JPH0110448Y2 - - Google Patents

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JPH0110448Y2
JPH0110448Y2 JP1982114357U JP11435782U JPH0110448Y2 JP H0110448 Y2 JPH0110448 Y2 JP H0110448Y2 JP 1982114357 U JP1982114357 U JP 1982114357U JP 11435782 U JP11435782 U JP 11435782U JP H0110448 Y2 JPH0110448 Y2 JP H0110448Y2
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protrusion
hydraulic motor
end surface
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、組立てロボツト等に使用するのに好
適な液圧式の原動装置に関するものである。
[従来の技術] 一般に、産業用ロボツトの腕関接部等に搭載さ
れる原動装置は、小形かつ軽量でしかも高い出力
トルクを発揮し得るものであることが望まれる。
そのため、近時、この種の原動装置として、リ
ング状のサーキユラ・スプラインの一端面側に蓋
着した支持部材とこの支持部材に開口端を臨接さ
せて前記サーキユラ・スプラインの内側に配設さ
れウエーブジエネレータに付勢されて前記サーキ
ユラ・スプラインに噛合する薄肉カツプ状のフレ
クスプラインとを用いてモータ収容室に形成した
ハーモニツク減速機と、この減速機の支持部材に
支軸を固着するとともにこの支軸周りに回転する
ケーシングを前記モータ収容室内に配置しこのケ
ーシングに前記ウエーブジエネレータを設けてな
る液圧モータとを具備してなるものが考えられて
いる。
[考案が解決しようとする課題] しかして、このものは、液圧モータの動力をハ
ーモニツク減速機を介して出力することができる
ので、高い出力トルクを発生させることができ、
しかも、ハーモニツク減速機内に前記液圧モータ
を収容しそのケーシングにウエーブジエネレータ
を一体的に設けているので、空間の有効利用と部
品点数の削減により小形化並びに軽量化を図るこ
とができるという特長を有しているが、単にこれ
だけのものでは、組立ロボツトの関接駆動源等と
して使用するには難点がある。
すなわち、組立作業等に使用する高級なロボツ
トでは、腕の位置がどこにあるのかを高精度で測
定してコンピユータ等の制御装置に信号を送り系
全体のフイードバツクを取ることが不可欠とな
る。そのため、高速回転部で数百分割の角度位置
検出信号を出力させる必要がある。ところが、前
述したような構成の原動装置は、高速回転部たる
液圧モータのケーシングがハーモニツク減速機の
内部に収納されているので、該ケーシングの回転
状態を検出するのが難しいという問題がある。
具体的には、かかるケーシングの回転を検出す
る方策として、例えば、前記支持部材に貫通させ
た回転取出軸によつて前記ケーシングの回転を機
械的に外部へ取出すようにし、この回転取出軸の
外方端部の回転を適宜な回転検出器により計測し
得るようにすることが考えられる。しかしなが
ら、このようにすると構造が複雑になるだけでな
く、回転取出軸の存在により装置の軸方向の寸法
を短縮することが難しくなるという不都合があ
る。また、前記ケーシングの回転を検出する他の
方策として、フオトカプラ等を用いた検出器を前
記モータ収容室内に配設して前記ケーシングの前
記支持部材等に対する回転を計測し得るようにす
ることが考えられる。しかしながら、前記モータ
収容室内は、ハーモニツク減速機の噛合部やウエ
ーブジエネレータのベアリング部等の被潤滑部分
に使用される潤滑油やグリースが霧あるいは油滴
となつて飛びかうような雰囲気の空間であるた
め、光学式の回転検出器を単にモータ収容室内に
配設しただけのものでは、前述した油滴の存在に
より光の伝達が阻害されて誤動作を生じたり測定
が不可能になり易いという不都合がある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、このような事情に着目してなされた
