JPH01128580A - スラブ形固体レーザ発振装置 - Google Patents
スラブ形固体レーザ発振装置Info
- Publication number
- JPH01128580A JPH01128580A JP28669187A JP28669187A JPH01128580A JP H01128580 A JPH01128580 A JP H01128580A JP 28669187 A JP28669187 A JP 28669187A JP 28669187 A JP28669187 A JP 28669187A JP H01128580 A JPH01128580 A JP H01128580A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser
- laser beam
- laser medium
- lens body
- medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S3/00—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
- H01S3/05—Construction or shape of optical resonators; Accommodation of active medium therein; Shape of active medium
- H01S3/08—Construction or shape of optical resonators or components thereof
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S3/00—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
- H01S3/05—Construction or shape of optical resonators; Accommodation of active medium therein; Shape of active medium
- H01S3/08—Construction or shape of optical resonators or components thereof
- H01S3/08072—Thermal lensing or thermally induced birefringence; Compensation thereof
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はレーザ媒体としてレーザ活性物質を含むスラブ
形と称される扁平棒状の固体が用いられるスラブ形固体
レーザ発振装置に関する。
形と称される扁平棒状の固体が用いられるスラブ形固体
レーザ発振装置に関する。
よ(知られているように固体レーザは一般的に光励起さ
れるが、励起用光源からレーザ媒体に与えられる励起光
にはレーザ発振上有効でない波長成分が多量に含まれ・
ており、かかる有用でない光成分はふつうはレーザ媒体
内で結局熱に変化してしまう、この熱によってレーザ媒
体の温度が許容限度以上に上がるとレーザ媒体が破壊す
るおそれがあるので、一定の大きさのレーザ媒体からで
きるだけ大出力のレーザ光束を得るためにはレーザ媒体
を冷却してやる要があり、このため大出方用固体レーザ
に対してはふつう液冷が施される。かかる冷却によって
レーザ媒体の平均温度は下がるが、レーザ媒体内部に温
度の不均一ないしは温度勾配が不可避的に発生し、これ
に伴ってレーザ媒体内に熱歪みが発生−する、冷却はぶ
つうレーザ媒体の表面からなされるから、前述の温度勾
配は必ずレーザ媒体の中央部から表面に向がって温度が
降下する形となり、その結果レーザ媒体の中央部には熱
歪みに基づく圧縮力が1表面部には張力が働くことにな
る。
れるが、励起用光源からレーザ媒体に与えられる励起光
にはレーザ発振上有効でない波長成分が多量に含まれ・
ており、かかる有用でない光成分はふつうはレーザ媒体
内で結局熱に変化してしまう、この熱によってレーザ媒
体の温度が許容限度以上に上がるとレーザ媒体が破壊す
るおそれがあるので、一定の大きさのレーザ媒体からで
きるだけ大出力のレーザ光束を得るためにはレーザ媒体
を冷却してやる要があり、このため大出方用固体レーザ
に対してはふつう液冷が施される。かかる冷却によって
レーザ媒体の平均温度は下がるが、レーザ媒体内部に温
度の不均一ないしは温度勾配が不可避的に発生し、これ
に伴ってレーザ媒体内に熱歪みが発生−する、冷却はぶ
つうレーザ媒体の表面からなされるから、前述の温度勾
配は必ずレーザ媒体の中央部から表面に向がって温度が
降下する形となり、その結果レーザ媒体の中央部には熱
歪みに基づく圧縮力が1表面部には張力が働くことにな
る。
レーザ媒体内にかかる熱歪みが存在するとレーザ光の位
相が熱歪みの程度に応じて変化し、レーザ半一束の断面
についてこれを見ると、その中央部と表面部とで熱歪み
の極性と大きさが前述のように異なって来るから、レー
ザ光束の波面がその断面とは一致せずに乱れ・て来るこ
とになる。レーザ媒体が通常の円形断面のロンドである
場合、レーザ光の伝播方向はロンド軸に平行ではあるが
レーザ光の位相がロンドの中心軸からの半径に応じてず
れて来ることになる。レーザ共振系を含めたレーザ発振
作用上はレーザ光束の断面内でレーザ光の位相がすべて
揃っていることがもちろん望ましいが、レーザ光の上述
の半径方向の位相ずれの程度が著しくなるとレーザ発振
は停止してしまう。
相が熱歪みの程度に応じて変化し、レーザ半一束の断面
についてこれを見ると、その中央部と表面部とで熱歪み
の極性と大きさが前述のように異なって来るから、レー
ザ光束の波面がその断面とは一致せずに乱れ・て来るこ
とになる。レーザ媒体が通常の円形断面のロンドである
場合、レーザ光の伝播方向はロンド軸に平行ではあるが
レーザ光の位相がロンドの中心軸からの半径に応じてず
れて来ることになる。レーザ共振系を含めたレーザ発振
作用上はレーザ光束の断面内でレーザ光の位相がすべて
揃っていることがもちろん望ましいが、レーザ光の上述
の半径方向の位相ずれの程度が著しくなるとレーザ発振
は停止してしまう。
レーザ媒体ロンドの径が太き(なると冷却を充分に施す
ことが困難になり、かつレーザ光の半径方向の位相のず
れも著しくなるので、ロッド形のレーザ媒体を用いる固
体レーザは大出力用にはあまり適しない0本発明の対象
