JPH01111453A - 小球状のイオン交換樹脂とその製造法及び希少金属イオンの分離法 - Google Patents

小球状のイオン交換樹脂とその製造法及び希少金属イオンの分離法

Info

Publication number
JPH01111453A
JPH01111453A JP63084361A JP8436188A JPH01111453A JP H01111453 A JPH01111453 A JP H01111453A JP 63084361 A JP63084361 A JP 63084361A JP 8436188 A JP8436188 A JP 8436188A JP H01111453 A JPH01111453 A JP H01111453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ion exchange
resin
exchange resin
ion
phenol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63084361A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2573988B2 (ja
Inventor
Shozo Han
繁 昌三
Tsutomu Sakaida
坂井田 勤
Tadashi Ishikura
石倉 正
Kazuyuki Wakabayashi
若林 和幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unitika Ltd filed Critical Unitika Ltd
Priority to JP63084361A priority Critical patent/JP2573988B2/ja
Publication of JPH01111453A publication Critical patent/JPH01111453A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2573988B2 publication Critical patent/JP2573988B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Phenolic Resins Or Amino Resins (AREA)
  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、希少金属イオン、特に希土類金属イオンに対
してすぐれた吸着能と9分離能を有する新規な小球状の
イオン交換樹脂とその製造法及び希少金属イオンの分離
法に関するものである。
(従来の技術) 希少金属、特に希土類金属は、光学ガラスの原料又は研
磨材として広く用いられていたが、近年の電子工業の急
速な発展にともなって、希土類金属の半専体、けい光体
、希土’M(C11石などへの用途開発が盛んになり、
サマリウム、ガドリニウム。
ネオジム、プラセオジム、テルビウム、ジスプロシウム
等の希土類金属を高純度、かつ効率的に分離する方法が
望まれている。
従来から希少金属イオン、特に上記の希土類金属イオン
を分離する方法として、スルホン酸基を有する陽性イオ
ン交換樹脂を用いて分離する方法(特開昭57−425
35号公報参照。)あるいはスルホン酸基とカルボキシ
ル基を有するイオン交換繊維を用いて分離する方法(特
開昭58−45341号公報参照。)が提案されている
(発明が解決しようとする課題) 上記の陽イオン交換樹脂を用いる分離方法では。
その官能基がスルホン酸基のみであり、希少金属イオン
、とくに希土類金属イオン相互間の分離は可能であるけ
れども9分離効率が悪く、特に効率の高い分離を行うに
は樹脂の塔長を長くする必要があり、現実には樹脂塔を
何本も連結して使用せねばならず、設備費が多大になる
ばかりでなく。
希土類金属イオンが溶出するのに多大な時間を要するな
ど希土類金属の生産性の上で大きな欠点を有していた。
また、上述のイオン交換繊維は1分離効率を上げるため
、充填密度を高くすると、繊維間のからみによる相互作
用が強くなり、スラリーとしての取り扱いが困難で、カ
ラムへの充填、逆洗等の操作が著しく困難となる。また
、浮遊懸濁物質が。
繊維の充填層に詰まりやすく、圧力In失が大である等
の欠点を有するため、工業的規模での使用には問題があ
った。
本発明は上述の従来法の問題点を解消し、希少金属、特
に樹脂塔を短くしても希土類金属イオンの分離効率が高
