JP7841323B2 - レーザ溶接用治具 - Google Patents
レーザ溶接用治具Info
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Description
本発明は、対向する面積が大きい複数の金属板であっても容易にレーザ溶接を行うことができるレーザ溶接用治具等を提供することを目的とする。
ここで、前記付与部は、素線が、前記レーザヘッドから照射された前記レーザ光の周囲に螺旋状に巻かれたコイルバネであっても良い。
また、前記支持部は、前記コイルバネによる振動を減衰するショックアブソーバを有しても良い。
また、前記支持部は、前記コイルバネによる振動を減衰するショックアブソーバと、当該ショックアブソーバの周囲に螺旋状に巻かれたバネと、を有しても良い。
また、前記付与部及び前記支持部は、エアシリンダにて構成されていても良い。
また、前記支持部は、前記第1台が前記第2台に対して、前記回転体が転がる方向に移動することを規制しても良い。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る冷却装置1の外観の一例を示す図である。
図2は、第1実施形態に係る冷却装置1を構成する部品を分解した図の一例である。
図3は、図1のIII-III部の断面の一例を示す図である。
第1部材10は、第1方向の一方(図3においては左側(以下、「第1側」と称する場合がある。))の端部における第2方向の中央部に板面から円柱状に上側に突出した第1突出部11を有している。第1突出部11における中央部には、円柱状の第1貫通孔111が形成されている。また、第1部材10は、第1方向の他方(図3においては右側(以下、「第2側」と称する場合がある。))の端部における第2方向の中央部に板面から円柱状に上側に突出した第2突出部12を有している。第2突出部12における中央部には、円柱状の第2貫通孔121が形成されている。
第2部材20は、第1方向の第1側の端部における第2方向の中央部に板面から円柱状に下側に突出した第1突出部21を有している。また、第2部材20は、第1方向の第2側の端部における第2方向の中央部に板面から円柱状に下側に突出した第2突出部22を有している。
第1部材10と第2部材20とは、第1貫通孔111及び第2貫通孔121が形成されている以外は同形状の部材であり、上下方向に直交する面に対して対称となるように配置されている。それゆえ、第1突出部11と第1突出部21、及び、第2突出部12と第2突出部22が対向する。
流路形成部材30は、薄板状の部材であり、貫通することにより冷却液の流路となる切り欠き31が形成されている。
切り欠き31は、3列の組電池100のそれぞれの列の下方に、第2方向の一方(図4においては上側(以下、「第3側」と称する場合がある。))の端部から第2方向の他方(図4においては下側(以下、「第4側」と称する場合がある。))の端部へ第2方向に平行に向かう部位と、第2方向の第4側の端部にて180度折り返す部位と、第2方向に平行に第4側の端部から第3側の端部に向かう部位とを有するU字状の切り欠きであるU字状路33を備えている。
吸入ジョイント40は、筒状の第1筒状部41と、第1筒状部41の下方に設けられた筒状の第2筒状部42と、を有する。
第1筒状部41及び第2筒状部42は円筒状であり、内径は同じである。第2筒状部42の外径は、第1筒状部41の外径よりも大きい。
第1筒状部41には、外周面から凹んだ凹部411が全周に亘って形成されている。凹部411にはOリング45が嵌め込まれている。
第2筒状部42における上下方向の中央部には、内部と外部とを連通するように上下方向に交差する方向に貫通する連通孔421が形成されている。連通孔421は、周方向の半分の領域に亘って形成されていることを例示することができる。
排出ジョイント50は、吸入ジョイント40と同じ形状であるので詳細な説明は省略するが、排出ジョイント50は、第1筒状部41、第2筒状部42にそれぞれ相当する、第1筒状部51、第2筒状部52を有している。