であるスラブ形固体レーザはこの点を解決しうるちので
、第4図を参照しながらその構成を説明する。
ことが困難になり、かつレーザ光の半径方向の位相のず
れも著しくなるので、ロッド形のレーザ媒体を用いる固
体レーザは大出力用にはあまり適しない0本発明の対象
であるスラブ形固体レーザはこの点を解決しうるちので
、第4図を参照しながらその構成を説明する。
第4図(al、(b)かられかるようにスラブ形のレー
ザ媒体10は矩形断面の扁平棒の形状をもち、同図(a
lに見られるようにその両端面11.12が斜めに形
7成されている。レーザ共振反射系は部分反射体20
と全部反射体22とからなり、レーザ光LLはレーザ媒
体10の軸に平行な方向からレーザ媒体に出入するが、
端面11.12が斜めなのでレーザ媒体10の内部では
その図の上下の側面で全反射されながら図示のように折
線状に進行する。このレーザ媒体内部では同図(alに
示すその厚み方向であるy方向について熱歪みに基づく
レーザ光の位相ずれが若干でも存在するが、レーザ光L
Lが前述のように折線状に進行するので種々の熱歪みの
ある場所を通ることになり、このためレーザ光の位相ず
れがレーザ媒体全体としては平均化されてy方向につい
てレーザ光の位相がよく揃うようになる。さらにスラブ
形のレーザ媒体10は平たい矩形断面をもつので、円形
断面のロッド形のレーザ媒体より本質的に冷却の点で有
利であり、かつこの冷却は主に上述のレーザ光に対する
全反射面である上下の側面からなされる。従ってレーザ
媒体lOのy方向の温度勾配は元々少なく、それに伴う
レーザ光の位相ずれも上述のように平均化さ・れるので
、スラブ形固体レーザのレーザ光束内の位相はy方向に
ついてほぼ完全に揃えられる。
ザ媒体10は矩形断面の扁平棒の形状をもち、同図(a
lに見られるようにその両端面11.12が斜めに形
7成されている。レーザ共振反射系は部分反射体20
と全部反射体22とからなり、レーザ光LLはレーザ媒
体10の軸に平行な方向からレーザ媒体に出入するが、
端面11.12が斜めなのでレーザ媒体10の内部では
その図の上下の側面で全反射されながら図示のように折
線状に進行する。このレーザ媒体内部では同図(alに
示すその厚み方向であるy方向について熱歪みに基づく
レーザ光の位相ずれが若干でも存在するが、レーザ光L
Lが前述のように折線状に進行するので種々の熱歪みの
ある場所を通ることになり、このためレーザ光の位相ず
れがレーザ媒体全体としては平均化されてy方向につい
てレーザ光の位相がよく揃うようになる。さらにスラブ
形のレーザ媒体10は平たい矩形断面をもつので、円形
断面のロッド形のレーザ媒体より本質的に冷却の点で有
利であり、かつこの冷却は主に上述のレーザ光に対する
全反射面である上下の側面からなされる。従ってレーザ
媒体lOのy方向の温度勾配は元々少なく、それに伴う
レーザ光の位相ずれも上述のように平均化さ・れるので
、スラブ形固体レーザのレーザ光束内の位相はy方向に
ついてほぼ完全に揃えられる。
このようにスラブ形の固体レーザでは、レーザ媒体内の
熱歪みに基づくレーザ光の位相ずれの問題がロッド形の
場合よりもずっと有利になるので、固体レーザを大出力
化してもレーザ光の位相ずれが原因で発振が停止するお
それがほとんどなくなり、内部の熱歪みによってレーザ
媒体が破壊する限度−杯までレーザ出力を上げて使用す
ることができる。
熱歪みに基づくレーザ光の位相ずれの問題がロッド形の
場合よりもずっと有利になるので、固体レーザを大出力
化してもレーザ光の位相ずれが原因で発振が停止するお
それがほとんどなくなり、内部の熱歪みによってレーザ
媒体が破壊する限度−杯までレーザ出力を上げて使用す
ることができる。
しかし、スラブ性固体レーザにおいてもレーザ媒体の幅
方向、すなわち第4回申)に示すX方向については、熱
歪みによるレーザ光の位相ずれの問題が残っている。こ
のX方向におけるレーザ光の位相ずれはそれによってレ
ーザの発振が停止するほどに深刻ではないが、それによ
って同回申)に示すようにレーザ媒体10から出るレー
ザ光束がX方向に拡がりやすい問題が生じる。このため
レーザ共振反射系の部分反射体20と全部反射体22は
いずれも図示のようにその反射面が凹面とされ、レーザ
媒体10から入射する発散性のレーザ光束を収斂性にし
て送り返すよう工夫がなされる。しかし、これだけでは
部分反射体20から図の右方に取り出される出力レーザ
光束LBは図示のように発散性になってしまう、もちろ
ん、レーザ光束が若干発散性であっても、レンズにより
平行光束にしあるいは所定の焦点位置に集光することは
可能であるが、実際上は完全な平行光束に変換したり、
小さな焦点範囲に完全集光することは必ずしも容易でな
い。
方向、すなわち第4回申)に示すX方向については、熱
歪みによるレーザ光の位相ずれの問題が残っている。こ
のX方向におけるレーザ光の位相ずれはそれによってレ
ーザの発振が停止するほどに深刻ではないが、それによ
って同回申)に示すようにレーザ媒体10から出るレー
ザ光束がX方向に拡がりやすい問題が生じる。このため
レーザ共振反射系の部分反射体20と全部反射体22は
いずれも図示のようにその反射面が凹面とされ、レーザ
媒体10から入射する発散性のレーザ光束を収斂性にし
て送り返すよう工夫がなされる。しかし、これだけでは
部分反射体20から図の右方に取り出される出力レーザ
光束LBは図示のように発散性になってしまう、もちろ
ん、レーザ光束が若干発散性であっても、レンズにより
平行光束にしあるいは所定の焦点位置に集光することは
可能であるが、実際上は完全な平行光束に変換したり、
小さな焦点範囲に完全集光することは必ずしも容易でな
い。
このため、厳密を要する場合にはレーザ光束中の入方向
の外側部分をカントして中央部のみを用いることもなさ
れるが、これではレーザ光束の利用効率が当然低下して
しまうことになる。
の外側部分をカントして中央部のみを用いることもなさ
れるが、これではレーザ光束の利用効率が当然低下して
しまうことになる。
本発明はかかる問題点を解決して、光束の拡がりが少な
い良質のレーザ光束を取り出すことができるスラブ形固
体レーザ発振装置を提供することを目的とする。
い良質のレーザ光束を取り出すことができるスラブ形固
体レーザ発振装置を提供することを目的とする。
この目的は本発明によれば、レーザ活性物質を含む扁平
棒状のスラブ形固体としてなり側面から励起光を受けか
つ冷却された条件下でレーザ作用を営むレーザ媒体と、
レーザ媒体の長手方向両端面の一方側に配設されたレー
