JPH0111325Y2 - - Google Patents
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- JPH0111325Y2 JPH0111325Y2 JP1549283U JP1549283U JPH0111325Y2 JP H0111325 Y2 JPH0111325 Y2 JP H0111325Y2 JP 1549283 U JP1549283 U JP 1549283U JP 1549283 U JP1549283 U JP 1549283U JP H0111325 Y2 JPH0111325 Y2 JP H0111325Y2
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- Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、線材例えば溶接用ワイヤの外周面
に薄油膜を形成する静電塗油装置の改良に関す
る。
に薄油膜を形成する静電塗油装置の改良に関す
る。
溶接用ワイヤは近年その成形最終工程において
巻取ドラムに巻取る前に防錆あるいは溶接機への
送給を良好に行なう等の目的でワイヤ外周面に油
剤粒子の薄油膜を静電気によつて塗着させてい
る。
巻取ドラムに巻取る前に防錆あるいは溶接機への
送給を良好に行なう等の目的でワイヤ外周面に油
剤粒子の薄油膜を静電気によつて塗着させてい
る。
静電気を利用して薄油膜を塗着させる理由は、
従来の油を含浸させた繊維中を通過させる等の塗
油装置ではワイヤ外周面に均一な油膜を形成する
ことが困難であり、溶接機への送給時にワイヤ案
内体等との摩擦抵抗が増大して送給不能となり、
又均一な油膜を形成しようとすれば塗油量が多く
なつて溶接機への送給ローラ等に油が付着してス
リツプを生じて送給不能となつたり、溶着金属中
の拡散性水素が増大して溶接不良を生じる等の不
都合があり、これに対して静電塗油においては少
量で均一な薄油膜を形成することができ、油消費
量が少量で済む利点があるからである。
従来の油を含浸させた繊維中を通過させる等の塗
油装置ではワイヤ外周面に均一な油膜を形成する
ことが困難であり、溶接機への送給時にワイヤ案
内体等との摩擦抵抗が増大して送給不能となり、
又均一な油膜を形成しようとすれば塗油量が多く
なつて溶接機への送給ローラ等に油が付着してス
リツプを生じて送給不能となつたり、溶着金属中
の拡散性水素が増大して溶接不良を生じる等の不
都合があり、これに対して静電塗油においては少
量で均一な薄油膜を形成することができ、油消費
量が少量で済む利点があるからである。
所で、従来の静電塗油装置においては、溶接用
ワイヤの移送経路と対向して荷電電極が配設さ
れ、荷電された霧化油剤粒子を高速で移送される
溶接用ワイヤに塗着させるようにしているのが普
通である。然しながら、単に霧化された油剤粒子
を荷電して溶接用ワイヤに塗着させるだけでは、
粒子径の粗い油剤粒子が溶接用ワイヤに付着して
油膜厚が不均一になる問題が生じ、更に溶接用ワ
イヤの移送速度が150〜1500m/minと高速であ
るため均一な油膜を形成することが困難であり、
塗油量を厳密に許容範囲内に維持できないと共に
溶接用ワイヤの表面積が少ないので油剤粒子を効
率良く溶接ワイヤに塗着させることができない欠
点を有するものであつた。
ワイヤの移送経路と対向して荷電電極が配設さ
れ、荷電された霧化油剤粒子を高速で移送される
溶接用ワイヤに塗着させるようにしているのが普
通である。然しながら、単に霧化された油剤粒子
を荷電して溶接用ワイヤに塗着させるだけでは、
粒子径の粗い油剤粒子が溶接用ワイヤに付着して
油膜厚が不均一になる問題が生じ、更に溶接用ワ
イヤの移送速度が150〜1500m/minと高速であ
るため均一な油膜を形成することが困難であり、
塗油量を厳密に許容範囲内に維持できないと共に
溶接用ワイヤの表面積が少ないので油剤粒子を効
率良く溶接ワイヤに塗着させることができない欠
点を有するものであつた。
叙上に鑑み本考案は、イオナイザ電極で荷電さ
れた油剤粒子を霧化油材案内壁で案内して微細な
油剤粒子のみを線材に集中的に噴射して均一かつ
効率良く塗着させ得る新規な線材の静電塗油装置
を提供することを目的とする。
