JPH01110596A - 冷間加工用潤滑油 - Google Patents
冷間加工用潤滑油Info
- Publication number
- JPH01110596A JPH01110596A JP26817687A JP26817687A JPH01110596A JP H01110596 A JPH01110596 A JP H01110596A JP 26817687 A JP26817687 A JP 26817687A JP 26817687 A JP26817687 A JP 26817687A JP H01110596 A JPH01110596 A JP H01110596A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- nhcnh
- lubricating oil
- formula
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Forging (AREA)
- Lubricants (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、塑性加工によって機械部品を製造する際に用
いる液体潤滑油に係り、特に、鋼材の塑性加工に好適な
冷間加工用潤滑油に関する。
いる液体潤滑油に係り、特に、鋼材の塑性加工に好適な
冷間加工用潤滑油に関する。
従来、鋼材等の冷間加工用潤滑剤として、液体潤滑剤、
又は、燐酸皮膜十金属石鹸皮膜処理等の化成皮膜処理が
ある。液体潤滑剤は、鉱油、もしくは、合成油、又は、
これらの混合油に、例えば、石油製品添加剤(幸書房、
昭和48年5月15日発行)に記載されているような樹
脂酸、牛脂等の油性向上剤や燐、硫黄、塩素系極圧剤、
亜鉛ジ・チオホスフェト(Zn−DTI’)のような有
機金属系極圧剤、グラファイト、二硫化モリブデン等の
ような固体潤滑剤などを配合したもの、また、液体潤滑
油の加工性能を向上させた特公昭6〇−54998号公
報では硫黄分を3〜15重量%含み。
又は、燐酸皮膜十金属石鹸皮膜処理等の化成皮膜処理が
ある。液体潤滑剤は、鉱油、もしくは、合成油、又は、
これらの混合油に、例えば、石油製品添加剤(幸書房、
昭和48年5月15日発行)に記載されているような樹
脂酸、牛脂等の油性向上剤や燐、硫黄、塩素系極圧剤、
亜鉛ジ・チオホスフェト(Zn−DTI’)のような有
機金属系極圧剤、グラファイト、二硫化モリブデン等の
ような固体潤滑剤などを配合したもの、また、液体潤滑
油の加工性能を向上させた特公昭6〇−54998号公
報では硫黄分を3〜15重量%含み。
40℃における粘度が200〜5000na/5(C5
t) の硫化油脂をベース油とし、これに粒径200
μm以下の熱可塑性高分子ポリマの粉体を5〜30重量
%混入した塑性加工用液体潤滑剤がある。これらの液体
潤滑剤は加工率の低い深絞加工、圧延加工、或いは引抜
加工に使用できるが、加工率が高く摩擦面が高温、高面
圧となる加工や複雑な形状をもつ加工では、潤滑皮膜の
耐熱性や耐荷重性、更に、新生面に対する′a滑皮膜形
成等が不十分なため焼付けが発生する。加工率の高い潤
滑剤として、例えば、特開昭53−113745号公報
に示されるように合成樹脂を溶剤に希釈、又は、溶解し
た液体に固体潤滑剤を分散されたものを素材表面に塗布
し潤滑皮膜を形成する方法や特公昭32−3711号公
報に記載されたように素材表面に燐酸塩皮膜処理を施し
、さらにその表面にステアリン酸ソーダを主成分とする
処理液で処理し、金属石鹸皮膜を形成する化成皮膜処理
後、塑性加工を行う。又、燐酸皮膜処理の代りに蓚酸塩
皮膜処理を施し、その表面に金属石鹸皮膜処理を行う方
法などがある。これらの化成皮膜処理は、前述した液体
潤滑油に比べ焼付防止性に優れているので、一般に、鋼
材の冷間加工用潤滑剤として実用されている。しかし1
合成樹脂系皮膜処理や化成皮膜処理によって素材表面に
潤滑皮膜を形成させる方法等は充分な前処理と厳密な工
程管理によって処理される。例えば、燐酸塩皮膜処理を
施した上に金属石鹸皮膜処理を行う場合、鋼材等の素材
を脱脂した後、所定の濃度の燐酸塩浴槽に浸漬して皮膜
を形成する。その後、水洗、中和処理してから所定濃度
の金属石鹸溶解浴槽に侵潰して、乾燥するといった煩雑
な工程を必要とする。また、廃液の処理も厄介であると
いった問題点を・抱えている。
t) の硫化油脂をベース油とし、これに粒径200
