JP7814636B2 - 情報収集分析装置および情報収集分析システム - Google Patents

情報収集分析装置および情報収集分析システム

Info

Publication number
JP7814636B2
JP7814636B2 JP2025554388A JP2025554388A JP7814636B2 JP 7814636 B2 JP7814636 B2 JP 7814636B2 JP 2025554388 A JP2025554388 A JP 2025554388A JP 2025554388 A JP2025554388 A JP 2025554388A JP 7814636 B2 JP7814636 B2 JP 7814636B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
individual
event
vehicle
point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2025554388A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2025094269A1 (ja
Inventor
光生 下谷
貴大 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Mobility Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Mobility Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Mobility Corp filed Critical Mitsubishi Electric Mobility Corp
Publication of JPWO2025094269A1 publication Critical patent/JPWO2025094269A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7814636B2 publication Critical patent/JP7814636B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W30/00Purposes of road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub-unit, e.g. of systems using conjoint control of vehicle sub-units
    • B60W30/10Path keeping
    • B60W30/12Lane keeping
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

本開示は、車両に発生した車線逸脱またはLKASの動作を含む特異事象の情報を収集して分析する技術に関する。
特許文献1には、LKAS(Lane Keeping Asist System)が機能しなかった制御不能地点の情報を収集し、制御不能地点の情報を基に、LKASが機能しない頻度が高い地点を特異地点と判断してドライバに提示するシステムが記載されている。
特開2004-126888号公報
特許文献1のシステムは、単にLKASの動作状態により特異地点の有無を判断しているため、特異地点における車線逸脱などの原因を細かく分析することができなかった。
本開示は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、車両に特異事象が発生した原因を細かく分析する技術の提供を目的とする。
本開示の情報収集分析装置は、自動運転制御装置による自動運転制御が可能な車両に車線逸脱またはLKAS動作を含む特異事象が発生した場合に、特異事象の情報と、特異事象発生時の自動運転制御の度合いを表す運転モードの情報と、が紐づけられたプローブ情報を車両から収集する情報収集部と、運転モードに基づき特異事象の原因を原因分類として特定し、特異事象と原因分類とを紐づけた要注意情報を作成する分析部と、を備え、運転モードは、ドライバが車両のハンドル操作を行い、自動運転制御装置はハンドル操作を実行しない第1運転モードと、通常時にドライバがハンドル操作を行い、自動運転制御装置が車線逸脱のおそれを検知した場合にハンドル操作に介入してLKASを実行する第2運転モードと、自動運転制御装置が常に車両のハンドル操作を制御する第3運転モードとを含む。
本開示の情報収集分析装置によれば、運転モードに基づき特異事象の発生原因を細かく特定することができる。本開示の目的、特徴、態様、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
実施の形態1に係る情報収集分析システムの構成を示すブロック図である。 プローブ情報生成装置の動作を示すフローチャートである。 情報収集分析装置による情報収集処理を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るプローブ情報を示す図である。 情報収集分析装置による環境分析処理を示すフローチャートである。 特異地点と一般特異地点の関係を示す図である。 環境原因事象と環境原因分類との関係を示す図である。 原因記憶部に記憶された要注意情報を示す図である。 実施の形態2に係る情報収集分析システムの構成を示すブロック図である。 情報収集分析装置による個別分析処理を示すフローチャートである。 個別原因事象と個別原因分類との関係を示す図である。 実施の形態3に係る情報収集分析システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態4に係る情報収集分析システムの構成を示すブロック図である。 車両における原因情報の表示例を示す図である。 情報収集分析装置またはプローブ情報生成装置のハードウェア構成を示す図である。 情報収集分析装置またはプローブ情報生成装置のハードウェア構成を示す図である。
<A.実施の形態1>
<A-1.構成>
図1は、実施の形態1に係る情報収集分析システム1001の構成を示すブロック図である。情報収集分析システム1001は、複数の車両100と、情報収集分析装置201と、各車両100と情報収集分析装置201とを接続する広域通信網301とを備えて構成される。図1には1つの車両100のみが図示されているが、情報収集分析システム1001は複数の車両100を備える。
車両100は、プローブ情報生成装置101、測位装置51、周辺検出装置52および自動運転制御装置53を備えて構成される。プローブ情報生成装置101は、車両100に車線逸脱またはLKAS作動といった特異事象が発生した場合に、プローブ情報を作成して情報収集分析装置201に送信する。
測位装置51は、車両100の位置を測定する。測位装置51は、GNSS受信機で構成されていても良いし、GNSS受信機で測定した位置を車両センサまたはマップマッチングなどにより補正する仕組みであってもよい。
周辺検出装置52は、画像処理により車両の車線逸脱を検出する。但し、周辺検出装置52は車線逸脱を検出できればよく、その手法は画像処理に限らない。
自動運転制御装置53は、車両の自動運転制御を行う。自動運転制御装置53は、少なくともLKAS機能を有する。
プローブ情報生成装置101は、位置情報取得部11、車線逸脱検出部12、制御情報取得部13、プローブ情報生成部14およびプローブ情報送信部15を備えて構成される。
位置情報取得部11は、車両の位置情報を測位装置51から取得し、プローブ情報生成部14に出力する。
車線逸脱検出部12は、車線逸脱が発生したか否かの情報を周辺検出装置52から取得し、プローブ情報生成部14に出力する。
制御情報取得部13は、自動運転制御装置53による自動運転制御の内容を表す制御情報と、車両100の運転モードを表す運転モード情報とを自動運転制御装置53から取得する。制御情報には、LKASが機能したか否かの情報が含まれる。すなわち、制御情報取得部13は、運転モードおよびLKASの作動状況を取得する情報取得部として機能する。運転モードとは、自動運転制御装置53による自動運転制御の度合いを表し、以下の3つの運転モードがある。
第1運転モードは、ドライバがハンドル操作を行い、自動運転制御装置53はハンドル操作に介入しないモードである。第2運転モードは、ドライバがハンドル操作を行い、自動運転制御装置53が車両100に車線逸脱のおそれがあると判定すると、ハンドル操作に介入してLKASを実行するモードである。第3運転モードは、ドライバがハンドル操作を行わず、自動運転制御装置53が車線内を走行するように操舵制御を行うモードである。なお、少なくともSAE(Society of Automotive Engineers)の定義による自動運転レベル3以上は第3運転モードに属する。
プローブ情報生成部14は、車線逸脱検出部12からの情報に基づき、車両100に車線逸脱が発生したことを認識する。また、プローブ情報生成部14は、制御情報取得部13から取得した制御情報に基づき、車両100でLKASが作動したことを認識する。本明細書では、車両100の車線逸脱または車両100におけるLKAS作動を、特異事象と称する。プローブ情報生成部14は、車両100に特異事象が発生したことを検出すると、特異事象が発生した地点である特異地点の位置情報を含むプローブ情報を生成して情報収集分析装置201に送信する。