く、かつ溶出時間が短い、そして工業的規模での取り扱
いが容易な小球状のイオン交換樹脂とその製造法及び希
少金属イオンの分離法を提供することを目的とするもの
である。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、このような問題点を解決するために鋭意
研究した結果、樹脂母体であるフェノール・アルデヒド
樹脂のフェノール核にスルホン酸、基とカルボキシル基
を琳大した小球状のイオン交換樹脂が樹脂塔を短くして
も高い分離効率で、かつ速い溶出時間で希少金属イオン
、特に希土類金属イオンを分離することができ、しかも
工業的規模での使用が安定して実施できることを見出し
本発明に到達した。
すなわち9本発明は樹脂母体であるフェノール・アルデ
ヒド樹脂のフェノール核にイオン交換基を導入したイオ
ン交換樹脂において、イオン交換基がスルボン酸基及び
カルボキシル基であって。
かつ平均粒径が500μ以下であることを特徴とする小
球状のイオン交換樹脂及び樹脂母体であるフェノール・
アルデヒド樹脂のフェノール核にイオン交換基を導入し
たイオン交換樹脂を製造するに際し、スルホン酸基を有
するフェノール化合物。
カルボキシル基を有するフェノール化合物、フェノール
性水酸基を持つ化合物及びアルデヒド化合物を重縮合し
1反応液が流動性を保持している間に媒体中に分散させ
、懸濁状態で重縮合反応を完結させることを特徴とする
請求項1記載の小球状のイオン交換樹脂の製造法並びに
かかるイオン交換樹脂に水溶液中の希少金属イオンを吸
着させ。
次いで吸着させた希少金属イオンを錯形成剤で分離する
ことを特徴とする希少金属イオンの分離法を要旨とする
ものである。
本発明のイオン交換樹脂は、平均粒径が500μ以下で
あることが必要で、平均粒径が500μを越えると、希
少金属イオン相互間の分離を行うときに著しく分離効率
が悪くなる。
本発明でいう平均粒径とは、500μを越える粒径のも
のが含まれていてもよいということであって、特に約0
.5〜20重量%含まれていることが好ましい。
また2本発明のイオン交換樹脂は、スルホン酸基とカル
ボキシル基がモル比で1:l〜1:5の範囲で導入され
ているものが好ましい。
本発明のイオン交換樹脂を製造するためには。
例えばスルホンM基を有するフェノール化合物。
カルボキシル基を有するフェノール化合物、フェノール
性水酸基を持つ化合物及びアルデヒド化合物を公知の方
法によりアルカリ性条件下で重縮合反応を行って初期生
成物を得る。
本発明に好ましく用いられるスルホン酸基を有するフェ
ノール化合物としては、0−ヒドロキシベンゼンスルホ
ン酸、p−ヒドロキシベンゼンスルホン酸、0−ヒドロ
キシベンジルスルホン酸。
p−ヒドロキシベンジルスルホン酸あるいはそれらの混
合物があげられる。
本発明に好ましく用いられるカルボキシル基を有するフ
ェノール化合物としては、0−カルボキシルフェノール
、p−カルボキシルフェノールあるいはそれらの混合物
があげられ、これら二種類のフェノール化合物をモル比
で1:1ないし1:5の比で混合して用いることが好ま
しい。
本発明に用いられるフェノール性水酸基を持つ化合物と
しては2例えば、フェノール、0−エチルフェノール、
m−エチルフェノール、p−エチルフェノール、ビスフ
ェノール−A、o−クレゾール、m−クレゾール、p−
クレゾール、2.3〜キシレノール、2,5−キシレノ
ール、3.4−キシレノール、3,5−キシレノール等
のアルキル置換フェノール、レゾルシン、カテコール等
の多価フェノール。
α−ナフトール、β−ナフトール等のフェノール性水酸
基をもつ化合物があげられ、これらは単独あるいは混合
して用いることができるが、なかでもフェノール、ビス
フェノールA、O−クレゾール、m−クレゾール、p−
クレゾール、3.5−キシレノール、レゾルシン、カテ
コールが好ましく。
特にフェノールが好ましい。
本発明に用いられるアルデヒド化合物としては。
例えばホルムアルデヒド、アルデヒド誘専体であるバラ
ホルムアルデヒドやヘキサメチレンテトラミン、脂肪族
アルデヒドであるアセトアルデヒドやプロピオンア・ル
デヒド、芳香族アルデヒドであるベンズアルデヒドがあ
げられ、これらを単独あるいは混合して用いること示で
きるが、なかでもホルムアルデヒド、パラホルムアルデ
ヒド、ヘキサメチレンテトラミンが好ましい。
これらの原料の仕込み比としては1例えばスルホン基を
有するフェノール化合物1モルに対し。
カルボキシル基を有するフェノール化合物を1〜5モル
、フェノール性水酸基を持つ化合物を2.0〜54モル
