JPH0112906B2 - - Google Patents
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- JPH0112906B2 JPH0112906B2 JP57152569A JP15256982A JPH0112906B2 JP H0112906 B2 JPH0112906 B2 JP H0112906B2 JP 57152569 A JP57152569 A JP 57152569A JP 15256982 A JP15256982 A JP 15256982A JP H0112906 B2 JPH0112906 B2 JP H0112906B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scaffolding
- horizontal
- scaffold
- furnace
- boiler furnace
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はボイラ火炉内の仮設足場に係り、特に
火力発電所等の大型の循環ボイラの建設に際して
好適な仮設足場に関する。
火力発電所等の大型の循環ボイラの建設に際して
好適な仮設足場に関する。
火力発電所等に備えられる循環ボイラの火炉
は、直方体状に周囲が構成される。これらの周面
は、その大部分が火炉内側の水管壁と火炉外側の
ケーシングによる二重構造とされ、水管壁とケー
シングの間隙部には耐火断熱材が充填されてい
る。火炉全体は、運転時の数十cmに達する熱膨張
を吸収するために、吊り下げ構造とされる。すな
わち、ボイラ火炉をその外周に設けた鉄骨架構か
ら吊り下げ、熱膨張による火炉の伸びは下方に逃
げるようにされる。ボイラの火炉の据付に当つて
は、まず、鉄骨架構を据付けたのち、この鉄骨架
構の天梁から水管壁を吊り下げるようにして、上
方から下方に向けて水管壁を取付けていく。水管
壁の現地取付は溶接作業が主であり、多大な工数
と危険な高所作業を伴う。全周面の水管壁の取付
が完了した段階で、水管壁の水圧テストを行い、
溶接個所の点検を行う。
は、直方体状に周囲が構成される。これらの周面
は、その大部分が火炉内側の水管壁と火炉外側の
ケーシングによる二重構造とされ、水管壁とケー
シングの間隙部には耐火断熱材が充填されてい
る。火炉全体は、運転時の数十cmに達する熱膨張
を吸収するために、吊り下げ構造とされる。すな
わち、ボイラ火炉をその外周に設けた鉄骨架構か
ら吊り下げ、熱膨張による火炉の伸びは下方に逃
げるようにされる。ボイラの火炉の据付に当つて
は、まず、鉄骨架構を据付けたのち、この鉄骨架
構の天梁から水管壁を吊り下げるようにして、上
方から下方に向けて水管壁を取付けていく。水管
壁の現地取付は溶接作業が主であり、多大な工数
と危険な高所作業を伴う。全周面の水管壁の取付
が完了した段階で、水管壁の水圧テストを行い、
溶接個所の点検を行う。
水圧テストが完了したのち、水管壁に囲まれた
火炉内の気密テストを行う。気密テストが完了し
たのち、水管壁の外側から耐火断熱材およびケー
シングを取付ける。また、他の構造のボイラにお
いては、水管壁には気密性を持たせずに、耐火断
熱材とケーシングに気密性を持たせる。この場合
には、ケーシングの取付けが完了後、火炉内の気
密テストを行う。
火炉内の気密テストを行う。気密テストが完了し
たのち、水管壁の外側から耐火断熱材およびケー
シングを取付ける。また、他の構造のボイラにお
いては、水管壁には気密性を持たせずに、耐火断
熱材とケーシングに気密性を持たせる。この場合
には、ケーシングの取付けが完了後、火炉内の気
密テストを行う。
火炉内は空洞であるから、前記水管壁の取付け
に際しては、取付作業のための仮設足場を火炉内
の側壁(この側壁は施工の初期には存在しない。
水管壁が順次取付けられることによつて、水管壁
自体が側壁の一部を構成することになる。)に沿
つて設ける必要がある。仮設足場は、建設現場に