次に、情報収集分析装置201の構成について説明する。情報収集分析装置201は、車両100の外のサーバなどで構成される。情報収集分析装置201は、情報収集部21、収集情報記憶部22、分析部23および原因記憶部24を備えて構成される。
情報収集部21は、複数の車両100からプローブ情報を収集し、収集情報記憶部22に格納する。
分析部23は、収集情報記憶部22に蓄積されたプローブ情報を任意のタイミングで分析し、特異事象が発生した原因を、特異事象と、特異事象発生時の運転モードとに基づいて分類する。分析部23が分類した特異事象の発生原因を原因分類と称する。分析部23は、特異事象とその原因分類とを紐づけて、要注意情報を作成する。
本実施の形態では、分析部23は、走行環境を原因とする特異事象である走行環境原因事象について、その発生原因を環境原因分類として分類する。走行環境原因事象は、車両100またはそのドライバ等に固有の原因ではなく、道路形状などの走行環境を原因とするものであり、同一走行環境下では他の車両100でも同様に発生し得るものである。分析部23は、走行環境原因事象と環境原因分類とを紐づけて、走行環境原因事象に関する要注意情報である環境要注意情報を作成する。
原因記憶部24は、環境原因記憶部25を備えている。環境原因記憶部25には、分析部23で作成された環境要注意情報が格納される。
<A-2.動作>
図2は、プローブ情報生成装置101の動作を示すフローチャートである。以下、図2のフローに沿ってプローブ情報生成装置101の動作を説明する。
まず、ステップS101においてプローブ情報生成部14は、図1で図示が省略されている車内LANから車両IDを取得する。ここで車両IDは、車両100または車両100のドライバを一意に識別するための個別IDの一例である。車両IDの代わりに、ドライバに固有の個人IDが用いられてもよい。
ステップS101の後、ステップS102において位置情報取得部11は、測位装置51から車両100の位置情報を取得する。ステップS102の後、ステップS103において制御情報取得部13は、自動運転制御装置53から実行中の運転モードを表す運転モード情報を取得する。
ステップS103の後、ステップS104においてプローブ情報生成部14は、車両100の車線逸脱またはLKAS作動を含む特異事象が発生したか否かを判断する。車線逸脱の発生は、例えば白線認識を行う周辺検出装置52からの情報に基づき、車線逸脱検出部12が判断する。LKAS作動状態は、制御情報取得部13が自動運転制御装置53から取得した制御情報に基づき判断する。
車両100に発生し得る特異事象は、3つの特異事象A,B,Cに分けられる。特異事象Aは、LKASが作動せず、車線逸脱が発生したという事象である。特異事象Aが発生した地点である特異地点は、車線逸脱位置である。第1運転モード、第2運転モードおよび第3運転モードにおいて特異事象Aが発生し得る。特異事象Bは、LKASが作動したが、車線逸脱が発生したという事象である。特異事象Bが発生した地点である特異地点は、車線逸脱位置であってもよいし、LKAS作動位置であってもよい。第2運転モードおよび第3運転モードにおいて特異事象Aが発生し得る。特異事象Cは、LKASが作動し、車線逸脱が発生しなかったという事象である。特異事象Cが発生した地点である特異地点は、LKAS作動位置である。第2運転モードで特異事象Cが発生し得る。第3運転モードでは、車両100は自動運転制御装置53に操舵制御されて車線中央付近を走行するため、LKAS作動には至らない。
ステップS104において特異事象が発生していれば、プローブ情報生成装置101の処理はステップS105に移行する。ステップS105においてプローブ情報生成部14は、特異事象が発生した特異地点の位置P、特異事象EV、車両ID V、運転モードMを関連付けてプローブ情報Prove(P,EV,V,M)を生成する。そして、プローブ情報送信部15はプローブ情報を情報収集分析装置201に送信する。なお、プローブ情報は、特異事象が発生した時刻Tおよび付加情報INFOを含んでもよい。付加情報INFOは、走行環境情報、天候情報、車速・操舵、ブレーキアクセル操作などの情報を含む。
ステップS105の後、またはステップS104において特異事象が発生していなければ、プローブ情報生成部14の処理はステップS106に移行する。ステップS106においてプローブ情報生成部14は、車両100の走行が終了したか否かを判断する。ステップS106において車両100の走行が終了していなければ、プローブ情報生成装置101の処理はステップS102に戻る。ステップS106において車両100の走行が終了すれば、プローブ情報生成装置101の処理は終了する。
なお、上記では、ステップS105でプローブ情報生成部14がプローブ情報を送信すると説明したが、送信タイミングはこれに限らない。例えば、プローブ情報生成部14は、車両100の走行終了時に、それまでに作成された複数のプローブ情報をまとめて送信してもよい。
次に、情報収集分析装置201の動作を説明する。情報収集分析装置201は、情報収集処理と原因分析処理とのマルチタスクを実行する。但し、情報収集分析装置201の各機能を実行するための処理プログラムは、シングルタスクで構成されてもよいし、3つ以上のタスクで構成されていてもよい。また、処理プログラムは、マルチプロセスまたはマルチスレッドなどどのような構成であってもよい。
図3は、情報収集分析装置201による情報収集処理のフローチャートである。以下、図3に沿って情報収集分析装置201による情報収集処理を説明する。まず、ステップS201において情報収集部21は車両100からプローブ情報を受信したか否かを判断し、プローブ情報を受信するまでステップS201の処理を繰り返す。情報収集部21はステップS201において車両100からプローブ情報を受信すると、ステップS202においてそのプローブ情報を収集情報記憶部22に格納する。その後、情報収集部21の処理はステップS201に戻る。
図4は、収集情報記憶部22に格納されたN個のプローブ情報を例示している。プローブ情報には、プローブ情報を特定するための情報IDが付与されている。この情報IDには、例えばプローブ情報を収集した時系列順の番号が割り振られる。情報ID=nのプローブ情報Probe(n)は、少なくとも、特異地点の位置P(n)、車両ID V(n)、特異事象EV(n)、運転モードM(n)を含んでいる。なお、図4の例でプローブ情報Probe(n)は、時刻T(n)および付加情報INFO(n)を含んでいるが、これらについては変形例において後述する。
図5は、情報収集分析装置201による環境原因分析処理のフローチャートである。以下、図5に沿って情報収集分析装置201による環境原因分析処理を説明する。まず、ステップS301において分析部23は、今が分析タイミングであるか否かを判断し、分析タイミングであると判断した場合にはステップS302の処理へ移行し、分析タイミングでないと判断した場合にはステップS301の処理を繰り返す。
ここで、分析タイミングとは、1日ごとまたは1週間ごとなどの定周期のタイミングであってもよい。また、分析タイミングは、情報収集部21が特別なプローブ情報、例えばLKASが作動せずに車線逸脱が発生したなどの情報を入手したタイミングでもよい。また、分析タイミングは、図示しないサーバ管理者からの分析指示を入手した時点でもよい。
ステップS302において分析部23は、収集情報記憶部22から図4に例示したようなプローブ情報をロードし、複数の車両100から取得したプローブ情報から一般特異地点Q(m)を抽出する。具体的には、分析部23は、複数の車両で特異地点が多発した地点を一般特異地点Q(m)と定義し、一般特異地点Q(m)の個数MDをカウントする。ここで、「特異地点が多発した地点」とは、例えば特異事象が一定期間(例えば1日)内にMmin回(例えば4回)以上発生し、かつ発生率が100ppm以上となる地点である。例えば、地点Aにおける特異事象の発生率は、ある期間TAに地点Aで特異事象が発生した車両100の台数を、期間TAに地点Aを走行した車両100の台数で割ることにより、算出される。ここで、分析部23は、期間TAに地点Aを走行した車両100の台数を、VICS(Vehicle Information and Communication System、登録商標)などから取得することが可能である。
分析部23は、一般特異地点Q(m)を定義する際、近距離に位置する複数の特異地点を同一地点とみなす。例えば、分析部23は、|P(m1)-P(mkm)|≦THdis、およびkm=2以上Km以下の条件を満たす特異地点P(m1)、P(m2)…P(mKm)を同一地点とみなす。ここで、THdisは例えば10mである。なお、測位装置51の測位精度が高い場合、THdisはより短く、例えば5mでもよい。また、特異地点P(m1)、P(m2)…P(mKm)を含む道路を10m単位のサブリンクに区切り、同一サブリンク内にP(m1)、P(m2)…P(mKm)が存在する場合に、P(m1)、P(m2)…P(mKm)を同一地点と判断してもよい。
次に、ステップS303において分析部23は、一般特異地点Q(m)の有無を判断する。ステップS303において一般特異地点Q(m)がなければ分析部23の処理はステップS301に戻り、一般特異地点Q(m)があれば分析部23の処理はステップS304に進む。
図6は、特異地点P(n)と一般特異地点Q(m)とを地図上で表現した図である。車両100の走行経路61上に、11個の特異地点P(1),P(2),P(3),P(4),P(5),P(6),P(7),P(8),P(9),P(10),P(11)が存在する。上記で説明した条件に従って、特異地点P(3),P(5),P(7),P(10),P(11)が同一地点と判定され、一般特異地点Q(1)に対応する。また、特異地点P(4),P(6),P(8),P(9)が同一地点と判定され、一般特異地点Q(2)に対応する。
