JPH01129100A - 流動性に優れた過炭酸ナトリウム組成物の製造法 - Google Patents

流動性に優れた過炭酸ナトリウム組成物の製造法

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JPH01129100A
JPH01129100A JP62286667A JP28666787A JPH01129100A JP H01129100 A JPH01129100 A JP H01129100A JP 62286667 A JP62286667 A JP 62286667A JP 28666787 A JP28666787 A JP 28666787A JP H01129100 A JPH01129100 A JP H01129100A
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青柳 宗郎
Hiroyuki Araki
宏幸 荒木
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は界面活性剤を含有する流動性に優れた過炭酸ナ
トリウム組成物の製造法に関し、更に詳しくは、過炭酸
ナトリウムを80〜140℃の温度で加熱処理した後の
該過炭酸ナトリウムに液化させた非イオン界面活性剤の
特定量を特定温度下に散布、含有させることを特徴とす
る流動性に優れた過炭酸ナトリウム組成物の製造法に関
する。
〔従来の技術〕
過炭酸ナトリウムは、過酸化水素と炭酸ナトリウムとを
反応させることによって製造され、広く漂白剤として利
用されているが、近年では過炭酸ナトリウムと界面活性
剤とを混合し、漂白作用と洗浄作用とを兼併した組成物
が利用されつつある。この組成物の製造法としては、従
来、界面活性剤を粉末状のまま過炭酸ナトリウムと混合
するか、或いは液状又はペースト状の界面活性剤を一般
的な過炭酸ナトリウムの粒子表面に散布、含有させてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
過炭酸ナトリウムは粒子状等の本来的に流動性の良い状
態で生成させることが可能であるが、これに粉末状又は
液状の界面活性剤を、混合もしくは散布して含有せしめ
ると組成物の流動性が損なわれ、結果として最密比重と
見掛は比重の差が増大し、流通過程での振動等によって
、容器内の製品容積が大きく変化するといった不都合や
、或いは使用に際して組成物が容器からスムーズに取り
出しにくいという問題を生じ、従来の方法はこれらの欠
点を生ぜしめるものであった。
本発明の目的は、これらの欠点のない流動性に優れた界
面活性剤含有過炭酸ナトリウム組成物の製造方法を提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等は、前記問題点を解決するために鋭意研究の
結果、過炭酸ナトリウムを80〜140℃の温度で加熱
処理した後、さらに特定の温度条件下において液状とし
た非イオン界面活性剤を散布、含有せしめることによっ
て、従来の欠点を持たない流動性に優れた過炭酸ナトリ
ウム組成物を得ることが出来ることを見出し、本発明を
完成した。
即ち、本発明は界面活性剤を含有する過炭酸ナトリウム
組成物を製造するに際し、過炭酸ナトリウムを80〜1
40℃の温度で加熱処理して発泡性過炭酸ナトリウムを
得、該発泡性過炭酸ナトリウムに対し、0.5〜10重
量%の液状とした非イオン界面活性剤を10〜100℃
の温度下に散布、含有せしめることを特徴とする流動性
に優れた過炭酸ナトリウム組成物の製造法に関する。
本発明で用いる過炭酸ナトリウムは、炭酸ナトリウムと
過酸化水素とを水性媒体中で反応生成させ、これを濾過
し乾燥させる湿式製法、或いは乾燥気流中、炭酸ナトリ
ウム水溶液と過酸化水素とを噴霧し反応させ、そのまま
乾燥する乾式製法などの一般的製法で得られたものを使
用し得る。これらの方法で得られる過炭酸ナトリウムに
は種々の目的から反応時もしくは、濾過後もしくは、乾
燥後にケイ酸塩、有機キレート剤、リン酸塩、ポリアク
リル酸塩、マグネシウム塩等が添加され過炭酸ナトリウ
ム結晶粒子中に含有されてもよい。
本発明に於いて、過炭酸ナトリウムは乾燥品を、或いは
湿潤過炭酸ナトリウムを乾燥と同時に80〜140℃の
温度に昇温加熱するが、この際の温度は80〜140℃
、好ましくは110〜130℃の品温で処理するのが望
ましく、温度が低すぎる場合には処理に長時間を要し、