、アルデヒド化合物を4〜108モルの割合で添加すれ
ばよい。また、アルカリとしては。
通常水酸化ナトリウムが用いられ、スルホン基を有する
フェノール類1モルに対し3〜11モルの割合で添加す
ればよい。
このときの反応に要する温度及び時間は、原料のfI 
頚、反応溶媒の種類、その他の条件により異なるが、一
般に30〜150℃、で1〜10時間。
好ましくは50〜130℃で2〜8時間の間を選択すれ
ばよい。
次に従来公知の方法で水と混和しない媒体中で懸濁重縮
合することにより、架橋三次元化と小球状化を同時に実
施して小球状のイオン交換樹脂とすることができる。
このときに用いる媒体としては2例えば四塩化炭素、ク
ロロボルム、トリクロルエチレン、パークロルエチレン
、ジクロルエチレン、ジクロルエタン、1,2−ジクロ
ルプロパン等のハロゲン化脂肪族炭化水素類、クロルベ
ンゼン、0−ジクロルベン・ゼン、p−ジクロルベンゼ
ン、ブロムベンゼン笠のハロゲン化芳香族炭化水素類、
ベンゼン、トルエン、0−キシレン、m−キシレン、p
−キシレン等の芳香族炭化水素類、シクロヘキサン、シ
クロプロパン等の脂環式炭化水素類、シクロへ一1′サ
ノール、シクロペンクノール等の環状アルコール類等が
あげられる。懸濁重縮合時の反応温度。
及び反応時間としては1反応生成物の種類、媒体の種類
、その他の条件により必ずしも一定しないが1通常は6
0〜150℃で1〜15時間、好ましくは80〜130
℃で5〜12時間の間を選択すればよいが、できるだけ
均一な組成の樹脂を得るなめには重縮合の温度を20〜
95℃に制御し。
次いで徐々に昇温することが望ましい。最終的には90
〜130℃に保ち、還流下で反応を進行させ、望む縮合
段階に到達すれば、常圧下、あるいは減圧下で加熱、脱
水することにより、目的とする樹脂組成物を得ることが
できる。
このようにして製造された樹脂は、そのまま洗浄を実施
した後、希少金属イオン分離用イオン交換樹脂として使
用することができる。
本発明のイオン交換樹脂は、カラム又はイオン交換塔に
充填し2次に示す公知のクロマト分離法を用いることに
より、希少金属イオン、特に希土類金属イオンの相互の
分離に多大の効果を発揮する。
すなわち2本発明のイオン交換樹脂を所定量カラムに充
填し、希土類金属イオンを1〜5 g/Il含む塩酸酸
性溶液をカセイソーダ等の中和剤を用いてpl! 1.
5〜5.0に調整し、空間速度1.0〜3.0(1/1
lr)で通液して、イオン交換樹脂に希土類金属イオン
を吸着させる(これを吸着カラムという。)。
次いで別途準備したカラムに本発明のイオン交換樹脂を
所定量充填した(これを展開カラムという。)後、吸着
カラムと展開カラムを直列に連結する。
そして、錯形成剤を含む溶離液を用いて前記の吸着カラ
ムの上部より、この溶離液を空間速度0.1〜5.0に
1、好ましくは0.5〜2.0 (1/Hr)で通液し
、吸着カラムに吸着されている希土類金属イオンを、用
いた錯形成剤と大きな安定度定数を有する希土類全屈イ
オンの順番に展開カラムを通して展開カラムの下部より
溶出させる。錯形成剤としてエチレンジアミン四酢酸を
用いた場合の希土類金属イオンの溶出順序は、ルテチウ
ム、イッテルビウム、ツリウム、エルビウム、ホルミウ
ム。
ジスプロシウム、イツトリウム、テルビウム、ガドリニ
ウム、サマリウム、ネオジム、プラセオジム、セリウム
、ランタンの順である。
このとき、展開カラムの下部より溶出する溶離液を一定
量ずつ分取して溶出液中の希土類金属イオンの濃度を高
周波プラズマ発光分光分析装置により測定することがで
きる。
また、上記の吸着カラムに用いられるイオン交換樹脂(
予め希少金属イオンを吸着させるイオン交換樹脂)とし
ては1本発明のイオン交換樹脂に限定されるものではな
く、希少全屈イオンを吸着することができるイオン交換
樹脂であればいかなるものでもよく1例えば強酸性カチ
オン系のイオン交換樹脂であるスチレン系イオン交換樹
脂1弱酸性カチオン系のイオン交換樹脂である(メタ)
アクリル酸系イオン交換樹脂2強酸性カチオン系あるい
は弱酸性カチオン系のイオン交換樹脂であるフェノール
・アルデヒド系イオン交換樹脂等があげられ、希少全屈
イオンの吸着量の多いイオン交換樹脂が好ましく用いら
れる。
さらに性能を損なわない程度に平均粒径が500μを超
えているイオン交換樹脂を上記の吸着カラトや展開カラ
ムに混ぜることもできる。
この場合2例えば平均粒径が500μを超えている本発
明のイオン交換樹脂と同一組成のイオン交換樹脂を約5
〜20重量%混ぜて逆洗展開後。
重量の大きい大粒径のイオン交換樹脂を下層に沈降させ
て使用すればよい。
