JPH01112646A - X線管ターゲット用の熱放射性被膜 - Google Patents
X線管ターゲット用の熱放射性被膜Info
- Publication number
- JPH01112646A JPH01112646A JP63210890A JP21089088A JPH01112646A JP H01112646 A JPH01112646 A JP H01112646A JP 63210890 A JP63210890 A JP 63210890A JP 21089088 A JP21089088 A JP 21089088A JP H01112646 A JPH01112646 A JP H01112646A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- anode
- coating
- ray tube
- target
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J35/00—X-ray tubes
- H01J35/02—Details
- H01J35/04—Electrodes ; Mutual position thereof; Constructional adaptations therefor
- H01J35/08—Anodes; Anti cathodes
- H01J35/10—Rotary anodes; Arrangements for rotating anodes; Cooling rotary anodes
- H01J35/105—Cooling of rotating anodes, e.g. heat emitting layers or structures
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の背景
本発明はX!l管陽極の熱放射率を向上させるための被
膜に関するものであって、更に詳しく言えば、X線管に
おいて使用される陽極ターゲットに対して上記のごとき
被膜を適用する技術に関する。
膜に関するものであって、更に詳しく言えば、X線管に
おいて使用される陽極ターゲットに対して上記のごとき
被膜を適用する技術に関する。
X線管は真空中において強い電界の作用下で電子ビーム
を加速し、そして高速で金属製ターゲットに衝突させる
。かかる電子がターゲットとの衝突によって減速される
と、ターゲットからはX線ビームが放出される。その場
合、X線の発生に役立つのは電子エネルギーの約1%に
過ぎないのであって、残りは熱として放散される。かか
る熱の放散を助けるため、ターゲット上には熱放射性の
被膜が設置されるのが通例である。
を加速し、そして高速で金属製ターゲットに衝突させる
。かかる電子がターゲットとの衝突によって減速される
と、ターゲットからはX線ビームが放出される。その場
合、X線の発生に役立つのは電子エネルギーの約1%に
過ぎないのであって、残りは熱として放散される。かか
る熱の放散を助けるため、ターゲット上には熱放射性の
被膜が設置されるのが通例である。
上記のごとき目的に使用される熱放射性被膜の一例は、
本発明の場合と同じ譲受人に譲渡された米国特許第41
32916号明細書中に開示されている。かかる被膜は
熱放射率の高い材料であるTiO2を20(重゛量)%
までの割合で含んでおり、そして残部は融点を許容レベ
ルにまで上昇させるための酸化物および動作温度範囲内
において該酸化物を安定化するための少量の安定化材料
から成っている。このような被膜の形成に際しては、酸
化カルシウム、酸化ジルコニウムおよび二酸化チタンの
混合物を焼結することによってセラミック塊状体が生成
される。かかるセラミック塊状体を粉砕してからふるい
分けすることにより、適当な粒度範囲(たとえば、約1
0〜37μの粒度範囲)を有する粉末が得られる。かか
る粉末が通常のプラズマ溶射技術によってターゲット上
に付着させられる。最後に、粉末被膜の付着したターゲ
ットを十分に高い温度に加熱することにより、粉末が融
着されると共にターゲットのガス抜きが行われる。上記
のごとき従来の熱放射性被膜粉末は、平滑な密着性被膜
を形成するために約1640℃の焼付は温度を必要とす
る。最新のX線管ターゲットにおいてはモリブデン合金
またはタングステン合金が使用されるのが通例であるが
、それらの合金は約1600℃を越える温度において炭
素不純物を遊離することがある。かかる不純物は界面に
おいて熱放射性被膜と反応して二酸化炭素ガスを生成し
、それによって被膜の付着力を低下させることがある。
本発明の場合と同じ譲受人に譲渡された米国特許第41
32916号明細書中に開示されている。かかる被膜は
熱放射率の高い材料であるTiO2を20(重゛量)%
までの割合で含んでおり、そして残部は融点を許容レベ
ルにまで上昇させるための酸化物および動作温度範囲内
において該酸化物を安定化するための少量の安定化材料
から成っている。このような被膜の形成に際しては、酸
化カルシウム、酸化ジルコニウムおよび二酸化チタンの
混合物を焼結することによってセラミック塊状体が生成
される。かかるセラミック塊状体を粉砕してからふるい
分けすることにより、適当な粒度範囲(たとえば、約1
0〜37μの粒度範囲)を有する粉末が得られる。かか
る粉末が通常のプラズマ溶射技術によってターゲット上
に付着させられる。最後に、粉末被膜の付着したターゲ
ットを十分に高い温度に加熱することにより、粉末が融
着されると共にターゲットのガス抜きが行われる。上記
のごとき従来の熱放射性被膜粉末は、平滑な密着性被膜
を形成するために約1640℃の焼付は温度を必要とす
る。最新のX線管ターゲットにおいてはモリブデン合金
またはタングステン合金が使用されるのが通例であるが
、それらの合金は約1600℃を越える温度において炭
素不純物を遊離することがある。かかる不純物は界面に
おいて熱放射性被膜と反応して二酸化炭素ガスを生成し
、それによって被膜の付着力を低下させることがある。
かかる通常の高融点金属製X線管ターゲットの被覆面は
また、熱放射性被膜の付着を容易にするため、Al2O
,グリッドを用いた砂吹きによる前処理を受けるのが普
通である。このような砂吹き操作に由来する残留不純物
が付着した被膜を汚染してそれの融点を低下させること
もあるのであって、これが望ましくないことは言うまで
もない。
また、熱放射性被膜の付着を容易にするため、Al2O
,グリッドを用いた砂吹きによる前処理を受けるのが普
通である。このような砂吹き操作に由来する残留不純物
が付着した被膜を汚染してそれの融点を低下させること
もあるのであって、これが望ましくないことは言うまで
もない。
やはり本発明の場合と同じ譲受人に譲渡された一層新し
い米国特許第4600659号明細書中には、上記のご
ときX線管ターゲットの熱放射率を向上させるための関
連したセラミック被膜が開示されている。かかるセラミ
ック被膜は、約40〜70(重量)%のTiO2と、C
aOおよびY2O。
い米国特許第4600659号明細書中には、上記のご
ときX線管ターゲットの熱放射率を向上させるための関
連したセラミック被膜が開示されている。かかるセラミ
ック被膜は、約40〜70(重量)%のTiO2と、C
aOおよびY2O。
から成る群より選ばれた残部の安定化酸化物とを含有す
る溶融材料から成っている。この場合にもまた、以前の
熱放射性被膜に関して認められていた問題点は解決され
なかった。すなわち、同様な不純物により、かかる被膜
の融点はやはり11100℃以下に低下することがある
のである。上記のごとき熱放射性被膜の好適な実施の態
様に従えば、安定化酸化物は92(重量)%のZrO2
および8(重量)%のCaOから成ることが記載されて
いる。
る溶融材料から成っている。この場合にもまた、以前の
熱放射性被膜に関して認められていた問題点は解決され
なかった。すなわち、同様な不純物により、かかる被膜
の融点はやはり11100℃以下に低下することがある
のである。上記のごとき熱放射性被膜の好適な実施の態
様に従えば、安定化酸化物は92(重量)%のZrO2
および8(重量)%のCaOから成ることが記載されて
いる。
このようなTiO2−CaO−ZrO2三元系の被膜は
o、sooを越える熱放射率を有すると共に室温下で優
れた密着性を示すが、1400℃以上に達することのあ
る最新のX線管ターゲットの動作温度においては融解ま
たは剥離を生じる。本発明は、上記のごとき問題点の全
てに関し、これら従来の放射性被膜に対して改良をもた
らすものである。
o、sooを越える熱放射率を有すると共に室温下で優
れた密着性を示すが、1400℃以上に達することのあ
る最新のX線管ターゲットの動作温度においては融解ま
たは剥離を生じる。本発明は、上記のごとき問題点の全
てに関し、これら従来の放射性被膜に対して改良をもた
らすものである。
なお、本発明被膜の形成方法は上記2件の特許明細書中
に開示されたものとほぼ同じであるので、その点に関し
てはそれらの特許明細書を参照されたい。
に開示されたものとほぼ同じであるので、その点に関し
てはそれらの特許明細書を参照されたい。
やはり前述の米国特許第4132916号明細書中に記
載されている通り、動作中の回転陽極X線管から発生す
る熱エネルギーは、主としてターゲットから周囲の液冷
ケーシングへの放射によって放散される。典型的な回転
陽極X線管の基本構造は、密封されかつ排気されたガラ
ス管球と、それの内部に配置されてX線を発生させるた
めの陰極アセンブリおよび陽極アセンブリとから成って
いる。上記の陰極アセンブリは電子を放出するフィラメ
ントおよびそれによって放出された電子ビームを陽極ア
センブリ上に集束するための手段を含んでいる一方、上
記の陽極アセンブリは該電子ビームの衝撃を受けてX線
を発生するための高融点金属製ターゲットを含んでいる
。上記のガラス管球内にはまた、陰極アセンブリと高融
点金属製ターゲットとの間に相対的な回転をもたらすた
めの追加の構造手段も配置されている。この場合、やは
り上記の特許明細書中に記載されている通り、X線管の
動作に際して陰極アセンブリが静止状態に保たれる一方
、陽極アセンブリはそれに対して回転するのが通例であ
る。ところで、かかる高真空のガラス管球を通しての対
流によって冷却を行うことは不可能であるから、ガラス
管球からの放射によってX線管ケーシング内を循環する
油中に多量の熱を除去しなければならない。上記のごと
き種類の代表的なX線管は、現在、ゼネラル・エレクト
リック・カンパニー(General Electri
