JPH01120237A - 養殖漁業用囲い材 - Google Patents

養殖漁業用囲い材

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JPH01120237A
JPH01120237A JP62278254A JP27825487A JPH01120237A JP H01120237 A JPH01120237 A JP H01120237A JP 62278254 A JP62278254 A JP 62278254A JP 27825487 A JP27825487 A JP 27825487A JP H01120237 A JPH01120237 A JP H01120237A
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JP
Japan
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copper
coating
enclosure
aquaculture
rubber
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JP62278254A
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English (en)
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Kojiro Sakamoto
坂本 光二郎
Masayoshi Oyamada
小山田 政好
Isehito Moriya
守谷 伊勢仁
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は銅、銀等の殺菌性、防藻性等を有するイオンを
放出する金属またはこの金属を含有する化合物を含有す
る被覆を形成した囲い材に係り、特に養殖漁業に好適な
囲い材に関する。
〔発明の背景〕
生物体の健康および生命維持に対して各種の金属が作用
していることはよく知られているところであるが、最近
特定の金属の持つオリゴディナミーの働きが注目されて
いる。ここでオリゴディナミーとはごり微量で作用する
化学的には証明できないような殺菌、殺虫、防藻等の各
作用を意味し、銅、銀、水銀等ごく限られた金属のみに
見られる作用のことを指す。
以下オリゴディナミーを、銅を例に具体的に示す。
銅の微量殺菌(防藻)作用については、19世紀におい
て、微量の銅イオンが珪藻類のアオミドロを死滅させる
ことが確認され、その作用が一部の学者の間で既に知ら
れていた。その後、各種の実験が試みられ、例えば上述
のアオミドロについては、1子方分の1の銅イオンで死
滅させることが裏付けられた。
以上に示した防藻作用の他に、溶出した銅イオンがフジ
ッボ等の付着を防止し、海中に侵潰しであるパイプ等の
各種機材を防護するのに好適な効果を発揮すること、赤
潮を発生させ゛る生物の抑制等にも効果があることが判
明している。
〔従来の技術〕
以上に示した効果に着目して、養殖漁業においてこれら
の金属を利用する試験が行われた。
例えば魚を養殖する養殖漁業では、m(以下「魚網」と
する)や金網により形成した大型の籠(ケージ)等で所
定の水中を囲い、この囲いの中で魚を養殖するわけであ
るが、次のような問題があってその解決が望まれている
先ず、囲いを形成する魚網やケージに対しては時間の経
過と共に藻やフジッボ等が付着する。このためこれら魚
網やケージが目詰まりして水の通過が不十分となって囲
いの中の水が腐敗したり、酸素不足が生じたりする。ま
た付着した藻自体の呼吸作用によっても酸素が消費され
、酸素不足が生じる。これらのため、養殖中の魚介類が
死滅したり弱ったりする等の被害が生じると共に、赤潮
発生の原因ともなっている。また発生した赤潮が魚の被
害を更に大きくする等の悪循環を生じている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このため、前述した銅の効果を期待すべく・、ケージを
銅により形成する方法が試験された。
即ち、この方法は銅線により形成した金網によってケー
ジを構成し、このケージを海水中に浸漬して魚介類を養
殖するようにしている。この方法によると金網に対して
はフジッボその他好ましく海洋生物が付着したり藻が付
着成長することも殆どなく、魚の死亡率も低く非常に良