れた油剤粒子を霧化油材案内壁で案内して微細な
油剤粒子のみを線材に集中的に噴射して均一かつ
効率良く塗着させ得る新規な線材の静電塗油装置
を提供することを目的とする。
本案装置の構成は、イオナイザ電極及び該電極
を囲繞する霧化油剤案内壁とから成るイオナイザ
を有し、前記搬送用気流によつて運ばれ該イオナ
イザ内を通過中に荷電された霧化油剤粒子を前記
線材に向けて噴出させる為のイオナイザの噴出部
が先細形状に形成されると共に、前記線材の移送
速度を検出する移送速度検出手段を備え、該移送
速度検出手段からの検出信号に基ずき、前記搬送
用気流の風量を線材の移送速度と正比例的に制御
する搬送風量制御機構と、前記イオナイザ電極へ
の印加電圧を線材の移送速度と反比例的に制御す
る高電圧制御機構とを備えてなるものである。
を囲繞する霧化油剤案内壁とから成るイオナイザ
を有し、前記搬送用気流によつて運ばれ該イオナ
イザ内を通過中に荷電された霧化油剤粒子を前記
線材に向けて噴出させる為のイオナイザの噴出部
が先細形状に形成されると共に、前記線材の移送
速度を検出する移送速度検出手段を備え、該移送
速度検出手段からの検出信号に基ずき、前記搬送
用気流の風量を線材の移送速度と正比例的に制御
する搬送風量制御機構と、前記イオナイザ電極へ
の印加電圧を線材の移送速度と反比例的に制御す
る高電圧制御機構とを備えてなるものである。
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
る。
第1図及び第2図は夫々本考案による静電塗油
装置を示す縦断面図及びそのA−A線上の断面図
である。
装置を示す縦断面図及びそのA−A線上の断面図
である。
図中、1は溶接用ワイヤ2が水平方向に搬入ガ
イド3及び搬出ガイド4を通じて走行搬入出され
る接地されたケース体であつて、下部に貯油槽5
が配設されている。搬入ガイド3及び搬出ガイド
4には夫々溶接用ワイヤ2の挿通を容易にする摺
り割6が形成されている。
イド3及び搬出ガイド4を通じて走行搬入出され
る接地されたケース体であつて、下部に貯油槽5
が配設されている。搬入ガイド3及び搬出ガイド
4には夫々溶接用ワイヤ2の挿通を容易にする摺
り割6が形成されている。
7は貯油槽5内の油剤を吸引して霧化する霧化
ノズルであつて、ケース体1の長手方向に沿つて
多数配設され、圧縮空気供給管8からの圧縮空気
によつて貯油槽5内の油剤をサクシヨンストレー
ナ9を介して吸引し油剤を微粒化して噴霧する。
ノズルであつて、ケース体1の長手方向に沿つて
多数配設され、圧縮空気供給管8からの圧縮空気
によつて貯油槽5内の油剤をサクシヨンストレー
ナ9を介して吸引し油剤を微粒化して噴霧する。
10は搬送用空気導入管であつて、第4図に示
すように風量調整用ダンパ11を介して送風機1
2に接続され、この導入管10を通じて搬送用空
気がケース体1内に導入される。13は導入管1
0の上部に配設されたバツフル板であつて、ケー
ス体1の後面板14から前下りに傾斜延長されて
おり、霧化ノズル7から霧化された油剤粒子のう
ち比較的粗い粒子が後述するイオナイザ中に直接
搬送されない様に規制している。このバツフル板
13は通常は平板で構成されているが、パンチン
グメタル等の通気性板を適用しても良い。
すように風量調整用ダンパ11を介して送風機1
2に接続され、この導入管10を通じて搬送用空
気がケース体1内に導入される。13は導入管1
0の上部に配設されたバツフル板であつて、ケー
ス体1の後面板14から前下りに傾斜延長されて
おり、霧化ノズル7から霧化された油剤粒子のう
ち比較的粗い粒子が後述するイオナイザ中に直接
搬送されない様に規制している。このバツフル板
13は通常は平板で構成されているが、パンチン
グメタル等の通気性板を適用しても良い。
15はバツフル板13の上部に所要間隔を保つ
て配設されたイオナイザであつて、ケース体1の
前面板16に固設された溶接用ワイヤ2と平行な
長孔17を穿設した水平板18とその後端部から
下方に傾斜延長され後面板14に固着された傾斜
板19とからなる台板20上に形成されている。
イオナイザ15は、第3図を参照して明らかな如
く、長孔17を通じて供給される霧化油剤粒子を
案内する一対の霧化油剤案内壁21と、この案内
