JPH01103604A - p−ビニルフェノール系重合体の特性を改善する方法 - Google Patents
p−ビニルフェノール系重合体の特性を改善する方法Info
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- JPH01103604A JPH01103604A JP63137091A JP13709188A JPH01103604A JP H01103604 A JPH01103604 A JP H01103604A JP 63137091 A JP63137091 A JP 63137091A JP 13709188 A JP13709188 A JP 13709188A JP H01103604 A JPH01103604 A JP H01103604A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明ハ、ポリp−ビニルフェノールあるいはp−ビニ
ルフェノールと他のコモノマーとの共重合体のとときp
−ビニルフェノール系重合体の紫外部の光透過性、溶解
性、熱分解性、反応性等の物理的あるいは化学的性質を
改善する方法に関する。さらに詳しくは、p−ビニルフ
ェノール系重合体を水素化処理し、該重合体の基本骨格
は実質的に変化させることなく該重合体中の光を吸収゛
する不純構成成分を還元除去して、その光透過性を改善
すると共に、必要に応じて該重合体の芳香核の芳香族不
飽和結合をも水素化することくよ抄、その溶解性、熱分
解性、反応性等の物理的あるいは化学的性質をも改善す
る方法に関する。
ルフェノールと他のコモノマーとの共重合体のとときp
−ビニルフェノール系重合体の紫外部の光透過性、溶解
性、熱分解性、反応性等の物理的あるいは化学的性質を
改善する方法に関する。さらに詳しくは、p−ビニルフ
ェノール系重合体を水素化処理し、該重合体の基本骨格
は実質的に変化させることなく該重合体中の光を吸収゛
する不純構成成分を還元除去して、その光透過性を改善
すると共に、必要に応じて該重合体の芳香核の芳香族不
飽和結合をも水素化することくよ抄、その溶解性、熱分
解性、反応性等の物理的あるいは化学的性質をも改善す
る方法に関する。
(従来の技術)
従来からp−ビニルフェノールの製造法として知られて
いるp−アセトキシフェニルメチルカルビノールを脱水
する方法、p−ヒドロキシ桂皮酸を脱炭酸分解する方法
、ビスフェノールエタンを分解する方法あるいはp−エ
チルフェノールを脱水素する方法等で得られる粗製p−
ビニルフェノールには、フェノール、クレゾールあるい
は工チルフェノール等の不飽和側鎖を有しないフェノー
ル類が多量に含まれており、その他の副生物も含まれて
いるが、かかる粗製p−ビニルフェノールを精製するこ
となく重合促進剤の存在下に重合させて経済的にポリp
−ビニルフェノールを製造する方法が知られている(特
公昭57−47921号、特公昭61−2683号)。
いるp−アセトキシフェニルメチルカルビノールを脱水
する方法、p−ヒドロキシ桂皮酸を脱炭酸分解する方法
、ビスフェノールエタンを分解する方法あるいはp−エ
チルフェノールを脱水素する方法等で得られる粗製p−
ビニルフェノールには、フェノール、クレゾールあるい
は工チルフェノール等の不飽和側鎖を有しないフェノー
ル類が多量に含まれており、その他の副生物も含まれて
いるが、かかる粗製p−ビニルフェノールを精製するこ
となく重合促進剤の存在下に重合させて経済的にポリp
−ビニルフェノールを製造する方法が知られている(特
公昭57−47921号、特公昭61−2683号)。
また、この粗製p−ビニルフェノールの重合に際して重
合反応系内に例えばスチレン、アクリル酸エステルある
いはアクリロニトリル等のコモノマーを存在させればp
−ビニルフェノールとこれらのコモノマーとの共重合体
が得られる。しかし、この粗製p−ビニルフェノールを
原料として得られたp−ビニルフェノール系重合体は、
粗製p−ビニルフェノール中に含まれている不純物のた
めか、着色していて紫外線の透過性も不良である。
合反応系内に例えばスチレン、アクリル酸エステルある
いはアクリロニトリル等のコモノマーを存在させればp
−ビニルフェノールとこれらのコモノマーとの共重合体
が得られる。しかし、この粗製p−ビニルフェノールを
原料として得られたp−ビニルフェノール系重合体は、
粗製p−ビニルフェノール中に含まれている不純物のた
めか、着色していて紫外線の透過性も不良である。
従来、紫外部の光透過性の良いp−ビニルフェノール系
重合体を得るには、粗製p−ビニルフェノールを精製し
、この精製されたp−ビニルフェノールを三フッ化ホウ
素あるいは三塩化アルミニウム等を重合促進剤として用
い、OC以下の低温で重合する必要があった。しかし、
p−ビニルフェノールの精製は、その高い反応性のため
に蒸留によることは事実上不可能であし、例えばトルエ
ン、ヘキサン等の炭化水素溶媒からの再結晶を繰り返す
方法等によらなければならず、操作が煩雑で、しかもp
−ビニルフェノールの損失が大きく、非常に不経済であ
る。
重合体を得るには、粗製p−ビニルフェノールを精製し
、この精製されたp−ビニルフェノールを三フッ化ホウ
素あるいは三塩化アルミニウム等を重合促進剤として用
い、OC以下の低温で重合する必要があった。しかし、
p−ビニルフェノールの精製は、その高い反応性のため
に蒸留によることは事実上不可能であし、例えばトルエ
ン、ヘキサン等の炭化水素溶媒からの再結晶を繰り返す
方法等によらなければならず、操作が煩雑で、しかもp
−ビニルフェノールの損失が大きく、非常に不経済であ
る。
また、粗製p−ビニルフェノールから得られたp−ビニ
ルフェノール系重合体を加熱して改質する際に、アミン
を存在させると紫外部の光透過性が改善されることが知
られている←特開昭60−258206号)。しかし、
その改善効果は、まだ十分なものではない。また、本発
明者らは、粗製p−ビニルフェノールから得られたp−
ビニルフェノール系重合体を水素化ホウ素す) IJウ
ム等で処理しても、可視部の光透過性は改善されるが紫
外部の光透過性の改善にはあまり効果がないことを知見
している。
ルフェノール系重合体を加熱して改質する際に、アミン
