JPH01111817A - 低損失方向性ケイ素鋼極薄帯の製造方法ならびにその製造装置 - Google Patents
低損失方向性ケイ素鋼極薄帯の製造方法ならびにその製造装置Info
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- JPH01111817A JPH01111817A JP62266553A JP26655387A JPH01111817A JP H01111817 A JPH01111817 A JP H01111817A JP 62266553 A JP62266553 A JP 62266553A JP 26655387 A JP26655387 A JP 26655387A JP H01111817 A JPH01111817 A JP H01111817A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、方向性ケイ素鋼帯の製造方法ならびにその製
造装置に係り、特に極薄鋼帯で、かつ高磁束密度、超低
鉄損で配向性の高い方向性ケイ素鋼帯が能率的に得られ
る製造方法、ならびにその製造装置に関するものである
。
造装置に係り、特に極薄鋼帯で、かつ高磁束密度、超低
鉄損で配向性の高い方向性ケイ素鋼帯が能率的に得られ
る製造方法、ならびにその製造装置に関するものである
。
本出願人らは先に、特願昭62−3270号として後記
のような方向性ケイ素鋼極薄帯の製造法を提案した。す
なわちこの発明は、(110)(001)結晶粒集合組
織を有する一方向性ケイ素鋼帯素材を冷間圧延すること
により、厚さ150μm以下の(111)[112]集
合組織を有する中間極薄帯を作る第1工程と、その後に
前記中間極薄帯を非酸化性雰囲気中において高温熱処理
することにより、平均結晶粒径が5nn以上の高度に集
積された(110)(001)方位を有する3次再結晶
粒の集合結晶組織からなる極薄帯を得る第2工程とを経
由することを特徴とするものである。
のような方向性ケイ素鋼極薄帯の製造法を提案した。す
なわちこの発明は、(110)(001)結晶粒集合組
織を有する一方向性ケイ素鋼帯素材を冷間圧延すること
により、厚さ150μm以下の(111)[112]集
合組織を有する中間極薄帯を作る第1工程と、その後に
前記中間極薄帯を非酸化性雰囲気中において高温熱処理
することにより、平均結晶粒径が5nn以上の高度に集
積された(110)(001)方位を有する3次再結晶
粒の集合結晶組織からなる極薄帯を得る第2工程とを経
由することを特徴とするものである。
第6図は、この発明における第2工程での温度カーブの
一例を示す特性図である。同図に示すように、前記第1
工程で冷間圧延した中間極薄帯を最初、2.5℃/秒の
昇温速度で常温より一度に加熱昇温し、1200°Cで
8時間保持した後、25℃/分の速度で冷却するような
熱処理条件になっている。
一例を示す特性図である。同図に示すように、前記第1
工程で冷間圧延した中間極薄帯を最初、2.5℃/秒の
昇温速度で常温より一度に加熱昇温し、1200°Cで
8時間保持した後、25℃/分の速度で冷却するような
熱処理条件になっている。
第7図ならびに第8図は、このようにして得られた方向
性ケイ素鋼極薄帯の鉄損特性図ならびにB−Hループ特
性図である。これらの図から明らかなように、磁束密度
が高く、保磁力が小さいとともに、鉄損の少なく配向性
の高い方向性ケイ素鋼帯を得ることができる。
性ケイ素鋼極薄帯の鉄損特性図ならびにB−Hループ特
性図である。これらの図から明らかなように、磁束密度
が高く、保磁力が小さいとともに、鉄損の少なく配向性
の高い方向性ケイ素鋼帯を得ることができる。
しかし、この方法は第6図に示すように、常温(室温)
から所定の熱処理温度(第6図の例であれば1200℃
)まで−度に昇温するので、この熱処理工程毎に常温ま
で熱処理炉を冷却させる必要があり、そのために熱損失
が大きい欠点があった。
から所定の熱処理温度(第6図の例であれば1200℃
)まで−度に昇温するので、この熱処理工程毎に常温ま
で熱処理炉を冷却させる必要があり、そのために熱損失
が大きい欠点があった。
また、常温から1200°Cまで昇温するため短時間に