一般特異地点Qの位置は、一般特異地点Qに対応する複数の特異地点Pの位置を用いて定められる。例えば、一般特異地点Qの位置は、対応する複数の特異地点Pの位置の平均値であってもよい。図6の例では、対応する複数の特異地点Pのうち最もIDが小さい特異地点Pの位置が、一般特異地点の位置である。すなわち、特異地点P(3)の位置が一般特異地点Q(1)の位置となり、特異地点P(4)の位置が一般特異地点Q(2)の位置となる。
ステップS304において分析部23は、環境原因分類を行う一般特異地点Q(m)のカウンタmに1をセットする。
次に、ステップS305において分析部23は、一般特異地点Q(m)に対応する特異地点P(mk)の特異事象と運転モードから、一般特異地点Q(m)の環境原因分類を行う。
図7は、環境原因分類の判定基準例を示す図である。第1運転モード(完全手動運転)において特異事象A(車線逸脱が発生し、LKASが作動しない)が発生するパターンをパターンA1とする。同様に、第2運転モードにおいて特異事象Aが発生するパターンをパターンA2とし、第3運転モードにおいて特異事象Aが発生するパターンをパターンA3とする。また、第2運転モードにおいて特異事象B(LKASが作動(半起動)したが車線逸脱が発生した)が発生するパターンをパターンB2とする。第3運転モードにおいて特異事象Bが発生するパターンをパターンB3とする。また、第2運転モードにおいて特異事象C(LKASが作動して車線逸脱を回避した)が発生するパターンをパターンC2とする。
例えば、ある一般特異地点Q(m)において、第1運転モード(完全手動運転)で車線逸脱が発生し、第2運転モードでLKASが正常に動作した場合、すなわちパターンA1およびパターンC2が発生した場合、当該一般特異地点Q(m)は、環境原因分類R1:「運転注意度が低下する地点」と分類される。
また、ある一般特異地点Q(m)において、第1運転モード(完全手動運転)で車線逸脱が発生し、第2運転モードでLKASが半起動であった場合、すなわちパターンA1およびパターンB2が発生した場合、分析部23は、LKASがドライバのハンドル操作に追いつかずに車線逸脱したと判断し、当該一般特異地点Q(m)を、車線逸脱が発生しやすい環境原因分類R2:「道路形状注意地点」と分類する。なお、LKASが半起動とは、LKASが作動したものの機能しなかった、すなわち車両を車線内にキープすることができなかった場合をいう。
また、ある一般特異地点Q(m)において、第1運転モード(完全手動運転)で車線逸脱が発生し、第3運転モードでLKASが半起動であった場合、すなわちパターンA1およびパターンB3が発生した場合、分析部23は当該一般特異地点Q(m)を、環境原因分類R3:「LKAS非動作地点、路面劣化可能性」と分類する。環境原因分類R3に分類される一般特異地点Q(m)は、車両側がハンドル操作を行うため第2運転モードより車線逸脱が発生しにくい第3運転モードにも関わらず車線逸脱が発生した地点であるため、白線不良または路面劣化による路面μの低下が想定される。
また、ある一般特異地点Q(m)において、第2運転モードまたは第3運転モードでLKASが作動せず車線逸脱が発生した場合、すなわちパターンA2またはパターンA3が発生した場合、当該一般特異地点Q(m)は環境原因分類R4:「LKAS非動作地点」と分類される。環境原因分類R4に分類された一般特異地点Q(m)では、白線不良の可能性が高い。
例えば、特異地点P(4)、P(6)、P(8)、P(9)を含む一般特異地点Q(2)において、パターンA1が2回発生し、パターンC2が2回発生したとする。その場合、分析部23は図7の表に従って、一般特異地点Q(2)で特異事象が発生した原因CAUSEを環境原因事象Rと判断し、さらに環境原因事象Rの分類CLASSを環境原因分類R1(運転注意度低下地点)と分析する。
例えば、特異地点P(3)、P(5)、P(7)、P(10)、P(11)を含む一般特異地点Q(1)において、パターンA1が2回発生し、パターンA2が2回発生し、パターンB3が1回発生したとする。その場合、分析部23は図7の表に従って、一般特異地点Q(1)で特異事象が発生した原因CAUSEを環境原因事象Rと判断し、さらに環境原因事象Rの分類CLASSを環境原因分類R3(LKAS非動作地点、路面劣化可能性)または環境原因分類R4(LKAS非動作地点)と判定する。ここで、分析部23は、環境原因分類R3,R4のうち該当するパターンがより多く発生した方を採用してもよいし、両方を採用してもよい。また、該当するパターンの発生数が同数の場合、分析部23はより注意が必要な環境原因分類を優先して採用してもよい。環境原因分類の注意が必要な順は、R4,R3,R2,R1の順である。
次に、ステップS306において分析部23は、一般特異地点Q(m)の環境原因事象、環境原因分類および位置情報を紐づけて環境要注意情報を作成し、環境要注意情報を環境原因記憶部25に格納する。
その後、ステップS307において分析部23は、環境原因分類を行う一般特異地点Q(m)のカウンタmを1増加させる。
さらに、ステップS308において分析部23は、環境原因分類を行う一般特異地点Q(m)のカウンタmが一般特異地点Qの個数MD以下であるか否かを判断する。m≦MDであれば、環境原因分類をまだ行っていない一般特異地点Q(m)があるため、分析部23の処理はステップS305に戻る。m>MDであれば、全ての一般特異地点Q(m)について環境原因分類が終了したため、分析部23の処理はステップS301に戻る。
図8は、環境原因記憶部25に格納された環境要注意情報を示している。環境要注意情報では、一般特異地点のIDであるQID(m)と、一般特異地点の位置Q(m)と、環境原因事象CAUSE(m)と、環境原因分類CLASS(m)とが紐づけられている。
<A-3.効果>
以上に説明したように、実施の形態1に係る情報収集分析システム1001は、プローブ情報生成装置101と情報収集分析装置201とを備える。情報収集分析装置201は、自動運転制御装置53による自動運転制御が可能な車両100に車線逸脱またはLKAS動作を含む特異事象が発生した場合に、特異事象の情報と、特異事象発生時の自動運転制御の度合いを表す運転モードの情報と、が紐づけられたプローブ情報を車両から収集する情報収集部21と、運転モードに基づき特異事象の原因を原因分類として特定し、特異事象と原因分類とを紐づけた要注意情報を作成する分析部23と、を備える。運転モードは、ドライバが車両100のハンドル操作を行い、自動運転制御装置53はハンドル操作を実行しない第1運転モードと、通常時にドライバがハンドル操作を行い、自動運転制御装置53が車線逸脱のおそれを検知した場合にハンドル操作に介入してLKASを実行する第2運転モードと、自動運転制御装置53が常に車両100のハンドル操作を制御する第3運転モードとを含む。
以上の構成により、情報収集分析装置201は、特異事象の発生原因を運転モードに応じて詳細に原因分類として特定することができる。
また、本実施の形態において、プローブ情報は、特異事象が発生した特異地点の位置情報と、車両100または車両100のドライバに固有の個別IDとを含む。そして、分析部23は、特異地点の位置情報および個別IDに基づき、特異事象が車両100の走行環境を原因として発生した環境原因事象であるか否かの判断を行い、運転モードに基づき環境原因事象の原因となった走行環境を環境原因分類として分類し、環境原因事象、環境原因分類、および環境原因事象が発生した特異地点の位置情報を紐づけた要注意情報を作成する。
<A-4.変形例>
プローブ情報は、図4に示す付加情報として、車両100の車種または車格の情報を含んでいてもよい。この場合、プローブ情報を収集した情報収集分析装置201では、分析部23において、車種別または車格別に環境原因分類を実施することができる。すなわち、分析部23は、同一の型式、車種または車格の車両100から収集されたプローブ情報を用いて、図7の表に従って環境原因分類判定を行う。車種とは、例えばセダンまたはミニバンなどのボディタイプによる車両100の分類である。車格とは、例えばボディサイズまたはエンジンの排気量による車両100の格付けである。
本実施の形態において、道路は上りと下りの2本で表現される。そして、環境原因分類は、上りと下りとで別々に分類される。さらに、プローブ情報は、図4に示す付加情報として、車両100の走行車線の情報を含んでいてもよい。この場合、測位装置51または周辺検出装置52は、車線単位の道路形状データを有する高精度地図データベースと、サブメートル級の測位精度を有する高精度測位装置(High Definition Locator:HDL)または画像処理により車両100の走行車線を検出する機能を有する。これにより、プローブ情報を収集した情報収集分析装置201では、分析部23において、車線別に環境原因分類を実施することができる。すなわち、分析部23は、同一の車線から収集されたプローブ情報を用いて、図7の表に従って環境原因分類判定を行う。
プローブ情報生成装置101は、車両100に発生した全ての特異事象についてプローブ情報を作成し、全てのプローブ情報を情報収集分析装置201に送信してもよい。また、プローブ情報生成装置101は、予め定められた除外条件に合致するプローブ情報は情報収集分析装置201に送信しなくてもよい。ここで、予め定められた除外条件とは、例えば車両100が車線変更を行った場合、または車両100が他車両の近接を避けるために車線逸脱または車線境界線への近接が生じた場合が想定される。これらの除外条件に該当するか否かは、周辺検出装置52により検出される周辺車両の情報もしくは周辺撮影情報、または車内LANなどから取得される車両100のハンドル操舵、ウィンカー、ブレーキなどの走行情報を基に判断される。
