗部60Bを経て、第1コンバーター回路部62に入力される。入力端子62Aは、交流電源61から電力が供給される端子であり、交流電流が入力される。図3Aに示すように、2つの入力端子62Aは、後述する第1コンバーター回路部62とそれぞれ電線で接続される。下側の入力端子62Aから第1コンバーター回路部62までを接続する電線は、低電位電線であり、上側の入力端子62Aから第1コンバーター回路部62までを接続する電線は、低電位電線よりも高電位となる高電位電線である。また、2つの入力端子62Aは、後述する第2コンバーター回路部71とそれぞれ電線で接続される。下側の入力端子62Aから第2コンバーター回路部71までを接続する電線は低電位電線であり、上側の入力端子62Aから第2コンバーター回路部71までを接続する電線は、低電位電線よりも高電位となる高電位電線である。本実施形態では、低電位電線にはそれぞれアースが接続されている。
ノイズ除去コンデンサー60Aは、2つのコンデンサーが直列に接続されており、これらのコンデンサーの間にアースが接続されている。このノイズ除去コンデンサー60Aを経ることにより、交流電源61が出力する電力のノイズが除去され、安定した電力供給が可能となる。
突入防止抵抗部60Bは、高電位電線に設けられ、抵抗と、抵抗を迂回するスイッチを有し、突入電流が流れるのを阻止する。制御装置3の起動時などには、回生コンデンサー63などに蓄電するために、突入電流といわれる過大な電流が生じる。そのため、制御装置3の起動時などには、スイッチがOFFとなり、電流が抵抗に流れ、電力を消費することで第1コンバーター回路部62などに突入電流が流れるのを阻止する。これにより、安全性を高めることができる。一方、制御装置3が起動した後には、コンデンサーなどに電力が蓄えられ、突入電流は生じないため、スイッチがONとなり、電流が抵抗に流れず、抵抗による電力の消費を抑制できる。
第1コンバーター回路部62は、ダイオードを用いたブリッジ整流回路であり、交流電源61からノイズ除去コンデンサー60Aおよび突入防止抵抗部60Bを経て入力される交流電流を直流電流に変換して出力する。
第1コンバーター回路部62の出力側には、回生コンデンサー63が接続されている。回生コンデンサー63は、モーターM1~モーターM6で発電された回生電力が蓄電される。また、回生コンデンサー63は、平滑用コンデンサーとしても機能し、第1コンバーター回路部62から出力される電圧を平滑化する。
また、駆動回路部64は、モータードライバーD1~モータードライバーD6を有する。モータードライバーD1~モータードライバーD6は、それぞれ、6つのスイッチング素子を含むインバーター回路を有している。モータードライバーD1~モータードライバーD6は、それぞれ、PWM制御を行い、第1コンバーター回路部62から出力される直流電流を交流電流、本実施形態では三相交流に変換し、入出力端子62Bを介して対応するモーターM1~モーターM6のそれぞれに選択的に供給する。また、モーターM1~モーターM6は後述する回生電力を生じ、この回生電力は、入出力端子62Bを介してモータードライバーD1~モータードライバーD6に入力される。なお、駆動回路部64からモーターM1~モーターM6のそれぞれに出力する電力の大きさやタイミングは、通電制御回路部74により設定される。図3Aに示すように、駆動回路部64の2つの端子は、第1コンバーター回路部62とそれぞれ電線で接続される。駆動回路部64の下側端子から第1コンバーター回路部62までを接続する電線は、低電位電線であり、駆動回路部64の上側端子から第1コンバーター回路部62までを接続する電線は、低電位電線よりも高電位となる高電位電線である。本実施形態では、低電位電線にはアースが接続されている。
また、駆動回路部64からモーターM1~モーターM6に出力する端子が、それぞれ、入出力端子62Bである。入出力端子62Bを通じて、モータードライバーD1~モータードライバーD6とモーターM1~モーターM6との間で電力が入出力される。各モーターM1~モーターM6は三相モーターであるため、モーター1つにつき3つの入出力端子62Bが設けられる。