大きな熱量を供給する必要があり、大規模な炉能力が必
要となり、ランニングコストが高くつくなどの技術的な
問題点がある。
大きな熱量を供給する必要があり、大規模な炉能力が必
要となり、ランニングコストが高くつくなどの技術的な
問題点がある。
本発明の目的は、前述したような従来技術の問題点を解
消し、優れた磁気特性を損うことなく、効率良く、エネ
ルギーロスの少ない、低損失方向性ケイ素鋼極薄帯の製
造方法ならびに製造装置を提供するにある。
消し、優れた磁気特性を損うことなく、効率良く、エネ
ルギーロスの少ない、低損失方向性ケイ素鋼極薄帯の製
造方法ならびに製造装置を提供するにある。
前述の目的を達成するため、本発明は、(110)(0
01)結晶粒集合組織を有し、ケイ素の含有率が2〜8
重量%の方向性ケイ素鋼帯素材を冷間圧延することによ
り、厚さ150μm以下の(111) (112)集
合組織を有する中間極薄帯を作る第1工程と、 非酸化性雰囲気あるいは減圧雰囲気下で、前記中間極薄
帯を高温熱処理する第2工程とを経由する方向性ケイ素
鋼極薄帯の製造方法を対象とするものである。
01)結晶粒集合組織を有し、ケイ素の含有率が2〜8
重量%の方向性ケイ素鋼帯素材を冷間圧延することによ
り、厚さ150μm以下の(111) (112)集
合組織を有する中間極薄帯を作る第1工程と、 非酸化性雰囲気あるいは減圧雰囲気下で、前記中間極薄
帯を高温熱処理する第2工程とを経由する方向性ケイ素
鋼極薄帯の製造方法を対象とするものである。
そして前記第2工程が、
前記中間極薄帯を非酸化性雰囲気あるいは減圧雰囲気下
で、3次再結晶が完全に開始される前の温度、例えば6
00℃未満の温度まで、室温(常温)より昇温する予熱
工程と、 その後に中間極薄帯を、非酸化雰囲気あるいは減圧雰囲
気下で所定の温度例えば1200°Cまで昇温しで、そ
の温度を所定時間例えば3時間以上保持する本熱処理工
程と、 次にその中間極薄帯を、非酸化性雰囲気あるいは減圧雰
囲気下で室温(常温)まで冷却する冷却工程とを有して
いることを特徴とするものである。
で、3次再結晶が完全に開始される前の温度、例えば6
00℃未満の温度まで、室温(常温)より昇温する予熱
工程と、 その後に中間極薄帯を、非酸化雰囲気あるいは減圧雰囲
気下で所定の温度例えば1200°Cまで昇温しで、そ
の温度を所定時間例えば3時間以上保持する本熱処理工
程と、 次にその中間極薄帯を、非酸化性雰囲気あるいは減圧雰
囲気下で室温(常温)まで冷却する冷却工程とを有して
いることを特徴とするものである。
前述の目的を達成するため、さらに本発明は、(110
)COOL)結晶粒集合組織を有し、ケイ素の含有率が
2〜8重量%の方向性ケイ素鋼帯素材を冷間圧延するこ
とにより、厚さが150μm以下の(111)[112
]集合組織を有する中間極薄帯を作る第1工程と、 非酸化性雰囲気あるいは減圧雰囲気下で、前記中間極薄
帯を高温熱処理する第2工程とを経由するものにおいて
、 前記第2工程の製造装置が、 前記冷間圧延された後の中間極薄帯を、非酸化性雰囲気
あるいは減圧雰囲気下で、3次再結晶が完全に開始され
る前の温度例えば600℃未満の温度まで、室温(常温
)より昇温する予熱室と、予熱後の中間極薄帯を、非酸
化性雰囲気あるいは減圧雰囲気下で所定の熱処理温度例
えば1000〜1400℃で、所定時間例えば3時間以
上高温熱処理する本熱処理室と、 本然処理済みの中間極薄帯を、非酸化性雰囲気あるいは
減圧雰囲気下で室温(常温)まで冷却する冷却室とを備
え。
)COOL)結晶粒集合組織を有し、ケイ素の含有率が
2〜8重量%の方向性ケイ素鋼帯素材を冷間圧延するこ
とにより、厚さが150μm以下の(111)[112
]集合組織を有する中間極薄帯を作る第1工程と、 非酸化性雰囲気あるいは減圧雰囲気下で、前記中間極薄
帯を高温熱処理する第2工程とを経由するものにおいて
、 前記第2工程の製造装置が、 前記冷間圧延された後の中間極薄帯を、非酸化性雰囲気
あるいは減圧雰囲気下で、3次再結晶が完全に開始され
る前の温度例えば600℃未満の温度まで、室温(常温
)より昇温する予熱室と、予熱後の中間極薄帯を、非酸
化性雰囲気あるいは減圧雰囲気下で所定の熱処理温度例