cCompany)からCT9000、CT9800、
DR1190B/BRおよびD1191B/BRの製品
名称で販売されている。上記の製品名称中に含まれるC
Tの記号は、その回転陽極X線管が各種の計算機断層撮
影用途において有用であることを表わしている。このよ
うに、本発明の改良された熱放射性被膜はかかる種類の
放射線撮影装置における使用にとって特に好適であるこ
とが判明している。
載されている通り、動作中の回転陽極X線管から発生す
る熱エネルギーは、主としてターゲットから周囲の液冷
ケーシングへの放射によって放散される。典型的な回転
陽極X線管の基本構造は、密封されかつ排気されたガラ
ス管球と、それの内部に配置されてX線を発生させるた
めの陰極アセンブリおよび陽極アセンブリとから成って
いる。上記の陰極アセンブリは電子を放出するフィラメ
ントおよびそれによって放出された電子ビームを陽極ア
センブリ上に集束するための手段を含んでいる一方、上
記の陽極アセンブリは該電子ビームの衝撃を受けてX線
を発生するための高融点金属製ターゲットを含んでいる
。上記のガラス管球内にはまた、陰極アセンブリと高融
点金属製ターゲットとの間に相対的な回転をもたらすた
めの追加の構造手段も配置されている。この場合、やは
り上記の特許明細書中に記載されている通り、X線管の
動作に際して陰極アセンブリが静止状態に保たれる一方
、陽極アセンブリはそれに対して回転するのが通例であ
る。ところで、かかる高真空のガラス管球を通しての対
流によって冷却を行うことは不可能であるから、ガラス
管球からの放射によってX線管ケーシング内を循環する
油中に多量の熱を除去しなければならない。上記のごと
き種類の代表的なX線管は、現在、ゼネラル・エレクト
リック・カンパニー(General Electri
cCompany)からCT9000、CT9800、
DR1190B/BRおよびD1191B/BRの製品
名称で販売されている。上記の製品名称中に含まれるC
Tの記号は、その回転陽極X線管が各種の計算機断層撮
影用途において有用であることを表わしている。このよ
うに、本発明の改良された熱放射性被膜はかかる種類の
放射線撮影装置における使用にとって特に好適であるこ
とが判明している。
本発明に従って改良し得る公知の放射線撮影装置は、X
線源(通例は回転陽極X線管)、X線を光学像に変換す
るためのセラミックシンチレータ、およびそれに結合さ
れて該光学像を電子的表示に変換するための光検出手段
を含むようなものである。かかる放射線撮影装置はまた
、光学像のディジタル記録手段、および光学像の品質を
高めるためのディジタル処理手段を含むこともある。前
記のごとき種類の計算機断層撮影装置は、有用なセラミ
ックシンチレータ材料と共に、本発明の譲受人に譲渡さ
れた米国特許第4242221および4421671号
明細書中に開示されている。かかる装置の動作について
述べれば、回転陽極X線管から発生したX線はコリメー
タによって集束され、それによって得られた薄い扇形X
線ビームが運動するX線検出器に向けて投射される。扇
形X線ビームの経路中には、検査すべき物体(たとえば
被験者)が配置される。その結果、被験者を通過する際
にX線ビームは減衰するが、その減衰量は被験者の密度
に依存する。運動するX線検出器は、通例、内部に複数
のチャネルが規定された検出器列から成っている。それ
らのチャネルは、減衰された扇形X線ビームを受容し、
そして各チャネル内に受容されたX線の強度に応じた電
気信号を発生するように形成されている。被験者の回り
にX線源およびX線検出器を回転させなから被験者に対
する複数の角位置において各チャネルからの電気信号が
読取られる。こうして得られた読みが数字化されて計算
機に伝送されると、計算機は複数の利用可能なアルゴリ
ズムの19に従って計算を行い、それにより扇形X線ビ
ームが通過した構断面の画像を構成する。こうして得ら
れた画像はブラウン管上に表示することができる。ある
いはまた、かかる画像を写真フィルムなどのごとき永久
的な媒体上に定着させることもできる。このような種類
の放射線撮影装置において、本発明の改良された熱放射
性被膜は動作の改善を達成するための手段として使用す
ることができるのである。
線源(通例は回転陽極X線管)、X線を光学像に変換す
るためのセラミックシンチレータ、およびそれに結合さ
れて該光学像を電子的表示に変換するための光検出手段
を含むようなものである。かかる放射線撮影装置はまた
、光学像のディジタル記録手段、および光学像の品質を
高めるためのディジタル処理手段を含むこともある。前
記のごとき種類の計算機断層撮影装置は、有用なセラミ
ックシンチレータ材料と共に、本発明の譲受人に譲渡さ
れた米国特許第4242221および4421671号
明細書中に開示されている。かかる装置の動作について
述べれば、回転陽極X線管から発生したX線はコリメー
タによって集束され、それによって得られた薄い扇形X
線ビームが運動するX線検出器に向けて投射される。扇
形X線ビームの経路中には、検査すべき物体(たとえば
被験者)が配置される。その結果、被験者を通過する際
にX線ビームは減衰するが、その減衰量は被験者の密度
に依存する。運動するX線検出器は、通例、内部に複数
のチャネルが規定された検出器列から成っている。それ
らのチャネルは、減衰された扇形X線ビームを受容し、
そして各チャネル内に受容されたX線の強度に応じた電
気信号を発生するように形成されている。被験者の回り
にX線源およびX線検出器を回転させなから被験者に対
する複数の角位置において各チャネルからの電気信号が
読取られる。こうして得られた読みが数字化されて計算
機に伝送されると、計算機は複数の利用可能なアルゴリ
ズムの19に従って計算を行い、それにより扇形X線ビ
ームが通過した構断面の画像を構成する。こうして得ら
れた画像はブラウン管上に表示することができる。ある
いはまた、かかる画像を写真フィルムなどのごとき永久
的な媒体上に定着させることもできる。このような種類
の放射線撮影装置において、本発明の改良された熱放射
性被膜は動作の改善を達成するための手段として使用す
ることができるのである。
本発明の主たる目的は、高い熱放射率を有すると共に、
X線管動作時においてターゲットに対する密着性の向上
を示すようなX線管@極ターゲット用の改良された熱放
射性被膜を提供することにある。
X線管動作時においてターゲットに対する密着性の向上
を示すようなX線管@極ターゲット用の改良された熱放
射性被膜を提供することにある。
また、金属酸化物の混合物として各種の高融点金属製タ
ーゲット上に付着させ得ることによって材料取扱いの簡
略化および加工費用の低廉化を可能にするようなX線管
陽極ターゲット用のセラミック被膜を提供することも本
発明の重要な目的の19である。
ーゲット上に付着させ得ることによって材料取扱いの簡
略化および加工費用の低廉化を可能にするようなX線管
陽極ターゲット用のセラミック被膜を提供することも本
発明の重要な目的の19である。
更にまた、高融点金属製陽極ターゲット上における熱放
射性被膜の加工に際して通例見られる不純物汚染の問題
を生じないような改良された熱放射性被膜を提供するこ
とも本発明の重要な目的の19である。
射性被膜の加工に際して通例見られる不純物汚染の問題
を生じないような改良された熱放射性被膜を提供するこ
とも本発明の重要な目的の19である。
更にまた、熱放射率および密着性の向上を示す被膜でX
線管陽極ターゲットを被覆するための方法を提供するこ
とも本発明の重要な目的の19である。
線管陽極ターゲットを被覆するための方法を提供するこ
とも本発明の重要な目的の19である。
更にまた、本発明のセラミック被膜に由来する性能の向
上を示すようなX線管および放射線撮影装置を提供する
ことも本発明の目的の19である。
上を示すようなX線管および放射線撮影装置を提供する
ことも本発明の目的の19である。
本発明の上記目的およびその他の特徴や利点は、添付の
図面を参照しなから以下の説明を読むことによって一層
容易に理解されよう。
図面を参照しなから以下の説明を読むことによって一層
容易に理解されよう。
発明の要約
本発明は、高い熱放射率を有すると共に、X線管の動作
に際して持続的な密着を可能にするような改善された流
動学的特性を示す新規な溶融セラミック材料でX線管陽
極ターゲットを被覆することに関するものである。更に
詳しく述べれば、かかる改良されたセラミック材料は約
1580℃の最低融点および約1750℃以下の溶融温
度を示すような所定の比率で混合されたTiO2、Zr
O2およびAl2O3から成る特定の共融組成物であっ
て、それにより上記のごとき改善された性能特性を有す
る最終被膜をX線管ターゲット上に形成することができ
るのである。上記のごとき改善を達成するためには、適
正な比率のTiO2、ZrO2およびAl2O,から成
る物理的混合物をターゲット上に付着させ、次いで被覆
済みのターゲットを真空中において焼付けることにより
、陽極の蓄熱容量および冷却速度を増大させる熱放射率
の大きい緻密な溶融被膜を形成すればよい。
に際して持続的な密着を可能にするような改善された流
動学的特性を示す新規な溶融セラミック材料でX線管陽
極ターゲットを被覆することに関するものである。更に
詳しく述べれば、かかる改良されたセラミック材料は約
1580℃の最低融点および約1750℃以下の溶融温
度を示すような所定の比率で混合されたTiO2、Zr
O2およびAl2O3から成る特定の共融組成物であっ
て、それにより上記のごとき改善された性能特性を有す
る最終被膜をX線管ターゲット上に形成することができ
るのである。上記のごとき改善を達成するためには、適
正な比率のTiO2、ZrO2およびAl2O,から成
る物理的混合物をターゲット上に付着させ、次いで被覆
済みのターゲットを真空中において焼付けることにより
、陽極の蓄熱容量および冷却速度を増大させる熱放射率
の大きい緻密な溶融被膜を形成すればよい。
本発明に従って熱放射率および密着性の向上をもたらす
溶融金属酸化物セラミック群は、Ti02−Zr02−
AI203状態図中の特定区域によって規定される。詳
しく述べれば、本発明の金属酸化物セラミックは、添付
図面の第1図に示されかつ二元および三元セラミック相
を含む金属酸化物系の状態図中における境界線ABCD
EFによって規定された区域内に位置する各種の共融組
成物から成っている。かかる定義から明らかな通り、有
用なセラミック組成物を正しく選択するための基準とし
ては、上記の区域内に含まれるセラミック相が約158
0℃の最低融点および約1750℃以下の溶融温度を示
