JPH01148094A - 複数固定子誘導電動機 - Google Patents

複数固定子誘導電動機

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JPH01148094A
JPH01148094A JP62308355A JP30835587A JPH01148094A JP H01148094 A JPH01148094 A JP H01148094A JP 62308355 A JP62308355 A JP 62308355A JP 30835587 A JP30835587 A JP 30835587A JP H01148094 A JPH01148094 A JP H01148094A
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JP
Japan
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stator
rotor
conductors
induction motor
phase difference
Prior art date
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Pending
Application number
JP62308355A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Satake
佐竹 利彦
Yukio Onoki
大野木 幸男
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Satake Engineering Co Ltd
Original Assignee
Satake Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は始動性能を改善した電動機に関し、詳しくは複
数個の回転子コア間において、複数個の回転子コアのそ
れぞれに装設した複数個の導体を抵抗材により連結し、
前記複数個の導体または前記複数個の抵抗材のいずれか
一方または双方を、その全面または幾部において耐熱材
または非磁性材により囲繞し、漏れリアクタンスによる
トルクの低下の防止と、導体または抵抗材の発熱に伴い
生じる回転子の強度の低下と、抵抗材の発熱に伴い生じ
る回転子または抵抗材の酸化を防止して耐久性を向上し
た複数固定子誘導電動機に関する。
〔従来技術とその問題点〕
従来、−膜内に使用されているかご形状導電動機の始動
時においては、始動電流を抑制する手段としてスターデ
ルタ始動、リアクトル始動、始動補償器始動等が知られ
ているが、これ等いずれの手段も始動電流を抑制するこ
とはできても始動トルクを大きくすることはできない欠
点があった。また巻線型電動機においてはブラシとスリ
ップリングを介して連結した二次抵抗器の抵抗値を変化
させて始動トルクを向上することはできても、装置の構
成を高価とすると共に保守性が悪いという欠点があった
前記問題点に対処する技術として、特開昭54−2.9
005号公報に開示されたものがある。
このものは、同軸上に設置された2組の回転子鉄心と、
2組の回転子鉄心に対向してそれぞれ独立する固定子巻
線を備えた2組の固定子と、前記2組の回転子鉄心に跨
って共通に設置されかつ両端にてそれぞれ短絡環を介し
て相互間に短絡したかご形導体と、2組の回転子鉄心間
におけるかご形導体の中央箇所にてかご形導体の相互間
を短絡する高抵抗体とを備え、始動時には固定子巻線の
相互間の位相を180°ずらせ、始動後の運転時には位
相を合わせて給電する双鉄心かご形電動機であるが、こ
のものは、始動時に固定子巻線の相互間の位相を180
°ずらずことにより始動トルクを大にして始動特性を向
上し、運転時には固定子巻線の相互間の位相を合わせて
通常のトルク特性で運転できる点に特徴を有するもので
ある。したがって、始動性を向上する効果は認められた
としても、前記高抵抗体の発熱による回転子および高抵
抗体自身の強度低下および高抵抗体の発熱に伴う高抵抗
体自身の酸化または回転子の酸化を防止する構成を有し
ていないので、耐久性が極めて劣り、更に高抵抗体に十
分に大きな電流を流して十分に大きな始動トルクを得る
ことは不可能であった。
〔発明の目的〕
本発明は上記従来技術の欠点を改善するためのもので、
回転子コア間において複数個の導体を抵抗材によって連
結すると共に複数個の導体または抵抗材のいずれか一方
または双方をその全面または幾部において耐熱材または
非磁性材により囲繞した構成により、漏れリアクタンス
によるトルク低下の防止と、抵抗材の発熱に伴う抵抗材
自身または回転子の強度低下と酸化による耐久性の著し
い低下を防止する技術を提供することを目的としている
なお、本発明の複数固定子誘導電動機は、単相または3
相電源等に接続して使用され、回転子の形態は、普通か
ご形、二重かご形、深溝かご形、特殊かご形2巻線形等