を存在させると紫外部の光透過性が改善されることが知
られている←特開昭60−258206号)。しかし、
その改善効果は、まだ十分なものではない。また、本発
明者らは、粗製p−ビニルフェノールから得られたp−
ビニルフェノール系重合体を水素化ホウ素す) IJウ
ム等で処理しても、可視部の光透過性は改善されるが紫
外部の光透過性の改善にはあまり効果がないことを知見
している。
(解決しようとする課題)
p−ビニルフェノール系重合体は、耐熱性、アルカリ可
溶性に優れ、またフェノール性水酸基があるためそれに
対するオルト位の反応性が高く、かつ該水酸基も反応に
用いることができるので機能性高分子として有用なもの
であって、感光材料のほか種々の用途に利用されつつあ
る。しかし、このp−ビニルフェノール系重合体は、前
記のとおり着色してない光透過性の良好なものを得難い
ため、用途が制限されている。特に1感光材料の分野で
は、近年、光源がより短波長のものに移行して紫外線が
主力となシ、紫外部の光透過性の優れた材料が求められ
ている。また、ポリp−ビニルフェノールは、感光材料
の分野に利用する場合、アルカリによる現像の際にフェ
ノールノボラック等に比較してアルカリ溶解速度が過大
であるという問題もある。さらK、ポリp−ビニルフェ
ノールを耐熱材料として評価すると、その分解温度がさ
らに高いことが望まれる。さらにまた、ポリp−ビニル
フェノールとエポキシ樹脂との反応によって熱硬化樹脂
を形成する場合についてみれば、その熱硬化速度がさら
に早いことが望まれる場合がある。
溶性に優れ、またフェノール性水酸基があるためそれに
対するオルト位の反応性が高く、かつ該水酸基も反応に
用いることができるので機能性高分子として有用なもの
であって、感光材料のほか種々の用途に利用されつつあ
る。しかし、このp−ビニルフェノール系重合体は、前
記のとおり着色してない光透過性の良好なものを得難い
ため、用途が制限されている。特に1感光材料の分野で
は、近年、光源がより短波長のものに移行して紫外線が
主力となシ、紫外部の光透過性の優れた材料が求められ
ている。また、ポリp−ビニルフェノールは、感光材料
の分野に利用する場合、アルカリによる現像の際にフェ
ノールノボラック等に比較してアルカリ溶解速度が過大
であるという問題もある。さらK、ポリp−ビニルフェ
ノールを耐熱材料として評価すると、その分解温度がさ
らに高いことが望まれる。さらにまた、ポリp−ビニル
フェノールとエポキシ樹脂との反応によって熱硬化樹脂
を形成する場合についてみれば、その熱硬化速度がさら
に早いことが望まれる場合がある。
したがって、本発明の一つの目的は、p−ビニルフェノ
ール系重合体、特に粗製p−ビニルフェノールから得ら
れたp−ビニルフェノール系重合体の光透過性、特に紫
外部の光透過性を十分にかつ容易に経済的に改善し得る
方法を提供するにある。本発明の他の目的は、p−ビニ
クツエノール系重合体の光透過性の改善と共に、その溶
解性、熱分解性、反応性等の諸性質をも改善し得る方法
を提供するKある。本発明のさらに他の目的は、上記改
善をなし得るp−ビニルフェノール系重合体の水素化処
理方法を提供するKある。
ール系重合体、特に粗製p−ビニルフェノールから得ら
れたp−ビニルフェノール系重合体の光透過性、特に紫
外部の光透過性を十分にかつ容易に経済的に改善し得る
方法を提供するにある。本発明の他の目的は、p−ビニ
クツエノール系重合体の光透過性の改善と共に、その溶
解性、熱分解性、反応性等の諸性質をも改善し得る方法
を提供するKある。本発明のさらに他の目的は、上記改
善をなし得るp−ビニルフェノール系重合体の水素化処
理方法を提供するKある。
(l!題を解決するだめの手段)
本発明者らは、上記目的を達成すぺ〈種々検討した結果
、p−ビニルフェノール系重合体を一定の条件下に水素
と接触させることによって、その光透過性、特に紫外部
における光透過性を大巾にかつ容易に経済的に改善でき
ること、および該水素化処理の条件を選択することによ
って、p−ビニルフェノール系重合体のフェノール核の
一部を核水素化し、主としてシクロヘキサノール核に転
化すると、該重合体のアルカリ溶解性の制御、熱分解性
の向上、エポキク樹脂との反応性の増大等、該重合体の
物理的、化学的性質の改善をなし得ることを見出して本
発明を完成した。すなわち、本発明の要旨は、p−ビニ
ルフェノール系重合体を第■族金属触媒の存在下に、5
0〜300 Cの温度で水素と接触させることを特徴と
するp−ビニルフェノール系重合体の特性を改善する方
法に存する。
、p−ビニルフェノール系重合体を一定の条件下に水素
と接触させることによって、その光透過性、特に紫外部
における光透過性を大巾にかつ容易に経済的に改善でき
ること、および該水素化処理の条件を選択することによ
って、p−ビニルフェノール系重合体のフェノール核の
一部を核水素化し、主としてシクロヘキサノール核に転
化すると、該重合体のアルカリ溶解性の制御、熱分解性
の向上、エポキク樹脂との反応性の増大等、該重合体の
物理的、化学的性質の改善をなし得ることを見出して本
発明を完成した。すなわち、本発明の要旨は、p−ビニ
ルフェノール系重合体を第■族金属触媒の存在下に、5
0〜300 Cの温度で水素と接触させることを特徴と
するp−ビニルフェノール系重合体の特性を改善する方
法に存する。
本発明方法を適用するp−ビニルフェノール系重合体と
しては、ポリp−ビニルフェノール、p−ビニルフェノ
ールと他のコモノマーとの共重合体があげられ、共重合
体の場合のコモノマーとしテハ、スチレン、メチルスチ
レン等のスチレン系モノマー、メチルアクリレート、エ
チルアクリレート、メチルメタクリレート、ヒドロキシ
メチルアクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート等
のアクリル系モノマー等があげられる。これらのp−ビ
ニルフェノール系重合体は、例えば特開昭60−584
07号あるいは特開昭60−258206号に示されて
いるような改質のための加熱処理(120〜350C)
が施されていても差支えない。
しては、ポリp−ビニルフェノール、p−ビニルフェノ
ールと他のコモノマーとの共重合体があげられ、共重合
体の場合のコモノマーとしテハ、スチレン、メチルスチ
