JPH01107756A - 医用補綴物 - Google Patents
医用補綴物Info
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- JPH01107756A JPH01107756A JP62267562A JP26756287A JPH01107756A JP H01107756 A JPH01107756 A JP H01107756A JP 62267562 A JP62267562 A JP 62267562A JP 26756287 A JP26756287 A JP 26756287A JP H01107756 A JPH01107756 A JP H01107756A
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- Japan
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- fibers
- medical prosthesis
- fiber
- healing
- patched
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F2/00—Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
- A61F2/02—Prostheses implantable into the body
- A61F2/04—Hollow or tubular parts of organs, e.g. bladders, tracheae, bronchi or bile ducts
- A61F2/06—Blood vessels
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- Gastroenterology & Hepatology (AREA)
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- Cardiology (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
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- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
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- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Prostheses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は医用補綴物に関し、更に詳しくは特殊な縫糸に
より縫合した医用補綴物に関するものである。
より縫合した医用補綴物に関するものである。
(従来の技術)
従来の縫合して成る医用補綴物、例えば2股以上の分岐
した人工血管を得るには、織編などの方法で分岐したチ
ューブ状物を形成した後分岐部を縫い合わせて補強する
か、または大口径人工血管の一部に細口径人工血管の太
さに相当する大きさの穴を開け、そこに細口径人工血管
を繋ぎ合わせるなどの方法が取られている。
した人工血管を得るには、織編などの方法で分岐したチ
ューブ状物を形成した後分岐部を縫い合わせて補強する
か、または大口径人工血管の一部に細口径人工血管の太
さに相当する大きさの穴を開け、そこに細口径人工血管
を繋ぎ合わせるなどの方法が取られている。
すなわち、分岐した人工血管を得るには、分岐部や接合
部の縫合や繋ぎ合わせが必要不可欠であり、その方法と
しては手縫いやミシン縫いなどによる古来から行われて
来た縫製方法によって行われて来た。
部の縫合や繋ぎ合わせが必要不可欠であり、その方法と
しては手縫いやミシン縫いなどによる古来から行われて
来た縫製方法によって行われて来た。
そして、分岐人工血管を得るという主たる目的は達成さ
れ、多少の問題は内在するもののまがりなりにも実用に
供し、それなりの功績を上げてきた。
れ、多少の問題は内在するもののまがりなりにも実用に
供し、それなりの功績を上げてきた。
しかし、単に補強や繋ぎ合わせができているに過ぎず、
治癒に対する配慮がほとんどなされていないと言っても