のいずれの形式のものにも適用できるものであり、本発
明の説明に用いる導体とは、かご膨面転子コアに装設し
た導体、および巻線形回転子コアに巻装した巻線のそれ
ぞれを総称するものであり、前記複数個の固定子をそれ
ぞれ並列して電源に連結すること、あるいは複数個の固
定子相互を直列に連結すること等は、任意に選択して採
用できるものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記技術的課題を達成するために本発明は、任意間隔を
設けて回転軸に軸着した複数個の回転子コアのそれぞれ
に装設した複数個の導体のそれぞれを連結して一体的な
回転子に形成し、前記回転子コア間において、前記複数
個の導体を抵抗材によって連結し、前記複数個の回転子
コアと同心的に且つその外周部に複数個の固定子を対峙
並設し、航記複数個の固定子のうち少なくとも1個の固
定子に関連して始動用位相差と運転用位相差の2位相差
に設定可能な電圧移相装置を設けた電動機において、前
記複数個の前記回転子コア間と複数個の導体または前記
抵抗材のいずれか一方または双方を、その全面または幾
部において耐熱材または非磁性材により囲繞した構成に
より、上記問題点を解決するための手段とした。
〔作 用〕
複数個の固定子のうち少なくとも1ffMの固定子に関
連して始動用位相差と運転用位相差の2位相差に設定可
能な電圧移相装置を設けたので、始動用位相差に設定し
た場合と運転用位相差に設定した場合とでは、回転子導
体のそれぞれの固定子に対応する部分に誘起する電圧の
位相のずれが異なり、始動時には位相のずれを大きくし
て抵抗材に大きな電流を流して始動トルクを大きくする
ことができると共に、運転時には位相のずれを小さくあ
るいはゼロにして、抵抗材の作用を小さくあるいはゼロ
にして高速回転を得るようにできる。
ところで、回転子コア間において、複数個の導体または
抵抗材のいずれか一方または双方をその全面または幾部
を耐熱材または非磁性材により囲繞しであるから、漏れ
リアクタンスによるトルクの低下を防止すること、また
抵抗材の発熱に伴う抵抗材自身または回転子の強度低下
を防止すること、また更に抵抗材自身または回転子の酸
化による耐久性の著しい低下を防止することを可能とす
る。
なお、本発明における抵抗材あるいは導体の囲繞はいわ
ゆるコーティングを含むことは言うまでもない。
(実施例) 本発明の実施例を第1図〜第16図に基づき説明する。
第1図〜13図により本発明の第1実施例を説明する。
第1図に示す符@1は本発明による複数固定子誘導電動
機であり、該誘導電動機1は以下のような構成を有する
。鉄心からなる回転子コア2.3を任意の間隔を設けて
回転子軸4に装着し、回転子コア2.3間に絶縁性の非
磁性体コア9を介設しである。回転子コア2゜3間の非
磁性体コア9部において、非磁性体コア9を耐熱材とな
す石綿、セラミック材(陶器。
非磁性ニューセラミック等を含む)を複数個の導体5・
・・に囲繞して一体的に形成すること、あるいは適所に
開口部を設けることもある。回転子コア2.3に装設し
た複数個の導体5・・・のそれぞれを直列に連結して一
体的な回転子8を形成し、その直列に連結した複数個の
導体5・・・の両端部を短絡環6,7により連結しであ
る。また回転子コア2,3および非磁性体コア9に回転
子8の両側部11.11に連絡する複数個の通風胴12
・・・を設ける。回転子8に装設した複数個の導体5・
・・は、回転子コア2.3間の非磁性体コア9部におい
て、複数個の導体5・・・のそれぞれをニクロム線、炭
素混入鋼1通電性セラミック等の抵抗材10・・・によ
り連結してあり、導体5・・・あるいは抵抗材10・・
・の外周面には絶縁性コーティング処理を施すこともあ
る。非磁性体コア9には絶縁性コーティングを施したア
ルミ材、ステンレス鋼、セラミック材、樹脂。
ゴム、ガラス等の非磁性材から成る複数個の冷却作用体
13を装着し、冷却作用体13は冷却翼体13Aに形成
しである。なお、冷却作用体13は、非磁性体ファ9を
前記任意非磁性材によって冷却用ファンに形成すること
、あるいは冷却作用体13を種々形状に形成し、該冷却
作用体13を回転子コア2.3内側面の一方または両側
面に任意複数個装着すること、さらに回転子コア2.3
の空間部に任意形態の冷却作用体を回転子軸4に軸着す
る場合もあり、そして複数個の抵抗材10・・・を例え
ばジグザグ状あるいはその他任意の冷却撹拌体として冷
却作用体13に形成すること、抵抗材10・・・を任意
上記した非磁性材により種々形態の冷却撹拌体として冷
却作用体13に形成することがあり、これら冷却作用体
13には絶縁性コーティング処理することが望ましい。
なお、回転子コア2.3の内側面の一方または両側面に
耐熱材である石綿、セラミック材等を絶縁性処理を施し
て装着することがある。
円筒状の機枠14の両側部に設けた軸受盤15.16を
連結棒17・・・にナツト18・・・を締めることによ
り一体的に組付け、回転子8の両側部に冷却用間車19
.20を装着し、回転子軸4の両端部を軸受!815.
