JPH01115428A - エネルギー損失を最小限とした地熱蒸気の湿式清浄方法 - Google Patents

エネルギー損失を最小限とした地熱蒸気の湿式清浄方法

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JPH01115428A
JPH01115428A JP27026087A JP27026087A JPH01115428A JP H01115428 A JPH01115428 A JP H01115428A JP 27026087 A JP27026087 A JP 27026087A JP 27026087 A JP27026087 A JP 27026087A JP H01115428 A JPH01115428 A JP H01115428A
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Kazuo Shiroo
城尾 和男
Masanobu Akiyama
秋山 雅信
Tadahiko Matsumura
忠彦 松村
Shigetomi Matsuura
松浦 重富
Takashi Oyama
孝 大山
Haruo Yamada
山田 晴雄
Osamu Tanno
修 丹野
Kimihiko Sato
公彦 佐藤
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    • Y02E10/10Geothermal energy

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  • Separation Of Particles Using Liquids (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 (産業上の利用分野) 本発明は、天然蒸気型地熱発電プラントにおいて、産出
される蒸気に随伴される微細粉粒物を、系外に除去する
清浄方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、地熱発電に際して、天然の地熱蒸気、特に過熱蒸
気中の微細ダストがタービンノズルおよびタービンブレ
ードに固着し、タービン出力が急速に低下すると云う現
象が知られている。そのため蒸気中のダストを除去する
方法として、ダストサイクロンを利用することが実施さ
れている。しかし微細なダストの除去には不充分なため
小型サイクロンとしてのマルチサイクロンが使用されて
いるが、閉塞の懸念もあり余り普及していない。
又、ダストの慣性力を利用したルーバタイプ乾式セパレ
ータも使用されている。
(発明が解決しようとする問題点) 元来、サイクロンタイプによる除塵は、気体に旋回流を
起させダストに遠心力を与えてこれを分離することがそ
の原理であり、ダストの除去される最小分離限界の粒径
は、サイクロンの胴径により決められるから、数μm−
数+μmの超微粒ダストには、小型サイクロンの利用が
必須とされ、蒸気の処理量が多い場合はマルチサイクロ
ンを使用せざる得ないことになる。しかし微細ダストは
固着性があり、多数のサイクロンの内面、隙間、あらゆ
る所に付着し、メインテナンスの頻度は多く、最悪の場
合には閉塞し使用不能となる危険があり普遍的な方法で
はない。一方、ルーバタイプ乾式セパレータはダストの
慣性を利用するものであり、その分離能は粒子の大きさ
、密度、流速、障害物の形状にもよるが、サイクロンよ
りも劣っているのが実状で、分離限界は粒径数十μm以
上であり除去は不充分である。本発明は、このような現
状に鑑み創案されたものであり、エネルギー損失を最小
限とし、しかも簡単な湿式の設備を使用し、タービンの
長期安定運転を可能とする、地熱蒸気の清浄方法を提供
することを目的とする。
「発明の構成」 (問題点を解決するための手段) 前述の目的を達成するために、本発明者等は、(1)蒸
気管路の途中に、蒸気洗浄用スプレー塩を設け水をスプ
レーすることにより、蒸気に随伴されるダストを系外に
除去することを特徴とする地熱蒸気の清浄方法。
(2)蒸気管路の途中において、少量の注水を行うかも
しくは熱交換により減温せしめて過熱度を制御し、次い