μm以下の熱可塑性高分子ポリマの粉体を5〜30重量
%混入した塑性加工用液体潤滑剤がある。これらの液体
潤滑剤は加工率の低い深絞加工、圧延加工、或いは引抜
加工に使用できるが、加工率が高く摩擦面が高温、高面
圧となる加工や複雑な形状をもつ加工では、潤滑皮膜の
耐熱性や耐荷重性、更に、新生面に対する′a滑皮膜形
成等が不十分なため焼付けが発生する。加工率の高い潤
滑剤として、例えば、特開昭53−113745号公報
に示されるように合成樹脂を溶剤に希釈、又は、溶解し
た液体に固体潤滑剤を分散されたものを素材表面に塗布
し潤滑皮膜を形成する方法や特公昭32−3711号公
報に記載されたように素材表面に燐酸塩皮膜処理を施し
、さらにその表面にステアリン酸ソーダを主成分とする
処理液で処理し、金属石鹸皮膜を形成する化成皮膜処理
後、塑性加工を行う。又、燐酸皮膜処理の代りに蓚酸塩
皮膜処理を施し、その表面に金属石鹸皮膜処理を行う方
法などがある。これらの化成皮膜処理は、前述した液体
潤滑油に比べ焼付防止性に優れているので、一般に、鋼
材の冷間加工用潤滑剤として実用されている。しかし1
合成樹脂系皮膜処理や化成皮膜処理によって素材表面に
潤滑皮膜を形成させる方法等は充分な前処理と厳密な工
程管理によって処理される。例えば、燐酸塩皮膜処理を
施した上に金属石鹸皮膜処理を行う場合、鋼材等の素材
を脱脂した後、所定の濃度の燐酸塩浴槽に浸漬して皮膜
を形成する。その後、水洗、中和処理してから所定濃度
の金属石鹸溶解浴槽に侵潰して、乾燥するといった煩雑
な工程を必要とする。また、廃液の処理も厄介であると
いった問題点を・抱えている。
上記従来技術は、それぞれ特長をもつものであるが、変
形熱や、新生面の露出の増大、更に、高面圧となる加工
条件では、耐焼付き性に問題がある。又、化成皮膜処理
では煩雑な処理工程で、且つ、廃液処理等多くの附髄作
業があり、多大な労力と経費を必要とする。
形熱や、新生面の露出の増大、更に、高面圧となる加工
条件では、耐焼付き性に問題がある。又、化成皮膜処理
では煩雑な処理工程で、且つ、廃液処理等多くの附髄作
業があり、多大な労力と経費を必要とする。
本発明の目的は、液体潤滑剤の利点をいかし、化成皮膜
処理等を必要とせず、(■に素材表面、或いは、金型に
液体潤滑剤を公知の方法で供給するのみで従来の化成皮
膜処理法に匹敵する耐焼付き性と有機系固体潤滑剤の分
散安定性を改善した冷間加工用潤滑剤を提供するもので
ある。
処理等を必要とせず、(■に素材表面、或いは、金型に
液体潤滑剤を公知の方法で供給するのみで従来の化成皮
膜処理法に匹敵する耐焼付き性と有機系固体潤滑剤の分
散安定性を改善した冷間加工用潤滑剤を提供するもので
ある。
上記目的は、A成分のウレア結合−N HCN H−を
もつジウレア化合物、一般式 %式% または、トリウレア化合物、一般式 RIN HCN H−R−N HCN H−R−N H
CN HR2 または、テトラウレア化合物、一般式 %式% (R:イソシアナート基、R1,R2:アルキル基、R
3:アルキル基、または、アリル基)の粉体(以下ウレ
ア系滑剤と記す。)とB成分の燐系極圧剤としては、第
二級ホスファイト、一般式O (RO)P−(OH)2 (R:炭素数6〜24のアルキル基)と縮合燐酸の混合
物(混合比が1=1〜1:4)とウレア系滑剤の沈降防
止のための分散剤C成分 C7Ht 6C○OM (M:AQ、Ca、Co、Mg、Mn、Zn等の金yt
>からなるオクチル酸金属石鹸を潤滑油に含有した冷間
加工用潤滑油である。
もつジウレア化合物、一般式 %式% または、トリウレア化合物、一般式 RIN HCN H−R−N HCN H−R−N H
CN HR2 または、テトラウレア化合物、一般式 %式% (R:イソシアナート基、R1,R2:アルキル基、R
3:アルキル基、または、アリル基)の粉体(以下ウレ
ア系滑剤と記す。)とB成分の燐系極圧剤としては、第
二級ホスファイト、一般式O (RO)P−(OH)2 (R:炭素数6〜24のアルキル基)と縮合燐酸の混合
物(混合比が1=1〜1:4)とウレア系滑剤の沈降防
止のための分散剤C成分 C7Ht 6C○OM (M:AQ、Ca、Co、Mg、Mn、Zn等の金yt
>からなるオクチル酸金属石鹸を潤滑油に含有した冷間
加工用潤滑油である。
本発明の潤滑油は素材、または、金型表面にスプレーは
け塗9滴下等の公知の方法で供給するのみで、加工時の
変形熱や摩擦熱によって素材表面に厚い潤滑膜を形成し
、複雑な形状の加工や加工率の高い加工品に対しても焼