好な結果を得ることができた。また銅による牡蛎棚を形
成したところやはり藻等の付着が少なく、然も牡蛎に対
しては悪影響はなく、反対に牡蛎の成長自体は従来の牡
蛎棚のものよりも促進されることも分かった。
しかしながら、このように良好な結果を得られる反面、
数か月程度経過するとフジッボ、藻等が急速に付着し始
め銅の効果は殆ど無くなってしまうことも判明した。こ
の理由は次のように考えられる。つまり、フジッボ等の
付着を阻止したり防藻効果を発揮したりするのは、水中
に溶出する銅イオンによるものであると考えられている
が、時間の経過と共に銅の表面に安定な酸化銅被膜が形
成され、この被膜により銅イオンの溶出が阻止されるた
め、一定期間を経過すると効果が無くなるものと考えら
れる。
即ち、従来試験された方法では効果の持続性に問題があ
る。また銅で製造した対象製品自体が高価であることと
も相まって、かなり不経済であり、実用化を達成するに
は至っていない。さらには銅線、銅の棒材等を使用する
ため、その囲い材はケージとしての固定的構成となり、
魚網を用いた場合のように適宜その囲い形状を変更する
等のことはできなっかった。
〔問題点を解決するための手段〕・ 本発明は上述した、銅、銀、水銀等フジッボ等の付着を
防止しかつ防藻性を有するイオン(以下「防汚性イオン
」と称する」)を溶出する金属(以下「防汚性金属」と
称する)またはこの防汚性金属を有する合金、更に場合
によっては両者をゴム等の基材に対して添加混入で被膜
材料を形成し、網や金網等を構成する材料を芯材とし、
この芯材に対して被膜材料を一層以上形成することによ
り構成した養殖漁業用の囲い材である。
〔作用〕
魚網等の養殖漁業用の囲い材を構成する材料に対して防
汚性金属を添加混練した被膜材料を一層以上形成したの
で、この囲い材を水中に浸漬することにより被膜材料か
ら防汚性イオンが徐々に溶出し、防藻効果等を発揮する
。イオンの溶出が低下する頃には上層の被膜層が劣化で
剥離したりひび割れが入ったりすることにより、新たな
被膜層が水分と接触し、この新たな被膜層からイオンの
溶出を行う。これにより長期間に渡って防汚性イオンを
溶出させ、効果を長期間保持する。
〔実施例〕
以下本発明の詳細な説明する。
先ず、本発明の被膜形成材料の基材に対して添加する防
汚性金属のうち、銅についてその作用を具体的に示せば
以下の表のように分類表示することが可能である。なお
、防汚性金属としては前述したように銅以外にもあるが
、その金属の価格、安全性、加工性等を考慮すると銅が
好適である。
従って以下防汚性は銅を例に説明する。
本発明では上記性質のうち、特に銅の防汚性を利用する
ものである。
銅系金属の一例として、電解法による銅の粉末について
示せば次のとおりである。
電解銅粉末は純度99.5%以上の銅粉末であり、その
粒子形状は第1図及び第3図に示すように樹枝状であり
、粉末の表面積が大きくイオンを放出するのに好適であ
ると共に、焼結性、耐圧縮性にも優れている。因みに第
1図に示す銅粉末は粒度分布が145.200.250
及び350の各メツシュに於いて各々15〜25%と、
はぼ平均して分散しているものを、第3図はこれよりも
粒径が小さく、350メツシユにおいて70%以上とな
っているものを示す。なお第2図に示す粉末は焼結粉砕
銅粉であるが、電解銅粉末に比較してその形状が丸く、
比表面積が小さく、イオンの溶出にはあまり適していな
い。
第4図は囲い材としての魚網を構成する編紐の断面を示
す、1は編紐の芯材であり、合成樹脂等により形成しで
ある。この芯材1に対して後述する銅粉末を添加混練し
た被膜材料を一層または複数層形成する。図中符号2は
この被膜材料からなる第1層、3は第2N、4は第3層
であり、図示の構成は3層の被膜層から形成しである。
第5図は編紐を編んで魚網を形成した後、この魚網を溶
融ゴム槽Cピ浸漬することにより魚網の表面に被膜材料
を形成した構成を示す。この構成では完成した魚網に対
して被膜を形成するので、各編紐の結び目1aにおいて
は被膜がこの結び目1a全体を覆うように形成される。
尚符号5は被膜を示す。この構成では完成している網に
対して被膜を形成するものであるため、現在市販されて
いる製品に対しても実施可能である。また溶融ゴム槽に
対する浸漬回数に対応して被膜層の形成数を増加させる
ことができる。
第6図は別の実施例を示す。
この実施例では、網を形成する前の編紐に対して被膜を
形成し、しかる後に網を編むので、結び目1aの部分全
体が被膜により一体的に覆われることはなく、魚網全体
