JPH01101435A - 路面摩擦係数検出装置 - Google Patents

路面摩擦係数検出装置

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Publication number
JPH01101435A
JPH01101435A JP62260452A JP26045287A JPH01101435A JP H01101435 A JPH01101435 A JP H01101435A JP 62260452 A JP62260452 A JP 62260452A JP 26045287 A JP26045287 A JP 26045287A JP H01101435 A JPH01101435 A JP H01101435A
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JP
Japan
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vehicle
friction coefficient
road surface
surface friction
detection means
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Application number
JP62260452A
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English (en)
Inventor
Kenichi Watanabe
憲一 渡辺
Akihiko Miyoshi
三好 晃彦
Shoichi Kamimura
上村 昭一
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両のタイヤと路面との間の路面摩擦係数を
検出する摩擦係数検出装置に係り、特に車両の動特性に
応じた路面摩擦係数を検出するようにしたものに関する
(従来の技術) 従来より、車両のタイヤと路面との間の路面摩擦係数を
検出する摩擦係数検出装置として、例えば特開昭59−
148769号公報に開示される如く、前輪の舵角に応
じて路面摩擦係数の値を複数個予測し、該予測された摩
擦係数にそれぞれ対応する横加速度を演算して、該演算
された横加速度と実測された横加速度とを比較し、最も
近い値に対応する予測摩擦係数を選択することにより、
実際の摩擦係数を推定し、この推定した摩擦係数を用い
て旋回走行時の後輪舵角を制御しようとす−るものが知
られている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来のものでは、摩擦係数が一定で
あると仮定し、操舵入力に対する車両の横加速度やヨー
レイト等の過渡応答つまり動特性が同等考慮されていな
い。したがって、ハンドルの操舵角度の変化がない状態
、つまり定常用を描く旋回走行時等の定常状態ではある
程度の推定精度を確保することができるが、現実には、
そのような定常状態はごくまれである。すなわち、上記
従来のものでは、十分信頼し得る路面摩擦係数を導出し
て正確な旋回走行制御に供することができない。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目
的は、操舵入力に対する車両の動特性をも考慮して路面
摩擦係数を検出することにより、旋回走行時等に路面摩
擦係数の変化を検出し、旋回走行制御等に有用な路面摩
擦係数検出装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明の解決手段は、第1図に
示すように、車両のタイヤと路面との間の摩擦係数を検
出する摩擦係数検出装置を対象とする。
そして、車両重心点の横加速度aY等の車両の運動状態
を検出する運動状態検出手段51と、前後輪舵角δF、
δRなどの操舵状態を検出する操舵状態検出手段37と
、車両の速度Vを検出する車速検出手段53と、車両の
重量m、車両の重心点と前後輪軸との距離a、  b、
標準状態における前輪および後輪のタイヤコーナリング
パワーKF。
KR並びに車両のヨー慣性モーメントエなどの車両のス
タビリテイファクタを記憶する記憶手段31と、上記運
動状態検出手段51および操舵状態検出手段37の出力
