JPH0114628Y2 - - Google Patents

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JPH0114628Y2
JPH0114628Y2 JP1985080816U JP8081685U JPH0114628Y2 JP H0114628 Y2 JPH0114628 Y2 JP H0114628Y2 JP 1985080816 U JP1985080816 U JP 1985080816U JP 8081685 U JP8081685 U JP 8081685U JP H0114628 Y2 JPH0114628 Y2 JP H0114628Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、港湾の荷役運搬作業において、コン
テナーの吊上げ運搬の際、コンテナーの上面四隅
に備える隅金具内に吊金具の本体部を挿入し、
90゜回転させ、その回転位置を保持して例えば4
本のワイヤーロープの上端部を1個所に集束して
クレーン等を用いて吊上げを行ういわゆる角度吊
りを行つたり、または4本のロープおよび天秤を
使用してコンテナーを吊上げるのに適したコンテ
ナー用吊金具に関するものである。
〔従来の技術と考案が解決しようとする課題〕
第5図に示すように、一般に、コンテナー1の
上面四隅には隅金具2が取付けられ、該隅金具2
の上面と側面には長円穴2aと2bが穿設されて
いる。
而して、かかるコンテナー1の吊上げ運搬に当
つては、従来、各隅金具2の側面の長円穴2bか
ら4本のロープRの下端に装着されたフツク3を
挿入して長円穴2aにフツク3の先端を出し、両
長円穴2a,2bの縁部にフツク3を引掛けた状
態で吊上げている(フツク3を長円穴2aから挿
入して長円穴2bに出すと、吊上げの際に衝撃が
加わつたり、または4本のロープRからの曲げ荷
重や捻れがフツク3に加わる等してフツク3が長
円孔2bから脱れることがある)。
したがつて、隅金具2へのフツク3の引掛け、
或いは取外し作業においては隣接するコンテナー
1の間に適当な間隔を介在させる必要があり、船
内の積荷場所を有効に利用することができないと
いう不都合があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のコンテナー用吊金具は、コンテナーの
上面四隅に備える隅金具に挿入、連結され、且つ
4本のロープを用いて吊上、運搬を行うコンテナ
ー用吊金具にして、4つの前記隅金具内に挿入さ
れ、90゜水平方向に回転自在の本体部と、該本体
部の上面中央に垂直に突設され、外周壁に前記本
体部の長手方向と直交するキーを沿設した円柱部
と、前記キーに嵌合するキー溝が形成され、前記
本体部の長手方向に直交するように前記円柱部の
軸長方向に摺動自在に嵌合されるとともに上面に
は把手が固着されて前記長円穴に嵌入自在の略板
状のスライダーと、対角線方向において相互に正
対するようにスライダーの中心軸線に対し所定角
度変位して固定され且つ対角線に対して略直交す
る引掛孔を有した吊環とから成り、前記本体部の
長手方向両端部の上面および本体部の下面に円弧
面を形成すると共に、該本体部の高さを前記隅金
具の内壁高さとほぼ等しく設定し、前記スライダ
ーの厚さを隅金具の素材厚みと同一か、若干大き
く設定したという手段を採用した。
よつて、隅金具の上面の長円穴より吊金具の本
体部を隅金具内に挿入して90゜回転すれば、スラ
イダーが長円穴に嵌合して回動不能となり、本体
部も隅金具内で長円穴に対して直交状態に保持さ
れるので、吊金具が隅金具内に固定化されて四隅
の吊環はロープの曲げ加重の影響を受けないよう
に正対した状態に取付けられるもものである。従
つて吊用のロープからの荷重や捻れが吊金具に伝
わらないとともに仮に1本のロープに曲げ荷重が
加わつたとしても4本のロープで相互に相殺する
ことにより、コンテナーを水平に所定場所に運搬
できる。
〔実施例〕
本考案に係る吊金具の実施例を第1図及至第4
図を参照して説明する。
第1図は吊金具の斜視図を示し、図において、
吊金具4は、コンテナー1の四隅に備えつけられ
