JPH0110680Y2 - - Google Patents

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JPH0110680Y2
JPH0110680Y2 JP11218784U JP11218784U JPH0110680Y2 JP H0110680 Y2 JPH0110680 Y2 JP H0110680Y2 JP 11218784 U JP11218784 U JP 11218784U JP 11218784 U JP11218784 U JP 11218784U JP H0110680 Y2 JPH0110680 Y2 JP H0110680Y2
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、硬貨入出金機等に適用されて硬貨集
積筒内の硬貨をその下端から一枚ずつ投出する装
置に係り、特に硬貨の投出動作を円滑に行なえる
ようにした硬貨投出装置に関するものである。
「従来の技術」 第13図および第14図は、従来の硬貨投出装
置の一例を示すもので、硬貨Cを水平状態に重積
収容する硬貨集積筒41に、その下端を閉塞する
底板42が設けられるとともに、この底板42に
硬貨集積筒41の径方向に沿うスリツト43が設
けられ、このスリツト43から硬貨集積筒41内
にその一部を突出させた押出部材44をスリツト
43に沿つて実線から鎖線の如く前方(第13図
矢印方向)に移動させることにより、硬貨集積筒
41の前側下端に設けられた投出口45から硬貨
Cを一枚ずつ前記径方向前方に投出するようにな
つている。
また、上記硬貨投出装置と同種の装置としては
「硬貨投出機における硬貨投出装置」(実公昭58−
16041号公報)が公知である。該装置は、硬貨投
出時には硬貨投出部材をスリツトより上方に突出
させ、また投出待機時には硬貨投出部材でスリツ
トを閉塞し、該硬貨投出部材の上面が台板の重積
硬貨載置面の一部を構成するようにしたものであ
る。
「考案が解決しようとする問題点」 ところで、上記従来の各硬貨投出装置にあつて
は次のような問題があつた。
第13図,第14図に示した硬貨投出装置に
おいては、前記硬貨集積筒41に硬貨Cを補給
する場合は、硬貨集積筒41の上端から硬貨C
を投入するものであるが、この時、最初に投入
された硬貨Cが底板42上に硬貨面を下方に向
けた状態で正常に載置されずに、硬貨Cが底板
42上でバウンドするなどして底板42上に起
立状態となり、この結果、最悪の場合には第1
3図鎖線のようにスリツト43に入り込むとい
う不具合が生ずる虞れがある。そして、このよ
うな不具合が生ずると、起立状態にある硬貨C
が、スリツト43を介し硬貨集積筒41内にそ
の一部が突出状態にある押出部材44と、該押
出部材44の前進位置に配される前板46等と
の間に保持される結果、押出部材44が前方へ
移動するのを妨げるため、硬貨集積筒41内の
硬貨Cを投出することができないという問題が
生じる。
実公昭58−16041号公報記載の硬貨投出装置
においては、硬貨投出部材の非作動時にスリツ
ト内においてその上面が重積硬貨載置面の一部
を形成する構成となつているため、硬貨投出部
材とスリツトとの間に硬貨の角部がかみ込んで
しまう虞れがあり、このような不具合が生ずる
と重積筒内で硬貨が起立してしまうという不具
合が生ずる。そして、硬貨が起立した状態のま
まで、硬貨投出動作に備えて硬貨投出部材を重
積筒下方から後退させた際に、起立状態の硬貨
がそのままスリツト内に落ち込んでしまい、こ
のように硬貨がスリツト内に落ち込む不具合が
生ずると、モータロツクの原因となる虞れがあ
る。
本考案は上記問題点を解決するもので、硬貨補
給時にスリツト内へ入り込んだ硬貨を前方に案内
する排出口を設け、硬貨補給終了後に押出部材を
移動させて排出口からスリツト内の硬貨を排出さ
せることにより、硬貨の投出動作を円滑に行うこ
とを可能とした硬貨投出装置の提供を目的とす
る。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するため、本考案は、硬貨を重
積収容する硬貨集積筒の下端から硬貨集積筒の径
方向前方に硬貨を押し出す硬貨投出装置におい
て、前記硬貨集積筒の底面に前記径方向に沿つて
形成されるスリツトと、このスリツトから硬貨集
積筒内に突出する押出部材と、この押出部材をス
リツトに沿つて前後方向に往復動させる水平駆動
機構と、前記スリツトに入り込んだ硬貨を前方に
案内する排出口とを具備することを特徴とする。
