JPH0112714B2 - - Google Patents
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- JPH0112714B2 JPH0112714B2 JP59102202A JP10220284A JPH0112714B2 JP H0112714 B2 JPH0112714 B2 JP H0112714B2 JP 59102202 A JP59102202 A JP 59102202A JP 10220284 A JP10220284 A JP 10220284A JP H0112714 B2 JPH0112714 B2 JP H0112714B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- steering angle
- signal
- wheel
- rear wheels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D7/00—Steering linkage; Stub axles or their mountings
- B62D7/06—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
- B62D7/14—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
- B62D7/15—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels
- B62D7/159—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels characterised by computing methods or stabilisation processes or systems, e.g. responding to yaw rate, lateral wind, load, road condition
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は車両の後輪舵角制御装置に係り、特に
後輪に舵角を生じさせる作動機構を制御して前輪
に舵角を生じさせるハンドルの操舵に応じて後輪
の舵角を自動的に制御する車両(以下、四輪操舵
車という)の後輪舵角制御装置に関する。
後輪に舵角を生じさせる作動機構を制御して前輪
に舵角を生じさせるハンドルの操舵に応じて後輪
の舵角を自動的に制御する車両(以下、四輪操舵
車という)の後輪舵角制御装置に関する。
本発明の基礎となつた従来の四輪操舵車の後輪
舵角制御装置(特開昭57−44568号)を第2図を
参照して説明する。
舵角制御装置(特開昭57−44568号)を第2図を
参照して説明する。
ハンドル1の回転操舵と共にシヤフト2が回転
し、この回転はギヤボツクス3に伝達されてリン
ケージ4の直線運動に変換される。リンケージ4
の直線運動は、ナツクルアーム5を支点5aの回
りに回転し、前輪6を転舵して前輪6に舵角δf
(t)を生じさせる(ただし、tは時間である)。
シヤフト2に装着されたセンサ15は、ハンドル
1の回転操舵角δh(t)を検出し、センサ7はハ
ンドル1の回転操舵角δh(t)に応じて車両に発
生する横加速度V〓を検出する。コンピユータ8
は、センサ7,15からの検出信号に基づいてア
クチユエータ9を作動させ、ギヤボツクス10を
介してリンケージ14に直線運動を与える。リン
ケージ14の直線運動は、ナツクルアーム13を
支点13aの回りに回転し、後輪12を転舵して
後輪12に舵角δr(t)を生じさせる。この後輪
の舵角δr(t)は、コンピユータ8において横加
速度V〓に対して比例関係の δr(t)=K・V〓 ……(1) と設定されるか、または前輪の舵角δf(t)に比
例定数hを乗算したh・δf(t)を上記(1)式の右
辺に加えて δr(t)=h・δf(t)+K・V〓 ……(2) と設定されて制御される。
し、この回転はギヤボツクス3に伝達されてリン
ケージ4の直線運動に変換される。リンケージ4
の直線運動は、ナツクルアーム5を支点5aの回
りに回転し、前輪6を転舵して前輪6に舵角δf
(t)を生じさせる(ただし、tは時間である)。
シヤフト2に装着されたセンサ15は、ハンドル
1の回転操舵角δh(t)を検出し、センサ7はハ
ンドル1の回転操舵角δh(t)に応じて車両に発
生する横加速度V〓を検出する。コンピユータ8
は、センサ7,15からの検出信号に基づいてア
クチユエータ9を作動させ、ギヤボツクス10を
介してリンケージ14に直線運動を与える。リン
ケージ14の直線運動は、ナツクルアーム13を
支点13aの回りに回転し、後輪12を転舵して
後輪12に舵角δr(t)を生じさせる。この後輪
の舵角δr(t)は、コンピユータ8において横加
速度V〓に対して比例関係の δr(t)=K・V〓 ……(1) と設定されるか、または前輪の舵角δf(t)に比
例定数hを乗算したh・δf(t)を上記(1)式の右
辺に加えて δr(t)=h・δf(t)+K・V〓 ……(2) と設定されて制御される。
しかしながら、かかる従来の後輪舵角制御装置
は、ハンドルの操舵の速さを考慮した構成になつ
ておらず、またハンドルの回転操舵角に比例した
信号によつて、ハンドルの回転操舵角が小さい場
合もハンドルの回転操舵角が大きい場合も前輪と
同方向に後輪が転舵され、直進走行時の車両の走
行安定性が向上しハンドルの修正等が容易になる
という利点を有する反面、旋回運動の応答性が良
くならず、旋回半径を小さくした旋回運動を可能
とする構成になつていない。
は、ハンドルの操舵の速さを考慮した構成になつ
ておらず、またハンドルの回転操舵角に比例した
信号によつて、ハンドルの回転操舵角が小さい場
合もハンドルの回転操舵角が大きい場合も前輪と
同方向に後輪が転舵され、直進走行時の車両の走
行安定性が向上しハンドルの修正等が容易になる
という利点を有する反面、旋回運動の応答性が良
くならず、旋回半径を小さくした旋回運動を可能
とする構成になつていない。
また、従来では第2図の装置の他に、前輪を転
舵する操舵装置と後輪を転舵する操舵装置とを機
械的に連結した四輪操舵車において、ハンドルの
回転操舵角が小さいときでは前輪の舵角と同方向
に後輪を転舵し、ハンドルの回転操舵角が大きい
ときでは前輪の舵角と逆方向に後輪を転舵して、
後輪の舵角を制御する装置も提案されている。
舵する操舵装置と後輪を転舵する操舵装置とを機
械的に連結した四輪操舵車において、ハンドルの
回転操舵角が小さいときでは前輪の舵角と同方向
に後輪を転舵し、ハンドルの回転操舵角が大きい
ときでは前輪の舵角と逆方向に後輪を転舵して、
後輪の舵角を制御する装置も提案されている。
しかしながら、このように装置にあつては、ハ
ンドルの回転操舵角の大きさに応じて前輪と同方
向または逆方向に後輪を転舵するようになつてい
て、運転者がハンドルを操舵する速さを考慮して
おらず、例えば運転者が障害物回避とかレーンチ
ンエンジ等の急速な旋回運動を必要とする緊急操
舵時に対応する場合と、直進走行中やゆるやかな
旋回走行等の通常操舵時に対応する場合とで、異
なつた運動特性を期待してハンドルの操舵の速さ
を変化させても、ハンドルの回転操舵角が一定で
あれば後輪の舵角は所定の方向に一定の大きさに
制御される構成となつている。
ンドルの回転操舵角の大きさに応じて前輪と同方
向または逆方向に後輪を転舵するようになつてい
て、運転者がハンドルを操舵する速さを考慮して
おらず、例えば運転者が障害物回避とかレーンチ
ンエンジ等の急速な旋回運動を必要とする緊急操
舵時に対応する場合と、直進走行中やゆるやかな
旋回走行等の通常操舵時に対応する場合とで、異
なつた運動特性を期待してハンドルの操舵の速さ
を変化させても、ハンドルの回転操舵角が一定で
あれば後輪の舵角は所定の方向に一定の大きさに
制御される構成となつている。
したがつて、上記の従来の四輪操舵車ではハン
ドルの操舵の速さに応じた運転者の期待する運動
特性を充分満足しきれない、という問題があつ
た。
ドルの操舵の速さに応じた運転者の期待する運動
特性を充分満足しきれない、という問題があつ
た。
そこで本発明者等は、車速等を同一の条件にし
てハンドルの操舵の速さを変化させて回転操舵角
を等しく操舵した場合、常に前輪と同方向に後輪
を転舵する後輪舵角制御装置を備えた四輪操舵車
と、常に前輪と逆方向に後輪を転舵する後輪舵角
制御装置を備えた四輪操舵車との運動特性を走行
試験において比較検討した結果、ハンドルの操舵
の速さすなわち角周波数に応じて後輪の舵角の方
向を制御する後輪舵角制御装置を開発する必要性
に到達し、本発明を案出したものである。
てハンドルの操舵の速さを変化させて回転操舵角
を等しく操舵した場合、常に前輪と同方向に後輪
を転舵する後輪舵角制御装置を備えた四輪操舵車
と、常に前輪と逆方向に後輪を転舵する後輪舵角
制御装置を備えた四輪操舵車との運動特性を走行
試験において比較検討した結果、ハンドルの操舵
の速さすなわち角周波数に応じて後輪の舵角の方
向を制御する後輪舵角制御装置を開発する必要性
に到達し、本発明を案出したものである。
本発明は、以上の点を考慮すると共に従来の問
題点を解消すべく、ハンドルの操舵の速さに着目
して、急速な旋回運動が要求される状況下では旋
回運動の応答性を向上し、ゆつくりとした旋回運
動が要求される状況下では直進走行安定性を向上
した車両の後輪舵角制御装置を提供することを目
的とする。
題点を解消すべく、ハンドルの操舵の速さに着目
して、急速な旋回運動が要求される状況下では旋
回運動の応答性を向上し、ゆつくりとした旋回運
動が要求される状況下では直進走行安定性を向上
した車両の後輪舵角制御装置を提供することを目
的とする。
上記目的を達成するために本発明は、後輪に舵
角を生じさせる作動機構を制御して前輪に舵角を
生じさせるハンドルの操舵に応じて後輪の舵角を
自動的に制御する車両の後輪舵角制御装置におい
て、ハンドルの操舵量を検出して操舵量信号を出
力する検出手段と、操舵量信号に基づいてハンド
ルの操舵の速さを判断する判断手段と、判断手段
の判断結果に基づいてハンドルの操舵の速さが速
いときは後輪に前輪と逆方向の舵角を生じさせか
つ操舵の速さが遅いときは後輪に前輪と同方向の
舵角を生じさせるように作動機構を制御する制御
手段とを設けたことを特徴とする。
角を生じさせる作動機構を制御して前輪に舵角を
生じさせるハンドルの操舵に応じて後輪の舵角を
自動的に制御する車両の後輪舵角制御装置におい
て、ハンドルの操舵量を検出して操舵量信号を出
力する検出手段と、操舵量信号に基づいてハンド
ルの操舵の速さを判断する判断手段と、判断手段
の判断結果に基づいてハンドルの操舵の速さが速
いときは後輪に前輪と逆方向の舵角を生じさせか
つ操舵の速さが遅いときは後輪に前輪と同方向の
舵角を生じさせるように作動機構を制御する制御
手段とを設けたことを特徴とする。
本発明によれば、検出手段によりハンドルの回
転操舵角δh(t)または車両直進方向に対応した
ハンドルの位置を基準としたハンドルの変位D、
すなわち前輪の舵角に相当する量が操舵量として
検出される。ハンドルの回転操舵角δh(t)を検
出した場合には、回転操舵角を時間tに関して微
分することによりハンドルの角周波数ωが定めら
れ、またハンドルの変位Dを検出した場合には、
変位Dはハンドルの角周波数ωを用いてX=f
(ωt)と表わされる。したがつて、検出手段から
出力される操舵量信号に基づいて判断手段により
ハンドルの操舵の速さを判断することができる。
そして、ハンドルの操舵の速さすなわち角周波数
が大きいときは、制御手段により後輪に前輪と逆
方向の舵角が生じるように作動機構が制御され
て、前輪と後輪に略同時に舵角が生じてタイヤに
力が発生し、これらの力が同方向に回転するヨー
イングモーメントとなつて等価的にハンドルの回
転操舵角に対する操向車輪の舵角の比、いわゆる
ステアリングゲインが増加し(この場合、操向車
輪の舵角が等価的に前輪の舵角と後輪の舵角との
和になる)、車両の旋回運動の応答性が向上する。
一方、ハンドルの操舵の速さすなわち角周波数が
小さいときは、制御手段により後輪に前輪と同方
向の舵角が生じるよう作動機構が制御され、操向