16に嵌装した軸受21.21に軸支し、回転子4を回
転自在としである。
回転子コア2,3に対して同心的にその外側部に巻線2
2.23を施した第1固定子24と第2固定子25を対
峙並設し、機枠14と第1固定子24との間にすべり軸
受26を装設し、すべり軸受26を機枠14に嵌装した
ストップリング28・・・によって左右移動を固定し、
機枠14と第2固定子25とは数箇所に通風窓を設けた
固定リング27により固定する。第1固定子24の一側
外周面にはギヤー33を嵌着してあり、機枠14の外周
部に固設した駆動装置29と成す正逆回転用小型モータ
ー35に軸着した駆動用歯車36とギヤー33とを噛合
し、第1固定子24と駆動装置29とで回動固定子31
を形成する。機枠14の外周囲部に複数個の排風孔39
を穿設し、軸受盤15.16には複数個の通風孔42・
・・を穿設しである。
回転子コア2,3間と、すべり軸受26に装着した第1
固定子24と、固定リング27に固定した第2固定子2
51機枠14とで形成する空間部32を通ff1J13
4に形成し、機枠1に複数個の開口部を開設して通風胴
34に連通し、上記複数個の開口部を任意個数の吸風口
37と排風口38とに形成しである。モーター41を有
する送風装置40を機枠14外部に形成する。
モーター41は、電圧調整器、インバーター等任意の変
速手段を連結して変速自在に形成する場合もある。
次に、第2図を参照して、回動固定子31を形成する第
1固定子24の回動位置を検出する手段の構成について
説明する。回動する第1固定子24の外周に磁性体43
を固設し、磁性体43に対向する機枠14の任意の部位
に複数の磁気センサー448〜446等よりなる回動位
置検出器44・・・を設け、第1固定子24の回動位置
を表示する回動位置表示器45を備える制御装置46と
連絡する。47は第1固定子24の回動の開放またはロ
ックを行うためのソレノイドであるが、固定子の回動の
開放およびロックは公知の任意の作動機構により行うこ
とができる。
回動機構および回動位置検出装置の別実施例を第3図を
参照して説明する。
機枠14に固着した軸受48には回動軸49と一体的に
回転するウオームギヤ50を設けた回動軸49が回転自
在に設けられ、該回動軸の一端には正逆に回転する回動
用のパルスモータ−51を回動軸49と同心に設けて該
パルスモータ−51は機枠14に固着される。52は電
圧位相差設定器であり、該設定器は始動時位相差設定ツ
マミ53A、制動時位相差設定ツマミ54Bおよび運転
時位相差設定ツマミ54を有し、始動時位相差設定ツマ
ミ53Aで始動時にそれぞれの導体5・・・に誘起する
電圧の位相差を負荷特性に応じて設定し、一定時間経過
後または回転子8が任意の回転数に達した後、運転時、
位相差設定ツマミ54で設定した位相差に切換わるよう
に構成する。また、電動機の制動停止時には制動時位相
差設定ツマミ53Bの設定位相差に設定されて、回転磁
界正逆切換装置55を作用させて迅速に停止に至らせる
こともできる。
回転子軸4にはタコゼネレーター等の速度検出器56を
装架し、速度検出器56は速反表示器57に連結しであ
る。なお、速度検出器56は、回転子軸4に装着するこ
とに限定されるものではなく、ストロボ式回転計、光電
式回転計等の非接触式回転計を回転子コア2.3、非磁
性体コア9、導体5・・・等に関連して配設して使用す
ることがある。 ゛ 次に第1固定子24と第2固定子25のそれぞれに巻装
した巻線22.23の結線について第4,5図に基づい
て説明する。第4図に示すものは、第1.第2固定子2
4.25のそれぞれに施した巻線22.23をスター直
列結線とし、回転磁界正逆切換装@26を介して電源に
接続したものである。即ち、第1固定子24の巻線22
の端子A、B、CをスイッチM1を介し商用3相電源A
、B、Cに、また、スイチM2を介して3相電源A、C
,Bに連結すると共に、巻線22の端子a、b、cを第