えば1000〜1400℃で、所定時間例えば3時間以
上高温熱処理する本熱処理室と、 本然処理済みの中間極薄帯を、非酸化性雰囲気あるいは
減圧雰囲気下で室温(常温)まで冷却する冷却室とを備
え。
前記中間極薄帯が予熱室、本熱処理室ならびに冷却室へ
と1例えばレールと台車などにより順次移動できるよう
に構成されていることを特徴とするものである。
と1例えばレールと台車などにより順次移動できるよう
に構成されていることを特徴とするものである。
本発明で使用するケイ素鋼帯中のケイ素含有率は、2〜
8重量%の範囲に規制する必要がある。
8重量%の範囲に規制する必要がある。
ケイ素を2重量%以上含有するケイ素鋼帯はγ変態がな
いので、高温焼鈍によって結晶粒を大きくしたり、2次
ならびに3次の再結晶を生じさせて好ましい集合組織を
形成することができるが、ケイ素の含有率が2重量%未
満ではこのような特長が発揮されない。
いので、高温焼鈍によって結晶粒を大きくしたり、2次
ならびに3次の再結晶を生じさせて好ましい集合組織を
形成することができるが、ケイ素の含有率が2重量%未
満ではこのような特長が発揮されない。
一方、ケイ素の含有率が8重量%を超えると、飽和磁束
密度が約1.7T以下になって磁性材料として不適当で
あるばかりでなく、機械的に著しく脆弱になるので好ま
しくない。このような理由からケイ素の含有率を2〜8
重量%の範囲に規制する必要があり、特にケイ素の含有
率が2.5〜4.0重量%のものは、圧延などの機械的
特性に優れ、飽和磁束密度も1.95T以上であるため
好適である。
密度が約1.7T以下になって磁性材料として不適当で
あるばかりでなく、機械的に著しく脆弱になるので好ま
しくない。このような理由からケイ素の含有率を2〜8
重量%の範囲に規制する必要があり、特にケイ素の含有
率が2.5〜4.0重量%のものは、圧延などの機械的
特性に優れ、飽和磁束密度も1.95T以上であるため
好適である。
本発明では市販のケイ素鋼帯が使用でき、板厚が300
μmと350μmのものとがある。これらのケイ素鋼帯
を素材として用い、冷間圧延によって板厚が150μm
以下に圧延される。この圧下率は50%以上であれば十
分で、この冷間圧延の本来の主旨は、(110)(00
1)方位の方向性ケイ素鋼帯から、圧延方向に対してず
れ角度の大きい、換言すれば結晶歪のある(111)(
112)方位を有する極薄の中間体を得ることにある。
μmと350μmのものとがある。これらのケイ素鋼帯
を素材として用い、冷間圧延によって板厚が150μm
以下に圧延される。この圧下率は50%以上であれば十
分で、この冷間圧延の本来の主旨は、(110)(00
1)方位の方向性ケイ素鋼帯から、圧延方向に対してず
れ角度の大きい、換言すれば結晶歪のある(111)(
112)方位を有する極薄の中間体を得ることにある。
また本発明では、150μmを超える板厚では(110
)(001)方位の再結晶粒成長が生じ難いことが確め
られた。この理由は、150μmを超える板厚では、表
面エネルギーが駆動力となって、表面エネルギーの一番
低い(110)面が成長するには板厚が厚すぎるためと
考えられる。
)(001)方位の再結晶粒成長が生じ難いことが確め
られた。この理由は、150μmを超える板厚では、表
面エネルギーが駆動力となって、表面エネルギーの一番
低い(110)面が成長するには板厚が厚すぎるためと
考えられる。
冷間圧延後の熱処理は、熱処理中に金属が酸化されて磁
気特性が低下するのを防止するために、例えば窒素ガス
やアルゴンガスの如き不活性雰囲気、水素ガス雰囲気、
不活性ガスと水素ガスの混合ガス雰囲気、あるいは前記
のような各種ガスの減圧雰囲気、または単なる減圧雰囲
気で行なわれる。この減圧の場合は、例えば2XIO−
’〜10−’ トール程度の真空度にすれば良い。
気特性が低下するのを防止するために、例えば窒素ガス
やアルゴンガスの如き不活性雰囲気、水素ガス雰囲気、
不活性ガスと水素ガスの混合ガス雰囲気、あるいは前記
のような各種ガスの減圧雰囲気、または単なる減圧雰囲
気で行なわれる。この減圧の場合は、例えば2XIO−
’〜10−’ トール程度の真空度にすれば良い。
次に本発明に係る処理方法の具体例について説明する。