た4個の隅金具2の長円穴2aより隅金具2内へ
挿脱される本体部5と、該本体部5の上面中央に
垂直に突設され、外周壁に前記本体部5のの長手
方向と直交するキー6を沿設した円柱部7と、前
記キー6に嵌合するキー溝8aを形成し、前記円
柱部7の軸長方向(高さ方向)に摺動可能とな
り、取付高さが調整される略板状のスライダー8
と、前記円柱部7の頂部に嵌合し、前記スライダ
ー8の長手方向中心線O1と所定の角度αだけ変
位してピン9の挿入により第4図において吊用の
4本のロープからの曲げ荷重や捻れを受けないよ
うに前記円柱部7の頂部において対角線T1,T2
方向において相互に正対するようにして固定され
た吊環10とから構成されている。
従つて、コンテナー1を吊上、運搬するため
に、コンテナー1の四隅に設けた4つの隅金具2
に対応した4本のロープの下端に夫々装着された
シヤツクル(図示せず)が取付自在に前記吊環1
0に設けられた引掛孔10aは、第4図イ,ロに
示す加く、その中心軸線O2がコンテナー1の四
隅に位置される吊環10,10;10,10相互
を結ぶ対角線T1,T2に対して略直交することに
より正対するので、この引掛孔10a,10a;
10a,10a内にシヤツクルを引掛けてロープ
でコンテナー1を吊上げる際に、ロープからの曲
げ荷重や捻れが吊環10に伝わらない。仮に4本
のロープのうち1本に曲げ荷重を生じたとしても
4本のロープにより相互に相殺される。この結
果、コンテナー1を水平に吊上、運搬できる。
而して、前記本体部5の下面は円弧面5aに形
成されると共に、本体部5の長手方向の両端部の
上面は円弧面5b,5cに形成され、該円弧面5
b,5cの頂面は前記円柱部7の突設平坦面5d
と同一面に設定され、該平坦面5dより円弧面5
aの頂面までの間隔は前記隅金具2の上面内壁と
下面内壁間の間隔にほぼ等しく設定されている。
また、前記スライダー8の外形は隅金具2の長
円穴2aに嵌合するように長楕円板状に形成され
ると共に、その厚さは隅金具2の素材厚みと同一
か、若干大きく設定されており、スライダー8の
長手方向中心線上の内側端部にはスライダー8を
上方向に移動させる場合にロープ下端に装着した
シヤツクルに触れないように2段に折曲形成され
た把手11が固着されている。
なお、円柱部7の頂部への吊環10の固定はピ
ン9に限らず、溶接でも可能である。
次に、前記構成の吊金具4を隅金具2内へ取付
け、或いは取外しの手順について説明する。
まず、取付けには、 (a) 吊環1を持つて、第2図において実線矢印に
示すように、本体部5を長円穴2aより隅金具
2内に挿入する。
当初、スライダー8はキー6とキー溝8aと
の嵌合により円柱部7を摺動して下降し、本体
部5の平坦部5d上に当接した状態にあり、
(図面では説明の便宜上、スライダー8を平坦
部5dより上方に図示した)、前記のように本
体部5を隅金具2内に挿入し、本体部5の下面
の円弧面5aの頂面が隅金具2の底面に当接し
たときは、前記した設定条件により、スライダ
ー8は長円穴2aの上面に直交状態で当接す
る。
(b) 次いで、把手11を持つてスライダー8を実
線矢印方向に90゜回転する。
第3図に示すように、スライダー8の90゜回
転に伴つて、キー6とキー溝8aとの嵌合によ
り、本体部5はその下面の円弧面5a及び両端
部上面の円弧面5b,5cの各頂面の摺動によ
つて隅金具2内を摩擦による負荷なく且つ隅金
具2の内面が傷付くことなしに円滑に90゜回転
し、長円穴2aと直交状態となり、衝撃等が加
わつた場合にもガタツキを生ぜず隅金具2内か
ら抜け出ない状態になる。
またスライダー8は長円穴2aと正対し、円
柱部6を摺動降下して長円穴2aに嵌合する。
よつて、スライダー8は回転不能となり、該
スライダー8とキー嵌合した本体部5も90゜回
転の状態が保持される結果、吊金具4は隅金具
2に固定化された状態で取付けられたことにな
る。
そして、吊金具4の取付け完了時には、各吊
環10は前記のように吊環10とスライダー8
の長手方向の中心軸線O1とが変位角度αを有
するため、対角線T1,T2方向の吊環10同士
が正対して対角線T1,T2に対して引掛孔10
a,10a;10a,10aが略直角に交わつ