分割して搬入された水管壁を所定の取付位置に設
定するための足場、水管壁を相互に溶接するため
の足場、水管壁の水圧テストのための足場として
用いられる。この仮設足場は火炉の全高および全
巾に合せて設けられるから、大型の循環ボイラに
おいては大掛りなものとなり、高さが50m、一辺
の長さが20m程度に達する。したがつて、ボイラ
火炉の建設に当つては、仮設足場の計画の良し悪
しが本体工事の施工性を左右するのみならず、仮
設足場自体の組立、解体に要する費用、日数も重
要な問題となる。
に際しては、取付作業のための仮設足場を火炉内
の側壁(この側壁は施工の初期には存在しない。
水管壁が順次取付けられることによつて、水管壁
自体が側壁の一部を構成することになる。)に沿
つて設ける必要がある。仮設足場は、建設現場に
分割して搬入された水管壁を所定の取付位置に設
定するための足場、水管壁を相互に溶接するため
の足場、水管壁の水圧テストのための足場として
用いられる。この仮設足場は火炉の全高および全
巾に合せて設けられるから、大型の循環ボイラに
おいては大掛りなものとなり、高さが50m、一辺
の長さが20m程度に達する。したがつて、ボイラ
火炉の建設に当つては、仮設足場の計画の良し悪
しが本体工事の施工性を左右するのみならず、仮
設足場自体の組立、解体に要する費用、日数も重
要な問題となる。
従来、上記ボイラ火炉内の仮設足場は、パイプ
足場もしくは鋼製のユニツト足場を下方(例えば
地上)から上方へと組立てる、いわゆる組上げ方
式が慣用されていた。組上げ方式が慣用されてい
た理由としては、第1に仮設足場として最も一般
的であること、第2に過去の実績による最も手慣
れた方式であり、施工技術が一応確立されている
こと、第3に他に有効な代替え方式が見当らなか
つたことなどの理由による。しかしながら、この
組上げ方式は下記の問題を有していた。すなわ
ち、第1に組立およびその解体に日数を要し、ボ
イラの建設工程に与える影響が大きいこと、第2
に組立、解体の作業に必要な工数が多大であり、
そのための費用が多大となること、第3に組立・
解体に際して高所作業が多く、作業安全上好まし
くないこと、第4に下方から組上げるため、火炉
底部(この底部は石炭焚きボイラにおいては耐火
材および水管群で構成された灰ホツパ部となり、
石油またはガス焚きボイラにおいては耐火材およ
び水管群で構成された底面となる場合が多い。)
の施工工程の調整が難しいことなどである。
足場もしくは鋼製のユニツト足場を下方(例えば
地上)から上方へと組立てる、いわゆる組上げ方
式が慣用されていた。組上げ方式が慣用されてい
た理由としては、第1に仮設足場として最も一般
的であること、第2に過去の実績による最も手慣
れた方式であり、施工技術が一応確立されている
こと、第3に他に有効な代替え方式が見当らなか
つたことなどの理由による。しかしながら、この
組上げ方式は下記の問題を有していた。すなわ
ち、第1に組立およびその解体に日数を要し、ボ
イラの建設工程に与える影響が大きいこと、第2
に組立、解体の作業に必要な工数が多大であり、
そのための費用が多大となること、第3に組立・
解体に際して高所作業が多く、作業安全上好まし
くないこと、第4に下方から組上げるため、火炉
底部(この底部は石炭焚きボイラにおいては耐火
材および水管群で構成された灰ホツパ部となり、
石油またはガス焚きボイラにおいては耐火材およ
び水管群で構成された底面となる場合が多い。)
の施工工程の調整が難しいことなどである。
特に前記第4の問題は重要であり、仮設足場を
地上から組上げる場合には、足場が障害物となつ
て火炉底部の施工が実質上不可能となる。このた
め火炉底部を先に施工したのち、この底部から足
場を組上げることが一般に行われる。しかし、こ
の方法は前述のように吊り上げ構造とされるボイ
ラにおいて、その最下端に位置する底部を先に施
工せざるを得ない結果を招き、火炉の建設手段と
しては不自然であり、そのための余分の段取りが
必要となる。
地上から組上げる場合には、足場が障害物となつ
