JP7843520B2 - アダプタとアダプタを装着した車両 - Google Patents
アダプタとアダプタを装着した車両Info
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Description
通例、複動シリンダに対応した油圧ニット(油圧ポンプ、ドレン、ジョイントなどをセットにした機器)を備えたトラクタを、複動シリンダを有するトレーラと接続する自然な組み合わせで使われてきた。
当然のことながら、複動シリンダに対応した流体圧ユニットは、流体を送り戻すために2つのジョイントを備えている。他方、アクチュエータが単動シリンダであるトレーラは、流体を入排出する連結ジョイントを一つしか有していない。両者を接続することには、無理があった。
流体圧ユニット2は、流体送り管23とドレン管24と切換弁27を備え、流体送り管23は、一端が流体ポンプ22に繋がり、他端は切換弁27に繋がるものであり、ドレン管24は、一端がドレン25に繋がり、他端は切換弁27に繋がるものであり、切換弁27は、少なくとも流体送り管23とドレン管24への流路を切り替えることが出来るものであり、アクチュエータACに向けた少なくとも2つのポートA・Bを備え、2つのポートA・Bの一方はユニット第1ジョイント231に繋がっており、他方はユニット第2ジョイント241に繋がっており、流体送り管23とドレン管24は切換弁27の手前側で連通管26に繋がれており、連通管26は、途中に設定圧可変な第2流体圧設定弁261を有し、第2流体圧設定弁261は設定された第2設定圧を超えると、第2流体圧設定弁261が開き流体送り管23からドレン管25に向けて流体を流すことで第2設定圧を維持するものであり、アクチュエータACは単動シリンダであり、連結ジョイント511を備え、アダプタ3は、アダプタ第3ジョイント33が連結ジョイント511と連結され、アダプタ第1ジョイント31はユニット第1ジョイント231と接続され、アダプタ第2ジョイント32はユニット第2ジョイント241と接続されることを特徴とする車両1とすることで課題を解決した。
図1は、従来例の複動シリンダ4を有する車両1の概念図である。図1(A)は、車両1と流体圧ユニット2の説明図である。
トラクタ11は、流体圧ユニット2を有している。流体圧ユニット2は、図示されていない流体ポンプ22、流体ポンプ22を駆動するモータ21や切換弁27などが内蔵されている。
ユニット第1ジョイント231は、アクチュエータACである複動シリンダ4を作動させる第1流路41と接続するためのジョイントであり、第1流路ジョイント411と連結される。ユニット第2ジョイント241は、アクチュエータACである複動シリンダ4を作動させる第2流路42と接続するためジョイントであり、第2流路ジョイント421と接続される。
図2は、従来例の複動シリンダ4(AC)を駆動するための流体圧回路図である。いくつかのジョイント(411、421、231、241)が図示されているが、説明のため対応するジョイント同士を接続しない状態で図示している。複動シリンダ4(AC)を機能させるには、各々のジョイントが接続される必要がある。
従来のアクチュエータACは複動シリンダ4であり、第1流路41と第2流路42があり、第1流路ジョイント411と第2流路ジョイント421を備えている。
アクチュエータAC側に向いた2つのポートはポートAがユニット第1ジョイント231繋がっており、ポートBがユニット第2ジョイント241に繋がっている。
ユニット第1ジョイント231とユニット第2ジョイント241の位置は、流体圧ユニット2側にある(図1(C))。
図3は、実施例1の単動シリンダ5を有する車両1の概念図である。図3(A)は、車両1と流体圧ユニット2の説明図である。
本発明の車両1は、トラクタ11とトレーラ12に分離されているものに限らない。本明細書は、説明を簡単にするために、トラクタ11側に流体圧ユニット2があり、トレーラ12側にアクチュエータACとして単動シリンダ5を備えた車両1を実施例1として説明する。
実施例1の単動シリンダ5は、テレスコープ型単動シリンダを例にしている。単動シリンダ5は、テレスコープ型単動シリンダに限らず、どのようなものでもよい。
図3(A)のように、流体圧ユニット2は、荷台121を昇降する単動シリンダ5(図示せず)と接続される。
アクチュエータACは単動シリンダ5であり、連結ジョイント511を備えている。
アダプタ3は、アダプタ第3ジョイント33が連結ジョイント511と連結されている。アダプタ第1ジョイント31はユニット第1ジョイント231と接続され、アダプタ第2ジョイント32はユニット第2ジョイント241と接続されている。
図4は、実施例1の単動シリンダ5を駆動するための流体圧回路図である。