を受け、該両検出手段37゜53の検出値の微分値を演
算する微分値演算手段38と、上記車速検出手段53お
よび微分値演算手段38の出力値と上記記憶手段31の
記憶内容とに応じて、車両の基本的な運動方程式から導
出される式 %式%) (ただし、c−a+b、KmKp +KR,sはラプラ
ス演算子)に基づき、路面摩擦係数μを演算する摩擦係
数演算手段39とを設ける構成としたものである。
ここに、上記(1)式は以下のようにして導出されたも
のである。
すなわち、第4図に示すように、車両の旋回時において
タイヤに働く力の釣り合いから、基本的な下記の運動方
程式、 m、aY−2Fp +2FR(3) ■、チー2afFp−2b−FR(4)FF−μmKF
(δF−β−a・γ/V’)    (5)FR−p−
Kq(δR−β+b・r/V)    (6)ただし、
 v(j+γ)−av      (7)(ここで、F
F、FRはそれぞれ前輪2.後輪3のコーナリングフォ
ース、γはヨーレイトである)を得るが、上記式(3)
〜(7′)から、FF、PR,β。
γ、テを消去すると、 [m・I−V’s’+ 2μ・V (m (a’KF+
 b’KR) +1・K)・s +4 c’KF−KR
・u”−2μ・m−V’ (a−KF−b−KR)]a
v= 2 a−1−V” (KF4 F +Kn−6n ) 
・s + 4 u”V−KF−KR9C(b−δp+a
−δR)−s + 4 μ’V’Kp・KR−C・(δ
F−δR)          (8)を得る(ただし
、Sはラプラス演算子、K−KF+KR%cma+b)
ここで、Sの二乗項は過渡応答の高周波成分であって、
通常無視し得るので零とおき、上式の両辺をμで除する
ことにより、 u = [V (m (a’Kp + b’KR) +
 I−K)・s −m−V’Ca−Kr−−b−KR)
]  av/2cmKF−KR+V  (b−δF+a
−δR)−8+V’(δF−δR)  −c−a Y 
l           (1)’を得る。
そして、さらに上式の分子、分母にSを乗じることによ
り、 u= [V  (m (a’KF+b”KR)+ l−
K1・s −m−V”Ca−KF−b−KR)] MY
/2 C−KF、Kq  (V Cb−jr−+a−a
t:z )・S +V’Cjt:6R)−c−my) つまり上記(1)式を得る。
(作用) 以上の構成により、本発明では、車両の旋回走行時等に
おいて、運動状態検出手段51で検出された車両重心点
の横加速度a ’I’ s操舵状態検出手段37で検出
された前後輪舵角δF、δRなどに応じて、微分値演算
手段38により、それらの微分値が演算され、さらに、
摩擦係数演算手段39より、該微分値演算手段38およ
び上記車速検出手段53の出力値と記憶手段31に記憶
された車両のスタビリテイファクタとに応じて、車両の
基本的な運動方程式から導かれる上記(1)式に基づき
、車両の動特性に対応したタイヤと路面との間の路面摩
擦係数μが算出される。
その場合、路面摩擦係数μを演算するパラメータとして
、各変数つまり車両重心点の横加速度aY1前後輪舵角
δF、δRなどの微分値を利用しているので、各変数の
値が小さいときにも演算誤差が増大することなく、正確
に路面摩擦係数μが算出される。
よって、車両の動特性に応じた路面摩擦係数μの変化を
速やかに検出することができ、このように導出された路
面摩擦係数μを車両の旋回走行制御等に利用することに
より、例えC−圧雪路の旋回走行等においても安定した
走行を行うことができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について、第2図以下の図面に基
づき説明する。
第2図は、本発明を適用した車両の4輪操舵装置の構成
を示し、2.2は車両の左右の前輪、3゜3は左右の後
輪である。5は上記前輪2,2の舵角δFを調節する前
輪操舵機構である。該前輪操舵機構5は、前輪2,2を
回転自在に支持するとともにジヨイント部6aを介して
車体に支持された左右一対のナックル部材6.6と、該
ナックル部材6.6のナックルアーム部6b、6bにそ
れぞれ一端が連結された左右一対のタイロッド8゜8と
、該一対のタイロッド8,8の各他端同士をそれぞれ両
端で連結してなるラック軸9と、ハンドル4の回転をピ
ニオンとラック(いずれも図示せず)を介して上記ラッ