で蒸気洗浄用スプレー塩へ導き水をスプレーし、蒸気に
随伴されるダストを系外に除去し、更にミストセパレー
ターによりミストを除去することを特徴とする地熱蒸気
の清浄方法。
(3)  蒸気管路の途中において、少量の注水を行う
かもしくは熱交換により減温せしめて過熱度を制御し、
次いで蒸気洗浄用スプレー塩へ導き水をスプレーし、蒸
気に随伴されるダストを系外に除去し、更にミストセパ
レーターによりミストを除去すると共に、前記蒸気洗浄
用スプレー塩にはスプレー水を循環せしめ、且つ、該ス
プレー塩および前記ミストセパレーターからの熱排水は
、本発明において使用する補給水と熱交換させることを
特徴とする地熱蒸気の清浄方法。
を芸に提案する。
(作用) 本発明の最大の特徴は、従来採用されてきた乾式除塵を
湿式除塵に切り換え、しかも簡単な設備を使用し、エネ
ルギー損失を最小限として、タービンの長期安定操業を
可能としたことである。
発明の構成要件となっている処理工程について記載する
a)蒸気洗浄用スプレー塩における水による蒸気の洗浄 従来の乾式除塵と異なる最大のポイントである。適当な
散水機構を使用し、スプレー塩を通過する蒸気に均一に
散水する必要があるから、複数段のスプレー装置、水ミ
ストの発生装置等の水フィルターに蒸気をパスさせる必
要がある。
ここで数μmの超微細ダストも除去される。
b)加湿注水もしくは熱交換による蒸気の減温。
生産井から産出される蒸気性状は、各地熱フィールドに
おいて異なり、過熱度の高い蒸気、低い蒸気がある。過
熱度の高い場合には次工程における蒸気の洗浄を略一定
の平衡状態条件で行うには、事前に減温し過熱度を制御
し蒸気温度を一定にする必要がある。注水によるときは
水の量で制御し、熱交換によるときは温度制御は水の流
速等により行うことができる。
C) ミストセパレーターによる水分の分離乾き度の高
い蒸気を得る必要があるときは、必須の工程となる。
d)蒸気洗浄用スプレー塩におけるスプレー水の循環使
用 これは除塵効率を狙ったものではないが、原蒸気の持つ
エネルギー損失を、可能な限り低減せしめるには不可欠
の要件である。
e)蒸気洗浄用スプレー塔およびミストセパレーターか
らの熱排水のエネルギー回収 これも除塵効率には影響はないが、蒸気の洗浄過程にお
けるエネルギー損失を少なくし、蒸気洗浄を経済的に実
施するために必要なことである。水−水熱交換器を使用
する。熱交換されるのは蒸気温度調整用の注水用の水、
洗浄スプレー塔におけるスプレー水等の補給用の水であ
る。
以上説明の順序として発明の構成上の主要な順に記載し
たが、蒸気の流れに沿って記載すれば、注水等による減
温、洗浄スプレー、ミストセパレーターの順序となり、
スプレー水の循環、排熱回収はラインの本流に関するも
のではなく、エネルギー損失を最小とするための手段で
ある。又、本発明における、蒸気洗浄用スプレー塔にお
ける水による洗浄とは、「水」を液体という意味で使用
しており、通常は加圧状態の熱水である。尚、後述する
実施例は、本発明の1実施例に過ぎず、温度、圧力、設
備的な諸事項が、この実施例に限定されないことは云う
までもない。
(実施例) 第1図に本発明による清浄方法の実施例を蒸気の流れに
沿って説明する。
生産井1からの蒸気(約190℃)は、蒸気管路2を経
て移送され、加湿注水器3の所で、蒸気温度は所定の温
度(163℃)に制御され、次いで蒸気洗浄用スプレー
塔4に導入される。該スプレー塔内には、複数段のスプ
レー装置、水ミスト、水柱等の水フィルターを設け、微
細ダストの殆んどを熱水の液滴の表面に付着せしめ除去
するようになっている。処理された蒸気は更にミストセ
パレーター5に導入され、ここでミストが分離され、乾
き度99.99%程度の蒸気が得られた。この蒸気は最
終的に約150℃の蒸気としてタービン9に供給された
。蒸気洗浄用スプレー塔には、スプレー水循環用ポンプ
7を付設して、高温水(加圧状態・約150℃)を循環
使用し、不必要に蒸気の温度を低下せしめることのない
ように配慮した。
又、ダストを多く含み蒸気洗浄用スプレー塔4から排出
する熱排水およびミストセパレーター5から分離される
熱排水は、水−水熱交換器6において、加湿注水器3も