車輪の舵角が等価的に前輪の舵角と後輪の舵角と
の差になつてステアリングゲインが減少し、車両
の直進安定性が向上する。
転操舵角δh(t)または車両直進方向に対応した
ハンドルの位置を基準としたハンドルの変位D、
すなわち前輪の舵角に相当する量が操舵量として
検出される。ハンドルの回転操舵角δh(t)を検
出した場合には、回転操舵角を時間tに関して微
分することによりハンドルの角周波数ωが定めら
れ、またハンドルの変位Dを検出した場合には、
変位Dはハンドルの角周波数ωを用いてX=f
(ωt)と表わされる。したがつて、検出手段から
出力される操舵量信号に基づいて判断手段により
ハンドルの操舵の速さを判断することができる。
そして、ハンドルの操舵の速さすなわち角周波数
が大きいときは、制御手段により後輪に前輪と逆
方向の舵角が生じるように作動機構が制御され
て、前輪と後輪に略同時に舵角が生じてタイヤに
力が発生し、これらの力が同方向に回転するヨー
イングモーメントとなつて等価的にハンドルの回
転操舵角に対する操向車輪の舵角の比、いわゆる
ステアリングゲインが増加し(この場合、操向車
輪の舵角が等価的に前輪の舵角と後輪の舵角との
和になる)、車両の旋回運動の応答性が向上する。
一方、ハンドルの操舵の速さすなわち角周波数が
小さいときは、制御手段により後輪に前輪と同方
向の舵角が生じるよう作動機構が制御され、操向
車輪の舵角が等価的に前輪の舵角と後輪の舵角と
の差になつてステアリングゲインが減少し、車両
の直進安定性が向上する。
したがつて本発明によれば、ハンドルの操舵が
速いときすなわちハンドルの角周波数が大きいと
きはステアリングゲインを増加させて車両の急速
旋回運動の応答性を向上し、ハンドルの角周波数
が小さいときはステアリングゲインを減少させて
車両の首ふり、ふらつき等を防止して車両直進時
の走行安定性を向上させることができる、という
効果が得られる。
速いときすなわちハンドルの角周波数が大きいと
きはステアリングゲインを増加させて車両の急速
旋回運動の応答性を向上し、ハンドルの角周波数
が小さいときはステアリングゲインを減少させて
車両の首ふり、ふらつき等を防止して車両直進時
の走行安定性を向上させることができる、という
効果が得られる。
次に本発明の態様について説明する。本発明は
以下の態様を採り得る。第1の態様は、制御手段
が、判断手段の判断結果および操舵量信号に基づ
いてハンドルの操舵の速さが速いときは後輪に前
輪と逆方向の舵角を生じさせかつハンドルの操舵
の速さが遅いときは後輪に前輪と同方向の舵角を
生じさせると共に後輪に操舵量信号に応じた大き
さの舵角が生じるように作動機構を制御するよう
構成したものである。
以下の態様を採り得る。第1の態様は、制御手段
が、判断手段の判断結果および操舵量信号に基づ
いてハンドルの操舵の速さが速いときは後輪に前
輪と逆方向の舵角を生じさせかつハンドルの操舵
の速さが遅いときは後輪に前輪と同方向の舵角を
生じさせると共に後輪に操舵量信号に応じた大き
さの舵角が生じるように作動機構を制御するよう
構成したものである。
この第1の態様によれば、ハンドルの操舵の速
さに応じて後輪の舵角発生方向が制御され、この
後輪の舵角の大きさが操舵量信号に応じて制御さ
れる。
さに応じて後輪の舵角発生方向が制御され、この
後輪の舵角の大きさが操舵量信号に応じて制御さ
れる。
したがつて、操舵量信号によつて前輪の舵角と
後輪の舵角との比を最適に定めることができると
共に必要であれば運転者の好みに応じて前輪の舵
角と後輪の舵角の比を適宜設定できる、という利
点を有する。
後輪の舵角との比を最適に定めることができると
共に必要であれば運転者の好みに応じて前輪の舵
角と後輪の舵角の比を適宜設定できる、という利
点を有する。
第2の態様は、判断手段が以下の伝達関数G
(S)に基づいて判断し、制御手段がその結果に
基づき作動機構を制御するように構成したもので
ある。
(S)に基づいて判断し、制御手段がその結果に
基づき作動機構を制御するように構成したもので
ある。
G(S)=Kd−Ke/1+TS・TS ……(3)
ただし、Kd,Keは0<Kd<Keの条件を満た
す大きさの定数、Sはa+jωで表わされる複素
周波数(ただし、aは時間tに無関係の任意の実
数、j=√−1である)、Tは一次遅れ時定数で
ある。なお、伝達関数G(S)は、周知のように
出力のラプラス変換形すなわち後輪の舵角δr(t)
をラプラス変換した像関数δr(S)を入力のラプ
ラス変換形例えばハンドルの回転操舵角δh(t)
をラプラス変換した像関数δh(S)で割つたもの
である。
す大きさの定数、Sはa+jωで表わされる複素
周波数(ただし、aは時間tに無関係の任意の実
数、j=√−1である)、Tは一次遅れ時定数で
ある。なお、伝達関数G(S)は、周知のように
出力のラプラス変換形すなわち後輪の舵角δr(t)
をラプラス変換した像関数δr(S)を入力のラプ
ラス変換形例えばハンドルの回転操舵角δh(t)
をラプラス変換した像関数δh(S)で割つたもの
である。
すなわち、第2の態様は、比例要素から一次遅
れ要素と微分要素とを直列接続した要素を減じた
要素で表現される伝達特性でもつて作動機構を制
御するようにしたものである。
れ要素と微分要素とを直列接続した要素を減じた
要素で表現される伝達特性でもつて作動機構を制
御するようにしたものである。
従来のこの種の装置の伝達特性としては、例え
ば比例要素と一次遅れ要素との比で表現される次
の伝達関数G(S)がある。
ば比例要素と一次遅れ要素との比で表現される次
の伝達関数G(S)がある。
G(S)=δr(S)/δh(S)=Ke/1+TS……(4
) ただし、Ke>0である。
) ただし、Ke>0である。
この伝達関数G(S)は、S→0の極限でG
(S)=Ke、S→∞の極限でG(S)=0となるた
め、ハンドルを遅く操舵した場合は前輪と同方向
に後輪の舵角を生じさせ、ハンドルを速く操舵し
た場合は後輪の舵角は零かあるいは前輪と同方向
に零に近い小さな値となるような特性を有してい
る。すなわち、後輪の舵角を制御しない従来車両
に対して、遅いハンドル操舵の場合は後輪を前輪
と同じ向きに制御して直進安定性を向上させるも
のであるが、速いハンドルの操舵に対して従来車
両並に維持するにすぎない。
(S)=Ke、S→∞の極限でG(S)=0となるた
め、ハンドルを遅く操舵した場合は前輪と同方向
に後輪の舵角を生じさせ、ハンドルを速く操舵し
た場合は後輪の舵角は零かあるいは前輪と同方向
に零に近い小さな値となるような特性を有してい
る。すなわち、後輪の舵角を制御しない従来車両
に対して、遅いハンドル操舵の場合は後輪を前輪
と同じ向きに制御して直進安定性を向上させるも
のであるが、速いハンドルの操舵に対して従来車
両並に維持するにすぎない。
そこで発明者等は、次の様な条件を満たす伝達
関数で制御される後輪舵角制御装置に到達した。
関数で制御される後輪舵角制御装置に到達した。
(a) ハンドルの速い操舵すなわちハンドルの角周
波数が大きい操舵に対しては、後輪の舵角は前
輪の転舵に対する遅れを極力小さくして、後輪
の舵角を前輪の舵角と逆方向に制御し、ハンド
ルの遅い操舵に対しては後輪の応答レベムルを
小さくしてハンドルの操舵に対する影響を弱め
る。この条件を満たす伝達関数G(S)は次の
ようになり、比例要素、一次遅れ要素および微
分要素で表現される。
波数が大きい操舵に対しては、後輪の舵角は前
輪の転舵に対する遅れを極力小さくして、後輪
の舵角を前輪の舵角と逆方向に制御し、ハンド
ルの遅い操舵に対しては後輪の応答レベムルを
小さくしてハンドルの操舵に対する影響を弱め
る。この条件を満たす伝達関数G(S)は次の
ようになり、比例要素、一次遅れ要素および微
分要素で表現される。
G(S)=Kd−Ke/1+TS・TS ……(5)
(0<Kd<Ke)
(b) ハンドルの遅い操舵すなわちハンドルの角周
波数が小さい操舵に対しては、後輪の舵角を前
輪の舵角と同方向に制御し、ハンドルの速い操
舵に対しては後輪の応答レベルを小さくしてハ
ンドルの操舵に対する影響を弱める。この条件
を満たす伝達関数G(S)は次のようになり、
比例要素と一次遅れ要素とで表現される。
波数が小さい操舵に対しては、後輪の舵角を前
輪の舵角と同方向に制御し、ハンドルの速い操
舵に対しては後輪の応答レベルを小さくしてハ
ンドルの操舵に対する影響を弱める。この条件
を満たす伝達関数G(S)は次のようになり、
比例要素と一次遅れ要素とで表現される。
G(S)=Kd/1+TS ……(6)
(0<Kd)
上記(a),(b)の条件を満たす伝達関数G(S)は、
(5)および(6)式より次のようになる。
(5)および(6)式より次のようになる。
G(S)=Kd−Ke/1+TS・TS+Kd/1+TS
=Kd−Ke/1+TS・TS ……(7)
上記(7)式の特性を説明するために、ハンドルを
極めて遅く操舵した場合とハンドルを極めて速く
操舵した場合とを考える。ハンドルを極めて遅く
操舵した場合には、複素周波数Sは極めて小さい
値となり、その極限S→0では上記(7)式は次のよ
うになる。
極めて遅く操舵した場合とハンドルを極めて速く
操舵した場合とを考える。ハンドルを極めて遅く
操舵した場合には、複素周波数Sは極めて小さい
値となり、その極限S→0では上記(7)式は次のよ
うになる。
lim
S→0G(S)=Kd ……(8)
Kd>0であるから、入力をハンドルの回転操
舵角δh(t)とすると、後輪の舵角δr(t)とハン
ドルの回転操舵角δh(t)とは同じ符号になり、
後輪の舵角は前輪の舵角と同じ方向に制御され
る。
舵角δh(t)とすると、後輪の舵角δr(t)とハン
ドルの回転操舵角δh(t)とは同じ符号になり、
後輪の舵角は前輪の舵角と同じ方向に制御され
る。
一方、ハンドルを極めて速く操舵した場合に
は、複素周波数Sは極めて大きい値となり、その
極限S→∞では上記(7)式は次のようになる。
は、複素周波数Sは極めて大きい値となり、その
極限S→∞では上記(7)式は次のようになる。
lim
S→∞G(S)=Kd−Ke ……(9)
Ke>KdであるからKd−Ke<0となり、入力
をハンドルの回転操舵角δh(t)とすると、後輪
の舵角δr(t)とハンドルの回転操舵角δh(t)と
は、反転した符号になり、後輪の舵角は前輪の舵
角と逆方向に制御される。
をハンドルの回転操舵角δh(t)とすると、後輪
の舵角δr(t)とハンドルの回転操舵角δh(t)と
は、反転した符号になり、後輪の舵角は前輪の舵
角と逆方向に制御される。
また、上記の場合において後輪の舵角δr(t)
は、定数Kd,Kd−Keに関してハンドルの回転
操舵角δr(t)に比例するから、ハンドルの回転
操舵角の大きさに比例して後輪の舵角の大きさが
制御される。
は、定数Kd,Kd−Keに関してハンドルの回転
操舵角δr(t)に比例するから、ハンドルの回転
操舵角の大きさに比例して後輪の舵角の大きさが
制御される。
なお、上記では入力としてハンドルの回転操舵
角を用いたが、ハンドルの変位Dを用いても同様
に制御することができる。
角を用いたが、ハンドルの変位Dを用いても同様
に制御することができる。
以上のように第2の態様によれば、ハンドルの
操舵の速さに応じて後輪の舵角の方向と大きさが
制御され、定数Kd,Ke、時定数Tの値を最適に
定めることによりハンドルの操舵の速さに応じて
後輪の舵角の大きさと方向を最適に制御すること
ができる、という利点を有する。
操舵の速さに応じて後輪の舵角の方向と大きさが
制御され、定数Kd,Ke、時定数Tの値を最適に
定めることによりハンドルの操舵の速さに応じて
後輪の舵角の大きさと方向を最適に制御すること
ができる、という利点を有する。
以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説
明する。第1図は四輪操舵車に本発明の実施例の
基本的回路を連結した概略図である。ハンドル
(ステアリングホイール)1は、シヤフト2を介
してギヤボツクス3に連結されている。ギヤボツ
クス3の両端には、リンケージ4が連結され、リ
ンケージ4の各々にナツクルアーム5を介して前
輪6が連結されている。後輪12は、前輪6と略
同様にナツクルアーム13とリンケージ14を含
んで構成されたステアリングリンク機構の両端に
連結されている。
明する。第1図は四輪操舵車に本発明の実施例の