「作用」 本考案によれば、硬貨集積筒への硬貨補給時に
おいて、該集積筒内へ最初に落とし込んだ硬貨が
押出部材の真上に位置して起立状態となり、この
後から落とし込んだ他の硬貨が前記起立状態の硬
貨の上に整列集積状態となつた場合は、硬貨補給
終了時に水平駆動機構により押出部材をスリツト
に沿つて硬貨集積筒下方から退避させると、起立
状態の硬貨がスリツト内に入り込む。次いで、水
平駆動機構により押出部材をスリツトに沿つて前
方へ移動させると、スリツト内の硬貨が押出部材
により前方へ押しやられ、排出口から排出され
る。これにより、押出部材の前進が妨害されるこ
となく、硬貨集積筒内に整列集積状態にある前記
他の硬貨の投出動作を円滑に行うことができる。
「実施例」 以下、本考案の硬貨投出装置の一実施例を第1
図〜第12図に基づいて説明すると、硬貨集積筒
1の下端を閉塞して底面を形成する底板2に、硬
貨集積筒1の径方向に沿うスリツト3が形成され
るとともに、硬貨集積筒1の下方に、前記スリツ
ト3に移動自在に係合する板状の押出部材4が配
設され、この押出部材4に、これをスリツト3に
沿つて前後方向(第1図左右方向)に移動させる
水平駆動機構5と、押出部材4を上下方向(第1
図上下方向)に移動させる垂直駆動機構6が連設
されている。また、前記底板2の前方端(第1図
右方端)には、底板2から下方に伸びて押出部材
4の前方を閉塞する前板7が設けられ、この前板
7にスリツト3に連通して下方に伸びかつ硬貨C
の厚さT2より大きい幅を有する長孔状の排出口
8が形成されている。
これらについて詳述すれば、前記硬貨集積筒1
は、その内部に収容すべき硬貨Cの金種に応じ
て、その内径D1が硬貨Cの外径D2よりわずかに
大きめに設定されたもので(第4図参照)、例え
ば硬貨入出金機等の機枠9に取付フランジ10を
介して固定されている。そして、硬貨集積筒1の
前側下端には、その周方向に伸びるとともに硬貨
Cが一枚通過し得る幅を有する投出口11と、こ
の投出口11と交差して前記排出口8に連通する
補助排出口12とが形成され(第2図参照)、か
つ、後側下端には前記スリツト3と同じ幅の切欠
孔13が形成されている。また、前記補助排出口
12の上端から排出口8の下端までの寸法は、硬
貨Cの外径D2よりも大きく設定されている。
前記底板2は、取付フランジ10の下端に固定
されるもので、その上面におけるスリツト3の両
側の縁部には、第2図および第8図に示す如くス
リツト3の内方に向かつて下方へ傾斜するテーパ
面14が形成されている。このテーパ面14の幅
T1は、例えば硬貨Cの厚さT2の1/2より大きい寸
法に設定されている。
前記押出部材4は、その前部上端に上方に突出
する突出部15を有するとともに、その下端に下
方に伸びるアーム16を有するもので、底板2の
下側に配設された保持具17に前後方向に移動自
在に取り付けられている。前記保持具17は、第
2図および第3図に示すように押出部材4を挟ん
で対向させられる一対の側板部18と、これら側
板部18の下端を相互に連結する連結部19と、
側板部18に前後方向に沿つて穿設された長孔2
0とを有するもので、機枠9に固設される取付板
21等に上下動自在に支持されており、この保持
具17と押出部材4との連結は、押出部材4の側
面に突設された突起22を前記長孔20に摺動自
在に係合させることによつてなされている。そし
て、押出部材4はその待機状態において、第5図
鎖線で示す如く、突出部15がスリツト3の後方
端で底板2の上面より下がつた状態となる位置
(待機位置)に配される。
前記水平駆動機構5は、保持具17の下方でモ
ータ等により第1図矢印イの方向に回転駆動され
る駆動軸23と、この駆動軸23に固定される円
板24と、この円板24の周縁部に突設されて前
記アーム16に係合離脱するピン25と、前記押
出部材4を後方に付勢するばね26とからなるも
のである。そして、この水平駆動機構5は、制御
装置(図示略)または操作者からの指令によつて
作動するようになつており、硬貨集積筒1から硬
貨Cを投出する際には、駆動軸23を回転させな
がらピン25を第1図実線から鎖線の範囲でアー
ム16に係合させることにより、押出部材4を前
記待機位置から前進端位置へ押しやるとともに、
空になつた硬貨集積筒1に硬貨Cを補給する際に
は、ピン25とアーム16との係合中に駆動軸2
3の回転を停止させて、押出部材4の突出部15
を硬貨集積筒1の中央位置に保持するようになつ
ている。また、硬貨Cの補給直後には、後述する
硬貨排出動として、押出部材4を少なくとも一
