JPH0110A - 非変色性ホキシム乳剤およびその製造方法 - Google Patents
非変色性ホキシム乳剤およびその製造方法Info
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- JPH0110A JPH0110A JP62-69438A JP6943887A JPH0110A JP H0110 A JPH0110 A JP H0110A JP 6943887 A JP6943887 A JP 6943887A JP H0110 A JPH0110 A JP H0110A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、防蟻剤等として用いられているホキシム乳
剤が、日光やアルカリの作用によっても変色しないよう
にした非変色性ホキシム乳剤およびその製造方法に関す
るものである。
剤が、日光やアルカリの作用によっても変色しないよう
にした非変色性ホキシム乳剤およびその製造方法に関す
るものである。
[従来技術とその問題点コ
従来、防蟻剤等として用いられているホキシム乳剤は、
ホキシム原液を乳化剤によって水中で乳化させただけの
ものであり、これをコンクリート、白セメント、目地、
木材、合板等に散布し、あるいは加圧注入させて使用し
ていた。
ホキシム原液を乳化剤によって水中で乳化させただけの
ものであり、これをコンクリート、白セメント、目地、
木材、合板等に散布し、あるいは加圧注入させて使用し
ていた。
しかし、このようなホキシム乳剤は、日光やアルカリの
作用によって黄色く変色し、このためホキシム乳剤を散
布、あるいは加圧注入させたコンクリート等の材料が黄
ばみ、見栄えが悪くなるという問題があった。
作用によって黄色く変色し、このためホキシム乳剤を散
布、あるいは加圧注入させたコンクリート等の材料が黄
ばみ、見栄えが悪くなるという問題があった。
ここで、ホキシム乳剤が、日光やアルカリの作用によっ
て黄色く変色する原因については、ホキシム分子中のエ
ステル結合が、日光やアルカリの作用によって切断され
、共役二重結合をもつ着色性物質が生成されることによ
るものと考えられている。例えば、日光によるホキシム
の変色は、下記(1)の反応式に示すように、日光によ
ってホキシム分子中のエステル結合が切断され、同式中
に(I)で示す共役二重結合をもつ着色性物質が生成さ
れることによるものと推定されている。
て黄色く変色する原因については、ホキシム分子中のエ
ステル結合が、日光やアルカリの作用によって切断され
、共役二重結合をもつ着色性物質が生成されることによ
るものと考えられている。例えば、日光によるホキシム
の変色は、下記(1)の反応式に示すように、日光によ
ってホキシム分子中のエステル結合が切断され、同式中
に(I)で示す共役二重結合をもつ着色性物質が生成さ
れることによるものと推定されている。
r〜
・・・・・・(1)
また、このように従来のホキシム乳剤は、日光やアルカ
リの作用により、ホキシムが他の物質に変化してしまう
ため、長期にわたってこれらの作用を受けた場合、ホキ
シム乳剤の防蟻性能等が低下するという問題もあった。
リの作用により、ホキシムが他の物質に変化してしまう
ため、長期にわたってこれらの作用を受けた場合、ホキ
シム乳剤の防蟻性能等が低下するという問題もあった。
[問題点を解決するための手段]
この発明は、上記のような問題を解決せんとしてなされ
たものであり、日光やアルカリの作用によっても変色し
ない非変色性ホキシム乳剤を提供するものである。
たものであり、日光やアルカリの作用によっても変色し
ない非変色性ホキシム乳剤を提供するものである。
そこで、この発明においては、ホキシム原液を乳化剤に
よって水中で乳化させてなるホキシム乳剤に、メルカプ
ト系化合物を混合させるようにしたのである。
よって水中で乳化させてなるホキシム乳剤に、メルカプ
ト系化合物を混合させるようにしたのである。
ここで使用するメルカプト系化合物は、通常R9Hの一
般式で表されるものであり、例えば、Rがアルキル基で
あるメチルメルカプタン、エチルメルカプタン、ラウリ