て火炉底部の施工が実質上不可能となる。このた
め火炉底部を先に施工したのち、この底部から足
場を組上げることが一般に行われる。しかし、こ
の方法は前述のように吊り上げ構造とされるボイ
ラにおいて、その最下端に位置する底部を先に施
工せざるを得ない結果を招き、火炉の建設手段と
しては不自然であり、そのための余分の段取りが
必要となる。
本発明の目的は上記従来技術に係る組上げ方式
の仮設足場の欠点を解消し、組立および解体が容
易であり、かつ、吊り下げ構造とされるボイラ火
炉の施工工程に適合するボイラ火炉内の仮設足場
を提供することにある。
の仮設足場の欠点を解消し、組立および解体が容
易であり、かつ、吊り下げ構造とされるボイラ火
炉の施工工程に適合するボイラ火炉内の仮設足場
を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明の仮設足場
は、全体がボイラ構造体の上方位置から吊り下げ
られること、およびその構造が複数本の水平棒と
垂直棒とを滑節に連結し、水平位置に隣り合う水
平棒間に足場板を掛け渡したものであることを特
徴とする。
は、全体がボイラ構造体の上方位置から吊り下げ
られること、およびその構造が複数本の水平棒と
垂直棒とを滑節に連結し、水平位置に隣り合う水
平棒間に足場板を掛け渡したものであることを特
徴とする。
以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。第1図に循環ボイラの概略構成を示す。図に
おいて、鉄骨架構10の頂部には天梁12が設け
られており、ボイラ全体がこの天梁12から吊り
下げられる。ボイラは主として上屋14と、図中
2点鎖線で囲まれた火炉16と、エリア18とか
ら構成され、上屋14には汽水分離器などが配置
され、エリア18には過熱器、再熱器、節炭器が
配置される。また、エリア18の下方20には空
気予熱器、送風機およびこれらを連絡する風道、
煙道などが配置される。本発明に係る仮設足場は
火炉16内の側壁に沿つて、通常は四周囲に設け
られるものであり、全体が吊り部材22によつ
て、天梁12から直接または間接的に吊り下げら
れる。この仮設足場は第2図に示すように、水平
棒24と垂直棒26とを滑節に連結し、水平位置
に隣合う水平棒間に足場板28を掛け渡した構造
とされる。その連結機構の詳細を第3図に示す。
水平棒24の両端には、それぞれ2枚の鍔30,
32が設けられ、また、垂直棒26の両端には鍵
穴34を有する連結板36が設けられている。こ
の連結板36を前記水平棒24の鍔30と32の
間に差し込むことによつて、水平棒24と垂直棒
26とは滑節に連結される。第2図に示されるよ
うに、吊り部材22と各垂直棒26を接続するた
めには、水平剛部材38を介在させる。この水平
剛部材は吊り部材22と垂直棒26の位置関係を
調整するとともに、足場の水平度を保持するのに
役立つ。水平剛部材の水平度を確保するためには
例えば、吊り部材22にターンバツクルを設けて
調整すればよい。各垂直棒26および各水平棒2
4は、同一の形状寸法で製作されているので、こ
れらを連結することによつて足場を組立てても、
足場板28の水平度は保持される。足場を構成す
る各部材の寸法上の製作誤差によつて、一部の垂
直棒にのみ引張荷重が作用することが想定される
場合には、例えば垂直棒にもターンバツクルを設
けて、足場の水平度および荷重分布を調整できる
ようにすればよい。
る。第1図に循環ボイラの概略構成を示す。図に
おいて、鉄骨架構10の頂部には天梁12が設け
られており、ボイラ全体がこの天梁12から吊り
下げられる。ボイラは主として上屋14と、図中
2点鎖線で囲まれた火炉16と、エリア18とか
ら構成され、上屋14には汽水分離器などが配置
され、エリア18には過熱器、再熱器、節炭器が
配置される。また、エリア18の下方20には空
気予熱器、送風機およびこれらを連絡する風道、
煙道などが配置される。本発明に係る仮設足場は
火炉16内の側壁に沿つて、通常は四周囲に設け
られるものであり、全体が吊り部材22によつ