レン等のスチレン系モノマー、メチルアクリレート、エ
チルアクリレート、メチルメタクリレート、ヒドロキシ
メチルアクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート等
のアクリル系モノマー等があげられる。これらのp−ビ
ニルフェノール系重合体は、例えば特開昭60−584
07号あるいは特開昭60−258206号に示されて
いるような改質のための加熱処理(120〜350C)
が施されていても差支えない。
また、本発明方法は、種々の方法で得られたp−ビニル
フェノール系重合体に適用し得て、その製造由来を特に
制限する必要はないが、フェノール、クレゾールあるい
はエチルフェノール等の不飽和側鎖を有しないフェノー
ル類その他の副生物を含む精製されてない粗製p−ビニ
ルフェノールから得られたp−ビニルフェノール系′重
合体に好ましく適用され、かかる重合体に適用すれば本
発明方法の効果は一層顕著となる。例えば、p−エチル
フェノールを高温下に酸化鉄系、酸化亜鉛系、酸化マグ
ネシウム系、酸化クロム系、酸化スズ系、酸化チタン系
あるいは酸化バリウム系等の脱水素触媒と接触させて脱
水素し、得られた未反応p−エチルフェノール、副生物
等を含む粗製p−ビニルフェノールを三フフ化ホウ素、
三塩化アルミニウム、硫酸、塩酸等の無機酸、ギ酸、ク
ロル酢酸、シェラ酸等の有機酸、メタンスルホン酸、ト
ルエンスルホン酸等の有機スルホン酸等のごときカチオ
ン開始剤あるいは過酸化ベンゾイル、過酸化アセチル、
ジベンゾイルジスルフィド、アゾビスイソブチロニトリ
ル等のごときラジカル開始剤等の重合促進剤の存在下に
重合させ、あるいは重合促進剤は用いずに熱重合させ、
その重合反応生成物からp−エチルフェノールその他の
軽質分を除去して得たポリp−ビニルフェノールに本発
明方法を適用すれば、該ポリp−ビニルフェノールの光
透過性が顕著に改善され、効率良く経済的に光透過性の
優れたポIJ p−ビニルフェノールが得られる。また
、上記p−エチルフェノールの脱水素によって得られた
粗製p−ビニルフェノールにスチレン系、アクリル系等
のコモノマーを加えて重合促進剤の存在下に重合を行な
えば、p−ビニルフェノールとこれらのコモノマーとの
共重合体が得られ(特願昭61−275307号、特開
昭61−291606号参照)、この重合体に本発明方
法を適用すれば、光透過性の優れた共重合体が効率良く
経済的に得られる。この場合、p−ビニルフェノールと
コモノマーとの仕込み比は、共重合体の所望の物性、用
途等に応じて適宜選択すれば良いが、一般には1:9な
いし9:1の範囲から選択される。
フェノール系重合体に適用し得て、その製造由来を特に
制限する必要はないが、フェノール、クレゾールあるい
はエチルフェノール等の不飽和側鎖を有しないフェノー
ル類その他の副生物を含む精製されてない粗製p−ビニ
ルフェノールから得られたp−ビニルフェノール系′重
合体に好ましく適用され、かかる重合体に適用すれば本
発明方法の効果は一層顕著となる。例えば、p−エチル
フェノールを高温下に酸化鉄系、酸化亜鉛系、酸化マグ
ネシウム系、酸化クロム系、酸化スズ系、酸化チタン系
あるいは酸化バリウム系等の脱水素触媒と接触させて脱
水素し、得られた未反応p−エチルフェノール、副生物
等を含む粗製p−ビニルフェノールを三フフ化ホウ素、
三塩化アルミニウム、硫酸、塩酸等の無機酸、ギ酸、ク
ロル酢酸、シェラ酸等の有機酸、メタンスルホン酸、ト
ルエンスルホン酸等の有機スルホン酸等のごときカチオ
ン開始剤あるいは過酸化ベンゾイル、過酸化アセチル、
ジベンゾイルジスルフィド、アゾビスイソブチロニトリ
ル等のごときラジカル開始剤等の重合促進剤の存在下に
重合させ、あるいは重合促進剤は用いずに熱重合させ、
その重合反応生成物からp−エチルフェノールその他の
軽質分を除去して得たポリp−ビニルフェノールに本発
明方法を適用すれば、該ポリp−ビニルフェノールの光
透過性が顕著に改善され、効率良く経済的に光透過性の
優れたポIJ p−ビニルフェノールが得られる。また
、上記p−エチルフェノールの脱水素によって得られた
粗製p−ビニルフェノールにスチレン系、アクリル系等
のコモノマーを加えて重合促進剤の存在下に重合を行な
えば、p−ビニルフェノールとこれらのコモノマーとの
共重合体が得られ(特願昭61−275307号、特開
昭61−291606号参照)、この重合体に本発明方
法を適用すれば、光透過性の優れた共重合体が効率良く
経済的に得られる。この場合、p−ビニルフェノールと
コモノマーとの仕込み比は、共重合体の所望の物性、用
途等に応じて適宜選択すれば良いが、一般には1:9な
いし9:1の範囲から選択される。
本発明方法に従ってp−ビニルフェノール系重合体を水
素化処理するに当りては、一般に溶媒を用い、当該重合
体を溶媒に溶解して第■族金属触媒の存在下に水素と接
触せしめる。この溶媒としては、p−ビニルフェノール
系重合体を溶解し、水素化処理時に安定で、水素化処理
後容易に除去し、得るものが良く、メタノール、エタノ
ール、プロパツール、ブタノール等の低級アルコール、
アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン等の低級ケトン、テトラヒドロフラン、ジオキサン等
の環状エーテル等が適当であり、クレゾール、エチルフ
ェノール等のフェノール類も用いることができ、中でも
特に低級アルコールが好ましく用いられる。
素化処理するに当りては、一般に溶媒を用い、当該重合
体を溶媒に溶解して第■族金属触媒の存在下に水素と接
触せしめる。この溶媒としては、p−ビニルフェノール
系重合体を溶解し、水素化処理時に安定で、水素化処理
後容易に除去し、得るものが良く、メタノール、エタノ
ール、プロパツール、ブタノール等の低級アルコール、
アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン等の低級ケトン、テトラヒドロフラン、ジオキサン等
の環状エーテル等が適当であり、クレゾール、エチルフ
ェノール等のフェノール類も用いることができ、中でも
特に低級アルコールが好ましく用いられる。
本発明方法で用いる第■族金属触媒の第■族金属として