モーターM1~モーターM6を駆動することにより、ロボットアーム10が駆動し、変位するが、モーターM1~モーターM6への通電を停止してロボットアーム10の変位を急激に減速または停止しようとすると、変位途中のロボットアーム10は、その慣性力により瞬時には停止せず、モーターM1~モーターM6に逆起電力、すなわち回生電力を生じる。
モーターM1~モーターM6は、それぞれ独立して回生電力を生じる。以下説明する「回生電力」は、モーターM1~モーターM6でそれぞれ生じた回生電力の合計の電力のことを言う。
放電抵抗部65は、駆動回路部64と並列で接続され、モーターM1~モーターM6を減速させるために通電を停止する際、すなわち、モーターM1~モーターM6の回生を行う際に、モーターM1~モーターM6で生成された回生エネルギーとしての回生電力を熱に変換して消費する。回生とは、モーターM1~モーターM6のような駆動源が、急激な減速時に逆起電力を発生するように駆動源を作動させること、すなわち、駆動源を発電機として作動させることである。
モーターM1~モーターM6を駆動する際、通電制御回路部74が、交流電源61からの電力で作動して駆動回路部64を制御し、所定のタイミング、所定の周波数、所定の電圧でモーターM1~モーターM6に交流、特に三相交流を通電する。一方、モーターM1~モーターM6の駆動を停止する際には、通電制御回路部74が駆動回路部64を制御して、モーターM1~モーターM6への通電を停止する。この際、前述したようにモーターM1~モーターM6では逆起電力が生じ、その電力が回生コンデンサー63に蓄電される。そして、回生コンデンサー63の容量を超えた場合、残余の電力が放電抵抗部65にて熱に変換され、放電抵抗部65が発熱し、放熱される。
また、放電抵抗部65には、直列でスイッチ67が接続されている。スイッチ67がON状態のときには、放電抵抗部65に電力が供給される状態となり、スイッチ67がOFF状態のときには、放電抵抗部65に電力が供給されない状態となる。
電位検出部66は、回生コンデンサー63の電位を検出する。電位検出部66が検出した検出値に応じた信号は、コンパレーター68の端子69に入力される。
コンパレーター68は、モーターM1~モーターM6からの回生電力の電圧値がしきい値を超えた場合にスイッチ67をONとする信号を生成する。すなわち、コンパレーター68は、電位検出部66の検出結果、すなわち、回生電力の電圧値と設定されたしきい値とを比較し、比較結果に応じた信号をスイッチ67に出力する。コンパレーター68は、回生電力の電圧値がしきい値よりも大きい場合、スイッチ67をONにする信号をスイッチ67に出力する。一方、コンパレーター68は、回生電力の電圧値がしきい値未満である場合、スイッチ67をOFFにする信号をスイッチ67に出力する。なお、このしきい値を以下では、「しきい値B」とも言う。また、コンパレーター68は、図3Bに示すように、比較を行い比較結果に応じた信号を出力するコンパレーター本体681、電位検出部66と接続する端子69、後述する第2降圧回路部75と接続する端子70、コンパレーター本体681と端子70とを接続する電線上に配置される抵抗R1、コンパレーター本体681および抵抗R1の間とコンパレーター本体681の出力側の電線とを接続する電線上に配置され、コンパレーター本体681を迂回することでヒステリシスを得る抵抗R2、抵抗R1よりも端子70側に配置される抵抗R3、および、抵抗R1および抵抗R3の間とアースとを接続する電線上に配置される抵抗R4、を有する。
電力制御回路10Aのうち、コンパレーター68を除く上記で説明した部分が比較的高い電圧が印加される「強電側」の回路である。次に、電力制御回路10Aのうち、「強電側」よりも低い電圧が印加される「弱電側」の回路について説明する。
第2コンバーター回路部71は、第1コンバーター回路部62と並列で接続され、交流電源61から入力端子62A、ノイズ除去コンデンサー60A、および突入防止抵抗部60Bを経て入力される交流電流を直流電流に変換して力率改善回路部72に出力する。第2コンバーター回路部71は、ダイオードを用いたブリッジ整流回路である。