過言ではない、 すなわち、縫合に用いる繊維になんの
配慮もなく、医用補綴物の形成繊維と同じないしはより
太い繊維で、しかも確実にしっかりと縫い合せると言う
目的のみを最優先している。 そのため、緻密でしかも
必要以上に多(の繊維を用いて縫合せざるを得す、後に
述べる種々の問題点が指摘されていた。
治癒に対する配慮がほとんどなされていないと言っても
過言ではない、 すなわち、縫合に用いる繊維になんの
配慮もなく、医用補綴物の形成繊維と同じないしはより
太い繊維で、しかも確実にしっかりと縫い合せると言う
目的のみを最優先している。 そのため、緻密でしかも
必要以上に多(の繊維を用いて縫合せざるを得す、後に
述べる種々の問題点が指摘されていた。
(発明が解決しようとする問題点)
すなわち、構造体としての特性や治癒における問題であ
る。 構造体としての問題は、補強部や繋ぎ合わせ部に
必要以上の繊維をしかも緻密に用いている点であり、そ
のため補修部や補強部が極めて硬く、しかも縫合部とそ
の他周辺との表面形状や厚みなどが異なる点である。
る。 構造体としての問題は、補強部や繋ぎ合わせ部に
必要以上の繊維をしかも緻密に用いている点であり、そ
のため補修部や補強部が極めて硬く、しかも縫合部とそ
の他周辺との表面形状や厚みなどが異なる点である。
しかも厚くて硬いために生じる応力集中のためか補強部
や繋ぎ合わせ部の近辺に穴が開き易くなるなどの問題も
指摘されていた。
や繋ぎ合わせ部の近辺に穴が開き易くなるなどの問題も
指摘されていた。
一方、治癒上の問題としては上記構造が起因と考えられ
る問題、例えば繊維を緻密且つ必要以上に用いているた
めに、新生内膜形成性が不充分となり治癒が進まないこ
とや折角形成された内膜の固着性が不充分であったり、
更にそのため血栓形成の助長や、場合によっては血栓の
fJ[などのため、治癒が進まないばかりか血栓閉塞の
恐れがあるなど、いわゆる生体適合性と治癒の点に多大
の問題があった。
る問題、例えば繊維を緻密且つ必要以上に用いているた
めに、新生内膜形成性が不充分となり治癒が進まないこ
とや折角形成された内膜の固着性が不充分であったり、
更にそのため血栓形成の助長や、場合によっては血栓の
fJ[などのため、治癒が進まないばかりか血栓閉塞の
恐れがあるなど、いわゆる生体適合性と治癒の点に多大
の問題があった。
以上、人工血管を例にして問題点を列記してきたが、そ
の他例えば人工弁や各種医用パッチ類などのいわゆる医
用補綴物なども必要に応じて補強部や繋ぎ合わせ部を有
するが、これらも同様の問題があり縫合で生じるこれら
問題点の改善が強く切望されていた。
の他例えば人工弁や各種医用パッチ類などのいわゆる医
用補綴物なども必要に応じて補強部や繋ぎ合わせ部を有
するが、これらも同様の問題があり縫合で生じるこれら
問題点の改善が強く切望されていた。
本発明者らは、上記問題点の抜本的改善を行うため鋭意
検討を進めた結果、ついに本発明に到達したのである。
検討を進めた結果、ついに本発明に到達したのである。
(問題点を解決するための手段)
すなわち、本発明は次の構成を有する。
(l)、補強部および/または繋ぎ合わせ部を有する医
用補綴物であって、該補強部および/または繋ぎ合わせ
部が主として0.8デニール以下の極細繊維から成る縫
糸によって縫合して成ることを特徴とする医用補綴物。
用補綴物であって、該補強部および/または繋ぎ合わせ
部が主として0.8デニール以下の極細繊維から成る縫
糸によって縫合して成ることを特徴とする医用補綴物。
(2)、該縫糸の少なくとも一部の繊維が毛羽および/
またはループを形成して成ることを特徴とする特許請求
の範囲第(1)項記載の医用補綴物。
またはループを形成して成ることを特徴とする特許請求
の範囲第(1)項記載の医用補綴物。
(3)、該縫糸の少なくとも一部の繊維が隣接する繊維
間で交絡し、該補強部および/または繋ぎ合わせ部の内
壁および/または外壁の表面が医用補綴物本体と均質化
されて成ることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
または第(2)項記載の医用補綴物。
間で交絡し、該補強部および/または繋ぎ合わせ部の内
壁および/または外壁の表面が医用補綴物本体と均質化
されて成ることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