壁21間に上下2段に張設されたイオナイザ電極
22とから構成され、イオナイザ電極22に供給
される高電圧によつて霧化油剤粒子を荷電する。
この場合霧化油剤案内壁21は金属板等の導電板
又は塩化ビニール樹脂板等の絶縁板で製作され、
その溶接用ワイヤ2と近接対向する上端部に形成
された油剤粒子噴出口23が上部に行くに従い
徐々に幅狭とされて先細形状に選定されかつ両側
部が密閉されており、粒子径の粗い油剤粒子はイ
オナイザ15中で集塵捕捉され粒子径の極て細か
い荷電油剤粒子のみが側方に漏れることなく溶接
用ワイヤ2に集中的に噴射されるように構成され
ている。
て配設されたイオナイザであつて、ケース体1の
前面板16に固設された溶接用ワイヤ2と平行な
長孔17を穿設した水平板18とその後端部から
下方に傾斜延長され後面板14に固着された傾斜
板19とからなる台板20上に形成されている。
イオナイザ15は、第3図を参照して明らかな如
く、長孔17を通じて供給される霧化油剤粒子を
案内する一対の霧化油剤案内壁21と、この案内
壁21間に上下2段に張設されたイオナイザ電極
22とから構成され、イオナイザ電極22に供給
される高電圧によつて霧化油剤粒子を荷電する。
この場合霧化油剤案内壁21は金属板等の導電板
又は塩化ビニール樹脂板等の絶縁板で製作され、
その溶接用ワイヤ2と近接対向する上端部に形成
された油剤粒子噴出口23が上部に行くに従い
徐々に幅狭とされて先細形状に選定されかつ両側
部が密閉されており、粒子径の粗い油剤粒子はイ
オナイザ15中で集塵捕捉され粒子径の極て細か
い荷電油剤粒子のみが側方に漏れることなく溶接
用ワイヤ2に集中的に噴射されるように構成され
ている。
24はイオナイザ15と溶接用ワイヤ2を挾ん
で対向配設された対流用フードであつて、断面逆
U字状に形成され、その中央底部がケース体1の
上面板25に配設されたデミスター26を収納す
る取付板27の下面に取付けられていると共に下
端側縁が霧化油剤案内壁21の傾斜板との間に油
剤粒子通路28を形成するように末広がりに傾斜
されている。従つてイオナイザ15から噴出され
る荷電油剤粒子がフード24内で対流され再度溶
接用ワイヤ2側に向い油剤粒子通路28を通つて
排出されるので、溶接用ワイヤ2の近傍の油剤粒
子密度が安定すると共にワイヤ2の全周面への油
剤粒子の塗着が可能となる。
で対向配設された対流用フードであつて、断面逆
U字状に形成され、その中央底部がケース体1の
上面板25に配設されたデミスター26を収納す
る取付板27の下面に取付けられていると共に下
端側縁が霧化油剤案内壁21の傾斜板との間に油
剤粒子通路28を形成するように末広がりに傾斜
されている。従つてイオナイザ15から噴出され
る荷電油剤粒子がフード24内で対流され再度溶
接用ワイヤ2側に向い油剤粒子通路28を通つて
排出されるので、溶接用ワイヤ2の近傍の油剤粒
子密度が安定すると共にワイヤ2の全周面への油
剤粒子の塗着が可能となる。
29は対流用フード24内に溶接用ワイヤ2と
平行して張設された追込電極であつて、高電圧が
印加され対流している油剤粒子を溶接用ワイヤ2
上に沈着させる。
平行して張設された追込電極であつて、高電圧が
印加され対流している油剤粒子を溶接用ワイヤ2
上に沈着させる。
次に溶接用ワイヤ2の移送速度に応じた塗油量
の制御方法を第4図の模式的系統図を伴つて説明
する。なお、第4図においては説明の便宜上溶接
用ワイヤ2の移送方向がイオナイザ15と直交す
る方向に変更されている。
の制御方法を第4図の模式的系統図を伴つて説明
する。なお、第4図においては説明の便宜上溶接
用ワイヤ2の移送方向がイオナイザ15と直交す
る方向に変更されている。
30は溶接用ワイヤ2の移送速度を検出するタ
コジエネレータであつて、溶接用ワイヤ2の移送
速度に応じた直流電圧が発生される。
コジエネレータであつて、溶接用ワイヤ2の移送
速度に応じた直流電圧が発生される。
31はタコジエネレータ30の出力電圧がレシ
オ、バイアス設定器付インバータ32を介して供
給された送風機12の駆動モータであつて、溶接
用ワイヤ2の移送速度に正比例して回転数が制御
される。
オ、バイアス設定器付インバータ32を介して供
給された送風機12の駆動モータであつて、溶接
用ワイヤ2の移送速度に正比例して回転数が制御