しくは前記スプレー塔4へ送給される給水用ポンプ8か
らの水(復水器からの水を利用する)と熱交換されるよ
うになっており、補給水は約20℃昇温された。
以上、1系統について生産井1からタービン9までの処
理方法について記載したが、実設備としては蒸気発生群
から生産される200T/hの処理において、加湿後2
系統に分け、各LOOT/hで運転している。本発明方
法の採用により、タービンノズルおよびタービンブレー
ドへのスケーリングによる約5%/月の出力ダウンを1
74以下に低減させることが可能となった。尚、従来の
ダストサイクロンによる除塵率が略42%であるのに対
し、本発明方法による場合は98%もしくはそれ以上の
結果が得られている。第2図は、本発明方法を蒸気処理
115T/hのラインで実証実験を行った際の結果であ
って、トレーサーとしてNa”K゛を用いた時の数値を
示し、第3図はトレーサーとしてSS(非可溶成分)を
用いた時の数値を示すものであるが、本発明方法により
蒸気中のダストが殆んどOに近くなっていることが判る
「発明の効果」 以上詳細に説明したように、地熱蒸気の清浄方法に本発
明方法を使用する際には、蒸気中に含まれる数μmの超
微細なダストも含めて殆んどその全量近くを除去できる
ので、タービンの長期安定運転が可能となり、タービン
ノズルおよびタービンブレードに付着するダストに起因
する、出力の低下等を阻止することができる。又、従来
法のマルチサイクロンもしくはルーバタイプ乾式セパレ
ータと比較しても、装置の内面もしくは隙間等にダスト
が閉塞することの危険、又は超微粒子の捕獲の不完全さ
による諸トラブルとは無縁になり、メインテナンスが極
めて楽になる。又、本発明において最も懸念されている
、注水もしくはスプレ−による蒸気の比エンタルピーの
減少については、熱排水との熱交換による注水用もしく
は補給水の加熱スプレー水の循環使用等により、最小限
にすることが可能であり、又注水等により若干の蒸気の
増量も見込まれるので、エネルギー損失は殆んどない。
しかも、前述したような水の循環利用により、溶存酸素
量も最小限ば維持されるから、本発明方法は設備保全の
見地からも優れた蒸気の清浄方法であると云うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の蒸気清浄法を蒸気および処理水の流れ
によるブロック図で説明したもの、第2図〜第3図は本
発明方法を適用する前後の蒸気中のダスト量を比較して
表示した図表であって第2図はトレーサーをN a ”
、K +、としたもの、第3図はSS(非可溶成分)を
トレーサーとしたものである。 1:生産井、    2:蒸気管路 3:加湿注水器、  4:蒸気洗浄用スプレー塔5:ミ
ストセパレーター、6:水−水熱交換器7ニスプレー水
循環用ポンプ 8:給水用ポンプ、 9:タービン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)蒸気管路の途中に、蒸気洗浄用スプレー塔を設け
    水をスプレーすることにより、蒸気に随伴されるダスト
    を系外に除去することを特徴とする地熱蒸気の清浄方法
  2. (2)蒸気管路の途中において、少量の注水を行うかも
    しくは熱交換により減温せしめて過熱度を制御し、次い
    で蒸気洗浄用スプレー塔へ導き水をスプレーし、蒸気に
    随伴されるダストを系外に除去し、更にミストセパレー
    ターによりミストを除去することを特徴とする地熱蒸気
    の清浄方法。
  3. (3)蒸気管路の途中において、少量の注水を行うかも
    しくは熱交換により減温せしめて過熱度を制御し、次い
    で蒸気洗浄用スプレー塔へ導き水をスプレーし、蒸気に
    随伴されるダストを系外に除去し、更にミストセパレー
    ターによりミストを除去すると共に、前記蒸気洗浄用ス
    プレー塔にはスプレー水を循環せしめ、且つ、該スプレ
    ー塔および前記ミストセパレーターからの熱排水は、本
    発明において使用する補給水と熱交換させることを特徴
    とする地熱蒸気の清浄方法。
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