ク軸9の左右の移動に変換させるステアリングギヤ機構
1Gとを主要部材として構成されている。
そして、該前輪操舵機構5において、ハンドル4が一定
の操舵角θで回転されると、°ステアリングギヤ機構1
0によりラック軸9を介してタイロッド8,8が左右方
向に移動し、その移動により、ナックル部材6,6がジ
ヨイント部5a、5aの回りにそれぞれ回動させられて
、前輪2.2カーフロントギヤ比2(−θ/δF)に応
じた前輪舵角δFで転舵させられるようになされている
また、上記後輪3,3側には、左右の後輪3゜3を上記
前輪操舵機構5による前輪2,2の転舵に伴なって転舵
させるための後輪操舵機構12が設けられている。該後
輪操舵機構12は、上記前輪操舵機構5と同じ機能を有
する各要素、つまり一対のナックル部材13.13と、
タイロッド14.14と、ラック軸15とを有するとと
もに、該ラック軸15のラック部15aに先端のピニオ
ン部16aで噛合するピニオン軸16と、該ピニオン軸
16の他端に取付けられた傘歯車18と、該傘歯車18
に噛合する傘歯車19を出力軸に取付けてなるパルスモ
ータ20とを主要部材として構成されている。
そして、上記前輪操舵機構5による前輪舵角δFの調節
に応じて、後述の制御ユニット21によりパルスモータ
20が駆動されると、パルスモータ20の回転駆動力が
2つの傘歯車19.1g、ピニオン部16aおよびラッ
ク部15aを介してラック軸15の左右方向の運動に変
換されるようになされている。
さらに、上記後輪操舵機構12のラック軸15には、そ
の車幅方向の往復運動をアシストするためのパワーシリ
ンダ23が配設されていて、該パワーシリンダ23は、
ラック軸15に一体的に取付けられたピストン23aと
、該ピストン23aによって仕切られる2つの油圧室2
3b、23cとを有している。また、該油圧室23b、
23cはそれぞれ油圧通路24.25を介してコントロ
ールバルブ26に連通している。該コントロールバルブ
26は、油供給通路27および油戻し通路28を介して
ポンプ駆動用モータ30により回転駆動される油圧ポン
プ29に連通するようになされている。
上記コントロールバルブ26は、ビニオン軸16の回転
方向に応じてパワーシリンダ23の油圧室23b、23
cに対する油圧の供給を制御するものである。すなわち
、パルスモータ20の回転駆動力により後輪3.3を転
舵すべく、傘歯車18.19およびビニオン軸16を介
してラック軸15が車幅方向に移動させられるとき、後
輪3゜3の転舵方向に応じて、油圧供給通路27および
油圧戻し通路28と、各油圧通路24.25と、各油圧
室23b、23Cとの連通関係を切換え、パワーシリン
ダ23の油圧室23b、23Cに対する圧油の給排によ
り、ラック軸15の車幅方向の移動を助成し、後輪3.
3を所定の後輪舵角δRだけ転舵させるようになされて
いる。
次に、21は、上記パルスモータ20およびポンプ駆動
用モータ30を制御する制御ユニットであって、該制御
ユニット21には、下記各センサ51〜53の信号が入
力されている。すなわち、51は車両の旋回走行時等に
おいて車体に作用する車幅方向の力つまり横力から横加
速度aYを検出する運動状態検出手段としての横力セン
サ、52はハンドル舵角θから予め定められた所定のフ
ロントギヤ比2に基づき前輪舵角δFを検出する舵角セ
、ンサ、53は左方の前輪2の回転数に基づき車速Vを
検出する車速検出手段としての車速センサである。
そして、上記制御ユニット21は、第3図に示すように
、車両の重量m1車両の重心点と前後輪軸との距離a、
  b、標準状態における前輪および後輪のタイヤコー
ナリングパワーKF、KR,車両のヨー慣性モーメント
Iなどの車両のスタビリテイファクタ、後述の路面摩擦
係数μの演算式、転舵比特性、などの制御に必要なデー
タを記憶する記憶手段としての記憶部31と、外部スイ
ッチSWの切換えを検知して、車両の横滑り角βが零の
制御を行う側になっているか否か(後述する)を判別す
るとともに、その判別結果に応じて上記記憶部31に設
定されている路面摩擦係数μの演算式を切換える切換器
32と、該切換器32の判別結果および選択された路面
摩擦係数μの演算式に基づき上記各センサ類の出力に応
じて、路面とタイヤとの間の路面摩擦係数μを演算する
摩擦係数演算部33と、該摩擦係数演算部33の出力に