または第(2)項記載の医用補綴物。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明の医用補綴物とは、各種医用パッチ類、人工心臓
弁用補綴物、人工血管などを意味する。
弁用補綴物、人工血管などを意味する。
しかし、本発明の有効性はこれによっ”て限定されたり
制限をうけるものでなく、生体組織の欠損部を補綴する
部材または資材全てに渡るものである。 本発明の最も
特徴的な点は、医用補綴物の補強および/または繋ぎ合
わせか、主として0.8デニール以下の極細繊維から成
る縫糸によって縫合していることである。
制限をうけるものでなく、生体組織の欠損部を補綴する
部材または資材全てに渡るものである。 本発明の最も
特徴的な点は、医用補綴物の補強および/または繋ぎ合
わせか、主として0.8デニール以下の極細繊維から成
る縫糸によって縫合していることである。
すなわち、極細繊維を用いることによって、該補強部お
よび/または繋ぎ合わせ部が柔軟になりしかも細胞固着
性が向上することによって、前記した構造体としての問
題や治癒上の問題を一挙に改善することができ、スムー
スな生体への適合と早期治癒を達成することができた。
よび/または繋ぎ合わせ部が柔軟になりしかも細胞固着
性が向上することによって、前記した構造体としての問
題や治癒上の問題を一挙に改善することができ、スムー
スな生体への適合と早期治癒を達成することができた。
本発明で用いる縫糸は、マルチフィラメントヤーンでも
ステープルヤーンでも良いが、繊維の単糸繊度は0.8
デニール以下、より好ましくは0.3デニール以下の極
細繊維によって構成していることが重要であるが、細け
れば細い程合ての点で優れているとは限らず、生体内に
おける繊維の強度劣化や場合によっては吸収、消失など
の問題を考慮すると0.0001デニ一ル以上が好まし
いが、ポリマ一種や使用目的によっては0.0001デ
ニール以下の極細繊維を用いても好ましい結果を得る場
合がある。
ステープルヤーンでも良いが、繊維の単糸繊度は0.8
デニール以下、より好ましくは0.3デニール以下の極
細繊維によって構成していることが重要であるが、細け
れば細い程合ての点で優れているとは限らず、生体内に
おける繊維の強度劣化や場合によっては吸収、消失など
の問題を考慮すると0.0001デニ一ル以上が好まし
いが、ポリマ一種や使用目的によっては0.0001デ
ニール以下の極細繊維を用いても好ましい結果を得る場
合がある。
また更に、生体内における繊維の強度劣化や吸収、消失
等による該縫合部の穴開きを防止するなどのため、縫糸
の一部に0.8デニ一ル以上の繊維を併用した方がより
好ましい。
等による該縫合部の穴開きを防止するなどのため、縫糸
の一部に0.8デニ一ル以上の繊維を併用した方がより
好ましい。
また、単糸繊度が各種まちまちに混在しその平均単糸繊
度が0.8デニール以下であるような構成であっても良
く、医用補綴物として用いる部位と目的によって任意に
選択すれば良い。
度が0.8デニール以下であるような構成であっても良
く、医用補綴物として用いる部位と目的によって任意に
選択すれば良い。
本発明の極細繊維を得る方法としては、通常の製糸方法
で充分の注意を払えば得ることができるが、ポリエステ
ルの場合のように未延伸糸を特定の条件下で延伸し、極
細繊維と成すことも可能である。 一方、後手段により
極細化可能な繊維としては例えば特公昭48−2212
6号公報、特公昭53−22593号公報などのごと(
多成分系繊維の一成分を除去するか、もしくは剥離する
かなどの手段によりフィブリル化もしくは極細化するこ
とによって得ることができる。 また、場合によっては
多成分系ブレンド繊維の一成分を除去することによって
も得られる。
で充分の注意を払えば得ることができるが、ポリエステ
ルの場合のように未延伸糸を特定の条件下で延伸し、極
細繊維と成すことも可能である。 一方、後手段により
極細化可能な繊維としては例えば特公昭48−2212
6号公報、特公昭53−22593号公報などのごと(
多成分系繊維の一成分を除去するか、もしくは剥離する
かなどの手段によりフィブリル化もしくは極細化するこ
とによって得ることができる。 また、場合によっては
多成分系ブレンド繊維の一成分を除去することによって
も得られる。
かかる繊維を縫糸とした場合、−成分を除去して極細繊
維化した後縫合するのも良いが、縫合後除去しても良い
。
維化した後縫合するのも良いが、縫合後除去しても良い
。
また、繊維として用いるポリマーはポリエステル、ポリ