基本的回路を連結した概略図である。ハンドル
(ステアリングホイール)1は、シヤフト2を介
してギヤボツクス3に連結されている。ギヤボツ
クス3の両端には、リンケージ4が連結され、リ
ンケージ4の各々にナツクルアーム5を介して前
輪6が連結されている。後輪12は、前輪6と略
同様にナツクルアーム13とリンケージ14を含
んで構成されたステアリングリンク機構の両端に
連結されている。
シヤフト2には、ハンドル1の操舵量を連続し
て検出する検出手段20が連結され、この検出手
段20は判断回路22および制御回路24で構成
された制御手段26を介して作動機構28に接続
されている。
て検出する検出手段20が連結され、この検出手
段20は判断回路22および制御回路24で構成
された制御手段26を介して作動機構28に接続
されている。
判断回路22は、検出手段20から出力される
操舵量信号に基づいてハンドルの角周波数ωの大
きさすなわち操舵の速さを判断する。制御回路2
4は、判断回路22の判断結果と操舵量信号とに
基づいて、ハンドルの操舵の速さが速いときは後
輪に前輪と逆方向の舵角を生じさせると共に操舵
量信号に応じた大きさの舵角を生じさせる制御信
号を出力し、一方、操舵の速さが遅いときは後輪
に前輪と同方向の舵角を生じさせると共に操舵量
信号に応じた大きさの舵角を生じさせる制御信号
を出力する。作動機構28は、この制御信号に基
づいて後輪の舵角の方向と大きさを制御する。
操舵量信号に基づいてハンドルの角周波数ωの大
きさすなわち操舵の速さを判断する。制御回路2
4は、判断回路22の判断結果と操舵量信号とに
基づいて、ハンドルの操舵の速さが速いときは後
輪に前輪と逆方向の舵角を生じさせると共に操舵
量信号に応じた大きさの舵角を生じさせる制御信
号を出力し、一方、操舵の速さが遅いときは後輪
に前輪と同方向の舵角を生じさせると共に操舵量
信号に応じた大きさの舵角を生じさせる制御信号
を出力する。作動機構28は、この制御信号に基
づいて後輪の舵角の方向と大きさを制御する。
次に本発明の具体的実施例について説明する。
なお、以下の説明において第1図と対応する部分
には同一符号を付して説明する。
なお、以下の説明において第1図と対応する部分
には同一符号を付して説明する。
第3図は、本発明の第1の具体的実施例を示す
回路図である。第1の具体的実施例の後輪舵角制
御装置は、ハンドル1の回転操舵角を検出する検
出手段50と、検出手段50に接続されて検出手
段が出力する操舵角信号に基づきハンドルの操舵
の速さすなわちハンドルの角周波数を操舵角信号
の変化率で判断する判断回路201と、判断回路
201が出力する判断信号に基づきハンドルの操
舵の速さに対応した制御信号を出力する制御回路
251と、制御回路251に接続されると共に車
両の車体に装備されて制御信号に応じて力を発生
し、この力を後輪に伝達作用してハンドルを遅く
操舵した場合すなわち角周波数が小さい場合は前
輪の舵角と同じ方向に後輪を輪舵し、ハンドルを
速く操舵した場合すなわち角周波数が大きい場合
は前輪の舵角と逆の方向に後輪を転舵して後輪に
舵角を発生させる作動機構80とから構成されて
いる。上記の判断回路201と制御回路251と
は、信号処理回路200を構成する。
回路図である。第1の具体的実施例の後輪舵角制
御装置は、ハンドル1の回転操舵角を検出する検
出手段50と、検出手段50に接続されて検出手
段が出力する操舵角信号に基づきハンドルの操舵
の速さすなわちハンドルの角周波数を操舵角信号
の変化率で判断する判断回路201と、判断回路
201が出力する判断信号に基づきハンドルの操
舵の速さに対応した制御信号を出力する制御回路
251と、制御回路251に接続されると共に車
両の車体に装備されて制御信号に応じて力を発生
し、この力を後輪に伝達作用してハンドルを遅く
操舵した場合すなわち角周波数が小さい場合は前
輪の舵角と同じ方向に後輪を輪舵し、ハンドルを
速く操舵した場合すなわち角周波数が大きい場合
は前輪の舵角と逆の方向に後輪を転舵して後輪に
舵角を発生させる作動機構80とから構成されて
いる。上記の判断回路201と制御回路251と
は、信号処理回路200を構成する。
検出手段50は、円弧状の抵抗502と摺動子
504とから成り車両の車体Bに固定された回転
形ポテンシヨメータRPで構成されている。摺動
子504の一端はシヤフト2の先端に係止されて
いる。予め所定の電圧を回転形ポテンシヨメータ
RPに印加しておくと、ハンドル1の回転操舵角
δh(t)に応じてシヤフト2が回転すると共に摺
動子504の他端が抵抗502に沿つて摺動し、
ハンドル1の操舵角δh(t)に応じた電圧信号が
操舵角信号として検出手段から出力される。この
操舵角信号は、ハンドル1の回転操舵角δh(t)
に比例した電圧信号であり、ハンドルの回転操舵
角δh(t)=0(直進方向に対する前輪6の舵角δf
(t)=0の状態)を基準として、ハンドル1を右
方向へ回転操舵したときは正の極性となり、ハン
ドル1を左方向へ回転操舵したときは負の極性と
なる。
504とから成り車両の車体Bに固定された回転
形ポテンシヨメータRPで構成されている。摺動
子504の一端はシヤフト2の先端に係止されて
いる。予め所定の電圧を回転形ポテンシヨメータ
RPに印加しておくと、ハンドル1の回転操舵角
δh(t)に応じてシヤフト2が回転すると共に摺
動子504の他端が抵抗502に沿つて摺動し、
ハンドル1の操舵角δh(t)に応じた電圧信号が
操舵角信号として検出手段から出力される。この
操舵角信号は、ハンドル1の回転操舵角δh(t)
に比例した電圧信号であり、ハンドルの回転操舵
角δh(t)=0(直進方向に対する前輪6の舵角δf
(t)=0の状態)を基準として、ハンドル1を右
方向へ回転操舵したときは正の極性となり、ハン
ドル1を左方向へ回転操舵したときは負の極性と
なる。
判断回路201は、第1のサンプルホールド回
路100、差動増幅回路110、第2のサンプル
ホールド回路120、絶対値回路130、発振器
213、単安定マルチバイブレータ(以下モノマ
ルチ回路という)214および比較回路140か
ら構成されている。この判断回路201は、検出
手段50から出力される操舵角信号に基づいてハ
ンドル1の操舵の速さを判断するために、検出手
段50からの操舵角信号の一定時間毎の変化値を
求めることにより変化率信号とし、この変化率信
号に応じた電圧信号の絶対値を予め定めた電圧レ
ベルと比較する回路である。
路100、差動増幅回路110、第2のサンプル
ホールド回路120、絶対値回路130、発振器
213、単安定マルチバイブレータ(以下モノマ
ルチ回路という)214および比較回路140か
ら構成されている。この判断回路201は、検出
手段50から出力される操舵角信号に基づいてハ
ンドル1の操舵の速さを判断するために、検出手
段50からの操舵角信号の一定時間毎の変化値を
求めることにより変化率信号とし、この変化率信
号に応じた電圧信号の絶対値を予め定めた電圧レ
ベルと比較する回路である。
検出手段50から出力される操舵角信号は、第
1のサンプルホールド回路100のアナログスイ
ツチ202の入力端子および差動増幅回路110
の抵抗器207に供給される。第1のサンプルホ
ールド回路100は、コントロール端子がモノマ
ルチ回路214に接続されたアナログスイツチ2
02、コンデンサ203および演算増幅器204
から構成され、モノマルチ回路214から出力さ
れるパルス信号で開閉作動するアナログスイツチ
202により操舵角信号をサンプリングし、サン
プリングした信号をコンデンサ203にホールド
する。従つて、第1のサンプルホールド回路10
0は、第4図Aに示すように、連続した信号であ
る操舵角信号Xをモノマルチ回路214から出力
される一定時間毎のパルス信号により離散値化し
て階段状の電圧信号Vsを出力する。差動増幅回
路110、演算増幅器209および抵抗205,
206,207,208から成り、抵抗205の
一端には第1のサンプルホールド回路100から
出力される階段状の電圧信号Vsが供給され、抵
抗207の一端には検出手段50からの操舵角信
号Xが供給され、この2つの信号Vs、Xを作動
演算する。従つて、差動増幅回路110は、第4
図Bに示すように、操舵角信号Xから第1のサン
プルホールド回路100から出力される電圧信号
Vsを減算したのこぎり波状の電圧信号Vsaを出力
する。この電圧信号Vsaは、操舵角信号Xの一定
時間毎の変化値すなわち変化率信号に相当する。
1のサンプルホールド回路100のアナログスイ
ツチ202の入力端子および差動増幅回路110
の抵抗器207に供給される。第1のサンプルホ
ールド回路100は、コントロール端子がモノマ
ルチ回路214に接続されたアナログスイツチ2
02、コンデンサ203および演算増幅器204
から構成され、モノマルチ回路214から出力さ
れるパルス信号で開閉作動するアナログスイツチ
202により操舵角信号をサンプリングし、サン
プリングした信号をコンデンサ203にホールド
する。従つて、第1のサンプルホールド回路10
0は、第4図Aに示すように、連続した信号であ
る操舵角信号Xをモノマルチ回路214から出力
される一定時間毎のパルス信号により離散値化し
て階段状の電圧信号Vsを出力する。差動増幅回
路110、演算増幅器209および抵抗205,
206,207,208から成り、抵抗205の
一端には第1のサンプルホールド回路100から
出力される階段状の電圧信号Vsが供給され、抵
抗207の一端には検出手段50からの操舵角信
号Xが供給され、この2つの信号Vs、Xを作動
演算する。従つて、差動増幅回路110は、第4
図Bに示すように、操舵角信号Xから第1のサン
プルホールド回路100から出力される電圧信号
Vsを減算したのこぎり波状の電圧信号Vsaを出力
する。この電圧信号Vsaは、操舵角信号Xの一定
時間毎の変化値すなわち変化率信号に相当する。
第2のサンプルホールド回路120は、第1の
サンプルホールド回路100と同様に、アナログ
スイツチ210、コンデンサ211および演算増
幅器212から構成さ、アナログスイツチ210
の入力端子には差動増幅器110からののこぎり
波形の電圧信号Vsaが供給され、またアナログス
イツチ210のコントロール端子には発振器21
3からのパルス信号が供給されている。この第2
のサンプルホールド回路120は、発振器213
から出力されて短い時間のみ立上るパルス信号が
オン作動しているとき、差動増幅器から出力され
る電圧信号Vsaをサンプリングしてコンデンサ2
11にホールドする。発振器213の出力パルス
信号は、ネガテイブエツジトリガで作動(信号の
立上りで作動)するモノマルチ回路214を介し
てアナログスイツチ202に供給されると共に、
アナログスイツチ210に供給されているため、
アナログスイツチ210がオン状態からオフ状態
に変化した直後にアナログスイツチ202がオン
状態になる。従つて、第2のサンプルホールド回
路120は、第4図Bに示すように、差動増幅回
路が出力する変化率信号に応じて一定時間毎の電
圧信号Vdを出力する。すなわち、第2のサンプ
ルホールド回路120は、検出手段50からの操
舵角信号Xに基づいて一定時間毎のハンドルの操
舵の速さに応じて一定時間毎の電圧信号Vdを出
力する。
サンプルホールド回路100と同様に、アナログ
スイツチ210、コンデンサ211および演算増
幅器212から構成さ、アナログスイツチ210
の入力端子には差動増幅器110からののこぎり
波形の電圧信号Vsaが供給され、またアナログス
イツチ210のコントロール端子には発振器21
3からのパルス信号が供給されている。この第2
のサンプルホールド回路120は、発振器213
から出力されて短い時間のみ立上るパルス信号が
オン作動しているとき、差動増幅器から出力され
る電圧信号Vsaをサンプリングしてコンデンサ2
11にホールドする。発振器213の出力パルス
信号は、ネガテイブエツジトリガで作動(信号の
立上りで作動)するモノマルチ回路214を介し
てアナログスイツチ202に供給されると共に、
アナログスイツチ210に供給されているため、
アナログスイツチ210がオン状態からオフ状態
に変化した直後にアナログスイツチ202がオン
状態になる。従つて、第2のサンプルホールド回
路120は、第4図Bに示すように、差動増幅回
路が出力する変化率信号に応じて一定時間毎の電