また、これらの除外条件に該当するか否かを判断するために必要な情報が、プローブ情報に付加情報として含められてもよい。この場合、プローブ情報を収集した情報収集分析装置201が、プローブ情報が除外条件に合致するか否かを判断し、除外条件に合致するプローブ情報を破棄することができる。
分析部23は、一般特異地点情報の環境原因分類を1か月または1年などの周期で繰り返し行い、一般特異地点情報の環境要注意情報を時系列情報として環境原因記憶部25に格納してもよい。そして、分析部23は、一般特異地点情報の環境原因分類の時間的変化に基づき、一般特異地点情報の環境原因分類をさらに細分化してもよい。また、分析部23は、古い環境要注意情報を環境原因記憶部25から削除してもよい。
例えば、分析部23は1か月周期で一般特異地点情報の環境要注意情報を作成し、今まで一般特異地点であった箇所が、複数回、例えば3回連続して特異地点として検出されなくなった場合には、環境原因が改善されたとして、その一般特異地点についての環境要注意情報を環境原因記憶部25から削除してもよい。
また、ある一般特異地点において、特異地点としてプローブされる割合が増加している場合、分析部23は環境が徐々に進行していると判断し、「環境劣化進行中」などのサブ環境原因分類を当該一般特異地点の環境原因分類に付加してもよい。
また、ある一般特異地点において、特異地点としてプローブされる割合の増加率が予め定められた閾値を超える場合に、分析部23は、「環境劣化要注意」または「急な環境劣化」などのサブ環境原因分類を当該一般特異地点の環境原因分類に付加してもよい。そして、特異地点としてプローブされる割合が予め定められた閾値を超えた一般特異地点について、劣悪な走行環境であるとして、情報収集分析装置201から道路管理者に通報が行われてもよい。
分析部23は、環境原因事象が発生した同一の特異地点において、第2運転モードまたは第3運転モードで車線逸脱が発生し、その際のLKASの作動割合が時間と共に低下した場合に、当該同一の特異地点を、道路状態が劣化しつつありLKAS動作が不安定な地点と分類してもよい。
車両100は、ドライバの脇見状態、居眠り状態またはぼんやり状態などを表すドライバ状態を検出するDMS(Driver Monitoring System)を備えていても良い。そして、プローブ情報生成部14は、ドライバ状態を付加情報としてプローブ情報に含めてもよい。すなわち、プローブ情報は、ドライバの脇見または覚醒低下に関する運転適性状態を表すドライバ状態を含んでもよい。この場合、プローブ情報を収集した情報収集分析装置201では、分析部23において、ドライバ状態を考慮したサブ環境原因分類を一般特異地点の環境原因分類に付加することができる。例えば、分析部23は、ドライバ状態に応じて環境原因分類R1「運転注意度低下地点」に、「居眠り多発地点」、「脇見多発地点」、「ぼんやり多発地点」というサブ環境原因分類を追加してもよい。
また、分析部23は、環境原因分類R2「道路形状注意地点」と判定した一般特異地点において、ドライバ状態が脇見状態、居眠り状態またはぼんやり状態ではない運転に適した状態であった場合に、「運転に特に注意すべき」というサブ環境原因分類を当該一般特異地点の環境原因分類に付加してもよい。すなわち、その一般特異地点は、注意して運転しても車線逸脱が生じる可能性のある地点、と扱われる。
<B.実施の形態2>
<B-1.構成>
図9は、実施の形態2に係る情報収集分析システム1002の構成を示すブロック図である。情報収集分析システム1002は、情報収集分析装置201に代えて情報収集分析装置202を備える点で、実施の形態1に係る情報収集分析システム1001と異なる。情報収集分析装置202は、環境原因記憶部25に代えて個別原因記憶部26を備える点で、情報収集分析装置201と異なる。
実施の形態1に係る情報収集分析装置201は、一般特異地点で発生した特異事象の環境原因を分析した。これに対し、本実施の形態に係る情報収集分析装置202は、一般特異地点ではない特異地点で発生した特異事象について、車両100またはドライバに固有の原因である個別原因を分析する。
<B-2.動作>
図10は、情報収集分析装置202による個別原因分析処理を示すフローチャートである。以下、図10のフローに沿って個別原因分析処理を説明する。
まず、ステップS401およびステップS402は図5のステップS301およびステップS302と同様であるため、説明を省略する。
ステップS402の後、ステップS403において分析部23は、個別原因を分析する車両IDのカウンタvに1をセットする。車両IDは図4に示した通りプローブ情報に含まれており、分析部23は車両ID別に個別原因事象の個別原因を分類する。
図10のフローでは、分析部23は、車両ID V=1,2、…VDの全ての車両IDについて、個別原因事象の個別原因を分類する。しかし、分析部23は、予め定められた選択ロジックにより選択した特定の車両IDに対してのみ、個別原因を分類してもよい。また、分析部23は、個別原因を分析する車両の順番を決めておき、本処理の起動が起こるたびに所定数の車両に対して、個別原因を分類してもよい。
なお、個別原因分析処理のタイミングは、実施の形態1で説明した環境原因分析処理のタイミングと同じでも異なっていてもよい。
ステップS403の後、ステップS404において分析部23は、車両ID=vに対応する特異地点のうち、個別特異地点が予め定められた規則に合致するか否かを判断する。個別特異地点とは、一般特異地点Q(m)との距離が予め定められた閾値以上の特異地点である。具体的には、分析部23は、収集した複数のプローブ情報Prove(P,EV,V=v,M)の中から、車両ID=vに対応するVN(v)個のプローブ情報Prove(P,EV,V=v,M)を抽出する。さらに分析部23は、プローブ情報Prove(P,EV,V=v,M)の中から一般特異地点Q(m)|m=1,2,…Mから閾値以上の距離を有するDN(v)個の個別特異地点のプローブ情報Proveを抽出する。個別特異地点が予め定められた規則に合致する場合、分析部23の処理はステップS405に移行し、そうでない場合に分析部23の処理はステップS407に移行する。
個別特異地点についての予め定められた規則とは、例えば個別特異地点の個数DN(v)が予め定められた閾値以上、例えば3以上であることである。あるいは、個別特異地点についての予め定められた規則とは、例えば車両ID=vに対応する特異地点のうち個別特異地点が占める割合DN(v)/VN(v)が、予め定められた閾値以上、例えば0.1以上であることである。
個別特異地点で発生した特異事象を個別原因事象と称する。個別原因事象は、他の車両100では一般的に発生しない地点で発生したため、個別原因事象が生じた車両100またはドライバに固有の原因によるものと考えられる。
ステップS405において分析部23は、個別原因事象と、その個別原因事象発生時の運転モードとに基づき、個別原因事象の発生原因を分類する。ここで分類された個別原因事象の発生原因を、個別原因分類と称する。すなわち、分析部23は個別原因事象の個別原因分類を決定する。
図11は、個別原因分類の判定基準例を示す図である。図11において、パターンA1などの表記は図7と同様である。
例えば、車両ID=1の車両100について、個別特異地点においてパターンA1およびパターンC2が発生したとする。このことは、一般的な車両では車線逸脱またはLKAS作動しない地点で、車両ID=1の車両100では車線逸脱またはLKAS作動が生じたことを意味する。従って、分析部23は、車両ID=1の車両100の個別原因分類をU1:「(ドライバの)運転技量が低い」と判定する。
例えば、車両ID=1の車両100について、個別特異地点において、パターンA1およびパターンB2が発生したとする。このことは、車両ID=1の車両100では、一般的な車両とは異なる地点で、LKASがドライバのハンドル操作に追いつかず車線逸脱が発生したことを意味する。従って、分析部23は、車両ID=1の車両100を、LKASによる制御ができないような運転を行った車両と判断し、個別原因分類をU2:「粗暴運転車両」と判定する。
例えば、車両ID=1の車両100について、個別特異地点において、パターンB3が発生したとする。このことは、車両ID=1の車両100では、一般的な車両とは異なる地点で、第3運転モードでLKASが起動せず車線逸脱が生じたことを意味する。従って、分析部23は、車両ID=1の車両100に問題があると判断し、個別原因分類をU3:「タイヤ劣化」と判定する。
例えば、車両ID=1の車両100について、個別特異地点において、パターンA1およびパターンA2が発生したとする。このことは、車両ID=1の車両100では、一般的な車両とは異なる地点で、第2運転モードでLKASが起動せず車線逸脱が生じたことを意味する。従って、分析部23は、車両ID=1の車両100のLKAS機能に問題があると判断し、個別原因分類をU4:「LKAS機能劣化」と判定する。
例えば、車両ID=1の車両100について、個別特異地点において、パターンA3が発生したとする。このことは、車両ID=1の車両100では、一般的な車両とは異なる地点で、第3運転モードでLKASが起動せず車線逸脱が生じたことを意味する。従って、分析部23は、車両ID=1の車両100のLKAS機能に問題があると判断し、個別原因分類をU4:「LKAS機能劣化」と判定する。
