JPH04259275A - スラブ形固体レーザ装置 - Google Patents
スラブ形固体レーザ装置Info
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- JPH04259275A JPH04259275A JP2022891A JP2022891A JPH04259275A JP H04259275 A JPH04259275 A JP H04259275A JP 2022891 A JP2022891 A JP 2022891A JP 2022891 A JP2022891 A JP 2022891A JP H04259275 A JPH04259275 A JP H04259275A
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- cross
- laser beam
- reflection mirror
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は偏平な矩形断面をもつス
ラブ形の固体レーザ媒質を用い大出力レーザ発振に適す
るスラブ形固体レーザ装置に関する。
ラブ形の固体レーザ媒質を用い大出力レーザ発振に適す
るスラブ形固体レーザ装置に関する。
【0002 】
【従来の技術】上述の偏平な矩形断面をもつスラブ形レ
ーザ媒質を用いる固体レーザ装置は、ロッド形に比べて
レーザ媒質の冷却が容易なのでオプティカルダメージの
発生が少なく、レーザ媒質内でレーザ光を1対の板面間
に全反射させながら進行させるので熱レンズ効果が少な
い利点があり、とくに大出力レーザ発振に適している。 よく知られていることではあるが、以下かかるスラブ形
固体レーザ装置の構成の概要を図8を参照して簡単に説
明する。
ーザ媒質を用いる固体レーザ装置は、ロッド形に比べて
レーザ媒質の冷却が容易なのでオプティカルダメージの
発生が少なく、レーザ媒質内でレーザ光を1対の板面間
に全反射させながら進行させるので熱レンズ効果が少な
い利点があり、とくに大出力レーザ発振に適している。 よく知られていることではあるが、以下かかるスラブ形
固体レーザ装置の構成の概要を図8を参照して簡単に説
明する。
【0003 】図8には同図(a) に装置の上面が,
同図(b) に側面がそれぞれ示されている。スラブ形
のレーザ媒質10は同図(a) のように広い幅と同図
(b) のように薄い厚みをもつ偏平な矩形断面を有し
、その1対の端面11と12は斜面に形成されている。 図8(b) に示すように光源1からの励起光ELはそ
の広い1対の板面13と14に与えられ、これにより発
生するレーザ光Lはこれらの板面13と14によって全
反射されながらレーザ媒質10内をジグザグ状に進行す
る。通例のように端面11と12にそれぞれ対向して全
反射ミラー20と部分反射ミラー30とが配設されてレ
ーザ媒質10とともにレーザ共振系を構成し、この系内
で発振されるレーザ光LLの光束Bは部分反射ミラー3
0側から出力レーザ光束Boとして取り出される。なお
、レーザ媒質10と光源1は図示しない密閉容器内に収
納され、その内部に満たされた冷却媒体を通流させるこ
とによりレーザ媒質10を主に板面13と14から強力
に冷却する。その1対の側面15と16にはふつう熱絶
縁が施される。
同図(b) に側面がそれぞれ示されている。スラブ形
のレーザ媒質10は同図(a) のように広い幅と同図
(b) のように薄い厚みをもつ偏平な矩形断面を有し
、その1対の端面11と12は斜面に形成されている。 図8(b) に示すように光源1からの励起光ELはそ
の広い1対の板面13と14に与えられ、これにより発
生するレーザ光Lはこれらの板面13と14によって全
反射されながらレーザ媒質10内をジグザグ状に進行す
る。通例のように端面11と12にそれぞれ対向して全
反射ミラー20と部分反射ミラー30とが配設されてレ
ーザ媒質10とともにレーザ共振系を構成し、この系内
で発振されるレーザ光LLの光束Bは部分反射ミラー3
0側から出力レーザ光束Boとして取り出される。なお
、レーザ媒質10と光源1は図示しない密閉容器内に収
納され、その内部に満たされた冷却媒体を通流させるこ
とによりレーザ媒質10を主に板面13と14から強力
に冷却する。その1対の側面15と16にはふつう熱絶
縁が施される。
【0004】かかるスラブ形固体レーザ装置でもレーザ
媒質10中の温度分布による熱レンズ効果が発生するが
、レーザ光LLがレーザ媒質10内をジグザグ状に進行
するためにこの効果が平均化されて発振レーザ光束Bの
収束性が良好になり、高い発振効率が得られる。また、
レーザ媒質10を強力に冷却した条件では、その長さを
L, 幅をw, 厚みをtとすると最大許容入力がL(
w/t) に比例するので、レーザ媒質10の断面比w
/t を大, すなわち偏平な断面形状とすることによ
り励起光ELの入力を増して大レーザ出力を取り出すこ
とができる。
媒質10中の温度分布による熱レンズ効果が発生するが
、レーザ光LLがレーザ媒質10内をジグザグ状に進行
するためにこの効果が平均化されて発振レーザ光束Bの
収束性が良好になり、高い発振効率が得られる。また、
レーザ媒質10を強力に冷却した条件では、その長さを
L, 幅をw, 厚みをtとすると最大許容入力がL(
w/t) に比例するので、レーザ媒質10の断面比w
/t を大, すなわち偏平な断面形状とすることによ
り励起光ELの入力を増して大レーザ出力を取り出すこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにスラブ形
固体レーザ装置は大レーザ出力が高発振効率で得られる
特長があるが、図8(b) に示すようにその出力レー
ザ光束Boの断面Soがスラブ形のレーザ媒質10と同
じ偏平な矩形形状でその断面比が2〜5程度なので、こ
れを例えばレーザ加工に応用する際に出力レーザ光束B
oをレンズ等によりできるだけ高いレーザ光強度のスポ
ットに集光しようとすると、スポット形状が円形になら
ないため大レーザ出力のわりには集光強度が高まらない
問題がある。
