JPH01102896A - El発光素子 - Google Patents
El発光素子Info
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- JPH01102896A JPH01102896A JP62260886A JP26088687A JPH01102896A JP H01102896 A JPH01102896 A JP H01102896A JP 62260886 A JP62260886 A JP 62260886A JP 26088687 A JP26088687 A JP 26088687A JP H01102896 A JPH01102896 A JP H01102896A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明はパネル状EL発光素子の改良に関し、特に、蛍
光体粒子に顔料粒子が混合されているEL発光素子に関
する。
光体粒子に顔料粒子が混合されているEL発光素子に関
する。
最近、液晶デイスプレィ等のバック照明用として、薄く
て取り付けに便利な分散型EL発光素子が注目されてい
る。 この分散型EL発光素子は、シアノエチルセルローズ等
の有機バインダーに蛍光体粒子を分散させた発光層と、
シアノエチルセルローズ等の高誘電率誘電体に、チタン
酸バリウム粉末等の白色高誘電率誘電体粉末を混合させ
た反射絶縁層と、ITo等の透明電極と、アルミニウム
等の背面電極と、ナイロン等の透明な樹脂フィルムから
なる吸湿層と、これ等吸湿層、透明電極、発光層、反射
絶縁層及び背面電極を気密に包囲する防湿性外皮樹脂フ
ィルムとからなっている。 このようなEL発光素子の発光層に於ては、米国特許第
2924732号公報に示されるように、銅付活−化亜
鉛からなる青緑色発光蛍光体にローダミンからなる赤色
有機染料を混入することによって、白色光が得られる技
術が開発されている。 また、特閏昭61−8896号公報に示されるように、
有機染料の代わりに有機顔料を使用して蛍光体粒子の発
光色を変える技術も開発されている。 しかしながら、顔料が混合された従来のEL発光素子は
、蛍光体に比べて微細な小さい顔料粒子を使用するにも
拘らず、発光層が緻密とならず、発光斑が多数生起して
、全体として発光色に斑が発生していた。即ち、発光層
に顔料が混合されないEL発光素子は、発光層の全面に
発光する蛍光体粒子が表出するので、全面が発光斑なく
均一に発光するが、顔料が混合された発光層は、顔料部
分が発光せず、発光部分と発光しない部分とで発光斑が
発生する。従って、顔料が混合された発光層は、顔料で
もって特定の色に発光させるために、表面の発光状態が
著しく異なり、しかも、顔料が混合される限り、原理的
に発光斑の発生は皆無にできない。 例えば、平均粒子径を307zm以上とする蛍光体粒子
と、平均粒子径を311m以下とする極めて微細な顔料
粒子とを混合した混合発光層の場合、肉眼で見てハツキ
リと判る極めて顕著な発光斑が生起しており、均一な面
状発光の光源が得られないという不都合があった。 本発明者は、蛍光体粒子に混合する顔料粒子に、平均粒
子径が小さいものを使用して、これを充分に混合するこ
とによって、発光斑を解消できると考え、より微細な粒
子径の顔料粒子を蛍光体粒子に混合してEL発光素子を
試作した。しかしながら、現在人手し得る限りの微細な
顔料粒子を混合しても、発光層の発光斑を減少すること
ができなかった。このことで、発光層の発光斑が解消で
きないのは、顔料粒子が完全に分散されないものと考え
、顔料粒子を蛍光体粒子に種々の方法で充分に混合して
発光層を試作した。しかしながら、いかに蛍光体粒子と
顔料粒子とを混合攪拌しても、目で見て発光斑が目たた
ないEL発光素子を実現することができなかった。 ところが、更に実験を重ねた結果、意外なことに、顔料
粒子の平均粒子径を反対に大きくすくと共に、蛍光体粒
子を小さくして、顔料粒子と蛍光体粒子との大きさを接
近させることによって、極めて効果的に発光斑を解消す
ることに成功した。 更に好都合なことに、特定の粒子径の蛍光体粒子と顔料
粒子とを混合して発光層とすることにより、発光効率を
向上することにも成功した。
て取り付けに便利な分散型EL発光素子が注目されてい
る。 この分散型EL発光素子は、シアノエチルセルローズ等
の有機バインダーに蛍光体粒子を分散させた発光層と、
シアノエチルセルローズ等の高誘電率誘電体に、チタン
酸バリウム粉末等の白色高誘電率誘電体粉末を混合させ