もので、装置全体の大形化、特に、軸方向寸法の
長大化を可及的に抑制した上で、前述した不具合
を解消することを目的としている。
本考案は、このような目的を達成するために、
前記のようにハーモニツク減速機内に液圧モータ
を組み込んだものにおいて、液圧モータのケーシ
ングにおける支持部材に対向する端面に突条を環
状に突設すると共に、その支持部材の内側端面に
前記突条を囲繞する突条をフレクスプラインの内
部にまで延出させて環状に突設し、前記ケーシン
グの突条と支持部材の突条との間、及び、前記ケ
ーシングと前記支軸との間にそれぞれオイルシー
ルを介設して、これら両オイルシール間に前記ハ
ーモニツク減速機の被潤滑部分、及び前記ケーシ
ング内部からそれぞれ隔離された密閉室を形成
し、この密閉室内であつて前記ケーシングの端面
と前記支持部材との間に位置する部位に、そのケ
ーシングの支持部材に対する回転状態を検出する
ための光学式の回転検出器を設けたことを特徴と
している。
[作 用] このような構成によれば、液圧モータの回転を
ハーモニツク減速機を介して出力することができ
るとともに、その液圧モータの回転状態を、装置
内部に配設した回転検出器により直接に検出する
ことができる。
そして、この回転検出器は、対をなすオイルシ
ール間に形成された密閉室に収容してあるので、
ハーモニツク減速機の被潤滑部分に存在する油滴
や、液圧モータのケーシング内部に存在する油滴
に晒されることがない。したがつて、油滴により
回転を検出するために使用する光線の伝達が阻害
されるおそれもない。
また、密閉室を構成する一方のオイルシールを
前述のように液圧モータのケーシングに突設した
突条の外周側と支持部材に突設した突条との間に
設けると共に、他方のオイルシールを前記ケーシ
ングと支軸との間に設け、前記ケーシングの突条
の内側に回転検出器を配設し得るようにしている
ので、これらオイルシールと回転検出器とを略同
一の横断面位置に配列させることができる。その
上、前記支持部材の突条は、フレクスプラインの
内部にまで延出させてあるので、この突条の内側
に設けるオイルシールは、その一部を前記フレク
スプラインの内部に割り込ませた状態で配置する
ことができる。そのため、前記フレクスプライン
の開口端と支持部材の内側端面との距離を、オイ
ルシールの軸心方向寸法よりも小さくすることが
可能になる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図〜第5図を参
照して説明する。
液圧モータ1の動力をハーモニツク減速機2を
介して出力すようにしている。
液圧モータ1は、偏心部3aを有した支軸3
と、この支軸3の軸心O1回りに回転可能なケー
シング4とを有している。ケーシング4は、前記
支軸3の偏心部3aを囲繞するカツプ状の本体部
4aと、この本体部4aの開口部を閉塞する蓋部
4bとからなるもので、前記支軸3の一端部は前
記蓋部4bを貫通してケーシング4外へ突出して
いる。また、前記ケーシング4の内周に奇数個の
平面部4c…を円周方向に等角間隔をあけて形成
している。そして、このケーシング4の内側の前
記各平面部4c…に対応する部位にそれぞれピス
トン5…を配置し、これら各ピストン5…の先端
面を静圧ベアリング6…を介して対応する平面部
4c…に添接させている。静圧ベアリング6は、
前記ピストン5の先端面を前記平面部4cに密着
するように平面状に形成するとともに、この先端
面に圧力ポケツト7を形成し、この圧力ポケツト
7内に流体圧を導入するようにしたものである。
また前記支軸3の偏心部3aにシリンダブロツク
8を回転可能に嵌着し、このシリンダブロツク8
によつて前記各ピストン5…の基端面側に前記ケ
ーシング4の回転に伴つて容積が増減する空間9
…を形成している。具体的に説明すれば、シリン
ダブロツク8には複数のシリンダ11…が円周方
向に等角間隔をあけて放射状に形成されている。
そしてこれら各シリンダ11…に前記各ピストン
5…がスライド自在に嵌合させてあり、これら各
ピストン5…の基端面と前記各シリンダ11…の
内面とによつて前記空間9…が形成されている。
なお、このシリンダブロツク8の端面にはピン1
2…が突設されており、このピン12…の先端部
を前記ケーシング4に設けたばか穴13…に遊嵌