ステップS405の後、ステップS406において分析部23は、車両ID=vの車両100において、個別原因事象、個別原因分類、および車両IDを紐づけて個別要注意情報を作成し、個別要注意情報を個別原因記憶部26に格納する。
ステップS404でNoの場合、またはステップS406の後、ステップS407において分析部23は、個別原因分類を行う対象の車両IDのカウンタvを1増加させる。その後、ステップS408において分析部23は、車両IDのカウンタvがVD以下であるか否かを判断する。ステップS408において車両IDのカウンタvがVD以下であれば、分析部23は、個別原因分類を未判定の車両100があるものと判断し、ステップS404の処理に戻る。ステップS408において車両IDのカウンタvがVDより大きければ、分析部23は、全ての車両100について個別原因分類を判定したと判断し、ステップS401の処理に戻る。
なお、上記の説明において、分析部23は車両IDごとに個別原因分類を判定した。しかし、ここで車両IDは車両100または車両100のドライバを特定する個別IDの一例である。分析部23は、車両IDに代えてドライバを特定する個人IDに基づき個別原因分類を判定してもよいし、車両IDおよび個人IDの双方に基づき個別原因分類を判定してもよい。これにより、同一の車両100を複数のドライバが運転する場合、または同一ドライバが複数の車両100を運転する場合にも、個別原因分類を正確に判定することが可能となる。
<B-3.効果>
本実施の形態に係る情報収集分析装置202において、プローブ情報は、特異事象が発生した特異地点の位置情報と、車両または車両のドライバに固有の個別IDとを含み、分析部は、特異地点の位置情報および個別IDに基づき、特異事象が車両またはドライバに固有の個別原因により発生した個別原因事象であるか否かの判断を行い、運転モードに基づき個別原因事象の原因となった個別原因を個別原因分類として特定し、個別原因事象、個別原因分類および個別IDを紐づけた要注意情報を作成する。従って、情報収集分析装置202によれば、個別原因事象の発生原因を、運転モードに基づき正確に分類することができる。
また、情報収集分析装置202において、分析部23は、同一の特異地点で複数の個別IDに特異事象が発生した場合に、同一の特異地点を一般特異地点と定義し、特定の個別IDに特異事象が発生した特異地点のうち一般特異地点と異なる割合が予め定められた閾値以上である場合に、特定の個別IDに発生した特異事象を個別原因事象と判断する。これにより、情報収集分析装置202は、一般的な車両とは異なる地点で特異事象が発生する車両100に対し、当該車両100に発生する特異事象の、車両100またはドライバに起因する個別原因を、運転モードに基づき正確に分類することができる。
<B-4.変形例>
図10に示した個別原因分類処理のタイミングは、実施の形態1で説明した環境原因分析処理のタイミングと異なっていてもよい。例えば、情報収集部21が、定義済の一般特異地点Q(m)と異なる特異地点についてのプローブ情報を取得した場合、分析部23は当該プローブ情報について個別原因分類処理を行ってもよい。この場合、定義済の一般特異地点Q(m)と異なる特異地点では車両100またはドライバに固有の個別原因事象が発生している可能性が高いため、タイムリーに分析が実行される。
また、情報収集部21が、1つの車両100から、予め定められた時間内に、予め定められた回数以上、異なる特異地点についてのプローブ情報を取得した場合に、分析部23はそれらのプローブ情報について個別原因分類処理を行ってもよい。この場合、その車両100のあおり運転またはドライバ異常を早期に発見することが可能となる。
また、情報収集分析装置202は、図9に示されない第三者、例えば車両100の管理者からの要求に応じて、個別原因分類処理を行ってもよい。この場合、当該要求に個別原因分類を行う対象の車両IDが含まれ、その車両IDの車両について情報収集分析装置201は個別原因分類処理を行ってもよい。
また、プローブ情報に、車両の種別、車格、走行距離、走行時間または使用用途などの情報が付加情報として含まれてもよい。この場合、プローブ情報を収集した情報収集分析装置202は、これらの付加情報に応じたタイミングで、個別原因分類処理を行ってもよい。例えば、分析部23は、バス、トラックまたはタクシーについては、常に走行しているため個別原因分類処理の周期を短くし、通勤または商用に使用されない車両については、個別原因分類処理の周期を長くしてもよい。また、分析部23は、走行距離または走行時間が長い車両100について、個別原因分類処理の周期を短くしてもよい。
分析部23は、個別原因分類を1走行単位、1か月単位または1年単位などで繰り返し行い、車両の個別原因分類に関する要注意情報を時系列情報として個別原因記憶部26に格納してもよい。そして、分析部23は、個別原因分類の時間的変化に基づき、個別原因分類をさらに細分化してもよい。また、分析部23は、古い要注意情報を個別原因記憶部26から削除してもよい。
例えば、今まで個別原因分類U1:「運転技量が低い」と判断されなかった車両100からプローブ情報が配信される頻度が増加し、その後、その車両100の個別原因分類がU1:「運転技量が低い」と判断され、その車両100からプローブ情報が配信される頻度が予め定められた閾値以上となったとする。この場合、分析部23は、その車両100の個別原因分類U1:「運転技量が低い」に、「運転技量低下が著しい」などのサブ個別原因分類を付加してもよい。加齢による技量低下の判断材料になる。
すなわち、分析部23は、特定の個別IDについて特定の道路区間において個別原因事象が発生した特異地点が時間の経過と共に増加する場合、特定の個別IDに発生した個別原因事象の個別原因をドライバの運転技量低下、と分類してもよい。
今まで個別原因分類U2:「粗暴運転」と判断されなかった車両100が、その日だけ個別原因分類U2:「粗暴運転」と判断された場合、分析部23は、その車両100の個別原因分類U2:「粗暴運転」に、「情緒不安定」などのサブ個別原因分類を付加してもよい。
例えば、ある車両100からのプローブ情報の配信頻度が、予め定められた閾値以上となった場合、分析部23は、その車両100の個別原因分類に、「煽り運転に関係」などのサブ個別原因分類を付加してもよい。この場合、その車両100が今まで個別原因分類U2:「粗暴運転」と判断されていた場合には、その車両100を煽り運転の加害者側と判断することができる。また、その車両100が今まで個別原因分類U2:「粗暴運転」と判断されていなかった場合には、その車両100を煽り運転の被害者側と判断することができる。
車両100の売買またはその他の理由でドライバが変更になった場合、分析部23は、その車両100の車両IDに対応する要注意情報のうち、個別原因分類U1,U2などドライバに固有の原因分類に関する要注意情報を個別原因記憶部26から削除してもよい。
また、ドライバが新しい車両に乗り換えた場合、分析部23は、そのドライバの個人IDに対応する要注意情報を、新しい車両の車両IDに対応する要注意情報として引き継いでもよい。
車両100は、ドライバの脇見状態、居眠り状態またはぼんやり状態などを表すドライバ状態を検出するDMSを備えていても良い。そして、プローブ情報生成部14は、ドライバ状態を付加情報としてプローブ情報に含めてもよい。この場合、プローブ情報を収集した情報収集分析装置201では、分析部23において、ドライバ状態を考慮したサブ個別原因分類を車両の個別原因分類に付加することができる。例えば、分析部23は、ドライバ状態に応じて個別原因分類U1「運転技量が低い」に「脇見多し」などのサブ個別原因分類を付加してもよい。
<C.実施の形態3>
<C-1.構成>
図12は、実施の形態3に係る情報収集分析システム1003の構成を示すブロック図である。情報収集分析システム1003は、情報収集分析装置201に代えて情報収集分析装置203を備える点で、実施の形態1に係る情報収集分析システム1003と異なる。情報収集分析装置203は、原因記憶部24が環境原因記憶部25および個別原因記憶部26を備える点で、情報収集分析装置201と異なる。
実施の形態1に係る情報収集分析装置201は、一般特異地点で発生した特異事象の環境原因を分析した(環境原因分析処理)。実施の形態2に係る情報収集分析装置202は、一般特異地点ではない特異地点で発生した特異事象について、車両100またはドライバに固有の原因である個別原因を分析した(個別原因分析処理)。本実施の形態に係る情報収集分析装置203は、車両100に特異事象が発生した場合に、その特異事象が走行環境に起因する走行環境原因事象か、車両100またはドライバに個別の原因に起因する個別原因事象であるかを判断し、走行環境原因事象に対しては環境原因分析処理を、個別原因事象に対しては個別原因分析処理を行う。
<C-2.動作>
本実施の形態におけるプローブ情報生成装置101の動作は、実施の形態1において図2で説明した通りである。情報収集分析装置203における情報収集処理は、実施の形態1において図3で説明した通りである。
情報収集分析装置203における環境原因分析処理は、実施の形態1において図5で説明した通りである。なお、ステップS306において、環境原因分類を含む要注意情報は、環境原因記憶部25に格納される。