て、天梁12から直接または間接的に吊り下げら
れる。この仮設足場は第2図に示すように、水平
棒24と垂直棒26とを滑節に連結し、水平位置
に隣合う水平棒間に足場板28を掛け渡した構造
とされる。その連結機構の詳細を第3図に示す。
水平棒24の両端には、それぞれ2枚の鍔30,
32が設けられ、また、垂直棒26の両端には鍵
穴34を有する連結板36が設けられている。こ
の連結板36を前記水平棒24の鍔30と32の
間に差し込むことによつて、水平棒24と垂直棒
26とは滑節に連結される。第2図に示されるよ
うに、吊り部材22と各垂直棒26を接続するた
めには、水平剛部材38を介在させる。この水平
剛部材は吊り部材22と垂直棒26の位置関係を
調整するとともに、足場の水平度を保持するのに
役立つ。水平剛部材の水平度を確保するためには
例えば、吊り部材22にターンバツクルを設けて
調整すればよい。各垂直棒26および各水平棒2
4は、同一の形状寸法で製作されているので、こ
れらを連結することによつて足場を組立てても、
足場板28の水平度は保持される。足場を構成す
る各部材の寸法上の製作誤差によつて、一部の垂
直棒にのみ引張荷重が作用することが想定される
場合には、例えば垂直棒にもターンバツクルを設
けて、足場の水平度および荷重分布を調整できる
ようにすればよい。
第4図に本実施例に係る足場を多段階に、かつ
2方向に組立てた状態を示す。足場の組立に当つ
ては、先づ図中左側に示す足場Aを組立てたの
ち、右側に示す足場Bを組立てる。足場Aおよび
足場Bにはそれぞれ最上部の水平剛部材38以外
に、複数段毎の中間位置に中間水平剛部材40が
設けられており、両足場A,Bの組立が完了した
のち、これらの水平剛部材38および中間水平剛
部材40を相互に連結する。必要に応じて、これ
らの水平剛部材に筋かい42,44を渡して、両
足場の結合を強める。上記の組立てをボイラ火炉
内の四周囲に行うことによつて、仮設足場の組立
が完成する。足場の各段への昇降には階段が必要
なので、前四周囲に設けた各面の足場のうち、少
くとも1つの面の足場には、第5図に示すように
垂直棒26と水平棒24とを連結した骨組みを2
列に並列して設ける。そして一側の骨組みには、
階段足場46を設けるとともに、両骨組みの間隙
部分には、中間足場板48を掛け渡す。
2方向に組立てた状態を示す。足場の組立に当つ
ては、先づ図中左側に示す足場Aを組立てたの
ち、右側に示す足場Bを組立てる。足場Aおよび
足場Bにはそれぞれ最上部の水平剛部材38以外
に、複数段毎の中間位置に中間水平剛部材40が
設けられており、両足場A,Bの組立が完了した
のち、これらの水平剛部材38および中間水平剛
部材40を相互に連結する。必要に応じて、これ
らの水平剛部材に筋かい42,44を渡して、両
足場の結合を強める。上記の組立てをボイラ火炉
内の四周囲に行うことによつて、仮設足場の組立
が完成する。足場の各段への昇降には階段が必要
なので、前四周囲に設けた各面の足場のうち、少
くとも1つの面の足場には、第5図に示すように
垂直棒26と水平棒24とを連結した骨組みを2
列に並列して設ける。そして一側の骨組みには、
階段足場46を設けるとともに、両骨組みの間隙
部分には、中間足場板48を掛け渡す。
本実施例に係る足場はその組立に際しては上方
から下方に向けて一段毎に組立可能であり、解体
に際しては下方から上方に向けて一段毎に解体可
能である構造とされている。したがつて、組立に
際しては、上方位置に取付けるべき各足場部材を
作業性のよい、地上位置で組立てし、この足場を
順次一段毎に吊り上げつつ、同じく地上位置で後
段の足場部材を連結していけばよい。解体に際し
ては上記とは逆に、足場全体を吊り降しつつ、下
方から上方に向けて、同じく地上位置で各足場部
材を解体することができる。このため足場の組
立、解体に際して高所作業が少なくてすみ、安全
かつ容易に作業が行える。また、足場全体がボイ
ラの鉄骨架構から直接または間接的に吊り下げら
れる構造であるので、ボイラ火炉の底部の施工状