力率改善回路部72は、交流電源61の力率(power factor)を1に近づけるための回路である。また、力率改善回路部72は、交流電源61で発生する高周波電流を所定値以下に抑え、後述するCPU等を保護する機能を有する。力率改善回路部72は、出力電圧を調整する出力電圧設定抵抗721を有する。出力電圧設定抵抗721の抵抗値を適宜設定することにより、力率改善回路部72から第1降圧回路部73に出力する電圧、すなわち、第1降圧回路部73に入力される電流の電圧の値を設定することができる。以下では、第1降圧回路部73に入力される電流の電圧の値を、「電圧値A」とも言う。
このように、制御装置3は、回生電力供給部76から供給される電力の力率を改善して第1降圧回路部73に出力する力率改善回路部72を備える。これにより、力率を改善させて交流電源61からの電力を有効活用することができるとともに、第1降圧回路部73に出力する電流の電圧の設定が容易に可能となる。
第1降圧回路部73は、リニア方式またはスイッチング方式のDC/DCコンバーターであり、入力された電圧を降圧して通電制御回路部74および第2降圧回路部75に出力する。なお、通電制御回路部74および第2降圧回路部75に供給される電圧は、例えば、24V程度まで降圧される。
通電制御回路部74および第2降圧回路部75は、並列に接続されている。通電制御回路部74は、前述した制御部31の一部を構成する回路であり、第1降圧回路部73から出力される直流電流により作動し、駆動回路部64を制御する。すなわち、通電制御回路部74は、駆動信号制御を生成し、駆動回路部64へ出力する。
第2降圧回路部75は、変圧の程度が異なる以外は第1降圧回路部73と同様の構成および作用を有するものであり、第1降圧回路部73で降圧された電圧をさらに降圧し、コンパレーター用電源電圧としてコンパレーター68の端子70に供給する。これにより、コンパレーター68の作動が可能となる。なお、コンパレーター68の端子70に供給されるコンパレーター用電源電圧は、第2降圧回路部75により、例えば5V程度まで降圧される。コンパレーター68は、前述した端子69からの入力値と端子70からの入力値とを比較して、スイッチ67の開閉を制御する。図3Aに示すように、通電制御回路部74および第2降圧回路部75の2つの端子は、第2コンバーター回路部71とそれぞれ電線で接続される。通電制御回路部74および第2降圧回路部75の下側端子から第2コンバーター回路部71までを接続する電線は、低電位電線であり、通電制御回路部74および第2降圧回路部75の上側端子から第2コンバーター回路部71までを接続する電線は、低電位電線よりも高電位となる高電位電線である。本実施形態では、低電位電線にはアースが接続されている。
回生電力供給部76は、強電側で生じた回生電力の直流電流を第1降圧回路部73に出力する回生ダイオード761を有する。なお、回生電力供給部76が第1降圧回路部73に供給する回生電力には、モーターM1~モーターM6で発生した直接的な回生電力や、回生コンデンサー63が放電した回生電力が含まれる。回生電力供給部76は、回生ダイオード761の入力側の端子、つまりアノードが第1コンバーター回路部62の出力側端子と放電抵抗部65との間の高電位電線に接続され、回生ダイオード761の出力側の端子、つまりカソードが第1降圧回路部73の高電位電線の入力側端子に接続される。回生ダイオード761は、回生電力を一方向のみ、すなわち、図3A中矢印Aで示すように、モーターM1~モーターM6側から第1降圧回路部73に向かう方向の電流の通過を許容し、逆方向の電流の通過は阻止する。換言すれば、回生電力供給部76は、回生電力を強電側から弱電側に向かって供給する。回生電力供給部76によって供給される回生電力は、第1降圧回路部73に入力される。また、回生電力供給部76は、第1コンバーター回路部62の低電位電線と第2コンバーター回路部71の低電位電線とを接続する電線を有する。これにより、2つの低電位電線を等しい電位にすることが可能となり、後述するように、回生電力を、通電制御回路部74に供給する頻度をさらに高めることができ、回生電力をさらに有効活用することができる。
