JPH01108986A - 高分子分岐デキストリン組成物の製造法 - Google Patents

高分子分岐デキストリン組成物の製造法

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JPH01108986A
JPH01108986A JP26733587A JP26733587A JPH01108986A JP H01108986 A JPH01108986 A JP H01108986A JP 26733587 A JP26733587 A JP 26733587A JP 26733587 A JP26733587 A JP 26733587A JP H01108986 A JPH01108986 A JP H01108986A
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cyclodextrin
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卓 中村
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松平 多江子
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深野 悦子
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花崎 清治
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、イオン交換素材シートに吸着させた固定化サ
イクロデキストリングルカノトランスフェラーゼとこれ
を用いた乳化安定性及び被覆性に優れた高分子分岐デキ
ストリン組成物を製造する方法に関するものであり、こ
の製品は乳化剤や被覆剤として食品、薬品、化粧品等の
分野で有用である。
(従来の技術) ワキシースターチにα−アミラーゼを作用させ軽度に分
解した低り、E、デキストリン(高分子分岐デキストリ
ン)はワキシースターチ以外の澱粉を原料としたデキス
トリンに比べて乾燥時の保香性あるいは乳化安定性に優
れていることがよく知られている。しかし、高分子分岐
デキストリンの乳化安定性については、天然ガム質や化
工澱粉の分解物と比べると同等かそれ以下である。
一方、サイクロデキストリングルカノトランスフェラー
ゼ(以下CGT a s eと称する)が澱粉に作用し
てサイクロデキストリンを生成することも古くから知ら
れており実用化されている。また、CGT a S e
を作用させ製造したサイクロデキストリンは環状構造を
持っているために包接能力があり保香性や乳化性に優れ
ている。しかし、サイクロデキストリン単独では天然ガ
ム質や化工澱粉に比べて乳化安定性は十分ではない。ま
た、サイクロデキストリンは高価なため高分子分岐デキ
ストリンへのサイクロデキストリンの添加は経済的では
ない。
従来、低純度サイクロデキストリンがあるが、これはり
、巳20以上のオリゴ糖や低分子デキストリンを含む物
であり、サイクロデキストリン以外のオリゴ糖や低分子
デキストリン単独では保香性や乳化性をもっていない。
そのため低純度品の保香性や乳化安定性は主にサイクロ
デキストリンに起因するのみである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
高分子分岐デキストリンにCGTaSeをバッチ反応で
作用させサイクロデキストリンを生成ざぜる方法では、
長い反応時間を必要としさらに高濃度基質では高@度の
酵素添加が必要である。このような問題を解決する手段
として、酵素の固定化という技術がある。中でも、イオ
ン交換樹脂は固定化の簡便さ酵素へのダメージの少なさ
から固定化酵素の担体としてよく用いられている。しか
し、ワキシースターチにα−アミラーゼ等を作用させ軽
度に分解した低り、E、デキストリンのように高分子量
で粘度が高いものを基質溶液とした場合、樹脂構造のた
めに高流速を得ることが困難で反応効率も低い。そのた
め、CGT a s eを樹脂に固定化した場合酵素の
利用効率は上昇しないという問題点がある。
(発明の目的) 従って、本発明の目的は従来の酵素の固定化法の改良を
行うことにあり、あわせて高分子分岐デキストリンの乳
化力をざらに高めた、乳化・被覆安定性に優れた高分子