付き防止を図ったものである。
け塗9滴下等の公知の方法で供給するのみで、加工時の
変形熱や摩擦熱によって素材表面に厚い潤滑膜を形成し
、複雑な形状の加工や加工率の高い加工品に対しても焼
付き防止を図ったものである。
本発明のA成分のウレア系滑剤は揮発性有機溶媒中で、
例えば、トルエン中で原料であるインシアネートとアミ
ンを反応させた後、溶媒除去し、反応生成物を粉砕した
ものを用いる。反応に使用されるジイソシアネート類は
、例えばジフェニルメタン4,4′−ジイソシアネート
、トリレンジイソシアネート、ナフチレン15−ジイソ
シアネート、トリジンジイソシアネート等の芳香核を−
、又は、二個もったジイソシアネート等が使用できる。
例えば、トルエン中で原料であるインシアネートとアミ
ンを反応させた後、溶媒除去し、反応生成物を粉砕した
ものを用いる。反応に使用されるジイソシアネート類は
、例えばジフェニルメタン4,4′−ジイソシアネート
、トリレンジイソシアネート、ナフチレン15−ジイソ
シアネート、トリジンジイソシアネート等の芳香核を−
、又は、二個もったジイソシアネート等が使用できる。
アミン類は、炭素数8〜20の脂肪族モノアミン、又は
、脂環族モノアミン、又は、脂肪族ジアミンである。好
ましくは、炭素数12〜18の脂肪族モノアミン、又は
、脂環族モノアミン、又は、脂肪族ジアミンを用いるの
がよい。ウレア系滑剤粉体の粒径は、加工条件によって
任意に選択すべきであるが、通常0.5〜5000μm
、特に、後方押出し加工の様に新生面の出現が大きい加
工条件に対しての好ましい粒径は64〜177μmの範
囲がよい、B成分の燐系極圧剤は、2−エチルへキシル
ハイドロジエンホスファイト、ジ・ラウリルハロイドロ
ジエンホスファイト、ジ・オレイルハイドロジエンホス
ファイトなどの第二級ホスファイ類等の亜りん酸エステ
ル、また、縮合燐酸は、ピロリン酸、ポリリン酸などが
例示される。C成分の分散剤は、オクチル酸金属石鹸で
、その金属はAQg Ca、Go、Fe、Mg+ Mn
tPb、Zn、Zr等が例示されるが、中でも特にオク
チル酸Caが好ましい。
、脂環族モノアミン、又は、脂肪族ジアミンである。好
ましくは、炭素数12〜18の脂肪族モノアミン、又は
、脂環族モノアミン、又は、脂肪族ジアミンを用いるの
がよい。ウレア系滑剤粉体の粒径は、加工条件によって
任意に選択すべきであるが、通常0.5〜5000μm
、特に、後方押出し加工の様に新生面の出現が大きい加
工条件に対しての好ましい粒径は64〜177μmの範
囲がよい、B成分の燐系極圧剤は、2−エチルへキシル
ハイドロジエンホスファイト、ジ・ラウリルハロイドロ
ジエンホスファイト、ジ・オレイルハイドロジエンホス
ファイトなどの第二級ホスファイ類等の亜りん酸エステ
ル、また、縮合燐酸は、ピロリン酸、ポリリン酸などが
例示される。C成分の分散剤は、オクチル酸金属石鹸で
、その金属はAQg Ca、Go、Fe、Mg+ Mn
tPb、Zn、Zr等が例示されるが、中でも特にオク
チル酸Caが好ましい。
A、B、C成分を添加する潤滑油は、鉱油、ジ・エステ
ル油、或いは、α−オレフィン油、ネオペンチルポリオ
ールエステル油等の合成油、又は。
ル油、或いは、α−オレフィン油、ネオペンチルポリオ
ールエステル油等の合成油、又は。
これらの混合油等が用いられる。潤滑油の粘度は、加工
条件や作業条件に応じて任意に選択すべきでアルが、概
ね、40℃の粘度で10〜300m/s (set)
の範囲が好ましい。
条件や作業条件に応じて任意に選択すべきでアルが、概
ね、40℃の粘度で10〜300m/s (set)
の範囲が好ましい。
潤滑油に添加されるA、B、C成分の配合割合は、成型
部品の加工率に応じて適宜選択すればよいが、通常A成
分は2〜15重量%、B成分は、5〜20重量%、C成
分は、8〜20重量%の範囲が望ましい。
部品の加工率に応じて適宜選択すればよいが、通常A成
分は2〜15重量%、B成分は、5〜20重量%、C成
分は、8〜20重量%の範囲が望ましい。
本発明に用いる添加剤A、B、及びC成分の配合量が上
述の範囲よりも少なくなると添加効果が少なくなり、焼
付き防止性が低下する。又、多過ぎてもそれ以上の効果
が認められないので、上述の配合割合が好ましい。
述の範囲よりも少なくなると添加効果が少なくなり、焼
付き防止性が低下する。又、多過ぎてもそれ以上の効果
が認められないので、上述の配合割合が好ましい。
本発明に用いるA成分のウレア系滑剤の粉体粒径0.5