すことが挙げられる。やはり第1図の状態図から明らか
な通り、上記の区域内に含まれるセラミック相はTiO
3−Al2O.二元共融組成物と密接に関係している。
溶融金属酸化物セラミック群は、Ti02−Zr02−
AI203状態図中の特定区域によって規定される。詳
しく述べれば、本発明の金属酸化物セラミックは、添付
図面の第1図に示されかつ二元および三元セラミック相
を含む金属酸化物系の状態図中における境界線ABCD
EFによって規定された区域内に位置する各種の共融組
成物から成っている。かかる定義から明らかな通り、有
用なセラミック組成物を正しく選択するための基準とし
ては、上記の区域内に含まれるセラミック相が約158
0℃の最低融点および約1750℃以下の溶融温度を示
すことが挙げられる。やはり第1図の状態図から明らか
な通り、上記の区域内に含まれるセラミック相はTiO
3−Al2O.二元共融組成物と密接に関係している。
上記のごとき基準を満たすようなTi02−ZrO□−
A1□O5三元系の有用なセラミック相は、上記のごと
くに定義された組成区域内に見出される。それ故、第1
図の状態図中の上記境界線によって規定されるようなセ
ラミック相の一般的な組成範囲は、約10〜約80(重
量)%のTiO2,約10〜約60(重量)%のZrO
2、および約5〜約30(重量)%のA I 203で
ある。かかる組成範囲内に含まれる好適な金属酸化物セ
ラミックは、約40〜約70(重Ji)%のTiO2、
約20〜約40(重Ji)%のZrO2、および約10
〜約20(重量)%のAl2O3から成っている。中で
も、特に好適な金属酸化物セラミックは約50(重量)
%のTiO2、約40(重量)%のZrO2、および約
10(重量)%のA1□O1から成っている。かかる特
に好適な金属酸化物セラミックは2つ以上の相を含んで
いる結果、それから形成された被膜は広い融点範囲を有
している。そのため、かかるセラミックを高融点金属製
ターゲット上に付着させてからそれに融着させる場合、
加工が容易であると共に流れ難いという利点が得られる
。その上、熱放射性被膜の設置に先立って高融点金属製
ターゲットに通常の砂吹きを施した場合でも、本発明の
被膜は残留Al2O3による融点の低下をほとんど示さ
ないという利点も有している。
A1□O5三元系の有用なセラミック相は、上記のごと
くに定義された組成区域内に見出される。それ故、第1
図の状態図中の上記境界線によって規定されるようなセ
ラミック相の一般的な組成範囲は、約10〜約80(重
量)%のTiO2,約10〜約60(重量)%のZrO
2、および約5〜約30(重量)%のA I 203で
ある。かかる組成範囲内に含まれる好適な金属酸化物セ
ラミックは、約40〜約70(重Ji)%のTiO2、
約20〜約40(重Ji)%のZrO2、および約10
〜約20(重量)%のAl2O3から成っている。中で
も、特に好適な金属酸化物セラミックは約50(重量)
%のTiO2、約40(重量)%のZrO2、および約
10(重量)%のA1□O1から成っている。かかる特
に好適な金属酸化物セラミックは2つ以上の相を含んで
いる結果、それから形成された被膜は広い融点範囲を有
している。そのため、かかるセラミックを高融点金属製
ターゲット上に付着させてからそれに融着させる場合、
加工が容易であると共に流れ難いという利点が得られる
。その上、熱放射性被膜の設置に先立って高融点金属製
ターゲットに通常の砂吹きを施した場合でも、本発明の
被膜は残留Al2O3による融点の低下をほとんど示さ
ないという利点も有している。
本発明の好適な実施の態様によれば、上記に定義された
ようなセラミック被膜は前述の米国特許第413291
6号明細書中に開示された一般的な手順に従ってX線管
ターゲット上の目的の場所に形成される。更に詳しく述
べれば、焦点軌道の外側に位置するターゲットの表面領
域上に、適当な比率のTiO2、ZrO□およびAl2
O3から成る粉末混合物が層状に付着させられる。次い
で、付着した金属酸化物の混合物を溶融するのに十分な
温度および時間条件を使用しなから真空炉内においてタ
ーゲットの焼付けを行えば、X線管の動作に際して一層
良好な剥落抵抗性を示す熱放射率の高い緻密で平滑な密
着性被膜が形成される。上記のごとくにして改良を施す
のに適したターゲット材料は、モリブデン、モリブデン
合金、タングステンおよびタングステン合金をはじめと
する高融点金属である。かかる高融点金属製ターゲット
上に付着させるべき金属酸化物の物理的混合物は、常法
に従い、不活性雰囲気(通例はアルゴン)中においてプ
ラズマガンを用いて吹付けることができる。こうして付
着させた(未溶融の)被膜を真空中において完全に溶融
するための焼付は温度としては、試験した金属酸化物材
料について述べれば、約1600〜約1680℃の範囲
内の温度を使用すれば適当である。その際にはまた、約
10−5〜約10−6Torrの範囲内の真空度を使用
すればよい。次に、約50(重量)%のTiO2、約4
0(重量)%のZrO2、および約10(重量)%のA
l2O3から成る最終被膜についての適当な形成方法を
一層詳しく述べておこう。先ず、TZMまたはM710
4合金のごとき商業的に入手可能なモリブデン合金から
成るターゲット上に、上記とほぼ同じ重量比率の金属酸
化物から成る粉末混合物がプラズマ溶射によって付着さ
せられる。次に、被覆済みのターゲットを10−5To
rr以下の真空中において1620〜1680℃の温度
で焼付ければよい。
ようなセラミック被膜は前述の米国特許第413291
6号明細書中に開示された一般的な手順に従ってX線管
ターゲット上の目的の場所に形成される。更に詳しく述
べれば、焦点軌道の外側に位置するターゲットの表面領
域上に、適当な比率のTiO2、ZrO□およびAl2
O3から成る粉末混合物が層状に付着させられる。次い
で、付着した金属酸化物の混合物を溶融するのに十分な
温度および時間条件を使用しなから真空炉内においてタ
ーゲットの焼付けを行えば、X線管の動作に際して一層
良好な剥落抵抗性を示す熱放射率の高い緻密で平滑な密
着性被膜が形成される。上記のごとくにして改良を施す
のに適したターゲット材料は、モリブデン、モリブデン
合金、タングステンおよびタングステン合金をはじめと
する高融点金属である。かかる高融点金属製ターゲット
上に付着させるべき金属酸化物の物理的混合物は、常法
に従い、不活性雰囲気(通例はアルゴン)中においてプ
ラズマガンを用いて吹付けることができる。こうして付
着させた(未溶融の)被膜を真空中において完全に溶融
するための焼付は温度としては、試験した金属酸化物材
料について述べれば、約1600〜約1680℃の範囲
内の温度を使用すれば適当である。その際にはまた、約
10−5〜約10−6Torrの範囲内の真空度を使用
すればよい。次に、約50(重量)%のTiO2、約4
0(重量)%のZrO2、および約10(重量)%のA
l2O3から成る最終被膜についての適当な形成方法を
一層詳しく述べておこう。先ず、TZMまたはM710
4合金のごとき商業的に入手可能なモリブデン合金から
成るターゲット上に、上記とほぼ同じ重量比率の金属酸
化物から成る粉末混合物がプラズマ溶射によって付着さ
せられる。次に、被覆済みのターゲットを10−5To
rr以下の真空中において1620〜1680℃の温度
で焼付ければよい。
前述の通り、本発明に従って被覆されたX線管ターゲッ
トを使用すれば、後記に一層詳しく説明されるような通
常のX線管および放射線撮影装置を改良することができ
る。たとえば、本発明の被膜を使用することにより、現
在広く使用されている回転陽極X線管の性能を改善する
ことができる。
トを使用すれば、後記に一層詳しく説明されるような通
常のX線管および放射線撮影装置を改良することができ
る。たとえば、本発明の被膜を使用することにより、現
在広く使用されている回転陽極X線管の性能を改善する
ことができる。
かかる回転陽極X線管は、密封されかつ排気されたガラ
ス管球と、それの内部に配置されてX線を発生させるた
めの陰極アセンブリおよび陽極アセンブリとから成って
いる。上記の陰極アセンブリは電子を放出するフィラメ
ントおよびそれによって放出された電子ビームを陽極ア
センブリ上に集束するための手段を含んでいる一方、上
記の陽極アセンブリは該電子ビームの衝撃を受けてX線
を発生するための高融点金属製ターゲットを含んでいる
。上記のガラス管球内にはまた、陰極アセンブリと高融
点金属製ターゲットとの間に相対的な回転をもたらすた
めの追加の構造手段も配置されている。かかるX線管の
高融点金属製ターゲット上に上記のごとくにして本発明
の被膜を設置すれば、ターゲットからの熱放射率の向上
が得られると共に、従来の熱放射性被膜を用いた場合よ
りも長い動作持続時間が得られる。同様に、本発明に従
って被覆されたX線管ターゲットを使用すれば、最新の
各種放射線撮影装置(CTスキャナ)の性能を改善する
こともできる。このような種類の典型的な放射線撮影装
置は、X線源、X線を光学像に変換するためのシンチレ
ータ、およびそれに結合されて該光学像を電子的表示に
変換するための光検出手段を含んでいる。かかる放射線
撮影装置はまた、光学像のディジタル記録手段を含むの
が通例であり、更には最終的に表示される画像の品質を
公知のごとくにして高めるためのディジタル処理手段を
含むこともある。かかる放射線撮影装置において通例使
用されるX線源は上記のものと同じ構造を持った回転陽
極X線管であり、従って本発明に基づく改良を施すこと
ができるわけである。
ス管球と、それの内部に配置されてX線を発生させるた
めの陰極アセンブリおよび陽極アセンブリとから成って
いる。上記の陰極アセンブリは電子を放出するフィラメ
ントおよびそれによって放出された電子ビームを陽極ア
センブリ上に集束するための手段を含んでいる一方、上
記の陽極アセンブリは該電子ビームの衝撃を受けてX線
を発生するための高融点金属製ターゲットを含んでいる
。上記のガラス管球内にはまた、陰極アセンブリと高融
点金属製ターゲットとの間に相対的な回転をもたらすた
めの追加の構造手段も配置されている。かかるX線管の
高融点金属製ターゲット上に上記のごとくにして本発明
の被膜を設置すれば、ターゲットからの熱放射率の向上
が得られると共に、従来の熱放射性被膜を用いた場合よ
りも長い動作持続時間が得られる。同様に、本発明に従
って被覆されたX線管ターゲットを使用すれば、最新の
各種放射線撮影装置(CTスキャナ)の性能を改善する
こともできる。このような種類の典型的な放射線撮影装