本発明で対象となる希少金属イオンとしては。
例えばGa、In、Vや希土類金属イオン等があげられ
、希土類金属イオンを含む溶液としては。
例えば、溶媒抽出法により分離された後に塩酸を用いて
逆抽出された?(!(サマリウム、ガドリニウム、プラ
セオジム、ネオジム、テルビウム、ジスプロシウム等を
含む)又はスクラップ等を塩酸に溶解した液(サマリウ
ム、ガドリウム、プラセオジム、ネオジム、テルビウム
、ジスプロシウム等を含む)等があげられる。
これらの希土類金属イオンは互いに性質がよく似ており
、前記したごとく、展開溶離の工程で各希土類金属イオ
ンに対して安定度定数の差の大きい錯形成剤を共存させ
るのが一般的である。この錯形成剤としては1例えば、
エチレンジアミン四酢酸、1,2−ジアミノシクロヘキ
サン四酢酸。
N−ヒドロキシエチルエチレンジアミン四酢酸。
エチレングリコール−ビス(2−アミノエチルエーテル
) −N、N、N’、N、’−四酢酸、ジエチレンテト
ラミン五酢酸、ビス(2−アミノエチル)エーテル−N
、N、N’、N’−四節酸、ニトリロ三酢酸、イミノニ
酢酸等のアミノポリカルボン酸類があげられるが、この
中でもエチレンジアミン四酢酸(HDTA)を用いるの
が一般的である。
展開に用いる錯形成剤溶液のp Hは、上述の錯形成剤
が希土類金属イオンと接触した場合に希土類金属イオン
が加水分解して沈殿を生じることがなく、かつ錯形成剤
との間で錯形成が進行し、イオン交換樹脂への吸着力が
低下するp Hに調整することが望まれ、上述の錯形成
剤のうち、 HDTAを使用した場合の錯形成剤溶液の
p I−1の範囲は、3〜12.好ましくは4〜11で
ある。
イオン交換樹脂を再生する際、あるいは錯形成剤溶液の
p Hを調整する際に酸又はアルカリが用いられるが、
酸としては1例えば、塩酸、硫酸。
硝酸等の鉱酸、アルカリとしては1例えば、水酸化ナト
ワウl1.水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化
マグネシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、アンモ
ニア水等があげられるが、特に酸としては、塩酸、硫酸
、アルカリとしては、水酸化ナトリウム、アンモニア水
が好ましい。
また、錯形成剤の濃度としては、0.1〜3重量%が好
ましい。
本発明を実施する際の温度としては2例えば。
5〜80℃が適当であり、10〜70℃が好ましい。
(実施例) 次に本発明を実施例によって具体的に説明する。
実施例1 p−ヒドロキシベンジルスルホン酸188.0g、 。
−カルボキシルフェノール138.0g 、 フェノー
ル376.0g、  37%ホルマリン932.4 g
及びカセイソーダ160gを室温下で混合して均一な溶
液とした後、70℃で2時間攪拌して反応液を得た。
この反応液をパークロルエチレンを媒体として常法によ
り水を系外に留去しつつ、懸濁重縮合反応を実施して小
球状に架橋三次元化した樹脂を得た。
この樹脂を水で浸漬させた後、4.0重量%のカセイソ
ーダ水溶液でアルカリ処理したil、4.o重量%の塩
酸で酸処理し9次いで水洗して赤褐色のイオン交換樹脂
を得た。
得られた樹脂を乾燥させた後9分級した。その結果を表
−1に示す。
(以下余白) 表−1 この樹脂を用いて中性塩分解容量1弱酸基交換容■を測
定した結果、各k O,77meq/m6−R,0,8
0meq/m j2−Rの値が得られ、はぼスルホン酸
基とカルボキシル基が1:1の比率でイオン交換樹脂中
に導入されていた。
実施例2 p−ヒドロキシベンジルスルホンl’&62.7g。
〇−カルボキシフェノール138 g、 フェノール2
51g、37%ホルマリン716.0 g及びカセイソ
ーダ106.81Tを室温下で混合して均一な溶液とし
た後、70℃で2時間攪拌して反応液を得た。
この反応液をパークロルエチレンを媒体として常法によ
り、水を系外に留去しつつ、懸濁重縮合反応を行って小
球状に架橋三次元化した樹脂を得た。
この樹脂を水浸漬した後、4.0重量%のカセイソーダ
水溶液でアルカリ処理した後、4.0重量%の塩酸で酸
処理し2次いで水洗して赤褐色のイオン交換樹脂を得た
得られた樹脂を乾燥させた後9分級した。その結果を表
−2に示す。
表−2 この樹脂を用いて中性塩分解容量1弱酸基交換容量を測
定した結果、各々0.55meq/m (1−R,1,
65meq/mβ−Rの値が得られ、スルホン酸基とカ
ル;(沁1−シル基が1:3の比率でイオン交換樹脂中
に4人されていた。
実施例3 実施例1で得られたイオン交換樹脂60m1を内径9.