て正対する。
次に、吊金具4の取外しには、把手11を持
つてスライダー8を引上げて長円穴2aとの嵌
合を離脱し、次いでスライダー8を90゜回転し
て本体部5を長円穴2aと正対させ、把手11
又は吊環10を持つて引上げて本体部5を隅金
具2より離脱する。
〔効果〕
本考案は次の効果を有する。
(a) コンテナーの上面四隅に備える隅金具の上面
の長円穴より吊金具の本体部を隅金具内に挿入
して90゜回転し、同時にスライダーの長円穴へ
の嵌合により、吊金具が隅金具に固定化状態で
取付けられるので、吊上用のロープの下端に装
着したシヤツクルの引掛け、取外し作業がコン
テナーの上面で行い得るため、隣接するコンテ
ナー間に間隔を介在させる必要がなく、コンテ
ナーの積荷場所を有効に利用し得ると共に、隣
接状態での吊上げ、吊上げ作業が可能であり、
しかも吊金具の取付け、取外し作業が極めて簡
単である。
(b) 吊金具の本体部の長手方向における両端部上
面に円弧面を形成し、吊環がスライダーと所定
角度変位しているので、吊金具の取付け完了時
にコンテナーの上面の対角線上にある吊環およ
び吊環に設けられた引掛孔が正対するため、ロ
ープからの曲げ荷重や捻れを受けることなく、
4本のロープを用いて角度吊りが可能であり、
また吊天秤等の使用を不要としてコンテナーを
水平に吊上、運搬することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る吊金具の実施例の斜視
図、第2図及び第3図は吊金具を隅金具へ取付け
る説明図、第4図イは吊金具を隅金具へ取付けた
状態の説明用の平面図、第4図ロはその一隅角部
を示す一部切欠拡大平面図、第5図は従来の吊上
げ状態を示す説明図である。 1……コンテナー、2……隅金具、4……吊金
具、5……本体部、8……スライダー、10……
吊環、10a……引掛孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンテナーの上面四隅に備える隅金具に挿入、
    連結され、且つ4本のロープを用いて吊上、運搬
    を行うコンテナー用吊金具にして、4つの前記隅
    金具内に挿入され、90゜水平方向に回転自在の本
    体部と、該本体部の上面中央に垂直に突設され、
    外周壁に前記本体部の長手方向と直交するキーを
    沿設した円柱部と、前記キーに嵌合するキー溝が
    形成され、前記本体部の長手方向に直交するよう
    に前記円柱部の軸長方向に摺動自在に嵌合される
    とともに上面には把手が固着されて前記長円穴に
    嵌入自在の略板状のスライダーと、対角線方向に
    おいて相互に正対するようにスライダーの中心軸
    線に対し所定角度変位して固定され且つ対角線に
    対して略直交する引掛孔を有した吊環とから成
    り、前記本体部の長手方向における両端部の上面
    および本体部の下面に円弧面を形成すると共に、
    該本体部の高さを前記隅金具の内壁高さとほぼ等
    しく設定し、前記スライダーの厚さを隅金具の素
    材厚みと同一か、若干大きく設定したコンテナー
    用吊金具。
JP1985080816U 1985-05-31 1985-05-31 Expired JPH0114628Y2 (ja)

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JPS61197073U JPS61197073U (ja) 1986-12-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5684578U (ja) * 1979-11-29 1981-07-07
JPS5845322U (ja) * 1981-09-19 1983-03-26 成和株式会社 ネクタイ

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JPS61197073U (ja) 1986-12-09

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