た反射絶縁層と、ITo等の透明電極と、アルミニウム
等の背面電極と、ナイロン等の透明な樹脂フィルムから
なる吸湿層と、これ等吸湿層、透明電極、発光層、反射
絶縁層及び背面電極を気密に包囲する防湿性外皮樹脂フ
ィルムとからなっている。 このようなEL発光素子の発光層に於ては、米国特許第
2924732号公報に示されるように、銅付活−化亜
鉛からなる青緑色発光蛍光体にローダミンからなる赤色
有機染料を混入することによって、白色光が得られる技
術が開発されている。 また、特閏昭61−8896号公報に示されるように、
有機染料の代わりに有機顔料を使用して蛍光体粒子の発
光色を変える技術も開発されている。 しかしながら、顔料が混合された従来のEL発光素子は
、蛍光体に比べて微細な小さい顔料粒子を使用するにも
拘らず、発光層が緻密とならず、発光斑が多数生起して
、全体として発光色に斑が発生していた。即ち、発光層
に顔料が混合されないEL発光素子は、発光層の全面に
発光する蛍光体粒子が表出するので、全面が発光斑なく
均一に発光するが、顔料が混合された発光層は、顔料部
分が発光せず、発光部分と発光しない部分とで発光斑が
発生する。従って、顔料が混合された発光層は、顔料で
もって特定の色に発光させるために、表面の発光状態が
著しく異なり、しかも、顔料が混合される限り、原理的
に発光斑の発生は皆無にできない。 例えば、平均粒子径を307zm以上とする蛍光体粒子
と、平均粒子径を311m以下とする極めて微細な顔料
粒子とを混合した混合発光層の場合、肉眼で見てハツキ
リと判る極めて顕著な発光斑が生起しており、均一な面
状発光の光源が得られないという不都合があった。 本発明者は、蛍光体粒子に混合する顔料粒子に、平均粒
子径が小さいものを使用して、これを充分に混合するこ
とによって、発光斑を解消できると考え、より微細な粒
子径の顔料粒子を蛍光体粒子に混合してEL発光素子を
試作した。しかしながら、現在人手し得る限りの微細な
顔料粒子を混合しても、発光層の発光斑を減少すること
ができなかった。このことで、発光層の発光斑が解消で
きないのは、顔料粒子が完全に分散されないものと考え
、顔料粒子を蛍光体粒子に種々の方法で充分に混合して
発光層を試作した。しかしながら、いかに蛍光体粒子と
顔料粒子とを混合攪拌しても、目で見て発光斑が目たた
ないEL発光素子を実現することができなかった。 ところが、更に実験を重ねた結果、意外なことに、顔料
粒子の平均粒子径を反対に大きくすくと共に、蛍光体粒
子を小さくして、顔料粒子と蛍光体粒子との大きさを接
近させることによって、極めて効果的に発光斑を解消す
ることに成功した。 更に好都合なことに、特定の粒子径の蛍光体粒子と顔料
粒子とを混合して発光層とすることにより、発光効率を
向上することにも成功した。
従って、この発明の目的とするところは、顔料と蛍光体
とを混合することにより、発光斑のない均一な面状発光
のEL発光素子を提供するにある。 また、この発明の他の重要な目的は、発光効率が高いE
L発光素子を提供することにある。
とを混合することにより、発光斑のない均一な面状発光
のEL発光素子を提供するにある。 また、この発明の他の重要な目的は、発光効率が高いE
L発光素子を提供することにある。
二の発明のEL発光素子は、蛍光体粒子と顔料粒子とを
バインダー中に分散してなる発光層と、この発光層を挟
んで重ね合わされ、少なくとも一方が透光性である2層
の電極層と、外表面を被覆する防湿フィルムとからなる
全体形状がパネル状に形成されている。 発光層のバインダー中に分散されている蛍光体粒子の平
均粒子径は6〜20μmの範囲に特定され、顔料粒子の
平均粒子径は2〜611mの範囲に特定されている。
バインダー中に分散してなる発光層と、この発光層を挟
んで重ね合わされ、少なくとも一方が透光性である2層
の電極層と、外表面を被覆する防湿フィルムとからなる
全体形状がパネル状に形成されている。 発光層のバインダー中に分散されている蛍光体粒子の平
均粒子径は6〜20μmの範囲に特定され、顔料粒子の
平均粒子径は2〜611mの範囲に特定されている。
本発明のEL発光素子は、発光層のバインダー中に分散
されている顔料粒子の平均粒子径を、従来のEL発光素
子の発光層に使用されていた顔料粒子よりも大きく、2
〜6μmと極めて限られた大きさに特定し、更に、これ
が混合される蛍光体粒子の平均粒子径も、6〜20μm
と特定の範囲に制限し、顔料粒子の大きさを蛍光体粒子
に近付けている。 顔料粒子と蛍光体粒子とがこの範囲に調整されたこの発