ザ光束に対する部分反射体および他方側に配設された全
部反射体からなるレーザ共振反射系とを備えるスラブ形
固体レーザ発振装置に、レーザ媒体と部分反射体との間
に配設されレーザ媒体の厚み方向を軸とするそれぞれ柱
状に形成された凸レンズ体および凹レンズ体とを設け、
凸レンズ体と凹レンズ体との相互間隔を調整することに
よりレーザ共振反射系の部分反射体側から取り出される
出力レーザ光束の拡がりを制御しうるようにすることに
より達成される。
棒状のスラブ形固体としてなり側面から励起光を受けか
つ冷却された条件下でレーザ作用を営むレーザ媒体と、
レーザ媒体の長手方向両端面の一方側に配設されたレー
ザ光束に対する部分反射体および他方側に配設された全
部反射体からなるレーザ共振反射系とを備えるスラブ形
固体レーザ発振装置に、レーザ媒体と部分反射体との間
に配設されレーザ媒体の厚み方向を軸とするそれぞれ柱
状に形成された凸レンズ体および凹レンズ体とを設け、
凸レンズ体と凹レンズ体との相互間隔を調整することに
よりレーザ共振反射系の部分反射体側から取り出される
出力レーザ光束の拡がりを制御しうるようにすることに
より達成される。
上記構成にいう凸レンズ体および凹レンズ体はレーザ光
束をもちろん平行光束に補正するためのものであるが、
レーザ光束が平行光束からずれる原因がレーザ媒体の幅
方向の温度勾配にあるので、いずれのレンズ体もこの幅
方向とは直角な厚み方向を軸とする柱状に形成される0
次にレーザ光束を単純に平行光束に補正するためだけで
あれば、このように2種のレンズ体を組み合わせる要は
必ずしもなく、凸レンズ体だけを用いることでもよいの
であるが、熱歪みに基づくレーザ光束の平行光束からの
ずれの様子がやや複雑でかつその程度も固体レーザの出
力値によって変わって来るので、本発明では2種のレン
ズ体を組み合わせてその相互間隔を可調整とする。以下
、第2図と第3図を参照してレーザ光束の平行光束から
のずれの様子を説明する。
束をもちろん平行光束に補正するためのものであるが、
レーザ光束が平行光束からずれる原因がレーザ媒体の幅
方向の温度勾配にあるので、いずれのレンズ体もこの幅
方向とは直角な厚み方向を軸とする柱状に形成される0
次にレーザ光束を単純に平行光束に補正するためだけで
あれば、このように2種のレンズ体を組み合わせる要は
必ずしもなく、凸レンズ体だけを用いることでもよいの
であるが、熱歪みに基づくレーザ光束の平行光束からの
ずれの様子がやや複雑でかつその程度も固体レーザの出
力値によって変わって来るので、本発明では2種のレン
ズ体を組み合わせてその相互間隔を可調整とする。以下
、第2図と第3図を参照してレーザ光束の平行光束から
のずれの様子を説明する。
第2図にはレーザ媒体10の断面が示されており、この
断面内には主に図の上下の側面から与えられる励起光E
Lによってほぼ−様な発熱が生じる。これに対する冷却
は主にはこれらの上下の側面からなされるのであるが、
図の左右の側面からも冷却されるので図示のようなレー
ザ媒体の幅方向であるX方向にも熱流1(Fが存在し、
このためX方向の温度勾配が発生する。この温度勾配に
基づいてレーザ媒体10の内の図の中央部10cでは圧
縮力1両縁部10eでは張力が発生するので、熱歪みお
よびそれに基づくレーザ光の位相のずれはこれらの中央
部と縁部とではその方向ないしは正負の符号が互いに異
なって来ることになり、その結果中央部を通るレーザ光
束は収斂性に1両縁部を通るレーザ光束は発散性になる
。第3図はこの様子を示すもので、図の横軸には幅方向
の位置変数Xが取られており、縦軸には位flxにある
レーザ媒体部分をその内部熱歪みに基づく一種の熱レン
ズに見立てたときのその焦点路111fの逆数1/fが
取られている。レーザ媒体10の幅は図ではWで示され
ている。レーザ光束の出力値が大きいときのこの焦点距
離の逆数1/fは図の曲線Aのようになり、図示のよう
にレーザ媒体の中央部10cに当たるXの範囲では焦点
距離の値は正で、この範囲を通るレーザ光束に対してレ
ーザ媒体は凸レンズ効果を及ぼしてそれを収斂性にする
。これに反して、レーザ媒体の両縁部10eに当たるX
の値が大な範囲では焦点距離は負債をもち、こ、の範囲
のレーザ媒体はレーザ光束に対して温度レンズ効果を及
ぼしてそれを発散性にする。レーザ媒体10が第2図に
示すようにその幅方向にかなり細長な矩形断面をもつ場
合、曲IAから見られるようにその中央部10cの熱レ
ンズ効果は縁部との境目部分を除いてほぼ一定の焦点距
離をもつが、−船縁部10eがもつ熱レンズ効果の焦点
距離はXの値に強く依存する。
断面内には主に図の上下の側面から与えられる励起光E
Lによってほぼ−様な発熱が生じる。これに対する冷却
は主にはこれらの上下の側面からなされるのであるが、
図の左右の側面からも冷却されるので図示のようなレー
ザ媒体の幅方向であるX方向にも熱流1(Fが存在し、
このためX方向の温度勾配が発生する。この温度勾配に
基づいてレーザ媒体10の内の図の中央部10cでは圧
縮力1両縁部10eでは張力が発生するので、熱歪みお
よびそれに基づくレーザ光の位相のずれはこれらの中央
部と縁部とではその方向ないしは正負の符号が互いに異
なって来ることになり、その結果中央部を通るレーザ光
束は収斂性に1両縁部を通るレーザ光束は発散性になる
。第3図はこの様子を示すもので、図の横軸には幅方向
の位置変数Xが取られており、縦軸には位flxにある
レーザ媒体部分をその内部熱歪みに基づく一種の熱レン
ズに見立てたときのその焦点路111fの逆数1/fが
取られている。レーザ媒体10の幅は図ではWで示され
ている。レーザ光束の出力値が大きいときのこの焦点距
離の逆数1/fは図の曲線Aのようになり、図示のよう
にレーザ媒体の中央部10cに当たるXの範囲では焦点
距離の値は正で、この範囲を通るレーザ光束に対してレ
ーザ媒体は凸レンズ効果を及ぼしてそれを収斂性にする
。これに反して、レーザ媒体の両縁部10eに当たるX
の値が大な範囲では焦点距離は負債をもち、こ、の範囲
のレーザ媒体はレーザ光束に対して温度レンズ効果を及
ぼしてそれを発散性にする。レーザ媒体10が第2図に
示すようにその幅方向にかなり細長な矩形断面をもつ場
合、曲IAから見られるようにその中央部10cの熱レ
ンズ効果は縁部との境目部分を除いてほぼ一定の焦点距
離をもつが、−船縁部10eがもつ熱レンズ効果の焦点
距離はXの値に強く依存する。
曲線Bはレーザ光束の出力値が小な場合を示し、大体の
傾向は曲線Aと同じであるが、全m的に焦点距離がそれ