従来では、回生電力供給部76に相当する供給部が無く、回生電力を強電側から弱電側に供給する構成ではなかったため、回生電力を有効に活用することができなかったが、本発明では、回生電力を強電側から弱電側に供給し、降圧した後に、通電制御回路部74を駆動する電力として活用する。また、回生電力は、第2降圧回路部75へも供給され、コンパレーター68の作動に供される。これにより、回生コンデンサー63の容量以上の回生電力を有効活用することができる。特に、通電制御回路部74は、ロボット1を駆動する間、常に電力を消費する回路であるため、回生電力を、通電制御回路部74の駆動用の電力として活用する構成とすることにより、電力を消費するタイミングに合わせた放電制御や放電制御を行うための回路を設けるのを省略でき、簡単な構成で回生電力を有効活用することができる。
このように、制御装置3は、ロボットアーム10のモーターM1~モーターM6の駆動を制御するものであって、交流電源61から電力を供給する入力端子62Aと、モーターM1~モーターM6との間で電力を入出力する複数の入出力端子62Bと、入力端子62Aから入力される交流電流を直流電流に変換して出力する第1コンバーター回路部62と、第1コンバーター回路部62から出力される直流電流を交流電流に変換して複数の入出力端子62Bに出力するとともに、モーターM1~モーターM6からの回生電力が複数の入出力端子62Bから入力される駆動回路部64と、駆動回路部64と並列接続されて駆動回路部64から回生電力が入力され、回生電力の電圧値がしきい値Bを超えた場合、電力を消費する放電抵抗部65と、第1コンバーター回路部62と並列接続され、入力端子62Aから入力される交流電流を直流電流に変換して出力する第2コンバーター回路部71と、第2コンバーター回路部71から出力される電流の電圧を降圧して出力する第1降圧回路部73と、第1降圧回路部73から出力される直流電流により作動し、駆動回路部64を制御する通電制御回路部74と、放電抵抗部65と接続し、回生電力の直流電流を第1降圧回路部73に出力する回生ダイオード761を有する回生電力供給部76と、を備える。これにより、回生電力を、通電制御回路部74の駆動用の電力として活用することができる。よって、回生電力を再活用する際、従来のような複雑な回路、制御を行うのを省略しつつ、簡単な構成で回生電力を有効活用することができる。その結果、低消費電力で制御装置3を駆動することができる。
また、ロボットシステム100は、ロボットアーム10を有するロボット1と、ロボットアーム10の駆動を制御する制御装置3と、を備える。これにより、回生電力を、通電制御回路部74の駆動用の電力として活用することができる。よって、電力を消費するタイミングに合わせた放電制御を行うための回路を設けるのを省略しつつ、簡単な構成で回生電力を有効活用することができる。その結果、低消費電力で制御装置3を駆動することができ、ロボットシステム100全体で見て省エネ化を図ることができる。
また、回生電力供給部76は、回生ダイオード761の入力側の端子が第1コンバーター回路部62と放電抵抗部65との間に接続され、回生ダイオード761の出力側の端子が第1降圧回路部73の入力側端子に接続される。これにより、モーターM1~モーターM6で生じた回生電力を一括して第1降圧回路部73に供給することができる。なお、回生ダイオード761の入力側が駆動回路部64またはその入力側に接続されていてもよい。この場合、モーターM1~モーターM6の各々に対応する回生ダイオード761を設けることが好ましい。
次に、第1降圧回路部73に入力される電流の電圧値Aと、モーターM1~モーターM6の回生電力の電圧値のしきい値Bとの関係について説明する。
第1降圧回路部73に入力される電流の電圧値Aは、しきい値B未満であることが好ましい。これにより、放電抵抗部65に電圧が印加される頻度を低く抑えることができ、回生電力を、通電制御回路部74に供給する頻度を高めることができる。よって、回生電力をさらに有効活用することができる。
また、電圧値Aには、素子の個体差などにより、幅、すなわち所定の範囲がある。