置は、X線源、X線を光学像に変換するためのシンチレ
ータ、およびそれに結合されて該光学像を電子的表示に
変換するための光検出手段を含んでいる。かかる放射線
撮影装置はまた、光学像のディジタル記録手段を含むの
が通例であり、更には最終的に表示される画像の品質を
公知のごとくにして高めるためのディジタル処理手段を
含むこともある。かかる放射線撮影装置において通例使
用されるX線源は上記のものと同じ構造を持った回転陽
極X線管であり、従って本発明に基づく改良を施すこと
ができるわけである。
好適な実施の態様の説明
先ず第1図を見ると、ZrO2、TiO2およびA1□
○、から生成されるセラミック組成物に関する三元状態
図が示されている。この状態図中には、上記の酸化物に
関する融点およびこの金属酸化物系中に得られる融解等
温線が示されている。この状態図中にはまた、ZrTi
O4とA 12T io 5との間およびZrO2とA
12T io5との間に生成される公知の二元組成物
も示されている。本発明に従って有用であることが判明
した溶融金属酸化物セラミック組成物は、いずれもかか
る状態図中の境界線ABCDEFによって規定された区
域内に位置している。また、好適なセラミック組成物は
上記区域内の点G、Hおよびlによって表わされている
0本発明のセラミック組成物に関して特記すべきことは
、かかる状態図中においてZrTiO4とA 12T
io 5との間に生成される二元組成物を表わす直線J
Kの一部が境界線ABCDEFの区域内に位置している
とは言え、かかる区域内の点G、Hおよび■で表わされ
る好適なセラミック組成物はいずれも三元組成物である
ことである。本発明に従って有用であることが判明した
セラミック組成物を規定する境界線ABCDEFは、高
融点金属製X線管ターゲット上の目的の場所に溶融セラ
ミックを生成し得ると共に、最新のX線管において使用
される動作温度の下でそれを密着性被膜として保持し得
るという流動学的な制約条件の考察に基づいて導き出さ
れたものである。境界線ABCDEFのうち、直線AP
、FE、EDおよびDCは1700℃の等温線にほぼ沿
っているのに対し、直線AI3は1700℃の等温線の
内側において10(重量)%の最小ZrO□含量を規定
しており、また直線BCは1700℃の等混線の内側に
おいて30(重量)%の最大Al2O3含量を規定して
いる。第1図の状態図中の境界線ABCDEによって規
定された区域はまた、公知の組成関係から明らかなごと
く、本発明の溶融セラミック材料の一般組成が約10〜
約80(重量)%のTiO2、約10〜約60(重量)
%のZrO2、および約5〜約30(重量)%のA l
203から成ることをも表わしている。同様に、点G
で表わされる好適なセラミック組成物は40(重量)%
のTiO2,40(重量)%のZrO2、および20(
重量)%のAl2O5から成るものであり、また点Hで
表わされる好適なセラミック組成物は70(重量)%の
TiO2,20(重量)%のZrO2、および10(重
量)%のA +、0 。
○、から生成されるセラミック組成物に関する三元状態
図が示されている。この状態図中には、上記の酸化物に
関する融点およびこの金属酸化物系中に得られる融解等
温線が示されている。この状態図中にはまた、ZrTi
O4とA 12T io 5との間およびZrO2とA
12T io5との間に生成される公知の二元組成物
も示されている。本発明に従って有用であることが判明
した溶融金属酸化物セラミック組成物は、いずれもかか
る状態図中の境界線ABCDEFによって規定された区
域内に位置している。また、好適なセラミック組成物は
上記区域内の点G、Hおよびlによって表わされている
0本発明のセラミック組成物に関して特記すべきことは
、かかる状態図中においてZrTiO4とA 12T
io 5との間に生成される二元組成物を表わす直線J
Kの一部が境界線ABCDEFの区域内に位置している
とは言え、かかる区域内の点G、Hおよび■で表わされ
る好適なセラミック組成物はいずれも三元組成物である
ことである。本発明に従って有用であることが判明した
セラミック組成物を規定する境界線ABCDEFは、高
融点金属製X線管ターゲット上の目的の場所に溶融セラ
ミックを生成し得ると共に、最新のX線管において使用
される動作温度の下でそれを密着性被膜として保持し得
るという流動学的な制約条件の考察に基づいて導き出さ
れたものである。境界線ABCDEFのうち、直線AP
、FE、EDおよびDCは1700℃の等温線にほぼ沿
っているのに対し、直線AI3は1700℃の等温線の
内側において10(重量)%の最小ZrO□含量を規定
しており、また直線BCは1700℃の等混線の内側に
おいて30(重量)%の最大Al2O3含量を規定して
いる。第1図の状態図中の境界線ABCDEによって規
定された区域はまた、公知の組成関係から明らかなごと
く、本発明の溶融セラミック材料の一般組成が約10〜
約80(重量)%のTiO2、約10〜約60(重量)
%のZrO2、および約5〜約30(重量)%のA l
203から成ることをも表わしている。同様に、点G
で表わされる好適なセラミック組成物は40(重量)%
のTiO2,40(重量)%のZrO2、および20(
重量)%のAl2O5から成るものであり、また点Hで
表わされる好適なセラミック組成物は70(重量)%の
TiO2,20(重量)%のZrO2、および10(重
量)%のA +、0 。
から成るものである。点■で表わされる本発明の特に好
適な組成物は、50(重量)%のTiO2,40(重量
)%のZrO2、および10(重量1)%のAl2O、
から成るも°のである。やはり上記の説明かられかる通
り、本発明において有用なセラミック材料は約1580
〜1590℃の低い初期融点を示すという理由により、
それらはいずれも上記のごとき三元系中における共融組
成物と見なすことができる。
適な組成物は、50(重量)%のTiO2,40(重量
)%のZrO2、および10(重量1)%のAl2O、
から成るも°のである。やはり上記の説明かられかる通
り、本発明において有用なセラミック材料は約1580
〜1590℃の低い初期融点を示すという理由により、
それらはいずれも上記のごとき三元系中における共融組
成物と見なすことができる。
次に、上記のごとき本発明の特に好適な溶融金属酸化物
セラミックから成る被膜を目的の場所に形成するた゛め
の典型的な方法を説明しよう。すなわち、通常の高融点
金属製X線管ターゲットの特定の表面領域上に、約50
(重量)%のTiO2、約40(重量)%のZrO2、
および約10(重量)%のAl2O,から成る微粉状の
物理的混合物がプラズマ溶射によって付着させられる。
セラミックから成る被膜を目的の場所に形成するた゛め
の典型的な方法を説明しよう。すなわち、通常の高融点
金属製X線管ターゲットの特定の表面領域上に、約50
(重量)%のTiO2、約40(重量)%のZrO2、
および約10(重量)%のAl2O,から成る微粉状の
物理的混合物がプラズマ溶射によって付着させられる。
その際には、Al2O,グリッドを用いた砂吹きによっ
てターゲット表面に前処理を施せば最終被膜の密着性を
向上させることができ、また上記のプラズマ溶射はアル
ゴンガスまたはアルゴン−ヘリウム混合ガスのごとき不
活性雰囲気中において実施されるのが通例である。こう
して得られた未溶融の被膜が、通常の真空炉内において
初期融点より高い溶融温度に加熱される。通例、かかる
溶融操作は約1O−5Torr以下の真空度および16
20〜1680℃の温度において実施される。特定のモ
リブデン合金製χ線管ターゲット上に形成された最終被
膜に関し、ベックマン(Beck+aan)分光光度計
を用いて熱放射率の測定を行ったところ、2μの波長に
おいて0.850の平均室温値が得られた。この値は、
従来の溶融金属酸化物セラミック被膜に比べて少なくと
も5%の改善を示している。更にまた、X線管の動作に
際して通例見られる高温熱環境中において本発明の被覆
ターゲットは優れた耐久性を示すことも判明した。すな
わち、従来の被膜に関しては剥落や融解がしばしば認め
られたのに対し、本発明の被膜は高融点金属製ターゲッ
トに対して持続的な密着を示したのである。
てターゲット表面に前処理を施せば最終被膜の密着性を
向上させることができ、また上記のプラズマ溶射はアル
ゴンガスまたはアルゴン−ヘリウム混合ガスのごとき不
活性雰囲気中において実施されるのが通例である。こう
して得られた未溶融の被膜が、通常の真空炉内において
初期融点より高い溶融温度に加熱される。通例、かかる
溶融操作は約1O−5Torr以下の真空度および16
20〜1680℃の温度において実施される。特定のモ
リブデン合金製χ線管ターゲット上に形成された最終被
膜に関し、ベックマン(Beck+aan)分光光度計
を用いて熱放射率の測定を行ったところ、2μの波長に
おいて0.850の平均室温値が得られた。この値は、
従来の溶融金属酸化物セラミック被膜に比べて少なくと
も5%の改善を示している。更にまた、X線管の動作に
際して通例見られる高温熱環境中において本発明の被覆
ターゲットは優れた耐久性を示すことも判明した。すな
わち、従来の被膜に関しては剥落や融解がしばしば認め
られたのに対し、本発明の被膜は高融点金属製ターゲッ
トに対して持続的な密着を示したのである。
次に第2図を見ると、本発明に従って被覆されたX線管
ターゲットを組込むことによって改良し得るような種類
の典型的な回転陽極X線管が示されている。詳しく述べ
れば、かかるX線管は一端に陰極支持体2を封止したガ
ラス管球1を含んでいる。陰極アセンブリ3は、電子を
放出するフィラメント4および陰極支持体2に取付けら
れた集束カップ5から成っている。また、フィラメント
に加熱電流を供給するための1対の導線6、および陰極
を大地電位またはターゲットに対して負の電位に維持す
るための別の導線7が設けられている。陰極フィラメン
ト4からの電子ビームの衝撃を受けてX線を発生する陽
極またはターゲットは、参照番号8によって示されてい
る。かかるターゲット8は、通例、モリブデン、タング
ステンまた 。
ターゲットを組込むことによって改良し得るような種類
の典型的な回転陽極X線管が示されている。詳しく述べ
れば、かかるX線管は一端に陰極支持体2を封止したガ
ラス管球1を含んでいる。陰極アセンブリ3は、電子を
放出するフィラメント4および陰極支持体2に取付けら
れた集束カップ5から成っている。また、フィラメント
に加熱電流を供給するための1対の導線6、および陰極
を大地電位またはターゲットに対して負の電位に維持す
るための別の導線7が設けられている。陰極フィラメン