分岐デキストリン組成物を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは鋭意研究の結果、イオン交換素材シートを
CGT a s eの固定化担体として用いることによ
り高粘度の高分子分岐デキストリン溶液を高流速で通液
でき、ざらに高流速下においても固定化CGT a s
 eの働きにより生成したサイクロデキストリンと高分
子分岐デキストリンとの相乗効果により乳化特性が高い
サイクロデキストリン共存高分子分岐デキストリン組成
物が得られることを見出し本発明を完成した。
以下本発明について具体的に説明する。
本発明で使用するCGT a s eは、既知のものを
任意に用いることができる。例えば、バチルス・マセラ
ンスの生産する酵素が代表的なものとして知られている
固定化担体に用いるイオン交換素材シートは既知のもの
、例えばLKB社IEAEゼータプレツブ、QAEゼー
タプレツブ、SPゼータプレツブあるいはこれらと同等
のものを用いることができる。しかし酵素の等電点が反
応1)Hより低い場合はアニオン交換基、逆の場合はカ
チオン交換基のものを使用しなければならない。例えば
、マセランスCGTaseでは、弱塩基性のDEAEゼ
ータプレツブを用いることができる。
固定化は酵素溶液をイオン交換素材シートカートリッジ
へ通液することによって行う。基本的には通常のイオン
交換基を持ったものと同様に行う。
すなわち交換基を酸またはアルカリ溶液で遊離型にした
俊洗浄し前処理を行う。このように調整した当該イオン
交換素材シートカートリッジにCGTaSe溶液(活性
0.()5〜17U/ml好ましくは0.5〜2U/m
l>を流速5v=1〜100 好ましくは5V=5〜1
5で通液する。活性が漏れる県会、流出液を再循環させ
固定化してもよい。なお、本発明において、酵素活性は
、可溶性澱粉5%濃度を基質としてpH6,0,5゛O
℃の反応条件で1分間に1mgのサイクロデキストリン
を生成する酵素量を1単位(U)として表わすことにす
る。サイクロデキストリンの定量は高速液体クロマトグ
ラフィーで7ミノカラム(信和化工製つルトロンNH2
>を用い、溶媒はアセトニトリル/水=65/35で、
検出は示差屈折計で行う。
本発明の固定化酵素では、固定化酵素量と基質濃度と流
速を選択組み合わせることにより目標とするサイクロデ
キストリン含量の高分子分岐デキストリン組成物を製造
することができる。すなわち0通液する基質溶液は、ワ
キシーコーンスターチをり、E、=10以下となるよう
に液化したものを用いる。液化の手段は酸処理でも酵素
処理でもよい。D、E、10以上では高分子分岐デキス
トリンとしての特徴がなくなる。基質濃度は1〜50%
好ましくは5〜30%濃度を用いる。第1図に示したよ
うに基質濃度が高いとサイクロデキストリンを生成量は
低くなる。pH及び反応温度は使用した酵素がサイクロ
デキストリンを生成する条件で行えばよい。例えば、マ
セランスCGTaseの場合、pH6、反応温度50℃
で行う。■流速は5V=100以下で行う。第1図に示
したように流速が速いほどサイクロデキストリン含量は
低くなる。■固定化酵素量が多いほど(イオン交換素材
シートカートリッジd当り最大2200U )サイクロ
デキストリン生成量は高くなる。
酵素固定化シートカートリッジは1週間連続運転中、更
にその後4℃で1力月間冷蔵しても活性は安定である。
このようにして調製した高分子分岐デキストリン組成物
の乳化安定性はサイクロデキストリン含量が2%以上で
相乗効果が現れる。しかし、30%以上あるいはり、E
、10以上でデキストリンが低分子化しているため相乗
効果がなくなる。また、サイクロデキストリン濃度が低
いところでは、単にサイクロデキストリンと高分子分岐
デキストリンを混合した場合よりも相乗効果は大きくな
る。
更に、本発明により調製した組成物を乳化剤に使用して
製造したエマルジョンは耐酸・耐塩性に優れている。
〔実施例〕
次ぎに本発明の実施例を示すが、本発明はこれにより制
限される。ものではない。
実施例1.固定化酵素の調製 弱塩基性アニオン交換素材シートカートリッジ(LKB
社製DEAEゼータプレツブ250)にマセランスCG
Tase酵素液13400d (1)H&、 2、活性
0,91U/d>を流速5V=8で通液し酵素を吸着固
定化し、本発明の固定化酵素を得た。固定化活性■はカ