〜500μmの範囲としたのは、0.5未満では、加
工時、摩擦面に残存する量が少なく焼付きを起こすよう
になる。また、500μmを越えると加工条件によって
は摩擦面への引き込まれが難しくなり焼付きを起こす場
合がある。
〜500μmの範囲としたのは、0.5未満では、加
工時、摩擦面に残存する量が少なく焼付きを起こすよう
になる。また、500μmを越えると加工条件によって
は摩擦面への引き込まれが難しくなり焼付きを起こす場
合がある。
本発明の冷間加工用潤滑油の熱安定性改良のため酸化防
止剤、防錆剤等の添加剤を配合することができる。
止剤、防錆剤等の添加剤を配合することができる。
本発明の冷間加工用潤滑油の構成成分の作用を説明する
前に、深絞り加工、圧延加工、引抜加工等に使用される
液体潤滑剤の潤滑機構について説明する。潤滑機構につ
いては「潤滑」第18巻第3号(p 193〜201)
及び「塑性と加工」第9巻第87号(p202〜214
)に記載されたように、素材と金型の二面間に持ち込ま
れた液体′IIJ滑剤は、加工の際、素材表面凹部に封
じ込められる。塑性変化の進行に伴って表面凸部が圧下
されるため、凹部に残存する液体潤滑油が強制的に排出
され圧下修正された平坦面(摩擦面)に供給され油膜を
形成する。液体潤滑油に燐、塩素、硫黄系などの極圧剤
が配合されている場合、塑性変形熱や摩擦熱等によって
素材表面に極圧膜を形成し焼付きを防止する。加工率が
高く表面積の拡大が大きくなる加工も上記のような潤滑
機構をとるが、摩擦面は高温、高圧となるため充分な極
圧膜が形成されず焼付きが発生する。
前に、深絞り加工、圧延加工、引抜加工等に使用される
液体潤滑剤の潤滑機構について説明する。潤滑機構につ
いては「潤滑」第18巻第3号(p 193〜201)
及び「塑性と加工」第9巻第87号(p202〜214
)に記載されたように、素材と金型の二面間に持ち込ま
れた液体′IIJ滑剤は、加工の際、素材表面凹部に封
じ込められる。塑性変化の進行に伴って表面凸部が圧下
されるため、凹部に残存する液体潤滑油が強制的に排出
され圧下修正された平坦面(摩擦面)に供給され油膜を
形成する。液体潤滑油に燐、塩素、硫黄系などの極圧剤
が配合されている場合、塑性変形熱や摩擦熱等によって
素材表面に極圧膜を形成し焼付きを防止する。加工率が
高く表面積の拡大が大きくなる加工も上記のような潤滑
機構をとるが、摩擦面は高温、高圧となるため充分な極
圧膜が形成されず焼付きが発生する。
本発明の構成成分の一つであるA成分の粉末状ウレア系
滑剤は、加工の際、粉末の表面に潤滑油を吸着した状態
で摩擦面に持ち込み、多くの凹部を作り、B成分の極圧
剤と共に封じ込まれる。塑性変形の進行に伴って極圧剤
は素材表面と反応して極圧膜を形成する。一方、A成分
のウレア系滑剤は溶解、或いは、圧延されながら摩擦面
に押し出され皮膜を形成していることを見出した。即ち
、本発明の潤滑油は、A成分によって形成される皮膜と
、B成分によって形成される皮膜が素材表面に形成され
ることによって耐焼付き性が大幅に向上した。また、C
成分はウレア系滑剤を油中に長期間均一に分散するのに
必要なものである。
滑剤は、加工の際、粉末の表面に潤滑油を吸着した状態
で摩擦面に持ち込み、多くの凹部を作り、B成分の極圧
剤と共に封じ込まれる。塑性変形の進行に伴って極圧剤
は素材表面と反応して極圧膜を形成する。一方、A成分
のウレア系滑剤は溶解、或いは、圧延されながら摩擦面
に押し出され皮膜を形成していることを見出した。即ち
、本発明の潤滑油は、A成分によって形成される皮膜と
、B成分によって形成される皮膜が素材表面に形成され
ることによって耐焼付き性が大幅に向上した。また、C
成分はウレア系滑剤を油中に長期間均一に分散するのに
必要なものである。
以下、本発明の冷間加工潤滑油の一実施例を比較例と共
に説明する。
に説明する。
〈実施例1〜18〉
A成分のウレア系滑剤の使用原料は、第1表に示すイソ
シアネート類とアミン類をトルエンの中で反応させ、溶
剤除去後の反応生成物の粉体、平均粒径105μmのウ
レア化合物10重量%、B成分の極圧剤としてピロリン
酸とジ・オレイルハイドロジエンホスファイト(混合割
合1:3)の混合物20wt%、C成分の分散剤として
、オクチル酸カルシュウム(オフトープCa、(ホープ
製薬(株)))を10wt%をパラフィン系鉱油(40
℃の動粘度150+nm/ s (set) ) ニ
配合した。得られた冷間加工用潤滑油の加工性能と分散
