JPH0110404Y2 - - Google Patents

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JPH0110404Y2
JPH0110404Y2 JP1983104628U JP10462883U JPH0110404Y2 JP H0110404 Y2 JPH0110404 Y2 JP H0110404Y2 JP 1983104628 U JP1983104628 U JP 1983104628U JP 10462883 U JP10462883 U JP 10462883U JP H0110404 Y2 JPH0110404 Y2 JP H0110404Y2
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JP
Japan
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cam
check valve
pressure
discharge
oil
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JP1983104628U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は突放し式プランジヤ型注油器のカムに
関する。
第1図に特願昭58−64349号(特開昭59−
190417号公報)に記載された従来の注油器の要部
を示す。図において、1はカム、2はローラ、3
はレバーで、ローラ2の軸を支承している。4は
プランジヤで、5はプランジヤばね、6は吐出逆
止弁、7は吐出逆止弁吸戻しカラー部、8は吐出
逆止弁座、9は吐出逆止弁ばねである。10は油
路で、この先に図示しない注油管を通り、第2図
に示した注油棒によりシリンダ内壁面まで接続さ
れている。11,12は吸入弁で、13は吸入弁
ばね、14はサクシヨンパイプ、15はストレー
ナである。16はレバー3の支承軸、17は注油
量調整ねじ、18は注油器本体で、その中に注油
に使われる潤滑油19が入つている。
第2図はシリンダ注油棒の取付状態を示す。5
1は注油棒本体で、52のシリンダライナにねじ
込まれている。53はシリンダジヤケツトで、冷
却水室54をシリンダライナ52とで構成し、シ
リンダライナ52の冷却を行つている。55はシ
リンダライナに設けられた注油孔で、56は注油
棒逆止弁、57は逆止弁ばね、58は逆止弁スト
ツパである。59は注油棒油路で、60のアダプ
タ油路から図示しない注油管により注油器につな
がつている。
カム1の回転によりプランジヤ4が上昇し、潤
滑油を押し出す。吐出逆止弁を押し上げ、図示し
ない注油管内の圧力を高め、注油棒の逆止弁56
の開弁圧力まで達するとシリンダ内壁に注油され
ることになる。カムが最大リフトまで達すると吐
出を完了し、注油棒の逆止弁も閉じ、注油を終る
ことになる。このとき、注油棒逆止弁の閉弁圧力
はシリンダ内圧力の影響を受け、シリンダ内圧力
が高いと閉弁圧力が高くなり、同様にもし逆止弁
が閉じていれば開弁圧力も高いことになり、注油
管内圧力も高い。その後、カムが下降し、プラン
ジヤ上部室の圧力が下がり、吐出逆止弁6も下が
る。このとき、吐出逆止弁6の吸戻しカラー7の
下端が吐出逆止弁弁座8のガイド部にかかつてか
ら吐出逆止弁が着座するまでの容積は注油管内の
油を吸戻すことになり、この容積変化の分だけ注
油管内の圧力を下げることができる。さらにプラ
ンジヤが下降すると吸入弁11,12が開き潤滑
油を吸入し、次のプランジヤの上昇により吐出を
始めるサイクルを繰返す。
上記のものには次の欠点がある。
さきに、カムの下降時に吐出弁の吸戻し作用に
より注油管内の圧力を下げることができると述べ
たが、カムの下降がゆるやかであると、管内の圧
力降下もゆるやかとなり、管内圧力が充分下がら
ないうちにシリンダ内圧力が下がると、開弁圧力
も下がることになり、高い管内圧力のため再び注
油することになる。これでは意図したタイムリ注
油とはならない。
第3図に注油管内圧力、注油棒逆止弁の動き及
びシリンダ内圧力を示した。注油棒逆止弁の動き
の図でA部は意図した注油であるが、B部は注油
すべきでないのに注油孔部のシリンダ内圧力が下
がることにより起こる注油である。
第3図につき更に詳しく説明する。