ルメルカプタン等の他に、Rにカルボキシル基を含むメ
ルカプト酢酸、メルカプトプロピオン酸等、Rにフェニ
ル基を含むベンジルメルカプタン等、またメルカプト基
を2以上含む多価メルカプタン等を使用することができ
る。
般式で表されるものであり、例えば、Rがアルキル基で
あるメチルメルカプタン、エチルメルカプタン、ラウリ
ルメルカプタン等の他に、Rにカルボキシル基を含むメ
ルカプト酢酸、メルカプトプロピオン酸等、Rにフェニ
ル基を含むベンジルメルカプタン等、またメルカプト基
を2以上含む多価メルカプタン等を使用することができ
る。
[作 用]
このように、ホキシム乳剤にメルカプト系化合物を混合
させるにあたり、メルカプト系化合物としてメルカプト
酢酸やメルカプトプロピオン酸等の酸系のものを使用し
た場合、この発明者の実験的知得によれば、これらのメ
ルカプト系化合物が、日光やアルカリの作用によって生
じた着色性物質の共役二重結合の部分に付加され、着色
性物質を非着色性物質に変化させ、コンクリート等の材
料が着色するのを抑制する作用を果たすと考えられる。
させるにあたり、メルカプト系化合物としてメルカプト
酢酸やメルカプトプロピオン酸等の酸系のものを使用し
た場合、この発明者の実験的知得によれば、これらのメ
ルカプト系化合物が、日光やアルカリの作用によって生
じた着色性物質の共役二重結合の部分に付加され、着色
性物質を非着色性物質に変化させ、コンクリート等の材
料が着色するのを抑制する作用を果たすと考えられる。
例えば、前記反応式(1)に示す(I)の着色性物質の
場合、下記(2)の反応式に示すようにメルカプト系化
合物が付加されて、(II)の化学式で示すような非着
色性物質に変化すると考えられる。
場合、下記(2)の反応式に示すようにメルカプト系化
合物が付加されて、(II)の化学式で示すような非着
色性物質に変化すると考えられる。
(I)
(n)
このように、メルカプト酢酸やメルカプトプロピオン酸
等のメルカプト系化合物の場合、ホキシム乳剤の防蟻性
能等に影響を与えることなく、日光やアルカリの作用に
よって生じた着色性物質を非着色性物質に変化させ、コ
ンクリート等の材料の変色を抑制する作用を行うが、ホ
キシムが着色性物質に変化すること自体を抑制する作用
は弱かった。
等のメルカプト系化合物の場合、ホキシム乳剤の防蟻性
能等に影響を与えることなく、日光やアルカリの作用に
よって生じた着色性物質を非着色性物質に変化させ、コ
ンクリート等の材料の変色を抑制する作用を行うが、ホ
キシムが着色性物質に変化すること自体を抑制する作用
は弱かった。
これに対して、ラウリルメルカプタン等の一部のメルカ
プト系化合物においては、これをホキシム乳剤に混入さ
せると、日光やアルカリの作用を長く受けても、ホキシ
ム乳剤が黄色に変色しないばかりではなく、ホキシム乳
剤の防蟻性能等が低下するということもなかった。これ
は、ラウリルメルカプタン等のメルカプト系化合物の場
合には、ホキシムが着色性物質に変化すること自体を抑
制する作用を持つためであると考えられる。
プト系化合物においては、これをホキシム乳剤に混入さ
せると、日光やアルカリの作用を長く受けても、ホキシ
ム乳剤が黄色に変色しないばかりではなく、ホキシム乳
剤の防蟻性能等が低下するということもなかった。これ
は、ラウリルメルカプタン等のメルカプト系化合物の場
合には、ホキシムが着色性物質に変化すること自体を抑
制する作用を持つためであると考えられる。
また、この発明では、ホキシム原液を水中で乳化させた
ものに、メルカプト系化合物を混合させ、ホキシム乳剤
とメルカプト系化合物とがうまく混合されるようにして
いる。
ものに、メルカプト系化合物を混合させ、ホキシム乳剤
とメルカプト系化合物とがうまく混合されるようにして
いる。
[実施例]
次に、この発明の具体的な実施例として、実施例1では
メルカプト系化合物としてメルカプト酢酸を、実施例2
ではβ−メルカプトプロピオン酸を、実施例3ではn−
ラウリルメルカプタンを用いた場合を示す。
メルカプト系化合物としてメルカプト酢酸を、実施例2
ではβ−メルカプトプロピオン酸を、実施例3ではn−