圧信号Vdを出力する。すなわち、第2のサンプ
ルホールド回路120は、検出手段50からの操
舵角信号Xに基づいて一定時間毎のハンドルの操
舵の速さに応じて一定時間毎の電圧信号Vdを出
力する。
なお、第4図A,Bでは、説明を簡単にするた
めにモノマルチ回路214と発振器の出力である
パルス信号の立上り間隔を広くして図示してある
が、パルス信号の発振周波数は操舵角信号の周波
数すなわちハンドルの操舵角周波数の103倍程度
以上であることが望ましい。
めにモノマルチ回路214と発振器の出力である
パルス信号の立上り間隔を広くして図示してある
が、パルス信号の発振周波数は操舵角信号の周波
数すなわちハンドルの操舵角周波数の103倍程度
以上であることが望ましい。
絶対値回路130は、抵抗215,216,2
20,221,222、ダイオード217,21
8および演算増幅器219,223から構成さ
れ、第2のサンプルホールド回路120から出力
される一定時間毎の操舵の速さに相当する電圧信
号Vdの絶対値を出力する。この絶対値回路13
0は、第5図に示すように、右操舵の速さに対し
ては正の傾き電圧を出力しまた左操舵の速さに対
しては負の傾きの電圧を出力し、全体として正の
極性の出力電圧Vのみを出力する。
20,221,222、ダイオード217,21
8および演算増幅器219,223から構成さ
れ、第2のサンプルホールド回路120から出力
される一定時間毎の操舵の速さに相当する電圧信
号Vdの絶対値を出力する。この絶対値回路13
0は、第5図に示すように、右操舵の速さに対し
ては正の傾き電圧を出力しまた左操舵の速さに対
しては負の傾きの電圧を出力し、全体として正の
極性の出力電圧Vのみを出力する。
比較器140は、演算増幅器224,225,
226,227および正の電圧を発生する電圧源
228,229から成り絶対値回路130からの
出力電圧Vを電圧源228,229によつて予め
定められた電圧レベルe1,e2(e1<e2)と比較す
る。演算増幅器224は、非反転入力端子(正端
子)に絶対値回路130からの出力電圧Vが供給
されかつ反転入力端子(負端子)に電圧源228
からの正の電圧e2が供給されたコンパレータで構
成され、第6図Cに示すように、一定時間毎の操
舵の速さに相当する絶対値回路130からの出力
電圧Vが電圧源228からの正の電圧e2より大き
いときのみ高いレベルの電圧信号V3を出力する。
演算増幅器225,226は、ウインドコンパレ
ータを形成し、演算増幅器225の負端子と演算
増幅器226の正端子は接続されて絶対値回路1
30からの出力電圧Vが供給され、演算増幅器2
25の正端子には電圧源228からの正の電圧e2
が供給され、また演算増幅器226の負端子には
電圧源229からの正の電圧e1(e1<e2)が供給
されている。そして、演算増幅器225,226
の出力端子は相互に接続されており、第6図Bに
示すように、一定時間毎の操舵の速さに相当する
絶対値回路130からの出力電圧Vがe1≦V≦e2
のときのみ高いレベルの電圧信号V2を出力する。
演算増幅器227は、負端子に絶対値回路130
からの上記電圧Vが供給されかつ正端子に電圧源
229からの正の電圧e1が供給されたコンパレー
タで構成され、第6図Aに示すように、一定時間
毎の操舵の速さに相当する絶対値回路130から
の出力電圧Vが電圧源229からの正の電圧e1よ
り小さいときのみ高いレベルの電圧信号V1を出
力する。
226,227および正の電圧を発生する電圧源
228,229から成り絶対値回路130からの
出力電圧Vを電圧源228,229によつて予め
定められた電圧レベルe1,e2(e1<e2)と比較す
る。演算増幅器224は、非反転入力端子(正端
子)に絶対値回路130からの出力電圧Vが供給
されかつ反転入力端子(負端子)に電圧源228
からの正の電圧e2が供給されたコンパレータで構
成され、第6図Cに示すように、一定時間毎の操
舵の速さに相当する絶対値回路130からの出力
電圧Vが電圧源228からの正の電圧e2より大き
いときのみ高いレベルの電圧信号V3を出力する。
演算増幅器225,226は、ウインドコンパレ
ータを形成し、演算増幅器225の負端子と演算
増幅器226の正端子は接続されて絶対値回路1
30からの出力電圧Vが供給され、演算増幅器2
25の正端子には電圧源228からの正の電圧e2
が供給され、また演算増幅器226の負端子には
電圧源229からの正の電圧e1(e1<e2)が供給
されている。そして、演算増幅器225,226
の出力端子は相互に接続されており、第6図Bに
示すように、一定時間毎の操舵の速さに相当する
絶対値回路130からの出力電圧Vがe1≦V≦e2
のときのみ高いレベルの電圧信号V2を出力する。
演算増幅器227は、負端子に絶対値回路130
からの上記電圧Vが供給されかつ正端子に電圧源
229からの正の電圧e1が供給されたコンパレー
タで構成され、第6図Aに示すように、一定時間
毎の操舵の速さに相当する絶対値回路130から
の出力電圧Vが電圧源229からの正の電圧e1よ
り小さいときのみ高いレベルの電圧信号V1を出
力する。
上記で説明した判断回路201の動作を説明す
る。判断回路201は、検出手段50から出力さ
れる操舵角信号に基づき、操舵角信号の一定時間
毎の変化値を求めることにより操舵角信号を変化
率信号とし、変化率信号に対応した電圧信号の絶
対値を所定の電圧レベルと比較する。そして、こ
の比較からハンドル1の操舵の速さを判断してハ
ンドルの操舵の速さが遅いときは演算増幅器22
7から高いレベルの電圧信号を出力し、ハンドル
の操舵の速さが速いときは演算増幅器224から
高いレベルの電圧信号を出力する。また、ハンド
ルの操舵の速さが上記の両者の中間の大きさのと
きは、相互に接続された演算増幅器225,22
6から高いレベルの電圧信号を出力する。
る。判断回路201は、検出手段50から出力さ
れる操舵角信号に基づき、操舵角信号の一定時間
毎の変化値を求めることにより操舵角信号を変化
率信号とし、変化率信号に対応した電圧信号の絶
対値を所定の電圧レベルと比較する。そして、こ
の比較からハンドル1の操舵の速さを判断してハ
ンドルの操舵の速さが遅いときは演算増幅器22
7から高いレベルの電圧信号を出力し、ハンドル
の操舵の速さが速いときは演算増幅器224から
高いレベルの電圧信号を出力する。また、ハンド
ルの操舵の速さが上記の両者の中間の大きさのと
きは、相互に接続された演算増幅器225,22
6から高いレベルの電圧信号を出力する。
制御回路251は、反転増幅回路150,16
0とアナログスイツチ252,253,254と
から構成され、上記検出手段50からの操舵角信
号と上記判断回路201からの電圧信号V1,V2,
V3に基づいて、ハンドル1の操舵の速度に応じ
た制御信号を出力する。
0とアナログスイツチ252,253,254と
から構成され、上記検出手段50からの操舵角信
号と上記判断回路201からの電圧信号V1,V2,
V3に基づいて、ハンドル1の操舵の速度に応じ
た制御信号を出力する。
アナログスイツチ252のコントロール端子に
は、判断回路201の演算増幅器224からの電
圧信号V3が供給され、アナログスイツチ252
の入力端子には、反転増幅回路150の出力信号
が供給される。また、アナログスイツチ253の
コントロール端子には、判断回路201の演算増
幅器225,226からの電圧信号V2が供給さ
れ、アナログスイツチ253の入力端子は接地さ
れている。そして、アナログスイツチ254のコ
ントロール端子には、判断回路201の演算増幅
器227からの電圧信号V1が供給され、アナロ
グスイツチ254の入力端子には、反転増幅回路
160の出力信号が供給される。上記の反転増幅
回路150は、演算増幅器257、入力抵抗25
5および帰還抵抗256から構成され、入力抵抗
255の一端に供給される検出手段50からの操
舵角信号を入力抵抗255と帰還抵抗256との
抵抗比で定まる増幅率KAで反転増幅(−KA倍)
して出力する。また、反転増幅回路160は、反
転増幅回路150と同様に演算増幅器260、入
力抵抗258および帰還抵抗259で構成され、
入力抵抗258の一端に供給される検出手段50
からの操舵角信号を入力抵抗258と帰還抵抗2
59との抵抗比で定まる増幅率1で反転増幅(−
1倍)して出力する。
は、判断回路201の演算増幅器224からの電
圧信号V3が供給され、アナログスイツチ252
の入力端子には、反転増幅回路150の出力信号
が供給される。また、アナログスイツチ253の
コントロール端子には、判断回路201の演算増
幅器225,226からの電圧信号V2が供給さ
れ、アナログスイツチ253の入力端子は接地さ
れている。そして、アナログスイツチ254のコ
ントロール端子には、判断回路201の演算増幅
器227からの電圧信号V1が供給され、アナロ
グスイツチ254の入力端子には、反転増幅回路
160の出力信号が供給される。上記の反転増幅
回路150は、演算増幅器257、入力抵抗25
5および帰還抵抗256から構成され、入力抵抗
255の一端に供給される検出手段50からの操
舵角信号を入力抵抗255と帰還抵抗256との
抵抗比で定まる増幅率KAで反転増幅(−KA倍)
して出力する。また、反転増幅回路160は、反
転増幅回路150と同様に演算増幅器260、入
力抵抗258および帰還抵抗259で構成され、
入力抵抗258の一端に供給される検出手段50
からの操舵角信号を入力抵抗258と帰還抵抗2
59との抵抗比で定まる増幅率1で反転増幅(−
1倍)して出力する。
以上のように構成された制御回路251の動作
について述べる。ハンドル1の操舵の速さが速い
場合は、判断回路201の演算増幅器224のみ
が高いレベルの電圧信号V3を出力し、アナログ
スイツチ252をオン状態とする。一方、検出手
段50からの操舵角信号は、反転増幅回路150
により−KA倍されてアナログスイツチ252に
入力されている。このため、ハンドルの操舵が速
い場合は、制御回路251は操舵角信号を−KA
倍した信号を制御信号として出力する。ハンドル
1の操舵の速さが遅い場合は、判断回路201の
演算増幅器227のみが高いレベルの電圧信号
V1を出力し、アナログスイツチ254をオン状
態とする。一方、検出手段50からの操舵角信号
は、2つの反転増幅回路150,160により
KA倍されてアナログスイツチ254に入力され
ている。このため、ハンドルの操舵の速さが遅い
場合は、制御回路251は操舵角信号をKA倍し
た信号を制御信号として出力する。そして、ハン
ドル1の操舵の速さが上記両者の中間の大きさの
場合は、判断回路201の演算増幅器225,2
26のみが高いレベルの電圧信号V2を出力し、
アナログスイツチ253をオン状態とする。一
方、アナログスイツチ253の入力端子は接地さ
れているので、ハンドルの操舵の速さが上記両者
の中間の大きさの場合は、制御回路251は電圧
が零の信号を制御信号として出力する。
について述べる。ハンドル1の操舵の速さが速い
場合は、判断回路201の演算増幅器224のみ
が高いレベルの電圧信号V3を出力し、アナログ
スイツチ252をオン状態とする。一方、検出手
段50からの操舵角信号は、反転増幅回路150
により−KA倍されてアナログスイツチ252に
入力されている。このため、ハンドルの操舵が速
い場合は、制御回路251は操舵角信号を−KA
倍した信号を制御信号として出力する。ハンドル
1の操舵の速さが遅い場合は、判断回路201の
演算増幅器227のみが高いレベルの電圧信号
V1を出力し、アナログスイツチ254をオン状
態とする。一方、検出手段50からの操舵角信号
は、2つの反転増幅回路150,160により
KA倍されてアナログスイツチ254に入力され
ている。このため、ハンドルの操舵の速さが遅い
場合は、制御回路251は操舵角信号をKA倍し
た信号を制御信号として出力する。そして、ハン
ドル1の操舵の速さが上記両者の中間の大きさの
場合は、判断回路201の演算増幅器225,2
26のみが高いレベルの電圧信号V2を出力し、
アナログスイツチ253をオン状態とする。一
方、アナログスイツチ253の入力端子は接地さ
れているので、ハンドルの操舵の速さが上記両者
の中間の大きさの場合は、制御回路251は電圧
が零の信号を制御信号として出力する。
作動機構80は、油圧発生装置P、アキユムレ