況とは無関係に足場を組立てることができる。こ
のため、上方から下方に向けて施工されるボイラ
火炉の施工工程に適合する。本足場の組立、解体
に当つては、火炉の施工状況が密接に関係する。
まず、組立に際しては、火炉の天上面に位置する
水管壁の施工が完了していることがきわめて好ま
しい。この天上面水管壁は第1図に示されるよう
に、火炉16と上屋14を仕切る。この天井面水
管壁15の施工前に、足場を組立てた場合には、
足場を吊るための吊り部材22が天井面水管壁1
5の施工に際して障害となる。すなわち、吊り部
材22は必要に応じて数10本吊り下げられるの
で、これらの吊り部材の位置を避けて、天井面水
管壁15を施工することは多くの困難を伴う。特
に、近年のボイラは数10本の水管を並列して一体
にしたパネル状のものを溶接する方法が多用され
ており、このようなパネル状の水管壁を用いる場
合には、吊り部材の存在は、天井面水管壁の施工
を実質上不可能にする。天上面水管壁15の施工
が完了したのちに、足場を組立てる場合には、水
管が延在する位置を避けて、吊り部材22の位置
を選択することができる。天井面がパネル状の水
管壁で構成される場合には、パネルの水管が位置
しないフイン部に切欠き穴を設け、この切欠き穴
に吊り部材15を貫通させる。切欠き穴は、パネ
ルを工場で内作する際に、または、現地で天井面
水管壁の施工が完了した際に、いずれの段階で設
けてもよい。換言するならば、本発明は従来、天
上面水管壁が存在するためにまつたく考えが及ば
なかつた吊り足場を、天上面水管の間を縫つて、
吊り部材を貫通させるという発想によつて技術的
実現性のあるものに高めたものであるともいえ
る。また、解体に際しては、足場を構成する個々
の部材が所定の寸法以内に分解可能であることが
きわめて好ましい。すなわち、火炉内に設ける足
場は少くとも火炉の気密テストが完了するまでは
設置される必要がある。この段階では、火炉はほ
ぼ密閉構造とされており、火炉の下部位置に設け
たマンホールが唯一の開口部となる。したがつ
て、足場を構成する各部材は、解体後このマンホ
ールから搬出可能な形状寸法であることが好まし
い。さもなければ、足場部材を搬出するための特
別の開口部を火炉の施工中または施工後に確保す
ることが必要となる。上記実施例に係る足場は、
第2図に示されるように、水平棒24、垂直棒2
6、足場板28を基本構成とするものであり、こ
れらの部材は直状の単純な形状のものであるか
ら、マンホールから容易に搬出できる。上記の観
点から、水平剛部材38や中間水平剛部材40も
ボルト締めなどの構造によつて分割可能であるこ
とが好ましい。
から下方に向けて一段毎に組立可能であり、解体
に際しては下方から上方に向けて一段毎に解体可
能である構造とされている。したがつて、組立に
際しては、上方位置に取付けるべき各足場部材を
作業性のよい、地上位置で組立てし、この足場を
順次一段毎に吊り上げつつ、同じく地上位置で後
段の足場部材を連結していけばよい。解体に際し
ては上記とは逆に、足場全体を吊り降しつつ、下
方から上方に向けて、同じく地上位置で各足場部
材を解体することができる。このため足場の組
立、解体に際して高所作業が少なくてすみ、安全
かつ容易に作業が行える。また、足場全体がボイ
ラの鉄骨架構から直接または間接的に吊り下げら
れる構造であるので、ボイラ火炉の底部の施工状
況とは無関係に足場を組立てることができる。こ
のため、上方から下方に向けて施工されるボイラ
火炉の施工工程に適合する。本足場の組立、解体
に当つては、火炉の施工状況が密接に関係する。
まず、組立に際しては、火炉の天上面に位置する
水管壁の施工が完了していることがきわめて好ま
しい。この天上面水管壁は第1図に示されるよう
に、火炉16と上屋14を仕切る。この天井面水
管壁15の施工前に、足場を組立てた場合には、
足場を吊るための吊り部材22が天井面水管壁1
5の施工に際して障害となる。すなわち、吊り部
材22は必要に応じて数10本吊り下げられるの