される。
33はタコジエネレータ30の出力電圧が反転
増幅器34、電圧調整器35及びレシオ、バイア
ス設定器36を介して供給されたイオナイザ電極
用高電圧発生器であつて、溶接用ワイヤ2の移送
速度に反比例して出力電圧が制御される。一般の
荷電用電極への印加電圧を上昇(又は下降)させ
ると、通常は油剤粒子の溶接用ワイヤ2への付着
量が増大(又は減少)して印加電圧に比例した付
着量が得られるものであるが、本例においてはイ
オナイザ電極22を囲むように霧化油剤案内壁2
1が配設されているので、イオナイザ電極への印
加電圧が高くなるに従つて案内壁21上に吸着捕
捉される粒子量が多くなり、印加電圧に反比例し
て溶接用ワイヤ2への油剤粒子塗着量が減少す
る。
増幅器34、電圧調整器35及びレシオ、バイア
ス設定器36を介して供給されたイオナイザ電極
用高電圧発生器であつて、溶接用ワイヤ2の移送
速度に反比例して出力電圧が制御される。一般の
荷電用電極への印加電圧を上昇(又は下降)させ
ると、通常は油剤粒子の溶接用ワイヤ2への付着
量が増大(又は減少)して印加電圧に比例した付
着量が得られるものであるが、本例においてはイ
オナイザ電極22を囲むように霧化油剤案内壁2
1が配設されているので、イオナイザ電極への印
加電圧が高くなるに従つて案内壁21上に吸着捕
捉される粒子量が多くなり、印加電圧に反比例し
て溶接用ワイヤ2への油剤粒子塗着量が減少す
る。
従つて溶接用ワイヤ2の速度が低い場合イオナ
イザ電極22への印加電圧を高くすると共に送風
機12の風量をモータ31を制御して低く制御す
ることによつて溶接用ワイヤ2に所要量の油剤塗
着を行なうことができ、この状態から溶接用ワイ
ヤ2の移送速度が速くなるに従つてイオナイザ電
極22の印加電圧を直線的に減少させ、かつ送風
機12の風量を直線的に増加させることによつて
溶接用ワイヤ2への油剤塗着量を溶接用ワイヤ2
の移送速度に拘らず一定量に制御することができ
る。
イザ電極22への印加電圧を高くすると共に送風
機12の風量をモータ31を制御して低く制御す
ることによつて溶接用ワイヤ2に所要量の油剤塗
着を行なうことができ、この状態から溶接用ワイ
ヤ2の移送速度が速くなるに従つてイオナイザ電
極22の印加電圧を直線的に減少させ、かつ送風
機12の風量を直線的に増加させることによつて
溶接用ワイヤ2への油剤塗着量を溶接用ワイヤ2
の移送速度に拘らず一定量に制御することができ
る。
なお、37は追込電極用高電圧発生器である。
以上が本考案の一例構成であるが、次にその動
作を第4図を参照して説明する。
作を第4図を参照して説明する。
先ず、ケース体1内に溶接用ワイヤ2を搬入ガ
イド3及び搬出ガイド4を通じて挿通する。次い
で圧縮空気供給管8に介装された電磁弁38を開
くことによつて各霧化ノズル7に圧縮空気を供給
して油剤を微粒子に霧化させる。これと同時に駆
動モータ31を駆動して送風機12から所要風量
の搬送用空気をケース体1内に供給すると共に高
電圧発生器33及び37から高電圧を発生させ、
これらを夫々イオナイザ電極22及び追込電極2
9に印加する。
イド3及び搬出ガイド4を通じて挿通する。次い
で圧縮空気供給管8に介装された電磁弁38を開
くことによつて各霧化ノズル7に圧縮空気を供給
して油剤を微粒子に霧化させる。これと同時に駆
動モータ31を駆動して送風機12から所要風量
の搬送用空気をケース体1内に供給すると共に高
電圧発生器33及び37から高電圧を発生させ、
これらを夫々イオナイザ電極22及び追込電極2
9に印加する。
次いで溶接用ワイヤ2を所要速度で移送させ
る。これに応じてタコジエネレータ30から溶接
用ワイヤ2の移送速度に応じた検出電圧が発生さ
れ、これが夫々駆動モータ31及びイオナイザ用
高電圧発生器33に供給されるので、送風機12
がワイヤ移送速度に応じた最適風量に制御される
と共にイオナイザ電極22への印加電圧がワイヤ
移送速度に応じた最適電圧に制御される。
る。これに応じてタコジエネレータ30から溶接
用ワイヤ2の移送速度に応じた検出電圧が発生さ
れ、これが夫々駆動モータ31及びイオナイザ用
高電圧発生器33に供給されるので、送風機12
がワイヤ移送速度に応じた最適風量に制御される
と共にイオナイザ電極22への印加電圧がワイヤ