ータAL、流量制御弁SV、油圧発生装置Pの吸入
側に連通されて不要の油を戻すための油溜T、配
管を通じて流量制御弁SVに連結されたアクチユ
エータAC、支点13aを有するナツクルアーム
13および左右のナツクルアーム13,13をピ
ンジヨイントSLa,SLaを介して連結するステア
リングリンケージSL,SLから構成されている。
ータAL、流量制御弁SV、油圧発生装置Pの吸入
側に連通されて不要の油を戻すための油溜T、配
管を通じて流量制御弁SVに連結されたアクチユ
エータAC、支点13aを有するナツクルアーム
13および左右のナツクルアーム13,13をピ
ンジヨイントSLa,SLaを介して連結するステア
リングリンケージSL,SLから構成されている。
油圧発生装置Pは、プーリを介してエンジンに
よつて駆動されるベーンポンプで構成され、予め
所定の圧力をアキユムレータALに蓄圧する。こ
のベーンポンプは、エンジンの回転に応じて駆動
される。
よつて駆動されるベーンポンプで構成され、予め
所定の圧力をアキユムレータALに蓄圧する。こ
のベーンポンプは、エンジンの回転に応じて駆動
される。
アキユムレータALは、所定の容量を有する金
属容器30で構成され、この金属容器30内をゴ
ムダイヤフラム32により2分割して一方の部屋
には所定の圧力の窒素等のガスを封入し、他方の
部屋を配管を介して油圧発生装置Pを構成するベ
ーンポンプの吐出口に連通させて構成されてい
る。このアキユムレータALは、ベーンポンプの
能力が車両の後輪舵角制御装置の要求に対して不
足する場合に後輪舵角制御装置の動作不能を補償
するものである。また、アキユムレータALを設
けることにより、ベーンポンプの小型化、小容量
化を可能にすることができる。そして、アキユム
レータALは、配管を介して流量制御弁SVと連結
され、流量制御弁SVの弁開度に応じてアキユム
レータALに蓄圧された油圧をアクチユエータAC
へ供給する。
属容器30で構成され、この金属容器30内をゴ
ムダイヤフラム32により2分割して一方の部屋
には所定の圧力の窒素等のガスを封入し、他方の
部屋を配管を介して油圧発生装置Pを構成するベ
ーンポンプの吐出口に連通させて構成されてい
る。このアキユムレータALは、ベーンポンプの
能力が車両の後輪舵角制御装置の要求に対して不
足する場合に後輪舵角制御装置の動作不能を補償
するものである。また、アキユムレータALを設
けることにより、ベーンポンプの小型化、小容量
化を可能にすることができる。そして、アキユム
レータALは、配管を介して流量制御弁SVと連結
され、流量制御弁SVの弁開度に応じてアキユム
レータALに蓄圧された油圧をアクチユエータAC
へ供給する。
流量制御弁SVは、流入ポートおよび吐出ポー
トが配設されたシリンダとシリンダを軸方向に移
動するスプールとから成るスプール弁で構成さ
れ、制御回路251から出力される制御信号に応
じてスプールと吐出ポートとの位置関係を変化さ
せることにより絞りの開口面積を変化させて吐出
流量を制御する。
トが配設されたシリンダとシリンダを軸方向に移
動するスプールとから成るスプール弁で構成さ
れ、制御回路251から出力される制御信号に応
じてスプールと吐出ポートとの位置関係を変化さ
せることにより絞りの開口面積を変化させて吐出
流量を制御する。
アクチユエータACは、流量制御弁SVの吐出ポ
ートに配管を介して連結されたシリンダ34とシ
リンダ34内を軸方向に移動するピストン36と
から成り、シリンダ34を車両の車体Bに係止
し、ピストン36の両端を左右のステアリングリ
ングゲージSL,SLに係止して構成されている。
ートに配管を介して連結されたシリンダ34とシ
リンダ34内を軸方向に移動するピストン36と
から成り、シリンダ34を車両の車体Bに係止
し、ピストン36の両端を左右のステアリングリ
ングゲージSL,SLに係止して構成されている。
以下上記のように構成された本実施例の車両の
後輪舵角制御装置の作用効果について説明する。
なお、以下では説明を簡単にするためハンドル1
を右方向へ角度δh(t)だけ操舵した場合を考え
る。
後輪舵角制御装置の作用効果について説明する。
なお、以下では説明を簡単にするためハンドル1
を右方向へ角度δh(t)だけ操舵した場合を考え
る。
ハンドル1の右方向への回転操舵によりシヤフ
ト2もハンドルの回転に伴つて回転する。これに
伴つてシヤフト2の先端に係止された検出手段5
0の回転形ポテンシヨメータの摺動子が摺動さ
れ、検出手段50からハンドルの回転操舵角δh
(t)に応じた操舵角信号Xが出力される。この
とき、従来と同様に前輪6は右方向へ転舵され舵
角δf(t)を生じる。この操舵角信号Xは、信号
処理回路200の判断回路201と制御回路25
1に入力される。
ト2もハンドルの回転に伴つて回転する。これに
伴つてシヤフト2の先端に係止された検出手段5
0の回転形ポテンシヨメータの摺動子が摺動さ
れ、検出手段50からハンドルの回転操舵角δh
(t)に応じた操舵角信号Xが出力される。この
とき、従来と同様に前輪6は右方向へ転舵され舵
角δf(t)を生じる。この操舵角信号Xは、信号
処理回路200の判断回路201と制御回路25
1に入力される。
判断回路201は、操舵角信号Xの一定時間毎
の変化値を求めることにより操舵角信号Xを変化
率信号とし、変化率信号に応じた電圧信号の絶対
値を所定の電圧レベルと比較することによりハン
ドルの一定時間毎の操舵の速さを判断する。制御
回路251は、判断回路201で判断されたハン
ドル1の一定時間毎の操舵の速さに応じて、ハン
ドルの操舵の速さが遅いときは操舵角信号Xを
KA倍した制御信号Y=KA・Xを出力し、ハンド
ルの操舵の速さが速いときは操舵角信号Xを−
KA倍した制御信号Y=−KA・X出力し、またハ
ンドルの操舵の速さが上記の両者の速さの中間の
大きさのときは電圧が零の制御信号Y=0を出力
する。
の変化値を求めることにより操舵角信号Xを変化
率信号とし、変化率信号に応じた電圧信号の絶対
値を所定の電圧レベルと比較することによりハン
ドルの一定時間毎の操舵の速さを判断する。制御
回路251は、判断回路201で判断されたハン
ドル1の一定時間毎の操舵の速さに応じて、ハン
ドルの操舵の速さが遅いときは操舵角信号Xを
KA倍した制御信号Y=KA・Xを出力し、ハンド
ルの操舵の速さが速いときは操舵角信号Xを−
KA倍した制御信号Y=−KA・X出力し、またハ
ンドルの操舵の速さが上記の両者の速さの中間の
大きさのときは電圧が零の制御信号Y=0を出力
する。
作動機構80の流量制御弁SVは、制御信号Y
によつて開閉され、アキユムレータALの油圧を
アクチユエータACに導入する。従つて、アクチ
ユエータACのシリンダ内の圧力が変化してピス
トンが移動される。このピストンはステアリング
リンケージSLを移動しナツクルアーム13を支
点13aを中心に回転させ、後輪12を転舵して
舵角δr(t)を生じさせる。すなわち、後輪12
は作動機構80によつて制御信号Yの極性が正の
ときはハンドル1の操舵の方向と同方向すなわち
右方へ、操舵角信号をKA倍した電圧に相当する
舵角δr(t)だけ転舵される。一方、制御信号Y
の極性が負のときは、後輪12はハンドル1の操
舵の方向と逆方向すなわち左の方向へ、操舵角信
号をKA倍した電圧に相当する舵角δr(t)だけ転
舵される。なお、制御信号Yが零のときは、後輪
12は転舵されず後輪の舵角δr(t)は零となる。
によつて開閉され、アキユムレータALの油圧を
アクチユエータACに導入する。従つて、アクチ
ユエータACのシリンダ内の圧力が変化してピス
トンが移動される。このピストンはステアリング
リンケージSLを移動しナツクルアーム13を支
点13aを中心に回転させ、後輪12を転舵して
舵角δr(t)を生じさせる。すなわち、後輪12
は作動機構80によつて制御信号Yの極性が正の
ときはハンドル1の操舵の方向と同方向すなわち
右方へ、操舵角信号をKA倍した電圧に相当する
舵角δr(t)だけ転舵される。一方、制御信号Y
の極性が負のときは、後輪12はハンドル1の操
舵の方向と逆方向すなわち左の方向へ、操舵角信
号をKA倍した電圧に相当する舵角δr(t)だけ転
舵される。なお、制御信号Yが零のときは、後輪
12は転舵されず後輪の舵角δr(t)は零となる。
以上のように本実施例によれば、ハンドルの操
舵の速さが遅い場合には前輪の舵角と同方向に後
輪を転舵し、ハンドルの速さが速い場合には前輪
の舵角と逆方向に後輪を転舵して、後輪に前輪の
舵角の大きさに比例した大きさの舵角を発生さ
せ、上記両者の中間の速さでハンドルを操舵した
場合には後輪を転舵せずに後輪の舵角を零とする
ことができる。このように、本実施例では、ハン
ドルの操舵の速さに応じた力を後輪に作用させる
ことにより後輪の舵角の大きさと方向をハンドル
の操舵の速さに応じて制御することができるの
で、車両の直進時の安定性と旋回運動の応答性の
両方を高めることができる、という利点を有す
る。また、本実施例では、ハンドルの操舵角を検
出して、1つの操舵角信号からハンドルの操舵の
速さを判断すると共に後輪の転舵の方向と舵角の
大きさとを決定することができるので、ハンドル
の操舵の速さを検出する手段とハンドルの回転操
舵角を検出する手段の両方を具備しなくてもよい
という利点を有するから車載に適している。
舵の速さが遅い場合には前輪の舵角と同方向に後
輪を転舵し、ハンドルの速さが速い場合には前輪
の舵角と逆方向に後輪を転舵して、後輪に前輪の
舵角の大きさに比例した大きさの舵角を発生さ
せ、上記両者の中間の速さでハンドルを操舵した
場合には後輪を転舵せずに後輪の舵角を零とする
ことができる。このように、本実施例では、ハン
ドルの操舵の速さに応じた力を後輪に作用させる
ことにより後輪の舵角の大きさと方向をハンドル
の操舵の速さに応じて制御することができるの
で、車両の直進時の安定性と旋回運動の応答性の
両方を高めることができる、という利点を有す
る。また、本実施例では、ハンドルの操舵角を検
出して、1つの操舵角信号からハンドルの操舵の
速さを判断すると共に後輪の転舵の方向と舵角の
大きさとを決定することができるので、ハンドル
の操舵の速さを検出する手段とハンドルの回転操
舵角を検出する手段の両方を具備しなくてもよい
という利点を有するから車載に適している。
なお、上記では回転形ポテンシヨメータを用い
た例について説明したが、ハンドルの回転操舵に
応じてパルスを発生するいわゆるロータリエンコ
ーダを用いることも可能であり、また速度センサ
を用いてハンドルの操舵の速さを検出することも
可能である。また、判断回路として微分器を用い
て操舵角信号を微分してハンドルの操舵の速さを
求めてもよく、比較器140のコンパレータの数
を増加してハンドルの操舵の速さを更に細分化し
て操舵の速さを判断して後輪を制御するようにし
てもよい。更に、作動機構として、必要であれば
適宜後輪の舵角を検出する手段を設け、制御回路
から出力される制御信号を目標値信号とし、後輪
の舵角を検出する手段からの出力を実測値信号と
して、目標値信号と実測値信号との差である偏差
信号を求め、偏差信号が零になるように流量制御
弁を制御して後輪を転舵するいわゆるフイードバ
ツク制御を用いてもよい。この場合、大きな電気
的パワーが必要であれば、偏差信号を増幅する増
幅器等の手段を使用することも可能である。
た例について説明したが、ハンドルの回転操舵に
応じてパルスを発生するいわゆるロータリエンコ
ーダを用いることも可能であり、また速度センサ
を用いてハンドルの操舵の速さを検出することも
可能である。また、判断回路として微分器を用い
て操舵角信号を微分してハンドルの操舵の速さを
求めてもよく、比較器140のコンパレータの数
を増加してハンドルの操舵の速さを更に細分化し
て操舵の速さを判断して後輪を制御するようにし
てもよい。更に、作動機構として、必要であれば
適宜後輪の舵角を検出する手段を設け、制御回路
から出力される制御信号を目標値信号とし、後輪
の舵角を検出する手段からの出力を実測値信号と
して、目標値信号と実測値信号との差である偏差
信号を求め、偏差信号が零になるように流量制御
弁を制御して後輪を転舵するいわゆるフイードバ
ツク制御を用いてもよい。この場合、大きな電気
的パワーが必要であれば、偏差信号を増幅する増
幅器等の手段を使用することも可能である。