固体レーザ装置は大レーザ出力が高発振効率で得られる
特長があるが、図8(b) に示すようにその出力レー
ザ光束Boの断面Soがスラブ形のレーザ媒質10と同
じ偏平な矩形形状でその断面比が2〜5程度なので、こ
れを例えばレーザ加工に応用する際に出力レーザ光束B
oをレンズ等によりできるだけ高いレーザ光強度のスポ
ットに集光しようとすると、スポット形状が円形になら
ないため大レーザ出力のわりには集光強度が高まらない
問題がある。
【0006】このため、シリンドリカルなレンズやミラ
ー等の光学的手段により出力レーザ光束Boの断面So
の幅wを縮小してその断面形状を正方形にした上で集光
することも可能であるが、一般にレーザ光束の断面の幅
wとビーム拡がり角θとの間にはそれらの積wθが保存
される傾向があるので、ビーム拡がり角θが元の矩形断
面の光束で数mrad 程度と良好であっても変換後の
正方断面の光束では10mrad を越えてしまってレ
ンズによる集光効率があまり上がらなくなり、集光強度
を思うように高めるのは困難である。
ー等の光学的手段により出力レーザ光束Boの断面So
の幅wを縮小してその断面形状を正方形にした上で集光
することも可能であるが、一般にレーザ光束の断面の幅
wとビーム拡がり角θとの間にはそれらの積wθが保存
される傾向があるので、ビーム拡がり角θが元の矩形断
面の光束で数mrad 程度と良好であっても変換後の
正方断面の光束では10mrad を越えてしまってレ
ンズによる集光効率があまり上がらなくなり、集光強度
を思うように高めるのは困難である。
【0007】本発明の目的はかかる問題点を解消して、
スラブ形固体レーザ装置の大レーザ出力でかつ高発振効
率である本来の利点を保存しながら、レーザ加工等に際
して高強度の小スポットに集光できるようスラブ形固体
レーザ装置から断面比が小な断面形状で出力レーザ光束
を取り出すことにある。
スラブ形固体レーザ装置の大レーザ出力でかつ高発振効
率である本来の利点を保存しながら、レーザ加工等に際
して高強度の小スポットに集光できるようスラブ形固体
レーザ装置から断面比が小な断面形状で出力レーザ光束
を取り出すことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的は本件の第1発
明によれば、偏平矩形断面の固体レーザ媒質と全反射ミ
ラーと部分反射ミラーとを含むレーザ共振系内に、発振
レーザ光束の平行性を保全しつつレーザ媒質を通過する
発振レーザ光束の矩形断面形状の断面比を縮小させる光
学的な断面変換手段を組み込み、第2発明によれば、レ
ーザ共振系内にレーザ媒質の矩形断面形状より小断面比
の断面形状の発振レーザ光束を反射してレーザ媒質内に
その矩形断面の偏平な幅方向に順次にずらせた位置を通
過させる中間反射手段を配設した上で、いずれの発明に
おいても部分反射ミラーを通してレーザ媒質の矩形断面
形状よりも断面比の小な断面形状の出力レーザ光束を取
り出すことにより達成される。
明によれば、偏平矩形断面の固体レーザ媒質と全反射ミ
ラーと部分反射ミラーとを含むレーザ共振系内に、発振
レーザ光束の平行性を保全しつつレーザ媒質を通過する
発振レーザ光束の矩形断面形状の断面比を縮小させる光
学的な断面変換手段を組み込み、第2発明によれば、レ
ーザ共振系内にレーザ媒質の矩形断面形状より小断面比
の断面形状の発振レーザ光束を反射してレーザ媒質内に
その矩形断面の偏平な幅方向に順次にずらせた位置を通
過させる中間反射手段を配設した上で、いずれの発明に
おいても部分反射ミラーを通してレーザ媒質の矩形断面
形状よりも断面比の小な断面形状の出力レーザ光束を取
り出すことにより達成される。
【0009】なお、上記の第1発明では光学的な断面変
換手段として互いに焦点を共有するように配設された凸
および凹なシリンドリカルレンズの対や複数個のプリズ
ムを用いるのが有利であり、また第2発明では中間反射
手段として発振レーザ光束を全反射する直角プリズムや
全反射ミラー対を用いるのが有利である。
換手段として互いに焦点を共有するように配設された凸
および凹なシリンドリカルレンズの対や複数個のプリズ
ムを用いるのが有利であり、また第2発明では中間反射
手段として発振レーザ光束を全反射する直角プリズムや
全反射ミラー対を用いるのが有利である。
【0010】また、本件の第3発明では、偏平矩形断面
の固体レーザ媒質の一方の端面側に凹な一方の全反射ミ
ラーを,他方の端面側にレーザ媒質の矩形断面形状より
小な断面比の断面形状の発振レーザ光束を反射する凸で
かつシリンドリカルな他方の全反射ミラーをそれぞれ配
設して不安定共振系を構成し、一方の全反射ミラーによ
って反射された発振レーザ光束の一部をレーザ媒質の他
方の端面側からレーザ媒質の矩形断面形状より断面比の
小な断面形状の出力レーザ光束として取り出すことによ
って前述の目的が達成される。
の固体レーザ媒質の一方の端面側に凹な一方の全反射ミ
ラーを,他方の端面側にレーザ媒質の矩形断面形状より
小な断面比の断面形状の発振レーザ光束を反射する凸で
かつシリンドリカルな他方の全反射ミラーをそれぞれ配
設して不安定共振系を構成し、一方の全反射ミラーによ
って反射された発振レーザ光束の一部をレーザ媒質の他
方の端面側からレーザ媒質の矩形断面形状より断面比の
小な断面形状の出力レーザ光束として取り出すことによ
って前述の目的が達成される。
【0011】なお、この第3発明では出力レーザ光束を
レーザ媒質の他方の端面側から直接に取り出すのが通常
であるが、場合によっては部分反射ミラーを介して取り
出すようにしてもよい。また、他方の全反射ミラーのサ
イズを小さく設定することにより2個の出力レーザ光束
を同時に取り出すことが可能である。
レーザ媒質の他方の端面側から直接に取り出すのが通常
であるが、場合によっては部分反射ミラーを介して取り
出すようにしてもよい。また、他方の全反射ミラーのサ
イズを小さく設定することにより2個の出力レーザ光束
を同時に取り出すことが可能である。
【0012】以上の第1から第3までのいずれの発明に
おいても、断面比とはレーザ光束の断面形状の幅wと厚
みtの比 w/tを意味するものとする。