は、ニッケル(Ni)、コパル) (Co)、パラジウ
ム(Pd)、白金(Pt)、あるいはロジウム(Rh)
が適当である。その形態としては、金属単体、金属酸化
物担体担持のいずれでもよい。通常、Ni、Coは、ラ
ネー型として金属単体で用いるか、シリカ、アルミナ、
カーボンあるいはケイソウ上等の多孔性担体に担持して
用いられる。貴金属類は、酸化物あるいは担体担持の形
で用いるのが普通である。触媒使用量は、使用する触媒
種によって異なるが、一般的にいって次の程度が適当で
ある。すなわち、本発明方法は、オートクレーブ等を用
いる回分式でも、固定床流通式等の連続式でも実施し得
るが、回分式の場合は、処理すべき重合体に対して金属
として0.01〜10重量係程度が適当であり、流通連
続式の場合は、触媒に対する重合物のWH8Vが0.1
〜10 ky/ky−h r程度が適当である。また、
流通連続式の場合は、触媒は通常担体担持触媒とする。
は、ニッケル(Ni)、コパル) (Co)、パラジウ
ム(Pd)、白金(Pt)、あるいはロジウム(Rh)
が適当である。その形態としては、金属単体、金属酸化
物担体担持のいずれでもよい。通常、Ni、Coは、ラ
ネー型として金属単体で用いるか、シリカ、アルミナ、
カーボンあるいはケイソウ上等の多孔性担体に担持して
用いられる。貴金属類は、酸化物あるいは担体担持の形
で用いるのが普通である。触媒使用量は、使用する触媒
種によって異なるが、一般的にいって次の程度が適当で
ある。すなわち、本発明方法は、オートクレーブ等を用
いる回分式でも、固定床流通式等の連続式でも実施し得
るが、回分式の場合は、処理すべき重合体に対して金属
として0.01〜10重量係程度が適当であり、流通連
続式の場合は、触媒に対する重合物のWH8Vが0.1
〜10 ky/ky−h r程度が適当である。また、
流通連続式の場合は、触媒は通常担体担持触媒とする。
水素化処理の温度は、50〜300Cが適当であり、好
ましくは150〜250Cである。温度は効果に影響が
あり、50C以下の低温では、反応が好適に進行せず、
効果が少なく、あまり高温では重合体の分解あるいはゲ
ル化が起る。水素圧は、反応速度、装置の耐圧等の問題
からして、10〜200 kP/cm2が適当であり、
好ましくけ50〜100kg/lyn”である。処理時
間は、用いる触媒種とその量、処理温度等の処理条件、
さらには処理する重合体の特性等に応じて任意に選択す
れば良いが、一般的にいって0.1〜10時間程度が適
当である。
ましくは150〜250Cである。温度は効果に影響が
あり、50C以下の低温では、反応が好適に進行せず、
効果が少なく、あまり高温では重合体の分解あるいはゲ
ル化が起る。水素圧は、反応速度、装置の耐圧等の問題
からして、10〜200 kP/cm2が適当であり、
好ましくけ50〜100kg/lyn”である。処理時
間は、用いる触媒種とその量、処理温度等の処理条件、
さらには処理する重合体の特性等に応じて任意に選択す
れば良いが、一般的にいって0.1〜10時間程度が適
当である。
本発明に係るp−ビニルフェノール系重合体の水素化処
理に当りては、水素化処理の条件を、通常上述の諸処理
条件の範囲から、適宜選択することによって、主として
当該重合体中の紫外線を吸収する不純構成成分を還元除
去して、主として当該重合体の光透過性を改善すること
ができるし、あるいは該不純構成成分の還元除去のみな
らず、該重合体のフェノール核、該重合体がスチレン系
コモノマーとの共重合体である場合のこのコモノマーに
起因するベンゼン核などの芳香核を核水素化して、当該
重合体の光透過性の改善と共に、その溶解性、熱分解性
、反応性等をも改善することができ、さらKはこれら緒
特性の改善の度合いを調節することもできる。本発明に
従った水素化処理における芳香核の核水素化の生起は、
採用する諸処理条件に依存するが、次のような傾向があ
る。
理に当りては、水素化処理の条件を、通常上述の諸処理
条件の範囲から、適宜選択することによって、主として
当該重合体中の紫外線を吸収する不純構成成分を還元除
去して、主として当該重合体の光透過性を改善すること
ができるし、あるいは該不純構成成分の還元除去のみな
らず、該重合体のフェノール核、該重合体がスチレン系
コモノマーとの共重合体である場合のこのコモノマーに
起因するベンゼン核などの芳香核を核水素化して、当該
重合体の光透過性の改善と共に、その溶解性、熱分解性
、反応性等をも改善することができ、さらKはこれら緒
特性の改善の度合いを調節することもできる。本発明に
従った水素化処理における芳香核の核水素化の生起は、
採用する諸処理条件に依存するが、次のような傾向があ
る。
すなわち、芳香核の核水素化は用いられる溶媒の種類に
よって影響を受け、溶媒としてメタノール、エタノール
、n−プロパツール等の第1級アルコール、アセトン、
メチルエチルケトン、メチルインブチルケトン等の低級
ケトンあるいはクレゾール、エチルフェノール等のフェ
ノール類を用いると芳香核の核水素化は生じKくい。一
方、溶媒としてイソプロパツール、第2級ブチルアルコ
ール等の第2級アルコールあるいはテトラヒドロフラン
、ジオキサン等の環状エーテルを用いると芳香核の核水
素化が生じやすい。したがワて、用いる溶媒の種類を選
択することによりて、さらには核水素化の生じやすい溶
媒と核水素化の生じにくい溶媒、例えばイソプロパツー
ルとメタノールを混合して溶媒として用い、その混合比
率を変えることによって、核水素化の程度を調節するこ
とができる。また、核水素化の程度は、目的とする特性
の改善の度合に応じて適宜選択すればよく、芳香核の9
0%程度を核水素化することも可能である。
よって影響を受け、溶媒としてメタノール、エタノール
、n−プロパツール等の第1級アルコール、アセトン、
メチルエチルケトン、メチルインブチルケトン等の低級
ケトンあるいはクレゾール、エチルフェノール等のフェ
ノール類を用いると芳香核の核水素化は生じKくい。一
方、溶媒としてイソプロパツール、第2級ブチルアルコ
ール等の第2級アルコールあるいはテトラヒドロフラン
、ジオキサン等の環状エーテルを用いると芳香核の核水
素化が生じやすい。したがワて、用いる溶媒の種類を選
択することによりて、さらには核水素化の生じやすい溶