光のEL発光素子は、蛍光体粒子と顔料粒子とが簡単に
しかも均一に分散されて、目では発光斑が識別できない
程均−な面状発光となる。 EL発光素子にとって、発光斑を減少することは、実際
の使用状態に於て極めて大切である。例えば、EL発光
素子が多用されている液晶のバック照明の場合、発光斑
のあるEL発光素子を使用した液晶パネルは、表示面が
均一な明るさで表示出来ず、このことは文字や図形を美
しく明確に表示できないばかりでなく、目の疲労も多い
欠点がある。 この発明のEL発光素子は、極めて均一で緻密な美しい
発光面を有し、しかも顔料粒子が混合されているので蛍
光体粒子のみでは得られない均一な面状発光パネルが実
現できる。 更に、この発光のEL発光素子は、発光斑が解消される
にも拘らず、発光輝度も著しく向上している。 顔料粒子に4μmの赤色顔料を使用し、青色発光の硫化
亜鉛蛍光体の粒子径を変えたときの発光輝度の変化を、
第3図の表に示す。この表から明かなように、本発明の
EL発光素子は、蛍光体の平均粒子径を、特定の範囲に
限定することによって、従来のEL発光素子に比べて約
4%以とも発光輝度が向上している。特に蛍光体粒子径
が10〜20μmの範囲では、6%以上も発光輝度が向
上している。 また、この発明の蛍光体は、初期の発光輝度が高くなる
ことによって、一定の輝度に低下するまで寿命も延長さ
れる。
されている顔料粒子の平均粒子径を、従来のEL発光素
子の発光層に使用されていた顔料粒子よりも大きく、2
〜6μmと極めて限られた大きさに特定し、更に、これ
が混合される蛍光体粒子の平均粒子径も、6〜20μm
と特定の範囲に制限し、顔料粒子の大きさを蛍光体粒子
に近付けている。 顔料粒子と蛍光体粒子とがこの範囲に調整されたこの発
光のEL発光素子は、蛍光体粒子と顔料粒子とが簡単に
しかも均一に分散されて、目では発光斑が識別できない
程均−な面状発光となる。 EL発光素子にとって、発光斑を減少することは、実際
の使用状態に於て極めて大切である。例えば、EL発光
素子が多用されている液晶のバック照明の場合、発光斑
のあるEL発光素子を使用した液晶パネルは、表示面が
均一な明るさで表示出来ず、このことは文字や図形を美
しく明確に表示できないばかりでなく、目の疲労も多い
欠点がある。 この発明のEL発光素子は、極めて均一で緻密な美しい
発光面を有し、しかも顔料粒子が混合されているので蛍
光体粒子のみでは得られない均一な面状発光パネルが実
現できる。 更に、この発光のEL発光素子は、発光斑が解消される
にも拘らず、発光輝度も著しく向上している。 顔料粒子に4μmの赤色顔料を使用し、青色発光の硫化
亜鉛蛍光体の粒子径を変えたときの発光輝度の変化を、
第3図の表に示す。この表から明かなように、本発明の
EL発光素子は、蛍光体の平均粒子径を、特定の範囲に
限定することによって、従来のEL発光素子に比べて約
4%以とも発光輝度が向上している。特に蛍光体粒子径
が10〜20μmの範囲では、6%以上も発光輝度が向
上している。 また、この発明の蛍光体は、初期の発光輝度が高くなる
ことによって、一定の輝度に低下するまで寿命も延長さ
れる。
以下、第1図と第2図とを参照しながら、この発明の一
実施例について説明する。 [実施例1] この図に示されるEL発光素子は、発光層1と、その背
面に位置する絶縁層2と、これら発光層l及び絶縁N2
を挟持すると共に相対向して配置された一対の電極層3
.4と、これら電極層3.4を包囲して外気を遮断する
ための防湿フィルム5.6と、これら全体を気密に包囲
する防湿外皮フィルム7.8とで構成されている。 発光層1は、等表面法相当平均粒子径(本明細書におい
て単に平均粒子径と記述する)が6μmである青緑色発
光蛍光体100重量部と、平均粒子径が4μmであるシ
ンロイヒ社製赤色顔料(シン上0イFA−001) 1
0重量部とが、シアノエチルセルローズの有機バインダ
ーに均一に分散されて、発光の光を反射する絶縁層に塗
布乾燥されて、厚さが約70μmの発光層となっている
。 発光層lの最適厚さは、好ましくは、蛍光体粒子が約3
層に重なって塗布される程度に調整される。従って、発
光層lの厚さは、蛍光体粒子径の約3倍径度が最適であ
る。蛍光体粒子に比べて発光層lが厚過ぎると、電極3
と4の間隔が広くなり、また、発光F’lの誘電率も低
下して、電極間の静電容量が減少して発光輝度が低下す
る。反対に薄過ぎると、発光斑ができる。 青緑色発光蛍光体粒子は、CIE色度図上、X値が0.