おいても、断面比とはレーザ光束の断面形状の幅wと厚
みtの比 w/tを意味するものとする。
【0013】
【作用】前述のように出力レーザ光束の矩形断面形状の
断面比を光学的手段により縮小したのではビーム拡がり
角が拡大して高強度スポットに集光する上で不利になる
ので、第1発明ではレーザ共振系内で断面比が大な発振
レーザ光束を断面比が小な光束に変換し、第2および第
3発明では断面比が小な断面形状のレーザ光束の形でレ
ーザ共振系内で発振させて、それぞれ出力レーザ光束と
して取り出すことにより、いずれの発明でも断面比が小
な出力レーザ光束をビーム拡がり角が小なままの状態で
取り出して、直ちにレンズ等により従来よりレーザ光強
度がずっと高いスポットに集光できるようにしたもので
ある。
断面比を光学的手段により縮小したのではビーム拡がり
角が拡大して高強度スポットに集光する上で不利になる
ので、第1発明ではレーザ共振系内で断面比が大な発振
レーザ光束を断面比が小な光束に変換し、第2および第
3発明では断面比が小な断面形状のレーザ光束の形でレ
ーザ共振系内で発振させて、それぞれ出力レーザ光束と
して取り出すことにより、いずれの発明でも断面比が小
な出力レーザ光束をビーム拡がり角が小なままの状態で
取り出して、直ちにレンズ等により従来よりレーザ光強
度がずっと高いスポットに集光できるようにしたもので
ある。
【0014】
【実施例】以下、図を参照しながら本発明の実施例を説
明する。図1と図2が第1発明,図3〜図5が第2発明
,図6と図7が第3発明の実施例の構成をいずれも上面
図によってそれぞれ示すもので、前に説明した図8と同
じ部分に同じ符号が付されており、いずれの実施例でも
図8(b) に示すようにレーザ光LLがスラブ形レー
ザ媒質10内ではジグザグ状に進行し、このレーザ媒質
10の端面11と12は斜面に形成されているものとす
る。
明する。図1と図2が第1発明,図3〜図5が第2発明
,図6と図7が第3発明の実施例の構成をいずれも上面
図によってそれぞれ示すもので、前に説明した図8と同
じ部分に同じ符号が付されており、いずれの実施例でも
図8(b) に示すようにレーザ光LLがスラブ形レー
ザ媒質10内ではジグザグ状に進行し、このレーザ媒質
10の端面11と12は斜面に形成されているものとす
る。
【0015】図1に示す第1発明の第1実施例では、レ
ーザ媒質10と全反射ミラー20と部分反射ミラー30
からなるレーザ共振系に断面変換手段40として凸なシ
リンドリカルレンズ41と凹なシリンドリカルレンズ4
2の対を、両者の焦点距離をf1とf2として焦点を共
有するようにf1−f2の相互間距離を隔てて組み込む
ことにより、レーザ媒質10を通る発振レーザ光束Bを
平行性を保全したまま断面形状Sの幅wを縮小した変換
レーザ光束Bcに変換し、部分反射ミラー30から図で
は断面形状Soで示すように断面比が小な出力レーザ光
束Boとして取り出す。
ーザ媒質10と全反射ミラー20と部分反射ミラー30
からなるレーザ共振系に断面変換手段40として凸なシ
リンドリカルレンズ41と凹なシリンドリカルレンズ4
2の対を、両者の焦点距離をf1とf2として焦点を共
有するようにf1−f2の相互間距離を隔てて組み込む
ことにより、レーザ媒質10を通る発振レーザ光束Bを
平行性を保全したまま断面形状Sの幅wを縮小した変換
レーザ光束Bcに変換し、部分反射ミラー30から図で
は断面形状Soで示すように断面比が小な出力レーザ光
束Boとして取り出す。
【0016】この第1発明では、レーザ媒質10を通る
発振レーザ光束Bが全反射ミラー20にはそのまま当た
るが、部分反射ミラー30には変換レーザ光束Bcに変
換された後に当たる点が図8と異なるだけで、レーザ光
LLが両ミラー20と30間のレーザ共振系内で発振さ
れる点はなんら変わらず、このこの発振状態にある限り
レーザ共振系内の変換レーザ光束Bcはもちろん小さな
ビーム拡がり角をもつので、これを部分反射ミラーを介
して取り出した出力レーザ光束Boも変換レーザ光束B
cそのままの小さなビーム拡がり角を有する。
発振レーザ光束Bが全反射ミラー20にはそのまま当た
るが、部分反射ミラー30には変換レーザ光束Bcに変
換された後に当たる点が図8と異なるだけで、レーザ光
LLが両ミラー20と30間のレーザ共振系内で発振さ
れる点はなんら変わらず、このこの発振状態にある限り
レーザ共振系内の変換レーザ光束Bcはもちろん小さな
ビーム拡がり角をもつので、これを部分反射ミラーを介
して取り出した出力レーザ光束Boも変換レーザ光束B
cそのままの小さなビーム拡がり角を有する。
【0017】またこの図1の第1実施例では、発振レー
ザ光束Bの断面形状Sの幅wの断面変換手段40による
縮小率は容易にわかるようにその1対のシリンドリカル
レンズ41と42の焦点距離の比f2/f1により簡単
に設定できる。しかし、この実施例では両レンズ41と
42が凸および凹な曲面をもつので光学的な収差が必ず
あり、これにより出力レーザ光束Boの上述のビーム拡
がり角が低下するおそれはないが、収差が比較的大きい
場合や断面変換手段40の光軸合わせに誤差がある場合
に発振効率が若干低下することがあり得る。
ザ光束Bの断面形状Sの幅wの断面変換手段40による
縮小率は容易にわかるようにその1対のシリンドリカル
レンズ41と42の焦点距離の比f2/f1により簡単
に設定できる。しかし、この実施例では両レンズ41と
42が凸および凹な曲面をもつので光学的な収差が必ず
あり、これにより出力レーザ光束Boの上述のビーム拡
がり角が低下するおそれはないが、収差が比較的大きい
場合や断面変換手段40の光軸合わせに誤差がある場合
に発振効率が若干低下することがあり得る。
【0018】図2に示す第1発明の第2実施例では、断
面変換手段40を例えば図示のように2個のプリズム4
3と44を組み合わせて構成することにより上述の曲面
収差が発生しないようにする。各プリズム43と44に
よるレーザ光束の幅の縮小率は主にその頂角により設定
され、ふつうは2個のプリズムを組み合わせることによ
り充分な縮小率が得られる。レーザ媒質10と部分反射
ミラー30の光軸合わせ等はプリズムの配置角度により