媒と核水素化の生じにくい溶媒、例えばイソプロパツー
ルとメタノールを混合して溶媒として用い、その混合比
率を変えることによって、核水素化の程度を調節するこ
とができる。また、核水素化の程度は、目的とする特性
の改善の度合に応じて適宜選択すればよく、芳香核の9
0%程度を核水素化することも可能である。
水素化処理後は、その処理物から、触媒が含まれている
場合にはそれを分離除去した後、任意の方法で溶媒を分
離除去して目的の重合体を取得する。その方法としては
、例えば、処理物を水に投入して重合体を沈澱させ、該
重合体の沈澱をr別、乾燥する方法、あるいは処理物か
ら減圧下に溶媒を蒸発させる方法等があげられる。
場合にはそれを分離除去した後、任意の方法で溶媒を分
離除去して目的の重合体を取得する。その方法としては
、例えば、処理物を水に投入して重合体を沈澱させ、該
重合体の沈澱をr別、乾燥する方法、あるいは処理物か
ら減圧下に溶媒を蒸発させる方法等があげられる。
(発明の効果)
本発明によれば、p−ビニルフェノールを再結晶を繰り
返して精製し、極く低温でカチオン重合するという煩雑
で損失の多い方法で得たボIJ p−ビニルフェノール
と同等もしくはそれ以上に優れた光透過性を有するポリ
p−ビニルフェノールを、容易にしかもほとんど損失な
く得ることができる。
返して精製し、極く低温でカチオン重合するという煩雑
で損失の多い方法で得たボIJ p−ビニルフェノール
と同等もしくはそれ以上に優れた光透過性を有するポリ
p−ビニルフェノールを、容易にしかもほとんど損失な
く得ることができる。
また、本発明によれば、必要に応じ水素化処理条件を選
択することによりて、p−ビニルフェノール系重合体の
基本骨格を実質的に変化させることなく、選択的に光透
過を阻害する不純構成成分を還元除去することKよシ、
該重合体の光透過性を改善することができるし、該不純
構成成分の還元除去と同時にフェノール核を核水素化す
ることKより、該重合体の光透過性のみならず上記のよ
うに溶解性、熱分解性、反応性等の諸性質をも改善する
ことができる。
択することによりて、p−ビニルフェノール系重合体の
基本骨格を実質的に変化させることなく、選択的に光透
過を阻害する不純構成成分を還元除去することKよシ、
該重合体の光透過性を改善することができるし、該不純
構成成分の還元除去と同時にフェノール核を核水素化す
ることKより、該重合体の光透過性のみならず上記のよ
うに溶解性、熱分解性、反応性等の諸性質をも改善する
ことができる。
本発明に従って水素化処理されて、光透過性あるいは光
透過性とその他の諸性質の改善されたp−ビニルフェノ
ール系重合体は、マイクロフォトレジスト、オフセット
印刷用28版等の感光材料、感熱材料あるいはコーティ
ング材料等に好適に用いることができる。
透過性とその他の諸性質の改善されたp−ビニルフェノ
ール系重合体は、マイクロフォトレジスト、オフセット
印刷用28版等の感光材料、感熱材料あるいはコーティ
ング材料等に好適に用いることができる。
(実施例)
以下実施例によシ未発明を具体的に例示する。
以下の実施例において、光の透過性は分光光度計で、分
子量はゲルパーミエータ1ンクロマトグラフイー(GP
C)でそれぞれ測定し、フェノール核の水素化の判定は
IRlあるいはIRとNMRで行なった。また、重合体
の吸光係数(−)を、吸吸収スペクトルの250nmの
データから、下記(1)式により算出し、表示した。
子量はゲルパーミエータ1ンクロマトグラフイー(GP
C)でそれぞれ測定し、フェノール核の水素化の判定は
IRlあるいはIRとNMRで行なった。また、重合体
の吸光係数(−)を、吸吸収スペクトルの250nmの
データから、下記(1)式により算出し、表示した。
To;エタノールのみの光透過率C4)T;試料溶液の
光透過率(係) C;試料濃度(17cm3) にセル長(創) 実施例1 p−エチルフェノールをスチームと共に、温度500C
,LH8V 1.(1)条件”t’、酸化X、(ヲ触f
iとして用い、脱水素して、粗製p−ビニルフェノール
を得た。この粗製p−ビニルフェノールの組成ハおよそ
p−ビニルフェノール35重量%、p−エチルフェノー
ル60重量係、副生物5重量係でありた。この粗製p−
ビニルフェノールを150Cで2時間加熱してp−ビニ
ルフェノールを重合させ、得られた反応生成物から25
0C110■Hgの条件でp−エチルフェノールほかの
軽質分を留去してポリp−ビニルフェノール(Mw 5
,000、Mn2.500)を得た。このポリp−ビニ
ルフェノール10051’−をエタノール200)K溶
解した溶液およびケイソウ土を担体とするニッケル触媒
(日量ガードラー社製、G−49B)3)を、内容積1
!のオートクレーブに張り込み、窒素で数回、次いで水
素で数回置換した後、水素圧を50kP/cm”として
攪拌しながら昇温し、200 Cで4時間保持した。
光透過率(係) C;試料濃度(17cm3) にセル長(創) 実施例1 p−エチルフェノールをスチームと共に、温度500C
,LH8V 1.(1)条件”t’、酸化X、(ヲ触f
iとして用い、脱水素して、粗製p−ビニルフェノール
を得た。この粗製p−ビニルフェノールの組成ハおよそ
p−ビニルフェノール35重量%、p−エチルフェノー
ル60重量係、副生物5重量係でありた。この粗製p−
ビニルフェノールを150Cで2時間加熱してp−ビニ
ルフェノールを重合させ、得られた反応生成物から25
0C110■Hgの条件でp−エチルフェノールほかの
軽質分を留去してポリp−ビニルフェノール(Mw 5
,000、Mn2.500)を得た。このポリp−ビニ
ルフェノール10051’−をエタノール200)K溶
解した溶液およびケイソウ土を担体とするニッケル触媒
(日量ガードラー社製、G−49B)3)を、内容積1
!のオートクレーブに張り込み、窒素で数回、次いで水
素で数回置換した後、水素圧を50kP/cm”として
攪拌しながら昇温し、200 Cで4時間保持した。
この間、圧力低下はほとんどなかりたので、水素の補給
は行なわなかった。しかして、冷却後、反応液からr過
によって触媒を除き、P液を10重゛ 量倍景の水に適
下してポリマーを析出させた。この析出したポリマーを
集め、50Cで減圧乾燥して、98?のポリマーを得た