まず、注油管内圧力と注油棒逆止弁の動きにつ
いて述べる。注油管内の圧力が上がり、注油棒逆
止弁の開弁圧に達すると逆止弁が開き注油を始め
る。又注油棒の開弁圧力は逆止弁に付加している
ばね力と、シリンダから弁に作用するガス圧力と
の和によつて決まるもので、ガス圧力が高くなれ
ば、相対的に開弁圧力は高くなり、ガス圧が低く
なれば開弁圧は下がる。
さて、管内圧が上がりその後カムの最大リフト
に達すると、吐出を終り圧力が下がり、逆止弁も
閉じる。従つて注油管内圧力は一定のまま保たれ
るが(区間AとBの間)、注油棒はピストン摺動
域の途中にあるため、ピストンが通過するとガス
圧は破線で示すように下がる。そのため注油棒逆
止弁の開弁圧が下がりB部で再吐出をなす。
このB部の吐出が意図しない吐出で、適時注油
の目的に反するものである。
本考案の目的は適時に適量の潤滑油をシリンダ
に供給し、潤滑油の消費量を少なくした上で、ピ
ストンリング、シリンダの摩耗及び焼付の問題を
なくそうとする、いわゆるタイムリ注油を実現で
きる注油器のカムを提供することであり、その特
徴とするところは、吐出逆止弁に吸戻しカラーを
有する突放し式プランジヤ型注油器において、外
形が基礎円と頂円と上記両円の両側の共通接線と
にてなり、同両側の共通接線のなす角を上記頂円
側にて鋭角に形成したことである。
即ち、吐出逆止弁の吸戻し作用を早くかつすみ
やかに行うため、カムの最大リフト後のカムの下
降時期を早くし、下降速度を速くしたこと、即ち
カムの突起部を鋭角にしたことである。
以下図面を参照して本考案による実施例につき
説明する。
第4図は本考案による1実施例の注油器を示す
断面図である。
図において、1はカムで、従来のものに比し降
り側が急で、突起部を鋭角に構成している。2は
ローラ、3はレバーで、ローラ2の軸を支承して
いる。4はプランジヤ、5はプランジヤばね、6
は吸い戻しカラー付き吐出逆止弁、7は吐出逆止
弁吸戻しカラー部、8は吐出逆止弁弁座、9は吐
出逆止弁ばねである。10は油路で、この先に図
示しない注油管を通り第2図に示した注油棒によ
りシリンダ内壁面まで接続されている。11,1
2は吸入弁、13は吸入弁ばね、14はサクシヨ
ンパイプ、15はストレーナである。16はレバ
ー3の支承軸、17は注油量調整ねじ、18は注
油器本体で、その中に注油に使われる潤滑油19
が入つている。
本考案による1実施例の対称カムの形状を第5
図に示す。
カムの下降側が1個の頂円101と基礎円10
2を結ぶ共通接線103により形成された接線カ
ムで、頂円101の円弧径rと基礎円の半径Rと
の比r/Rを1/10としたものである。
r/R≦1/10とした理由につき説明する。
通常の流体、特に潤滑油を安定して圧送できる
プランジヤ上昇速度は1〜2m/s程度である。
その条件と必要なプランジヤリフト量h(すなわ
ち必要吐出量)を考えると、第7図に示す接線カ
ムにおいて、カムの基礎円102の半径Rとhの
間には必然的な値が存在する。
しかるときに、カム頂円101の半径rをr/
R≦1/10以下にすることにより、吐出終了直後
のカムの下降による圧力降下を実現できる。
r/R≦1/10の技術的意義については、考案
者らの実験において、所期の目的を達成したもの
がr/R≦1/10であつたものである。
第6図は従来のものと比較して本考案のカムリ
フト及速度を示す線図で、降下速度が速くなつて
いる。
上記構成の場合の作用について述べる。
注油器の作動は従来のものと全く同様である。
本考案の特徴は吐出完了後の吸戻し作用を速くし
たことにある。
カムが最大リフトに達し吐出を終つた時の注油
管内の圧力は、その時のシリンダ内圧力の影響を
受け、シリンダ内圧力が高いと注油棒逆止弁の閉
弁圧力も高くなるため、高くなる。
その後カムが下降することによるプランジヤの
下降で吐出逆止弁も下がり、吐出弁吸戻しの効果
により注油管内圧力を下げることができる。この
吐出弁の吸戻し速度はプランジヤの下降速度即ち
カムの下降速度によつて決まるもので、カムを急
激に下降させることにより、吸戻し作用も速くな
り、注油管内の圧力もすみやかに下げることがで
きる。
第7図は本考案らが実験したカムのプロフイル
を示し、第8図は第7図のカムと、注油器、注油
管、注油棒との組合せによる単体試験結果であ
る。
第8図において、破線で示したものが従来のも