第1筒状部51には、外周面から凹んだ凹部511が全周に亘って形成されている。凹部511にはOリング45が嵌め込まれている。
第2筒状部52には、連通孔421に相当する連通孔521が形成されている。
以上のように構成された、第1部材10、第2部材20及び流路形成部材30は、レーザ溶接にて接合されている。レーザ溶接を施す部位は、第1部材10、第2部材20及び流路形成部材30の外周部であり、太線L1がレーザ光Lを照射する部位である。また、流路形成部材30に切り欠き31が形成された領域(図4に斜線を引いた領域)である第1領域R1の周囲を、第1部材10、第2部材20及び流路形成部材30をレーザ溶接にて接合する。第1領域R1の周囲の太線L2がレーザ光Lを照射する部位である。
なお、第1部材10と流路形成部材30、及び、第2部材20と流路形成部材30の両方を接着するのではなく、いずれか一方のみを接着しても良い。例えば、最も下方に配置された第2部材20と流路形成部材30とを接着し、上方に組電池100が配置された第1部材10と流路形成部材30とは接着しないようにしても良い。
また、接着剤にて接着する代わりに、粘着剤にて粘着しても良い。
次に、冷却装置1の製造方法について説明する。
先ず、第1部材10、第2部材20及び流路形成部材30それぞれを、例えばプレス加工にて製造する。また、吸入ジョイント40及び排出ジョイント50それぞれを、例えば金型鋳造及び切削加工にて製造する。
先ず、第2部材20の下面形状に沿う上面を有する溶接台155(図9参照)の上に第2部材20を載せ、第2部材20の上に流路形成部材30を載せて、第2部材20と流路形成部材30とを接触させる。流路形成部材30を載せる際には、切り欠き31が形成された領域を含む第1領域R1内における、隣り合う切り欠き31間に接着剤を塗っておく。
流路形成部材30に形成された切り欠き31は、3つのU字状路33、第1接続路34a、第2接続路34b、円弧状部36a、平行部36bを有しており、第2方向の第3側の端部から第4側の端部へと第2方向に平行に向かう部位と、第2方向の第4側の端部から第3側の端部へと第2方向に平行に向かう部位とが交互に繰り返すように折り返す部位を有している。言い換えれば、切り欠き31は、Uターンを繰り返している。本実施形態においては、流路形成部材30の下面(第2部材20に対向する面)の第1領域R1内における、隣り合う切り欠き31間に接着剤を塗る。例えば、図5に示すように、Uターンしている切り欠き31におけるU字の側辺間に接着剤を塗る。
次に、第2部材20の第1突出部21(図2参照)に吸入ジョイント40の第2筒状部42を載せるとともに、第2部材20の第2突出部22(図2参照)に排出ジョイント50の第2筒状部52を載せる。また、流路形成部材30の上面(第1部材10に対向する面)の第1領域R1内における、隣り合う切り欠き31間に接着剤を塗る。例えば、図6に示すように、Uターンしている切り欠き31におけるU字の側辺間に接着剤を塗る。
図7は、レーザ溶接を施す方法の一例を示す図である。なお、図7においては、後述するレーザ溶接用治具200を省略して示している。
第1部材10、流路形成部材30及び第2部材20の重ね合わせ部位における第1部材10に向けてレーザ光Lを照射し、レーザヘッド151を、第1部材10の外周部の形状に沿って移動させてレーザ光Lを連続的に照射することで、第1部材10と流路形成部材30と第2部材20とを接合する。図4の太線L1が、レーザ溶接が施された部位である。
次に、レーザ溶接を施す際に用いるレーザ溶接用治具200について説明する。
図8は、レーザ溶接用治具200の概略構成の一例を示す図である。
図9は、レーザ溶接用治具200の断面の一例を示す図である。