2固定子25の巻線2あの端子A、B、Cに連結し、巻
線23の端子a、b、cを短絡して連結しである。
第5図に示すものは第1.第1固定子24゜25の巻線
22.23を直列に連結して商用3相電源に回転磁界正
逆切換装置26を構成するスイッチM3.M4を介して
デルタ−接続したものであるがその詳細な説明は省く。
なお、第5図の5A、5Bは回転子コア2,3に巻装し
た巻線型回転子の結線を示し、第6図に示すものは回転
子コア2.3に巻装した巻線型回転子の結線の別実施例
図である。
以下に上記構成における作用を説明する。
□巻線22.23に商用3相電源から通電すると、内固
定子24.25に回転磁界が生じて回転子8に電圧が誘
起され□、回転子8の導体5・・・に電流が流れて回転
子8は回転する。第1固定子24の回動量をゼロとした
ときには、それぞれの固定子24.25に生じる回転磁
界の磁束に位相のずれがなく、その詳細は後述する如く
抵抗材10・・・には電流が流れないので、一般の誘導
電動機と同一のトルク特性を持つものである。
次に、小型モーター35を作動して第1固定子24を回
動し、第1固定子24を電気位相角でθだけ回動した場
合について説明する。第1固定子24と第2固定子25
が作る回転磁界の磁束φ1.φ2の位相はθだけずれて
おり、そのため第1固定子24と第2固定子25により
回転子8の導体5・・・に誘起される電圧6+  、6
2の位相はθだけずれている。今、第2固定子25によ
って回転子8の導体5・・・に誘起される電圧ωを基準
にとし、該電圧をω=SEとする。ここでSはすべり、
Eはすべり1のときの誘起電圧である。このとき第1固
定子24によって導体5に誘起される電圧色は、6+=
SEajOとなる。
第7図に示すものは、非磁性体コア9部において複数個
の導体5・・・を短絡する抵抗材10・・・が装着され
ていない場合の回転子8のすべりSと回転子入力の有効
電力Pとの関係を示すもので、電圧の位相がθ=0°の
とき有効電力Pは最大となり、0°〈θ〈180°のと
きはそれよりも小さなものとなる。ここで導体5・・・
の抵抗およびインダクタンスをRおよびLとし、電源の
角周波数をωとすれば、有効電力Pの極大はS= (R
/ωL) のとき現われる。
有効電力Pは誘導電動機1の駆動トルクと比例するので
、小型モーター35を作動して第1固定子24を第2固
定子25に対して回動させることによって回転子8に誘
起する電圧を調整し、回転子の速度を無段階的に制御す
ることができるが、位相差が大きくなるに従って急激に
トルクが低下し、実用に供しないものである。
次に、回転子8の導体5・・・の短絡環6,7から連結
材までのそれぞれの抵抗をR1,R2、またインダクタ
ンスを11.L2とし、電源の角周波数をωとし、各導
体5・・・のそれぞれを短絡する抵抗材10の抵抗をr
とすれば、回転子8の電気的等価回路は第8図のように
なる。符号11.Iz、13は各枝路を流れる電流を示
すものである。
そして、第8図に示すものを再固定子24゜25側から
みた等両回路に変換すると第9図のようになり、R1−
R2,l+−L2でθ=0°のときには13=11−1
2= Oとなり抵抗材10には電流が流れないことにな
る。このことはθ=0°のときにはトルクTはrがない
ときの値に等しいことを意味している。従って、θ−0
°のときは従来の誘導電動機と同一のトルク特性を持つ
ことになる。
次に、R+−R2,Ll=L2でθ= 180’のとき
には、11=−12,13=I+−12=211となり
、従来の誘導電動機において回転子導体の抵抗をR1+
R2=RとすればRはR+2rに増加したと同様な結果
となっている。
第1固定子24と第2固定子25のそれぞれに巻装した
巻線22.23を直列に連結した作用につき説明する。
巻線22.23を直列に接続しであるため商用3相M源
から巻線22.23間に電流は流れるが、仮に巻線22
.23のそれぞれの抵抗の相違あるいは再固定子24.