アダプタ3は、一側(流体圧ユニット2側)にアダプタ第1ジョイント31とアダプタ第2ジョイント32を備え、他側(単動シリンダ5側)にアダプタ第3ジョイント33を備えている。
アダプタ第1ジョイント31とアダプタ第3ジョイント33は第1の管35で繋がれており、アダプタ第2ジョイント32は、第2の管36が取り付けられている。
第2の管36は、第1の管35と繋がれており、途中に設定圧可変な第1流体圧設定弁361を有している。
第1流体圧設定弁361は設定された第1設定圧を超えると、第1流体圧設定弁361が開き第2の管36の流路を開放し、アダプタ第2ジョイント32に向けて流体を流すことで第1設定圧を維持する。
実施例1の目的は、従来のトラクタ11の複動シリンダ4用の流体圧ユニット2を使って、単動シリンダ5を動かすことにあり、実施例1の流体圧ユニット2は、従来のトラクタ11に備え付けられたものと変わらず、そのまま使われる。
そのため、流体圧ユニット2の詳細は、上述の(従来の流体回路)の項で説明したとおりであり、省略する。
アダプタ3の流体圧ユニット2との接続は、次のとおりである。
アダプタ第1ジョイント31はユニット第1ジョイント231と接続され、アダプタ第2ジョイント32はユニット第2ジョイント241と接続される。
アダプタ第1ジョイント31とアダプタ第3ジョイント33は第1の管35で繋がれている。そして、アダプタ第2ジョイント32は、第2の管36が取り付けられており、第2の管36は、第1の管35と繋がれており、途中に設定圧可変な第1流体圧設定弁361を有する。
第1流体圧設定弁361は設定された第1設定圧を超えると、第1流体圧設定弁361が開き第2の管36の流路を開放し、アダプタ第2ジョイント32に向けて流体を流すことで第1設定圧を維持する。
図中アダプタ3にある第1流体圧設定弁361の設定圧は17MPaに設定されており、流体圧ユニット2にある第2流体圧設定弁261は25MPaに設定されている。
図5は切換弁27を伸長ポジションにしたときの流体の流れを説明する図である。流体ポンプ22で昇圧された流体は、流体送り管23に送り出される。流体送り管23の流体圧は、第2流体圧設定弁261の作用により、25MPaになっており、切換弁27のAポートを通ってユニット第1ジョイント231を経由しアダプタ3に送られる。アダプタ第1ジョイント31は、ユニット第1ジョイント231と接続されており、25MPaで送られた流体を第1の管35へと送り出す。第1の管35は第2の管36と接続されており第1流体圧設定弁361の設定圧が17MPaに設定されているため、第1流体圧設定弁361が開く。第1の管35から第2の管36に向かって一部流体が流れることで、第1の管35内の流体圧は降下し設定圧である17MPaとなる。第1の管35の出口であるアダプタ第3ジョイント33は、単動シリンダ5の連結ジョイント511と接続されており、流体を単動シリンダ5へと送ることで、単動シリンダ5が伸長する。
図6は切換弁27を縮小ポジションにしたときの流体の流れを説明する図である。
流体ポンプ22で昇圧された流体は、流体送り管23に送り出される。流体送り管23の流体圧は、第2流体圧設定弁261の作用により、25MPaになっており、切換弁27のBポートを通ってユニット第2ジョイント241経由しアダプタ3に送られる。ユニット第2ジョイント241は、アダプタ第2ジョイント32と接続されており、第2の管36に送られるが、アダプタ第2ジョイント32から流入した流体は、第1流体圧設定弁361で行く手を阻まれており、それ以上アダプタ3内を流れることができない。流れを阻まれた流体は、流体圧ユニット2の流体送り管23内の流体圧を上昇させ、第2流体圧設定弁261の設定圧を超えるため、ドレン管24へ向かう流路が開かれドレンされる。
荷台121を昇降させるアクチュエータACが複動シリンダ4の場合、単動シリンダ5に比べて高い設定圧を要求することがある。複動シリンダ4を備えたトレーラ12をトラクタ11から外して、単動シリンダ5を備えたトレーラ12に付け替える場合、流体圧ユニット2にある第2流体圧設定弁261を調整して設定圧を17MPaに変更することができる。
しかしながら、元の複動シリンダ4を備えたトレーラ12に戻そうとしたときに、再び第2流体圧設定弁261を調整して設定圧を25MPaに再調整する必要があり手間がかかっていた。
トラクタ11が単動シリンダ5を備えたトレーラ12と複動シリンダ4を備えたトレーラ12を頻繁に交換する場合、アダプタ3は設定圧の調整を不要にし、作業効率を大幅に向上させる。
作業者は、複数ある単動シリンダ5の設定圧の数だけアダプタ3を用意し、それぞれアダプタ3の第1流体圧設定弁361の設定圧を変えておくことができる。作業者、接続するトレーラ12の単動シリンダ5の設定圧に調整済のアダプタ3を選んで、使うだけでよく、一切設定圧の設定変更を行う必要が無くなる。