ラウリルメルカプタンを用いた場合を示す。
そして、これらの実施例に基づき、ホキシム乳剤にメル
カプト酢酸やメルカプトプロピオン酸を混合させた場合
には、ホキシム乳剤の防蟻性能等に影響を与えることな
く、日光やアルカリの作用によるホキシム乳剤の着色を
抑制し、コンクリート等の材料の変色を有効に防止でき
るようになることを、またラウリルメルカプタンを混合
させた場合には、日光やアルカリの作用による、ホキシ
ム乳剤の変色を防止できると共に、ホキシム乳剤におけ
る防蟻性能等の低下をも抑制できるようになるというこ
とを明らかにする。
カプト酢酸やメルカプトプロピオン酸を混合させた場合
には、ホキシム乳剤の防蟻性能等に影響を与えることな
く、日光やアルカリの作用によるホキシム乳剤の着色を
抑制し、コンクリート等の材料の変色を有効に防止でき
るようになることを、またラウリルメルカプタンを混合
させた場合には、日光やアルカリの作用による、ホキシ
ム乳剤の変色を防止できると共に、ホキシム乳剤におけ
る防蟻性能等の低下をも抑制できるようになるというこ
とを明らかにする。
寒1」[L
まず、この実施例においては、ホキシム乳剤を調整する
にあたり、ホキシム原液に乳化剤であるパラコールAL
(日本乳化剤株式会社の商品名)、キシレンおよびケロ
シンを加えてホキシム乳剤原液をつくり、このホキシム
乳剤原液を水中で乳化させ、ホキシム濃度1%のホキシ
ム乳剤(標準試料A)と、ホキシム濃度0.05%のホ
キシム乳剤(標準試料B)とを調整した。
にあたり、ホキシム原液に乳化剤であるパラコールAL
(日本乳化剤株式会社の商品名)、キシレンおよびケロ
シンを加えてホキシム乳剤原液をつくり、このホキシム
乳剤原液を水中で乳化させ、ホキシム濃度1%のホキシ
ム乳剤(標準試料A)と、ホキシム濃度0.05%のホ
キシム乳剤(標準試料B)とを調整した。
そして、これらのホキシム乳剤にメルカプト酢酸を加え
、ホキシム濃度1%の標準試料Aについては、メルカプ
ト酢酸濃度が1%、1.5%。
、ホキシム濃度1%の標準試料Aについては、メルカプ
ト酢酸濃度が1%、1.5%。
2%、3%、5%になった5種類の試料A1〜A5を、
ホキシム濃度0.05%の標準試料Bについては、メル
カプト酢酸濃度が0.15%になった試料B1を調整し
た。
ホキシム濃度0.05%の標準試料Bについては、メル
カプト酢酸濃度が0.15%になった試料B1を調整し
た。
そして、ホキシム乳剤だけの標準試料A、 Bおよび上
記のようにメルカプト酢酸を加えた各試料についてそれ
ぞれ、そのままの状態のものく条件1)、ウェザ−メー
タで紫外線を20時間照射した(屋外曝露1箇月に相当
する)もの(条件2)、40°Cで7日間放置したもの
(条件3)を用い、社団法人日本しろあり対策協会薬剤
認定効力試験法規格中の駆除効力試験に準拠した防蟻性
能試験を行った。
記のようにメルカプト酢酸を加えた各試料についてそれ
ぞれ、そのままの状態のものく条件1)、ウェザ−メー
タで紫外線を20時間照射した(屋外曝露1箇月に相当
する)もの(条件2)、40°Cで7日間放置したもの
(条件3)を用い、社団法人日本しろあり対策協会薬剤
認定効力試験法規格中の駆除効力試験に準拠した防蟻性
能試験を行った。
ここで、防蟻性能試験を行うにあたっては、各条件の下
での各試料中にそれぞれ、直径9011の東洋濾紙NI
IL2を2〜5分浸漬させ、軽く液を振り切った後、各
濾紙を40℃の熱風乾燥機中で1時間風乾させた。そし
て、各濾紙を直径90IIのガラスシャーレに敷き、そ
の上に機嫌27頭、兵蟻3頭を置き、全ての蟻が仰転す
る時間および死去する時間を測定した。
での各試料中にそれぞれ、直径9011の東洋濾紙NI
IL2を2〜5分浸漬させ、軽く液を振り切った後、各
濾紙を40℃の熱風乾燥機中で1時間風乾させた。そし
て、各濾紙を直径90IIのガラスシャーレに敷き、そ
の上に機嫌27頭、兵蟻3頭を置き、全ての蟻が仰転す
る時間および死去する時間を測定した。
この測定結果は下記の第1表に示す通りであり、メルカ
プト酢酸を加えた場合においても、ホキシム乳剤の防蟻
性性能は殆ど低下していなかった。