また、情報収集分析装置203における個別原因分析処理は、実施の形態2において図10で説明したものと概ね同様である。但し、情報収集分析装置203における個別原因分析処理は環境原因分析処理が既に終了しているものとして、すなわち一般特異地点情報が既に求められているものとして行われる。すなわち、図10のステップS401において、分析部23は分析タイミングと判断すると、ステップS402の処理をスキップしてステップS403以降の処理を実行する。ステップS406において、個別原因分類を含む要注意情報は、個別原因記憶部26に格納される。
<C-3.効果>
実施の形態3に係る情報収集分析装置203によれば、ある車両100に特異事象が発生すると、特異事象が発生した地点またはその近傍で他の車両でも特異事象が発生している場合に、その車両100に特異事象が生じた地点を一般特異地点と分類し、一般特異地点における特異事象の発生原因となった走行環境を、特異事象発生時の車両100の運転モードに基づき、環境原因分類として特定する。また、情報収集分析装置203によれば、ある車両100に特異事象が発生した地点のうち、一般特異地点と異なる地点が多数含まれる場合には、その車両100またはドライバに、特異事象の原因があると判断し、その原因を、特異事象発生時の車両100の運転モードに基づき、個別原因分類として特定する。このようにして、情報収集分析装置203によれば、実施の形態1,2の効果に加え、車両100に発生した特異事象が走行環境を原因とする環境原因事象であるのか、車両100またはドライバに原因がある個別原因事象であるのかを判断することが可能となる。
<D.実施の形態4>
<D-1.構成>
図13は、実施の形態4に係る情報収集分析システム1004の構成を示すブロック図である。情報収集分析システム1004は、実施の形態3に係る情報収集分析システム1003と比較すると、プローブ情報生成装置101に代えてプローブ情報生成装置104を備え、情報収集分析装置203に代えて情報収集分析装置204を備え、車両100内に提示装置54を備える。
情報収集分析装置204は、情報収集分析装置203の構成に加えて要注意情報を広域通信網301に向けて配信する配信部27を備えている。配信部27は、原因記憶部24に格納された要注意情報を必要に応じて取り出し、情報収集分析装置204の外部に配信する。配信先は、例えば車両100である。
なお、図13に示される情報収集分析システム1004は、環境原因分類を含む要注意情報と個別原因分類を含む要注意情報の両方を配信する構成であり、実施の形態3に係る情報収集分析システム1003に、配信に関する構成を加えたものとなっている。しかし、情報収集分析システム1004は、実施の形態1に係る情報収集分析システム1001、または実施の形態2に係る情報収集分析システム1002に、配信に関する構成を加えたものであってもよい。
プローブ情報生成装置104は、プローブ情報生成装置101の構成に加えて情報提示部17を備える。情報提示部17は、車両通信部16が広域通信網301を通じて情報収集分析装置204から受信した要注意情報を、車両100に搭載された提示装置54に提示させる。提示の態様は、表示または音声の少なくともいずれかである。
提示装置54は、例えば車両100に搭載された表示装置である。この場合、情報提示部17は、要注意情報の提示装置54における表示制御を行う。
<D-2.動作>
配信部27は、例えば、外部からの要求を受けた時、または環境原因分析時などの予め定められたタイミングで、一般特異地点の環境原因分類を含む要注意情報を配信する。図14は、配信部27から車両100に配信された、一般特異地点の環境原因分類を含む要注意情報が提示装置54に表示される例を示している。図14の例では、車両100の現在位置と走行経路61とが表示され、さらに、走行経路61上に一般特異地点Q(1),Q(2)が示されている。さらに、一般特異地点Q(1)には、「LKAS非動作地点」という環境原因分類が表示され、一般特異地点Q(2)には、「運転注意度低下地点」という環境原因分類が表示されている。
これにより、車両100のドライバは、車両100の前方にLKAS非動作地点があり、十分運転に注意すべきであることを把握することができる。
なお、図14のような一般特異地点Q(1),Q(2)の位置表示は、車両100が一般特異地点から500m以内など、一定距離内に近づいた場合に行われてもよい。また、車両100が第2運転レベルで走行中に、環境原因分類R4:「LKAS非動作地点」の一般特異地点から一定距離内に近づいた場合に、その一般特異地点に関する警告が提示装置54により行われてもよい。
図14は車両100に環境原因分類を含む要注意情報が配信される例を示しているが、環境原因分類を含む要注意情報は道路管理者に配信されてもよい。これにより、道路管理者に道路の補修を促す機会を与える効果が得られる。
配信部27は、例えば、外部からの要求を受けた時、または個別原因分析時などの予め定められたタイミングで、個別原因分類を含む要注意情報を配信する。個別原因分類を含む要注意情報の配信先には、例えば個別原因分類が判定された車両100、その車両100の管理者、運転取締機関、または運転免許所交付機関がある。
車両100に個別原因分類を含む要注意情報が配信されることで、ドライバは自身の運転技量の低さ、自身の粗暴運転、または車両100のタイヤまたはLKAS機能などの異常を認知することができる。また、個別原因分類を含む要注意情報が配信された車両管理者または道路取り締まり機関は、該当するドライバに、安全運転または安全走行のための所定の手続きまたは処理の実施機会を与えることができる。また、個別原因分類を含む要注意情報が配信された運転免許所交付機関は、免許返納などのアドバイスを免許更新者に提示することができる。
<D-3.効果>
実施の形態4に係る情報収集分析装置204は、要注意情報を情報収集分析装置204の外部に配信する配信部27を備える。従って、情報収集分析装置204で作成した要注意情報を車両100の運転支援または道路の補修などに用いることが可能となる。
<E.ハードウェア構成>
上述したプローブ情報生成装置101,104における位置情報取得部11、車線逸脱検出部12、制御情報取得部13、プローブ情報生成部14、プローブ情報送信部15、車両通信部16および情報提示部17は、図15に示す処理回路81により実現される。すなわち、処理回路81は、プローブ情報生成装置101,104における位置情報取得部11、車線逸脱検出部12、制御情報取得部13、プローブ情報生成部14、プローブ情報送信部15、車両通信部16および情報提示部17(以下、「位置情報取得部11等」)を備える。
また、情報収集分析装置201-204における情報収集部21、収集情報記憶部22、分析部23、原因記憶部24および配信部27は、プローブ情報生成装置101,104を実現する処理回路81とは別の処理回路81により実現される。すなわち、この別の処理回路81は、情報収集分析装置201-204における情報収集部21、収集情報記憶部22、分析部23、原因記憶部24および配信部27(以下、「情報収集部21」等)を備える。
これらの処理回路81の夫々には、専用のハードウェアが適用されても良いし、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサが適用されても良い。プロセッサは、例えば中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)等である。
処理回路81が専用のハードウェアである場合、処理回路81は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。位置情報取得部11等または情報収集部21等の各部の機能の夫々は、複数の処理回路81で実現されてもよいし、各部の機能をまとめて一つの処理回路で実現されてもよい。
処理回路81がプロセッサである場合、位置情報取得部11等または情報収集部21等の機能は、ソフトウェア等(ソフトウェア、ファームウェアまたはソフトウェアとファームウェア)との組み合わせにより実現される。ソフトウェア等はプログラムとして記述され、メモリに格納される。図16に示すように、処理回路81に適用されるプロセッサ82は、メモリ83に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、プローブ情報生成装置101,104は、処理回路81により実行されるときに、位置情報取得部11等の機能が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ83を備える。そして、情報収集分析装置201-204も、処理回路81により実行されるときに、情報収集部21等の機能が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ83を備える。換言すれば、このプログラムは、位置情報取得部11等または情報収集部21等の手順または方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、メモリ83は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disk)及びそのドライブ装置等、または、今後使用されるあらゆる記憶媒体であってもよい。
以上、位置情報取得部11等または情報収集部21等の各機能が、ハードウェア及びソフトウェア等のいずれか一方で実現される構成について説明した。しかしこれに限ったものではなく、位置情報取得部11等または情報収集部21等の一部を専用のハードウェアで実現し、別の一部をソフトウェア等で実現する構成であってもよい。