オレフィン、ポリアミド、ポリテトラフルオロエチレン
、ポリスルホン、ポリウレタン、ポリフェニレンサルフ
ァイド、ポリアセタール、ポリカーボネートおよびこれ
らの共重合体などが好ましい。
オレフィン、ポリアミド、ポリテトラフルオロエチレン
、ポリスルホン、ポリウレタン、ポリフェニレンサルフ
ァイド、ポリアセタール、ポリカーボネートおよびこれ
らの共重合体などが好ましい。
中でも、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテ
レフタレートおよびその共重合体例えばスルホン基やカ
ルボキシルキ基導入タイプなどが好ましい。 また、該
縫糸を構成する繊維は、1種類のポリマーで構成したも
のでも良いが2種ないしはそれ以上の方が好ましい場合
もあり、使用目的や治癒状況を勘案して選択するのが良
い。
レフタレートおよびその共重合体例えばスルホン基やカ
ルボキシルキ基導入タイプなどが好ましい。 また、該
縫糸を構成する繊維は、1種類のポリマーで構成したも
のでも良いが2種ないしはそれ以上の方が好ましい場合
もあり、使用目的や治癒状況を勘案して選択するのが良
い。
また更に、該縫糸が潜在的および/または顕在的に微細
な毛羽および/またはループを有する方が柔軟性や細胞
固着性、また繊維間に空隙を形成することによる繊維間
への細胞の浸透性の点、言い換えれば良好な治癒と生体
への一体化や基質化の点で更に好ましい。
な毛羽および/またはループを有する方が柔軟性や細胞
固着性、また繊維間に空隙を形成することによる繊維間
への細胞の浸透性の点、言い換えれば良好な治癒と生体
への一体化や基質化の点で更に好ましい。
上記潜在的および/または顕在的に微細な毛羽および/
またはループを形成するには、縫糸が捲縮滞在型繊維例
えば仮撚加工糸や微細ループ顕在フィラメントヤーン例
えばエヤーノズルを利用したタスラン加工として良く知
られているループ形成糸処理方法や、また熱収縮差や薬
液処理を応用して発現した糸長差によるループなどがそ
の代表的な例である。 上記した方法以外にも、潜在的
および/または顕在的に微細な毛羽および/またはルー
プを発現する手段は多々あり、この効果を得る方法なら
ば上記した方法以外でも良いことは言うまでもない。
またはループを形成するには、縫糸が捲縮滞在型繊維例
えば仮撚加工糸や微細ループ顕在フィラメントヤーン例
えばエヤーノズルを利用したタスラン加工として良く知
られているループ形成糸処理方法や、また熱収縮差や薬
液処理を応用して発現した糸長差によるループなどがそ
の代表的な例である。 上記した方法以外にも、潜在的
および/または顕在的に微細な毛羽および/またはルー
プを発現する手段は多々あり、この効果を得る方法なら
ば上記した方法以外でも良いことは言うまでもない。
更に、毛羽および/またはループ発現は医用補綴物を該
縫糸により縫合した後行っても、また発現した状態の縫
糸を用いても、また発現した縫糸で縫合した後再処理に
より再発現する方法のいずれでも良い。 すなわち、本
発明の医用補綴物が、最終的に少なくとも該縫合部が毛
羽および/またはループを有するよう考慮すれば良い。
縫糸により縫合した後行っても、また発現した状態の縫
糸を用いても、また発現した縫糸で縫合した後再処理に
より再発現する方法のいずれでも良い。 すなわち、本
発明の医用補綴物が、最終的に少なくとも該縫合部が毛
羽および/またはループを有するよう考慮すれば良い。
医用補綴物の縫合は前記したように手縫いやミシン縫い
などの古来から行われてきた縫製方法によって充分その
目的を達成できる。
などの古来から行われてきた縫製方法によって充分その
目的を達成できる。
しかし、縫合にあたっては縫糸が局部的に集中すること
なく、しかも補強効果を充分達成できるよう縫合する部
位を万遍な(均一に縫合できるよう配慮すべきである。
なく、しかも補強効果を充分達成できるよう縫合する部
位を万遍な(均一に縫合できるよう配慮すべきである。
特に、縫合後の縫合部位で医用補綴物側の織編組織の
ずれによるほつれが発生しないよう、すなわちほつれに
よる穴開き発生がないよう細心の注意を払って縫合すべ
きことは言うまでもない。
ずれによるほつれが発生しないよう、すなわちほつれに
よる穴開き発生がないよう細心の注意を払って縫合すべ
きことは言うまでもない。
該穴開き発生を防止する別の有力な手段としては、本発
明の極細繊維からなる縫糸で縫合した補綴物の該縫合部