プト酢酸を加えた場合においても、ホキシム乳剤の防蟻
性性能は殆ど低下していなかった。
(以下余白)
第 1 表
次に、標準試料Aと試料A1〜A3のものについて、日
光による着色程度を比較した。
光による着色程度を比較した。
着色の程度を比較するにあたっては、白セメント100
重量部を30重量部の水に混練したものを直径5cmの
紙コツプに5 cc加え、これを放置して固化させた。
重量部を30重量部の水に混練したものを直径5cmの
紙コツプに5 cc加え、これを放置して固化させた。
そして、この固化した白セメントの上に各試料をそれぞ
れ1g、散布量が0.5’ !27 m”になるように
散布した後、これに日光照射を2時間行った。
れ1g、散布量が0.5’ !27 m”になるように
散布した後、これに日光照射を2時間行った。
この場合、ホキシム乳剤だけの標準試料Aを散布したも
のは真黄色に着色した。そして、この着色度を100と
し、メルカプト酢酸を混合させた試料A1〜A3を散布
したものと比較した。
のは真黄色に着色した。そして、この着色度を100と
し、メルカプト酢酸を混合させた試料A1〜A3を散布
したものと比較した。
この結果、メルカプト酢酸が1%加えられた試料A1の
ものでは着色度が20.1.5%加えられた試料A2の
ものでは着色度が10.2%加えられた試料A3のもの
では着色度が10であった。
ものでは着色度が20.1.5%加えられた試料A2の
ものでは着色度が10.2%加えられた試料A3のもの
では着色度が10であった。
このように、メルカプト酢酸を混合させたホキシム乳剤
は、ホキシム乳剤だけのものに比べて、白セメントへの
着色の程度が著しく低くなっていた。
は、ホキシム乳剤だけのものに比べて、白セメントへの
着色の程度が著しく低くなっていた。
なお、メルカプト酢酸を用いた場合、非常に安く製造で
きるが、硫黄臭が強かった。
きるが、硫黄臭が強かった。
夫潴例2
この実施例においても、前記実施例1の場合と同様にし
て、ホキシム濃度1%のホキシム乳剤(標準試料)を作
り、そして、この標準試料にβ−メルカプトプロピオン
酸を加え、β−メルカプトプロピオン酸濃度が1%、2
%、3%の3種類の試料01〜C3を調整しな。
て、ホキシム濃度1%のホキシム乳剤(標準試料)を作
り、そして、この標準試料にβ−メルカプトプロピオン
酸を加え、β−メルカプトプロピオン酸濃度が1%、2
%、3%の3種類の試料01〜C3を調整しな。
そして、標準試料と各試料とを防蟻性能および日光によ
る着色程度の点で比較した。
る着色程度の点で比較した。
防蟻性能については、前記実施例1の場合と同様に、標
準試料および各試料についてそれぞれ、そのままの状態
のものく条件1)、ウェザ−メータで紫外線を20時間
照射した(屋外曝露1箇月に相当する)もの(条件2)
、40°Cで7日間放置したちのく条件3)を用い、社
団法人日本しろあり対策協会薬剤認定効力試験法規格中
の駆除効力試験に準拠した防蟻性能試験を行い、全ての
蟻が仰転する時間および死去する時間を測定した。この
測定結果は、下記の第2表に示す通りであった。
準試料および各試料についてそれぞれ、そのままの状態
のものく条件1)、ウェザ−メータで紫外線を20時間
照射した(屋外曝露1箇月に相当する)もの(条件2)
、40°Cで7日間放置したちのく条件3)を用い、社
団法人日本しろあり対策協会薬剤認定効力試験法規格中
の駆除効力試験に準拠した防蟻性能試験を行い、全ての
蟻が仰転する時間および死去する時間を測定した。この
測定結果は、下記の第2表に示す通りであった。
第 2 表
この測定結果に示すように、β−メルカプトプロピオン
酸を加えた各試料は、ホキシム単独の標準試料に比べ、
各条件の下での防蟻性能が向上していた。
酸を加えた各試料は、ホキシム単独の標準試料に比べ、
各条件の下での防蟻性能が向上していた。
そこで、ホキシムを加えずに、β−メルカプトプロピオ
ン酸を2%加えたものを用い、これについて防蟻性能の
試験を行った。その結果、全ての蟻が3時間で仰転し、
21時間で死去した。
ン酸を2%加えたものを用い、これについて防蟻性能の