素材として市販の方向性ケ・イ素鋼帯(新日本製鏡社v
5Z6H)を用いた。この方向性ケイ、aSN ’4’
+Fの板厚は300μm、密度は7.65g/cn?で
ある。このケイ素鋼帯を濃硫酸と弗酸との混合溶液(a
硫酸3対弗酸1)に30分間浸漬し、その後水洗して、
さらに10%の硝酸水溶液で酸洗い、水洗して、鋼帯の
表面に形成されている絶縁被膜や酸化被膜を除去する。
5Z6H)を用いた。この方向性ケイ、aSN ’4’
+Fの板厚は300μm、密度は7.65g/cn?で
ある。このケイ素鋼帯を濃硫酸と弗酸との混合溶液(a
硫酸3対弗酸1)に30分間浸漬し、その後水洗して、
さらに10%の硝酸水溶液で酸洗い、水洗して、鋼帯の
表面に形成されている絶縁被膜や酸化被膜を除去する。
次に2段ロール圧延機を用いて80μmまで圧延し、そ
のときの圧下率は73%である。このように冷間圧延す
ることによって、結晶粒の集合組織は圧延方向に対する
方位のずれ角度が35.3度と大きいほぼ(111)(
112)方位であることがX線極点図で確認された。
のときの圧下率は73%である。このように冷間圧延す
ることによって、結晶粒の集合組織は圧延方向に対する
方位のずれ角度が35.3度と大きいほぼ(111)(
112)方位であることがX線極点図で確認された。
この中間極薄帯を9.75×10−6 トールの真空下
において、赤外線集中加熱炉を用いて加熱しく加熱時間
1時間)、そのときの熱処理温度と磁気特性との関係を
第2図に示す。図中の曲線Aは熱処理温度と保磁力との
関係を示す特性曲線、曲線Bは熱処理温度と磁束密度と
の関係を示す特性曲線である。
において、赤外線集中加熱炉を用いて加熱しく加熱時間
1時間)、そのときの熱処理温度と磁気特性との関係を
第2図に示す。図中の曲線Aは熱処理温度と保磁力との
関係を示す特性曲線、曲線Bは熱処理温度と磁束密度と
の関係を示す特性曲線である。
この図から明らかなように、常温から600℃付近まで
は保磁力の急激な上昇は生じていない。
は保磁力の急激な上昇は生じていない。
すなわち、この結果は、常温から約600°Cまでは結
晶の回復過程にあり、換言すれば完全に再結晶が開始さ
れる前の状態であり、特に高速昇温の必要がない領域で
あることを示している。
晶の回復過程にあり、換言すれば完全に再結晶が開始さ
れる前の状態であり、特に高速昇温の必要がない領域で
あることを示している。
本発明はこの点に着目してなされたものであり、前述の
冷間圧延工程後、常温から再結晶が完全に開始されるま
での過程は、非酸化性雰囲気又は減圧雰囲気下で、例え
ば1.5℃/秒未満の比較的縁やかな昇温速度で予熱す
る。その後、所定の保持温度までを例えば1.5℃/秒
以上の比較的速い昇温速度で上昇させるようにしたもの
である。
冷間圧延工程後、常温から再結晶が完全に開始されるま
での過程は、非酸化性雰囲気又は減圧雰囲気下で、例え
ば1.5℃/秒未満の比較的縁やかな昇温速度で予熱す
る。その後、所定の保持温度までを例えば1.5℃/秒
以上の比較的速い昇温速度で上昇させるようにしたもの
である。
さらにその後は所定の温度で例えば3時間以上保持し、
続いて非酸化性雰囲気あるいは減圧雰囲気下で冷却する
。
続いて非酸化性雰囲気あるいは減圧雰囲気下で冷却する
。
このような方法によって、エネルギー効率が良く、結晶
粒径が51以上と極めて太き(、高度に集積された(1
10)(001)方位を有する3次再結晶粒の集合組織
からなる極薄帯を得ることができる。
粒径が51以上と極めて太き(、高度に集積された(1
10)(001)方位を有する3次再結晶粒の集合組織
からなる極薄帯を得ることができる。
第1図は、熱処理炉の構造を説明するための図である。
同図に示すように熱処理炉は、前の工程で冷間圧延した
中間極薄帯を予熱する予熱室1と、昇温保持室2と、高
温保持後に冷却する冷却室3の3室からなり、予熱室1
、昇温保持室2)冷却室3の順序で並んでいる。
中間極薄帯を予熱する予熱室1と、昇温保持室2と、高
温保持後に冷却する冷却室3の3室からなり、予熱室1
、昇温保持室2)冷却室3の順序で並んでいる。
予熱室1では、常温より約600°Cまで冷却室3の排
熱を一部使用して約1.5℃/秒未満の速度、好ましく