安定性を第2表に示す。
シアネート類とアミン類をトルエンの中で反応させ、溶
剤除去後の反応生成物の粉体、平均粒径105μmのウ
レア化合物10重量%、B成分の極圧剤としてピロリン
酸とジ・オレイルハイドロジエンホスファイト(混合割
合1:3)の混合物20wt%、C成分の分散剤として
、オクチル酸カルシュウム(オフトープCa、(ホープ
製薬(株)))を10wt%をパラフィン系鉱油(40
℃の動粘度150+nm/ s (set) ) ニ
配合した。得られた冷間加工用潤滑油の加工性能と分散
安定性を第2表に示す。
加工性能の評価は、第1図に示す前方押出し加工及び第
2図に示す後方押出し加工金型(超硬合金)にバンドヒ
ータ3を取付け、金型温度を5〜20℃づつ段階的に上
げ、潤滑油を塗布した素材を千木づつ加工してゆき加工
表面に焼付き痕が生じないで加工できる金型2の最高温
度(以下、加工限界温度と記す。)を調べる。□ 加工は下記の条件で行った。
2図に示す後方押出し加工金型(超硬合金)にバンドヒ
ータ3を取付け、金型温度を5〜20℃づつ段階的に上
げ、潤滑油を塗布した素材を千木づつ加工してゆき加工
表面に焼付き痕が生じないで加工できる金型2の最高温
度(以下、加工限界温度と記す。)を調べる。□ 加工は下記の条件で行った。
前方押出し加工の場合の素材寸法は、直径20購、長さ
30+aのクロム・モリブデン鋼を押出し角120度、
絞り径10.2 nwnで加工(加工率75%)した。
30+aのクロム・モリブデン鋼を押出し角120度、
絞り径10.2 nwnで加工(加工率75%)した。
後方押出し加工は、前方押出し加工と同じ素材を用い、
ポンチ4の径17゜4 mで加工(加工率75%)した
。成形品1のせん孔深さは52+amである。ポンチ4
の降下速度は、いずれも8.8膿/Sである。
ポンチ4の径17゜4 mで加工(加工率75%)した
。成形品1のせん孔深さは52+amである。ポンチ4
の降下速度は、いずれも8.8膿/Sである。
比較例として、従来使用されている冷間加工用潤滑剤組
成を下記に示す。
成を下記に示す。
比較例Nα1
燐酸塩皮膜処理土金属石鹸皮膜
比較例Nα2
潤滑剤組成
ベース油:硫黄分15重量%含み粘度(40”C)30
0cStの硫化油脂;8o重量%、粒径:105μmの
ナイロン粉末;20重量%分散安定性の評価法は、50
mQのスクーリウ管に潤滑油を40mQ採り、30℃に
保った恒温槽中に静置して、A成分のウレア系滑剤の沈
降状態を目視で調べ、沈降するまでの時間を測定した。
0cStの硫化油脂;8o重量%、粒径:105μmの
ナイロン粉末;20重量%分散安定性の評価法は、50
mQのスクーリウ管に潤滑油を40mQ採り、30℃に
保った恒温槽中に静置して、A成分のウレア系滑剤の沈
降状態を目視で調べ、沈降するまでの時間を測定した。
第2表から明らかなよあに本発明による実施例1〜18
と従来の潤滑剤の比較例1〜2とを比べるといずれの押
し出し加工でも加工限界温度が高く加工性能に優れてい
る。また、A成分のウレア系滑剤の分散安定性も優れて
いる。
と従来の潤滑剤の比較例1〜2とを比べるといずれの押
し出し加工でも加工限界温度が高く加工性能に優れてい
る。また、A成分のウレア系滑剤の分散安定性も優れて
いる。
〈実施例Nα19〜38〉
第1表のNα5,11及び17を原料としたA成分のウ
レア系滑剤10重量%、B成分の極圧剤を第3表に示す
配合割合で、C成分の分散剤オクチル酸カル21941
0重量%を実施例1と同じ潤滑油に添加した本発明の冷
間加工用潤滑剤の加工性能と分散安定性を評価した結果
を第4表に示す。
レア系滑剤10重量%、B成分の極圧剤を第3表に示す
配合割合で、C成分の分散剤オクチル酸カル21941
0重量%を実施例1と同じ潤滑油に添加した本発明の冷
間加工用潤滑剤の加工性能と分散安定性を評価した結果
を第4表に示す。
第4表から明らかなように比較例1〜2と比べると分散
安定性及び加工性能に優れている。
安定性及び加工性能に優れている。
〈実施例Na 39 >
実施例Nα22及び30に示すB成分を10重量%、C
成分の分散剤オクチル酸カルシュウム10重呈%とじ、
第1表に示したNα5,11及び17を原料としたウレ
ア系滑剤実施例1と同じ潤滑油に添加して配合量の影響
を調べた。その結果を第3図に示した。
成分の分散剤オクチル酸カルシュウム10重呈%とじ、
第1表に示したNα5,11及び17を原料としたウレ
ア系滑剤実施例1と同じ潤滑油に添加して配合量の影響