電圧値Aの中央値がA3であり、A3を中心として、最小値がA1であり、最大値がA2である。なお、力率改善回路部72の出力電圧設定抵抗721によって設定される設定値が中央値A3である。A1は、例えば、370V以上380V程度とされる。A2は、385V以上395V程度とされる。
また、しきい値Bにも、素子の個体差などにより、幅、すなわち所定の範囲がある。
しきい値Bの中央値がB3であり、B3を中心として、最小値がB1であり、最大値がB2である。なお、コンパレーター68のコンパレーター用電源電圧によって設定される設定値が中央値B3である。そのため、コンパレーター用電源電圧の精度は5%未満が好ましい。また、コンパレーター68の抵抗R1~R4の抵抗誤差により、しきい値Bは中央値B3からずれた値となる。抵抗R1~R4の抵抗精度を高めることにより、最小値B1を大きく、最大値B2を小さくすることができる。そのため、抵抗R1~R4の抵抗精度は1%未満が好ましい。B1は、例えば、390V以上400V程度とされる。B2は、415V以上425V程度とされる。
これらの電圧値は、以下のような関係を満たすことにより、それぞれ以下のような効果を得ることができる。
1.A1<B1<A3<A2<B2なる関係を満たす(図4参照)。
これにより、電圧値Aの範囲およびしきい値Bの範囲が重ならない領域を有することができる。よって、回生電力を、通電制御回路部74に供給する頻度を高めることができ、回生電力をさらに有効活用することができる。
2.A1<A3<B1<A2<B2なる関係を満たす(図5参照)。
これにより、電圧値Aの範囲およびしきい値Bの範囲が重ならない領域を、さらに広くすることができる。よって、回生電力を、通電制御回路部74に供給する頻度をさらに高めることができ、回生電力をさらに有効活用することができる。
なお、電圧値Aの範囲およびしきい値Bの範囲が重なっていると、放電抵抗部65の抵抗や、回生コンデンサー63等の部品を、低コストのものを使用することができる。
3.A2≦B1なる関係を満たす(図6参照)。
これにより、電圧値Aの範囲およびしきい値Bの範囲が、重ならない領域を可及的に広くすることができる。よって、回生電力を、通電制御回路部74に供給する頻度をさらに高めることができ、回生電力をさらに有効活用することができる。この場合、A2とB1との差は、可及的に小さいことが好ましい。
このように、電圧値Aおよびしきい値Bは所定の範囲を有し、電圧値Aの最大値をA2、電圧値Aの所定の範囲の中心となる中央値をA3とし、しきい値Bの最小値をB1としたとき、A3<B1<A2なる関係を満たすことが好ましい。これにより、電圧値Aの範囲およびしきい値Bの範囲が重ならない領域を、さらに広くすることができる。よって、回生電力を、通電制御回路部74に供給する頻度をさらに高めることができ、回生電力をさらに有効活用することができる。
また、電圧値Aおよびしきい値Bは所定の範囲を有し、電圧値Aの最大値をA2とし、しきい値Bの最小値をB1としたとき、A2≦B1なる関係を満たすことが好ましい。これにより、電圧値Aの範囲およびしきい値Bの範囲が重ならない領域を、可及的に広くすることができる。よって、回生電力を、通電制御回路部74に供給する頻度をさらに高めることができ、回生電力をさらに有効活用することができる。
また、力率改善回路部72は、第1降圧回路部73に出力する電圧を設定する出力電圧設定抵抗721を有し、出力電圧設定抵抗721の抵抗精度は、1%以下であることが好ましい。これにより、電圧値Aの最大値であるA2を容易に設定すること、特に、下げることができる。よって、電圧値が上記1.2.3.の関係を満たすのに寄与し、上記効果を容易に得ることができる。
また、制御装置3は、しきい値Bに基づいて、放電抵抗部65に電力を供給するか否かを選択するコンパレーター68を備え、コンパレーター68の抵抗の抵抗精度が1%以下である。これにより、しきい値Bの最小値であるB1を容易に設定すること、特に、上げることができる。よって、電圧値1.2.3.が上記関係を満たすのに寄与し、上記効果を容易に得ることができる。