また、前述の各実施の態様は、その目的および構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの技術を流用して組み合わせることが可能である。
1 車両
11 トラクタ
12 トレーラ
121 荷台
2 流体圧ユニット
21 モータ
22 流体ポンプ
23 流体送り管
231 ユニット第1ジョイント
24 ドレン管
241 ユニット第2ジョイント
25 ドレン
26 連通管
261 第2流体圧設定弁
27 切換弁
28 圧力計
3 アダプタ(実施例)
31 アダプタ第1ジョイント
32 アダプタ第2ジョイント
33 アダプタ第3ジョイント
35 第1の管
36 第2の管
361 第1流体圧設定弁
4 複動シリンダ
41 第1流路
411 第1流路ジョイント
42 第2流路
421 第2流路ジョイント
5 単動シリンダ
511 連結ジョイント
Claims (2)
- 一側にアダプタ第1ジョイントとアダプタ第2ジョイントを備え、他側にアダプタ第3ジョイントを備え、
アダプタ第1ジョイントとアダプタ第3ジョイントは第1の管で繋がれており、
アダプタ第2ジョイントは、第2の管が取り付けられており、
第2の管は、第1の管と繋がれており、途中に設定圧可変な第1流体圧設定弁を有し、
第1流体圧設定弁は設定された第1設定圧を超えると、第1流体圧設定弁が開き第2の管の流路を開放し、アダプタ第2ジョイントに向けて流体を流すことで第1設定圧を維持するアダプタがあり、
前記アダプタは車両に取付けられ、
前記車両は、流体ポンプとドレンを備えた流体圧ユニットとアクチュエータを備え、
前記流体圧ユニットは、流体送り管とドレン管と切換弁を備え、
前記流体送り管は、一端が前記流体ポンプに繋がり、他端は前記切換弁に繋がるものであり、
前記ドレン管は、一端が前記ドレンに繋がり、他端は前記切換弁に繋がるものであり、
前記切換弁は、少なくとも前記流体送り管と前記ドレン管への流路を切り替えることが出来るものであり、前記アクチュエータに向けた少なくとも2つのポートを備え、
前記2つのポートの一方はユニット第1ジョイントに繋がっており、他方はユニット第2ジョイントに繋がっており、
前記流体送り管と前記ドレン管は前記切換弁の手前側で連通管に繋がれており、
前記連通管は、途中に設定圧可変な第2流体圧設定弁を有し、
前記第2流体圧設定弁は設定された第2設定圧を超えると、前記第2流体圧設定弁が開き前記流体送り管から前記ドレン管に向けて流体を流すことで前記第2設定圧を維持するものであり、
前記アクチュエータは単動シリンダであり、連結ジョイントを備え、
前記アダプタは、アダプタ第3ジョイントが前記連結ジョイントと連結され、アダプタ第1ジョイントはユニット第1ジョイントと接続され、アダプタ第2ジョイントはユニット第2ジョイントと接続されることを特徴とする車両。
- 請求項1の車両は、トラクタとトレーラであり、前記トラクタは前記流体圧ユニットを有し、前記トレーラは単動シリンダを有することを特徴とする車両。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024004274A JP7843520B2 (ja) | 2024-01-16 | 2024-01-16 | アダプタとアダプタを装着した車両 |
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| JP2024004274A JP7843520B2 (ja) | 2024-01-16 | 2024-01-16 | アダプタとアダプタを装着した車両 |
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| JP7843520B2 true JP7843520B2 (ja) | 2026-04-10 |
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Family Applications (1)
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| JP2024004274A Active JP7843520B2 (ja) | 2024-01-16 | 2024-01-16 | アダプタとアダプタを装着した車両 |
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- 2024-01-16 JP JP2024004274A patent/JP7843520B2/ja active Active
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