高すぎる場合は過炭酸ナトリウムの分解が激しく起こり
、その分解熱によって温度の制御が困難となる。
加熱処理に要する時間は、処理温度等との関係に於いて
特に限定することが出来ないが、110〜130℃で5
〜40分で実施するのが好ましい。
加熱処理が終了した過炭酸ナトリウムは、無効な分解を
抑えるために適正な温度まで強制的に冷却される。
過炭酸ナトリウムは、以上の処理によって物質特性を変
化させ、又水に溶解させた際に発泡化するようになる。
これらの物性を付与された過炭酸ナトリウムには、次い
で非イオン界面活性剤が散布される。
非イオン界面活性剤の散布は、均一な分散ができ、過炭
酸ナトリウムの粒子を必要以上に崩壊させない装置であ
れば、特に限定されるものではない。リボン型、パドル
型等の一般的な混合による機械攪拌を行うか、或いは容
器底部の多孔板からの噴出空気による流動化型で行えば
よい。本発明に於いては非イオン界面活性剤の添加は、
攪拌されている過炭酸ナトリウムにスプレーされること
が望ましい。
本発明に用いる非イオン界面活性剤としては、C8〜C
2tの直鎖又は分岐鎖をもつ高級アルコールのエチレン
オキサイドの付加物(付加モル数5以上)、C8〜C2
□のアルキル基を持つアルキルフェノールのエチレンオ
キサイド付加物(付加モル数5以上)等が挙げられ、或
いはこれら非イオン界面活性剤とC6〜CZZの直鎖又
は、分枝鎖をもつアルコールとのエーテル化合物、或い
はエチレンオキサイドとプロピレンオキサイドのブロッ
ク共重合体からなるプルロニック型の界面活性剤も使用
することができる。
非イオン界面活性剤の性状は、粉体等の固体から液状体
まで温度により異なり特に限定できないが、散布するた
めに液状化するには水などの溶媒により溶解させる方法
、或いは温度を融点(流動点)以上に上げて液状化する
方法があるが、いずれかに限定されるものではない。水
などの溶媒を使用した場合、散布される過炭酸ナトリウ
ムが溶媒により表面変化する場合が考えられること、或
いは次の工程で溶媒を蒸発させるための再乾燥が必要と
なるため、溶媒の使用はできるだけ少量の方が望ましい
非イオン界面活性剤は一種類のみで、或いは複数を組み
合わせて使用することができる。更に、本発明の効果を
阻害しない範囲に於いて、陰イオン界面活性剤、陽イオ
ン界面活性剤、各種キレート剤および各種添加物と併用
することも可能である。
非イオン界面活性剤の散布量は、発泡性過炭酸ナトリウ
ムに対して0.5〜10重量%、好ましくは1〜5重量
%である。散布量が0.5重量%未満では本発明の目的
とする該組成物としての十分な洗浄作用を得ることがで
きず、また10重量%を越えると、本発明の目的である
流動性の改善が困難となる。
過炭酸ナトリウムの加熱処理条件に於いて、温度が低(
加熱処理時間が短いものは、界面活性剤を多く含有した
場合、過炭酸ナトリウムの流動性が改善されに<<、温
度が高く加熱処理時間が長いものは、界面活性剤が多く
含有しても流動性改善の効果が期待できる傾向にある。
非イオン界面活性剤散布時の過炭酸ナトリウムの温度は
、10〜100℃、好ましくは20〜40℃である。温
度が10℃未満では、散布された非、イオン界面活性剤
の過炭酸ナトリウム表面での凝結が起きやすく、本発明
の効果が出に< < 、100℃を越えると過炭酸ナト
リウムの分解による安全性が問題となり、好ましくない
。なお、温度が40〜100℃での散布後は、直ちに強
制的に冷却し、40℃以下とするのが好ましい。
加熱処理された過炭酸ナトリウムに非イオン界面活性剤
を散布した後は、粉末物性の安定化のため少なくとも1
時間、好ましくは3〜5時間を10℃以上の温度で、好
ましくは20〜40℃の温度下で保存することが好まし
い。
〔作用〕
通常乾燥の過炭酸ナトリウムに非イオン界面活性剤を散
布すると、粉末の流動性が低下(安息角の増大)し、そ
の結果、見掛比重が測定上手さい値となるが、最密比重
の変動は見掛比重の変動に比べて少ないため、最密比重
と見掛比重の差は大きくなり粉末物性は低下する。
しかしながら、本発明の製造法のように、通常乾燥より
更に加熱処理された過炭酸ナトリウムを用いる場合は、
非イオン界面活性剤を散布しても界面活性剤の影響を見
掛は上受けていない程度まで粉末物性が改善される。
この現象の作用機構については、まだ明らかではない。
しかし、この現象をさらに詳しく調べると、本発明品も
界面活性剤散布直後は通常乾燥品とほぼ同様な粉末物性