なお、制御回路10Aは、本実施形態では、力率改善回路部72を有するが、変形例として、図7に示すように、力率改善回路部72を設けない構成としてもよい。この場合、第1降圧回路部73は、第2コンバーター回路部71と接続される。また、回生電力供給部76の回生ダイオード761の出力側の端子は、第2コンバーター回路部71と第1降圧回路部73との間に接続する。また、第1降圧回路部73は、フライバック方式などのDC/DCコンバーターである。この構成においても、回生電力を、通電制御回路部74の駆動用の電力として活用することができる。
以上、本発明の制御装置およびロボットシステムを図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。また、制御装置およびロボットシステムの各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構造物と置換することができる。また、任意の構造体が付加されていてもよい。
1…ロボット、3…制御装置、4…教示装置、10…ロボットアーム、10A…電力制御回路、11…基台、12…第1アーム、13…第2アーム、14…第3アーム、15…第4アーム、16…第5アーム、17…第6アーム、20…エンドエフェクター、31…制御部、32…記憶部、33…通信部、40…ディスプレイ、41…制御部、42…記憶部、43…通信部、60A…ノイズ除去コンデンサー、60B…突入防止抵抗部、61…交流電源、62…第1コンバーター回路部、62A…入力端子、62B…入出力端子、63…回生コンデンサー、64…駆動回路部、65…放電抵抗部、66…電位検出部、67…スイッチ、68…コンパレーター、681…コンパレーター本体、69…端子、70…端子、71…第2コンバーター回路部、72…力率改善回路部、73…第1降圧回路部、74…通電制御回路部、75…第2降圧回路部、76…回生電力供給部、100…ロボットシステム、171…関節、172…関節、173…関節、174…関節、175…関節、176…関節、721…出力電圧設定抵抗、761…回生ダイオード、A3…中央値、B3…中央値、D1…モータードライバー、D2…モータードライバー、D3…モータードライバー、D4…モータードライバー、D5…モータードライバー、D6…モータードライバー、E1…エンコーダー、E2…エンコーダー、E3…エンコーダー、E4…エンコーダー、E5…エンコーダー、E6…エンコーダー、M1…モーター、M2…モーター、M3…モーター、M4…モーター、M5…モーター、M6…モーター、TCP…ツールセンターポイント、R1…抵抗、R2…抵抗、R3…抵抗、R4…抵抗

Claims (7)

  1. ロボットアームのモーターの駆動を制御する制御装置であって、
    交流電源から電力を供給する端子と、
    前記モーターとの間で電力を入出力する複数の入出力端子と、
    前記端子から入力される交流電流を直流電流に変換して出力する第1コンバーター回路部と、
    前記第1コンバーター回路部から出力される直流電流を交流電流に変換して複数の前記入出力端子に出力するとともに、前記モーターからの回生電力が複数の前記入出力端子から入力される駆動回路部と、
    前記駆動回路部と並列接続されて前記駆動回路部から前記回生電力が入力され、前記回生電力の電圧値がしきい値を超えた場合、電力を消費する放電抵抗部と、
    前記第1コンバーター回路部と並列接続され、前記端子から入力される交流電流を直流電流に変換して出力する第2コンバーター回路部と、
    前記第2コンバーター回路部から出力される電流の電圧を降圧して出力する第1降圧回路部と、
    前記第1降圧回路部から出力される直流電流により作動し、前記駆動回路部を制御する通電制御回路部と、
    前記放電抵抗部と接続し、前記回生電力の直流電流を前記第1降圧回路部に出力する回生ダイオードを有する回生電力供給部と、を備え
    前記第1降圧回路部に入力される電流の電圧は、前記しきい値以下であることを特徴とする制御装置。
  2. 前記第1降圧回路部に入力される前記電流の前記電圧および前記しきい値は所定の範囲を有し、
    前記第1降圧回路部に入力される前記電流の前記電圧の最大値をA2、前記第1降圧回路部に入力される前記電流の前記電圧の前記所定の範囲の中心となる中央値をA3とし、