よりは長く従ってレーザ光束の収斂性や発散性の傾向は
大出力の場合よりも弱くなる。
傾向は曲線Aと同じであるが、全m的に焦点距離がそれ
よりは長く従ってレーザ光束の収斂性や発散性の傾向は
大出力の場合よりも弱くなる。
上述のようにレーザ光束中には収斂性と発散性の光束が
混在し、かつこの収斂性や発散性の程度がレーザ光束の
出力値によっても変わり、単純なレンズ体だけでは平行
光束に補正することが困難なので、本発明では前述のよ
うに凸レンズ体と凹レンズ体とを組み合わせて、レーザ
光束の出力レベルに応じて両レンズ体の相互間隔を調整
しながら両レンズ体を合わせた全体でレーザ光束をほぼ
平行な光束に補正できるようにする。この平行光束への
補正上は両レンズ体の断面形状を通常のレンズとは異な
らせるのが理想的には望ましい、すなわち凸レンズ体は
その中央部を、凹レンズ体はその両縁部をそれぞれ平坦
な形状にするのが理論上は望ましいが、実験結果によれ
ば両レンズ体の断面形状を通常のレンズと同形状にして
も実用的にはあまり大差がない、一方、レーザ光束の出
力レベルが変わるとその発散性や収斂性もこれに応じて
かなり変わって来るので、本発明では凸レンズ体と凹レ
ンズ体との相互間隔を調整することによって平行光束へ
の補正を常に可能とする0例えばレーザ光束が全体とし
て発散性にならないよう、レーザ媒体の両縁部からの発
散性の光束を平行にするのを主眼として補正するときに
は、レーザ光束の出力レベルの高いときには相互間隔を
大に。
混在し、かつこの収斂性や発散性の程度がレーザ光束の
出力値によっても変わり、単純なレンズ体だけでは平行
光束に補正することが困難なので、本発明では前述のよ
うに凸レンズ体と凹レンズ体とを組み合わせて、レーザ
光束の出力レベルに応じて両レンズ体の相互間隔を調整
しながら両レンズ体を合わせた全体でレーザ光束をほぼ
平行な光束に補正できるようにする。この平行光束への
補正上は両レンズ体の断面形状を通常のレンズとは異な
らせるのが理想的には望ましい、すなわち凸レンズ体は
その中央部を、凹レンズ体はその両縁部をそれぞれ平坦
な形状にするのが理論上は望ましいが、実験結果によれ
ば両レンズ体の断面形状を通常のレンズと同形状にして
も実用的にはあまり大差がない、一方、レーザ光束の出
力レベルが変わるとその発散性や収斂性もこれに応じて
かなり変わって来るので、本発明では凸レンズ体と凹レ
ンズ体との相互間隔を調整することによって平行光束へ
の補正を常に可能とする0例えばレーザ光束が全体とし
て発散性にならないよう、レーザ媒体の両縁部からの発
散性の光束を平行にするのを主眼として補正するときに
は、レーザ光束の出力レベルの高いときには相互間隔を
大に。
出力レベルの低いときには相互間隔を小にするように調
整すればよい、この相互間隔の調整によりレーザ光束の
全体としての発散性や収斂性を容易に制御することがで
き、それをほぼ平行光束に補正する上で非常に有用であ
る。
整すればよい、この相互間隔の調整によりレーザ光束の
全体としての発散性や収斂性を容易に制御することがで
き、それをほぼ平行光束に補正する上で非常に有用であ
る。
このように本発明の前記構成により、発散性と収斂性と
が混在するレーザ光束を実用上はぼ完全な平行光束に補
正した上で固体レーザ装置から取り出すことができ、こ
れによって前述の課題が解決される。
が混在するレーザ光束を実用上はぼ完全な平行光束に補
正した上で固体レーザ装置から取り出すことができ、こ
れによって前述の課題が解決される。
以下、第1図を参照しながら本発明の詳細な説明する。
第1図f8)はレーザ媒体10の幅方向Xと長手方向2
とを含む平面図であって、従来と同様にこのレーザ媒体
10の一方の端面11の側には部分反射体21が、他方
の端面12の側には全部反射体22がそれぞれ配設され
、再反射体によりレーザ共振反射系が構成されている。
とを含む平面図であって、従来と同様にこのレーザ媒体
10の一方の端面11の側には部分反射体21が、他方
の端面12の側には全部反射体22がそれぞれ配設され
、再反射体によりレーザ共振反射系が構成されている。
しかし部分反射体21の方は従来と異なり平行光束に補
正されたレーザ光束を受けるのでその反射面は平板状に
形成されている。この部分反射体21とし7一ザ媒体1
0の一方の端面11との間には、本発明における凸レン
ズ体30と凹レンズ体40とが相互間隔lを隔てて、こ
の実施例では凸レンズ体30を端面11側にして配設さ
れている。
正されたレーザ光束を受けるのでその反射面は平板状に
形成されている。この部分反射体21とし7一ザ媒体1
0の一方の端面11との間には、本発明における凸レン
ズ体30と凹レンズ体40とが相互間隔lを隔てて、こ
の実施例では凸レンズ体30を端面11側にして配設さ
れている。
これらのレンズ体は同図伽)かられかるようにいずれも
レーザ媒体10の厚み方向yについては真直ぐな柱状体
であって、レーザ媒体の幅方向Xについて曲面を備える
。同図Talに示されたこれらのレンズ体30.40の
断面はこの実施例ではそれぞれ通常の凸レンズおよび凹
レンズと同じ形状を有する。
レーザ媒体10の厚み方向yについては真直ぐな柱状体
であって、レーザ媒体の幅方向Xについて曲面を備える
。同図Talに示されたこれらのレンズ体30.40の
断面はこの実施例ではそれぞれ通常の凸レンズおよび凹
レンズと同じ形状を有する。
前述のようにレーザ媒体10の端面11の中央部からは
収斂性のレーザ光束LBcが1両縁部からは発散性のレ
ーザ光束LBeがそれぞれ出射されるが、両レンズ体3
0.40の各焦点距離は例えば発散性のレーザ光束LB
eの方を平行光束に揃えて部分反射体21に入射させる
ように選ばれている。これにより、凸レンズ体30の両
縁部に入射する発散性のレーザ光束LBeは該凸レンズ
体によりやや収斂性のレーザ光束になって凹レンズ体4
0に向けて出射され、これを両様部に受ける凹レンズ体
40はほぼ完全な平行光束に揃えて部分反射体21に渡
す、一方、レーザ媒体lOから凸レンズ体30の中央部
に入射される弱い収斂性のレーザ光束LBcは凸レンズ
体30により収斂性のレーザ光束となって凹レンズ体4
0に入り、この凹レンズ体40によりほぼ平行ではある
が収斂性の傾向をもつレーザ光束になって部分反射体2
1に入る。
収斂性のレーザ光束LBcが1両縁部からは発散性のレ
ーザ光束LBeがそれぞれ出射されるが、両レンズ体3
0.40の各焦点距離は例えば発散性のレーザ光束LB
eの方を平行光束に揃えて部分反射体21に入射させる