に於ける被膜表面を大きくすることができる。
なお、芯材1はプラスチックス以外に、例えば銅線とす
れば、製造単価は上昇するものの被膜が全て脱落しても
更に銅イオンを溶出させることができる。
以上の構成の魚網を水中に浸漬して所定の水中空間を仕
切ることによりこの囲いの中で魚を養殖したり、牡蛎棚
等の一部等として使用する。
水中に浸漬することにより、最初に主として第3層の被
膜4中に含有される銅粉末から銅イオンが溶出し、藻や
フジッボの付着を防止する。時間の経過と共にこの第3
層4は劣化し、表面に亀裂が生じたり、一部が剥離した
りする。これによりその下の層である第2層3中に含有
される銅粉末から銅イオンが溶出するようになる。この
ような過程を繰り返すことにより、極めて長期間に渡っ
て銅イオンを溶出することが可能となり、高い防汚性を
長期間保持することができる。また、従来は魚網を麻等
の植物性繊維により構成すると、長期間水中に浸漬して
おくことにより繊維が腐食する等の問題があるため、特
に養殖漁業にいては植物性繊維からなる魚網は敬遠され
る傾向にあったが、本発明の構成では紐材の表面を被膜
が覆うので、植物性繊維の腐食を長期間防止でき、魚網
の寿命を延長させるという副次的な効果も発揮すること
ができる。
以下、上述した魚網に用いる被覆材料に付いて詳細に説
明する。
防汚性金属を添加混練すべき基剤たる被膜材料としては
各種のものがあるが、以下ゴム系の被膜材料を例に説明
する。
(a)基材 シリコンゴム シリコンは温度による性質の変化が小さく、従ってシリ
コンゴムも耐熱性、耐寒性等その他において一般の有機
ゴムに比較して格段に優れた特性を有している。但し機
械的強度は比較的低いが、このことは銅イオンの溶出に
は却って効果的である。つまり、水中に浸漬した網や金
網が波等により揺れ、この物理的な力により被膜に亀裂
が入れば、被膜とみずとの接触面積が増加し、かつその
部分から下層の被膜に含有される銅からもイオンが溶出
し易くなる。
以下シリコンゴムの物性について説明する。
(耐熱性) 150℃の雰囲気下では寿命はほぼ無限であり、耐熱性
は極めて高い。
(耐寒性) 標準型のシリコンゴムでは一60℃まで可撓性を失わな
い。脆化温度は一90℃以下である。従って極めて広い
条件でこの魚網を利用することが可能であり、短時間に
全ての被膜層が剥離して銅の効果を失ってしまう等の虞
れがない。
(化学的性質) シリコンゴムは化学構造上不飽和性がないため化学的に
極めて安定である。この性質は防汚性金属を混入しても
殆ど低下しない。
以上のゴム材料の外、価格が安くかつ加工性の良好なス
チレンゴム(SBR)等を用いてもよく、その他ニトリ
ルゴム(NBR) 、クロロブレンゴム(CR)アクリ
ルゴム(A R)ウレタンゴム(UR)等をその使用条
件に対応して利用するようにしてもよい。
なお被膜形成材料はゴムに限定する趣旨ではなく、要す
るに紐材に対して被膜を形成でき、銅イオンを溶出でき
るもであればよい。従って塗料に分類されるようになも
の等の利用も考えられる。
(b)基材に対して添加、混練する防汚性金属材料 且11末2 添加する防汚性金属材料は電解法による銅の粉末とした
。電解銅粉末は純度99.5%以上の銅粉末であり、そ
の粒子形状は樹枝状であり、粉末の表面積が大きくイオ
ンを放出するのに好適であると共に、焼結性、耐圧縮性
にも優れている。因みに使用に適する銅粉末は粒度分布
が145.200.250及び350の各メツシュに於
いて各々15〜25%と、はぼ平均して分散しているも
のや、これよりも粒径が小さく、350メツシユにおい
て70%以上となっているもの等が適当である。
次に以上に示した基材たるゴム材料のうち、発明者はシ
リコンゴムに対して上記電解銅粉末を添加混練して被膜
形成材料とした。具体的には添加した電解銅粉末は図示
したものよりさらに粒度の小さいものとし、粒度分布は
350メツシユに99.7%のものを使用して銅粉入り
の被膜形成材料とした。
銅粉添加量としてはシリコンゴムに対して30重量%の
ものと50重量%のものを製造した。1i4粉の添加量
の多いもののほうが展伸性等の機械的特性が低下したが
、機械的特性の低下は本発明の場合支障とはならず、発
生した亀裂部からイオンが良好に溶出するなど却って利
点ともなるものである。
なおシリコンゴム中の銅粉の分散は極めて良好であり、
顕微鏡で確認したところによっても銅粉の分散が不均一
の部分は全く発見されなかった。