は600℃より保持終了までと同一の時間で、常温より
600℃まで加熱可能な速度にて加熱する。
熱を一部使用して約1.5℃/秒未満の速度、好ましく
は600℃より保持終了までと同一の時間で、常温より
600℃まで加熱可能な速度にて加熱する。
昇温保持室2では、約600℃より約1000℃〜14
00℃まで、熱処理保持時間は3時間〜24時間、好ま
しくは結晶成長に必要な時間を確保するため、7時間以
上とする。熱処理時の昇温速度は2次再結晶の成長を抑
制するために、約1.5℃/秒以上で行ない、その後に
非酸化雰囲気になっている冷却室3で冷却して、熱処理
炉外に出す。
00℃まで、熱処理保持時間は3時間〜24時間、好ま
しくは結晶成長に必要な時間を確保するため、7時間以
上とする。熱処理時の昇温速度は2次再結晶の成長を抑
制するために、約1.5℃/秒以上で行ない、その後に
非酸化雰囲気になっている冷却室3で冷却して、熱処理
炉外に出す。
これらの熱処理を行なう方式としては、連続的に中間極
薄帯8を供給する方式でも、中間極薄帯8をバッチ式に
並べて各室に供給する方式をとっても良い。
薄帯8を供給する方式でも、中間極薄帯8をバッチ式に
並べて各室に供給する方式をとっても良い。
冷間圧延された後の中間極薄帯8は1台車7に搭載され
ている(中間極薄帯8の状態については後述する)。こ
の台車7を予熱室lに入れ、扉61を閉じ窒素ガスを入
口10から導入して空気と置換した後、電気ヒータ9で
加熱を開始する。このときの昇温速度は、前述したよう
に比較的緩になっている。600℃まで昇温すると、予
熱室1と昇温保持室2の開扉62が開放され台車7は。
ている(中間極薄帯8の状態については後述する)。こ
の台車7を予熱室lに入れ、扉61を閉じ窒素ガスを入
口10から導入して空気と置換した後、電気ヒータ9で
加熱を開始する。このときの昇温速度は、前述したよう
に比較的緩になっている。600℃まで昇温すると、予
熱室1と昇温保持室2の開扉62が開放され台車7は。
予め窒素ガスで満たされ、素材温度600℃に相当する
雰囲気に加熱された昇温保持室2へ入る。
雰囲気に加熱された昇温保持室2へ入る。
この後、扉62は閉となる。次にヒータ9で約り℃/秒
で加熱され1200℃まで昇温した後、約7時間保持し
、次に冷却室3との間の扉63が開放され台車7は、予
め窒素ガスで満たされた冷却室3へ入り、扉63は閉と
なる。次に窒素ガスが冷却室3へ連続的にガス出口10
より導入され、中間極薄帯8の冷却により高温となった
窒素ガスは排熱送風用管11を通り、予熱室lへ送られ
る。
で加熱され1200℃まで昇温した後、約7時間保持し
、次に冷却室3との間の扉63が開放され台車7は、予
め窒素ガスで満たされた冷却室3へ入り、扉63は閉と
なる。次に窒素ガスが冷却室3へ連続的にガス出口10
より導入され、中間極薄帯8の冷却により高温となった
窒素ガスは排熱送風用管11を通り、予熱室lへ送られ
る。
冷却後、冷却室3と炉外との扉64が開放され、処理済
みのものが搬出される。
みのものが搬出される。
第10ツトはこれで終了するが、第20ツトはその第1
0ツトが昇温保持室2へ移動した時点で別の台車7で予
熱室1へ送られ、予熱を開始する。
0ツトが昇温保持室2へ移動した時点で別の台車7で予
熱室1へ送られ、予熱を開始する。
第20ツトの台車7が、昇温保持室2へ移動した後は、
第30ツトの台車7が予熱室1へ送られ、その予熱に一
部第10ットの冷却排熱を利用する。
第30ツトの台車7が予熱室1へ送られ、その予熱に一
部第10ットの冷却排熱を利用する。
なお図中の4はレール、5は台車用ロープ、12は排出
管である。
管である。
第30ツト以後の処理は、第1.第20ツト同様であり
、昇温保持室2.冷却室3へと順次送られて加熱、冷却
される。
、昇温保持室2.冷却室3へと順次送られて加熱、冷却
される。
第3図はこの第2工程の温度カーブを示す特性図で、前
述のように第2工程が予熱工程と、本熱処理工程と、冷
却工程とに分けられている。
述のように第2工程が予熱工程と、本熱処理工程と、冷
却工程とに分けられている。
第4図ならびに第5図は、第2工程で熱処理される中間
極薄帯8の状態を説明するための図である。
極薄帯8の状態を説明するための図である。