回、待機位置と前進端位置との間で往復させるよ
うになつている。
前記垂直駆動機構6は、保持具17の上端に取
り付けられるロツド27と、このロツド27を上
方に引き上げるソレノイド28と、前記保持具1
7を下方に付勢するばね29とからなるもので、
前記保持具17は、ソレノイド28がOFFのと
き(励磁されないとき)に、ばね29によつて突
出部15を底板2の上面より下がつた状態とする
位置に保持され、かつ、ソレノイド28がONの
ときに、突出部15を硬貨集積筒1内へ硬貨Cの
厚さT2程度突出させる位置まで上昇させられる。
そして、この垂直駆動機構6は、例えばタイミン
グセンサ等によつて前記水平駆動機構5の動作に
連動するようになつており、硬貨Cを投出する際
には、前記ピン25が第1図実線の位置に到達し
たときにソレノイド28を励磁し、ピン25が第
1図鎖線の位置に到達したときに励磁を解除する
とともに、硬貨Cを補給する際には、ソレノイド
28を繰り返しON,OFFさせるようになつてい
る。また、硬貨Cの補給直後に水平駆動機構5が
硬貨排出動作を行なう際には、ソレノイド28を
OFF状態に保持するようになつている。
前記前板7は、例えば投出口11の下方に設け
られる搬送路30の側壁となるもので、搬送路3
0の内側の空間と硬貨集積筒1の下側の空間とを
仕切つている。そして、搬送路30は、第1図に
おいては紙面と直交する方向に移動する搬送ベル
ト31を具備し、投出口11から投出される硬貨
C受け取つて、硬貨入出金機の払い出し口等に搬
送するようになつている。
なお、図中符号32は投出口11の前方に支点
Aを中心として揺動自在に支持された計数片、符
号33は計数片32の揺動によつてON,OFFす
る計数センサを示している。
このように構成された硬貨投出装置において、
硬貨集積筒1の投出口11から硬貨Cを投出する
場合について説明すると、水平駆動機構5の駆動
軸23が回転して、タイミングセンサが垂直駆動
機構6のソレノイド28を励磁し、押出部材4が
その待機位置から第4図実線の如く突出部15を
硬貨集積筒1内に突出させる位置まで上昇する。
続いて、押出部材4がその突出部15に硬貨Cの
縁部を引つかけながら第4図鎖線の如く前方に移
動し、投出口11から硬貨Cを押し出す。押し出
された硬貨Cは投出口11を通過する際に、前記
計数片32を揺動させるので、計数センサ33に
よつて硬貨投出の確認、および硬貨の計数がなさ
れる。しかる後に、ソレノイド28の励磁が解除
されて第5図実線の如く押出部材4がばね29に
よつて引き下げられ、さらに駆動軸23が回転し
てピン25とアーム16との係合が外れ、押出部
材4がばね26によつて後方に引かれて前記待機
位置に戻る。以上の動作を繰り返すことにより所
定枚数の硬貨Cを投出するものである。
次いで、空の状態の硬貨集積筒1に硬貨Cを補
給する場合について説明すると、水平駆動機構5
によつて押出部材4が前方に移動し、第6図の如
く突出部15が硬貨集積筒1の中央位置にきたと
きに駆動軸23の回転が停止し、かつ、タイミン
グセンサが働いて垂直駆動機構6のソレノイド2
8を繰り返しON,OFFさせる。すなわち、押出
部材4がその突出部15を底板2の上面から出没
させるように上下動し、第7図のようにスリツト
3やテーパ面14に引つ掛かつた状態の硬貨Cに
衝突してこれを転倒させる。また、第8図のよう
にスリツト3の縁部に起立しようとする硬貨C
は、テーパ面14によつて第7図のようにスリツ
ト3に向かつて倒れかかり、上下動中の押出部材
4に接触することによつて、あるいは、後から
次々に投入される硬貨Cの重みによつて第9図の
ように転倒し水平状態となる。さらに、後から投
入される硬貨Cは押出部材4が引き起こす振動に
よつて転倒させられる。従つて、硬貨集積筒1内
に投入される硬貨Cは順次整列状態に重積される
ものである。
一方、硬貨の補給が終了した直後には、押出部
材4が前後動してスリツト3に入り込んだ硬貨C
を前方に排出する。すなわち、第10図に示す如
く、硬貨補給時に押出部材4の真上に位置して最
後まで転倒しない硬貨Cは、補給終了時に押出部
材4が待機位置に戻ることによつて、第11図に
示すようにスリツト3に入り込む。そして、前記
保持具17の側板部18の間で連結部19と押出
部材4とに支持された状態となる。このとき、押
出部材4がその突出部15を底板2より下方に維
持した状態で前方に移動するので、スリツト3内
の硬貨Cは押出部材4によつて前方に押しやら
れ、第12図に示す如く排出口8および補助排出
口12に案内されて(排出口8および補助排出口