および/または少なくともその周辺に高圧流体処理を施
す方法が有効である。 該処理を施すことにより、補強
部および/または繋ぎ合わせ部で隣接するお互いの繊維
がそれぞれ交絡しあい、本発明でいう縫合部および/ま
たは繋ぎ合わせ部とその周辺部の表面を概略均質化する
ことができ好ましい、 すなわち、医用補綴物を構成す
る織編などの基本組織が該処理により実質的には基本組
織を崩していないにもかかわらず、補綴物の表面は繊維
の配列が不規則でしかも絡合した状態となり、また縫合
部も該処理のため縫糸が不規則なしかも絡合した形状と
成るため、あたかも縫糸と補綴物の境界が無(なったよ
うな形状となる。 この結果、耐穴開き性向上と新生内
膜形成性の向上ができ、治癒にも好結果を得ることを見
出した。
明の極細繊維からなる縫糸で縫合した補綴物の該縫合部
および/または少なくともその周辺に高圧流体処理を施
す方法が有効である。 該処理を施すことにより、補強
部および/または繋ぎ合わせ部で隣接するお互いの繊維
がそれぞれ交絡しあい、本発明でいう縫合部および/ま
たは繋ぎ合わせ部とその周辺部の表面を概略均質化する
ことができ好ましい、 すなわち、医用補綴物を構成す
る織編などの基本組織が該処理により実質的には基本組
織を崩していないにもかかわらず、補綴物の表面は繊維
の配列が不規則でしかも絡合した状態となり、また縫合
部も該処理のため縫糸が不規則なしかも絡合した形状と
成るため、あたかも縫糸と補綴物の境界が無(なったよ
うな形状となる。 この結果、耐穴開き性向上と新生内
膜形成性の向上ができ、治癒にも好結果を得ることを見
出した。
高圧流体処理による交絡処理の方法は種々考えられるが
、液体による方法がより効率的であり、中でもウォータ
ージェット流による方法が安全性および経済性の点で好
ましい。 すなわち、5〜200 Kg/cm”の圧力
で直径0.05〜1.0LllIl1)好ましくは0.
1〜0.5flの小孔径からウォータージェット流を縫
合部および/または全面に噴射する方法が良い、 噴射
圧は小さ過ぎると絡まないが、大き過ぎると繊維が切断
して好ましくない、 この範囲の中で繊維の強度や繊維
束の太さ、補綴物の柔軟性を充分考慮して適宜決定すれ
ば良い。
、液体による方法がより効率的であり、中でもウォータ
ージェット流による方法が安全性および経済性の点で好
ましい。 すなわち、5〜200 Kg/cm”の圧力
で直径0.05〜1.0LllIl1)好ましくは0.
1〜0.5flの小孔径からウォータージェット流を縫
合部および/または全面に噴射する方法が良い、 噴射
圧は小さ過ぎると絡まないが、大き過ぎると繊維が切断
して好ましくない、 この範囲の中で繊維の強度や繊維
束の太さ、補綴物の柔軟性を充分考慮して適宜決定すれ
ば良い。
更に裏面から高圧流体処理を施せば、より良い結果を得
る場合があるが必ずしも必要でない。
る場合があるが必ずしも必要でない。
(実施例)
次に実施例によって本発明をより判り易く説明するが、
本発明の有効性や権利の範囲はこれによって限定された
り制限を受けるものではない。
本発明の有効性や権利の範囲はこれによって限定された
り制限を受けるものではない。
叉旌開土
タテ糸及びヨコ糸(裏地糸)にポリエチレンテレフタレ
ートの50デニール36フイラメント糸を用い、ヨコ表
糸に高分子配列体複合繊維で島成分ポリエチレンテレフ
タレート78部、海成分ポリスチレン22部、品数36
島の245デニール40フイラメントの繊維を用い、い
わゆる経2重緯4重組織で2股を有するチューブ(大径
部の直径18mmで長さ20cm、細径部の直径はそれ
ぞれ9mmで長さもそれぞれ20cm)を形成した。
一方、高分子配列体繊維で島成分ポリエチレンテレフタ
レート78部、海成分ポリスチレン22部、品数36島
の125デニール20フイラメントの繊維を2ヒーター
タイプのいわゆるブレリヤ加工糸と成した繊維と、ポリ
エチレンテレフタレートの50デニール36フイラメン
トの繊維とをエヤー交絡ノズルを用いて混繊した縫糸を
準備した。 該縫糸を用いて、穴開きし易い該2股チユ
ーブの分岐部の一部を手縫いにより縫合した。 次いで
沸騰水にて湯洗と同時に縫糸の捲縮を発現した。 乾燥
後、次いでトリクレンでポリスチレンを除去した。 得
られた2股チユーブ状物の補強部は、捲縮発現による微
細なループを有していた。 更に次いで、この2股チユ
ーブに起毛油剤を付与した後、起毛機で起毛した。 こ
のチューブに吐出孔径0.25mmΦ、吐出孔間隔2.