25の容量の大きさに相違があっても、それとは無関係
に、それぞれの巻線22.23に流れる電流の大きさは
等しい。したがって、第1固定子24と第2固定子25
のそれぞれから回転子8の導体5・・・に誘起して流れ
る電流の大きさは等しくなる作用と、第1固定子24の
第2固定子25に対する回動差、即ち回転磁界の磁束に
生じる位相のずれに応じて再固定子24.25のそれぞ
れから回転子8の導体5・・・に流れる電流の大きさが
等しくなるという強制力が生じる作用と、再固定子24
.25間の電圧の位相差に起因するベクトル差分の電流
は複数個の導体5・・・のそれぞれを抵抗材10・・・
を介して必然的に流れるという強制力が生れる作用との
相乗効果により、第10図に示す、すべりとトルク特性
のように効率の改善とそれぞれの変速領域において大き
なトルクを出すことができ、負荷を連結した状態におい
ても、それぞれの速度領域ごとに起動を容易とするもの
で、負荷の起動特性に順応して滑らかな起動とすること
、あるいは高出力で起動すること等任意に使い分けがで
き、起動・停止を頻繁に反復する動力源に最適に対応で
きる。
上記のように回転子8の変速は、回動固定子31を形成
する第1固定子24の回動により位相のずれを制御して
回転子8の導体5・・・に流れる11流を増減に変化さ
せる制御のみで回転子8の回転速度を任意に変速するこ
とができる。
なお、巻[122,23を直列に連結した回動固定子3
1と第2固定子25のそれぞれから回転子8の導体5・
・・に流れる電流の大きさに対し、複数個の導体5・・
・間に抵抗材10・・・を介して短絡して流れるM流の
比率は、抵抗材10・・・の抵抗値およびすべりとは無
関係にPθ(P−極対数、θ−位相角)の値によって決
定され、(上記比率は、Pθ=πが最大でPθ−0でゼ
ロとなる)Pθが一定であれば、一般の巻線形誘導電動
機の二次挿入抵抗を一定とした場合と同様のすべりとト
ルク特性になり、Pθが小になると回転子8の導体5・
・・に流れる電流の比率が小となり、Pθを小さくする
ことは一般の巻線形誘導電動機の二次挿入抵抗を小さく
することと同等の作用をすることとなる。そして再固定
子24.25に定格電流を流した場合において、位相差
θを任意に変えてもすべり値の選定と抵抗材の抵抗値の
設計次第により、最高速度の持つ定格電流と定格トルク
特性とを、それぞれの変速領域においてもほぼ同等に作
用させることができる。また、第1固定子24と第2固
定子25の巻線22.23を直列に連結してあっても、
仮に導体5・・・間に抵抗材を設けて短絡していない場
合は、位相差がある時は回転子導体5・・・にはほとん
ど電流が流れない状態となり、再固定子24.25の巻
線22.23それぞれを並列に電源に連結したものより
も効率、トルクは著しく低下する現象となる。
上記に対し、第1固定子2牛と第2固定子25の巻線2
2.23のそれぞれを並列に商用3相電源に連結した場
合には、第1固定了24と第2固定子25の巻線22.
23に入力する電圧は等しく、両固定子24.25のそ
れぞれから回転子8の導体5・・・に誘起する電圧は同
等でその電圧の位相はPθだけ異なり、複数個の導体5
間を連結材となす抵抗材10・・・を介して流れる電流
は、(1/2)X(第1固定子のそれぞれから回転子導
体に誘起した差電圧)÷(抵抗材10・・・の抵抗値)
にほぼ比例した電流となる。しかしながら、回転子8の
導体5・・・には抵抗材10・・・に流れる電流の他に
(両固定子の回転子導体に誘起する和電圧)÷(回転子
導体のインピーダンス)にほぼ比例した電流が重畳して
流れる。(上記和電圧は、Pθ=πがゼロで、Pθ=0
で最大となり、回転子導体のインピーダンスは導体の抵
抗と二次漏れリアクタンスのそれぞれよりなるのですべ
りによって異なる)したがって、回転子8の導体5・・
・に流れる電流の大きさに対し、複数個の導体5・・・
問を抵抗材10・・・を介して流れる電流の比率は、P
θが一定でもすべりおよび抵抗値によっても異なり、P
θを一定とした場合のすべりとトルク特性は、一般の巻
線形誘導電動機の二次挿入抵抗を一定とした場合の特性
と、一般の誘導電動機の一次電圧を制御した場合の特性
とを混合した特性とした第11図に示す如くなり、この
特性は、両固定子24.25の巻線22.23を直列に
連結した場合の特性に対しである特定の負荷特性の場合
には速度制御の範囲が狭くなるものであるが、低減トル
ク特性の負荷の場合などでは直列接続の場合とほぼ同じ
広範囲の速度で使用できるものである。
また、第1.第2固定子24.25の回動は小型モータ