次に本発明の第2の具体的実施例について説明
する。第7図は第2の具体的実施例の回路図であ
る。第2の具体的実施例の後輪舵角制御装置は、
ハンドル1の変位を検出する検出手段60と、検
出手段60に接続されて検出手段が出力する変位
信号に基づきハンドルの操舵の速さをハンドルの
操舵の角周波数で判断し、ハンドルの操舵の角周
波数が大きくなるに従つて入力である変位信号に
対して位相が最大で180゜遅れかつハンドルの操舵
の角周波数に拘らず一定の増幅率で増幅された制
御信号を出力する信号処理回路300と、信号処
理回路300に接続されると共に車両の車体に装
備されて制御信号に応じて力を発生し、この力を
後輪に伝達作用してハンドルを遅く操舵した場合
に対応するハンドルの操舵の角周波数が小さい領
域では前輪の舵角と同じ向きに後輪を転舵し、ハ
ンドルを速く操舵した場合に対応するハンドルの
操舵の角周波数が大きい領域では前輪の舵角と逆
向きに後輪を転舵して後輪に舵角を発生させる作
動機構90とから構成されている。
する。第7図は第2の具体的実施例の回路図であ
る。第2の具体的実施例の後輪舵角制御装置は、
ハンドル1の変位を検出する検出手段60と、検
出手段60に接続されて検出手段が出力する変位
信号に基づきハンドルの操舵の速さをハンドルの
操舵の角周波数で判断し、ハンドルの操舵の角周
波数が大きくなるに従つて入力である変位信号に
対して位相が最大で180゜遅れかつハンドルの操舵
の角周波数に拘らず一定の増幅率で増幅された制
御信号を出力する信号処理回路300と、信号処
理回路300に接続されると共に車両の車体に装
備されて制御信号に応じて力を発生し、この力を
後輪に伝達作用してハンドルを遅く操舵した場合
に対応するハンドルの操舵の角周波数が小さい領
域では前輪の舵角と同じ向きに後輪を転舵し、ハ
ンドルを速く操舵した場合に対応するハンドルの
操舵の角周波数が大きい領域では前輪の舵角と逆
向きに後輪を転舵して後輪に舵角を発生させる作
動機構90とから構成されている。
第2の具体的実施例の後輪舵角制御装置は、前
述の第1の具体的実施例の信号処理回路200に
変化を加え、検出手段出力から変化率信号を求め
ることなく、ハンドルの操舵の角周波数でハンド
ルの操舵の速さを判断するようにした点と、変位
信号を移相させることによりハンドルの操舵の速
さに対応した制御信号を出力させるようにした点
が主な相違点である。以下相違点を中心に説明
し、同一部分には同一符号を付して説明を簡略化
する。
述の第1の具体的実施例の信号処理回路200に
変化を加え、検出手段出力から変化率信号を求め
ることなく、ハンドルの操舵の角周波数でハンド
ルの操舵の速さを判断するようにした点と、変位
信号を移相させることによりハンドルの操舵の速
さに対応した制御信号を出力させるようにした点
が主な相違点である。以下相違点を中心に説明
し、同一部分には同一符号を付して説明を簡略化
する。
検出手段60は、直線状の抵抗602と摺動子
604とから成り、車両の車体Bに固定された直
線形ポテンシヨメータSPで構成されている。摺
動子604の一端はギヤボツクス3に内蔵された
ギヤに係止されている。ハンドル1の操舵角δh
(t)に応じてシヤフト2が回転すると、この回
転運動は、ギヤボツクス3に内蔵されたラツクと
ピニオン等の運動変換機構により、摺動子604
が係止されたギヤの直線運動に変換される。検出
手段60は、この直線運動をハンドル1の操舵角
δh(t)に対応した変位として直線形ポテンシヨ
メータSPで検出し、それに応じた電圧信号を変
位信号Dとして出力する。ここで、説明を簡単に
するためハンドル1を角周波数ωで正弦波状に連
続して操舵したものとすると、ハンドルの回転操
舵角δh(t)はωtと表わされるため、直進方向を
基準とする回転操舵角ωtでのハンドルの変位は
δh0・sinωt(ただし、δh0はハンドルの振幅である)
と表わされ、これに応じて直線形ポテンシヨメー
タSPから出力される変位信号Dもハンドルの振
幅に対応する振幅D0で角周波数ωを有する正弦
波状の連続した電圧信号D=D0・sinωtとなる。
604とから成り、車両の車体Bに固定された直
線形ポテンシヨメータSPで構成されている。摺
動子604の一端はギヤボツクス3に内蔵された
ギヤに係止されている。ハンドル1の操舵角δh
(t)に応じてシヤフト2が回転すると、この回
転運動は、ギヤボツクス3に内蔵されたラツクと
ピニオン等の運動変換機構により、摺動子604
が係止されたギヤの直線運動に変換される。検出
手段60は、この直線運動をハンドル1の操舵角
δh(t)に対応した変位として直線形ポテンシヨ
メータSPで検出し、それに応じた電圧信号を変
位信号Dとして出力する。ここで、説明を簡単に
するためハンドル1を角周波数ωで正弦波状に連
続して操舵したものとすると、ハンドルの回転操
舵角δh(t)はωtと表わされるため、直進方向を
基準とする回転操舵角ωtでのハンドルの変位は
δh0・sinωt(ただし、δh0はハンドルの振幅である)
と表わされ、これに応じて直線形ポテンシヨメー
タSPから出力される変位信号Dもハンドルの振
幅に対応する振幅D0で角周波数ωを有する正弦
波状の連続した電圧信号D=D0・sinωtとなる。
信号処理回路は、検出手段60の摺動子に接続
された移相回路301と係数器351とから構成
されている。
された移相回路301と係数器351とから構成
されている。
移相回路301は、演算増幅器306、抵抗3
02,303,304およびコンデンサ305か
ら構成され、入力抵抗302と帰還抵抗303と
の抵抗値は等しく設定されている。上記の抵抗3
04とコンデンサ305は、第1の具体的実施例
の判断回路に相当し、抵抗302,303、演算
増幅器306および係数器351は制御回路に相
当する。
02,303,304およびコンデンサ305か
ら構成され、入力抵抗302と帰還抵抗303と
の抵抗値は等しく設定されている。上記の抵抗3
04とコンデンサ305は、第1の具体的実施例
の判断回路に相当し、抵抗302,303、演算
増幅器306および係数器351は制御回路に相
当する。
移相回路301において、入力である変位信号
Dの角周波数ωが小さく零に近い場合には、コン
デンサ305のリアタンスは無限大に近くなり、
演算増幅器306の正端子には、一端に変位信号
Dが供給された抵抗304を介して信号が入力さ
れる。同時に、入力抵抗302にも変位信号Dが
加わつており、入力抵抗302と帰還抵抗303
の抵抗比が1であるから演算増幅器306の負端
子に入力された信号からは利得が−1の信号が出
力される。一方、演算増幅器306の正端子に入
力された信号からは利得が2の信号が出力され、
移相回路301全体として利得が2−1=1の出
力が得られる。従つて、変位信号Dの角周波数が
小さく零に近い場合は、入力である変位信号Dと
等しい出力信号Dが得られる。
Dの角周波数ωが小さく零に近い場合には、コン
デンサ305のリアタンスは無限大に近くなり、
演算増幅器306の正端子には、一端に変位信号
Dが供給された抵抗304を介して信号が入力さ
れる。同時に、入力抵抗302にも変位信号Dが
加わつており、入力抵抗302と帰還抵抗303
の抵抗比が1であるから演算増幅器306の負端
子に入力された信号からは利得が−1の信号が出
力される。一方、演算増幅器306の正端子に入
力された信号からは利得が2の信号が出力され、
移相回路301全体として利得が2−1=1の出
力が得られる。従つて、変位信号Dの角周波数が
小さく零に近い場合は、入力である変位信号Dと
等しい出力信号Dが得られる。
一方、入力である変位信号Dの角周波数ωが大
きく無限大に近い場合には、コンデンサ305は
短絡に近い状態となり、演算増幅器306の正端
子は接地されている場合と等価になる。この時、
演算増幅器306の負端子にのみ信号が入力され
ることになり、移相回路301は反転増幅器自体
の機能のみとなる。この場合、入力抵抗302と
帰還抵抗303の抵抗比が1であるから利得は−
1となる。従つて、変位信号Dの角周波数ωが大
きく無限大に近い場合は、入力である変位信号D
を反転した出力信号−Dが得られる。この出力信
号−Dは、絶対値(振幅D0)が入力と等しく、
位相が入力信号に対して180゜遅れた信号となる。
きく無限大に近い場合には、コンデンサ305は
短絡に近い状態となり、演算増幅器306の正端
子は接地されている場合と等価になる。この時、
演算増幅器306の負端子にのみ信号が入力され
ることになり、移相回路301は反転増幅器自体
の機能のみとなる。この場合、入力抵抗302と
帰還抵抗303の抵抗比が1であるから利得は−
1となる。従つて、変位信号Dの角周波数ωが大
きく無限大に近い場合は、入力である変位信号D
を反転した出力信号−Dが得られる。この出力信
号−Dは、絶対値(振幅D0)が入力と等しく、
位相が入力信号に対して180゜遅れた信号となる。
上記のような作動原理により、移相回路301
は変位信号Dの角周波数が大きくなるにつれて、
変位信号Dに対して位相が0゜から最大180゜まで遅
れた出力信号を出力する。
は変位信号Dの角周波数が大きくなるにつれて、
変位信号Dに対して位相が0゜から最大180゜まで遅
れた出力信号を出力する。
係数器351は、移相回路301からの出力信
号を一定の値KAで増幅して制御信号Yを出力す
る。
号を一定の値KAで増幅して制御信号Yを出力す
る。
作動機構90は、油圧発生装置P、アキユムレ
ータAL、流量制御弁SV、油圧発生装置Pの吸入
側に連通されて不要の油を戻すための油溜T、配
管を通じて流量制御弁SVに連結されたアクチユ
エータAC、支点13aを有するナツクルアーム
13および左右のナツクルアーム13,13をピ
ンジヨイントSLa,SLaを介して連結するステア
リングリンゲージSLで構成されている。
ータAL、流量制御弁SV、油圧発生装置Pの吸入
側に連通されて不要の油を戻すための油溜T、配
管を通じて流量制御弁SVに連結されたアクチユ
エータAC、支点13aを有するナツクルアーム
13および左右のナツクルアーム13,13をピ
ンジヨイントSLa,SLaを介して連結するステア
リングリンゲージSLで構成されている。
油圧発生装置Pは、プーリを介してエンジンに
よつて駆動されるベーンポンプで構成され、予め
所定の圧力をアキユムレータALに蓄圧する。こ
のベーンポンプは、エンジンの回転に応じて駆動
される。
よつて駆動されるベーンポンプで構成され、予め
所定の圧力をアキユムレータALに蓄圧する。こ
のベーンポンプは、エンジンの回転に応じて駆動
される。
アキユムレータALは、所定の容量を有する金
属容器30で構成され、この金属容器30内をゴ
ムダイヤフラム32により2分割して一方の部屋
には所定の圧力の窒素等のガスを封入し、他方の
部屋を配管を介して油圧発生装置Pを構成するべ
ーンポンプの吐出口に連通させて構成されてい
る。このアキユムレータALは、配管を介して流
量制御弁SVと連結され、流量制御弁SVの弁開度
に応じてアキユムレータALに蓄圧された油圧を
アクチユエータACへ供給する。
属容器30で構成され、この金属容器30内をゴ
ムダイヤフラム32により2分割して一方の部屋
には所定の圧力の窒素等のガスを封入し、他方の
部屋を配管を介して油圧発生装置Pを構成するべ
ーンポンプの吐出口に連通させて構成されてい
る。このアキユムレータALは、配管を介して流
量制御弁SVと連結され、流量制御弁SVの弁開度
に応じてアキユムレータALに蓄圧された油圧を
アクチユエータACへ供給する。
流量制御弁SVは、信号処理回路300からの
制御信号Yに応じて絞りの開口面積を変化させて
吐出流量を制御する。
制御信号Yに応じて絞りの開口面積を変化させて
吐出流量を制御する。
アクチユエータACは、第1の具体的実施例と
異なり、シリンダ部34を車両の車体Bに係止
し、シリンダ部34から突出したロツド38をピ
ストン部36に固定し、ロツド38の先端をナツ
クルアーム13に係止したものである。アクチユ
エータACのシリンダ部34は、流量制御弁SVの
吐出ポートに連結されている。また、アクチユエ
ータACは、左右のナツクルアーム13,13を
ピンジヨイントSLa,SLaを介して連結するステ
アリングリンケージSLと略平行に配設されてお
り、ピストン部に固定されたロツドの先端はナツ
クルアーム13の支点13aとピンジヨイント