以上のように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア等、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。なお、収集情報記憶部22および原因記憶部24は、メモリ83から構成されるが、それらは単一のメモリ83から構成されてもよいし、それぞれが個別のメモリから構成されてもよい。
なお、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。上記の説明は、すべての態様において、例示である。例示されていない無数の変形例が想定され得るものと解される。
11 位置情報取得部、12 車線逸脱検出部、13 制御情報取得部、14 プローブ情報生成部、15 プローブ情報送信部、16 車両通信部、17 情報提示部、21 情報収集部、22 収集情報記憶部、23 分析部、24 原因記憶部、25 環境原因記憶部、26 個別原因記憶部、27 配信部、51 測位装置、52 周辺検出装置、53 自動運転制御装置、54 提示装置、61 走行経路、81 処理回路、82 プロセッサ、83 メモリ、100 車両、101,104 プローブ情報生成装置、201-204 情報収集分析装置、301 広域通信網、1001-1004 情報収集分析システム。

Claims (17)

  1. 自動運転制御装置による自動運転制御が可能な車両に車線逸脱またはLKAS動作を含む特異事象が発生した場合に、前記特異事象の情報と、前記特異事象発生時の前記自動運転制御の度合いを表す運転モードの情報と、が紐づけられたプローブ情報を前記車両から収集する情報収集部と、
    前記運転モードに基づき前記特異事象の原因を原因分類として特定し、前記特異事象と前記原因分類とを紐づけた要注意情報を作成する分析部と、
    を備え、
    前記運転モードは、
    ドライバが前記車両のハンドル操作を行い、前記自動運転制御装置は前記ハンドル操作を実行しない第1運転モードと、
    通常時に前記ドライバが前記ハンドル操作を行い、前記自動運転制御装置が前記車線逸脱のおそれを検知した場合に前記ハンドル操作に介入してLKASを実行する第2運転モードと、
    前記自動運転制御装置が常に前記車両のハンドル操作を制御する第3運転モードとを含む、
    情報収集分析装置。
  2. 前記プローブ情報は、前記特異事象が発生した特異地点の位置情報と、前記車両または前記車両のドライバに固有の個別IDとを含み、
    前記分析部は、
    前記特異地点の位置情報および前記個別IDに基づき、前記特異事象が前記車両の走行環境を原因として発生した環境原因事象であるか否かの判断を行い、
    前記運転モードに基づき前記環境原因事象の原因となった前記走行環境を環境原因分類として分類し、
    前記環境原因事象、前記環境原因分類、および前記環境原因事象が発生した前記特異地点の位置情報を紐づけた前記要注意情報を作成する、
    請求項1に記載の情報収集分析装置。
  3. 前記プローブ情報は、前記特異事象が発生した特異地点の位置情報と、前記車両または前記車両のドライバに固有の個別IDとを含み、
    前記分析部は、
    前記特異地点の位置情報および前記個別IDに基づき、前記特異事象が前記車両または前記ドライバに固有の個別原因により発生した個別原因事象であるか否かの判断を行い、
    前記運転モードに基づき前記個別原因事象の原因となった前記個別原因を個別原因分類として特定し、
    前記個別原因事象、前記個別原因分類および前記個別IDを紐づけた前記要注意情報を作成する、
    請求項1または請求項2に記載の情報収集分析装置。
  4. 前記要注意情報を前記情報収集分析装置の外部に配信する配信部をさらに備える、
    請求項1に記載の情報収集分析装置。
  5. 前記プローブ情報および前記要注意情報は、前記特異事象が発生した前記特異地点の車線単位の位置情報を含む、
    請求項2に記載の情報収集分析装置。
  6. 前記情報収集部は、車線単位の道路形状データを有する高精度地図データベースと、サブメートル級の測位精度を有し前記車両の位置および走行車線を出力する高精度測位装置とを備えた前記車両から、前記高精度地図データベースと前記高精度測位装置とを用いて得られた前記特異地点の車線単位の位置情報を含む、前記プローブ情報を収集する、
    請求項5に記載の情報収集分析装置。
  7. 前記分析部は、
    同一の前記特異地点で複数の前記個別IDに発生した前記特異事象を前記環境原因事象と判断し、
    前記環境原因事象が発生した前記同一の特異地点において、前記第1運転モードで車線逸脱が発生し、前記第2運転モードおよび前記第3運転モードで車線逸脱が発生しない場合には、前記同一の特異地点を、前記ドライバの運転注意度が低下しやすい地点と分類する、
    請求項2に記載の情報収集分析装置。
  8. 前記分析部は、
    同一の前記特異地点で複数の前記個別IDに発生した前記特異事象を前記環境原因事象と判断し、
    前記環境原因事象が発生した前記同一の特異地点において、前記第1運転モードで車線逸脱が発生し、前記第2運転モードにおいてLKASが作動し車線逸脱が発生した場合には、前記同一の特異地点を、車線逸脱が起こりやすい道路形状の地点と分類する、
    請求項2に記載の情報収集分析装置。
  9. 前記分析部は、
    同一の前記特異地点で複数の前記個別IDに発生した前記特異事象を前記環境原因事象と判断し、
    前記環境原因事象が発生した前記同一の特異地点において、前記第2運転モードでLKASが作動せず車線逸脱が発生し、前記第3運転モードにおいて車線逸脱が発生した場合には、前記同一の特異地点を、LKASが作動しない地点と分類する、
    請求項2に記載の情報収集分析装置。
  10. 前記分析部は、
    同一の前記特異地点で複数の前記個別IDに発生した前記特異事象を前記環境原因事象と判断し、
    前記環境原因事象が発生した前記同一の特異地点において、前記第2運転モードまたは前記第3運転モードで車線逸脱が発生し、その際のLKASの作動割合が時間と共に低下した場合に、前記同一の特異地点を、道路状態が劣化しつつありLKAS動作が不安定な地点と分類する、
    請求項2に記載の情報収集分析装置。
  11. 前記分析部は、
    同一の前記特異地点で複数の前記個別IDに前記特異事象が発生した場合に、前記同一の特異地点を一般特異地点と定義し、
    特定の前記個別IDに前記特異事象が発生した前記特異地点のうち前記一般特異地点と異なる割合が予め定められた閾値以上である場合に、前記特定の個別IDに発生した前記特異事象を前記個別原因事象と判断する、
    請求項3に記載の情報収集分析装置。
  12. 前記分析部は、
    特定の前記個別IDに発生した前記個別原因事象において、前記第1運転モードで車線逸脱が発生し、前記第2運転モードでLKASが作動した場合に、前記特定の個別IDに発生した前記個別原因事象の前記個別原因を前記ドライバの運転技量が低い、と分類する、
    請求項3に記載の情報収集分析装置。
  13. 前記分析部は、
    特定の前記個別IDについて特定の道路区間において前記個別原因事象が発生した前記特異地点が時間の経過と共に増加する場合、前記特定の個別IDに発生した前記個別原因事象の前記個別原因を前記ドライバの運転技量低下、と分類する、
    請求項3に記載の情報収集分析装置。
  14. 前記分析部は、
    特定の前記個別IDについて、
    前記第2運転モードにおいて前記LKASが作動せずに車線逸脱が発生した前記特異事象である第1特異事象の前記特異地点と、前記第3運転モードにおいて車線逸脱が発生した前記特異事象である第2特異事象の前記特異地点とのうち、前記一般特異地点と異なる割合が予め定められた閾値以上である場合に、
    前記第1特異事象および前記第2特異事象を前記個別原因事象と判断し、前記第1特異事象および前記第2特異事象の前記個別原因をLKAS機能の劣化であると分類する、
    請求項11に記載の情報収集分析装置。
  15. 前記プローブ情報は、前記ドライバの脇見または覚醒低下に関する運転適性状態を表すドライバ状態を含み、
    前記分析部は、前記ドライバの運転注意度が低下しやすい地点という前記環境原因分類を行った前記環境原因事象の前記特異地点に、前記ドライバ状態に基づき、居眠り多発地点、または脇見多発地点というサブ環境原因分類を付与する、
    請求項7に記載の情報収集分析装置。
  16. 前記プローブ情報は、前記ドライバの脇見または覚醒低下に関する運転適性状態を表すドライバ状態を含み、
    前記分析部は、前記ドライバ状態が良好な運転適性状態を表す場合に、車線逸脱が起こりやすい道路形状の地点という前記環境原因分類を行った前記環境原因事象の前記特異地点に、運転に特に注意すべき地点というサブ環境原因分類を付与する、
    請求項8に記載の情報収集分析装置。
  17. 自動運転制御装置による自動運転制御が可能な車両のプローブ情報を作成して送信するプローブ情報生成装置と、
    前記プローブ情報生成装置から前記プローブ情報を受信する情報収集分析装置と、を備える情報収集分析システムであって、
    前記プローブ情報生成装置は、
    前記自動運転制御装置による前記自動運転制御のモードを表す運転モード、および前記自動運転制御装置によるLKASの作動状況を取得する情報取得部と、
    前記車両の車線逸脱を検出する車線逸脱検出部と、
    前記車線逸脱またはLKAS動作を含む特異事象が発生した場合に、前記特異事象の情報と、前記特異事象発生時の前記運転モードの情報と、を含む前記プローブ情報を生成するプローブ情報生成部と、
