JPH021339Y2 - - Google Patents

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JPH021339Y2
JPH021339Y2 JP1985020227U JP2022785U JPH021339Y2 JP H021339 Y2 JPH021339 Y2 JP H021339Y2 JP 1985020227 U JP1985020227 U JP 1985020227U JP 2022785 U JP2022785 U JP 2022785U JP H021339 Y2 JPH021339 Y2 JP H021339Y2
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JP
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frame
support plate
sling
hanging device
locking member
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JP1985020227U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は貨物をクレーンに吊るための吊り具、
特にパレツト上に段積みされた袋物貨物を吊るた
めの吊り具に関する。
(従来の技術) パレツト上に段積みされた袋物貨物専用の吊り
具としては、従来第7図に示すようなものが使用
されていた。すなわち、この吊り具は、十字状に
形成された吊り具本体51と、吊り具本体51の
上面四箇所に固着され、リング52に集束する玉
掛けワイヤーロープ53と、吊り具本体51の先
端部四箇所に設けられたフツク54とから成つて
いる。そして、この吊り具は巻上用フツク装置5
5のフツク56にリング52を掛け、巻上用ワイ
ヤロープ57を介して図示しないクレーンに吊下
されるものとなり、一方、フツク54にはパレツ
ト58上に段積みされた袋物貨物59に玉掛けし
たスリングベルト59aが掛けられ、前記巻上用
ワイヤロープ57の巻取りにより荷役作業が行な
われるようになつている。
しかし、かかる従来の吊り具では、吊り具全体
の高さが著しく高くなり、特に吊り上げ高さに制
限を受ける冷凍船の船倉内等においては、巻上揚
程が縮減されて積載効率が悪化するという問題が
あつた。
このような問題点を解決するため、本願出願人
によつて実開昭60−157768号に示すような吊り具
が案出されている。第8図、第9図は、この吊り
具の一実施例を示す正面図と平面図である。
この吊り具は、中央部に支持板60を備え、こ
の支持板60から十字状に吊り具フレーム61を
延設し、この吊り具フレーム61のそれぞれ上面
には貨物に玉掛けしたスリングベルトを掛ける係
止片62を所要数突設したものであり、また支持
板60の中央のシープカバー63の中には、回動
自在に取り付けられたシーブ64にクレーンにお
ける巻上用ワイヤロープ57が巻回されている。
(考案が解決しようとする問題点) このものにおいては、吊り具の全高を可及的に
低く抑えるという点では所期の目的は達成できた
が、玉掛作業性の面では若干の問題点が残つた。
すなわち吊り具フレーム61の上面に突設した係
止片62にスリングベルトを掛ける場合は、玉掛
作業者自身が所望の係止片を選択しなければなら
ず、選択ミスがあつた場合はスリングベルトをそ
の都度掛け直さなくてはならない不便さがあつ
た。特に、一定の揚程間で袋物貨物を最大限に積
み上げる場合は、吊り具本体下面と貨物上面との
間隔は必要最小限に抑えなくてはならず、スリン
グベルトを掛ける係止片の選択には細心の注意が
必要であつた。そしてスリングベルトを支持板寄
りの内方係止片に掛け直さなければならない時に
は、この係止片の高さを越すだけのベルトの長さ
が必要となり、掛け直しには多大の労力を要する
という問題点があつた。また、貨物に玉掛けした
スリングベルトが巻上げと同時に内方に引き寄せ
られて、貨物に変形を与えるという問題点もあつ
た。
本考案は、上記従来技術の問題点に鑑みて成さ
れたもので、吊り具の全高を可及的に低く抑える
ようにした吊り具において、吊り具本体下面と貨
物上面との間を必要最小限に抑えるようにして積
載効率を高めるとともに、玉掛作業性と著しく向
上させ、しかも貨物に変形を与えない吊り具の提
供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記問題点を解決するための手段と
して、中央部に透孔を設けた支持板を備え、該支
持板から十字状に吊り具フレームを延設し、前記
支持板の透孔には下方からハンガーボルトを挿入
してその頭部を前記支持板に固着させ、上方に延
びる前記ハンガーボルトの先端部にはトラニオン
を取付け、該トラニオンの両端にはクレーンの巻
上用ワイヤロープを巻回するシーブを枢着したも