5mm、圧カフ 0Kg/cs+”の条件でウォーター
ジェット流によるパンチ処理を行った。 次いでチュー
ブ外壁と内壁がひっくり返るように反転し、180℃の
熱処理でクリンプ付与した。
ートの50デニール36フイラメント糸を用い、ヨコ表
糸に高分子配列体複合繊維で島成分ポリエチレンテレフ
タレート78部、海成分ポリスチレン22部、品数36
島の245デニール40フイラメントの繊維を用い、い
わゆる経2重緯4重組織で2股を有するチューブ(大径
部の直径18mmで長さ20cm、細径部の直径はそれ
ぞれ9mmで長さもそれぞれ20cm)を形成した。
一方、高分子配列体繊維で島成分ポリエチレンテレフタ
レート78部、海成分ポリスチレン22部、品数36島
の125デニール20フイラメントの繊維を2ヒーター
タイプのいわゆるブレリヤ加工糸と成した繊維と、ポリ
エチレンテレフタレートの50デニール36フイラメン
トの繊維とをエヤー交絡ノズルを用いて混繊した縫糸を
準備した。 該縫糸を用いて、穴開きし易い該2股チユ
ーブの分岐部の一部を手縫いにより縫合した。 次いで
沸騰水にて湯洗と同時に縫糸の捲縮を発現した。 乾燥
後、次いでトリクレンでポリスチレンを除去した。 得
られた2股チユーブ状物の補強部は、捲縮発現による微
細なループを有していた。 更に次いで、この2股チユ
ーブに起毛油剤を付与した後、起毛機で起毛した。 こ
のチューブに吐出孔径0.25mmΦ、吐出孔間隔2.
5mm、圧カフ 0Kg/cs+”の条件でウォーター
ジェット流によるパンチ処理を行った。 次いでチュー
ブ外壁と内壁がひっくり返るように反転し、180℃の
熱処理でクリンプ付与した。
得られた人工血管は、大径部の直径が12mmΦで細径
部は6mmΦであった。 また、人工血管を実体a微鏡
で観察した結果、極細繊維が単糸繊維間や織目間や繊維
束間に多数絡まっており、しかも縫合部は該人工血管の
表面と見分は難いほど類偵した表面形状であった。
部は6mmΦであった。 また、人工血管を実体a微鏡
で観察した結果、極細繊維が単糸繊維間や織目間や繊維
束間に多数絡まっており、しかも縫合部は該人工血管の
表面と見分は難いほど類偵した表面形状であった。
ル較寒用■土
タテ糸及びヨコ糸(裏地糸)にポリエチレンテレフタレ
ートの50デニール36フイラメント糸を用い、ヨコ表
糸に高分子配列体複合繊維で島成分ポリエチレンテレフ
タレート78部、海成分ポリスチレン22部、品数36
島の245デニール40フイラメントの繊維を用い、い
わゆる経2重緯4重組織で2股を有するチューブ(大径
部の直径18mmで長さ20cm、細径部の直径はそれ
ぞれ9mmで長さもそれぞれ20cm)を形成した。
一方、ポリエチレンテレフタレートの50デニール36
フイラメントの繊維を縫糸として準備した。 該縫糸2
本を用いて、実施例1と同様に手縫いにより縫合し、実
施例1と同様の処理を行い人工血管を形成した。
ートの50デニール36フイラメント糸を用い、ヨコ表
糸に高分子配列体複合繊維で島成分ポリエチレンテレフ
タレート78部、海成分ポリスチレン22部、品数36
島の245デニール40フイラメントの繊維を用い、い
わゆる経2重緯4重組織で2股を有するチューブ(大径
部の直径18mmで長さ20cm、細径部の直径はそれ
ぞれ9mmで長さもそれぞれ20cm)を形成した。
一方、ポリエチレンテレフタレートの50デニール36
フイラメントの繊維を縫糸として準備した。 該縫糸2
本を用いて、実施例1と同様に手縫いにより縫合し、実
施例1と同様の処理を行い人工血管を形成した。
得られた人工血管の太さは実施例1と同様であり、縫合
部以外は極細繊維が単糸繊維間や織目間や繊維束間に多
数絡まっているが、縫合部は硬く、しかも縫合用の繊維
は並列に並んだ状態であった。
部以外は極細繊維が単糸繊維間や織目間や繊維束間に多
数絡まっているが、縫合部は硬く、しかも縫合用の繊維
は並列に並んだ状態であった。
ス新l津l
実施例1と比較実施例1で作成した人工血管をエチレン
オキザイドガスで滅菌した後、それぞれ山羊2頭づつ計
4頭の腹部大動脈−腸骨動脈に移植した。 移植3ケ月
後それぞれを取り出し観察した結果、比較実施例1の人
工血管の縫合部は2頭とも極めて分厚い新生内膜形成が
認められ且つ血栓が部分的に剥離した後新たに内膜形成
が生じていると思われる部位が観察されたが、実施例1
の人工血管は薄くてしかも均一な新生内膜が形成されて
おり極めて順調な治癒が行われていることが観察された
。
オキザイドガスで滅菌した後、それぞれ山羊2頭づつ計