第4図の場合は、円筒状または円柱状のセラミックス製
芯体13の周囲に中間極薄帯8が多数のセラミックス製
スペーサ14を介して渦巻状の巻回され、各層間に微小
の隙間15が形成されている。
芯体13の周囲に中間極薄帯8が多数のセラミックス製
スペーサ14を介して渦巻状の巻回され、各層間に微小
の隙間15が形成されている。
第5図の場合は、中間極薄帯8が多数のスペーサ14を
介して蛇行状に積重され、各層間に微小の隙間15が形
成されている。
介して蛇行状に積重され、各層間に微小の隙間15が形
成されている。
なお、前記スペーサ14としては棒状体、あ、るいはメ
ツシュ状体のものが使用できる。第4図あるいは第5図
のような状態にすることにより、中間極薄帯8に対して
均一な加熱が可能となる。
ツシュ状体のものが使用できる。第4図あるいは第5図
のような状態にすることにより、中間極薄帯8に対して
均一な加熱が可能となる。
このようにして得られた処理済の方向性ケイ素鋼帯の、
各磁束密度に対する鉄損特性ならびにB−Hループ特性
を測定したところ、それぞれ第7図ならびに第8図と全
く同一の特性を示すことが確認された。
各磁束密度に対する鉄損特性ならびにB−Hループ特性
を測定したところ、それぞれ第7図ならびに第8図と全
く同一の特性を示すことが確認された。
これら明らかなように、前述のようにして製造された方
向性ケイ素鋼極薄帯は、(110)[001)方位を有
する3次再結晶組織が高い配向性を、有しているため、
鉄損値を極端に低下することができる。さらに3次再結
晶粒が十分に発達しているため、非常にシャープなり−
Hループ特性を有していることが分かる。
向性ケイ素鋼極薄帯は、(110)[001)方位を有
する3次再結晶組織が高い配向性を、有しているため、
鉄損値を極端に低下することができる。さらに3次再結
晶粒が十分に発達しているため、非常にシャープなり−
Hループ特性を有していることが分かる。
本発明は前述のような構成になっているため、第2工程
における電力使用量を、先に提案したものに比較して約
35%減少することが可能で、ランニンプコストを大幅
に低減することができる。
における電力使用量を、先に提案したものに比較して約
35%減少することが可能で、ランニンプコストを大幅
に低減することができる。
また、磁気特性等は第7図ならびに第8図に示すのと同
一であるため、優れた特性が損われることもない。
一であるため、優れた特性が損われることもない。
第1図は本発明の実施例に係る製造装置の概略構成図、
第2図は熱処理温度と保磁力、磁束密度(BEI)との
関係を示す特性図、第3図は本発明の実施例に係る熱処
理温度カーブを示す特性図、第4図ならびに第5図は中
間極薄帯の熱処理状態を説明するための図である。 第6図は先に提案した製造方法の熱処理温度カーブを示
す特性図、第7図はその熱処理後の鉄損と磁束密度との
関係を示す特性図、第8図はその熱処理後のB−Hルー
プを示す特性図である。 1・・・・・・予熱室、2・・・・・・昇温保持室、3
・・・・・・冷却室、4・・・・・・レール、5・・・
・・・台車ロープ、7・・・・・・台車、8・・・・・
・中間極薄帯、9・・・・・・電気ヒータ、10・・・
・・・入口、11・・・・・・排熱送風用管、14・・
・・・・スペーサ、15・・・・・・隙間。 法姐埋温斐 (’C) 第3図 第6図 五扶ズ 巴工 (丁) 8(KGI
第2図は熱処理温度と保磁力、磁束密度(BEI)との
関係を示す特性図、第3図は本発明の実施例に係る熱処
理温度カーブを示す特性図、第4図ならびに第5図は中
間極薄帯の熱処理状態を説明するための図である。 第6図は先に提案した製造方法の熱処理温度カーブを示
す特性図、第7図はその熱処理後の鉄損と磁束密度との
関係を示す特性図、第8図はその熱処理後のB−Hルー
プを示す特性図である。 1・・・・・・予熱室、2・・・・・・昇温保持室、3
・・・・・・冷却室、4・・・・・・レール、5・・・
・・・台車ロープ、7・・・・・・台車、8・・・・・
・中間極薄帯、9・・・・・・電気ヒータ、10・・・
・・・入口、11・・・・・・排熱送風用管、14・・
・・・・スペーサ、15・・・・・・隙間。 法姐埋温斐 (’C) 第3図 第6図 五扶ズ 巴工 (丁) 8(KGI