。このポリマーを分析に供し、その結果を第1表に示し
た。
は行なわなかった。しかして、冷却後、反応液からr過
によって触媒を除き、P液を10重゛ 量倍景の水に適
下してポリマーを析出させた。この析出したポリマーを
集め、50Cで減圧乾燥して、98?のポリマーを得た
。このポリマーを分析に供し、その結果を第1表に示し
た。
第 1 表
Ill 水素化処理の原料としたポリゴー112 25
0nmにおける吸光係数(以下の例においても同じ) 第1表から明らかなように、水素化処理したポリマーは
、原料ポリマーに対して、250nmにおける吸光係数
が大巾に減少し、分子量の変化は極くわずかであり、I
Rスペクトルの変化は認められなかった。
0nmにおける吸光係数(以下の例においても同じ) 第1表から明らかなように、水素化処理したポリマーは
、原料ポリマーに対して、250nmにおける吸光係数
が大巾に減少し、分子量の変化は極くわずかであり、I
Rスペクトルの変化は認められなかった。
原料ポリマーおよび水素化処理し九ポリマーの紫外吸収
スペクトルを示せば第1図のとおりである。第1図にお
いて、人が原料ポリマーであシ、Bが水素化処理したポ
リマーである。いずれも試料濃度10” 77cm”
、石英セル長1副の条件で測定したものである(以下の
例においても同じ)。
スペクトルを示せば第1図のとおりである。第1図にお
いて、人が原料ポリマーであシ、Bが水素化処理したポ
リマーである。いずれも試料濃度10” 77cm”
、石英セル長1副の条件で測定したものである(以下の
例においても同じ)。
実施例2
実施例1と同様に粗製p−ビニルフェノールから、ただ
し重合を促進剤としてシュウ酸を用い、温度80Cにて
行ない、ポリp−ビニルフェノール(Mw 6,500
、Mn 3,500 )を得、これを特開昭60−58
407号の改質法に従って250Cで4時間加熱処理し
て改質ボIJ p−ビニルフェノール(Mw23.00
0、縣4.2005 を得た。この改質ポリp−ビニル
フェノール1001を、触媒としてアルミナを担体とす
るパラジウム触媒(エンゲルハルト社製、パラジウム担
持量5重t%)を2y−用いた以外は実施例1と同様に
処理して水素化処理したポリマーを得た。その特性は第
2表のとおりであった。
し重合を促進剤としてシュウ酸を用い、温度80Cにて
行ない、ポリp−ビニルフェノール(Mw 6,500
、Mn 3,500 )を得、これを特開昭60−58
407号の改質法に従って250Cで4時間加熱処理し
て改質ボIJ p−ビニルフェノール(Mw23.00
0、縣4.2005 を得た。この改質ポリp−ビニル
フェノール1001を、触媒としてアルミナを担体とす
るパラジウム触媒(エンゲルハルト社製、パラジウム担
持量5重t%)を2y−用いた以外は実施例1と同様に
処理して水素化処理したポリマーを得た。その特性は第
2表のとおりであった。
第2表
原料改質ポリマーおよび水素化処理したポリマーの紫外
吸収スペクトルを示せば第2図のとおりである。図中の
AとBおよび測定条件は第1図の場合と同じである。
吸収スペクトルを示せば第2図のとおりである。図中の
AとBおよび測定条件は第1図の場合と同じである。
実施例3
実施例1と同様にして得、同様の組成を有する粗製p−
ビニルフェノールと市販のスチレンとを、p−ビニルフ
ェノールとスチレンのモル比が7:3となるように混合
し、該混合物を重合促進剤としてアゾビスイソブチロニ
トリルを該混合物に対して1重量係用い、100Cで2
時間反応させ、反応生成物から250C,10鰭Hgの
条件で、p−エチルフェノールほかの軽質分を留去して
p−ビニルフェノールとスチレンの共重合’fk (p
−ビニルフェノール単位とスチレン単位のモル比68:
32、MW 3,400、Mn 2,300 )を得た
。この共重合物Zoo fPをエタノール200Fに溶
解した溶液および実施例2で用いたと同様のパラジウム
触媒2?を11のオートクレーブに張り込み、窒素で数
回、水素で数回置換した後、水素圧を50 ky/cm
2として攪拌しながら昇温し、180Cで4時間保持し
た。この間、圧力低下がほとんどなかったので、水素の
補給は行なわなかった。しかして、冷却後、反応液から
触媒をF別し、そのP液からロータリーエバポレーター
を用いて減圧下で溶媒を除去して固形分として水素化処
理した共重合物97%を得た。その特性は第3表に示す
とおシであった。
ビニルフェノールと市販のスチレンとを、p−ビニルフ
ェノールとスチレンのモル比が7:3となるように混合
し、該混合物を重合促進剤としてアゾビスイソブチロニ
トリルを該混合物に対して1重量係用い、100Cで2
時間反応させ、反応生成物から250C,10鰭Hgの
条件で、p−エチルフェノールほかの軽質分を留去して
p−ビニルフェノールとスチレンの共重合’fk (p
−ビニルフェノール単位とスチレン単位のモル比68:
32、MW 3,400、Mn 2,300 )を得た
。この共重合物Zoo fPをエタノール200Fに溶
解した溶液および実施例2で用いたと同様のパラジウム
触媒2?を11のオートクレーブに張り込み、窒素で数
回、水素で数回置換した後、水素圧を50 ky/cm
2として攪拌しながら昇温し、180Cで4時間保持し
た。この間、圧力低下がほとんどなかったので、水素の
補給は行なわなかった。しかして、冷却後、反応液から
触媒をF別し、そのP液からロータリーエバポレーター
を用いて減圧下で溶媒を除去して固形分として水素化処
理した共重合物97%を得た。その特性は第3表に示す
とおシであった。
第 3 表
原料共重合物および水素化処理した共重合物の紫外吸収
スペクトルを示せば第3図のとおりである。図中のAと
Bおよび測定条件は第1図の場合と同じである。
スペクトルを示せば第3図のとおりである。図中のAと
Bおよび測定条件は第1図の場合と同じである。
マタ、上記粗製p−ビニルフェノールとスチレンの混合
物から得られた重合体がp−ビニルフェノールとスチレ
ンの共重合物であることは、次のことから確認された。
物から得られた重合体がp−ビニルフェノールとスチレ
ンの共重合物であることは、次のことから確認された。
重合体のIRスペクトルには3100−3700on
”KOHの吸収、690および750 tyn−’に1