で、これらの吊り部材の位置を避けて、天井面水
管壁15を施工することは多くの困難を伴う。特
に、近年のボイラは数10本の水管を並列して一体
にしたパネル状のものを溶接する方法が多用され
ており、このようなパネル状の水管壁を用いる場
合には、吊り部材の存在は、天井面水管壁の施工
を実質上不可能にする。天上面水管壁15の施工
が完了したのちに、足場を組立てる場合には、水
管が延在する位置を避けて、吊り部材22の位置
を選択することができる。天井面がパネル状の水
管壁で構成される場合には、パネルの水管が位置
しないフイン部に切欠き穴を設け、この切欠き穴
に吊り部材15を貫通させる。切欠き穴は、パネ
ルを工場で内作する際に、または、現地で天井面
水管壁の施工が完了した際に、いずれの段階で設
けてもよい。換言するならば、本発明は従来、天
上面水管壁が存在するためにまつたく考えが及ば
なかつた吊り足場を、天上面水管の間を縫つて、
吊り部材を貫通させるという発想によつて技術的
実現性のあるものに高めたものであるともいえ
る。また、解体に際しては、足場を構成する個々
の部材が所定の寸法以内に分解可能であることが
きわめて好ましい。すなわち、火炉内に設ける足
場は少くとも火炉の気密テストが完了するまでは
設置される必要がある。この段階では、火炉はほ
ぼ密閉構造とされており、火炉の下部位置に設け
たマンホールが唯一の開口部となる。したがつ
て、足場を構成する各部材は、解体後このマンホ
ールから搬出可能な形状寸法であることが好まし
い。さもなければ、足場部材を搬出するための特
別の開口部を火炉の施工中または施工後に確保す
ることが必要となる。上記実施例に係る足場は、
第2図に示されるように、水平棒24、垂直棒2
6、足場板28を基本構成とするものであり、こ
れらの部材は直状の単純な形状のものであるか
ら、マンホールから容易に搬出できる。上記の観
点から、水平剛部材38や中間水平剛部材40も
ボルト締めなどの構造によつて分割可能であるこ
とが好ましい。
以上述べたように、本発明に係るボイラ火炉内
の仮設足場は、組立および解体が容易であり、か
つ、吊り下げ構造とされるボイラ火炉の施工工程
に適合するものであるから、ボイラの建設に際し
て好適である。
の仮設足場は、組立および解体が容易であり、か
つ、吊り下げ構造とされるボイラ火炉の施工工程
に適合するものであるから、ボイラの建設に際し
て好適である。
第1図は循環ボイラに本発明に係る仮設足場を
適用した場合の概略構成を示す側面図、第2図は
本発明に係る仮設足場の基本構成を示す斜視図、
第3図は本発明に係る水平棒と垂直棒の連結機構
を説明するための分解斜視図、第4図は本発明に
係る仮設足場を2方向に組立てた状態を示す部分
斜視図、第5図は本発明に係る階段足場の構造を
例示する部分斜視図である。 10……鉄骨架構、12……天梁、16……火
炉、22……吊り部材、24……水平棒、26…
…垂直棒、28……足場板、38……水平剛部
材、40……中間水平剛部材。
適用した場合の概略構成を示す側面図、第2図は
本発明に係る仮設足場の基本構成を示す斜視図、
第3図は本発明に係る水平棒と垂直棒の連結機構
を説明するための分解斜視図、第4図は本発明に
係る仮設足場を2方向に組立てた状態を示す部分
斜視図、第5図は本発明に係る階段足場の構造を
例示する部分斜視図である。 10……鉄骨架構、12……天梁、16……火
炉、22……吊り部材、24……水平棒、26…
…垂直棒、28……足場板、38……水平剛部
材、40……中間水平剛部材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ボイラ火炉内の四周囲の側壁に添つて鉛直面
状に多階段に設けられる仮設足場において、 ボイラの四周囲の天梁から、吊り部材によつて
吊り下げられると共に、両端面が互いに連結さ
れ、最上層の足場となる水平剛部材と、 該水平剛部材に着脱自在に連結された2対以上
の垂直棒と、 両端に鍔付き突起を有し前記対になつた垂直棒
間に着脱自在に架け渡された水平棒と、 前記水平棒間に着脱自在に架橋された第二層の