12を通過して)搬送路30上に排出される。そ
して、排出された硬貨Cは、搬送路30によつて
例えば硬貨集積筒1に戻される。ちなみに、この
硬貨排出動作によつて硬貨が排出された場合に
は、計数片32が揺動させられるので、排出時の
搬送路30の駆動は計数片32の揺動を条件とし
て行なうようにすればよい。
なお、前記実施例は、スリツト3に硬貨Cが入
り込んだ状態において、硬貨Cの一部が硬貨集積
筒1内に突出する大きさの硬貨を想定して説明し
たが、硬貨集積筒1内に突出しない大きさの硬貨
を使用する場合、前記補助排出口12を設けなく
ともよい。また、前記保持具17の連結部19
に、排出口8に向かつて下方へ傾斜するガイド面
等を設け、スリツト3に入り込んだ硬貨Cが自重
によつて排出口8からころがり出るようにしても
よい。さらに、硬貨Cを排出する場合は搬送路3
0上に限るものではなく、例えば排出口8の下方
に排出硬貨回収用の金庫等を設け、この金庫内に
排出するようにしてもよい。
「考案の効果」 以上説明したように本考案によれば、スリツト
に入り込んだ硬貨を前方に案内する排出口を設け
たので、硬貨の補給が終了した後に押出部材を前
方に移動させることにより、排出口からスリツト
内の硬貨を排出することができる。従つて、スリ
ツトに入り込んだ硬貨によつて押出部材の前進が
妨げられることがなく、硬貨の投出を円滑に行な
うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第12図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は縦断面図、第2図は一部を省略し
た正面図、第3図は保持具の一部を断面にした側
面図、第4図および第5図は硬貨投出時の動作を
説明する一部を省略した縦断面図、第6図は硬貨
補給時の動作を説明する一部を省略した縦断面
図、第7図は第6図の−線矢視図、第8図お
よび第9図は第7図と同様の矢視図、第10図〜
第12図は硬貨排出動作を説明する一部を省略し
た縦断面図、第13図は従来の硬貨投出装置を示
す要部の縦断面図、第14図は第13図の−
線矢視図である。 1……硬貨集積筒、2……底板、3……スリツ
ト、4……押出部材、5……水平駆動機構、6…
…垂直駆動機構、7……前板、8……排出口、1
1……投出口、12……補助排出口、15……突
出部、17……保持具、25……ピン、28……
ソレノイド、30……搬送路、C……硬貨。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 硬貨を重積収容する硬貨集積筒の下端から硬貨
    集積筒の径方向前方に硬貨を押し出す硬貨投出装
    置において、前記硬貨集積筒の底面に前記径方向
    に沿つて形成されるスリツトと、このスリツトか
    ら硬貨集積筒内に突出する押出部材と、この押出
    部材をスリツトに沿つて前後方向に往復動させる
    水平駆動機構と、前記スリツトに入り込んだ硬貨
    を前方に案内する排出口とを具備した硬貨投出装
    置。
JP11218784U 1984-07-24 1984-07-24 硬貨投出装置 Granted JPS6130162U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11218784U JPS6130162U (ja) 1984-07-24 1984-07-24 硬貨投出装置

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JP11218784U JPS6130162U (ja) 1984-07-24 1984-07-24 硬貨投出装置

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JPS6130162U JPS6130162U (ja) 1986-02-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5037217B2 (ja) * 2007-05-11 2012-09-26 グローリー株式会社 硬貨収納投出ユニット、硬貨収納投出方法、硬貨収納投出装置および硬貨釣銭機

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JPS6130162U (ja) 1986-02-22

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