を換芳香族C−Hの吸収が見られ、 C−NMRスペク
トルは次式(Inに示す位置のCの吸収を有していた。
”KOHの吸収、690および750 tyn−’に1
を換芳香族C−Hの吸収が見られ、 C−NMRスペク
トルは次式(Inに示す位置のCの吸収を有していた。
H
1 :1l52−154pp、 2:1l12
−114pp。
−114pp。
3 : 127 ppm、 4 :
133−135ppm。
133−135ppm。
5 :336−47pp、 6 :1l2
4−125pp。
4−125pp。
7.8:1l25−130pp、 9:1l42−1
45pp。
45pp。
以上の結果から、重合体はp−ビニルフェノールとスチ
レンの共重合体と確認された。また、13C−NMRス
ペクトルの吸収強度からp−ビニルフェノールとスチレ
ンのモル比を算出した。
レンの共重合体と確認された。また、13C−NMRス
ペクトルの吸収強度からp−ビニルフェノールとスチレ
ンのモル比を算出した。
実施例4
実施例3におけるスチレンのかわねにメチルメタクリレ
ートな用い、p−ビニルフェノールトメチルメタクリレ
ートのモル比が1:1となるよう混合し、実施例3と同
じ条件で重合および後処理して、p−ビニルフェノール
とメチルメタクリレートの共重合体(p−ビニルフェノ
ール単位とメチルメタクリレート単位のモル比50 :
50. Mw9.800. Mn 3,700 )を
得た。
ートな用い、p−ビニルフェノールトメチルメタクリレ
ートのモル比が1:1となるよう混合し、実施例3と同
じ条件で重合および後処理して、p−ビニルフェノール
とメチルメタクリレートの共重合体(p−ビニルフェノ
ール単位とメチルメタクリレート単位のモル比50 :
50. Mw9.800. Mn 3,700 )を
得た。
この共重合体100テをエタノール200y−に溶解し
、た溶液および実施例1で用いたと同じN、i触媒3?
を12オートクレーブに張シこみ窒素、ついで水素で置
換した後、水素圧を50kp/cm2として、攪拌しな
がら昇温し、180 Cで4時間保持した。
、た溶液および実施例1で用いたと同じN、i触媒3?
を12オートクレーブに張シこみ窒素、ついで水素で置
換した後、水素圧を50kp/cm2として、攪拌しな
がら昇温し、180 Cで4時間保持した。
水素の補給は行なわれなかった。冷却後、反応液から触
媒をr別し、そのP液からロータリーエバポレーターを
用いて減圧下で溶媒を除去して固形分として、水素化処
理した共重合物を得た。その特性は第4表に示すとおり
であった。
媒をr別し、そのP液からロータリーエバポレーターを
用いて減圧下で溶媒を除去して固形分として、水素化処
理した共重合物を得た。その特性は第4表に示すとおり
であった。
第 4 表
実施例5
実施例1で用いたと同様の組成の粗製p−ビニルフェノ
ールから、促進剤としてシェラ酸を用いて温度80Cに
て重合を行ない、得られた反応生成物からp−エチルフ
ェノールほかの軽質分を除去して、ポリp−ビニルフェ
ノール(Mwl、800゜Mn 1,200 )を得た
。このポリp−ビニルフェノール1oOFヲイソプロパ
ノール200?に溶解した溶液およびケイソウ土を担体
とするニッケル触媒(日量ガードラー社製、G−49B
)3Pを用い、水素を封入して反応圧60kll/cm
”、温度2001::で3時間攪拌した。ついで実施例
1と同様に処理して水素化処理したポリマーを得た。そ
の特性は第5表のとおりであった。
ールから、促進剤としてシェラ酸を用いて温度80Cに
て重合を行ない、得られた反応生成物からp−エチルフ
ェノールほかの軽質分を除去して、ポリp−ビニルフェ
ノール(Mwl、800゜Mn 1,200 )を得た
。このポリp−ビニルフェノール1oOFヲイソプロパ
ノール200?に溶解した溶液およびケイソウ土を担体
とするニッケル触媒(日量ガードラー社製、G−49B
)3Pを用い、水素を封入して反応圧60kll/cm
”、温度2001::で3時間攪拌した。ついで実施例
1と同様に処理して水素化処理したポリマーを得た。そ
の特性は第5表のとおりであった。
第5表から明らかなように、水素化処理したポリマーは
、原料ポリマーに対して、250nmlCおける吸光係
数が大巾に減少した。また、アルカリ溶液への溶解度の
減少、10%分解温度の上昇が認められた。さら忙代表
的なエポキシ樹脂であるビスフェノールエタンジグリシ
ジルエーテルとの硬化反応速度の増加が認められた。
、原料ポリマーに対して、250nmlCおける吸光係
数が大巾に減少した。また、アルカリ溶液への溶解度の
減少、10%分解温度の上昇が認められた。さら忙代表
的なエポキシ樹脂であるビスフェノールエタンジグリシ
ジルエーテルとの硬化反応速度の増加が認められた。
水素化処理したポリマーのIRスペクトルを第4図に示
す。1040crn−’に原料ポリマーには見られない
吸収が見られ、これはアルコールC−0K基づく吸収と
帰属され、フェノール基の核水素化が生じていることが
判明した。
す。1040crn−’に原料ポリマーには見られない
吸収が見られ、これはアルコールC−0K基づく吸収と
帰属され、フェノール基の核水素化が生じていることが
判明した。
水素化処理したポリマーの13C−N M Rスペクト
ルを第5図に示す。
ルを第5図に示す。
第5図には次の構造に基づく吸収が見られた。
OHOH
a、b、c、d、js js k :〜47ppm
、e :138 ppm、 f : 129 p
pmg : 116ppm、 h : 156p
pm1: 71ppm。
、e :138 ppm、 f : 129 p
pmg : 116ppm、 h : 156p
pm1: 71ppm。
したがって、水素化処理によって得られたポリマーはフ
ェノール基とシクロヘキサノール基ヲ有スる部分核水素
化ポリp−ビニルフェノールであり、吸収強度比からフ
ェノール単位/シクロヘキサノール単位は71/29(
モル比)と計算された。
ェノール基とシクロヘキサノール基ヲ有スる部分核水素
化ポリp−ビニルフェノールであり、吸収強度比からフ
ェノール単位/シクロヘキサノール単位は71/29(
モル比)と計算された。
実施例6
実施例5と同じ原料のポリp−ビニルフェノール100
Pをインプロパツール17o?およびメタノール30?