させることによつて該シリンダブロツク8が前記
ケーシング4に対して一定回転角度以上自転しな
いようにしてある。すなわち、このシリンダブロ
ツク8は前記ケーシング4に追従して回転するよ
うになつている。また、前記ケーシング4内を前
記支軸3の軸心O1と偏心部3aの軸心O2とを通
る仮想分割線Pを境にして第1領域Aと第2領域
Bとに2分割し、前記第1領域A内を通過中の前
記空間9…を第1の流体流通系路14に連通させ
るとともに第2領域B内を通過中の空間9を第2
の流体流通系路15に連通させている。第1の流
体流通系路14は、前記偏心部3aの外周面に設
けた第1領域A側の圧力ポケツト16を支軸3の
先端部に設けた第1の流出入口(図示せず)に連
通させるためのもので、前記支軸3内に形成され
ている。また、第2の流体流通系路15は、前記
偏心部3aの外周面に設けた第2領域B側の圧力
ポケツト17を支軸3の先端部に設けた第2の流
出入口(図示せず)に連通させるためのもので、
前記支軸3内に形成されている。また、前記各ピ
ストン5の軸心部には対応する空間9内の流体圧
を対応する静圧ベアリング6の圧力ポケツト7内
に導入するための圧力導入路18が設けてある。
一方、ハーモニツク減速機2は、内周に内向歯
21…を有したリング状のサーキユラ・スプライ
ン22と、このサーキユラ・スプライン22の内
側に軸心を一致させて配置され開口端部外周に前
記内向歯21…とピツチが同一で数が若干少ない
外向歯23…を有した薄肉カツプ状のフレクスプ
ライン24と、このフレクスプライン24の開口
端部を横断面楕円状に弾性変形させてその長軸部
分において前記外向歯23…を前記内向歯21…
に噛合させるとともにその噛合位置a,bを逐次
円周方向に移動させるウエーブジエネレータ25
とを具備してなる。サーキユラ・スプライン22
はリング状の剛体であり、円板状の第1の支持部
材26と円筒状の第2の支持部材27の間に挟持
されてハウジング28を構成している。また、フ
レクスプライン24は弾性変形良好な材料により
作られたカツプ状のもので、その開口端を前記第
1の支持部材26の内面に臨接させてあり、この
フレクスプライン24と前記支持部材26とによ
つてモータ収容室30が形成されている。また、
このフレクスプライン24の底壁中心部には前記
ハウジング28にベアリング29,29を介して
支承された出力軸31の基端が固着されている。
また、ウエーブジエネレータ25は、前記フレク
スプライン24の軸心回りに回転可能な楕円カム
32をフレキシブルなボールベアリング33を介
して前記フレクスプライン24の内周に嵌合させ
たもので、前記ボールベアリング33のアウター
リング33aは前記フレクスプライン24ととも
に弾性変形し得るようになつている。
そして、前記液圧モータ1の支軸3を前記第1
の支持部材26の軸心部に固着するとともに該ポ
ンプ1のケーシング4を前記フレクスプライン2
4内に配設し、このケーシング4に前記ウエーブ
ジエネレータ25を一体的に設けている。すなわ
ち、このケーシング4の蓋部4bの外周に前記楕
円カム32を一体に形成している。
また、前記第1の支持部材26の内側端面34
と前記液圧モータ1のケーシング4の端面35と
の間に、シール機構36を介して前記ハーモニツ
ク減速機2の被潤滑部分から隔離された密閉室3
7を形成している。具体的には、シール機構36
は、前記ケーシング4の端面35の外周縁に突条
38を環状に突設するとともに、前記支持部材2
6の内側端面34の外周縁近傍部に前記突条38
を囲繞する突条39をフレクスプライン24の内
部にまで延出させて環状に突設し、この突条39
の内周面と前記突条38の外周面との間にリング
状のオイルシール41を介設したものであり、こ
のオイルシール41によつて前記密閉室37と前
記ハーモニツク減速機2の被潤滑部分、つまり、
前記サーキユラ・スプライン22と前記フレクス
プライン24の噛合部や前記ウエーブジエネレー
タ25のボールベアリング33部分とを隔離して
いる。密閉室37は前記支軸3を囲繞するように
形成された環状のもので、この密閉室37と前記
液圧モータ1のケーシング4内部とはオイルシー
ル42によつて隔離されている。換言すれば、前
記支持部材26の突条39と前記液圧モータ1の
ケーシング4の突条38との間、及び、前記ケー