移送速度に応じた最適電圧に制御される。
従つて霧化ノズル7によつて霧化された油剤粒
子のうち比較的微細な粒子が搬送用空気導入管1
0から導入される搬送用空気及び霧化ノズル7を
通じて導入される圧縮空気によつてバツフル板1
3及びケース体の前面板16間の通路を通り長孔
17を通じてイオナイザ15内に導入される。
子のうち比較的微細な粒子が搬送用空気導入管1
0から導入される搬送用空気及び霧化ノズル7を
通じて導入される圧縮空気によつてバツフル板1
3及びケース体の前面板16間の通路を通り長孔
17を通じてイオナイザ15内に導入される。
イオナイザ15内に導入された比較的微細な油
剤粒子はイオナイザ電極22によつて一様に荷電
されると共に一部は霧化油剤案内壁21に捕集さ
れる。そして捕集されずに残つた超微細油剤粒子
が霧化油剤案内壁21の先細に形成された噴出口
23から溶接用ワイヤ2に集中的に噴射され、追
込電極29の作用と相まつて溶接用ワイヤ2に効
率良く均一に沈着し、溶接用ワイヤ2に極めて薄
い油膜が形成される。
剤粒子はイオナイザ電極22によつて一様に荷電
されると共に一部は霧化油剤案内壁21に捕集さ
れる。そして捕集されずに残つた超微細油剤粒子
が霧化油剤案内壁21の先細に形成された噴出口
23から溶接用ワイヤ2に集中的に噴射され、追
込電極29の作用と相まつて溶接用ワイヤ2に効
率良く均一に沈着し、溶接用ワイヤ2に極めて薄
い油膜が形成される。
イオナイザ15から噴射された荷電油剤粒子中
溶接用ワイヤ2に吸着されずに残つた荷電油剤粒
子は対流フード24内に導入され搬送気流によつ
て一旦対流フード24内を上昇してから再びフー
ド24内壁に沿つて下降して溶接用ワイヤ2側に
向う。この際に追込電極29によつて再荷電され
る。この下降した荷電粒子によつて溶接用ワイヤ
2の近傍の荷電油剤粒子密度を向上させて所要値
に維持し、溶接用ワイヤ2の上面側への荷電油剤
粒子の沈着を補助し、その後沈着しなかつた油剤
粒子は通路28を通りデミスター26を通じて外
部の捕集装置39において捕集される。
溶接用ワイヤ2に吸着されずに残つた荷電油剤粒
子は対流フード24内に導入され搬送気流によつ
て一旦対流フード24内を上昇してから再びフー
ド24内壁に沿つて下降して溶接用ワイヤ2側に
向う。この際に追込電極29によつて再荷電され
る。この下降した荷電粒子によつて溶接用ワイヤ
2の近傍の荷電油剤粒子密度を向上させて所要値
に維持し、溶接用ワイヤ2の上面側への荷電油剤
粒子の沈着を補助し、その後沈着しなかつた油剤
粒子は通路28を通りデミスター26を通じて外
部の捕集装置39において捕集される。
なお、上記実施例においてイオナイザ15の霧
化油剤案内壁21の油剤粒子噴出口23は、上例
のように傾斜板による直線的な先細形状とする場
合に限らず、円弧状に先細形状とすることもで
き、又油剤粒子を案内する内面のみを先細形状と
することもでき、更に案内壁21を筒状に形成す
る外、両側部を開口させて対向させるだけでも良
い。
化油剤案内壁21の油剤粒子噴出口23は、上例
のように傾斜板による直線的な先細形状とする場
合に限らず、円弧状に先細形状とすることもで
き、又油剤粒子を案内する内面のみを先細形状と
することもでき、更に案内壁21を筒状に形成す
る外、両側部を開口させて対向させるだけでも良
い。
同様に対流用フード24の形状も上例に限ら
ず、イオナイザ15から噴射された荷電油剤粒子
を対流させて溶接用ワイヤ2側に戻すように構成
されていれば良い。
ず、イオナイザ15から噴射された荷電油剤粒子
を対流させて溶接用ワイヤ2側に戻すように構成
されていれば良い。
又本考案は溶接用ワイヤに限らず、他の任意の
線材に塗油膜を形成する場合に適用し得る。
線材に塗油膜を形成する場合に適用し得る。
以上のように本考案によれば、イオナイザ電極
を囲むように霧化油剤案内壁が配設され、この案
内壁によつて形成される霧化油剤噴出部が先細形
状に形成されているので、粒子径の粗い油剤粒子
はイオナイザ中で集塵捕捉されると共に霧化粒子
を搬送する気流の風量をイオナイザ中を通過する
線材の移送速度に比例して制御し、更にイオナイ
ザ電極への印加電圧を前記線材の移送速度に反比
例させて制御するようにしたからイオナイザ電極
で荷電された粒子径の極めて細かい霧化油剤粒子