SLaとの中間の位置でナツクルアーム13に係止
されている。
異なり、シリンダ部34を車両の車体Bに係止
し、シリンダ部34から突出したロツド38をピ
ストン部36に固定し、ロツド38の先端をナツ
クルアーム13に係止したものである。アクチユ
エータACのシリンダ部34は、流量制御弁SVの
吐出ポートに連結されている。また、アクチユエ
ータACは、左右のナツクルアーム13,13を
ピンジヨイントSLa,SLaを介して連結するステ
アリングリンケージSLと略平行に配設されてお
り、ピストン部に固定されたロツドの先端はナツ
クルアーム13の支点13aとピンジヨイント
SLaとの中間の位置でナツクルアーム13に係止
されている。
上記のように構成された第2の具体的実施例の
車両の後輪舵角制御装置の作用効果を以下に説明
する。
車両の後輪舵角制御装置の作用効果を以下に説明
する。
上記のようにハンドル1を振幅δh0、角周波数
ωの正弦波状に連続して操舵した場合、すなわち
回転操舵角δh(t)=δh0・sinωtで操舵した場合を
考える。これに応じて、検出手段60から振幅
D0で角周波数ωを有する正弦波状の連続した変
位信号D=D0・sinωtが出力される。そして、信
号処理回路300は、変位信号Dの有する角周波
数ωに応じて変位信号Dを処理して制御信号Yを
出力する。
ωの正弦波状に連続して操舵した場合、すなわち
回転操舵角δh(t)=δh0・sinωtで操舵した場合を
考える。これに応じて、検出手段60から振幅
D0で角周波数ωを有する正弦波状の連続した変
位信号D=D0・sinωtが出力される。そして、信
号処理回路300は、変位信号Dの有する角周波
数ωに応じて変位信号Dを処理して制御信号Yを
出力する。
作動機構90の流量制御弁SVは、制御信号Y
に応じて絞りの開口面積が変化されてアキユムレ
ータALの油圧をアクチユエータACに導入する。
これにより、アクチユエータACのシリンダ内の
圧力が変化されてピストンが動かされ、ナツクル
アーム13が支点13aの回りに回転される。左
右のナツクルアーム13,13はステアリングリ
ンケージSLにより連結されているため、ナツク
ルアーム13,13の回転により左右の後輪1
2,12は転舵され舵角δr(t)が発生される。
なお、当然ながらハンドル1の操舵に応じて前輪
6が転舵され、前輪6に舵角δf(t)が発生する。
また、ハンドル1の操舵の方向と前輪6の転舵の
方向とが等しいことは述べるまでもない。
に応じて絞りの開口面積が変化されてアキユムレ
ータALの油圧をアクチユエータACに導入する。
これにより、アクチユエータACのシリンダ内の
圧力が変化されてピストンが動かされ、ナツクル
アーム13が支点13aの回りに回転される。左
右のナツクルアーム13,13はステアリングリ
ンケージSLにより連結されているため、ナツク
ルアーム13,13の回転により左右の後輪1
2,12は転舵され舵角δr(t)が発生される。
なお、当然ながらハンドル1の操舵に応じて前輪
6が転舵され、前輪6に舵角δf(t)が発生する。
また、ハンドル1の操舵の方向と前輪6の転舵の
方向とが等しいことは述べるまでもない。
以上のように動作されるときの信号処理回路の
特性と後輪12の舵角δr(t)との関係について
第8図A,B,C,Dに基づいて詳細に説明す
る。
特性と後輪12の舵角δr(t)との関係について
第8図A,B,C,Dに基づいて詳細に説明す
る。
第8図Aは、本実施例の信号処理回路300の
特性を示すものである。信号処理回路300は、
入力である変位信号D=D0・sinωtに対して、利
得が常に一定のKAで、角周波数ωが大きくなる
に従つて位相が0゜から最大180゜まで遅れた制御信
号Yを出力する。変位信号Dの角周波数ωが小さ
い領域ω1にある間は、信号処理回路の特性によ
り信号処理回路は入力信号をKA倍した信号を制
御信号Y=KA・Dとして出力する。このため、
後輪は制御信号Yに応じて作動機構により転舵さ
れ、後輪12の舵角δr(t)は第8図Bに示すよ
うに、前輪6の舵角δf(t)と同方向に制御され
る。このときの後輪の舵角はハンドルの変位に比
例する。
特性を示すものである。信号処理回路300は、
入力である変位信号D=D0・sinωtに対して、利
得が常に一定のKAで、角周波数ωが大きくなる
に従つて位相が0゜から最大180゜まで遅れた制御信
号Yを出力する。変位信号Dの角周波数ωが小さ
い領域ω1にある間は、信号処理回路の特性によ
り信号処理回路は入力信号をKA倍した信号を制
御信号Y=KA・Dとして出力する。このため、
後輪は制御信号Yに応じて作動機構により転舵さ
れ、後輪12の舵角δr(t)は第8図Bに示すよ
うに、前輪6の舵角δf(t)と同方向に制御され
る。このときの後輪の舵角はハンドルの変位に比
例する。
一方、変位信号Dの角周波数ωが大きい領域
ω3にある間は、信号処理回路の特性により信号
処理回路は入力信号に対して位相が180゜遅れた信
号、すなわち変位信号Dを−KA倍した信号を制
御信号Y=−KA・Dとして出力する。このため、
後輪は、制御信号Yに応じて作動機構により転舵
され、後輪12の舵角δr(t)は、第8図Dに示
すように、前輪6の舵角δf(t)と逆方向に、ハ
ンドルの変位に比例した大きさで制御される。
ω3にある間は、信号処理回路の特性により信号
処理回路は入力信号に対して位相が180゜遅れた信
号、すなわち変位信号Dを−KA倍した信号を制
御信号Y=−KA・Dとして出力する。このため、
後輪は、制御信号Yに応じて作動機構により転舵
され、後輪12の舵角δr(t)は、第8図Dに示
すように、前輪6の舵角δf(t)と逆方向に、ハ
ンドルの変位に比例した大きさで制御される。
また、変位信号Dの角周波数ωが領域ω1と領
域ω3との中間の領域ω2にある間は、信号処理回
路の特性により信号処理回路は入力信号に対して
位相が0゜から180゜までの間の遅れを有した信号を
制御信号Yとして出力する。例えば、信号処理回
路が入力信号に対して位相が90゜遅れた信号を制
御信号Yとして出力した場合には、後輪は作動機
構により前輪に対して遅れて転舵され、第8図C
に示すように、前輪の舵角δf(t)が最大となつ
た時点で後輪12の舵角δr(t)が零となるよう
に制御される。
域ω3との中間の領域ω2にある間は、信号処理回
路の特性により信号処理回路は入力信号に対して
位相が0゜から180゜までの間の遅れを有した信号を
制御信号Yとして出力する。例えば、信号処理回
路が入力信号に対して位相が90゜遅れた信号を制
御信号Yとして出力した場合には、後輪は作動機
構により前輪に対して遅れて転舵され、第8図C
に示すように、前輪の舵角δf(t)が最大となつ
た時点で後輪12の舵角δr(t)が零となるよう
に制御される。
以上では、第2の具体的実施例の作用としてハ
ンドルを正弦波状に連続して操舵した場合につい
て説明したが、以下では車両を実際に運転した状
況下でレーンチエンジを行なつた時の第2の具体
的実施例の作用について第9図A,B,Cを参照
して説明する。なお、第9図A,B,Cに示す作
用は、第2の具体的実施例に限らず第1の具体的
実施例でも略同様であり、本発明の実現性を示す
ものである。
ンドルを正弦波状に連続して操舵した場合につい
て説明したが、以下では車両を実際に運転した状
況下でレーンチエンジを行なつた時の第2の具体
的実施例の作用について第9図A,B,Cを参照
して説明する。なお、第9図A,B,Cに示す作
用は、第2の具体的実施例に限らず第1の具体的
実施例でも略同様であり、本発明の実現性を示す
ものである。
第9図A,B,Cは、いずれも第2の具体的実
施例に関する装置を用いた車両でレーンチエンジ
を行なつたときのハンドルの回転操舵角δh(t)
と後輪の舵角δr(t)との時間に関する波形を示
すものである。第9図Aの領域aに示すように、
ハンドルの操舵の速さを遅くして右方向へ操舵し
た場合、後輪はハンドルを操舵した方向と同じ方
向に(この場合左から右転舵方向に)転舵され
る。一方、第9図Cの領域cに示すように、ハン
ドルの転舵の速さを速くして右方向から左方向へ
操舵した場合、後輪はハンドルを操舵した方向と
逆の方向に(この場合左から右転舵方向に)転舵
される。また、第9図Bの領域bに示すように、
ハンドルを上記の両者の中間の速さで操舵した場
合、ハンドルの操舵に対して後輪は遅れて転舵さ
れ、前述したようにその位相の遅れが略90゜の場
合、第9図Bのd点で示すようにハンドルの操舵
角が最大となる時後輪の舵角は略零となる。ハン
ドルの操舵の方向は前輪の転舵の方向と同一であ
るので、本実施例の装置によりハンドルの操舵の
速さすなわちハンドルの操舵の角周波数に応じて
前輪の舵角に対する後輪の舵角の方向と大きさが
制御されることが理解される。
施例に関する装置を用いた車両でレーンチエンジ
を行なつたときのハンドルの回転操舵角δh(t)
と後輪の舵角δr(t)との時間に関する波形を示
すものである。第9図Aの領域aに示すように、
ハンドルの操舵の速さを遅くして右方向へ操舵し
た場合、後輪はハンドルを操舵した方向と同じ方
向に(この場合左から右転舵方向に)転舵され
る。一方、第9図Cの領域cに示すように、ハン
ドルの転舵の速さを速くして右方向から左方向へ
操舵した場合、後輪はハンドルを操舵した方向と
逆の方向に(この場合左から右転舵方向に)転舵
される。また、第9図Bの領域bに示すように、
ハンドルを上記の両者の中間の速さで操舵した場
合、ハンドルの操舵に対して後輪は遅れて転舵さ
れ、前述したようにその位相の遅れが略90゜の場
合、第9図Bのd点で示すようにハンドルの操舵
角が最大となる時後輪の舵角は略零となる。ハン
ドルの操舵の方向は前輪の転舵の方向と同一であ
るので、本実施例の装置によりハンドルの操舵の
速さすなわちハンドルの操舵の角周波数に応じて
前輪の舵角に対する後輪の舵角の方向と大きさが
制御されることが理解される。
以上説明したように第2の具体的実施例におい
ては、ハンドルを遅く操舵した場合は前輪の舵角
と同じ方向へ後輪が転舵され、ハンドルを速く操
舵した場合は前輪の舵角と逆の方向へ後輪が転舵
されて後輪の舵角が制御されるため、車両の直進
時の走行安定性と旋回運動の応答性の両方を向上
させることができる、という利点を有する。ま
た、第2の具体的実施例では、ハンドルの操舵の
速さをハンドルの操舵の角周波数で判断してハン
ドルの操舵の速さを判断する判断回路の機能と、
ハンドルの操舵の速さに対応した制御信号を出力
する制御回路の機能との両方を同時に実施する簡
単な構成の移相回路と係数器とを用いたので、信
号処理回路の構成が簡単になり、車載に適する、
という利点を有する。更に、第2の具体的実施例
の信号処理回路は、ハンドルの操舵の速さをハン
ドルの操舵の角周波数で判断し、角周波数が大き
くなるに従つて入力である変位信号に対して位相
が最大で180゜まで遅れかつ絶対値がハンドルの操
舵の角周波数に拘らず一定の値で増幅された制御
信号を出力することを特徴としているので、本実
施例の信号処理回路で用いた移相回路に限定され
ず、本発明の第2の態様の制御演算原理に基づき
ハンドルの操舵の速さをハンドルの操舵の角周波
数で判断するものならばいかなる回路も適用する
ことができる。更にまた、第2の具体的実施例の
作動機構についても第1の具体的実施例の作動機
構で述べたように、必要であれば適宜後輪の舵角
を検出する手段を設け、この手段の出力信号と信
号処理回路からの制御信号との偏差信号を用い
る、いわゆるフイードバツク制御により流量制御
弁を制御して後輪を転舵してもよい。また、第2
の具体的実施例では、ハンドルの回路操舵角を検
出する代わりにギヤボツクスに内蔵されたラツク
とピニオン等の運動変換機構により変換された直
線運動をハンドルの操舵の変位として検出する例
について説明したが、例えば、ナツクルアームの
回転運動や前輪の舵角を変位として検出してもよ
い。
ては、ハンドルを遅く操舵した場合は前輪の舵角
と同じ方向へ後輪が転舵され、ハンドルを速く操
舵した場合は前輪の舵角と逆の方向へ後輪が転舵
されて後輪の舵角が制御されるため、車両の直進
時の走行安定性と旋回運動の応答性の両方を向上
させることができる、という利点を有する。ま
た、第2の具体的実施例では、ハンドルの操舵の
速さをハンドルの操舵の角周波数で判断してハン