のにおいて、前記各吊り具フレームの上面には、
該吊り具フレームに沿つてスライドし、かつ任意
の定位置に固定できるスライドロツク機構を備え
た係止部材を設け、前記吊り具フレームの先端部
間には、スリングベルトの内方移動を規制する連
結材を溶着し、貨物に玉掛けしたスリングベルト
を、前記連結材の外方から渡架して前記係止部材
に係止するようにした構成としたものである。
(作用) このような構成とすれば、吊り具の全高を可及
的に低く抑えるようにした吊り具において、貨物
に玉掛けしたスリングベルトを吊り具フレーム上
面の係止部材に係止した後、係止部材を支持板側
にスライドさせて任意の位置にて固定できるた
め、吊り具本体下面と貨物上面との間隔を必要最
小限度に抑えることができる。しかも、スリング
ベルトは、連結材によつて内方への引き寄せが規
制されることになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面にもとづいて
説明する。
第1〜6図において、1は中央部に透孔2を形
成した円板状の支持板で、その側面には囲むよう
に管部材3が固設されている。管部材3の周面か
らは四方向に、先端部にフツク4を有する吊り具
フレーム5,5,…が十字状に延設され、その先
端部間はそれぞれパイプ等で構成される連結材6
が溶着されて、四角形状の枠体7が形成されてい
る。また管部材3の上下端には、前記吊り具フレ
ーム5の基部にも結合する二枚の補強板8,8が
固設されている。この補強板8,8間には第3図
に示すようなワイヤ外れ止め装置9を具備する一
対のフツク10が対向して設けられている。前記
構成要素は、吊り具本体11を構成するものであ
る。
吊り具フレーム5のそれぞれ上面長手方向に
は、ラツクギヤ12が設けられ、両側面長手方向
には、レール13,13が設けられている。また
吊り具フレーム5のそれぞれ上面には、前記レー
ル13,13に係合して、吊り具フレーム5に沿
つてスライド可能な係止部材14が設けられてい
る。この係止部材14は貨物に玉掛けしたスリン
グベルトを掛けるものである。
係止部材14には、第6図に示すように溶接等
の手段で固定されたピン15に、前記ラツクギヤ
12の歯部12aに歯合可能な爪部16aと爪ヘ
ツド部16bとを有する係合爪16と、この爪1
6をラツクギヤ12側に付勢するコイルバネ17
とを保持させる。ここでコイルバネ17の一端は
係合爪16に係合させ、他端は係止部材14に係
合させる。
これより、係合爪16の爪ヘツド部16bをコ
イルバネ17のバネ力に抗して押せば、係止部材
14は吊り具フレーム5の長手方向に第1図にお
ける二点鎖線で示す位置までスライドができ、か
つ手を離せば任意の定位置に固定できるスライド
ロツク機構18が形成される。なお19は、吊り
具フレーム5の上面に印した文字等で、係止部材
14のスライド位置がわかるものである。20は
係止部材14のストツパである。
一方、前記支持板1の透孔2には、下方からベ
ース板21が溶着されたハンガーボルト22が挿
入され、ベース板21と支持板1が所要数のボル
ト23,23にて固着されている。この上方に延
びるハンガーボルト22の先端部には小径部22
bとそれに続くおねじ部22cが形成されてい
る。前記小径部22bには、前記おねじ部22c
に螺合するナツト24によつて、スラストベアリ
ング25とベアリング押え26を介してトラニオ
ン27が固定されている。なお、ナツト24には
溝24aが一体に形成されており、この溝24a
と前記ハンガーボルト22のおねじ部22cに穿
設した孔とに割ピン28が挿入され、ナツト24
の緩みが防止されている。
29,29は前記トラニオン27の両端にボー
ルベアリング30を介して枢着されたシーブで、
このシーブ29にはクレーンにおける巻上用ワイ
ヤロープ57が巻回される。またトラニオン27
の両端には、前記ワイヤロープ57が通加する部
分を切除したシーブカバー31が取り付けられて
いる。
かかる構成により、第7図に示したごときパレ
ツト58上に段積みした袋物貨物59の荷役作業
を行うには、先ず袋物貨物59に玉掛けしたスリ
ングベルト59aを、前記連結材6の外方から渡
架して、吊り具フレーム5上の係止部材14に掛
ける。そして、各係止部材14を支持板1側に引
き寄せ、吊り具下面と貨物上面との間隔を必要最
小限にする。この時、各係止部材14はスライド
ロツク機構18の作用によつて、任意の位置に確
実に固定される。こうして、図示しないクレーン
の巻上装置を駆動して巻上用ワイヤロープ57を
巻き取れば、袋物貨物59はパレツト58ごとク
レーンに吊下されることとなり、その後クレーン
を適宜横行および走行させて、所望の場所に荷役
する。
また、通常の貨物の玉掛作業は、補強板8に設
けたフツク10及び吊り具フレーム5の先端部に
設けたフツク4を利用して行なうことができる。
(考案の効果) 以上、詳細に説明したように、本考案にかかる
吊り具は、吊り具フレームの上面に設けたスリン
グベルト係止部材が、吊り具フレーム上面をスラ