ー35をスイッチにより正・逆回転させて行うが、小型
モーター35に限定されるものではなく他の正逆転モー
タでも、また気体。
液体シリンダー等によるサーボ機構等任意の駆動装置を
転用できるものである。そして、固定子を回動する駆動
装置の作動速度に関連して、固定子の回動を任意の回動
速度にし、回転子8の回転速度の変化速度を制御するこ
とができる。
第3図に示す駆動装置はパルスモータ−51とギヤー3
3に係合したウオームギヤ50となら成り、パルスモー
タ−51に制御1fif46がら送るパルス数とパルス
間隔で回vJ聞と回動速度が制御できる。この実施例で
はウオームギヤ50が回動の固定の機能を持つものであ
る。
上記回転子8の回転により、軸受W15.16に穿設し
た通風口42・・・から冷却用胃中19゜20により機
枠14内に外気を吸引し、冷却用胃中19により巻線2
2.23、回転子コア2゜3、導体5・・・等を冷却し
て排風口38.排風孔39・・・を介して機枠14外に
排除し、巻線22゜23、回転子コア2,3、非磁性体
コア9.導体5・・・のそれぞれの機能を安定的に作用
させる。
次に、第12図に示す要部の側面図、および第13図の
切断図に基づき説明する。
回転子コア2.3間に連通ずる複数個の導体5・・・に
複数個の抵抗材10・・・を短絡連結し、複数個の抵抗
材10・・・を、例えば耐熱性が高く、しかも絶縁性の
あるセラミック(陶器、ニューセラミック等を含む)、
ステンレス鉱、樹脂。
ゴム、ガラス、石綿、絶縁性コーティング処理を施した
アルミ材、その他の非磁性材により囲繞して抵抗材用コ
ア58に形成し、抵抗材用コア58は、第13図で示す
ように開口窓58A・・・を設けることもあり、抵抗材
用コア58を回転子軸4に装着しである。
上記構成により、複数個の導体5・・・または複数個の
抵抗材10・・・の通電作用中において、導体5・・・
または抵抗材10・・・に発熱が生じても、抵抗材10
・・・が抵抗材用コア58を設けたために変形しなく、
抵抗材用コア58が絶縁性であるため磁性も誘起せず、
漏れリアクタンスによるトルクの低下を防止することが
できる。また、抵抗材用コア58によって抵抗材10・
・・を囲繞しているから、発熱に伴い生じる酸化を防止
して抵抗材10・・・の耐久性を向上することができる
。なお、抵抗材用コア58は任意複数に分割して回転子
軸4に装着することができる。
次に、第14図に示す要部の側面図、および第15図の
切断図に基づき導体5・・・に囲繞した導体用コアにつ
き説明する。
回転子コア2,3間に連通ずる複数個の導体5・・・と
、導体5・・・に短絡連結した複数個の抵抗材10・・
・のそれぞれを耐熱性および絶縁性のある任意の非磁性
材によって囲繞して導体用コア59に形成する。導体用
コア59外周面には複数個の冷却作用体となす翼体59
A・・・を設け、導体用コア59を複数個のアーム59
B・・・により回転子軸4に装着し、アーム59B・・
・の空間部を開口窓59Cに形成しである。この実施例
においては、運転時の導体5・・・の変形を導体用コア
59により防止し、巻線22.23の損傷を防止できる
。また、回転子軸4の回転と共に旋回する翼体59A・
・・により、通風胴34に導入した空気を撹拌排風して
導体5・・・、抵抗材10・・・の冷却放熱作用を促進
するとともに、漏れリアクタンスによるトルク低下を防
止することに効果的である。   ・ 次に、第16図に示すブロック図により、複数固定子誘
導電動機1の起動・運転自動制御の一実施例を説明する
入出力回路60.制御回路61.演算回路62、記憶回
路63等からなる制御装置46の入力側に、始動時位相
差設定ツマミ53A、制動時位相差設定ツマミ53Bお
よび運転時位相差設定ツマミ54から成る電圧位相差設
定器52゜回転子軸4に装着した速度表示器57を備え
たタフゼネレーター等の速度検出器56、第1固定子2
4の回動位置を検出する回動位置検出器44、機枠14
内の適所に装着した温度検出器64、回動速度設定器6
5、およびデイスプレィを備えたキーボード66を連結
し、制御装置46の出力側に回転磁界正逆切換装置55
.小型モーター35.導体5や抵抗材10等を冷却放熱
する排風機40のモーター41およびソレノイド47を
連結しである。電圧位相差設定器52、回動速度設定器
65またはキーボード66から制御装@46の記憶回路
63には以下のような制御値が入力される。即ち、始動
時位相差値、制動時位相差値、運転時位相差値9回動速
度設定値、そして、位相角0°〜180°に対応する第