ドルの操舵の速さを判断する判断回路の機能と、
ハンドルの操舵の速さに対応した制御信号を出力
する制御回路の機能との両方を同時に実施する簡
単な構成の移相回路と係数器とを用いたので、信
号処理回路の構成が簡単になり、車載に適する、
という利点を有する。更に、第2の具体的実施例
の信号処理回路は、ハンドルの操舵の速さをハン
ドルの操舵の角周波数で判断し、角周波数が大き
くなるに従つて入力である変位信号に対して位相
が最大で180゜まで遅れかつ絶対値がハンドルの操
舵の角周波数に拘らず一定の値で増幅された制御
信号を出力することを特徴としているので、本実
施例の信号処理回路で用いた移相回路に限定され
ず、本発明の第2の態様の制御演算原理に基づき
ハンドルの操舵の速さをハンドルの操舵の角周波
数で判断するものならばいかなる回路も適用する
ことができる。更にまた、第2の具体的実施例の
作動機構についても第1の具体的実施例の作動機
構で述べたように、必要であれば適宜後輪の舵角
を検出する手段を設け、この手段の出力信号と信
号処理回路からの制御信号との偏差信号を用い
る、いわゆるフイードバツク制御により流量制御
弁を制御して後輪を転舵してもよい。また、第2
の具体的実施例では、ハンドルの回路操舵角を検
出する代わりにギヤボツクスに内蔵されたラツク
とピニオン等の運動変換機構により変換された直
線運動をハンドルの操舵の変位として検出する例
について説明したが、例えば、ナツクルアームの
回転運動や前輪の舵角を変位として検出してもよ
い。
上記で説明した各具体的実施例では、検出手段
として直線形ポテンシヨメータまたは回転形ポテ
ンシヨメータを用いた例について説明したが、本
発明はこれに限定されずハンドルの操舵角または
変位に応じた磁束変化を検出する電磁センサ、光
学センサ、テレメータ等のセンサを使用すること
が可能である。本発明の制御手段は各具体的実施
例で図示したものに限定されず、ハンドルの操舵
の速さを判断し、この判断に基づいてハンドルの
操舵の速さに応じた信号を出力するものであれ
ば、いかなる回路も使用することができる。ま
た、各具体的実施例はアナログ回路で構成した例
を示したたが、本発明はこれに限定されず、マイ
クロコンピユータ等を利用したデイジタル回路で
構成することもできる。また、本発明の作動機構
は各具体的実施例で図示したものに限定されず制
御手段から出力される制御信号に応じて力を発生
し、後輪の舵角を制御するものであればいかなる
ものも適用可能であり、各具体的実施例で説明し
た以外の油圧回路、空圧回路、空気アクチユエー
タ、油圧アクチユエータ、または電磁力その他の
力で後輪に力を作用するものでもよい。
として直線形ポテンシヨメータまたは回転形ポテ
ンシヨメータを用いた例について説明したが、本
発明はこれに限定されずハンドルの操舵角または
変位に応じた磁束変化を検出する電磁センサ、光
学センサ、テレメータ等のセンサを使用すること
が可能である。本発明の制御手段は各具体的実施
例で図示したものに限定されず、ハンドルの操舵
の速さを判断し、この判断に基づいてハンドルの
操舵の速さに応じた信号を出力するものであれ
ば、いかなる回路も使用することができる。ま
た、各具体的実施例はアナログ回路で構成した例
を示したたが、本発明はこれに限定されず、マイ
クロコンピユータ等を利用したデイジタル回路で
構成することもできる。また、本発明の作動機構
は各具体的実施例で図示したものに限定されず制
御手段から出力される制御信号に応じて力を発生
し、後輪の舵角を制御するものであればいかなる
ものも適用可能であり、各具体的実施例で説明し
た以外の油圧回路、空圧回路、空気アクチユエー
タ、油圧アクチユエータ、または電磁力その他の
力で後輪に力を作用するものでもよい。
なお、第1の具体的実施例ではハンドルの回転
操舵角を検出して後輪の舵角を制御する例につい
て説明したがハンドルの変位を検出して後輪の舵
角を制御することもでき、第2の具体的実施例で
はハンドルの変位を検出して後輪の舵角を制御す
る例について説明したがハンドルの回転操舵角を
検出して後輪の舵角を制御することもできる。従
つて、第1の具体的実施例で第2の具体的実施例
の検出手段を使用し、第2の具体的実施例で第1
の具体的実施例の検出手段を使用することもでき
る。また、各具体的実施例において、角周波数ω
が大きいときは増幅器が−KAになり、角周波数
ωが小さいときは増幅率がKAになるため、(3)式
に対応する伝達関数G(S)を示せば以下のよう
になる。
操舵角を検出して後輪の舵角を制御する例につい
て説明したがハンドルの変位を検出して後輪の舵
角を制御することもでき、第2の具体的実施例で
はハンドルの変位を検出して後輪の舵角を制御す
る例について説明したがハンドルの回転操舵角を
検出して後輪の舵角を制御することもできる。従
つて、第1の具体的実施例で第2の具体的実施例
の検出手段を使用し、第2の具体的実施例で第1
の具体的実施例の検出手段を使用することもでき
る。また、各具体的実施例において、角周波数ω
が大きいときは増幅器が−KAになり、角周波数
ωが小さいときは増幅率がKAになるため、(3)式
に対応する伝達関数G(S)を示せば以下のよう
になる。
G(S)=KA−2KA/1+TS・TS ……(10)
第1は本発明の基本的実施例を示すブロツク
図、第2図は従来の四輪操舵車の後輪舵角制御装
置を示すブロツク図、第3図は本発明の第1の具
体的実施例を示す回路図、第4図Aおよび第4図
Bは第1の具体的実施例における第1のサンプル
ホールド回路出力、操舵角信号、モノマルチ回路
出力、差動増幅器回路出力、第2のサンプルホー
ルド回路出力および発振器出力の各波形を示す線
図、第5図は第1の具体的実施例の絶対値回路出
力の波形を示す線図、第6図A,B,Cは第1の
具体的実施例の比較回路出力の波形を示す線図、
第7図は本発明の第2の具体的実施例を示すブロ
ツク図、第8図Aは第2の具体的実施例の信号処
理回路の利得と位相を示す線図、第8図B、第8
図Cおよび第8図Dは第8図Aに対応する前輪と
後輪の舵角を示す説明図、第9図A、第9図Bお
よび第9図Cは第2の具体的実施例におけるレー
ンチエンジ時のハンドルの操舵角と後輪の舵角と
の変化を示す線図である。 1……ハンドル、2……シヤフト、6……前
輪、12……後輪、20……検出手段、22……
判断回路、24……制御回路、26……制御手
段、28……作動機構。
図、第2図は従来の四輪操舵車の後輪舵角制御装
置を示すブロツク図、第3図は本発明の第1の具
体的実施例を示す回路図、第4図Aおよび第4図
Bは第1の具体的実施例における第1のサンプル
ホールド回路出力、操舵角信号、モノマルチ回路
出力、差動増幅器回路出力、第2のサンプルホー
ルド回路出力および発振器出力の各波形を示す線
図、第5図は第1の具体的実施例の絶対値回路出
力の波形を示す線図、第6図A,B,Cは第1の
具体的実施例の比較回路出力の波形を示す線図、
第7図は本発明の第2の具体的実施例を示すブロ
ツク図、第8図Aは第2の具体的実施例の信号処
理回路の利得と位相を示す線図、第8図B、第8
図Cおよび第8図Dは第8図Aに対応する前輪と
後輪の舵角を示す説明図、第9図A、第9図Bお
よび第9図Cは第2の具体的実施例におけるレー
ンチエンジ時のハンドルの操舵角と後輪の舵角と
の変化を示す線図である。 1……ハンドル、2……シヤフト、6……前
輪、12……後輪、20……検出手段、22……
判断回路、24……制御回路、26……制御手
段、28……作動機構。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 後輪に舵角を生じさせる作動機構を制御して
前輪に舵角を生じさせるハンドルの操舵に応じて
後輪の舵角を自動的に制御する車両の後輪舵角制
御装置において、前記ハンドルの操舵量を検出し
て操舵量信号を出力する検出手段と、前記操舵量
信号に基づいて前記ハンドルの操舵の速さを判断
する判断手段と、前記判断手段の判断結果に基づ
いて前記操舵の速さが速いときは後輪に前輪と逆
方向の舵角を生じさせかつ前記操舵の速さが遅い
ときは後輪に前輪と同方向の舵角を生じさせるよ
うに前記作動機構を制御する制御手段と、を設け
たことを特徴とする車両の後輪舵角制御装置。 2 前記制御手段は、前記判断手段の判断結果お
よび前記操舵量信号に基づいて前記操舵の速さが
速いときは後輪に前輪と逆方向の舵角を生じさせ
かつ前記操舵の速さが遅いときは後輪に前輪と同
方向の舵角を生じさせると共に後輪に前記操舵量
信号に応じた大きさの舵角が生じるように前記作
動機構を制御する特許請求の範囲第1項記載の後
輪舵角制御装置。 3 定数Kd,Keを0<Kd<Keの条件を満たす
大きさとし、複素周波数をS、一次遅れ時定数を
Tとしたとき、前記判断手段は、 G(S)=Kd−Ke/1+TS・TS で表わされる伝達関数G(S)に基づいて判断し、
制御手段はその判断結果に基づいて前記作動機構
を制御する特許請求の範囲第1項記載の車両の後
輪舵角制御装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10220284A JPS60248481A (ja) | 1984-05-21 | 1984-05-21 | 車両の後輪舵角制御装置 |
| US06/734,332 US4720790A (en) | 1984-05-21 | 1985-05-15 | Apparatus for controlling steer angle of rear wheels of vehicle |
| DE8585303453T DE3564235D1 (en) | 1984-05-21 | 1985-05-16 | Apparatus for controlling steer angle of rear wheels of vehicle |
| EP85303453A EP0165706B1 (en) | 1984-05-21 | 1985-05-16 | Apparatus for controlling steer angle of rear wheels of vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10220284A JPS60248481A (ja) | 1984-05-21 | 1984-05-21 | 車両の後輪舵角制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60248481A JPS60248481A (ja) | 1985-12-09 |
| JPH0112714B2 true JPH0112714B2 (ja) | 1989-03-01 |
Family
ID=14321078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10220284A Granted JPS60248481A (ja) | 1984-05-21 | 1984-05-21 | 車両の後輪舵角制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60248481A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2575618B2 (ja) * | 1985-04-25 | 1997-01-29 | 株式会社豊田中央研究所 | 車両の後輪舵角制御装置 |
| JPH04224469A (ja) * | 1990-12-26 | 1992-08-13 | Kubota Corp | 乗用型田植機の操向装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07112826B2 (ja) * | 1984-04-27 | 1995-12-06 | トヨタ自動車株式会社 | 四輪操舵車の後輪操舵制御方法 |
-
1984
- 1984-05-21 JP JP10220284A patent/JPS60248481A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60248481A (ja) | 1985-12-09 |
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