Claims (9)
- (1)(110)〔001〕結晶粒集合組織を有し、ケ
イ素の含有率が2〜8重量%の方向性ケイ素鋼帯素材を
冷間圧延することにより、厚さが150μm以下の(1
11)〔112〕集合組織を有する中間極薄帯を作る第
1工程と、 非酸化性雰囲気あるいは減圧雰囲気下で、前記中間極薄
帯を高温熱処理する第2工程とを経由する方向性ケイ素
鋼極薄帯の製造方法において、 前記第2工程が、 前記中間極薄帯を非酸化性雰囲気あるいは減圧雰囲気下
で、再結晶が完全に開始される前の温度まで、室温より
昇温する予熱工程と、 その後に中間極薄帯を、非酸化性雰囲気あるいは減圧雰
囲気下で所定の熱処理温度まで昇温して、その温度を所
定時間保持する本熱処理工程と、 次にその中間極薄帯を、非酸化性雰囲気あるいは減圧雰
囲気下で室温まで冷却する冷却工程とを有していること
を特徴とする低損失方向性ケイ素鋼極薄帯の製造方法。 - (2)特許請求の範囲第(1)項記載において、前記予
熱工程の再結晶が完全の開始される前の温度が、600
℃以下の温度であることを特徴とする低損失方向性ケイ
素鋼極薄帯の製造方法。 - (3)特許請求の範囲第(2)項記載において、前記予
熱工程の昇温速度が1.5℃/秒未満であることを特徴
とする低損失方向性ケイ素鋼極薄帯の製造方法。 - (4)特許請求の範囲第(1)項記載において、前記本
熱処理工程の温度が1000〜1400℃の範囲に規制
されていることを特徴とする低損失方向性ケイ素鋼極薄
帯の製造方法。 - (5)特許請求の範囲第(4)項記載において、前記本
熱処理工程の昇温速度が1.5℃/秒以上であることを
特徴とする低損失方向性ケイ素鋼極薄帯の製造方法。 - (6)(110)〔001〕結晶粒集合組織を有し、ケ
イ素の含有率が2〜8重量%の方向性ケイ素鋼帯素材を
冷間圧延することにより、厚さが150μm以下の(1
11)〔112〕集合組織を有する中間極薄帯を作る第
1工程と、非酸化性雰囲気あるいは減圧雰囲気下で、前
記中間極薄帯を高温熱処理する第2工程とを経由するも
のにおいて、 前記第2工程の製造装置が、 前記冷間圧延された後の中間極薄帯を、非酸化性雰囲気
あるいは減圧雰囲気下で、再結晶が完全に開始される前
の温度まで、室温より昇温する予熱室と、 予熱後の中間極薄帯を、非酸化性雰囲気あるいは減圧雰
囲気下で所定の熱処理温度で所定時間高温熱処理する本
熱処理室と、 本熱処理済みの中間極薄帯を、非酸化性雰囲気あるいは
減圧雰囲気下で室温まで冷却する冷却室とを備え、 前記中間極薄帯が予熱室、本熱処理室ならびに冷却室へ
と順次移動できるように構成されていることを特徴とす
る低損失方向性ケイ素鋼極薄帯の製造装置。 - (7)特許請求の範囲第(6)項記載において、前記予
熱室、本熱処理室ならびに冷却室へと移動する中間極薄
帯が、耐熱性のスペーサを介して渦巻状の巻回されて、
隣の中間極薄帯部分との間に隙間が形成されていること
を特徴とする低損失方向性ケイ素鋼極薄帯の製造装置。 - (8)特許請求の範囲第(6)項記載において、前記予
熱室、本熱処理室ならびに冷却室へと移動する中間極薄
帯が、耐熱性のスペーサを介して蛇行状に積重されて、
隣の中間極薄体部分との間に隙間が形成されていること
を特徴とする低損失方向性ケイ素鋼極薄帯の製造装置。 - (9)特許請求の範囲第(6)項記載において、前記冷
却室と予熱室との間に、冷却室で生成した高温流体を予
熱室に導入する高温流体導入手段が設けられていること
を特徴とする低損失方向性ケイ素鋼極薄帯の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62266553A JPH0686629B2 (ja) | 1987-10-23 | 1987-10-23 | 低損失方向性ケイ素鋼極薄帯の製造方法ならびにその製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62266553A JPH0686629B2 (ja) | 1987-10-23 | 1987-10-23 | 低損失方向性ケイ素鋼極薄帯の製造方法ならびにその製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01111817A true JPH01111817A (ja) | 1989-04-28 |