を調べた。その結果を第3図に示した。
第3図から明らかなように、A成分のウレア系滑剤の添
加効果は、加工条件の厳しい後方押出し加工では、配合
量が2重量%以上になると添加効果が現われる。5重量
%以上になると比較例Na 1の加工限界温度以上の性
能となる。15重量%を越えるとそれ以上の性能は得ら
れない。
加効果は、加工条件の厳しい後方押出し加工では、配合
量が2重量%以上になると添加効果が現われる。5重量
%以上になると比較例Na 1の加工限界温度以上の性
能となる。15重量%を越えるとそれ以上の性能は得ら
れない。
〈実施例Nα40〉
第3表に示した実施例Nα22及びNα30のB成分の
混合割合で、実施例1と同じ潤滑油に添加して配合量に
対する加工性能の影響を調べた。その結果を第4図に示
した。尚、A成分は、第1表Nα5のウレア系滑剤、ま
た、C成分の分散剤はオクチル酸カルシュウ11であり
、それぞれの配合量は10重量%である。第4図から明
らかなようにB成分の配合量が3重量%になると添加効
果が現われる。5重量%に達すると比較例Nα1の加工
限界温度と同じレベルとなる。20重景%以上になると
それ以上の効果は得られない。
混合割合で、実施例1と同じ潤滑油に添加して配合量に
対する加工性能の影響を調べた。その結果を第4図に示
した。尚、A成分は、第1表Nα5のウレア系滑剤、ま
た、C成分の分散剤はオクチル酸カルシュウ11であり
、それぞれの配合量は10重量%である。第4図から明
らかなようにB成分の配合量が3重量%になると添加効
果が現われる。5重量%に達すると比較例Nα1の加工
限界温度と同じレベルとなる。20重景%以上になると
それ以上の効果は得られない。
〈実施例Nα41〉
実施例1と同じ潤滑油を用いてA及びB成分化合物、配
合量は実施例Nα40と同じにし、C成分の分散例オク
チル酸カルシュウム、オクチル酸アルミニュウムで1分
散安定性におよぼす配合量の影響を調べた。その結果を
第5図に示した。第5図の結果から明らかなように配合
量が5重量%以上になると配合量の増加と共に分散安定
性が向上する。潤滑油の使用条件2作業条件等を考慮す
ると分散安定性は1日以上が望ましい。従って、配合は
8重量%以上が好ましい。10重量%になると一年以上
の安定性が得られる。
合量は実施例Nα40と同じにし、C成分の分散例オク
チル酸カルシュウム、オクチル酸アルミニュウムで1分
散安定性におよぼす配合量の影響を調べた。その結果を
第5図に示した。第5図の結果から明らかなように配合
量が5重量%以上になると配合量の増加と共に分散安定
性が向上する。潤滑油の使用条件2作業条件等を考慮す
ると分散安定性は1日以上が望ましい。従って、配合は
8重量%以上が好ましい。10重量%になると一年以上
の安定性が得られる。
〈実施例Nα42〉
40℃における粘度が100 cxa/ s (cst
) のα−オレフィン油を用い、第1表のNαG、1
2及び15に示す化合物を原料に用いたウレア系滑剤に
ついて粉末の粒径と加工性能の関係について調べた。結
果を第6図に示した。尚、B成分の極圧剤は、ピロリン
酸とヂオレイルハイドロジエンホスファイトの混合割合
は1:3でその配合量は10ffi量%、C成分はオク
チル酸カルシュウ410重量%をそれぞれ配合した。第
6図の結果から明らかなように粒径が0.5 μm以
上になると加工限界温度が高くなり始め、64μmに達
すると飽和する。
) のα−オレフィン油を用い、第1表のNαG、1
2及び15に示す化合物を原料に用いたウレア系滑剤に
ついて粉末の粒径と加工性能の関係について調べた。結
果を第6図に示した。尚、B成分の極圧剤は、ピロリン
酸とヂオレイルハイドロジエンホスファイトの混合割合
は1:3でその配合量は10ffi量%、C成分はオク
チル酸カルシュウ410重量%をそれぞれ配合した。第
6図の結果から明らかなように粒径が0.5 μm以
上になると加工限界温度が高くなり始め、64μmに達
すると飽和する。
本発明のA成分のウレア系滑剤、縮合燐酸と第二級ホス
ファイトの混合系極圧剤のB成分、オクチル酸金属石鹸
を分散剤としたC成分を潤滑油に含有させた冷間加工用
潤滑油は、鋼材等の素材表面、或いは、金型に公知の方
法で塗布するのみで。
ファイトの混合系極圧剤のB成分、オクチル酸金属石鹸
を分散剤としたC成分を潤滑油に含有させた冷間加工用
潤滑油は、鋼材等の素材表面、或いは、金型に公知の方
法で塗布するのみで。