応じて記憶部31に記憶された転舵比特性から適正な転
舵比特性を選択する転舵比特性選択部34と、該転舵比
特性選択部34で選択された転舵比Rに基づき転舵比R
つまり後輪舵角δRを演算するとともに、上記摩擦係数
演算部33における路面摩擦係数μの演算のための後輪
舵角δRを検出する機能を有する後輪舵角演算部35と
、該後輪舵角演算部35の出力を受け、上記パルスモー
タ20およびポンプ駆動用モータ3Gを駆動するための
パルス信号を形成するパルス信号形成部36と、該パル
ス信号形成部36から得られたパルス信号に基づいてパ
ルスモータ20およびポンプ駆動用30を駆動する駆動
部MCとで形成されている。ここで、上記舵角センサ5
2および後輪舵角演算部35により、前後輪舵角δF、
δRなどの操舵状態を検出する操舵状態検出手段37が
構成されている。
そして、本発明の特徴として、上記記憶部31には、以
下のようにして定められた路面摩擦係数μの演算式が設
定されている。
すなわち、第4図に示すように、車両の旋回時において
タイヤに働く力の釣り合いから、下記に示す基本的な前
出の運動方程式(3)〜(7)m−aY−2FF+2F
R 1、チー2a−FE−2b−FR FF−u・KF CδF−β−a・γ/v)FR−μ・
KR(δR−β+b−7/V)ただし、 ■(/j+γ
) −aY (ここで、FF、PRはそれぞれ前輪2.後輪3のコー
ナリングフォース、γはヨーレイトである)を得るが、
上記式(3)〜(7)から、FF、FR,β。
γ、子を消去すると、 [m−1−V”s”+ 2 B−V (m (a’Kp
 + b’KR) +1−Kl ・s + 4 c”K
p−KR・tt’ −2B−m−V” (a−Kp−b
−Kq)]av− 2μm1−V” CKt−6F + KR・6 R)−
8+ 4 B”V・KF−KR−c (b−δF+a−
δR)−s + 4 μ’V’KF・KR−C(δF−
δR) つまり前出の(8)式を得る(ただし、Sはラプラス演
算子、K−Kp +kRs c−a+b)oここで、S
の二乗項は過渡応答の高周波成分であって、通常無視し
得るので零とおき、上式の両辺をμで徐することにより
、 u= [V (m (a”KF+btKR) + I・
K1−5−m−V’Ca−KF−b−KR)]  aY
/2 c−Kr:KR(V (b−δp+a−δR)−
S +V’ (δF−δR)−c−avl つまり前出の(1)′式を得る。
そして、さらに上式の分子、分母にSを乗じることによ
り、 u = [V  (m (a’KF+ b”KR) +
 I−K)−s −m−V”(a−KF−b−KR)]
 :aY/2cmKFKR(V (b−jp +a−6
R>・s+V (15F6R)−c−My) つまり前出の(1)式を得る。
すなわち、路面摩擦係数μが、車両の慣性質量m1車両
重心点と前輪軸間の距離a1車両重心点と後輪軸間の距
離b、標準状態における前輪2及び後輪3のコーナリン
グフォースK F、K Rsヨー慣性モーメント■等の
スタビリテイファクタと、車両重心点の横加速度a ’
+’ s前輪舵角δF、後輪舵角δRなどの変数の微分
値並びに車速Vなどの値とから求まることになる。
なお、特に4輪操舵でβを零とする制御を行うようなも
のでは、上記方程式(3)〜(7)においてβ−〇とす
れば、より簡単な式 %式%( さらに、上式の右辺の分子2分母にSを乗じることによ
り μmm−Av/2 (Kr−jp +KR−jR−(A
y/V”)  Ca−KF−b−Kq ) )    
  (2)を得る。本実施例では、車両の制御の種類に
応じて、路面摩擦係数μを演算する基本的な運動方程式
として、上記(1)または(2)式を上記切換器32に
より切換えるようにしている。
上記記憶部31には、上記転舵比特性選択部34で選択
すべき転舵比特性が設定されている。すなわち、二の転
舵比特性は、第6図に示すように、基本的に、転舵比R
を車速Vが小さいときには逆位相側に、車速Vが大きい
ときには同位相側になるように連続的に変化させるとと
もに、路面摩擦係数μの変化に応じて、3種類の転舵比
特性に切換えるものである。例えば、路面摩擦係数μが
標準的な値のときには、図中曲線r2のごとくなるのに
対し、路面摩擦係数μが比較的小さいときには、曲線r
1のごとく転舵状態の位相が逆転する      −車
速Vlの値を上記標準特性の同車速v2よりも低い側に