これは、混練中のシリコンゴムが適度の粘性を持ってい
ること、及び銅の粉末が掻めて微小であること等により
、銅とシリコンゴムの比重差の影響が殆ど現れないため
と考えられる。
以上本発明を魚網を例に説明したが、魚網に限・  定
する趣旨ではなく、金網等により形成したケージについ
ても実施可能であることは当業者において容易に推測で
きるものである。
また、被膜形成材料に対して添加する材料としては前述
の防汚性金属の外、遠赤外線を発するセラミックスの粉
末等、用途に応じて適宜添加し得るものである。
〔効果〕
本発明は以上詳細に説明したように、銅、銀、水銀等フ
ジッボ等の付着を防止しかつ防藻性を有するイオンを溶
出する金属、またはこの金属を有する合金、更に場合に
よっては両者をゴム等の基材に添加混練して被膜材料を
形成し、この被膜材料により綱や金網等の養殖囲い材を
構成する芯材に対してこの被膜材料からなる被膜を一層
以上形成することにより構成した養殖漁業用の囲い材で
あるので、防汚性イオンを長期間に渡って水中に溶出さ
せることができ、従ってフジッボ、藻等の付着による水
の流通阻害、水中酸素の低下等の問題がなく、養殖を安
全かつ効果的に行うことができる。
また芯材となるべき材料を被覆することにより芯材の劣
化を低減させることができ、囲い材料全体としての寿命
を延長させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第3図は電解w4粉末の拡大模式図、第2図
は焼結粉砕銅粉の拡大模式図、第4図は本発明に係る魚
網の拡大断面図、第5図は魚網を溶融被膜材槽に浸漬す
ることにより被膜を形成した魚網の部分図、第6図は魚
網を構成する紐に被膜を形成した後に魚網に編んだ状態
を示す魚網の部分図である。 1・・・芯材  1a・・・結び目 2・・・被覆筒11  3・・・被覆第2層4・・・被
覆第3層  5・・・被覆 代理人 弁理士 吉 澤 桑 − 第1図 第2図 50)、Lm 第3図 [m

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水中に浸漬して一定の囲いを構成することにより
    魚介類を養殖し、または貝類を保持することによりこの
    貝類を養殖するようにした囲い材において、銅、銀、水
    銀等、フジツボ等の付着を防止しかつ防藻性を有するイ
    オンを溶出する金属、またはこの金属を有する合金、更
    に場合によっては両者をゴム等の基材に対して添加混練
    して被膜材料を形成し、網や金網等の養殖囲い材を構成
    する材料表面に対し、この被膜材料からなる被膜を一層
    以上形成することを特徴とする養殖漁業用囲い材。
  2. (2)前記被膜形成材料の基材をゴムとし、このゴムに
    対して銅粉末を添加混練することにより被膜形成材料と
    したことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の
    養殖漁業用囲い材。
  3. (3)前記養殖用囲い材を構成する材料を銅により形成
    し、この銅を芯材として被膜を形成したことを特徴とす
    る特許請求の範囲第(1)項記載の養殖漁業用囲い材。
  4. (4)銅粉末を添加混練した被膜材料の溶融槽に対して
    魚網を1回以上浸漬し、この魚網表面に被膜層を形成す
    ることにより囲い材を形成することを特徴とする特許請
    求の範囲第(1)項記載の養殖漁業用囲い材。
JP62278254A 1987-11-05 1987-11-05 養殖漁業用囲い材 Pending JPH01120237A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06227926A (ja) * 1993-02-05 1994-08-16 Ngk Insulators Ltd 海生物付着防止網
US6410164B1 (en) 1998-06-17 2002-06-25 Showa Co., Ltd. Antifouling member and process for producing the same
JP2009011242A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Ashimori Ind Co Ltd 海中網用防汚素材

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