微調整される。 プリズムの屈折面は精密に平面仕上げができるので、こ
の実施例では光学的な収差によるレーザ光LLの損失は
発生せず、レーザ発振効率が第1実施例よりも向上する
。
面変換手段40を例えば図示のように2個のプリズム4
3と44を組み合わせて構成することにより上述の曲面
収差が発生しないようにする。各プリズム43と44に
よるレーザ光束の幅の縮小率は主にその頂角により設定
され、ふつうは2個のプリズムを組み合わせることによ
り充分な縮小率が得られる。レーザ媒質10と部分反射
ミラー30の光軸合わせ等はプリズムの配置角度により
微調整される。 プリズムの屈折面は精密に平面仕上げができるので、こ
の実施例では光学的な収差によるレーザ光LLの損失は
発生せず、レーザ発振効率が第1実施例よりも向上する
。
【0019】この第2実施例においても、発振レーザ光
束Bは断面変換手段40により平行性を保ったまま変換
レーザ光束Bcに変換され、小さなビーム拡がり角の出
力レーザ光束Boとして取り出される。
束Bは断面変換手段40により平行性を保ったまま変換
レーザ光束Bcに変換され、小さなビーム拡がり角の出
力レーザ光束Boとして取り出される。
【0020】図3に第2発明の第1実施例を示す。第2
発明ではレーザ共振系内に中間反射手段を組み込んでレ
ーザ光LLをレーザ媒質10より小さな断面の光束で発
振させるが、この第1実施例では中間反射手段51とし
て直角プリズムを用い、発振レーザ光束Bの幅をレーザ
媒質10の幅wの半分にする。このため、図示のように
レーザ媒質10の端面11に対向して反射レーザ光束B
を全反射する直角プリズム51を配置し、もう一方の端
面12に対向して第1発明の場合より幅が狭い発振レー
ザ光束Bを受ける全反射ミラー21と部分反射ミラー3
1とを配置してレーザ媒質10とともにレーザ共振系を
構成させる。
発明ではレーザ共振系内に中間反射手段を組み込んでレ
ーザ光LLをレーザ媒質10より小さな断面の光束で発
振させるが、この第1実施例では中間反射手段51とし
て直角プリズムを用い、発振レーザ光束Bの幅をレーザ
媒質10の幅wの半分にする。このため、図示のように
レーザ媒質10の端面11に対向して反射レーザ光束B
を全反射する直角プリズム51を配置し、もう一方の端
面12に対向して第1発明の場合より幅が狭い発振レー
ザ光束Bを受ける全反射ミラー21と部分反射ミラー3
1とを配置してレーザ媒質10とともにレーザ共振系を
構成させる。
【0021】容易にわかるように、全反射ミラー21で
反射された発振レーザ光束Bはレーザ媒質10の図の上
半分を通った後に直角プリズム51により反射されてレ
ーザ媒質10の下半分を経由して部分反射ミラー22に
入射し、それにより反射された後は逆の経路を通って全
反射ミラー21に帰る。従って、発振レーザ光束Bがレ
ーザ共振系のこれら両ミラー21と22間で発振され、
それと同じ小さなビーム拡がり角の出力レーザ光束Bo
を部分反射ミラー22からこの第1実施例ではレーザ媒
質10の半分の幅w/2 をもつ断面形状で取り出すこ
とができる。
反射された発振レーザ光束Bはレーザ媒質10の図の上
半分を通った後に直角プリズム51により反射されてレ
ーザ媒質10の下半分を経由して部分反射ミラー22に
入射し、それにより反射された後は逆の経路を通って全
反射ミラー21に帰る。従って、発振レーザ光束Bがレ
ーザ共振系のこれら両ミラー21と22間で発振され、
それと同じ小さなビーム拡がり角の出力レーザ光束Bo
を部分反射ミラー22からこの第1実施例ではレーザ媒
質10の半分の幅w/2 をもつ断面形状で取り出すこ
とができる。
【0022】なお、この第1実施例では全反射ミラー2
1の下側の端21aを図のように鋭角に形成するのが、
レーザ媒質10がもつ幅w全体を利用して発振レーザ光
束Bを発振させる上で望ましい。
1の下側の端21aを図のように鋭角に形成するのが、
レーザ媒質10がもつ幅w全体を利用して発振レーザ光
束Bを発振させる上で望ましい。
【0023】図4の第2発明の第2実施例では、中間反
射手段52として1対の全反射ミラーを用いる。この実
施例ではレーザ媒質10の左右の端面11と12にそれ
ぞれ対向してレーザ共振系を構成する全反射ミラー21
と部分反射ミラー22とをまず図のように段違いに配置
し、中間反射手段用の小さな2個の全反射ミラー52を
レーザ媒質10の端面11と12側とに振り分け、かつ
全反射ミラー21と部分反射ミラー22とレーザ媒質1
0を介してそれぞれ対向する位置に図示のように僅かに
内側に向けて傾けた姿勢で配置する。
射手段52として1対の全反射ミラーを用いる。この実
施例ではレーザ媒質10の左右の端面11と12にそれ
ぞれ対向してレーザ共振系を構成する全反射ミラー21
と部分反射ミラー22とをまず図のように段違いに配置
し、中間反射手段用の小さな2個の全反射ミラー52を
レーザ媒質10の端面11と12側とに振り分け、かつ
全反射ミラー21と部分反射ミラー22とレーザ媒質1
0を介してそれぞれ対向する位置に図示のように僅かに
内側に向けて傾けた姿勢で配置する。
【0024】この第2実施例でもレーザ共振系内の発振
レーザ光束Bはレーザ媒質10の半分の幅をもち、図示
のようにこの発振レーザ光束Bは全反射ミラー21で反
射された後にレーザ媒質10の下半分を通って中間反射
手段用の右側の小ミラー52に至り,これにより斜め方
向に反射されてレーザ媒質10の中央部付近を斜めに通
った後に左側の小ミラー52に至り, さらにこれによ
り反射されてレーザ媒質10の上半分を通過した後に部
分反射ミラー31に達する経路, およびその逆経路を
辿ってレーザ共振系内で発振される。出力レーザ光束B
oはもちろん部分反射ミラー31を介してこの発振レー
ザ光束Bと同じ幅の断面形状で取り出される。
レーザ光束Bはレーザ媒質10の半分の幅をもち、図示
のようにこの発振レーザ光束Bは全反射ミラー21で反
射された後にレーザ媒質10の下半分を通って中間反射
手段用の右側の小ミラー52に至り,これにより斜め方
向に反射されてレーザ媒質10の中央部付近を斜めに通
った後に左側の小ミラー52に至り, さらにこれによ