5鶴、高さ1mのフィルター付カラム(吸着カラム)に
充填し、常温でサマリウム2 g/g。
ガドリニウム2 g / fi 、pH1,5の塩酸酸
性水溶液を空間速度1.0 (1/l1r)で通液した
通液終了後、処理液中のサマリウム、カドリニウムの濃
度よりイオン交換樹脂に吸着された金属吸着量を求めた
結果、サマリウム15.5’g / l −R’。
ガドリニム19.5 g / l−R,であった。
次に、実施例1で得られた樹脂の官能基末端をあらかじ
め円型に調整し、この樹脂180mlを内径9.5u+
、高ざ1mのフィルター付カラム(展開カラム)3本に
60nIlずつ充填し、上記でサマリウム、ガドリニウ
ムを吸着させた吸着カラムに連結した。次いで、これら
のカラム全体を60℃に保温し、エチレンジアミン四酢
酸0.4重量%含むアンモニウム塩水溶液を溶離剤とし
て空間速度2.0 < 1 /1(r)で溶離・展開を
行った。溶出液を塔下部に接続したフラクションコレク
ターにより分別採取し、た。この各フラクション中のサ
マリウム、ガドリニウムの濃度を高周波プラズマ発光分
光分析装置により測定した。
その結果、ガドリニウムは溶離開始後12時間で?守山
しはじめ、サマリウムのt守山終了時間は?容離開姶後
16時間であった。このとき、純度99.9%以上のガ
ドリニウムの回収率は78%、サマリウムの回収率は6
1%であった。
実施例4 実施例2で得られたイオン交換樹脂を実施例3と同じ方
法でカラムに充填し、ネオジムとプラセオジムの金属吸
着量を求めた結果、ネオジム20.5g / j2−R
,プラセオジム16.5 g / /−Rであった。
次に実施例3と同じ方法で調型樹脂を充填した展開カラ
ムを調整してネオジム、プラセオジムを吸着させた吸着
カラムに連結し、実施例3と同様軽してカラム全体の温
度を60℃に保温し、エチレンジアミン四酢酸0.4T
ifi%を含むアンモニウム塩水溶液を溶離剤として空
間速度2.0(1/fir)で?8離展開を行った。
溶出液を展開カラムの下部に接続したフラクションコレ
クターにより分別採取し、各フラクション中のネオジム
、プラセオジムの濃度を測定した。
その結果、ネオジムは、溶離開始後13時間で溶出しは
じめ、プラセオジムが溶出終了する時間は17.75時
間であった。このとき、純度99.9%以上のネオジム
の回収率は81%、プラセオジムの回収率は77%であ
った。
実施例5.比較例1 実施例2で得られたイオン交換樹脂とスルホン酸基を官
能基として有する市販の陽イオン交換樹脂を用いて実施
例3と同様の方法でサマリウムとガドリニウムとの分離
効率及び溶出時間の比較を行った。
すなわち、各イオン交換樹脂60m1を内径9.5鮪高
さ1mのフィルター付カラムに充填し、常温でサマリウ
ム2 g/l、ガドリニウム2g/l。
pHt、sの塩酸酸性水溶液を空間速度1.0(1/f
ir)で通液した。
通液終了後、処理液中のサマリウム、ガドリニウムの濃
度より各樹脂の金属吸着量を求めた結果。
実施例2で得られたイオン交換樹脂は、サマリウム21
 g/l−R,ガドリニウム17g/j!−R,市販の
陽イオン交換樹脂は、サマリウム23.1 g / l
−I?、ガドリニウム21g/l−Rであった。
次いで実施例3と同様にして官能基末端を円型に調整し
た各樹脂をカラム(展開カラム)に充填し、上記のサマ