シング4と前記支軸3との間にそれぞれオイルシ
ール41,42を介設して、これら両オイルシー
ル41,42間に前記密閉室37を形成してい
る。そして、この密閉室37内に前記ケーシング
4の前記支持部材26に対する回転数を検出する
ための光学式の回転検出器43を設けている。回
転検出器43は、前記ケーシング4の端面35に
環状に突設した直接透過形または反射形のスリツ
ト片44と、先端をこのスリツト片44に近接さ
せて前記支持部材26に取着したフオトカプラ4
5とを具備してなる通常のもので、前記フオトカ
プラ45から導出させたリード線46は前記支持
部材26を貫通させて外部に延出させてある。な
お、47は支軸3を通して液圧ポンプ1内に作動
流体を出入させるためのポートアダプタである。
次いで、この原動装置の作動を説明する。ま
ず、高圧の流体を、例えば、第1の流体流通系路
14を通して第1領域Aに存在する空間9,9内
に供給すると、第1領域Aに存在する静圧ベアリ
ング6,6部に高い流体が導入され、これらの流
体圧によつて該液圧モータ1のケーシング4に偏
心部3aの軸心O2を通り前記ケーシング4の平
面部4cに直交する力Fa,Fbが作用することに
なる。しかして、これらの力Fa,Fbの合力Fab
の作用線は前記軸心O2を通り前記ケーシング4
の回転中心たる支軸3の軸心O1からある距離l
だけ偏位することになる(第4図参照)。その結
果、前記ケーシング4には|Fab|×lなるモー
メントが働くこととなり、それによつて該ケーシ
ング4が矢印X方向に回転する。この場合、第1
領域Aに存在する空間9,9は前記ケーシング4
の回転に伴つて漸次容積が増大し、第2領域Bに
存在する空間9,9は漸次容積が縮小するため、
高圧の流体は第1の流体流通系路14を通して第
1領域Aを通過中の空間9,9内に逐次流入し、
仕事をし終つた流体は第2領域Bを通過中の空間
9,9から第2の流体流通系路15を通して逐次
外部へ排出される。このようにして液圧モータ1
のケーシング4が、例えば、矢印X方向に回転す
ると、それに伴つてウエーブジエネレータ25の
楕円カム32が同じく矢印X方向に回転し、フレ
クスプライン24の外向歯23…と、サーキユ
ラ・スプライン22の内向歯21…との噛合位置
a,bが矢印X方向に移動する。そうすると、前
記楕円カム32が1回転する毎に前記フレクスプ
ライン24が前記内向歯21…と外向歯23…と
の歯数差分だけ矢印Y方向に回転することとな
り、その回転が出力軸31を介してハウジング2
8外へ取出される。しかして、このようなもので
あれば、第1、第2の流体流通系路14,15に
供給する圧力流体の方向及び流量を制御すること
によつて、所望の回転力を出力軸31から取出す
ことができる。
また、前記液圧モータ1が作動してケーシング
4が回転すると、このケーシング4の端面35に
固着されたスリツト片44が支持部材26に固着
されたフオトカプラ45に対して回転する。その
ため、周知な作用により前記ケーシング4の1回
転を数百分割したような精細な角度位置信号が得
られることになり、この信号によつて前記ケーシ
ング4の回転位置あるいは回転速度を知ることが
できる。そして、この回転検出器43は、密閉室
37内に配設され、油滴に晒されることがないの
で、回転検出用の光線が油滴により遮断されて誤
検出を招くという不具合がなく、信頼性の高い回
転検出信号を得ることができる。
しかも、このものは液圧モータ1のケーシング
4における支持部材に対向する端面35に突条3
8を環状に突設すると共に、その支持部材26の
内側端面34に前記突条38を囲繞する突条39
を環状に突設し、前記ケーシング4の突条38と
支持部材26の突条39のとの間、及び、前記ケ
ーシング4と前記支軸3との間にそれぞれオイル
シール41,42を介設して密閉室37を形成し
ているので、前記両オイルシール41,42及び
その密閉室37内に配設する回転検出器43とを
支軸3の軸心と直交する方向の面に沿わせて配列
させることが可能となる。そのため、回転検出器
43を密閉配置したために装置全体の軸方向寸法
が長大化するという不具合を最少限にとどめるこ
とができる。詳述すれば、予圧を適切に与えるこ
とができる実用的なオイルシール、つまり、ラジ
アル方向から周面に摺接するオイルシールq,r