19Ly値が0.365である、ZnS:Cu、Cm蛍
光体が使用されている。 絶縁層2は、発光層1の有機バインダー溶液と同様な有
機バインダー溶液に、BaTiO3等の強誘電物質の粉
末を溶解させたものを電極層4に塗布乾燥して形成され
ている。 絶縁N2の下面、即ち非蛍光面に位置する電極層4は、
銅やアルミニウム板が使用でき、発光層lの上面である
蛍光面に位置する電極3は、導電性と透光性とを有する
電極、例えば、ポリエステルシートの下面にIn2O3
,5n02.5b203等の誘明導電膜が付着されたも
のが使用できる。 電極層3.4には、リード線が接続され、リード線は互
いに絶謙される平面状で、防湿外皮フィルム7.8の間
に気密に挟着されて外部に導かれる。 防湿フィルム5.6は、上下の層が電極層3、4の周縁
で連結されて開鎖空間を形成し、この閉鎖空間内に、電
極層3.4と発光層lと絶縁層2とが気密に収納されて
いる。この防湿フィルム5.6には、内面をポリエチレ
ンでコーティングするナイロンシートが使用される。上
下のナイロンシートは、電極の周縁で、ポリエチレンが
加熱されてヒートシールされている。この構造によると
、ナイロンシートが簡単かつ確実にヒートシールできる
。 ただ、防湿フィルム5.6にはシリカゲル、活性アルミ
ナ、酸化マグネシウム、モレキュラシーブ、合成ゼオラ
イト等の吸湿材がバインダでシート状に形成されたもの
も使用できる。 防湿外皮フィルム7.8は、例えば、その内面をポリエ
チレンでコーティングした3フツ化塩化エチレンフイル
ム等の防湿特性及び透光特性のよい熱可塑性合成樹脂か
ら成っており、防湿フィルム5の周縁部は加熱によって
ヒートシールされている。 このように構成されたEL発光素子では、外部交流電源
から引き出し線を介して電極層3.4に交流電界を印加
すると、発光層1の蛍光体が電界発光し、発光斑のない
均一な面状発光体となり、また、第3図の表に示すよう
に、従来の比較例に比べると、3.7%も高い発光輝度
を示した。 [実施例2.3.4.5.6.7] 発光層1の蛍光体粒子の平均粒子径を順番に7゜5μm
(実施例2)、9.0μm(実施例3)、10.5um
(実施例4)、12.0μm(実施例5)、15.0u
m(実施例6)、18.0μm(実施例7)に代えるこ
と以外、実施例1と同様にしてEL発光素子を試作した
。得られたEL発光素子は、第3図に示すように、発光
斑のない均一発光の面状発光パネルとなり、しかも、発
光輝度は、比較例に比べて4.2〜8.2%も向上した
。 [実施例8.9] 顔料粒子の平均粒子径を2μm(実施例8)、6μm(
実施例9)とする以外、実施例1と同様にしてEL発光
素子を試作した。得られたEL発光素子は、顔料粒子の
平均粒子径が2μmより大きく、6μm以下のものは、
目で見て発光斑が殆どないしは全くなく、均一な面状発
光体となり、また、発光輝度は、顔料粒子径が2〜6μ
mの範囲で、105.4〜107.6%と好ましい発光
輝度を示した。 [比較例1] 顔料粒子の平均粒子径を、実施例1の4μmff1ら8
μmとし、かつ、蛍光体粒子の平均粒子径を12.0μ
mとする以外実施例1と同一にして従来のEL発光素子
を試作した。このEL発光素子は、表面に発光斑があり
均一な発光面が実現できない。 [比較例2] 顔料粒子の平均粒子径を、実施例1の4μm1))ら1
.8μmとし、かつ、蛍光体粒子の平均粒子径を32.