試験を行った。その結果、全ての蟻が3時間で仰転し、
21時間で死去した。
この結果から明らかなように、β−メルカプトプロピオ
ン酸は、それ自体で防蟻性能を持つことがわかった。
ン酸は、それ自体で防蟻性能を持つことがわかった。
次に、日光による着色の点について、前記実施例1の場
合と同様にして、標準試料とβ−メルカプトプロピオン
酸を加えた各試料のものとを比較した。
合と同様にして、標準試料とβ−メルカプトプロピオン
酸を加えた各試料のものとを比較した。
この結果、ホキシム単独の標準試料の着色度を100と
した場合、β−メルカプトプロピオン酸を1%加えたも
のでは着色度が30.1.5%加えたものでは着色度が
10.2%加えたものでは着色度が10.3%加えたも
のでは着色度が5であった。
した場合、β−メルカプトプロピオン酸を1%加えたも
のでは着色度が30.1.5%加えたものでは着色度が
10.2%加えたものでは着色度が10.3%加えたも
のでは着色度が5であった。
このように、β−メルカプトプロピオン酸を加えた場合
も、メルカプト酢酸を加えた前記実施例1の場合と同様
に、ホキシム乳剤だけのものに比べて白セメントへの着
色の程度が著しく低くなっていた。 ゛ なお、このようにβ−メルカプトプロピオン酸を用いた
場合は、メルカプト酢酸の場合に比べては若干コストが
高くなるが、硫黄臭は非常に少なかった。
も、メルカプト酢酸を加えた前記実施例1の場合と同様
に、ホキシム乳剤だけのものに比べて白セメントへの着
色の程度が著しく低くなっていた。 ゛ なお、このようにβ−メルカプトプロピオン酸を用いた
場合は、メルカプト酢酸の場合に比べては若干コストが
高くなるが、硫黄臭は非常に少なかった。
また、この実施例では、β−メルカプトブロピオン酸を
用いたが、α−メルカプトプロピオン酸を用いることも
可能である。
用いたが、α−メルカプトプロピオン酸を用いることも
可能である。
及1」支
この実施例の場合も、前記の各実施例と同様に、ホキシ
ム濃度1%のホキシム乳剤(標準試料)を作り、そして
、この標準試料にn−ラウリルメルカプタンを加え、n
−ラウリルメルカプタン濃度が1%、2%、3%、5%
の4種類の試料D1〜D4を調整した。
ム濃度1%のホキシム乳剤(標準試料)を作り、そして
、この標準試料にn−ラウリルメルカプタンを加え、n
−ラウリルメルカプタン濃度が1%、2%、3%、5%
の4種類の試料D1〜D4を調整した。
そして、この実施例では、まずこれらの各試料を、日光
による着色程度の点で標準試料と比較した。
による着色程度の点で標準試料と比較した。
ここで、日光による着色の比較については、前記の各実
施例の場合と同様にして行った。
施例の場合と同様にして行った。
この結果、ホキシム単独の標準試料の着色度を100と
した場合、n−ラウリルメルカプタン濃度が1%の試料
D1では着色度が5〜10.2%の試料D2では着色度
が0〜2.3%の試料D3では着色度が0.5%の試料
D4では着色度が0であった。
した場合、n−ラウリルメルカプタン濃度が1%の試料
D1では着色度が5〜10.2%の試料D2では着色度
が0〜2.3%の試料D3では着色度が0.5%の試料
D4では着色度が0であった。
このように、n−ラウリルメルカプタンを混合させた場
合、メルカプト酢酸やβ−メルカプトプロピオン酸を混
合させた前記の各実施例の場合よりも、さらに白セメン
トへの着色の程度が低くなっていた。
合、メルカプト酢酸やβ−メルカプトプロピオン酸を混
合させた前記の各実施例の場合よりも、さらに白セメン
トへの着色の程度が低くなっていた。
次に、n−ラウリルメルカプタンを混合させた場合にお
ける、ホキシム乳剤の防蟻効果に与える影響について検
討しな。
ける、ホキシム乳剤の防蟻効果に与える影響について検
討しな。
まず、標準試料と試料D1〜D4を調整した段階で、そ
れぞれについて防蟻性能を試験したところ、試料D1〜
D4は、標準試料と同様の防蟻効果を示し、全ての蟻が
2時間で仰転し、3時間で死去した。
れぞれについて防蟻性能を試験したところ、試料D1〜
D4は、標準試料と同様の防蟻効果を示し、全ての蟻が
2時間で仰転し、3時間で死去した。
次に、標準試料と、n−ラウリルメルカプタン濃度が2
%の試料D2と、前記実施例2において使用したβ−メ
ルカプトプロピオン酸濃度が2%の試料C2とを用い、
これらにウェザ−メータで紫外線を60時間照射し、そ
の後におけるこれらの防蟻効果について試験した。
%の試料D2と、前記実施例2において使用したβ−メ
ルカプトプロピオン酸濃度が2%の試料C2とを用い、
これらにウェザ−メータで紫外線を60時間照射し、そ
の後におけるこれらの防蟻効果について試験した。
防蟻性能試験は、前記各実施例の場合と同様に行い、所
定時間毎に蟻の状態を観察し、健康な状態の蟻の数(H
)、仰転した蟻の数(K)、死去した蟻の数(D)を測
定した。その結果は、下記の第3表に示す通りであった
。
定時間毎に蟻の状態を観察し、健康な状態の蟻の数(H
)、仰転した蟻の数(K)、死去した蟻の数(D)を測
定した。その結果は、下記の第3表に示す通りであった
。
第3表に示すように、ウェザ−メータで紫外線を60時
間照射した結果、標準試料の場合、全ての蟻が仰転する
のに5時間、死去するのに9時間を要し、まなβ−メル
カプトプロピオン酸濃度が2%の試料C2の場合も、全
ての蟻が仰転するのに2時間、死去するのに9時間を要
しており、ともに防蟻効果が低下していた。
間照射した結果、標準試料の場合、全ての蟻が仰転する
のに5時間、死去するのに9時間を要し、まなβ−メル
カプトプロピオン酸濃度が2%の試料C2の場合も、全
ての蟻が仰転するのに2時間、死去するのに9時間を要
しており、ともに防蟻効果が低下していた。
これに対し、n−ラウリルメルカプタン濃度が2%の試
料D2の場合。は、紫外線照射前と同様に、全ての蟻が
2時間で仰転し、3時間で死よって、ホキシムの着色物
質への変化が抑制されたことによるものと考えられる。
料D2の場合。は、紫外線照射前と同様に、全ての蟻が
2時間で仰転し、3時間で死よって、ホキシムの着色物
質への変化が抑制されたことによるものと考えられる。
なお、n−ラウリルメルカプタンを用いた場合は、β−
メルカプトプロピオン酸の場合よりさらに硫黄臭が少な
かった。
メルカプトプロピオン酸の場合よりさらに硫黄臭が少な
かった。
また、この実施例では、n−ラウリルメルカプタンを用
いたが、t−ラウリルメルカプタンを用いることも可能
であり、t−ラウリルメルカプタンを使用する場合には
、n−ラウリルメルカプタンの場合より、若干濃度を高
くして使用する必要がある。
いたが、t−ラウリルメルカプタンを用いることも可能
であり、t−ラウリルメルカプタンを使用する場合には
、n−ラウリルメルカプタンの場合より、若干濃度を高
くして使用する必要がある。
[発明の効果]
以上詳述したように、ホキシム乳剤にメルカプト系化合
物として、メルカプト酢酸やメルカプトプロピオン酸等
の酸系のものを混合させた場合には、ホキシムが日光や
アルカリの作用によって着色性物質に変化したとしても
、これらのメルカプト系化合物が着色性物質に付加して
、着色性物質を非着色性物質に変化させ、ホキシム乳剤
を加えたコンクリート等の材料が変色するのを防止でき
るようになる。
物として、メルカプト酢酸やメルカプトプロピオン酸等
の酸系のものを混合させた場合には、ホキシムが日光や
アルカリの作用によって着色性物質に変化したとしても
、これらのメルカプト系化合物が着色性物質に付加して
、着色性物質を非着色性物質に変化させ、ホキシム乳剤
を加えたコンクリート等の材料が変色するのを防止でき
るようになる。
また、このようにホキシム乳剤にメルカプト酢酸やメル
カプトプロピオン酸等を混合させた場合においても、ホ
キシム乳剤の防蟻性能が低下することはなく、メルカプ
トプロピオン酸を混合させた場合には、メルカプトプロ
ピオン酸自体が防蟻効果を持つため、防蟻性能がより向
上され、有効な防蟻剤として使用できるようになる。
カプトプロピオン酸等を混合させた場合においても、ホ
キシム乳剤の防蟻性能が低下することはなく、メルカプ
トプロピオン酸を混合させた場合には、メルカプトプロ
ピオン酸自体が防蟻効果を持つため、防蟻性能がより向
上され、有効な防蟻剤として使用できるようになる。
また、メルカプト酢酸を用いた場合には、非常に安価に
製造できる一方、メルカプトプロピオン酸を用いた場合
には、若干高くなるが、硫黄臭が非常に少なく、作業性
が向上するという利点がある。
製造できる一方、メルカプトプロピオン酸を用いた場合
には、若干高くなるが、硫黄臭が非常に少なく、作業性
が向上するという利点がある。
さらに、ホキシム乳剤にメルカプト系化合物としてラウ
リルメルカプタン等を混合さすた場合、ラウリルメルカ
プタン等は、ホキシムの着色性物質への変化自体を抑制
する安定剤として作用し、日光やアルカリの作用を長く
受けても変色せず、防蟻性能等も低下するということが
ないため、コンクリート等の材料に加える防蟻剤等とし
て、より一層有効に利用できるようになる。
リルメルカプタン等を混合さすた場合、ラウリルメルカ
プタン等は、ホキシムの着色性物質への変化自体を抑制
する安定剤として作用し、日光やアルカリの作用を長く
受けても変色せず、防蟻性能等も低下するということが
ないため、コンクリート等の材料に加える防蟻剤等とし
て、より一層有効に利用できるようになる。
また、ラウリルメルカプタンの場合、メルカプトプロピ
オン酸以上に硫黄臭が少なく、作業性がさらに向上する
という利点がある。
オン酸以上に硫黄臭が少なく、作業性がさらに向上する
という利点がある。
加えて、この発明においては、ホキシム原液を乳化剤に
よって水中で乳化させた後、これにメルカプト系化合物
を混合させるようにしているため、ホキシム乳剤とメル
カプト系化合物とが乳化状態で均一に混合されるように
なり、コンクリート等の材料に加えた場合に、むらが生
じたりすることがない。
よって水中で乳化させた後、これにメルカプト系化合物
を混合させるようにしているため、ホキシム乳剤とメル
カプト系化合物とが乳化状態で均一に混合されるように
なり、コンクリート等の材料に加えた場合に、むらが生
じたりすることがない。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ホキシム乳剤にメルカプト系化合物を混合させてな
ることを特徴とする非変色性ホキシム乳剤。 2、前記メルカプト系化合物がメルカプト酢酸であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の非変色性ホ
キシム乳剤。 3、前記メルカプト系化合物がメルカプトプロピオン酸
であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の非
変色性ホキシム乳剤。 4、前記メルカプト系化合物がラウリルメルカプタンで
あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の非変
色性ホキシム乳剤。 5、ホキシムを水中で乳化させた後、このホキシム乳液
にメルカプト系化合物を混合させてなることを特徴とす
る非変色性ホキシム乳剤の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62-69438A JPH0110A (ja) | 1987-02-10 | 1987-03-24 | 非変色性ホキシム乳剤およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62-28734 | 1987-02-10 | ||
| JP2873487 | 1987-02-10 | ||
| JP62-69438A JPH0110A (ja) | 1987-02-10 | 1987-03-24 | 非変色性ホキシム乳剤およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6410A JPS6410A (en) | 1989-01-05 |
| JPH0110A true JPH0110A (ja) | 1989-01-05 |
Family
ID=
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