り反射されてレーザ媒質10の上半分を通過した後に部
分反射ミラー31に達する経路, およびその逆経路を
辿ってレーザ共振系内で発振される。出力レーザ光束B
oはもちろん部分反射ミラー31を介してこの発振レー
ザ光束Bと同じ幅の断面形状で取り出される。
【0025】この第2実施例における中間反射手段用の
小ミラー52は平面でよいが、全反射ミラー21等と同
様に僅かな凹面に形成するのが有利である。また、その
端52aに鋭角を付けるのがレーザ媒質10の幅全体を
有効利用する上で望ましい。
小ミラー52は平面でよいが、全反射ミラー21等と同
様に僅かな凹面に形成するのが有利である。また、その
端52aに鋭角を付けるのがレーザ媒質10の幅全体を
有効利用する上で望ましい。
【0026】図5に示す第3実施例は中間反射手段52
に2対の小さな全反射ミラーを用いるもので、図から容
易にわかるように発振レーザ光束Bはレーザ媒質10の
3分の1の幅の断面形状で発振され、出力レーザ光束B
oがこれと同じ断面形状で部分反射ミラー31から取り
出される。
に2対の小さな全反射ミラーを用いるもので、図から容
易にわかるように発振レーザ光束Bはレーザ媒質10の
3分の1の幅の断面形状で発振され、出力レーザ光束B
oがこれと同じ断面形状で部分反射ミラー31から取り
出される。
【0027】以上からわかるように、この第3発明では
発振レーザ光束Bを中間反射手段51や52により反射
させてレーザ媒質10内にその矩形断面の偏平方向に順
次ずらせた位置を通過させることにより、レーザ媒質1
0の矩形断面形状より断面比の小さな断面形状で発振さ
せて出力レーザ光束Boとして取り出すことができる。 より正確には、中間反射手段として例えばn個の全反射
用の直角プリズムやn対の全反射ミラーを用いることに
より、発振レーザ光Bをレーザ媒質10内を中間反射手
段がプリズムの場合はn+1回, ミラーの場合は2n
+1回それぞれ通過させてレーザ媒質10のn+1分の
1の幅で発振させて出力レーザ光束Boとして取り出す
ことができる。この出力レーザ光束Boはもちろんレー
ザ発振系内の発振レーザ光束Bと同じ狭いビーム拡がり
角を有する。
発振レーザ光束Bを中間反射手段51や52により反射
させてレーザ媒質10内にその矩形断面の偏平方向に順
次ずらせた位置を通過させることにより、レーザ媒質1
0の矩形断面形状より断面比の小さな断面形状で発振さ
せて出力レーザ光束Boとして取り出すことができる。 より正確には、中間反射手段として例えばn個の全反射
用の直角プリズムやn対の全反射ミラーを用いることに
より、発振レーザ光Bをレーザ媒質10内を中間反射手
段がプリズムの場合はn+1回, ミラーの場合は2n
+1回それぞれ通過させてレーザ媒質10のn+1分の
1の幅で発振させて出力レーザ光束Boとして取り出す
ことができる。この出力レーザ光束Boはもちろんレー
ザ発振系内の発振レーザ光束Bと同じ狭いビーム拡がり
角を有する。
【0028】図6に第3発明の第1実施例を示す。この
第3発明ではレーザ共振系が不安定共振系に構成される
。このため、図のようにレーザ媒質10の一方の端面1
1側には凹な一方の全反射ミラー22を, 他方の端面
12側にはレーザ媒質10の矩形断面より断面比の小さ
な断面形状の発振レーザ光束Bを反射する凸でかつシリ
ンドリカルな他方の全反射ミラー32をそれぞれ配設し
て、レーザ媒質10および2個の全反射ミラー22と3
2によりこの不安定共振系を構成する。また、この不安
定共振条件を満たすよう図6の実施例では一方の全反射
ミラー22の曲率半径R1と他方の全反射ミラー32の
曲率半径R2が R1/R2=2の関係を満たすように
設定され、かつ両ミラー22と32とが(R1−R2)
/2 の相互間隔を隔てて配置される。もちろん、これ
に限らず両全反射ミラー22と32の曲率半径と相互間
隔には不安定共振条件を満たすように種々な設定が可能
である。
第3発明ではレーザ共振系が不安定共振系に構成される
。このため、図のようにレーザ媒質10の一方の端面1
1側には凹な一方の全反射ミラー22を, 他方の端面
12側にはレーザ媒質10の矩形断面より断面比の小さ
な断面形状の発振レーザ光束Bを反射する凸でかつシリ
ンドリカルな他方の全反射ミラー32をそれぞれ配設し
て、レーザ媒質10および2個の全反射ミラー22と3
2によりこの不安定共振系を構成する。また、この不安
定共振条件を満たすよう図6の実施例では一方の全反射
ミラー22の曲率半径R1と他方の全反射ミラー32の
曲率半径R2が R1/R2=2の関係を満たすように
設定され、かつ両ミラー22と32とが(R1−R2)
/2 の相互間隔を隔てて配置される。もちろん、これ
に限らず両全反射ミラー22と32の曲率半径と相互間
隔には不安定共振条件を満たすように種々な設定が可能
である。
【0029】この不安定共振系内で発振される発振レー
ザ光束Bは図のように一方の全反射ミラー22により反
射される光束であって、その一部, 図の例では半分に
相当する部分光束Bpが他方の全反射ミラー32に与え
られて、それにより全反射ミラー22の全面に向けて反
射され、一方の全反射ミラーにより反射される発振レー
ザ光束Bの残余の部分, この例では半分がレーザ媒質
10の他方の端面12側から出力レーザ光束Boとして
取り出される。従って、この第1実施例ではレーザ媒質
10の半分の幅 w/2の断面形状で出力レーザ光束B
oが取り出されるが、他方の全反射ミラー32の大きさ
の選択ないしはその配置位置の微調整により発振レーザ
光束B内の任意の部分を出力レーザ光束Boとして取り
出すことができる。
ザ光束Bは図のように一方の全反射ミラー22により反
射される光束であって、その一部, 図の例では半分に
相当する部分光束Bpが他方の全反射ミラー32に与え
られて、それにより全反射ミラー22の全面に向けて反
射され、一方の全反射ミラーにより反射される発振レー
ザ光束Bの残余の部分, この例では半分がレーザ媒質
10の他方の端面12側から出力レーザ光束Boとして
取り出される。従って、この第1実施例ではレーザ媒質
10の半分の幅 w/2の断面形状で出力レーザ光束B