8μmとする以外実施例1と同一にして従来のEL発光
素子を試作した。このEL発光素子は、表面に発光斑が
あり、しかも、発光輝度が本発明のものに比べて低かっ
た。 以上のEL発光素子は、発光層lにZnS: Cu、C
Q蛍光体粒子を使用し、顔料粒子に、シンロイヒ社製赤
色顔料(シシヒ0任A−001)を使用しているが、蛍
光体粒子には、例えば、(ZnS:Cu。 AQ、C4)、(ZnS: Mn、Cu、CQ)、(Z
nS: Cu、Br)、(ZnS: Cu、Mn。 Br)、(ZnCdS: Cu、Br)等の蛍光体粒子
であって平均粒子径が、6〜20μmのものが使用でき
、また顔料粒子には、平均粒子径が2〜6μmのものが
使用できる。 ところで、本発光のEL発光素子は、顔料粒子と蛍光体
粒子の平均粒子径を、前記の範囲に特定することによっ
て、均一の面状発光と優れた発光輝度とを実現する。顔
料粒子径が2μmより小さいと、EL発光素子の輝度が
低下し、2〜6μm以外の範囲では、発光斑のない均一
な面状発光が実現できない。従って、好ましくは、顔料
粒子の平均粒子径は、3〜5μmの範囲に調整する。 また、蛍光体粒子径の平均粒子径は、6μmより小さい
と、EL発光素子の寿命が短くなり、また、20μmよ
りも大きいと、均一な面状発光が実現できず、また、発
光輝度も低下する。従って、好ましくは、蛍光体粒子の
平均粒子径は、8〜16μmの範囲に調整される。 更に、絶縁層2には、例えばY2O3、TiO2、AM
、03、ZnO1BaTi03、PbTiO3,5rT
i03等の強誘電体を、単一で、あるいは複数種混合し
て高誘電率有機樹脂に分散させたもの′ が使用でき
る。 電極4の背面を覆う防湿外皮フィルム8は、アルミ箔等
の金属箔をポリエステルで挟着し、内面がポリエチレン
でコーティングされたフィルムも使用できる。
実施例について説明する。 [実施例1] この図に示されるEL発光素子は、発光層1と、その背
面に位置する絶縁層2と、これら発光層l及び絶縁N2
を挟持すると共に相対向して配置された一対の電極層3
.4と、これら電極層3.4を包囲して外気を遮断する
ための防湿フィルム5.6と、これら全体を気密に包囲
する防湿外皮フィルム7.8とで構成されている。 発光層1は、等表面法相当平均粒子径(本明細書におい
て単に平均粒子径と記述する)が6μmである青緑色発
光蛍光体100重量部と、平均粒子径が4μmであるシ
ンロイヒ社製赤色顔料(シン上0イFA−001) 1
0重量部とが、シアノエチルセルローズの有機バインダ
ーに均一に分散されて、発光の光を反射する絶縁層に塗
布乾燥されて、厚さが約70μmの発光層となっている
。 発光層lの最適厚さは、好ましくは、蛍光体粒子が約3
層に重なって塗布される程度に調整される。従って、発
光層lの厚さは、蛍光体粒子径の約3倍径度が最適であ
る。蛍光体粒子に比べて発光層lが厚過ぎると、電極3
と4の間隔が広くなり、また、発光F’lの誘電率も低
下して、電極間の静電容量が減少して発光輝度が低下す
る。反対に薄過ぎると、発光斑ができる。 青緑色発光蛍光体粒子は、CIE色度図上、X値が0.