ト4からの電子ビームの衝撃を受けてX線を発生する陽
極またはターゲットは、参照番号8によって示されてい
る。かかるターゲット8は、通例、モリブデン、タング
ステンまた 。
はそれらの合金のごとき高融点金属で作られている。第
2図中には、ターゲットの回転時に電子ビームの衝撃を
受けてX線を発生する表面層9の断面が示されている。
2図中には、ターゲットの回転時に電子ビームの衝撃を
受けてX線を発生する表面層9の断面が示されている。
所望のX線を一層効果的に発生させるため、表面層9は
タングステン−レニウム合金から成るのが普通である。
タングステン−レニウム合金から成るのが普通である。
図示された実施の態様においては、ターゲットの後面1
0は凹面を成しているが、それは凹面、平坦面または凸
面のいずれであってもよい。なお、かかる後面10は本
発明の熱放射性被膜を設置し得る表面の19である。本
発明の被膜はまた、焦点軌道の外側に位置するターゲッ
トの表面領域(たとえば、夕一ゲットの外周面12)に
も設置することができる。
0は凹面を成しているが、それは凹面、平坦面または凸
面のいずれであってもよい。なお、かかる後面10は本
発明の熱放射性被膜を設置し得る表面の19である。本
発明の被膜はまた、焦点軌道の外側に位置するターゲッ
トの表面領域(たとえば、夕一ゲットの外周面12)に
も設置することができる。
第2図の場合、ターゲット8はロータ14から突に気密
封止されたフェルール16に対して固定されている。第
2図においては、誘導電動機としてロータ14を駆動す
るためのステータコイルは省略されている。陽極アセン
ブリ中のターゲット8には、コネクタ17に接続された
給電線路(図示せず)によって高電圧が供給される。公
知の通り、回転陽極X線管はケーシング(図示せず)の
内部に封入されているのが通例である。かかるケーシン
グは互いに離隔した壁体を有していて、それらの間を循
環する油が回転するターゲット8から放射される熱を運
び去るために役立つ。前述の通り、ターゲット8はX線
管の動作に際して1400℃以上にも達するが、かかる
熱の大部分はガラス管球1内の真空を通しての放射によ
ってケーシング内の油中に放散させなければならない、
なお、かかる油は熱交換器(図示せず)を通して冷却す
ることができる。ロータ14を支持する軸受が加熱する
のを防止するため、ロータ14を二酸化チタンのごとき
粗面材料で被覆して熱放射率を増大させるのが普通であ
る。ターゲット8の蓄熱容量□が十分に大きくなかった
り、あるいはそれの冷却速度が小さかったりすると、動
作サイクルを短縮しなければならない、これは、ターゲ
ットが安全な動作温度に達するまでX線管を休止させな
ければならないことを意味している。その結果、X線診
断操作に要する時間がしばしば延長されることになる。
封止されたフェルール16に対して固定されている。第
2図においては、誘導電動機としてロータ14を駆動す
るためのステータコイルは省略されている。陽極アセン
ブリ中のターゲット8には、コネクタ17に接続された
給電線路(図示せず)によって高電圧が供給される。公
知の通り、回転陽極X線管はケーシング(図示せず)の
内部に封入されているのが通例である。かかるケーシン
グは互いに離隔した壁体を有していて、それらの間を循
環する油が回転するターゲット8から放射される熱を運
び去るために役立つ。前述の通り、ターゲット8はX線
管の動作に際して1400℃以上にも達するが、かかる
熱の大部分はガラス管球1内の真空を通しての放射によ
ってケーシング内の油中に放散させなければならない、
なお、かかる油は熱交換器(図示せず)を通して冷却す
ることができる。ロータ14を支持する軸受が加熱する
のを防止するため、ロータ14を二酸化チタンのごとき
粗面材料で被覆して熱放射率を増大させるのが普通であ
る。ターゲット8の蓄熱容量□が十分に大きくなかった
り、あるいはそれの冷却速度が小さかったりすると、動
作サイクルを短縮しなければならない、これは、ターゲ
ットが安全な動作温度に達するまでX線管を休止させな
ければならないことを意味している。その結果、X線診
断操作に要する時間がしばしば延長されることになる。
それ故、ターゲット表面の熱放射率をできるだけ高める
ことは重要である。TiO2は、上記のごときロータ1
4に対して従来使用されてきた代表的な被覆材料である
。それは約0.85の熱放射率を有していて、ターゲッ
ト8が十分な放熱を行いさえすれば500℃以下の安全
な温度下で動作するロータ14のごとき部品に対しては
有用なものである。しかしなから、純粋なTiO2はタ
ーゲット動作温度においては劣化するため、高出力X線
管のターゲットを被覆するためには適さない。
ことは重要である。TiO2は、上記のごときロータ1
4に対して従来使用されてきた代表的な被覆材料である
。それは約0.85の熱放射率を有していて、ターゲッ
ト8が十分な放熱を行いさえすれば500℃以下の安全
な温度下で動作するロータ14のごとき部品に対しては
有用なものである。しかしなから、純粋なTiO2はタ
ーゲット動作温度においては劣化するため、高出力X線
管のターゲットを被覆するためには適さない。
すなわち、純粋なTiO2を真空中において溶融温度に
まで加熱すると必ず分解が起こるのである。
まで加熱すると必ず分解が起こるのである。
かかるX線管の動作に際しては、上記のごとき陰極アセ
ンブリおよび陽極アセンブリがガラス管球内において協
働してX線を発生する。詳しく述べれば、電子を発生す
るフィラメント4と集束カップ5との協力により、フィ
ラメントから放出された電子ビームが陽極アセンブリ中
の高融点金属製ターゲット上に集束される。かかる電子
ビームの衝撃を受けてターゲットの表面領域からX線が
発生される一方、それと同時に発生された熱を放射によ
って放散させることが必要となる。本発明の溶融金属酸
化物セラミック被膜IZは、かかる熱の放散を容易にす
るために役立つのである。
ンブリおよび陽極アセンブリがガラス管球内において協
働してX線を発生する。詳しく述べれば、電子を発生す
るフィラメント4と集束カップ5との協力により、フィ
ラメントから放出された電子ビームが陽極アセンブリ中
の高融点金属製ターゲット上に集束される。かかる電子
ビームの衝撃を受けてターゲットの表面領域からX線が
発生される一方、それと同時に発生された熱を放射によ
って放散させることが必要となる。本発明の溶融金属酸
化物セラミック被膜IZは、かかる熱の放散を容易にす
るために役立つのである。
次に第3図を見ると、第2図に関連して上記に説明され
た回転陽8i!X線管を使用し得るような、X線の発生
、透過および検出を行うための典型的なCTスキャナの
く部分的にブロック化された)略図が示されている。か
かるスキャナは透過X線を発生するためのX線源16′
を含んでいて、このX線源16′は本発明に基づくX線
管ターゲット被膜を具備している。X線源16°によっ
て発生されたX線をコリメータ17°で集束して得られ
た薄い扇形X線ビーム18は、開口19を通しなからX
線検出器20に向けて投射される。扇形X線ビーム18
の経路中には、検査すべき物体(たとえば被験者21)
が配置されている。被験者21を通過する際にX線ビー
ムは減衰するが、その減衰量は被験者21の密度に依存
する。X線検出器20は、内部に複数のチャネル23を
規定した検出器列外被22を有している。かがるチャネ
ル23は、減衰された扇形X線ビーム18を受容し、そ
して各チャネル内に受容されたX線の強度に応じた電気
信号を発生するように形成されている。こうして得られ
た電気信号は、X線ビームが通過した身体の部分による
X線ビームの減衰度を表わす尺度となるわけである。上
記のごときX線検出器においては、チャネル23は複数
の規準セルを含むのが通例である。各々のセルは、本発
明の場合と同じ譲受人に譲渡された米国特許第4525
628号明細書中に記載されたような公知の物理的構造
を有している。実際の動作に際しては、被験者21の回
りにX線源16′およびX線検出器20を回転させなか
ら、被験者21に対する複数の角位置において各チャネ
ル23からの電気信号が読取られる。こうして得られた
読みが数字化されて計算機24に伝送されると、計算機
24は複数の利用可能なアルゴリズムの19に従って計
算を行い、それにより扇形X線ビーム18が通過した横
断面の画像を構成する。こうして得られた画像はブラウ
ン管25上に表示される。あるいはまた、かかる画像を
写真フィルムなどのごとき永久的な媒体上に定着させる
こともできる。
た回転陽8i!X線管を使用し得るような、X線の発生
、透過および検出を行うための典型的なCTスキャナの
く部分的にブロック化された)略図が示されている。か
かるスキャナは透過X線を発生するためのX線源16′
を含んでいて、このX線源16′は本発明に基づくX線
管ターゲット被膜を具備している。X線源16°によっ
て発生されたX線をコリメータ17°で集束して得られ
た薄い扇形X線ビーム18は、開口19を通しなからX
線検出器20に向けて投射される。扇形X線ビーム18
の経路中には、検査すべき物体(たとえば被験者21)
が配置されている。被験者21を通過する際にX線ビー
ムは減衰するが、その減衰量は被験者21の密度に依存
する。X線検出器20は、内部に複数のチャネル23を
規定した検出器列外被22を有している。かがるチャネ
ル23は、減衰された扇形X線ビーム18を受容し、そ
して各チャネル内に受容されたX線の強度に応じた電気
信号を発生するように形成されている。こうして得られ
た電気信号は、X線ビームが通過した身体の部分による
X線ビームの減衰度を表わす尺度となるわけである。上
記のごときX線検出器においては、チャネル23は複数
の規準セルを含むのが通例である。各々のセルは、本発
明の場合と同じ譲受人に譲渡された米国特許第4525
628号明細書中に記載されたような公知の物理的構造
を有している。実際の動作に際しては、被験者21の回
りにX線源16′およびX線検出器20を回転させなか
ら、被験者21に対する複数の角位置において各チャネ
ル23からの電気信号が読取られる。こうして得られた
読みが数字化されて計算機24に伝送されると、計算機
24は複数の利用可能なアルゴリズムの19に従って計
算を行い、それにより扇形X線ビーム18が通過した横
断面の画像を構成する。こうして得られた画像はブラウ
ン管25上に表示される。あるいはまた、かかる画像を
写真フィルムなどのごとき永久的な媒体上に定着させる
こともできる。
上記の説明から明らかな通り、放射による熱の放散を必