oが取り出されるが、他方の全反射ミラー32の大きさ
の選択ないしはその配置位置の微調整により発振レーザ
光束B内の任意の部分を出力レーザ光束Boとして取り
出すことができる。
【0030】なお、この図6の実施例では、発振レーザ
光束B内の図では上縁のレーザ光が一方の全反射ミラー
22の曲面および他方の全反射ミラー32の曲面のいず
れにも図のように直角方向に当たるように、これらの全
反射ミラー22と32を僅かに傾けた姿勢で配置するの
が望ましい。また、第3発明でも他方の全反射ミラー3
2の下側の端32を鋭角に形成するのが望ましい。さら
には、出力レーザ光束Boの取り出し経路内に図で破線
で示した部分反射31を設けてもよい。
光束B内の図では上縁のレーザ光が一方の全反射ミラー
22の曲面および他方の全反射ミラー32の曲面のいず
れにも図のように直角方向に当たるように、これらの全
反射ミラー22と32を僅かに傾けた姿勢で配置するの
が望ましい。また、第3発明でも他方の全反射ミラー3
2の下側の端32を鋭角に形成するのが望ましい。さら
には、出力レーザ光束Boの取り出し経路内に図で破線
で示した部分反射31を設けてもよい。
【0031】図7に示す第3発明の第2実施例では、出
力レーザ光束Boが2個所から同時に取り出される。こ
のため、レーザ媒質10の一方の端面11に対向して一
方の全反射ミラー22が配置されるのは図6と同じであ
るが、他方の端面12に対向する他方の全反射ミラー3
2の方には前よりやや小な, この例ではレーザ媒質1
0の幅の半分のものを用いてこれを端面12の中央部に
対向するように配置する。両全反射ミラー22と32の
曲率半径は相互間隔は前実施例と同様に不安定共振条件
を満たすように適宜に設定される。また、この実施例で
は両全反射ミラー22と32はレーザ媒質10の中央を
通るレーザ光LLが図示のようにそれらの曲面に直角に
当たるように配置姿勢が微調整される。
力レーザ光束Boが2個所から同時に取り出される。こ
のため、レーザ媒質10の一方の端面11に対向して一
方の全反射ミラー22が配置されるのは図6と同じであ
るが、他方の端面12に対向する他方の全反射ミラー3
2の方には前よりやや小な, この例ではレーザ媒質1
0の幅の半分のものを用いてこれを端面12の中央部に
対向するように配置する。両全反射ミラー22と32の
曲率半径は相互間隔は前実施例と同様に不安定共振条件
を満たすように適宜に設定される。また、この実施例で
は両全反射ミラー22と32はレーザ媒質10の中央を
通るレーザ光LLが図示のようにそれらの曲面に直角に
当たるように配置姿勢が微調整される。
【0032】上のように一方および他方の全反射ミラー
22および32が配置された場合、発振レーザ光束Bは
レーザ媒質10の上半分と下半分に対して対称的に発振
される。例えば、上半分の発振レーザ光束Bは一方の全
反射ミラー22の上半分により反射されてその一部が他
方の全反射ミラー32の上半分に与えられて、それによ
り一方の全反射ミラー22の上半分の全体に向けて反射
され、上半分の発振レーザ光束Bの残余部が上側の出力
レーザ光束Boとして取り出される。もちろん下半分の
発振レーザ光束Bと下側の出力レーザ光束Boについて
も同様である。
22および32が配置された場合、発振レーザ光束Bは
レーザ媒質10の上半分と下半分に対して対称的に発振
される。例えば、上半分の発振レーザ光束Bは一方の全
反射ミラー22の上半分により反射されてその一部が他
方の全反射ミラー32の上半分に与えられて、それによ
り一方の全反射ミラー22の上半分の全体に向けて反射
され、上半分の発振レーザ光束Bの残余部が上側の出力
レーザ光束Boとして取り出される。もちろん下半分の
発振レーザ光束Bと下側の出力レーザ光束Boについて
も同様である。
【0033】従って、この第2実施例では上側と下側の
出力レーザ光束Boは同じ断面形状で取り出され、他方
の全反射ミラー32の大きさがレーザ媒質10の幅の半
分であるとするとレーザ媒質10の4分の1の幅の断面
形状をもつ2個の出力レーザ光束Boが並列に取り出さ
れる。また容易にわかるように、両全反射ミラー22と
32の配置をレーザ媒質10に対して例えば図の下側に
ずらせると上側の出力レーザ光束Boの幅の方が下側よ
りも大きくなるから、この第2実施例では互いに異なる
断面形状の2個の出力レーザ光束Boを取り出すことも
可能である。さらには、これら2個の出力レーザ光束B
oの断面形状が同じ場合でも、レーザ媒質10の幅に対
する他方の全反射ミラー32の大きさを適宜に設定する
ことにより、それらに所望の幅つまり断面積を持たせる
ことができる。
出力レーザ光束Boは同じ断面形状で取り出され、他方
の全反射ミラー32の大きさがレーザ媒質10の幅の半
分であるとするとレーザ媒質10の4分の1の幅の断面
形状をもつ2個の出力レーザ光束Boが並列に取り出さ
れる。また容易にわかるように、両全反射ミラー22と
32の配置をレーザ媒質10に対して例えば図の下側に
ずらせると上側の出力レーザ光束Boの幅の方が下側よ
りも大きくなるから、この第2実施例では互いに異なる
断面形状の2個の出力レーザ光束Boを取り出すことも
可能である。さらには、これら2個の出力レーザ光束B
oの断面形状が同じ場合でも、レーザ媒質10の幅に対
する他方の全反射ミラー32の大きさを適宜に設定する
ことにより、それらに所望の幅つまり断面積を持たせる
ことができる。
【0034】以上説明した第3発明では、レーザ共振系
の第1および第2発明における安定共振条件が不安定共
振条件になるだけで共振状態で発振される発振レーザ光
束Bのビーム拡がり角に大差はないので、同様に狭いビ
ーム拡がり角を有する良質な出力レーザ光束Boを取り
出すことができる。
の第1および第2発明における安定共振条件が不安定共
振条件になるだけで共振状態で発振される発振レーザ光
束Bのビーム拡がり角に大差はないので、同様に狭いビ
ーム拡がり角を有する良質な出力レーザ光束Boを取り
出すことができる。
【0035】なお、第1発明から第3発明までのいずれ
についても、以上説明した実施例はあくまで例示であっ