19Ly値が0.365である、ZnS:Cu、Cm蛍
光体が使用されている。 絶縁層2は、発光層1の有機バインダー溶液と同様な有
機バインダー溶液に、BaTiO3等の強誘電物質の粉
末を溶解させたものを電極層4に塗布乾燥して形成され
ている。 絶縁N2の下面、即ち非蛍光面に位置する電極層4は、
銅やアルミニウム板が使用でき、発光層lの上面である
蛍光面に位置する電極3は、導電性と透光性とを有する
電極、例えば、ポリエステルシートの下面にIn2O3
,5n02.5b203等の誘明導電膜が付着されたも
のが使用できる。 電極層3.4には、リード線が接続され、リード線は互
いに絶謙される平面状で、防湿外皮フィルム7.8の間
に気密に挟着されて外部に導かれる。 防湿フィルム5.6は、上下の層が電極層3、4の周縁
で連結されて開鎖空間を形成し、この閉鎖空間内に、電
極層3.4と発光層lと絶縁層2とが気密に収納されて
いる。この防湿フィルム5.6には、内面をポリエチレ
ンでコーティングするナイロンシートが使用される。上
下のナイロンシートは、電極の周縁で、ポリエチレンが
加熱されてヒートシールされている。この構造によると
、ナイロンシートが簡単かつ確実にヒートシールできる
。 ただ、防湿フィルム5.6にはシリカゲル、活性アルミ
ナ、酸化マグネシウム、モレキュラシーブ、合成ゼオラ
イト等の吸湿材がバインダでシート状に形成されたもの
も使用できる。 防湿外皮フィルム7.8は、例えば、その内面をポリエ
チレンでコーティングした3フツ化塩化エチレンフイル
ム等の防湿特性及び透光特性のよい熱可塑性合成樹脂か
ら成っており、防湿フィルム5の周縁部は加熱によって
ヒートシールされている。 このように構成されたEL発光素子では、外部交流電源
から引き出し線を介して電極層3.4に交流電界を印加
すると、発光層1の蛍光体が電界発光し、発光斑のない
均一な面状発光体となり、また、第3図の表に示すよう
に、従来の比較例に比べると、3.7%も高い発光輝度
を示した。 [実施例2.3.4.5.6.7] 発光層1の蛍光体粒子の平均粒子径を順番に7゜5μm
(実施例2)、9.0μm(実施例3)、10.5um
(実施例4)、12.0μm(実施例5)、15.0u
m(実施例6)、18.0μm(実施例7)に代えるこ
と以外、実施例1と同様にしてEL発光素子を試作した
。得られたEL発光素子は、第3図に示すように、発光
斑のない均一発光の面状発光パネルとなり、しかも、発
光輝度は、比較例に比べて4.2〜8.2%も向上した
。 [実施例8.9] 顔料粒子の平均粒子径を2μm(実施例8)、6μm(
実施例9)とする以外、実施例1と同様にしてEL発光
素子を試作した。得られたEL発光素子は、顔料粒子の
平均粒子径が2μmより大きく、6μm以下のものは、
目で見て発光斑が殆どないしは全くなく、均一な面状発
光体となり、また、発光輝度は、顔料粒子径が2〜6μ
mの範囲で、105.4〜107.6%と好ましい発光
輝度を示した。 [比較例1] 顔料粒子の平均粒子径を、実施例1の4μmff1ら8
μmとし、かつ、蛍光体粒子の平均粒子径を12.0μ
mとする以外実施例1と同一にして従来のEL発光素子
を試作した。このEL発光素子は、表面に発光斑があり
均一な発光面が実現できない。 [比較例2] 顔料粒子の平均粒子径を、実施例1の4μm1))ら1
.8μmとし、かつ、蛍光体粒子の平均粒子径を32.