1固定子24の回動角(電気角で0゜〜180°)を検
出する回動位置検出器44の検出値と、温度検出器64
の検出する温度に対してモーター41を増減に制御する
基準温度設定値等を入力しである。
運転開始に際して、キーボード66から運転準備のキー
を入力すると、第1固定子24の現在の回動位置を回動
位置検出器44が検出すると共に、電圧位相差設定器5
2の始動時位相差設定ツマミ53Aにより設定された、
回転子軸4に連結した負荷の起動特性に適合する任意の
始動時位相差値を制御装置46の記憶回路63から出力
する信号を受けてソレノイド47を作動して第1固定子
24に嵌着したギヤー33のロックを解除し、小型モー
ター35を作動させて第1固定子24を回動させ、所望
の始動時回動位置に至ると小型モーター35は自動停止
する。そして複数固定子誘導電動機1が回転開始する。
回転を開始して任意時間経過後又は、回転子8の回転数
が設定回転数に達した後、運転時位相差設定ツマミ54
により設定された運転時位相差値に移相する信号が送ら
れ、小型モーター35が回動開始する。
複数固定子誘導電動I11の速度変化の加速度は小型モ
ーター35の回動速度に関連するが、複数固定子誘導電
動機1に連絡される負荷の種類によりあらかじめ回動速
度が設定されているので、小型モーター35の回動速度
が制御されると、複数固定子誘導電動機1の変速速度が
任意に調整されるものである。
そして、定常運転となった電動機を逆回転磁界を作用さ
せてυ1動停止するには、制動時位相差設定ツマミ53
Bの設定位相差に従うが、回転磁界正逆切換装置55を
作用させて迅速に停止させる。
なお、始動時位相差設定器53Aと制動時位相差設定器
53Bだけを有し、運転は回転子の回転数で制御するこ
とや、位相差なしで運転することなど随意である。また
、本発明の複数固定子誘導電動機1に従来公知のスター
デルタ−起動装置を組合せることも可能であり、電動機
の始動・運転の速度範囲を拡大するとともに制動トルク
を作用させて迅速な停止を可能とし、高効率域での使用
が可能となる。
また、電圧移相装置を固定子の回動によって形成する場
合には電気角で0°から180°の位相差の範囲内で、
任意の位相差に設定、保持可能に構成することがあるこ
とは言うまでもない。
〔発明の効果〕
上記に説明したように本発明によれば、複数個の固定子
のうち、少なくとも1個の固定子に関連して、始動用位
相差と運転用位相差の2位相差に設定保持可能な電圧移
相装置を設け、回転子コア間において、複数個の導体を
それぞれ抵抗材により連結した誘導電動機において、前
記導体または抵抗材を耐熱材または非磁性材により囲繞
したので、回転子導体のそれぞれの固定子に対峙する部
分に誘起する電圧の位相にずれを生じさせ、始動時には
位相のずれを大きくして抵抗材に大きな電流を流して始
動トルクを大きくし、運転時には位相のずれを変更して
抵抗材の作用を少なくし、高速回転を得ることができる
と共に、回転子コア間における漏れリアクタンスによる
トルクの低下を防止し、抵抗材の発熱に伴う抵抗材自体
または回転子の強度低下と酸化を防止して誘導電動機の
耐久性を向上させる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第16図は、本発明の実施例図であり、第1図
は複数固定子誘導電動機の側断面図、第2図は固定子の
回動機構と回動位置検出機構を示す側断面図、第3図は
回動機構にパルスモータ−を用い回動位置検出を記憶演
篩回路で行う実施例図、第4図、第5図は再固定子に巻
装した巻線の結線図、第6図は回転子巻線の結線側図、
第7図は回転子のすべりと有効電力の関係を示す図、第
8図は回転子の電気的等価回路図、第9図は固定子側か
らみた電気的等価回路図、第10図は固定子巻線を直列
に連結した場合の速度とトルクの関係を示す図、第11
図は固定子巻線を並列に電源に接続した場合の速度とト
ルクの関係を示す図、第12図、第13図は抵抗材を耐
熱材または非磁性材で囲繞した実施例図、第14図、第
15図は導体を耐熱材または非磁性材で囲繞した実施例
図、第16図は自動制御の構成を示すブロック図である
。 1・・・誘導電動機    2.3・・・回転子コア4
・・・回転子軸     5・・・導体6.7・・・短
絡環    8・・・回転子9・・・非磁性体コア  
10・・・抵抗材11・・・側部      12・・
・通風胴13・・・冷却作用体   13A・・・冷却
翼体14・・・機枠      15.16・・・軸受
盤17・・・連結棒     18・・・ナツト19.