のみが線材に散乱することなく集中して噴出さ
れ、線材に効率良くかつ均一に塗着されることと
なり、線材への塗油量の制御を正確に行ない得る
と共に油消費量を減少させ得る等の優れた効果を
有する。
を囲むように霧化油剤案内壁が配設され、この案
内壁によつて形成される霧化油剤噴出部が先細形
状に形成されているので、粒子径の粗い油剤粒子
はイオナイザ中で集塵捕捉されると共に霧化粒子
を搬送する気流の風量をイオナイザ中を通過する
線材の移送速度に比例して制御し、更にイオナイ
ザ電極への印加電圧を前記線材の移送速度に反比
例させて制御するようにしたからイオナイザ電極
で荷電された粒子径の極めて細かい霧化油剤粒子
のみが線材に散乱することなく集中して噴出さ
れ、線材に効率良くかつ均一に塗着されることと
なり、線材への塗油量の制御を正確に行ない得る
と共に油消費量を減少させ得る等の優れた効果を
有する。
第1図は本考案装置の一例を示す縦断面図、第
2図はそのA−A線上の断面図、第3図はイオナ
イザの一例を示す斜視図、第4図は本考案に適用
し得る塗油量制御回路を示す模式的系統図であ
る。 1……ケース体、2……溶接用ワイヤ、7……
霧化ノズル、12……送風機、15……イオナイ
ザ、21……霧化油剤案内壁、22……イオナイ
ザ電極。
2図はそのA−A線上の断面図、第3図はイオナ
イザの一例を示す斜視図、第4図は本考案に適用
し得る塗油量制御回路を示す模式的系統図であ
る。 1……ケース体、2……溶接用ワイヤ、7……
霧化ノズル、12……送風機、15……イオナイ
ザ、21……霧化油剤案内壁、22……イオナイ
ザ電極。
Claims (1)
- 搬送用気流によつて運ばれる霧化油剤粒子を、
線材の移送経路と対向して配置され且つ高電圧が
印加されたイオナイザ電極により荷電して前記線
材に塗着させる静電塗油装置において、該装置
は、前記イオナイザ電極及び該電極を囲繞する霧
化油剤案内壁とから成るイオナイザを有し、前記
搬送用気流によつて運ばれ該イオナイザ内を通過
中に荷電された霧化油剤粒子を前記線材に向けて
噴出させる為のイオナイザの噴出部が先細形状に
形成されると共に、前記線材の移送速度を検出す
る移送速度検出手段を備え、該移送速度検出手段
からの検出信号に基ずき、前記搬送用気流の風量
を線材の移送速度と正比例的に制御する搬送風量
制御機構と、前記イオナイザ電極への印加電圧を
線材の移送速度と反比例的に制御する高電圧制御
機構とを備えていることを特徴とする線材の静電
塗油装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1549283U JPS59123562U (ja) | 1983-02-07 | 1983-02-07 | 線材の静電塗油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1549283U JPS59123562U (ja) | 1983-02-07 | 1983-02-07 | 線材の静電塗油装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59123562U JPS59123562U (ja) | 1984-08-20 |
| JPH0111325Y2 true JPH0111325Y2 (ja) | 1989-04-03 |
Family
ID=30146829
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1549283U Granted JPS59123562U (ja) | 1983-02-07 | 1983-02-07 | 線材の静電塗油装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59123562U (ja) |
-
1983
- 1983-02-07 JP JP1549283U patent/JPS59123562U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59123562U (ja) | 1984-08-20 |
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