リウム、ガドリニウムを吸着させた吸着カラムに連結し
、これらのカラム全体を60℃に保温し、エチレンジア
ミン四酢酸0.5重量%蒼むアンモニウム塩水溶液を溶
離剤として空間速度1.0(1/l1r)で溶離展開を
行った。
溶出液を展開カラムの塔下部に接続したフラクションコ
レクターにより分別採取し、各フラクション中のガドリ
ニウム、サマリウムを測定した。
その結果、ガドリニウムの溶出開始時間は2本発明のイ
オン交換樹脂で10時間、市販の陽イオン交換樹脂で2
5時間となり、サマリウムの溶出終了時間は本発明のイ
オン交換樹脂で30時間。
市販の陽イオン交換樹脂で43時間となり2本発明のイ
オン交換樹脂の方が市販の陽イオン交換樹脂と比較して
ガドリニウム及びサマリウムの溶出時間が著しく速いこ
とが判明した。
このとき、純度99.9%以上のガドリニウムの回収率
は1本発明のイオン交換樹脂が82%、市販の陽イオン
交換樹脂が26%であり、線面99.q%以上のサマリ
ウムの回収率は、それぞれ75%と18%であった。ま
た、市販の陽イオン交換樹脂で回収率60%(純度99
.9%以上のガドリニウム及びサマリウム)以上を得る
ためには展開カラムの樹脂量を300rr12以上にし
なければならなかった。
実施例6.比較例2 実施例2で得られたイオン交換樹脂と特開昭58−45
341号公報に提案されている市販のイオン交換繊維(
樹脂母体がポリビニルアルコールであり。
官能基としてスルホン酸基とカルボキシル基を有し、繊
維長として500μ、繊維径として30〜50μの数値
を有するイオン交換繊維)を各々11採取し、各々21
のカラムに充填した。
次に、カラムの上部にポンプを連結し、数種類の通液速
度(m/1lr)を設定してその時の圧力損失(m−1
1zO/m−Re5in)を測定した。その時の通液速
度と圧力損失の関係を第1図に示す。
第1図より、Aは本発明のイオン交換樹脂、Bは市販の
イオン交換繊維で9通液速度4(m/Hr)で通液した
場合、イオン交換繊維の圧力損失は3.5m−11□O
/m−R)、実施例2で得られたイオン交換樹脂の圧力
損失は1.13m−11□0/m−Rの値を示しており
イオン交換繊維は本発明のイオン交換樹脂と比較して約
2I@の圧力損失となっていることが明らかである。
この圧力損失が高い場合には、実際の工業規模において
は装置を耐圧にす゛る必要があるため、非常にコスト高
となり9通液速度も充分に上げることができず、運転コ
ストも高くなってしまうことになる。
さらに実施例2で得られたイオン交換樹脂と前述のイオ
ン交換繊維を用いて、逆洗展開率の比較を行った。圧力
損失の測定の場合と同様21のカラムにIItのイオン
交換樹脂とイオン交換繊維とを充填し1次いでカラムの
下部にポンプを連結して上向流により、数種類の通液速
度(m/Hr)を設定して2次式により定義される逆洗
展開率を求めた。
2゜ (但しr  ’Iは樹脂又は繊維をカラムに充填したと
きの樹脂高さ又は繊維高さを、I!2は塔下部より上向
流で純水を通液したときの展開している樹脂高さ又は繊
維高さをそれぞれ表す。)。
このときの通液速度(m/l1r)と逆洗展開率(%)
の関係を第2図に示す。
第2図の結果より、Aは、イオン交換樹脂で。
上向流での通液速度3.5m/firにおいても逆洗展
開が可能であるが、Bはイオン交換繊維で通液速度1.