    前記しきい値の最小値をB1としたとき、
    A3<B1<A2なる関係を満たす請求項に記載の制御装置。
  3. 前記第1降圧回路部に入力される前記電流の前記電圧および前記しきい値は所定の範囲を有し、
    前記第1降圧回路部に入力される前記電流の前記電圧の最大値をA2とし、
    前記しきい値の最小値をB1としたとき、
    A2≦B1なる関係を満たす請求項に記載の制御装置。
  4. ロボットアームのモーターの駆動を制御する制御装置であって、
    交流電源から電力を供給する端子と、
    前記モーターとの間で電力を入出力する複数の入出力端子と、
    前記端子から入力される交流電流を直流電流に変換して出力する第1コンバーター回路部と、
    前記第1コンバーター回路部から出力される直流電流を交流電流に変換して複数の前記入出力端子に出力するとともに、前記モーターからの回生電力が複数の前記入出力端子から入力される駆動回路部と、
    前記駆動回路部と並列接続されて前記駆動回路部から前記回生電力が入力され、前記回生電力の電圧値がしきい値を超えた場合、電力を消費する放電抵抗部と、
    前記第1コンバーター回路部と並列接続され、前記端子から入力される交流電流を直流電流に変換して出力する第2コンバーター回路部と、
    前記第2コンバーター回路部から出力される電流の電圧を降圧して出力する第1降圧回路部と、
    前記第1降圧回路部から出力される直流電流により作動し、前記駆動回路部を制御する通電制御回路部と、
    前記放電抵抗部と接続し、前記回生電力の直流電流を前記第1降圧回路部に出力する回生ダイオードを有する回生電力供給部と、
    前記回生電力供給部から供給される電力の力率を改善して前記第1降圧回路部に出力する力率改善回路部と、を備え
    前記力率改善回路部は、前記第1降圧回路部に出力する電圧を設定する出力電圧設定抵抗を有し、
    前記出力電圧設定抵抗の抵抗精度は、1%以下であることを特徴とする制御装置。
  5. ロボットアームのモーターの駆動を制御する制御装置であって、
    交流電源から電力を供給する端子と、
    前記モーターとの間で電力を入出力する複数の入出力端子と、
    前記端子から入力される交流電流を直流電流に変換して出力する第1コンバーター回路部と、
    前記第1コンバーター回路部から出力される直流電流を交流電流に変換して複数の前記入出力端子に出力するとともに、前記モーターからの回生電力が複数の前記入出力端子から入力される駆動回路部と、
    前記駆動回路部と並列接続されて前記駆動回路部から前記回生電力が入力され、前記回生電力の電圧値がしきい値を超えた場合、電力を消費する放電抵抗部と、
    前記第1コンバーター回路部と並列接続され、前記端子から入力される交流電流を直流電流に変換して出力する第2コンバーター回路部と、
    前記第2コンバーター回路部から出力される電流の電圧を降圧して出力する第1降圧回路部と、
    前記第1降圧回路部から出力される直流電流により作動し、前記駆動回路部を制御する通電制御回路部と、
    前記放電抵抗部と接続し、前記回生電力の直流電流を前記第1降圧回路部に出力する回生ダイオードを有する回生電力供給部と、
    前記しきい値に基づいて、前記放電抵抗部に電力を供給するか否かを選択するコンパレーターと、を備え
    前記コンパレーターの抵抗の抵抗精度は、1%以下であることを特徴とする制御装置。
  6. 前記回生電力供給部は、前記回生ダイオードの入力側の端子が前記第1コンバーター回路部と前記放電抵抗部との間に接続され、前記回生ダイオードの出力側の端子が前記第1降圧回路部の入力側端子に接続される請求項1ないし5のいずれか1項に記載の制御装置。
  7. ロボットアームを有するロボットと、
    前記ロボットアームの駆動を制御する、請求項1ないしのいずれか1項に記載の制御装置と、を備えることを特徴とするロボットシステム。
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