要とする各種物体の熱放射率を向上させるため広範囲に
わたって有用な溶融金属酸化物セラミック被膜が見出さ
れた。やはり上記の説明から明らかなごとく、かかるセ
ラミック被膜は各種のX線管および放射線撮影装置の性
能特性を改善するために特に有用である。なお、上記の
説明に基づけば、本発明の精神および範囲から逸脱する
ことなしに上記のごとき特定の実施の態様に様々な変更
を加えることができる。たとえば、X線管ターゲット上
における被膜の加工を容易にするため、本発明のセラミ
ック被膜にその他の金属酸化物を少量だけ添加すること
も可能である。また、上記に記載されたX線管およびC
Tスキャナとは異なる物理的構造を持ったX線管および
CTスキャナにおいても本発明のセラミック被膜を使用
することが可能である。更にまた、本発明のセラミック
被膜は他の方法によってX線管ターゲット上に付着させ
ることも可能である。すなわち、原料の金属酸化物を適
当な結合剤またはその他の揮発性液状ビヒクル中に分散
させ、そしてターゲット表面上に吹付けまたは塗布によ
って付着させることができる。あるいは、不活性気体中
において金属酸化物の真空スパッタリングを行うか、ま
たは一定の酸素分圧下で酸化物生成金属の真空スパッタ
リングを行うことによって上記のごときセラミック被膜
を形成することもできる。それ故、本発明の範囲は前記
特許請求の範囲のみによって限定されるものと理解すべ
きである。
要とする各種物体の熱放射率を向上させるため広範囲に
わたって有用な溶融金属酸化物セラミック被膜が見出さ
れた。やはり上記の説明から明らかなごとく、かかるセ
ラミック被膜は各種のX線管および放射線撮影装置の性
能特性を改善するために特に有用である。なお、上記の
説明に基づけば、本発明の精神および範囲から逸脱する
ことなしに上記のごとき特定の実施の態様に様々な変更
を加えることができる。たとえば、X線管ターゲット上
における被膜の加工を容易にするため、本発明のセラミ
ック被膜にその他の金属酸化物を少量だけ添加すること
も可能である。また、上記に記載されたX線管およびC
Tスキャナとは異なる物理的構造を持ったX線管および
CTスキャナにおいても本発明のセラミック被膜を使用
することが可能である。更にまた、本発明のセラミック
被膜は他の方法によってX線管ターゲット上に付着させ
ることも可能である。すなわち、原料の金属酸化物を適
当な結合剤またはその他の揮発性液状ビヒクル中に分散
させ、そしてターゲット表面上に吹付けまたは塗布によ
って付着させることができる。あるいは、不活性気体中
において金属酸化物の真空スパッタリングを行うか、ま
たは一定の酸素分圧下で酸化物生成金属の真空スパッタ
リングを行うことによって上記のごときセラミック被膜
を形成することもできる。それ故、本発明の範囲は前記
特許請求の範囲のみによって限定されるものと理解すべ
きである。
第1図は本発明のセラミック被膜の組成を示す状態図で
あり、第2図は本発明のセラミック被膜を適用し得る典
型的な回転陽極X線管の部分断面側面図であり、そして
第3図は本発明のセラミック被膜を適用し得るような、
X線の発生、透過および検出を行うための典型的なCT
スキャナの(部分的にブロック化された)略図である。 図中、1はガラス管球、3は陰極アセンブリ、4はフィ
ラメント、5は集束カップ、6および7は導線、8はタ
ーゲット、9は表面層、10は後面、12は外周面、1
3は軸、14はロータ、14本。 5はジャーナル軸受支持貢、16°はX線源、17°は
コリメータ、18は扇形X線ビーム、19は開口、20
はX線検出器、21は被験者、23はチャネル、24は
計算機、そして25はブラウン管を表わす。
あり、第2図は本発明のセラミック被膜を適用し得る典
型的な回転陽極X線管の部分断面側面図であり、そして
第3図は本発明のセラミック被膜を適用し得るような、
X線の発生、透過および検出を行うための典型的なCT
スキャナの(部分的にブロック化された)略図である。 図中、1はガラス管球、3は陰極アセンブリ、4はフィ
ラメント、5は集束カップ、6および7は導線、8はタ
ーゲット、9は表面層、10は後面、12は外周面、1
3は軸、14はロータ、14本。 5はジャーナル軸受支持貢、16°はX線源、17°は
コリメータ、18は扇形X線ビーム、19は開口、20
はX線検出器、21は被験者、23はチャネル、24は
計算機、そして25はブラウン管を表わす。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、電子により衝撃されてX線を発生するための表面領
域を有する高融点金属製ターゲット、および前記表面領
域とは異なる部位に設置されて前記高融点金属製ターゲ
ットの熱放射率を向上させるための被膜から形成される
X線管陽極において、TiO_2、ZrO_2およびA
l_2O_3から成り、約1580℃の最低融点を有し
、かつ約1750℃以下の温度で溶融して得られる溶融
金属酸化物セラミックから前記被膜が成ることを特徴と
するX線管陽極。 2、前記高融点金属製ターゲットがモリブデン合金から
成る請求項1記載の陽極。 3、前記高融点金属製ターゲットがタングステン合金か
ら成る請求項1記載の陽極。 4、前記高融点金属製ターゲットが、熱伝導率の大きい
耐火性基体上に高融点金属層を物理的に支持して成る複
合構造物である請求項1記載の陽極。 5、前記金属酸化物セラミックで被覆される前記高融点
金属製ターゲットの表面領域が被覆に先立って粗面化さ
れる請求項1記載の陽極。 6、前記金属酸化物セラミックが第1図中の境界線AB
CDEFの範囲内の組成を有する請求項1記載の陽極。 7、前記金属酸化物セラミックが約40〜約70(重量
)%のTiO_2、約20〜約40(重量)%のZrO
_2、および約10〜約20(重量)%のAl_2O_
3から成る請求項6記載の陽極。 8、前記金属酸化物セラミックが約50(重量)%のT
iO_2、約40(重量)%のZrO_2、および約1
0(重量)%のAl_2O_3から成る請求項7記載の
陽極。 9、電子により衝撃されてX線を発生するための表面領
域を有する高融点金属製ターゲット、および前記表面領
域とは異なる部位に設置されて前記高融点金属製ターゲ
ットの熱放射率を向上させるための被膜から構成される
X線管陽極において、約1580℃の最低融点を有する
金属酸化物セラミックを生成するような重量比率のTi
O_2、ZrO_2およびAl_2O_3から成る金属
酸化物の物理的混合物を目的の場所において10^−^
5Torr以下の圧力および約1750℃以下の温度の
下で溶融することによって前記被膜が得られることを特
徴とするX線管陽極。 10、前記金属酸化物セラミックが約40〜約70(重
量)%のTiO_2、約20〜約40(重量)%のZr
O_2、および約10〜約20(重量)%のAl_2O
_3から成る請求項9記載の陽極。 11、前記金属酸化物セラミックが約50(重量)%の
TiO_2、約40(重量)%のZrO_2、および約
10(重量)%のAl_2O_3から成る請求項10記
載の陽極。 12、約1580℃の最低融点を有する金属酸化物セラ
ミックを生成するような重量比率のTiO_2、ZrO
_2およびAl_2O_3から成る金属酸化物の物理的
混合物を約1750℃以下の温度で十分な時間にわたり
加熱して得られる溶融生成物から成ることを特徴とする
、物体の熱放射率を向上させるための被膜。 13、前記金属酸化物セラミックが約40〜約70(重
量)%のTiO_2、約20〜約40(重量)%のZr
O_2、および約10〜約20(重量)%のAl_2O
_3から成る請求項12記載の被膜。 14、前記金属酸化物セラミックが約50(重量)%の
TiO_2、約40(重量)%のZrO_2、および約
10(重量)%のAl_2O_3から成る請求項13記
載の被膜。 15、不活性雰囲気中におけるプラズマ溶射により前記
物理的混合物を前記物体の表面上に付着させて未溶融被
膜を得、次いで10^−^5Torr以下の真空中にお
いて前記未溶融被膜を約1750℃以下の温度で溶融す
ることによつて形成される請求項12記載の被膜。 16、被覆される前記物体が高融点金属製X線管陽極タ
ーゲットである請求項15記載の被膜。 17、前記高融点金属製X線管陽極ターゲットの被覆す
べき表面が被覆に先立って粗面化される請求項16記載
の被膜。 18、高融点金属製X線管陽極ターゲット上に熱放射率
の高い被膜を形成する方法において、(a)約1580
℃の最低融点を有する溶融金属酸化物セラミックを生成
するような重量比率のTiO_2、ZrO_2およびA
l_2O_3から成る物理的混合物を前記陽極ターゲッ
トの特定の表面領域上に付着させ、次いで(b)前記物
理的混合物を溶融するのに十分な時間にわたり、10^
−^5Torr以下の圧力および約1750℃以下の温
度の下で前記陽極ターゲットを加熱する両工程から成る
ことを特徴とする方法。 19、前記物理的混合物が約40〜約70(重量)%の
TiO_2、約20〜約40(重量)%のZrO_2、
および約10〜約20(重量)%のAl_2O_3から
成る請求項18記載の方法。 20、前記物理的混合物が約50(重量)%のTiO_
2、約40(重量)%のZrO_2、および約10(重
量)%のAl_2O_3から成る請求項19記載の方法
。 21、前記高融点金属製X線管陽極ターゲットの被覆す
べき表面が被覆に先立って粗面化される請求項18記載
の方法。 22、前記高融点金属製X線管陽極ターゲットの被覆す
べき表面の粗面化が砂吹きによって達成される請求項2
1記載の方法。 23、前記物理的混合物がプラズマガンを用いた吹付け
によって前記高融点金属製X線管陽極ターゲットの被覆
すべき表面上に付着させられる請求項18記載の方法。 24、密封されかつ排気されたガラス管球の内部にX線
を発生させるための陰極アセンブリおよび陽極アセンブ
リが配置されていて、前記陰極アセンブリは電子を放出
するフィラメントおよび前記フィラメントによって放出
された電子ビームを前記陽極アセンブリ上に集束するた
めの手段を含み、前記陽極アセンブリは前記電子ビーム
の衝撃を受けてX線を発生するための高融点金属製ター
ゲットを含み、かつ前記ガラス管球の内部には前記陰極
アセンブリと前記高融点金属製ターゲットとの間に相対
的な回転をもたらすような追加の構造手段が配置されて
いるような回転陽極X線管において、前記高融点金属製
ターゲットの熱放射率を向上させるため、TiO_2、
ZrO_2およびAl_2O_3から成り、約1580
℃の最低融点を有し、かつ約1750℃以下の温度で溶
融して得られる溶融金属酸化物セラミックから成る被膜