2m/Ilrで通液速度と逆洗展開率の直線関係が維持
できな(なり1通液速度1.7m/Hrで50〜70%
の逆洗展開率となる。このことは実際の工業規模での使
用において、圧力損失が増大して下向流での通液、が不
可能になった場合、上向流の通液により逆洗展開を実施
することによってイオン交換繊維を、はぐして下向流で
の通液を可能にしなければならないけれども、上向流の
通液速度が1 、7m/Ilrでは充分イオン交換繊維
をほぐすことは不可能であり、また、これ以上通液速度
を上げた場合、カラムの外にイオン交換繊維が流出する
ことを示している。
したがって、第2図は、イオン交換繊維の工業規模での
使用が事実上不可能であることを示している。また、イ
オン交換樹脂の場合、上述の操作上の点からイオン交換
繊維と比較して、安定して工業的に使用できることが第
1.2図の結果から明らかである。
比較例3 p−ヒドロキシベンジルスルホン酸62.7g。
0、−カルボキシフェノール138g、フェノール25
1 g、37%ホルマリン716g及びカセイソーダ1
06.8gを”室温下で混合して均一な溶液とした後、
70℃で2時間攪拌した後、さらに温度を上昇させて1
00℃で塊状の樹脂を得た。この樹脂を破砕した後9分
級することにより平均粒径が840〜500μの樹脂を
集めた。この樹脂を水浸漬した後、4.0重量%のカセ
イソーダ水溶液でアルカリ処理した後、4.0重量%の
塩酸で酸処理した。次いで水洗することにより、赤褐色
の破砕型イオン交換樹脂を得た。
この破砕型イオン交換樹脂を用いて実施例3と同じ方法
で、希土類金属イオンの吸若、展開実験を行い、ガドリ
ニウムの溶出時間を調べた。
その結果、ガドリニウムは展開溶離開始後、25時間で
溶出しはじめた。この結果、実施例3で用いたイオン交
換樹脂のガドリニウムの溶出時間12時間と比較して、
平均粒径が500μを越える破砕型イオン交換樹脂は、
ガドリニウムの溶出に約2倍の時間がかかることが判明
した。
また、純度99.9%以上のガドリニウム及びサマリウ
ムの回収率もそれぞれ71%と63%と本発明のイオン
交換樹脂に比べて分離効率が低下していることが判明し
た。
実施例7 比較例1で用いた市販の陽イオン交換樹脂60m1を、
内径9.5ms、高さ1mのフィルター付カラム(吸着
カラム)に充填し、常温でサマリウム2g/It、ガド
リニウム2g/It、pH1,5の塩酸酸性水溶液を一
空間速度1.0 (1/l1r)で通液し。
サマリウム23.1g/z−R及びガドリニウム21g
 / j2− Rを吸着させた。
次いで実施例1で得られたイオン交換樹脂180m1l
を官能基末端が水素イオンのままで内径9.5龍、高さ
°1mのフィルター付カラム(展開カラム)3本に60
 m’i!ずつ充填し、上記サマリウム及びガドリニウ
ムを吸着させた吸着カラムに直列に連結した。
次に室温で、エチレンジアミン四酢酸(錯形成剤)0.
5重量%含むアンモニウム塩水溶液を溶離剤、として用
いて空間速度2.0 (1/l1r)で溶離・展開を行
った。溶出液を塔下部に接続したフラクションコレクタ
ーにより分別採取し、各フラクション中のサマリウム及
びガドリニウムの濃度を高周波プラズマ発光分光分析装
置により測定した。
その結果、ガドリニウムは、溶17ilf開始後14時
間で溶出しはじめ、サマリウムの溶出終了時間は溶離開
始後19時間であった。
このとき、純度99.9%以上のガドリニウム及びサマ
リウムの回収率は、それぞれ71%と59%と吸着カラ
ム及び展開カラム共に本発明のイオン交換樹脂を用いた
場合に比べて若干分離効率が低下する程度で、優れた分
難性能を有していた。
(発明の効果) 本発明のイオン交換樹脂は、フェノール・アルデヒド樹
脂を樹脂母体とし、その樹脂中にスルホン酸基とカル宋
キシル基の二種類の官能基を有し。
かつ、イオン交換樹脂の平均粒径が500μ以下の小球
状であるため、従来のスルホン酸基を官能基として有す
る市販の陽イオン交換樹脂と比較して速い溶離時間で、
かつ希少金属イオンを高い収率で分離することができ、
また、市販のイオン交換繊維と比較して工業的な規模で
安定して使用することができ、しかも分離効率も優れて
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明のイオン交換樹脂又は従来のイオン、
交換繊維に対する圧力損失と通液速度の関係を示す図、
第2図は9本発明のイオン交換樹脂又は従来のイオン交
換繊維に対する逆洗展開率と通液速度の関係を示す図で
ある。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)樹脂母体であるフェノール・アルデヒド樹脂のフ
    ェノール核にイオン交換基を導入したイオン交換樹脂に
    おいて、イオン交換基がスルホン酸基及びカルボキシル
    基であって、かつ平均粒径が500μ以下であることを
    特徴とする小球状のイオン交換樹脂。
  2. (2)樹脂母体であるフェノール・アルデヒド樹脂のフ
    ェノール核にイオン交換基を導入したイオン交換樹脂を
    製造するに際し、スルホン酸基を有するフェノール化合
    物、カルボキシル基を有するフェノール化合物、フェノ
    ール性水酸基を持つ化合物及びアルデヒド化合物を重縮
    合し、反応液が流動性を保持している間に媒体中に分散
    させ、懸濁状態で重縮合反応を完結させることを特徴と
    する請求項1記載の小球状のイオン交換樹脂の製造法。
  3. (3)請求項1記載の小球状のイオン交換樹脂に水溶液
    中の希少金属イオンを吸着させ、次いで吸着させた希少
    金属イオンを錯形成剤で分離することを特徴とする希少
    金属イオンの分離法。