加工の際、摩擦面に耐熱性、耐荷重性、潤滑性に優れた
潤滑皮膜を形成し、焼付の発生を防止することができ、
金型寿命の延長、生産コスト等の低減に効果がある。
潤滑皮膜を形成し、焼付の発生を防止することができ、
金型寿命の延長、生産コスト等の低減に効果がある。
第1図は前方押出し加工に用いた本発明の一実施例の金
型の縦断面図、第2図は後方押出し加工に用いた金型の
縦断面図、第3図は、A成分のウレア系滑剤の配合量の
依存性を示す図、第4図は、極圧剤B成分配合量の依存
性を示す図、第5図はC成分配合量の依存性を示す図、
第6図はウレア系滑剤の粉末粒径と加工性能の関係図で
ある。 1・・・成形品、2・・・金型、3・・・バンドヒータ
、4・・・第1図 第2図 第3コ
型の縦断面図、第2図は後方押出し加工に用いた金型の
縦断面図、第3図は、A成分のウレア系滑剤の配合量の
依存性を示す図、第4図は、極圧剤B成分配合量の依存
性を示す図、第5図はC成分配合量の依存性を示す図、
第6図はウレア系滑剤の粉末粒径と加工性能の関係図で
ある。 1・・・成形品、2・・・金型、3・・・バンドヒータ
、4・・・第1図 第2図 第3コ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、潤滑油中に含有する添加剤A、B、C成分がそれぞ
れ、 A成分のジウレア化合物が一般式 R_1−NHCNH−R−NHCNH−R_2▲数式、
化学式、表等があります▼−NHCNH−R−NHCN
H−▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式
、表等があります▼−NHCNH−R−NHCNH−R
_1またはA成分のトリウレア化合物が一般式 R_1−NHCNH−R−NHCNH−R−NHCNH
−R_2 またはA成分のテトラウレア化合物が一般式R_3−N
HCNH−R−NHCNH−R_3−NHCNH−R−
NHCNH−R_3 (R:イソシアナート基、R_1、R_2:アルキル基
、R_3:アルキル基またはアリル基)の粉体、 B成分の燐系極圧剤、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (R:炭素数6〜24のアルキル基)である第二級ホス
ファイトと縮合燐酸の混合物(混合比1:1〜1:4)
と C成分の分散剤がオクチル酸金属石鹸 C_7H_1_5COOM (M:Al、Ca、Co、Mg、Mn、Zn等の金属)
であることを特徴とする冷間加工用潤滑油。 2、A成分のウレア化合物粉体の粒径が0.5〜500
μmの範囲であることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の冷間加工用潤滑油。 3、A成分が2〜15重量%、B成分が5〜20重量%
、C成分が8〜20重量%を潤滑油に含有することを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の冷間加工用潤滑油
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26817687A JPH01110596A (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | 冷間加工用潤滑油 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26817687A JPH01110596A (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | 冷間加工用潤滑油 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01110596A true JPH01110596A (ja) | 1989-04-27 |
Family
ID=17454969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26817687A Pending JPH01110596A (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | 冷間加工用潤滑油 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01110596A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005152950A (ja) * | 2003-11-26 | 2005-06-16 | Honda Motor Co Ltd | 鍛造成形方法 |