ので、基礎円102の半径R0=20mmに対し、頂
円半径R1=2mm、R2=31mmでゆるやかに降りる
ようなカムである。これに対し、実線で示したも
のは、上記半径R0=20mm、R1=2mmの円弧と、
これらの接線とで構成された本考案のものであ
る。
実測値は、注油器吐出弁出口部圧力、注油棒逆
止弁部圧力、及び注油棒逆止弁リフトである。図
から明らかなように、本考案のもの(実線)は、
吐出完了(A部)後の圧力降下が速く、従来のも
のの吐出完了(A′部)後の圧力降下は遅い。
本実験は前述したように、ガス圧の影響がない
ので再吐出の様子はみれないが、圧力降下中にガ
ス圧が下がれば、再吐出は十分考えられる。
このように本考案の効果は大きいものがあり、
前記r/R≦1/10という限定はかかる実験によ
り確認される。
上述の場合には次の効果がある。
上記のように吐出弁の急激な吸戻し効果によ
り、たとえシリンダ内圧力が高い時期に吐出を終
り注油管内圧力が高かつたとしても、すみやかに
注油管内圧力が下がる。このため、その後たとえ
シリンダ内圧力が下がり注油棒逆止弁の開弁圧力
の低下があつても、再吐出するようなことがなく
意図したタイムリ注油が実現でき、少量の油で効
率の良い潤滑ができ、ピストンリング、シリンダ
ライナの摩耗の減少、スカツフイング、焼付等の
問題も解消できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の注油器を示す断面図、第2図は
注油棒を示す断面図、第3図は注油管内圧力、注
油棒逆止弁の動き及びシリンダ内圧力を示す線
図、第4図は本考案による1実施例の注油器を示
す断面図、第5図は本考案による1実施例のカム
を示す平面図、第6図は本考案によるカムリフト
及び速度を示す線図、第7図は実験したカムのプ
ロフイル、第8図は第7図のカムによる弁リフト
と圧力を示すグラフである。 1……カム、101……頂円、102……基礎
円、103……共通接線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吐出逆止弁に吸戻しカラーを有する突放し式プ
    ランジヤ型注油器において、外形が基礎円と頂円
    と上記両円の両側の共通接線とにてなり、同両側
    の共通接線のなす角を上記頂内側にて鋭角に形成
    し上記頂円の半径rと基礎円の半径Rとの比r/
    R1/10としたことを特徴とする注油器のカ
    ム。
JP10462883U 1983-07-07 1983-07-07 注油器のカム Granted JPS6012681U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10462883U JPS6012681U (ja) 1983-07-07 1983-07-07 注油器のカム

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10462883U JPS6012681U (ja) 1983-07-07 1983-07-07 注油器のカム

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Publication Number Publication Date
JPS6012681U JPS6012681U (ja) 1985-01-28
JPH0110404Y2 true JPH0110404Y2 (ja) 1989-03-24

Family

ID=30245591

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JP10462883U Granted JPS6012681U (ja) 1983-07-07 1983-07-07 注油器のカム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5330233Y2 (ja) * 1971-02-26 1978-07-28

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JPS6012681U (ja) 1985-01-28

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