JP63084361A 1987-07-28 1988-04-05 小球状のイオン交換樹脂とその製造法及び希少金属イオンの分離法 Expired - Lifetime JP2573988B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63084361A JP2573988B2 (ja) 1987-07-28 1988-04-05 小球状のイオン交換樹脂とその製造法及び希少金属イオンの分離法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18988087 1987-07-28
JP62-189880 1987-07-28
JP63084361A JP2573988B2 (ja) 1987-07-28 1988-04-05 小球状のイオン交換樹脂とその製造法及び希少金属イオンの分離法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01111453A true JPH01111453A (ja) 1989-04-28
JP2573988B2 JP2573988B2 (ja) 1997-01-22

Family

ID=26425413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63084361A Expired - Lifetime JP2573988B2 (ja) 1987-07-28 1988-04-05 小球状のイオン交換樹脂とその製造法及び希少金属イオンの分離法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2573988B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117361682A (zh) * 2022-06-27 2024-01-09 宝山钢铁股份有限公司 一种双膜法制备纯水的方法及处理系统
WO2024095994A1 (ja) 2022-10-31 2024-05-10 株式会社ダイセル セルロースアセテートフレーク及びこれを用いた金回収方法、濃縮方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117361682A (zh) * 2022-06-27 2024-01-09 宝山钢铁股份有限公司 一种双膜法制备纯水的方法及处理系统
WO2024095994A1 (ja) 2022-10-31 2024-05-10 株式会社ダイセル セルロースアセテートフレーク及びこれを用いた金回収方法、濃縮方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2573988B2 (ja) 1997-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0111999B1 (en) Spherical ion exchange resin, method for producing the same and method for adsorption treatment using the same
JP3386504B2 (ja) ビスフェノールの製造方法
US3969244A (en) Method of adsorbing heavy metals
JP3155587B2 (ja) ビスフェノールの製造方法
JPH0465415A (ja) 不純金属成分の低減されたノボラツク樹脂の製造法
CN101670271A (zh) 含酚羟基的缩聚型吸附树脂微球及其制备方法
JPS6051491B2 (ja) フェノ−ル・アルデヒド系・キレ−ト樹脂の製造法及び吸着処理法
US4250031A (en) Phenolic chelate resin and method of adsorption treatment
Dumont et al. Extraction of cesium from an alkaline leaching solution of spent catalysts using an ion-exchange column
JP5455545B2 (ja) ホウ素吸着材、ホウ素吸着材前駆体、及びホウ素吸着材の製造方法
US4197391A (en) Phenolic chelate resin and method of adsorption treatment
JP2011162609A (ja) 樹脂構造体、ホウ素吸着材、樹脂構造体の製造方法、及びホウ素吸着材の製造方法
JPH01111453A (ja) 小球状のイオン交換樹脂とその製造法及び希少金属イオンの分離法
KR100698424B1 (ko) 이온교환제의 컨디쇼닝 방법
JP2000239335A (ja) 高密度球状フェノール樹脂硬化物
EP1194237B1 (en) Method of removing iodides from a non-aqueous organic medium using silver or mercury exchanged macroporous organofunctional polysiloxane resins
US2911363A (en) Process for removing phenol
KR102205648B1 (ko) 방사성 요오드 제거용 은 코팅 입자의 제조 방법 및 이를 이용한 방사성 요오드 제거 방법
JPH01190713A (ja) フェノール樹脂及びビスフェノールの製造方法
JP4355113B2 (ja) 無機酸類の回収方法
EA035628B1 (ru) Селективная к цезию смола
JPH08325184A (ja) ビスフェノールaの製造方法
RU2297270C1 (ru) Способ изготовления фильтрующего материала и фильтрующий материал
RU2720196C1 (ru) Способ очистки смол
JP3756770B2 (ja) 芳香族ヒドロキシ化合物の吸着剤およびその利用