イドし、かつ定位置に固定できるので、従来のス
リングベルトを掛ける際の係止部材の選択作業が
不要となり、容易に吊り具本体下面と貨物上面と
の間隔を必要最少限に抑えることができるため、
玉掛作業性が向上し、合わせて吊り上げ高さに制
限を受ける場所でも積載効率を著しく向上させる
効果が得られた。
また、吊り具フレームの先端部間を連結材で溶
着して四角形状の枠体を形成し、貨物に玉掛けし
たスリングベルトを連結材の外方から渡架してい
るので、玉掛けしたスリングベルトが内方に寄せ
られず、貨物の変形を防止することができる。さ
らに吊り具フレームの上面に係止部材のスライド
位置がわかる文字等を印しておけば、係止部材の
固定位置がより確実に把握することができるた
め、貨物の積み下ろしを適正な状態で行なえ、作
業性および荷役効率をより向上せしめる効果も得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案にかかる吊り具の構造の一例
を示す平面図、第2図は第1図の−矢視線に
沿う断面図、第3図は第1図の−矢視線に沿
う断面図、第4図は第1図の−矢視線に沿う
断面図、第5図は第2図の−矢視線に沿う断
面図、第6図は第1図で示す吊り具のスライドロ
ツク機構の構造を示す一部切欠き正面図、第7図
は従来の吊り具の構造並びに使用態様を示す斜視
図、第8図は第7図の吊り具の改良の一実施例を
示す正面図、第9図は第8図で示す吊り具の平面
図である。 1……支持板、5……吊り具フレーム、6……
連結材、14……係止部材、57……ワイヤロー
プ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中央部に透孔を設けた支持板を備え、該支持
    板から十字状に吊り具フレームを延設し、前記
    支持板の透孔には下方からハンガーボルトを挿
    入してその頭部を前記支持板に固着させ、上方
    に延びる前記ハンガーボルトの先端部にはトラ
    ニオンを取り付け、該トラニオンの両端にはク
    レーンの巻上用ワイヤロープを巻回するシーブ
    を枢着したものにおいて、前記各吊り具フレー
    ムの上面には、該吊り具フレームに沿つてスラ
    イドし、かつ任意の定位置に固定できるスライ
    ドロツク機構を備えた係止部材を設け、前記吊
    り具フレームの先端部間には、スリングベルト
    の内方移動を規制する連結材を溶着し、貨物に
    玉掛けしたスリングベルトを、前記連結材の外
    方から渡架して前記係止部材に係止するように
    したことを特徴とする吊り具。 (2) 吊り具フレームをスライドする係止部材のス
    ライド位置がわかるよう、吊り具フレームに文
    字等を印しめたことを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の吊り具。
JP1985020227U 1985-02-15 1985-02-15 Expired JPH021339Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985020227U JPH021339Y2 (ja) 1985-02-15 1985-02-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985020227U JPH021339Y2 (ja) 1985-02-15 1985-02-15

Publications (2)

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JPS61135877U JPS61135877U (ja) 1986-08-23
JPH021339Y2 true JPH021339Y2 (ja) 1990-01-12

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ID=30510519

Family Applications (1)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4821257U (ja) * 1971-07-18 1973-03-10
JPS5313093Y2 (ja) * 1974-08-31 1978-04-08
JPS5345950Y2 (ja) * 1974-09-18 1978-11-02
JPS53105278U (ja) * 1977-01-31 1978-08-24
JPS6030634B2 (ja) * 1981-05-30 1985-07-17 福山鍛鋼造機株式会社 物上げ用鈎

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JPS61135877U (ja) 1986-08-23

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