を用いて密閉室sを形成する一般的な構造として
は、第6図a,bに示すようなものが考えられ
る。すなわち、対応する部分に同一の符号を付し
て説明すれば、第6図aに示すものは、液圧モー
タ1のケーシング4の端部を支持部材26方向に
延長するとともに、支持部材26に前記ケーシン
グ4の延長部分を囲繞する部分を設け、この部分
とケーシング4の延長部分との間に対をなすオイ
ルシールq,rを軸心方向に離間させて介設し
て、その間に密閉室sを形成している。そして、
この密閉室s内に回転検出器43を配設してい
る。この場合、フレクスプライン24の開口端2
4aと支持部材26の内側端面34との距離L1
は、対をなすオイルシールq,rと回転検出器4
3の軸方向寸法を加算した寸法よりも小さくする
ことは不可能である。また、第6図bに示すもの
は、一方のオイルシールrをケーシング4と支軸
3との間に設けたものであるが、このようにして
もフレクスプライン24の開口端24aと支持部
材26の内側端面34との距離L2は、オイルシ
ールqと回転検出器sの軸方向寸法を加算した寸
法よりも小さくすることは不可能である。これら
に対して、本考案に係る装置では、第5図に示す
ように、対をなすオイルシール41,42及び回
転検出器43を支軸3の軸心と直交する方向の面
に沿わせて配列させることができるとともに、前
記オイルシール41を、その一部がフレクスプラ
イン24の内部に割り込むような位置に配設する
ことが可能である。そのため、フレクスプライン
24の開口端24aと支持部材26の内側端面3
4との距離L0を、第6図に示すような比較例の
対応距離L1,L2に比べて、はるかに小さなもの
にすることができる。したがつて、回転検出器4
3を装置内部に密閉配置したために装置全体が軸
心方向に長大化するという不具合を略完全に解消
することができるものである。
なお、液圧モータは、図示実施例のものに限ら
ず、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が
可能である。しかしながら、液圧モータを図示実
施例のような構成のものにすれば、特に、組立作
業等を行なう知能ロボツトに用いるのに適したも
のになる。すなわち、前記実施例の液圧モータは
ピストンに倒れモーメントが働かないため、流出
入口圧が共に高圧でその差が少ない場合において
も高い機械効率を保つことが可能であり、サーボ
バルブとのマツチングが頗る良好である。また、
同様にピストンに倒れモーメントが働かないた
め、支軸の偏心部とシリンダブロツクとの間にシ
ールを目的とした適切な液圧バランスが得られる
こととなり低速時においても高い容積効率が保証
される。それに加えて、本液圧モータ1は、主要
コンポーネントが回転中心に対してはほぼバラン
スして配置されており他の形式の液圧モータのよ
うに偏心シヤフトのようなものが回転することが
ないので高速回転も可能である。そのため、回転
速度を幅広く変化させることができるものであ
る。したがつて、このような特性を有した液圧モ
ータと、高い機械効率と出力トルクを誇り負荷か
らのねじれに対して高い位置決め精度を有りした
ハーモニツク減速機とを組合せた場合には、小形
かつ軽量である上に、高い位置決め精度が得ら
れ、また、回転速度を極めて幅広く変化させるこ
とができるとともに、サーボバルブ等とのマツチ
ングも頗る良好である等、組立てロボツト等に使
用するのに最適な特性を発揮し得る原動装置を提
供できることになる。
また、回転検出器の構成も前記のものに限ら
ず、例えば、第7図に示すような配置及び形状の
スリツト片44′とフオトカツプラ45′とを組合
わせたものであつてもよい。
[考案の効果] 以上、説明したように、本考案は、液圧モータ
の動力をハーモニツク減速機を介して出力し得る
ようにしているので、高いトルクを発生させるこ
とができ、しかも、ハーモニツク減速機内に形成
したモータ収容室に液圧モータを収納しそのケー
シングにウエーブジエネレータを一体的に設けて
いるので、空間の有効利用と部品点数の削減によ
り小形化並びに軽量化を図ることができるもので
ある。しかも、前記液圧モータと前記支持部材と
の間に光学式の回転検出器を設けているので前記
液圧モータをハーモニツク減速機の内部に配設し
ているにもかかわらず、高速回転部たるケーシン