    前記プローブ情報を前記情報収集分析装置に送信するプローブ情報送信部と、を備え、
    前記情報収集分析装置は、
    前記プローブ情報を前記プローブ情報生成装置から受信する情報収集部と、
    前記運転モードに基づき前記特異事象の原因を原因分類として特定し、前記特異事象と前記原因分類とを紐づけた要注意情報を作成する分析部と、
    を備え、
    前記運転モードは、
    ドライバが前記車両のハンドル操作を行い、前記自動運転制御装置は前記ハンドル操作を実行しない第1運転モードと、
    通常時に前記ドライバが前記ハンドル操作を行い、前記自動運転制御装置が前記車線逸脱のおそれを検知した場合に前記ハンドル操作に介入してLKASを実行する第2運転モードと、
    前記自動運転制御装置が常に前記車両のハンドル操作を制御する第3運転モードとを含む、
    情報収集分析システム。
JP2025554388A 2023-10-31 2023-10-31 情報収集分析装置および情報収集分析システム Active JP7814636B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2023/039271 WO2025094269A1 (ja) 2023-10-31 2023-10-31 情報収集分析装置および情報収集分析システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2025094269A1 JPWO2025094269A1 (ja) 2025-05-08
JP7814636B2 true JP7814636B2 (ja) 2026-02-16

Family

ID=95581676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2025554388A Active JP7814636B2 (ja) 2023-10-31 2023-10-31 情報収集分析装置および情報収集分析システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7814636B2 (ja)
WO (1) WO2025094269A1 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004126888A (ja) 2002-10-01 2004-04-22 Nissan Motor Co Ltd 車両用情報提示装置
JP2018180843A (ja) 2017-04-11 2018-11-15 株式会社デンソー 車両のデータ記憶装置
JP2019139291A (ja) 2018-02-06 2019-08-22 株式会社デンソーテン 情報記録装置および情報記録方法
WO2022144952A1 (ja) 2020-12-28 2022-07-07 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP2022163745A (ja) 2021-04-15 2022-10-27 三菱電機株式会社 情報記録送信装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6093327B2 (ja) * 2014-04-28 2017-03-08 本田技研工業株式会社 走行支援装置及び車両

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004126888A (ja) 2002-10-01 2004-04-22 Nissan Motor Co Ltd 車両用情報提示装置
JP2018180843A (ja) 2017-04-11 2018-11-15 株式会社デンソー 車両のデータ記憶装置
JP2019139291A (ja) 2018-02-06 2019-08-22 株式会社デンソーテン 情報記録装置および情報記録方法
WO2022144952A1 (ja) 2020-12-28 2022-07-07 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP2022163745A (ja) 2021-04-15 2022-10-27 三菱電機株式会社 情報記録送信装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2025094269A1 (ja) 2025-05-08
JPWO2025094269A1 (ja) 2025-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US12600364B2 (en) Exhaustive driving analytical systems and modelers
US11685386B2 (en) System and method for determining a change of a customary vehicle driver
US11282388B2 (en) Edge-assisted alert system
US20200339160A1 (en) Method and system for analyzing the control of a vehicle
JP6179191B2 (ja) 運転診断装置,運転診断方法及びプログラム
US10460394B2 (en) Autonomous or partially autonomous motor vehicles with automated risk-controlled systems and corresponding method thereof
US9165477B2 (en) Systems and methods for building road models, driver models, and vehicle models and making predictions therefrom
US12049218B2 (en) Evaluating the safety performance of vehicles
US11951995B2 (en) Identifying driver and route characteristics based on vehicle data
WO2014207558A2 (en) Onboard vehicle accident detection and damage estimation system and method of use
WO2019030916A1 (ja) 車線情報管理方法、走行制御方法及び車線情報管理装置
Gordon et al. Advanced crash avoidance technologies (acat) program-final report of the volvo-ford-umtri project: safety impact methodology for lane departure warning-method development and estimation of benefits
CN114512002B (zh) 一种道路路面异常检测方法及装置
CN113256974A (zh) 车辆违章预警方法、装置、设备及存储介质
JP2025163173A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
CN113903191B (zh) 危险预测装置、系统、方法及记录有程序的记录介质
JP7814636B2 (ja) 情報収集分析装置および情報収集分析システム
JP2025114791A (ja) 運転評価装置、運転評価方法、運転評価プログラム及び記録媒体
JP7814632B2 (ja) 動作評価装置、動作評価方法、および、プログラム
LeBlanc et al. Field study of the level 2 Super Cruise using telematics data
CN115503722A (zh) 信息处理装置和驾驶评估系统
JP7809247B2 (ja) 走行情報生成装置、地図データ生成システムおよび走行情報生成方法
CN118397831B (zh) 一种基于行为特征捕捉的高速公路交通状态预测方法
JP7655881B2 (ja) 検知装置、検知方法及びプログラム
US20250173795A1 (en) Method to measure insurability based on relative operator performance

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20251006

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20251006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20260106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20260203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7814636

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150