、逆に路面摩擦係数μが比較的大きいときには、図中曲
線r3のごとく位相逆転の車速値■3を高い側にそれぞ
れ設定されている。
次に、第5図は、上記摩擦係数演算部33において所定
のサンプリング周期ごとに行われる路面摩擦係数μの演
算手順を示し、まず、ステップS1で上記車速センサ5
3、横力センサ51、舵角センサ52および後輪舵角演
算部35の信号から車速v1車両重心点の横加速度a 
Y s前輪舵角δF、後輪舵角δRを読取り、ステップ
S2でそれらの変数のうちa ’/ +  δF、δR
の微分値を演算する。次に、ステップ83〜Ssでそれ
ぞれ車速Vの値および前輪舵角δF、後輪舵角δ日、横
加速度aYの微分値の絶対値が所定の設定値以上か否か
を判別し、判別がYESであれば、順に進んで、ステッ
プS6で上記(1)または(′2J式に基づき、路面摩
擦係数μを算出したのちステップS8に進む。一方、上
記ステップ83〜SSにおける判別のいずれかがNO,
つまり車速Vの値および前輪舵角δF、後輪舵角δR,
,車両重心点の横加速度avの微分値の絶対値がそれぞ
れ設定値以下の場合には、上記(1)または(2)式の
右辺分母が零に近づき誤差が増大する虞れ力5あるため
、路面摩擦係数μの算出を行わずに、ステップS7で前
回のサンプリング時に演算した路面摩擦係数μの値を設
定してステップS8に移行する。このステップS8では
、路面摩擦係数μが負か否かを判別し、判別がμくOの
YESであれば、路面摩擦係数μの特性からして不合理
であるのでステップS9でμ−〇に再設定する一方、ス
テップS8における判別がμ≧0のNoであるときには
そのままで、ステップ310に進む。
そして、ステップS1・では、制御を円滑に行うために
、 μ′ −μ/(1+τ・S) (ただし、μ′はμを積分化処理した新しい積分化摩擦
係数、τは積分時定数、Sはラプラス演算子)に基づき
路面摩擦係数μの積分化処理を行って制御を終了する。
よって、上記ステップS2により上記横力センサ(運動
状態検出手段)51ならびに舵角センサ52および後輪
舵角演算部35(操舵状態検出手段37)の出力を受け
、該両検出手段37.53の検出値の微分値を演算する
微分値演算手段38が構成され、上記ステップS6によ
り、上記車速センサ(車速検出手段)53および微分値
演算手段38の出力値と上記記憶部(記憶手段)31の
記憶内容とに応じて、車両の基本的な運動方程式から導
出される上記(1)式に基づき、路面摩擦係数μを演算
する摩擦係数演算手段39が構成されている。
車両の旋回走行時等に、各センサ51〜52の出力を受
けて、上記摩擦係数演算部33により、上記基本的な運
動方程式から導出された式(1)または(2)に基づい
て路面摩擦係数μが演算されると、上記転舵比特性選択
部34により、上記摩擦係数演算部33で算出された路
面摩擦係数μ(実際には積分化摩擦係数μ′)の値の大
小に応じて、予め上記記憶部31に設定された第S図の
転舵比特性曲線に1〜に3のうちいずれかが選択される
次に、上記後輪舵角演算部35により、上記転舵比選択
部34で選択された転舵比、上記舵角センサ52で検出
された前輪舵角δFおよび上記車速センサ53で検出さ
れた車3vの値に応−じて、適切な後輪舵角δRが演算
される。さらに、パルス信号形成部36でその演算値に
応じたパルス信号が出力され、駆動部MCにより、該パ
ルス信号に応じて上記パルスモータ20およ、びポンプ
駆動用モータ30が駆動されて、後輪3,3の舵角が所
定の舵角δRになるよう駆動される。
したがって、上記実施例では、車両の旋回走行時、タイ
ヤと路面との間の路面摩擦係数μを各検出手段で検出さ
れた車両重心点の横加速度a ’/ s前輪舵角δFお
よび後輪舵角δRの微分値に応じ、基本的な運動方程式
から導出された(1)または(2)式に基づいて演算す
るようにしたので、車両の運動状態に応じた路面摩擦係
数μの変化を速やかに検出することができる。加えて、
車両の横力av。
前輪舵角δFおよび後輪舵角δRが所定値よりも小さい
ときにも精度よく路面摩擦係数μを検出できる。すなわ
ち、路面摩擦係数μの演算式として、式(1)′および
(2)′のように上記各変数a Y +  δF。
δRの値をそのまま利用するものでは、各変数aY、δ
F、δRの絶対値が小さいときには、上記(1)′また
は(2)′式において、右辺の分母が零に近付くために