4頭の腹部大動脈−腸骨動脈に移植した。 移植3ケ月
後それぞれを取り出し観察した結果、比較実施例1の人
工血管の縫合部は2頭とも極めて分厚い新生内膜形成が
認められ且つ血栓が部分的に剥離した後新たに内膜形成
が生じていると思われる部位が観察されたが、実施例1
の人工血管は薄くてしかも均一な新生内膜が形成されて
おり極めて順調な治癒が行われていることが観察された
。
(発明の効果)
本発明の効果を列挙すると次のようになり、従来技術で
は成し得ない優れた医用補綴物が提供できる。
は成し得ない優れた医用補綴物が提供できる。
(1)新生内膜形成に優れ、血栓形成および血栓剥離を
飛躍的に改善できるので治癒がスムースである。
飛躍的に改善できるので治癒がスムースである。
(2)縫合部は柔らかく、しかも外見的にも違和感がな
い。
い。
Claims (3)
- (1).補強部および/または繋ぎ合わせ部を有する医
用補綴物であって、該補強部および/または繋ぎ合わせ
部が主として0.8デニール以下の極細繊維から成る縫
糸によって縫合して成ることを特徴とする医用補綴物。 - (2).該縫糸の少なくとも一部の繊維が毛羽および/
またはループを形成して成ることを特徴とする特許請求
の範囲第(1)項記載の医用補綴物。 - (3).該縫糸の少なくとも一部の繊維が隣接する繊維
間で交絡し、該補強部および/または繋ぎ合わせ部の内
壁および/または外壁の表面が医用補綴物本体と均質化
されて成ることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
または第(2)項記載の医用補綴物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62267562A JPH01107756A (ja) | 1987-10-21 | 1987-10-21 | 医用補綴物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62267562A JPH01107756A (ja) | 1987-10-21 | 1987-10-21 | 医用補綴物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01107756A true JPH01107756A (ja) | 1989-04-25 |
Family
ID=17446526
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62267562A Pending JPH01107756A (ja) | 1987-10-21 | 1987-10-21 | 医用補綴物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01107756A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52113094A (en) * | 1976-03-15 | 1977-09-21 | Meadox Medicals Inc | Artificial blood explant and method of producing same |
| JPS6158190A (ja) * | 1984-08-30 | 1986-03-25 | 住友重機械工業株式会社 | 電磁誘導加熱装置 |
| JPS6192666A (ja) * | 1984-10-15 | 1986-05-10 | 東レ株式会社 | 人工血管 |
-
1987
- 1987-10-21 JP JP62267562A patent/JPH01107756A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52113094A (en) * | 1976-03-15 | 1977-09-21 | Meadox Medicals Inc | Artificial blood explant and method of producing same |
| JPS6158190A (ja) * | 1984-08-30 | 1986-03-25 | 住友重機械工業株式会社 | 電磁誘導加熱装置 |
| JPS6192666A (ja) * | 1984-10-15 | 1986-05-10 | 東レ株式会社 | 人工血管 |
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