を示すが、時間経過と共に見掛比重が界面活性剤散布以
前の値へと変動し、この傾向は数時間のうちに安定化す
ることがわかった。
これらの現象を総合すると、通常乾燥品に界面活性剤が
散布されると過炭酸ナトリウムの表面挙動および粉末特
性は、界面活性剤により大きく変化を受けるが、本発明
については過炭酸ナトリウムが加熱処理によって表面活
性を有し、表面散布された界面活性剤成分が表面挙動を
変えるには至らない程度まで内部浸透あるいは、分散等
何らかの作用を受けたものと推測される。
〔発明の効果〕
通常乾燥された過炭酸ナトリウムに界面活性剤が散布さ
れた場合は、必然的に粉末特性が変化するが、この現象
が本質的なものであると認識され、添加剤としての界面
活性剤の効果も大であることから、粉末特性に問題はあ
りつつも多くの漂白洗浄剤はこの方式が採用されている
本発明により、過炭酸ナトリウムを通常乾燥よりさらに
加熱処理した後に界面活性剤を散布することで上記欠点
を解消させたことは、設備の設計、生産管理および充填
効率等に代表される工業的な意義は非常に大きいものが
ある。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例をもって説明するが、本発明はこ
れらに制限されることな〈実施することができる。
〔原料過炭酸ナトリウム(通常乾燥品)〕過炭酸ナトリ
ウム湿製品(含水率11重量%)を温度60℃、時間3
0分乾燥した後、30℃まで冷却し、水分0.3重量%
の過炭酸す′トリウムを得た。
比較例1〜3 上記の過炭酸ナトリウムにソフタノール120〔日本触
媒■非イオン界面活性剤、直鎖型C1t〜、4セカンダ
リ−アルコールの酸化エチレン12モル付加物〕を所定
量散布した。得られたサンプルについて粉末特性を調べ
た。結果は表1に示した。
実施例1〜7 上記の過炭酸ナトリウムの冷却前の状態からさらに加熱
温度を上げ、所定温度で所定時間加熱処理を行い温度3
0℃まで冷却した後、ソフタノール120を所定量散布
し、当該温度で5時間保持することによって得られたサ
ンプルの粉末特性を調べた。結果は表1に示した。
測定方法 *1 安息角測定方法:三輪式円筒回転法による安息角
測定器〔筒井理化学器械■〕を用い、測定器(500@
1)に試料250−を入れセットし、3分間回転後角度
を測定する。
*2 見掛は比重測定方法: JIS K3362−1
978゜6.2見掛は密度測定法による。
本3 最密比重測定方法:電磁振動式カサ密度測定器〔
筒井理化学器械側型式VBD −080)を用い、試料
カップ(100mj)と接続用円筒枠を組み合わせた試
料をセットし、4分間振動後接続用円筒枠を取り外し試
料上部をヘラでスリ切り計量する(Wg)。次式より最
密比重を算出する。
*4  B/A値:容器充填容積の変化を示す値で1に
近い程容積の変化が少ないことを示す。
なお、Bは最密比重、Aは見掛比重であり、BをAで除
した値である。
*5  B/A値の判定基準 表  1 ここで、実施例3と比較例3とを比べた場合、両者とも
見掛比重が0.63であったが、B/A値が1.19と
1.27であり、過炭酸ナトリウム500gであれば最
密時に約42m1の容積差が生じることになる。
出願人代理人  古 谷   馨

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 界面活性剤を含有する過炭酸ナトリウム組成物を製
    造するに際し、過炭酸ナトリウムを80〜140℃の温
    度で加熱処理して発泡性過炭酸ナトリウムを得、該発泡
    性過炭酸ナトリウムに対し0.5〜10重量%の液状に
    した非イオン界面活性剤を10〜100℃の温度下に散
    布、含有せしめることを特徴とする流動性に優れた過炭
    酸ナトリウム組成物の製造法。 2 過炭酸ナトリウムを加熱処理する温度が、110〜
    130℃である特許請求の範囲第1項記載の製造法。 3 発泡性過炭酸ナトリウムに非イオン界面活性剤を散
    布した後、少なくとも1時間は10℃以上の温度で保存
    する特許請求の範囲第1項記載の製造法。
JP62286667A 1987-11-13 1987-11-13 流動性に優れた過炭酸ナトリウム組成物の製造法 Expired - Fee Related JPH0684518B2 (ja)

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