、各検出手段の検出誤差による路面摩擦係数μの演算誤
差が増大するので、路面摩擦係数μの演算を中止して、
以前の制御で求めたμの値を使用する必要がある。それ
に対して、上記実施例ではそのような場合にも(1)ま
たは(2)式の右辺の分母が零に近付くことはなく、十
分信頼し得る検出精度を維持できる。そして、このよう
に演算された蕗面摩擦係数μに応じた後輪舵角の制御を
行うので、制御遅れを生ずることなく、例えば圧雪路の
旋回走行等においても安定した走行を行うことができる
のである。
また、特に、上記実施例ではステップSIQで演算され
た路面摩擦係数μの積分化処理を行っているので、過渡
応答における路面摩擦係数μの微細な変動が平準化され
、より安定した旋回走行を行うことができるという著効
を有する。
なお、本発明は上記実施例のような4輪操舵の場合に限
定されるものではなく、例えば2輪操舵の場合、本発明
の路面摩擦係数検出装置で検出された路面摩擦係数μを
利用して、・低摩擦係数を有する路面で走行する場合等
に利用されるいわゆるアンチロック・ブレーキ・システ
ムに適用すれば、旋回走行時等に実際の路面摩擦係数μ
の変化に対応したブレーキ力の制御を行うことができ、
制御効果を向上させることができるものである。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の路面摩擦係数検出装置に
よれば、車両の旋回走行時等における車両の運動方程式
に基づき、横加速度、前後車輪の舵角などの変数の微分
値に応じて、タイヤと路面との間の路面摩擦係数を演算
するようにしたので、変数の値が小さいときにも検出精
度を損ねずに路面摩擦係数をその変化に伴って正確に検
出することができ、安定した車両の旋回走行制御に供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図である。 第2図以下は本発明の実施例を示し、第2図は車両の全
体構成図、第3図は車両の制御装置の構成図、第4図は
車両が旋回走行時に作用する力の関係を示す図、第5図
は路面摩擦係数演算部における制御を示すフローチャー
ト、第6図は記憶部に設定された選択されるべき転舵比
特性を示す図である。 31・・・記憶部(記憶手段)、35・・・後輪舵角演
算部、37・・・操舵状態検出手段、38・・・微分値
演算手段、39・・・・・・摩擦係数演算手段、51・
・・横力センサ(運動状態検出手段)、52・・・舵角
センサ、53・・・車速センサ(車速検出手段)。 特 許 出 願 人   マツダ株式会社代  理  
人    弁理士 前 1) 弘第2図 第1図 第6図 同1tj目 だFイtm 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車両のタイヤと路面との間の摩擦係数を検出する
    摩擦係数検出装置であって、車両重心点の横加速度a_
    Y等の車両の運動状態を検出する運動状態検出手段と、
    前後輪舵角δ_F、δ_Rなどの操舵状態を検出する操
    舵状態検出手段と、車両の速度Vを検出する車速検出手
    段と、車両の重量m、車両の重心点と前後輪軸との距離
    a、b、標準状態における前輪および後輪のタイヤコー
    ナリングパワーK_F、K_R並びに車両のヨー慣性モ
    ーメントIなどの車両のスタビリティファクタを記憶す
    る記憶手段と、上記運動状態検出手段および操舵状態検
    出手段の出力を受け、該両検出手段の検出値の微分値を
    演算する微分値演算手段と、上記車速検出手段および微
    分値演算手段の出力値と上記記憶手段の記憶内容とに応
    じて、車両の基本的な運動方程式から導出される式 μ=[V{m(a^2K_F+b^2K_R)+I・K
    }・s−m・V^2(a・K_F−b・K_R)]■_
    Y/2c・K_F・K_R{V(b・■_F+a・■_
    R)・s+V^2(■_F−■_R)−c・■_Y} (ただし、c=a+b、K=K_F+K_R、sはラプ
    ラス演算子)に基づき、路面摩擦係数μを演算する摩擦
    係数演算手段とを備えたことを特徴とする路面摩擦係数
    検出装置。
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