20・・・冷却用翼車21・・・軸受22.23・・・
巻線   24・・・第1固定子25・・・第2固定子
   26・・・すべり軸受27・・・固定リング  
 28・・・ストップリング29・・・駆動装置   
 30・・・回動機構31・・・回動固定子   32
・・・空間部33・・・ギヤー     34・・・通
風胴35・・・小型モーター  36・・・駆動用歯車
37・・・吸風口     38・・・排風口539・
・・排風孔     40・・・送風装置41・・・モ
ーター    42−・・通風孔43・・・磁性体  
   44・・・回動位置検出器44a〜44d・・・
磁気センサー 45・・・回動位置表示器 46・・・制御装置47・
・・ソレノイド   48・・・軸受49・・・回動軸
     50・・・ウオームギヤ51・・・パルスモ
ータ−52・・・電圧位相差設定器53A・・・始動時
位相差設定ツマミ 53B・・・制動時位相差設定ツマミ 54・・・運転時位相差設定ツマミ 55・・・回転磁界正逆切換装置 56・・・速度検出器   57・・・速度表示器58
・・・抵抗材用コア  58 A−・・開口窓59・・
・導体用コア   59′A・・・翼体59B・・・ア
ーム    59C・・・開口窓60・・・入出力回路
   61・・・制御回路62・・・演算回路    
63・・・記憶回路64・・・温度検出器   65・
・・回動速度検出器66・・・キーボード

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、任意間隔を設けて回転軸に軸着した複数個の回
    転子コアのそれぞれに装設した複数個の導体のそれぞれ
    を連結して一体的な回転子に形成し、前記複数個の回転
    子コア間において、前記複数個の導体を抵抗材によつて
    連結し、前記複数個の回転コアと同心的に且つその外周
    部に複数個の固定子を対峙並設し、前記複数個の固定子
    のうち少なくとも1個の固定子に関連して始動用位相差
    と運転用位相差の2位相差に設定可能な電圧移相装置を
    設けたた電動機において、前記複数個の回転子コア間の
    前記複数個の導体または前記抵抗材のいずれか一方また
    は双方を、その全面または幾部において耐熱材または非
    磁性材により囲繞したことを特徴とする複数固定子誘導
    電動機。
  2. (2)、運転用位相差は電気角で0゜を含むものである
    特許請求の範囲第(1)項記載の複数固定子誘導電動機
  3. (3)、始動用位相差は電気角で180゜を含むもので
    ある特許請求の範囲第(1)項または第(2)項記載の
    複数固定子誘導電動機。
  4. (4)、前記複数個の導体または前記抵抗材の全面また
    は幾部を前記非磁性材により囲繞して導体用コアまたは
    抵抗材用保護コアに形成した特許請求の範囲第(1)項
    〜第(3)項のいずれかに記載の複数固定子誘導電動機
  5. (5)、前記複数個の導体または前記複数個の抵抗材の
    いずれか一方または双方の周面部に絶縁処理を施した特
    許請求の範囲第(1)項〜第(3)項のいずれかに記載
    の複数固定子誘導電動機。
  6. (6)、前記導体コアまたは前記抵抗材用保護コアのい
    ずれか一方または双方に冷却作用体を装着した特許請求
    の範囲第(4)項記載の複数固定子誘導電動機。
  7. (7)、前記非磁性材が絶縁材または絶縁処理を施した
    ものである特許請求の範囲第(1)項〜第(4)項のい
    ずれかに記載の複数固定子誘導電動機。
  8. (8)、前記耐熱材が絶縁材または絶縁処理を施したも
    のである特許請求の範囲第(1)項〜第(3)項のいず
    れかに記載の複数固定子誘導電動機。
  9. (9)、前記耐熱材をセラミック材により形成した特許
    請求の範囲第(1)項または第(8)項記載の複数固定
    子誘導電動機。
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