ートリッジml当り48.4Uであった。
実施例2.固定化酵素を使用する高分子分岐デキストリ
ン組成物の製造法 実施例1で得た固定化酵素にり、E、5のワキシーコー
ンスターチ液化液(豊年製油■製FZ−100>5%、
20%濃度の各溶液(pl−16,0>を50℃で流速
を変えて通液した(SV=1〜ioo )。生成したサ
イクロデキストリン量をHPLCで定Uしてサイクロデ
キストリン含dを求めた。
比較例として弱塩基性アニオン交換樹脂アンバーライト
IRA−93(オルガノ製)を用いてCGHaseの固
定化を行った。樹脂9(M!を直径2ctn長ざ28 
cmのカラムに詰め、流速5V=3゜7以外は上記シー
トの場合と同様に固定化を行った。固定化活性■は湿樹
脂”Id当り98tJであつた。上記と同様に基質溶液
を流し、生成したサイクロデキストリンを定量した。
以上の結果を第1図に示した。シート固定化、樹脂固定
化いずれの場合も流速が遅くなるとサイクロデキストリ
ン生成mが増加した。また、基質濃度が低くなるとサイ
クロデキストリン生成量が増加した。しかし、同じ基質
濃度、流速での比較では樹脂固定化よりもシート固定化
の方がサイクロデキストリンを多く生成した。すなわち
、シート固定化では樹脂固定化に比べ単位当りの酵素活
性は半分であるにもかかわらず、生成したサイクロデキ
ストリン含量は2倍であった。
実施例3.固定化酵素の安定性 実施例1で得たCGT a s eを固定化したシート
カートリッジ(本発明の固定化酵素)にり、E。
5の高分子分岐デキストリン(豊年製油■IuFZ−1
00)を20%I!度、pH6、@度50℃、流速5V
=2.5で1週間通液した。これを冷蔵   庫で1力
月保管後、再び同一条件で通液した。サイクロデキスト
リンの生成量](対固形分%)を第2図に示した。いず
れも10%前1変で安定していた。
比較例として、上述の基質溶液50dに酵素量13Uを
添加しバッチ反応を行った。反応開始1卦24時間でサ
イクロデキストリン生成含量は9゜8%でプラトーに達
した。
酵素活性当りの高分子分岐デキストリン組成物生産量は
バッチ反応(0,77o/U)に比ベシート固定化(8
,71;l/U以上)したものは11倍以上高くなった
実施例4.酵素の固定化量 実施例1と同様にDEAE−ゼータプレツブ15に酵素
活性として130U、1300U、6500Uを固定化
した。基質としてり、6.2の高分子分岐デキストリン
(豊年製油n製APDEX50)を30%濃度、pH6
,50℃、5V−4゜3で通液した。生成した高分子分
岐デキストリン組成物のサイクロデキストリン含量は各
々2.0%、5.3%、10%であった。固定化酵素量
が多くなるとサイクロデキストリン含量も高くなつた。
試験例1.保香性 実施例4で製造したサイクロデキストリン10%含有す
る高分子分岐デキストリン組成物(a)の30%溶液3
gにバニラエツセンスの主成分であるバニリンを3N添
加した。この溶液を凍結真空乾燥し粉末0.9g得た。
比較例としてり、E、2の高分子分岐デキストリン(b
)とり、E、12のデキストリン(c)を上述の(a>
の代わりに用いて同様にして凍結乾燥粉末を得た。
保香性の評価法として、残存バニリン量を調べた。すな
わち、粉末を水2.1gで溶解しアミラーゼ処理しデキ
ストリンを分解復、クロロフォルムでバニリンを抽出し
ガスクロマトグラフィー(GC)で定量し残存バニリン
量を求めた。なお、屹燥前の水溶液(a>  (b) 
 (c>をアミラーゼ処理した(多のクロロフォルムに
よるバニリンの回収率は100%であった。
これらの結果、バニリン残存率は(a)、(b)、(C
)各々80%、67%、43%であった。
なお、GCの分析は、カラム;直径3#IX長ざ1Tr
L1充填剤: FFAP 1%Uniport HP 
60/80.温度:インジエクタ−200℃ カラム1
50℃、検出FIDで行った。
試験例2.乳化性における相乗効果 大豆白絞油15dと第1表に示した各種水溶液15dを
50d容量の遠心管に取りヤマト科学製ウルトラディス
バイザーLK21を用いて回転数1010000rp分
間で乳化を行った。この遠心管を回転数5000rpm
で10分間遠心し残った乳化層の割合で乳化安定性を評
価した(乳化層の割合が高いほど安定性に優れている)
第1表に示したように、D、6.10以下の高分子分岐
デキストリンとサイクロデキストリンの相乗効果は認め