が前記電子ビームの衝撃を受ける表面領域とは異なる部
位において前記高融点金属製ターゲット上に設置されて
いることを特徴とする回転陽極X線管。 25、前記X線管の動作時において、前記陰極アセンブ
リが静止状態に保たれる一方、前記陽極アセンブリはそ
れに対して回転する請求項24記載の回転陽極X線管。 26、前記金属酸化物セラミックが約40〜約70(重
量)%のTiO_2、約20〜約40(重量)%のZr
O_2、および約10〜約20(重量)%のAl_2O
_3から成る請求項24記載の回転陽極X線管。 27、前記金属酸化物セラミックが約50(重量)%の
TiO_2、約40(重量)%のZrO_2、および約
10(重量)%のAl_2O_3から成る請求項24記
載の回転陽極X線管。 28、約1580℃の最低融点を有する金属酸化物セラ
ミックを生成するような重量比率のTiO_2、ZrO
_2およびAl_2O_3から成る金属酸化物の物理的
混合物を目的の場所において10^−^5Torr以下
の圧力および約1750℃以下の温度の下で溶融するこ
とによって前記被膜が得られる請求項26記載の回転陽
極X線管。 29、回転陽極X線管、X線を光学像に変換するための
シンチレータ、および前記シンチレータに結合されて前
記光学像を電子的表示に変換するための光検出手段を含
む放射線撮影装置において、電子の衝撃を受けてX線を
発生するための表面領域を有する高融点金属製ターゲッ
トおよび前記表面領域とは異なる部位に設置されて前記
高融点金属製ターゲットの熱放射率を向上させる被膜か
ら前記X線管の陽極が構成されると共に、TiO_2、
ZrO_2およびAl_2O_3から成り、約1580
℃の最低融点を有し、かつ約1750℃以下の温度で溶
融して得られる溶融金属酸化物セラミックから前記被膜
が成ることを特徴とする放射線撮影装置。 30、前記金属酸化物セラミックが約40〜約70(重
量)%のTiO_2、約20〜約40(重量)%のZr
O_2、および約10〜約20(重量)%のAl_2O
_3から成る請求項29記載の放射線撮影装置。 31、前記金属酸化物セラミックが約50(重量)%の
TiO_2、約40(重量)%のZrO_2、および約
10(重量)%のAl_2O_3から成る請求項30記
載の放射線撮影装置。 32、前記光学像のディジタル記録手段を追加包含する
請求項29記載の放射線撮影装置。 33、前記光学像の品質を高めるためのディジタル処理
手段を追加包含する請求項29記載の放射線撮影装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US089,402 | 1987-08-26 | ||
| US07/089,402 US4870672A (en) | 1987-08-26 | 1987-08-26 | Thermal emittance coating for x-ray tube target |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01112646A true JPH01112646A (ja) | 1989-05-01 |
Family
ID=22217450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63210890A Pending JPH01112646A (ja) | 1987-08-26 | 1988-08-26 | X線管ターゲット用の熱放射性被膜 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4870672A (ja) |
| JP (1) | JPH01112646A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0395840A (ja) * | 1989-06-29 | 1991-04-22 | General Electric Co <Ge> | X線管ターゲット用の熱放射性被膜 |
| JP2012532409A (ja) * | 2009-06-29 | 2012-12-13 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 熱放散要素を有する陽極ディスク要素 |
Families Citing this family (23)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0757039B2 (ja) * | 1988-05-09 | 1995-06-14 | 株式会社ケンウッド | 音響用振動板及びその製造法 |
| AT394643B (de) * | 1989-10-02 | 1992-05-25 | Plansee Metallwerk | Roentgenroehrenanode mit oxidbeschichtung |
| JPH04118841A (ja) * | 1990-05-16 | 1992-04-20 | Toshiba Corp | 回転陽極x線管およびその製造方法 |
| EP0487144A1 (de) * | 1990-11-22 | 1992-05-27 | PLANSEE Aktiengesellschaft | Röntgenröhrenanode mit Oxidbeschichtung |
| AT394642B (de) * | 1990-11-30 | 1992-05-25 | Plansee Metallwerk | Roentgenroehrenanode mit oxidbeschichtung |
| US5150397A (en) * | 1991-09-09 | 1992-09-22 | General Electric Company | Thermal emissive coating for x-ray targets |
| US5364186A (en) * | 1992-04-28 | 1994-11-15 | Luxtron Corporation | Apparatus and method for monitoring a temperature using a thermally fused composite ceramic blackbody temperature probe |
| US5893846A (en) * | 1996-05-15 | 1999-04-13 | Symbiosis Corp. | Ceramic coated endoscopic scissor blades and a method of making the same |
| US6693990B1 (en) | 2001-05-14 | 2004-02-17 | Varian Medical Systems Technologies, Inc. | Low thermal resistance bearing assembly for x-ray device |
| US7004635B1 (en) | 2002-05-17 | 2006-02-28 | Varian Medical Systems, Inc. | Lubricated ball bearings |
| US6751292B2 (en) * | 2002-08-19 | 2004-06-15 | Varian Medical Systems, Inc. | X-ray tube rotor assembly having augmented heat transfer capability |
| DE102004003370B4 (de) * | 2004-01-22 | 2015-04-02 | Siemens Aktiengesellschaft | Hochleistungsanodenteller für eine direkt gekühlte Drehkolbenröhre |
| FR2882886B1 (fr) * | 2005-03-02 | 2007-11-23 | Commissariat Energie Atomique | Source monochromatique de rayons x et microscope a rayons x mettant en oeuvre une telle source |
| US7601399B2 (en) * | 2007-01-31 | 2009-10-13 | Surface Modification Systems, Inc. | High density low pressure plasma sprayed focal tracks for X-ray anodes |
| US7643614B2 (en) * | 2007-09-25 | 2010-01-05 | General Electric Company | Method and apparatus for increasing heat radiation from an x-ray tube target shaft |
| US20090098389A1 (en) * | 2007-10-12 | 2009-04-16 | General Electric Company. | Highly emissive material, structure made from highly emissive material, and method of making the same |
| US7768207B2 (en) * | 2007-10-12 | 2010-08-03 | General Electric Company | Highly emissive material, structure made from highly emissive material, and method of making the same |
| US7672433B2 (en) * | 2008-05-16 | 2010-03-02 | General Electric Company | Apparatus for increasing radiative heat transfer in an x-ray tube and method of making same |
| CN102437000B (zh) * | 2011-12-06 | 2014-12-31 | 肖李鹏 | 医用x射线管旋转阳极高热辐射陶瓷涂层及其制作方法 |