| JP2008095609A (ja) * | 2006-10-12 | 2008-04-24 | Toyota Motor Corp | 燃料噴射弁用ハウジングの製造方法及び該製造方法により製造された車両用燃料噴射弁 |
-
1987
- 1987-10-26 JP JP26817687A patent/JPH01110596A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005152950A (ja) * | 2003-11-26 | 2005-06-16 | Honda Motor Co Ltd | 鍛造成形方法 |
| JP2008095609A (ja) * | 2006-10-12 | 2008-04-24 | Toyota Motor Corp | 燃料噴射弁用ハウジングの製造方法及び該製造方法により製造された車両用燃料噴射弁 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| DE4217565C2 (de) | Verwendung einer Schmiermittelzusammensetzung für Hochtemperatur-, Hochgeschwindigkeits- und Hochbelastungs-Lager | |
| JP5450892B2 (ja) | 塑性加工用潤滑被膜剤とその製造方法 | |
| DE19681044B4 (de) | Schmiermittel-Zusammensetzung und deren Verwendung | |
| Kajdas et al. | Encyclopedia of tribology | |
| DE112016007278B4 (de) | Schmiermittelzusammensetzung und Verwendung der Schmiermittelzusammensetzung in einer Nabeneinheit | |
| WO2016096074A2 (de) | Hochtemperaturschmierstoffe | |
| DE112012000940T5 (de) | Schmiermittelzusammensetzung | |
| JPH0566436B2 (ja) | ||
| JP3272973B2 (ja) | 高温塑性加工用潤滑剤 | |
| JP2002363589A (ja) | 潤滑グリース組成物 | |
| JPH01110596A (ja) | 冷間加工用潤滑油 | |
| JPH05230486A (ja) | シリコーングリース組成物 | |
| US5763370A (en) | Friction-reducing and antiwear/EP additives for lubricants | |
| JPS62241994A (ja) | 金属材料の冷間塑性加工用油状潤滑剤 | |
| JPH1135963A (ja) | 潤滑グリース組成物 | |
| EP0236022B1 (en) | Lubricating composition for plastic working and articles worked by using the same | |
| JPS62190294A (ja) | 自動車用ピニオン | |
| JP2003129079A (ja) | 金属塑性加工潤滑剤組成物 | |
| US3741897A (en) | Extreme pressure lubrication through additives | |
| JPS62197493A (ja) | 冷間塑性加工用液体潤滑剤及び塑性加工品 | |
| WO2022123857A1 (ja) | グリース組成物及びこのグリース組成物を用いた摺動部分の潤滑方法 | |
| JPS62207396A (ja) | 塑性加工用潤滑油およびそれを用いた塑性加工品 | |
| KR100318399B1 (ko) | 소성 가공유 조성물 | |
| JPH04213392A (ja) | 金属の温間成形および押出方法ならびにそれに有用な金属加工組成物 | |
| JPS62190292A (ja) | Vtr用シリンダ− |