レーザ溶接用治具200は、レーザ光Lを照射するレーザヘッド151を保持する第1台210と、レーザ光Lが照射される被照射部材の一例としての第1部材10に接触して第1部材10の板面に沿って転がる回転体230を保持するとともに、レーザ光Lを透過する第2台220とを備える。また、レーザ溶接用治具200は、第1台210と第2台220との間に配置されて、第1台210と第2台220とに対して第1台210と第2台220とが離れる方向の力を付与する付与部の一例としてのコイルバネ240を備える。また、レーザ溶接用治具200は、コイルバネ240により付与された力を受けて第2台220が第1台210に対して離れる方向へ移動するのを支持する支持部250を備える。
支持軸251を第2台220に固定する態様は特に限定されない。支持軸251は、例えば、第2台220に形成された周囲孔222に圧入されていることを例示することができる。あるいは、支持軸251は、ボルトやビス等の締付部材にて第2台220に固定されていても良い。
図10は、第2実施形態に係るレーザ溶接用治具300の断面の一例を示す図である。
第2実施形態に係るレーザ溶接用治具300は、第1実施形態に係るレーザ溶接用治具200に対して、支持部250に相当する支持部350が異なる。以下、第1実施形態と異なる点について説明する。第1実施形態と第2実施形態とで、同じものについては同じ符号を用い、その詳細な説明は省略する。
バルブ354は、ピストン352に形成された複数の貫通孔の内の第1貫通孔における上側の端部を塞ぐ上側バルブ354aと、ピストン352に形成された複数の貫通孔の内の第2貫通孔における下側の端部を塞ぐ下側バルブ354bとを有する。
<第3実施形態>
図11は、第3実施形態に係るレーザ溶接用治具400の断面の一例を示す図である。
第3実施形態に係るレーザ溶接用治具400は、第2実施形態に係るレーザ溶接用治具300に対して、支持部350に相当する支持部450が異なる。以下、第2実施形態と異なる点について説明する。第2実施形態と第3実施形態とで、同じものについては同じ符号を用い、その詳細な説明は省略する。
より具体的には、支持部450は、シリンダ351の外側に固定された、コイルバネ455の下端部を支持するバネシート456を有している。コイルバネ455は、下端部がバネシート456に支持され、上端部が第1台210の下面に支持されて、第1台210と第2台220とが離れる方向の力を付与する、圧縮コイルバネである。
図12は、第4実施形態に係るレーザ溶接用治具500の概略構成の一例を示す図である。
第4実施形態に係るレーザ溶接用治具500は、第1実施形態に係るレーザ溶接用治具200に対して、支持部250に相当する支持部550、及び、コイルバネ240を備えていない点が異なる。以下、第1実施形態と異なる点について説明する。第4実施形態と第1実施形態とで、同じものについては同じ符号を用い、その詳細な説明は省略する。
Claims (4)
- レーザ光を照射するレーザヘッドを保持する第1台と、
前記レーザヘッドから照射された前記レーザ光が照射される板状の被照射部材に接触して当該被照射部材の板面に沿って転がる回転体を支持するとともに、当該レーザ光を透過する第2台と、
前記第1台と前記第2台との間に配置されて、当該第1台と当該第2台とに対して当該第1台と当該第2台とが離れる方向の力を付与する付与部と、
前記付与部により付与された力を受けて前記第2台が前記第1台に対して前記方向へ移動するのを支持する支持部と、
を備え、
前記付与部は、素線が、前記レーザヘッドから照射された前記レーザ光の周囲に螺旋状に巻かれたコイルバネである、
レーザ溶接用治具。 - 前記支持部は、前記コイルバネによる振動を減衰するショックアブソーバを有する、
請求項1に記載のレーザ溶接用治具。 - 前記支持部は、前記コイルバネによる振動を減衰するショックアブソーバと、当該ショックアブソーバの周囲に螺旋状に巻かれたバネと、を有する、
請求項1に記載のレーザ溶接用治具。 - 前記支持部は、前記第1台が前記第2台に対して、前記回転体が転がる方向に移動することを規制する、
請求項1から3のいずれか1項に記載のレーザ溶接用治具。
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