| US10438768B2 (en) | 2016-07-26 | 2019-10-08 | Neil Dee Olsen | X-ray systems and methods including X-ray anodes with gradient profiles |
| US10490385B2 (en) | 2016-07-26 | 2019-11-26 | Neil Dee Olsen | X-ray systems and methods including X-ray anodes |
| US10032598B2 (en) | 2016-07-26 | 2018-07-24 | Neil Dee Olsen | X-ray systems and methods including X-ray anodes |
| CN116715438B (zh) * | 2023-05-26 | 2025-10-31 | 上海大学 | 一种钼合金表面抗氧化涂层、其制备方法及其应用 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57158937A (en) * | 1981-03-26 | 1982-09-30 | Tokyo Tungsten Co Ltd | Rotary anode target for x-ray tube |
Family Cites Families (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SU398526A1 (ru) * | 1970-06-09 | 1973-09-27 | Восточный научно исследовательский , проектный институт огнеупорной промышленности , Ордена Ленина череповецкий металлургический завод | Впт& |
| DE2201979C3 (de) * | 1972-01-17 | 1979-05-03 | Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen | Verfahren zur Herstellung einer geschwärzten Schicht auf Drehanoden von Röntgenröhren |
| NL7312945A (nl) * | 1973-09-20 | 1975-03-24 | Philips Nv | Draaianode voor een roentgenbuis en werkwijze voor de vervaardiging van een dergelijke anode. |
| GB1493593A (en) * | 1974-01-31 | 1977-11-30 | Emi Ltd | Radiography |
| AT336143B (de) * | 1975-03-19 | 1977-04-25 | Plansee Metallwerk | Rontgenanode |
| AT337314B (de) * | 1975-06-23 | 1977-06-27 | Plansee Metallwerk | Rontgenanode |
| US4132916A (en) * | 1977-02-16 | 1979-01-02 | General Electric Company | High thermal emittance coating for X-ray targets |
| US4242221A (en) * | 1977-11-21 | 1980-12-30 | General Electric Company | Ceramic-like scintillators |
| JPS55121967A (en) * | 1979-03-06 | 1980-09-19 | Asahi Glass Co Ltd | Aluminum titanate ceramics sintered body |
| AT376064B (de) * | 1982-02-18 | 1984-10-10 | Plansee Metallwerk | Roentgenroehren-drehanode |
| US4421671A (en) * | 1982-06-18 | 1983-12-20 | General Electric Company | Rare-earth-doped yttria-gadolinia ceramic scintillators |
| US4600659A (en) * | 1984-08-24 | 1986-07-15 | General Electric Company | Emissive coating on alloy x-ray tube target |
-
1987
- 1987-08-26 US US07/089,402 patent/US4870672A/en not_active Expired - Fee Related
-
1988
- 1988-08-26 JP JP63210890A patent/JPH01112646A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57158937A (en) * | 1981-03-26 | 1982-09-30 | Tokyo Tungsten Co Ltd | Rotary anode target for x-ray tube |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0395840A (ja) * | 1989-06-29 | 1991-04-22 | General Electric Co <Ge> | X線管ターゲット用の熱放射性被膜 |
| JP2012532409A (ja) * | 2009-06-29 | 2012-12-13 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 熱放散要素を有する陽極ディスク要素 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4870672A (en) | 1989-09-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH01112646A (ja) | X線管ターゲット用の熱放射性被膜 | |
| EP0405133B1 (en) | Improved thermal emissive coating for X-Ray Targets | |
| US4132916A (en) | High thermal emittance coating for X-ray targets | |
| US6560315B1 (en) | Thin rotating plate target for X-ray tube | |
| US8385506B2 (en) | X-ray cathode and method of manufacture thereof | |
| US5414748A (en) | X-ray tube anode target | |
| US20100111260A1 (en) | X-ray tube having transmission anode | |
| US20110135066A1 (en) | Multi-segment anode target for an x-ray tube of the rotary anode type with each anode disk segment having its own anode inclination angle with respect to a plane normal to the rotational axis of the rotary anode and x-ray tube comprising a rotary anode with such a multi-segment anode target | |
| EP0184623A2 (en) | Heat dissipation means for X-ray generating tubes | |
| US3579022A (en) | Rotary anode for x-ray tube | |
| SE424243B (sv) | Rontgenror for rontgendiagnostisk apparatur | |
| US5150397A (en) | Thermal emissive coating for x-ray targets | |
| US20070274454A1 (en) | X-ray radiator with a thermionic photocathode | |
| US4335327A (en) | X-Ray tube target having pyrolytic amorphous carbon coating | |
| JP2002352754A (ja) | 透過型x線ターゲット | |
| Behling | X-ray tubes development-IOMP history of medical physics | |
| US3790838A (en) | X-ray tube target | |
| EP2652767B1 (en) | Anode disk element with refractory interlayer and vps focal track | |
| US5157705A (en) | X-ray tube anode with oxide coating | |
| US5065419A (en) | X-ray tube with low extra-focal radiation | |
| US5383232A (en) | Rotating anode for composite X-ray tube | |
| US4327305A (en) | Rotatable X-ray target having off-focal track coating | |
| JPH02297850A (ja) | X線発生管用ターゲットおよびx線発生管 | |
| CN211555826U (zh) | X射线管及医疗成像设备 | |
| US4840850A (en) | Emissive coating for X-ray target |