グの回転角度位置や回転速度を直接に検出するこ
とができる。
その上、前記モータ収容室の所要個所にオイル
シールを用いてハーモニツク減速機の被潤滑部
分、及び、液圧モータのケーシング内部から隔離
された密閉室を形成し、この密閉室内に前記回転
検出器を収容しているので、前記モータ収容室内
を飛びかう霧あるいは油滴状の潤滑油が前記回転
検出器に付着することがない。そのため、回転検
出に必要な光の伝達が阻害されて誤動作を生じた
り測定が不可能になるというような不都合が全く
なく、長期に亘つて高精度の回転検出信号を得る
ことが可能となる。
しかも、密閉室を形成する対をなすオイルシー
ル及びその密閉室に収容される回転検出器を略同
一の横断面位置に配置できるようにするととも
に、前記オイルシールの一部がハーモニツク減速
機のフレクスプラインの内部に割り込むように配
置することを可能にしているので、ハーモニツク
減速器の端部をなすフレクスプラインの開口端
と、支持部材の内側端面とを前述した批較例のも
のよりも大幅に接近させることが可能となる。そ
のため、回転検出器を装置内部に密閉配置しても
装置全体の軸方向寸法が長大化するのを防止また
は効果的に抑制することができるという優れた効
果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示し、第
1図は断面図、第2図は第1図における−線
断面図、第3図は第1図における−線断面
図、第4図は作用説明図、第5図は要部を模式的
に示す部分断面図である。第6図a,bは比較例
を示す第5図相当の部分断面図である。第7図は
本考案の他の実施例を示す部分断面図である。 1……液圧モータ、2……ハーモニツク減速
機、3……支軸、4……ケーシング、22……サ
ーキユラ・スプライン、24……フレクスプライ
ン、24a……開口端、25……ウエーブジエネ
レータ、26……支持部材、30……モータ収容
室、34……内側端面、36……シール機構、3
7……密閉室、39……突条、41……オイルシ
ール、42……オイルシール、43……回転検出
器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 リング状のサーキユラ・スプラインの一端面側
    に蓋着した支持部材とこの支持部材に開口端を臨
    接させて前記サーキユラ・スプラインの内側に配
    設されウエーブジエネレータに付勢されて前記サ
    ーキユラ・スプラインに噛合するフレクスプライ
    ンとを用いてモータ収容室を形成したハーモニツ
    ク減速機と、この減速機の支持部材に支軸を固着
    するとともにこの支軸周りに回転するケーシング
    を前記モータ収容室に配置しこのケーシングに前
    記ウエーブジエネレータを設けてなる液圧モータ
    とを具備してなる原動装置であつて、 前記液圧モータのケーシングにおける支持部材
    に対向する端面に突条を環状に突設すると共に、
    その支持部材の内側端面に前記突条を囲繞する突
    条をフレクスプラインの内部にまで延出させて環
    状に突設し、前記ケーシングの突条と支持部材の
    突条との間、及び、前記ケーシングと前記支軸と
    の間にそれぞれオイルシールを介設して、これら
    両オイルシール間に前記ハーモニツク減速機の被
    潤滑部分、及び前記ケーシング内部からそれぞれ
    隔離された密閉室を形成し、この密閉室内であつ
    て前記ケーシングの端面と前記支持部材との間に
    位置する部位に、そのケーシングの支持部材に対
    する回転状態を検出するための光学式の回転検出
    器を設けたことを特徴とする原動装置。
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JPS423855Y1 (ja) * 1964-09-25 1967-03-06
JPS5934580B2 (ja) * 1974-10-09 1984-08-23 ヨシザキ コウゾウ 側面無継目金属容器及びその製法
JPS55152411U (ja) * 1979-04-19 1980-11-04
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