の混合溶媒に溶解し、実施例5と同様な処理を行なって
水素化処理したポリマーを得た。
Pをインプロパツール17o?およびメタノール30?
の混合溶媒に溶解し、実施例5と同様な処理を行なって
水素化処理したポリマーを得た。
その特性は第6表のとおりであった。
第 6 表
第6表から明らかなように、水素化処理したボー IJ
ママ−原料ポリマーに対して250nmにおける吸光係
数が大巾に減少した。水素化処理したポリマーのIRス
ペクトルには104104O”K原料ポリマーには見ら
れない吸収が見られ、これはアルコールC−0に基づく
吸収と帰属され、フェノール基の核水素化が生じている
ことが判明した。
ママ−原料ポリマーに対して250nmにおける吸光係
数が大巾に減少した。水素化処理したポリマーのIRス
ペクトルには104104O”K原料ポリマーには見ら
れない吸収が見られ、これはアルコールC−0に基づく
吸収と帰属され、フェノール基の核水素化が生じている
ことが判明した。
水素化処理したポリマーの C−NMRスペクトルから
核水素化率を計算したところ6%であった。
核水素化率を計算したところ6%であった。
したがってインプロパツールにメタノールを加えた混合
溶媒を用いることによって核水素化率が減少することが
わかった。
溶媒を用いることによって核水素化率が減少することが
わかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1における原料ポリマーと水素化処理し
たポリマーの紫外吸収スペクトル、第2図は実施例2に
おける原料ポリマーと水素化処理したポリマーの紫外吸
収スペクトル、第3図は実施例3における原料共重合物
と水素化処理した共重合物の紫外吸収スペクトルをそれ
ぞれ示す。第1〜3図において、Aは原料ポリマーまた
は共重合物の紫外吸収スペクトルを示し、Bは水素化処
理したポリマーまたは共重合物のそれを示す。第4図は
実施例5における水素化処理したポリマーのIRスペク
トルであり、第5図は実施例5における水素化処理した
ポリマーの C−NMRスペクトルである。 特許出願人 丸善石油化学株式会社
たポリマーの紫外吸収スペクトル、第2図は実施例2に
おける原料ポリマーと水素化処理したポリマーの紫外吸
収スペクトル、第3図は実施例3における原料共重合物
と水素化処理した共重合物の紫外吸収スペクトルをそれ
ぞれ示す。第1〜3図において、Aは原料ポリマーまた
は共重合物の紫外吸収スペクトルを示し、Bは水素化処
理したポリマーまたは共重合物のそれを示す。第4図は
実施例5における水素化処理したポリマーのIRスペク
トルであり、第5図は実施例5における水素化処理した
ポリマーの C−NMRスペクトルである。 特許出願人 丸善石油化学株式会社
Claims (3)
- (1)p−ビニルフェノール系重合体を第VIII族金属触
媒の存在下に、50〜300℃の温度で水素と接触させ
ることを特徴とするp−ビニルフェノール系重合体の特
性を改善する方法。 - (2)p−ビニルフェノール系重合体が、精製されてな
い粗製p−ビニルフェノールを原料として得られたp−
ビニルフェノール系重合体である請求項1記載の方法。 - (3)低級アルコール、低級ケトン、環状エーテルおよ
びフェノール類から選ばれた少なくとも一種の溶媒の存
在下に行なわれる請求項1または2記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63137091A JPH01103604A (ja) | 1987-07-17 | 1988-06-03 | p−ビニルフェノール系重合体の特性を改善する方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62-178432 | 1987-07-17 | ||
| JP17843287 | 1987-07-17 | ||
| JP63137091A JPH01103604A (ja) | 1987-07-17 | 1988-06-03 | p−ビニルフェノール系重合体の特性を改善する方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01103604A true JPH01103604A (ja) | 1989-04-20 |
| JPH0585565B2 JPH0585565B2 (ja) | 1993-12-08 |
Family
ID=16048408
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63137091A Granted JPH01103604A (ja) | 1987-07-17 | 1988-06-03 | p−ビニルフェノール系重合体の特性を改善する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01103604A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0605856A3 (de) * | 1993-01-07 | 1994-10-26 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von p-Hydroxystyrolpolymerisaten und deren Verwendung. |
| JPH0844061A (ja) * | 1994-07-26 | 1996-02-16 | Nippon Zeon Co Ltd | レジスト組成物 |
| EP0704718A1 (en) | 1989-12-01 | 1996-04-03 | Tosoh Corporation | Positive photosensitive composition for forming lenses |
| US5783354A (en) * | 1995-09-11 | 1998-07-21 | Basf Aktiengesellschaft | Positive-working radiation-sensitive mixture |
| US5929204A (en) * | 1997-02-21 | 1999-07-27 | Maruzen Petrochemical Co., Ltd. | Process for removing metals from vinylphenol-type polymers |
| WO2005116090A1 (ja) * | 2004-05-31 | 2005-12-08 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | 熱可塑性透明樹脂 |
-
1988
- 1988-06-03 JP JP63137091A patent/JPH01103604A/ja active Granted
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0704718A1 (en) | 1989-12-01 | 1996-04-03 | Tosoh Corporation | Positive photosensitive composition for forming lenses |
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| US9085647B2 (en) | 2004-05-31 | 2015-07-21 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Thermoplastic transparent resin |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0585565B2 (ja) | 1993-12-08 |
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