て、これらに限らず種々なないしは変形された態様で各
発明の要旨内で適宜に実施をすることができる。
についても、以上説明した実施例はあくまで例示であっ
て、これらに限らず種々なないしは変形された態様で各
発明の要旨内で適宜に実施をすることができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したとおり、偏平な矩形断面の
固体レーザ媒質と全反射ミラーと部分反射ミラーとを含
むレーザ共振系内に、第1発明では、発振レーザ光束の
平行性を保全しながらレーザ媒質を通過する発振レーザ
光束の矩形断面形状の断面比を縮小させる光学的な断面
変換手段を組み込み、第2発明では、レーザ媒質の矩形
断面形状より小な断面比の断面形状の発振レーザ光束を
反射してレーザ媒質内にその矩形断面の偏平な幅方向に
順次にずらせた位置を通過させる中間反射手段をを組み
込み、いずれの場合も部分反射ミラーを通して出力レー
ザ光束を取り出すことにより、また第3発明では偏平矩
形断面の固体レーザ媒質の一方の端面側に凹な一方の全
反射ミラーを,他方の端面側にレーザ媒質の矩形断面形
状より小な断面比の断面形状の発振レーザ光束を反射す
る凸でかつシリンドリカルな他方の全反射ミラーをそれ
ぞれ配設して不安定共振系を構成し、一方の全反射ミラ
ーにより反射された発振レーザ光束の一部をレーザ媒質
の他方の端面から出力レーザ光束として取り出すことに
より、次の効果を得ることができる。
固体レーザ媒質と全反射ミラーと部分反射ミラーとを含
むレーザ共振系内に、第1発明では、発振レーザ光束の
平行性を保全しながらレーザ媒質を通過する発振レーザ
光束の矩形断面形状の断面比を縮小させる光学的な断面
変換手段を組み込み、第2発明では、レーザ媒質の矩形
断面形状より小な断面比の断面形状の発振レーザ光束を
反射してレーザ媒質内にその矩形断面の偏平な幅方向に
順次にずらせた位置を通過させる中間反射手段をを組み
込み、いずれの場合も部分反射ミラーを通して出力レー
ザ光束を取り出すことにより、また第3発明では偏平矩
形断面の固体レーザ媒質の一方の端面側に凹な一方の全
反射ミラーを,他方の端面側にレーザ媒質の矩形断面形
状より小な断面比の断面形状の発振レーザ光束を反射す
る凸でかつシリンドリカルな他方の全反射ミラーをそれ
ぞれ配設して不安定共振系を構成し、一方の全反射ミラ
ーにより反射された発振レーザ光束の一部をレーザ媒質
の他方の端面から出力レーザ光束として取り出すことに
より、次の効果を得ることができる。
【0037】(a) 第1発明ではレーザ共振系内で発
振レーザ光束を小断面比の光束に変換し第2および第3
発明ではレーザ共振系内で小な断面比のレーザ光束を発
振させ、いずれの場合も小な断面比の出力レーザ光束を
狭いビーム拡がり角で取り出して従来よりレーザ光強度
が格段に高い小スポットに集光することができる。
振レーザ光束を小断面比の光束に変換し第2および第3
発明ではレーザ共振系内で小な断面比のレーザ光束を発
振させ、いずれの場合も小な断面比の出力レーザ光束を
狭いビーム拡がり角で取り出して従来よりレーザ光強度
が格段に高い小スポットに集光することができる。
【0038】(b) 第1発明では断面変換手段により
発振レーザ光束の断面幅を縮小する比率を任意に設定す
ることができるので、正方形断面を含めて出力レーザ光
束を所望の断面比をもつ断面形状で容易に取り出し得る
効果が得られる。
発振レーザ光束の断面幅を縮小する比率を任意に設定す
ることができるので、正方形断面を含めて出力レーザ光
束を所望の断面比をもつ断面形状で容易に取り出し得る
効果が得られる。
【0039】(c) 第2発明ではレーザ共振系内にご
く簡単な形状の中間反射手段を組み込むだけでよく、そ
れ用の直角プリズムの個数や全反射ミラー対の個数の選
択によりレーザ媒質の矩形断面形状を複数分の1に分割
した断面形状の出力レーザ光束を取り出すことができ、
かつ高い発振効率を達成するためのレーザ共振系の調整
が容易でしかも狂いが少ない利点を有する。
く簡単な形状の中間反射手段を組み込むだけでよく、そ
れ用の直角プリズムの個数や全反射ミラー対の個数の選
択によりレーザ媒質の矩形断面形状を複数分の1に分割
した断面形状の出力レーザ光束を取り出すことができ、
かつ高い発振効率を達成するためのレーザ共振系の調整
が容易でしかも狂いが少ない利点を有する。
【0040】(d) 第3発明では不安定共振系を構成
する一方の全反射ミラーに対する他方の全反射ミラーの
位置を微調整することにより、出力レーザ光束の幅を使
用中でも随時に選択できる効果が得られる。また、必要
に応じて2個の出力レーザ光束を並列に取り出すことが
できる。
する一方の全反射ミラーに対する他方の全反射ミラーの
位置を微調整することにより、出力レーザ光束の幅を使
用中でも随時に選択できる効果が得られる。また、必要
に応じて2個の出力レーザ光束を並列に取り出すことが
できる。
【0041】なお、いずれの場合にもスラブ形固体レー
ザ装置の高発振効率で大レーザ出力である本来の利点は
なんら損なうことなく維持される。本件発明はレーザ加
工用の固体レーザ装置にとくに適し、小さく絞られた強
力なレーザ光スポットで加工することにより加工の精度
と速度を向上することができる。
ザ装置の高発振効率で大レーザ出力である本来の利点は
なんら損なうことなく維持される。本件発明はレーザ加
工用の固体レーザ装置にとくに適し、小さく絞られた強
力なレーザ光スポットで加工することにより加工の精度
と速度を向上することができる。
【図1】本発明のスラブ形固体レーザ装置の第1発明の
第1実施例の構成図である。
第1実施例の構成図である。
【図2】第1発明の第2実施例の構成図である。
【図3】第2発明の第1実施例の構成図である。
【図4】第2発明の第2実施例の構成図である。
【図5】第2発明の第3実施例の構成図である。
【図6】第3発明の第1実施例の構成図である。
【図7】第3発明の第2実施例の構成図である。
【図8】従来技術によるスラブ形固体レーザ装置の構成
図であり、同図(a)は上面図,同図(b) は側面図
である。
図であり、同図(a)は上面図,同図(b) は側面図