足場板とから構成され、 第三層以下の足場を前記第二層と同様に垂直棒
と水平棒と足場板とから形成し、垂直棒を上層の
水平棒に着脱自在に連結したことを特徴としたボ
イラ火炉内の仮設足場。 2 前記足場はボイラ火炉内の四周囲に設けら
れ、相互に連結されると共に、少なくとも1つの
面の足場には、階段足場が設けられていることを
特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のボイラ
火炉内の仮設足場。 3 前記ボイラ火炉内の四周囲に設けられた足場
は、各面の足場の同一高さの1または2以上の位
置に水平剛部材を有し、これらの水平剛部材が相
互に連結されたものであることを特徴とする特許
請求の範囲第2項に記載のボイラ火炉内の仮設足
場。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15256982A JPS5944504A (ja) | 1982-09-03 | 1982-09-03 | ボイラ火炉内の仮設足場 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15256982A JPS5944504A (ja) | 1982-09-03 | 1982-09-03 | ボイラ火炉内の仮設足場 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5944504A JPS5944504A (ja) | 1984-03-13 |
| JPH0112906B2 true JPH0112906B2 (ja) | 1989-03-02 |
Family
ID=15543340
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15256982A Granted JPS5944504A (ja) | 1982-09-03 | 1982-09-03 | ボイラ火炉内の仮設足場 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5944504A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60170507U (ja) * | 1984-04-16 | 1985-11-12 | バブコツク日立株式会社 | ボイラのバ−チカルストラツプの連結構造 |
| JPS6114362A (ja) * | 1984-06-30 | 1986-01-22 | バブコツク日立株式会社 | ボイラ火炉内作業用足場装置 |
| JPH07113270B2 (ja) * | 1988-11-04 | 1995-12-06 | 日立プラント建設株式会社 | ボイラ炉内足場の一体化吊上げ工法 |
| JPH0285202U (ja) * | 1988-12-12 | 1990-07-04 | ||
| JP3154503B2 (ja) * | 1991-04-16 | 2001-04-09 | 三菱電機株式会社 | 内燃機関制御装置 |
| JP4154534B2 (ja) | 2005-09-20 | 2008-09-24 | 株式会社日立プラントテクノロジー | ボイラ用大型部品の点検用足場構築方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH077487U (ja) * | 1993-07-09 | 1995-02-03 | 株式会社寺田製作所 | ぜんまい乾燥機 |
-
1982
- 1982-09-03 JP JP15256982A patent/JPS5944504A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5944504A (ja) | 1984-03-13 |
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