8μmとする以外実施例1と同一にして従来のEL発光
素子を試作した。このEL発光素子は、表面に発光斑が
あり、しかも、発光輝度が本発明のものに比べて低かっ
た。 以上のEL発光素子は、発光層lにZnS: Cu、C
Q蛍光体粒子を使用し、顔料粒子に、シンロイヒ社製赤
色顔料(シシヒ0任A−001)を使用しているが、蛍
光体粒子には、例えば、(ZnS:Cu。 AQ、C4)、(ZnS: Mn、Cu、CQ)、(Z
nS: Cu、Br)、(ZnS: Cu、Mn。 Br)、(ZnCdS: Cu、Br)等の蛍光体粒子
であって平均粒子径が、6〜20μmのものが使用でき
、また顔料粒子には、平均粒子径が2〜6μmのものが
使用できる。 ところで、本発光のEL発光素子は、顔料粒子と蛍光体
粒子の平均粒子径を、前記の範囲に特定することによっ
て、均一の面状発光と優れた発光輝度とを実現する。顔
料粒子径が2μmより小さいと、EL発光素子の輝度が
低下し、2〜6μm以外の範囲では、発光斑のない均一
な面状発光が実現できない。従って、好ましくは、顔料
粒子の平均粒子径は、3〜5μmの範囲に調整する。 また、蛍光体粒子径の平均粒子径は、6μmより小さい
と、EL発光素子の寿命が短くなり、また、20μmよ
りも大きいと、均一な面状発光が実現できず、また、発
光輝度も低下する。従って、好ましくは、蛍光体粒子の
平均粒子径は、8〜16μmの範囲に調整される。 更に、絶縁層2には、例えばY2O3、TiO2、AM
、03、ZnO1BaTi03、PbTiO3,5rT
i03等の強誘電体を、単一で、あるいは複数種混合し
て高誘電率有機樹脂に分散させたもの′ が使用でき
る。 電極4の背面を覆う防湿外皮フィルム8は、アルミ箔等
の金属箔をポリエステルで挟着し、内面がポリエチレン
でコーティングされたフィルムも使用できる。
第1図はEL発光素子の断面図、第2図はこの発明に係
るEL発光素子の発光層の拡大断面図、第3図は粒子径
に対する相対輝度と発光面の状態を示す図表である。 l・・・・発光層、 2・・・・絶縁層、3・
・・・電極層、 4・・・・電極層、5・・・
・防湿フィルム、 6・・・・防湿フィルム、9・・
・・蛍光体粒子、 10・・・・顔料粒子。 第 1 図 第3図 ■
るEL発光素子の発光層の拡大断面図、第3図は粒子径
に対する相対輝度と発光面の状態を示す図表である。 l・・・・発光層、 2・・・・絶縁層、3・
・・・電極層、 4・・・・電極層、5・・・
・防湿フィルム、 6・・・・防湿フィルム、9・・
・・蛍光体粒子、 10・・・・顔料粒子。 第 1 図 第3図 ■
Claims (3)
- (1)蛍光体粒子と顔料粒子とをバインダー中に分散し
てなる発光層と、この発光層を挟んで重ね合わされ、少
なくとも一方が透光性である2層の電極層と、外表面を
被覆する防湿フィルムとからなる全体形状がパネル状で
あるEL発光素子に於て、発光層の蛍光体粒子の平均粒
子径が6〜20μmの範囲にあり、顔料粒子の平均粒子
径が2〜6μmの範囲にあることを特徴とするEL発光
素子。 - (2)蛍光体粒子の平均粒子径が8〜15μmで、顔料
粒子の平均粒子径が3〜5μmである特許請求の範囲第
1項記載のEL発光素子。 - (3)発光層が、蛍光体粒子100重量部に対して、4
〜20重量部の顔料粒子を含む特許請求の範囲第1項記
載のEL発光素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62260886A JPH0632306B2 (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 | El発光素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62260886A JPH0632306B2 (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 | El発光素子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01102896A true JPH01102896A (ja) | 1989-04-20 |
| JPH0632306B2 JPH0632306B2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=17354116
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62260886A Expired - Lifetime JPH0632306B2 (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 | El発光素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0632306B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06283266A (ja) * | 1993-03-29 | 1994-10-07 | Seikosha Co Ltd | El素子 |
| JP2005052824A (ja) * | 2003-07-22 | 2005-03-03 | Shikuson:Kk | 発光型標示塗膜及びその形成方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59139594A (ja) * | 1983-01-28 | 1984-08-10 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 電界発光素子 |
| JPS618896A (ja) * | 1984-06-22 | 1986-01-16 | 関西日本電気株式会社 | 電界発光灯 |
-
1987
- 1987-10-15 JP JP62260886A patent/JPH0632306B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59139594A (ja) * | 1983-01-28 | 1984-08-10 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 電界発光素子 |
| JPS618896A (ja) * | 1984-06-22 | 1986-01-16 | 関西日本電気株式会社 | 電界発光灯 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06283266A (ja) * | 1993-03-29 | 1994-10-07 | Seikosha Co Ltd | El素子 |
| JP2005052824A (ja) * | 2003-07-22 | 2005-03-03 | Shikuson:Kk | 発光型標示塗膜及びその形成方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0632306B2 (ja) | 1994-04-27 |
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