られたが、D、E、12ではサイクロデキストリンとの
相乗効果は認められなかった。
第1表 * :サイクロデキストリン ** : 5000rpmで10分間遠心侵の残存乳化
層デキストリン水溶液の固形分濃度30%(W/W)試
験例3.混合との違い 試験例1で使用した本発明によりi、l11したサイク
ロデキストリン10%含有高分子分岐デキストリン(A
)、市販の純品サイクロデキストリン(C)、D、E、
5の高分子分岐デキストリンと(C)を混合した物(B
)、を第2表に示したような組成で試験例2と同様に乳
化を行い安定性を評価した。溶液のサイクロデキストリ
ン濃度が2.3%では、サイクロデキストリンと高分子
分岐デキストリンの相乗効果が認められた。サイクロデ
キストリン濃度が1%では、単に混合したもの(B)で
は相乗効果が認められなかったが、本発明によりw4製
したもの(AJでは相乗効果が認められた。
* :サイクロデキストリン ** : 5000rpmで10分間遠心後の残存乳化
層試験例4.乳化の耐酸・耐塩性 5%食塩水あるいはpH3,5に調製した酢酸添加水あ
るいは純水に試験例3で用いた本発明(A>を30%濃
度、シヨ糖脂肪酸エステル(HLB6)を1%濃度、キ
サンタンガム(大日本製薬■製エコーガム)を0.25
%濃度で各々溶解し、試験例2と同様に乳化を行った。
乳化安定性は回転数200Orpmで1分間遠心し残っ
た乳化層の割合で評価した。本発明品は耐酸・耐塩性が
あった。
第3表 〔発明の効果〕 本発明の固定化酵素を用いることによりバッチ法と比較
して11倍以上の効率で、また従来の樹脂固定化酵素の
4倍以上の効率で、サイクロデキストリンを含む高分子
分岐デキストリンを製造することができ十分実用に耐え
れるものである。
ざらに、本発明によって製造した高分子分岐デキストリ
ン組成物は従来の分岐デキストリンやサイクロデキスト
リンと比較して保香性・乳化安定性に優れたものである
のみならず、単に両者を混合した以上の効果を示す。ま
た、天然ガム質や従来の乳化剤よりも安定な乳化をつく
り耐酸・耐塩性に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は流速と基質濃度のサイクロデキストリン生成に
及ぼす影響を示したものである。 図中の○は本発明品、Δは従来の樹脂固定化酵素を使用
したものである。また、実線は基質m度5%、破線は基
質濃度20%での結果を示している。 第2図は本発明品イオン交換素材シート固定化酵素の安
定性を調べたもので、高分子分岐デキストリン組成物中
のサイクロデキストリン含量の変化を示している。 第1図 ライク0テ゛各ストリン’1l−l (奸固形ケ2)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)サイクロデキストリングルカノトランスフエラー
    ゼをイオン交換素材シートに吸着させることを特徴とし
    た固定化酵素。
  2. (2)サイクロデキストリングルカノトランスフエラー
    ゼをイオン交換素材シートに吸着させた固定化酵素に、
    ぶどう糖当量(D.E.)10以下のワキシースターチ
    液化液を接触させることを特徴とする高分子分岐デキス
    トリン組成物の製造法。
  3. (3)組成物が2〜30重量%のサイクロデキストリン
    と98〜70重量%の分岐デキストリンを含有する特許
    請求範囲第(2)項記載の高分子デキストリン組成物の
    製造法。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5225043A (en) * 1975-08-20 1977-02-24 Japan Maize Prod Process for preparing cyclodextrine
JPS61185196A (ja) * 1985-02-14 1986-08-18 Shokuhin Sangyo Baioriakutaa Syst Gijutsu Kenkyu Kumiai サイクロデキストリンの生成方法
JPS61188617A (ja) * 1985-02-15 1986-08-22 Ascii Corp 汎用入出力インタフエ−ス

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