ように選ばれている。これにより、凸レンズ体30の両
縁部に入射する発散性のレーザ光束LBeは該凸レンズ
体によりやや収斂性のレーザ光束になって凹レンズ体4
0に向けて出射され、これを両様部に受ける凹レンズ体
40はほぼ完全な平行光束に揃えて部分反射体21に渡
す、一方、レーザ媒体lOから凸レンズ体30の中央部
に入射される弱い収斂性のレーザ光束LBcは凸レンズ
体30により収斂性のレーザ光束となって凹レンズ体4
0に入り、この凹レンズ体40によりほぼ平行ではある
が収斂性の傾向をもつレーザ光束になって部分反射体2
1に入る。
部分反射体21は凹レンズ体40から受けるこれらのレ
ーザ光束の一部を透過して全体としてほぼ平行光束に揃
えられたレーザ光束LBを出力するとともに、残部を反
射して凹レンズ体40と凸レンズ体30を介してレーザ
媒体10に送り返す、この反射レーザ光束中の両縁部は
最初レーザ媒体から出射されたときの発散性と同程度の
収斂性をもつレーザ光束になってレーザ媒体に返される
。一方、反射レーザ光束中の中央部は当初にレーザ媒体
から出射されたときの収斂性よりはやや強い発散性のレ
ーザ光束になってレーザ媒体に返されるが、この発散性
がレーザ媒体10の端面11の範囲をはみ出すほど著し
くなることはない、この実施例において部分反射体21
から図の右方に出力されるレーザ光束LBは、上述のよ
うにその中央部と両縁部の双方が同時に理論的に完全な
平行光束に揃えられるわけではないが、凸レンズ体30
と凹レンズ体40とによって実用上はぼ完全な平行光束
に揃えられ、かつその平行光束性を例えば凹レンズ体4
0の位置を図の矢印Mで示すように微調整することによ
って制御することができる。
ーザ光束の一部を透過して全体としてほぼ平行光束に揃
えられたレーザ光束LBを出力するとともに、残部を反
射して凹レンズ体40と凸レンズ体30を介してレーザ
媒体10に送り返す、この反射レーザ光束中の両縁部は
最初レーザ媒体から出射されたときの発散性と同程度の
収斂性をもつレーザ光束になってレーザ媒体に返される
。一方、反射レーザ光束中の中央部は当初にレーザ媒体
から出射されたときの収斂性よりはやや強い発散性のレ
ーザ光束になってレーザ媒体に返されるが、この発散性
がレーザ媒体10の端面11の範囲をはみ出すほど著し
くなることはない、この実施例において部分反射体21
から図の右方に出力されるレーザ光束LBは、上述のよ
うにその中央部と両縁部の双方が同時に理論的に完全な
平行光束に揃えられるわけではないが、凸レンズ体30
と凹レンズ体40とによって実用上はぼ完全な平行光束
に揃えられ、かつその平行光束性を例えば凹レンズ体4
0の位置を図の矢印Mで示すように微調整することによ
って制御することができる。
レーザ光束LBの出力レベルの制御はレーザ媒体10に
与えられる励起光ELの光量等の制御により行なわれる
が、レーザ媒体に与える励起光量が変わるとレーザ媒体
内部の発熱量従って熱歪みが変わって来るので、レーザ
媒体から出射されるレーザ光束の発散性や収斂性の程度
も変化することになり、本発明ではこれに対応する補正
量の制御を両レンズ体30.40の相互間隔lの調整に
よってすることができる。レーザ媒体の両縁部からの発
散性のレーザ光束を平行光束に揃えるよう補正する場合
、両レンズ体の補正作用をその相互間隔lを大き(する
ことにより強めることができるので、例えばレーザ光束
LBの出力レベルが小で従ってレーザ媒体10から出射
されるレーザ光束の発散性や収斂性が全体的に弱いとき
は、相互間隔lを小に調整することによってレーザ光束
LB内の両縁部を平行光束に補正することができる。
与えられる励起光ELの光量等の制御により行なわれる
が、レーザ媒体に与える励起光量が変わるとレーザ媒体
内部の発熱量従って熱歪みが変わって来るので、レーザ
媒体から出射されるレーザ光束の発散性や収斂性の程度
も変化することになり、本発明ではこれに対応する補正
量の制御を両レンズ体30.40の相互間隔lの調整に
よってすることができる。レーザ媒体の両縁部からの発
散性のレーザ光束を平行光束に揃えるよう補正する場合
、両レンズ体の補正作用をその相互間隔lを大き(する
ことにより強めることができるので、例えばレーザ光束
LBの出力レベルが小で従ってレーザ媒体10から出射
されるレーザ光束の発散性や収斂性が全体的に弱いとき
は、相互間隔lを小に調整することによってレーザ光束
LB内の両縁部を平行光束に補正することができる。
なお、両レンズ30.40によりほぼ平行光束に揃えら
れたレーザ光束を受ける部分反射体21は前述のように
平板状に形成されるが、もう一方の全部反射体22の方
はレーザ媒体10の他方の端面12がら全体としては発
散性のレーザ光束を受けるので、従来と同様に凹面鏡体
として形成され、反射レーザ光束を収斂性光束にしてそ
の実質上全部をレーザ媒体lOに送り返えす。
れたレーザ光束を受ける部分反射体21は前述のように
平板状に形成されるが、もう一方の全部反射体22の方
はレーザ媒体10の他方の端面12がら全体としては発
散性のレーザ光束を受けるので、従来と同様に凹面鏡体
として形成され、反射レーザ光束を収斂性光束にしてそ
の実質上全部をレーザ媒体lOに送り返えす。
第1図(blはレーザ媒体の厚み方向yと長手方向2と
を含む側面図であって、参考のためにレーザ媒体10を
収納する閉鎖容器1とその中に組み込まれた励起光源2
とが模式的に示されている。レーザ媒体10は閉鎖容器
1の両端面に明けられた開口1aからその斜めの端面1
1.12を外側に露出させるように挿入され、開口1a
との間はパツキンなど適宜の手段で液密に保たれる。励
起光源2は高輝度の例えばキセノンランプであって、閉
鎖容器1の内部にレーザ媒体10の例えば上下に振り分
けて1対組み込まれ、励起光ELをレーザ媒体10に主
にその上下の側面を介して与える。閉鎖容器1の内面は
すべて鏡面に仕上げられ、励起光源2からの励起光EL
はこの鏡面により反射されて結局はすべてレーザ媒体1
0に与えられる。閉鎖容器lにはさらに冷却媒体CM用
の出入口1bが1対設けられており、冷却媒体CMとし
て例えば純水がこれら出入口1bを介して閉鎖容器lの
内部に通流され、レーザ媒体10および励起光源2を冷
却する。
を含む側面図であって、参考のためにレーザ媒体10を
収納する閉鎖容器1とその中に組み込まれた励起光源2
とが模式的に示されている。レーザ媒体10は閉鎖容器
1の両端面に明けられた開口1aからその斜めの端面1
1.12を外側に露出させるように挿入され、開口1a
との間はパツキンなど適宜の手段で液密に保たれる。励
起光源2は高輝度の例えばキセノンランプであって、閉
鎖容器1の内部にレーザ媒体10の例えば上下に振り分
けて1対組み込まれ、励起光ELをレーザ媒体10に主
にその上下の側面を介して与える。閉鎖容器1の内面は
すべて鏡面に仕上げられ、励起光源2からの励起光EL
はこの鏡面により反射されて結局はすべてレーザ媒体1
0に与えられる。閉鎖容器lにはさらに冷却媒体CM用
の出入口1bが1対設けられており、冷却媒体CMとし
て例えば純水がこれら出入口1bを介して閉鎖容器lの
内部に通流され、レーザ媒体10および励起光源2を冷
却する。
この第1図に示されたスラブ形固体レーザは、 ′ふつ
うNdなどのレーザ活性物質を含む光学的結晶体である
レーザ媒体10が励起光ELを受けてレーザ発光し、部
分反射体21と全部反射体22とからなるレーザ共振反
射系による共振条件下で大出力のレーザ発振作用を営む
、前述のようにレーザ媒体10内ではレーザ光が折線上
に進行するので、同図偽)に示すようにレーザ媒体の厚
み方向yについてのその拡がり傾向はほとんどない、レ
ーザ媒体の幅方向Xについてはレーザ光は全体として拡
がり傾向をもつが、いずれも柱状の凸レンズ体30およ
び凹レンズ体40によって前述のように全体としてほぼ
平行光束に揃えられた上で固体レーザから出力される。
うNdなどのレーザ活性物質を含む光学的結晶体である
レーザ媒体10が励起光ELを受けてレーザ発光し、部
分反射体21と全部反射体22とからなるレーザ共振反
射系による共振条件下で大出力のレーザ発振作用を営む
、前述のようにレーザ媒体10内ではレーザ光が折線上
に進行するので、同図偽)に示すようにレーザ媒体の厚
み方向yについてのその拡がり傾向はほとんどない、レ
ーザ媒体の幅方向Xについてはレーザ光は全体として拡
がり傾向をもつが、いずれも柱状の凸レンズ体30およ
び凹レンズ体40によって前述のように全体としてほぼ
平行光束に揃えられた上で固体レーザから出力される。
固体レーザの起動時やその出力レベルの変更時には、レ
ーザ媒体の温度変化に基づきレーザ媒体から出射される
レーザ光束、の発散性や収斂性程度が変化するが、両レ
ンズ体の相互間隔lを調整することにより出力レーザ光
束の平行光束性を保つことができる。また出力レーザ光
束を利用する側の都合によりレーザ光束の発散性や収斂
性を制御したい場合には、両レンズ体の一方の位置を矢
印Mのように微調整することによって所望の特性に容易
に合わせることができる。
ーザ媒体の温度変化に基づきレーザ媒体から出射される
レーザ光束、の発散性や収斂性程度が変化するが、両レ
ンズ体の相互間隔lを調整することにより出力レーザ光
束の平行光束性を保つことができる。また出力レーザ光
束を利用する側の都合によりレーザ光束の発散性や収斂
性を制御したい場合には、両レンズ体の一方の位置を矢
印Mのように微調整することによって所望の特性に容易
に合わせることができる。
以上説明した実施例のほか、本発明は種々の態様で実施
をすることができる0例えば実施例では凸レンズ体の方
をレーザ媒体側に配置するようにしたが、容易にわかる
ように凸レンズ体と凹レンズ体の位置を互いに入れ換え
ても同等のレーザ光束の発散性や収斂性の補正作用を得
ることができる。しかし、レーザ媒体の両縁部からの発
散性のレーザ光束を平行光束に揃えるのを主眼とする場
合には、実施1例におけるように凸レンズ体をレーザ媒
体側に配する方が若干有利である。また両レンズ体の断
面形状は実施例では通常の柱状の凸レンズや凹レンズと
同じとしたが、例えば凸レンズ体はその中央部を、凹レ
ンズ体はその両縁部をそれぞれ平面に形成して両レンズ
体を合わせたレーザ光束の発散性と収斂性の補正作用を
理論的にもより完全にすることが可能である。各レンズ
体の一部をこのように平面に形成するのは通常の柱状レ
ンズの凸部を加工することによって容易にできる。
をすることができる0例えば実施例では凸レンズ体の方
をレーザ媒体側に配置するようにしたが、容易にわかる
ように凸レンズ体と凹レンズ体の位置を互いに入れ換え
ても同等のレーザ光束の発散性や収斂性の補正作用を得
ることができる。しかし、レーザ媒体の両縁部からの発
散性のレーザ光束を平行光束に揃えるのを主眼とする場
合には、実施1例におけるように凸レンズ体をレーザ媒
体側に配する方が若干有利である。また両レンズ体の断
面形状は実施例では通常の柱状の凸レンズや凹レンズと
同じとしたが、例えば凸レンズ体はその中央部を、凹レ
ンズ体はその両縁部をそれぞれ平面に形成して両レンズ
体を合わせたレーザ光束の発散性と収斂性の補正作用を
理論的にもより完全にすることが可能である。各レンズ
体の一部をこのように平面に形成するのは通常の柱状レ
ンズの凸部を加工することによって容易にできる。
以上説明したとおり本発明においては、レーザ活性物質
を含む扁平棒状のスラブ形固体としてなり側面から励起
光を受けかつ冷却された条件下でレーザ作用を営むレー
ザ媒体と、レーザ媒体の長手方向両端面の一方側に配設
されたレーザ光束に対する部分反射体および他方側に配
設された全部反射体からなるレーザ共振反射系とを備え
るスラブ形固体レーザ発振装置に、レーザ媒体と部分反
射体との間に配設されレーザ媒体の厚み方向を軸とする
それぞれ柱状に形成された凸レンズ体および凹レンズ体
とを設け、凸レンズ体と凹レンズ体との相互間隔を調整
することによりレーザ共振反射系の部分反射体側から取
り出される出力レーザ光束の拡がりを制御しうるように
したので、レーザ媒体から出射される発散性と収斂性と
が混在するレーザ光束を両レンズ体によってほぼ完全な
平行光束に補正して固体レーザから出力させることがで
きる6本発明によるこの固体レーザから取り出されるほ
ぼ平行なレーザ光束はその光束軸に垂直な断面内でのレ
ーザ光の位相がよく揃っており、可干渉性が良好でレン
ズにより集光した際にも非常に小さな範囲内に焦点を結
ばせることができるなど、大出力に拘らずレーザ光束に
特有の優れた性質を備えている。また、固体レーザの起
動時や出力レベルの変更時などにレーザ媒体から出射さ
れるレーザ光束の発散性や収斂性の程度に変化が生じた
場合にも、両レンズ体の相互間隔を適宜に調整すること
によって固体レーザからの出力レーザ光束を極めて容易
にほぼ完全な平行光束に揃えることができる。出力レー
ザ光束を利用する側の都合によってその発散性や収斂性
を所望の程度に制御したい場合にも、両レンズの相互間
隔を微調整することによって出力レーザ光束を容易に所
望の特性に合わせることができる。さらに固体レーザと
してのレーザ発振作用についても、本発明による両レン
ズ体によってレーザ光束をその断面内でレーザ光の位相
がよく揃った状態に補正した上で部分反射体により反射
させてレーザ媒体に送り返すことができるので、レーザ
共振反射系とレーザ媒体を含めたレーザ共振状態を従来
よりも尖鋭にすることができ、これによって大出力であ
るに拘らず発振波長のばらつきが少ない優れたレーザ光
束を出力することができる。
を含む扁平棒状のスラブ形固体としてなり側面から励起
光を受けかつ冷却された条件下でレーザ作用を営むレー
ザ媒体と、レーザ媒体の長手方向両端面の一方側に配設
されたレーザ光束に対する部分反射体および他方側に配
設された全部反射体からなるレーザ共振反射系とを備え
るスラブ形固体レーザ発振装置に、レーザ媒体と部分反
射体との間に配設されレーザ媒体の厚み方向を軸とする
それぞれ柱状に形成された凸レンズ体および凹レンズ体
とを設け、凸レンズ体と凹レンズ体との相互間隔を調整
することによりレーザ共振反射系の部分反射体側から取
り出される出力レーザ光束の拡がりを制御しうるように
したので、レーザ媒体から出射される発散性と収斂性と
が混在するレーザ光束を両レンズ体によってほぼ完全な
平行光束に補正して固体レーザから出力させることがで
きる6本発明によるこの固体レーザから取り出されるほ
ぼ平行なレーザ光束はその光束軸に垂直な断面内でのレ
ーザ光の位相がよく揃っており、可干渉性が良好でレン
ズにより集光した際にも非常に小さな範囲内に焦点を結
ばせることができるなど、大出力に拘らずレーザ光束に
特有の優れた性質を備えている。また、固体レーザの起
動時や出力レベルの変更時などにレーザ媒体から出射さ
れるレーザ光束の発散性や収斂性の程度に変化が生じた
場合にも、両レンズ体の相互間隔を適宜に調整すること
によって固体レーザからの出力レーザ光束を極めて容易
にほぼ完全な平行光束に揃えることができる。出力レー
ザ光束を利用する側の都合によってその発散性や収斂性
を所望の程度に制御したい場合にも、両レンズの相互間
隔を微調整することによって出力レーザ光束を容易に所
望の特性に合わせることができる。さらに固体レーザと
してのレーザ発振作用についても、本発明による両レン
ズ体によってレーザ光束をその断面内でレーザ光の位相
がよく揃った状態に補正した上で部分反射体により反射
させてレーザ媒体に送り返すことができるので、レーザ
共振反射系とレーザ媒体を含めたレーザ共振状態を従来
よりも尖鋭にすることができ、これによって大出力であ
るに拘らず発振波長のばらつきが少ない優れたレーザ光
束を出力することができる。
本発明の実施に必要な凸レンズ体および凹レンズ体はい
ずれも柱状の製作容易なレンズ体であって、本発明によ
り僅少な費用増で上述の効果を得てスラブ形固体レーザ
発振装置の性能を従来より大幅に向上させることができ
る。
ずれも柱状の製作容易なレンズ体であって、本発明によ
り僅少な費用増で上述の効果を得てスラブ形固体レーザ
発振装置の性能を従来より大幅に向上させることができ
る。
第1図から第3図までが本発明に関し、第1図は本発明
によるスラブ形固体レーザ発振装置の実施例の平面図お
よび側面図、第2図はレーザ媒体のもつ熱レンズ効果を
説明するためのレーザ媒体の断面図、第3図は該熱レン
ズ効果に基づくレーザ光束の発散性および収斂性を示す
特性線図である。第4図は従来技術によるスラブ形固体
レーザ発振装置の側面図および平面図である0図におい
て、 1:閉鎖容器、1a:閉鎖容器の開口、lb:閉鎖容器
の冷却媒体用出入口、2:励起光源、10:レーザ媒体
、10c:レーザ媒体の幅方向中央部、10e:レーザ
媒体の幅方向縁部、11,12:レーザ媒体の端面、2
0,21:部分反射体、22:全部反射体、30:凸レ
ンズ体、40:11!!]レンズ体、囲:冷却媒体、E
L:励起光、f:レーザ光束の焦点距離、)IF:レー
ザ媒体内幅方向縁部の熱流、LB:固体レーザから取り
出されるレーザ光束、LEc :収斂性のレーザ光束、
LBe:発散性のレーザ光束、LL:レーザ光、1:凸
レンズ体と凹レンズ体の相互間隔、M:レンズ体の微調
整方向、W:レーザ媒体の幅、X:レーザ媒体の幅方向
、y:レーザ媒体の厚み方向、2:レーザ媒体の長平方
向、である。
によるスラブ形固体レーザ発振装置の実施例の平面図お
よび側面図、第2図はレーザ媒体のもつ熱レンズ効果を
説明するためのレーザ媒体の断面図、第3図は該熱レン
ズ効果に基づくレーザ光束の発散性および収斂性を示す
特性線図である。第4図は従来技術によるスラブ形固体
レーザ発振装置の側面図および平面図である0図におい
て、 1:閉鎖容器、1a:閉鎖容器の開口、lb:閉鎖容器
の冷却媒体用出入口、2:励起光源、10:レーザ媒体
、10c:レーザ媒体の幅方向中央部、10e:レーザ
媒体の幅方向縁部、11,12:レーザ媒体の端面、2
0,21:部分反射体、22:全部反射体、30:凸レ
ンズ体、40:11!!]レンズ体、囲:冷却媒体、E
L:励起光、f:レーザ光束の焦点距離、)IF:レー
ザ媒体内幅方向縁部の熱流、LB:固体レーザから取り
出されるレーザ光束、LEc :収斂性のレーザ光束、
LBe:発散性のレーザ光束、LL:レーザ光、1:凸
レンズ体と凹レンズ体の相互間隔、M:レンズ体の微調
整方向、W:レーザ媒体の幅、X:レーザ媒体の幅方向
、y:レーザ媒体の厚み方向、2:レーザ媒体の長平方
向、である。
Claims (1)
- 1)レーザ活性物質を含む扁平棒状のスラブ形固体とし
てなり側面から励起光を受けかつ冷却された条件下でレ
ーザ作用を営むレーザ媒体と、レーザ媒体の長手方向両
端面の一方側に配設されたレーザ光束に対する部分反射
体および他方側に配設された全部反射体からなるレーザ
共振反射系と、レーザ媒体と部分反射体との間に配設さ
れレーザ媒体の厚み方向を軸とするそれぞれ柱状に形成
された凸レンズ体および凹レンズ体とを備えてなり、凸
レンズ体と凹レンズ体との相互間隔を調整することによ
りレーザ共振反射系の部分反射体側から取り出される出
力レーザ光束の拡がりを制御しうるようにしたことを特
徴とするスラブ形固体レーザ発振装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62286691A JPH07101763B2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | スラブ形固体レーザ発振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62286691A JPH07101763B2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | スラブ形固体レーザ発振装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01128580A true JPH01128580A (ja) | 1989-05-22 |
| JPH07101763B2 JPH07101763B2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=17707726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62286691A Expired - Lifetime JPH07101763B2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | スラブ形固体レーザ発振装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07101763B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998052261A1 (fr) * | 1997-05-09 | 1998-11-19 | Komatsu Ltd. | Laser retrecisseur de bande |
| CN105514775A (zh) * | 2016-01-06 | 2016-04-20 | 中国科学院上海光学精密机械研究所 | 高能钛宝石多通放大器热透镜效应的抑制方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6280363U (ja) * | 1985-11-11 | 1987-05-22 | ||
| JPS62165985A (ja) * | 1986-01-17 | 1987-07-22 | Nec Corp | レ−ザビ−ムの拡がり角を安定化したレ−ザ発振器 |
-
1987
- 1987-11-13 JP JP62286691A patent/JPH07101763B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6280363U (ja) * | 1985-11-11 | 1987-05-22 | ||
| JPS62165985A (ja) * | 1986-01-17 | 1987-07-22 | Nec Corp | レ−ザビ−ムの拡がり角を安定化したレ−ザ発振器 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998052261A1 (fr) * | 1997-05-09 | 1998-11-19 | Komatsu Ltd. | Laser retrecisseur de bande |
| CN105514775A (zh) * | 2016-01-06 | 2016-04-20 | 中国科学院上海光学精密机械研究所 | 高能钛宝石多通放大器热透镜效应的抑制方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07101763B2 (ja) | 1995-11-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3265173B2 (ja) | 固体レーザ装置 | |
| US5504763A (en) | System for minimizing the depolarization of a laser beam due to thermally induced birefringence | |
| US7532657B2 (en) | Laser oscillator incorporating transverse mode rotation in the laser resonator | |
| US5125001A (en) | Solid laser device | |
| US5245618A (en) | Laser beam generating apparatus | |
| US20050220164A1 (en) | Laser oscillator | |
| JPS5933993B2 (ja) | 不安定環レ−ザ−共振子 | |
| US4214216A (en) | Face-pumped laser with diffraction-limited output beam | |
| US5402438A (en) | Solid state laser device | |
| JP3621623B2 (ja) | レーザ共振器 | |
| JPH01128580A (ja) | スラブ形固体レーザ発振装置 | |
| JP3427442B2 (ja) | 固体レーザ装置 | |
| JPS6337514B2 (ja) | ||
| JPH01117077A (ja) | スラブ形固体レーザ発振装置 | |
| JPH04259275A (ja) | スラブ形固体レーザ装置 | |
| JP2760116B2 (ja) | 固体レーザ装置 | |
| GB2276031A (en) | Solid laser device | |
| JP3767299B2 (ja) | 固体レーザーのパラメータ決定方法 | |
| JPH118428A (ja) | 固体レーザ発振器 | |
| US6389053B1 (en) | Solid-state laser compensated for pumping-light astigmatism | |
| RU2150773C1 (ru) | Мощный лазер с устойчиво-неустойчивым резонатором | |
| JP2020174093A (ja) | レーザー増幅器 | |
| Chen et al. | Multi-Pass Amplifier Tolerant for Strong Thin-Disk Thermal Lensing Delivering Picosecond Pulses | |
| JPH07311396A (ja) | レーザ装置 | |
| JPH0799358A (ja) | 固体レーザ装置 |