である。
10 レーザ媒質
11 レーザ媒質の一方の端面12
レーザ媒質の他方の端面20 全反射ミ
ラー 21 全反射ミラー 22 一方の全反射ミラー 30 部分反射ミラー 31 部分反射ミラー 32 他方の全反射ミラー 40 断面変換手段 41 断面変換手段を構成する凸なシリンド
リカルレンズ 42 断面変換手段を構成する凹なシリンド
リカルレンズ 43 断面変換手段としてのプリズム44
断面変換手段としてのプリズム51
中間反射手段としての直角プリズム52
中間反射手段としての全反射ミラーB 発
振レーザ光束 Bo 出力レーザ光束
レーザ媒質の他方の端面20 全反射ミ
ラー 21 全反射ミラー 22 一方の全反射ミラー 30 部分反射ミラー 31 部分反射ミラー 32 他方の全反射ミラー 40 断面変換手段 41 断面変換手段を構成する凸なシリンド
リカルレンズ 42 断面変換手段を構成する凹なシリンド
リカルレンズ 43 断面変換手段としてのプリズム44
断面変換手段としてのプリズム51
中間反射手段としての直角プリズム52
中間反射手段としての全反射ミラーB 発
振レーザ光束 Bo 出力レーザ光束
Claims (7)
- 【請求項1】偏平な矩形断面をもつスラブ形の固体レー
ザ媒質とこれを挟む全反射ミラーおよび部分反射ミラー
とを含むレーザ共振系内に発振レーザ光束の平行性を保
全する条件でレーザ媒質を通過する発振レーザ光束の矩
形断面形状の断面比を縮小させる光学的な断面変換手段
を組み込み、部分反射ミラーを通してレーザ媒質の矩形
断面形状よりも断面比の小な断面形状の出力レーザ光束
を取り出すようにしたことを特徴とするスラブ形固体レ
ーザ装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の装置において、光学的な
断面変換手段が焦点を共有するように配設された凸およ
び凹なシリンドリカルレンズからなることを特徴とする
スラブ形固体レーザ装置。 - 【請求項3】請求項1に記載の装置において、光学的な
断面変換手段としてプリズムを用いることを特徴とする
スラブ形固体レーザ装置。 - 【請求項4】偏平な矩形断面をもつスラブ形の固体レー
ザ媒質とこれを挟む全反射ミラーおよび部分反射ミラー
とを含むレーザ共振系内にレーザ媒質の矩形断面形状よ
りも断面比の小な断面形状の発振レーザ光束を反射して
レーザ媒質内にその矩形断面の偏平方向に順次ずらせた
位置を通過させる中間反射手段を配設し、部分反射ミラ
ーを通してレーザ媒質の矩形断面形状よりも断面比の小
な断面形状をもつ出力レーザ光束を取り出すようにした
ことを特徴とするスラブ形固体レーザ装置。 - 【請求項5】請求項4に記載の装置において、中間反射
手段がレーザ光束を全反射する直角プリズムであること
を特徴とするスラブ形固体レーザ装置。 - 【請求項6】請求項4に記載の装置において、中間反射
手段が複数の全反射ミラーであることを特徴とするスラ
ブ形固体レーザ装置。 - 【請求項7】偏平な矩形断面をもつスラブ形の固体レー
ザ媒質の一方の端面側に凹な一方の全反射ミラーを,他
方の端面側にレーザ媒質の矩形断面形状より断面比が小
さな断面形状の発振レーザ光束を反射する凸でかつシリ
ンドリカルな他方の全反射ミラーをそれぞれ配設し、一
方の全反射ミラーによって反射された発振レーザ光束の
一部をレーザ媒質の他方の端面側からレーザ媒質の矩形
断面の形状より断面比の小な断面形状の出力レーザ光束
として取り出すようにしたことを特徴とするスラブ形固
体レーザ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022891A JPH04259275A (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | スラブ形固体レーザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022891A JPH04259275A (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | スラブ形固体レーザ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04259275A true JPH04259275A (ja) | 1992-09-14 |
Family
ID=12021316
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2022891A Pending JPH04259275A (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | スラブ形固体レーザ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04259275A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH098385A (ja) * | 1995-06-15 | 1997-01-10 | Nec Corp | 固体レーザ発振器 |
| WO1997038473A1 (fr) * | 1996-04-08 | 1997-10-16 | Fanuc Ltd | Oscillateur de laser a plaque |
-
1991
- 1991-02-14 JP JP2022891A patent/JPH04259275A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH098385A (ja) * | 1995-06-15 | 1997-01-10 | Nec Corp | 固体レーザ発振器 |
| WO1997038473A1 (fr) * | 1996-04-08 | 1997-10-16 | Fanuc Ltd | Oscillateur de laser a plaque |
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