| JPH0686629B2 JPH0686629B2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=17432444
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62266553A Expired - Fee Related JPH0686629B2 (ja) | 1987-10-23 | 1987-10-23 | 低損失方向性ケイ素鋼極薄帯の製造方法ならびにその製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0686629B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100526124B1 (ko) * | 2001-06-15 | 2005-11-08 | 주식회사 포스코 | 방향성 전기강판의 제조방법 |
| JP2006122125A (ja) * | 2004-10-26 | 2006-05-18 | Olympus Corp | 内視鏡用可撓管の製造装置 |
| EP4592411A4 (en) * | 2022-09-22 | 2025-12-17 | Nippon Steel Corp | GRAIN-ORIENTED ELECTRICAL STEEL SHEET |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5451914U (ja) * | 1977-09-07 | 1979-04-10 | ||
| JPS55131128A (en) * | 1979-01-29 | 1980-10-11 | Wef Wiss Entwickl Fert Tech | Manufacture of steel board with goss tissue |
| JPS61217526A (ja) * | 1985-03-25 | 1986-09-27 | Kawasaki Steel Corp | 磁気特性の優れた極薄方向性珪素鋼板の製造方法 |
-
1987
- 1987-10-23 JP JP62266553A patent/JPH0686629B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5451914U (ja) * | 1977-09-07 | 1979-04-10 | ||
| JPS55131128A (en) * | 1979-01-29 | 1980-10-11 | Wef Wiss Entwickl Fert Tech | Manufacture of steel board with goss tissue |
| JPS61217526A (ja) * | 1985-03-25 | 1986-09-27 | Kawasaki Steel Corp | 磁気特性の優れた極薄方向性珪素鋼板の製造方法 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100526124B1 (ko) * | 2001-06-15 | 2005-11-08 | 주식회사 포스코 | 방향성 전기강판의 제조방법 |
| JP2006122125A (ja) * | 2004-10-26 | 2006-05-18 | Olympus Corp | 内視鏡用可撓管の製造装置 |
| EP4592411A4 (en) * | 2022-09-22 | 2025-12-17 | Nippon Steel Corp | GRAIN-ORIENTED ELECTRICAL STEEL SHEET |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0686629B2 (ja) | 1994-11-02 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |